見どころが多いロンドン市街地ですが、1日だけ時間をつくって車で郊外へ出かけてみるのも楽しいもの。なかでもロンドンから西に200km程度の場所にある「コッツウォルズ」は、羊の丘という意味をもつ丘陵地帯で観光客のみならずロンドナーにも人気のスポットです。古い時代のはちみつ色をした石造りの家屋が現役で使用され、豊かな自然と相まってまるで絵本の世界から抜け出たような景色が広がります。自然の恵みの農産物やガーデナーには嬉しい小物、インテリアなどが手に入るショップも多く、買い物も楽しめる場所です。コッツウォルズへの行き方イギリスでもっとも美しい村ともいわれるコッツウォルズは、6つの州にまたがり複数の村で構成されています。ロンドンからはパディントン駅から電車で1時間、さらにバスで30分程度で到着です。一つひとつの村が離れているため、周遊するにはバスを利用します。ただし、本数も多くないので旅行者が効率よく観光してまわるためには車でのおでかけがおすすめ。レンタカーの運転や移動に不安があるようなら、一人でも参加できる日帰りのオプショナルツアーが便利です。時間に余裕がある人は、貴族が所有した邸宅を改装した「マナーハウス」も点在しているので、一泊しながら村々を巡ってみては。コッツウォルズの見どころ村々の移動中、車窓越しに羊の放牧風景を見ることができます。羊肉があまりメジャーではない日本では珍しい光景に思わずカメラのシャッターを押してしまいます。羊毛産業で発展し、専門店をのぞけばコッツウォルズ産の羊の毛糸が手に入るほか、カーディガンや手袋などウール製品を扱うショップもいっぱいです。コッツウォルズを表現する「はちみつ色の風景」といわれます。それは、コッツウォルズ地方でしか採掘されないはちみつ色の天然石を使用した家屋が今も数多く建ち並んでいるから。美しい色合いはハニーストーン、コッツウォルズストーンとも呼ばれ、日本でも造園用の石材として愛好する人が多くいます。美しい田園風景に加え、このはちみつ色の家屋とイングリッシュガーデンが続く町の風景は一枚の絵画のようです。花々が咲き乱れる季節には海外だけでなくイギリス国内からの旅行客で町はいっぱいになります。コッツウォルズの代表的な産物コッツウォルズ地方の代表的なお土産といえばハチミツ。パン屋さんやチーズ屋さん、雑貨屋さんなど多くの軒先に地元で採れたハチミツを販売しています。濃厚な味のハチミツは日本へのお土産にもぴったりで、瓶づめのものから写真のようなかわいいボトルに入ったものまでさまざま。バイブリーという村には、イギリスでもっとも古いマスの養殖場があり新鮮なマスを買って行くことができます。日本への持ち込みには制限がありますが、ホテル滞在で食べ切れる量を買い、寝る前にワインを片手に味わうのもおすすめです。ガーデナーにはたまらない、小物もいっぱいコッツウォルズの村々には、必ずといってもいいほど目に入るのがガーデン用品店。植木鉢や芝生をかわいく飾る、たくさんのオーナメントが並べられていました。ガーデンフックや置物など小物ならば日本に持ち帰りやすいアイテムもあるので、気に入ったものがあればまとめ買いを。車で移動すれば買い物したり、お茶を飲んでも一日で4ヶ所ほどの村を回ることができます。ロンドンとはまた違ったイギリスの風景をみせてくれるコッツウォルズの旅。昔ながらの情緒を味わいにでかけてみてください。●ライター大浦春堂【ヨーロッパ紀行】ロンドン最古のマーケットで“おいしい”お散歩を♪バラマーケット巡り
2018年03月22日地下鉄「ロンドン・ブリッジ駅」から徒歩すぐの場所にある、ロンドン最古のマーケット「バラマーケット(BoroughMarket)」。1276年に開かれたという食料品市場には、果物や野菜をはじめ魚やチーズ、調味料、お茶、オリーブオイルなどさまざまな食料品が並びます。また、食材だけでなく、焼き立てのパンやパイ、パエリア、サンドイッチなどおいしそうなごはんが食べられる屋台もズラリ。そんなバラマーケットをお買い物と朝ごはんを兼ねて散策してみましょう。ゆったり買い物や食事をするなら朝の時間帯がおすすめ最近のロンドンはオーガニック志向の高まりもあって、特に金曜日や週末には、地元ロンドンっ子が買い物に訪れることから大混雑します。イギリス国内だけでなく、ヨーロッパ各国からおいしいものが集まる場所となり、市内のシェフもここで仕入れを行っているそう。ゆっくりと商品を選んだり、店員さんとおしゃべりしながら買い物をするなら平日の朝が狙い目です。平日は10時のオープンですが、土曜日は朝8時から始まるので、週末に行く場合も早い時間帯にでかけましょう。朝ごはんをここで食べてから、ロンドン市内へ観光に行くというのも一考です。日本へのお土産を調達にもぴったりなので、ぜひたっぷり入るエコバッグを持参して。バラマーケット、おすすめの回り方をご紹介します食材を購入できるエリアと屋台が並ぶエリアに分かれているバラマーケット。まずは人で混み始める前に、買い物を済ませてから屋台エリアへと流れるのがおすすめです。開店時間まもなくに到着すると、人も少なくてじっくりと品定めすることができます。外国語が苦手でも、翻訳アプリを見せながら商品に関する質問をしたり、捜しているものをアテンドしてもらうといった買い物ができるのもこの時間ならでは。どのお店も観光客が多くやってくるので、こうした対応も心得てくれています。人気が高いのはスパイスのお店〔SPICEMOUNTAIN〕。世界各国のスパイスが安く手に入るので、朝からたくさんの人が吸い込まれるようにして入っていきます。カレーのスパイスセットやパスタ、ピザのソースづくりに欠かせないハーブなどが揃い、店頭からは風に乗っていい香りが周辺に漂っていました。どれも軽量なので料理好きの友達へお土産によろこばれそうです。製菓材料用のアーモンドプードルやバニラビーンズなども手に入りますよ。お土産といえば、ロンドンでは定番なのが紅茶ですが、これもバラマーケットで購入できます。〔Tea2You〕は、ヘンリー王子や著名人たちもやってきた紅茶の専門店。オリジナルブレンドの茶葉を販売するだけでなく、2ポンドからその場で飲むことができます。試しに飲んでみて、気に入った味があれば茶葉を買って帰るのもいいですね。日本には持ち帰れない野菜や魚は、その場でいただこう食材によっては、せっかく買っても日本への持ち込みができない物もたくさんあります。そんな生鮮食品でもありがたいのが、その場で調理したものをいただけること。たとえば魚屋さんでは、お店の食材を使ってつくるパエリアやハンバーガーを、軒先で販売しているんです。気になったものはスプーンでひとくち味見をさせてもらえるお店もあるので、気に入ったフードメニューをテイクアウトしてテーブルで食べるのもアリ。ホテルに持ち帰って、夕食にするのもいいですね。このほか、人気の牡蠣はレモンや塩が用意されているのでその場で剥いてもらったものを食べることができます。青果売り場でも新鮮な野菜や果物を味わってみたい人にぴったりなのが、店頭で売られるスープやスムージー、フレッシュジュースです。旅行中は栄養も偏りがちなので、たっぷりの野菜や果物をつかったスムージーはありがたいもの。フレッシュジュースもいただきましたが、どれも味が濃くておいしかったです。寒い日にはうれしい、トマトやマッシュルーム、カボチャを使ったアツアツのスープも並びます。食材の買い物だけでなく、屋台での食事も◎食材エリアでもちょこちょことつまみ食いをしていると、それなりにお腹もいっぱいになってきますが屋台にもぜひ立ち寄って。世界各国のおいしいごはんやスイーツなどが並び、思い思いにテイクアウトして食べることができます。どれもひとつから購入できるので、ひとり旅でも気兼ねなく注文を。バラマーケットに並ぶ食品はオーガニック製品が多く、あれこれと頼んでいるうちに、ともするとスーパーマーケットで手に入る食材よりも高くなってしまうのでご注意を。それでも、厳選された食品を店員さんから産地や製法を聞きながら購入できる安心感は他に変えられないものがあります。ロンドナーの生活を垣間見ることができる貴重な場所ともいえるバラマーケットで、自分だけのおいしい食探しに、歩いてみてくださいね。●ライター大浦春堂
2018年03月21日はじめまして。ロンドンでピアノを勉強している京花です。3年前に高校を卒業後、ロンドンにある音楽大学に進学しました。 私は3歳からピアノを始め、12歳から音楽の専門学校でピアノを勉強してきました。クラシック音楽というのは、日本ではあまり一般的に馴染みのないものだと思います。コンサートのチケットは高いし、何を着ていけばいいのかわからない。なんてよく友人から言われますし、私もそう思っていました。 ロンドンに来て初めてのピアニストとしてのコンサート。小さな教会でのお昼の時間帯のランチタイムコンサート、入場料は無料。お客さんはほとんどが近所に住んでるおじいちゃんおばあちゃんで、皆楽しそうに紅茶を飲みながらコンサートを聞いていました。クラシック音楽特有の堅苦しさもなく、服装もとってもラフ。私はこれが音楽の本来あるべき姿だと思います。 ランチタイムコンサート同様、ロンドンではほとんどの美術館が入場無料です。有名な大英博物館や大英図書館はもちろん。お金持ちのコレクターが、自分のコレクションを皆に見てほしいと、勝手に家を無料公開して美術館にしちゃう人もいるんです! ロンドンでは、音楽やアートが生活の一部となっています。教会はどこの街にもありますし、スーパーマーケットの隣が美術館だったりします。音楽や、アートが街のいたるところに転がっている、私はそんなロンドンが大好きです。 最後に、ちょっとご説明をさせてください。連載名にも入っているOLEA。これはわたしのお気に入りの言葉です。意味は’オリーブ’なのですが、そのオリーブの花言葉は平和。平和にのんびり連載をしていきたいという思いからOLEA DIARYにしました。 アートな街ロンドンで感じたこと、面白いことなどをこれからシェアしていきたいと思います!
