ヒラルディージョ事務局主催、『ハンガリージプシーの調べ』が2024年6月23日 (日)に横浜市緑区民文化センター みどりアートパークホール(神奈川県横浜市緑区長津田二丁目1番3号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ヒラルディージョ事務局公式ホームページ 知られざるジプシー音楽の名曲をはじめ、東欧ジプシーの楽曲から世界中で親しまれているジプシー楽曲までを巡るコンサートハンガリーから「銀の十字勲章」を受章したチェリスト、コヴァーチ・カーロイをむかえ、イタリア人ギタリスト、ジョバンニ・カルデリーニ、日本で唯一のジプシーヴァイオリニスト古館由佳子が「ジプシー チェンバー トリオ」を結成。世界中で親しまれているジプシー音楽をお届けします。 カーロイ氏は、子供たちのジプシーオーケストラとして世界中で大人気だった「ライコーオーケストラ」に幼くして入団、世界中で活躍しているジプシーチェロの名手。楽譜無しで自由に伴奏でき、即興的要素もあり、クラシック奏者には真似出来ない、その素晴らしい演奏をお楽しみに!演奏予定曲:ハンガリー舞曲第五番、チャールダーシュ、ひばり、他ヒラルディージョ事務局とは横浜を中心に活動しているフラメンコの団体。それぞれのアーティストが自主公演、海外アーティストの招聘など、一人ではなかなかできないことを会員同士が協力し、実現していくことを目的に設立。現在は、フラメンコだけでなく、アルゼンチンタンゴ、ラテン音楽、クラシックなどの公演を企画開催している。2012年から東日本大震災など日本各地で頻発する災害の復興支援を続けており、被災地への寄付や、イベントの収益を利用し、毎年、現地への慰問活動をおこなう。開催概要~ジプシー チェンバー トリオ・コンサート~『ハンガリージプシーの調べ』開催期間:2024年6月23日 (日)会場:横浜市緑区民文化センター みどりアートパークホール(神奈川県横浜市緑区長津田二丁目1番3号)■出演者ジプシーチェロ:コヴァーチ・カーロイジプシーヴァイオリン:古館由佳子ギター:ジョヴァンニ・カルデリーニ■スタッフ企画・進行:大森勇治■開催スケジュール6月23日(日)14:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:2,400円当日:2,800円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月18日ポール & ジョー(PAUL & JOE)から、2024年春夏ブレイクタイム・ランチコレクションが登場。マークス直営店ほかにて販売される。猫のジプシー&ヌネットデザインのランチアイテム毎日のランチタイムを楽しむアイテムを展開する、ポール & ジョーの「ブレイクタイム・ランチコレクション」。2024年春夏に向けた今回は、ブランドのアイコンとなる猫の“ヌネット”や“ジプシー”をデザインしたランチボックスやランチバッグなど、全10種類のアイテムがラインナップする。優雅な“ローズピンク”をまとった弁当箱や水筒人気の「ランチボックス・長方形・2段」や「ボトル・340ml」などは、優雅なローズピンクをまとってお目見え。かごバッグのようなデザインがおしゃれな「ランチ巾着」は、上部がしばりやすい形状になっているので、簡単にキレイに包んで持ち歩くこともできる。各アイテムには、子猫から成長したジプシーとヌネットをデザイン。大人でも使いやすいシックな世界観に仕上げている。ジプシー&ヌネットのフェイス型おにぎりポーチまた、おにぎりの収納にぴったりなジプシーとヌネットのフェイス型ポーチも登場。持ち運びに便利な取っ手付きで、潰れてしまいがちなおにぎりを守ってくれる。2つのおにぎりがすっぽり入るほどのサイズ感。内側はアルミシートで加工されているため、保冷・保温効果も十分だ。3種のピクニックアイテムもさらに、おしゃれなピクニックアイテムも仲間入り。「ピクニックバスケット」は、天然素材を使ったクラシカルな佇まいが魅力で、弁当やおやつをまとめて持ち歩く際におすすめだ。真ん中から左右に開くタイプの蓋付きで、物の出し入れがしやすく、部屋のインテリアとしても活用できる。そのほか、丈夫なポリエステル素材の「ピクニックトートバッグ」や、ほどよい厚みで座り心地の良い「ピクニックマット」を揃えている。詳細ポール & ジョー2024年春夏ブレイクタイム・ランチコレクション発売日:2024年1月11日(木)取扱店舗:マークス直営店、マークス公式オンラインストア「オンライン・マークス」アイテム例:「ランチボックス・長方形・2段」3,740円「ボトル・340ml」4,400円「ランチ巾着」2,420円「おにぎりポーチ」各2,640円「ピクニックバスケット」6,600円<限定販売>※「ピクニックバスケット」は2月中旬頃~ 一部のポール & ジョーボーテ店舗、マークス公式オンラインストア、ポール & ジョー公式オンラインストアほかにて限定販売予定
2024年01月21日2017年のNetflixドラマ「ジプシー」で夫婦役を演じたナオミ・ワッツとビリー・クラダップが、私生活でも夫婦になったことを明らかにした。ナオミはインスタグラムに白いドレスを着てブーケを持つ自分と、ネイビーのスーツでキメたビリーとの2ショット写真をアップし、「結婚しました」とキャプションを添えて報告。リース・ウィザースプーンから「やったね!私もとてもうれしいよ」、クロエ・セヴィニーから「美しい新郎新婦におめでとう!」、ほかにもグウィネス・パルトロウ、ケイト・ハドソン、ジュリアン・ムーア、ケイティ・ホームズ、ジャスティン・セローなど多数の俳優仲間から心温まるメッセージが寄せられている。ナオミと息子2人をもうけた元パートナーのリーヴ・シュレイバーも「おめでとう!ゴージャス!」と祝福している。「People」誌によると、ナオミとビリーは「ジプシー」での共演をきっかけに交際を始めたとみられるが、ペアで初めて公の場に出席したのは2022年の全米映画俳優組合賞の授賞式だったという。以降、ナオミのインスタグラムの写真にたびたびビリーが登場するようになった。ビリーは元パートナーのメアリー=ルイーズ・パーカーとの間に子どもが一人いる。ナオミもビリーも今回が初めての結婚。(賀来比呂美)
