名優ジュディ・デンチが英紙「タイムズ」にオープンレター(公開状)を寄せ、Netflixドラマ「ザ・クラウン」での英王室の描き方が「ひどく不当」であり、Netflixに対してフィクションであることを強調すべきであると主張した。「このドラマ(のエピソード)が現代に近づくほど、歴史の正確さと粗野な扇情主義の境界線を自由に、あいまいにしようとしているように見えます」と「ザ・クラウン」に苦言を呈したジュディ。11月から配信開始のシーズン5で描かれると言われる具体的なエピソードの例を挙げ、危惧していることを伝えている。「たとえば、チャールズ王が母親の退位を画策したとか、母親の子育てが不十分で実刑に値すると示唆したとか、どちらもひどく不当で、個人にとっても彼らが代表する王室にとってもダメージになります。私ほど芸術の自由を信じる人間はいません。でも、これを見過ごすわけにはいかない」。ジュディはNetflixが同ドラマの各エピソードの冒頭に「フィクションである」という注意書きを掲載するべきなのに、その声を受け入れないと指摘。「考え直すべきです」と批判した。実際に、オリヴァー・ドーデン文化相(当時)も2020年12月に同じ声を上げ、Netflixに個人的な手紙を書いて注意書きを付けるように要請したことを明かしていた。ジュディは英王室から1988年に「デイム」の称号を授与されている。(賀来比呂美)
2022年10月20日曲と同じくらい印象的なのが「魅せられて」のドレス。「乙女談義」5月のゲスト、ジュディ・オングさんの4回目は、その衣装誕生の裏話と、人生を生きるうえでのヒントを伺います。ドレスに映したかった映像が間に合わなかった…。私の歌「魅せられて」は、エーゲ海をイメージした曲。なので衣装は、ギリシャ神話に出てくるトーガのようなドレープのある服がいいな…と思っていたんです。そんなとき日本でダイアナ・ロスの公演を観る機会があり、彼女が白いドレスをスクリーンのように使った演出をしていて、「私もドレスにエーゲ海を映したい!」となって、あの両手を広げると布が広がるドレスを提案したんです。が、コンサートまでにエーゲ海の映像の準備が間に合わず(笑)。でもライトを当てたら美しかったので、「これもよし」となりました。今でも私は当時と同じキーで、ほぼ同じ衣装で歌っています。そのためにはやはりさまざまな努力が必要。維持するには前と同じではダメ、前より頑張らなければなりません。でも、それがプロフェッショナル。みなさんも、それぞれの選んだ道でプロフェッショナルとして頑張りましょう。いつか「間違いじゃなかった」と思える日が絶対来ますよ。50代でやりたいことを、今から見つけてください。若い方にぜひ伝えたいのは、自分が50代になったときにもやりたいと思える、仕事以外の好きなことを見つけてほしい、ということ。私にとってのそれは、木版画。25歳で先生に師事し、木版画の制作をスタート。でも20~30代は毎日4時間睡眠のような日々でしたから、なかなか創作もままなりませんでした。ただ“描きたい”という思いはずっとあり、できるときに少し描く。たとえそれが三日坊主になっても、70年も生きていると、点がつながって線になる。その、点と点をつなげる原動力が、情熱なんだと思います。年をとって落ち着いたとき、情熱を傾けられる何かを持っていると、「時間ができてよかった、生きていてよかった」ときっと思えます。ただそういうものって、探して見つかるものではないんですよね。でも絶対に、あなたの見ている世界のどこかにあるはず。ピンときたものがあったら、逃さずにキャッチ。それがあれば、人生は大いに楽しくなります!ジュディ・オングさん歌手、俳優、木版画家。1950年生まれ、台湾出身。3歳で来日し、11歳で映画デビュー。’79年にシングル『魅せられて』が200万枚の大ヒット。またさまざまなチャリティ活動も行っている。※『anan』2022年6月1日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・shizuka(by anan編集部)
2022年05月28日素敵な先輩女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。5月のゲストは、明るい笑顔が印象的な、ジュディ・オングさん。つらいこと、悲しいことは心に残さないようにし、常に明日を見ている、そんな姿勢が素敵です。第3回目をお届けします。ダメージの大きい第二の矢に注意して。14歳のときに、初めて主役のお話をいただきました。でも「芸名を日本の名前に変えてくれ」と言われ、帰りの車で母に「私はこのジュディ・オングという名前でやっていきたい」と伝えたら、「ママもそう思う」と。結果、役はいただけなかった。そのとき、いつかこの名前で時代劇をやるという目標が私の中に生まれました。もちろん本当は悲しかったんだと思います。ただその悲しさを憂い続けることは、私はしたくなかったんです。災いが起きたとき、まず“が起こった”という〈第一の矢〉が刺さる。でもその次に、“なぜ…”とか“誰のせい…”とか、いろいろ考えてしまう〈第二の矢〉が刺さる。この第二の矢がやっかいで、災いそのものから受けるダメージより全然大きいんですよね。時間は無駄になるし、思い悩むことは体にもよくない。落ち込みそうになったら「第二の矢が刺さってる!」とその矢を抜き、思考を切り替えます。これが明るく生きる秘訣です。選んだ道を輝かせるのは、自分の努力です。『魅せられて』が大ヒットしていた’79年、ハリウッドから映画『SHOGUN』の出演オファーが。原作者や有名俳優とも顔合わせをし、出演はほぼ決定だったんですが、映画のスケジュールが押してしまい、どうしてもスケジュールの調整ができなくなってしまった。そのとき母は私に、「2年後に映画が公開されたとき、後悔しないなら断りなさい」と。結果、私は泣く泣く映画を諦めました。人生って、良いことはなぜか2つ同時にやってくる。絶対にどちらかを選ばなくてはいけないんです。でも選んだからには後悔はしたくないし、その選択を輝くものにするためには努力をしなければならない。私はその後『魅せられて』でレコード大賞をいただき、最近もジャニーズの若い子たちが司会をする音楽番組で当時と同じ衣装でその歌を歌ったとき、10代の子たちが大騒ぎをしてくれた。あれから約40年、私の選択と、それからの努力は間違ってなかったと改めて思います。ジュディ・オング歌手、俳優、木版画家。1950年生まれ、台湾出身。3歳で来日し、11歳で映画デビュー。’79年にシングル『魅せられて』が200万枚の大ヒット。またさまざまなチャリティ活動も行っている。※『anan』2022年5月25日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・shizuka(by anan編集部)
2022年05月22日素敵な先輩女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。5月のゲストはジュディ・オングさん。歌手としての印象が強いジュディ・オングさんですが、実は元子役で、デビューは映画でした。その活動を支えたご両親とのエピソードがユニーク!子役の私を送り迎えするのは、自由人の母。友達から「スターに会えるよ」と誘われ劇団ひまわりに行ったことが、私が芸能界に入るきっかけに。厳格だった父、「芸能界?とんでもない!!」と聞く耳も持ってくれません。一方母は、「お習字習いに行ってきま~す」と言いながらダンスホールに行っちゃうような自由人。そんな母が父に、「娘が初めて何かをやりたいって言ったのよ?ここでダメって言ったら、一生自己主張できない子になっちゃうわよ?」と言ってくれ、学業をおろそかにしないことなどを条件に、9歳のとき、子役になることを許してもらいました。子役になってからは母の車で移動していたのですが、’60年代、女性が運転するだけでも珍しいのに、母はハイヒールにタイトスカート、頭にはスカーフを巻き、しかも真っ赤な爪!信号で停まるたび、横に並んだ男の人のびっくり顔を見るのが楽しかった(笑)。父の真面目さと母の自由さ、その両方を受け継ぐことができ、幸せに思います。違いに出合ったら、“それもあり”の気持ちで理解を。私は台湾出身なので、家では“絨毯に椅子”の生活。でもお隣のマサコちゃんのおうちでは、畳に座りお煎餅片手に火鉢にあたりお茶を飲む。つまり私にとっては日常が異文化交流。違いを見つけるたび、発見でした。その根底は、小さい頃母に言われた「それもあり、と思いなさい」の言葉があります。’95年、世界の子供たちの平和を願うコンサートを北京で開催した際、日本から見に来てくださった私のファンの方から、感想のお手紙をいただいたんです。彼女は偶然隣に座った中国人の方と話が合って、コンサートの後その方のおうちに伺い、ごはんをご馳走になったそう。お手紙の中に、“日本ではお箸を横に置くけれど、中国では縦に置く。違うけれど、どちらも合ってるんですね”と書いてあった。その、“どちらも合ってる”とは、まさに母が言う「それもあり」。違いに出合ったら、拒絶せずに理解する。そのとき私は、一生その気持ちを持ち続けようと思いました。ジュディ・オングさん歌手、俳優、木版画家。1950年生まれ、台湾出身。3歳で来日し、11歳で映画デビュー。’79年にシングル『魅せられて』が200万枚の大ヒット。またさまざまなチャリティ活動も行っている。※『anan』2022年5月18日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・shizuka(by anan編集部)
