アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。ジャニー喜多川との思い出を語った。Netflix映画『桜のような僕の恋人』(2022年3月24日全世界独占配信)で主演を務める中島は、共演の松本穂香、深川栄洋監督とともに登壇。桜の花びらが舞うような演出の中でステージに登場すると、床に落ちた“花びら”を手にし、「皆さん、桜きれいです」とほほ笑んだ。2017年に発売され、泣ける恋愛小説として話題となり、さらにTikTokで人気に火が着き発行部数60万部を突破した宇山佳佑氏作の同名小説を映画化。かねてより原作ファンを公言していた中島が主人公・朝倉晴人、松本が有明美咲を演じる。本作にちなんで自身にとっての運命的な出会いを聞かれると、中島は「ジャニーズ事務所のジャニー社長」と答え、「ジャニーさんと出会って人生を変えた瞬間にたくさん出会えたし、かなり怒られたり注意されたりもしたんですけど、その時間があったからこそ今の自分がいると思っている」と感謝。また、「僕の出演している作品を見て、『YOUは役者だよ』とおっしゃっていただいたことがとても印象的」と一番印象に残っているジャニーさんの言葉を紹介し、「今この素敵な映画を背負えていることもジャニーさんへの恩返しなのかなと思っています」と語った。本作は、美容師の美咲(松本)に恋をした晴人(中島)が、目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を再び追いかけるが、美咲が「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症するというストーリー。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができないという現実を前に晴人と美咲が出した“二人の歩み方”とは……。
2021年11月10日アイドルグループ・関ジャニ∞の全国ライブツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」の開催が決定し、メンバーが今の思いを語った。11月17日にリリースされるオリジナルアルバム『8BEAT』(エイトビート)を引っ提げた、1年9カ月ぶりのツアー。2019年2月に新型コロナウイルスの影響で47都道府県ツアーを中断した関ジャニ∞は、2020年よりライブでファンと会えることを目標に「Road to Re:LIVE」というテーマを掲げてきた。アリーナ会場のみのライブツアーは、2016年「関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ」以来5年ぶりとなる。『8BEAT』には、新たに生田斗真主演映画『土竜の唄 FINAL』主題歌の「稲妻ブルース」と、城島茂主演の日本テレビドラマ『サムライカアサン』主題歌の「ココロに花」の収録が決定した。「ココロに花」は城島がドラマのために書き下ろした楽曲で、城島がTOKIO以外に楽曲提供するのは今回が初。「初回限定 -Road to Re:LIVE-」盤には「稲妻ブルース」のミュージッククリップと、関ジャニ∞がアリーナツアーに先駆けて行った無観客シークレットライブの模様を収めた「Road to Re:LIVEドキュメンタリー『ぼちぼち大切なDo:LIVE -8BEAT SECRET LIVE-』」が。2019年9月、富士山を背に5人体制最初のアーティスト写真を撮影した関ジャニ∞。2021年9月に富士山の麓に設営されたステージへ自らの運転で向かう5人の姿と、計7曲に及ぶシークレットライブの模様を収録したドキュメンタリー&ライブ作品が完成した。また、ファンと共に作詞した楽曲「Re:LIVE」を同ステージで披露した映像が「『Re:LIVE』8BEAT SECRET LIVE ver.」として、きょう23日11時にJ Storm Official YouTubeアカウントでプレミア公開される。メンバーのコメント、ツアー日程は以下の通り。■横山裕アルバムがようやく出来たので、どんなLIVEになるか僕自身も楽しみです。LIVEをやりたいってずっと思っていましたし、この2年間インプットする時間も沢山ありましたので、このLIVEでアウトプットしたいと思います。■村上信五エンタメについては頭から煙が出るほど考えました。いろいろな事がまだある中で、スタッフの方々の協力と共にLIVEが出来るという事はちょっとでも前に進めているのかなと思います。■大倉忠義こういった状況の中で、気持ちだけではどうにもならない事もありました。ドームツアーにこだわっていた所が関ジャニ∞としてはあったのですが、今までの僕らは毎年ステージに立たせてもらっていたので、やっぱり走り出さないといけないと思い、今回この様な形でのツアーを始めることにしました。5人で魅せられる新しい形もあると思いますし、この2年間で僕らが成長した姿も見て頂きたいです。僕ら自身が音楽に助けられた部分もあるので、LIVEを通してエンターテインメントに助けられて生きているんだという事を自分でも感じたいですし、感じてほしいなと思います。■丸山隆平5人体制になって初お披露目の場所でもあった47都道府県ツアーが途中で終わってしまって、ドームツアーも現在の状況では出来ないという中で、やっぱり何とか一緒の空間でエンターテインメントを共有したいという想いが今回アリーナツアーという形で実現しますので、今の5人の空気感をたくさん感じてほしいです。テレビとは違う関ジャニ∞をLIVEで楽しみにしていてください!■安田章大LIVEの楽しみ方は人それぞれかもしれませんが、自分が観て楽しいと思うLIVEは「仲が良いグループである」ということが音楽を奏でている以上に伝わるものになっているなと感じています。ですので、僕ら関ジャニ∞の姿を見て少しでも笑顔になったり、元気をもらってくれたら何より嬉しいです。■KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT 全国ライブツアー日程11月20日(土)[北海道] 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ11月21日(日)[北海道] 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ11月26日(金)[神奈川] 横浜アリーナ11月27日(土)[神奈川] 横浜アリーナ11月28日(日)[神奈川] 横浜アリーナ12月8日(水)[福岡] マリンメッセ福岡12月9日(木)[福岡] マリンメッセ福岡12月17日(金)[福井] サンドーム福井12月18日(土)[福井] サンドーム福井12月19日(日)[福井] サンドーム福井12月22日(水)[千葉] 幕張メッセ12月23日(木)[千葉] 幕張メッセ12月24日(金)[千葉] 幕張メッセ
2021年09月23日アイドルグループ・関ジャニ∞が1日、都内で行われた「ドラゴンクエストウォーク 2周年アンバサダー就任発表会」に出席した。配信2周年を迎えるスマートフォン向け位置情報ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエストウォーク』の2周年アンバサダーに関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義)が就任。「歩くぼうけんは新時代へ」のPRテーマのもと、同ゲームのヘビープレイヤーである横山をはじめとする5人が、『ドラゴンクエストウォーク』の魅力をさまざまなチャンネルを通して発信する。関ジャニ∞はおなじみの音楽の中で登場。横山は「BGMで登場したのがすごい感慨深い」と話し、「ずっと子供の頃から楽しんでいたドラクエに、大人になって仕事で携わらせていただいて本当に感謝しています。ありがとうございます」と喜びを語った。スクウェア・エニックス プロデューサーの柴貴正氏が、関ジャニ∞の起用について「1人めちゃくちゃガチのユーザーがいると業界筋から聞きまして。横山さんなんですけど…」と説明。そして、「ヘビーユーザーとはいえと思っていたんですけど、撮影のときにお会いしてデータを見せ合いっこしたら、やばいぞと。僕、相当やっているほうなんですけど、僕より超えているところがたくさんありました」とガチぶりに驚いたと言い、横山は「柴さんとフレンド登録して弟にめちゃくちゃ自慢しました。柴さん強いのでフレンドになると心強い」と話した。メンバーも横山のガチっぷりを証言。村上は「ツアーの合間もやっている。地方に行ったときも、『ご当地がなんや』とずっと言っていた」と明かし、大倉も「ヘリコプターの上でもやっていましたよね」と言うと、横山は「ヘリコプターでも反応するんですよ。それで海遊館のおみやげとれたんです」とうれしそうに語った。ほかのメンバーも同ゲームを楽しんでいるものの、村上は「横山さんそこまで進んでいるんだと、すごさを感じました。うちの横山さんすごいんだと」と横山との差を実感したという。横山は「やっている時間が違いますから」と得意げに返した。また、ドラゴンクエストシリーズのゲームデザイナーである堀井雄二氏が、関ジャニ∞のアンバサダー就任について「全然大丈夫だと思います。期待したいと思います。どんどん盛り上げてください」と期待すると、横山は「うれしいです。感無量です」と感激。「僕はドラクエから教わったことがたくさんあって、人の優しさとか仲間とか学ぶことがたくさんあったと思います。いい運動にもなる。見えてない景色が見えたり、新しい発見もあると思います」とアピールした。なお、9月1日12時より『ドラゴンクエストウォーク』の公式YouTubeチャンネルでWEB動画「関ジャニ∞WAAAAALK!」が公開。『ドラゴンクエストウォーク』の魅力を関ジャニ∞ならではの視点で紹介する動画で、全10回にわたり随時公開される。また、9月8日20時よりスタートするドラゴンクエストウォーク公式YouTubeチャンネルでの生配信では、2周年を迎え新たに加えられる新機能情報の発表に加え、関ジャニ∞からのスペシャル動画も公開される。さらに、9月12日から関ジャニ∞が出演する『ドラゴンクエストウォーク』のテレビCM『一緒に歩けば、ぼくらは仲間だ。』篇が北海道・関東・関西・東海・福岡エリアで放送される。
2021年09月01日舞台『少年たち 君にこの歌を』の製作発表記者会見が15日に都内で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、山根成之(松竹 専務取締役)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなどこれまでに若手ジャニーズが出演。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。同作について、高橋は「僕たちも今までも何度も、特にSixTONESさん、Snow Manさんの『少年たち』は毎年観に行かせていただいて、ジャニーさんも戦争のシーンのことを熱く語っていたといった思い出がある」と振り返る。「『お兄さんたちがやっている舞台』といったイメージがあったので、いよいよ僕たちがメインを張って立たせていただけるのが決まって、素直に嬉しかったです」と心境を吐露した。両グループは2019年に上映された『映画 少年たち』にも出演し、那須は「映画の中のショータイム的なシーンの出演だったので、衣装がすごく豪華だった。普段着られないような先輩のかっこいいキラキラな衣装で、みんな興奮してました。『これ松本(潤)くんの衣装だ!』『これ……(堂本)光一くんや~!』」と、楽しい思い出を明かす。映画版では「映画と実演」として、上映後に日替わりでキャストがパフォーマンスをするという試みも行われ、高橋は「僕たちHiHi Jetsの日もあったんですけど、めちゃめちゃ盛り上がったんですよ。ジャニーさんがめっちゃ喜んで、5人で焼き肉おごってもらいました」というエピソードも。「(ジャニーさんが)『なんでもいいよ! なんでもいいから食いなよ!』って、めちゃめちゃ高い焼き肉屋さんに行ったんです。『ああ、行きな行きな行きな』と言ってたのに、その後領収書見せたらちょっと怒られました」と、モノマネを交えながら説明した高橋は、「値段を出すのは生々しいですけど、りんご1個を1万円だとすると10個ぐらいですかね」とまったく伏せていない喩えで暴露。「よく食べましたね」と驚く美 少年たちに、高橋は「好感度とか気にしないんで!」と豪語していた。「ジャニーさんに誓いたいことは?」という質問が飛ぶと、高橋は「(『少年たち』は)ジャニーさんが愛していた舞台というのは間違いなんですけど、ジャニーさんがもう1つ大事にしていたのは、これからの時代に舞台を自分たちで考えて作っていくということ。今までジャニーさんの思いを聞かせていただいていたので、その思いがどうやったら伝わるのか、『自分たちなりにもがいて、ショービジネスとしてちゃんと成立させるように頑張るよ』と誓いたいですね」と答える。岩崎は「『少年たち』って、1番歴史のある、ジャニーさんの中でも最初の方の舞台だと思うんですけれども、それがこう時代を超えて今までできているのが本当に嬉しい。だからこそ守らなければいけない舞台でもあるので、絶やさないように」と決意を新たに。浮所は「ジャニーさんの『子供は大人になれるけど、大人は絶対に子供に戻れない』という言葉にある通り、僕らは成長して大人になりますが、今1番少年に近い年齢の僕たちが演じることによって、より少年らしさが描かれるんじゃないかな。今のうちに『少年たち』に関われたことが嬉しい、光栄だなと、改めてジャニーさんにお礼を言いたい」と語った。
