ミュージカル『ルーザーヴィル』の製作発表会見が19日に都内で行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、本高克樹(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr. ※高ははしごだか)、高月彩良、山本涼介、青野紗穂、ウォーリー木下(演出)が登場した。同作はロックバンド・Son of Dorkのデビューアルバム『Welcome to Loserville』の曲を使用したミュージカル。1971年アメリカを舞台に夢に向かって奮闘する“ヲタク”たちが描かれ、「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす大学生のマイケル(井上)はコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねている。SFヲタクのルーカスやフランシス、マーヴィンといった個性豊かな仲間に支えられながら、夢に向かって懸命に走る。主演の井上の親友役となる本高は「どうやら皆さんの声として『ちょっと気まずそう』だという意見も出ておりまして。決してそんなことはなく、この場をお借りして言いますが、"超仲いい"と認識していただければと思います」と宣言。具体的に聞かれると「僕が入所した時から、実は先輩として一緒に仕事してまして、グループになる前までは同じような仕事をして、同じライブに出ていたりと交流はあったんですけど、気心が知れすぎていて、見た感じ殺伐としている。しゃべらなくても成立するので、そう見えてしまっていただけ」と説明する。井上も「本当に僕が人見知りなので、本高は数少ない、あんまりしゃべらなくても居心地のいい仲間」と同意するが、本高は「ただ一つ気になるのが、7 MEN 侍の佐々木大光から『瑞稀が本高と何しゃべっていいかわかんないって言ってたよ』と言われて、ドキッとしました」と指摘。井上は「まだ共通の趣味みたいなのか見つかってなくて……」と苦笑し、「久しぶりに一緒にお仕事一緒にお仕事をするので、何を話そうか佐々木大光に相談しました。『なんでもしゃべってくれるよ』と言ってたけど、いざ久しぶりにしゃべると、なんか若干気まずさはありますね」と結局しこりは残っているという。本高が「僕はなかったんですけどね」と憮然とすると、井上は「本番までには最高のペアになっているので楽しみにしていただけたらなと思います」とフォローしていた。また、ミュージカルに挑戦するということで、先輩の助言があったか聞かれると、井上は「普段からSixTONESの京本大我くんと交流させていただいていて、ミュージカルにおいてすごく活躍していらっしゃるので、まだ具体的なお話は聞けていないんですけど、お時間ある時に一緒にご飯に行ってお話を聞けたらという話はしました」と明かす。本高は「トニセン(20th Century)の坂本(昌行)くんに実はちょっとお話させていただいて、『ミュージカルといえば』という方なので、いろんなことを教わりながら、本番までに挑みたいなと思っています」と語った。楽屋のれんについての話題では、井上が「先輩とかお世話になっている方からいただくみたいなんですが、僕の中では決まっていて、あえてメンバーにお願いしようと思います。"HiHi Jets一同"というふうに、4人から」と構想も。「(出演が)決まった時から話をしていて、本人たちも乗り気で試行錯誤してくれてるようなので楽しみです」という井上に対し、本高は「そんな話一切出てなくて、7 MEN 侍では誰か持ってるいんだろうかというくらい、聞いたことがない」と驚く。「普段、番組でお世話になってる坂本くんに、もしお願いできたらなと、この場をお借りして言いたいと思います」と言いつつも、「もし写真が上がらなかったら、無理だったということで確認していただければ」と弱気になっていた。東京公演は新橋演舞場にて3月5日~22日、大阪公演は大阪松竹座にて4月6日~16日、広島公演は上野学園ホールにて4月20~21日、愛知公演は御園座にて4月26日~30日。
2023年01月20日ミュージカル『ルーザーヴィル』の製作発表会見が19日に都内で行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、本高克樹(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr. ※高ははしごだか)、高月彩良、山本涼介、青野紗穂、ウォーリー木下(演出)が登場した。同作はロックバンド・Son of Dorkのデビューアルバム『Welcome to Loserville』の曲を使用したミュージカル。1971年アメリカを舞台に夢に向かって奮闘する“ヲタク”たちが描かれ、「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす大学生のマイケル(井上)はコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねている。SFヲタクのルーカスやフランシス、マーヴィンといった個性豊かな仲間に支えられながら、夢に向かって懸命に走る。今回"コンピューターヲタク"を演じる井上だが、「本当に機械が苦手で、パソコンとかも触らないんですよ。いまだにタイピングも人差し指で打ちますし。なので、そこはちょっと苦労しそうです。"ヲタク"という部分の気持ちとしては理解できるところはあるんですけど、コンピューターに関してはすごく疎いので、そこはちょっと不安」と苦笑する。自身については「やっぱり今まで続けてきたジャニーズという部分が"ヲタク"になってくるのかなと思います。自分もすごくこの世界が好きなので、ジャニーズヲタクですかね。ジャニヲタってやつです」と周囲を笑わせた。出演が決まった時の気持ちを聞かれると、井上は「この話を聞いたのが2021年11月で、ちょうど年HiHi Jets初めてのアリーナライブ『五騎当千』の初日前に『再来年にミュージカルをやるかもしれない』と言われて、本番の前で気持ちも昂っている時だったので実感がわかず、嬉しいなと思いわくわくしながらも、かなり動揺しましたね」と振り返る。「昨年の9月に改めてお話を伺って、ちょうど『少年たち』という舞台を新橋演舞場でやらせていただいていたので、ここで自分がやるのかとプレッシャーを感じましたけど、いつか挑戦したいと思っていたので楽しみでもあります」と意欲を見せた。本高も「僕もずっとミュージカルに出演してみたいという思いがありまして、決まった時は嬉しい気持ちでいっぱいで。1人で喜んでたんですけど、半年くらい立った後にたまたま瑞稀とそういう話になって『決まったね』『うし!』くらいのテンションで喜んで、がんばろうなという話をしました」と明かす。座長となる井上だが「1番年下だと思うので、お兄さんお姉さん方に甘えながら頑張りたいなと思います。ミュージカルにおいて右も左もわからないので、たくさん質問してたくさん吸収して頑張りたいと思います」と意気込んだ。また、山本もミュージカル初挑戦ということで「歌もダンスも苦手なジャンルなんですが、ウォーリーさんに呼ばれましたね。演出助手の方に聞いた話によると『歌を歌うの忘れてたけど呼んじゃった』と言ってたみたいです」と暴露。ウォーリーは「僕は彼のことが大好きで、いわゆるいじめっ子の役なので、芝居ができるという前提で、根っから嫌なやつを呼びたいなと思って最初に浮かんだ」といじりながら語る。「ただ歌だということは後々気づいて、それはごめん」と謝りつつ、「今回ロックで、シャウトするエモーショナルな曲が多いので、いわゆるミュージカル歌唱が上手ければできるということでもなく、自分の中の訴えたいことがあることが重要で、彼は常に社会に対して思ってますので、そこらへんを出していただければ」と期待を寄せ、山本も「パッションで乗り切ります」と受け止めた。キャスト陣は初対面だったが、井上は「『ジャニーズワールド』でお世話になっている振付師さんが、山本さんとウォーリーさんとご一緒したことがあって、人伝てにお優しい方だとは聞いていますので、たくさん吸収させていただければと思っています」とすでに情報を入れている様子。「皆さんすごくスタイルがよろしくて、身長が高いです。山本さんが大きすぎてびっくりしました」という井上に、山本は「(井上は)さわやかで、座長なので僕らはいろいろと頼りながら見えない圧をかけまりたいと思います」と笑顔を見せ、井上は「勘弁してください」とツッコむ。さらに女性陣も井上について「すごくキラキラしてらっしゃて、髪の毛のピンクが似合ってる」(高月)、「眩しいくらい。サングラスをかけないと目を向けられない方だなと思いました」(青野)と絶賛し、井上は「恥ずかしいですね、非常に」と照れていた。東京公演は新橋演舞場にて3月5日~22日、大阪公演は大阪松竹座にて4月6日~16日、広島公演は上野学園ホールにて4月20~21日、愛知公演は御園座にて4月26日~30日。
2023年01月20日「関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭」を福岡、愛知、東京、大阪の4都市で開催し、無事完走した関ジャニ∞。冬の祭りで暴れまくった東京ドームのラスト、2023年1月9日(月)17時公演のステージをレポート。関ジャニ∞の妹分、会えそうで会えないアイドル・キャンジャニ∞の活躍も見逃せない!?2023年幕開けを飾るのにふさわしい、笑い満載、ハッピーな祭りに!左から安田章大、村上信五、大倉忠義、横山裕、丸山隆平。2019年の「十五祭」以来、3年ぶりに開催したドームライブ。昨年の夏は、関ジャニ∞にとって初となった日産スタジアム公演、長居スタジアム公演に続き、今回は同じ「18祭」を掲げたステージだ。デビューして18年間走り続けてくることができた喜びの想いを込め、1曲目に歌ったのは、待ちわびた今日を歌う「歓喜の舞台」。幕開けを飾るのにぴったりな壮大なナンバーで祭りが始まる。「声を出せるライブへようこそ、騒ごうぜ!」と安田章大さんが叫ぶと喜びの声をあげるエイターたち。「ど~も!安田章大です。教えてくれる?好き~? 」と会場に聞くと響き渡る「好きー!」。大倉忠義さんは「みんなをメロメロにしてやっぜ」。村上信五さんは「調子はどうだ?東京ラスト。今日はここに集まった5万5千人、全員でみんな一緒にばかになろうぜ~!」。エイターのテンションをあおり、「無責任ヒーロー」「前向きスクリーム」と畳みかけるように歌う明るいお祭りソングを披露して、関ジャニ∞ワールド全開に!「アラフェス」をオマージュしたおなじみ「ハチフェス」では、横山裕さんのこだわりの演出が光るジャニーズメドレーをお届け。「みんな、人は“一番”に憧れる。この中で誰が一番か決めてもらおう」という丸山さんのセリフから始まったKing & Prince「ichiban」では、「俺が一番!」「俺の方が一番!」と歌い合い、誰が1番か争いが勃発…!?KinKi Kidsの「たよりにしてまっせ」では、間奏で「俺を頼りにしちゃってる?」「金は天下のまわりもの」など、絶妙に可笑しい合いの手が。ジャニーズソングに愛とリスペクトが感じられながらも笑いに特化した演出が連続する中、嵐の「Monster」ではかっこいい関ジャニ∞を見せつける圧巻の忠実再現パフォーマンスを披露した。この日のMCでは、横山さんのプライベートトークからスタート。「ライブ前にジムに行ってるで。2時間半くらい。ずっとベンチプレス!バイクを漕ぐので1時間半くらい。好きな動画を見たり、台詞を覚えたりしながら」という話から、「1時間半でどこまで行けるか」という話に。「20kmくらいやから飯田橋?」と、おとぼけ発言をする安田さんに「どこからや? やすって変やなぁ(笑)」と爆笑する大倉さん。村上さんがコンサート当日「午前0時の森」(日本テレビ系)で生放送があるため、「誰か来る?」と言い出したことから、「こんな公開オファーないから行っといで!!」と、この日の深夜に仕事がないメンバーに猛プッシュする横山さん。安田さんは「番組に相談もなく、そんなポップに出られるの?」と驚き、丸山隆平さんは「ライブを見に来てる友達のけんちゃんと約束がある…」と困りつつも、大倉さん、安田さん、丸山さんの3人が生放送出演をかけて、じゃんけんをする。しかし、急に村上さんが「やっぱ年明けて一発目やからごめんな!!」と断ったことから、横山さんは「お前なんやねん? 俺、そういう女子めっちゃ嫌い。好きにさせといて、結局ふるやつ。俺も仕事やなかったら行こうと思ったのに。くやしいわ~。(丸山さんの親友の)けんちゃんの気持ちもお前考えろ。けんちゃんに謝れ!!」と、すねまくる姿に会場が笑いに包まれる。関ジャニ∞ライブでおなじみのヒーロー・エイトレンジャーも久々に降臨。今回は「エイトレンジャー・センターは俺だ!俺だ!の巻」。「センター顔って言ったら俺やろ!貴族顔やろ!」と、堂々胸を張る大倉さんに横山さんは「センターはリーダー性」とキッパリ。丸山さんは「新しい時代のヒーロー欲しくない?面白いのがセンターにふさわしい」と、ふざけ倒す。安田さんは、「じゃん俺、先代と同じサイズ感!」、村上さんは「俺が立ってるところがセンターやって言ってるやろ」と、おのおのがセンターにふさわしいと内輪もめをしていると新・悪の組織アンビ団が登場。「BAD団(ジャニーズWESTの中間淳太さん&桐山照史さん)に代わって俺らが相手だ!」と、新たな宿敵が登場して、爆笑コントを大展開。続いてのコーナーは、関ジャニ∞の妹分“会えそうで会えないアイドル”キャンジャニ∞。昨年の12月、約7年ぶりに秋元康さん作詞の新曲「ないわぁ~フォーリンラブ」を発表した彼女たちが夏のスタジアムライブに続いて参戦し、楽曲を披露した。関ジャニ∞のメンバーの女性アイドルぶりは、チャーミングで完璧な身のこなし。しかし、自己紹介がぶっ飛びまくり。「好きな言葉は、やさしさと思いやりと還付金。村子です!」と個性的なキャラクターが勢ぞろいだ。横子が「昨日ちょっとお知らせさせていただいたんですけど…。私たち、anan出ます!!」と突然、告知をする場面も。すると、「表紙があの子よね、キンプリの永瀬くんよね、確か。彼、まぁまぁねっ(笑)」とメンバー一同、女子トークで大盛り上がり。「関係者の皆さんが来ていらっしゃるから、ここで言っておきます。私たち次から表紙しか出ません!!」と横子。村子も「さぁ、写真を出すのはどこの出版社かしら?楽しみ」とノリノリだ。