「ジャニーズ」について知りたいことや今話題の「ジャニーズ」についての記事をチェック! (2/66)
10月17日、創業者ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受けジャニーズ事務所が社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。ファンクラブの公式ホームページの表記やロゴも「Johnney’s FAMILY CLUB」から、「FAMILY CLUB」と変更されている。あわせて、ジャニーズJr.についても公式サイトなどの表記が「ジュニア」と変更されたのだが、それに伴い公式サイト内のアーティストページの様子が注目を集めている。これまで、ジュニアのアーティストページには「Johnney’s Jr.」と虹色の文字で描かれたロゴが掲載されていた。これが、青い文字で「ジュニア」とだけ打ち込まれたロゴに変わっていたのだ。ファンクラブ「ジュニア情報局」のトップページにも同じロゴが使用されている。あまりにもシンプルなその様子に、ファンからは驚きの声があがった。《今どきパワポ、エクセルでももっとマシなフォント使うだろwwwwジュニアって》《ジャニーズの文字を奪われたJr.情報局、フォントがダサすぎて元気出たさすがジャニーズ》《信じられないフォント、、これぞジャニーズだまだ面影はありすぎるほどに滲み出ている!愛おしい!!!!!》《ジャニーズJr.の変わりようがすごい。突然Word初心者のフォントと色使いになっている》ジュニアのInstagramのプロフィール画像には、デザイン性のある文字で「ジュニア」と記載されており、このシンプルなゴシック体のロゴが正式なものということではなさそうだ。
2023年10月17日元俳優で、格闘家の高岡蒼佑(41)がInstagramのストーリー機能で、俳優の木村拓哉(50)への想いを明らかにした。高岡は昨今、ジャニーズ事務所の問題について、Instagram上で私見を述べてきた。9月27日には事務所の騒動にショックをうけるジャニーズファンたちにむけて次のようなメッセージを綴った。《看板が綺麗じゃなければ嫌だという奴、真っ先に逃げ出したい人もいるでしょう。メリーやらジュリーに助けてもらって、大きな仕事をお土産に、スキャンダルをもみ消してもらって、まやかしで世論誘導できた人もいます。仕事を振ってもらって、筋的に生涯ジャニーズの看板でやらなければいけない人もいます。まぁこいつが事務所出たら、その時は俺は、初めて全力のきっしょ。このちんちくりと、罵詈雑言浴びせてやります》《ただ、ファンの人の行き場のない感情はわからなくもないんですが、この世紀の大事件に嘆いている人は、ジャニーズ事務所の応援をしているのか、それともタレントを応援しているのかという事ですよね》この投稿は、直後に元「V6」の岡田准一(42)がジャニーズ事務所退所を表明したこともあり注目を集める結果に。また、高岡が”事務所を出たら罵詈雑言浴びせる”相手については憶測が相次ぎ、《木村拓哉さんのことですか?》とのコメントも。これをうけて、高岡は10月14日に自身のストーリーを更新。木村への意外な想いを明かした。《こっち全然開いてなくて すみません。木村さんに何か言ってるみたいなのが上がってるみたいだけど 木村さんに何か物申す事なんて一つもない》と、憶測を否定。《若者の全て観て今でも好きなドラマNo.1です。2020年のSPドラマ撮ってる時、スタジオで偶然お会いして『おー!元氣~とりあえず、おかえりだな!』と穏やかな表情で声かけてくれた事が印象に残っています。青春時代に憧れた思い出は色褪せない。》と、木村へのリスペクトは変わらないと告白した。
2023年10月15日創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で大きな岐路に立たされているジャニーズ事務所。かつて同事務所に所属したタレントが、古巣への思いを語ったのだが、その内容に賛否がわかれている。10月4日、元ジャニーズとジャニーズオタクの男性2人組YouTuberユニット「Smile Flower(以下スマフラ)」が、自身のチャンネルに「ジャニーズの記者会見について」と題した動画をアップ。スマフラは、ジャニーズ事務所に所属していたメンバーの「ゆう」こと川口優とジャニーズファンである「たいせい」が、ゆうのジャニーズ時代の体験も踏まえつつ、ジャニーズタレントについて語る動画がメインのチャンネルだ。今回の性加害問題のきっかけの一つとなる告発をしたカウアン・オカモト氏とともに、かつて事務所退所後にユニットを組んでいたこともある川口。9月と10月に行われた事務所の会見をすべて見たといい、「常に素直にまっすぐな言葉を届けるってのは俺のモットーだし、ちょっと伝わってると思う。だからこそ口を今回開きたかった」と言及した理由を説明。「正直社会的問題としては取り上げなきゃいけないし、重視すべきとこだと思うし、改善して直していかなければいけない件だと本当に重々承知で思う。それはもう間違いないと思う」と前置きしたうえで、「ジャニーさんが生きてても絶対言えた、100%。これはもう、言える」と性加害被害を喜多川氏の死後でないと告発できなかったという論調に異を唱える。生前の喜多川氏と直接の交流があったことも明かし、「俺ジャニーズいたからね、わかるから、ここに関してはどういう人かっていうのもわかるから。なおかつ一つ言えるのが、マジで死人に口なしです」と喜多川氏をめぐる報道について虚実が入り混じっていると指摘。会見での記者の質問にも違和感を覚えたといい、ジャニーズ事務所に所属しないボーイズグループや退所した元ジャニーズタレントを起用しない圧力をメディアにかけるのをやめるように要請した記者に対しても言及。「それ(テレビ局側の忖度)があったから日本の歴史とか、日本の市場が守られてきたんじゃないの」とし、「この後に及んでそれを全部ゼロから誓えとか、白紙にしろって言い始めるのはちょっと今回の問題を通しては違うんじゃないかなと思って」と指摘した。さらに世間のジャニーズ事務所を批判する風潮を「ジャニーズ潰し」であるとし、こう語った。「やっぱそれで守られてきて使ってた企業だったりとかパワー貰ってきた人もいるわけだから、それを全部かき消す言い方、今ジャニーズのいいところは一つも上がってなくて。ジャニーさんが作ってきたエンタメ、歴史、育て上げてきたスター、全てを否定してるじゃん。確かに駄目なことがたくさんあって、それは向き合うべきだと思うんだけど、やっぱいいとこはいいとこでまるっとちゃんと押さえないと」この川口の発信に対し、ジャニーズ事務所のファンから感謝や共感のコメントが。しかし、喜多川氏の性加害は外部専門家の特別チームが事実認定しており、その被害総数は数百人以上にものぼると言われている。そのため、そんな喜多川氏を擁護するともとれるような内容に、批判する声もあがっている。《ジャニー氏の性加害が事実だとするならば「ジャニー氏の功績」は社会として全否定するべきだと思うっす》《今はジャニーズのいいところを述べる時期じゃないでしょ。被害者に向き合う姿勢が全然ないんだから》《確かに9年もジャニーズにいたなら、ジャニーズというブランドの価値が無くなると、自分の過去が否定される感覚になるのだろう。グルーミングの根深さを知る》《自分の活動自体を否定されたくないとか、長年ファンをやっていて愛着があるなどは、まあ当然の心理でしょうね。問題が取り沙汰されるのが遅れたのも、そういう個々人の理由の集積だと思います。じゃあそれを汲んでジャニーズ存続に前向きになろうって話に同意できるかというと…個々人を責める気はないけど、やっぱり一度精算して再出発した方がいいんじゃないかな?と思います。あくまで、私個人の感想ですが》
2023年10月12日ミュージカル『キャメロット』の初日前会見が6日に都内で行われ、主演を務める坂本昌行、桐山照史(ジャニーズWEST)、唯月ふうか、入野自由、今井清隆が登壇した。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト氏の『永遠の王』を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナー氏と作曲家フレデリック・ロウ氏によって書かれた名作ミュージカル。日本初上演となる今回、主演のアーサー王を演じるのは今年2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井と多彩な実力派キャストが揃った。○■坂本昌行、日本初演版『キャメロット』に意気込み「自分なりのアーサー王を」主演の坂本は「このような中世ヨーロッパの伝説の王というものをやりたいと思っていたのですが、まさか自分がのところに(アーサー王役が)くるとは思っていませんでした」とコメント。「私の役は平和を願い、民の声を聞き、力ではなく笑顔で突き進んでいきたいと願いを持ちながらも、自らの気持ちを殺し、民のために苦しみ耐え、裏切られる心情の起伏が激しい役」と自身の役どころを紹介した。また「今回、日本初演版をやらせていただきます。非常に人間味あふれるアーサー王になっていますので、自分なりのアーサー王を作っていきたいと思います」と意気込みを語った。会見終了後には、ジャニーズ事務所からの退所を発表した岡田准一について質問が飛ぶ場面も。坂本は報道陣の問いかけに「井ノ原(快彦)から聞きまして……。応援するだけです」とコメントした。
2023年10月07日2023年10月5日、アイドルグループ『Sexy Zone』が、改名を検討していることを明らかにしました。メンバーの中島健人さんは、自身のInstagramで、改名についての想いをつづっています。中島健人、セクゾ改名への想いを語る中島さんは「グループの方向性とメンバーの未来のことを考え、改名を検討している」と報告。長年活動していた名前が変わることについて、このようなメッセージをファンに送っています。ただこのSexyZoneというグループ名で12年の間築いてきたファンの皆様との絆は揺るがないし、これは1つの成長だと感じてます。急な発表で驚かせてごめんね。やっぱりね、海外でも驚かれるのよ。セクシーゾーンって。ただアイドルであることに変わりはないからね!あとおれがセクシーなのも変わらない。笑人としてね。笑今までも、これからもそこは変わらずSexy Thank You!kento.nakajima_j313ーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 中島健人(Kento Nakajima)(@kento.nakajima_j313)がシェアした投稿 これまでに海外でグループ名に驚かれた経験があり、今後の活動について考えた結果、改名をすることになったのだとか。しかし、中島さんが「アイドルであることに変わりはない」と話す通り、グループの本質は今後も変わらない様子。中島さんのアイドルとしての在り方を考える姿や、ファンのことを思いやる気持ちは、多くの人に届いているようです。・正直驚いたけど、覚悟と勇気のある決断だと思う。これからもずっと応援させてください。・名前が変わるのはさびしいけど、何があってもファンの愛は変わらないよ。ずっと大好き!・メンバーが前向きに考えているのが伝わってくる。どんな形になっても応援します!