23日(現地時間)、ウィリアム・シェイクスピア没後400年を記念したイベントがシェイクスピア出身地の劇場で行なわれ、ベネディクト・カンバーバッチらが出演、イギリス王室のチャールズ皇太子も参加した。23日、シェイクスピアの故郷であるイギリス中部のストラトフォード=アポン=エイヴォンの王立シェイクスピア劇場では、イアン・マッケランやジュディ・デンチ、ヘレン・ミレン、ベネディクト・カンバーバッチといった俳優たちが出演するイベントが開かれた。国内ではTVで生中継され、ヨーロッパ各地の映画館に配信されたイベントでは、「ハムレット」に出てくる有名な台詞「生きるべきか死ぬべきか(To be, or not to be)」をどう演じるべきかをディスカッションするという寸劇が行なわれた。ベネディクトや、現在ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでハムレットを演じているパーパ・エシデュをはじめ、俳優たちがそれぞれのスタイルで台詞を言うが、誰も納得しない。ハムレットの扮装をしたジュディがイアンと議論しているところに「ちょっとひと言、いいですか?」と言いながら、客席からステージに上がってきたのはなんとチャールズ皇太子。デンマークの王子、ハムレットの気持ちがわかるのは自分だとばかりに、「生きるべきか死ぬべきか。…それが問題だ」と台詞を披露した。「それが」の後に一呼吸置いて「問題だ」を強調する台詞回しに、皇太子を見守っていたベネディクトたちが「なるほど!」と得心した表情を見せるという寸劇に、客席は大いに湧いた。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月25日ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイら世界各国で大ヒットとなった前作のキャストに加え、今回、ハリウッドからリチャード・ギアも加わった『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。このほど、本作のクライマックスにあたる、ホテルの若きオーナーの結婚式の裏側が解禁。色彩豊かで豪華絢爛なインド式結婚式で、急遽ジュディ・デンチらキャストたちも華麗なダンスを披露することになったという。イヴリン(ジュディ・デンチ)やダグラス(ビル・ナイ)、ミュリエル(マギー・スミス)ら、さまざまな事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテル、マリーゴールド・ホテルをいまではすっかり気に入っていた。だが、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、謎めいた客ガイ・チェンバーズ(リチャード・ギア)がやってきて…。今回届いた映像は、本作のクライマックスシーンともいえる、ソニーと恋人スナイナの豪華絢爛な結婚式の裏側。王宮を改装したエキゾチックなホテルに、色とりどりのサリーや鮮やかな花やフルーツが溢れる露店の脇をトラックや象が行き交い、お祝いの人々でごった返している様子が見て取れる。情熱的なボリウッドダンスや、1週間も続くという贅を尽くしたウエディングパーティなど、パワフルなエネルギーと色彩にあふれた見るも楽しいインドならではの結婚式だ。ジュディは「一生忘れられない思い出よ。ただただ美しかった。(インドの)伝統儀式は見ていてワクワクしたわ、間近で見られて本当に光栄だった」と、撮影時を楽しそうにふり返って語る。また、プロダクション・デザイナーのマーティンは「その色彩に度肝を抜かれた。不調和な組み合わせの色彩が美しいと思ってそれを衣装に取り入れたいと思った」と、煌びやかな式への工夫を明かす。とりわけ、撮影現場に到着してすぐに取りかかったというリチャード・ギアも含め、ジョン・マッデン監督のアイデアで急きょキャスト全員で踊ることになったというダンスシーンは必見!踊りを覚えるために、ステップに“犬を洗う”や“エアギター”といった名前をつけていたというエピソードも明かされ、撮影中もユーモアにあふれ、楽しんで撮影に挑んでいたベテランキャストたちの様子が伺える。そんな彼らの“最高な瞬間”を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日ディズニーの最新ヒロイン、ウサギのジュディが、動物たちの“楽園”を舞台に立派な警察官になる夢を信じる『ズートピア』。本日“3月3日は耳の日”ということで、小さくて“もふもふ”のボディに大きな耳が可愛らしいジュディが繰り広げる、アクション満載の本編映像が解禁!なんとジュディが街中で巨大化(?)していることが分かった。ディズニー作品のヒットメーカー、ジョン・ラセターが製作総指揮を務め、『塔の上のラプンツェル』を手掛けたバイロン・ハワードと大ヒット作『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが監督を務める本作。『アナと雪の女王』のアナやエルサなどに次ぐ新ヒロイン・ジュディのキュートさや、夢を信じ続ける気持ちが歌われた主題歌などで早くも話題を呼んでいる。今回解禁となった特別映像は、ジュディが新米警察官として駐車違反取り締まりをしている最中、突如発生したイタチの泥棒を追跡する本編のシーン。実力をやっと発揮できるという自信と「悪い奴を何とか自分の手で捕まえてみせる!」というやる気に満ちあふれたジュディは、ズートピアの街を泥棒を追って駆け抜ける!ところが、そんな彼らが行き着いた先が、ネズミなどズートピアで最も小さな動物たちが暮らすミニチュア・サイズのオシャレな街、リトル・ローデンシア。マンション、店、道などすべてがネズミ・サイズで、大きな動物が誤って入ってこないよう、高いフェンスで囲まれている地域だ。警察官仲間の間では体の小さいジュディだが、この街に来ると、一気に巨大化してしまうのだ。プロデューサーのクラーク・スペンサーが「動物のサイズに関しても、現実に即した描き方をしたいと考えました。それはこれまでのアニメーション映画ではほとんど行われてこなかったことです」と明かしているように、動物のサイズ感へのこだわりが、このユニークな演出を生み出すことになった。また、本作のもう一つのこだわりが、動物の気持ちになってデザインされた街並み。人間が作ったものではないということを意識しながら作られたこの世界は、人間の技術やノウハウを使いながらも、“ネズミだったらどうやって都市を設計するだろう?”という考えのもと創造されていった。映像に登場するリトル・ローデンシアは、ネズミなどの小さな動物が暮らしているということもあり、チューブが通路として活用されていたり、回し車がエクササイズ器具のように用いられたりとユニークなアイディアが満載。また、昔のニューヨーク・ブルックリンをベースにしながら作り上げられたという美しい街並みは、都会ならではの贅沢さがあり、セレブ相手のシックなヘアサロンまである人間も羨む設定となっている。そんな街の“サイズ”に戸惑いながらも、泥棒を追いかけて疾走するジュディ。そのキュートでカッコいい姿を、こちらから目撃してみて。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日タレントの中村玉緒が3月2日(水)、都内で行われた英米合作のヒューマンドラマ『マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章』のPRイベントに出席。出演者の一人であるリチャード・ギアの精巧な等身大フィギュアと対面し、思わず「かっこいい!」と声をあげていた。この日、イベントに“出席”したリチャードのフィギュアは、お台場で約60体の等身大フィギュアを展示するアトラクション「マダム・タッソー東京」からレンタルされたもの。玉緒さんはギアの劇中シーンをふり返り、「酔ってネクタイを少しずらして、一番上のボタンを外す男性に色気を感じる」とメロメロだった。世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞に輝いたジュディ・デンチをはじめ、TVシリーズ「ダウントン・アビー」で人気を博すマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイら豪華なベテラン俳優陣が宿泊客を演じ、インドの古めかしいホテルで人生の輝きを見つめ直す。シリーズ初出演のリチャードは突然、ホテルに現れた“ナゾの男”を演じている。舞台となるインドにちなみ、妖艶なサリーを身にまとって登場した玉緒さん。「まるで夢のようで、昨日はうれしくて眠れなかった。主人(亡くなった勝新太郎さん)にも見てほしい。娘にもこの姿を携帯電話で送ったばかり」とすっかり自画自賛し、「映画のPRはもちろんですが、この私の姿を1秒でも長く放送してください」と報道陣に対し、お茶目にアピールした。もちろん、「何歳になっても勇気とチャレンジを忘れない。