テンポ感も絶妙なやりとりは、無限に見ていたいほど面白い。ラストスパートは「ズッコケ男道」をバンド曲で届け、「勝手に仕上がれ」ではコール&レスポンスで盛り上がる。会場が一体になった最後の挨拶では、ペンライトの色が青一色に染まると、最初に安田さんが口を開いた。「『KANJANI’Re:LIVE 8BEAT』で“関ジャニ∞で良かった”って言葉がふと降りてきて、伝えたときに自分の想いがひとつ見つかった気がしました。あのときは、関ジャニ∞で音楽を届けられることが幸せで“関ジャニ∞で良かったな”って思ったけど、それはみんなが僕たちのことを大切にしてくれているから、“関ジャニ∞で良かった”って言葉が出たんやなって。ありがとう。これからも仲良くしてな」と優しい笑顔で微笑む。そして、マイクを使わず、地声で「最高~!!」。横山さんは「ライブをやっている時がいちばんいいなって改めて思います。それは皆さんのおかげです。ライブをやると楽しいし、すげー幸せです。東京ドームで2023年、関ジャニ∞すげーいいスタートを切れたと思っています。今年もなんか楽しいことをいっぱいしたいと思いますので、皆さん、俺たちについて来てください」と、生き生きした表情に。前日の東京ドームを振り返りながら語り始めた丸山さんは「昨日ちょっと同じ場面のときに泣きそうになってしまいまして…昨日の僕は、全部受け止めきれるほどの器がなかった。でも、今日は皆の声を聴いても、全身全霊で受け止めて返しますから。試していいですか? えー、皆さんの思いを口に出して、ひとこと叫んでもらっていいですか? 行くよ。3、2、1」とカウントすると、それぞれの熱い想いをありったけの声で叫ぶ会場。「全部聞こえました。全部受け止めました!今日ここでもらった皆の言葉、ここから先、絶対に返していきます。変わらず、関ジャニ∞を包み込んで愛してやってください」。いつになく真剣な表情の村上さんは、「長くやってきますとね。こうやってステージに立っている人にしか分からない、といえば語弊があるかもしれないですけど。言葉にできない思いというのが、すごく膨らんできまして。グループにいないと分からない、このグループだけの思いや気持ちというのは、もう18年やらしてもらってきて、改めて噛みしめさせてもらっています。十分に幸せな人生を歩ませてもらっている中で、これから皆さんの豊かな人生のひとつにぜひ関ジャニ∞を使っていただければ、幸いです。最後にひとこと…けんちゃんごめんなさい! 」。最後に丸山さんの友達に謝罪をするというオチで落とし、会場はドッカン大爆笑。しんみり語ったかと思いきや、最後に笑わせるトーク力に脱帽だ。笑いに包まれる中、大倉さんが話し始めると、また会場は静かに耳を傾ける。「ステージに立てていること、そして、グループが当たり前じゃなく続いていっていることに本当に感謝。奇跡のようだなと思っています。こんだけやっていると、その当時には分かってなかった曲の歌詞が染みてくるんですよねぇ。その時はね、皆に向けて、“気張ってこーぜ!”って言ってたのが、自分たちに言ってるように聞こえるようになったし。いろんな曲が、いろんな思いで愛せるようになったと思います」と、関ジャニ∞の楽曲への愛情も深まったことを語る。最後は15周年のコンサートでも歌った「ひとつのうた」を。愛しき言葉とメロディーを感謝の想いを込めて歌う曲で、「lalalalala…」というフレーズでは、会場が優しさに溢れたハミングで心ひとつに。いつまでも愛するファンと泣いて、笑って、共に歩んでいきたい――。まるで関ジャニ∞からのファンの皆へのありがとうのメッセージの曲に聴こえてくる。歌い終わると「みんなありがとう」と、横山さんが幸せそうな表情でお礼を伝える。18歳を迎えた関ジャニ∞は、東京ドームがよく似合う。大きな会場で歌い続けてきても、1人1人に思いを届けるように丁寧に、最後に感謝の想いを届けるのが恒例儀式。バックについてくれたLilかんさいやAmBitiousらはもちろん「皆さんの見えるところ見えないところにいる俺たちの大事なスタッフに拍手を」「今日もちっちゃいカラダで大きな声を出してくれた子どもエイターに」「そのお子さんを連れて来てくれたお父さんお母さんエイターに」「そして、今日、“そんな言うならついてくわ~”って連れて来られた人!」「初めて見たけど、“まあまぁこいつらやるな”っていう人!」と、村上さんの呼びかけでさまざまな世代や観客に贈られる拍手。この日いちばんの大歓声を聞かせてくれたのは、男エイター。会場が割れんばかりの雄叫びに「かっこいいぞ~!また来いよー!」と満面の笑みを覗かせる村上さん。そして、「元気なおじさんに拍手を」「陽気なおじさんに拍手を」と続く光景に、ジャニーズのコンサートでいちばん男性ファンが多いグループであることを改めて再確認。「素晴らしい5万5千人を集めてくださった東京ドームにも」と会場にも拍手を贈る手厚さ。「そして、いちばん大きな拍手を!俺たち関ジャニ∞の大事な、大事な、大事な、大事な、エイターのみんなに大きな拍手を」で皆に改めて拍手。鳴りやまない手拍子の音には、愛が溢れていた。さらに横山さんが「東京ラストです。本気で僕たちに声をください。そして愛をください。そして、俺たちが最高で、最強の~!!」のフリの後、全員で叫ぶ「関ジャニ∞!」は最強にパワフル。メンバーそれぞれが「幸せ」「感謝」という言葉を口にしていたが、そんな想いを感じながら歩めているデビュー18周年。関ジャニ∞が変わらず笑いとハッピーを届け、素晴らしいエンターテイナーであり続けてくれる奇跡に感謝したい。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年01月19日2022年10~12月に放送されていたドラマ『silent』(フジテレビ系)。俳優の川口春奈さんが演じた青羽紬(あおば・つむぎ)と、アイドルグループ『Snow Man』のメンバーである目黒蓮さんが演じた佐倉想(さくら・そう)の2人を描いた恋愛物語でした。想は、耳が聞こえづらくなる病を患った男性。紬と想が、手話を通じてやり取りをする場面が多々あり、視聴者に感銘を与えていた作品です。『silent』最終回セリフに対する目黒蓮の回答同作品の最終回では、想が紬に耳打ちをするシーンが描かれていました。しかしなんといったのか視聴者側には分からず、そのセリフをめぐってさまざまな説や想像がネット上などで続出。お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さんも、そのセリフが気になっていたといいます。岡村さんと相方の矢部浩之さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のTwitterアカウントは、目黒さんとの裏話を紹介しました。目黒さんに「最後は、なんていったの?」と連絡を取り、セリフを知りたがっていた岡村さん。それに対し目黒さんは、「想は想の言葉で返したと思います。僕は目黒蓮なんで分からないです」と答えたそうです。「silent」の最後何て言ったのか?を休憩毎にしつこく目黒くんに聞いていた岡村さん。「想は想の言葉で返したと思います。僕は目黒蓮なんでわからないです」と素晴らしくかっこいい返答をもらったそうです。 #ナインティナインANN PCスマホで聴けます pic.twitter.com/NqPwDianLn — ナインティナインのオールナイトニッポン (@NinetyNineANN) January 12, 2023 ドラマで演じた想と、目黒蓮という自分は違う…そのように考えていたのでしょう。目黒さんの回答に、多くのファンがハートを撃ち抜かれました。・素晴らしいひと言!あとは視聴者の想像力にゆだねますか。・かっこよすぎる!自分だったら、こんな言葉は出てこない。・100点満点の回答に、「さすが!」といいたい!放送が終わった後も、セリフが気になっている人は少なからずいるはずです。自分の中で一番しっくり来る言葉こそが、目黒さんがいったセリフなのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月13日『ジャニーズWEST オフィシャルカレンダー 2023.4-2024.3』(2023年3月9日発売・光文社)は、和・洋・中をテーマに、3つのシーンで魅せる“大人の色気”。ハイセンスなスタイリングと気鋭の写真家3人が、それぞれ異なる世界観で7人を表現する。そんな3つのシーンの中から、今回は、浴衣を着たジャニーズWESTメンバー全員を、老舗の温泉旅館にてしっとり色っぽく切り取る、和パートの撮影の様子をお届け!「あっつ!めっちゃ熱い~!」と言いながらお湯につかってしばらくすると、とっても気持ちよさそう。早朝からの撮影の疲れもすっかり癒されたのか、はしゃぎだすメンバーたち(笑)。あえて音を外してハモる中間淳太(35)&濵田崇裕(34)&小瀧望(26)トリオに「それ逆に難しいやろ!すごいな!」とツッコむ4人。温泉も満喫できて、和気あいあいとした撮影になりました!
2023年01月13日街を歩いている際、まれに事件や事故などを目撃することがあります。エッセイ漫画や作品を描いているR君(@Rkun_pixiv)さんは、ある寒い日の夜に、背筋が凍る光景を見てしまいました。通報すべき状況かと思われましたが…。クソ怖かった話 #漫画が読めるハッシュタグ (1/1) pic.twitter.com/ORKFZO9nEj — R君 (@Rkun_pixiv) January 6, 2023 マンションの窓辺に、人影があることに気付いた投稿者さん。首を吊っているように見えたため、思わず絶叫してしまいます!しかし、その正体はアイドルグッズの1つである、鎖骨から上がプリントされたハンガー。服を掛ければ、好きなアイドルの着せ替えを楽しむことができるのです。ただ、吊るした場所が悪かったのか、そうとは知らない他人から見ると紛らわしい光景となっていました。通報する前に、確認する時間を設けて正解でしたね。パニックになるような出来事を目撃しても、冷静さを取り戻すための、多少の時間は必要だといえそうです。投稿者さんは、pixivでも漫画を公開しています。もっとエッセイ漫画や作品などを読んでみたい人は、こちらもご覧ください。pixiv:iPad Pro買ったR君[文・構成/grape編集部]
2023年01月11日「2023年ジャニーズ事務所成人式」が10日、東京・赤坂氷川神社で行われ、新成人の所属タレント11人が出席。立会人として井ノ原快彦、国分太一、菊池風磨(Sexy Zone)も参加した。ジャニーズ事務所の成人式は、2006年以来17年ぶり。菊池風磨の発案によって開催が決定したという。参加した新成人は、道枝駿佑(なにわ男子)、長尾謙杜(なにわ男子)、作間龍斗(HiHi Jets)、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、佐藤龍我(美 少年)、佐々木大光(7 MEN 侍)、川崎皇輝(少年忍者)、安嶋秀生(少年忍者)、内村颯太(少年忍者)、深田竜生(少年忍者)、小柴陸(AmBitious)の11人。岩崎大昇(美 少年)は体調不良のため欠席した。新成人が一人ずつ意気込みを述べ、道枝は「20歳としてもっと大人の自覚を持って、これから携わらせていただくお仕事に、個人としてもなにわ男子7人としても真摯にしっかり向き合っていって、これからも皆さんに笑顔を届けられたらなと思います」と決意を新たに。長尾は「20歳になれたということで、育ててくださった家族やファンの皆さんに感謝を伝えていけたらと思いますし、その恩返しをどんどんしていけたらなと思っています。僕たちの世代がこんなにもたくさんいるので、みんなと日本全国を幸せにしていけたらと思います」と語った。作間は「20歳になってより大人な男になろうと頑張っている最中です。僕のプロフィールの身長が180cmなんですけど、この間健康診断をしたら179.6cmだったんですよ。マイナス0.4cmでちょっとまずいなと思ったので、20歳になって0.4cm伸ばします!」と宣言。猪狩は「大人の仲間入りをすると……ジャニーさんがずっと言っていた『子供は大人になれるけど大人は子供には絶対に戻れない』という言葉が、高校生ぐらいのときは『何を当たり前のことを言っているんだ』と思っていたんですけど、なるほどなと。過去に戻ることは絶対にないし、これからも着実に歩んでいかないといけないと思いますが、一瞬一瞬噛みしめながら、HiHi Jetsは20代に全員突入したので、あまりジャニーズにはいなかった、おっさんにウケるグループを目指したいと思います」と語ると、「おはようございます。おっさんの皆さん! 一緒に頑張りましょう!」と呼びかけて笑いを誘った。佐藤は「『かわいい』とか『赤ちゃん』と言われるので、20歳になったから『かっこいい』って言われたいです」と期待。佐々木は「僕はずっとジャニーさんから『おじさん』と言われていたんですけど、やっと20歳になったので、逆に20歳になったからにはフレッシュにいきたいなと。みんな大人な感じでいくという感じなので、僕は逆にフレッシュに。少年忍者に負けずに、7 MEN 侍、これからフレッシュでいきたいと思います!」と宣言した。川崎は「節目の段階で神聖な場所で成人式をやっていただくことで大人に向けてビシッと気が引き締まるなと感じましたし、噂によると20歳を超えると体がどんどん動かなくなると。僕たち少年忍者はアクロバットもダンスもものすごくするので、その噂を払拭して、ここからもどんどん体を動かして、7 MEN 侍に負けないようにフレッシュにいきたいと思っています」と意気込み。深田は「20歳になって大人になったので、責任感とかいろいろ、そういう部分はしっかりして、少年忍者らしく元気にしゃかりきに、子供っぽいところも残しつつ、今年も元気にいきます!」と語った。安嶋は「20歳になって大人の自覚を改めて持たないといけないし、20歳になったことで新しい一面を見せたいなと思っています。そして今回、20歳になったメンバーはすごくみんな身長がデカいんですよ。僕だいたい上を見上げちゃう。この台に乗らないでこの身長を目指せるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。内村は「有名になります! なので皆さん僕のことをいっぱい撮ってください!」と話して笑いを誘った。小柴は「どうも!AmBitiousのナイジェリア~エジプト~オ~! 上海! 小柴陸です!」の自己紹介ギャグを連発して盛り上げ、「全世界の人を笑顔にしたいです」と抱負を語った。