『Sexy Zone』は今後、新たなグループ名で、世界中の人に素晴らしいエンターテインメントを届けていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月06日10月2日にジャニーズ事務所が開いた記者会見で、特定の記者を質疑応答で質問させない「NGリスト」の存在が明るみになった。ジャニーズ事務所が5日に発表した声明では、会見運営を委託した「FTIコンサルティング」が事前打ち合わせでリストを持参したと説明。井ノ原快彦(47)が「絶対当てないとダメですよ」と反対したといい、リスト作成の関与を否定した。「FTI」も同日に発表した謝罪コメントのなかで、ジャニーズ事務所の関与を否定していた。しかし、実態は異なったようだ。5日夜に「読売新聞オンライン」が公開した記事によれば、「FIT」はジャニーズ事務所側とセカンドレイプにつながりかねない質問などをする記者への懸念を共有。同社の担当者は、「人権に配慮した進行をすべきだという方針を確認した」と説明したという。さらに、当日司会を担当した元NHKアナウンサーの松本和也氏(56)にも「NGリスト」が渡されていたというのだ。会見では指名されない記者から「フェアじゃない」「茶番だ」と異論を唱える声が上がっていたが、松本氏はその度に「フェアです。ちゃんと全体見えていますから」「まったく茶番ではありません」と反論していた。ネット上では松本氏に説明を求める声が上がっているが、当の本人は沈黙を守ったままだ。「J-CASTニュース」の報道では松本氏の所属事務所「青二プロダクション」は、同メディアの取材を断っており、コメントも出す予定もないという。■「決して逃げない」「今の時代、動画に撮られていては全部バレてしまいます」そんななか、騒動をきっかけに松本氏による“過去のアドバイス”が注目を集めている。それは、’20年4月に松本氏のYouTubeチャンネルで公開された「マツモトメソッド特別編 第4回『記者会見のポイント』」と題する動画。故・安倍晋三前首相(享年67)が緊急事態宣言下で行った記者会見を題材に、「記者会見の進め方」を指南する内容だ。動画冒頭で、「怖いからといって記者会見を逃げようとするスタンスでいかない方が良いというのは、まず、最初に皆さんにお伝えしたい」と切り出した松本氏。「相手がどういう言葉でこちらに向かってきているのか、それはどんな方法なのか。それを見極めて自分の対処法を考えるくらいの落ち着きが出れば、うまく記者会見って乗り切れると思います」などとコメント。テロップには、「決して逃げない」「積極的なアピールの場にする!」と表示されていた。安倍前首相の会見については、「マネしてはいけないことが沢山あった」とバッサリ。「質問にしっかり答えていない」「質問以外の関係ないことを延々と話す」と指摘し、実際の安倍元首相の答弁を例に挙げて批判していた。松本氏によると「答えられない質問がきた時」に最もやってはいけないことは、「ノーコメント」だという。そのような場合は「答えられません」と述べ、理由も丁寧に伝えるべきと勧めていた。また、最近では多くの会見が動画で配信されるため、「“何を答えたか”と同じくらい“どう答えたか”まで全部映ってしまうというのが、今の時代の怖さ」ともコメント。その上で、「どんな質問にも真正面から向き合うということが、今まで以上により大事な時代になってきている」と主張していた。最後は、「私としてのベストな方法はありのまま、全力で答えるしかないということです。隠そうとしたり、何か違うところで逃げようとしたりしても、もう今の時代、動画に撮られていては全部バレてしまいます」と力説。周囲と協力することが記者会見を成功させる方法だと、論じたのだった。一貫して、“逃げてはいけない”とアドバイスを送っていた松本氏。しかしジャニーズ事務所の会見では司会者として携わっていただけに、沈黙を守り続ける姿勢は疑問視されることに。動画のコメント欄には、厳しい声が寄せられている。《指名NGリストを作成したFTIコンサルティングは、あなたがリストを把握していたと認めましたよいつまでもダンマリを決め込んでないで真摯に向き合われた方が良いのではないでしょうか?》《この動画でおっしゃっていることを率先垂範することを期待しております》《逃げちゃダメだ》
2023年10月06日故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題で揺れているジャニーズ事務所。10月2日に2度目の記者会見を開いたが、騒動は収束するどころか“新たな火種”が物議を醸している。NHKが4日に、記者会見で複数の記者やフリージャーナリストを指名しないようにする「NGリスト」の存在を報じたのだ。報道を受けて、ジャニーズ事務所は5日に公式サイトで声明を発表。《弊社は、会見前々日に本件について会見を委託したコンサルティング会社と打ち合わせをいたしました》と前置きした上で、こう釈明した。《その時にコンサルティング会社がメディアのリストを持ってこられて、そこにNGと言う文字があったので、井ノ原が、「これどういう意味ですか?絶対当てないとダメですよ」と言いました。その時に会見を委託したコンサルティング会社の方は、では当てるようにします。と答えました》会見に出席した井ノ原快彦(47)がコンサル会社を諫めたといい、《今回流出したと言われている資料は、弊社の関係者は誰も作成に関与しておりませんし、指名をしない記者を決める等も全く行なっておりません》と説明。同日には会見を運営した「FTIコンサルティング」も「NGリスト」の作成を認める謝罪をし、ジャニーズ事務所の関与を否定。《限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもの》と釈明している。■会見を仕切っていた司会者は「フェアです」「まったく茶番ではありません」と主張そんななか、会見を仕切っていた司会者の“矛盾発言”に冷ややかな視線が注がれている。司会を務めたのは、元NHKアナウンサーの松本和也氏(56)。2時間に制限された会見では、300人以上の報道陣が詰めかけた。質疑応答では「一社一問」と決められたこともあり、前回以上に大荒れ模様だった。「指名してもらえないことから、地声で不規則に質問を繰り返す記者がいたのです。なかには、ルールを守らない記者を諫める声も。騒然とした状況に、井ノ原さんが『落ち着いていきましょう』『ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたい』と訴えていました」(芸能記者)松本氏も声を荒げる記者に、「ちょっとお待ちください。いま全体をいってますんで落ち着いていただけますか」と対応。「フェアじゃない」と指摘されると、即座にこう反論したのだった。「いえ、フェアです。ちゃんと全体見えていますから」また「茶番だ」との声にも、「いえ、まったく茶番ではありません」と強く否定。いっぽう質疑応答の進行中には、「いろいろ顔を覚えられなくなってきました」と漏らす一幕もあった。「NHKの報道では、会場で撮影した資料の映像を公開していました。少なくとも6名の“NG記者”と顔写真が掲載されていたというのです。どの会場スタッフが持っていた資料かは不明ですが、少なくとも司会進行を担う松本さんが『NGリスト』を把握していないとは考えにくいでしょう」(芸能関係者)会見では始終、「公平な進行」を主張した松本氏。だが「NGリスト」の存在が明るみになったことで、ネット上では“矛盾”を指摘する声が相次いでいる。《おいおい、NGリストかい。司会は「公平にやってます!」って声張り上げてたよね。駄目だこりゃ。それこそ子供にゃ見せられねぇな》《指示したのがジャニーズであるにせよPR会社にせよ、さすがに司会者の方は説明する道義的な責任があると思いますよ。ルールに則って公平にやっていると言ったのは嘘だったのですよね。罪悪感はなかったのですか》《きちんと司会してくださっていると思ったので、それが嘘なら本当にショックです》《NGリストについて説明お願いします》
2023年10月05日故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題をめぐり、10月2日に行われたジャニーズ事務所の会見。会見の内容とあわせて、その荒れ模様も大きな話題に。東山紀之(56)、井ノ原快彦(47)らが登壇した今回の会見。質疑応答の際には「1社1問」のルールが事前に通達されており、前回と違って会場の都合上2時間という制限もあったため、記者たちも質問すべく熱心に手を挙げていた。そんななか、たびたび挙手するも指名されなかった女性記者が、地声で質問をたびたびする場面が。周囲の記者からは「落ち着きましょう」などと諌める声が上がり、困ったように顔を見合わせる記者たちの姿も。指名を受けた別の記者が質問した直後に、この女性記者が重ねるように自らの質問を投げかけることもあり、指名された記者は困惑したように「割り込まれちゃうのでもう一度マイク借りられませんか?」と会場スタッフに聞いていた。また一度指名されていたものの、再び指名されないことを「フェアじゃない」「(自分が指名されないのは)茶番だ」とたびたび声を上げるある男性記者も。この男性記者は、「東山さん、井ノ原さん、質問させていただけないでしょうか!先ほどから当ててもらえないんですけど!皆さんには質問に答える義務があると思います!」と大声で訴えていた。このとき、司会者に向けてうんざりしたように手で“バツ”ポーズを作り、“直訴したからといって指名する必要ない”と意思を示す周囲の記者の姿もあった。会場が荒れると、会見の進行が停滞することになるため、当初は穏やかに諫めていた周囲の記者も次第に苛立ちを募らせ、「ルール守れよ」「順番だろ」と怒号が飛び交う事態に。「司会がちゃんと回せ!」と司会者に矛先を向ける人もいた。さらに終了予定時刻の16時を過ぎ、司会者は「以上をもちまして記者会見を終了とさせて頂きます」と締めくくり、登壇者が一礼して立ち上がると、「また会見はあるのか」と質問が飛び出す。東山が「またご報告できることがありましたら、このような形で対話させていただく」と対応し、司会者が再び締めくくったが、先ほどの女性記者から再度質問が。これに対して、登壇者に向けて“もう退場したほうがいいよ”というように手振りをする記者の姿もあった。3回目の会見は果たしてあるのかーー。
2023年10月03日創設者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり、10月2日に2度目の会見を開いたジャニーズ事務所。会見には事務所の新社長である東山紀之(57)やジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)、そして2名の弁護士が出席。そこでは事務所の社名を「SMILE-UP.」に変更することや、所属タレントをマネージメントするための新会社を作り、さらにその社名をファンクラブで公募する方針であるということなどの説明がなされた。そんななか、会見が終了した午後4時過ぎ、あるジャニーズタレントがInstagramを更新した。木村拓哉(50)だ。木村といえば、9月7日に開かれた1回目の会見の際には、自撮りとともに《show must go on!》と投稿し物議を醸していた。今回の投稿では愛犬との散歩動画や青空の下で赤いノースリーブを着た自身の写真をアップ。さらに、こう綴った。《「一歩ずつ、前に!」PEACE!!STAYSAFE!拓哉》所属事務所が波乱に見舞われるなか、気丈な投稿を行った木村。SNS上では、ファンから賛同の声も上がっている。《「一歩ずつ、前に!」了解しました これからも変わらず木村拓哉を信じてついていきますよ 力強い言葉と写真をありがとうございます!》《拓哉君インスタ更新!「一歩ずつ、前に!」どんな状況になろうとも拓哉君が信じて進む道を応援するのみ》《拓哉インスタ!そだね!一歩ずつ前に前にだね 拓哉!大丈夫よ!》