2018年03月18日イギリス・ロンドンの街中がイルミネーションやライトを用いたアート作品で埋めつくされる祭典「ルミエール・ロンドン(Lumiere London)」。数多くのインスタレーションが街を照らす中、多くの人々が足を止めて見入っていたのが「オリジン・オブ・ザ・ワールド・バブル(Origin of the World Bubble)」と名付けられた本作品だ。インスタレーションが展示されたのはオクスフォード・サーカスの交差点の上空。ルミエール・ロンドン開催中、エリアは歩行者天国となった。直径11メートルの大きな球体を吊り上げ、それにプログラミングされたサイケデリックで幾何学模様的なパターンを次から次へと映し出すという本作品、手がけたのはミゲル・シュバリエ(Miguel Chevalier)。シュバリエはメキシコ出身のアーティストで、既に30年以上パリを拠点として活動している。活動のかなり早い段階からコンピューターをアーティストの表現の一つとして着目してきた。多数のデジタル作品を生み出してきており、世界中のアート・センターやギャラリーでインスタレーションを行ってきたそうだ。細胞の一つひとつが増えたり分かれていったり、交わったりする速さを変化させその様子を球体に映し出すこの作品は、生物学や微生物、離散系計算モデルと呼ばれるセルラーオートマタの世界からインスピレーションを受け作られたという。オーガニックな世界とピクセルで作られた世界が交わり、常に変わり続ける全く新しい「テクノロジカル・バロック」と呼ばれる世界を表現している。残念ながらルミエール・ロンドンは1月18日から21日の開催だったため既に終了しており作品を見ることはできないが、記録されたビデオを見るとその異世界感と引き込まれる色彩に多くの人々が楽しんだことが確認できる。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2018年02月28日クリスマスシーズンに見たい映画として長年人気を誇る『ラブ・アクチュアリー』。この作品と深いかかわりのあるロンドン・ヒースロー空港が、今月23日(現地時間)まで到着客に対する粋なイベントを行っている。同作で最も印象的に残るロマンティックなシーンとして人気なのが、ヒースロー空港で恋のお相手のイギリス首相(ヒュー・グラント)デイヴィッドを出迎え、ナタリー(マルティン・マカッチョン)が駆けて抱きつくシーン。マルティン自身も「あれは出演した映画の中で最も好きなシーンの1つよ!」と太鼓判を押している。何かと忙しいこの時期、ヒースロー空港に降り立つ“愛する人”の出迎えに行けない人や、出迎えのない乗客のために、このシーンをヒースロー空港のボランティアチームで再現(※ただし、キスはナシ)しようというイベントが19日から23日(現地時間)まで行われている。ヒースロー空港の調べによると、空港に降り立つ際、乗客の51パーセントが「迎えが来ないとわかっていても、誰かが待っていてくれることを期待している」ことが明らかになっており、その期待に応えた形だ。昨日は、ナタリーを演じたマルティン本人が到着客を温かいハグで出迎えた。ヒースロー空港のツイッターでは、23日までに同空港に到着し、温かい歓迎を受けたい乗客をダイレクトメッセージにて募集している。ボランティアスタッフが乗客の名前を書いたサインボードを掲げ、ハグで迎えるそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月22日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)から、新作トランク「ザ・ロンドン・スクエア(The London Square)」が登場。2017年11月15日(水)に発売される。ロンドンの街並を、自由かつ軽やかに駆け抜ける女性をイメージした「ザ・ロンドン・スクエア」は、ブランド史上最小のサイズ感が最大の特徴。丁寧なハンドメイドによるクラシカルなフォルムはそのままに、グローブ・トロッターらしいトラベルケースの魅力を詰めこんだ、デイリーに使えるアイテムだ。カラーも、ベーシックなアイボリーやコロニアルブラウンなどに加え、色鮮やかなホットピンク、マスタード、レッドなど、全11色の豊富なバリエーションがラインナップ。自分へのご褒美、またクリスマスに向けたプレゼントとして、是非実際に手に取ってみてはいかがだろう。【商品情報】グローブ・トロッター「ザ・ロンドン・スクエア(The London Square)」発売日:2017年11月15日(水)カラー:全11色(アイボリー、コロニアルブラウン、パープル、ホットピンク、マスタード、ロイヤルブルー、グリーン、レッド、ブラック、ネイビー、チェルシーピンク)価格:アイボリー、コロニアルブラウン、チェルシーピンク、ロイヤルブルー、マスタード 105,000円+税/その他カラー 100,000円+税サイズ:H19×W20×D11cm展開店舗:グローブ・トロッター 銀座・伊勢丹新宿店本館・日本橋三越本店・阪急うめだ本店・福岡岩田屋店
2017年11月18日ポップでキュートなフレンチ・ミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』には、“リストラ”と闘う女性たちを象徴するアイテムとして、真っ赤なエナメルシューズが登場する。ほかにも、この秋公開の映画を見渡してみると、どこか懐かしさを感じさせるレトロな「赤」を取り入れたファッションが続々。3本のフランス映画に注目した。■『ジュリーと恋と靴工場』(9月23日公開)の赤い靴職もなく、お金もなく、彼氏もいない三重苦だったジュリーが、かろうじて就職できた靴工場で、女性の靴職人たちや仲間と知り合うことで自分らしさを見つけていくミュージカルコメディ。『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』など1960年代のフレンチ・ミュージカルを彷彿とさせる世界観と、本物のダンサーたちや『EDEN/エデン』で注目を集めたベルギー出身の若手女優ポーリーヌ・エチエンヌの爽やかなダンスと演技が光る。本作に登場する「戦う女」と名付けられたエナメルのローヒールシューズは、誰にも寄りかかることなく、自分の足で歩こうとする自立した女性たちを象徴するアイテム。真紅の靴は、女性なら1足は持っていたいもの。ガーリーな着こなしと合わせれば、メンズライクな紐靴がほどよいバランスになり、ピンヒールはちょっと苦手…という現代女性にもぴったりの等身大シューズに。■『プラネタリウム』(9月23日公開)の赤いシースルードレスナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップ、人気の2大スター共演が話題の本作。1930年代後半、降霊術ツアーに出ていたアメリカ人姉妹ローラ(ナタリー)とケイト(リリー=ローズ)はパリを訪れ、ある晩、フランスの有名な映画プロデューサー、アンドレ(エマニュエル・サランジェ)と知り合う。実際に霊と遭遇した彼は姉妹の能力に心酔し、彼女たちを題材にした映画を企画するが…。本作では、ナタリー演じる姉ローラがパーティで着こなす、目の覚めるようなレッドオレンジのシルクシフォンドレスに注目。女性らしい軽い布地とストンとしたラインに腰の黒いリボンがアクセントになり、着痩せ&脚長効果も期待できそう。うっすらと透けるシースルーがほどよいセクシーさで、まさに今年の着こなしに取り入れたいアイテム。■『エタニティ 永遠の花たちへ』(9月30日公開)の赤いコットンワンピ19世紀末のフランス。ヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)は親が決めたジュールとの婚約を破棄するが、しつこく食い下がるジュールに逆に親近感を抱く。やがて結婚した2人は夫婦として深い絆で結ばれるが、病気や戦争で子どもたちを亡くしてしまう。ヴァランティーヌは失意の中で、残った息子アンリと幼なじみのマチルドの結婚を通じて、再び人生に喜びを見いだすように――。トラン・アン・ユン監督が、3人の女性の波乱万丈な人生を追った本作。