それが素晴らしいし、生きる力をもらえる。私も見習わないと」と映画のPRも忘れず、プロの女性ボリウッドダンサーと楽しげに踊りに“チャレンジ”する場面もあった。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日ジュディ・デンチやマギー・スミス、ビル・ナイ、リチャード・ギアらが出演する『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』が4日(金)から公開されるのを記念して、キャストたちと監督が作品の魅力を語る特別映像が公開になった。特別映像本作の舞台“マリーゴールド・ホテル”はインドにあり、“高級リゾートホテル”という名のボロホテルだった。前作『マリーゴールドホテルで会いましょう』では、人生を変えようとインドにやってきた男女が、異文化の洗礼を受けながら、新たな道を探し出していく過程をユーモアを交えて描き、大ヒットを記録した。本作に出演している俳優はデンチもスミスも、多くの映画製作者、監督、キャスティング担当がいつもラブコールをおくる名優で、彼ら全員に続編出演の約束を取り付け、スケジュールをあわせることは至難のワザだ。映像でもマギー・スミスは「同じキャストでやれるなんて滅多にない」と言い、ジュディ・デンチも続編を「幸運」だと語る。俳優陣だけでなく、監督のジョン・マッデン、脚本家のオル・パーカーも引き続き参加を決めた。本作から出演するリチャード・ギアは「前作同様にすばらしい脚本だ。2作続けていいのは滅多にない」と語る。その手腕は他の出演者も信頼を寄せているようで、映像には脚本家のパーカーが、新作執筆出演前に、出演者に電話をかけたときの秘話が明かされる。映像には他にもメイキング映像やインタビューがたっぷりと収録されており、前作を思い出し、新作に備えるのにピッタリな内容になっている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』3月4日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年03月02日ジュディ・デンチ、マギー・スミスらイギリス最高峰の名優たちが再共演を果たす『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』と、いまなおNYのカルチャーシーンに影響を与えるファッションアイコンのドキュメンタリー『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』が、この3月に相次いで公開される。立春が過ぎ、暦の上ではもう春。これから新しい生活へ向けて準備を始める人も多いのでは?そんな時期だからこそ、いまなお現役でキラキラと輝く、元気な“オーバー&アラウンド70”の大先輩たちが贈る人生を豊かにするためのヒントが詰まった2作に迫った。●人生はいくつになってもやり直せる!『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』ジョン・マッデン監督&ジュディ・デンチというアカデミー賞7部門受賞の『恋におちたシェイクスピア』のコンビが再び贈る『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編となる本作。今回は、ハリウッドのトップスター、リチャード・ギアとの贅沢な共演が実現したことでも話題。インドのマリーゴールド・ホテルで、さまざまな事情で5人になった男女は、これから高級ホテルになる“予定”のボロホテルを、いまではすっかり気に入っていた。イヴリン(ジュディ・デンチ)は79歳にして才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラス(ビル・ナイ)との関係を前に進める勇気はなかった。また、副支配人として大活躍のミュリエル(マギー・スミス)は皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密があった。一方、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、謎めいた渋メンの客ガイ(リチャード・ギア)がやってきて…。インドというパワーに満ちた異国の地で、今回もエネルギッシュな彼らは迷いながらもそれぞれの幸せを見つけていく。その姿には「人生はいつでも変えられるし、いくつになってもやり直せる」、そんなメッセージが込められている。●ルールはない。あっても破るだけ!『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』94歳にして多くの有名デザイナーたちからリスペクトされ、いまなお、NY最先端のカルチャーシーンに影響を与えるアイリス・アプフェル。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍、夫と設立したテキスタイル会社が大成功をおさめ、あのジャクリーン・ケネディや歴代大統領からホワイトハウスの装飾を任されたというキャリアを誇る。本作は、ポップでカラフルなアイリスの世界観を捉えながら、先ごろ亡くなったアイリス最愛の夫、カールが随所に登場。茶目っ気たっぷりの笑顔とアイリスが見立てたダンディな佇まいに、美しい2人の夫婦愛が偲ばれる映像が注目を集めている。さらに、「ルールはない。あっても破るだけ」といったアイリスの人生から生まれた格言の数々も心に響き、自由で楽しく生きることとサクセスの両立の極意を授けてくれる。いくつ歳を重ねても、常にアクティブに活動する人はキラキラと輝いていて魅力的。若い人たちと同じように仕事をしたり、恋をしたりと、人生を謳歌する彼らの姿に自然と力が湧いてくる2作品となっている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』は3月5日(土)角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。ジュディ・デンチら豪華キャストが続投する本作から、この度映画にキャストのマギー・スミスが、本日28日(月)に誕生日を迎えたことが分かった。様々な事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテルを今ではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリンは79歳にして才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラスとの関係を前に進める勇気はなかった。副支配人として大活躍のミュリエルは皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密があった。一方、若きオーナーのソニーはホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、謎めいた客がやって来る――。監督には前作と引き続きアカデミー賞作品賞を含む7部門を受賞した『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデンが務めている。キャストには、ジュディ・デンチ、マギー、ビル・ナイ、デヴ・パテルら前作メンバーに加え、ハリウッドスター、リチャード・ギアが参加し、さらなる豪華俳優陣で贈る。そして本日28日は、イギリスで最も著名な女優の一人とも言われるマギーの81歳の誕生日。TVシリーズ「ダウントン・アビー」のバイオレット役でも絶賛され、エミー賞に2度輝き、大英帝国勲章爵士“デイム”の称号をもつ彼女。さらに、本作にはもうひとりの“デイム”ジュディが出演。舞台と映画の両方で数多くの受賞を果たし、アカデミー賞を1度、英国アカデミー賞を10度も受賞している。そんな2人は、実生活でも親友同士であり、映画でも2人の共演シーンは注目を集めている。劇中にある「私の方が年上よ」「19日早いだけよ」「スズメバチの寿命は19日よ」と、そんな掛け合いシーンで実は本当のエピソードが活かされており、実際にジュディは19日前の12月9日生まれの81歳と、先日誕生日を迎えている。デヴは「デイム2人との共演は人生が変わるような経験さ。焼けるような暑さのホテルの中庭で6人が集うシーンがあったんだけど、カバーする部分が多くて66回以上撮ったんだ。彼女たちはその度にとにかくすばらしい演技を披露して圧倒されたよ。何をしても一流なんだ!」と語っている。また監督は「この作品に関わった全員が特別な喜びを感じたのは彼女たちと働けたことだ。そんな2人の演技には本当に心を奪われるよ」と話している。前作はジュディ演じるイヴリンに重きが置かれていたが、マギー演じるミュリエルと、テヴ演じるソニーのタッグで始まる本作は、よりパワーアップしていること間違いなし。マギーとジュディ2人の絶妙な掛け合いは必見だ。