2023年01月10日「2023年ジャニーズ事務所成人式」が10日、東京・赤坂氷川神社で行われ、新成人の所属タレント11人が出席。立会人として井ノ原快彦、国分太一、菊池風磨(Sexy Zone)も参加した。参加した新成人は、道枝駿佑(なにわ男子)、長尾謙杜(なにわ男子)、作間龍斗(HiHi Jets)、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、佐藤龍我(美 少年)、佐々木大光(7 MEN 侍)、川崎皇輝(少年忍者)、安嶋秀生(少年忍者)、内村颯太(少年忍者)、深田竜生(少年忍者)、小柴陸(AmBitious)の11人。岩崎大昇(美 少年)は体調不良のため欠席した。ジャニーズ事務所の成人式は、2006年以来17年ぶり。菊池風磨の発案によって開催が決定したという。菊池は「僕自身、成人式こういった形では経験していなくて、地元の成人式だけなんですけど、ジャニーズの古き良き風習だなと思っていて、僕自身も未成年の頃に憧れを抱いておりましたので、ぜひこういう機会があればなと思い発案させていただきました」と説明し、「みんな小さい頃から見ているメンバーなので、そのみんなが成人というのは感慨深いものがありますね」としみじみと話した。井ノ原は「立ち会えることができて幸せです。17年間成人式をやってなかったものですから、実は僕は経験してないんです。下の代から始まって、次は立会人だなと思ったら1個前で終わっちゃったんですよ。やっと念願の成人式に立ち会うことができました」と笑顔でコメント。国分は「(生田)斗真たちが成人を迎えるときに立ち会いさせてもらいましたが、今回は風磨の熱い思いがあって成人式が復活したので、こういう形でジャニーズ事務所のアーティストがチームリーダーとなっていろいろ考えてこういったイベントを増やしていけたらなと思っています」と語った。
2023年01月10日待望の3rdアルバム『声』を引っ提げ、全国6か所26公演をまわるアリーナツアーを絶賛開催中のSixTONES。2023年の幕開けを飾ったツアー初日の1月4日公演では、グループ初の2大ドーム公演の開催を発表!ファンと彼らの嬉しい声が会場に満ち溢れたステージの模様をお届けします。初の2大ドームツアー発表!SixTONESにとって2023年は勝負の年と宣言ツアータイトルは「慣声の法則」。SixTONESのエネルギー源であるファンの“歓声”で未来に突き進んでいくという想いが込められたコンサートは、1月4日に発売された3rdアルバム『声』の楽曲をメインに披露したステージだ。歓声の消えた時代だからこそ、いつの日かまた熱い声を聴きたい、自分たちの声を届けたい――。そんな願いが詰まったSixTONESの『声』は、音楽ファンからも高い評価を獲得した2ndアルバム『CITY』の反響を上回るものに。常に最高を更新していくのがSixTONES。彼らが新たな年に見据える未来とは? その答えはもちろんステージに!6人の“声”が合わさると化学反応を巻き起こすことを証明したOverture。ポップなパッチワークがちりばめられるなど、6人6様のカラフルな衣装に身を包み、サングラスをして登場したSixTONES。吹きあがるスモークの中、美しいハーモニーを会場に響き渡らせる。バラバラの個性を持つ6人だが、愛する音楽でつながる彼らの歌声のグルーヴ感は最強。目の前のファンに届けようとするその声に共鳴するかのように声をあげる観客たち。これまで声に出して伝えることができなかった熱い想いを彼らにぶつけ、解放していく。オープニングから疾走感あるナンバーでステージの熱は加速。ジェシーさんが「Hey、Hey! ジェシーのSixTONESです。…逆だねっ!!」と昨年もやったおなじみの挨拶で笑わせると、「Hey、Hey! その調子で盛り上がっていこうぜ」と観客をあおる京本大我さん。松村北斗さんは「いらっしゃいませ~! 上のほうもいらっしゃいませ。下のほうもいらっしゃいませ。横浜いらっしゃいませ」と”いらっしゃいませ”のオンパレードでファンを出迎える。森本慎太郎さんは「謹賀新年~!! 皆さんの声、気持ち、表情…届いています」、髙地優吾さんは「新年明けましておめでとうございます。横浜アリーナ、最高に声を出して盛り上がっていきましょう。よろしくお願いします」と丁寧に新年の挨拶を。最後に挨拶したのは、田中樹さん。「お前らの声聞くの、久しぶりじゃね? うん、久しぶりだよね。みんな、心の声とか、溜まってると思うけど、みんなのいろんな声を今日全部、俺らが聞いてやるから。ここで出し切って帰ってね」と男気溢れる”らしい”言葉を観客に投げかける。今回のセットには新機構“フェS(フェイス)”がお目見え。田中さんが昨年の機構を振り返り、「(昨年のコンサートの機構は)S字のやつでSカレーターにしたからね。『あの顔、何にする?』って言われて、フェS。“フェイス”って呼んでほしい」と解説。ジェシーが「“マジ”と書いて“本気”ってことだね(笑)」とお得意のボケでいたずらっ子の顔になると、「逆だね!!」と、拾う髙地さん。ムンクの叫びのような6つの岩の顔が並ぶこのフェSは、40個くらいの候補がある中からそれぞれが選んで絞られた6つになったそう。「お客さんは気づいてないかもしれないけど、顔が全部違う」(京本さん)というので、これからライブ参戦される方は要チェック。口をあんぐり開けてみんなの話を聞く森本さんに、京本さんが「慎太郎、フェSと同じ顔になっちゃってるよ!!」と絶妙な突っ込みを入れる場面も。ユニット曲は森本さんと田中さん、ジェシーさんと松村さん、京本さんと髙地さんという組み合わせで互いの声の魅力を引き出す。グリーンとブルーのペンライトの光が揺れる中、歌った森本さんと田中さんのユニット曲は、妖艶さも兼ね備えたノリの良いパーティソングで普段はヤンチャで自由奔放なふたりの色気を感じられる声が印象的。ジェシーさんと松村さんの声が合わさるとドラマティックでエモーショナル。ジャニーズJr.時代にジェシーさんと松村さんがKinKi Kidsの楽曲を歌っていたあの頃を彷彿とさせるラブソングで、愛を歌う切ないハーモニーが絶妙だ。お互いが「じつは声が似ている」と認め合う京本さんと髙地さんのふたりは、90年代の渋谷系ポップソングを明るく甘い声で歌いあげる。とにかく歌うことが大好きで多彩な音楽センスを持つ彼らだからこそ、楽曲ごとに雰囲気たっぷりに自分たちの声の可能性を広げていく。「盛り上がっていますか?」で始まったMCタイムは、声が出せる久々のコンサートということで、ファンの皆さんが最初から「キャー!!」なのか「イエーイ!!」なのか、どんな声を出せたのか確認するメンバーたち。ファンの声が返ってくる喜びを噛みしめ、「久しぶりのズドンズドン、気持ち良かったよー!!」とジェシーさんは上機嫌。「今までサイレントズドンだったからね(笑)」と田中さんが言えば、「笑い声が聞けるのって嬉しいよね。今まで拍手だったもんね」と、しみじみ言う髙地さん。ファンの声が大きければ大きいほど、リアクションが大きければ大きいほど、テンションが上がるのがSixTONESだ。それが慣声の法則!新年から愛あるメンバーイジリもサクレツ。ライブ仕様にパーマヘアに髪型を変えた髙地さんに森本さんが「髙地ってシャワーを浴びたら、髪の毛伸びるの?」。「伸びるわけねーだろ。乾麺じゃねぇつーの!!」と反撃する髙地さんに「じゃあ、3分経ったら、食べ頃です(笑)」と、ボケる田中さん。京本さんはマイクを口元に当ててみんなの話をニコニコ聞き役に回っていると……。「『バリューの真実』では毎週カンペ出されるもんな。“大我しゃべって”って」とレギュラー番組でも無口だと田中さんに暴露され、「ラジオでは面白いよね?」とジェシーさんがフォローを入れる一コマも。「そういえば、新年の挨拶してないよね?」という松村さんの声で、恒例のリーダーじゃんけんで今年のリーダーに就任した森本さんが新年の挨拶を。「えー、皆さん。2023年のリーダー森本です!SixTONESを代表して、ここで新年の挨拶をさせていただこうと思います。拝啓1月4日、18時公演お越しの皆様、新年あけましておめでとうございます。私たちSixTONES、今年も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と、無事にリーダーとしての初仕事を終えた森本さんはちょっぴりドヤ顔に!?そして、この日いちばんのビッグニュースを発表したのは、田中さん。「みんなのおかげでね、慣声の法則、追加公演が決まりまして……。場所で言うと2か所かな?」。すかさず、「恵比寿と渋谷?」とジェシーさんがボケる中、「京セラドーム、東京ドームの3日間決まりました~!!」とSixTONES初の2大ドーム公演発表を。「みんなのおかげ。ここにいない人の力もあって叶ったこと。ありがとうございます」と感謝の思いを口にするメンバーたち。「このアリーナツアーをドームに向けてしっかり成功させて。どんどん大きくなって、気づいたらね、もっと大きいところに進化していけるよう頑張ります」(田中さん)と、さらなる高みを目指すことを宣言!ファンの“歌声”が愛情たっぷりに会場に響きわたったのは、「この星のHIKARI」。この曲はジャニーズJr.時代からコンサートで歌ってきたファンと彼らの思い入れの深い1曲。Jr.時代、デビューが叶うことも、ドームでコンサートができることも想像できなかった時代からファンとみんなで一緒に歌うパートがあり、今回もそのフレーズを一緒に声を出して歌った。会場にマイクを向けるメンバーの姿と、あの頃の姿が交差する瞬間――。ファンとSixTONESの忘れられない思い出がまたひとつ増えていく。この日、「それこそ俺らね、今年は勝負の年なんで。マジ勝負を仕掛けるつもりなので、一緒に盛り上げてもらえたら!!」とファンを見渡しながら熱のこもった言葉を放っていたのは田中さん。2023年を勝負の年と目標を掲げた6人の勢いは止まらない。「またみんなで会おう。東京ドームで会おう、京セラドームで会おう!!」。さらには森本さんが「最後は樹んちで会おう(笑)」。そんなふうにおふざけも止まらない彼らだが、決めるところは、決めるのがSixTONES。ラストはいつもの合言葉で「皆さん、拳を上げて! せーの、ズドン!!」。松村さんが「武装をしないとSixTONESの曲は歌えない」とたびたび発言しているが、SixTONESのコンサートは、自由なノリで観客を盛り上げながらも、攻めの姿勢で畳みかけていくのが武器のひとつ。挑戦的な楽曲とパフォーマンスでステージを仕掛けていく彼らが、次はどんな見たこともない景色を見せてくれるのか。そして、どんな声を届けてくれるのか。SixTONESが生み出すステージは、王道アイドルの境界線を飛び越え、新時代の新たなスタイルを確立する可能性と見る者を熱狂させるパワーに溢れている。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年01月09日2022年11月14日にデビュー15周年を迎えたHey! Say! JUMPが『Hey! Say! JUMP 15 th Anniversary LIVE TOUR 2022-2023』を開催。全国4都市10公演で46万人動員のドームツアーから東京ドームで元旦に行われた華やかなステージの様子をご報告します。歓声で沸いた、スペシャルなドームの様子デビューから15周年を迎えたHey! Say! JUMP。2022年のアリーナツアーでは参加が叶わなかった八乙女光さんが活動に復帰して、待望の8人でメモリアルイヤーを祝えるドームツアー。会場は、「JUMP」コールと色とりどりのペンライトの光を放ち、彼らを出迎える準備万全だ。!!!!!!!!!…と、まるで鼓動のようにセットの感嘆符のマークが踊り始めた瞬間、豪華絢爛な純白衣装に身を包み、ゴンドラで登場した8人。1曲目を飾ったのは、誰にも止められない心のときめきを歌う「ファンファーレ!」から。2023年の幕開け、そして、15周年を祝うステージは、華やかで盛大!山田涼介さんが「騒げ、ドーム!!」と叫ぶと、声出しOKになって、久しぶりに聞くファンの悲鳴が会場に巻き起こる。楽曲の間奏で有岡大貴さんが「あけおめ、あけおめぇ~!!」、髙木雄也さんが「皆、会いに来てくれて、ありがとう。今年、最初のデートを楽しみましょう」、知念侑李さんが「新年だ新年だ」とコールするなど、お正月を感じられる挨拶でハッピー感は満点に。山田さんが考案したオープニングブロックでは、 高さ13m×横22mにもおよぶ巨大なLEDが。そこに投影されたのは、バーチャルJr.マンション。バーチャルの世界の中でジャニーズJr.たちがダイナミックにステージを盛り上げる。デビューからスーパーアイドルとして、ジャニーズイズムを体現してきたHey! Say! JUMPが生み出すステージは、夢の国のテーマパークのようなときめきに溢れる楽しい空間――。それは15年経っても変わることはない王道のTHE・ジャニーズワールド。この日、山田さんが放っていた「まばたきなんて、させないよ」という決めセリフのように1秒1分飽きさせない、盛りだくさんな怒涛のセットリストが彼らのコンサートの魅力だ。Hey! Say! JUMPの代表曲のひとつである「Come On A My House」では、たくさんのフレッシュJr.が参加。山田さんがちびっこJr.の頭を撫でながら歌う姿も。伊野尾慧さんが「侑李(ゆうり)のおうちに行きたいか~?」と会場に呼びかけると、知念さんの「Come On A My House」という決めセリフをちびっこの“ゆうりくん”に奪われてしまう。すると怒った知念さんが「明けまして…『Get Out Oh My House!!』」と、ちびっこJr.の“ゆうりくん”を本気で追いかけまわす。そんな無邪気な姿に会場はほっこり!?「あらためまして……、明けましておめでとうございま~す!!」という声から始まったMC。薮宏太さんが「昨日、カウントダウンコンサート、見てくれた人?」と切り出したことから、31日に行われた「ジャニーズカウントダウンコンサート」の話に。「タイミング、間違ったよね?」(有岡さん)と、番組のトップバッターで「ファンファーレ!」を歌った山田さんがタイミングを誤ったことを暴露。渋い顔をして認める山田さんに中島裕翔さんが「大丈夫、大丈夫。俺なんて、去年の始まり、すごくミスしているから(笑)」と優しくフォローしつつ、Kis-My-Ft2の「SHE! HER! HER!」