2022年05月14日素敵な先輩女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。5月は、歌手のジュディ・オングさんが登場。台湾生まれのジュディさん、そのお名前、本名ですか?“ジュディ”は自分で選んだニックネームでした。台湾生まれの私の本名は、“翁倩玉(ウォンチェンユィ)”。3歳で父の仕事で来日し、9歳で英語の家庭教師の先生から、レッスンのためにニックネームをつけましょうと提案がありました。マリーとかサリーとか、先生が書いてくれたいくつかの英語の名前の中で、ピンときたのが“ジュディ”。他は聞いたことがあったけれど、“ジュディ”はジュディ・ガーランドくらいしか思い当たらない。“世界に1つ”のような価値観が大好きだった私は、指をさしてそれに決めました。以降日本では、家族も友達も私をジュディと呼びます。日本に帰化した際、本名の漢字から“翁玉恵”と名前を変えたのですが、なんだかあんまり好きになれず…。後日裁判所に“翁ジュディ”への改名をお願いしたら、OKをいただけ、今は戸籍名も“ジュディ”になりました。自分で選んだニックネームが、長い時間を経て戸籍名になった。なかなか珍しく、そして素敵なエピソードだと思っています。人前で何かを表現する、それが大好きだった。美しい姿勢のためにバレエを習い、滑舌が良くなるようにと合唱団に入団。さらに父が母に一目惚れしたのはピアノが上手だったから、ということから、ピアノ教室に通う(笑)、そんな少女時代を過ごしました。結果、人前で何かを表現するのが大好きに。お客様が来ると、学校の劇で着た金色のチュチュを身にまとい、ウィリアム・テル序曲のレコードに合わせて踊り、拍手をもらうのが至福の時間。ちなみに照明は兄が照らす懐中電灯。いま考えると“どうしちゃった?”というパフォーマンスですが、当時はすごく楽しかった。歌に目覚めたのは温泉旅館での出来事がきっかけです。全員布団に入る時間になぜか私がムクッと起きて、越路吹雪さんの「サン・トワ・マミー」をいきなり歌ったんです。当時の温泉宿は壁が薄かったのか、歌い終わったら隣の部屋の見知らぬおじさんが「ヨッ!日本一!」と大拍手。それがなかったら私は歌手になってないかもしれません(笑)。ジュディ・オングさん歌手、俳優、木版画家。1950年生まれ、台湾出身。3歳で来日し、11歳で映画デビュー。’79年にシングル『魅せられて』が200万枚の大ヒット。またさまざまなチャリティ活動も行っている。※『anan』2022年5月4‐11日合併号。写真・中島慶子ヘア&メイク・shizuka(by anan編集部)
2022年05月08日歌手や俳優、木版画家として活躍しているジュディ・オングさん。1979年に発表した楽曲『魅せられて』は大ヒットを記録し、今もなお、多くの人に歌い継がれています。そんなジュディ・オングさんの現在や経歴など、さまざまな情報をご紹介します!ジュディ・オングの現在は?ジュディ・オングさんは現在、歌手活動のほかに開発途上国の子どもたちを支援する『ワールドビジョン・ジャパン』の親善大使や、世界保健機関などがサポートするポリオ根絶大使を務めています。2019年7月9日には、医療分野へ向けたチャリティ活動を行ったと自身のツイッターで報告しました。シンガポールに来ています。後にはマリナベイサンズ!マーライオンにちょっとあって、海南チキンライスを食べて、ココナツジュースを飲んで、パワー全開で医療活躍をサポートするチャリティーをやってきました。もちろんジャズアルバムのPRも!うん?隣はブロデューサーリムさん! pic.twitter.com/C71Hzy3x6S — ジュディ・オングJudyOngg (@JudyOngg) July 9, 2019 また、日本介助犬協会の介助犬サポート大使にも任命されており、介助犬育成支援プロジェクトに参加しています。歌手活動にも精力的に取り組んでおり、2021年4月17日と18日の2日間で行われた作曲家・筒美京平さんを偲ぶトリビュートコンサートに出演。名曲『魅せられて』をダイナミックに歌い上げました。そして、同年7月30日に行われたコンサート『めざましクラシックス サマースペシャル 2021 Produced by ちさ子&軽部』にも出演。すばらしい歌声で会場を盛り上げました。さらに、2021年8月より、公式YouTubeチャンネルを開設。「ポジティブなことをやりたい」という思いで始めたそうです。ジュディ・オングです。YouTubeチャンネルはじめました!- Welcome to Judy Ongg’s YouTube channel!!このチャンネルでは料理や気功のレッスンなどジュディ・オングさんのプライベートが分かる動画が配信されており、ファンを楽しませています。健康の秘訣は食です。薬膳についてやさしく解説いたします! - “Yakuzen/Medicinal Cuisine” is not so difficult!ジュディ家定番の”熱とり”お料理「番茄肉絲」をご紹介します - Quick, Easy, Tasty!! My Family’s Cooking Recipe!ジュディの氣功レッスン「昇降開合」- Judy’s Qigong Lesson!【氣功シリーズ#3】ジュディ・オングが教養番組にサプライズ出演!ジュディ・オングさんが、2021年2月放送の教養番組『植物に学ぶ生存戦略話す人・山田孝之10分版「カラスウリ」』(NHK Eテレ)に出演。進行役を務めるアナウンサー・林田理沙さんを驚かせました。俳優の山田孝之さんが、植物のユニークな生態を擬人化によって視聴者に伝えるという番組にドレープがたっぷり入った白いドレスを着て登場したジュディ・オングさん。名曲『魅せられて』を歌い上げ、林田理沙さんを感動させていました。すると、山田孝之さんは「『魅せられて』がなぜレコード大賞を受賞し、何年も愛される名曲となったのか。それは衣装に白いヒラヒラがあったからです」とコメント。さらに、「白を効果的に使って存在を目立たせるカラスウリスタイルは、ジュディ・オングさんだけでなく、いろいろなアーティストが応用してパクっています」と付け加えました。この言葉にジュディ・オングさんは困惑した表情に。一連の流れを見ていた視聴者は「まさかのジュディ・オング…」「山田孝之が辛辣すぎる」とコメントしていました。ジュディ・オングは現在、一人暮らし?コロナ禍での生活について語るジュディ・オングさんが、2020年8月13日にトークバラエティ番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。新型コロナウイルス感染症の影響によるステイホーム中の生活について語りました。現在、一人暮らしをしているというジュディ・オングさんは、台湾に住む母親とテレビ電話を楽しんでいるそう。親子の間で身支度チェックを行い、外出しなくても身なりを崩さない生活を心掛けているといいます。また、自宅には愛犬がおり、我が子のようにかわいがっているとか。趣味のお裁縫や家庭菜園などに取り組みながら、ゆったりとした暮らしを送っているようです。久しぶりに3匹揃いました。左からアイリス(母)アポロ(長男)ニコラ(次女)。アイリスママのお誕生日ケーキを食べに行きました。ちなみに左から「おすまし」「中笑」「大笑い」。家の中は運動会! pic.twitter.com/f5facWjY6Z — ジュディ・オングJudyOngg (@JudyOngg) June 8, 2021 ジュディ・オングはどんな人?恩師への追悼コメントを発表台湾出身のジュディ・オングさんは11歳の時に日米合作映画『大津波』で俳優としてデビューしました。その後も数々のテレビドラマや映画、舞台を経験。演技のスキルを高めながら、16歳で歌手デビューを果たしています。そして、1979年に発売したシングル『魅せられて』で日本レコード大賞を獲得。発表の瞬間は喜びと感動と驚きがごちゃ混ぜになってしまったといいます。その後も歌手活動を続けながら、世界の子供たちに向けた支援活動もスタート。アジアの地域では、チャリティイベント『台湾大地震ハート・エイド』や『ハートエイド四川』をプロデュースし、たくさんの人を笑顔にしています。また、25歳の時に木版画の製作に取り組むようになり、2003年に完成させた木版画『鳳凰迎祥』は宇治・平等院に奉納されています。このようにマルチに活躍するジュディ・オングさんに2021年7月、悲しい知らせが飛び込みます。それは『魅せられて』をプロデュースしてくれた酒井政利さんの訃報でした。ジュディ・オングさんは、自身の恩人として尊敬していた酒井政利さんにこのようなコメントを発表しています。「どれだけ泣いても、涙が止まりません。私の大好きな酒井さんが、もういらっしゃらないなんて。。。歌手としての私を信じて制作してくださった『魅せられて』は、私の宝物です。残された者が輝いて歌うことが一番の供養であり、喜んでいただけると思い、歌い続けていくつもりです。いつまでもずっと、空から見ていてください。ご冥福をお祈り申し上げます」サンケイスポーツーより引用ジュディ・オングさんが活躍する姿を酒井政利さんは笑顔で見守っているに違いありません。これからも素敵な歌声を世界中に届けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月02日映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出した『ハロウィン』の続編『ハロウィン KILLS』。この度、母娘役で共演したジュディ・グリアとアンディ・マティチャックのインタビューが到着した。本作では、前作からの強力なスタッフ布陣が再集結したほか、主人公ローリー・ストロード役のジェイミー・リー・カーティス、ローリーの娘カレン役のジュディ・グリア、孫娘アリソン役のアンディ・マティチャックが続投し、三世代でブギーマンに立ち向かっていく。完成した本作について、「私は見ていない」とジュディ。目を覆っていたからだそうで、「そこで何が起こっているかはわかっていて、怖くて、ゾッとしたけれど(笑)」と言いつつ、「でも、ワクワクもしたし、興奮した(笑)」と感想を語る。一方のアンディは「強烈で、混沌としていて、ワイルドで残酷な映画なのかと思った(笑)」と話している。また本作は、前作<『ハロウィン』(’18)>と同じ日という設定。「変化をどのように自然な形で描くかについては話し合いをした」というアンディは、「2018年の映画(の最後)でトラックに乗っていた彼女は、今作で『私が彼を見つけてやる』と立ち上がる。