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は2016年3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月28日英国を代表する女優のひとり、マギー・スミスが本日81回目の誕生日をむかえた。年齢を重ねていくたびに魅力的になり、演技に深みが増していく彼女を敬愛する観客、映画人は多く。出演作『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』では実生活でも親友のジュディ・デンチと再共演を果たしている。その他の写真マギー・スミスは、1934年に英国で生まれ、1956年に映画界に入った。その後は映画だけでなく、舞台の世界でも活動し、『ミス・ブロディの青春』でアカデミー主演女優賞を、『カリフォルニア・スイート』でアカデミー助演女優賞に輝いたのをはじめ、数々の映画賞を受賞。大英帝国勲章爵士“デイム”の称号をもち、近年では『ハリー・ポッター』シリーズのミネルバ・マクゴナガル役や、ドラマ『ダウントン・アビー』のバイオレット伯爵未亡人役などでも人気を博している。そんなスミスの新作『マリーゴールド・ホテル…』は、インドのホテルに集った英国人たちのドラマを描いた作品だが、実生活でも親友のジュディ・デンチと共演している。劇中ではふたりが「私の方が年上よ」「19日早いだけよ」と掛け合うシーンが存在するが、実際にふたりは“19日差”でデンチの誕生日はスミスより19日だけ早い12月9日だ。魅力的で、圧倒的な演技力を誇るふたりは、観客だけでなく、映画の作り手たちからも絶賛を集めており、本作を手がけたジョン・マッデン監督は「この作品に関わった全員が特別な喜びを感じたのは彼女たちと働けたことだ。(ふたりは)長年に渡り経験と演技スキルを積み重ねてきた。そんなふたりの演技には本当に心を奪われるよ」と語っている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』2016年3月4日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年12月28日ユニークな動物たちの楽園を舞台とするディズニー最新作『ズートピア』(2016年4月23日公開)のヒロイン、ウサギのジュディの最新映像が25日、公開された。このたび公開された映像は、走って来たジュディが中央で止まってこちらに向かってあいさつし、その後、何かに反応して再び走り去っていくというもの。垂れていた耳をピンッと伸ばしたり、鼻をくんくん動かしたりとリアルなウサギの特徴を生かしつつも、かわいらしさや愛らしさが伝わってくる。本作の舞台は、動物たちがハイテクな文明社会で暮らす世界"ズートピア"。そんな動物による動物のために設計された大都会に、もふもふボディのヒロイン、ウサギのジュディ・ホップスは思いをはせている。動物にはそれぞれ決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのが"ウサギの人生"とされているが、彼女の幼い頃からの夢は、警察官になること。その夢をかなえるため、ジュディは田舎町から大都会"ズートピア"にやってくる。ジュディは見た目はかわいらしいウサギだが、アナやラプンツェルのように明るく元気で純粋な心を持ち、エルサのように芯の強さを兼ね備え、今までのディズニー・ヒロイン像が継承されているという。今回監督を務めたリッチ・ムーアは「彼女はラプンツェルのように、とても決断力があるんだ。でも一方では、ラプンツェルとは違って、彼女を突き動かしているのは"世界をより良いところにする"ということなんだよ」と今までとはまた違ったヒロインの魅力も明かしている。本作の製作総指揮は、ディズニー作品のヒットメーカー、ジョン・ラセター。監督は、『塔の上のラプンツェル』を手掛けたバイロン・ハワードと、『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが務める。(C)2015 Disney. All Rights Reserved.
2015年12月25日『007』シリーズのかつての“M”役でも知られるアカデミー賞女優ジュディ・デンチを始め、海外ドラマ「ダウントン・アビー」のマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイら豪華キャスト陣で描く、大ヒット作の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。その公開日が2016年3月4日(金)に決定し、ポスタービジュアルが到着した。舞台はインド、マリーゴールド・ホテル。さまざまな事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のこのボロホテルを、いまではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリン(ジュディ・デンチ)は79歳にして才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラス(ビル・ナイ)との関係を前に進める勇気はなかった。また、副支配人として大活躍のミュリエル(マギー・スミス)はみんなを見守っていたが、彼女も誰にも言えない秘密を抱えている。一方、若きオーナーのソニー(デヴ・パテル)はホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、やっぱり(?)次々と問題を起こしてしまう。そんなとき、ホテルに謎めいた客(リチャード・ギア)がやって来て…。本作は、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞「作品賞」を含む7部門を受賞したジョン・マッデン監督による、世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(’11)の続編。ジュディ・デンチにマギー・スミス、ビル・ナイ、さらに『チャッピー』『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルら前作のメンバーに加え、ハリウッドのトップスター、リチャード・ギアが今回から参戦する。ポスタービジュアルでは、色彩に溢れた国インドをイメージさせる鮮やかな雰囲気はそのままに、ホテルの影の中に「<今>が人生最高のとき。」というコピーが浮かび上がり、故郷イギリスを離れた異国の地で新しい生活を送る、“いい年した”登場人物たちの生き生きと輝く表情が印象的。マリーゴールド・ホテルから再び始まる、さらにエレガントで、パワフルになって帰ってきた彼らの “新しい旅”に、引き続き注目していて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は2016年3月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日12月4日(金)、最新作『007 スペクター』の公開を記念して、シリーズの前作『007 スカイフォール』が金曜ロードショーにて地上波初放送されることがこのほど決定した。1962年のシリーズ誕生から、今年で24作目の公開を控える『007』。50周年目にあたる2012年に公開された『007 スカイフォール』は、シリーズ最高の興行収入である全世界1,000億円以上を記録。同年に行われたロンドン・オリンピックでは、イギリスのエリザベス女王が、ダニエル・クレイグ扮する主演のジェームズ・ボンドと映像で共演し、スタジアム上空に現れたヘリコプターからユニオンジャックのパラシュートで登場し、『007』がイギリスの象徴であることを改めて世界に示した。『007 スカイフォール』は、シリーズ初のアカデミー賞監督となるサム・メンデス監督(『アメリカン・ビューティー』で受賞)を起用。グラミー賞6部門を独占したアデルが主題歌を担当し、第85回アカデミー賞の歌曲賞を受賞した。出演には、6代目ジェームズ・ボンド役のクレイグをはじめ、MI6(英国情報局秘密情報部)の上司M役でシリーズ7作目の出演となる『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のジュディ・デンチ、シリーズ史上最年少のQ(武器開発担当)役に『白鯨との闘い』の公開が控えるベン・ウィショー、情報国防委員会委員長マロリー役に『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、そしてMI6をとことん追い詰める敵シルヴァ役を『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが怪演。50年目の節目を迎えたボンドシリーズに新たなエネルギーを吹き込んでいる。