天海祐希と鈴木亮平がW主演を務めた『広島ジャンゴ2022』が、7月30日15時15分よりWOWOWで放送・配信される。4月から5月にかけて東京と大阪で上演された本作は、広島弁満載の異色“ニュー”ウエスタン活劇。現代の広島の牡蠣工場を舞台に、周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海祐希)と、彼女に手を焼くシフト担当の木村(鈴木亮平)の物語が描かれる。作・演出は蓬莱竜太が手がけ、主演の天海と鈴木のほかに、野村周平、中村ゆり、土居志央梨、芋生悠、北香那、宮下今日子、池津祥子、藤井隆、仲村トオルらが名を連ねている。また、放送・配信に先立ち、天海と鈴木によるインタビューが到着した。──舞台初日の幕が開いた時に思ったことを教えてください。天海祐希(以下:天海)ポスターやビジュアル的なものでなぜかコメディだと思っている方もいらっしゃったみたいで、何かそれとのギャップにすごく焦ったっていう話は友人から聞きました。鈴木亮平(以下:鈴木)すごく反響が良かったです。 全体的に本当に面白かったってみなさん言ってくださいました。天海ザクザクくる。鈴木僕らは自信を持ってやっていましたが、コメディとか痛快西部劇だと思って見に来たらすごいザクザク刺されて途中からハンカチ持ってきてなかったとか、そういう話を聞きました。──天海さんは蓬莱作品の出演は初めてですよね。天海蓬莱さんの作品は、穏やかに入って何気ない日常の話からザクザクくる。そして最後にはほんのり希望が見える。人間が生きていくことって辛いかもしれないけど、いいこともあるよっていうメッセージをいつも受け取ります。今回はスケールが大きいですよね。始まる前にもいっぱい話しましたけれど牡蠣工場だけの話ではなく一つの国、もしくはいろいろな所でそういう同じような事があるって。国的にも時代的にもありえるということじゃないかな、と思います。蓬莱さんは稽古中に「音」ってよくおっしゃいましたよね。それはずっと前から?鈴木僕も2作目なんですが、そうですね。気持ちをきちんと「音」にしてお客さんに届く形に出して欲しいということみたいです。あと一つ印象的なのが、感情があってセリフにしないでくれと、セリフに感情が遅れてついてくるようなリズム感でと言われたことです。僕の木村という役は、全体のテンポをコントロールする役割でもあったりするので、そこは常に意識してあまり気持ち優先で間延びしないようにすることを教えていただきましたね。あといい人ですよね。天海うん、 いい人。──好きなシーンやセリフを教えてください。鈴木僕はけケイちゃんとエリカちゃんがポンプ小屋で自分の気持ちを話してふたりで泣くところですかね。それこそ木村は自分だけが苦しいと思っていて生きているわけですが、フィクションの西部劇の世界、現実と繋がっていて。若い子達しかも自分がすごく仲良くしていたあの10代の女の子二人がこんなことを抱えながら笑顔でいたというところに初めて気がつくシーンです。あそこのシーンは、自分も若い頃に想像できていなかった。今でも鈍感だった自分を再確認させられているようで、すごく痛いけれども、好きなシーンですね。天海私は、ケイちゃんに誰かのせいにする生き方はやめなさいというシーン。究極の人生観と言うか、「誰かのせいにする生き方はやめなさい。人に迷惑をかけずに生きなさい。笑って、自分を恥じないでなりたい自分になりなさい」っていうのが一番かな。──これから作品を見られる方にメッセージをお願いします。天海多分いろいろなところで、ちょっとサク、サクっと痛いところがあり、悲しいなと思うことがあるかもしれませんが、自分もこういう風に生きたいな、こうするべきだな、と思えるような何とも温かくなるようなお話だと思っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。そして、出演者スタッフ一同皆さんに楽しんで頂けるように心を込めて演じていますのでぜひ楽しみにしていただきたいと思います。私は少ししんどい役です。笑顔を封印し、愛する子供の為に強くあろうと戦っている人。でも亮平くん演じる木村の明るさや暖かさとかがこの物語をすごく救ってくれています。鈴木蓬莱さんに聞くと、天海さんは笑顔を封印してオーラをあえて抑えさせる役、僕は映像とかでやっているイメージのない舞台でしかやらせられない役を当てるのが好きだと仰っていました。そういう意味ではオーラを抑えた天海さんと困ってばかりいる私をお見せできると思います。