ベレニス・ベジョ扮するガブリエルが着こなすのは、出産直後の体にあわせた、ゆったりとしたシルエットの七分袖コットンワンピース。19世紀末に合わせた褐色がかった赤が秋の到来を感じさせ、胸元のリボンと細かいタックに広がる裾のデザインが、いま流行のヴィンテージ風の着こなしの参考となりそう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エタニティ永遠の花たちへ 2017年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) Nord-Ouestプラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年09月19日ロンドン発のナチュラルコスメブランド「アンドレア・ガーランド(Andrea Garland)」のリップバームが、シップス デイズ(SHIPS Days)で展開。アンドレア・ガーランドとはアロマテラピーのスペシャリストであったアンドレア・ガーランドが、2010年に立ち上げた同名のナチュラルコスメブランド。クリームやオイル、リップバームといったスキンケアアイテムは、英国産のオーガニック成分をできるだけ多く使用し、手作りされている。植物がもたらす美容効果や精神への作用を熟知したアンドレアならではのものだ。また、ヴィンテージの缶やコンパクトのデザインをモチーフにした、レトロで可愛らしいパッケージも魅力。中身を使い切っても、パッケージを再利用し、レフィルしてもらうことが可能となっている。オーガニック成分配合のリップバームリップバームはハチミツのような甘い香りを持つミツロウをメインに、オーガニックのシアバターやアーモンドオイル、ラベンダー、グレープフルーツ、ライムなどを配合。唇を柔らかくし高保湿、さらにダメージから守ってくれる。パッケージは黒ネコやキツネ、ロンドンの街をモチーフに展開されるパッケージデザインはお花畑の中から顔を出す黒ネコや、フワフワの尻尾がチャームポイントのキツネ、ブルーを基調にしたクラシックなリバティプリント、そしてブランド発祥の地でもあるロンドンの街をモチーフにしたもの。中でもロンドンデザインには、ビッグベンやセント・ポール大聖堂、トラファルガー広場といった有名スポットのほか、アイコニックな赤い2階建てバスが描かれており、街の魅力がぎっしりと詰まっている。乾燥が気になり始めるこれからの季節、可愛いリップバームをぜひ取り入れてみては。【詳細】アンドレア・ガーランド リップバーム店頭にて発売中価格:3,200円取り扱い:・取扱店舗シップス デイズ ららぽーとTOKYO-BAY店、豊洲店、ルクア イーレ店、立川立飛店、名古屋 タカシマヤ ゲートタワーモール店【問い合わせ先】シップス デイズ ららぽーとTOKYO-BAY店047-495-7075
2017年09月09日フランスの田舎町を舞台に、リストラの危機に直面した女性たちが歌って踊って立ち向かうフレンチポップミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』。本作から、キュートな歌とダンスが満載の予告編と場面写真がシネマカフェにて解禁となった。田舎町に住むジュリーは、就職難の末、ようやく高級靴メーカーの工場で試験採用を手にする。そんな中、靴職人の女たちは迫る近代化の波でリストラされることを恐れ、抗議のためパリの本社に乗り込み騒動を起こす。巻き込まれたジュリーはあやうくクビになりかけるが、ほのかな恋の予感も…。職人の意地とプライドをかけ、アイデンティティを求めるたくましい女たちとともに、ジュリーは靴工場閉鎖の危機を乗り越え、本当の幸せを手にすることができるのか?10月にデジタル・リマスター版の公開が決定した、ミュージカル映画の金字塔ジャック・ドゥミ監督の名作『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』を彷彿とさせる、新しい小粋なフレンチ・ミュージカル。このたび完成した予告編では、その腕に誇りを持った靴職人たちと、金儲け主義の雇い主との攻防が繰り広げられる様子を、主人公の恋模様も交えながら、ポップで楽しげな音楽とダンスで魅せていく。ドゥミ監督作をはじめとするミュージカル映画の系譜に連なる作品として、今年相次いで大ヒットした『ラ・ラ・ランド』のように、独特の世界観と華やかなエンターテインメント性を感じさせる映像が印象的。加えて、新たに解禁された場面写真では、本物のダンサーが扮する女職人たちがカラフルな作業着でリストラの危機に憤慨して踊るシーンや、主人公のジュリー(ポーリーヌ・エチエンヌ)とその恋の相手・サミー(オリヴィエ・シャントロー)のシーン、さらに甘いマスクでモデルたちと優雅に踊る高級靴ジャック・クチュール本社のハンサムなグザヴィエ会長、金儲け主義の工場のフェリシアン社長など個性的なキャラクターたちがお目見え。「戦う女」と命名された赤い靴にも注目だ。とはいえ、こうした目にも楽しいミュージカルの陰には、若年齢層の失業率が日本の5倍とまでいわれるフランスの現状も垣間見えてくる。ドゥミ監督の『都会のひと部屋』(’82)にも通じる、労働者の反乱という社会派テーマを軽快なミュージカルで包んだ、どこか懐かしい気持ちになる予告編を、まずはここから覗いてみて。『ジュリーと恋と靴工場』は9月23日(土・祝)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)から、英国の老舗アイウェアブランド、オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)とのコラボレーションサングラスが2017年5月上旬より発売。コラボレーションモデルのベースとなったのは、オリバー ゴールドスミスを代表するモデル「CONSUL-S(コンスル エス)」。「CONSUL-S」は、英国の俳優マイケル・ケインが愛用していたことでも知られる「CONSUL」をひと回り小さくした正統派のウェリントンスタイル。このオプティカル用の名モデルをサングラスに変更した一本だ。英国クラシックの原点とも言えるこのモデルは、太目のラインの重厚感とシンプルで飽きのこない洗練されたデザインが特徴。今回のコラボレーションの証として、レンズにはマッキントッシュ ロンドンのアイコンであるダンディマンの刻印が、またテンプルにはオリバー ゴールドスミスとマッキントッシュ ロンドンそれぞれのロゴのプリントが施されている。【商品情報】MACKINTOSH LONDON×OLIVER GOLDSMITH発売時期:2017年5月上旬価格:36,000円+税カラー:ブラック、ブラウン【問い合わせ先】SANYO SHOKAI(カスタマーサポート)TEL:0120-340-460 (フリーダイヤル)
2017年05月12日3月17日(金)より、「Netflix」にて全世界同時オンラインストリーミング開始された「ジュリーのへや」。この度、本作でホスト役を務める名女優ジュリー・アンドリュースが、ミュージカルへ思いや本作を共同プロデュースした娘エマ・ウォルトン・ハミルトンとの知られざる母娘のプライベートエピソードについて語った。ジュリーは、ブロードウェイのミュージカル「マイ・フェアレディ」をはじめ、『メリー・ポピンズ』ではアカデミー賞主演女優賞、『サウンド・オブ・ミュージック』ではゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得するなど、言わずと知れたミュージカル界の伝説的存在。「ジュリーのへや」は、そんな彼女が “ジュリー先生”として主演し、舞台芸術についてマペットキャラクターの子どもたちに教え、ミュージカルを作るという全く新しいキッズ向け番組。本番組は、人気作「セサミストリート」などを手掛けたマペット界の第一人者であるジム・ヘンソン・カンパニーが参加していることも話題となっている。本作について、「私は長年、舞台芸術に関する番組を手掛けたいと思っていました。子どもたちやご家族全員がその素晴らしさを体験できるような専門番組を作りたかったのです」と長年の夢であったことを明かしたジュリー。「この作品が私にとって何が特別かというと、“ミュージカル”作りを取り上げていることなんです。歌い、演じることの喜びを伝えられる最高の形であり、これ以上のものはないと思います」と作品への自信を語っている。番組を共同プロデュースしているエマは、ジュリーの実の娘であり、夢の母娘プロデュースが実現している本作。エマは子どもの頃の母親ジュリーとの思い出について、「とても思いやりのある献身的な母親だったの。もちろん彼女にはプロとしての仕事があることが分かっていたわ。でも母が人々に囲まれてサインをお願いされたりしたときは、私は『彼女は私のものよ』って思ってたわね」とふり返る。一方、ジュリーは自身について「私はひどい料理人だったわ、どうしてもお料理できないのよ。でも、美味しい朝食だけは出来たのよ(笑)」と語ると、それに対してエマは「スクランブル・エッグだけどね(笑)」と知られざるプライベートエピソードを明かしていた。Netflixオリジナル作品「ジュリーのへや」はNetflixにて配信中。(cinemacafe.net)