そして、いよいよ11月27日(金)、28日(土)、 29日(日)の先行公開を経て、12月4日(金)より最新作『007 スペクター』が公開。イギリスでは映画史上最高のオープニング成績を樹立し、全米初登場No.1を記録、そして全公開国で初登場No.1を記録するなど、前作『007 スカイフォール』の記録を越す勢いを見せている。まずはこちらの本放送で、映画史上最長のシリーズ作品の最新作に備えてみては。『007 スカイフォール』は12月4日(金)21時より金曜ロードショーにて放送。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)全国にて先行公開、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月13日誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ「007」。シリーズ第24作目、ダニエル・クレイグ主演4作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』にQ役で登場するベン・ウィショーが10月14日に誕生日を迎えた。これを記念して、ベンのインタビューと共に、本作よりQの最新写真が解禁された。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独メキシコ、ローマへ。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明のてがかりとなるかもしれないボンドの旧敵、Mr.ホワイトの娘マドレーヌ・スワンを追うのだが…。ベン演じるQは、ジェームズ・ボンドが所属するMI6のメンバーで、前作『007 スカイフォール』で旧M(ジュディ・デンチ)亡き後、レイフ・ファインズ演じるMが新たに率いる“新チーム・ボンド”の一員。ボンドを助ける存在として、どんな最新ガジェットを登場させるのかもこの作品ならではの楽しみの一つだ。到着したインタビューで、ベンは「今回は全員がボンドに対してかなり怒っているんだ。映画の冒頭では、彼の行動が度を過ぎてしまい、そんな彼に対する僕らの忠誠心が試されている感じなんだ。でもやがて、彼が正しかったこと、彼がすごく重要なことを突き止めたことに、みんな気づくんだ」と本作の内容を少し明かしている。また、本作でボンドとQが会うのは、地下に設けられたQの研究室。前作でMI6のビルが攻撃を受けた際に破壊された研究室とは大きく様変わりしている。「今回の研究室はかなり面白いよ。『スカイフォール』では、いろいろなものをそぎ落として簡素化された研究室を作った」とベンは語る。さらに、あちらこちらに興味をそそるハイテク機器が置いてあるQの研究室について、「すごく真実味があるんだ。アーチ状に停められた複数の車に技師たちが作業をしているなんていう、素晴らしいシーンもあるよ。前回の研究室とは違って、スケールの大きさが感じられるんだ。それがすごく楽しかったよ」と見どころも明かしてくれた。ベンの誕生日を祝いながら、『007 スペクター』でのQの活躍を楽しみに待ちたい。『007スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月14日『007 スカイフォール』のジュディ・デンチ、『ハリー・ポッター』シリーズのマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイといった名優たちが集結し、世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』の日本公開が、2016 年3月に決定。併せて、新たな“宿泊客”にリチャード・ギアを迎えた予告編映像が解禁となった。さまざまな事情からインドで暮らす5人の男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテル、マリーゴールド・ホテルをいまではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリン(ジュディ・デンチ)は才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラス(ビル・ナイ)との関係を前に進める勇気はなかった。副支配人として大活躍のミュリエル(マギー・スミス)は皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密がある。一方、若きオーナーのソニー(テヴ・パテル)は、ホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、また問題を起こしてしまう…。“神秘の国インドの高級リゾートホテルでエレガントな時を──”。そんなうたい文句に誘われて集った他人同士の男女が、新しい友情と絆を深めていく前作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編が、ついに日本上陸。ホテルの住人を演じるのは、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞に輝いた英国の大ベテラン、ジュディ・デンチ。そして、TV シリーズ「ダウントン・アビー」でも人気を博すマギー・スミス、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のビル・ナイ。ホテルの若きオーナーには、『チャッピー』『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルも続投。監督は前作に続き、アカデミー賞「作品賞」を含む7 部門を受賞した『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデンが務める。さらに今回は、前作を「素晴らしかった」と絶賛するハリウッドのトップスター、リチャード・ギアが満を持しての参戦を果たしている。届いた予告編からも分かるように、ジャイプールを始めとする色彩に溢れた街に、インドでの生活にすっかり慣れたおなじみの登場人物たち。前作でボロボロだったマリーゴールド・ホテルも現在では満室に。平均年齢が高い宿泊客のため、ホテルのオーナーであるソニーが毎朝点呼をとるなど、前作からのくすっと笑えるユーモアは健在。そこへ新たな宿泊客として、リチャード・ギア演じるガイ・チェンバーズがやってくる。出会いを求めていた女性陣は、男前な彼の登場に「卵巣がうずくわ」(!)と色めき立ち、早くも何かが起こりそうな予感。豪華俳優陣が織りなす、さらにエレガント、かつパワフルにスケールアップした新しい旅の第二章に注目していて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は2016 年3 月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日高級ホテルになる予定だったインドのボロホテルにやってきた英国人たちの姿を描いた名作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』が来年3月に公開されることが決定し、予告編が公開になった。ジュディ・デンチやマギー・スミス、ビル・ナイら前作のキャストが続投し、リチャード・ギアが新たにキャストに加わる。予告編本作の舞台“マリーゴールド・ホテル”はかつてはボロボロだったが現在は美しいホテルになり、連日、満室になっている。そこにはもちろん、英国からやってきた男女5人が今日も元気も暮しているが、平均年齢が“やや”高いため、ホテルのオーナーのソニー(デヴ・パテル)は毎朝、点呼を欠かさない。このほど公開された予告編では、ソニーの呼びかけに様々な返しで応じるおなじみのメンバーたちが登場。エキゾチックな魅力あふれるホテルで彼らが暮している様が映し出される。そこへギア演じる新たな宿泊客が登場。年齢を重ねた男女がビジネス、恋愛、家族、そしてこれからの人生に想いをはせながら、現在を生きようとする姿が軽快な音楽に乗せて描かれ、前作『マリーゴールド・ホテル…』の爽快感を思い出す内容になっている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』2016年3月 TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年08月19日ダニエル・クレイグが4回目のジェームズ・ボンド役を演じる最新作『007 スペクター』。この度、全身黒づくめでまっすぐにこちらを見据えるボンドの姿が印象的なティザーポスターが公開された。『007 スカイフォール』のラストでは、ジュディ・デンチ演じるMがレイフ・ファインズにバトンタッチし、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場するなど、メンバーが刷新された『007』シリーズ。