2023年10月03日俳優の岡田准一が、2023年11月30日をもってジャニーズ事務所を退所することが、2日に同社の公式サイトで発表された。岡田は1995年にV6としてCDデビューし、俳優としても活躍。同事務所は「今回の決断は、この度の故ジャニー喜多川性加害問題に起因しておりますので、本来、所属タレントを守らなければならない弊社が、会社の問題により所属タレントである岡田に苦しい思いと苦渋の決断をさせてしまったことに、岡田に対しては勿論のこと、ファンの皆様やお取引先様をはじめとするステークホルダーの皆様に対しても大きな社会的責任を感じております」と発表。同事務所はさらに「ファンの皆様に辛い思いをさせてしまっていることや、将来にわたってご一緒くださる関係者の皆様に、これ以上、ご迷惑をおかけしたくない」「自身の年齢やこれからのキャリアを考え、より一層モノづくりや演じることを追究していきたいというビジョンを抱いていた」という岡田と話し合いを重ねた結果、今回の結論に至り、「今後の活動を陰ながら応援をしたいと考えております」とコメントしている。また「アイドルから俳優へとキャリアチェンジした自分だからこそ、弊社に残ることで後輩にできとがあるのではないかという考えから、ともに会社を良くしようと様々な提案をしてくれた岡田に対して、心から感謝いたしております」と感謝の言葉も綴られた。岡田自身も「今後は、事務所を立ち上げての活動になりますが、静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるように精進してまいります」と報告している。○岡田准一より大切なファンの皆様へご報告皆様にご報告がございます。この度、2023年11月30日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所する運びとなりました。突然のご報告で驚かせてしまい大変申し訳ございません。皆様には、事務所のことで日々辛い思いをさせてしまっていることと思います。ご心配をおかけしており、本当に申し訳ございません。今回のことでファンの皆様、そしてお世話になっている関係者の皆様、これからお仕事をご一緒させていただく皆様に、ご迷惑やご心配をこれ上おかけしたくない、そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思いからの退所でございます。事務所からも「役者岡田准一を大切にして欲しい。今後も活動を応援します。」とのお話しをいただき、今回このような決断をすることに至りました。いろいろなご意見があるとは思いますが、苦しみがらの決断である事をご理解いただけますと幸いでございます。これまで応援してくださったファンの皆さんには本当に感謝しています。いつも支えてくださっていることが日々励みになっています。環境を変えることにはなりますが、引き続き応援していただけるとありがたいです。関係者の皆様、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。引き続きご指導ご鞭達を賜れますと幸いでございます。今後は、事務所を立ち上げての活動になりますが、静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるように精進してまいります。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
2023年10月02日株式会社ジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ事務所)が、故・ジャニー喜多川氏による性被害問題に関して、2023年10月2日に東京都内で記者会見を実施。会見では、同社の社長を務める東山紀之さん、株式会社ジャニーズアイランドの代表取締役社長である、井ノ原快彦さん、弁護士の木目田裕さん、チーフコンプライアンスオフィサー(CCO)として外部招聘(しょうへい)された山田将之弁護士が登壇しました。ジャニーズ事務所が社名を『SMILE-UP.』に変更会見冒頭、東山さんは「被害に遭われた方々、今も苦しんでいる方々にお詫びを申し上げます」と、被害者に向けて謝罪。ジャニーズ事務所の社名を同月17日に『SMILE-UP.』(スマイルアップ)に変更すると発表。被害者への補償業務のみを行い、将来的に廃業する方針と述べました。社名変更について、東山さんはこう話しています。前回の会見で社名を残すと申しましたが、再出発とはどのようなものかを考えてきました。そこで、現在のジャニーズ事務所の社名を変更します。再発防止と被害者への救済、心のケアに時間がかかっても最後までまっとうさせていただきたいと思います。また、被害補償の受付窓口として同年9月13日付で3名の弁護士から構成される被害者救済委員会を設置したことを報告。同月30日までに478人の申し出があり、そのうち補償を求める325人に対して同年11月から補償をスタートしていくと発表しました。新社名である『SMILE-UP.』については、2020年に立ち上げた社会貢献・支援活動プロジェクト『Johnny’s Smile Up ! Project』にちなんだものだといい、東山さんは「被害に遭われた方の補償を少しでも早く進めていくのが社会的責任だと考えています」と再出発への決意を表明しています。マネジメント業務を担う新会社を設立また、マネジメント業務を担う新会社を設立することも発表。所属タレントはエージェント契約を結んで活動するといいます。新会社について、井ノ原さんは、ファンへの感謝の気持ちを伝えた上で「ファンのみなさんと改めて二人三脚で進んで行くべきだと考えています」とコメント。名称は、ファンクラブからの公募で決めていく方針だと話しました。同会見では、井ノ原さんのファンに寄り添った発言も話題になっています。井ノ原快彦、会見でのコメントに称賛「ファンの皆さんの力を…」新会社の社長は東山さん、副社長には井ノ原さんがそれぞれ就任する予定で、藤島ジュリー景子さんは一切出資を行わず、取締役にも入らないとのことです。社名変更と新会社の設立で、再出発を誓ったジャニーズ事務所。今後動向について注視していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月02日故ジャニー喜多川元社長による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所は2日、都内で会見を開催し、東山紀之社長、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦が出席。社名を変更し、10月17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」にすると発表し、関ジャニ∞とジャニーズWESTのグループ名も変わるとした。前回の会見で東山は「ジャニーズ」という社名を存続する意向を示したが、ジャニー氏の名前が入った社名に厳しい声が上がると「検討の余地はあります」としていた。そしてこの日、東山は「再出発とはどういうものか考えました。井ノ原とも真剣に討論してきましたが、現在のジャニーズ事務所の社名を変更致します」と発表。そして、「タレントマネージメント育成の業務から完全に撤退させていただきます。被害に遭われて苦しんでいる方々の補償、救済、心のケアを時間がかかっても最後まで全うさせていただきたいと思います」と説明した。続けて、「新しく会社を立ち上げファンの皆さんのお力をお借りしながら、マネージメント育成業務をアップデートさせていく。つまり自分たちでジャニーズ事務所を解体し、被害に遭われた方々に真摯に向き合いながら最後まで補償を行い、新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り拓いていく。これが私たちのビジョンです」と語った。社名は10月17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更。新社名は、3年前に社会貢献プロジェクトを推進していくために取得した商標だと説明した。また、関ジャニ∞とジャニーズWESTのグループ名について聞かれると、東山は「たくさんのファンの方に愛されてきた名前ですから、本人たちもすごく葛藤はあると思う。ただやはり変えていくということは聞いている。本人たちも苦渋の決断をしたと思いますが、そういう形になっていくと思います。すべてジャニーズとつくものはなくなります」と回答。新しいグループ名はメンバーが「考えている」と明かした。さらに、ジャニーズという名前が入ったグループ会社名も「すべて変わります」と断言した。会見には、顧問弁護士の木目田裕氏、9月30日付でチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)に就任した弁護士の山田将之氏も出席した。
2023年10月02日故ジャニー喜多川元社長による性加害問題に揺れるジャニーズ事務所は2日、都内で会見を開催し、東山紀之社長、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦、顧問弁護士の木目田裕氏、9月30日付でチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)に就任した弁護士の山田将之氏が出席。社名を変更し、10月17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」にすると発表した。先月7日の会見で東山は「ジャニーズ」という社名を存続する意向を示したが、ジャニー氏の名前が入った社名に厳しい声が上がると「検討の余地はあります」としていた。そしてこの日、東山は「再出発とはどういうものか考えました。井ノ原とも真剣に討論してきましたが、現在のジャニーズ事務所の社名を変更致します」と発表。そして、「タレントマネージメント育成の業務から完全に撤退させていただきます。被害に遭われて苦しんでいる方々の補償、救済、心のケアを時間がかかっても最後まで全うさせていただきたいと思います」と説明した。続けて、「新しく会社を立ち上げファンの皆さんのお力をお借りしながら、マネージメント育成業務をアップデートさせていく。つまり自分たちでジャニーズ事務所を解体し、被害に遭われた方々に真摯に向き合いながら最後まで補償を行い、新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り拓いていく。これが私たちのビジョンです」と語った。社名は10月17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と変更。新社名は、3年前に社会貢献プロジェクトを推進していくために取得した商標だと説明した。