2017年03月22日ロンドンのユニークなシューズブランド、イレギュラー チョイス(Irregular Choice)から、シンデレラ・コレクションが発売された。「どんな女の子もシンデレラの気分を味わうべき…」というイレギュラー チョイスのオーナー、ダン・サリバン(Dan Sullivan)の考えが形となって誕生したシンデレラコレクション。華やかなグリッターや大きなリボン、豪華な刺繍などによって飾り立てられたシューズの数々が展開される。ガラスの靴を思わせる「Sparkling Slipper」は、全面シルバーのグリッターが施され、1歩踏み出す度にキラキラと輝く様はまるで魔法のよう。ウェッジソールシューズの「Ballroom Beauty」と「Home Before 12」には、ヒールの透明な部分に、おとぎの国から飛び出した、ダンスをするシンデレラのフィギュアが閉じ込められている。その他にも、ディズニー映画『シンデレラ』に登場する愛すべきキャラクターが施されたシューズや、魅惑的なオーガンザ・リボンが大胆にあしらわれたシューズなどが展開される。なお、「Ballroom Beauty」、「Home Before 12」の2型は11月11日の発売予定。
2016年11月02日ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)より、ニューヨーク・ロンドン・パリ、3つのファッションウィークからインスピレーションを得た「シティ コレクション」が登場。2016年9月16日(金)より限定発売される。アイシャドウ&チークカラーがセットされた限定パレットは、各都市のスタイルを閉じ込めた3種類で展開。パレット上部のイラストは、ニューヨークのファッションイラストレーター、リチャード・へインズが、それぞれの都市に暮らす女性をイメージして描いた。ニューヨーク パレットのアイシャドウは、自然な陰影を作り出すシアーマットとメタリックカラーを組み合わせた。ロンドン パレットは、肌になじむヌードピーチとネイビーを含んだスタイリッシュなカラーセレクト。煌きを効かせたグレージュのシャドウとフレンチピンクのチークのパリ パレットは、シックなヌードメイクを叶える。ボビイの名品、ロングウェア ジェルアイライナーはクレストロゴが刻印されたゴールドの25周年仕様に。ニューヨークはブラウン、ロンドンはユニオンジャックを想起させるブルー、パリはガンメタルインクと、都市を表現した3つの限定カラーが登場し、それぞれのルックを完成させてくれる。【詳細】シティ コレクション発売日:2016年9月16日(金)アイテム:・ニューヨーク パレット、ロンドン パレット、パリ パレット 全3種 各8,800円+税<限定品>・ロングウェア ジェルアイライナー 全3色 各2,900円+税<限定色>・リュクス リップ カラー 37 4,200円+税<限定色> 【問い合わせ先】ボビイ ブラウンTEL:03-5251-3485
2016年09月15日アンバー・ハード、マーゴット・ロビー、カーラ・デルヴィーニュが、ロンドンのクラブへの入場を拒否された伝えられている。先日ジョニー・デップとの離婚の合意が成立したアンバーは、9月に日本公開を控える『スーサイド・スクワッド』の出演組マーゴットとカーラと一緒にロンドンにいるところを目撃されたが、どうやら同市メリルボーン地区にあるストリップクラブ「ソフィスティキャッツ」から入場を拒まれていたようだ。ある関係者はメール・オンラインに「彼女たちは、警備と話をしていましたが、クラブには入って行きませんでした。カーラはイライラした様子で両手を上げていて、その後一行は(セレブ御用達ホテルとレストランの)チルターン・ファイヤーハウスに向かっていきました」と明かす。そんなアンバーは、ジョニーとの離婚合意で得る和解金を全額チャリティに寄付すると声明を出しており、離婚で得たお金は自分自身にとっては役にたたないものだが、他のことには役立てることができるとつづっていた。寄付を決めた1つの施設ザ・チルドレンズ・ホスピタル・オブ・ロサンゼルスで10年以上に渡ってボランティア活動を行っているというアンバーは、より良い医療器具と薬があればもっと多くの子供たちを助けることができると考えていたという。(C)BANG Media International
2016年08月23日ジョニー・デップとの離婚が成立したアンバー・ハードだが、ロサンゼルスを離れて渡英した。19日(現地時間)、アンバーはロンドンで『スーサイド・スクワッド』に出演するマーゴット・ロビー、カーラ・デルヴィーニュと合流し、ディナーに出かけた。マーゴットの恋人のトム・アッカリーも一緒に、一行はまずキングズ・ロードで開催されているローリングストーンズ展を見に行き、その後にハイストリート・ケンジントンにあるアイヴィー・ブラスリーで食事した。ブラスリーではさらに数人が合流して大人数の食事会になり、アンバーは終始上機嫌で笑顔を絶やさなかった。食事の後は人気のクラブ「チルターン・ファイアーハウス」にみんなで移動し、楽しんだ。ジョニーとの離婚合意で得た和解金700万ドル(約7億円)の全額を、家庭内暴力(DV)の被害者支援団体「ACLU」とロサンゼルス小児病院に寄付すると発表したアンバー、セレブの女友だちに祝福されて心機一転をはかることができそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月22日故デヴィッド・ボウイのミュージカル『ラザルス』がロンドンで上演されることになった。昨年11月18日から今年の1月20日までニューヨーク・シアター・ワークショップで大ヒット上演された同作が、10月25日から来年1月22日までロンドンのキングス・クロス・シアターで上演されることが決まった。ウォルター・テヴィスの著作で1976年にはボウイ主演で同名映画化された『地球に落ちて来た男』の続編となるこの舞台作品は、ボウイとアイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによって共同執筆された。ボウイにとって最後のスタジオアルバムとなった『ブラックスター』にも同名曲が収録されている『ラザルス』は、地球に降り立った人間の姿をした異星人トーマス・ジェローム・ニュートンが死ぬこともできずに苦難する姿が描かれる。イヴォ・ヴァン・ホーヴェが監督を務める同作は、『デクスター 警察官は殺人鬼』でおなじみのマイケル・C・ホールを含めたニューヨーク公演のオリジナルキャストが出演することになっている。(C)BANG Media International
2016年07月27日グッチ(GUCCI)が6月2日、17年ウィメンズクルーズコレクションをロンドンで発表した。ショーが行われたのは、イギリスのロイヤルファミリーとの縁も深く、ロンドンで最も由緒ある歴史的建造物で世界文化遺産にも登録されているウェストミンスター寺院の回廊。ファッションブランドがウェストミンスター寺院でファッションショーを開催するのは、長い歴史の中で今回が初めてとなる。当日は初聖歌隊のコーラスが厳かに響く中、90以上のスタイルが披露された。
