photo:Hiromi Hashimuraタイシルクで有名なブランド「JIM TOMPSON(ジムトンプソン)」。タイのお土産で一度はもらったことがあるのでは?タイシルクなどを使った服や雑貨が有名ですが、レストランや博物館、期間限定で見学できるジムトンプソンファームなど、いろいろなスポットがあります。ショッピングもかねて立ち寄ってみてください。 期間限定オープンの「ジムトンプソン・ファーム」がスゴイ!著者撮影年末年始にバンコクへの旅行を考えている方の旅のリストに加えてほしいのが、例年12月中旬から1月初旬の期間限定でオープンする「ジムトンプソン・ファーム」です。タイシルクの制作過程やイサーン地方の伝統文化を伝えるほか、ひまわりやコスモスなどの花畑もある広大なファーム。敷地内にはレストランや屋台も出ていて、1日楽しめます。広い農園内はバスが走っています。もちろん歩いてもOK 著者撮影繭から布になるまで、製品づくりの行程を見ることができます 著者撮影驚きなのが、その可愛さ!どこも展示が工夫されていて、楽しく体験や見学ができるようになっています。施設内は、専用カートで自由に乗り降りが可能。もちろん、物品販売コーナーもあるので、ジムトンプソン製品のほか、農園内でつくられた作物を購入することもできます。残念なのは、開催時期がとても少ないこと。この時期にバンコクに行っていたらラッキーですよ!このあたりはカボチャが名産とあって、いろんなところに飾ってありました 著者撮影著者撮影場所は、バンコクから車で4時間ほどのナコーンラーチャシーマー。ちょっと遠いのですが、車をチャーターするか、現地発のツアーでも参加可能です。ジムトンプソンの布とワラで造られたクッション。気持ちいい! 著者撮影可愛い布のハーバルボールとファームで作られた農作物をお土産に購入 著者撮影 Jim Thompson Farm・住所:Tambol Takob, Amphur Pak Thong Chai, Nakhon Ratchasima, (Korat) Province・電話:(+66)2-762-2566 / (+66)85-660-7336・HP:ジムトンプソンの人生に驚く!「ジムトンプソンの家」photo:Hiromi Hashimura「ジムトンプソンの家」は、元建築家で古美術収集家だったというジムトンプソンの一面を垣間見ることができる博物館です。ジムトンプソンが実際に暮らしていた住居を博物館として公開しており、タイの古い家を6軒集めて作ったというから驚きです。館内では、ジムトンプソンが集めたという美術品もみることができます。photo:Hiromi Hashimura1906年にアメリカで生まれたジムトンプソン。建築家として働いていたが第二次世界大戦でCIAの前身OSSの情報将校としてタイに渡ったのが、タイに住んだきっかけ。その後、タイシルクで実業家として成功するも、1967年に休暇で訪れていたマレーシアで謎の失踪を遂げたのが最後と言われています。photo:Hiromi Hashimuraもの凄い運命を生きたアメリカ人が作ったブランドだった、というのが面白いですよね。時間帯によっては日本語のガイドさんと一緒に見学することができます。場所もサイアムエリアと、アクセスも抜群なので、気軽に立ち寄れます。 Jim Thompson’s House・住所:6 Kaseman Soi 2, Rama 1 Road Bangkok・時間:9:00~18:00・料金:150B/大人、100B/子供・電話:(+66) 2-216-7368・HP:アウトレットでお得にショッピング!「ファクトリー・アウトレット」ビルの1階から5階までがアウトレットのビル。シルクやコットンの計り売りもある 著者撮影高級デパートや空港のDTFなどにも入っている有名ブランドですが、高級品ゆえお値段は高め。それが年中セール価格で購入できるのがジムトンプソンのアウトレットです。何件かあるのですが、行きやすいところではBTSのBang Chak(バンチャーク)駅から歩いて5分ほどの場所にあります。時間がある人はこちらでチェックするのがおすすめ。ビル内にはカフェもあるので、買い物につかれたら休憩もできます。洋服やファッショングッズだけでなく、布もメーター買いできるので楽しいですよ。また、年に2回(例年6月と11月)、イベント会場での大規模なセールも開催しています。こちらは公式HPで発表されるので、その時期に旅行を考えている人はチェックしてみてください。5階にはカフェも併設。タイ料理やドリンクも楽しめる 著者撮影 Jim Thompson Factory Outlet・住所:153 Soi Sukhumvit 93, Bangchak, Phakanong, Bangkok・時間:9:00~18:00・電話:(+66)2-332-6530-4, (+66)2-742-4601-3・HP:(photo & text : 美濃羽佐智子) カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランドその他の記事を読む>