2023年10月02日ジャニーズ事務所は2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題に関する再発防止策について、公式サイトで発表した。サイトでは、「弊社は、『外部専門家による再発防止特別チーム』(以下「特別チーム」といいます。)からの提言を踏まえ、以下の各項目の再発防止策を講じておりますことをご報告申し上げます。なお、被害救済の状況並びに一部報道がありました弊社の社名及び新会社の設立につきましては、本日14時からの記者会見においてご説明の上、改めてお知らせいたします」と伝えた。発表されたのは11項目。人権方針の策定及び実施、チーフコンプライアンスオフィサー(CCO)の招聘及び外部アドバイザリー・ボードの設置、取締役会の活性化及び社外取締役の活用、内部通報制度の改革、ジャニーズJr.の相談先の拡充、法務・コンプライアンス機能の強化、内部監査部門の設置、各種規定の制定・改正、各種研修の実施、監査役への業務監査権限付与、メディアなどの関係者との対話等のエンゲージメントについて説明している。なお、CCOについては9月30日付で弁護士の山田将之氏を招聘したという。そして、「被害者の皆様へのお詫びと被害救済、弊社の信頼の回復のためには、長い道のりが必要であることは理解しております。そのため、弊社は、今後も定期的に再発防止策の進捗状況等をご説明し、皆様のご理解を得る努力を続けてまいります」とし、「弊社一丸となって全力を尽くしてまいりますので、今後ともこれまで以上に様々なご意見、ご指摘を賜りますよう心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2023年10月02日ジャニーズ事務所の性加害問題の余波が、年末の風物詩『NHK紅白歌合戦』にも押し寄せている。9月27日に、NHKの稲葉延雄会長が記者会見を行い、ジャニーズ事務所所属タレントへの新規の出演依頼を当面行わないと述べたのだ。紅白への起用も現時点では行わないという。’12年以降は、毎年5組以上が出場するなどおなじみの存在だったジャニーズ所属のタレントたち。今年もし同事務所から誰も出場しないとなれば、白組の様相はそれだけで大きく変わることになるだろう。日本を代表する一握りのアーティストだけが出場できる紅白。その年を象徴するフレッシュな顔ぶれもいれば、色褪せぬ名曲で支える常連組も。しかし、最近では時代も大きく変わったこともあって、常連組に対しては“かわり映えがしない”と指摘する人も少なくない。そこで、今回は紅白に複数回出場する常連組のなかから、“もう見たくない”と思う歌手は誰なのかを調査した。今回の調査では、’22年の紅白歌合戦に出場したアーティストの中で、5回以上の紅白出場経験がある歌手・グル―プを対象にしている。今回は白組の結果を公表する。第3位に選ばれたのは、昨年で8回目の出場となった演歌歌手の山内惠介(40)。爽やかな容姿とその歌唱力で演歌界の貴公子として名をはせる山内は、’15年の初出場から途切れることなく出演している。’21年には『有楽町で逢いましょう』、’22年には’20年に披露した『恋する街角』を話題の「きつねダンスRemix」バージョンにして盛り上げた。しかし、演歌自体への関心が若年層を中心に薄くなっていることもあり、そもそも“誰かわからない”という声が寄せられる結果に。《どういう曲を歌っているのか全然知らない》《あまり知らない方だから》《曲を知らない》第2位に選ばれたのは、通算11回の出場を果たしている関ジャニ∞。初出場は’12年。以降11年連続出場を果たしている。昨年は、’11年に発売し、『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系アニメ)のオープニングテーマに起用されていた『T.W.L』を披露。近年の曲ではなく、10年以上過去のヒット曲をチョイスしたことに視聴者は驚き。Twitter(現在のX)上では「T.W.L」が日本トレンド1位となる事態に。しかし、今回の事務所の問題をうけ、今年の出場は見送られる可能性が浮上してきた。アンケートでは、性加害問題を踏まえた上で、出るべきでないとの声が数多く寄せられていた。《ジャニーズ事務所の問題が精算されていないから》《今は問題あると思うから》《騒動云々抜きにしてやっぱり出過ぎている印象が否めないから》第1位に選ばれたのは、昨年の出場者の中で石川さゆりの45回に次ぐ多さ、白組最多の35回という出場回数を持つ郷ひろみ(67)。昨年はデビュー50周年イヤーということで、大ヒット曲である「男の子女の子」、「林檎殺人事件」、「GOLDFINGER’99」、そして最新曲である「ジャンケンポンGO!!」のスペシャルメドレーを披露し、会場を沸かせた。何度も出場しているからこそ、どの世代も聞き覚えがあり楽しめる郷のパフォーマンス。最近では番組の序盤に出演し、観客のテンションを一気に上げる存在となっている。その一方で、出場回数の多さから“もう十分出た”と捉える人もいたようだ。《常連だから》《何回も見たから》《十分出たかと思う》《歴が長いから、新しい人と交代してほしい》果たして今年の紅白歌合戦は、どのような出場者となるのか。期待が高まっている――。【「もう紅白で見たくない」歌手ランキング・白組編()内は出場回数】1位:郷ひろみ(35回)2位:関ジャニ∞(11回)3位:山内惠介(8回)4位:三山ひろし(8回)5位:King & Prince(5回)6位:純烈(5回)7位:福山雅治(15回)8位:星野源(8回)9位:ゆず(13回)10位:鈴木雅之(5回)調査対象:20代~60代500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年10月01日9月26日、東国原英夫氏(66)が自身のYouTubeチャンネルを更新し、故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所について言及した。同氏は、「テレビ局やスポンサーもこれまでの総括は必要」とし、「性加害があったという噂はあったけども、リスクより自分のメリットをとった。そして見て見ぬふりをしたというのも事実だと。それは共犯関係といわれても仕方がないことかな」と持論を展開。さらにジャニーズのファンについても言及し、次のように語ったのだ。「性加害があった、児童虐待があった反社会的な勢力といっても過言ではないところを支えるということ事態が、加担している、共犯関係にあるという見られ方をされなくもないですね」タレントを“推し”として支えているという点で、ファンも性加害問題の共犯関係になる恐れがあると指摘した東国原氏。この発言について疑問を呈する声がSNS上で上がっている。《言いたい事はわかる。詐欺に知らないうちに加担させられていたのと同じで、知らないうちに性犯罪の温床を支えていたことになると言いたいのでしょう。だけどこの件で、本当に知らなかったと思われるファンに対してここまで言うのは、逆撫でし過ぎだと思うよ。当の本人と知ってて黙ってた人達以外は、ファンもタレントもみんな被害者だよ》《たしかこの人の言い分は「いじめを見て見ぬふりをしたのなら共犯」みたいな事だったようだけど同じ教室にいて目の前でいじめが起きてるのを見て見ぬふりしたのなら共犯かもしれないけど目の前で見た訳でもない、自分には何もない、噂程度でしか聞いたことない程度の事で何故ここまで叩かれなければならないのか?今現在のタレント達は被害者と名乗る人達が所属していた頃は生まれてない子もいるのに「見て見ぬふり」すらできないのに。》《ファンは共犯か…辛い時や元気がない時、推しから元気をもらって、頑張ろうってなる。それだけなんだけどな…被害に遭われた方々は、私なんかコメントをするのもおこがましいほど、辛かったと思います。で、ファンの私たちは、急に推したちがメディアから消されてしまうかもって悲しさ。タレントなのに、誹謗中傷を目にする、悲しさ。事務所に所属しているから、“犯罪“、推しから元気もらって応援するのも“犯罪“…。悲しいです…》的外れと指摘されてしまった東国原氏だが、6月にも自殺ほう助罪で逮捕された市川猿之助被告(47)について持論を展開し、こちらも“ズレている”と波紋を呼んでいた。「東国原さんは6月27日、X(旧Twitter)に《歌舞伎の世界で、より歌舞伎的な事件が起こっている。誤解を恐れずに言えば、この物語は壮大な歌舞伎なのかも知れない》と投稿。猿之助容疑者の両親が亡くなっている事件を“壮大な歌舞伎”と表現し、不適切だと批判されていました。それにもかかわらず、この翌日には《今後の捜査がどうなるか分からないが、仮に有罪になったとしても、きちんと罪を償い、いつの日か、この悲劇を演目にするくらいの役者魂を見せて欲しい》と投稿し、顰蹙を買いました」(スポーツ紙記者)コメンテーターとして“そのまんま”でいいのだろうか。
2023年09月29日9月27日、NHKの稲葉延雄会長が定例記者会見を行い、ジャニーズ事務所所属タレントの今後の起用について言及した。「すでに契約が決まっているタレントはそのまま出演しますが、新規の起用に関しては、被害者への補償や再発防止への取り組みが着実におこなわれている、と確認されるまではおこなわないというスタンスです」NHKの方針を断言した稲葉会長。注目されているのは、『NHK紅白歌合戦』へのジャニーズの出場。ジャニーズからは例年5、6組が出場しているが、報道陣から「『紅白』の出場者、ゲスト、司会についてもジャニーズの起用はゼロなのか」と問われると、メディア総局長が「現時点ではそういうことだ」と表明したのだ。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題の余波は広がり続け、“『紅白』ゼロ”の可能性まで示唆される事態に。ところが、NHK関係者はこの状況に戦々恐々としているようだ。「例年『紅白』では“ジャニーズ多すぎる”という視聴者からの指摘は少なくありませんでした。とはいえ、ジャニーズなら視聴率が期待できるというのも事実です。視聴率の低迷が続いていますが、今年“ジャニーズゼロ”となれば“紅白離れ”は決定的でしょう」(NHK関係者)問題は、ジャニーズに代わる“目玉”が存在しないことだという。「白組のジャニーズの枠が空くとしても、それを埋めるだけの人気アーティストもいないのです。それは紅組も同様で、出場が期待される中森明菜さん(58)は22年に再始動を表明したものの、未だ具体的な活動がないだけに『紅白』も難しそう。不動の人気を誇る松田聖子さん(61)も、21年に愛娘・神田沙也加さん(享年35)が急死してから『紅白』に出場していません」(前出・NHK関係者)“『紅白』ジャニーズゼロ”の可能性が浮上してから、ジャニーズファンの間では《もう受信料払わない》《ジャニーズでないならNHK解約していい?》との声がSNS上で上がっている。「固いファン層を持つジャニーズのタレントは安定した視聴率が獲得できます。そのいっぽうで、公共放送としては性加害のあった事務所のタレントを起用することには慎重にならなければなりません。ジャニーズ事務所の今後の対応を注視していくことにはなりますが、NHKの上層部も“公共放送としての報道姿勢”と“視聴率”との間で葛藤しているのではないでしょうか」(前出・NHK関係者)