天海ちょっと表現的には、暴力的なものもあったりするので、なかなかお子さんも是非っておすすめはできないかも知れませんが、もしよろしかったら親御さんとご覧になって、きちんと説明をしながら、どんなふうに思った?こういうことはよくないよね?とお話をしながらみていただけたらなと思います。お子さんはお子さんの立場で感じるものがたくさんあると思います。ちょっと厳しい表現方法もありますけれども、そこはそこでご家族でちゃんとお話しながら見ていただけたらと思います。鈴木広島ジャンゴ、 面白いですよ。<番組情報>天海祐希×鈴木亮平『広島ジャンゴ2022』作・演出 蓬莱竜太7月30日(土) 15:15~WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信『広島ジャンゴ2022』ロゴ収録日:4月13日(水)収録場所:東京・Bunkamuraシアターコクーン作・演出:蓬莱竜太【出演】天海祐希鈴木亮平野村周平中村ゆり土居志央梨芋生悠北香那辰巳智秋本折最強さとし江原パジャマ川面千晶エリザベス・マリー小野寺ずる筑波竜一木山廉彬林大貴宮下今日子池津祥子藤井隆仲村トオル番組公式サイト:
2022年07月21日作・演出の蓬莱竜太が、西部劇に現代の問題を映し出す『広島ジャンゴ2022』。お尋ね者のガンマンを演じる天海祐希、その愛馬に扮する鈴木亮平は、そこでどう奮闘していくのか。役者として、そしてひとりの人間として、描かれるテーマについて語ってくれた。工場のパートタイマー×シフト担当が西部劇の凄腕ガンマン×愛馬に──『広島ジャンゴ2022』は、広島の牡蠣工場から西部劇へと展開していくユニークな作品です。それぞれの役柄から教えていただけますでしょうか。鈴木では、まずは僕からわかりやすく説明しますと(笑)。僕は広島の牡蠣工場で、従業員のシフトを組んでいる木村という役を演じます。そして、天海さんが演じられるのが、そこに新しく入ってきたシングルマザーのパートタイマーの山本さんで、彼女が残業もしない、みんなとの飲み会にも参加しないということで、中間管理職として会社と山本さんの板挟みになっているんです。ところが、ある日目覚めたら、西部劇の世界に入っていて、山本さんはジャンゴという流れ者の凄腕ガンマンになっており、僕はジャンゴの馬のディカプリオになっているという流れになっています。天海ありがとうございます。鈴木さんが説明してくださった通りで、ひとりの人間を山本とジャンゴで表現できるのが、すごく面白いなと思っているんですけど。どちらも、背負っているものや自分の気持ちをしゃべらない寡黙な感じで、どちらも、その理由が後々わかっていき、そのすべてを鈴木さんの演じる木村さんとディカプリオが目撃していくので。彼がそこでどう振る舞い、何に気づいていくのかというところは、おそらくお客様の目線と同じではないかなという気がしています。鈴木そうですね。木村は独身の男性で、女性であり、シングルペアレントである山本さんが背負っているものに、最初はまったく想像が及んでいないんです。そんな鈍感で無知な青年が、西部劇の世界に行って翻弄されて、戸惑いながらもいろいろなことを目撃していき、木村がストーリーを回していくことにもなるので、きちんとリアリティを持って、緩急をつけつつ、お客様に楽しんでいただけるように伝えられたらなと思っているところです。あと、今回は歌があるのが心配で、さっきも天海さんに相談していたんですけど(笑)。気持ちが伝わればいいということと、木村が歌っているのであって僕が歌うわけじゃないから大丈夫だということを言っていただきました。天海そうです、そうです。物語の中にちゃんと入っていればいいと思うんです。それに、鈴木さんは何でもできるので大丈夫。私自身も、いつも傍らに鈴木さんの木村ディカプリオがいてくれると思うと、安心してできるなと思っていて。今回の役は、皆さんに想像していただくいつもの私とはちょっと違って、山本もジャンゴも、外から見ると強いけれども、内側にはものすごく葛藤があって、強くならざるを得なかった理由もあるので。誠実に生きなければいけないなと思っているんです。お互い、イメージとは違うキャラクターが見られるのが楽しみ――天海さんはいつものイメージとは違う役とのことですが、鈴木さんは天海さんの、そして天海さんは鈴木さんの役についてどんなところが楽しみですか。鈴木今回の天海さんは、あまり拝見したことがない感じになる気がしていて。