2016年11月08日©TRIPPING!旅行サイトの旅行先ランキングでも上位にランクインする今旅行者に大人気のバンコクで、気の利いたお土産を探すなら訪れたい、TRIPPING!現地レポーターお墨付きのスーパーマーケット3店をご紹介!ひと味違うツウなお土産が見つかるかも! お洒落なグロッサリー&スーパー「Talad Eathai(タラート・イータイ)」©MASA(TRIPPING!レポーター) 高級デパート「セントラル・エンバシー」の地下に入る「Talad Eathai(タラート・イータイ)」は、ハイセンスなお土産が集まったタイ土産のセレクトショップ。お洒落なボトルに入ったオーガニックコスメやボディケア用品は、女性へのお土産にぴったり。隣接するタイ料理フードコート「Eathai」も大好評!記事はこちら> 自然派の商品がずらり!オーガニックスーパー「lemon farm(レモンファーム)」©lemon farm バンコクの中心地にある「lemon farm(レモンファーム)」は、オーガニック食品やタイ料理の調味料、自然派コスメなどがズラリと並ぶオーガニックスーパー。編集部Aが2年以上愛用(!)している天然のタイハーブ由来のシャンプー&コンディショナーもこちらで購入。記事はこちら> 品揃え豊富でおすすめ!「CENTRAL FOOD HALL(セントラル・フード・ホール)」©CHIKA(TRIPPING!レポーター) 数あるスーパーの中でも、特に品揃えが豊富で現地レポーターがおススメするのが、バンコク最大級の大型ショッピングモール「Central world(セントラル・ワールド」の7階に位置する「CENTRAL FOOD HALL(セントラル・フード・ホール)」。高級感のある食品から、まとめ買いにもぴったりなスナック菓子まで、バラエティ豊かな商品がラインナップ。記事はこちら>
2016年04月11日写真提供:タイ国政府観光庁タイのシルク王と呼ばれ、古美術の収集家としても有名であったアメリカ人、ジム・トンプソン。タイ文化を愛した彼の美しい住居が、現在はミュージアムとして公開されている。 タイシルク事業で成功を収めたジム・トンプソン氏写真提供:タイ国政府観光庁1906年アメリカ・デラウェア州に生まれたトンプソン。アートに興味を持ちながらも、ニューヨークで建築家としてのキャリアを重ねる。第二次世界大戦中に兵士としてタイに派遣された彼は終戦後も残り、タイシルクの事業化に貢献。そのクオリティは世界にも知れ渡り、タイで生活を送った20年あまりの間、華々しい成功を収めた。1967年、友人らとマレーシアを訪れ、ジャングルに足を踏み入れたまま行方がわからなくなっている。写真提供:タイ国政府観光庁多くのタイセレブたちが集ったバンコクの住居跡は、ほぼそのまま保存され、現在は博物館として一般公開されている。豊かな緑に囲まれた住宅は、もとは6棟のヴィラが集まり建てられたもので、チーク材を用いたタイの伝統的な建築様式が取り入れられた。 写真提供:タイ国政府観光庁木々のぬくもりが感じられる家は、まるでトンプソンの人生を象徴するように“イースト・ミーツ・ウェスト”が体現され、木製の仏像やタイ各地の寺院から譲り受けた壁掛けがディスプレイされていると思えば、ベルギー製のシャンデリアが輝き、床にはイタリア製のタイルが施されている。写真提供:タイ国政府観光庁古美術コレクション見学の後は、カフェスペースもあるので、都会にいることを忘れてしまう自然溢れる空間を、ゆったりと楽しめる。緑や花々が美しい庭はどこを切り取っても絵になり、フォトスポットとして人気だ。写真提供:タイ国政府観光庁併設のショップにはジムトンプソンブランドを代表する品々が並び、プリント柄も豊富に揃う。シルクのネクタイは1300バーツから、おしゃれなメンスシャツは2400バーツ。トンプソンの人生やライフスタイルに触れることで、お土産の品もより感慨深いものになるかもしれない。アクセスはBTSナショナルスタジアム駅より徒歩10分ほど。尚、日本語でのガイドツアーも実施されている。 ジム・トンプソンの家(Jim Thompson’s House)・住所:6 Kaseman Soi 2, Rama 1 Road Bangkok 10330・開館時間:9:00~17:00、無休・入場料:大人100バーツ、子ども50バーツ
2016年03月26日