人は、それぞれの形で悲しみに向き合うものだと思う。彼女が今何を乗り越えようとしているのかを、私たちは考えなければいけなかった」とふり返った。母/祖母役のジェイミーとの共演については、ジュディが「彼女はとてもパワフルな人で、強さとエネルギーがある。彼女のことが本当に好き。彼女が近くにいると、怠け者になることはできない。このストーリーをとても大切に思っている」と語ると、「ジュディが今言ったことに全部賛成」とアンディ。続けて「ジェイミーがアイコンと呼ばれるのには理由がある。ジェイミー・リーとしてはもちろんだけれど、ひとりの人間としても、彼女は素敵。彼女を知ることができ、一緒に仕事をすることができてクール」と魅力を述べ、「彼女はどのテイクでも毎回全力を尽くす。すごく真剣。おかげで私たちは良い意味でいつも緊張していて、そこから正直さが生まれた。彼女と仕事をすることで現場にいるみんながより良い仕事をできたと思う」と撮影での姿を明かした。そしてジェイミー自身も、娘・孫娘のカレンとアリソンについて「前作のラストで戦士として覚醒した娘たちは、今やローリーを信じ、彼女と同じ道を歩み始めている。トーチは手渡された」と言う。さらに今回、怯えている様子のアリソンをカレンが抱きしめる新場面写真が到着。一体、母娘に何が起こったのか?気になるカットとなっている。『ハロウィン KILLS』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィンKILLS 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©UNIVERSAL STUDIOS
2021年10月16日大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとアカデミー賞女優ジュディ・デンチが贈る、英国発ラブシックストーリー『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』。本作では、映画の舞台である1930年代英国のエレガントなファッションを作り上げるための徹底ぶり、“幽霊”である主人公の妻のファッション、そして、霊媒師という仕事柄、様々な場所を放浪するジュディ・デンチ演じるマダム・アルカティの個性的な衣装なども見どころとなっている。■イギリス国中をめぐって調達し、キャラクターごとにイメージ設定された1930年代アンティークファッションベストセラー小説家であるチャールズ(ダン・スティーヴンス)は、初めての映画脚本執筆を前にスランプに陥り、高名な霊媒師マダム・アルカティ(ジュディ・デンチ)に依頼し、彼の亡くなったかつての妻エルヴィラ(レスリー・マン)を呼び戻す。夫とともにハリウッド行きを企むチャールズの現在の妻ルース(アイラ・フィッシャー)は当然困惑し、複雑な思いにかられ…。そんな個性的なキャラクターたちが身にまとうのは、30年代英国のエレガントなファッション。これらは、可能な限り映画の舞台となる当時の素材が調達された。コスチュームデザイナーのシャーロット・ウォルターは、「衣装作りに使える当時の生地や、着ることが可能な当時の服を見つけることは至難の業でした。イギリス国中をめぐり、バーミンガムとウェールズでいくつか買い付けています」とふり返る。キャラクターごとにイメージも設定されており、ウォルターはチャールズについて「チャールズのキャラクターを考えると、彼は多分、元気な女性たちに囲まれて穏やかにいられるタイプ。だから淡いピンクやベージュといった優しい色を使うことにしました。ダンによく似合っていたと思います」と語り、「エルヴィラのカラーパレットは黒とクリーム色と赤。彼女は幽霊なので、とがっていて映画に出てくる他の誰とも全く違う感じにしたいと思いました」というこだわりがあったそう。エルヴィラのシーンごとに目まぐるしく変わるぶっ飛んだファッションは、観る者を楽しませてくれるだろう。一方で、デンチ演じるマダム・アルカティは霊媒という仕事を通して様々な場所を放浪する人物であるため、インドの織物生地やターバン、フェザーなどを使って多様な要素が織り交ざっている。このファッションは、デンチ自身も気に入ったようで「これは私の私服ではないんです。すばらしい衣装でしょ?」と、マダム・アルカティの衣装をまといながらの自身のインタビューで答えている。そして、ルースのヘアメイクを作り上げる上で、イメージしたのはキャロル・ロンバード(30~40年代に“スクリューボール・コメディの女王"といわれたアメリカ人女優)のような親しみやすさだったという。■物語を彩る“本物”のロケーションの数々も必見原作の戯曲となるノエル・カワードの物語に信ぴょう性をもたせるため、“本物”のロケーションを最大限活用しているところにも注目。チャールズとルースが暮らす豪邸は、1930年代にロンドン郊外のサリーヒルズに建てられた現存する邸宅を使っている。プロデューサーのジョン・ポール・ケリーは、「私たちは、この映画を1930~40年代のイギリスというスタイルではなく、近代主義的なアール・デコ住宅という、もっと現実離れしたイギリスの設定で、ハリウッドに刺激を受けた英国的な雰囲気へとリセットすることに決めました。これは、舞台での解釈とは少し違っています」と、映画独自の工夫があったことを説明する。そのほか、『007』シリーズの撮影拠点として知られるパインウッド・スタジオ、1899年にロンドン南西部に建てられたリッチモンド劇場、近代ホテルの先駆けといわれる名門サヴォイ・ホテル、そしてイギリスの大自然観光の定番スポットであるカックミア・ヘブンなど、数々の名所も物語を彩っている。『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』は9月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません! 2021年9月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
2021年08月17日大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとオスカー女優ジュディ・デンチが贈る楽しくも切ない英国発ラブシックストーリー『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』が、9月10日(金)より全国公開決定。併せて、日本版予告編が解禁された。今回解禁された日本版予告編では、犯罪小説のベストセラー作家として名を馳せるチャールズ(ダン・スティーヴンス)が、初の映画脚本執筆を前にして重度のスランプに悩み、霊媒師のマダム・アルカティ(ジュディ・デンチ)に頼んで、7年前に事故死した最初の妻エルヴィラ(レスリー・マン)を呼び戻す様子が切り取られている。自分が幽霊で、チャールズには新しい妻ルース(アイラ・フィッシャー)がいることを知ったエルヴィラがどんな行動を取るのか。コミカルでありながら、ふたりの日々の終わりも予感させる予告編になっている。またチャールズの依頼で降霊を行い、劇中重要な役割を担うことになる霊媒師を演じるジュディ・デンチは、「この映画を観るのは、今が完璧な時期だと思う。観客の皆さんが素敵な時間を過ごして、少しの間、笑って夢中になれることを願っている。それが、皆が映画に望むこと。映画は短い間だけれど、誰かの何かを一時的に止めることができるから、観客の皆さんは心配事を忘れることができる。それが、私が望んでいること」とコメント。脚本家&プロデューサーのひとりであるメグ・レナードは、原作を書いたノエル・カワード自身が「胸躍る素晴らしい作品に仕上がったと心から思う」と評した80年前の戯曲を現代にアップデートするにあたり、「現代にふさわしい脚色にすることが最も重要だった。特に女性の登場人物たちに、現代の観客が共感できる立ち居振る舞いや意見、行動をさせようと考えた。たとえばルースは、ハリウッドへ行きたいという野心を抱いていると描くことで、男性キャラクターを喜ばせる存在ではないことを表現してるんだ」と話している。『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』は9月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライズ・スピリット ~夫をシェアしたくはありません! 2021年9月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020