山本もジャンゴも実は繊細で脆く壊れやすくて、そういう面を見せるシーンが魅力的になるだろうなと思うので。お客様も楽しみにしていただきたいなと、生意気ですが思っています。天海そういう意味では、鈴木さんも今回の役は、多くの方が持っているイメージとは違いますよね。容姿を含めてスケール感があるので、自分から行動を起こす、引っ張っていくといった能動的な役が多かったと思うんですけど、今回は、翻弄されるという受動的な役ですから。鈴木さんの中にも必ずある繊細さで、木村がどう成長していくのかを、すごく丁寧に探求し、お芝居で表現してくださるのではないかなと楽しみにしています。鈴木蓬莱さんは、前回ご一緒した『渦が森団地の眠れない子たち』でもあまり色のない役をくださったんですが、今回も強くも弱くもないひとりの人間を演じられるのがすごくうれしくて。燃えますね。天海蓬莱さんは、一色ではない人間のいろいろな面を丁寧に描いてくださるので、私たちも、また別の面を引き出していただけるのではないかと思っています。──蓬莱さんの作品には、鈴木さんが2度目、天海さんは初めての参加になりますが、どんな印象をお持ちですか。鈴木僕は『渦が森団地──』でご一緒する前から蓬莱さんの作品のファンで、何を観に行っても面白くて、心に刺さるものがある。それを帰ってから反芻するところまで含めて楽しめるのが、いつもいいなと思っています。天海私も何度か拝見していて、私が観た作品は、ごくごく穏やかな日常が描かれる中、ちょっとしたきっかけで世界が変わり、歯車が狂い始め、人間の深層心理が浮き彫りになっていく様子が描かれていて、なんて鋭いところを衝かれるんだろうと感じました。それでいて、ちょっとした幸せがあり、安らぎがあり、希望がある。今回もまさしくそんな世界が描かれていくのではないかと思っています。鈴木物語の発端は、職場の飲み会には行かなくてはならないのか、という本当にありがちな問題なんですよね。でもそこからどんどん、労働環境とか同調圧力とかDVとか、現代の諸問題が浮き上がってきて、どうすればちょっとでも良くなるのかなと木村が一歩踏み出していく。観てくださる方もそれぞれに、自分の生活の中で一歩踏み出してみようと思える何かがあるんじゃないかなと思います。天海現代の問題を全部、登場人物それぞれに振り分けているような気もしますよね。だから、自分と似た人が必ずいて、それぞれが時代や環境とどう闘い、折り合いをつけていくのか、興味を持って観ていただけると思いますし。家族や友人との小さな諍いに見えたり、国家間の争いに見えたりもするので。蓬莱さんの脚本に改めて驚愕しますね。鈴木天海さんのおっしゃるように、小さいけど大きな話が、演劇でしかできない世界があると思います。それを余すところなくお伝えできればなと思っています。自分たち自身が心を動かされながら、稽古していけたら──ちなみに、おふたりはそれぞれ、理不尽な問題にぶつかったとき、どんなふうに乗り越えられていますか。天海自分が変わることでその問題がいい方向に変わりそうであれば、まず自分を変えます。問題を起こしている人を変えようとしても難しいので、その人に対する態度を自分が変えることでいいほうに転がるんだったら、そのくらいは柔軟にやればいいかなと。年々固くはなりますけど(笑)。鈴木僕はまず、相手の立場になって考えてみます。自分の中で一度理解しようとしたうえで、じゃあ相手が変わるにはどうしたらいいかなと考える。でも、天海さんがおっしゃったように人を変えるのってすごく難しいことだから、見込みがないなと思ったら、もうそこから離れます。勇気を持って。天海私は、でも、自分ではなく、誰かが困ってつらい思いをしているのを見ると、けっこう言っちゃうんですよね(笑)。周りの人にも自分の考え方が間違えていないか確認して、冷静に判断してから、「あなた間違ってますよ」って話しに行く。年齢が上がってきたからよけいにできることではあるんですけど、「それは良くないですよね」って言っちゃいます。鈴木さすがですね。──もしかしたら、「こんなときどうするか」というような話をしながら稽古が進むのかもしれないなと思ったりもしますが、稽古にはどんなふうに臨みたいと思われていますか。天海舞台の稽古の醍醐味は、みんなで一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりしながらコミュニケーションを取っていくことにあると思うんです。