本作では、フランスを代表する女優レア・セデゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎え、イギリス、ロンドン、オーストリア、ソルデンからイタリア、ローマを飛び回る。前回、ロンドンのテムズ川でのボートシーン、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングが公開され、世界中から注目を集めた本作。今回公開されたティザーポスターには、全身黒づくめで右手にワルサーPPKを携え、ブルー・アイでこちらを見据えるボンドが。ダニエルがこれまでボンドを演じた過去3作のポスターはタキシードかスーツのフォーマルなビジュアル。今回は一変していることから、より自信にあふれた力強いボンドへの“変化”がうかがえるビジュアルとなっている。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日米BOX OFFICE MOJOは3月6日~3月8日の全米週末興業成績を発表した。『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』が初登場首位。2016年のヨハネスブルグを舞台に、成長するAI(人工知能)を搭載したヒューマノイド“チャッピー”が主人公の物語。チャッピーの声とモーションキャプチャーを『第9地区』『エリジウム』にも出演しているシャールト・コプリーが担当し、チャッピーの開発者・ディオン役を『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテールが演じている。その他、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーといった人気俳優も脇を固めている。ブロムカンプは『エイリアン』の続編を監督することが決まっており、今最も旬な映画監督の1人だ。3位『The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題)』も今週初登場。2012年に公開された、ジョン・マッデン監督の『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』 の続編で、優雅なリゾート生活を求めてインドにやって来た熟年男女7人が、様々な経験と葛藤を経て、人生を模索する前作からのその後の姿を描いたコメディ・ドラマ。前作同様、ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイ、リチャード・ギア、デーヴ・パテールらが出演している。前週トップの『フォーカス』は2位にランクダウン。『Kingsman: The Secret Service(原題)』は2位から4位に、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』は3位から5位へ転落するなど、以下のラインアップも順位を落とした。10位に初登場の『Unfinished Business(原題)』は、中小企業の社長と部下2人のヨーロッパ出張を舞台にした、『人生、ブラボー!』のケン・スコット監督によるコメディ。『僕が結婚を決めたワケ』のヴィンス・ヴォーン、『ネイバーズ』のデイヴ・フランコ、『パーフェクト・プラン』のトム・ウィルキンソンが3人のビジネスマンを演じている。
2015年03月09日4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグが、レア・セデゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎える『007 スペクター』。昨年12月8日にクランクインし、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデンからイタリア ローマへとロケ地を変えて撮影を敢行中の本作だが、この度、ロケ地ローマから監督を務めるサム・メンデスがストーリーを語るビデオ・ブログ第2弾が公開された。シリーズ生誕50年目に公開された記念碑的作品である前作『007 スカイフォール』(’12)のラストでは、ジュディ・デンチ演じるMがレイフ・ファインズにバトンタッチし、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場するなど、メンバーが刷新された『007』シリーズが新たにどんな地平を目指していくのか、ファンの中でも話題となっていた。そんな中公開された今回の映像。監督自身の口からキャストについて語られ、同時にロンデン テムズ川でのボートシーンや、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングも収められている。メンデス監督によると、新メンバーの中でダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが一番の経験者で知恵にたけていることから、いままで以上にボンドのMI6内での立場が重要になり、全編を通して彼が主導権を握る展開となっているという。「冒頭から彼はある人物を追跡していますが、観客はその理由も内容も分からない。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます。その壮大なテーマを知ったとき『撮らなくては』と思ったのです」。さらに、M役のレイフ・ファインズ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショーについては「彼らのストーリーを、より個性が深まるようにもっと伝えたいと思いました。今作で彼らはある意味キャリアだけでなく生活をも危険にさらしボンドを助けようとします」と語り、より深い人物相関ドラマとなるようだ。徐々に明らかになっていく本作のストーリー。しかしファンの注目を集めている悪役クリストフ・ヴァルツについては謎に包まれたまま…。今後の情報に期待したい。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月27日幅広い活躍を見せる若村麻由美と元宝塚トップスターの久世星佳によるふたり芝居で、ロンドンで人気を呼んだデイヴィッド・ヘアの話題作の日本初上演となる「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」。初日を直前に控えた10月初旬、稽古場に足を運んだ。新国立劇場演劇『ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~』チケット情報新国立劇場が贈る気鋭の演出家による「二人芝居 -対話する力-」シリーズの第1弾で、劇団「モダンスイマーズ」の作・演出の蓬莱竜太が演出を担当。人気女流作家のフランシス(久世)は英国のワイト島に暮らす、夫の長年の不倫相手だったマデリン(若村)の元を訪れる。ふたりは時に反発し、共感を覚えながら、夜を徹して愛したひとりの男との時間を語り合うが…。ロンドン上演ではマデリンをマギー・スミス、フランシスをジュディ・デンチという名女優が演じた。フランシスがマデリンの家に足を踏み入れてから翌日、出ていくまでを描き、全てはマデリン宅のリビングのワンシチュエーションで展開。昼、夜、深夜、そして翌日の朝と時間の変化が微妙な照明で表現される。時折、波音と海鳥の鳴く声が響くほかはBGMもなく、ただ女たちの会話によってドラマが紡がれていく。妻と愛人。立場も人生観も全く異なるふたりだが、ひとつハッキリしているのは、ふたりが愛した男は、もう彼女たちの元には戻ってこないということ。マーティンという名の彼は既に若い女が出来て、シアトルへと去っており、ここで何を話そうとどうしようもない。虚しさと諦観を漂わせながらも静かに、しかし不思議な“熱”を帯びつつ女たちの会話は弾む。見どころはこの会話と共に変化していくふたりの距離感。最初はコートを脱ぎもせずに、立ったままのフランシスと彼女への敵意を隠さないマデリンだが、少しずつ話をするうちに茶を飲み、ビールを飲み、食事を摂り、タバコを吸い、パジャマを借りてソファに足を投げ出すようになる。だが確実に距離を縮め、互いを以前よりも理解し、冗談まで言うものの、ふたりはベタベタと馴れ合うこともない。通し稽古を見て、ふたりがごく近い距離で肩を並べて話したり、並んで腰掛けるシーンが決して多くないことに気付かされる。互いを理解しつつも保たれる微妙な距離と緊張――やはり、ふたりは戦っているのだ。どこに行き着くこともないはずの女の戦いは最後に何をもたらすのか?いまを生きる日本の女性に響く作品になりそうだ。新国立劇場小劇場にて10月8日(水)より上演。取材・文:黒豆直樹