2021年07月08日イギリス映画界を代表する名女優ジュディ・デンチを主演に迎え、イギリス史上、最も意外なスパイの実話を映画化した『ジョーンの秘密』が、8月7日(金)に公開されることが決定。併せて、本編映像も解禁された。米アカデミー賞に7度ノミネートされ、『恋に落ちたシェイクスピア』で助演女優賞を獲得。80歳を超えてなお、数々の作品に出演し続けている、イギリス映画界・演劇界の至宝、ジュディ。そんな彼女が本作で演じるのは、核開発の機密情報をロシアのKGBに漏洩していた“核時代最後のスパイ”だったとMI5に暴かれ、半世紀以上も前の罪で突然逮捕された80代の老女ジョーン。今回、解禁された本編映像は、取調室で隣に座る息子のニックに「謝るわニック」と静かに謝罪するジョーンの横顔から始まる。「捕まったことを?」と尋ねるニックに、「全てよ」と答えるジョーン。こみ上げる感情を堪えるように天井を仰ぎ見ながら「謝罪じゃ足りない」とニックが吐き捨てると、弁護士でもあるニックにジョーンは「お願いがあるの裁判になったら弁護を担当してくれない?罪は認める偽証は頼まない」と依頼するという、こちらの胸が痛くなるような親子のやりとりが続く。そして、「偽証は犯罪だからな情状酌量を訴えるしかない」と弁護士として考えながらも、祖国を裏切っていたという母にかけられた思いもよらぬ疑惑と、その罪の大きさ、自身の知らない母の過去に耐え切れず、「なぜこんなことを?」「世界を救いたくて国家機密を残忍な指導者に?」と激高するニック。そんなニックに、ジョーンも「あなたは信念に生きるでしょ私も同じよ」「彼の本性を知らなかった」と必死に訴えるが、「ねえニック弁護を?」と尋ねるジョーンにニックは「分からない」と冷たく答える。事の重大さに事態を飲み込めないニックと、頼れるのは息子だけ…というジョーン、理解するにはあまりにも短い時間と、伝えきるにはあまりにも短い言葉が、2人の間にただ流れていくシーンに、思わず引き込まれてしまうこと請け合いだ。『ジョーンの秘密』は8月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月24日「ぴあ」調査による2020年3月6日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、伝説の名女優で歌手のジュディ・ガーランドの実話を基にした感動作『ジュディ 虹の彼方に』が第1位になった。ランキングは以下の通り。1位『ジュディ 虹の彼方に』89.4点2位『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』88.8点3位『仮面病棟』87.8点4位『星屑の町』85.7点5位『酔うと化け物になる父がつらい』82.2点『ジュディ 虹の彼方に』は『オズの魔法使』や『スタア誕生』などの作品で知られるハリウッド黄金期の大スター、ジュディ・ガーランドの晩年のエピソードを主軸に、彼女の人生や不屈の精神を描いた作品。ジュディを演じたレネー・ゼルウィガーの演技が高く評価されており、第92回アカデミー主演女優賞をはじめ、数々の映画賞に輝いている。映画館にはゼルウィガーのオスカー受賞をきっかけに映画を知った観客が多く来場。男女比は劇場にもよるがほぼ半々で、40代以上の観客の心をグッととらえたようだ。出口調査では「歌が素晴らしいだけでなく、彼女の本質的な部分や心の奥底がうまく描かれていた」「主演のレネー・ゼルウィガーの演技がすべてにおいてすばらしくて、アカデミー賞に値する演技だと思った」「これだけすごい人なのに、人はみな悩みを抱えているのだなと、ジュディの人間らしさが見えました。彼女のことをもっと詳しく知りたくなりました」など絶賛コメントが続出。劇中の歌唱や演技を高く評価する声はもちろん、幼少期からハリウッドで活躍したことで数奇な人生をおくったジュディ・ガーランドの人生そのものや、彼女の根底にある想いや精神について語る観客が多かった。(本ランキングは、3/6(金)に公開された新作映画5本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)直近1か月の満足度ランキング結果■2月28日、29日公開作品のランキング1位『劇場版 SHIROBAKO』93.6点2位『架空OL日記』93.0点3位『仮面ライダージオウNEXT TIMEゲイツ、マジェスティ』92.8点4位『娘は戦場で生まれた』92.5点5位『ママをやめてもいいですか!?』90.5点6位『子どもたちをよろしく』89.3点7位『黒い司法 0%からの奇跡』88.8点8位『PMC:ザ・バンカー』87.5点9位『初恋』87.1点10位『レ・ミゼラブル』86.5点■2月21日、22日公開作品のランキング1位『スウィング・キッズ』92.1点2位『世界一初恋プロポーズ編』90.5点3位『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』90.2点4位『映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~』88.2点5位『名もなき生涯』87.8点6位『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』86.5点7位『スキャンダル』84.1点8位『ミッドサマー』82.5点9位『Red』80.1点10位『チャーリーズ・エンジェル』79.2点■2月14日、15日公開作品のランキング1位『MAN WITH A MISSION THE MOVIE ‐TRACE the HISTORY‐』93.9点2位『阪神タイガース THE MOVIE~猛虎神話集~』92.9点3位『ACCA13区監察課 Regards』92.8点4位『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』91.8点5位『山中静夫氏の尊厳死』91.3点6位『1917 命をかけた伝令』89.8点7位『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』88.4点8位『ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏』80.0点9位『影裏』77.9点10位『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』75.9点
2020年03月09日第92回アカデミー主演女優賞をはじめ、数々の映画賞に輝いている『ジュディ 虹の彼方に』が公開されている。本作は、47歳の若さでこの世を去った伝説の女優ジュディ・ガーランドの実話を描いている。ジュディ・ガーランドは『オズの魔法使』や『イースター・パレード』『スタア誕生』などの作品で知られるハリウッドの大スター。映画は彼女の晩年を中心にしながら、その生涯、華麗なステージパフォーマンス、彼女の苦悩に満ちた時間、そして不屈の精神を描き出す。レネー・ゼルウィガーが主演を務め、劇中歌もすべて本人が歌唱。以前からジュディ・ガーランドの大ファンだったというゼルウィガーは1年前からリサーチとトレーニングを積んで、入念にリハーサルを繰り返して、ジュディの歌い方やしぐさ、ステージでの動きを徹底的に研究! 多くの映画賞に輝いていることからわかる通り、彼女の代表作のひとつになった。本作は舞台『End of The Rainbow』が原作で彼女がロンドンでコンサートをする日々を中心にしているが、回想シーンやジュディのセリフや歌で彼女の波乱に満ちた人生が垣間見えるように構成されている。上映後も彼女の言葉や描かれるシーンを振り返りながら、ジュディの人生やその色褪せぬ魅力に想いをはせることのできる作品になっている。『ジュディ 虹の彼方に』公開中
2020年03月08日レネー・ゼルウィガーがジュディ・ガーランドを演じ、第92回アカデミー賞で主演女優賞を獲得した映画『ジュディ 虹の彼方に』から、公開を記念して本編映像多数収録、劇中歌3曲が堪能できるスペシャルMVが到着した。『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのレネーが、リハーサルのさらに1年前からトレーニングに挑み、徹底した役作りにより歌や訛り、声色からパフォーマンスまでジュディの全てをマスターした圧巻の表現力が見どころの本作。公開直前の今回到着したMVは、「トロリー・ソング」「カム・レイン・オア・カム・シャイン」「オーバー・ザ・レインボー/虹の彼方に」の3曲を聴くことができる豪華仕様。なお、劇中歌は全てレネーの歌唱によるものとなっているので必聴だ。また歌唱シーンだけでなく、子どもたちを抱きしめる姿やミッキーとの結婚式、ケンカなど、ステージ以外の本編映像も多数収録されている。『ジュディ 虹の彼方に』は3月6日(金)より全国にて公開。<関連CD>「ジュディ~虹の彼方に オリジナル・サウンドトラック」、「ベスト・オブ・ジュディ・ガーランド」、「ジュディ・アット・カーネギー・ホール」は発売中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュディ 虹の彼方に 2020年3月6日より全国にて公開© Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019
2020年03月05日レネー・ゼルウィガーが映画『ジュディ 虹の彼方に』で伝説的な女優・歌手のジュディ・ガーランドを演じ、第92回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた。ジュディは映画史に名を刻むアイコン的な存在のひとりだが、ゼルウィガーは「ジュディには、他のアイコン的な存在とは一線を画している点がある」と分析する。1922年にアメリカで生まれたジュディ・ガーランドは幼少期からショービジネスの世界に入り、圧倒的な歌唱力と美貌で人気を博した。『オズの魔法使』では主演に抜擢され、劇中で歌唱した『Over The Rainbow(虹の彼方に)』は現在も歌い継がれる大スタンダードナンバーになった。しかし、実生活の彼女は幼いころからダイエットを強いられ、そのために服用していた薬によって体調を崩し、私生活は乱れ、トラブルを次々に起こす波乱の人生をおくった。映画は彼女が47歳の若さで亡くなる少し前の出来事を描くもので、ゼルウィガー演じるジュディが愛する子どもたちをアメリカに置いて単身渡英し、クラブでコンサートをする日々が描かれる。そこで明らかになるのは幼少期の思い出、苦しい生活、愛する子どもたちへの想い、どんな時も圧倒的なパフォーマンスで観客を圧倒する彼女の才能、そして何があっても前へと進み続けるジュディの強い意思だ。ゼルウィガーは『ブリジット・ジョーンズの日記』のようなコミカルな役どころから、オスカー助演女優賞に輝いた『コールド マウンテン』のようなシリアスな役まで見事に演じる女優だが、今回は少し事情が違う。本作の主人公は膨大な数の記録が残る実在の人物。それも幼い頃からショービス界で活躍し、観客を魅了し続けてきた伝説的な存在だ。「いま思い返すと……すべてが“そこ”にあったのだと思うのです」とゼルウィガーは穏やかに振り返る。「映画が撮影されたステージセットに彼女を演じる上で必要な空気がすべて備わっていて、私はそれにリンクすればいいだけでした」彼女はそう言って謙遜するが、実際にはゼルウィガーは1年かけて準備を積み、撮影前の3か月間トレーニングを繰り返した。