2021年07月16日“ワル”な2人がジャニーズの歴史に伝説を残す!故・ジャニー喜多川さんをして「YOUたちは不良」と言わしめた、Sexy Zoneの菊池風磨(26)とSixTONESの田中樹(26)が舞台『DREAM BOYS』(帝国劇場にて9月6〜29日)に出演決定!同期であり、子どものころからの“ツレ”でもある2人のにぎやかな対談の様子をどうぞ!ーー今回、ライバル役を演じるお2人ですが、お互いの「ここだけはかなわないな」と思うところを教えてください!田中「風磨は主導権を握るのがうまいよね。世間で『風磨会』って呼ばれてるジャニーズの集まりも、もともとは俺が主催した『田中会(たなかい)』だったのにさ」菊池「そんな名前の会、聞いたことないんだけど(笑)」田中「それに、髪色がかぶったりすると、俺がまねしたみたいな雰囲気にするし!」菊池「いや実際、樹は俺のまねしたがるから!番組で共演するとき、メークさんに『風磨と同じ感じで』って頼んだりするじゃん(笑)」田中「それは風磨がおそろいにしたがるからでしょ!俺はもう準備終わってるのに、わざわざ同じ髪形に変えさせられたりしたもん(笑)」菊池「あと樹がラジオで、俺が教えたカッコいい洋楽の曲を、さも自分が見つけてきたかのように紹介してたことも知ってるから!」田中「いや、俺たち趣味が似てるんだよ(笑)。それこそ、演出の(堂本)光一さんと打ち合わせしたとき、まったく同じ帽子かぶってたもんね。もしかして、あれもまねした?」菊池「いや、違うから(笑)」ーーお互い一歩も譲りませんね(笑)。菊池「俺は樹の、一度火がつくと際限なくボケ続けるところは、かなわないと思ってるよ(笑)」田中「最近は、グループの中でもツッコミ役になってるけど、本来は俺、ボケるほうだからね(笑)」菊池「5年くらい前に撮った、樹がコント中にボケ続ける動画がおもしろすぎて、いまだによく見返してる」ーー最後に、今回の共演に向けて伝えておきたいことはありますか?田中「風磨ってよく、本番で急にアドリブ入れたり、ダンスの振り変えたりするじゃん?そういうのやめてね!せめて事前に言ってよ(笑)」菊池「いや、舞台は“ナマモノ”だから!その瞬間の感情によって、セリフを変えたりするかもしれないってことは伝えとく(笑)」田中「俺はけっこう、台本に忠実にやりたいタイプなんだけど(笑)」菊池「いや、せっかくこの2人でやるんだからさ、周りの想像をはるかに超えた伝説を残そうぜ(笑)」
2021年07月02日Sexy Zoneの菊池風磨が9月に帝国劇場で上演される舞台『DREAM BOYS』(エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川、演出:堂本光一)に主演することが発表された。たった9回だけ上演された伝説の2015年版“ドリボ”から約6年。再登板を望まれ続けた菊池が満を持して、主演を務める。対するチャンプ役には、SixTONESの田中樹。ジャニーズ事務所入所同期で、それぞれに活躍の道を歩む両名が、ストーリー同様の再会を果たし、少年たちの夢と友情をステージで表現する。情報解禁に先立ち6月17日、都内で行われた記者会見に出席した菊池は「(15年版の)チャンプ役から6年。このような素敵な演目で、10年来の付き合いとなります田中樹と一緒に、しかも帝国劇場という場所でパフォーマンスできることを心からうれしく思っています」と挨拶。改めて「樹と一緒にやれることを光栄に思っています」と絆を強調し、「今回の話を聞いて、5度聞きしました(笑)。Jr.時代からオーディションも一緒で、何物でもなかった当時の僕らにすれば考えられないこと。関係性は今も変わっていない」としみじみ語った。さらに「ジャニーさんには僕らまとめて“不良”だと言われていたので、そんな不良2人が帝国劇場の真ん中に立つのが感慨深い。きっと見てくれていると思いますが、ジャニーさんは腰を抜かしていると思う(笑)」と恩師との思い出話を交えながら、感無量の面持ちだった。菊池のコメントに対し、田中も「ジャニーさんに『なんてYOUと菊池がやるの?』って言われそうなので、ジャニーさんにバレないようにしたい」と笑いを誘い、「本当にリアル『DREAM BOYS』だと思っていて。風磨が先にデビューしましたが、ライバルというよりは仲間という意識。むしろ風磨となら話が早いなと」と早くもコンビネーションに自信。2011年公演でチャンプの弟を演じており「Jr.時代からチャンプ役を演じたいという思いを抱いていたので、正直不安もありますが、僕のチャンプを表現したい。歴代の『DREAM BOYS』に、エッセンスとして風磨と僕の色を加えられれば」と意欲を燃やした。有観客イベントの制限が続くなか、徐々にグループでのライブ公演も再開されており、菊池は「応援してくださる皆さんが僕らの活力であり、力を発揮できるエネルギー源だと身に染みている日々。ステージでパフォーマンスできることがうれしいですし、今後は僕たちが皆さんの活力になれれば」と決意を新たに。田中も「実際、ステージに立つと、受け取ってくださる皆さんのありがたみを感じる。こんな時代ですが、菊池とJr.のみんなと手を取り合って、足を運んでくださる皆さんを後悔させないように、全身全霊でエンターテインメントをお届けしたい」と思いを語っていた。取材・文・写真=内田涼舞台『DREAM BOYS』エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川演出:堂本光一主演:菊池風磨チャンプ役:田中樹出演:7 MEN 侍(中村嶺亜、菅田琳寧、本高克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎)、少年忍者(ヴァサイェガ渉、川崎皇輝、北川拓実、織山尚大、黒田光輝、元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜生、檜山光成、平塚翔馬、青木滉平、豊田陸人)紫吹淳、鳳蘭会場:帝国劇場会期:2021年9月6日(月)~29日(水)
2021年06月18日アイドルグループ・関ジャニ∞のニューシングル「ひとりにしないよ」(6月23日発売)のミュージックビデオが21日(20:00〜)、YouTubeにてプレミア公開される。メンバーの横山裕が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(毎週土曜23:30~)の主題歌である同作。動く絵本のような世界観で作られた今回のミュージックビデオは、ひたむきに毎日を頑張っている“アナタ”を思いやり、寄り添う気持ちの温かさをギュッと詰め込んだ作品だ。作詞・作曲を丸谷マナブ氏、振付をNOPPO(s**t kingz)氏が担当。これまでの関ジャニ∞とは違う一面を魅せる楽曲の歌詞や世界観に寄り添い、ユニークながらも優しさあふれる振付になっている。なお、シングルのティザー映像も同日(11:00〜)に公開。「ひとりにしないよ」以外にも、ファンから人気の高い「ブリュレ」を激しく踊り、企画映像では通常盤CDのカップリング曲にちなみ「クリームシチュー」を食べるといった、関ジャニ∞らしいバラエティに富んだ内容が垣間見える。また、TikTokでは、『コタローは1人暮らし』と「ひとりにしないよ」によるコラボダンスチャレンジ「#みまもりダンス」がスタート。TikTok用にアレンジされた「#みまもりダンス」をドラマキャストが披露する動画も注目だ。
2021年05月21日映画『HOKUSAI』より、柳楽優弥扮する若かりし北斎と、玉木宏扮する喜多川歌麿の初対面シーンとなる本編映像が公開された。まだ葛飾北斎という名を持たず、勝川春朗という名で絵師をしていた北斎と、江戸中に名を馳せた美人画の大家・喜多川歌麿。才能開花前の原石と売れっ子のプライドがぶつかり合う本映像。北斎は数々の名絵師を世に送り出した希代の版元、蔦屋重三郎(阿部寛)を尋ね吉原遊郭へ向かうと、遊郭一の花魁・麻雪(芋生悠)を描く歌麿の姿が。「おめえの描く女には色気がねえ。下手だとは言わねえよ、ただそうだな、てめえの絵は目の前にあるものを似せて描いただけの絵だ。上っ面だけで、命が見えねえ」と歌麿に核心を突かれ、逃げ出そうとする北斎だが、蔦屋の「絵師など他にいくらでもいる」という言葉に踏みとどまり、歌麿が描くモデルの魅力や命が宿った絵を目の当たりにし、周囲に認められるべく闘志を燃やす。そして歌麿もまた、才能を秘めた若い芽に危機感を募らせる。「『面白くないな』という感じですよね。こういう世界では『褒められたい』と思うでしょうし、蔦屋(重三郎)さんが歌麿を称賛するのは相当悔しかっただろうなと思います」と本シーンについて語った柳楽さんは、「それでも、周りの人から刺激を受けることはとても大事なことだと感じたので、北斎の“ハングリー精神”みたいなものを演じるのは楽しかったです」と資料にもほとんど残されていないという知られざる青年期の北斎を、自分なりの解釈で挑んだことを明かしている。一方、天才絵師・歌麿役の玉木さんは「四角い部屋の中で、四者四様それぞれ違う思いを抱えて座っている面白さが詰まったシーンだと思います」と言い、「最初に北斎が部屋に入ってきたときは、上から彼を攻める様な言葉を言っていたのですが、(蔦屋)重三郎が発した一言、『絵師なんて、いくらでもいる』という言葉は歌麿にも当然響いていて、常に新しい人が出てくる危機感というものがあったのだと思うんです。ぬるい気持ちで絵を描くのではなく、自分がヒットを生み出したいという思いも当然あると思うし、『このままじゃヤバい』という危機感のもとスイッチが入って、『見てろよ』と火がついた感じになればいいな、と思って演じました」とふり返っている。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日より全国にて公開©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年05月10日Snow Man、SixTONESだけじゃない!いま若手の人気がすごいんです。東西ジャニーズJr.は群雄割拠の状態。そんな勢いのある東西ジャニーズJr.グループのメンバーに聞きました!ほかのメンバーを調味料に例えるならどんなお味?〈TOKYO〉【Travis Japan】回答したのは、宮近海斗’12年7月結成。ジャニーズJr.内でも屈指のダンスの実力を誇るグループ。初期メンバーは、世界的な振付師トラヴィス・ペイン氏のレッスンを受けたことも!キャッチコピー:「7人無限脚!」この7人でならどんな壁でも恐れずに乗り越えていけると思います。パフォーマンスと絆を武器に「燕頷虎頭(えんがんこけい)」で突き進みたい!■宮近海斗(23)=醤油顔が濃いと言われるので(笑)。それと、メンバーが僕の意見を取り入れてくれることが多いので、1滴でも強い香りがする醤油で!■松田元太(22)=ケチャップポップでフルーティかつ、調理法や種類で味がガラッと変わるところが、セクシーさとコミカルさを併せ持つ元太に似ていると思います。■川島如恵留(26)=塩グループを客観的に見て常にバランスを取ってくれる人です。頭がよくてしっかりしているので僕もしっかり“しお”うと思わせてくれます(笑)。■中村海人(24)=七味誰も思いつかないアイデアを生み出す、グループのスパイスのような存在です。ひと振りでピリッとうま味を引き出してくれます。■七五三掛龍也(25)=みりんグループに甘い雰囲気を生み出してくれる存在です。ファンのみなさんはもちろん、メンバーもよくキュンとさせられてます(笑)。■吉澤閑也(25)=コショウ主張が強いわけではないけれど、周りを引き立てたり香りで楽しませたりしてくれるところが、閑也の優しい人柄やたまに毒舌なところと重なります。■松倉海斗(23)=マヨネーズ自分の個性を大事にしていて、独自の空気感を出すのが上手。主張の強さでグループをおいしくしてくれる!そしてケチャップとの相性も◎。今後の目標:日本全国、そして世界でもライブや舞台といったパフォーマンスをしたい。支えてくれるファンのみなさんと一緒にいろいろな景色を見にいきたいです!【7 MEN 侍】回答したのは、中村嶺亜’18年4月29日結成。故・ジャニー喜多川さんが考案したグループ名の由来は映画『七人の侍』から。歌とダンスだけでなく、バンドやスケボーまでこなす。キャッチコピー:「異担侍(いたんじ)」ジャニーズのなかでも「異色」な存在を「担当」している「侍」という意味です!■中村嶺亜(24)=塩冷めているところがあるから(笑)。いろいろな物事に対して、基本的に塩対応なんですよね。■矢花黎(20)=キャロライナ・リーパーとにかくすべてにおいて「ヤバい」存在なので、世界一辛い唐辛子です(笑)。■本高克樹(22)=醤油理由は顔ですね。彼はグループイチの醤油顔なんです!■菅田琳寧(22)=フルーツジャムフルーツはもちろん、甘いものが大好きだから!■佐々木大光(18)=わさびたった一瞬でも、破壊力やインパクトがモンスター級です。■今野大輝(21)=砂糖彼は、砂糖のように甘い声の持ち主です。今後の目標:日本武道館で、僕たちのファンである「痺愛(ひめ)」のみなさんと一緒にライブをすること!〈KANSAI〉【なにわ男子】回答したのは、大橋和也’18年10月6日結成。当時、関西ジャニーズJr.では約4年ぶりのグループ誕生として大きな話題となった。現在、全国ネットのレギュラー番組が放送中!キャッチコピー:「キラキラあり、笑いあり、個性爆発!」なにわのアイドルなにわ男子です(笑)。■大橋和也(23)=塩塩が人間の体の働きを助けるように、僕もファンのみんなを守りたい!それに少なすぎず多すぎず、ちょうどいい量にしないといけないし(笑)。