2014年10月06日イギリスが誇る大女優ジュディ・デンチが主演し、国際映画祭で多くの観客の心をつかんだ感動作『あなたを抱きしめる日まで』。アカデミー賞を受賞した『クィーン』や『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』などを手がけたスティーヴン・フリアーズ監督の最新作で、すでにジュディが2014年のアカデミー賞主演女優賞最有力候補に挙げられるなど、注目を集めている本作のポスタービジュアルが到着した。10代で未婚のまま妊娠して家を追い出されたフィロミナは、修道院に入れられ、男の子を出産する。しかし、アンソニーと名付けた我が子とフィロミナが会えるのは1日1時間だけ。やがて、アンソニーは3歳で養子に出されてしまう…。50年後、フィロミナは隠し続けてきたその秘密を娘のジェーンに打ち明ける。アンソニーを思い続ける母のため、ジェーンはBBCをクビになった元エリート記者のマーティンに話を持ちかける。愛する息子にひと目会いたいフィロミナと、再会を果たす親子の記事に再起をかけるマーティン。全く別の世界で生きてきた2人の旅が始まる――。原作は、イギリスで出版されたアイルランド人主婦の実話。生き別れた息子を探すため、わずかな手掛かりを頼りにアメリカに渡り、真実を見出した彼女の姿を映画化した本作は、ヴェネチア国際映画祭脚本賞、トロント国際映画祭観客賞次点を受賞。「会場は拍手と喝采の嵐で大いに沸いた。これほどまでに大きな称賛はヴェネチア映画祭史上初に違いない」(英タイム誌)、「本作がこれから確実にアカデミー賞に絡んでくるであろうことを観客が証明している」(ロサンゼルス・タイムズ)など、各国のメディアからも絶賛された。今回公開されたのは、ジュディの柔らかく包み込むような笑顔がチャーミングで、心が温かくなるビジュアル。教育はないが愛情にあふれたフィロミナと、セレブから転落したマーティン、まるで『最強のふたり』のように正反対な2人の間に生まれる不思議な友情が生まれる。フィロミナとマーティンの旅の中で描かれる母親の深く切ない愛、親子を引き裂いた真実、人生の大切なものを見つける姿にあなたもきっと心を打たれるはず。『あなたを抱きしめる日まで』は2014年3月15日(土)より全国にて公開。(丸山こずえ(cinema名義))
2013年11月22日ラブコール多数のホットモデル!ロンドン出身のファッションモデルで、長くバーバリーの秘蔵っ子だったカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)。これまでバーバリー以外のブランドのランウェイを歩くことはなかったが、昨年から活動の幅を拡大させ、各メゾンに登場し始めた。それ以来、カール・ラガーフェルドなどからも寵愛を受けるなど、20歳にしてファッション界からラブコールが絶えない、ホットイットなスーパーモデルとして注目されている。そんな彼女だが、The Daily Star紙に語ったところによると、本人は女優への転向を希望しているらしい。(Twitterより参考画像)シャーリーズ・セロンなどに憧れ抱く数々の雑誌のカバーを飾り、昨年のブリティッシュ・ファッション・アワードで「モデル・オブ・ザ・イヤー」にも輝いたカーラだが、その夢はこれからの女優活動にあるということだろうか。The Daily Star紙によれば、彼女は、メリル・ストリープやジュディ・デンチが成し遂げてきたこと、そしてシャーリーズ・セロンに大きな尊敬の念を抱いているという。彼女らのような、役柄になりきることのできる卓越した女優に憧れており、自分も狂った女性など、大胆な役柄にチャレンジしてみたいのだそうだ。カーラは、「アンナ・カレーニナ」のソロキナ嬢役で映画女優デビューも果たしているが、これまでのインタビューでも、幾度となく映画への愛を語っているだけに、将来はより本格的に女優活動を展開していきたいと考えているのかもしれない。今後のカーラ・デルヴィーニュにも注目だ。元の記事を読む
2013年04月06日なにかと話題を呼んだ2012年のイギリス。映画産業が盛んなこの国で、2012年を彩った作品とは?その他の写真2012年は、女王陛下在位60周年、ロンドン・オリンピック、ジェームズ・ボンド50周年、そしてローリング・ストーンズ50周年と大規模な祝賀イベントが続き、イギリスが世界中の話題をさらった年だった。ハリウッド大作が近年好んでロンドン周辺のスタジオやロケ地を使用して撮影するようになったが、この傾向は強まるばかりで英国映画産業にも明るい兆しが。2012年のヒット作『ダークナイト ライジング』『プロメテウス』などがこの最たる例だ。興行的には2012年最大ヒット作は言うまでもなく『007 スカイフォール』。そして2011年の『英国王のスピーチ』のヒットの後にぴったりはまったのは『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』だった。王室から首相と、英国現代史をテーマにした作品のヒットは堅かった。ダニエル・ラドクリフの“ポスト・ハリー・ポッター”第1弾にあたる『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』も予想どおりのヒットとなったが、これと同規模なヒットを放った英国ならではの異色作と言えば『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』。引退した7人の英国人が、インドの旧宮殿を改造したホテルに住み第二の人生と格闘するドラマ。機知にあふれる台詞に笑いと涙を誘うエピソードも満載で、高齢や死というテーマをポジティブに扱いつつも観客に元気をくれる1本だ。出演しているのは、ジュディ・デンチ、マギー・スミスらベテラン俳優たち。熟年層が昼間の上映に足を運び、全国の映画館で密かなロングランを続け、大ヒットにつながった。これに続くヒットの予感を放つのは来年公開の新作『カルテット!人生のオペラハウス』か。老人ホームを舞台にしたダスティン・ホフマンの初監督作だ。『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:高野裕子『ぴあ Movie Special 2012-2013』発売中
2012年12月26日1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作から今年で生誕50周年を迎える、『007』シリーズ。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグ主演で贈る最新作『007スカイフォール』の日本公開に先立ち、10月23日(現地時間)、『007』誕生の地・イギリスにてロイヤルプレミアが開催された。『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督がメガホンを握った本作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回のイベントは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王、『007/慰めの報酬』でのウィリアム&ヘンリー両王子の臨席に続いて、チャールズ皇太子、カミラ夫人が臨席してのロイヤルプレミア。会場となったロイヤル・アルバート・ホールでは、この記念すべきイベントのために鼓笛隊の演奏でゲストを出迎えたり、特設ステージでは本作で久々の登場となるみんなの憧れ“ボンドカー”ことアストン・マーチンDB5が設置され、出席したゲストたちはその豪華な演出に目を輝かせていた。この日のダニエルは、お馴染みのタキシードに身を包み、アストン・マーチンではなく、レンジローバーに乗って会場に到着。沿道に詰めかけた約2,000人のファンの大歓声に応えながら、「いままでで一番豪華なプレミアだと思う。(作品は)みんなが全力を尽くし、また監督のサム・メンデスが素晴らしい働きをしてくれたお陰で、最高のボンド映画になった!」とコメントし、ファンのボルテージは最高潮に盛り上げた。また、ダニエルと共にハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、サム・メンデス監督、プロデューサー陣らもレッドカーペットを歩いた。その後、一同は劇場前でチャールズ皇太子&カミラ夫人をお出迎え。ダニエル以上(?)の歓声が上がり、英国王室の人気のほどを伺わせた。ご夫妻は一人一人と丁寧に挨拶を交わしながら、50年もの間愛され続ける本シリーズと最新作の公開を祝福していた。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スカイフォール』で、悪役“シルヴァ”を演じるハビエル・バルデムの登場シーンの写真がこのほど公開された。その他の写真本作は、『007』シリーズ生誕50周年を飾る記念すべき23作目。ボンドの上司“M”を引き続きジュディ・デンチが、ボンドの特殊アイテムを発明する“Q”をベン・ウィショーが演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のサム・メンデス氏が監督を務める。