2023年09月28日9月27日、滝沢秀明氏(41)が設立した株式会社TOBEのグループ・IMP.がファーストシングルCDを発売することを発表した。IMP.は元ジャニーズJr.の7人組で、ジャニーズ時代は「IMPACTors」として活動していた。「5月に7人揃ってジャニーズ事務所を退所し、滝沢氏のTOBEに合流しました。8月には配信デビューを果たしましたが、その楽曲が11月8日にCDとしてリリースされるとのことです」(スポーツ紙記者)SNS上では、ファンからの《おっとーーーCDきたーーーー!》《楽しみです!》といった歓喜の声が爆発。しかしそのいっぽうで、King&Princeの一部ファンはこれをよく思わないようで……。《は?CDも出すんか!発売日をキンプリに被せてくるの気持ち悪い。色々被ってたのは偶然だと思ってたけどやっぱり意図的だったんだ》《へぇそちら側の初めてのCD発売日はKPちゃんと同じですか、、、、、ほんとに全てこちら側に合わせてきて何がしたいんだろうねwwwww》《IMP.のCD発売日King & Princeに被ってやんタッキーどういうつもり?》前出のスポーツ紙記者は、キンプリファンが怒りに燃える理由をこう語る。「IMP.のCDが発売する11月8日には、キンプリもCDを発売することが発表されています。これを一部のキンプリファンは“TOBE側が被せてきた!”と、根拠もなく批判しているのです。さらに、IMP.にとって古巣であるジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題に揺れるなかでのCD発売であることにも、怒りを見せる人もいるようです。IMP.はすでに退所しているため、こうした批判はいわれなきものだと思うのですが……」(前出・スポーツ紙記者)こうした“いわれなき批判”を繰り広げる一部のファンに対し、ほかのキンプリファンからは諌める声も出ている。《キンプリ2人のCD発売日とIMP.のCD発売日が重なるの1000歩譲っても何も関係なくて草》《いがみ合ってるの見てると本当にしょーもないって思うんよね、、》《キンプリファンだけども、発売日が重なることに何も思わなかったけろ偶然もあるかもだし、そもそも同じ日にしたからと言って買わないことに繋がらないし、バチバチしたがるんよく分からんなぁ》
2023年09月27日創設者である故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害報道が世界規模で問題となっているジャニーズ事務所。「ジャニーズ」という社名を継続することについても、疑問視する声が相次いでいた。そんななか同様の意見を主張しているのが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(49)だ。淳は9月7日、YouTubeに動画をアップし、こう語っていた。「社長の判断でこの会社名を変更するっていうのは一番最初にとりかかっていいことかなと思いました。ジャニーズという名前が入っているグループもあるし、そこに配慮するのはわかりますけど、一番今回の記者会見で寄り添わなければいけない対象は被害者の方であって、被害者の方に事務所が新しくなるという意思表示がなかったのが残念」しかし、淳の提言は一部のジャニーズファンから反感を買ってしまった様子。淳は25日、Xで《ここに来てジャニーズ事務所を叩くな!所属タレントを叩くな!と罵詈雑言が寄せられるようになりました。中にはうちの娘にも…娘はキンプリのファンクラブに入ってるのですが…ファンクラブ退会しろ!同じファンとは思えない等々》と自身の元に届いた心無い声を紹介し、《みなさんのフラストレーションをぶつけてもよい、ちょうどいい人間が見つかったとでも思ってるのでしょうか?》と疑問視。携帯電話番号を公表し、ジャニーズファンとの対話を求めていた。すると27日、淳のXアカウントに向けて、あるジャニーズファンがリプライを送信。それは’19年6月に発覚した田村亮(51)の“闇営業騒動”を挙げ、「相方が悪い事をしたのにロンドンブーツという名前は変わらなかったのだから、同様にジャニーズの名称も変える必要がないのではないか」と指摘するものだった。その投稿に対し淳は《ジャニー喜多川氏が犯した性加害と田村亮の闇営業に行ってギャラ貰ったのに貰ってないと嘘をついたという話を比べる時点で、かなり特殊な価値観をお持ちだと感じます》と返答し、さらにこう続けた。《ジャニーズ事務所の社名変更をした方が良いと思う理由は、グローバルに活躍する優秀なタレントさんが沢山所属してる会社なのはご存知だと思います。今や世界がこの事件の動向を見守る中で、性加害を犯した方の名前が企業名に使用されているのは、危機管理の観点からリスクが高いと思う。企業が立ち行かなくなるとあなたが応援してるタレントさんの活躍の場を狭めることになる。だから社名変更をした方が良いと発言しています》そして《田村亮は犯罪を犯していないのでコンビ名を変える必要はないと思います》と説明。《ジャニーズ事務所が社名変更しないで、どのようすれば今の危機を乗り越えることができるか?感情先行の議論にあまり意味を持たないと思いますので、是非対案を聞かせてください》(原文ママ)と投げかけた。《この件では、僕の元に沢山の暴言が寄せられているのですが、丁寧な言葉で疑問を投げかけてくれたこと感謝致します。喧嘩するのではなく、冷静に意見交換できると良いですね》とも綴っている淳。ジャニーズファンとの齟齬をコミュニケーションで解決しようと考えているようだ。
2023年09月27日9月25日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(49)がジャニーズ事務所の問題に言及したことで、罵詈雑言が寄せられている実情を明かした。自身のYouTubeなどで、ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題について私見を述べている田村。9月7日に更新した「ジャニーズ事務所は会社名は変えて再出発した方が良いと思う理由。【田村淳】」と題した動画では、同日に行われた会見への感想をこう語り、社名変更の必要性を指摘していた。「社長の判断でこの会社名を変更するっていうのは一番最初にとりかかっていいことかなと思いました。ジャニーズという名前が入っているグループもあるし、そこに配慮するのはわかりますけど、一番今回の記者会見で寄り添わなければいけない対象は被害者の方であって、被害者の方に事務所が新しくなるという意思表示がなかったのが残念」そんななか、田村の元には一部のジャニーズファンから、過激なコメントが届くようになったという。そして、9月25日に自身のXを更新し、《僕はジャニーズ事務所が記者会見をしてから、ずっと一貫して、企業の危機管理の観点からジャニーズ事務所は、社名変更はした方がよいと発言しています。社名を残す場合は被害者の救済、補償、心のケアに徹する会社にした方が良いのではないか?と発言しています》と、投稿。自身のジャニーズ事務所の問題についてのスタンスを明記したうえで、心無い声が届くことを続けてこう明かした。《が…ここに来てジャニーズ事務所を叩くな!所属タレントを叩くな!と罵詈雑言が寄せられるようになりました。中にはうちの娘にも…娘はキンプリのファンクラブに入ってるのですが…ファンクラブ退会しろ!同じファンとは思えない等々…みなさんのフラストレーションをぶつけてもよい、ちょうどいい人間が見つかったとでも思ってるのでしょうか?》田村は今回の投稿で、自身のジャニーズ事務所に関する指摘の真意を再度説明。《僕は未来志向で、被害に遭われた方々や所属している才能あふれるタレントさんたちを守る意味でもそうした方が良いのでは?という発言をしています。これを事務所叩きだ!タレント叩きだ!と変換してしまうのはとても理解し難いです。どうしても、物申したい!許せない!という方がいらっしゃるのならば直接お話し聞きますのでお電話ください》とコメントし、それでもなお異議があるという場合には、直接向き合うという姿勢を示した。また、対話をするために自身の携帯の電話番号も公表した。
2023年09月25日ブログやSNSでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。トリリオンゲーム社の大規模な個人情報漏えい事件で、凛々(福本莉子)は責任を取って社長を辞任し会社を去ることになった。窮地に陥ったハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)、祁答院(吉川晃司)のもとにやってきた黒龍一真(國村隼)は、トリリオンゲーム社の株式の買収を持ちかける。ハルは突然黒龍の前に膝を付き、株を全部手渡し、ドラゴンバンクの役員にしてほしいと言い出した。トリリオンゲーム社はドラゴンバンクに買収されることとなり、残ったガクたちは新社長橘(小木茂光)の元、閑職に追いやられてしまう。一方、ハルは黒龍一真に信頼され、ドラゴンバンク役員として実力を発揮していく…。すべてを失ったハル最後の切り札は…ガクのそばにはハルも凛々もいなくなり、仕事すらも失ってしまった。心が折れかけ、一旦は退職を考えたガクだったが、思い直して退職願を破り捨てたところでハルが現れた。彼の手にあったのは、ドラゴンバンクの社長である黒龍一真の、過去に潰されてきたスキャンダル記事だった。やはり、ハルはガクを裏切っていなかった。あの日、ハルから投げられたカジノチップが、ガクの手へと渡ったように、切り札は残っていたのだ。また、ハルにとっても、ガクがトリリオンゲームを諦めないかどうかというのは、賭けだったに違いない。ガクは一人だったが、ハルもまた、ガクへの信頼だけが頼りの、孤独な戦いをしていたのだ。ハルとガクのコンビ再結成という待っていた熱い展開が来た。ここからの逆転劇は鮮やかだった。黒龍一真も簡単にやられる相手ではなかったが、騙し合いの勝負では、やはりハルの方が一枚上手だった。ハルが勝ったのは、白虎あかり(百田夏菜子)が言ったように、彼のワガママが仲間のためのものだったからだ。ハルはいざとなったら、自分を犠牲にする覚悟ができている。他人を利用することしか考えず、自己保身しか頭にない黒龍が追い詰められたとき、彼を助けようとするものはいなかった。その黒龍にトドメを刺したのは娘であるキリカだった。父親のことを思うからこそ、彼を退陣させようとするハルたちに協力したのだった。キリカは、ようやく父親から自立できたのだ。父親への愛情と、団結の力によって。視聴者胸アツシーンがここに!トリリオンゲーム社を取り戻したハルとガクが最初にしたことは、凛々を迎えに行くことだった。劇中で何度も描かれた、仕事が成功するたびに互いに腕を回し、ぴょんぴょんと飛ぶハルとガクと凛々の三人が姿が、今回はとても感慨深い。その凛々が蜜園フラワーの社長になったのも、蜜園社長(余貴美子)との関係を思い返すと納得である。後日談で描かれているトリリオンゲーム社のメンバーのその後も良かった。合併したドラゴンバンク社の人たちも肩身の狭い思いをすることはなく、同じ立場で桜(原嘉孝)や蛇島(鈴木浩介)たちの話を聞いていた。そして、キリカ。