■長尾謙杜(18)=オリーブオイルカルパッチョとか、オシャレな名前の料理によく使われてるから!謙杜はグループのオシャレ番長なんです。■道枝駿佑(18)=パセリかけるだけで見た目が華やかになって映える、重要な存在だから、まさにみっちー!■西畑大吾(24)=白だしいろいろな素材の味をまとめてくれる白だしみたいに、グループのまとめ役だから。■大西流星(19)=黒砂糖誰に聞いても砂糖のイメージがピッタリって言うと思う。でもりゅうちぇは小悪魔なところがあるから、独特の風味がある黒砂糖!■高橋恭平(21)=バルサミコ酢そのままドレッシングとしても使えるし、煮詰めれば甘味が増してソースにもなる。変幻自在なところが恭平っぽい!■藤原丈一郎(25)=胡椒丈くんは顔がうるさいってよく言われているので(笑)。パンチが利いてるところが似てると思う!今後の目標:この地球、そして宇宙にいるみんなを笑顔&幸せにできる、ヒーローみたいなグループになりたいです!【Aぇ!group】回答したのは、小島健’19年2月18日結成。グループ名は関ジャニ∞の横山裕と大倉忠義が発案し、故・ジャニー喜多川さんが命名。コンサートではハイレベルなコントを披露することも。キャッチコピー:「関西発の誰にもまねできないグループ」僕たちは関西ジャニーズJr.のなかでも、ちょっと異質なタイプの6人が集まってできたグループなんです。でも、この6人だからこその化学反応で、どんなことでもやり通します!■小島健(21)=醤油僕はグループのリーダーなので、調味料のリーダー的存在の醤油です!卵かけご飯も大好きですし。醤油のような男になれるように頑張ります!■佐野晶哉(19)=タバスコ(R)ハマった人は抜け出せないタバスコのように、佐野のバラエティでの暴走っぷりはクセになると思います!最年少ですがスパイシーな暴走少年です(笑)。■草間リチャード敬太(25)=ケチャップアメリカンな印象だけど、日本の食卓に欠かせないケチャップのようにエキゾチックな見た目とはんなり京都人の中身を併せ持っています。ちなみに英語はしゃべれません(笑)。■末澤誠也(26)=マヨネーズ声が高い、最年長だけど背はいちばん低いなど、印象に残る特徴をたくさん持っているのがマヨネーズみたいだと思います!■正門良規(24)=油正門はすごく優しいので、どんな料理をするときにも使われる油のように、誰にでもどこにでもなじむことができる人です。■福本大晴(21)=食塩単体でも何かと掛け合わせてもおいしい食塩のように、グループでの存在感だけでなく、頭のよさやギャグのセンスを生かした個人戦も得意です。今後の目標:いただいたお仕事にはすべて全力かつ体当たりで向かっていきます!いつかはデビューして5大ドームツアーを実現したいです。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年05月06日「13~14歳のある日、ジャニーズ事務所から電話がかかってきたことで僕の人生はひっくり返りました。デビュー後は、家族も親戚も、田舎の町中が大騒ぎに(笑)。もしジャニーさんが僕の履歴書の小さな写真を見つけてくれなかったら、今ごろ何をしてたのかな」17年12月、本誌にこう語っていたのは近藤真彦(56)。事務所の創業者である故・ジャニー喜多川さん(享年87)に才能を見出され、いまやジャニーズの“長男”に。しかし、4月30日、40年以上連れ添ったジャニーズ事務所を退所することを決断した。退所に際し、「思えば金八先生から始まり、新人賞、レコード大賞、紅白歌合戦、映画と数々の貴重なお仕事をさせていただき感謝しかございません」と事務所への思いを寄せた近藤。そして、「ありがとうジャニーズ ありがとう素敵な後輩達 ありがとうジャニーさん」と結んでいる。「マッチさんは79年、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒・星野清役でデビュー。同じく生徒役だった田原俊彦さん(60)や野村義男(56)さんと共に『たのきんトリオ』として活躍し、80年12月に『スニーカーぶる~す』でソロ歌手としてデビューを果たしました」(芸能関係者)そんな近藤は、これまで本誌でジャニーさんとの思い出をいくつも語ってきた。デビュー以降、ヒット曲にも恵まれ、瞬く間にスター街道を駆け上がった近藤。そして87年に発表した楽曲『愚か者』でレコード大賞を受賞した。その当時、ジャニーさんも大喜びだったという。「あの年はすべての賞レースをとってきたのに、レコード大賞だけは無理だと言われていて、ものすごいプレッシャーでした。だから、初めてうちの事務所でレコード大賞が取れたときは、ジャニーさんとメリーさんもとっても喜んでくれましたね。2人ってね、田原(俊彦)くんが賞を取ったときは僕とご飯を食べて、僕が取れたときは田原くんのところに行くんですよ。そういうフォローってすごくありがたかった」(20年12月1日・8日合併号)■「僕の“二足のわらじ”を認めてもらえたのかな」近藤は、84年からレーサーとしての活動もスタート。アーティスト活動との兼業は当時かなり異例のことであったが、そこにはジャニーさんの“教育術”もあったようだ。「(ジャニーさんには)とにかく臨機応変というのを教わりましたね。形にとらわれず、マニュアルにあえて従わず、という柔軟性が大事だと。1、2、3だけが正解じゃなくて、1、2、5もいいじゃない。いまは自然にそう思えるようになりましたね」(20年12月1日・8日合併号)さらに彼は17年12月、ジャニーさんが命名した楽曲『軌跡』をリリース。その当時、彼は本誌でジャニーさんからの言葉を明かしていた。「ジャニーさんからは『年齢的にも、一度人生を振り返ってもいい時期。これまで歌手とレースの二足のわらじを履いて走ってきたマッチだから、車偏の付く“軌跡”をテーマにしたらいいよ』と言ってもらいました」そして「今回ジャニーさんから『軌跡』というテーマをもらえたことで、少し僕の“二足のわらじ”を認めてもらえたのかな、とうれしく感じました」と、“師”から認められた喜びも明かしていた。ジャニーさんに支えられてきた近藤。貴重な思い出を胸に旅立った彼の次なる道はいったい――。
2021年04月30日アイドルグループ・関ジャニ∞のニューシングル「ひとりにしないよ」の発売日が6月23日に決定し、詳細と新アーティスト写真が公開された。カップリング曲には「サタデーソング」や「ブリュレ -Re:9EST edition-」が収録される。「ひとりにしないよ」は、メンバーの横山裕が連ドラ初主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(24日スタート 毎週土曜23:30~)の主題歌となっている。同ドラマは、累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックが原作で、自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山)の部屋に、1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してきたことから始まるハートフル・コメディー。同曲は、音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(毎週日曜23:00~※一部地域除く)でメンバーと交流のある丸谷マナブ氏がドラマのために書き下ろした。何かと生きづらいことの多い日々の中で、「ひとりじゃないよ」と励ますのではなく、「ひとりにしないよ」と相手を思いやる歌詞が、狩野とコタローの関係を彷彿とさせる、軽快で心温まる楽曲だ。初回限定盤Aと通常盤には、丸山隆平がMCをつとめるMBS・TBS系情報番組『サタデープラス』(毎週土曜7:30~)のテーマソングとして3日からオンエア中の「サタデーソング」を収録。“土曜の朝をポジティブに過ごせる歌に”をテーマに、丸山が中心となってメンバーが楽曲選定を行い、タイトルも丸山が考案。バンド演奏をイメージして作られたポジティブ・ロックソングとなっている。さらに初回限定盤Bには、2009年に発売したアルバム『PUZZLE』の収録曲でありながら、今年2月にテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜21:00~)でも披露された人気曲「ブリュレ」を、5人バージョンでシングル曲以外をレコーディングする新たな企画“-Re:9EST edition(リクエスト・エディション)-”としてセルフリメイク。また、DVDにはツアーでお馴染みのワンハーフサイズにて初めて制作された「ブリュレ -Re:9EST edition-」ミュージッククリップ(ワンハーフサイズ)が。そのほか、初回限定盤Aには「ひとりにしないよ」のミュージッククリップ&メイキング&ソロアングルを収めたDVDと、3面6P歌詞カードA、約4年ぶりとなるフォトブック(32P予定)を同梱。初回限定盤BのDVDには企画映像「クリームシチューが出来るまで」が、通常盤CDにはカップリング曲として「クリームシチュー」「罪と夏 -Re:8EST edition-」が収められる。
2021年04月23日穏やかな陽気に包まれた4月初旬の昼下がり。京都駅からほど近くにある通りを歩く男女。黒いキャップを目深に被り、程よく色落ちしたGジャンを羽織る男は嵐の大野智(40)。そして、大野に寄り添うように隣を歩くのは落ち着いた服装の小柄な30歳前後とおぼしき女性。おおらかな雰囲気を漂わせており、私服は女性アナウンサーを思わせる清楚な印象だ。通り沿いにある旅館の前で足を止めた大野と女性。目的地だったのだろうか、女性は携帯電話を取り出し、熱心に外観を撮影し始める。その様子から、女性は初めて訪れたことが伺い知れる。いっぽうの大野はそんな女性の様子をほほえまし気に見守っている。彼女が撮影を終えると、2人は旅館の中へと吸い込まれていった――。「女性は大野さんを支える新しい恋人。一般人だと聞いています」大野の知人がそう話す。「大野さんに、自身の“思い出の地”である京都を久々に訪れたいという思いがあり、彼女を連れて泊まりがけの旅行に行ったのです」大野は、嵐としてデビューする前のジャニーズJr.時代、舞台出演のために、2年ほど京都で生活していたことがある。13歳でジャニーズ事務所に入った大野は、TOKIOやSMAPのコンサートのバックで踊っていたが、目立つ存在ではなかった。「彼は高校に通う意味を見いだせなかったようで3日でやめています。でもそのころ、ダンスには夢中で一生懸命練習していたんです」(アイドル誌ライター)そんなときに舞い込んだのが、京都での舞台出演の話。’97年の夏、大野はわずか16歳だった。そのときの心境を本人がのちのインタビューで話している。《京都には半年以上行きっぱなしになるのがわかってて、自分から「行きたい」っていったんだ。とにかく、そのときの状況から抜け出したかったの。後輩が次々入ってきて、人気のあるヤツがどんどん前に行くでしょ。ボクはずーっとそのバック。「なんでだ?ボクのほうがうまいぞ!」って、ずっと思ってた。京都に行けばメインでやれる。迷わなかったよ》(『セブンティーン』’03年4月15日号)■芸能生活の“原点”に彼女を同伴で…意気込んで京都に行ったものの、現実はかなり苦労をしたようだ。「毎日5公演ある舞台だったので、連日クタクタだったそう。観客が千人入る劇場で50人しか入っていない日もあったりして、むなしさも感じたようで……。そのころJr.ブームが起きていて、テレビに出ているコも多かったんです。相葉くんや松本くん、二宮くんは当時からすごく人気でしたからね。舞台班の大野くんは、彼らとの差も感じたみたいです。それにまだ10代の少年。“ホームシックで東京に帰りたいと思ったこともあった”と振り返っていました」(前出・ライター)ただ、この京都時代にダンスと歌のスキルを磨いた大野は、故・ジャニー喜多川さんにその実力を認められて、’99年に嵐としてデビューすることになる。いわば大野にとって京都は“修業時代”を過ごした地なのだ。活動休止に入った今、その地を訪れたのは、原点に立ち返り二十数年の芸能生活を振り返ってみたかったのかもしれない――。そして、京都のなかでも最も訪れたかったであろう場所が、2人で入っていった冒頭の旅館だ。「大野くんの聖地として一部のファンの間では有名な旅館ですよ」宿泊をしたこともあるという、大野ファンが熱っぽくそう語る。「京都時代の最初の数カ月、ほかのJr.たちと一緒にこの旅館に寝泊まりしていたんです。修学旅行生が集団で泊まるような、ふつうの旅館なんですけどね。昔、テレビで本人が紹介していたこともあったんですが、女将さんのことを“おかあちゃん”と呼んでいました。かなりお世話になったんだと思います。宿泊するファンは多くて、従業員の方から、大野くんがデビュー後も数回泊まりに来ていると教えてもらったファン仲間もいますよ。大野くんは女将さんと今も連絡を取り合っているとも聞きました」この旅館の女将は、つらい時代を励まし支えてくれた存在。その恩人に、恋人を紹介すべく、久しぶりに挨拶に訪れたのだ。旅館に入って30分ほどたつと、大野と恋人女性が外に出てきた。2人は従業員に案内されながら、向かいに立つ別館に入っていく。実はこの別館にこそ、Jr.時代に長期逗留した部屋がある。恋人に部屋を見せたかったのだろうか。10分ほどして再び外に出てきたとき、大野と話しながら女性はうれしそうな笑顔を見せていた――。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月20日アイドルグループ・Snow Manが単独初主演を果たし、昨年劇場公開された映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が、「オリコン週間DVDランキング」で10.4万枚、「オリコン週間Blu-ray Disc(以下 BD)ランキング」で18.7万枚を売り上げ、共に初登場1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間4月5日~11日)。DVDランキングのジャンル別「映画」での初週売上10万枚超えは、2011年11月28日付の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ほか以来、9年5カ月ぶり。BDランキングのジャンル別「映画」での初週売上10万枚超えは、2019年9月16日付の『アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX』以来、1年7カ月ぶりとなった。同作は2006年よりジャニー喜多川さんが企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明氏が主演した和によるスーパーエンタテインメント『滝沢歌舞伎』シリーズの初映画化作。2018年に滝沢氏が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、2020年も舞台での上演を予定していたが、新型コロナウィルスの影響により舞台と映画を融合させた新時代舞台映画として公開されることとなった。通常盤には映画本編に加え、メンバーが映画のベストシーンを鑑賞する企画も収録されている。