詳細なストーリーはまだ明らかになっていないが、本作でバルデムが演じるのは、ボンドも所属するイギリス情報局秘密情報部(MI6)にかつて籍を置き、その内部事情に精通した謎の男シルヴァ。すでに公開されている予告編映像では、“M”と過去に何らかの確執があり、MI6の壊滅を目論んでいるようだ。『007』シリーズ歴代の悪役といえば、さまざまな俳優が演じてきた犯罪組織“スペクター”のNo.1・ブロフェルド。そのほか、リチャード・キールが演じた“殺されない悪役”のジョーズなど、個性が際立つキャラクターが多く登場してきた。本作の予告編映像で、ボンドがシルヴァに会おうとする場面では、シルヴァの部下らしき女性が「どれだけの恐怖を知ってる? ボスの怖さは知らないはずよ」と警告する。『ノーカントリー』でオカッパ頭の殺し屋アントン・シガーを怪演し、アカデミー助演男優賞を受賞したバルデムが、どんな“恐怖”をボンドに与えることになるのか? シリーズ最強にして最凶の敵の出現を期待したい。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年09月27日大ヒットシリーズ“007”の第23作『007 スカイフォール』の最新予告編がこのほど公開され、英国諜報員ジェームズ・ボンドの新たな戦いの一端が公開された。最新予告編本作は、シリーズの50周年記念作にして、ダニエル・クレイグがボンドを演じる第3弾。ジュディ・デンチがボンドの上司である“M”を、ベン・ウィショーがボンドの特殊アイテムを発明する“Q”を、ハビエル・バルデムがボンドと対峙する男を演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード』のサム・メンデスが監督を手がける。このほど公開された予告編は、列車の上で格闘中のボンドが何者かに狙撃されて死ぬ衝撃的な場面で幕を開ける。と言っても、ボンドは実際に死んだわけではなさそうだ。本作では“M”が所持していた潜入捜査中の諜報員にリストが奪われるという極めて危険な事態が発生。素性が知られてしまったボンドは職を失い“死んだも同然”の状態に置かれてしまう。しかし、彼は“新しいMI6(Military Intelligence section 6/イギリス情報局秘密情報部)”のもとで行動を開始。“M”に怨みを抱く強敵と過酷な戦いを繰り広げることになる。クレイグが新ボンドに就任して以降の作品は、最強スパイではなく、悩み、傷つき、人を愛して苦しむ“人間”としてのボンドを描いてきた。新たな予告編でも、存在を抹消されたボンドの顔には影があり、その目にはうっすらと涙がにじんでいる。また、アクション・シーンもこれまでと同様、豪快な爆発やカー・クラッシュを交えながら、リアリティを重視した生々しい映像が登場。メンデス監督は人間ドラマで高い評価を集めてきた映画作家だけに、『スカイフォール』ではさらに進化/深化したボンド像が描かれるようだ。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年08月02日エリザベス女王の即位60周年、オリンピック開催と、お祭りモードに沸く英国・ロンドンの裏側で暗躍する一人の男あり。オリンピック開幕まであと4日に迫る中、6代目ジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグ主演で贈る人気スパイ・アクションシリーズ最新作『007スカイフォール』が「ロンドン五輪で何かを起こす…」という興味深いうわさが入ってきた。ボンドの直属の上司・M(ジュディ・デンチ)につきまとう過去の亡霊と、彼が所属する“MI6”を標的とした脅威に立ち向かっていく姿を描く、シリーズ第23作目にして誕生50周年記念作品である本作。『007』誕生の地・ロンドンはもちろん、トルコ・イスタンブール、スコットランド、上海と世界を股にかけてロケ撮影が敢行された。今回入ってきた肝心のうわさと言うのが、ボンドのホームグラウンドでもあるロンドンで28日(日本時間)に開催されるオリンピックの開会式に、何とダニエル自身がジェームズ・ボンドになりきり登場するというもの。この開会式の演出を担当するのは、イギリス出身のオスカー監督ダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』)であるが、既に本国の情報誌「Empire」誌などでは「ボイル監督が開会式のための特別映像を、ボンド役のダニエル・クレイグと共に撮影した」と報じている。さらに、この報道を最初に嗅ぎつけた英「Sun」紙によると、この特別映像は『The Arrival』というタイトルで上映されるとのこと。その内容が気になるところだが、同紙によれば、ボンドは「バッキンガム宮殿でオリンピックを開会するミッションを命じられ、ヘリコプターでオリンピック・スタジアムに飛び、アリーナにパラシュートで舞い降りる」という映画さながらの難関ミッションに挑戦しているようだ。また、バッキンガム宮殿でこの撮影が行われた際には、ボイル監督らは前例のないエリザベス女王のプライベートルームにアクセスを許されたという。その上、エリザベス女王がカメオ出演しているという話まであるが、「王室は詳細を秘密にしている」とか…。様々な憶測やうわさが海外メディアを通じて飛び交っているが、その真偽のほどは?全世界10億人が見ると言われるオリンピック開会式で、果たして稀代の名スパイ、ジェームズ・ボンドは現れるのか!?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年07月24日これまで幾度も映像化されてきた英文学の名作を34歳の新鋭監督キャリー・ジョージ・フクナガが、ミア・ワシコウスカとマイケル・ファスベンダーによって映画化した『ジェーン・エア』の予告映像が到着した。『ジェーン・エア』予告映像弱冠32歳で手がけた長編初監督作『闇の列車、光の旅』がサンダンス映画祭監督賞を受賞し一躍注目を集めたフクナガ監督。そんな彼が2作目に選んだのは、オーソン・ウェルズや近年ではシャルロット・ゲンズブールらによって映画化されているシャーロット・ブロンテによる著書「ジェーン・エア」だ。フクナガ監督はこの小説の今日性に感銘を受けたといい、運命にほんろうされながらも信念と知性で自ら望む道を切り開くセンセーショナルな現代版『ジェーン・エア』を作り上げた。今作でジェーン・エアを演じるのは『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ。彼女と身分違いの恋に落ちるロチェスター氏を、『SHAME-シェイム-』での演技が高く評価され、ヴェネチア国際映画祭を始め数々の賞レースを賑わせたマイケル・ファスベンダーが演じ、名優ジュディ・デンチやジェイミー・ベルも出演している。予告編では、孤児院で過ごすジェーンの幼少時代から始まり、18歳となった彼女が住み込みの家庭教師として新たな生活を始める姿、さらに彼女の人生を大きく狂わせていく屋敷の主人ロチェスターとの出会いと、彼が抱える大きな秘密が次々と映し出されていく。また今年の米アカデミー賞・衣裳デザイン賞にノミネートされたアンティークの服飾も目を惹く映像となっている。フクナガ監督が英国文学史において全てのタブーを破ったと言われるラブ・ストーリーに挑んだ『ジェーン・エア』は6月2日(土)より公開される。『ジェーン・エア』6月2日(土)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー(C)RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年03月21日クリント・イーストウッド監督待望の最新作『J・エドガー』の予告編がこのほど公開になり、主演のレオナルド・ディカプリオ演じる実在の人物ジョン・エドガー・フーパーの姿がお披露目された。『J・エドガー』予告編映画は、1924年にFBIの前身である捜査局(BOI)の長官に任命され、後に連邦捜査局(FBI)の初代長官に就任。72年に亡くなるまで8人の歴代米国大統領に仕えるながら犯罪撲滅に務める一方で、その捜査手法や謎めいた私生活が物議をかもしたジョン・エドガー・フーパーの半生を実話を基に描いた作品。ディカプリオのほか、ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチ、ジョシュ・ルーカスらが出演し、『ミルク』でアカデミー賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが脚本を執筆。そのほか、撮影のトム・スターン、編集のジョエル・コックス、プロダクション・デザインのジェームズ・J・ムラカミら『グラン・トリノ』『チェンジリング』『インビクタス/負けざる者たち』などを手がけてきたイーストウッド常連スタッフが顔を揃えている。