ぐちゃぐちゃしゃべりながら、「ここのシーンはこう思う」「いや違う」なんてちょっとぶつかったりするのも素敵なところで。今はそれがなかなかできない状況になりましたけど、稽古場ででき得る限りのコミュニケーションを取りつつ、お互いのお芝居を見て、自分たち自身が心を動かされながら、稽古していけたらいいなと思いますね。やっぱり稽古場でぶつけ合うしかないですもんね。そうしてたくさん恥をかいて、怪我をして、いろいろ打たれながら自分が強くなっていく。それは舞台の稽古場じゃないとできないことだと思っています。鈴木そうですね。そういう意味では、蓬莱さんの稽古場は、恥をかきやすい形を作ってくださるんです。上手くいかなくてもみんなが受け入れてくれて、平和な空気の中で進んでいくので、いろいろ試せる。だから、そこで皆さんがどういうお芝居をされて、それによって自分のお芝居がどう変わっていくかというのが、やっぱり楽しみですね。選択肢が増えたからこそ際立つ“1回限り”であることの魅力──コロナ禍の今舞台に立つことには、どんな思いを持っていらっしゃるでしょうか。天海この2年、直に人と会えることは当たり前じゃなかったんだと気づき、劇場で知らない人たちと一緒にひとつのものを観て、同じ時間と空間と感動を分け合えることのありがたさをひしひしと感じたと思うんです。だから今回も、皆さんの目の前で演じられることの貴重さと幸せを感じながら、精一杯やるだけだなと思っています。そして、蓬莱さんの脚本に詰まっているものをどう受け止めていただけるか。それが楽しみですね。鈴木僕も、最近舞台を観に行って拍手をしながら、「この舞台良かったよね」っていう思いをみんなで共有できる幸せを感じたんですけど、それって本当にその場でしか味わえないものなんですよね。見逃し配信など今そこにいなくても楽しめるものが増えている時代で、その場に行かないと感じられない、1回限りであるという、このライブのエンタテインメントの魅力は、より際立ってくると思っています。天海だからこそ、熱量を感じていただける舞台にしたいですね。鈴木はい。ただ「面白かった!」でもいいですし、いろいろなことを感じていただけたらうれしいです。取材・文:大内弓子撮影:源賀津己
2022年02月24日舞台『広島ジャンゴ2022』が、2022年4月5日(火)から4月30日(土)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで、5月6日(金)から5月16日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。天海祐希と鈴木亮平がW主演を務め、演出は蓬莱竜太が担当する。舞台『広島ジャンゴ2022』作・演出に蓬莱竜太『広島ジャンゴ』は、劇作家・演出家の蓬莱竜太が広島の劇作家と共作した戯曲。人間の価値観や限られた社会での常識など現代に通じる様々な不条理を問いかけた作品で、2017年に初演された。今回は、『広島ジャンゴ』のフィクション・エンタテイメント性を高めた『広島ジャンゴ2022』として、蓬莱竜太が脚本をリニューアル&演出・美術・音楽を一新する。舞台『広島ジャンゴ2022』あらすじ舞台は現代の広島の牡蠣工場。周囲に合わせることをまったくしないシングルマザーのパートタイマー山本(天海祐希)に、シフト担当の木村(鈴木亮平)は、手を焼いていた。ある日木村が目覚めると、そこはワンマンな町長(仲村トオル)が牛耳る西部の町「ヒロシマ」だった!山本は、子連れガンマンの「ジャンゴ」として現れ、木村はなぜかジャンゴの愛馬「ディカプリオ」として、わけもわからぬまま、ともにこの町の騒動に巻き込まれていく―――!天海祐希&鈴木亮平W主演そんな“異色の西部劇エンタテイメント”『広島ジャンゴ2022』には、豪華なキャストが集結。現代の世界ではシングルマザー、西部の町ではお尋ね者の凄腕ガンマン“ジャンゴ”というユニークな役柄には天海祐希を起用。工場のシフト担当のはずなのに、ジャンゴの愛馬“ディカプリオ”には鈴木亮平を抜擢した。さらに、野村周平、中村ゆり、宮下今日子、池津祥子、藤井隆、仲村トオルら映像や舞台作品で活躍する個性豊かな俳優陣も出演する。