2016年06月05日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』のロンドンプレミアが現地時間9日、ロンドン最大のスクリーンを有するBFI IMAX Southbankにて行われ、豪華キャストが集結した。また、日本公開日が8月11日に決定した。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる3部作完結編となる本作のロンドンプレミアには、同シリーズの生みの親であるブライアン・シンガーをはじめ、プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイ、アポカリプス役のオスカー・アイザックらが続々登場。本作でシリーズを卒業することが噂されているジェニファー・ローレンスは、胸元がセクシーなドレス姿でファンを魅了した。ブライアン・シンガー監督は「全く新しいストーリーで、今までにないタイプの悪役が登場し、今まで以上にスケールの大きいシーンが盛りだくさんだ。それゆえ、多くの挑戦があった。とにかく、これまでとは全く違うストーリーにしたかった」と本作への思いを告白。「今まで以上のすごいアクションが詰まっている。最新技術を駆使したよ。同時に、今作には多くの感情が行き交っていると思う。その点をとても気に入っている」と自信をのぞかせた。ジェームズ・マカヴォイは「キャラクターたちがようやく自分の存在を受け入れつつあるという状況で物語が始まる。ただし、レイヴン(ミスティーク)だけはまだ少し混乱している」と物語のスタートを解説し、演じたプロフェッサーXについて「特に落ち着いている。世界を救いたいという大げさな考えを持たず、一人ずつ助けていければいい、と思っている」と説明。「だけど、彼らを立ち上がらせる出来事が起きる。とにかく、その出来事は彼らの平和な生活を邪魔し、再び戦うことを強いる」と語った。また、オスカー・アイザックは、演じたアポカリプスについて「かなり大きな存在だよ。彼は世界的な大計画を企てている。世界を変えたいと思っているんだ。大きくて、青くて、乱暴者だよ」と紹介した上で、「X-MEN作品の決定版だね。一気に巨編へとレベルアップしている」と自信。ジェニファー・ローレンスは「ミスティークが本当に成長し始めている気がするわ。チャールズに反抗するだけではなくなってきているの」と話し、3部作完結編ということについて「今まで何度も別れては再会して、というのを繰り返してきているので、今回もお別れという気がしなかったわ」と心境を明かした。本作の舞台は1983年。文明の登場以前から"神"として君臨していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ます。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント"アポカリプスの四騎士"を従え、世界の破滅を計画。そのもくろみを阻止すべく、ミスティーク、プロフェッサーX、サイクロップス、ストームら若きX-MENたちが立ち上がる。(c) 2016 MARVEL & Subs. (c) 2016 Twentieth Century Fox
2016年05月12日ミサハラダ ロンドン(misaharada london)の2016-17年秋冬コレクションを紹介する。イギリス・ロンドンを活動拠点とする、デザイナー原田美砂。英国王室ご用達の帽子ブランドに勤務し、エリザベス女王在位50周年記念式典のパレードでは、彼女がデザインした帽子を女王が着用し、当時大きな話題となった。そんな彼女が手掛ける今季は、20世紀の抽象芸術からインスピレーションを受けている。テーマは「カレイドスコープ モダン(Kaleidoscope Modern)」。特に強く影響を受けたのは、彫刻家・現代美術家であるアレクサンダー・カルダーと画家のソニア・ドローネだ。アレクサンダーが発明・制作した彫刻、そして幾何学的な模様。ソニアが描いた鮮やかなテキスタイルと絵画が、デザイナー原田に光を宿している。レーザーカットで仕上げた羽飾りは天高くのび、リサイクルのメタリックスパンコールはキラキラと輝く。レースのアップリケ、顔を覆うベール、クリスタルのモチーフ。そんな装飾の数々は、気品と洗練さをもたらしてくれる。素材は、ファーベロアやウールフェルトを用いて。カラーもバーガンディやモスグリーン、ダークネイビーなど、重厚感のあるものを好んだ。男性の正礼装に用いられる「ホンブルグ帽」や、ツバの広い「ワイドブリム クロッシェ」は、今シーズンのムードをくんだアイコンアイテムといえる。原田が生む、大胆さと繊細さを併せ持つ帽子たちは、着想源となったエネルギーとバイタリティあふれる抽象芸術と深く共鳴し合い、現代的なエレガントを奏でている。
2016年05月09日ロンドン発のハンドバッグ&レザーグッズブランド「ラドリー ロンドン(RADLEY LONDON)」から、イギリス人ファッション デザイナー、ジョナサン・サンダースとのコラボレーションコレクション第2弾が登場。2016年4月下旬より、西武池袋本店、小田急百貨店新宿店、ラドリー公式オンラインストアで販売される。ハザードプリントを用いて、様々なサイズ・カラーの四角や三角のグラフィックをチェックボードのように連ねたパターンと、サンダースのコレクションでも用いられる、留め具や持ち手の意外なカラーの組み合わせが特徴のコラボコレクション。2015-16年秋冬シーズンに続く第2弾となる今回は、オックスブラッド、ネクタリン、ブルージェイド、コーラルと原色を基調にし、トートバッグ、ショルダーバッグ、ドローストリングバッグ、クラッチ、財布など全6型のアイテムがラインナップする。【概要】RADLEY LONDON×JONATHAN SAUNDERS発売時期:2016年4月下旬展開店舗:西武池袋本店、小田急百貨店新宿店、ラドリー公式オンラインストア展開アイテム:バッグ4型、財布2型価格:トートバッグ 57,000円+税ドローストリング 50,000円+税ショルダーバッグ 43,000円+税クロスボディバッグ 38,000円+税財布 15,000円+税、20,000円+税【問い合わせ先】ラドリーカスタマーデスクTEL:0120-115-175
2016年04月25日歌手のブリトニー・スピアーズが、ロンドンの舞台でシンデレラ役を演じるとみられている。今年のクリスマス期間にロンドン・パラディウムで5週間に渡って行われるミュージカル版シンデレラに向け、ブリトニーはタイトルロールを演じるのに50万ポンド(約7,600万円)の出演料をオファーされていると報じられている。ある関係者は「オリジナルのシンデレラの話に若干ひねりが加えられるだけのものになります。ブリトニーは1,2曲歌うかもしれませんが、あとは他のキャストが引き受けることになるでしょう。共演者たちにもかなりの有名どころが並ぶことでしょう」と話している。ブリトニー出演の可能性は濃厚とみられているものの、どうやらキム・カーダシアン・ウェストとカイリー・ミノーグが出演を断ったことからブリトニーへ白羽の矢が立てられることになったようだ。前述の関係者はザ・サンデー・ピープル紙に「ブリトニーは話を持ちかけられた数多くの大物の1人に過ぎないんです。あらゆる女性スターに声がかけられましたからね。でもほかのスターとは話がまとまらなかったことからブリトニーに決まったんです」と続けた。一番の候補ではなかったと言えど、製作側はブリトニーが多くの観衆を惹きつけてくれるだろうと自信を持っているようで、その関係者は「ブリトニーはいまだにイギリスのファンから愛されている人気者です。彼女を一目でも見たい人たちを呼び込んでくれることでしょう。彼女の出演料は安くありませんが、完売公演になればその価値はありますからね」「席が埋まることと話題性が全てですから、みんな楽しみにしています。『シンデレラ』は大作になりますよ。この冬ロンドンで欠かせないショーになることは間違いありません」と話した。(C)BANG Media International