2021年04月15日エターナルプロデューサーをジャニー喜多川、演出を滝沢秀明が手がける『滝沢歌舞伎ZERO 2021』が、4月8日(木)に開幕。これに先立ってゲネプロが行われ、初日前会見には主演を務めるSnow Manの9人が登壇した。2006年に『滝沢演舞城』として誕生し、滝沢がプロデュース業に専念した19年に『滝沢歌舞伎ZERO』の名でSnow Manに受け継がれた本作。CDデビュー後、昨冬に公開された映画『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』を経て初めての劇場公演となる。第1部は「ひらりと桜」の歌唱でスタート。約300万枚の“青桜”の花びらが舞う中で、青と白の衣装に身を包んだSnow Manがオープニングを飾る。ピンクから青へのカラー変更について、岩本照は会見で「医療従事者の皆様に対する感謝とエールの想いを込めた」と明かした。続いて披露された新曲「One Heart」はしっとりとしたバラード。“僕らは一人じゃない”という前向きなメッセージが観客に贈られる。その後は、歌・ダンス・殺陣など、身体能力の高さを活かしたSnow Manらしい演目が揃い踏み。中でも回転するメカ太鼓を中心に繰り広げられる“腹筋太鼓”のパフォーマンスは圧巻だ。「滝沢歌舞伎ZERO」に向けて自らの顔に白塗りと隈取りを施す“生化粧”のシーンでは、後輩のジャニーズJr.・IMPACTorsも躍動。初々しいトークや新曲「Wildfire」で先輩を盛り上げる。芝居パートの第2部では「満月に散る鼠小僧~残した夢は『笑いあり、涙なし』~」が上演された。江戸の粋を感じさせる岡っ引き、しっかり者の町娘、残酷な悪党、頼りない兄弟に、とある“動物”──と9人それぞれに持ち味を発揮する見せ場が設けられている。ゲネプロ後に行われた会見で、岩本は「このような状況で初日を迎えられることが本当に嬉しい」と挨拶。ラウールも「感激で泣きそうだった」と続き、笑顔を覗かせた。腹筋太鼓での苦労を問われると、メカ太鼓でのアクロバティックな動きが光る佐久間大介は「パネルが開く前にバチで互い(向井康二・目黒蓮)を鼓舞し合っている」と舞台裏を明かす。一方で、腹筋でなく股間を痛めたという深澤辰哉が「これまでやり方を間違っていた」というと、他のメンバーからすかさず「何年目よ?」とツッコミが入った。記者のお気に入りシーンに自身のキューブフライングが挙がった宮舘涼太は「お目が高い!」といって会見場の笑いを誘い、雨や噴水に10トンの水を使用するダンスシーンについて渡辺翔太は「サウナ後の水風呂みたいで“ととのう”」とボケを炸裂。天気予報士の資格を持つ阿部亮平は、劇中のとあるシーンについて佐久間から「リハで“曇り”しか言わん」、向井から「なのに外めっちゃ晴れてるやん」とツッコまれていた。公演は5月16日(日)まで、東京・新橋演舞場にて。その後、6月2日(水)〜27日(日)に愛知・御園座へ巡演する。取材・文:岡山朋代
2021年04月09日『滝沢歌舞伎ZERO 2021』の公開ゲネプロ及び初日前会見が8日に東京・新橋演舞場で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が登場した。同作は2006年よりジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明が主演した和によるスーパーエンタテインメントシリーズ。2018年に滝沢が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、2020年には『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が公開された。コロナ禍によりほぼ2年ぶりとなる上演に、岩本は「この状況下でスタッフの皆様が本当に僕たちを支えてくださって、無事に初日を迎えられることを楽しみにしていますし、実際にお客さんが入った時の状況は今の想像をはるかに超える鳥肌ものだなと思っているので、ゾクゾクするくらい楽しみにしています」と心境を表す。ゲネプロでは「感極まってた感じがする」と指摘されたラウールは「キワキワでした」と笑顔を見せつつ、「嬉しいなという思いが強いですね。本当に久しぶりなので。あとは皆さんがカメラを持って(取材をしている)のも嬉しいですし、とにかく嬉しいです」と嬉しさを強調した。メンバーは青の衣装で登場。公演中も大量の青桜(300万枚)が落ちてくる演出があり、これまでのカラーだったピンクからの変化もあったが、岩本は「今の状況で本当に最前線で戦ってくださっている医療従事者の皆様への感謝とエールの思いを込めまして、『 The Movie』から青に変えさせていただきました」と説明した。○『滝沢歌舞伎ZERO 2021』見所は?Snow Manの新曲「One Heart」の披露や、10トンの水、阿部が天気を紹介するなど様々な演出のある同公演。レポーターから「キューブフライングが印象的だった」と言われた宮舘は「お目が高いですね」と喜び、「劇場に入る前までの練習時間は2時間くらいでしたが、劇場入りをさせていただいてからは、毎朝必ずキューブとともに練習するようにしているので、日々パフォーマンスのレベルが上がっていければいいなと思っています」と意気込む。向井が「そんなダテ様に『こっちきてください。キューブあげまーす』」とJ.Y.Parkのモノマネをすると、メンバーは「もらってるのよ」(ラウール)、「特大キューブをもらってるのよ」(渡辺)と総ツッコミ。向井は「どこかしらの媒体で使って」と懇願していた。また、阿部は「僕と佐久間は今年も女形に挑戦させていただきまして、客席の皆様をうっとりさせることが出来ればと思って舞わせていただいてます」と見せ場を語り、目黒は「女形のお二人がすごい綺麗で、こっちも気持ちをしっかり乗せてお芝居できてますし、すごい楽しいです」と太鼓判を押す。「ぶっちゃけどっちがタイプ?」という質問に、佐久間が上着を脱いでアピールするも、目黒は「もちろん阿部ちゃんですね」と選択。口づけしそうなシーンもあるため、目黒は「すごく綺麗な顔してるなと思いながら……恥ずかしいですね」と照れていた。楽屋のエピソードとしては、渡辺が「向井康二君と楽屋が一緒で、疲労感とかもいっぱいある中で、康二君が楽屋グッズをいっぱい買ってきてくれるんですよ。おそろいの歯ブラシ立てを僕に買ってきてくれて、嬉しかったんですけど、逆にモチベーション下がっちゃったかな」といじると、向井は「喜んでたやないか! 今すぐ変面で顔を変えたい」と、演出にからめて反応。おなじみとなった腹筋太鼓では、佐久間が「必死ですよね。メカ太鼓」としみじみし、「(メカ太鼓が)開く前に3人(佐久間、向井、目黒)でバチで叩き合って気合いを入れてるんですけど、終わった頃にはその時の記憶ないです」と激しさを表す。一方、なぜか腹筋でなく股を痛がっていると暴露された深澤は「めちゃめちゃ悩みまして、岩本さんに相談したんですよ。『こうしたら腹筋にくるよ』というのを昨日教えていただきまして、昨日まで間違ったやり方でやってた」とまさかの告白。向井からは「何年やっとんねん」とつっこまれ、渡辺からは「深澤さんだけ、やっと腹筋太鼓が初演」と紹介される。さらにラウールも「深澤君の注目ポイント見つけました。歌舞伎メイクをした後にすぐに落としてダンスシーンが来るんですけど、深澤君は全然メイクが落ちてない。緑の顔のまま出てくる」と暴露し、深澤は「これは違うんです、肌質です。ラウールと違うんです。全然落ちないんです! なるべく落としてきますけどね、10代と20代じゃ、肌の質が違う。ラウはすーっと落ちるけど、僕は『んあッぬあッ!』って」と主張した。○演出・滝沢秀明の様子は?演出の滝沢について聞かれると、向井は「滝沢君は、座ってるだけやからなあ」とぼけ、周囲は「やめろ! 怒られるぞ!」と爆笑。深澤は「リハ場とかではいつも0番(センター)で見てくださるんですけど、0番は空けてほしいかな。僕は『五右衛門』で頭がひっくり返って反るんですけど、あれで毎回、滝沢君の膝の上に頭が乗るんです。滝沢君に初めて膝枕をしてもらった」と明かす。その後の滝沢の反応については、阿部が「ひたすら笑って、そのあと深澤の頭をぺしっとしてました」と説明していた。最後に岩本は「デビューさせていただいてから一発目の舞台が『滝沢歌舞伎ZERO』でありがたいなと思いますし、舞台はお客さんがいて始まるものだなと皆で感じられる場なので、1公演1公演大切に。今のご時世の中だけど、エネルギーや笑顔、みんなで輪をたくさん広げられるように進んでいきたいと思います。お気をつけて劇場まで足を運んでいけたらなと思います」とメッセージを贈った。
2021年04月08日『滝沢歌舞伎ZERO 2021』の公開ゲネプロ、初日前会見が8日に東京・新橋演舞場で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が登場した。同作は2006年よりジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明が主演した和によるスーパーエンタテインメントシリーズ。2018年に滝沢が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、2020年には『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が公開された。公演にはIMPACTors(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)も出演しており、岩本が同グループの新曲「Wildfire」の振付を担当。岩本は「結構、苦戦してましたね。ちょっと今までやったことのないジャンルだったんじゃないかなあ」と明かす。さらに「僕もメンバー以外に振りを付けるのは初だったので、新鮮な感じで。『こういう風にした方がやりやすいのかな』とか色々(試行錯誤)。振りをつけて自分も踊るのではなく、振りを付けるだけ、というのは初めてだったので」と自身でも初の挑戦となった様子。公演では、Snow Manが歌舞伎の化粧をステージ上で行っている前でIMPACTorsが新曲を披露しており、岩本は「不思議な気持ちです。隈取りしてる前で後輩達がパフォーマンスしてくれる、そこも滝沢歌舞伎の伝統という感じがして、嬉しいな。後ろから見守れる」と喜ぶ。一方で「本人達からしたら、振付をしてくれた人が後ろにいるって、緊張してると思います。でも楽しんでやってくれてるんでありがたいです」と苦笑した。目黒は「初めて見た時にIMPACTorsがすっごい食らいついて『頑張ろう』と言っていて。IMPACTorsと岩本君の振付の化学反応が出ていて、めっちゃかっこいいよね」と称賛。阿部が「振付の途中途中に、照らしさもある」と言うと、メンバーからも「わかる」「岩本節ね!」と声が上がり、ラウールが「こういうやつ」と実演する一幕も。渡辺が「台本にも名前があって、振付:岩本って書いてあるのがグッときました」と語ると、岩本は「パンフレットにも入れていただいて、けっこうまじで嬉しかったっす」と笑顔を見せた。
