2009年の大ヒット作『アバター』の続編の公開予定日が、2017年冬に決定した。ジェームズ・キャメロン監督が「クリスマス時期の12月17日公開を目標にしているよ。とにかく、これが今僕らがお知らせしたことだよ。まあその事実よりも僕らが3つの映画を完結させてそれを1年ごとに公開していくことの方が重要だね。僕はその3つの映画作品をメタ・ナラティブと呼ぶね。一つ一つの作品は単体なんだけど、3つで大きな一つの物語を作り上げているんだ」とモントリオール・ガゼットに明かした。さらに、キャメロン監督は撮影に向けての準備について「デザインの準備はほとんど終わったかな。これはとてつもなく大きなタスクだよ。約2年間かかるからね。登場するキャラクター、景色、パンドラの中にできた新しい世界の部分が終わったかな。脚本は現在も進行中だけど、もうほとんど終わっているね。技術的な面、ステージセットや基盤も完了。だからあと1年以内には撮影がスタートできる準備が整っているんだ」と続けた。(C)BANG Media International
2015年12月25日ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日ジェームズ ダイソン財団が主催する、国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード2015」。今年度、日本からは5作品が第一次審査にあたる国内選考でノミネートされ、国際審査に進出した。11月13日、最終選考の結果報告と、国内審査における受賞作品の表彰式が都内で開催された。ジェームズ ダイソン アワードは、2002年から開催されている、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に、毎年開催されているコンペティション。テーマは"日常の問題を解決するプロダクトの提案"で、今年も大学で工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生、および4年以内の卒業生を対象に、2月5日から7月2日の間に作品を募集し、世界20カ国から710の作品が集まった。今年度国際最優秀賞を受賞したのは、カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する学生チームの「Voltera V-One」。スマートフォンをはじめ、生物医学装置に至るまでさまざまな電子機器に使用されている電子部品を固定して配線するためのプリント基板(PCB)を作製する3Dプリンターで、ノートPCサイズでありながら、ソフトで設計した回路図から数分程度でPCBのプロトタイプを作製できる。「特に学生や小規模事業者にとって電子機器のプロトタイプ製作が各段に容易で手軽なものになる」(ジェームズ・ダイソン氏)というのが主な受賞の理由だ。最終審査には参加20カ国からノミネートされた各5作品、合計100作品が進出するが、そのうち上位20作品の「TOP20」に今年度日本から選出されたのは2作品。慶応義塾大学院卒の山田泰之さんの「YaCHAIKA」と、宇井吉美さんをはじめとする千葉工業大学工学部の卒業生・在校生のグループによる「Lifilm」だ。一方で、国際最終審査と国内審査の結果は異なり、日本最優秀賞は名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の本田光太朗さんと河内貴史さんの「LIGHT STRAP」が受賞。災害時に非常灯にもなるつり革で、利便性はもちろん、大規模災害時の人々の心理的不安を解消するという課題設定と、平常時の車内構造に組み込んだ上で使用時も手間なくそれを解消するという方法や、社会的影響力などが評価された。○非常時に"使える"つり革国内最優秀賞を受賞した「LIGHT STRAP」を開発した本田さんは、「応募した当初は、まだプロトタイプの完成度が高いと言えるものではなかった。それでも受賞できたのは問題解決の定義やコンセプトを評価していただいたからだと思う。一方で、市場に投入するという点については、これまでデザインエンジニアの勉強しかしていないので、今後の課題としていきたい」と語った。○快適なハイヒールを設計国内審査2位に選ばれたのは、全世界から選ばれる「TOP20」にも選出された「YaCHAIKA」。心地よい"ハイヒール"という従来の常識を覆す作品で、ヒール部分を2枚の湾曲した板バネと衝撃性の高いゴム板にすることで衝撃を吸収し、快適で安全な歩行を可能にするというものだ。慶応義塾大学院出身の山田泰之さんは、壇上で「研究者とエンジニアを両方やっていて痛感するのは、製品にすることが本当に難しいということ。コンセプトがよくていけると思っても、製品にする時に問題が出たりしてできないこともよくある話だが、ここからは1年ぐらいの間に製品にしていきたい」と語った。「YaCHAIKA」は来年秋にも今回の受賞作を製品化する予定だという。3位は九州大学芸術工学府卒業の瀧口真一さんの「BICHIKU Faucet」が受賞。災害発生時、蛇口に装着されたレバーを手押しポンプの要領で上下に動かすと、水道管内にたまった水をくみ出して備蓄水として活用できるという仕組みを発案した。その他、もうひとつの国際TOP20選出作品である人工知能(AI)を搭載した排せつ検知シート「Lifilm」は4位。5位には、名古屋大学工学部の学生3名と愛知工業大学の学生1名のチームによる、災害時の応急処置用の水や医療器具を少量の紫外線によって短時間で除菌できる「Fillap」が選ばれている。授賞式には、国内審査委員を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が出席。それぞれ次のように今年度のアワードの振り返りと講評を語った。「昨年までは介護系やハンディキャップを改善するテーマのものが多かったが、今年は受賞5作品のうち2つが災害時における問題をどうやって緩和できるかということをデザインしたものであることが特徴的。応募作の完成度は世界的にも毎年上がってきていて、今年のグランプリはそのまま起業化できるほどのレベル。どうやって社会の中に入れていくかという視点で、その先のビジネスにもぜひつなげていってほしい」(田川氏)「受賞作に関しては本当にすばらしかったが、残念ながら受賞できなかった作品の中には、これはいったいなにを解決するのだろう?とか、個人的な趣味のものに無理やり課題をくっつけてしまったと思う作品も多かったのも今年の日本の応募作の特徴だった。これからの日本の教育で"課題の発見力"が必要だということを痛感した。中学ぐらいから現場でそういう取り組みをして、日本から社会の問題を解決していくような作品がもっと出てくることを期待したい」(林氏)
2015年11月24日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の写真家との、“死の直前”の知られざる旅路を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品となった本作の監督で、“ロック”なフォトグラファーとしても知られるアントン・コービンが7年ぶりに来日。舞台挨拶に登壇し、“ディーン”をテーマに選んだ理由や、キャストのデイン・デハーンとロバート・パティンソンの起用について語ってくれた。天才写真家デニス・ストックが映し出した、ジェームズ・ディーンが急死する直前の2週間の旅を映し出す本作。監督を務めたアントン・コービンといえば、自身の伝記映画(『アントン・コービン伝説のロック・フォトグラファーの光と影』)も製作されるほど、「U2」やデヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」など数々の世界的アーティストを被写体にしてきたことでも知られている。10月24日(土)、発売開始からわずか2時間でチケットが即売したプレミア上映会には、アントン監督の写真集を持参してきた観客もいるなど、7年ぶりの来日を待ちわびていたファンで埋め尽くされ、アントン監督が登場すると、会場は大きな拍手が沸き起こった。監督も、まず「東京国際映画祭で上映できることをとても嬉しく、光栄に思っています」と、その喜びをコメント。