ドラゴンバンクの社長に就任し、ガクたちとともに会社の建て直しを担うことになるが、いなくなったハルのことを追う気持ちは消えていなかった。いつか戻ってくるはずの彼をビジネスの場で打ち負かしたい。二人はやはり強力なライバルなのだ。二年後、やっとガクから凛々にデートの誘いができるようになっていた。前回の予想通り、長かった。成長したガクのもとに、風に飛ばされたお札をジャンプして掴む男が、颯爽と現れる。ハルが再びガクの元へ帰ってきた。次のロードマップを、ガクに告げるために。最強でワガママな二人は新たな「トリリオンゲーム」に向かって歩き出す。「僕らのワガママは世界一だ」二人の新たなゲームの始まりに続編を期待せずにはいられない。真面目に頑張った人たちが報われる気持ちの良い最終回と、人を喰った笑顔と陰りのある複雑な表情をハルらしくスタイリッシュに演じた目黒蓮や、くるくると変わるコミカルな動きと表情が楽しかったガクを演じた佐野勇斗など、素晴らしい演技を見せてくれたキャスト陣に大きな拍手を送りたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年09月21日9月7日、ジャニーズ事務所が故・ジャニー喜多川前社長(享年87)による性加害問題について記者会見を行った。藤島ジュリー景子氏(57)は社長を退任。新社長にはジャニーズの“長男”とも言われる東山紀之(56)が就任することになった。しかしその後も批判はやまず、ジャニーズ所属タレントを起用していた企業各社による契約の見直しが加速している。多くのジャニーズタレントを起用していたアサヒビールでは「今後、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や新たな販促は展開しない」と声明を発表。現時点の契約は満了をもって更新しないとしている。また日本航空(JAL)では、ジャニーズ所属タレントの広告起用を当面見送る方針を発表。他にも第一三共ヘルスケアや花王など、大手企業が続々と中止や見送りなどを発表している。芸能ニュースを多数扱うコラムニストのおおしまりえ氏は「事務所による中途半端な対応の結果、結局はまたしても夢見る若者が犠牲になっているのではないか」と話す。その真意を聞いた。■もっとも辛い立場なのは若手タレント本件については現在まで各専門家がジェンダーや法的な観点、また国際的な観点などを論じており、今後の動向が非常に注目されています。筆者個人としては、やはり今回の対応は「ほとぼりがある程度冷めるのを待っている」という印象を懐きました。社長が交代しても、依然としてすべての株を持つのは藤島ジュリー景子氏。それが変わらないことには結局、組織の根本的改善にはつながらないからです。東山さんがAと言っても、全株を持つ藤島氏がBと希望すればそっちに進んでしまう。それが株式会社のシステムです。スポンサー企業側からの見直しが進むことはジャニーズ事務所の強制的な対応の変化を加速させますから、今後も進んで欲しいなと思います。ただそうした問題とは別に“結局、このままだといちばん損をするのは夢を持つ若いタレントである”という現実も考える必要があるのではと思っています。■芸能事務所が担うべき2つの役割そもそも、芸能事務所が担う役割には2つあると思っています。1つは「マネジメント」という言葉に代表されるような、タレント活動の後押しやサポート業務です。「ジャニーズ事務所に所属しているから仕事が取れる」といった看板的な側面も、過剰な忖度を除けば事務所として大切な魅力です。これはジャニーズに限ったことではありません。業界内では「◯◯に強い事務所」といった認識が存在しますが、これはそうした強みを活用していると言えます。2点目は、会社組織としての健全な運営です。法律を遵守し、企業としてのイメージを守ることで所属するタレントのイメージも間接的に守るといったものです。この2点に照らしてジャニーズ事務所を見ていくと、2点目はもちろん達成されていません。その結果、マネジメントにも“マイナスの看板”が生じているのは明らかです。そうなってくると実はもっとも被害を受けるのは、所属タレントのなかでも個人やグループとしての実力や知名度がまだ備わりきっていない10代〜20代の若手タレントたちではないでしょうか。彼らは今、事務所の看板がマイナスに働いて活動にも制限がかっている状態です。独立するにしても知名度やファンの獲得が十分とは言えず、また退所後の苦境などが待っていないともいえません。こうした状況は彼らのさらなる活躍や、独立といった勇気ある次の一歩を踏み出しにくくさせているのは明らかです。■ジャニーズ事務所は早期に対応を重要なことは、ジャニーズ事務所が早期に社会的に見ても妥当だと判断されるような対応を取ることに尽きます。カギを握るのは新社長の東山氏……ではなく、やはり株主として実権を握る藤島氏ということになるでしょう。近年、創設者であるジャニー喜多川氏がいなくなったことで事務所としての力が低下していたといわれていました。そこへきて、さらにそのジャニー氏による性加害問題が発覚したわけです。それは今後、ジャニーズ事務所にどのようなダメージと転換をもたらすのでしょう。どうか被害に遭われた方がこれ以上、傷つくことがないように。また今まさに夢を追いかける若手タレントが、不本意に巻き込まれた渦の中で悲しい思いをしないよう祈るばかりです。(文:おおしまりえ)
2023年09月17日ブログやSNSでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。ドラゴンバンクの黒龍一真(國村隼)に呼び出された、ハル(目黒蓮)、ガク(佐野勇斗)、祁答院(吉川晃司)。そこで、一真からトリリオンゲーム社の買収、ハルと黒龍キリカ(今田美桜)との婚約を提案されたのだった。ドラゴンバンクからハルとガクにそれぞれ提示された300億は、サラリーマンの生涯年収2億を遥かに超えるものだ。ガクは迷うが、ハルとともにトリリオンゲームを続ける決意をする。ハルは一真に買収の話を断り、今度は俺たちがお前を喰うのだと宣戦布告を突きつける。ハルたちトリリオンゲーム社の次の目標は、群雄割拠の電子マネー業界だった。一方、子会社のドラゴンスーパーに出向させられたキリカもまた、自社の電子マネーの拡大を考える。狙うは交通系ICカードPASCAとの業務提携。ハルとキリカが、再び相まみえるが…。ハルとキリカの婚約、二人とも性格もよく似ているし、お似合いのカップルである。二人が結ばれたら最強であろう。だがそれはあくまでも二人が自主的に選ぶものであって、一真から強制的に決められるものではない。世界一を競うワガママな二人は、誰かに人生を強制されて素直に従ったりしないのだ。一真から婚約を命じられたハルの「もう俺結婚してるんで」は、キリカを傷つけない、さすがの切り返しだった。キリカは物語の中ではワガママ娘と何度も評されてきた。だがそれは父親の一真の資本力に守られてのことだ。どれだけワガママであろうと、父親から結婚しろと言われたら従わねばならず、左遷されても逆らうことはできない。それは本当のワガママなのだろうか。夜のクルーザーの上での、ハルからのプロポーズという『共闘』の申し出は、なかなかロマンティックなシチュエーションだった。並ぶ二人の姿は絵になっている。バランスを崩したキリカをハルが抱きとめたとき、「ここからラブロマンスドラマに変わるのか」とソワソワしてしまった。キリカが想像する『普通の幸せ』の中のピクニック中のハルとキリカはほのぼのとしていたが、やはりそれは本来の二人ではない。果てしない欲望を満たすためにビジネスの世界で、二人は生きているからだ。互いに潰し合う運命のはずだった。だが、ここで初めて二人にとっての敵が同じになったのだ。私鉄連合定例総会は、二人が一緒に裏で動いたことで逆転した。二人のタッグで、渡会長(大和田伸也)の老獪な企みも、見事にひっくり返すことができた。今まで自分が命令することで人を動かしてきたキリカが、初めて誰かと手を組んで成功を収めたのだ。ハルやガクとのぎこちないハイタッチと、満足げな笑顔を浮かべるキリカは、とてもキュートだった。ハルとキリカがお互いの利益のためにパートナーとして手を組んだ裏で、ガクと凛々(福本莉子)が机の下で頭をぶつけて見つめ合っていた。ここも急接近になるだろうか。しかしガクの様子では、最終回を目前にしても、進展するにはまだ先が長そうな感じである。頑張れ、凛々…。一方、今回感情の起伏が激しかったのは長瀬(竹財輝之助)だろう。彼は隣でずっと見ていたのだ。キリカが結婚を命じられたり、子会社のスーパーに左遷されたり、ハルとのクルーザーデートに出かけたり、PASCAとの提携成功でハルたちとハイタッチしていたり、父親に業務提携を勝手に撤回されて激怒していたり。そんな長瀬が大金を渡していた相手は、トリリオンゲーム社のトリンリンPayの開発者の松井(椿奈央)。トリリオンゲーム社は会社存亡の最大の危機に直面する。ハルと連れて行かれたカジノバーで、ガクが勝ったカジノチップを赤にオールインして、思いっきり負けてしまったのは、このフラグだったのだろうか。ただ、あの時何もかもなくなったはずのガクの手には、ハルから渡されたカジノチップが残されていた。ハルとガクはこの崖っぷちから逆転できるのか。次回いよいよ最終回!ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年09月15日アイドルグループ・ジャニーズWESTが10月25日に、グループ初のトリプルAサイドシングル「絶体絶命 / Beautiful / AS ONE」をリリースする。○■ジャニーズWEST、初のトリプルAサイドシングル発売それぞれ異なるサウンドと歌声、まったく違う表情や異なるテイストのダンスから、ジャニーズWESTが持つ多面性と振り幅が感じられるトリプルAサイドシングル。加えて、“トリプルタイアップ”とからも、勢いが伺えるリリースとなっている。○■重岡大毅主演『単身花日』主題歌「絶体絶命」「絶体絶命」は、重岡大毅が主演を務めるテレビ朝日系10月ドラマ『単身花日』主題歌。単身赴任した男性が初恋の女性と出会ったことで、決別できていなかった青春時代の恋に狂わされていく、そんな大人な“単身赴任ラブサスペンス”とリンクするエモーショナルなラブソングだ。ミステリアスな小気味いいピアノの音色で始まり、抑えきれない想いが加速していく歌詞と重なって、たたみかけるように疾走するトラック。聞いているだけで胸のざわめきが止まらないような、中毒性のあるサウンドに仕上がっている。9月16日放送のテレビ朝日系ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』内で流れるティザーPRで音源が初めて聴けるほか、9月18日21時にはジャニーズWESTオフィシャルYouTubeチャンネルでミュージックビデオのプレミア公開も予定されている。○■藤井流星主演『18歳、新妻、不倫します。』主題歌「Beautiful」藤井流星主演のABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『18歳、新妻、不倫します。』主題歌の「Beautiful」は恋心がくれるドキドキと、素直になれないふたりの駆け引きをビートに乗せて紡ぐ至極のラブポップ。18歳の女性がお見合い結婚から逃れるため、藤井扮するボディガードと偽装結婚するという、少女マンガ原作の作品に寄り添うキラキラなサウンドと、7人の優しい歌声が魅力だ。さらにガラリと空気の変わるラップパート、エレクトリックな音を強調したインターが組み込まれ、楽曲に立体感を与えている。○■『キャプテン翼シーズン 2 ジュニアユース編』オープニングテーマ「AS ONE」小学校編・中学生編に続き、TVアニメ『キャプテン翼シーズン 2 ジュニアユース編』のオープニングテーマとなる「AS ONE」は、何度も立ち上がる“キミ”に向けた明日へのアンセム。キックオフを感じさせるオープニングから、美しく力強いメロディ、壮大なサビへと続いていく。壁に立ち向かう人の心に寄り添うような歌詞にも注目だ。○■カップリング曲、初回盤3形態購入特典も充実表題の3曲に加え、それぞれカップリングが収録されるが、うち2曲はメンバーによる自作曲。初回盤A収録の「超きっと大丈夫」は重岡大毅が作詞・作曲を手掛けた、頑張るみんなを超全肯定する応援歌。とにかくポジティブでまっすぐな、重岡らしい楽曲になっている。初回盤Cには神山智洋が作詞、作曲をした「BOYFRIEND」を収録。青春の恋の始まりを描くポップソングだ。そして初回盤Bにはmeiyo提供の、思わず笑顔になっちゃう“パッパレ! POPソング”の「POP&POP」が収録され、通常盤には中毒性のあるフレーズがいつの間にかクセになる「疲れちゃうや」が収録されるなど、盛りだくさんな内容となっている。また、初回盤3形態購入特典として、「ジャニーズWESTの夏休み2023 〜神ちゃん&流星 祝30歳! ハッピーバースデー旅〜」が期間限定配信される。