をの振付を再現。立ち位置を間違えて、踊りながら移動したことを告白する。「めっちゃかっこつけてたのよ。“忘れられないよ”って(決め台詞を)言ったら、井ノ原(快彦)さんと(国分)太一くんのアップだったの。ハッ!!って気づいたけど、もう1回言ったよ。スン、スンって(笑)」と、その時のスンとして表情をして笑わせる山田さんに会場は爆笑。お正月っぽいエピソードも満載で中島さんが年越し蕎麦を2度食べた話や髙木さんが「ジャニーズカウントダウンコンサート」の楽屋裏で過去のカウントダウンコンサートの映像を見てモチベーションを高めていた話のほか、恒例で用意してもらう焼肉弁当の話で盛り上がる場面も。「赤身になったんです。赤身と牛タンが選べるようになっていて。今まではカルビだった。本番前だから胃もたれしないようにって赤身になったのかなと思ったら。他の楽屋を見に行ったら、若い子たちはカルビでHey! Say! JUMPから上は皆赤身だった(笑)」(有岡さん)。 「カルビいけるよ、なめんな!!」と絶叫する山田さんたち。と言いつつも、赤身が人気だった様子。他にも有岡さんと知念さんが映画を見に行った時の話で、八乙女さんが「初デートの話!?」と驚くほどのふたりの仲良しぶりが語られたり、薮さんが「15周年を皆さんにすごく応援していただいたので、23年は恩返しの年にしたい」と感謝の思いを語ったり。平和な爆笑トークに会場は笑顔の花が咲く。15年の歴史を感じられたのは、山田さん、知念さん、中島さんによるHey! Say! 7と有岡さん、髙木さん、伊野尾さん、八乙女さん、薮さんによるHey! Say! BESTの2組に分かれてあの頃の面影と重ねてしまう懐かしの楽曲を披露。そして、15周年のお祝いを盛り上げる盛大な花火が打ち上がったのは、「サンダーソニア」。最新アルバム「FILMUSIC!」に収録のロックバンドsumikaの片岡健太さんが作詞作曲を手掛けた曲。「僕らは二度と離れない一つも枯らさない」と歌う曲で、8人がこれからも約束の花を咲かせていくと誓う。シアターに映し出された映像の巨大花火と共にドーム内に華々しく打ち上がり、お祭りムードは最高潮に――! 「これまでついて来てくれて本当にありがとう。これからもこの8人と皆でまた見たことのない景色を見に行きましょう」(中島)。さらには15周年スペシャルメドレーでは、Hey! Say! JUMPの大人気曲が勢ぞろい。八乙女さんがラップ詞を作詞した壮大な愛を歌う曲では、「愛のありかを知ってるよね?」(八乙女さん)と叫んでから歌い、会場をキュンとさせる曲では伊野尾さんが「お前ら恋をしてるか?」と、アドリブのキラーワードをつぶやく。彼らの15年間が詰まったメドレーは全10曲、ノンストップでラストスパートを盛り上げた。メンバー全員で肩を組んで歌った「Ultra Music Power」の後にスクリーンに映し出されたのは、2007年のデビュー会見時に“平成”と書いた掛け軸を持ったメンバーたちの初々しい姿。目まぐるしく移り変わり続けるエンターテインメントの世界で15年間、歩みを止めることなく夢と希望を届けてきた彼ら。「新年一発目、こうして皆さんと素敵な時間を過ごせることは、本当に夢のようですけど。毎年ね、こうやってやらしてもらっていますけど、最高なスタートに恵まれているなと思います。そして、ステージに立つたびに皆の顔を見て思うのは、『ああ、僕たちHey! Say! JUMPは大丈夫なんだな』と、いつも思います。だからね、これからもコンサートで素敵な笑顔を僕たちに見せて下さい」(薮さん)と最後の挨拶で、ついて来てくれるファンに感謝の思いを。変わり続ける時代の中で、変わらないHey! Say! JUMPを届けてくれる……そのプロフェッショナルなアイドル力で、15周年からこの先もジャニーズのエンターテインメントを守り続けていく。InformationHey! Say! JUMP公式サイトはこちら写真・小池理恵、取材、文・福田恵子
2023年01月08日『ジャニーズWEST オフィシャルカレンダー 2023.4-2024.3』(2023年3月9日発売・光文社)は、和・洋・中をテーマに、3つのシーンで魅せる“大人の色気”。ハイセンスなスタイリングと気鋭の写真家3人が、それぞれ異なる世界観で7人を表現する。そんな3つのシーンの中から、今回は、浴衣を着たジャニーズWESTメンバー全員を、老舗の温泉旅館にてしっとり色っぽく切り取る、和パートの撮影の様子をお届け!温泉旅館に到着するやいなや、それぞれ浴衣に着替える7人。スタイリストのアイデアで少しモダンに気崩したスタイルがとってもお似合い!撮影の最後は、7人そろって露天風呂へ。わちゃわちゃなメイキングも撮りつつ、カレンダー本編はキリリと大人っぽく。引き続きメイキング連載をお楽しみに♪
2023年01月02日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、来年とくに活躍が期待できるタレントを3人挙げてもらった。■松本潤大河ドラマ『どうする家康』が控えている堂本光一さんに続き、菊田一夫演劇賞を受賞する日も遠くないかもしれません!外部の舞台で堂々と主演を張ったかと思えば、『Endless SHOCK』では、メインを引き立てるような演技もできて、本当に多才ですよね。この1年のうちに、同期入所でかつてはシンメだった目黒蓮さんと、なにかで共演する機会があれば、長年のジャニーズファンとしてはうれしい限りです!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、来年とくに活躍が期待できるグループを3つ挙げてもらった。■Sexy Zone先日、初のドームツアーを大成功させたSexy Zoneは、いよいよ機が熟してきたような感じがします。デビューから10年以上経っているのに、まだ全員が20代というのも、ほかのグループにはない強みですよね。デビュー初期の楽曲に、ジャニーズイズムを強く感じさせるものが多いのも、彼らならではの魅力だと思います。最近は、個人としてもグループとしても、CM出演の機会が増えてきていますし、ビジュアルのよさをいかした仕事が、今後も増えていくのではないでしょうか。マリウス葉さんの引退で4人体制になってしまいますが、新しい門出となる2023年は、ぜひいい1年にしてほしいと思います。■A.B.C-Z例年、舞台『ジャニーズ伝説』を観劇するたびに、A.B.C-Zは、ジャニー喜多川さんが、ジャニーズイズムを継承させるために作ったグループなのかもしれないなと感じています。コンサートや舞台で見せる、アクロバットに大掛かりな機構を使った演出など、ジャニーズのエンターテインメントの真髄を、デビューしてから10年以上も体現し続けているのがさすがですよね。今後、ジャニーズ愛にあふれるグループとして、事務所全体を牽引していくような存在になってくれたらいいなと思っています。■Aぇ! groupAぇ! groupは、関西ジャニーズらしいバラエティ能力の高さで、今後テレビを中心に、活躍の場を広げていくような気がします。コンサートで披露するコントや新喜劇の完成度も高いですし、テレビやラジオに出演したとき、ジャニーズのタレントとは知らずに、「このコ、おもしろい!」と思われるケースもあるみたいです。歌唱力バツグンでカリスマ性のある末澤誠也さんや、子役時代に劇団四季ミュージカルに出演し演技力に定評のある佐野晶哉さんなど、個性あふれる魅力的なメンバーが勢揃いしているので、グループだけでなく個人の仕事もどんどん増えていくと思います!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、今年とくに活躍がめざましかったタレントを3人挙げてもらった。■オールマイティーな二宮和也にびっくり今年は二宮和也さんの才能のすごさに改めて驚かされた1年でした。ドラマ『マイファミリー』の大ヒットに始まり、主演映画も2本公開され、24時間テレビのパーソナリティを務めたり、カパーアルバムも配信されるなど、その多才さを改めて思い知らされましたね。とくに、YouTubeの「ジャにのちゃんねる」は、ジャニーズファンなら必ず見たことがあるんじゃないかというくらい、重要な存在になっています。レギュラーメンバー以外にも、先輩から後輩まで、多岐にわたるジャニーズタレントの話題が出るので、幅広いファン層から支持されているんだと思います。■Sexy Zone菊池風磨の幅広い演技力新たな魅力に気付かされたのは、Sexy Zoneの菊池風磨さんです。バラエティでの活躍はもちろん、ドラマ『ファイトソング』で見せた三枚目の演技や、映画『もっと超越した所へ。』でのクズ男の役、舞台『ドリームボーイズ』の主人公など、幅広い演技力を存分に発揮していました。また、「ジャにのちゃんねる」での愛される後輩感も、ふだんのグループ活動のときとはまた違った雰囲気で素敵ですよね。ほかの3人にツッコんだり、場を回すようなときもあって、今後どんどん活躍の幅が広がっていきそうです。■Snow Man目黒蓮はどこか親しみやすい雰囲気で大ブレイク出演ドラマ『silent』の社会現象を呼ぶ大ヒットや、朝ドラ初出演など、Snow Manの目黒蓮さんにとって、2022年はまさに大ブレイクの年だったと思います。目黒さんの人気の秘訣は、見た目のカッコよさや身長の高さで高嶺の花の感じがあるかと思いきや、どこか親しみやすい雰囲気があったり、弱さを抱えた男性の役も演じられたりするところにあるのではないでしょうか。ジャニーズタレントは、男性性を押し付けない雰囲気の人ばかりですが、なかでも目黒さんは令和の男性像にぴったりハマっている気がするので、今後も俳優としてのヒット作に恵まれていきそうな予感がします。
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、2022年のジャニーズの活躍について振り返ってもらった。■激動の1年で改めてわかったタレントたちの強い思いジャニー喜多川さんが亡くなって3年が経ち、その遺志を継いでいこうという思いが、タレントそれぞれの心のなかにしっかり根付いてきたように感じます。たとえば、新年早々に上演される舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』は、東山紀之さん、堂本光一さん、井ノ原快彦さんという、ジャニーさんからの信頼も厚く、長年直接指導を受けてきた3人が、演出として名を連ねています。また、来春の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は、主演のSnow Manのメンバーが、自分たちで演出を務めることも発表されました。今年は、滝沢秀明さんの退社やKing & Princeのメンバー3人の退所発表など、ジャニーズにとって激動の1年ではありましたが、だからこそ、タレント一人ひとりが、ジャニーさんの遺志を自分たちの手で守り続けようと、強い気持ちを持ってくださっているのが、改めてわかった気がします。不安になりそうなときも、堂本光一さんや生田斗真さんをはじめ、これからも事務所を支えるだろう所属歴の長いメンバーが、きちんとコメントを発表してくださったことも、ジャニーズファンとしては、とてもありがたかったです。■来年も最高のエンタメが生み出されるはず!2022年は、ジャニーズファンにとっては激動の1年でしたが、タレントたちの思いの強さを再確認できた年でもありました。2023年も、ジャニー喜多川さんの遺志を引き継いだ最高のエンターテインメントを、たくさん生み出してくれることでしょう。なかでも、新たにジャニーズアイランドの社長に就任した、井ノ原快彦さんの活躍には期待大です。穏やかで優しい人柄から、後輩たちに愛される井ノ原さん。ジャニーズJr.たちにも、それぞれの意見を尊重して、いいところを最大限伸ばせるような、サポートをしていくのではないかと思います。すでに全国ツアーが決定しているAぇ! groupや美 少年をはじめ、魅力的なグループが多数在籍しているので、なにわ男子やTravis Japanに続いてデビューを掴んでほしいですね。2023年も、1人のファンとして、ジャニーズのエンターテインメントを目一杯楽しもうと思っています!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、今年とくに活躍がめざましかったグループを3つ挙げてもらった。■KinKi Kidsは頼もしい限りCDデビュー25周年イヤーということで、例年以上にKinKi Kidsの存在感が大きかったですね。多くの歌番組で、あの美しいユニゾンやハーモニーを聴けたのが幸せでした。新曲のリリースやYouTubeチャンネルの更新、アニバーサリー企画など、ユニットとしての活動がいつもより活発だったにもかかわらず、剛さんはシンガーソングライターとしての20周年を記念した活動、光一さんは『Endless SHOCK』や後輩の舞台の演出と、ソロ活動の手をまったくゆるめなかったのもすごいですよね。ジャニーズタレントの1つの目指すべき姿を体現してくれている気がして、とても頼もしい限りです。■やっぱり外せないSnow ManCDセールスがダントツだったSnow Manはやっぱりハズせないですね。デビュー前から、先輩やファンのなかでは定評があったパフォーマンス力が、世間でもしっかり評価されるようになったのが、人気の秘訣の1つなのかなと思っています。また、ラウールさんのパリコレデビュー、目黒蓮さんの出演ドラマの大ヒット、佐久間大介さんの声優挑戦などをはじめ、メンバーそれぞれのソロ活動が多岐にわたっていて、話題に事欠かなかったことも、知名度を上げる一因になっているのではないでしょうか。来年は、自分たちで主演と演出を務める舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』も上演予定ですし、勢いはどんどん増していくんじゃないかと思います。■デビュー1年目のなにわ男子も大健闘!なにわ男子は、今年デビュー1年目でしたが、すでにメンバー間の知名度や人気にかたよりがないのがすごいですよね。メンバーそれぞれが、自分の武器や役割をわかっている気がして、個人としてもグループとしても、今後どんどん人気を伸ばしていくのではないでしょうか。なにわ男子の活躍ぶりを見ていると、このメンバーを選抜した、ジャニー喜多川さんのセンスは、やっぱり天才的だったんだなと改めて感じます!