2021年04月08日3月中旬の青空の下、都内の公園にいたのは、King&Princeの平野紫耀(24)。傍らには橋本環奈(22)の姿も。「一時は園内に50人以上の人だかりが。スタッフが立ち去るようお願いしていました」(撮影関係者)この日、2人はW主演の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の続編(8月公開予定)を撮影していた。「第1弾は一昨年9月に公開され、興行収入22億円超えの大ヒット。続編製作に『僕自身もパワーアップした姿を見せられるように』と張り切っていました」(映画関係者)キンプリといえば、パニック障害の治療のため活動休止していた岩橋玄樹(24)が、3月末でグループを脱退しジャニーズ事務所を退所することが発表されたばかり。メンバー5人もそれぞれ、個人の活動が目立ってきた。「メンバーの永瀬廉さん(22)が次期朝ドラ『おかえりモネ』、高橋海人さん(21)も4月からの連ドラ『ドラゴン桜2』(TBS系)のメインキャストとして出演します。岸優太さん(25)と神宮寺勇太さん(23)は舞台『DREAM BOY’S』でW主演を果たし、岸さんは『VS魂』(フジテレビ系)にレギュラー出演するなど、バラエティにも進出しています」(映像関係者)メンバー個人でも活躍するなか、平野には特別な夢があるという。「世界最高峰の音楽の祭典、グラミー賞です。平野さんは『いつかグラミー賞の会場にキンプリとして行くことが夢!』と話していました。メンバーたちは各自、世界的なダンサーや振付師の下でレッスンを受けたりと、スキルを磨いています」(音楽関係者)■ステイホーム中に英語教材を大量注文’19年5月、平野はインタビューでこう語っている。《社長が生きているうちに、僕らが海外進出した景色を見せたい。ジャニーさんは第2の親でもあるので、親孝行ですね。そのためには、もっとスキルを磨いて、誰からも認めてもらえるようなグループにならないと》(『日刊スポーツ』より)ジャニー喜多川氏はこの発言の約2カ月後に他界。平野は願いをえることはできなかった。「ジャニーさんは、世界に通用するエンタティナーを育てることに生涯をささげました。キンプリは、ジャニーさんの下でデビューした最後のグループとなったのです。平野さんは学生時代にイギリスに短期留学の経験があります。コロナ禍のステイホーム中は、英語の教材を大量注文し『自宅で英語の猛勉強中!』と話していました。ジャニーさんの遺命を胸に、キンプリの世界進出を現実のものとするために、まずはソロ活動と英語に励むよう、メンバーを鼓舞しているといいます」(音楽関係者)5月にはキンプリとして7枚目となるシングルも発売される。ジャニーさんの悲願を実現すべく、平野の“覚悟の日々”は続く――。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年04月01日《山口達也さんの映像をそのまま使い、5人を強調する演出をしたスタッフとメンバーに拍手です》《鉄腕DASHの過去映像の中で、山口達也さんがハッキリ映っていたのがうれしかったです》《DASHスタッフさん、達也の入った映像もたくさん流してくださってありがとうございます》3月28日、TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に元メンバー・山口達也氏(49)の出演する過去映像が流れた。冒頭のコメントは、彼の“再出演”に対する喜びの声だ。’18年2月、泥酔した山口氏は女子高生を自宅に呼び出して、わいせつ行為をはたらいたとして書類送検。後に、ジャニーズ事務所との契約を解除。事実上の芸能界引退となった。「山口さんは事件後、心療内科専門病院で双極性障害(躁うつ病)と診断され療養生活を送りました。退院後は東京郊外にある家賃7万円ほどの賃貸マンションに移り、断酒も決意。週に数日、近くのお寺で読経や写経、境内の掃除などに取り組んでは自分を見つめ直していたそうです。前の奥さんや2人の息子さんがハワイに住んでいるため、友人から移住を勧められたこともあったそうです。それでも山口さんは『家族に申し訳ないし、俺は日本で頑張ってみるよ』と断ったと聞いています」(山口の知人)しかし昨年9月22日、酒気帯び運転で現行犯逮捕された山口氏。再び、飲酒によって苦境に立ってしまった。「事務所を退所して以降、山口さんはメンバーと一切連絡を取っていなかったそうです。しかし、ジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなったことをキッカケに少しずつ連絡を取るように。そして“TOKIOにいつか戻りたい”という思いを抱き続けていました。ですが逮捕の2ヵ月前、長瀬智也さん(42)がジャニーズを退社すると発表しました。報告を受けた山口さんは、“自分の思い描いていた居場所がなくなってしまうのでは……”と次第にふさぎ込むように。そして、再びお酒を飲むようになっていったそうです」(芸能関係者)■ベースを封印し、“何者でもなかったころの自分”に逮捕の前日となる9月21日は、奇しくもTOKIOのデビュー記念日だった。「メンバー全員が大切にし、山口さんも忘れるはずのない1日です。TOKIOでの日々を思い出しながら、一人で飲んでいたのかもしれません」(音楽関係者)そんな彼は今、ベースを封印しているという。本誌は昨年10月、彼の愛器が貸し倉庫に運び出されていく様子を目撃している。「TOKIOが結成されたのは、ギターを弾いていた城島茂さん(50)とベースの山口さんが出会い『バンドをやろう!』と意気投合したことがキッカケ。つまり、山口さんのベースはグループにとっての原点なんです。しかし山口さんは今、ベースと距離を置いています。そうして、“何者でもなかったころの自分”に立ち返ろうという思いがあるのかもしれません」(前出・山口の知人)まっさらな気持ちで立つ現在地。山口氏はテレビに映る自身の姿をどう見つめただろうか。
2021年03月31日「’08年にV6の人気番組であった『学校へ行こう!』(TBS系)が終了すると、同時期に嵐や関ジャニ∞といった後輩グループが次々に台頭してきていました。いっぽうV6はデビューから13年が経過し、最年少の岡田さんも30歳が目前に迫ってきていました。『自分たちはこのままでいいのか?』、そんな悩みをメンバーたちが感じ始めていたのです」こう語るのは、かつてV6メンバーと数年間にわたり仕事をしていた男性・Aさん。3月12日に森田剛(42)が11月1日をもってジャニーズ事務所を退所し、グループの解散も発表したV6。26年間、誰も脱退することなく活動を続け“ジャニーズの優等生”とも呼ばれる彼らだが、実は約10年前にも“解散の危機”を迎えていた。「具体的に解散の危機が表面化したのは’10年ごろ、V6のデビュー15周年の前でした。『15周年を花道にしては』と、解散を主張するメンバーが2人、存続を主張するメンバーが4人で、真っ向からぶつかりました」(前出・仕事関係者Aさん)解散派は岡田准一(40)と井ノ原快彦(44)だったという。「岡田さんは『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で、俳優として手ごたえを感じていました。また井ノ原さんも、『あさイチ』(NHK)のキャスター就任が決まるなど、マルチタレントとしても開花していました」(前出・仕事関係者Aさん)いま振り返ると意外にも思えるが、森田は“存続派”だったという。「デビュー前から特に仲がよかった三宅さんも存続を願っていたこともあったのでしょうが、『V6としてまだ燃焼しきっていない』というのが彼の主張でした。両派は激論を続けましたが、森田さんが頑張ったこと、さらにジャニー喜多川社長(当時)の説得もあり、解散の危機を脱したのです」(前出・仕事関係者Aさん)■宮沢りえとの結婚も森田のモチベーションにその全力の解散阻止から11年、26周年での解散のきっかけになったのが森田の発言だったということにAさんは感慨を覚えたという。「’14年には紅白歌合戦への初出場も果たしましたし、森田さんも“やりきった”と感じることができるようになったのでしょう。若いころから事務所内でも“天才肌”と呼ばれてきた森田さんですが、初めての単独主演映画となった『ヒメアノ~ル』(’16年)のサイコキラー役は圧巻でした。彼は性風俗などをテーマにした過激な作品で知られる劇作家の三浦大輔さんにも傾倒していると聞いています。今後はそういった作品にもチャレンジしていきたいのでしょう。もちろん宮沢りえさん(47)との結婚生活もモチベーションになっていると思いますよ」’19年春ごろから始まった6人の話し合いは、1年足らずで同意にいたったという。’20年末にV6と仕事現場をともにした音楽関係者はこう語る。「井ノ原さんが三宅さんとまるできょうだいのようにじゃれ合っていたり、カメラが趣味だという岡田さんがメンバーたちの写真を撮影していたり……。すごく和気あいあいとしていたので、今回の解散発表は信じられませんでした」26年間、本音でぶつかり合ってきたからこそ、音楽関係者が目撃したような空気感にたどり着くことができたのだろうか。11月1日以降、それぞれ新しいステージに立つ6人も応援していきたい――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日アイドルグループ・Snow Man主演の『滝沢歌舞伎ZERO 2021』新ビジュアルが4日に公開された。同作は2006年よりジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明が主演を務めた和のスーパーエンタテインメントシリーズ。2018年に滝沢が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、2020年には映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が上映された。2月20日〜3月4日までは映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の「大ヒット感謝祭 in 新橋演舞場」として新橋演舞場での凱旋上映が行われ、この度2年ぶりの劇場公演を発表。新橋演舞場にて4月8日〜5月16日、御園座にて6月2日〜27日の上演となる。この度、撮り下ろしのビジュアルが公開された。主演は、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介。さらにIMPACTors/ジャニーズJr.の佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我と魅力的なキャストが集結し、演出は滝沢秀明が手掛ける。
2021年03月04日「彼らは“できません”を絶対言わないことをグループとしてのポリシーにしています。番組サイドから曖昧な指示が出ても即座に対応できるスキルを全員が持っていて、歌も踊りもトークもうまい。人を魅了する力はピカイチです」あるテレビ局関係者が手放しで絶賛するグループはSnow Man。昨年1月のデビューから1年2カ月。CDは2作連続でミリオンヒットを達成し、昨年12月に公開された出演映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の興行収入は20億円を突破した。4月からは、日曜昼に地上波初の冠番組である『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)もスタートするなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。舞台裏でもその評判は高い。「スタッフに対しても常に丁寧で、カメラが回っていないところでも気さくに話しかけてくるなど、サービス精神も旺盛です。一度取材するとみんなファンになってしまうんです」(アイドル誌ライター)すでに名実ともにトップアイドルの風格を漂わせているSnow Manだが、そこに至るまでには長い道のりがあった――。’09年に前身ユニットである「Mis Snow Man」が結成され、’12年5月に深澤辰哉(28)渡辺翔太(28)、佐久間大介(28)、阿部亮平(27)、岩本照(27)、宮舘涼太(27)の6人でSnow Manとして正式にスタートする。「タッキー&翼やKis-My-Ft2といった先輩グループのバックダンサーを務め、先輩から指名されることも。また『滝沢歌舞伎』の常連にもなり、Jr.内で“職人集団”と呼ばれるまでのグループに」(前出・ライター)■「“やめよう”は何回も頭によぎりました」Jr.内での評価が高まるいっぽうで、デビューの話は一向に聞こえてこず、悶々とした日々が続く。「Jr.時代、ジャニー喜多川さん(享年87)が『YOUたちはこのままじゃ売れないよ』と冗談まじりに言ったこともあるそうです」(音楽関係者)デビューできないまま時が過ぎ、メンバーは20代に突入。将来に不安を抱くことも少なくなかったようだ。「深澤くんは昨年のバラエティ番組で『“やめよう”は何回も頭によぎりましたね』と語るなど、ほとんどのメンバーが一度は退所を考えたそうです」(前出・ライター)メンバーそれぞれが“脱退危機”を迎えるなか、精神的支柱として支え続けた“先輩”が。’18年に芸能活動から引退したジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(38)だ。「前身ユニットの名付け親はジャニーさんですが、『Snow Man』と名付けたのは滝沢さん。Jr.時代からプライベートでもよくメンバーとご飯に行く仲で、人生相談にも乗っていたそうです」(前出・ライター)しかし、時には滝沢副社長からの愛のムチも。本誌’14年3月18日号にSnow Manとともに登場したタッキーは、こう“叱声”を飛ばしていた。《たとえばA.B.C-Zの場合は、僕が怒れば悔しがって頑張ってた。そこが必要だと思うんです。今のSnow Manにはそれがまだない。まだ時間がかかるのかな。今まで3年かかったから、あと3年。計6年くらいかかるのかも(笑)》“恩人”からの“悔しがれ!”という叱咤激励も糧に、踏みとどまることを選んだ6人。風向きも少しずつ変わっていく。’13年から事務所のプロデュース公演『ジャニーズ銀座』に出演し、当日券に1千人以上のファンが行列をつくることも。’15年には名だたる先輩らが受け継いできた舞台『少年たち』の主演に選出。’