2016年04月12日イギリス・ロンドン、クリエイティブで刺激的なショーディッチ地区で人気No.1のデリカフェ「FRANZÈ & EVANS LONDON (フランツ アンド エヴァンス ロンドン)」が、2016年1月22日に表参道にオープン。「F&E」の料理は、“クリエイティブである”ことがキーワード。イタリアや地中海料理をベースに新しさを加え、モダンブリティッシュとしてアレンジしたヘルシーな料理です。白いタイルと黒いマットな質感の壁、床の市松模様のピータイルが印象的な60席の店内、スタッフの黒のユニフォームも、クールでおしゃれ。外国人のスタッフ、お客様にも外国人が多いので、雰囲気はまるでロンドン。モロッコ製の器に盛り付けた、旬の野菜を使ったカラフルなデリミールは、見た目のバランスにも徹底的にこだわっています。現地の味を生かしながら日本人好みに仕上げた優しい味わいのデリは、すべて毎日店内で手作りしています。ランチは、デリ3種のサラダセットと1種とデリ2種が選べるセットの2種類。グルテンフリーや野菜をふんだんに取り入れたヘルシーなメニューが多数、ビーガンやベジタリアンの方にもオススメです。ビーツとヤギのチーズサラダ、アボカドとトマトサラダ、ビーガンサラダをチョイス。ホットディニッシュとは、アランチーニ(ライスコロッケ)、ラザニア、キッシュのこと。テラコッタに入っている丸い物が、アランチーニ、紫芋とチーズが入ったコシヒカリのライスボールです。脚付のケーキスタンドやタルトドームにスイーツを重ねてディスプレイするのがロンドンの流行、アート感覚でディスプレイされたスイーツはどれもおいしそう。焼き上げたメレンゲに生クリーム、真っ赤なイチゴをふんだんに使ったパブロヴァは、ロンドンの「F&E」でも大人気。見た目がキュートなレッドベルベットケーキ。深紅のケーキ生地の中にラズベリーをしのばせて焼き上げ、クリームチーズでアイシングした「F&E」おすすめのカップケーキ。紅茶はイギリスの人々に愛されるクラシカルなティーポット「LONDON POTTERY(ロンドン ポタリー)」で提供。丸くコロンとしたGLOBEラインは、やっぱりかわいい。日本1号店となる表参道店は、毎日行っても飽きない街の食堂でもあり、ショッピングの合間にほっと一息つけるカフェでもあり、料理とドリンクと共にゆっくりとした時間を過ごすレストランでもある、食・空間・時間など、五感で楽しめる感動的なスポットです。 FRANZÈ&EVANS LONDON 表参道店 tel.03-5413-3926東京都渋谷区神宮前4-9-1 1F月~金 9:00~21:00(LO 20:30)土 10:00~21:00(LO 20:30)日・祝 10:00~20:00(LO 19:30)
2016年02月21日くまのパディントンの名前の由来は、ロンドンのパディントン駅で一匹のクマがブランウン一家と出会ったことですが、そもそもパディントンが生まれたきっかけは、原作者のマイケル・ボンドさんがクリスマス・イブに妻へのプレゼントでクマのぬいぐるみを買ったことでした。そして、パディントン駅の近くに住んでいたことからそのぬいぐるみにパディントンと名づけ、お話が生まれたというわけです。パディントンが探している探検家を一緒に探してくれる優しいブラウン夫人、ちょっぴり心配性のブラウンさん、彼らの娘のジュディと息子のジョナサン、ブランウン家の家政婦役のバードさん、彼らと過ごす日々はごくふつうの日常ですが、ペルーからやって来たパディントンにとっては何もかもが新鮮!まるでパディントンと一緒にロンドンの街を観光している気分になります。パディントンが訪れるスポット、映画に登場するメインスポットは──まずはパディントンとブラウン一家が出会うパディントン駅。この駅が完成したのは1854年。ふつうなら建物が古くなると新しく建て替えたりするものですが、このパディントン駅の3連からなる半円形のガラス屋根は19世紀当時のままだそうです。駅構内にはもちろんパディントンの銅像があります!ほかには『ノッティングヒルの恋人』の舞台にもなっているポートベローマーケット、パディントンが雨宿りをするバッキンガム宮殿、ニコールキッドマンの演じるミリセントが勤めている自然史博物館など。また、ブラウン一家が住んでいるのはウィンザーガーデン32番地ですが、これは実在しない場所。撮影は高級住宅地プリムローズヒルのチャルコットクレセント通りで行われたそうです。パディントンゆかりの地をめぐるロンドンの旅は、もしかするとパディントンが歩いているかもしれない…と想像してしまう、リアルだけれどどこかファンタジックな旅になりそうです。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2016年01月19日ロンドン映画批評家協会賞のノミネーションが発表された。7部門の最多ノミネーションを受けたのは、トッド・ヘインズ監督の『キャロル』。その他の情報トム・ハーディは、主演男優賞(『Legend』)、助演男優賞(『レヴェナント:蘇えりし者』)、英国男優賞(『レヴェナント~』『Legend』『マッドマックス怒りのデス・ロード』『London Roa』)の3部門でノミネートされている。また、『かぐや姫の物語』が外国語映画部門にノミネートされた。作品部門に候補入りした10本は、以下のとおり。『45 Years』『Amy』『キャロル』『インサイド・ヘッド』『ルック・オブ・サイレンス』『マッドマックス怒りのデス・ロード』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『ルーム(原題)』『スポットライト(原題)』『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年12月16日全世界300億円超えのスーパーヒットとなった愛すべき紳士なクマ・パディントンがロンドンの街で繰り広げる感動ストーリー『パディントン』。日本語吹き替え版では松坂桃李が主人公のパディントンを演じることでも話題の本作だが、この度そんなパディントンが暮らすことになったロンドンの現実とはちょっと違う“パディントンワールド”を映した場面写真がシネマカフェに到着した。舞台はイギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、家を探しにはるばるペルーからやってきた。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。それは…彼が“クマ”だから。やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、屋根裏に泊めてもらうことになる。そうして始まった初めての都会暮らしはドタバタの連続。果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか――。原作は様々な言語で翻訳され、全世界3,500万部以上の売上を誇るロングセラー児童小説。本国イギリスでは『アナと雪の女王』のオープニング記録を抜き、全世界で321億円を超える大ヒットを記録している。本作には、19世紀そのままのパディントン駅、ロンドン屈指の高級住宅街プリムローズ・ヒルや華やかなポートベロー・マーケット、荘厳な自然史博物館などロンドンの名所や、赤い2階建てバスや黒いタクシー、地下鉄などのロンドンを象徴する様々なアイコンが登場している。この街に初めてやってきたパディントンの視点でロケ撮影が行われており、まるでロンドン観光をしているかのように感じることが出来る。そんなロンドンの魅力がギュッと詰まった本作だが、実際には劇中のロンドンは現実のものと少し違っていると、プロデューサーのデイヴィット・ハイマンは語る。「パディントンの外見はリアリティを重視したけど、やはり彼はしゃべるクマなんだ。完全にリアルなロンドンとはうまく合わないだろうと思った。だから彼を私たちの世界に引き入れるのと同時に、私たちの世界もパディントンの世界に近づけたんだ」。