2022年12月31日映画『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』の定額見放題配信が、Amazonプライムビデオにてスタートした。次世代を担う注目の東西のジャニーズJr.「少年忍者」と「Lil かんさい」が初主演を務めた本作は、「東のジャニーズJr.」vs「西のジャニーズJr.」の構図をとり、ボーイスカウトを題材に仲間との友情を描く青春冒険エンタテインメント。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の川村泰祐監督がメガホンを取り、TVドラマ『下町ロケット』『半沢直樹』などのヒットメーカー丑尾健太郎が脚本を手がけた。東京のはずれにある虹色町。この町のボーイスカウト団は、ある事件をきっかけに東と西のふたつの団に分かれてしまう。反目し合う両団は、転校生の入団勧誘を契機に決着をつけることに。その方法は、盗まれた宝石が隠されているという深い森の中の廃工場“魔物のすみか”に先に到着した方が勝ち、負けた方は廃団というフィールド対決だった。同じころ、お宝の噂を聞きつけた不良グループも廃墟に向かう計画を立て、3グループは同じゴールを目指すことに。果たして勝負の行方は?お宝は本当にあるのか?映画初タッグとなった少年忍者、Lil かんさいは少年たちの心の動きを元気いっぱいに、時に繊細に表現。また総勢27名が勢揃いする主題歌『Shining Road』をはじめ、本作のためにオリジナルで書き下ろされた楽曲&ダンスにも注目だ。躍動感あふれるフレッシュな演技とダンスパフォーマンスを、配信で何度でも楽しんでいただきたい。『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』Amazonプライムビデオにて定額見放題配信中Blu-ray&DVD発売中
2022年12月30日デビューから現在までに東京ドームでコンサートを開催した公演数は64公演、総動員数は、352万3,000人にもなるというKinKi Kids。聖なるクリスマスの日、2022年12月25日に東京ドームで行われた『KinKi Kids Concert 2022-2023 24451 ~The Story of Us~』の模様をお届けします。同じ時代を生きる目の前のファンと出会えた奇跡を感謝するコンサートに2022年7月21日にCDデビュー25周年を迎えたKinKi Kids。お祝いムードだったこの1年を締めくくるラストステージを行ったのは、12月25日のクリスマスの東京ドーム。コロナ禍になってから久しぶりに行動規制のないクリスマスということで街がイルミネーションで色づくなか、会場は堂本光一さんのイメージカラーである赤と堂本剛さんのイメージカラーである青色のペンライトの2色の美しい光に包まれ、幻想的な空間に――。KinKi Kidsを意味するふたつの“K”の巨大アルファベットが開くと、眩いスポットライトに照らされながら現れた光一さんと剛さん。1曲目は、来年1月18日にリリースされるCDデビュー25周年イヤー第三弾シングル「The Story of Us」から。ピアノの旋律が美しく音色を奏で、オーケストラが厳かな雰囲気で盛り上げるなか、ふたりの伸びやかなハーモニーが会場いっぱいに響き渡る。今この時代を共に闘い、共に新しいストーリーを描いていこう……というメッセージが込められたバラードソングは、KinKi Kidsの真骨頂ともいうべき壮大なナンバー。スクリーンには地球の映像が映し出されている。“新しい1ページを歩こう”と誓いの歌で聖なるクリスマスの幕開け。ドラマティックな「硝子の少年」のイントロが流れると、剛さんが「メリークリスマス! 今日は皆さんと楽しいクリスマスにしようと思っております」、光一さんは、「皆さんメリークリスマスです。今日という大事な日を僕たちのために使ってくれてありがとうございます。素敵なクリスマス共に過ごしましょう」と、しっとり挨拶。赤と青のペンライトの光がより一層、激しく揺れるなか、時おり目を閉じながら、情熱的に歌うふたりの歌声に酔いしれる。KinKi Kidsのライブといえば、光一さんと剛さんの絶妙な掛け合いで繰り広げるロングタイムのMCが楽しみのひとつ。楽曲のブロックごとにMCを挟むスタイルで届けた今回のトークは、光一さんの「こんなに大事な日にね、我々のライブに使って頂いて本当にありがとうございます。街はイルミネーションがキレイですけど…」とクリスマスに集ってくれたファンへのお礼の言葉からスタート。剛さんが「それこそ2年前くらいに比べたら、街の彩がいいですね」と、しみじみ語ると、「今日はファンの皆さんのペンライトというイルミネーションが僕の目に焼き付いています」と、低音の渋すぎる声で、まるで台詞のように言う光一さん。すかさず、剛さんが「嘘ついている?(笑)」と突っ込みを入れ、漫才コンビのよう。ふざけていたかと思えば、光一さんが「コロナ禍になって2、3年。その時代にあった見方を皆さんがしてくれて。コンサートの雰囲気を皆さんが作ってくれてありがとう」と、改めて感謝の思いを口に。盛り上がったのは、“緊急事態”だったと振り返る、この日のオープニングの照明の話。「昨日は、ボヤーンと明るくて全然問題なかったけど…」(剛さん)「今日はド暗転だったんです。歌詞が『ヤベー!!』ってなって(笑)」(光一さん)。なんと1曲目の「The Story of Us」の照明が暗すぎて、用意されていた歌詞が見えないというアクシデントが発生したそう。その時の姿勢をステージの床にはいつくばって再現するふたり。視線を見下ろして“見上げた空”と歌い、“心が迷子”と歌いながら、自分たちが迷子状態だったと笑わせる。照明が前日よりも暗くなったいきさつについては、「昨日、終わってからダメ出しをして。光一が『ちょっとオープニングにしては、この明かりは明るいな』って、めっちゃオコ!! (怒って) 確かに配慮したほうがいいわな、で終わったから(笑)」と、剛さんが説明すると、観客は声を出して爆笑。「もう一回、頭からやり直しません?」という光一さんの提案でオーケストラも加わり、歌い直す場面も。1曲目の「The Story of Us」は、作詞作曲をKinKi Kidsが担当した曲。剛さんいわく「歌詞は変更を重ねるうちに。えーっと…なんだっけなって現象が起きやすい。自分の書いた詞あるある(笑)」とのこと。「すごく疲れました。オープニングでこんな疲れるんやなぁ…」と2曲目の「硝子の少年」の時も引きずってしまったと、グッタリする剛さん。一方、光一さんは「最高のスタート!」「ああ、面白かった!!」と大爆笑。ライブを見に来た後輩くんに『今日楽しみにしています』って言われて、まぁ、見ててや!!(と、恰好良く言ったのに…)」とボヤく剛さんに光一さんは「こうなったらダメっていう見本だね(笑)」と笑いが止まらない。そんな楽しい掛け合いに会場はほっこり笑顔に。クリスマスムードを高めるドラマティックな楽曲や冬のこの時期にぴったりな珠玉のバラードソングなど、想いを込めて歌うふたり。作詞作曲を剛さんが担当した「KANZAI BOYA」。この曲はジャニーさんに「YOUたちにカッコいい名前思いついたんだよ! KinKi Kidsだよ!」と命名された時のエピソードから生まれた曲。グレーのジャケットに黒のキャップをかぶったジャニーさんに変装したふたりがコミカルに歌い上げる。今までも光一さんがジャニーさんに扮装したことはあったが、「剛がジャニーさんをやったのは初!!」とスペシャル感を煽る場面も!?楽しく盛り上げたと思えば、しっとり真面目に語り出す、その緩急も絶妙なKinKi Kidsのトーク。ツアータイトルに『The Story of Us』と込められたその思いを語る場面では、会場が感動的な空気に包まれる。「『The Story of Us』というタイトルもついておりますけど。ああ、この1人1人に物語があって、この広い宇宙の中、今、同じ時代を生きて。長い歴史の中で今っていう1秒1分を共にしているのはすごいこと」と、東京ドームに集ったファンを見渡しながら、感慨深げな表情を覗かせる光一さん。今、この時代を共に生きるファンと同じ時間を過ごせる奇跡を噛みしめながら、目の前の光景をみつめる。その思いが伝わったと言わんばかりにドームが大きな拍手に包まれる。25周年という長い歴史の中で、「昔の曲をライブでやると当時を思い出しながら歌ったりする。そうすると歌詞にも目がいくようになって。昔はそこまでだったけど、『この曲、改めてこういう曲だったんだなって噛みしめながら歌うように』」と、寄り添ってきた楽曲との向き合い方も変化してきたと語る光一さん。そこからこの日、披露した作詩を剛さん、作曲を光一さんが担当した合作曲「銀色 暗号」の歌詞の話になり、“唇噛む”というワードと“アスファルトを足で撫でた”というワードを「どういう状況かな?」と再現して見せるふたりの姿に笑わされっぱなしだ。光一さんが「今までの歴史の中で多くの方に支えてもらっていたんだなと感じる25周年でした」と語っていたが、KinKi Kidsが東京ドームでコンサートを行うのは、この日のコンサートで64回目。「今までの集客数は今回でだいたい1千万人。本当に長いこと、デビュー前から応援して下さる方もいらっしゃるでしょう。こんな私たちについて来て下さって……」と光一さんが言うと、「コロナ禍の今の時代でライブができるのを叶えて下さっているのは、皆さん」と感謝の思いで会場を見つめていた剛さん。そんな優しい愛に溢れた空間で、最後は、「皆さんと素敵なクリスマスを過ごせて幸せでした」(剛さん)。「オープニングからね、いろんなことがあった2022年12月25日のクリスマスでしたけれども、今日こうして皆さんと過ごせたことが素晴らしい物語となるように、これからも大事にしていきたいと思っております」(光一さん)と感動的に締めくくった。25周年からこの先も続いていく物語――。それはKinKi Kidsと彼らの楽曲を愛するひとりひとりの人生の物語とリンクして、永遠に歌い継がれていく物語。ときに愛に溢れ、ときに切なく、私たちの人生を彩ってくれるハーモニーを、これからも歌い続けてほしいと願わずにはいられない。The Story of Us。写真・小池理恵 取材、文・福田恵子
2022年12月28日2022年12月27日、芸能事務所であるジャニーズ事務所がウェブサイトを更新。アイドルグループ『Sexy Zone』のメンバーであるマリウス葉さんが、グループと事務所を脱退し、芸能活動を引退することを発表しました。2011年にジャニーズ事務所に所属した後、『Sexy Zone』結成からメンバーとして活躍をしてきたマリウスさん。しかし、2020年12月から体調不良を理由に芸能活動の休止を発表し、休養していました。『Sexy Zone』マリウス葉、脱退と芸能活動引退を発表ジャニーズ事務所によると、学業や芸能活動など、さまざまなことに全力で取り組む姿勢により、マリウスさんは心身のバランスを崩してしまったといいます。そして、活動を休止する中で、学業を通じて「国際的に活躍することができる人物を目指したい」という新たな夢を持つようになったのだそうです。マリウスさんは、突然の脱退と引退についてファンに謝罪し、このようにコメントをしています。この度、「ジャニーズカウントダウン2022-2023」をもって、Sexy Zone を卒業し、ジャニーズ事務所を退所することにいたしました。11歳から人生の半分近くを共に過ごし、最高の喜びを与えてくれたSexy Zone。そして、応援してくださったファンの皆さんに、心からの感謝をお伝えしたいです。また、今までエンターテイナーとしてのマリウスを応援してくださり、元気な姿で戻ってきてほしいと願ってくださった方々の期待に応えることが出来なかったことは、とても心苦しく思っています。この2年の間、非常に長く待ってくださったファンの皆さんに、この場を借りてご説明させていただければと思います。2020年の12月、芸能活動休止に至りました。その主な理由は事務所からご報告させていただいた通り、心身のバランスを崩したことによる体調不良でした。幼少期をドイツで過ごし、東京に移り住むことにより、文化の違いに戸惑うことも少なくありませんでした。ファンの方々、メンバー、家族、関係者の方々の期待に応えたい、そして皆さんに喜んでもらいたいという気持ちは芸能界に入ったころから強く、期待に応えることが出来たときには、とても強い幸福感を感じていました。しかし、年を重ね、期待に応えたいと精進するうちに、自分が本当はどんな人間なのか、何が好きなのか、何が必要なのか等わからなくなり、自分を見失ってしまいました。そのような状態で仕事や学業に励むことが困難となり、休止に至りました。休止発表後、しばらくはドイツで心身医療の専門家のサポートを受け、治療と療養に専念していましたが、その期間が、自分の人生を振り返り、自分と向き合う機会ともなりました。そして、根本的な解決や、芸能界復帰が可能なまでの体調回復には至りませんでしたが、日常生活を取り戻すために、2021年の夏ごろにまず学業の再開から試みることになり、2021年9月にスペインの大学に編入しました。グループとの強い繋がりは、常に心の支えとなってくれ、そして、僕の復帰を待ち望んでいる方々の想いに応えたいという強い願いがありました。ただ、日常生活を取り戻す中で、日本に帰国して芸能界に復帰するという未来図が描くことがどうしても出来ずに、葛藤の末、芸能界引退を考えるようになりました。この葛藤をメンバーや事務所に伝え、何度も話し合いをした結果、4人のお兄ちゃんは「マリウスの健康と夢を応援するよ」と言ってくれ、今年の年末に卒業することになりました。大学では、政治、哲学、法律、経済学や国際弁護の勉強をしています。まずは、無事に卒業することを目標にして、今の夢としては将来、これらの知識を活用し、世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたいと思っています。Johnny’s netーより引用メッセージからは、マリウスさんの決意が伝わってきます。グループ脱退や芸能活動引退を決意するまでに、いろいろな葛藤があったのでしょう。続いてマリウスさんは、これまでともに努力をしてきた『Sexy Zone』のメンバーと応援してくれたファンに向けて、丁寧にメッセージを送っています。最後に、、、健人くんへ健人くんのエンターテイメントやファンの方々に対する情熱と愛情は、いつも僕の背中を押してくれて、エネルギーとなりました。健人くんは限りない愛と献身を与える才能があり、僕もその恩恵を受けた人間であり、これからもずっとそうあり続けると思います。振り付けの時間が終わった後も、一緒に残って練習に付き合ってくれた健人くんは、いつも僕にとっての一番上のお兄ちゃんでした。いつも見守ってくれて心からありがとう。風磨くんへSexy Zoneと仕事に対する思いやりとクリエイティブなところは、ひとりの人間として、そしてアーティストとしての成長に大きな影響を与えてくれました。僕は、風磨くんの人の隠れた才能を引き出し、それを元に美しい演出やパフォーマンスを作り上げる力にいつも感銘を受けていました。風磨くんは、いつも僕を特別な存在として感じさせてくれて、僕が知らない側面にも気づかせてくれました。たくさんの相談に乗ってくれて、僕の力になってくれたお兄ちゃん、心からありがとう。勝利くんへ勝利くんの細部へのこだわり、芸術への情熱。そして、周囲の人々や特にファンの皆さんのことを考える姿勢から大きなインスピレーションを受けました。勝利くんは、僕の中にあるアーティスト性との向き合い方を教えてくれ、アーティスト性を更に高めてくれました。勝利くんの強さがいつも支えになっていました。ギターを弾いてくれて、僕に歌わせてくれた、あの瞬間が本当に好きでした。いつも僕の背中を支えてくれて、心からありがとう。