18年には後輩であるKing&Princeが先にデビューするも、6人は前だけを向いていた。「阿部くんは’15年に超難関の気象予報士試験に合格するなどインテリキャラを築き、今ではクイズ番組に引っ張りだこ。岩本くんも体を鍛えフィットネス誌に連載を持つなど、この時期にそれぞれのメンバーが独自の個性を磨いていました」(前出・ライター)■「このグループだけはどうしても守りたかった」’19年1月に転機が訪れる。向井康二(26)、目黒蓮(24)、ラウール(17)の3人が加入し、現在の9人体制に。一部のファンから「6人で頑張っていたのに……」といった批判もあったというが、深澤は’19年3月放送の『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)でこう語っている。「いままでのグルーブが全部なくなってしまったから、このグループだけはどうしても守りたかったので。そこに、こうね3人プラスして、新しいSnow Manで。どうにか頭ひとつ抜けさせるにはこの方法しかないと思ってた」9人の結束も固いようだ。「目黒くんは別のユニット、向井くんは関西Jr.で、それぞれ長い下積み時代があるので、6人と苦労を共有し、強い信頼関係があります。ラウールくんは持ち前の人懐っこさでみんなからかわいがられているそうです」(音楽関係者)そして、前身ユニット時代から11年を経て、’20年1月についにデビューを果たす。このとき、深澤は27歳で、ジャニーズ史上最年長のデビュー記録となった。やっとの思いでつかんだデビューだが、またしても困難が彼らを待ち受けていた。「昨年3月に岩本さんが一部週刊誌でスキャンダルを報じられ、7月まで活動を自粛。出演予定だった年末の紅白歌合戦も直前に宮舘さんが新型コロナウイルスに感染し、泣く泣く辞退することになりました」(スポーツ紙記者)それでも、苦節11年で培った“凹まない力”で逆風にも果敢に立ち向かっていく。「困難があるたびに、メンバーの絆は強くなっているそうです。9人で“常に初心を忘れないでいよう”と誓い合って、どんな仕事でも前向きに取り組んでいるといいます」(前出・テレビ局関係者)この先、どんな壁が立ちふさがっても凹まぬ9人は“凸破”し、乗り越えていくことだろう――。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月03日《公益のため多額の私財を寄附したので、令和三年一月三十日、紺綬褒章並びに賞杯を授かった者は、次のとおりである》2月9日付の官報により、紺綬褒章を受章したことがわかったのは中居正広(48)。全国紙の社会部記者は次のように解説してくれた。「紺綬褒章は国や地方公共団体などに私財を500万円以上寄付した人を対象に、審査を経て授章が決定します。中居さんの場合は、さらに賞杯、漆塗りの木製の杯も授与されており、これは1,500万円以上を寄付した人が対象となります。彼は昨年に『東京コロナ医療支援基金』に1,000万円、また『新しい地図』と日本財団が共同で設立した“LOVE POCKET FUND(愛のポケット基金)”にも1,000万円寄付したと報じられています」ほかの寄付も含めれば1年間で2,000万円以上!中居の“寄付歴”について、スポーツ紙のデスクはこう語る。「私が調べた限り、いちばん古い記録は26年前の’95年3月です。SMAP初期の名曲の1つである『がんばりましょう』が、この年の春の選抜高校野球の入場行進曲に採用されたこともあり、開会式を中継したラジオ番組に、中居さんが電話出演しました。阪神・淡路大震災から2カ月後のことです。中居さんは『被災地の人を勇気づけられるよう、一生懸命頑張ってください』と、高校球児たちにメッセージを送り、この日の出演料を全額、ラジオ局の義援金係に寄付したのです」■チャリティを巡ってジャニーさんに抗議したことも実は阪神・淡路大震災のチャリティ活動については、中居にとって、ほろ苦い思い出もあるという。「ジャニーズ事務所によるチャリティ活動の一環として、’97年に関西出身メンバーがいるグループにより、J-FRIENDSが結成されました。当時、この活動に入れなかった中居さんはジャニー喜多川さんに猛抗議したと聞いています。後輩たちが必死に復興を呼びかけるなか、自分たちが携われないことに忸怩たる思いを抱いたからだそうです」(音楽関係者)そんな思いもあったからか、’11年3月に東日本大震災が発生すると、中居は迷わずに行動を起こしたという。「10日後には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生放送を実施し、ライブコーナーでは『がんばりましょう』を披露、そして復興支援のための寄付を呼びかけたのです。特に中居さんはオフに、友人たちと福島に入って、がれきの撤去や炊き出しに力を注ぎました。当時の彼は、『偽善と言われることに不安もあったけれど、今はそんなことを言っている場合じゃない』と、語っていました。継続的に義援金を呼びかけていた『SMAP×SMAP』が終了した後は、スタッフと相談し、自身のラジオ番組で呼びかけを続けることにしたのです」(前出・スポーツ紙デスク)■2人の父から学んだのは倹約とチャリティ精神東日本大震災発生後の3カ月で、SMAPメンバー5人が日本赤十字社に寄付した義援金は少なくとも総額4億円以上。「そのうちの2億円を中居さんが寄付したとの報道もあります。もし仮にそこまでではなかったとしても、’16年のテレビ番組で彼は『3月11日の前後は(毎年)必ず義援金を出している』と語っており、また震災以外でも寄付を続けていますからね。26年間でトータル2億円はくだらないはずです」(前出・スポーツ紙デスク)なぜ中居はそこまで寄付に尽力するのか?その陰には“2人の父”の存在があるという。まず前出のスポーツ紙デスクによれば、「彼は10代のときに雑誌のインタビューで“貧しいなか3人の子供を育て、野球までさせてくれた両親を尊敬している。恩返しがしたくて芸能活動を頑張っている”などと語っています。’15年2月19日に逝去した実父・正志さんは経済的に恵まれない時期でも、明るさや人への思いやりを忘れない男性だったそうです。“ガムテープで補強された椅子を使い続けている”“セロハンテープで蓋を閉めた炊飯器を愛用していた”といった質素倹約エピソードも多い中居さんですが、お父さんも物欲がまったくない人だったとか。芸能界でブレークした後、父の日にプレゼントをしようとしたら、“俺を父親にしてくれた子供たちに感謝する日なんだから、お祝いはいらない”と、断られたと明かしたこともあります。自分のためよりも、困っている人のためにお金を使うという中居さんの姿勢も、正志さんの影響を受けているのだと思います」2月13日に放送されたラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、中居は、「毎日お酒飲むたびにやっぱ思いだすんだよね」と、正志さんを偲んでいた。影響を受けたもう一人の“父”は、故・ジャニー喜多川さんだ。「ジャニーさんの遺志により、日本赤十字社に対し、ジャニーズ事務所から5億円が贈られたことも記憶に新しいところです。ジャニーさんはアメリカでエンタテインメントを学ぶと同時に、チャリティ精神の大切さも学んだそうです。そして事務所設立当初から、チャリティ精神の大切さをタレントたちに教えてきました。その精神をいちばん強く受け継いだのが中居さんなのです」(前出・音楽関係者)中居が熱心に寄付を続けているのは、2人の亡き父への恩返しという意味もあるからなのだろうか。自宅では実父・正志さんの仏壇の横にジャニーさんの遺骨が安置されているという。銀色に輝く褒章は、その前にささげられることだろう。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月18日KinKi Kids・堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK -Eternal-』が12日、東京・帝国劇場で上演され、通算1800回公演を達成。公演後に行われた記者会見で、光一が感謝の思いを語った。2000年11月の初演『Millennium SHOCK』以来、光一が代役なしで全公演に出演。国内ミュージカル単独主演記録を更新し続け、前人未到のミュージカル単独主演1800回を迎えた。光一は「こうやって皆さんが祝ってくださるからこそ、『ちゃんとしなきゃいけないな』と改めて気が引き締まる思いです」と心境を告白。「1800回という数字は、支えてくださった皆さんが作ってくださった数字。その一つ一つの客席、一人ひとりの皆さんの思いをしっかり受け止めて、その思いに応えるべく努力していきたいと思いますので、これからも『SHOCK』という作品を愛していただければうれしいです。ぜひこれからもよろしくお願いします」とあいさつした。初演当時21歳だった光一。「それなりに成長してきたかなと思う。逆に思うのは、21歳だった、ただの若造だった僕を、歴史ある帝劇という場所に立たせてくださった。ジャニーさんがいて、東宝の関係者の方々、皆さんが後押ししてくださったことがすごいことだなと思います」としみじみ。「きっと何があったとしても、ジャニーさんがフォローしてくれたと思う。だからこそ自分が立てた」とジャニー喜多川さんへの感謝を述べ、「クレジット的にもともとジャニーさんがいた場所に自分が入ったりする。そうすると責任が全部自分に降りかかってきますから、これだけの責任や重圧をジャニーさんはずっと背負ってきてくれていたんだなと改めて感じます」と語った。1800回公演を達成し、ジャニーさんはどんな言葉をかけると思うか聞かれると、「YOUにカレーうどん食べさせようと思ったんだけど、『しなの路』なくなっちゃったんだよ」とジャニーさんのモノマネを披露して笑いを誘い、帝国劇場が入るビルにあった「帝劇 しなの路」に言及。「お世話になったうどん屋さん。作品とは関係ないかもしれないですけど、たくさんつながりがあって。そういった意味でも歴史を感じる」と述べた。この日、お祝いとしてバラ180本が贈られた光一。「すごく重みを感じました。バラって1本だと軽い。だけど180本そろうとこんなにも重みがある。じゃあ公演1800回ってどんな重みなんだろうって考えちゃいましたね。1日1回帝劇でやっていると5年分。おそろしいですね」と重みを実感し、「きっかけをくれたジャニーさん、東宝さん、ずっと支えてくださったスタッフの皆さんや共演者、何よりお客様、毎回のように来てくださる取材陣の皆さん、すべての方に感謝しかないですね」と語った。「今日はバラ風呂に?」と言われると、「入ろっかな!」と前向き。「これから入ります。帝劇の楽屋のお風呂でバラ風呂しますね」と予告し、インスタグラムへのアップをリクエストされると「インスタにあげます」と返した。会見には、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、石川直、前田美波里も出席した。なお、『Endless SHOCK -Eternal-』は2月4日から3月31日まで東京・帝国劇場にて上演。
2021年02月13日KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出・主演・監督を務める『Endless SHOCK』スクリーン版(2月1日〜18日)が現在全国で上映されている。同作はジャニー喜多川作・構成・演出、堂本主演のミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として2000年に開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加し、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描き、主演の堂本のほか、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、石川直、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、前田美波里が出演する。開幕時よりチケット全日程即日完売を続け、日本演劇界におけるミュージカル単独主演記録1位を更新していた同作だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年の上演は2月26日をもって公演中断を余儀なくされ、ニューノーマルな状況下で新たな『SHOCK』を構想していた堂本は、9・10月に梅田芸術劇場にて『Endless SHOCK』の3年後の世界を描いたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』の初上演を成功させ、7月には『SHOCK』シリーズを20年にわたって牽引してきた功績で堂本が第四十五回菊田一夫 演劇大賞を受賞した。『Endless SHOCK-Eternal-』は本年の2月4日から帝国劇場でも上演され、映画では本編、舞台ではスピンオフを楽しめるという新しい試みとなっている。今回は映画『Endless SHOCK』で作・構成・演出・主演・監督を務めた堂本にインタビュー。新たな試みについての意図や、コロナ禍でエンターテインメントを届けることについての思いなどの話を聞いた。○■てピンチから生まれてくることも多い——今回『Endless SHOCK』を映画館で上映しようと思ったきっかけをお聞かせください。去年大阪で公演をやっている時に、来年帝国劇場でまた2~3月の公演があるけど、本編をやることはできないだろうなと思ってて。