さらに、“伝説の俳優”ジェームズ・ディーンに興味を持った理由について、「元々僕は、40年以上カメラマンをやっていることもあり、デニス・ストックのほうに興味があった」という。「なので、この映画はカメラマンとその被写体との関係、その両者のバランスについての話なのです。たまたま、その被写体がジャームズ・ディーンだったということが、この作品を面白くしているのです」と、自身も“伝説”といわれるフォトグラファーらしいきっかけに触れる。「僕はジェームズ・ディーンが亡くなった年に生まれたので、彼とは会ったことがありません。10代後半になって初めて彼を見たのはポスターでした。彼の映画を見たのはもっと後で、この映画を撮ってはじめて人物としてのジェームズ・ディーンを知ることとなりました。彼は、50年代に起こった変化として、とても重要な人物でした」と、時代の象徴ともなった稀代の俳優について語った。本作では、そんな“伝説の俳優”ディーンと、彼を被写体にしたストックの間に次第に友情のようなものが生まれ、旅を通じて、それがさらに深まっていく様子が描かれている。「(被写体との間に)信頼関係があると家族の一員のようになって、ユニークな写真を撮ることができます。実際に私もそういった関係を築くことができました。例えば、『U2』、マイケル・スタイプ、デペッシュ・モードなどです。そして、そのことがこの映画には描かれています。ジェームズ・ディーンとデニス・ストックとの間には特別な友情が生まれ、デニスはディーンの故郷という特別な場所で写真を撮ることができたのです」。また、ディーン役を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』などで日本でも人気のデイン・デハーン、そして、デニス・ストック役を演じるのは『トワイライト』シリーズ以降も躍進を続けるロバート・パティンソンという、2人の若手実力派だ。その起用理由について監督は、「ジェームズ・ディーンというのは、有名なアイコンであり、デハーンにとって大好きな俳優だったので、最初はこの役をやりたがらず、僕に会おうともしませんでした。でも共通の友人である、『メタリカ』のドラマーが彼を説得してくれたんです」と明かす。「デハーンはどんな役をやってもその人が実際にいるかのように感じさせてくれる俳優だと思います。外見を似せることも重要ですが、限界がある。そのギャップを埋める才能をもつ俳優だと思います」と絶賛した。また、ロバートについては、「いま彼は役者として自分が成長できるような面白い役を多く演じています。彼から感じられるのは、役者としての実力を証明したいということです。それは、この映画でのデニスの考えにも似ています。ロバートは、直感的な俳優で、心に雲がかかったような悩みを抱えていて、この役にぴったりでした。現場では2人がいることで、すごくいいエネルギーが生まれたし、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです」と語り、2人が起こした“化学反応”に手応えを感じていた様子だ。では、自身がコラボしてみたい日本人はというと、アラーキーこと荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家をあげ、「大好きなのでお会いしてみたい。会えたら嬉しい」と語るアントン監督。「原題は『LIFE』で、このタイトルには雑誌の『LIFE』という意味も含まれますが、誰かとの出会いが自分の人生に大きく影響を及ぼすことがある、“人生”の意味もあります」と語り、「ディーンはこの映画で描かれている旅の半年後に亡くなっているのですが、“LIFE(生きる)”の反対側に“死”というものが漂っているんです。そして、カメラマンと被写体との関係を2人の俳優が素晴らしい演技でみせてくれていたので、つくるのも楽しかったですし、映画としてもそこがどころだと思います」と、日本のファンにメッセージを贈っていた。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日デイン・デハーンが“永遠の青春スター”ジェームズ・ディーンを、ロバート・パティンソンが彼の死の直前を切り取った写真家を演じる最新映画『ディーン、君がいた瞬間』。本日9月30日、わずか24歳で夭逝したジェームズ・ディーンの命日に、第28回東京国際映画祭特別招待作品としても上映が決まった本作から待望の予告編映像が解禁となった。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。そんなとき、無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会った彼は、ディーンがスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける――。ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーン。本作は、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた、「LIFE」誌の天才写真家デニス・ストックと彼との知られざる2週間の旅路を、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンという2人の若手実力派の競演で描く。当初は、憧れのスターを演じることに抵抗があったというデイン。50年代の男性特有のたくましい体つきになるために、3か月で11キロ以上も体重を増やすといった肉体改造や、毎日約2時間かけておこなうメイクで、目の色、髪型、眉毛の1本1本、そして耳たぶにいたるまで、再現を試みた。また、ディーンの仕草や、話し方、考え方などについて、あらゆる著書やインタビューに触れ、内面的な部分に関しても徹底的に調べあげたという。予告編映像では、そんなデインのこだわり抜いた役作りで完成された、デイン版ともいうべきジェームズ・ディーンの姿が映し出されている。50年代のムードを映し出す音楽を担当するのは、『her/世界でひとつの彼女』のオーウェン・パレットだ。パティンソン演じるデニス・ストックと共に出かけた撮影旅行で、互いの才能に刺激されながら、次第に心の内を露呈していく2人。映像のラストには、「LIFE」誌に掲載され、ジェームズ・ディーンの名を一躍世に知らしめた写真が誕生する瞬間が切り取られている。なお、本作は第28回東京国際映画祭の特別招待作品となっており、10月23日(金)、24日(土)には本作のアントン・コービン監督が来日、映画祭に登壇する。いま、明らかになるディーン最後の旅と、現代の伝説的フォトグラファーが描く、2人の天才の魂のぶつかり合いを、まずはこちらから確かめてみて。『ディーン、君がいた瞬間』は12月より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日『バイオハザード』シリーズのアリスVS『007』のジェームズボンドの夢の対決が実現したことで話題沸騰の映画『サバイバー』。そんな本作から、ミラ・ジョヴォヴィッチとピアース・ブロスナンの緊張感たっぷりの新場面写真がシネマカフェに到着した。ロンドン、ニューヨーク、史上最悪のテロ計画が動き出す。その計画に気がついたアメリカ大使館の外交官ケイトは伝説のテロリスト“時計屋”から狙われロンドン市街の爆破テロのターゲットに。既のところで生き延びたケイトだったが、今度は爆破テロの犯人の汚名を着せられ、国家や警察から追われることに。そんな中下された命令は見つけ次第射殺。大晦日のNYタイムズスクエアにテロの脅威が迫ったことを知ったケイトは迫り来る追っ手をかいくぐり、アメリカ最大の危機にたった一人で立ち向かう――。『バイオハザード』シリーズでハリウッドNo.1アクション女優の名を確固たるものにしているミラが挑むのは、国務省のエリート外交官・ケイト。そして最強で最悪のテロリスト“時計屋”には、『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンドに就任し、低迷していた『007』シリーズの人気に再び火をつけたピアースだ。英国紳士のイメージが強い彼が日本の銀幕で初披露となる悪役を怪演する。