聡ちゃんへ聡ちゃんの優しさと努力の精神は、僕を奮い立たせ、様々な意味でマリウスという存在を確立する手助けをしてくれました。聡ちゃんが僕のシンメになったことは、本当に光栄なことでした。聡ちゃんがいなければ、僕はここまで頑張れなかったかもしれません。そして、聡ちゃんの言葉や行動があったからこそ、僕は何度も何度も自分を奮い立たせ、最高の自分に近づくことができました。いつも隣にいてくれて、心からありがとう。ファンの皆さんへ皆さん一人ひとりがいなければ、今の僕はなかったと思います。皆さんが示してくれた愛、そして僕が受け取った愛は、永遠に僕の心に残ります。アイドルになったことを後悔したことは一度もありません。その理由は皆さんがいたからです。毎回、ステージに立つ前に、皆さん一人ひとりに精一杯の愛とエネルギーを注ごうと考えていましたが、実際には、皆さんからたくさんの愛とエネルギーをもらっていました。感謝の気持ちは言葉では言い尽くせません。今までの経験は、一生忘れません。心から愛しています。Sexy Zone、ファンの皆さんと過ごした年月は、僕のかけがえのない財産です。Sexy Zone のみんながより多くの人に愛され、皆さんと忘れられない貴重な時間を末永く共有できることを心から祈っています。これからは、ファンの一員としても Sexy Zone を応援していきます。そして僕は、日々の生活の中で人々の役に立ち、何かを与えられるよう、自分なりにベストを尽くしていきます。未来のどこかで僕たちの道が重なる日まで、皆さんの健康と幸せを祈っています。Johnny’s netーより引用2022年12月31日に行われる年末恒例のイベント『ジャニーズカウントダウン2022-2023』の出演が最後になるという、マリウスさん。今後は新たな夢に向かって、芸能界とは異なる場所での活躍を目指すといいます。きっと、最後に『Sexy Zone』のメンバーとしてステージに立つ日は、ファンの記憶に残るアイドルとしての最高の輝きを見せてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月27日ジャニーズ事務所は27日、Sexy Zoneのマリウス葉が12月31日の「ジャニーズカウントダウン2022-2023」への出演をもってグループの活動を終了し、ジャニーズ事務所を退所、そして芸能界を引退すると発表した。マリウスもコメントを寄せ、ファンとメンバーへの思いをつづった。■マリウス葉のコメント全文この度、「ジャニーズカウントダウン2022-2023」をもって、Sexy Zoneを卒業し、ジャニーズ事務所を退所することにいたしました。11歳から人生の半分近くを共に過ごし、最高の喜びを与えてくれたSexy Zone。そして、応援してくださったファンの皆さんに、心からの感謝をお伝えしたいです。また、今までエンターテイナーとしてのマリウスを応援してくださり、元気な姿で戻ってきてほしいと願ってくださった方々の期待に応えることが出来なかったことは、とても心苦しく思っています。この2年の間、非常に長く待ってくださったファンの皆さんに、この場を借りてご説明させていただければと思います。2020年の12月、芸能活動休止に至りました。その主な理由は事務所からご報告させていただいた通り、心身のバランスを崩したことによる体調不良でした。幼少期をドイツで過ごし、東京に移り住むことにより、文化の違いに戸惑うことも少なくありませんでした。ファンの方々、メンバー、家族、関係者の方々の期待に応えたい、そして皆さんに喜んでもらいたいという気持ちは芸能界に入ったころから強く、期待に応えることが出来たときには、とても強い幸福感を感じていました。しかし、年を重ね、期待に応えたいと精進するうちに、自分が本当はどんな人間なのか、何が好きなのか、何が必要なのか等わからなくなり、自分を見失ってしまいました。そのような状態で仕事や学業に励むことが困難となり、休止に至りました。休止発表後、しばらくはドイツで心身医療の専門家のサポートを受け、治療と療養に専念していましたが、その期間が、自分の人生を振り返り、自分と向き合う機会ともなりました。そして、根本的な解決や、芸能界復帰が可能なまでの体調回復には至りませんでしたが、日常生活を取り戻すために、2021年の夏ごろにまず学業の再開から試みることになり、2021年9月にスペインの大学に編入しました。グループとの強い繋がりは、常に心の支えとなってくれ、そして、僕の復帰を待ち望んでいる方々の想いに応えたいという強い願いがありました。ただ、日常生活を取り戻す中で、日本に帰国して芸能界に復帰するという未来図が描くことがどうしても出来ずに、葛藤の末、芸能界引退を考えるようになりました。この葛藤をメンバーや事務所に伝え、何度も話し合いをした結果、4人のお兄ちゃんは「マリウスの健康と夢を応援するよ」と言ってくれ、今年の年末に卒業することになりました。大学では、政治、哲学、法律、経済学や国際弁護の勉強をしています。まずは、無事に卒業することを目標にして、今の夢としては将来、これらの知識を活用し、世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたいと思っています。最後に、、、健人くんへ健人くんのエンターテイメントやファンの方々に対する情熱と愛情は、いつも僕の背中を押してくれて、エネルギーとなりました。健人くんは限りない愛と献身を与える才能があり、僕もその恩恵を受けた人間であり、これからもずっとそうあり続けると思います。振り付けの時間が終わった後も、一緒に残って練習に付き合ってくれた健人くんは、いつも僕にとっての一番上のお兄ちゃんでした。いつも見守ってくれて心からありがとう。風磨くんへSexy Zoneと仕事に対する思いやりとクリエイティブなところは、ひとりの人間として、そしてアーティストとしての成長に大きな影響を与えてくれました。僕は、風磨くんの人の隠れた才能を引き出し、それを元に美しい演出やパフォーマンスを作り上げる力にいつも感銘を受けていました。風磨くんは、いつも僕を特別な存在として感じさせてくれて、僕が知らない側面にも気づかせてくれました。たくさんの相談に乗ってくれて、僕の力になってくれたお兄ちゃん、心からありがとう。勝利くんへ勝利くんの細部へのこだわり、芸術への情熱。そして、周囲の人々や特にファンの皆さんのことを考える姿勢から大きなインスピレーションを受けました。勝利くんは、僕の中にあるアーティスト性との向き合い方を教えてくれ、アーティスト性を更に高めてくれました。勝利くんの強さがいつも支えになっていました。ギターを弾いてくれて、僕に歌わせてくれた、あの瞬間が本当に好きでした。いつも僕の背中を支えてくれて、心からありがとう。聡ちゃんへ聡ちゃんの優しさと努力の精神は、僕を奮い立たせ、様々な意味でマリウスという存在を確立する手助けをしてくれました。聡ちゃんが僕のシンメになったことは、本当に光栄なことでした。聡ちゃんがいなければ、僕はここまで頑張れなかったかもしれません。そして、聡ちゃんの言葉や行動があったからこそ、僕は何度も何度も自分を奮い立たせ、最高の自分に近づくことができました。いつも隣にいてくれて、心からありがとう。ファンの皆さんへ皆さん一人ひとりがいなければ、今の僕はなかったと思います。皆さんが示してくれた愛、そして僕が受け取った愛は、永遠に僕の心に残ります。アイドルになったことを後悔したことは一度もありません。その理由は皆さんがいたからです。毎回、ステージに立つ前に、皆さん一人ひとりに精一杯の愛とエネルギーを注ごうと考えていましたが、実際には、皆さんからたくさんの愛とエネルギーをもらっていました。感謝の気持ちは言葉では言い尽くせません。今までの経験は、一生忘れません。心から愛しています。Sexy Zone、ファンの皆さんと過ごした年月は、僕のかけがえのない財産です。Sexy Zoneのみんながより多くの人に愛され、皆さんと忘れられない貴重な時間を末永く共有できることを心から祈っています。これからは、ファンの一員としてもSexy Zoneを応援していきます。そして僕は、日々の生活の中で人々の役に立ち、何かを与えられるよう、自分なりにベストを尽くしていきます。未来のどこかで僕たちの道が重なる日まで、皆さんの健康と幸せを祈っています。2022年12月27日マリウス葉
2022年12月27日ジャニーズ事務所は27日、Sexy Zoneのマリウス葉が12月31日の「ジャニーズカウントダウン2022-2023」への出演をもってグループの活動を終了し、ジャニーズ事務所を退所、そして芸能界を引退すると発表した。同事務所は「この度、弊社所属タレントマリウス葉(Sexy Zone)は、2022年12月31日『ジャニーズカウントダウン2022-2023』への出演をもちまして、Sexy Zoneとしての活動を終了し、ジャニーズ事務所を退所、そして、芸能界より引退いたしますことをご報告申し上げます」と報告。「はじめに、マリウスが活動を再開し、5人での活動を心待ちにしてくださっていたファンの皆様並びに関係者の皆様には、突然のお知らせとなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。これまでマリウスにいただいた温かいご声援、ご支援の数々に、改めて御礼申し上げます」とつづった。マリウスは、2020年12月に体調不良のため活動を休止。事務所は「当時、芸能活動とともに学業にも意欲的に励むなど、日々、充実しておりましたが、何事にも全力で取り組む姿勢により心身のバランスを崩したことが主な理由となります」と振り返った上で、「活動休止期間中、マリウスは学業を通じて様々な世界に目を向けたことにより『国際的に活躍することができる人物を目指したい』という新たな夢と出会いました。一方で、活動の再開を心待ちにしてくださっているファンの皆様のご期待にお応えたいという思いも強くありましたので、結論に至るまでの間、何度も自問自答しましたが、最終的には新たな夢に挑戦するため芸能界から引退することを決断いたしました」と説明した。続けて、「その決断を尊重し、応援することが弊社の役割であると考えております。どのような道であったとしても皆様のお役に立つことできる人物となり、社会で活躍することを心から願っております」とエール。そして、「2年間、お待ちくださったファンの皆様には、誠に心苦しい限りではございますが、皆様のご声援でマリウスの夢への第一歩を後押ししていただけましたら幸いでございます。そして、マリウスの健康と活躍を心から願い、新たな挑戦へと送り出すこととした中島・菊池・佐藤・松島は、4人で力を合わせてこれからもSexy Zoneのエンターテイメントを皆様にお届けしてまいりますので、何卒ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。新たな道を歩むこととなりましたマリウス並びにSexy Zoneメンバーを温かく見守っていただけますと幸甚に存じます」と呼びかけている。
2022年12月27日デビュー12年目にして、初のドームツアー「セクシーゾーンドームツアー2022ザ・ハイライト」を実現させ、2022年12月25日に完走したSexy Zone。彼らの夢だったドーム公演初日、12月16日に5万5千人を熱狂させた東京ドームのステージ、感動のハイライトを5,000字超えの特大ボリュームでレポートします。めざすは国民的グループ!Sexy Zoneが掴んだ夢のドームツアー2022年11月16日でデビュー11周年を迎えたSexy Zone。ドラマ、バラエティ、CMなど、メンバーそれぞれが目覚ましく活躍し、グループとしても大きく飛躍する中、夢だったドームツアーが実現。そこに辿り着くまでの11年という軌跡を振り返るかのように始まったのは、デビュー曲「Sexy Zone」だ。眩いレーザー光線が飛び交う中、5万5千人の大歓声と共に登場した4人。「Sexy Zone、ドームに辿り着いたぞ~!新章の幕開けです」と叫ぶ佐藤勝利さん、キラキラと目を潤ませる松島聡さん。オープニングから感情を爆発させる4人に共鳴するかのように会場は熱狂していく。「これがSexy Zoneが走ってきた道です、というドーム公演にしたい」とオープニング映像で語っていた菊池風磨さん。その言葉の通り、セットリストにはこれまでのシングル曲が盛りだくさん。2曲目の「RUN」は彼らにとっても、セクシーラバーズ(Sexy Zoneのファンの呼称)にとっても、特別に思い入れの深い曲。それは、悲しみも喜びも分かち合いながら、たとえ何度壊れても、何度やり直しても、立ち止まらずに走り続けたいと歌う彼らの決意表明の曲だから。全力疾走で花道を駆け抜ける4人を称えるように歓声が巻き起こる。ファンキーでアップテンポなナンバー「LET’S MUSIC」や「ROCK THA TOWN」では、地上約18mの高さまでリフトアップするスーパークレーンでセクシーラバーズの目の前へ。松島さんが「東京ドーム!僕たちの夢が叶ったよ。今日は魂込めて、命がけでステージに立ちます。いい思い出作りましょう」と喜びに満ち溢れた笑顔で叫び、会場を見渡す。中島健人さんは「最高の愛を俺たちにくれよ。よろしくみんな!」とフェロモン全開のキメ顔という“らしい”挨拶を、菊池風磨さんは「皆、見てるか?見えてるか?俺たちはドームに立ってるぞ!! 上のほう、下のほう、盛り上がって行こうぜ~」と、力強く叫ぶ。最後に佐藤勝利さんが「さぁ、それでは最終確認です。皆さん、東京ドームで思い出作れますか?楽しんでいけるか?」と会場に確認すると、声を出して全力で応戦するファン。初めてのドームコンサートの記念すべきファーストステージを楽しむ、最高にエネルギッシュな瞬間だ。シングル発表当時の懐かしの衣装で披露したのは、「Lady ダイヤモンド」「バィバィDuバィ~See you again~」「Sexy Summerに雪が降る」。この3曲はデビューから2、3年にリリースした楽曲。当時のキメセリフや振付をキュートにダンスする4人は、まだあどけなさが残るあの頃より大人に成長。それでも平均年齢は14.4歳とジャニーズ史上、最年少デビューを飾った彼らは、10年経っても全員がまだ20代。20周年も全員が30代で迎えられるという意味でもアイドルとして息の長いグループになれる可能性を秘めている。ザ・アリーナハイライトコーナーでは、白いグランドピアノで「夏のハイドレンジア」を弾き語りした中島さん。ピンスポットで照らされながら、ラブソングをしっとり演奏する姿は、白馬の王子様のよう。いつしか他のメンバーも加わり、ハートフルにハーモニーを奏でる。同じラブソングでもラップで届けたのは、涙の夜も全て今につながる大切な日々と歌う「Iris」。最新アルバムと近年の曲を中心に披露したセットリストでデビューから11年で表現できる楽曲の幅が広がりを魅せつけたコーナーに。「セクシーラバーズ…マジで最高な時間を今過ごしてる」という中島さんの甘いささやきの後に始まったMC。菊池さんが「楽しめてますか?」「ときめいていますか?」「ドームに来ちゃったぞ」と会場に何度も確認して、声が戻ってくる喜びを爆発させる。続けて菊池さんが「聡ちゃんは一発目の『Sexy Zone』でスライドアウトして。いい顔してるかな?って横見たら。(感極まる表情を再現)ううって…。『泣くのはまだ早いよ』って楽屋で言ったじゃん? そしたら『泣かないもん、絶対!!』って」と愛情を込めて、冒頭から泣いていた松島さんをイジリ倒す。「だってこの景色だよ?」とファンと約束したドームライブの景色を見られたことに感激する松島さんは「僕たちの夢が現実になってさ。ちょっと信じられない。夢の中みたい」と幸せを噛みしめる。中島さんは「昨日リハからゾクッときてたの。(中略)俺さ、初めてドームでリハができているのがすごくない?って。