公演概要COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』作・演出:蓬莱竜太出演:天海祐希、鈴木亮平、野村周平、中村ゆり、土居志央梨、芋生悠、北香那、辰巳智秋、本折最強さとし、江原パジャマ、川面千晶、エリザベス・マリー、小野寺ずる、筑波竜一、木山廉彬、林大貴、宮下今日子、池津祥子、藤井隆、仲村トオルミュージシャン:熊谷太輔(Dr)、河村博司(Gt)■東京公演公演期間:2022年4月5日(火)~4月30日(土)全29回会場:Bunkamuraシアターコクーン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1チケット発売日:2022年2月20日(日)10:00~※2月21日以降の販売は残席がある場合のみ取扱い有チケット料金:S席11,000円、A席9,000円、コクーンシート5,500円(全席指定)※コクーンシートは、特に見えづらい席となる。※未就学児童の入場不可。プレイガイド:<オンラインチケット>・MY Bunkamura公式サイト(システム利用料無料/座席選択可)<Bunkamuraチケットセンター>(オペレーター対応/10:00~17:00)・発売日初日特電:TEL 03-3477-9912・2月21日(月)以降:TEL 03-3477-9999<Bunkamuraチケットカウンター>・2月21日(月)以降:Bunkamura1F 10:00~18:00<東急シアターオーブチケットカウンター>・2月21日(月)以降:渋谷ヒカリエ2F 11:00~18:00<チケットぴあ>・公式サイト(座席選択可)Pコード:509-535・2月21日(月)以降:セブン-イレブン(24時間 毎週火・水曜日の1:30~5:30を除く)<イープラス>・公式サイト(座席選択可)・2月21日(月)以降:ファミリーマート店内Famiポート<ローソンチケット>・公式サイト(座席選択可)・2月21日(月)以降:ローソン・ミニストップ店内Loppi(Lコード:31678)チケットに関する問い合わせ先:BunkamuraチケットセンターTEL 03-3477-9999(10:00~17:00)公演に関する問い合わせ先:Bunkamura TEL 03-3477-3244(10:00~18:00)■大阪公演公演期間:2022年5月6日(金)~5月16日(月)チケット発売日:2022年4月3日(日)10:00~会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5■ライブ配信配信対象公演:2022年4月13日(水)18:30の回 開場17:45/開演18:30※途中から視聴した場合はその時点からのライブ配信となり、巻き戻しての再生はできない。※4月14日(木)23:59までアーカイブ(見逃し配信)あり。※アーカイブ配信は準備が整い次第視聴可能。期間中は何度でも視聴できる。販売期間:2022年3月5日(土)10:00~4月14日(木)20:00配信チケット料金:視聴券 3,800円、プログラム付き視聴券 5,800円(プログラム送料無料)※プログラム付き視聴券はオンラインチケットMY Bunkamuraのみ取扱い。備考:・チケットは、1人1枚のみ購入が可能。・ライブ配信チケット1枚につき閲覧できる端末は1台となる。・第三者への譲渡・転売はできない。・チケットの購入は必ず視聴する本人が行う。配信チケット取扱い:・Bunkamura STREAMING(オンラインチケットMY Bunkamura)
2021年12月06日米アカデミー賞で5部門にノミネートされた、クエンティン・タランティーノ監督の新作『ジャンゴ 繋がれざる者』の日本公開を前に、12日、新宿ロフトプラスワンで公開記念イベント“~情無用の血斗ナイト~”が開催され、サプライズゲストとしてタランティーノ監督が登場し、会場を沸かせた。その他の写真会場には、わずか10分で完売した本イベントのチケットを手にすることができたタランティーノを愛する150名の観客が来場。映画評論家の町山智浩氏ら映画玄人たちがタランティーノ談義を繰り広げる中、突然タランティーノ監督が姿を現すと、場内は大歓声に包まれた。タランティーノ監督は、先日行なわれた英国アカデミー賞授賞式に参加し、その足で来日。英アカデミー賞では、クリストフ・ヴァルツが助演男優賞を、タランティーノ監督が脚本賞を受賞。その喜びと共に、日本のファンから熱烈歓迎を受けた。質疑応答でファンから「サミュエル・L・ジャクソンの“マザー・○ァッカー”が、今回も聞けたけど、あれは脚本に書いてあるんですか?」