2023年06月12日ミュージカル『ジプシー(GYPSY)』が2023年4月9日(日)から4月30日(日)まで、東京芸術劇場プレイハウスにて上演され、その後、大阪、愛知、福岡公演が実施される。大竹しのぶ、生田絵梨花らが出演し、演出はクリストファー・ラスコムが務める。アメリカン・ミュージカルの傑作『ジプシー』ミュージカル『ジプシー』は、かつて実在したストリッパーのジプシー・ローズ・リーの回顧録をもとに制作。“究極のショー・ビジネス・マザー”の代名詞となった母ローズに焦点を当て、舞台で活躍する2人の娘を育てたローズを追うと共に、煌びやかなショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いた作品だ。初演で“ブロードウェイの女王”と呼ばれたエセル・マーマンが主役のローズを演じて以降、各時代で活躍する名女優が演じ続け、1990年トニー賞・ベストリバイバル、2016年ローレンス・オリヴィエ賞・ベストリバイバルを受賞するなど、初演から半世紀たった今でも世界中で愛されている。あらすじステージママのローズは、2人の娘ルイーズとジューンをヴォードヴィルの世界で活躍させようと、オーディションで知り合ったハービーと一座を作り、各地の劇場へ娘たちを売り込んでまわる。やがて、下の娘ジューンが脚光を浴び始めるも、ローズは自分のわがままで売れるチャンスをふいに。愛想を尽かしたジューンは、一座の青年タルサと駆け落ちし、家を出る。諦めないローズは、ルイーズと共に再起を図ろうとするが、ルイーズの歌唱力やダンスの技術は、ジューンには敵わなかった。そんな時、ルイーズがある手違いでストリップ劇場の仕事を受けてしまう。抵抗するローズだったが、お金のためだと言いルイーズは舞台に立つと宣言する―登場人物■ローズ(大竹しのぶ)…娘たちをショービジネスの世界で成功させようと躍起になるステージママ。■ルイーズ(生田絵梨花)…ローズの上の娘。後に“バーレスクの女王”と称されるようになる。■ジューン(熊谷彩春)…ルイーズの妹。歌唱力があり、ダンスの技術もある。■タルサ(佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズJr.))…ジューンと駆け落ちする青年ダンサー。■ハービー(今井清隆)…ローズと手を組み、娘たちを売り込む。次第にローズに惹かれていく。演出はクリストファー・ラスコムまた、演出は、2016年『Nell Gwynn』でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したクリストファー・ラスコムが担当。これまでシェイクスピア作品をはじめ、『ロッキー・ホラー・ショー』や『The Madness of George III -英国万歳-』などの話題作を演出し、高い評価を得ている。公演概要ミュージカル『ジプシー』演出:クリストファー・ラスコム作詞:スティーヴン・ソンドハイム作曲:ジュール・スタイン脚本:アーサー・ローレンツ翻訳・訳詞:高橋亜子出演:大竹しのぶ、生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光、今井清隆、鳥居かほり、麻生かほ里、咲良、石田圭祐、泉拓真、安福毅、出津玲奈、岩崎ルリ子、江村美咲、砂塚健斗、高瀬育海、山田裕美子、横田剛基、大久保実生、久住星空、古閑暁奈、酒井希愛、中村環菜、三浦あかり、入内島悠平、占部智輝、黒岩竜乃介、櫻井碧人、立花優愛、鳴海竜明、前田晴秋、涌澤昊生■東京公演上演期間:2023年4月9日(日)~4月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス住所:東京都豊島区西池袋1-8-1チケット発売日:2月25日(土)チケット料金:S席 14,500円、A席 11,500円■大阪公演上演期間:5月4日(木・祝)~5月7日(日)会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5■愛知公演上演期間:5月12日(金)~5月14日(日)会場:刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール住所:愛知県刈谷市若松町2-104■福岡公演上演期間:5月19日(金)~5月21日(日)会場:キャナルシティ劇場住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-1【問い合わせ先】<東京公演>サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
2023年01月01日ポール & ジョー(PAUL & JOE)から、2022年クリスマスに向けた新作腕時計「ジプシー ブーケ(Gipsy Bouquet)」が登場。2022年11月18日(金)より順次、全国時計専門店などで販売される。猫の“ジプシー”×ブーケの新作腕時計ポール & ジョーのウォッチシリーズから登場する新作「ジプシー ブーケ」は、ブランドアイコンの猫“ジプシー”が主役。カラフルな花束の中から顔を出す“ジプシー”をダイアルに描き、クリスマスシーズンにぴったりの華やかなビジュアルに仕上げた。カラーバリエーションは2種類。ライトピンクゴールドのケースにライトベージュのレザーストラップを組み合わせたモデルと、シルバーのケースにライラックカラーのレザーストラップをコンビネーションしたモデルが揃う。ポーチもプレゼント購入者にはノベルティとして、時計のダイアルと同じ柄をプリントしたミニポーチをプレゼント。一年頑張った自分へのご褒美としても、大切な人へのクリスマスギフトとしてもおすすめだ。【詳細】ポール & ジョー 2022年クリスマス新作腕時計「ジプシー ブーケ」発売日:2022年11月18日(金)より順次取り扱い店舗:全国時計専門店、オンラインサイト「FORTUNE SQUARE」ほか※「FORTUNE SQUARE」では11月11日(金)より先行予約受付スタート。・ライトピンクゴールドケース×ライトベージュストラップ 26,400円・シルバーケース×ライラックストラップ 25,300円防水性:3気圧【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2022年11月14日ヒラルディージョ事務局(神奈川県横浜市)主催、『ジプシーヴァイオリン&ギター・コンサート』が2022年10月16日 (日)に横浜市港南区民文化センターひまわりの郷・ホール(神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1ゆめおおおか中央棟4階)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@giraldillo_org) ハンガリーなどヨーロッパの音楽文化に強い影響を与えたジプシー音楽を気軽に楽しんでいただくコンサート。