2023年09月15日ジャニーズ事務所のタレントをCMなどに起用している上場企業65社のうち、25%にあたる16社が「起用しない」方針を表明したことがわかった。帝国データバンクは14日、ジャニーズタレントを起用した上場企業の調査結果を発表。起用した企業は2023年以降で65社だったことが判明し、業種別では食料品が14社と最も多く、化粧品・日用品が12社、不動産が6社、酒類・飲料が4社と続く。65社の25%にあたる16社は「起用しない」方針を示し、そのうち、13日時点で放映中のCMなどを「即時中止」したのが6社、契約期間満了後に「契約を更新しない」が10社。また、当初は継続予定だったが、一転して起用を見送るケースも。起用見直しの理由は、いずれも「人権侵害・ハラスメントを一切容認しない」ことが挙げられた。なお、13日時点では「検討中」「続投」の企業も多く、起用を見送る企業でも「今後の被害補償対応次第」など条件付きのケースがあり、完全解消には慎重な動きも。各企業の今後の判断が注目される。
2023年09月14日東京商工リサーチは13日、ジャニー喜多川元社長の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所とグループ会社13社(以下ジャニーズグループ)の取引先について、調査結果を発表。大手企業との取引比率が高いため、今後は「取引の見直しが増加する恐れがある」と分析した。○■取引先の13.2%が上場企業1次(直接取引)・2次(間接取引)の仕入先及び販売先は、合計で226社あった。このうち、東証プライムが21社(構成比9.2%)、同スタンダード7社(同3.1%)、同グロース2社(同0.8%)で、上場企業は計30社(同13.2%)。1次取引先は未上場企業が中心で、2次では、間接的に代理店などを経由した取引の上場企業が増える。○■売上高100億円以上が35.3%売上高別では、100億円以上が80社(構成比35.3%)で、10億円以上100億円未満の59社(同26.1%)が最多。次いで100億円以上1,000億円未満の45社(同19.9%)、1億円以上10億円未満の43社(同19.0%)と続き、1,000億円以上も35件(同15.4%)あった。仕入先では、1次は比較的規模の小さな企業が多く、2次は売上高の大きな企業が大幅に増える。一方、販売先は1次に100億円以上が2割強あり、2次では64.2%が100億円以上だった。○■資本金1億円以上が40.7%資本金別では、1億円以上が92社(構成比40.7%)と4割が大企業だった。次いで、1,000万円以上5,000万円未満が68社(同30.0%)、5,000万円以上1億円未満が33社(同14.6%)の順。資本金1,000万円未満は個人企業などを含めて33社(同14.6%)にとどまり、資本金が比較的大きな企業との取引が多いことがわかった。○■産業別では「サービス業他」が89社で最多産業別では、サービス業他が89社(構成比39.3%)で最も多く、情報通信業の49社(同21.6%)、製造業の33社(同14.6%)、卸売業の24社(同10.6%)が続く。細分化した業種別では、大手広告代理店など広告業が29社で最多。テレビ番組制作業の12社のほか、CM契約を結ぶ持株会社との取引も多かった。○■情報開示に消極的だったジャニーズグループ東京商工リサーチは、今回の調査結果を踏まえ、「ジャニーズグループは、日本を代表するエンターテインメント企業の一つで、幅広い分野の企業と取引している。だが、未上場で外部のチェックが効きにくく、これまで決算の官報公告もほぼ行っておらず、財務状況などの情報開示にも消極的だ。企業は社会の公器だが、その分野で絶対的な存在になると、経営者の考え方次第でステークホルダーとの関係が歪になりかねない」と指摘。「ジャニーズグループは大株主(資本)と経営者(経営)が一体で、株主や取引先の意向に左右されることはなかった。それだけに今後、どこまでコンプライアンスを徹底できるか注目される」とコメントしている。
2023年09月14日ジャニーズ事務所は13日、ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、被害補償と再発防止策のほか、「今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」と公式サイトで発表した。○■外部専門家からなる「被害者救済委員会」を設置藤島ジュリー景子前社長、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランド社長を務める井ノ原快彦は7日、都内で会見を開き、ジャニー氏の性加害を事実と認めて謝罪。今回の発表においても、「故ジャニー喜多川により、長期間に亘る性加害があったと認識しており、被害者の皆様に心よりお詫びを申し上げます」と改めて謝意を示した。同社は被害救済として、外部専門家からなる「被害者救済委員会」を設置。「弊社にタレント又は研修生(「ジャニーズJr.」等)として所属していたことがある方、又は現に所属している方で、故ジャニー喜多川による性加害の被害を受けた方」を対象に、補償受付を開始する。○■同族経営の弊害を排した体制へまた、再発防止策については、「10月2日の新体制公表に伴い外部からのチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)を設置し、人権に対する基本方針の策定と実施、また、その内容を含めました社内規程整備等」を行う。これまで実施してきたeラーニング、個別研修に加え、「人権尊重や性加害・ハラスメント・コンプライアンス等に関しての研修」を社員とタレントに対して行い、コンプライアンス意識の強化を図る。同族経営の弊害を排する体制構築に向けては、「CCO・社外取締役の監視体制を機能させるべく、組織体制・会議体系を確立させていきたい」と方針を掲げ、それらの遂行状況は適宜公表していく。○■芸能プロダクションとしての報酬は「頂きません」さらに9月中には、「人権に関するポリシーの制定など再発防止特別チームが提言した内容に基づいたさらに具体的な再発防止策」を公表予定。「皆様にご迷惑をお掛けしている事柄につきましては加害者である故ジャニー喜多川と弊社の体制に原因」があるとし、「弊社は失った信頼を回復できるように全力を注ぐととともに、今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」と表明した。「被害者の皆様へのお詫びと被害救済、そして皆様からの信頼回復のためには、長い道のりが必要であることは肝に銘じております」と重く受けとめ、「タレントや私ども役職員がみな一丸となって弊社の再出発に取り組んで参りますので、今後ともこれまで以上に様々なご意見ご指摘を賜りますよう心よりお願い申し上げます」と締めくくっている。
2023年09月14日「たくさんの人を巻き込んで迷惑をかけた結果、あの方は誰も幸せにはしなかった。人類史上、最も愚かな事件だと思います」9月7日、ジャニーズ事務所は会見を開き、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害行為を初めて認めて謝罪した。そのうえで藤島ジュリー景子氏(57)の社長辞任と東山紀之(56)の新社長就任を発表。東山は会見でジャニー喜多川氏を「あの方」と呼び、性加害を断罪したのだ。「被害に遭われた方々、長きにわたり、心身共につらい思いをさせたことを本当に申し訳なく思います。今後はこの事実に真摯に向き合うため、私は年内をもって表舞台から引退します。今後は人生を懸けて、この問題に取り組んでいく覚悟です」東山新社長は数百人とされる被害者と真摯に向き合っていくことになる。会見には子会社・ジャニーズアイランドの社長でもある井ノ原快彦(47)も同席した。「社長を引責辞任した藤島氏は代表取締役にとどまり、被害者への補償や救済などの業務のみを行うと強調しました。東山社長は、第三者を含めた委員会を設置したうえで、被害者には法を超えた補償をしていくと断言しました」(全国紙記者)東山は喜多川氏から性加害を受けたことはなく、先輩・後輩から相談もなかったため、「噂として聞いていた」と語っていたが――。「ジャニーズの謝罪会見を受け、被害を訴えている元ジャニーズJr.らで構成された『ジャニーズ性加害問題当事者の会』も会見を行いました。『事実認定と謝罪と救済。この3点セットについては認められた』『100のうち10ぐらいは楽になった』と謝罪を評価する一方で、『当時の話を隠蔽されている東山氏を残念に思った』という批判の声も出ました」(前出・全国紙記者)■リハーサルでは「喜多川氏を擁護する発言だけは絶対にしない」と確認ジャニーズ事務所が性加害の事実を公に認めたことで、ギネス・ワールド・レコーズは「ジャニー喜多川氏に関する記録を公式サイトより削除した」と発表した。また、日本航空や東京海上日動火災保険、アサヒグループホールディングスなど、所属タレントとの広告契約の見直しに踏み切った企業も増えている。東山は会見で改めて喜多川氏について、「自分の根本にあったものが、すべてなくなった思い。自分の人生の中でも、これほどの落胆はなかった。ましてや、それを隠蔽していた。生きてる意味とかも含めて本当に考えました。やっていることは鬼畜の所業だと。今は愛情はほとんどありません」と言い切った。だが、事務所名を変えなかった批判については、苦渋の思いをこう語った。「これだけの犯罪ですから、創業者の名前である社名を引き続き名乗るべきか(考えた)。何より大事なのは、これまでタレントが培ってきたエネルギー、プライドだと思います。 やはり僕らはファンに支えられているものですから、今後はそういうイメージを払拭できるよう、みんな一丸となって頑張っていくべきと今は判断しました」音楽関係者は言う。