と聞かれると、タランティーノ監督は「脚本にも入れているし、サミュエルもアドリブで入れてくる。サミュエルを前に言うなとは言えないよね!」と答え、場内を爆笑させた。更にファンから「タランティーノ自身が、一番おいしい役で本編に登場していて、他の役者に罪悪感はなかったか」と質問されると、「僕の出演シーンは役者には危険すぎて、自分がやるしかなかったんだ。スタントマンならOKだけど、役者にはできないシーンだよ。僕があの役をやることは、プロデューサーにも秘密だったんだ(笑)」と自慢げに答えた。『ジャンゴ…』は、19世紀のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由を得た主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、はなればなれになってしまった妻ブルームヒルダを救いだすべく、極悪非道な農場主キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いている。『ジャンゴ繋がれざる者』3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2013年02月13日来春に公開されるクエンティン・タランティーノ監督の最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』。本作で注目を集めそうなのが、タランティーノとは初タッグとなるレオナルド・ディカプリオの怪演だ。その他の写真思えばレオナルド・ディカプリオくらい困難なキャリアを強いられたスターもいない。天才子役からの脱皮というお決まりの難関は大前提として、歴史的大ヒット作『タイタニック』の主演俳優というレッテルからはどうあがいても永遠に絶対に逃れられないからだ。あれだけの代表作に取り憑かれた以上、タイプキャストに甘んじてスターの座にしがみつくか、敢えてメインストリームに背を向けるか、成功に溺れて身を持ち崩すか、普通に考えると三択しかない。しかしながらレオはいずれの道も選ばず、スコセッシやスピルバーグ、リドリー・スコットら巨匠中の巨匠と組むことで、着実に王道のキャリアを積み重ねてきた。そんなレオが、満を持して極悪非道な憎まれ役に初挑戦するのが西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』。奴隷同士を殺し合わせるのが無類の楽しみという牧場主カルヴィン・キャンディに扮している。ただしレオは、過去に一度、悪役に挑戦しかけたことがある。2005年に公開された『シン・シティ』で、ロリコンの猟奇殺人者イエロー・バスタードを演じるとウワサされたのだ。結局レオはオファーを断ったが、いま考えればあの時点では正しい決断だったろう。もし出演していれば「『タイタニック』のレオが性犯罪者に!」とセンセーショナルに騒ぎ立てられ、レオも作品も得をしない結果に終わったことは想像に難くない。しかしいまのレオは38歳の演技派スター。わざわざ奇矯な役でアピールする必要がないからこそ、好き放題に悪役が演じられるはず。監督のタランティーノも「レオが演じるのは映画史上でもまったく存在しなかった役だ!」と得意のビッグマウスでハードルを上げまくっている。強烈な悪役はアカデミー賞にも愛される。レオの怪演次第では、念願のオスカー像を手にする日が近いかも知れない。『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:村山章『ジャンゴ 繋がれざる者』3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年12月20日クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ジャンゴ繋がれざる者』のキャラクター・ポスター画像が公開された。今回登場したのは、物語のカギを握る主人公ジャンゴの妻ブルームヒルダと、タランティーノ作品には欠かすことのできない男サミュエル・L・ジャクソン演じる奴隷たちのリーダー、スティーブンだ。その他の写真本作は、19世紀のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由を得た主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、奴隷市場ではなればなれになってしまった妻ブルームヒルダを救いだすべく、極悪非道な農場主キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。