ハンガリーでもその実力を認められた日本で唯一のジプシーヴァイオリニスト古館由佳子、ギタリスト竹内永和、イタリア人ギタリストジョバンニ・カルデリーニによる、ジプシーバンドをイメージしたトリオによる演奏をお届けします。古館由佳子は、2006年ハンガリー国際ジプシーヴァイオリンコンクールにて、審査員特別賞、レメーニ・エデ協会賞、ハンガリー演奏家・舞踊家協会賞、をそれぞれ授賞。ジプシー以外で初めての授賞として、ハンガリー国内外で話題をさらう他、海外の数多くのコンペティションで金賞を受賞するなど、日本国内外で活躍しているジプシーヴァイオリニストです。流浪の民ジプシーから生まれた、激しく哀愁を帯びた旋律、躍動するリズム、ノスタルジックでありながら、情熱的な演奏をお楽しみに!今公演は、日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2022パートナー事業(後援 横浜アーツフェスティバル実行委員会)」となっております。出演者プロフィール古館由佳子(ヴァイオリン)桐朋学園大学音楽学部卒。1996年に来日したラースロー・ベルキ・ジプシーバンドの演奏に触れたことがきっかけで、ジプシー音楽に傾倒し、99年にハンガリー・ブダペストにて、ハンガリー最高賞であるコシュート・ラヨシュ賞受賞者のボロシュ・ラヨシュ、ヴァイダ・バルナバーシュにジプシーヴァイオリンを師事。2006年ハンガリー国際ジプシーヴァイオリンコンクールにて、審査員特別賞、レメーニ・エデ協会賞、ハンガリー演奏家・舞踊家協会賞、をそれぞれ授賞。ロマ民族以外で、また、アジアの女性として初めての授賞として、ハンガリー国内外で話題をさらった。その後、マジャールTV、ドゥナTVに出演、特集番組が組まれた。2012年と2013年には、ハンガリー国立博物館のコンサートに招聘され、大成功をおさめる。これまでに、シャーンタ・フェレンツ、ロビー・ラカトシュ、ラースロー・ベルキ等と共演。20年ブダペストにて、ヴァイダ・コンサート・ジプシーオーケストラを旗揚げ。14年ロサンゼルスで行われたWCOPA(ワールドチャンピオンシップ・オブ・パフォーミングアーツ)で、6つの部門においてそれぞれ金メダル受賞、加えて五つのカテゴリー全てにおいてチャンピオンとなり記念コンサートに出演。19年ブダペストにおいて日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念コンサートを企画しヴァイダ・コンサート・ジプシーオーケストラと共演。日本からもファンが参加。日本国内では日本最大の音楽イベントの一つ、ラフォルジュルネや仙台クラシック音楽フェスティバル通称「せんくら」などに出演し、いずれの公演もいつも満席になるほどの評価を得ている。21年11月モスクワで開催されたモスクワ芸術評議会のコンペティションにて、「ジプシープリーマーシュ」として金賞受賞。【オフィシャルサイト】 竹内永和(ギター)1980年第5回ギター音楽大賞受賞(日本ギタリスト会議主催)、第7回ギターコンクール第1位(読売新聞社、よみうりテレビ、日本ギターコンクール協会主催)。第25回東京国際ギターコンクール第3位(日本ギター連盟主催)。ホセ・ルイス・ゴンサレスなどのマスタークラスで研鑽を積み、コンサート活動を開始。アレンジャーとしても、スウェーデンのギタリスト、イョラン・セルシェルのビートルズアルバムにアレンジを提供(ドイツグラモフォンより、ワールドリリース)。2003年ピアニスト、下森佳津美とデュオ・シルフィードを結成し、3枚のアルバムを発表。音楽関係各誌にて高い評価を受ける。近年ではオーケストラとの共演も多く、多彩なアーティストとのアンサンブルでも活躍。洗足学園音楽大学ギター科編曲法講師。ジョヴァンニ・カルデリーニ(ギター)イタリア生まれのギタリストで、10歳でギターを始める。19歳でローマのプライベートカレッジに入学し、ブルース、ファンク、ジャズなどの音楽を学び、世界中のプロミュージシャンの元で指導を受け、クリニックやマスタークラスにも参加。その後、ラクイラの音楽学校でルネッサンスリュート、バロックギター、クラシックギターなどの研究をし、またボサノバ、ジプシー・ジャズ、フラメンコ・ルンバなどのアコースティックのジャンルも学ぶ。現在は、ポップスからジャズ、ボサノバ、フラメンコ、ルネッサンスまで幅広い分野でプロのパフォーミングアーティスト、スタジオミュージシャン、作曲家、編曲者として活躍。開催概要『ジプシーヴァイオリン&ギター・コンサート』開催日時:2022年10月16日 (日)13:30開場/14:00開演会場:横浜市港南区民文化センターひまわりの郷・ホール(神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1ゆめおおおか中央棟4階)■出演者ヴァイオリン:古館由佳子ギター:竹内永和、ジョヴァンニ・カルデリーニ■スタッフ企画・進行: 大森勇治■チケット料金前売:1,800円当日:2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月16日リフレインの手法を駆使したエモーショナルな舞台が高い評価を集め、マームとジプシーを旗揚げ以降、数多くの作品を精力的に発表してきた藤田貴大さん。しかしこの2年、中止や延期に見舞われ、思ったように作品を上演できない状況が続いた。立ち止まり新たな気づきを得た演劇作家の、新たな挑戦。「岸田國士戯曲賞を受賞して今年でちょうど10年になりましたが、かなり走り続けてきたんですよね。ほとんど家に帰らない生活だったのが、急に家にいなきゃいけなくなって、なんだか楽しかったんですよ。ずっと劇場の中にこもっていたのが、家の近所を散歩したり、公園を眺めて過ごす時間ができて。公演ができなくて大変ではあったけれど、ネガティブにはならなかったですね」そんななかでも創作意欲は衰えることなく演劇活動は続けていたそう。「最初の2週間くらいはお酒飲んで散歩するくらいだったのが、徐々におもちゃを買いだして、それを使って家の中でやっぱり演劇の稽古をするんですよ(笑)。プロットを作ってダイアローグを書いて、それを映像作品化させてみたり。あと、過去に書いた台本を読み返して、自分ってなんだったんだろうと考える時間を持てたし。