本作の監督には『推理作家ポー最後の5日間』のジェームズ・マクディーグが務め、ほかにもアメリカ大使にアカデミーノミネート経験を持つアンジェラ・バセットやロバート・フォスターなど実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となった場面写真では、渋い表情で銃を構えるピアースの“時計屋”や、本作の重要なキーマンであるディラン・マグダーモット演じるケイトの上司サムも険しい表情で携帯を片手に壮絶な爆破テロの現場に佇む姿が確認できる。さらにはロンドンの地下鉄駅で逃げ戸惑うケイトにそれを追う“時計屋”。またノンストップ・アクションだけでないケイトとサムのラブロマンスを感じさせるまでも…!たった一人で100万人の命を救うために奔走するケイト。果たしてサムは味方なのか?圧倒的な身体能力・存在感を見せるミラとピアース。息もつかせぬアクションシーンとなることは間違いなさそうだ。『サバイバー』は10月17日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月03日キャメロン・ディアスの夫、ベンジー・マッデンが妻の誕生日に愛情あふれるメッセージをインスタグラムにアップした。キャメロンは先月30日、43歳の誕生日を迎えた。36歳のベンジーはインスタグラムに、今年1月に結婚した愛妻とのツーショットをアップ。「僕の美しい妻へ、ハッピー・バースデー。僕の親友であり、そのほかのすべてでもあって…書くことはいくらでもある。僕は最高にラッキーな男だ。ここで一生暮らせるんだから。彼女を愛してる!!もっと幸せが続きますように、ベイビー!!」と絵文字満載のお祝いメッセージを添えた。ベンジーはオーストラリアでオーディション番組「The Voice」の審査員を務めていて、キャメロンの誕生日は現地で迎えたようだ。2人は先月31日(現地時間)にロサンゼルスに戻ったが、空港でキャメロンがデニムシャツやバッグでおなかの辺りをカバーするようにしていたことから、気の早い大衆紙などは、おめでたの憶測をめぐらしている。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月02日現在来日中のアーノルド・シュワルツェネッガーが、再び“当たり役”で戻ってくる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。本日7月6日(月)のジャパンプレミアを前に、30年来の“親友”もいえるターミネーターを使っておどける貴重なオフショットも収めた特別映像が解禁。さらに、思い入れたっぷりのシュワ初出しのインタビューが到着した。『ターミネーター』シリーズとしては、2003年の『ターミネーター3』以来、12年ぶりの正真正銘の「アイルビーバック!」を果たすシュワ。いち早く本作を観賞したシリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンが、手放しで絶賛していることも話題となっている。公開された特別映像では、ハリウッド・レジェンド=シュワとの共演について、出演キャストたちが、その思いをアツく語る。「“アイルビーバック”は映画史に残る名セリフだ」と、カイル・リース役ジェイ・コートニーが言えば、「ターミネーターと言えば彼よ!」とサラ・コナー役エミリア・クラーク。「彼のハマり役だ。役に愛情と情熱を持っている」とジョン・コナー役ジェイソン・クラークも続ける。「映画史を代表するキャラクターの1つ。アーノルドには文句なしの存在感とカリスマ性がある」と語るのは、本年度のオスカーを獲得し、オブライエン刑事役で本シリーズに初参加を果たしたJ・K・シモンズ。さらに、「彼なしでターミネーターはありえない。彼は現場の起爆剤だった」と、監督アラン・テイラーも語り、世界中で愛され続けているT-800ターミネーター=シュワルツェネッガーの“アイルビーバック!”にこぞって賞賛を贈る。この12年ぶりの復帰について、シュワ自身は、「また『ターミネーター』に戻ってこられて嬉しい。私にとって最も重要だったのは、ストーリーが良いことだった。『ターミネーター』をやりたいがために、同じストーリーを繰り返し描くのは嫌だった。だから、新しくて面白いストーリーが必要だった」と言う。「想像力に富んでいて紆余曲折のある物語で、とても驚いたよ。特に、私が2人登場するアイデアに感心した。1人はサラ・コナーと人類を守るようにプログラムされたターミネーターで、もう1人はマシンを守り人類を滅ぼそうとしている。このコンセプトは、2人の対決の構図を生み出し、激しい戦闘が繰り広げられる」と、新起動されたストーリーを称える。再びT-800ターミネーターを演じることについては、「自転車に乗るのと同じで、すぐに勘が戻るものなんだ。脚本を読んで台詞の練習を始めたときから、自然と機械のような話し方になったよ」と、さすが、難なくキャラクターに入り込めた様子だ。「ターミネーター役を演じる上で重要なのは、彼がマシンであることを常に念頭に置いておくことだ。歩き方や動き、話し方や表情、戦い方などすべてをマシンらしく演じなければならない。しかし、彼は長い期間を人間と共に過ごしているから、時に残酷でありながらも優しさを兼ね備えている。それを微妙に表現するんだ。彼が人間らしく振る舞おうと意識すると失敗する。無理に笑おうとしても、うまく人間のように笑えない。それでも、過去よりはより人間らしくなっているよ」。アクションシーンについては、「全然、時間が経っていないような気がするんだ」とシュワ。「何を目指して撮影しているのか、最終的にどんな作品になるか、きっちり分かっていたからね」と、シリーズを誰よりもよく知る彼らしく語る。そんな彼の代名詞ともいえる、T-800ターミネーターの魅力については、「彼は人間のような姿をしているけれど、マシンだから不死身だ。誰もがそんな風になりたいと思う。だからこそ、みんな彼が好きなんだ。彼のパワーは無限であり、目の前にあるあらゆるものを破壊し、抹殺することができる、とみんな感じている」という。「ジェームズ・キャメロンは、1作目では悪役だったターミネーターをヒーローにする形で脚本を書き、作品を撮った。だからみんな、彼が悪い存在でありながらも、善人というか善き機械でもあるということを楽しんでいるんだと思う」と、ターミネーターが時代を込めて愛され続ける理由を自ら明かしてくれた。そんなシュワは、本日7月6日(月)夜、六本木ヒルズ・アリーナにて開催されるジャパンプレミアにエミリア・クラークとともに登壇する。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月06日日本公開から30周年を迎える人気SFシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の来日記者会見が7月5日に都内で行われ、主人公T-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーと、サラ・コナー役のエミリア・クラークが出席した。来日記者会見その他の写真過去作のタイムラインが一新され、未知なる物語が描かれるシリーズ第5弾。シュワルツェネッガーは「未来から殺人マシンがやって来るという発想と、人類対マシンが戦う物語が世界中で受け入れられた結果、30年という歴史を積み上げることができた」と感無量の面持ち。自身にとっての当たり役であるT-800は「相反するミッションに葛藤する姿が、他のロボットとの大きな違い。今回はより人間味が強くなっている」と分析した。人間味が強くなった理由は、T-800とサラ・コナーの間に芽生える親子愛だといい、クラークは「幼い頃に両親を失い、人類を救う戦いに備える彼女にとって、T-800は保護者であり情報源。二人の関係が美しく描かれているし、ロボットの父親と人間の娘だからこそ生まれるコミカルな場面も見てほしい」とアピール。一方、シュワルツェネッガーは「彼女は素晴らしい演技をしてくれた。厳しいトレーニングにも全力で励んでくれたよ」とたたえていた。生みの親であるジェームズ・キャメロンの助言から、T-800が歳をとるという設定が加わり、劇中では現在のシュワルツェネッガーと、第1作に登場する30年前のT-800が対決するシーンも実現し、「異なるプログラムの同型ロボットが戦うアイデアが気に入った。現場では、ボディビル経験をもつ若手スタント俳優を相手に、4日間かけて撮影をした。