「撮影の準備期間から撮影が終了するまで、いつもジュディ・ガーランドの“レガシー(遺産)”がそこにあって、生きているように流れ続けていました。監督との会話の中にも、聴いている音楽や、写真や記録映像、本の中にも彼女はいました。それはまるで“触れられるようなもの”でした。もちろん、撮影現場にジュディの霊がいたとかいうことではありませんよ(笑)。でも私は素敵なセットを前にしても、そこに自分が立って演じることをすんなり想像できました。きっと私たちは彼女のレガシーに触れて、そこに身を浸して撮影していたからでしょうね」ステージ上から観客の視線や興味をくぎ付けにし、緩急のあるボーカルでステージを作り上げていくジュディの姿をゼルウィガーは見事に演じている。その一方で本作は、ステージを降りた“哀しい”彼女の姿も容赦なく描いている。ジュディは幼い頃からショービズの世界にもまれ、ダイエットのために薬を飲まされ、同年代の子どもたちが経験することも止められ、外に出ればファンに追いかけられ、私生活はトラブル続き……彼女の生涯は“自分ではどうすることもできない哀しみや苦しみ”と“それでも前へと進もうとする意思”の間で揺れ動く。「そうですね。撮影時にそのことだけを意識していたわけではありませんが、彼女の人生をリサーチする中で、そのふたつ=“自分ではどうすることもできない哀しみや苦しみ”と“それでも前へと進もうとする意思”は、何度も何度も出てきたテーマでした。彼女は、自分自身ではなく、周囲の人間が彼女のためにした選択によって生み出された葛藤や問題と戦わなければならなかったのです。それでも彼女は最後の最後まで『虹の彼方に』を、つまり希望の歌を歌い続けた。これこそが彼女を定義づけるものだと思いますし、彼女を他のアイコン的な存在とは一線を画している点だと思います」華やかなステージを降りれば、孤独で苦しい時間もある。伝説のスターと呼ばれる存在とは思えないほど、つらい想いをすることがある。それでも彼女は前へ進む。歌うことをやめない。歌唱、動き、視線、そのすべてに強い意思を宿したラストのパフォーマンスは圧巻だ。「あのシーンの彼女は、自分自身の名前をあの場所に刻みたいという意識が強かったと思います。自分の才能が比類なきものだとみんなに知ってもらうために、成功するかどうかわからない不安を抱えながら、自分の持っているもののすべてを出して挑もうと彼女は意識していたと思います」『ジュディ 虹の彼方に』3月6日(金) 全国ロードショー
2020年03月05日第92回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた映画『ジュディ 虹の彼方に』の本編映像の一部が公開になった。本作の主人公ジュディ・ガーランドの若い頃を描いたシーンで、レネー・ゼルウィガー演じる“大人になったジュディ”を理解する上で極めて重要な場面だ。本作の主人公ジュディ・ガーランドは実在の人物。ハリウッドの黄金期を代表する伝説の女優・歌手だ。彼女は歌手、子役として活動をはじめ、17歳で『オズの魔法使』のドロシー役に抜擢され、世界的なスターになった。しかし、幼いころからショービジネスの世界にもまれ、スタジオから過剰な要求をつきつけられ、ジュディはスポットライトを浴びるのと同時に数々のトラブルに巻き込まれ、苦悩を抱えた人生を歩むことになった。映画は、生活が苦しくなった彼女が愛する子どもたちを元夫に預けて、ロンドン公演に赴いた日々を描いたもので、彼女の晩年を描きながら、彼女のこれまでのキャリア、苦しみ、そしてどんな時も希望を失わない姿勢と精神がゼルウィガーの圧倒的な演技と歌唱によって描かれる。このほど公開になった映像は、ジュディが『オズの魔法使』の撮影セットで、映画会社の社長ルイス・B・メイヤーと対話する場面。まだ右も左もよくわかっていない幼いジュディにメイヤーは普通の女の子の生活ではなく、自分の声や歌唱力、美貌を生かして日常とは“別の世界”で生きることを勧める。ふたりが歩くのは“黄色いレンガ道”。劇中のドロシーは我が家に帰りたい一心でこの道を進んでいくが、演じたジュディは逆に、レンガ道を歩みながら故郷を離れ、我が家を離れ、普通の女の子からも遠く離れていく。本作は基本的に晩年のジュディの日々を描いているが、要所に幼いころのジュディが登場する。まだスターではなかった、まだ人生の苦しみを知らない、未来は希望に満ちていると信じて疑わないジュディの姿が描かれる。時が流れ、世界中から賞賛を浴びるも、多くのものを失った晩年のジュディは、ロンドンのステージで何を歌うのだろうか? あの日の幼いジュディが心に秘めていたものは、まだ彼女の中に残っているだろうか?短い映像だが事前にチェックしておくと、作品の理解がグッと深まるシーンになっている。『ジュディ 虹の彼方に』3月6日(金) 全国ロードショー
2020年02月28日レネー・ゼルウィガーが歌、訛り、声色、パフォーマンス…ジュディ・ガーランドの全てを徹底した役作りによりマスターし、第92回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた『ジュディ 虹の彼方に』。60年代のロンドンを舞台にした本作で、レネー本人が“変身”のために重要だったと語る衣装とヘアメイクの裏側が明らかになった。自身もジュディの大ファンだというレネーは、「このチャンスを絶対に逃したくない」との思いで役と向き合い、歌唱トレーニングのみならず、ジュディの歌や話し声、彼女の歴史を研究するなど、とことんジュディに浸ることで入念な役作りを重ねていった。本作でメガホンを取ったルパート・グールド監督も、「彼女の演技で僕が一番好きなのは、肩の置き方だ。ジュディは背骨が湾曲していたから、晩年は年齢より上に、また弱々しく見えた。それを表現したレネーを初めて見た時、これこそプロの俳優だと感心した」と、彼女の完全憑依を大絶賛している。そんなレネーをジュディに“変身”させたのは、「ハリー・ポッター」シリーズや『ブリジット・ジョーンズの日記』を担当した衣装デザイナーのジェイニー・ティーマイムと、ヘア・メイクアップデザイナーのジェレミー・ウッドヘッド。レネーは特に衣装に関して、「ジュディの身のこなしと私とは少し違うのだけれど、ジェイニーはサイズ合わせをした後でジュディに合わせてくれました。つまり、ドレスに合わせて立つことで、ジュディの姿勢になれたのです」と、役作りにおいて非常に重要な存在であったことを明かしている。本作でレネーがまとうジュディの衣装は、1930年代のハリウッド全盛期を象徴するスタイルと、1960年代のロンドンのファッションを再現したもの。ステージ上で披露する舞台衣装は、ジュディが実際に着ていたキラキラしたゴールドの高価な衣装からヒントを得たゴージャスなデザインに。普段の生活シーンで登場するものには、ジュディが普段からパパラッチに備えていたと考え、サングラスや「エルメス(HERMES)」のスカーフを取り入れているという。さらに、ジュディがミッキー・ディーンズ(演:フィン・ウィットロック)との結婚式で着用した、インパクト抜群のドレスも登場。美しいパウダーブルーのカラーに羽根がたくさんついた個性的なデザインは、ジュディ本人がデザインしたとされる1着がモデルとなっている。ヘアメイクでは、ジュディとレネーの顔の形がかなり違うことから、当時のジュディの様々なヘアスタイルに手を加えた上で、レネーに一番似合うものが採用された。当時ロンドン公演でジュディの世話をしていたロザリン・ワイルダー本人(劇中で演じるのはジェシー・バックリー)は、劇中でのレネーの変身ぶりに「人生の中であんなに人が変わる姿を見たことがなかった」と、驚きを隠せなかったという。こだわりの衣装やヘアメイクと、レネーの圧倒的な演技力とのコラボレーションで生み出された渾身のジュディ像を、スクリーンで堪能してほしい。『ジュディ 虹の彼方に』は3月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュディ 虹の彼方に 2020年3月6日より全国にて公開© Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019
2020年02月19日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、主演女優賞に『ジュディ 虹の彼方に』のレネー・ゼルウィガーが輝いた。レネーはこれまで主演女優賞に3度(本作と『シカゴ』『ブリジット・ジョーンズの日記』)ノミネートされたほか、『コールドマウンテン』では見事第76回アカデミー賞助演女優賞を受賞。主演女優賞を手にするのは、これが初めてとなる。数々のヒット作に出演し、トップ女優に君臨した時期もあったが、その後は低迷期を迎え、自ら映画業界から距離をとった時期も…。それだけに、全盛期を過ぎたミュージカル女優のジュディ・ガーランドが“再起”をかけて、命がけのロンドン公演に挑む姿を描いた『ジュディ 虹の彼方に』は、女優レネー・ゼルウィガーにとっても、まさに復活のステージとなった。自らもジュディ・ガーランドの大ファンと語るレネーは、正式なリハーサルの1年前からアメリカで歌のコーチとトレーニングを開始。その後、音楽監督のマット・ダンクリーと一緒に4か月のリハーサルを行い、ジュディの動き全てをマスターし、圧倒的な存在感を見せつけた。ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、英国アカデミー賞、全米俳優組合賞、放送映画批評家協会賞、各都市の映画批評家協会など、オスカー前哨戦でも快進撃を続け、堂々のオスカー受賞を果たした。受賞コメントオスカー像を手にしたレネーは「特別なコラボレーションであり、意味のある経験を私の人生においてできました。美しい映画に出演できてうれしく思います」と感謝のコメント。さらに「この1年間、ジュディ・ガーランドについて様々なことを話してきました。私たちはヒーローによって団結することができるということが分かりました。ジュディ・ガーランドはこのように祝福されることはありませんでしたがこの瞬間、レガシーを祝福するものであると考えています。この賞はあなたに差し上げたいと思います」とジュディへの想いを口にした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュディ 虹の彼方に 2020年3月6日より全国にて公開© Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019