フォックス演じるジャンゴの妻、ブルームヒルダを演じるのは、2004年の『Ray/レイ』でフォックス演じるレイ・チャールズの妻を演じたケリー・ワシントンだ。彼女はブルームヒルダについて「彼女の強さは、愛し合うことを禁じられた時代に、彼を愛し、彼が戻ってきてくれるかもしれないと信じる強さ、自分がそのような愛を受けるにふさわしい人間だと信じる強さなんです。黒人の女性がそんな夢を抱くことすらできなかった時代に“囚われの身となったお姫様”でいられることが彼女の強さなんです」と語る。一方、ジャクソンは説明の必要もないほどタランティーノ作品にはおなじみの顔だ。監督の前作『イングロリアス・バスターズ』ではナレーションのみの出演だったが、本作ではキャンディの農場で働く奴隷たちのリーダー、スティーブン役で出演。スティーブンの性格は陰険で、奴隷たちは彼のことをとても恐れているらしい。ちなみに資料によるとスティーブンは「ジャンゴとシュルツの行動を、常に物陰から監視している」という記述があり、ジャクソンのマシンガン・トーク&ウンチクが劇中で聞けるかは不明だが、タランティーノ映画にジャクソンが出演しているだけで公開が楽しみになったファンは多いのではないだろうか。『ジャンゴ繋がれざる者』2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年11月05日クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ジャンゴ繋がれざる者』のキャラクター・ポスター画像が公開された。全世界の映画ファンが公開を待ちわびるタランティーノの新作の主人公は、元歯科医の賞金稼ぎと彼によって鎖から解き放たれた男ジャンゴだ。その他の写真本作は、19世紀のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由を得た主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、奴隷市場ではなればなれになってしまった妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救いだすべく、極悪非道な農場主キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。以前よりイタリア産の西部劇“マカロニ(スパゲッティ)・ウェスタン”への愛情を語りまくってきたタランティーノ監督が、満を持して放つアクション活劇がセルジオ・コルブッチ監督の傑作『続・荒野の用心棒』の主人公と同じ名をもつ『ジャンゴ繋がれざる者』だ。このほど公開されたポスター画像のジャンゴは、黒眼鏡をかけ銃を片手に妻を奪ったキャンディへの怒りをたたえている。演じるフォックスは、ウィル・スミスらも参加したオーディションを勝ち抜いてジャンゴ役を得た。一方のシュルツは表情こそは穏やかだが、その眼光は鋭い。演じるヴァルツはタランティーノ監督の前作『イングロリアス・バスターズ』の演技でアカデミー助演男優賞を受賞。シュルツ役は監督が彼のために書いた役だという。ふたりは賞金稼ぎと奴隷という立場をこえてコンビを結成し、絆を深め、腕をみがいて、極悪人の農場主キャンディに立ち向かう。フォックスとヴァルツ、ふたりのオスカー俳優が最強コンビを組んだ映画『ジャンゴ繋がれざる者』は来年3月、日本に上陸する。『ジャンゴ繋がれざる者』2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年11月01日クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ジャンゴ繋がれざる者』で主人公ジャンゴの前に立ちはだかる宿敵キャンディを演じるレオナルド・ディカプリオの“極悪”なポスター画像がこのほど公開された。その他の写真本作は、19世紀のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由を得た主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、奴隷市場ではなればなれになってしまった妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救いだすべく、極悪非道な農場主キャンディと壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。