また、プロダクション・デザイナーのゲイリー・ウィリアムソンは「いままでのパディントンの映像化作品の切り絵のような世界じゃなく、しゃべるクマがいてもまったく不思議でない幻想上のリアルさを追求した」と語る。そのため、本編では、日常的な場所さえも、微妙に絵本のような質感になっていることが分かる。さらに、細部にまでこだわったインテリアや装飾品は、パディントンが迷い込む世界を表現するためオリジナルで制作、色とりどりの“パディントンワールド”を創り上げている。『パディントン』は2016年1月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月04日全世界40か国で翻訳されている児童書を実写映画化した『パディントン』が来年1月に公開されるのを記念して、都内を運行中のロンドンタクシーとのコラボレーション企画がスタートした。その他の写真本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた紳士なクマで、『007』シリーズのベン・ウィショーがパディントンの声を演じ、ニコール・キッドマンや、ジム・ブロードベント、ドラマ『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィルらが出演している。ロンドンタクシーは、互助交通が創業60周年を記念して運行を開始したもので、現在、パディントン仕様のロンドンタクシーが1月22日(金)まで都内を運行中だ。乗客にはパディントンステッカーがプレゼントされる。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited
2015年12月03日実に40年以上「日本の心」を歌い続けてきた八代亜紀さん。流行歌手と呼ばれていたデビュー当時、プロであればどんなジャンルも歌えるのが当たり前だったそう。ジャンルが細分化された現在も、演歌にとどまらずジャズやロック、ポップスなどあらゆる音楽を「八代節」で歌い上げる彼女が、初のブルースアルバム『哀歌 -aiuta-』をリリース。プロデューサーに寺岡呼人さんを迎え、日米の名曲カバーだけでなく世代の異なる個性豊かなミュージシャンが新曲を提供した充実の内容だ。ブルースの魂が八代さんに脈々と息づいていることを感じさせてくれる、濃密なインタビューをどうぞ!――まずは、なぜこのタイミングにブルースアルバムをリリースしようと思ったのでしょう。八代:日本人である私にとってのブルースは、浪曲なんです。浪曲はひとりでセリフを言ったり歌ったりするんですけど、寝るときいつも父に聴かされて、その声音というか音の魂を感じて2歳のアキちゃんは意味もわからないのに「カワイショウだね」って泣いていたんですって。今の時代は、仕事がないといっても選んでいるだけで、本当はいっぱいあるでしょう?私たちの若い頃は仕事を選べなかったし、両親が若い頃はもっとそうだった。日本が戦争に負けてものすごく貧しかったけど、どん底から少しずつ豊かになっていったから、些細なことにも幸せを感じたんですって。今はなんでも揃っているけれど、幸せもつらさも感じにくいと思うの。だからこそ、八代亜紀の歌うブルースを伝えたいんですよね。――小さい頃から歌がお好きだったそうですが、人前で歌うのは苦手だったそうですね。八代:本当に嫌いでした!歌うときって顔を歪めたりするでしょう。それを見られるのが嫌だったの。週に1回、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが私の歌を聴きに、座布団を持ってうちへ集まってきたんだけど、子どもながらにそれが苦痛でね。渋っていると、父がだんだん怖い顔になってくるんです。さすがにもう怒られるっていう瞬間、母に10円玉を「はいっ!」って渡されてね。それが私のギャラ(笑)。だけどやっぱり顔を見られるのは嫌だから、ふすまの向こうで歌ってました。――歌うことが楽しさに変わるきっかけは、あったのでしょうか。八代:その後、父が独立して会社を作り、お金の工面で苦労するようになりました。「従業員の給料を優先して、余ったお金がうちのだからな」と母に話している姿をよく見かけ、なんとかして父を助けなければと思ったんです。それで憧れだったジュリー・ロンドンのプロフィールが「クラブシンガー」となっていたから、一流はクラブで歌うのだと思い込み、私もそうならなきゃ!と決心したの。友人に連れられて行った地元のキャバレーで年齢をごまかして歌って、フロア中に私のハスキーな歌声が広がった途端、騒がしかったお客さんやお姉さんたちがスッと立ち上がって、フロアに出てきてダンスを始めたの。キャバレーで歌い始めて、3日目で父にはバレましたけどね。「不良はいらん」とものすごく叱られて勘当されました。それで東京へ出てきたの。――それでも歌手になりたい気持ちは揺るぎませんでしたか?八代:そうね、でも追い出されてしまったから、父に私が本気だと証明しなければいけないという意地もありました。母が段取りしてくれて、東京のいとこ夫婦のところに居候しながら音楽学院に通い、レコードデビューする寸前までいってダメになったこともありました。4年経って銀座のクラブで歌うようになるんだけど、その間、父は電話にも出てくれませんでした。アキは勘当されたのに、悲しんでいるどころか、東京でルンルンしてるって思っていたみたい。――銀座のクラブで歌うのは、まさに憧れだったわけですよね。八代:銀座で歌っていると、いろんな人がやって来て「レコードを出しなさい」と言われるのだけど、「クラブシンガーは一流だから!」と全然相手にしなくて、すごく生意気だったの。そしたらね、お店で働いていたお姉さんたちが「アキちゃんの歌を毎日ただで聴けるのは本当に嬉しいけれど、世の中にはつらい思いを抱えている歌のなかのような女性がたくさんいるの。レコードを出さないと、その人たちに歌は届かないんだよ」と言ってくれて、ハッと我に返ったんです。それでレコードを出すには芸名を考えなければということで、八代亜紀が生まれました。地方回りをして、スーパーの前とかで箱の上にマイクを置いて歌い、レコードを手売りするようなキャンペーンを2年間やりました。父がそのことを知って、アキは本気だったとようやく認めてくれて、私を支えるために母と一緒に東京へ出てきてくれたんです。――八代亜紀として軌道に乗ることができたのは、ご両親の支えがあったからこそなんですね。八代:昭和47年の暮れに、東京の小さな一軒家で両親とおこたに入りながら、「来年はどうなるんだろうね」って話をしていたの。ラジオもテレビの仕事も一本も決まっていなかったし、48年のスケジュールは真っ白だったから。だけど「私、頑張るからね、絶対に売れるよ!」と言って、新しい年のカレンダーの12月31日のところに「紅白歌合戦出場」とそっと書き込みました。そしたら年が明けて2月に発売した『なみだ恋』という曲が大ヒットして、スケジュールが真っ黒になったの。――唯一の“予定”だった紅白歌合戦出場も実現したわけですね。八代:だからね、自分のなかでけじめをつけるべきときっていうのは、誰にでもちゃんとあるの。10代だろうが50 代だろうが、年齢は関係なくね。大事なのは自分で決めて行動すること。そしたら、違う道が必ず拓けるから。それを私は若い人に強く言いたい。人生はブルースなんですよ。◇やしろ・あき熊本県八代市出身。1971年デビュー。1973年に出世作『なみだ恋』を発売。『愛の終着駅』『舟唄』『雨の慕情』など多数のヒット曲を持つ。2012年にはジャズアルバム『夜のアルバム』をリリース。邦人アルバム史上最大級となる世界75か国で配信された。◇自身にとって初のブルースアルバムとなる『哀歌 -aiuta-』が発売中。日本の「歌謡ブルース」とアメリカの「BLUES」の名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣(CRAZY KEN BAND)、中村 中が楽曲を提供。プロデューサーは寺岡呼人。まさに老若男女がしみじみと味わうことのできる、名盤に仕上がっている。※『anan』2015年11月25日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・兵藤育子