2020年02月10日伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが亡くなる半年前に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた『ジュディ 虹の彼方に』から、予告編が解禁となった。今回解禁された予告編では、『オズの魔法使』のドロシー役でスターとなってから30年が過ぎ、借金を抱え住む家もなくなった、レネー・ゼルウィガー演じるジュディがロンドンでのショーを提案される姿が描かれる。迎えた公演初日、「口がカラカラ。歌えない」と弱音を吐くが、ステージの上では超一流のエンターテイナーの姿を見せ、公演は連日満席。しかし、愛する子どもたちと離れ離れになり、疲労が溜まっていくジュディは終いにはステージで倒れてしまう…。全てを失いつつあるジュディ。しかし、自分が愛される場所はステージしかないと、輝くために、生きるために思いを込め歌唱する「オーバー・ザ・レインボー」。最後は万雷の拍手が響き渡る最後のステージに涙ぐむ彼女の姿で締めくくられ、感動の物語を期待させる予告編に仕上がっている。彼女を演じ、自らもジュディ・ガーランドの大ファンと語るレネーは、正式なリハーサルの1年前からアメリカで歌のコーチとトレーニングを開始。その後、音楽監督のマット・ダンクリーと一緒に4か月のリハーサルを行い、ジュディの動き全てをマスターし、圧倒的な存在感を見せつけている。『ジュディ 虹の彼方に』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが亡くなる半年前に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた『ジュディ 虹の彼方に』から、日本版特報映像とポスタービジュアルが到着した。ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』(’39)で17歳にして一躍スターダムを駆け上がったジュディ・ガーランド。その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで“伝説のミュージカル女優”として知られ、47歳の若さでこの世を去った。そんな彼女を演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや『シカゴ』のレネー・ゼルウィガー。今回到着した映像では、彼女が歌う「オーバー・ザ・レインボー」がバックに流れ、『オズの魔法使』のセットを歩く様子や大スターの一面も。華やかな反面、一方で闇も覗けるようだ。「彼女の没後50年後にして、この映画に参加できたことは、本当に素晴らしいことだった」と今作への参加を喜んだレネーは、「彼女は、こんなに多くの人たちにとって大切な存在で、世界中で世代や文化の垣根を越えて、とてもたくさんの人々の人生に影響を与えている。本当に素晴らしい特別な経験だった」と撮影をふり返っている。さらに映像では、本作の最大の見どころとなるレネーの歌唱シーンの一部も登場。観客へ「私を忘れないでね」という切ない言葉を語りかけるシーンもあり、エモーショナルな特報となっている。映像と併せて公開されたポスタービジュアルでは、ジュディのシルエットの中に、本作の名シーンが詰め込まれている。『ジュディ 虹の彼方に』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日映画『ジュディ 虹の彼方に』が、2020年3月6日(金)に公開。主演を演じたレネー・ゼルウィガーは、第92回アカデミー賞受賞式において主演女優賞を受賞した。伝説のミュージカル女優、ジュディ・ガーランドの感動の実話『ジュディ 虹の彼方に』は、ハリウッド黄金期を支え波乱に満ちた人生を送り、わずか47歳で急逝した伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの知られざる感動の実話。ジュディがこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描き出す。ジュディ・ガーランドとは?ジュディ・ガーランドは、1939年の映画『オズの魔法使』で若くしてスターの仲間入りを果たし、ハリウッド黄金期を支えたミュージカル女優。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが出演した2018年の映画『アリー/スター誕生』の、1954年版リメイク『スタア誕生』で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。アメリカやイギリスでは未だに根強い人気を誇るジュディは、圧倒的な演技力とステージパフォーマンスを数多く披露。また、プライベートでは5回の結婚、フランク・シナトラなど数多くのビッグネームとも浮名を流しトップスターとして頂点を極める。しかし、その一方では興奮剤などの薬物コントロールが原因で様々な不調に悩まされ、47歳で薬物の過剰摂取により波乱に満ちた生涯を閉じる。キャスト主演にレネー・ゼルヴィガー主人公のジュディ・ガーランドを演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの主人公として知られるレネー・ゼルウィガー。「まるで命を燃やし尽くすようだった」と証言されている、ステージの数々を演じ切る。レネー自身がジュディの大ファンであり、なおかつ1969年当時のジュディとレネーの実年齢が同じという奇跡も重なり、レネーはリハーサルの1年前からトレーニングを開始する気合いをみせた。歌はもちろんのこと、ジュディの独特な訛りや声色、そしてステージパフォーマンスの動きもマスターし、圧倒的なカリスマ性を持つスターの姿を見事に体現。劇中の全曲を自ら歌い上げている。オスカー獲得!世界を魅了したレネー・ゼルウィガーまるで本人が乗り移ったかのようなプロフェッショナルな演技は、世界の映画祭でも数々の賞を受賞。第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式においては主演女優賞(ドラマ部門)を、全米映画俳優組合賞でも主演女優賞を受賞。さらに日本時間2月10日(月)に発表された第92回アカデミー賞においても、主演女優賞に輝く快挙を遂げた。レネーが劇中で歌唱する「Come Rain or Come Shine」の本編映像も解禁。撮影リハーサルのさらに1年前からハードなトレーニングに挑んだという、レネー渾身の仕上がりとなっている。ステージ上をステップで縦横無尽に立ち回り、圧巻の歌唱力で歌い上げる姿からは、ジュディが完全憑依した様子を垣間見ることが出来る。主演の脇を固める実力派俳優勢その他キャストには、『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロックや、ジェシー・バックリー、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア役で知られるマイケル・ガンボンなど、多彩な演技派俳優が集結。また、ブラッド・ピット製作総指揮の『トゥルー・ストーリー』で評価された、ルパート・グールドが監督を務める。ストーリー1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てている。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を賭けてロンドン公演に旅立つ──。詳細映画『ジュディ 虹の彼方に』公開日:2020年3月6日(金)原作:『End Of The Rainbow』監督:ルパート・グールド脚本:トム・エッジ、ピーター・キルター出演:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ほか原題:JUDY