その後、CGで頭部や体の一部をすげ替えたんだ。完成したシーンには、自分でも驚かされたよ」と舞台裏を明かしていた。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月10日(金)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月06日シリーズ全世界累計興行収入1,680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超える驚異的な記録を打ち立てた『ターミネーター』シリーズ。最新作となる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。の公開に先駆け、新旧シュワ型ターミネーター夢の対決を収めた本編映像「待ちくたびれたぜ編」がこのたび解禁となった。伝説の1作目『ターミネーター』で、未来から現れたT-800ターミネーターが人間と初めて対峙する名シーンを、当時の撮影カット割りはもちろん、不気味な存在感をそのまま完全再現した今回の本編映像。歳を重ねたT-800がお決まりの武器ショットガンを手に持ち「待ちくたびれたぜ」とカッコよ過ぎる登場!シュワ VS シュワの壮絶なガチンコバトルを予感させる内容となっている。新旧シュワの対決映像撮影では、若いシュワを、シュワのようなボディに鍛え上げた、ボディ・ビルダーのブレット・アザーが演じており、当時の顔はCGで構築。撮影中、ショットガンを4回ぶっ放しても、まばたき一つしないシュワに、映画をリアルタイムで観てきた撮影スタッフは深く感動したという。また、『ターミネーター』の特殊効果を手がけたスタン・ウィンストン設立「レガシー・エフェクツ社」が、若きシュワルツェネッガーのシリコン製レプリカを制作。スチールの骨組と、生理学的に正確な関節を備え、第1作の撮影・公開時のシュワルツェネッガーの身体測定をするほどのこだわり。レプリカは、今回のシーンや、危険すぎて生身の人間には演じられないようなシーンでも使用された。シュワは、「私の場合は、ある意味同じキャラクターを演じるので、以前の作品と同じターミネーターにならなければというプレッシャーを感じた。最初の3作品の、自分の演技を観なおしたよ。そのおかげで、素早くキャラクターに入り込み、演じ続けることができたんだと思う」と、シリーズを観なおし演技を深めたことをコメントで明かした。今回解禁となった、第1作目公開当時の自分との対峙については、「あれから何が起きてこうなっちゃったんだ、ってどうしたって自問したくなるよ(笑)。すごいことだよ。まず、彼らの視覚効果が素晴らしい成果をあげている。それに昔の自分を見るなんて夢みたいだ。彼らは、昔の私の動き方や戦い方、歩き方をそっくり真似た。今の技術では、昔の私の動きとまったく同じものを作れるんだ」と驚きを隠せない様子だ。シリーズのオマージュを盛り込みながら、驚きの展開が連続する本作に、『ターミネーター』の生みの親ジェームズ・キャメロン監督は、「最新作は私にとって『ターミネーター』の3作目だ!」「期待を遥かに超える、予想外のどんでん返し!必見の作品!」と手放しで絶賛。シュワルツェネッガー=T-800ターミネーターが、あと少しで“アイルビーバック!”。新旧シュワの熱い対決を見逃さないで欲しい。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月02日シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)のベルリン・プレミアが現地時間21日、ポツダム広場のソニーセンターで開催され、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー、アラン・テイラー監督らキャスト・スタッフが登場した。会場には、T-800ターミネーター役のシュワ、サラ・コナー役のエミリア・クラーク、カイル・リース役のジェイ・コートニー、ジョン・コナー役のジェイソン・クラーク、オブライエン刑事役のJ・K・シモンズ、そして、テイラー監督とプロデューサーのデヴィッド・エリソン&デイナ・ゴールドバーグら主要キャストとスタッフ陣が集結。フラッシュが一斉にたかれ、会場は割れんばかりの歓喜に包まれた。シュワは、ファン約1,000人以上を前に「ターミネーターというキャラクターを演じることが本当に好きなんだ。戻って来られてうれしかった!」と感無量。多くのファンとの記念撮影やサインにも応じ、12年ぶりのシリーズ復帰をファンと共に祝った。最新作について、シュワは「脚本がとにかく素晴らしかった。ストーリーだけでなく、ジェットコースターに乗っているようなエモーション、アクションシーン、チェースシーン、ファイトシーン。全てが素晴らしかった」と絶賛。再びT-800を演じることは「自転車に乗るようなものだったよ」と笑い、「すぐ自然に感覚を取り戻せた」と語った。また、エミリアも「撮影でターミネーターとしてのアーノルドを初めて見た時は本当に素晴らしかった。しかも、私の守護神だなんて!」と興奮気味にコメント。本作の冒頭で鍛え抜かれた筋肉を披露したジェイは「時間転送装置で裸で出るにはベストな体じゃないとね(笑)」と語り、会場を沸かせた。シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン監督が「私にとって3作目の『ターミネーター』だ」と絶賛している本作。7月6日には、通算16度目の来日を果たすシュワと初来日となるクラークが、東京・六本木ヒルズアリーナで開催されるジャパン・プレミアに登壇することも決定している。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月23日『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールドが、『Seducing Ingrid Bergman』を監督することになった。原作は、イングリッド・バーグマンと写真家ロバート・キャパの恋愛に焦点を当てるもので、マンゴールド監督は映画のタイトルを『Blood and Champagne』に変更しようとしたものの、許可が下りなかったらしい。物語の舞台は第二次大戦後のパリ。その少し前に、バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督の不倫が発覚し、バーグマンは大きなイメージダウンを受けている。マンゴールドは、『ウルヴァリン』3作目の監督にも決まっており、現在、製作準備に入っている。『ウルヴァリン』最新作は、2017年北米公開予定。文:猿渡由紀
2015年06月23日アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズに復帰する最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の本編映像が公開になった。本作はジェームズ・キャメロンが手がけたシリーズ1、2作目の精神を引き継ぐ作品で、このほど公開になった映像もシリーズのファンをニヤリとさせるシーンになっている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』本編映像本シリーズは、高度に発達し人類に牙を剥いた人工知能の脅威に立ち向かった戦士ジョン・コナーの存在を抹殺するべく、その母になる予定の女性サラ・コナーを消すために未来から送られてきた殺人マシン“ターミネーター”と、サラを守るために同じく未来からやってきた戦士カイル・リース、そしてやがてこの世に生を受けたジョン・コナーの戦いを描く壮大な大作。最新作『ジェニシス』はこれまでの設定を引き継ぎながら、過去作で描かれたタイムラインが一新され、まだ誰も知らない物語が描かれる。このほど公開された動画はふたつあり、ひとつには、未来からやってきたカイルが液体金属でできたターミネーターの襲撃から逃げていると、車に乗ったサラが登場して「命が惜しけりゃ、乗って(Come with me, if you wanna live !)」というシーン。このセリフは『ターミネーター』ではカイルがサラに向かって言ったセリフだが、最新作では逆の状態になっている。そしてもうひとつの映像ではサラが「すべてが変わってしまった」と宣言し、これまで観客が知っていた物語ではなく、異なる時間軸が展開していることがわかる。1作目でサラを抹殺するために登場し、圧倒的な強さを見せたターミネーターは映像ではスクラップになっており、年齢を重ねたターミネーターがサラを守っている。どちらの映像も、シリーズを愛してきた観客にはたまらない場面で、公開がさらに待ち遠しくなる内容になっている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月10日(金)全国ロードショー