役者とも、これまでは直接ぶつかりながらやっていたのが、少し俯瞰できたのもよかったです」そんな経験からあらためて今、あえて劇場に足を運んで演劇を観るということについて考えるように。「こんな状況の中で、せっかく劇場まで観に来るわけだから、映像でやれないことを演劇はやるべきだと思ったし、他のジャンルと変に張り合おうとしなくていいんだと思ったんです。映像作品は、どうしたって現在との時差があるけれど、こういう現実がフィクションを追い越してしまった今、演劇だからできる現在へのコミットの仕方がある気がしていて。それって、もしかしたらめちゃくちゃすごいことじゃないかと」目前に控えるのは、ドイツのシューズブランド・trippenと組み、靴にフォーカスを当てて制作した『BEACH CYCLE DELAY』の東京公演。「この10年の間に20代の頃に描いていた地元の街もずいぶん変わったし、身近な人の死をいくつも経験したんです。だから、10年前の調子では作品に向かい合えなくて。今36歳になった自分は、長くモチーフにしてきた“海”とか“水”にどうしたら関わり直せるかということを考えて作った作品です。3作の連作ですが、いろんな事情で『CYCLE』という作品は製作に3年くらいかかっている。こんなに時間をかけたものってあまりないし、最近の自分の作品の中では一番先端にあるものになったので、ぜひ観てほしいですね」そして年明けには、沖縄・那覇に新しく開館した劇場のこけら落とし公演となる新作『Light house』が予定されている。かつて沖縄戦を描いた『cocoon』という傑作を発表しているが、今作もテーマにあるのは“水”だ。「沖縄は、昔からずっと真水の確保が難しい土地だというのもあって、水に対しての感覚が特殊なんですよね。井戸がとても神聖な存在だったりするんです。水を中心に人間の営みが形成されて、その水の流れがまた新たな営みを生んでいる。一方で、人が無自覚に環境や生物に影響を与えてしまっているという現実もあって。何かが誰かに繋がってしまう、その流れを“水”に結びつけて描けないかと。今回のタイトルは灯台という意味なんですが、演劇の世界において劇場は灯台のような場所だと思うんです。最近、観客の皆さんを、劇場で待っているという感覚を再確認していて。それもまた灯台と重なるものがある。水の流れのこと、そして灯台=劇場という関係がうまく噛み合えば、いい新作になるんじゃないかと思っています」BEACHCYCLEDELAY『BEACH CYCLE DELAY』12月9日(木)~12日(日)新宿・LUMINE0一般4500円ほかマームとジプシー TEL:070・5454・7311タイムスケジュールなど詳細は公式サイトにて。撮影・宮田真理子『Light house』沖縄公演/2022年2月4日(金)~6日(日)那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場一般3000円ほか那覇文化芸術劇場なはーと TEL:098・861・7810東京公演/ 2022年2月18日(金)~3月6日(日)東京芸術劇場 シアターイースト一般5000円ほかマームとジプシー TEL:070・5454・7311ふじた・たかひろ1985年生まれ、北海道出身。2007年よりマームとジプシーを主宰し、全作品の作・演出を手がける。’11年に演劇界の登竜門・岸田國士戯曲賞を26歳で受賞し注目される。’16年、『cocoon』で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。※『anan』2021年12月15日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年12月09日難しそうと思っていても、実は感覚的に楽しめて感受性を育むのにぴったりな【演劇】。今注目の劇作家、「マームとジプシー」の藤田貴大さんに、親子での観劇の楽しみ方や、演劇に込めた想いを教えてもらいました。子どもも観られる演劇を通じて、一緒に感性を育んでみては? 大人にもきっと新しい発見があるはず。記憶でしか再生できない尊さ、目の前だから伝わる質感を感じてマームとジプシー藤田貴大 さん1985年北海道生まれ。幼少期から演劇に触れ、桜美林大学で演劇を専攻。2007年に演劇集団「マープとジプシー」を旗揚げし、これまで数多くの賞を受賞。演劇以外にもエッセイ。小説の執筆なども行う。子どもの想像力に託す家族を巻き込む表現に『めにみえない みみにしたい』(2018年、19年)『かがみ まど とびら』(20年)と、親子で楽しめる演劇を制作している演劇集団・マームとジプシーの藤田貴大さん。4年目を迎える今年は、昨年の全国ツアーに続いて、両作を公演する大規模な全国ツアーが決定。親子で楽しむ演劇=”子ども向け”ではないことにこだわり、制作を続けてきた。「幼少期の記憶をモチーフに作品をつくったり、中高生と演劇をつくったり。子どもと関わることが増えていた中で、子どもが観る演劇をつくることは自然な流れでした。子どもが観るといっても侮らないし表現として”いいもの”をを見せたいと思っています。衣装はsuzuki takayukiさん、音楽は原田郁子さんにお願いして、あえて子ども向けを意識した分かりやすい演出にならないように気を付けています。僕としては、できる限り子どもの想像力に託したい。子ども向けと言うと親が義務感から連れてくることが多いですが、親自身が『行きたい』と言ってもらえるような家族を巻き込む表現になれたらいいですね」『めにみえない みみにしたい』撮影:細野晋司『かがみ まど とびら』撮影:井上佐由紀寝静まった夜に起こる家の中を舞台にした新作『めにみえない みみにしたい』(”めみみ”)は女の子が森に出かけるファンタジー。しかし、『かがみ まど とびら』は舞台を家の中に移したリアリティのあるコンセプトで物語が描かれている。”めみみ”のツアーを続ける中で生まれたアイディアが、『かがみ まど とびら』の制作につながったと振り返る。「『赤ずきん』や『ヘンゼルとグレーテル』、外に出て良くないものに出会う物語はよくあります。しかしあえて壮大にせず、家の中で完結する細かい話をつくりたいと仲間と話しました。大人が寝静まった真夜中って、ロマンチックだなと幼少期から思っていたんです。そんなきっかけで、子どもが夜起きて家の中を冒険する話にしました」その構想中に緊急事態宣言が発令、新しい生活様式の中で、”めみみ”と同じチームが再結集して制作が進んでいく。稽古時間の短縮、マスクの着用、事前の検査、観客動員数の50%削減。