2019年11月10日『ブリジット・ジョーンズの日記』のレネー(レニー)・ゼルウィガーがハリウッド黄金期を駆け抜け、わずか47歳で亡くなったミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じる『JUDY』が、『ジュディ 虹の彼方に』の邦題で2020年3月6日(金)に公開されることが決定。当時のジュディが憑依したかのようなレネーの写真も解禁された。本作は、波乱に満ちた人生を送り、わずか47歳で急逝した伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの晩年の知られざる実話を描く。映画『オズの魔法使』で一躍スターダムを駆け上がり、1954年版『スタア誕生』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなどハリウッド黄金期に活躍、「まるで命を燃やし尽くすようだった」と証言されるステージの数々をレネーが演じ切る。レネーといえば、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズで女性からの絶大な支持を受け、1作目ではアカデミー賞主演女優賞に初ノミネート。ミュージカル映画の名作『シカゴ』(’02)でもノミネートされ、『コールド マウンテン』(’03)でついにアカデミー賞助演女優賞を受賞。3年ぶりの主演作となる本作は、彼女自身がジュディの大ファンだったこと、そして本作の舞台となる1969年当時のジュディとレネーの実年齢が同じという奇跡も重なり、本作にかける思いは人一倍。リハーサルの1年前からトレーニングを開始する気合いの入りよう。『シカゴ』などで歌の経験はあったものの、伝説のミュージカル女優を演じるべく、歌はもちろん、ジュディの独特な訛りや声色、そしてステージパフォーマンスの動きも全てマスターするため、過酷なトレーニングを積んだ。そして、ジュディの奔放で愛すべき女性像と、その圧倒的なカリスマ性で人々を惹き付けるスターとしての姿を見事に体現!劇中に登場する全曲を自ら歌い上げる魂の熱演を披露している。9月に開催された第44回トロント国際映画祭では、本作の上映終了後に会場が異様な熱狂に包まれる盛況ぶり。9月27日からアメリカで限定公開されると、上映館数が1桁多い作品群と肩を並べ、全米興行収入ランキングでベスト10入りを果たすというスマッシュヒット。作品はもちろん、レネー自身も本年度アカデミー賞大本命の1人とされている。そのほかのキャストには、『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロックや、賞レースを席巻するドラマ「チェルノブイリ」のジェシー・バックリー、『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドア役で知られるマイケル・ガンボンなど、多彩な演技派キャストが集結。ブラッド・ピット製作総指揮の『トゥルー・ストーリー』で評価され、ベン・ウィショー主演のドラマ「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード二世」も手掛けたルパート・グールドがメガホンを取る。ジュディが見てきた希望と絶望、全身で味わった歓喜と痛み、その全てが聴く者の心の奥深くに届く、ラスト7分の「オーバー・ザ・レインボー」。その歌詞の本当の意味を知るとき、感動の瞬間が訪れるという。ストーリー1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てている。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を賭けてロンドン公演に旅立つ――。『ジュディ 虹の彼方に』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月07日2019年夏の東京ディズニーランドに「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」のショーが初登場!ジュディとニックの夏にぴったりな散水ショーは7月9日(火)~9月1日(日)まで開催。初登場!「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」ディズニー映画「ズートピア」からジュディとニックのショーが2019年の夏に初登場!夏の太陽の日差しに負けない元気なジュディとニックによる散水ショー。大量の水しぶきを浴びて夏の暑さを乗り切りませんか。「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」の公演情報公演期間7月9日(火)~9月1日(日)公演場所キャッスル・フォアコート公演回数1日4回公演公演時間約10分清涼感満点!「ジャンピン・スプラッシュ」映画「ズートピア」の楽曲「トライ・エヴリシング」のメロディと一緒に聞こえてくるのは、ジュディ・ホップスとニック・ワイルドの会話。「ジャンピン・スプラッシュ」の元気な掛け声とともに大量の水が降り注ぎます。ジュディとニック、ダンサーがステージに登場し、手拍子にのって元気よく歌い、躍ります。びしょ濡れ覚悟!「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」の抽選エリアになっている中央鑑賞エリアのゲストには、ホースを使った散水などで、かなりの量の水が降りかかります。びしょ濡れになりたくない方は、雨具を着たりなどの対策も必要です。ジュディとニックに会いに行ってみては「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」の散水ショーは9月1日まで。公演2回目以降に中央鑑賞エリアからご覧になるには、抽選が必要です。2019年の夏は、ステージショー初登場となる、ディズニーの人気コンビジュディとニックに会いにディズニーランドに行ってみては。イベント情報イベント名:東京ディズニーランド「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」催行期間:2019年07月09日 〜 2019年09月01日住所:千葉県浦安市舞浜1−1電話番号:0570-00-8632
2019年07月12日7月8日(月)、東京ディズニーランドにて翌9日(火)にスタートする新エンターテイメントプログラム「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」のメディア用プレビューが催され、昼のパークを盛り上げた。「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」は、ディズニー映画『ズートピア』のジュディ・ホップスとニック・ワイルドが出演する、今年初登場の散水ショーだ。日頃パークで大人気のジュディとニックと一緒に大量の水しぶきを浴びながら楽しめる昼のエンターテイメントで、夏のメインイベントと同期間、清涼感いっぱいのプログラムとして実施する。映画でおなじみの主題歌「トライ・エヴリシング」などの明るく軽快な音楽が流れるなか、ゲストは大量の水しぶきを浴びながら、清涼感いっぱいのエンターテイメントを楽しめる。公演場所は、キャッスル・フォアコート。公演時間は約10分間(1日4回公演)で、総出演者数は約10人を予定。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(text:cinemacafe.net)
2019年07月08日東京ディズニーランドで2019年2月4日(月)~、映画『ズートピア』に登場するジュディ・ホップス、ニック・ワイルドのキャラクターグリーティングが始まる。このキャラクターグリーティングは、舞浜では初めてだ。その会場は、東京ディズニーランドの「プラザパビリオン・バンドスタンド前」。登場キャラクターはジュディ・ホップス、ニック・ワイルドで、楽しい仲間たちと触れ合いや写真撮影を楽しめる。早くも人気が出そう。キャラクターグリーティングの体験には整理券が必要で、「プラザパビリオン・バンドスタンド前」で整理券を配布する予定だという。パーク開園後に整理券の配布を開始する。また、定員に達し次第、案内を終了する。ニックとジュディは、2年前に東京ディズニーランドの「ディズニー・イースター」のパレード「うさたま大脱走!」に初登場。当時はパレードのみの出演だったが、今年はキャラクターグリーティングにも登場する。(text:cinemacafe.net)
2019年01月21日レニー・ゼルウィガーが『オズの魔法使い』、『スタア誕生』などの代表作で知られるジュディ・ガーランドの伝記映画『Judy』(原題)に主演するという。「The Hollywood Reporter」によると、監督はローレンス・オリヴィエ賞に2回輝きトニー賞のノミネートを受けた経験を持つルパート・グールド、脚本は「ザ・クラウン」のトム・エッジ、製作は『パレードへようこそ』のデヴィッド・リヴィングストーンに決定。1969年、薬物の過剰摂取により47歳の若さで死去したジュディは、幼い頃からショービジネスの世界に身を置き、ゴールデン・グローブ賞やグラミー賞を獲得するほどの名女優であった。しかし、私生活では薬やアルコールに溺れ、短い人生の中で5回も結婚を繰り返すなど波乱万丈な人生を送った。『Judy』は主にジュディの晩年に焦点を当て、チケット完売のショーの公演中だったロンドンでの生活が舞台となるという。また、ジュディが亡くなる3か月前に結婚した5番目の夫ミッキー・ディーンズとの出会いやロマンスも描かれるそうだ。『シカゴ』で歌唱力を見せつけ、ジュディのように演技も歌もこなせるレニーにとってこの役はまさにハマり役。製作は来年の2月にスタートする。(Hiromi Kaku)
2017年10月26日日本でも大ヒット中の映画『ズートピア』の特別映像が公開になった。監督を務めたバイロン・ハワードが、主人公ジュディの描き方を教えてくれる楽しい映像だ。特別映像本作の主人公ジュディは、サイやゾウなど大きな動物に囲まれながら、懸命に努力して一人前の警察官になろうとしているウサギの女の子。長い耳と、大きな瞳、愛らしい口が特徴的なキャラクターだ。ハワード監督は、『塔の上のラプンツェル』などディズニーの傑作を数多く手がけているが、かつてはディズニーでアニメーターとして活躍した“絵も描ける”監督のひとりで、映像では彼が誰でも簡単にジュディを描けるように丁寧にレクチャーしてくれる。本作は、作品のクオリティの高さ、楽しさが口コミで広がり、公開から時間が経つごとに動員を伸ばしていく理想的な興行を展開しており、ネット上には自身で映画のキャラクターを描いた“ファンアート”も多く公開されている。人気は小さな子どもにも広がっており、動画を観ながら、親子で一緒にジュディを描いて遊ぶこともできるようになっている。『ズートピア』公開中