勝利の顔がリハなんだけど、入っちゃっていて(笑)」とリハでの佐藤さんのキメ顔を思い出して吹きだすと、「俺、もうドームアーティストだから(笑)」と恰好を付けだす、おちゃめな佐藤さん。松島さんがライブ当日に楽屋でカラーリングして、ホワイトヘアに変身した話など、絶妙なチームワークで特別なこの日を迎える気持ちの高まりを伝える。それは、ファンにとって愛おしい時間に。ダンサーをつけてのハードなダンスなど、激しいダンスナンバーで魅了したブロックも。次々と炎があがる中、パッション全開の「Freak your body」では色気を放ちながら踊る4人。最新シングル「Trust Me, Trust You.」ではブルーのレーザー光線が美しく飛び交う中で、幻想的にスタイリッシュなダンスを繰り広げ、会場を圧倒していく。そして、ダンスナンバーとハイライトメドレーをつなぐ映像にもこだわりが。彼らがこれまでを振り返るインタビュー映像は、本音トークが詰まったものに。菊池さんは、『SUMMARY』という伝説のライブを振り返り、「正直、当時は苦行(笑)。でも、今ライブを作るにあたってSexy Zoneの曲じゃんってなるから。今となっては財産かな」。佐藤さんは「必死だった。目の前のことに必死すぎて…」とデビュー当初を振り返る。中島さんは「10周年で再び自分たちにローズを差し出してくれた瞬間というのは…人生が華やかになる瞬間っていうのがあるんだって思えた」と、独特な感性を炸裂させる。映像をみつめながら、「櫻井(翔)くんが司会の歌番組で、5人で『RUN』を披露したんだよね」という話になり、5人のSexy Zoneへの想いを語る場面も。「やっぱりメンバーと曲をやったり、作品を作ったりする時間っていいな」としみじみ語る松島さん。「足りないところがいっぱいあるから、足りない部分を補いあって」(佐藤)「やっていきたいんだよね。この人たちと」(菊池)。「よく運命共同体っていうけど、本当に運命を共にする仲間としてこれからもやっていきたい」(松島)。Sexy Zoneを全力で守り続けてきた11年。その心の内を正直に伝えるVTRに会場は温かな感動に包まれる。後半、ラストスパートはハイライトメドレー。デビュー曲の「Sexy Zone」から始まり、Jr.時代に何度も歌ってきた思い出の曲「With you」、中島さんが連ドラ初主演を飾ったドラマの主題歌だった「BAD BOYS」、シャカリキな振付が可愛い「スキすぎて」、バレーボールの応援ソングでバルーンを持って応援していたフレッシュな姿が思い出される「Cha-Cha-Cha チャンピオン」など、1曲1曲にがむしゃらだった日々の思い出が詰まったセットリスト。たとえ形を変えても立ち止まらず、歩みを止めず、このドームという大舞台に立てる今に辿り着けた奇跡に酔いしれる瞬間だ。エモーショナルに過去にタイムトリップした後は、‘22年6月リリースの「Forever Gold」で今この時代にリンク。歌詞を歌い替えて、「探していた答えはきっとドームにあったー!!」と力強く叫ぶ菊池さん。肩を組みながら、最高にいい笑顔をのぞかせる4人に会場は拍手に包まれた。最後の挨拶で最初に口を開いたのは中島さん。「いや~、本当に見たかったです。この景色が。14年前にジャニーズJr.になって初めて嵐さんのコンサートで出演して、旗持Jr.からスタートしました。さっきステージでこの素敵な景色を見た瞬間に遂にここまで来られたんだなって本当に感慨深い気持ちになりました。そして、旅の途中でSexy Zoneに出会いました。2011年にデビューして突如集められた僕たちがグループを組んで、右も左も分からず、今日この日までたくさんの経験をしながら、いろんな場所でコンサートをさせて頂いて。遂に東京ドームに来て(言葉をつまらせる)……。僕ら東京ドームに経つ姿を世界で最初に見たのは、ここにいるセクシーラバーズです。10年以上一緒にやってきて。今もいろんなことがあるけど、こうしてたくさんの思い出をSexy Zoneのメンバーと振り返ることができて、嬉しいです。人生に1回しかないファーストドーム、こうして皆さんと、メンバーと迎えることができて、感謝します。僕らSexy Zoneは皆さんが応援してくれる限り、突き進みます。この時代にSexy Zoneというアイドルを選んでくれて心からありがとう。東京ドーム、セクシーサンキュー!!」。続いて、佐藤さんは「伝えたいこと、話したいことがありすぎて、まとまらないかも」と前置きをしてから、自分の言葉で話す姿が印象的。「たくさんいい思い出もあるけど、”Sexy Zoneこんなにいいグループだから報われてほしい”という言葉もたくさん耳にしました。でも、僕は報われているなとすごく思ってます。なぜかというと、ずっと一緒に過ごしてきた中で、僕たちにきれいな笑顔を見せてくれてたじゃないですか。楽しい時間を振り返るといっぱいあるじゃないですか。僕はその笑顔を見ると報われているなってずっと思ってきて。ドームに立ったら、まずはそれを伝えたいと思っていました。デビューした時から『夢はドームです』って言ってきて、それから10年以上経って…。長かったかもしれません。でも、叶ったよ!ドームというすごいステージに立たせてもらった以上、もっともっと大きな夢を言っていく使命が僕にはあると思っています。だからここで誓わせて下さい。絶対に国民的なグループになって皆の笑顔をまた見たい。だから、これからも僕たちにずっとずっと笑顔を見せ続けて欲しいです」と一言一言、噛みしめるように言葉を紡ぐ。ニコニコ笑顔で挨拶したと思いきや一転、目を潤ませながら語り始めたのは松島さん。菊池さんが「そのままでいいよ」とすかさずフォローするも涙が溢れながら話を始める。「今日、本当に緊張しちゃって…。命がけでステージに立ちました。11年間、本当にいろんなことがあって、いろんな人に迷惑や心配をかけました。でも、僕なりに少しずつ、ゆっくりでいいから、メンバー、スタッフさん、ファンの皆さんに恩返しをしていけたらいいなと思って、今1歩1歩、歩ませてもらっています。その中で僕たちの夢の1つだったドーム公演という大きなステージでこの景色を見ることができて、本当に嬉しいです。ここに連れてきてくれたのは、皆さんです。ありがとうございます。(中略)この会場に来て下さった皆さん、そしてこの会場に来たくても来られなかった皆さんに伝えたいことがあって。本当に当たり前のことが当たり前じゃなくなる瞬間って急に訪れるので。毎日毎日を、1分1秒を、大切に生きてほしいです。きっと毎日皆さん、不安と隣り合わせで生きていると思うんですけど、僕たちを見たり、僕たちの音楽を聴いたりすることで少しでも元気が出てくれるなら、とにかく一生懸命に背中を押しますから。皆さんを全力で応援しますから。だから、これからもSexy Zoneのことをよろしくお願いします」。純粋なハートを震わせながら涙ながらに語る松島さんに会場は鳴りやまない優しい拍手が…。最後は菊池さん。「こうして東京ドームのステージで僕たちSexy Zoneの5人が皆様の前に立てていることを嬉しく、幸せに思います」と、活動休止中のマリウス葉さんの想いも一緒に背負ってステージに立っていたと告白。「今日は取材も入っているということでね。マリウス、見てる~?想いとしてはここ東京ドームに5人で立てて良かったなと。皆さん、こちらの星空をご覧ください。(と、スクリーンに目を向け)2011年11月16日の星空です。僕たちがデビューした、あの日の星空です。ただあの頃の僕たちは上を見る余裕なんかなくて。とにかくただ前を見て、根拠のない自信を持って、大きな夢を見ていました。その根拠もなかった大きな夢のひとつ、東京ドームが今ここで叶っています!皆さんのおかげです。そして、ここに来たくても来られなかった僕たちをずっと応援してくれている皆さんのおかげだと心から思っています。もちろん夢を叶えることは大事だけど、この空間にこれだけの人が集まってくれるのは、本当にすごいことなんだけど……。皆で大きな途方もない夢を見ることができた過程、その日々が何より幸せだったんじゃないかと思います。皆さんありがとうございます。次はまたもっと大きな夢を僕たちと皆さんとで見ていけたら。それが僕の何より大きな夢です。もう少しだけ夢を見させて下さい」。ドームに立てたことを夢のようだと口々に語っていた4人。「こうして夢のような時間はあっという間に過ぎ去ってしまいますが…、この夢が覚めても、まだ一緒に夢を見ましょう」と菊地さんの言葉で最後に歌ったのは、「Dream」だ。このドームツアーが終わってもSexy ZoneのDreamは、まだまだ終わらない。今はデビュー12年目で第二章の幕が明けたばかり。年月を重ねるごとに表現者としての輝きが増している彼らが目指すのは、国民的なスーパーグループ!夢のまた先へ――。Sexy Zoneが夢に到達する、その軌跡を見届けたい。取材、文・福田恵子
2022年12月26日毎年『紅白歌合戦』(NHK)や『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)など常連番組が顔を並べる年末のテレビ。同時に、時代の変化を映す枠でもある。’00年代前半の年末には『PRIDE 男祭り』(フジテレビ系)をはじめとした格闘技番組が多数放送されていた。しかしその後、’06年から『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)が存在感を放つように。その『笑ってはいけない』も’21年以降コロナのため収録が難しいことを理由に放送が休止されている。今年の特徴は何といっても『逃走中』(フジテレビ系)と『THE鬼タイジ』(TBS系)という2本の”鬼ごっこ”番組が放送されることだろう。では、今の視聴者はどのような番組を求めているのか?本誌はクロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、485人にアンケート調査を実施「絶対見たい・見たくない年末特番」について調査を行った。この記事では「見たい年末特番」のランキングを発表する。第5位は、『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』(日本テレビ系)。26票を獲得した。日テレが『笑ってはいけない』の放送を見合わせるなか、’21年から始まった同番組。“笑って年を越したい”というお笑い好きの受け皿となっているようだ。「お笑いを見ているとほっとできるので、また笑ってはいけないを毎年見ていたので、違う番組になっても見たいです。」(50代・女性)「気楽に見られる」(80代・男性)「お笑いが好きだから面白い物を見て楽しい気持ちで過ごしたい」(30代・女性)第4位は今年で放送開始から10年目を迎えた『クイズ☆正解は一年後』(TBS系)。29票を獲得した。1年を振り返るクイズを“年始に収録”し“年末に答え合わせ”するという内容で、愛の溢れるコメントからは、毎年必ず視聴しているという固定ファン層の厚さが感じられる。「出演者のチョイスが絶妙、年1の深夜帯だから許される攻めた内容を毎年楽しみにしている」(40代・女性)「毎年欠かさず見ているから」(30代・女性)「面白いからです。放送される年は必ず見ています」(20代・女性)第3位は『SASUKE2022~NINJA WARRIOR~第40回大会』(TBS系)。33票を獲得した。今年で放送開始から25年目となる国民的番組。今年の見どころは、かつて出場していたケイン・コスギ(48)が21年ぶりに電撃出場する点だろう。挑戦者たちの一生懸命な姿に、感動するという声が相次いだ。「挑戦者が真剣に挑戦する姿に感動するから」(50代・女性)「レジェンドSASUKEさんたちの意気込みやトレーニングに毎年感心させられます。タレントさんやジャニーズも参加するので親子で応援しながら見ています」(40代・女性)「昔から見ている番組で、毎年それに向けて頑張っている方たちがいるので、頑張ってクリアする姿を見たいなと思ったから」(40代・女性)第2位は『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)。43票を獲得した。大みそか恒例のライブでは、ジャニーズ所属のアイドルたちが他グループのヒット曲をカバーしたり、一夜限りのグループを組んで名曲を歌ったりとジャニーズファンにとっては見逃せない番組。King&Princeからは平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が来年5月に脱退することもあり、今年の注目度は特に高そうだ。「豪華な共演など、ジャニーズカウントダウンでしか見れない楽しみがあるから。これを見ると年明けだな~と毎年実感できます」(20代・女性)「毎年観ており、ジャニーズカウントダウンライブを観て年越ししないと年越しした気分になれないから」(20代・女性)「King&Princeみたいです。今年で最後なんて信じたくないけど、目に焼き付けます」(30代・女性)映えある第1位は、『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK)。119票と圧倒的な票数を獲得した。大みそかの定番となっている人が多く“見ないと年越しした気にならない”という声も。また、若い人からお年寄りまで楽しめることから、年末年始の家族がそろうタイミングで集まって視聴するのに最適なようだ。「やはり、年越しは紅白を見なければ。と言う習慣があるから」(50代・男性)「毎年我が家の恒例なので」(50代・女性)「なんだかんだ家族みんなで見れる番組なので。年配から若い人まで満遍なく好きな歌があるのはやはりいいですね」(40代・男性)「批判されることも多い紅白だが、NHKが全精力を上げて作っているだけあって、気合が違う。特に三山ひろしのけん玉チャレンジは常軌を逸している。あれを見られるのは紅白だけだし、これを見るために紅白を見ている」(30代・男性)常連組の人気が高いことがわかった年末特番。あなたは何を見る予定だろうか?■「絶対見たい!年末特番ランキング」(アンケート期間:2022年12月9日~15日)1位 『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK) 119票2位 『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系) 43票3位 『SASUKE2022~NINJA WARRIOR~第40回大会』(TBS系) 33票4位 『クイズ☆正解は一年後』(TBS系) 29票5位 『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』(日本テレビ系) 26票6位 『ザワつく!大晦日』(テレビ朝日系) 26票7位 『大家族 石田さんチ!』(日本テレビ系) 26票8位 『超ド級!世界のありえない映像大賞15』(フジテレビ系) 25票9位 『第64回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系) 24票10位 『ラヴィット!』(TBS系) 20票
2022年12月21日『ジャニーズWEST オフィシャルカレンダー 2023.4-2024.3』(2023年3月9日発売・光文社)は、和・洋・中をテーマに、3つのシーンで魅せる“大人の色気”。ハイセンスなスタイリングと気鋭の写真家3人が、それぞれ異なる世界観で7人を表現する。そんな3つのシーンの中から、今回は、ジャニーズWESTメンバーをまるで映画のワンシーンのようにドラマチックにエモーショナルに切り取る、中華パートの撮影の様子をお届け!1人ずつ違うロケ地&シチュエーションで撮影したため、全員が集まったのはスタジオ撮影のみ。真紅のバック紙を背景に7人が並ぶと、さすがのオーラが漂う。撮ったばかりの写真が映るモニターを見て、「めちゃめちゃかっこいいやん!」と、メンバーのボルテージもMAXの撮影でした。