その状況下と『かがみ まど とびら』のストーリーが重なって完成まで早かったと語る。「”めみみ”を見た小が再び観に来た時にに、同じ舞台サイズや同じ俳優でも、台本が違うだけで『こんなに違うんだ』と感じて欲しい。どんなものも、ちょっとしたクリエーションで変化が生まれることを発見して欲しいですね」劇場でしか伝わらない質感記憶で再生される尊さ藤田さんが演劇を通して伝えたいこと。それは現代のツールやメディアから感じ取れない質感とスピード感だ。「一番に、劇場でしか手渡せない質感があります。映画や動画は記憶なので何度でも再生できるけれど、演劇は目の前の一度きりなので再生はできません。つまり記憶なんです。記憶でしか再生できないものの尊さ、質感が残ることが重要だと思っています。スピード感のある今の時代を生きる子どもたちが将来つくり出すものは、僕らの想像を超えるでしょう。でも、それとは全く違う速度で動いている世界があることも知って欲しいんです。演劇は不要不急と言われているかもしれないですけど、こんな時代だからこそアナログなものが再評価されるべきじゃないかと思っています」photography/Nobuki Kawaharazakitext/Yukiko Takeda
2021年10月04日ポール & ジョー(PAUL & JOE)から、“ブランドの2大アイコン猫”「ジプシー」と「ヌネット」がデザインされたレザー小物が登場。2021年8月下旬より発売される。「ジプシー&ヌネット」のキュートなフェイスを描いた財布&コインケース白くてふわふわな毛並みが特徴のペルシャ猫「ジプシー」と、ミックスの子猫「ヌネット」。2匹は、ポール & ジョーのクリエイティブディレクター、ソフィー・メシャリーの愛猫で、ブランドの“アイコン猫”だ。新作となるヌメ革のレザー小物には、「ジプシー」または「ヌネット」のフェイスをプリントし、マットゴールドのブランドロゴメタルをアクセントに添えた。それぞれパープルとワインレッドのライニングで、上品に仕上げている。ジプシーとピンクの花弁がキュートに舞う限定ウォッチウォッチコレクションからは、「ブルーアイキャット ジプシー」シリーズの第2弾としてブラックシェルダイヤルモデルが100本限定で登場。見る角度によってオーロラのようにカラーが異なるシェルダイヤルには、ジプシーとピンクの花弁がキュートに舞う。フェミニンなピンクゴールドメッキのケースとストラップも魅力的だ。お揃いデザインのハンカチシリーズもその他、パステルカラーのハンカチとポーチタイプのマスクケースもラインナップする。お揃いデザインのハンカチシリーズは、大判タイプとタオル地タイプが登場し、タオル地タイプは“ハート”をあしらったチャーミングな仕上がりとなっている。【詳細】「ジプシー&ヌネット」新作アイテム・レザー小物シリーズ発売日:2021年8月下旬取り扱い店舗:全国百貨店 他価格:ヌネット 口金ミニ財布 13,200円 / ヌネット 名刺入れ 6,600円 / ジプシー コインケース 6,050円・ウォッチコレクション発売日:2021年8月20日(金)取り扱い店舗:全国時計専門店 他※8月10日(火)からオンラインサイト「フォーチュンスクエア」にて先行販売。価格:ブルーアイキャット ジプシー 限定ウォッチ 24,200円・ハンカチ&マスクケース ※発売中取り扱い店舗:全国百貨店 他価格:ジプシー タオルハンカチ(イエロー、ピンク) 各660円 / マスクケース 2,200円 / ジプシー プリントハンカチ 1,320円
2021年08月13日ポール & ジョー(PAUL & JOE)は、新作レディース腕時計「ブルーアイキャット-ジプシー(BLUE EYE CAT-Gipsy)」を、2021年8月上旬に発売する。これまでもポール & ジョーのアイテムを飾ってきた、ブランドのクリエイティブディレクター、ソフィー・メシャリーの愛猫・ジプシー。新作「ブルーアイキャット-ジプシー」は、そんなジプシーが”ピンクの花びらと一緒に舞う姿”をモチーフにしたユニークな腕時計だ。文字盤には、艶めくシェルを採用することで、どこか幻想的な表情に引き寄せているのも魅力的だ。展開されるのは、ホワイトシェルダイアル×ピンクゴールドのメッシュベルトと、ピンクシェルダイアル×シルバーのメッシュべルトの全2種類。シェルの自然な輝きと、スタイリッシュなメッシュ素材のコンビネーションが相性抜群なデザインとなっている。【詳細】「ブルーアイキャット-ジプシー」発売時期:2021年8月上旬取扱店舗:全国時計専門店、ほか価格:ホワイトシェル/ピンクゴールド 24,200円、ピンクシェル/シルバー 22,000円ケースサイズ:30mm防水性:3気圧(日常生活防水)【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2021年08月02日演劇作家・藤田貴大率いるマームとジプシーが、今夏『cocoon』を上演することを発表した。『cocoon』は、戦時中の沖縄を舞台に、戦争に動員された少女たちを描いた今日マチ子の同名漫画が原作で、2013年に初演、2015年には沖縄を含む全6都市で巡演された。初演から7年の時間を経て、今回は、藤田による新演出で上演される。音楽は引き続き、原田郁子が担当する。出演は青柳いづみ、菊池明明、小泉まきほか。7月上旬から8月下旬にかけて、東京、埼玉、上田、北九州、伊丹、京都、沖縄での上演を予定している。なお、3月には出演者オーディションが行われる。【関連リンク】マームとジプシー公式サイト
2020年01月24日藤田貴大率いる「マームとジプシー」が、他ジャンルの作家とコラボレーションする企画「マームと誰かさん」シリーズ。その最新公演『ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜』が、12月25日(水)にいわてアートサポートセンター風のスタジオ、12月27日(金)から29日(日)まで東京・吉祥寺キチムにて上演される。シーンをリフレインしていく映像的な手法で注目を浴び、弱冠26歳で岸田戯曲賞を受賞。もはや演劇界には欠かせない存在となった藤田貴大、そしてマームとジプシーだが、彼らの活動の特徴として、年代、ジャンルを問わない相手とタッグを組んだり、いわゆる「東京での大劇場」ではない公演会場で作品をフレキシブルに上演したりという、ボーダレスな作品づくりが挙げられるだろう。この「マームと誰かさん」シリーズは、その最たるものといえる。