ディカプリオが演じるキャンディは、奴隷たちを互いに闘わせて楽しむ冷酷な男で、成金丸出しのファッションに身を包み、金と暴力によって人を支配し、フランスかぶれでミスターキャンディではなく“ムッシュキャンディ”と呼ばれたがっている“イタ過ぎる”男だ。これまでも様々なキャラクターを演じてきたディカプリオだが、本作では相当に“弾けた”演技を披露しているそうで、来春、スクリーンにどんな“極悪人”が現われるのか楽しみだ。『ジャンゴ繋がれざる者』2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月18日映画『マネーボール』で本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた俳優のジョナ・ヒルが、『ジャンゴ繋がれざる者』の出演契約を結んだという。クエンティン・タランティーノがメガホンを取り、ジェイミー・フォックスが主人公・ジャンゴを演じる本作は既に撮影が進んでおり、先日予告編も公開されたばかり。役柄は公表されていないが、ジョナの出演は決定したようだ。1859年のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎと手を組んだ男・ジャンゴが農園の領主で極悪人のカルヴィン・キャンディのもとで奴隷として働く自身の妻を救うべく、壮絶な戦いに身を投じていく姿を描いた本作。ジョナは、主人公・ジャンゴから妻(ケリー・ワシントン)を買い上げて囲い込むものの、レオナルド・ディカプリオ扮する横暴なキャンディに横取りされてしまうギャンブラー、スコティ・ハーモニー役を打診されていたが、その役を獲得できなかった経緯がある。ジョナはマーティン・スコセッシ監督最新作『The Wolf of Wall Street』(原題)でもディカプリオと共演する予定で、さらに8月29日に全米公開予定のコメディ『The Watch』(原題)や、セス・ローゲン&ジェイ・バルチェルの競演作『The End of the World』(原題)でのカメオ出演などを控えている。『ジャンゴ繋がれざる者』は2013年3月1日(金)より全国にて公開。■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年06月19日クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ジャンゴ繋がれざる者』の新画像がこのほど解禁になり、主人公ジャンゴと、レオナルド・ディカプリオ演じる非情な農場主キャンディの対面シーンなどが公開された。その他の写真本作は、19世紀のアメリカ南部を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由を得た主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、奴隷市場ではなればなれになってしまった妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救いだすべく、奴隷を鍛えて互いに戦わせて楽しむ極悪非道な農場主キャンディと壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。撮影開始のアナウンス以来、つねにその動向が世界中の映画ファン、報道陣の注目を集めてきた本作。このほど公開された画像は、ジャンゴとキャンディが対面する場面や、シュルツとジャンゴが馬にまたがっている場面、賞金稼ぎのシュルツが銃を手にする場面など、作品の世界観を垣間見ることができるものばかりだ。さらに、撮影中のタランティーノ監督を捉えた画像もあわせて公開された。先ごろ閉幕したカンヌ映画祭でフッテージ映像が上映され、製作が順調に進んでいることをアピールした本作。撮影は現在も続いており、12月25日に全米公開され、来年3月に日本公開される。『ジャンゴ繋がれざる者』2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月28日