2015年06月19日声優の玄田哲章が『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の日本語吹替え版で、主演アーノルド・シュワルツェネッガー演じるサイボーグ“T-800”の声を務めることが決定した。シュワルツェネッガーの吹替えといえば玄田、というほど両者には強い結びつきがあるが、T-800シリーズを演じるのは『ターミネーター3』以来、実に12年ぶり。「シュワちゃんは相当な覚悟でこの作品に臨んでいるはず。僕にとっても“勝負”です」と武者震いしている。その他の写真SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズの最新作にして、原点回帰を目指し“新起動”する本作。人類の救世主であるサラ・コナーを守るという使命を背負ったT-800が、人類滅亡の引き金となる人工知能“ジェニシス”の暴走を阻止しようと、時空を超えた戦いに身を投じる。「政治家に転身し、俳優としてのブランクが長かったから、まさか『アイルビーバック』が実現するなんて。僕も含めたファンにとって嬉しい新起動ですよ」生みの親であるジェームズ・キャメロンのアイデアにより、サイボーグのはずのT-800が歳をとるという設定で、劇中では若いT-800との直接対決も実現した。玄田は「ジジイ呼ばわりされて、怒るシーンもありますけど(笑)、僕の目から見たT-800の魅力は“古いけど、ポンコツではない”ということ。シュワちゃんとは同世代ですし、体力的に大変なはずのアクションをこなす姿を見ると、『俺も頑張らなくちゃいけない』って思いますね」と敬意を表する。「声優にとっても、これほど強烈な個性をもつキャラクターとめぐり合えたのは幸運だし、感謝したいですね。こうして現役でいられるのも、そのおかげですから」とシュワルツェネッガーとの強い絆を再確認する玄田。シリーズ第1作の日本公開から30年を経て、7月にはプロモーション来日するシュワルツェネッガーと念願の“初対面”も果たす予定だ。「どんな言葉を交わそうかと、今からワクワクしています」『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月10日(金)全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2015年06月16日アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズに“戻ってくる”ことでも話題の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。当初、7月11日(土)を予定していていた本作の劇場公開が、世界的盛り上がりに後押しされる形で、7月10日(金)に1日前倒しされることが決まった。未来の運命を握る一人の女性サラ・コナー(エミリア・クラーク)とT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、人類滅亡の「審判の日」を阻止するべく、人工知能“ジェニシス”の反乱を食い止めようとする。だが、人類の未来に立ちはだかる、人間でも機械でもない史上最強の新型ターミネーターの正体とは?彼らは“未来を取り戻す”ことができるのか――?本作は、シリーズ全世界累計興行収入は約1,680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超える驚異的な記録を打ち立てた、SFアクションの金字塔といえるシリーズの最新作。1作目の日本公開から30周年を迎えるこの夏、スクリーンにシュワ演じるT-800型ターミネーターが帰ってくる。7月6日(月)には、シュワとともにサラ・コナー役のエミリア・クラークの来日も決定したばかり。本シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロン監督が、「最新作は私にとって『ターミネーター』の3作目だ!」「期待を遥かに超える、予想外のどんでん返し!必見の作品だ!」と早くも絶賛コメントを寄せており、ますます世界的な盛り上がりを見せている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月15日ターミネーターの生みの親であり、『ターミネーター』『ターミネーター2』の監督・脚本を手がけたジェームズ・キャメロン監督が最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)について語るインタビュー映像が11日、公開された。公開された映像はおよそ2分半。キャメロンが最新作を評するコメントの合間に、未公開シーンを含む本編映像が差し込まれた構成となっている。キャメロンは「冒頭は見覚えのあるシーンで、1、2作目をリスペクトしたつくりだ」としながら、「予想外の展開で未知の領域に踏み込んでいる。新たな命が吹き込まれたシリーズの”ルネッサンス”だ」と絶賛。また、自身が創造したキャラクターが帰ってきたとうれしそうに語り、「私にとって3作目の『ターミネーター』だ」と、本作を初期2作品の正統な後継作であるとも位置づけている。本作で12年ぶりにシリーズに復帰したアーノルド・シュワルツェネッガーは、インタビューで「もともとこの映画は彼のアイデアだ」と明かし、本編を見たキャメロンから、すぐに電話が来たことを告白。そこでの言葉は、「アーノルド、これはファンタスティックだ!!100点満点だ!!」だったという。これにはシュワも、「彼からそんな風に言ってもらえて本当に素晴らしい」と答えている。なお、キャメロンのコメントとともに公開された新たな本編映像は、若いシュワ型ターミネーターが全裸で地面に手をつきかがみながら登場するシーンをはじめ、若いシュワと中年のシュワが激突するシーン、サラ・コナーが敵に容赦なくガンを打ち放つシーンなど、緊迫感のある場面が続々登場している。7月6日にシュワとコナーを演じたエミリア・クラークが来日することでも話題となっている本作。キャメロンは、映像の終盤で、「『ターミネーター』シリーズのファンは、必見の作品だ」と語っている。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月11日SF映画の金字塔シリーズの最新作として公開を控える『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。このほど、『ターミネーター』シリーズ生みの親であるジェームス・キャメロンが、本作を絶賛する特別映像が解禁となった。1984年に公開されたシリーズ第一作目となる『ターミネーター』は、当時弱冠30歳だったジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、ボディビルダーから俳優に転向していたアーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターダムにのし上げた作品。低予算ながら革新的な映像とストーリーで大ヒットを記録し、続く『ターミネーター2』は全世界で5億6,000万ドル(約672億円)、日本でも95億円の大ヒットを記録した。今回公開となった特別映像では、シリーズ最新作をジェームス・キャメロンが「本作は私にとっては『ターミネーター』の3作目だ」と惜しげもない賛辞を送っている。映像の冒頭、「今回私は製作には関わっていないが観るのか楽しみだった」と語るキャメロン監督。ひとりのファンとして、劇場でいち早く本作を鑑賞したようだ。その後続くのは、1作目でおなじみのシュワルツネッガー演じるT-800ターミネーターの全裸登場シーン。