2016年05月23日ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイら世界各国で大ヒットとなった前作のキャストに加え、今回、ハリウッドからリチャード・ギアも加わった『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。このほど、本作のクライマックスにあたる、ホテルの若きオーナーの結婚式の裏側が解禁。色彩豊かで豪華絢爛なインド式結婚式で、急遽ジュディ・デンチらキャストたちも華麗なダンスを披露することになったという。イヴリン(ジュディ・デンチ)やダグラス(ビル・ナイ)、ミュリエル(マギー・スミス)ら、さまざまな事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテル、マリーゴールド・ホテルをいまではすっかり気に入っていた。だが、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、謎めいた客ガイ・チェンバーズ(リチャード・ギア)がやってきて…。今回届いた映像は、本作のクライマックスシーンともいえる、ソニーと恋人スナイナの豪華絢爛な結婚式の裏側。王宮を改装したエキゾチックなホテルに、色とりどりのサリーや鮮やかな花やフルーツが溢れる露店の脇をトラックや象が行き交い、お祝いの人々でごった返している様子が見て取れる。情熱的なボリウッドダンスや、1週間も続くという贅を尽くしたウエディングパーティなど、パワフルなエネルギーと色彩にあふれた見るも楽しいインドならではの結婚式だ。ジュディは「一生忘れられない思い出よ。ただただ美しかった。(インドの)伝統儀式は見ていてワクワクしたわ、間近で見られて本当に光栄だった」と、撮影時を楽しそうにふり返って語る。また、プロダクション・デザイナーのマーティンは「その色彩に度肝を抜かれた。不調和な組み合わせの色彩が美しいと思ってそれを衣装に取り入れたいと思った」と、煌びやかな式への工夫を明かす。とりわけ、撮影現場に到着してすぐに取りかかったというリチャード・ギアも含め、ジョン・マッデン監督のアイデアで急きょキャスト全員で踊ることになったというダンスシーンは必見!踊りを覚えるために、ステップに“犬を洗う”や“エアギター”といった名前をつけていたというエピソードも明かされ、撮影中もユーモアにあふれ、楽しんで撮影に挑んでいたベテランキャストたちの様子が伺える。そんな彼らの“最高な瞬間”を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日ディズニーの最新ヒロイン、ウサギのジュディが、動物たちの“楽園”を舞台に立派な警察官になる夢を信じる『ズートピア』。本日“3月3日は耳の日”ということで、小さくて“もふもふ”のボディに大きな耳が可愛らしいジュディが繰り広げる、アクション満載の本編映像が解禁!なんとジュディが街中で巨大化(?)していることが分かった。ディズニー作品のヒットメーカー、ジョン・ラセターが製作総指揮を務め、『塔の上のラプンツェル』を手掛けたバイロン・ハワードと大ヒット作『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが監督を務める本作。『アナと雪の女王』のアナやエルサなどに次ぐ新ヒロイン・ジュディのキュートさや、夢を信じ続ける気持ちが歌われた主題歌などで早くも話題を呼んでいる。今回解禁となった特別映像は、ジュディが新米警察官として駐車違反取り締まりをしている最中、突如発生したイタチの泥棒を追跡する本編のシーン。実力をやっと発揮できるという自信と「悪い奴を何とか自分の手で捕まえてみせる!」というやる気に満ちあふれたジュディは、ズートピアの街を泥棒を追って駆け抜ける!ところが、そんな彼らが行き着いた先が、ネズミなどズートピアで最も小さな動物たちが暮らすミニチュア・サイズのオシャレな街、リトル・ローデンシア。マンション、店、道などすべてがネズミ・サイズで、大きな動物が誤って入ってこないよう、高いフェンスで囲まれている地域だ。警察官仲間の間では体の小さいジュディだが、この街に来ると、一気に巨大化してしまうのだ。プロデューサーのクラーク・スペンサーが「動物のサイズに関しても、現実に即した描き方をしたいと考えました。それはこれまでのアニメーション映画ではほとんど行われてこなかったことです」と明かしているように、動物のサイズ感へのこだわりが、このユニークな演出を生み出すことになった。また、本作のもう一つのこだわりが、動物の気持ちになってデザインされた街並み。人間が作ったものではないということを意識しながら作られたこの世界は、人間の技術やノウハウを使いながらも、“ネズミだったらどうやって都市を設計するだろう?”という考えのもと創造されていった。映像に登場するリトル・ローデンシアは、ネズミなどの小さな動物が暮らしているということもあり、チューブが通路として活用されていたり、回し車がエクササイズ器具のように用いられたりとユニークなアイディアが満載。また、昔のニューヨーク・ブルックリンをベースにしながら作り上げられたという美しい街並みは、都会ならではの贅沢さがあり、セレブ相手のシックなヘアサロンまである人間も羨む設定となっている。そんな街の“サイズ”に戸惑いながらも、泥棒を追いかけて疾走するジュディ。そのキュートでカッコいい姿を、こちらから目撃してみて。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日ユニークな動物たちの楽園を舞台とするディズニー最新作『ズートピア』(2016年4月23日公開)のヒロイン、ウサギのジュディの最新映像が25日、公開された。このたび公開された映像は、走って来たジュディが中央で止まってこちらに向かってあいさつし、その後、何かに反応して再び走り去っていくというもの。垂れていた耳をピンッと伸ばしたり、鼻をくんくん動かしたりとリアルなウサギの特徴を生かしつつも、かわいらしさや愛らしさが伝わってくる。本作の舞台は、動物たちがハイテクな文明社会で暮らす世界"ズートピア"。そんな動物による動物のために設計された大都会に、もふもふボディのヒロイン、ウサギのジュディ・ホップスは思いをはせている。動物にはそれぞれ決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのが"ウサギの人生"とされているが、彼女の幼い頃からの夢は、警察官になること。その夢をかなえるため、ジュディは田舎町から大都会"ズートピア"にやってくる。ジュディは見た目はかわいらしいウサギだが、アナやラプンツェルのように明るく元気で純粋な心を持ち、エルサのように芯の強さを兼ね備え、今までのディズニー・ヒロイン像が継承されているという。今回監督を務めたリッチ・ムーアは「彼女はラプンツェルのように、とても決断力があるんだ。でも一方では、ラプンツェルとは違って、彼女を突き動かしているのは"世界をより良いところにする"ということなんだよ」と今までとはまた違ったヒロインの魅力も明かしている。本作の製作総指揮は、ディズニー作品のヒットメーカー、ジョン・ラセター。監督は、『塔の上のラプンツェル』を手掛けたバイロン・ハワードと、『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが務める。(C)2015 Disney. All Rights Reserved.
2015年12月25日『007』シリーズのかつての“M”役でも知られるアカデミー賞女優ジュディ・デンチを始め、海外ドラマ「ダウントン・アビー」のマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイら豪華キャスト陣で描く、大ヒット作の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。その公開日が2016年3月4日(金)に決定し、ポスタービジュアルが到着した。舞台はインド、マリーゴールド・ホテル。さまざまな事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のこのボロホテルを、いまではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリン(ジュディ・デンチ)は79歳にして才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラス(ビル・ナイ)との関係を前に進める勇気はなかった。また、副支配人として大活躍のミュリエル(マギー・スミス)はみんなを見守っていたが、彼女も誰にも言えない秘密を抱えている。一方、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、やっぱり(?)次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、ホテルに謎めいた客(リチャード・ギア)がやって来て…。本作は、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞「作品賞」を含む7部門を受賞したジョン・マッデン監督による、世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(’11)の続編。ジュディ・デンチにマギー・スミス、ビル・ナイ、さらに『チャッピー』『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルら前作のメンバーに加え、ハリウッドのトップスター、リチャード・ギアが今回から参戦する。ポスタービジュアルでは、色彩に溢れた国インドをイメージさせる鮮やかな雰囲気はそのままに、ホテルの影の中に「<今>が人生最高のとき。」というコピーが浮かび上がり、故郷イギリスを離れた異国の地で新しい生活を送る、“いい年した”登場人物たちの生き生きと輝く表情が印象的。マリーゴールド・ホテルから再び始まる、さらにエレガントで、パワフルになって帰ってきた彼らの “新しい旅”に、引き続き注目していて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は2016年3月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日