大阪公演は『Endless SHOCK -Eternal-』という感染対策を施した公演をやってたんですけど、本編はできないだろうなと思っていました。何かもう一つ面白いことができないかなと考えた時に、『Endless SHOCK -Eternal-』はスピンオフなので、本編をご覧になってない方がどうやって楽しめるかなという時に、同じ時期に映画館で上映していただくと、相互に楽しめるかなと思ったのがきかっけですね。——『SHOCK』で「Show must go on」というテーマを体現されてきた堂本さんにとって、昨年の上演の中断や、『Endless SHOCK -Eternal-』の上演などこの1年の歩みを振り返り、改めて感じたこと、気づいたことなどはありましたか?色々な打撃を受けたのはエンタメ業界だけではなく、世界中みんなが同じです。自分としては『Endless SHOCK -Eternal-』も、コロナがなかったら作ろうとも思っていなかったもの。「こういう状況だからこうなっちゃった」というのはすごく嫌で、この状況だからこそ生まれるものがあるだろうとやっている感覚です。アクセルばっかり踏んでても危ないので、周りをよく見て、その時の状況に対応しながら動いていく必要があると思います。——コロナ禍に見舞われた演劇界について、思うことはありましたか? たとえば自分が盛り上げていきたいという思いなどは?自分が盛り上げたいというよりは、やっぱり、今、何ができるかということを考えます。それはある意味、今までになかったことが生まれる瞬間だと思うんですよ。歴史を振り返ると、エンターテインメントでもダンスにしても、何にしたってピンチから生まれてくることも多いんだと思います。今まで考えもしなかったようなことが生まれるチャンスに変えていかないといけないよな、と。演劇に関して言えば、海外作品は契約上厳しいものがあるのかもしれないし、舞台も劇場へ足を運んでいただいてなんぼというものですが、特に配信という形は、コロナが収束しても残ってもいいコンテンツなんじゃないのかなと思ったりします。もちろん作品によるかもしれないし、それによって劇場に足を運ぶ人が少なくなるというご意見もあるでしょうけど、今だからこそ生まれたものが後々続いていったり、それがさらに進化して残っていったりということも、十分あり得ることだと思うので、自分としてはあまり後ろ向きにならず、今この状況をしっかり捉えていきたいなと思います。——そんな今、もしジャニーさんが生きていたら、どんな言葉をかけてほしいと感じますか?特にないので……ゆっくりお休みください、と思います(笑)。散々働いてきた人だし、誰よりも責任を負って生きてきた人なので、「もう、黙っててくれるかな?」と(笑)。——実際、何かご意見があるとは思いますか……?常々、俺に対しては褒める人じゃなかったので……良くても、「ああ、良かったよ!」(ものまねしながら)って言うだけ! 以上! 逆に光栄だ、みたいな(笑)。一時期は本当に「このコロナ禍で、ジャニーさんだったら、どうしていたかな」と思った時もありましたけど、逆に考えると、この世の中を見なかったのは、ジャニーさんにとって幸せなことだったかもしれないなと考えるようになりました。やっぱり、エンターテインメントが大好きな人だったので……今は、それが思い通りにならない形で進んでいくことの方が多いじゃないですか。本当にファンを大事にする人だったから、ライブを通してファンの皆が喜んでる姿が見られないというのが、ジャニーさんにとって1番つらいことだと思うんです。今、この世の中を見ずに天国にいったのは、ジャニーさんにとっては良かったことなんじゃないかという気持ちがあるからこそ、「静かに寝ててくれ」と思います(笑)。○■それぞれ感じる「○○ must go on」ができれば——普段は満員の中での公演ですが、今回無観客の帝劇で、16台のカメラとドローンを使っての撮影でした。普段とは違う環境だったと思いますが、その時の堂本さんや共演者の皆さんはどのような気持ちで挑まれたのでしょうか?2月26日で舞台がストップしたんです。撮影したのはその後でした。20周年だったので、このまま何事もなく終わるのかと思っていた時に、無観客であれば可能ではないかという話にもなったので、「何に使われるかわからんけども、映像を作っとこう」という方向になりました。あの時は皆、突然自分たちの武器を奪われるという気持ちだったんです。千秋楽を迎えて終わると、ロス感はあってもそれ以上に達成感も得られる。でも途中で終わると、急に奪われた感じになってしまう。演者にしてもスタッフの皆さんにしても「撮影するから来て」という強要はできないと思っていました。本当にお願いベースで撮影を行ったんですが、皆、むしろ喜んでやってくれました。ただ撮影に関しては、当時はコロナに関して今よりもさらにわからないことだらけだったので、時間の制約も厳しくて。本当はもっともっと別カットも撮っていきたかったんですけど、それは難しかったので、制約の中で皆が協力してくれたという思い出があります。——今回は監督としてもクレジットされていますが、編集で意識したことはありましたか?過去にBlu-rayを出した時は、編集するにあたって、いかに劇場で見ているかを意識していましたが、今回は1つの映像作品としてどう残そうかというのを意識しました。映像的に嘘をついてる部分も結構あるんですけど、それができるのがいいですよね。ただやっぱり映画館で上映するつもりで撮影していたわけではないので、心残りもたくさんあります。編集中も「あ~、別のカットないかなあ」と思っても、「ないなあ!」ということが多々ありました(笑)。——最後に、映画を待ち望んでいる人にメッセージをいただければ。映画館で上映されることで、今まで見てなかった方も気軽に観られる機会になるのかなとも思います。そもそもミュージカルというもの自体が、まだまだ世の中的には敷居が高くて、言ってみればいい値段ですし、「敷居の高い感じがなくなるといいよね」なんて、井上芳雄くんと話してたりもします。『SHOCK』本編で言えば、劇場の構造的にも東京・大阪・博多でしか上演は不可能なので、そういった意味では映画という形で、舞台を観に行くよりも値段は安く、敷居の高さを感じないで観にきていただけるのは、とても良いことです。このコロナ禍で、「映画館に行ってね」と言いにくいという感覚はありますが、同時期に帝国劇場ではスピンオフを上演していますので、今までご覧になったことがない方も、この映画を見て、ストーリーの先がどうなっているんだろうと気になってもらえたら嬉しいです。「Show must go on」という言葉はどんな時代にも当てはまるので、皆さんがそれぞれ感じる「○○ must go on」のようなものができて、伝わるものがあるといいなと思います。■堂本光一1979年1月1日生まれ、兵庫県出身。堂本剛とともにKinKi Kidsとして活動し、1997年にCDデビュー。主な出演作としてドラマ『銀狼怪奇ファイル ~2つの頭脳を持つ少年~』(96年)、『ハルモニア この愛の涯て』(98年)、『リモート』(02年)、舞台『SHOCK』シリーズ(00年~)、『ナイツ・テイル-騎士物語-』(18年~)など。ドラマ『リモート』(02年)にて第6回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 助演男優賞、第35回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞、舞台『Endless SHOCK』にて第45回菊田一夫演劇賞 大賞(20年)を受賞している。
2021年02月04日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが2日、NHK土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(2月6日スタート 総合 毎週土曜21:00~ ※全4回)のリモート取材会に出席。著書『オルタネート』(新潮社)が「第164回直木賞」、「2021年本屋大賞」に続き、「第42回吉川英治文学新人賞」にノミネートされた心境や、小説家として高く評価された今年度について語った。「第42回吉川英治文学新人賞」ノミネートに、加藤は「小説に詳しい方でないと馴染みのないものなので、情報解禁が今朝だったこともあって、あんまりまだ反響がないのが正直なところです。メンバーにも言ってないですが、文学に詳しい仲間たちは『すごいね』と言ってくれます。直木賞を受賞していたら吉川英治文学新人賞は候補にならないので、『ならなかったからこそなれる候補もあるね』という優しい励ましもいただきました」と周囲の声を明かした。また、直木賞の選考委員を務める北方謙三氏が「とっても惜しかった」などと高く評価していたことについて、「北方さんが褒めてくださるとは思ってもいませんでしたし、素直にうれしかったです」と心境を告白。「あのときは総括のような形でおっしゃっていたので、選評が出てから自分の中で考え直そうと思っているので、うれしくは思っていますが、それを受けて自分がどう考えるかは今は放置しています」と明かしつつ、「僕の周りの人たちもがっかりしていましたけど、『惜しかったってすごいね』という励ましの言葉をいただいたので、それはすごく救われました」と振り返った。ジャニー喜多川さんは執筆活動についてどう話していたか聞かれると、「あまり言えなかったというか、書いてからほとんど会ってないし、もしかしたらジャニーさん、僕が小説を書いていることを知らないまま天国にいってしまったのではないかなと思うので、そこは心残りではありますけど、お墓参りする際にでもご報告できたら」と答えた。そして、この一年を振り返って、「4月から考えると本当に激動の一年でした。ある意味、転換期というか、挑戦し続けた一年だったことは間違いない。中止になってしまい今年上演される舞台の脚本やチャリティーで絵本を作ったり、エッセイや『オルタネート』が出たり、執筆活動がどんどん広がっていった一年ですし、そうやって頑張ってきたからこそ、そろそろ加藤の本を読んでみようかなと思ってくださって文学賞の候補につながったのかなと思っています。あらゆるチャレンジが一つの形になった一年でもありました」と手ごたえを語った。続けて、「一方で、グループとしては、形が変わったり、個人がコロナになったり、不安定な一年でもあった」と述べ、「いいことも悪いこともたくさんありましたが、これがこの仕事をする醍醐味だなと改めて痛感しますし、結局この仕事がどこまでいっても好きなんだなということも実感する一年でした」と語った。
2021年02月02日ミュージカル映画『Endless SHOCK』(2月1日公開)初日舞台挨拶が1日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、上田⻯也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里が登場した。同作はジャニー喜多川作・構成・演出、堂本光一主演『MILLENNIUM SHOCK』として2000年に開幕した『SHOCK』シリーズを、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加し、内容を刷新しながら上演しているミュージカル。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。主演の堂本のほか、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、石川直、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、前田美波里が出演する。朝から全国で上映されているが、堂本自身は「朝8時くらいに寝ましたよ。そういう生活なの、私! 舞台本番が始まったらちょっと人間らしくなってくる」と周囲を驚かせる。上田は今回の映画館上映を思いついた堂本について「光一さんって、ジャニーさんの申し子というか。後ろにジャニーさんの影があって、普通の人じゃ思いつかない発想をしてくれるので興奮しました」と絶賛。梅田が「こないだ稽古場でさらっと『YOU達さあ』と言ったんですよ。私、すっごい興奮して。『めっちゃジャニーさんみたいじゃない!?』と興奮しちゃった」と明かすと、光一は「とてもジャニーさんにはなれないですけどね」と苦笑していた。前田は「ステージがストップしてしまったけど、20周年の記念の公演。録画すると言うことは記念にトッと雲のだろうと思って『老後の楽しみにしよう』なんてことを言ってたんですよ。そしたら大阪で映画館上映をするという話を聞いたので、光一さんって商売人でもあるなという感じも持ちました」と振り返る。無観客でドローンも含めた16台のカメラを使用し、普段は見られないカットも満載となっているが、「ジャパネスクの殺陣のシーンは本当はもっとたくさん撮りたかったんですけど、何よりも俺の体力が持たなかった。あの衣装、着てるだけで疲れちゃうんですよ」と苦労も告白した。改めて同作について、堂本は「2005年からストーリーを変えてスタートしたんですが、何か今の時代へのメッセージも通ずる部分はあると思います。『Show must go on』は絶対に何があっても幕を開けるという意味ではなく、何か躓いた時でも振り向いてそこから歩き出す勇気が大事なんじゃないか、というメッセージがある。今という世の中に重ね合わせて受け取ってもらえたら」とメッセージを送る。映画館ではあるが「拍手はぜひしていただきたい。編集で一番難しかったんですよ。"拍手間"も想定して作ってる部分ってあるんですね。そこがないから、シーン……うわこの間どうしよう、切るに切られへんわ、まあええか」と編集時の様子を再現しつつ、「(野太い声で)『松崎〜!!』というの(応援)はやめて」と感染対策について触れた。2月4日からは帝国劇場で『Endless SHOCK -Eternal-』も上演される。堂本は「舞台では、映画の3年後を描いた世界を演じております。ストーリー的に悲しすぎるとも言われるけど……」と紹介すると、前田は「ちょっと悲しいです。でも絆というのは本当に出ています。全てをひっくるめて、素晴らしくいい作品になってると思います」と太鼓判。堂本は「あまり自分を褒めたりするの嫌なタイプなんですけど、『-Eternal-』は我ながら感染対策も施した上で、よくできたなって。たまには自分を褒めてあげようと思います」と自信を見せた。