「2日にわたって、弁護士立ち会いのもと、東山さん、井ノ原さん、藤島氏らで今回の会見のリハーサルが行われました。その中で、喜多川氏を擁護する発言だけは絶対にしないことを確認し合ったそうです」会見では、東山が藤島氏から社長就任を正式に打診されたのは8月上旬だったと明かされた。「最年長でいちばん長く、いてくれた部分があります。『社長は二足のわらじが難しい』という思いは伝えたところ、1日かけて考えて回答してもらいました」(藤島氏)前出の全国紙記者は言う。「当初は藤島氏がよく知る、ジャニーズ外部の経営者を招く計画でしたが、断られたうえ、完全に外部の人間が就任すると、所属タレントたちが大量に離脱する可能性が強いと考えたようです。そのため、“ジャニーズの長男”と称されていた東山さんに白羽の矢が立ったのです。東山さんは喜多川氏の性加害問題が表面化してからずっと“長男”として責任を感じていて、けじめをつけるため新社長就任を受諾したそうです」■東山は40代になってから何度も拓哉と食事会を8月下旬、東山新社長を囲む決起集会が開かれた。東山、藤島氏、井ノ原、国分太一(49)そして木村拓哉(50)が参加したという。東山は会見でこう語っている。「こういう(社長の)覚悟を持っているという話をしました。驚いてはいましたね。ただ、その覚悟も感じていただき、皆の同意もある程度いただけたと思いました」当の井ノ原も、「びっくりしたのは引退されるということ。僕も木村さんも国分さんも、東山さんの背中を見て育ちましたので辞めないでほしいという思いはありました。そこまでの覚悟を持っているのであれば、皆で力を合わせましょう、というところで会は終わったと思います」と、そのときの様子を語っていた。前出の音楽関係者は言う。「国分さんは昨春、株式会社TOKIOの関連会社の社長に就任しています。木村さんを除けば、そこに出席していたのは事務所の幹部たちなのです。その会合に木村さんが呼ばれたのは事務所再建の最重要人物だからです。食事会では今後の事務所タレントについて『新たなトップは木村さんに』と東山さん自ら伝えたと聞いています」東山が木村にそう熱弁したのは理由があったようだ。「実はジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出てから、木村さんは世界を目指す2人の娘さんたちの将来を考え、退所も選択肢に入っていたそうです。東山さんは若いころ、木村さんとの接点はほとんどありませんでしたが、40代から接する機会が増えました。結婚して子供たちが生まれたことや、グループ活動を経て、自分だけが事務所に残ったことなど、境遇が似ているところが影響したのかもしれません。木村さんと、彼の高校の同級生でもあるマツコ・デラックスさんと一緒にご飯を食べに行くこともあったそうです。東山さんは、木村さんの退所だけは絶対避けたかったのでしょう。彼を新たな“ジャニーズの長男”に後継指名して、今後を託したようです」(前出・音楽関係者)当の木村は、今回の会見が行われた直後、自身のインスタを更新。《show must go on!》というコメントと、敬礼のような決めポーズをした自身の写真を公開した。「“この時期に喜多川氏のモットーを引用するとは”と一部で批判も受けましたが、東山新体制を全力で支え、今後のジャニーズの再建を共に担うという木村さんなりの強いメッセージだったのでしょう」(前出・音楽関係者)また、東山は新社長として誠意をもって被害者の補償、救済に取り組みながら、ファンのためにジャニーズの再建も不可欠だと考えているという。■次の課題は「嵐の再始動」と「国民的アイドルの育成」その大きな柱の1つが、現在活動休止中で11月にデビュー25周年を迎える嵐の再始動問題だ。「嵐の復活を待ち望む声は絶えませんが、大野智さん(42)はいまも芸能活動を休止中です。しかし、東山さんが新社長となったことで、大野さんが考え方を変える可能性が出てきたのです。もともと大野さんは少年隊のバックダンサーを務めていました。そのため、東山さんは嵐のリーダーに大野さんを推し、ハワイで行われた嵐のデビュー会見で司会を務めたのも東山さんなのです。大野さんは東山さんの自宅に遊びに行くほど慕っていました。東山さんの覚悟を知り、大野さんも意を決するかもしれません」(テレビ局関係者)さらに東山が気にかけている若手グループがいる。Snow Manだ。今年3月に“育ての親”である滝沢秀明氏(41)が新事務所「TOBE」を設立。すでに三宅健(44)や元King&Princeの平野紫耀(26)らが合流しており、今後さらなるタレントの合流が噂されている。前出の音楽関係者は言う。「滝沢さんが新事務所を立ち上げたことで、Snow Manのメンバーに動揺が生じたのは事実です。東山さんは’08年、少年隊の主演ミュージカル『PLAYZONE』で現在のSnow Manメンバーたちと共演しています。昨年、テレビ番組でSnow Manと共演した際は『すごく苦労している。頑張っているとファンの人たちが本当に応援してくれるようになる。その象徴』と絶賛。一刻も早く、事務所を彼らが安心できるような環境に改善したうえで、SMAPや嵐のような国民的グループとして大きく育てていきたいと考えているといいます」東山は会見の最後、ファンや所属タレントへの思いを語っていた。「過去は変えられない。その信頼を再び勝ち取るのは至難の業だと思っています。まずは努力を続けること。それしかないと思います」大逆風のなか、果たして東山新社長は荒波を乗り越えられるのか。来月1日、彼を支える副社長人事などが発表される予定だ。
2023年09月12日茂木健一郎氏(60)が9月11日、Twitter(現X)で独自のジャニーズ論を展開した。しかし、あまり賛同は得られていないようだ。脳科学者に作家、ブロードキャスターにコメディアンという肩書を掲げる茂木氏。11日、Twitterでまず、こう切り出した。《ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから。ジャニーズはほんものじゃないし、あなたのためでもない。ほんものは他にあるし、あなたのためになるものは他のところにある》そして《ジャニー喜多川さんはウェストサイドストーリーを初期メンバーと見に行って、日本でもそのようなものをと思ったそうだが、だったら最初からウェスト・サイド・ストーリーを鑑賞したらいい》とし、こう続けた。《ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない。ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく》また《「世界に一つだけの花」だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ。槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない》と綴った茂木氏。《SMAPの楽曲はスガシカオとか槇原敬之のもので、彼らが歌った方がはるかにいい、SMAPの歌唱は偽物だ、というくらいのことは、批評的言説としてはごく当たり前で、今まで日本にはなかっただけのこと》と断言した。“ジャニーズの音楽は本物じゃない”という持論を展開した茂木氏。しかし、ネットでは大きな波紋を呼んでおり、Twitterでは「茂木健一郎」がトレンド入り。さらに、非難が殺到している。《「音楽のほんもの」ってなんだよ。定義は?なんでジャニーズの曲を聞きたい人がモーツァルトを聴かなあかんのや》《ジャニオタのことバカにしてるから騙されてるって思い込んで勘違いしてるよね。営業なの理解してる上で応援してますんでご心配なく》《誰がが何を聞こうと自由であり好きな音楽によって教養が無いということは差別的だと思います》また突然“ジャニーズの音楽は本物じゃない”と言い始めた茂木氏に対して、《なんで茂木健一郎はSMAPとかのアイドル論評してんのかさっぱりわからん。性加害の件とどう関係あるんだろ?》《ジャニーズのその音楽性は誰も叩いてないし非難してない》《茂木健一郎みたいにここぞとばかり性加害以外のことでジャニーズを叩きながら自分のアピールにつなげるのは糞ダサいと思う》と“筋違い”を指摘する声も相次いでいる。
2023年09月11日「僕はジャニー喜多川氏に対して許したくもない、許せない気持ちです」涙ながらにこう語ったのは、A.B.C-Zの河合郁人(35)。9月8日、『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(TBS系)に出演し、この前日に行われたジャニーズ事務所の会見について言及した。故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり、9月7日に会見を開いたジャニーズ事務所。藤島ジュリー景子氏に代わり東山紀之(56)が社長に就任し、被害者への補償を行っていくことを明らかにした。東山は喜多川氏の性加害を「人類史上、最も愚かな事件」と断罪したが、「ジャニーズ事務所」という名称は現状変更しない方針であるという。これについて河合は、「東山さんの覚悟やジャニー喜多川氏への厳しい意見が印象に残った」とし、冒頭のように喜多川氏を厳しく批判。「ジャニーズ事務所」の名称については、次のように見解を示した。「正直、自分の中ではジャニーズ事務所の名前のままでもいいのではないかと思ったんですけど、“ジャニーズ”という文字を見るだけで不快に思ったりフラッシュバックしてしまう方がいる。僕個人の中では変えたほうがいいのではないかと思う」河合同様に、複雑な心境を吐露したのはジャニーズWESTの中間淳太(35)だ。中間は8日、情報番組『よんちゃんTV』(毎日放送)に出演。事務所の名称については「僕個人としての思いは残してほしいなと思う」とし、「僕はジャニーズWESTという、もろジャニーズという名前が入った看板を背負ってやってきて誇りもある。たとえ世の中の風当たりが強くても、続けていきたい気持ちがある」と語った。いっぽうで「僕は性被害をまったく受けたことがない。ジャニーさんに指一本触れられたことがない。だからこそ言えることだと思う」「いろんな人の意見を聞いて、慎重に決めていくべきかなと思う」と自身の境遇を踏まえて話した。7日の会見後に『よんちゃんTV』(MBS)に出演したNEWSの小山慶一郎(39)は、社名変更をめぐり、事務所から各タレントにヒアリングがあったと説明。その上で小山は「僕は残してほしいというふうに言いました」と話した。また、「この会社に入って23年、あまりに愛着と言いますか、ジャニーズという誇り、プライドがあって。それは諸先輩方が作ってきた伝統だったり歴史を受け継ぎたいという意味の名前なんです。この名前を背負って改革していくっていうことを信じたかった」ともコメントしていた。東山は会見で「ジャニーズというのは創業者の名前でもあり、初代のグループ名でもあるが、何より大事なのはタレントさんが培ってきたエネルギー、プライドだと思う。その表現の一つでいいんじゃないかと思う」としつつも、「名称について変更の余地はあるのか」と記者に問われると「はい」と頷いた。タレントのなかでも意見が割れることとなった「ジャニーズ事務所」の名称変更。果たして今後どうなるのかーー。
2023年09月09日