2022年12月16日『ジャニーズWEST オフィシャルカレンダー 2023.4-2024.3』(2023年3月9日発売・光文社)は、和・洋・中をテーマに、3つのシーンで魅せる“大人の色気”。ハイセンスなスタイリングと気鋭の写真家3人が、それぞれ異なる世界観で7人を表現する。そんな3つのシーンの中から、今回はクラシカルな洋館でジャニーズWESTメンバーの洗練された上品さをエレガントに表現する、洋パートの撮影の様子をお届け!「こんなとこ都内にあったんや!」と洋館到着直後からテンション高めなメンバーたち。「中間(淳太)は雨男のはずやのになぁ(笑)」(桐山照史)とのことだが、この日は天候にも恵まれて、美しい自然光のなかで撮影することができました♪
2022年12月10日滝沢秀明(40)のジャニーズ事務所副社長退任に、King&Princeメンバーの3人の来年退所発表。立て続いたこれらのニュースで“元ジャニーズ”ににわかに注目が集まりつつある。ジャニーズ事務所にはデビュー組以外にもジャニーズJr.が常に数百人単位で所属している。活動期間や、人気、知名度はさまざまだが、それだけにJr.たちの“その後”はバラエティ豊かだ。本誌の取材に応じてくれたのは元Jr.で、ホストに転身した桜木優美叶さん(22、名前は源氏名)。「’16年4月から1年ぐらいJr.をやりました。ジャニーズ野球大会に出させてもらったり、キスマイのコンサートのバックで踊ったこともあります。同期は、美少年(Jr.のグループ)の浮所飛貴(20)や那須雄登(20)。お会いしたなかでいちばんオーラがあったのは、Hey! Say! JUMPの山田涼介くん(29)ですね」(桜木さん)’17年にJr.を辞めた後は、地下アイドルを1年。その後、大学受験のために芸能活動から離れた。「ジャニーズとしてデビューに挫折した後、大学受験にも失敗。“違う世界では絶対に成功してみせる”という気持ちで、ホストの道に飛び込みました」(桜木さん)現在は新宿・歌舞伎町のROLAND(30)が経営するホストクラブ「THE CHIC」で働き、最高で月1200万円を売り上げる。桜木さんの周囲にはジャニーズ時代の仲間の“元Jr.”もいるが、彼らが何をしているか聞くと、「いちばん多いのが地下アイドル。あとは2.5次元俳優やモデルをやっていたり。YouTuberもいます。やはり芸能関係の仕事をしている人が多いです」(桜木さん)退所後、他事務所に移って俳優として成功する元Jr.は少なからずいるが、近年増えているのがボーイズグループでのデビュー。K-POPの影響を受けて日本でもオーディション番組が隆盛だが、そこでデビューをつかんだ元Jr.も。「今年、『紅白歌合戦』への初出場を決めたJO1や、その弟分であるINIにも、元Jr.がいます。また韓国の芸能事務所で練習生をするコも増えています。KARAを世に出した事務所から昨年デビューしたグループの日本人メンバーは、元関西Jr.です」(K-POPに詳しいライター)■芸能界を離れた“伝説のJr.”の存在振付師やタレントのマネージャーなど裏方に回る場合もあるというが、芸能界を離れたことで有名な“伝説のJr.”も。「タッキーや嵐が率いていたJr.黄金期に、彼らと並ぶ人気を誇っていたのがKさん(42)。デビューしなかったのが不思議なほどでしたが、20歳で芸能界を引退。その後、大学を卒業後、広告代理店に勤務しています。現在、一般人ですが、Jr.時代に出演したドラマのスペシャル版『ぼくらの勇気未満都市2017』(’17年、日本テレビ系)が放送された際には特別出演するなど、特異な存在。また入社以来、ジャニーズの案件は手掛けていなかったのですが、’21年ごろからはジャニーズ関連の広告の仕事も担当するようになり、現場でジャニーズタレントと交流することもあったそうです」(広告代理店関係者)芸能を離れたケースはほかにも。「嵐やタッキー&翼のバックバンドを務めていたRさん(39)は、リフォームや内装工事をする会社を立ち上げています。小学生のお子さんもいるようです。また、現在プロのフィギュアスケーターである小林宏一さん(37)の場合は、少年時代から現役のフィギュア選手とアイドル活動を両立していた珍しい例です。飲食店経営をする元Jr.は少なくないですが、ちょっと変わった例では、キンプリの平野紫耀(25)、Snow Manの向井康二(28)と同じユニットで人気だったTさん(26)。彼は美容師に。順調にキャリアを積み、来年の独立出店を準備中だそうです」(音楽ライター)ジャニーズで切磋琢磨した経験が、転身後にも生きているようだーー。
2022年12月07日『ジャニーズWEST オフィシャルカレンダー 2023.4-2024.3』(2023年3月9日発売価格2690円〈税込み〉・光文社)は、和・洋・中をテーマに、3つのシーンで魅せる“大人の色気”。ハイセンスなスタイリングと気鋭の写真家3人が、それぞれ異なる世界観で7人を表現するという初の試みに、メンバーも撮影前からやる気満々!「熱くて元気で楽しいお兄さんたちというイメージのあるジャニーズWESTですが、『あれ?実はこの人たちすごくかっこいいんじゃね?』と思ってもらえる内容になるんじゃないかな!和・洋・中、どのシーンでもキマるハイスペックお兄さんたちを楽しんでください(笑)」そう、メンバーを代表して語ってくれた中間淳太(35)。“これまでに見たことのない7人”をお届けです!
2022年12月05日アイドルグループ・ジャニーズWESTの最新音楽映像作品『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』が、1日発表の「オリコン週間映像ランキング」にて、初週売上 DVD:5.2万枚、Blu- ray Disc(以下 BD):10.6万枚で、「週間 DVD ランキング」「週間 BD ランキング」ともに初登場1 位を獲得した(オリコン調べ・集計期間11月21日~11月27日)。ジャニーズWESTは今回、「週間 DVD ランキング」と「週間 BD ランキング」のいずれも自己最高初週売上を記録。また、音楽作品のDVDとBDを合計した「週間ミュージック DVD・BD ランキング」において、合計売上:15.8万枚で初登場1位となり、2022年5月23日付『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2021 rainboW』に続き、映像3部門同時1位を獲得、「週間ミュージック DVD・BD ランキング」の初週売上15.8万枚は、自己最高初週売上を記録した。なお、「週間ミュージック DVD・BD ランキング」での1位獲得は、12作連続・通算12作目。これで、「ミュージック DVD・BD 連続1位獲得作品数」と「ミュージック DVD・BD 通算1位獲得作品数」はともに歴代1位タイとなった。
2022年12月01日越岡裕貴さん、福田悠太さん、辰巳雄大さん、松崎祐介さんとメンバー全員の名前に“ゆう”がつく4人組ユニット・ふぉ~ゆ~が昨年に続きグループ2度目となる単独コンサートツアーを開催。初日を迎えた2022年11月21日(月)13:30~NHKホールで行われた「ふぉ~ゆ~ Good Job LIVE 2022 ~U.とYouで大丈夫さ~」をレポートします。ジャニーズで初、声出し可能なコンサートを行った“ジャニーズ初”が多いふぉ~ゆ~の4人!昨年に続きグループ2度目となる単独コンサートツアーを行ったふぉ~ゆ~。コロナの影響で声援を控えてのステージ観賞が当たり前になったここ数年だが、ジャニーズ事務所のコンサート開催ガイドラインが緩和されてから公演を行うのは初めてのこと。2019年にジャニーズ初、LINE公式アカウントを開設、2019年に福田さんと辰巳さんがジャニーズ初『M-1グランプリ2019』にお笑いコンビ「つ~ゆ~」として出場するなど、数多くの“ジャニーズ初”のチャレンジをしてきたら彼ら。久々に歓声で盛り上がれるステージとあって、始まる前からNHKホールに集まったファンの高揚感がひしひしと伝わってくる。会場のテンションを温めるように始まったのは、初披露となる待望のふぉ~ゆ~の新曲「Rock the show」。オープニングで新曲からスタートするのは、初めての試み。ハードなナンバーでステージへの胸の高鳴りをあおるような曲だ。結成10周年を超えるグループとあって、すでにアルバム1枚リリースできそうなくらい豊富にあるオリジナル曲を中心としたセットリスト。“CDデビューをしない三十路ユニット”と形容される彼らだが、爽やかでスタイリッシュなダンスから舞台で披露した曲、明るい応援ソング…と、どんな曲でも4人が呼吸をひとつに合わせて熟練の研ぎ澄まされたダンスを披露。安心感かつ、安定感あるパフォーマンスがふぉ~ゆ~の魅力のひとつ。たびたび楽曲の頭の部分で“この曲を披露してくれるの!?”と言わんばかりの観客の喜びの声が上がっていたこの日。「声、出していいらしいぜ!? でも、出していい声のボリュームは隣の人と会話するくらい。分かんないから、一回隣の人としゃべってみよう(笑)。これくらいの声のボリュームで“good job good job”しようぜ!!」と、会場に呼びかける福田さん。辰巳さんは「ふぉ~ゆ~が声出し、初めてのコンサートだよ?何で俺ら皆の初めての男になっちゃうんだろう(笑)」。そこから始まったのが会場一体となった“good job、good job”コール。皆の声を聞いて、「久しぶりに聞いたよぉ~!!」と感慨深そうな松崎さん。「これがジャニーズだぁあ~!!」と叫んで盛り上がる4人、そしてファンの笑い声と温かい拍手…という光景にほっこり。「皆の声がするの、嬉しい。ちょうどいいところをみつけていこう。ちょうどい~いっ!!」と叫ぶ、興奮気味の辰巳さんの話から始まったMC。富士山の絵が描かれた銭湯の背景が登場すると、4人が湯舟のセットの中に入ってトーク。「今日はgood jobライブですから。1年本当にいっぱい頑張った疲れをここで癒してほしい。嫌なことを全て忘れられる、そういうコンサートです。ジャニーズの空気清浄機です(笑)」(辰巳)とライブへの想いを語った後、ふぉ~ゆ~のLINE LIVEが話題に。福田さんが「今日ってLINE LIVEやりたくない? 夜公演終わってすぐに」と言い出し、「今日?」って目を丸くして驚く越岡さん。福田さんがMC中にスタッフにLINE LIVEの許可がもらえるか確認しに行くという行動に会場のファンもビックリ。「これがふぉ~ゆ~のリーダーです!ふぉ~ゆ~ってこうやって直談判してるの(笑)」と辰巳さんが説明してる最中に「30分だったらやっていいよって!!」とステージ裏から戻って来る福田さん。この日の夜21時~LINE LIVEをすることに決定と発表され、急な展開に驚かされつつ、鳴りやまない拍手に包まれる。後半は、松崎さんがDJとなってジャニーズの楽曲メドレーを。ここではペンライトを使って楽しめる演出もあり、会場が楽曲ごとに一色のペンライトの輝きでひとつになっていく。この日はTravis JapanのメンバーとKis-My-Ft2の二階堂高嗣さんが見学に訪れていたことがMCで紹介されていたが、Kis-My-Ft2の曲やTravis Japanの楽曲も披露。Travis Japanのあの曲では、一糸乱れぬ華麗なステップを踏む4人に大盛り上がりも!1曲1曲ごとに「ワーッ!!」という久しぶりの歓喜に包まれて鳥肌ものだったのは、KinKi Kidsメドレー。長年、KinKi Kidsと縁の深いふぉ~ゆ~だからこそ歌ってほしい名曲がズラリ勢ぞろい。2組のユニットで圧巻のパフォーマンスで魅了したかと思いきや、再び4人で揃って歌う曲では、音響トラブルでリズムがとれずに歌うというハプニングが…。それも旨味にしてしまうのが、実にふぉ~ゆ~マジック。同じ曲を2回披露して歌い切り、プロフェッショナルとしての意地を見せたのがすごいところだ。ラストはフルで初披露となったふぉ~ゆ~の名曲。会いたい気持ちを歌うラブソングで、コンサートに足を運んでくれたファンへの「ありがとう」の想いをエモーショナルにシンクロさせる。最後の挨拶では辰巳さんが「皆本当にありがとうございました!皆、今年1年いろいろあったと思いますが、今日は一緒にいろんなものを浄化できていたら嬉しいなと思います。また僕たちと新しいもの、楽しみなことを作っていきましょう。これからもついて来てね」と力強く語りかける。越岡さんはクシャクシャな笑顔で「今日は本当にありがとうございました。やっぱり(NHKホールという)思い入れのある地で僕たちのファン“お友達”で埋まっているのは感慨深いものがあって、本当に僕たちは幸せだなと感じております。また一緒に遊びましょう」。松崎さんは「本日はありがとうございます。…待たせました!これからもこの景色、そして僕たちと“お友達”でいて下さい」と語りつつ、ファンの声援に応え、声を出せるコンサートの素晴らしさに感動した表情に。福田さんは「こんなにたくさんね、すごい人たちがいるのに、ふぉ~ゆ~のことが好きって言ってくれてありがとう。その分、僕らたくさんたくさんふぉ~ゆ~していくから、受け取って。それを大事に大事にしてください。皆、本当に大好きです。いつもありがとう」とありったけの愛を叫び、最後に「僕たち、ふぉ~ゆ~でした!!」と声を揃える4人。ふぉ~ゆ~のいつだってあなたのために心から愛を届けようとする歌声は温かく、まっすぐ。ハプニングにも動じず、愛に溢れたエンターテイナーということを証明してくれたステージは、コンサートのタイトル通り、どんなことがあっても大丈夫さと感じさせてくれるものに。最後は2023年1月1日からLINE LIVE開催のお知らせという嬉しいニュースもあり、来年もふぉ~ゆ~がハッピーを届けるために全力for youしてくれる予感!写真・渡辺美知子 取材、文・福田恵子
2022年11月27日23日に発売されたアイドルグループ・ジャニーズWESTのライブBlu-ray&DVD『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』が、発売初日にしてグループ史上最高売上となる135,499枚を記録した。過去最高累積売上だったBlu-ray&DVD『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2019 WESTV!』(19年7月10日発売)の13.3万枚(2022年11月28日付現在、オリコン調べ)を上回る売上を初日で達成した同作には、2022年に全国8都市9会場全38公演で開催されたアリーナツアーから神奈川・ぴあアリーナMMでの公演を収録。ライブがフェイクで幕を開けるという“歌の力”を感じさせる公演で、メンバーが楽器を手に公演替わりで披露した「Special Acoustic Arrange」は、「アメノチハレ」、「ブーケ」、「オレとオマエと時々チェイサー」の全3曲を初回盤に収録している。今作でもポップスやロックはもちろん、ヒップホップなサウンドやジャジーな楽曲、今っぽいシティポップ要素やボカロPをうまく組み込んだナンバーなど多彩な楽曲に挑戦。アリーナツアーの合間に参加したフェス『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』、『LOVE MUSIC FESTIVAL 2022』でさらにパワーアップした“オーディエンスを巻き込むエネルギー”を発揮し、生バンドを背負ったり、EDMではド派手な演出で畳みかけたりと、バリエーション豊かなパフォーマンスで観客を魅了した。夏にはこの勢いを初の3大ドームツアーへと繋げ、ツアー中に発売された「星の雨」はシングル最高売上を達成するなど、一歩ずつ右肩上がりに力を蓄えてきたジャニーズWEST。デビュー10年目を目前に控えた2023年はどんな活動を見せるのか。
2022年11月24日