他ジャンルの作家とコラボレーションする企画として2012年にスタート、これまでも音楽家・大谷能生や演出家・飴屋法水、漫画家・今日マチ子という顔ぶれを迎えてきた。今作『ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜』は2017年に歌人・穂村弘とブックデザイナー・名久井直子を迎えて行われた公演の再演作となる。いわゆる「わかりやすい物語が提示される演劇作品」とは、ちょっと違うものといえるかもしれない。穂村とその父、名久井らの物語、ないし“言葉”が、マームとジプシーには欠かせない俳優である青柳いづみによって語られていく。シンプルな作りだけに、観客を含めた空間の雰囲気次第でまた手触りが変わりそうなところも興味深い。もともと今回の再演に関しては、ツアー公演の会場を公募で決定するというあまり例を見ない手法がとられており、今年6月から京都、三重、長崎と公演を重ねてきた。今回東京での会場となる吉祥寺のキチムに関しても、ライブなどもよく行われるイベントスペースであり、いわゆる劇場とはまた異なる空間だ。初演とも会場が変わるだけに、以前観ている観客もまた新たな感覚で楽しめそうだ。ツアー公演を重ねてきて熟成されたこの作品が、新たな場所でどう立ち上がっていくのか。2都市でわずか4日間6ステージの公演、この体験を共有できた人にはえもいわれぬギフトとなるにちがいない。文:川口有紀
2019年12月24日ポール & ジョー(PAUL & JOE)から、フラワープリントに猫が隠れる新作ウォッチコレクション「ジプシー アンド ヌネット(Gipsy&Nounette)」が登場。2019年9月中旬より全国時計専門店ほかで販売される。ポール & ジョーのコレクションで、これまで度々登場してきたクリエイティブディレクター、ソフィー・メシャリーの愛猫、ジプシーとヌネット。今回の新作コレクションはその2匹が主役だ。丸いダイアルでは、淡いフラワープリントの隙間からジプシーとヌネットがひょっこり顔を覗かせる。落ち着いたトーンのピンクゴールドのケースには、メッシュベルトまたはライラック色のレザーストラップ、シルバーケースにはダークブルーのレザーストラップをセット。レザーストラップには、光沢感のあるシュリンクレザーを採用し、クラシック感を高めた。なお、本シリーズからベルトが取り外し可能となり、気分次第でカラーを選ぶことができる。【詳細】新作ウォッチコレクション「ジプシー アンド ヌネット」発売時期:2019年9月中旬取り扱い:全国時計専門店ほか価格:ピンクゴールド 20,000円+税、ライラック 18,000円+税、ダークブルー 17,000円+税【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2019年08月09日エモーショナルな瞬間を、美しいビジュアルと言葉、そして俳優の肉体を駆使して描き出し、いまや演劇のみならずジャンルを超えて注目されるマームとジプシー(以下、マーム)。最新作の『BOOTS』では、ドイツ生まれのシューズブランド・trippenとコラボする。靴がいったいどうやって演劇になるの?「マームの藤田(貴大)さんから最初にお話をいただいた時は、衣装提供ということかなとか、靴の物語を作るのかなと考えていたんです」とは、セールスマネージャーの中村光仁さん。しかし、藤田さんからの要求は、「trippenの感性で僕を刺激してほしい」というものだったそう。「展示会を観ていただいたりもしましたし、ブランドのコンセプトや、今回のシーズンテーマについてなど、うちの靴についてあらゆる側面から知っていただけるよう、いろんなお話をさせていただきました」(バイヤー・斉藤いずみさん)そしてお二人は一計を案じる。公演のフライヤー撮影時に、マームのメンバーだけのために、撮影場所となる屋外に什器を持ち込み大量の靴をディスプレイして見せたのだそう。「まずは、私たちはこうなんです、ということを目で見える方法でお伝えするのが一番だと思ったんです」と、斉藤さん。言葉やビジュアルから、ブランドを支える靴作りへの思いを感じ取り、そこから受けたインスピレーションを藤田さんが舞台として立ち上げていく。そしてこれまでに、今年の夏に上演された『BEACH』を含めた2作を制作。今回が3作目の共同作業だ。「紆余曲折を経て最後に帰結したのが、ブランドの今シーズンのテーマ“Speed”。ここには速度だけでなく、時の流れといった意味合いも含まれています」(斉藤さん)「デザイナーの、言葉にできない思いまで汲み取ってくれるのが藤田さん。僕らも想像しなかった角度の舞台ができていて、いまから拝見するのが楽しみです」(中村さん)2018年の8~9月に上演された『BEACH』より。今回は、前作『BEACH』と新作『BOOTS』の両作品が上演される。会場には、trippenの靴も展示。撮影・井上佐由紀『mum&gypsy×trippen「BOOTS」』12月21日(金)~29日(土)新宿・LUMINE0作、演出/藤田貴大予約4000円当日4500円『BEACH』『BOOTS』セット券7500円スケジュールの詳細はHPで。マームとジプシーTEL:070・5454・7311※『anan』2018年12月26日号より。写真・大嶋千尋取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月21日結成10周年のマームとジプシーが、7月から全国6か所のツアーを行う。モチーフやテーマが共通する作品を3作ずつつないで再編集した3本と、フルスケールの1本、合わせて10本のマーム作品が用意され、出発地となる埼玉公演ではそのすべてが上演される。この大掛かりな取り組みについて、作・演出・主宰の藤田貴大は、まず「自分が20代で描いた作品をまとめて観たかったし、観てほしいと思った」と理由を説明。さらに「たとえば子どもがいる役を、以前は多少背伸びしながらやっていた俳優が、今はまさにそういう年齢になった。その変化も感じてもらえると思います」と上演の意図を語る。マームとジプシー チケット情報唯一のフルスケールとなる『あっこのはなし』は、初演は2012年だが、内容を俳優の実年齢に合わせて完全リニューアル。30代男女の、恋や仕事にまつわる日常的な会話を紡ぐ。いわばマームの20代とこれからをつなぐポジションにある作品で「なんでもない話で進んでいくと思うんですけど、どうしてもいま必要な作品なんです」と藤田。ファンはもちろん、未見の人、見損ねていた作品がある人にも、マームの人気の理由を知る絶好の機会だろう。