2015年11月18日年齢を問わず、女性はボディケア、スキンケア、そしてメイクアップへの関心が高いですよね。ロンドンでもコスメティックブランドのお店が軒を連ねており、女性客で賑わっています。今回はロンドンでも人気が高く、日本でも入手可能なコスメをご紹介! ■LUSH日本でも人気のLUSH。本場イギリスでも大変人気があり、ロンドン市内のショップは連日多くの人で賑わっています。動物性の材料を使わない製品が揃っているのも、ベジタリアンが多いイギリスならではで、人気の理由のひとつでしょう。■The Body Shop動物実験反対、コミュニティフェアトレード、環境保護などにショップオープン当時から取り組んできたThe Body Shop。その姿勢はイギリスでも支持されていて、ロンドン市内にショップが点在しています。スキンケア商品から、バス・ボディケア商品、メイクアップ商品など、幅広い商品のラインナップで、女性を魅了し続けているブランドです。 ■Neal’s Yard Remedies最近、日本でも注目を浴びているアロマセラピーのショップとして有名なNeal’s Yard Remedies。イギリスではアロマセラピーやハーブ療法などへの関心が日本よりも高く、多くの人が日常生活に取り入れています。Neal’s Yard Remediesではアロマセラピー商品のほか、オーガニック材料を使用したスキンケア商品も取り扱っており、オーガニックへの関心の高いロンドンでも人気です。■Jo Malone香りを重ねづけして自分だけの香りをつくり出す、という新しい発想のJo Malone。香水やボディケア商品のみならず、キャンドルやルームスプレー、ディフューザーなども取り扱っており、自分用はもちろんのこと、プレゼントにもピッタリな商品がいっぱい! ■Grace Coleハンドクリームやボディクリームなど、ボディケア商品が充実しているGrace Coleは、日本でも注目を集めはじめているコスメティックブランドです。優しく上品な香りのラインナップ、また気品のあるパッケージデザインは、現地イギリスでも大人気。イギリスは日本以上にオーガニックや環境への配慮に関心が高いため、コスメも身体に優しい商品ばかりなので、ぜひ日常生活にイギリスのコスメを取り入れてみてくださいね。
2015年10月21日忙しく働くロンドンの女性。ロンドン市内には多くのステキなレストランがありますが、平日のランチはレストランでゆっくり、というよりはカフェで簡単に済ませたり、スーパーなどでテイクアウェイして、オフィスや最寄りの公園で食べる女性がほとんどです。今回はそんなロンドンで働く女性に人気のランチをご紹介します。※イギリスではテイクアウトのことをテイクアウェイと言います。■サンドイッチサンドイッチ発祥の国、イギリスでは、SainsburyやTesco、Makrs & Spancerをはじめ、イギリスの大手スーパーマーケットやCaffe Nero 、Costa Cafeなどのチェーン店系カフェなど、ロンドンの街のいたるところでサンドイッチが販売されています。ランチ時間帯になるとサンドイッチとドリンクを手にした女性たちがスーパーのレジに行列をつくることも、しばしば。また、ベジタリアンの多いイギリス。ベジタリアン用のサンドイッチが販売されているのもサンドイッチランチが人気を集めている理由のひとつかもしれません。■サラダ/スープ&パンイギリスのスーパーマーケットにはプラスチックのカップに入ったスープが販売されており、数種類の中からサラダを自由に選べるデリコーナーもあります。クロワッサンやパン・オ・レザンなどのパンもあるので、サラダ/スープ&パンといったセットでテイクアウェイする人も多数。Pret a Manger、E.A.T などのカフェにもホットスープが販売されていて、イートインでその場で簡単にランチを済まることもあります。 ■フルーツ&ヨーグルトロンドンでも日本同様にダイエットに気を遣っている女性は多く、ランチはバナナにリンゴなどのフルーツにヨーグルト、という人も。イギリスのリンゴは日本のリンゴより小さめで、丸かじりできて食べやすいため、ランチ以外でも小腹が空いたときにかぶりついている人を、オフィスや街中で見かけます。会社が集まる地域にあるHolborn駅やBank駅など、ロンドンにある地下鉄の駅周辺には果物の屋台が出ていたり、スーパーマーケットでも果物のバラ売りをしているので、気軽に必要な分だけを購入することができて便利です。■アジアンフードロンドンではインド料理や中華料理、日本料理などのアジアンフードが人気!特に日本料理はヘルシーな印象が強いため、ロンドン市内にもYO! Sushiという回転寿し店やWasabiなどイートイン&テイクアウェイできるお店もあり、ランチ時の利用率も高いです。ロンドンではストリートマーケットが平日も開催されていて、マーケット内のフードストールで販売されているアジアンフードをテイクアウェイして歩きながら食べることもあります。いかがでしたか? イギリスでは、週末には豪華なランチを楽しみますが、平日ランチは比較的、軽め。日本でも平日はゆっくりとランチの時間を確保できない人も多いと思いますので、ぜひ働くロンドン女性のランチを参考にしてみてくださいね。
2015年10月15日現地時間10月7日に開幕した第59回ロンドン国際映画祭にて11日、映画『ブラック・スキャンダル』(2016年1月30日公開)のロンドン・プレミアが行われ、主演の「ジョニー・デップや、ベネディクト・カンバーバッチらが集結した。本作は、ジョニー・デップが、アメリカ犯罪史上最大のスキャンダルを巻き起こした実在のマフィア、ジェイムズ・"ホワイティ"・バルジャーを演じる作品。監督は、『クレイジー・ハート』でジェフ・ブリッジスにオスカーをもたらしたスコット・クーパーが務める。オデオン・レスター・スクエアで行われたロンドン・プレミアには、主演のジョニー・デップ、彼の弟役を演じたベネディクト・カンバーバッチが登場し、3,000人以上のファンの熱狂に笑顔で応えた。本作でジョニーは、薄くなった毛髪をオールバックに固めたルックスで凶悪犯を演じているが、これについてジョニーは、メイクアップアーティストと共に試行錯誤を繰り返し、「最終的に、最も近いと思われるあるルックスに決まった」と説明。「そのキャラクターが浮かび上がった時、彼はとても肉体的で、タフな男だったので、さらに体格をよくしたんだ。そういう側面、彼の肉体的な面を利用するというのはとても重要だった」と語った。また、「彼の声の録音はあまり残っていなかったので、ある意味、カンでやっていたが、うまくいったようだった」と納得の表情を見せ、「彼の以前の仲間から手紙をもらったんだが、かなりビビっていたようだったよ(笑)。そう聞いてうれしかったがね」というエピソードも披露。「この映画で最も重要なのは、最初の10分で映画を見ているという感覚を失うほどになるということ」と注目してほしい点を伝え、「というのもスコットはすばらしい監督で、彼のカメラの動かし方、使い方が型にはまったものでないというのは確かだ(笑)。カメラをまるで人のように扱い、のぞき見しているかのように使う。カメラがあたかも一人のキャラクターとして息をしているかのようなんだよ」と熱弁した。一方、カンバーバッチは「ジョニーの方が、僕が弟ビリー役をやると決まるずっと前にホワイティ役を演じることが決まっていたんだが、僕をこの役に考えてくれていると聞いた時はとにかくうれしかったね」と当時の心境を告白。「監督とはそれ以前にいくつかの作品について話し合ったことがあったんだが、彼の仕事、そして彼の作品に出演する俳優の大ファンだったんだ」と言い、「彼が(俳優の役作りの)プロセスを尊重する人だということはわかっていたんだが、僕は自分自身のプロセス、演技を常に向上させていこうと努めているので、これは僕にとって良い勉強になると感じた。ボストンなまりだけではなく、すべてが真のチャレンジとなったが、とても楽しいものだった」と撮影を振り返った。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年10月14日