2021年02月01日23年放送のNHK大河『どうする家康』で主演を務めることが発表された松本潤(37)。嵐のメンバーが大河に出演するのは初めてのことで、同時に主役の座も掴むという“偉業”を達成した。松本の大河出演が決まったことで、ファンや関係者の間では“復活待望論”がふたたび盛り上がりを見せている。「嵐は大河翌年の2024年に結成25周年を迎えます。これまでSMAPやTOKIOらが、25周年を迎えましたがいずれも記念ツアーを行うことができなかった。昨年で25周年を迎えたV6も、コロナ禍でライブを行うことができませんでした。嵐も昨年、観客を入れての国立競技場でのライブができないなど悔いが残っているはず。24年に再集結してライブを行う可能性はあると思います」(テレビ局関係者)3年後の再集結に向けて期待が高まるところだが、その前に松本には嵐の後継者育成という“大きな課題”が待ち受けている。「松本さんは嵐のコンサートで演出や構成を担当する、“演出家”でもあります。’19年の活動休止発表以降は、後輩グループの育成にもより注力するようになりました。King&Princeのコンサートに足を運び、メンバーに演出面での指摘を細かくしたこともあるそうです。大みそかに行われた配信ライブにもHiHi Jetsや7 MEN侍といったデビュー前のグループをバックダンサーとして参加させたのも、“教育”の一環だったのでしょう」(音楽関係者)松本が後輩育成に尽力する脳裏には天国で見守る“父”の遺志があるという。「’19年に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)は、世界進出が長年の夢でした。『エンタメの僕を作ってくれたのはジャニーさん』と明言してきた松本さんとしては、嵐が活動休止した今、後輩グループが海外でも勝負できるように育てたいと考えているそうです。’19年8月に米・ロサンゼルスで開催されたお祭りにジャニーズJr.のユニット・美 少年が参加した際は、松本さんも現地まで同行。熱心にアドバイスしていたといいます」(前出・音楽関係者)■滝沢副社長に気になる後輩の名前を…しかし、松本に残された時間はそう多くはないようだ。「先日、所属するジャニーズJr.のタレントが満22歳到達後の最初の3月31日までに事務所と合意に至らなければ活動を終了するという“定年制”の導入が発表されました。そのため、デビューできるように後輩たちを急ピッチで指導していく必要があります。松本さんは今後、Jr.の発掘も何らかの形で関わっていくそうで、副社長の滝沢秀明さん(38)とも連携を取りながら関東、関西問わず、気になったJr.の名前を伝えているそうです。レッスンも定期的に見ていくことになるといいます」(前出・音楽関係者)オファーから約2カ月熟考して大河への出演を決断したというが、その陰にはある覚悟が秘められていた。松本をよく知るテレビ局関係者は言う。「通常、大河の撮影は放送前年の夏ごろからスタートしますが、松本さんは演技への探求心が強いので、’22年初頭から所作指導や乗馬訓練などに取り組むでしょう。また、時期は未定ですが『99.9』の続編計画も進行しているといいます」つまり、松本が後輩たちとじっくり向き合えるのは実質、今年しかないというのだ。「それでも松本さんが後輩指導を買って出たのは“自分を育ててくれたジャニーさんと事務所に恩返ししたい”と考えているからだと思います。そして後輩たちのデビューを見届けて、大河主演を張る役者として自らを高め、万全の態勢で嵐の再集結を迎えたいという思いもあるのでしょう。この3年間は今までとは違う困難が続く“茨の道”ですが、松本さんは突き進む腹を決めたそうです」松本は今回の大河出演にあたって、こうも語っている。《嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません》後輩とともに大海原へとこぎ出した松本。“3年間の荒波”に立ち向かい、再び集結する日が今から待ち遠しい。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月29日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』映画館上映(2月1日公開)の、初日舞台挨拶ライブビューイング付上映が決定した。同作はジャニー喜多川作・構成・演出、堂本光一主演『MILLENNIUM SHOCK』として2000年に開幕した『SHOCK』シリーズを、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加し、内容を刷新しながら上演しているミュージカル。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。主演の堂本のほか、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、石川直、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、前田美波里が出演する。初日舞台挨拶には堂本光一をはじめ、堂本演じるコウイチのライバル役・タツヤを演じたKAT-TUNの上田竜也、ヒロイン・リカ役の梅田彩佳、オーナー役の前田美波里、越岡裕貴、松崎祐介が登壇。2月4日開幕の『Endless SHOCK-Eternal-』を上演する帝国劇場から全国の上映劇場へライブビューイングという形で、初日を迎えた喜びを語る。感染症対策のため、無観客での舞台挨拶となる。
2021年01月25日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』映画館上映(2月1日公開)のポスタービジュアル、及び特典付きムビチケカードの発売情報が15日に明らかになった。同作はジャニー喜多川作・構成・演出、堂本光一主演『MILLENNIUM SHOCK』として2000年に開幕した『SHOCK』シリーズを、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加し、内容を刷新しながら上演しているミュージカル。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。主演の堂本のほか、上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、石川直、寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏、前田美波里が出演する。開幕時よりチケット全日程即日完売を続け、日本演劇界におけるミュージカル単独主演記録1位を更新中となっている同作。初演から20年、2020年2月3月の上演を予定していた帝国劇場での『Endless SHOCK』公演は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2月26日の上演をもって公演中断を余儀なくされた。ニューノーマルな状況下で新たな『SHOCK』を構想していた堂本は、9・10月に梅田芸術劇場にて『Endless SHOCK』の3年後の世界を描いたスピンオフ作品『Endless SHOCK-Eternal-』の初上演を成功させ、7月には『SHOCK』シリーズを20年にわたって牽引してきた功績で第四十五回菊田一夫 演劇大賞を受賞。2021年は、映画公開3日後の2月4日から帝国劇場での『Endless SHOCK -Eternal-』の上演も決定している。初の劇場公開となった今作では、2020年2月の公演中止後に無観客の帝国劇場にクレーンカメラ3台を含む16台のカメラを持ち込み様々なポジションに設置、さらに1台のドローンを飛ばし、通常客席からは観ることのできない新しい『Endless SHOCK』を撮影した。監督は堂本が自ら務め、映像・音楽・編集にもこだわり抜き、ドローンカメラでの迫力フライングや、複数のカメラで撮影した実力派キャストのダイナミックなパフォーマンスが、スクリーンに登場する。ポスタービジュアルは、主演・堂本光一が舞台上でみせる全身全霊の演技の一瞬を切り取ったものに。1月22日より前売券(ムビチケ)も発売し、劇場での前売特典として、ポスターと同ビジュアルを使用したオリジナルポストカード(数量限定)が決定した。
2021年01月15日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。長瀬智也が来年3月末のジャニーズ退所し、残る3人は屋号を守ることを決断したTOKIO。山口達也元メンバーの脱退、音楽活動休止など数々の困難に見舞われながらも、前を向き続けた4人。メンバーが初めて明かす、22年前に迎えた“危機”とはーー(以下、2020年8月11日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま「節目、節目にいろんな話をするんですね、われわれTOKIOっていうのは。その会議の中で自分がやってみたい方向性の話は随時聞いていたものですから、今年頭に(長瀬から退所と)言われたときにはもう、『そんなこと言うなよ』って感じではなかったです。たぶん、時間をかけて彼なりに丁寧にゆっくり、説得してたのかな。説明してくれたのかな。あのコすごいやさしいヤツなんで。俺たちを傷つけないように考えて動いていたと思うんです」本誌に神妙に語るのは、TOKIOの松岡昌宏(43)。7月22日、メンバーの長瀬智也(41)が、来年3月末でジャニーズ事務所を退所すると発表した。退所後は芸能界から次の場所へ、クリエーターに転身するという。残る城島茂(49)、国分太一(45)と松岡の3人は、故・ジャニー喜多川氏からもらった「TOKIO」の屋号を守っていくため、来年4月からジャニーズ事務所の関連会社として「株式会社TOKIO」を設立。リーダーの城島が社長に、国分と松岡が副社長となり、国分が企画、松岡が広報を担当する。国分「僕らのタレントイメージって、手作りの印象が強いと思うんです。モノづくり、いろいろなものを作っている。それなら会社も作ってみようかと。それで、全国の町おこしを手伝うとか。僕でいうとキャンプが大好きなので、キャンプ場をプロデュースするとか。職人さんを応援する場所を僕らの会社から配信していく、そんなことができたらと考えています」松岡は、元メンバーの山口達也(48)にも長瀬の退所と新会社設立を21日に報告したことも明かしてくれた。長瀬の来春退所を受け、城島・国分・松岡が本誌だけに語ったTOKIO26年間の本音ーー。デビューから26年、城島、国分、松岡の3人によれば、ここに至るまで「TOKIOの危機は結構あった」と口をそろえる。国分「1人1回くらいはあるんじゃないですか。辞めたいとかもう解散したいとか。僕もデビュー5年目くらいで“もうちょっとヤだな”って思ったときもありました。全速力でずっと仕事をしていると、追いつかないときもあるんですよ。僕ら幸せなことに若いころからピンの仕事もやってたりするので、そこのバランスの取り方がわかんないままやって。そんなことを繰り返して26年続いてきたので」松岡「僕も20代前半のときかな。いつもいることが当たり前なものがナアナアになってきたことへのイライラが。夫婦もそうだと思うんですけど(笑)。決して大人になれてなかったので、『ふざけんな、そんなん俺ができるわけねーだろ!』と思いながらやってました」国分「俺、それ覚えてる(笑)」城島「当時、10代の人間もいたり、自分も20代前半だったり、みんなヤンチャだったんで、ルール作っても守れるわけないっていう考えもあって。ただ5人集まったときにルールに縛られるようなグループじゃないほうがいいなっていう思いはちょっとありました」松岡「言い方を変えると、26年、よく続いたなって……」最初の“解体危機”から22年、5人それぞれの不満が噴出するたびにTOKIOは調整を繰り返してきた、と3人は訴える。松岡「そのたびに溝を埋め合うんですよ。二十数年やって、それで今回彼(長瀬)の中で脱退という形になったのは、やはり彼が40歳を超えたっていうところが1つのキッカケだったとわれわれも聞いてますし。『このままTOKIOをやっていくのも楽しいけど、もう1個チャレンジしたいことがある』って。そのチャレンジが何かはわれわれにも教えてくれないんです。それは後で結果でわかるよっていう……」ほかのメンバーにも知らせなかった長瀬のやりたいこととは……。ある音楽関係者はこう語る。「近年は音楽に加え、洋服のデザインにも携わり、映像作品、DJ、バイク、車にも凝っていました。仲間たちと海外から輸入してきた部品でクラシックカーやバイクを組み立て、一点物として業界誌などからも注目されていた。裏方として事務所やTOKIOの枠組みを超えた、新しいモノづくりをしたいということのようです」
2020年12月30日