全国ツアーでは長野県上田市のサントミューゼ 上田市交流文化芸術センターや福岡県北九州市の北九州芸術劇場、愛知県豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場などを巡演。各劇場で必ず2作品以上を上演する。これについて藤田は「作家なら誰しもそうだと思いますけど、ひとつの作品で自分のことを全部言えたことなんてないわけで、とすると、地方のお客さんは僕のその時の一部に触れただけで終わってしまう。だから、マームの色んな側面を観られるように、複数の作品を持って、いろんな場所に行きたいと思いました」と語る。初登場となる上田では、岸田戯曲賞受賞作を含む『ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと――――――』と「あっこ」を上演。2013年の『モモノパノラマ』以来、およそ4年ぶりとなる北九州では、「ΛΛΛ」のほか、『クラゲノココロ モモノパノラマ ヒダリメノヒダ』を上演。そして豊橋では、埼玉と同様にすべてを一挙上演。3日間、たっぷりとマームとジプシーの世界に浸ることができる。そのほか、北海道札幌市や兵庫県伊丹市でも上演予定。取材・文:徳永京子
2017年06月26日ジプシー・キングスが2年ぶりの来日公演を開催することが決定した。日程は、4月24日(月)大阪・フェスティバルホール、26日(水)・27日(木)東京・オーチャードホール。【チケット情報はこちら】ジプシー・キングスは情熱的なフラメンコ、ルンバ、サルサを融合したポップサウンドで、これまでに2000万枚を超えるアルバムセールスを記録。『ボラーレ』や『ジョビ・ジョバ』などのヒット曲で知られる。チケットの一般発売に先がけて、最速先行(抽選)を実施。受付は1月25日(水)昼12時から2月1日(水)午後11時59分まで。■KIRIN 淡麗極上 presentsThe Gipsy Kings featuring Nicolas Reyes and Tonino Baliardo Japan Tour 20174月24日(月)フェスティバルホール(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:004月26日(水)Bunkamuraオーチャードホール(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月27日(木)Bunkamuraオーチャードホール(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00
2017年01月17日マームとジプシー主宰/演劇作家の藤田貴大が演出を手掛ける舞台「ロミオとジュリエット」が、2016年12月10日(土)から21日(水)まで、東京芸術劇場プレイハウスで上演される。宿命的な出会いと短かく悲しい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、様々な悲恋物語のモチーフとなっている作品「ロミオとジュリエット」。シェイクスピア没後400年を迎える2016年、気鋭の若手演劇作家の藤田貴大が、誰もが知る名作戯曲をまったく新しいオリジナルな切り口で現代に蘇らせ、これまで取り組んだことのない古典作品に挑む。キャストには、藤田作品にはおなじみの青柳いづみ、川崎ゆり子、吉田聡子らのほか、オーディションによって選出された12名の女性キャストが出演。1980年代を代表する伝説的なサブカルチャー雑誌「Olive」を支えてきたスタイリスト・大森伃佑子が手掛けるの衣装にも注目だ。【概要】「ロミオとジュリエット」作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子上演台本・演出:藤田貴大会期:2016年12月10日(土)〜21日(水)※12/12、12/19は休演日時間:・12月10日(土)・11日(日) 18:00〜・12月13日(火)〜16日(金)、19日(月) 19:00〜・12月17日(土)・18日(日)※1 13:00〜・12月21日(水) 14:00〜※1=視覚障害者のための「舞台説明会」及び、聴覚障害者のための「ポータブル字幕機提供」実施(要事前申込)。会場:東京芸術劇場 プレイハウスチケット発売日:2016年10月15日(土)チケット料金(全席指定):S席5,500円(税込)、A席4,500円(税込)ほか※未就学児は入場できない。チケット取扱い:・東京芸術劇場ボックスオフィスTEL:0570-010-296(休館日を除く 10:00〜19:00)URL: 携帯)ほか各種チケットサービス<スタッフ>音楽:石橋英子、須藤俊明、山本達久照明:富山貴之音響:田鹿充、角田里枝映像:召田実子衣裳:大森伃佑子演出助手:吉中詩織舞台監督:森山香緒梨宣伝美術:名久井直子宣伝イラスト:ヒグチユウコ衣裳装飾:YUKI FUJISAWA衣裳協力:DOUBLE MAISON/きものやまと<出演>青柳いづみ、あゆ子、石川路子、内堀律子、花衣、川崎ゆり子、菊池明明、小泉まき、後藤愛佳、西原ひよ、寺田みなみ、豊田エリー、中神円、中村夏子、中村未来、丹羽咲絵、吉田聡子、石井亮介、尾野島慎太朗、中島広隆、波佐谷聡、船津健太、山本達久(ドラマー)【問い合わせ先】東京芸術劇場ボックスオフィスTEL:0570-010-296(休館日を除く10:00〜19:00)
2016年11月15日ポール & ジョー(PAUL & JOE)は、2016-17年秋冬の新作ウォッチ「ジプシー(Gipsy)」を2016年8月から発売する。クリエイティブディレクター ソフィー・メシャリーの愛猫「ジプシー」の名前を冠した新作は、キュートなデザインのキャットウォッチ。時計の傍らから、キラキラ光るアーモンドアイで見つめる子猫は、時間を確かめるたびに、ふっと笑顔にしてくれそう。カラーは全3色。ダイアル、針、レザーストラップを同色でまとめてシックに仕上げた。コーディネートのアクセントにもなる新作ウォッチ、ぜひ手にとってみて。【詳細】ポール & ジョー 2016-17年秋冬の新作ウォッチ「ジプシー」全3型発売時期:2016年8月価格:21,000~23,000円+税仕様:ガラス:ミネラルクリスタル/ムーブメント:国産クォーツ/防水性:3気圧/ケース&ブレスレット:ステンレススティール(IP メッキ)【問い合わせ先】ワグ インクTEL:03-5791-1501