このほど公開された予告編では、ディカプリオ演じるJ・エドガーのナレーションと陰影に富んだ映像によって、彼の半生が次々に展開。自らの正義を信じ、米国の治安を守るために駆け足で権力の階段を駆け上がるも、常に多くの問題を抱え、母の愛に干渉され続けながら、その一生をまっとうした彼の姿がテンポよく描かれている。イーストウッド監督は、過去にも20世紀を代表する音楽家でジャズ・ミュージシャンのチャーリー・パーカーを主人公にした『バード』や、映画監督ジョン・ヒューストンをモデルにした『ホワイトハンター ブラックハート』、太平洋戦争を戦った栗林忠道陸軍大将を主人公にした『硫黄島からの手紙』など、史実を題材にした作品を発表しており、最新作『J・エドガー』も多くの映画ファンの注目を集めることになりそうだ。『J・エドガー』2012年1月28日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2011年11月11日レオナルド・ディカプリオがクリント・イーストウッド監督とのタッグでFBIの初代長官の半生を演じる『J・エドガー』(原題)が来年1月に公開されることが決定。これまで3度にわたってオスカー候補に名を連ねてきたレオの悲願のアカデミー賞受賞に期待がかかる。1924年にアメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官に任命され、1972年に亡くなるまで半世紀近くにわたってアメリカの法の番人の長として君臨したジョン・エドガー・フーバー。彼の禁断の半生をイーストウッドが描き出す。フーバー氏はカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで8代の大統領に仕え、FBIを現在のような巨大な影響力を持つ組織へと発展させた。長官として比類なき権力を誇る彼は、歴代の大統領からさえも畏怖と非難と崇拝の対象として見られたという。その一方で、彼にはそのキャリア、そして人生さえも失いかねないある秘密が…。最も恐れられ、アメリカを支配した男の全てが暴き出される。今回、解禁となった劇中の写真では、人々とマイクに囲まれた公聴会のような場面で険しい表情で答弁するレオの姿が。いわゆる純粋な正義の味方とは言い切れない複雑な内面を持った主人公の半生を、レオはどのように演じきったのか?『ギルバート・グレイプ』でのアカデミー賞助演男優賞ノミネート以来、『アビエイター』、『ブラッド・ダイヤモンド』と主演男優賞候補に名を連ねてきたが、巨匠イーストウッドとのコンビで悲願のオスカー獲得なるか?また、『21グラム』のナオミ・ワッツが長年、フーバーの秘書を務めたヘレン・ガンディーに扮し、彼の過保護な母親をジュディ・デンチが演じるなど、共演陣にも実力派俳優が並ぶ。劇中、FBIのイメージを覆す事件として伝説の飛行士・リンドバーグの息子の誘拐事件が描かれるが、『かぞくはじめました』のジョシュ・ルーカスがリンドバーグ役を好演している。脚本を手がけるのは、同性愛者の公民権獲得と地位向上に尽力した政治家ハーヴィー・ミルクの半生を描いた『ミルク』でアカデミー脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック。撮影、美術、衣裳などのスタッフにはイーストウッド作品の常連が顔を揃えている。誰もが知るFBIを作り上げた男の素顔とは――?全米では11月9日より公開となり、先述のレオはもちろんのこと、作品賞や監督賞などでもオスカーの期待が高まる。『J・エドガー』(原題)は2012年1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:J・エドガー (原題) 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2011年09月26日ダニエル・クレイグが、3月8日の国際女性デーにあわせて作られた短編映画に出演、女装姿を披露した。この短編映画は性差別撤廃を目指す慈善グループ「Equals」が製作したもので、『キック・アス』のジェーン・ゴールドマンが脚本を執筆、『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ウッドがメガホンをとった。ダニエルは『007』シリーズのジェームズ・ボンド役でおなじみだが、同シリーズでボンドの上司「M」を演じるジュディ・デンチが本作のナレーションを担当。Mがボンドに「私たちは平等。そうでしょう、007?」と語りかけ、男女間の賃金格差や妊娠出産後の女性が復職する難しさなど、ジェンダーの問題を次々に挙げていく。やがてMはボンドに「女性を愛してやまないあなただけど、女性であるというのはどういうことか、考えたことはある?」と問いかける。スーツ姿のボンドはカメラの前から立ち去り、次に現われた彼はワンピースにハイヒール、ブロンドのウィッグをつけている。Mはさらにイギリス国内のドメスティック・バイオレンス被害女性の数などをあげ、最後に「私たちは平等かしら?答えがイエスになるまで、私たちは問いかけをやめません」と結ぶ。「EQUALS」のスポークスウーマンは「女性の権利のための運動に男性が参加するのは大切なことです。前向きな変化のために男女共に活動することが我々の目指すことです」とダニエルの出演についてコメント。この短編映画は100回目の国際女性デーにあたる8日、イギリスの映画館で上映され、EQUALSの公式サイトでも公開中だ。EQUALS公式サイト:(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:007/慰めの報酬 2009年1月17日、18日先行公開、1月24日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Quantum of Solace © 2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シリーズ最高の世界興収!『007/慰めの報酬』サンプラーブルーレイを5名様にプレゼントファッション小噺vol.“100”リトル・ブラック・ドレスでアクションを。重厚なドラマとスタントなしの激しいアクションが融合!『007/慰めの報酬』“新ボンド・ガール”オルガ・キュリレンコのインタビューを独占入手!これであなたもボンドの虜に!『007/慰めの報酬』特製Tシャツ&ポスターを合計10名様にプレゼント
2011年03月08日今月19日(土)から『ヒアアフター』が日本公開になるクリント・イーストウッドだが、現在早くも次回作を撮影中。レオナルド・ディカプリオが主演を務める、米連邦捜査局(FBI)の初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーの伝記映画『J.Edgar』(原題)だ。撮影は先週からロサンゼルスで行われており、フーヴァーの片腕として知られるFBI副長官のクライド・トルソンを『ソーシャル・ネットワーク』でハーバード大学のエリート、双子のウィンクルボス兄弟を一人二役で演じたアーミー・ハマーが務める。トルソンは同性愛者のうわさがあったフーヴァーの愛人と言われている人物。脚本を『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが手がけていることから、フーヴァーの私生活がどのように描かれるか関心が寄せられたが、イーストウッドは撮影前に、映画はFBI長官の権限を利用し、「影の大統領」の異名を持ったフーヴァーの足跡に焦点をあてるものにすると話していた。一方、トルソンを演じるアーミーはレオとキス・シーンはあるのかと記者に聞かれて「キスシーンじゃない。”たくさんの”キスシーンだ」と笑って答えたというが、真偽のほどは定かではない。キャストはほかに、フーヴァーの個人秘書を50年以上務めたヘレン・ガンディをナオミ・ワッツ、フーヴァーの母をジュディ・デンチが演じるほか、TVシリーズ「ゴシップ・ガール」のエド・ウエストウィック、デニス・オヘアらが出演する。(text:Yuki Tominaga)写真はロサンゼルスにて『J.Edgar』(原題)の撮影を行っているクリント・イーストウッドとレオナルド・ディカプリオ。© Splash/AFLO■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedヒア アフター 2011年2月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇マット・デイモン インタビューイーストウッドへの信頼がもたらした生の物語【ハリウッドより愛をこめて】ノミネート発表の会場に潜入!アカデミー賞授賞式迫る【シネマモード】2011年、注目なのは誰?オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞
2011年02月15日