「1作目、2作目をリスペクトしたつくりだ」とキャメロン監督が語るとおり、この登場シーンは構図やカット割りまで完全一致!しかし、その後予想外の展開から、新旧ターミネーターの対決シーンが繰り広げられる。最新作の一番の見所である本シーンは、1作目公開時のシュワルツェネッガーのボディーをもとに作られた精巧なシリコン製レプリカとCGの組み合わせにより、まるで若きシュワツェネッガーが存在しているかのようにスクリーンで完全復活!シーンを観たシュワルツェネッガーは「すごいことだよ、昔の自分を見るなんて夢みたいだ!大いに気に入った」と大興奮したいう。続いて、「私が創造し愛されたキャラクターが帰ってきた」と喜びを語るキャメロン監督。T-800や、シリーズを通して強い女性の象徴となったサラ・コナー、本作では一転して悪役となったジョン・コナーなど、おなじみのキャラクターたちが登場。「期待を遥かに超える展開と予想外のどんでん返しだ!」とキャメロン監督が言うように、その設定とストーリーはいまだ謎の部分が多く残されている。「新たな命が吹き込まれたシリーズの“ルネッサンス”だ」と話すキャメロン監督は、本作の鑑賞後、シュワルツェネッガーに電話で直接賛辞を送ったようだ。「彼は先週本編を観た後にすぐに私に電話をくれたんだ。そしてこう言った。『アーノルド、これはファンタスティックだ!100点満点だ!』と。ジェームズ・キャメロンからこんな風に言ってもらえるなんて本当に素晴らしい。彼は私の友人だから、けしてうそはつかない。彼は自分の意見については常に正直なんだ」と、シュワルツェネッガーが喜びを語っている。シリーズ生みの親から太鼓判を押された本作。この映像から、さらなる公開への期待を膨らませよう。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月11日『シンデレラ』でヒロインを演じて、大ブレイクを果たしたリリー・ジェームズに結婚のうわさが浮上した。先週、ロサンゼルスでショッピング中だったリリーの左手薬指にゴールドの指輪がはめられているのが目撃されたのが発端だ。リリーは1年ほど前からイギリスの俳優、マット・スミスと交際中。マットはイギリスの人気TVシリーズ「ドクター・フー」に主演し、現在日本公開中のライアン・ゴズリング監督デビュー作『ロスト・リバー』にも出演している。リリーもマットも、これまで結婚に言及したことはないが、一緒に新居を探し始めていて、ロンドンの高級住宅地、プリムローズ・ヒルにある物件の購入を検討しているという。リリーは26歳でマットは32歳。共にキャリアが上昇気流に乗り、これからますます忙しくなるのは間違いないが、交際は順調のようだ。双方の代理人は婚約、結婚についてはコメントをしていない。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月11日アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰する最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が7月11日(土)より公開されるが、シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンは、本作を高く評価しており、このほど公開されたインタビュー映像で「本作は私にとっては『ターミネーター』の3作目だ」と言い切った。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』特別映像キャメロン監督が弱冠30歳で手がけた『ターミネーター』(1984年公開)は、当時、ボディビルダーから俳優に転向していたシュワルツェネッガーを起用し、低予算ながら革新的な映像とストーリーで映画界に革命を起こした。続いて製作された『2』では『1』を上回る驚異的なヒットとなり、日本では95億円(※当時は配給収入)を記録し、その年の興行成績のトップに輝いた。「今回、私は製作には関わっていないが何が観られるのか楽しみだった。ひとりのファンとして。劇場でいち早く本作を観た」というキャメロン監督は「1作目、2作目をリスペクトしたつくりだ。さらに予想外の展開から、未知の領域に踏み込んだ。シリーズに新たな命が吹き込まれたと感じた。まるでルネッサンスだ!」と絶賛。さらに「本作は私にとっては『ターミネーター』の3作目だ。アーノルドがキャラクターをさらに進化させている!」と言い、「期待を遥かに超える展開と予想外のどんでん返し」があることを観客に予告。「私が創造し愛されたキャラクターが帰ってきた」とうれしそうに語っている。シュワルツェネッガーは最近のインタビューで「彼(キャメロン監督)は先週本編を観た後にすぐに私に電話をくれたんだ。そしてこう言った。『アーノルド、これはファンタスティックだ!100点満点だ!』と。ジェームズ・キャメロンからこんな風に言ってもらえるなんて本当に素晴らしい。彼は私の友人だから、決して嘘はつかない。彼は自分の意見については常に正直なんだ」と明かしている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月11日(土)全国ロードショー
2015年06月11日原作漫画誕生25周年を記念し、「攻殻機動隊」の誕生の秘密に迫った完全新作ストーリーで贈る『攻殻機動隊 新劇場版』。6月20日(土)の公開を目前に、この度、本作の冒頭12分間にも渡る本編映像が解禁となった。1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生。1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、その圧倒的な作品世界と映像表現により、ウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバタ―』)を始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画の映像表現に革命を起こしたといわれる本シリーズ。今回解禁された冒頭12分間では、本作の物語の鍵となる“大使館人質事件”“総理大臣暗殺事件”の2つの事件の勃発が描かれている。大使館で起きた人質事件の捜査に乗り出す草薙素子たち7名。しかし事件の背後には電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在が見え隠れし、スナイパーであるサイトーは、事件の鍵を握る衝撃的な人物を目撃する。時を同じくしてホテルで秘密会談中の総理大臣と、同席する草薙素子のかつての上司である501機関のクルツ。部屋に運びこまれたトランクは、クルツによる静止も間に合わず、総理大臣自らの手によって爆発し、戦後最大の事件である「総理大臣暗殺事件」が発生してしまう…。映像では、「攻殻機動隊」の見どころである電脳会議シーンや迫力のアクションシーンを、冒頭から余すところなく披露。この2つの大きな事件を契機に、草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”がいったいどのような物語を展開していくのか…続きが気になる映像に仕上がっている。全世界が注目する本作の世界観を、いち早く体験できる本映像を見ながら公開に備えたい。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジャパン・プレミアにアーノルド・シュワルツェネッガーとヒロインであるサラ・コナー役のエミリア・クラークの来日がこのほど決定した。シリーズ全世界累計興行収入約1,680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超えるSFアクション映画の金字塔である『ターミネーター』シリーズ。日本公開から30周年を迎える今年に、最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が7月11日(土)より全国にて公開される。このほど来日が決定したシュワルツェネッガーと、ヒロインのサラ・コナーを演じるエミリアは、公開直前の7月6日(月)に東京、六本木ヒルズ・アリーナで開催される本作のジャパン・プレミアに登壇。シュワルツェネッガーの来日は、2013年12月2日の『大脱出』以来1年7か月ぶり。