2016年07月03日蜷川幸雄さんや野田秀樹さんからその才能を高く評価され、“演劇”の枠を超えた人気を獲得しているマームとジプシー。いま最もホットな劇団が、新たに誕生するホール「LUMINE 0」のオープニングを飾る。主宰であり作・演出の藤田貴大さんが上演作に選んだのは、「海外に持っていくことを念頭に」作った『てんとてん…』と『カタチノチガウ』、そして「思い入れがある」という『あっこのはなし』の3作。「演劇って、どこか高尚で敷居が高いイメージがありますよね。それをもっとカジュアルにできないかというのが今回のテーマなんです。セレクトショップみたいに、服や化粧品を買ったり、CDを選ぶのと同じ線上に演劇を並べることができないかと思うんです。そういう軽やかさが新しい時代に行く演劇なのかなと」(藤田さん・以下同)近年、東京芸術劇場や彩の国さいたま芸術劇場と組んだ作品づくりなどもおこなっている藤田さん。しかしその一方で、「小さな空間で、かぶりつきで観る演劇ならではの質感とか尊さも大切にしたい」と話す。「正直、3作品を同時に稽古しているわけで、それはすごく大変なことではあるけれど、それと同時に面白さもあるんですよね。ツアー公演の時に、僕らが持っていくのって、せいぜいスーツケースひとつぶん。役者さんが床に線を引いて荷物を広げたら、すぐに芝居が始められるんですよ。今回も、同じ舞台に物が少し置かれただけで作品が変わるわけです。展示替えのように、3日おきに新作が入荷しました、みたいに見えたらいいですよね」◇4月28日(木)~5月8日(日)ルミネ ゼロ4月にオープンしたJR新宿駅直結の複合施設、NEWoMan内。東京都渋谷区千駄ヶ谷5‐24‐551作品4000円マームとジプシーTEL:070・5454・7311mum_gypsy@yahoo.co.jp◇ふじた・たかひろ1985年、北海道生まれ。'07年にマームとジプシーを立ち上げ、全作の作・演出を担当。'11年に岸田戯曲賞受賞。'14 年に野田秀樹作『小指の思い出』を上演し話題に。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。写真・小笠原真紀インタビュー・文・望月リサ
2016年05月02日2月18日、彩の国さいたま芸術劇場でマームとジプシーの公演がスタートした。マームとジプシー主宰である藤田貴大が蜷川幸雄を題材とした戯曲『蜷の綿-Nina’s cotton-』を書き下ろし、蜷川演出版を大ホールで、藤田演出版を小ホールで同時上演するというプロジェクトは、発表されるや演劇界の大きな話題をさらった。公演チケットはこちらしかし、年明けに蜷川の体調不良による延期が発表された。その事態に直面し、藤田らが選んだのは『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』という3作を再構成して上演すること。「この空いた期間に何をするかということは、やっぱり少し悩みました。ただ、この期間に蜷川さんのことを上演するというそれ自体は、『蜷の綿』が延期されたからといってなくなってしまうものではない。いかに蜷川さんのことを考えながら待ち続けられるかと考えたとき、いまのこの状況を過去作品で表現するとしたら”夜”のタイトルがついたこの3作だろうと思ったんです」『Kと真夜中のほとりで』は2011年に上演され、マームとジプシーのマスターピースとの呼び声も高い“いなくなってしまった人を待つ”物語。「そのトーンが、蜷川さんを待っているこの特別な時間とすごく似ているなと思った」と語る藤田。しかし単純にこの作品を再演するのではなく、2009年上演の初期作品『夜が明けないまま、朝』、さらには彼がマームとジプシー結成前、20歳の時に書いた『夜、さよなら』(2006年初演)を組み合わせるという発想はどこから来たのか。「僕はふだん、役者さんと企画をどうするかという話はほとんどしない。でも今回は延期が決まってから、すごく話し合ったんですよ。ここ数年、僕らは大きな作品が増えて、『cocoon』をやって、野田秀樹さんの『小指の思い出』をやって、寺山修司の『書を捨てよ町へ出よう』をやって……と、自分たちを振り返る時間なんてなかった。でも今回、急に立ち止まることになったわけです。そこでみんなで話し合って、『Kと真夜中のほとりで』1本を再演するよりは、僕らの10年間を夜というテーマに吹き込もうという話になった。『夜、さよなら』を書いたのは20歳の2月、本当にちょうど10年前なんです」ここ数年、演劇界のレジェンドや他ジャンルの才能とコラボレーションを重ねてきたマームとジプシー。その中でも最大のプロジェクトが延期になったことで、はからずも、ある面で彼らのこれまでを総括するかのような、集大成とも言える作品が生まれることになりそうだ。「もちろん、『蜷の綿』を待っていてくれた人がたくさんいるから、手放しで“よかった”とは言えない。でも結果的に僕らはいま、とてもいい時間を過ごせている。もしかしたらこの状況さえも、蜷川さんの演出のひとつなんじゃないかな、とさえ思います」公演は2月28日(日)まで彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて。取材・文/釣木文恵
2016年02月19日フランスのバンド、Gipsy Kings(ジプシー・キングス)が10月24日大阪・大阪フェスティバルホールより14年ぶりの来日公演を行う事が決定した。【チケット情報はこちら】ジプシー・キングスは情熱的なフラメンコ、ルンバ、サルサを融合したポップサウンドで、これまで全世界で2000万枚を超えるアルバムセールスを記録。キリンビールの発泡酒「淡麗」のコマーシャルソング『ボラーレ』でもおなじみだ。チケットの一般発売は9月5日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて抽選先行を実施。受付は8月8日(土)昼12時から12日(水)午後11時59分まで。■KIRIN 淡麗極上<生> presentsThe Gipsy Kings Featuring Nicolas Reyes and Tonino Baliardo Japan Tour 201510月24日(土)大阪フェスティバルホール(大阪府)10月26日(月)オーチャードホール(東京都)10月27日(火)オーチャードホール(東京都)10月28日(水)赤坂BLITZ(東京都)★★以下のリンクより「Gipsy Kings(ジプシー・キングス)」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2015年08月05日