『ターミネーター』シリーズとしては2003年7月2日の『ターミネーター3』以来12年ぶりとなり、通算16回目の来日を果たす。エミリアは、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン(ドラゴンの母)役でのブレイク後、2013年のエミー賞助演女優賞にノミネート、オンライン男性誌「AskMen.com」では「世界で最も理想的な女性」第1位に選出され、映画評論サイト「TC Candler」で「世界で最も美しい顔ベスト100」第1位に輝き、いま最も世界からの注目を集めている女優のひとりだ。彼女の来日は今回が初となる。ジャパン・プレミア当日は、5月25日の「ターミネーターの日」に新宿でお披露目され、大人気を博した3Mの巨大シュワ型ターミネーターが再び出現し、観客全員がターミネーターに扮する演出で、来日ゲスト2人を出迎えるという大規模な計画が進行中。TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、舞台挨拶付きプレミア上映も開催予定だ。シリーズの“新起動”となった本作は、生みの親である巨匠ジェームズ・キャメロンによる、シュワルツェネッガー演じるサイボーグ「T-800」に年を取らせるというアイデアをきっかにスタートしたもの。ここからシュワルツェネッガーの再登場が決定し、若い「T-800」と対決するという斬新な発想が展開された。シュワルツェネッガーは、「この映画に参加できて、とてもうれしいよ。映画化権を手に入れたと聞いたとき、『とうとう新作を作るんだな!俺もやっと再登板できるぞ!』って思ったよ」とシリーズ復帰への喜びの語る。さらに、来日に向けて「日本の皆さんの熱い応援のおかげで、大ヒットシリーズになったことを感謝している。7月公開のシリーズ最新作に再びターミネーターとして登場する。ぜひ劇場で会おう!」と日本のファンへメッセージを送っている。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は、7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月09日俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(67)が7月初旬、主演を務めるシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)を引っさげ、1年7カ月ぶりに来日することが7日、明らかになった。シュワルツェネッガーは、ヒロインのサラ・コナーを演じたエミリア・クラークとともに来日し、7月6日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催されるジャパン・プレミアに登壇する。シュワの来日は通算16回目で、2013年の『大脱出』以来1年7カ月ぶり、『ターミネーター』シリーズとしては2003年の『ターミネーター3』以来12年ぶり。エミリア・クラークは、今回が初来日となる。ジャパン・プレミア当日は、5月25日に「ターミネーターの日」のイベントで東京・新宿にて披露された3メートルの巨大シュワ型ターミネーターが再び出現し、観客全員がターミネーターに扮する演出で、シュワルツェネッガーとクラークを華々しく出迎える計画も進行中。また、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、舞台挨拶付きのプレミア上映も開催される。本作にあたって、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが、サイボーグのはずのT-800に年を取らせるというアイデアを案出したことで、12年ぶりのシリーズ復帰が決定したシュワルツェネッガー。本人は「とてもうれしいよ。映画化権を手に入れたと聞いたとき、『俺もやっと再登板できるぞ!』って思ったよ」と喜びもひとしおで、「日本の皆さんの熱い応援のおかげで、大ヒットシリーズになったことを感謝している。ぜひ劇場で会おう!」と日本のファンへメッセージを送っている。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月09日士郎正宗の原作誕生から25周年を迎え、TVアニメ新シリーズの放送や完全新作『攻殻機動隊 新劇場版』の公開などアニバーサリー・イヤーに相応しい盛り上がりをみせる「攻殻機動隊」。以前、主役にスカーレット・ヨハンソンを迎えてハリウッドで実写化されると発表されたが、この度、日本での「攻殻機動隊 ARISE」舞台化が決定した。1989年に原作漫画の連載がスタートして以来、映画・TVなどに映像化され、1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な作品世界と映像表現は『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与え、後のSF映画にも革命を起こしたとされている。今回舞台化される「攻殻機動隊ARISE」は、原作、映画、TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く“第4の攻殻機動隊”として2013年に全4作で発表。まだ若く血気盛んな時代の草薙素子を主人公に、彼女が公安9課のメンバーとどのように出会ったか、いかにして攻性の特殊部隊=攻殻機動隊を創設したのか…攻殻機動隊結成前夜の物語が描かれており、現在放送中の新TVシリーズ「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」では、これに『攻殻機動隊 新劇場版』へ繋がる完全新作エピソードが追加された構成で、“攻殻機動隊”はじまりの謎に迫まるシリーズとして人気を博している。演出を務めるのは、舞台「ペルソナ」シリーズや「BLOOD-C ~The LAST MIND~」の演出も手がけ、映画監督でもある奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の脚本家でもあり「攻殻機動隊ARISE」スーパーバイザーを務めた藤咲淳一が担当。さらに最新作で脚本を務めた冲方丁が監修として参加。数多くの舞台演出の経験を持つ奥さんと、“攻殻機動隊”に精通した藤咲さんと冲方さんがタッグを組み、舞台の上で攻殻機動隊結成前夜“はじまりの物語”を創りだす。いまだ出演者情報などは未発表。ハリウッドではスカーレット・ヨハンソンが演じる草薙素子役は今作では誰が演じるのか、また9課のメンバーのキャスティングは誰になるのか、気になる続報を心待ちにしよう。舞台「攻殻機動隊ARISE」は11月5日(木)から15日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて公演予定。映画『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日『ワイルド・スピード SKY MISSION』を爆発的ヒットに導いたジェームズ・ワン監督の次回作が、コミック作品の映画化『Aquaman』に決まった。主演には、ジェイソン・モモアが決まっている。製作には『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダーも名を連ねる。公開は2018年の予定。その他の情報ワンはソニーの『Robotech』を監督することも検討していたが、結局、ワーナー・ブラザースの『Aquaman』を選んだ形だ。ワーナーは、DCコミックのキャラクターを一同に集める『Justice League』の実現に向けて、着々とDCコミックの映画のラインナップを広げている。『Batman v Superman: Dawn of Justice』は来年3月、『Wonder Woman』は2017年6月に北米公開される。文:猿渡由紀
2015年06月04日1989年に原作となる漫画連載がスタートして四半世紀を経た2015年。全世界のファンが熱望した完全新作の長編アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が6月20日(土)より公開。この度、本作の劇場予告編がWEBサイトにて先行解禁された。これまでアニメ化、映画化と展開され、『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与えてきた「攻殻機動隊」シリーズ。完全新作となる本作では、そんなシリーズの主となる“攻殻機動隊”の結成の物語が描かれる。大使館で勃発した人質事件、そして総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件の発覚を期に、事件の捜査に乗り出す草薙素子たち。事件の背後に見え隠れする電脳ウイルス【ファイア・スターター】の謎や、草薙素子出生の秘密が絡み合い、2つの事件は草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”を窮地に追いこんでいく…。今回解禁となった劇場予告では、全編にわたり攻殻機動隊による迫力あるアクションシーンや電脳戦が展開。さらに、超ウィザード級のハッカスキルを持った全身義体のサイボーグの草薙素子が、なぜ自らの部隊を求め戦い続けるのか?その攻殻機動隊の結成の物語がドラマチックに映し出され、本作への期待度を高める。さらに、坂本真綾 コーネリアスによる主題歌「まだうごく」が映像内で使用され、映像とあわせて作品世界を盛り上げる。そして、生誕25周年を記念し、過去の攻殻機動隊シリーズの複製原画(3枚入り)が、4週連続で来場者にプレゼントされる企画も決定。こちらは数量限定でなくなり次第終了となるので、気になる方は要チェックだ。まずは本劇場予告映像から、『攻殻機動隊 新劇場版』の世界観を体験してみて。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日キャメロン・ディアスが衰え知らずのセクシーさ全開で“裸”を披露し、ゴールデンラズベリー賞を受賞するなど話題になった『SEX テープ』が、新宿シネマカリテにて開催される“カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015”、通称“カリコレ”にて6月9日(火)より公開されることが決定。予告編映像が到着した。ラブラブな恋愛期間を経て結婚したアニー(キャメロン・ディアス)とジェイ(ジェイソン・シーゲル)。2人の子どもにも恵まれ、順風満帆な生活を送っているように見えたが、“性生活”は停滞気味ですっかりセックスレス。夫婦は再び“熱い夜”を取り戻そうと、思いつきで自分たちのセックス動画を撮影し、完全燃焼する。ところが、どこをどう間違ったのか、そのプライベート動画が“クラウド”上にアップ!!2人はその動画の全世界“拡散”を防ぎ、平穏な家庭生活を守るべく、とんでもない行動に出ることに…。全米大ヒットを記録した『バッド・ティーチャー』のジェイク・カスダン監督、主演のキャメロン、ジェイソン・シーゲルらスタッフ&キャストが再集結して贈る、ちょっぴりエッチなロマンティック・ラブコメディがついに日本上陸を果たす。本作で描かれるのは、昨年もセレブを中心に大きな問題となった“クラウド”や“動画共有サイト”にある超プライベートな映像の流出と、インターネットによって世界中に拡散されてしまう危機に立ち向かっていく倦怠期夫婦のドタバタ劇。主演を務めたキャメロンは、本作と『The Other Woman』(原題)で本年度ゴールデンラズベリー賞「最低主演女優賞」を受賞しているが、その衰え知らずのセクシーかつキュートな魅力で本領発揮!? 文字通り“裸”で“体当たり”の刺激的なセックス・シーンにも挑戦する。時にリアルに、ちょっぴりエッチに、たっぷりな笑いを見せてくれながら、スマホ全盛時代の“アブナイ”一面も見せてくれる本作を、まずはこちらから確かめてみて。『SEX テープ』は6月9日(火)より新宿シネマカリテ “カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015”にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日『シンデレラ』のリリー・ジェームズが、スパイスリラー『The Kaiser’s Last Kiss(原題)』に主演することになった。その他の情報舞台は第二次大戦中のヨーロッパ。オランダのレジスタンス組織は、カイザーの家にスパイ(ジェームズ)を送り込む。カイザーを演じるのはクリストファー・プラマー。監督は、ブロードウェイの舞台劇の演出で知られるデビッド・ルヴォー。原作は、アラン・ジャッドによる小説だ。ジェームズが主演する『シンデレラ』は、現在までに全世界で5億1300万ドルを売り上げている。次回作は、10月北米公開予定のコメディ『Adam Jones(原題)』。共演は、ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンら。監督は『8月の家族たち』のジョン・ウェルズ。『シンデレラ』公開中文:猿渡由紀
2015年05月12日大作ひしめく2015年の夏に“帰ってくる”全世界待望のシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。このほど、シリーズ1作目『ターミネーター』がちょうど30年前の5月25日に日本公開されたことを記念し、この日を「ターミネーターの日」とすることが決定!4月某日、その旨を伝えられたアーノルド・シュワルツェネッガーが、満面の笑みで記念撮影に応じてくれた。未来の運命を握る1人の女性サラ・コナー(エミリア・クラーク)とT-800型ターミネーター(シュワルツェネッガー)は、人工知能“ジェニシス”の反乱による人類滅亡の「審判の日」を止めるべく、闘っていた。だが、人類の未来の前に、人間でも機械でもない史上最強の新型ターミネーターが立ちはだかる。果たして、その正体とは――。SF映画の金字塔と呼ばれ、いまなお世界中の映画ファンを魅了し続ける伝説的シリーズに、『ターミネーター3』以来、およそ12年ぶりにシュワがターミネーターとして“帰ってくる”本作。そのシリーズ第1作目の日本公開日5月25日が「ターミネーターの日」として、日本記念日協会により正式に認定された。『ターミネーター』といえば、当時30歳のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、ボディビルダーから俳優に転向していたシュワを“殺人アンドロイド”であるターミネーター役に起用。低予算ながら革新的な映像とストーリーで人々の度肝を抜き、続く『ターミネーター2』(’91)は全世界で5億6000万ドル(約672億円、1ドル=120円換算)となる驚異的な大ヒットとなり、日本でもその年の年間No.1興行成績を獲得。シュワを一躍スターダムに押し上げた。4月、アメリカ・ロサンゼルスで本作の取材を受けていた本人へ、日本で「ターミネーターの日」が認定されたことを伝えると、「アーノルド・シュワルツェネッガー殿」と明記された額に入った記念日登録証を手に、快く笑顔で記念撮影に応じてくれたシュワ。本シリーズへの復帰について、「またターミネーター役に戻って来られてうれしかった」と語る。30年前に初めて演じたキャラクターを演じることに関しては「素晴らしいサプライズだったね。30年も経ってから、同じ俳優に同じ役で出演オファーがかかるなんて、ものすごく稀なことなんだ。とても光栄に感じたよ」とコメントした。さらに、本作ではシュワルツェネッガーが30年前の1作目の自分(=ターミネーター)と対峙し対決する「シュワVSシュワ」のシーンも大きな見どころの1つ。シュワルツェネッガーも「昔の自分を見るなんて夢みたいだ」と明かしており、本人にとっても驚愕のシーンとなっている様子だ。ターミネーターといえばシュワルツェネッガー、シュワルツェネッガーといえばターミネーター。まさに一心同体ともいえるだけに、この「ターミネーターの日」が登録されたのも4月8日、シュワの日(非公式)だったとか…。なお、5月25日の「ターミネーターの日」当日は、新宿で特別ゲストを招いての30周年記念イベントを予定しており、約3メートルの巨大シュワ型ターミネーターがお披露目されるという。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年05月08日