『アナと雪の女王』シリーズでオラフの声を担当しているジョシュ・ギャッドが、ポップカルチャーイベント「Fan Expo Canada」に出演。オラフを地声で演じたことを後悔していると明かした。「もし、もう一度やり直せるとしたら、あの雪だるまに地声を吹き込むことはしない。違う声を作り出していただろう」と語るジョシュ・ギャッド。なぜ地声を使ったことに後悔しているかというと、「スーパーに行った時に、子どもがこういう風にするのを見るのはすごく奇妙なことなんだよ」とゆっくりと横を向いて見上げる仕草をする。どこに行っても自分が話すと子どもたちから「オラフの声が聞こえる!」と注目されるのは、気まずいようだ。「ただ、私の声はユニークだと言ってもらえているので、できる限りこの声を届けられたらいいね」と声優業を続けていく意向を示した。『アナ雪』ファンはジョシュのコメントに、「子どもたちはみんなあなたの声が大好き」「オラフの声はジョシュ以外考えられない!」「『あの雪だるま』って(笑)」「彼の声は認識しやすく記憶に残りやすい。それって、声優としては決して悪いことではないと思うな」とメッセージを送っている。俳優として『美女と野獣』や『オリエント急行殺人事件』などに出演してきたジョシュ・ギャッドは、その特徴的で個性的な声を生かして『アングリーバード』シリーズや『僕のワンダフル・ライフ』シリーズなどで声優やナレーターを務めている。(賀来比呂美)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2024年09月19日『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『墓泥棒と失われた女神』より本ビジュアルと90秒予告が解禁。さらに、ジョシュ・オコナーとアリーチェ・ロルヴァケル監督からのコメントも到着した。80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町を舞台に、美しい女神像を発見した考古学愛好家のアーサーと墓泥棒の仲間たちが巻き起こす騒動を描く本作。主人公アーサーを演じるのは、新世代の英国若手俳優を代表する一人であるジョシュ・オコナー。『ゴッズ・オウン・カントリー』や、チャールズ皇太子に扮したドラマ「ザ・クラウン」シリーズで高く評価され、ゼンデイヤ演じる主人公と三角関係になるテニスプレイヤーを演じた『チャレンジャーズ』(6月7日公開)で再び熱い注目を集めている。本作の出演に関しては、『幸福なラザロ』を観て感銘を受けたオコナーがロルヴァケル監督へ「もしあなたの作品でイタリア語が下手なイギリス人の役が必要なら私がいます」と、熱烈な逆オファーの手紙を送ったことがきっかけに主人公のキャラクターが「イギリス人」役に書き換えられたという。オコナーはアーサーを演じるにあたり、3か月間でイタリア語を取得。放浪者のようなアーサーのキャラクターにちなんで、撮影期間中はキャンピングカーで生活するなど、徹底した役作りを行った。オコナーは監督について「彼女は想像力に富んでいて、脚本も魅力的。アーサーのキャラクターは彼女と一緒に作り上げていったのですが、非常に興味深い体験でした。今では彼女は仲の良い友人であり姉のような存在。もっとたくさんの映画を一緒に作りたいな」とコメント。対してロルヴァケル監督はオコナーについて「とても好奇心が旺盛で、彼のイマジネーションは森のように豊かで生命力に満ちている。そして気さくで楽しい人、天才です!」と大絶賛している。この度解禁された90秒予告は、ある女性の夢を見るアーサーの姿から始まる。夢か現か、彼は忘れられない恋人の影を追っているようだ。アーサーはなぜか古代エトルリア人の遺跡を発見できる不思議な能力を持っていて、ダウジングでお宝を探し出す様子がリズミカルに映し出される。そして、「大地の女神」と呼ばれる美しい像を発見する墓泥棒たち。女神像の頭部をめぐって闇の美術商との騒動に発展していく…。そんなアーサーにはもうひとつ探しているものがある。それは忘れられない恋人・べニアミーナだ。本作は亡くなった妻を生き返らせるために冥界に赴いたギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」の悲劇のラブストーリーをモチーフにしており、ロルヴァケル監督作品のなかでも最も切なくロマンチックな物語だ。そして、探し物をしている男性がアーサーに話しかけるも、失くしてしまったものはなんと「あの世に持っていく埋葬品」だと言う。生と死、現実と幻想が入り混じる「マジック・リアリズム」の手法で表現される、独創的なロルヴァケル監督ワールドの一端が垣間見える。「あなたも不思議な世界に吸い込まれる」というナレーションの通り、まるで美しいトスカーナの迷宮に迷い込んだかのような、魅惑的な予告編となっている。併せて解禁された本ビジュアルは、主人公アーサーと個性豊かな墓泥棒の仲間たちが何かを探している様子が大きく写しだされ、「誰もが幻想(キメラ)を探してる」というキャッチコピーが添えられている。そして、首のない女神像など劇中の様々なキーアイテムやアーサーを取り巻く登場人物たちのユーモラスな姿が盛り込まれ、どこかレトロで遊び心あふれるデザインとなっている。『墓泥棒と失われた女神』は7月19日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:墓泥棒と失われた女神 2024年7月19日よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma
2024年05月31日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が、3月29日(金) に公開される。このたび、ジョシュ・ハートネットが演じたアーネスト・ローレンスの場面写真が公開となった。第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめ、最多13部門にノミネートされた本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)の実話に基づく物語。核物理学者、発明家であるローレンスは、オッペンハイマーとはカリフォルニア大学バークレー校の物理学教授として同僚、友人であり、オッペンハイマーがマンハッタン計画に関わることを支援した人物だ。子育てに専念した後、映画界に復帰したハートネットは、「オッペンハイマーのことは少し知っていたが、ローレンスや彼が原爆製造に果たした役割、また21世紀が抱えていたジレンマのことは知りませんでした」と謙虚に受け止めた。「オッペンハイマーは20世紀で最も重要で、印象深い歴史上の人物なのに何も知らなかった。サイクロトロンを開発し、ビッグサイエンスのコンセプトを切り開き、現在、粒子衝突型加速器と呼ばれるものの原形を作った。そのアイデアが理由で全てが変わったのです」と、本作の主役についてのリサーチを進めたという。続けてハートネットは「マンハッタン計画のリーダーとなったオッペンハイマーの最初の選択がローレンスだった、ということを知りました。社交的で人好きのする彼は資金集めがうまかった。率直に言って、こういう面はオッペンハイマーが恵まれていなかった才能です」と、ローレンスは社交力があり空気を読む能力に長けた人だったとコメント。また最も重要なポイントとして「私は彼を科学者として演じたくなかった。ローレンスは人間であって、彼の周囲にいた科学者たち、特にオッペンハイマーとは明らかに異なっていたからです」と明かし、誰にも共感できる等身大の人物像を作り上げた。最後にノーランの現場について、「これほどの重要な映画を作るために一生懸命働いている。それなのに雰囲気はカジュアルで、気安い。私のキャリアの中でも、最大の経験のひとつです」と、特別でありながらも過剰な重圧のない刺激的な現場だったと語っている。<作品情報>『オッペンハイマー』3月29日(金) 公開公式サイト: Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月09日ジョシュ・デュアメルとグレッグ・キニアが『Off the Grid』で共演することになった。アクションスリラーで、監督は『ヴェンジェンス』のジョニー・マーティン。デュアメルが演じるのは、武器として悪用されるのを防ぐべく、実験物を隠す科学者。キニアは、そんな彼を探して実験物を取り戻そうとする仲間の科学者を演じる。インディーズ映画であるため、ストライキ中の全米映画俳優組合から許可を取り、来年1月に撮影開始の予定で製作準備が進められている。デュアメルの最近作は、ジェニファー・ロペスと共演したロマンチックコメディ映画『ショットガン・ウェディング』。キニアの最近作はApple TV+のドラマ『ブラック・バード』。文=猿渡由紀
2023年11月02日1998年の『パラサイト』でブレイクし、『ヴァージン・スーサイズ』『パール・ハーバー』『ブラックホーク・ダウン』など90年代後半から00年代に大活躍したジョシュ・ハートネットが、このたび初めて、オーストラリアの「news.com」に、2005年のヒット作『ブロークバック・マウンテン』の主演候補だったことを明かした。同作と『ブラックホーク・ダウン』の撮影が重なり、さらに『ブラック・ダリア』の出演契約が済んでいて、離脱せざるを得なかったのだという。結局、『ブロークバック・マウンテン』は、ジェイク・ギレンホール&故ヒース・レジャーがメインキャストを務め、アカデミー賞3部門を受賞する名作となったが、ジョシュはもともとは「ぼくとホアキン・フェニックスがやる予定だった」と明かした。それほど、主演のオファーが次々と舞い込む売れっ子で、スーパーマン、スパイダーマン、バットマンの候補になったこともあったが、すべて“蹴った”。ハリウッドで栄光をつかんだ頃は、「まだすごく若くて、自分のパーソナリティーの形成真っ最中というところだったから、正直、“いっぱいいっぱい”だと感じたんだ」と率直に明かしている。そのため、彼がしたことといえば、荷物をまとめてハリウッドから故郷のミネソタ州に戻ることだった。この決断は、「自分のメンタルヘルスとキャリアにとって最高だった」と振り返る。拠点を故郷に移したことで「映画を作る仕事に行くのがすごく楽しくなったし、家に帰って大事に思っている人たちとつるむのも幸せなことだ。(ハリウッドで)そうじゃない人たちと付き合うよりも」と語っている。主役の座を退き、よりアート性の強い役を好んで演じているというジョシュ。私生活では3人の子どものパパでもある。(Hiromi Kaku)
2021年12月09日間もなく公開のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』より、ティモシー・シャラメが本格アクションに挑戦した本編映像が解禁となった。この度解禁となったのは、ティモシー・シャラメ演じるアトレイデス家の後継者ポールと、ジョシュ・ブローリン演じるアトレイデス家の腹心でありポールの戦闘の指導者ガーニイの、激しい訓練シーン。映像では、「気分じゃない」とトレーニングに消極的な姿勢をみせるポールに対し、ガーニイは、「敵に襲われたら戦うのみ」と厳しい言葉と共にファイトに挑む。しかし、ガーニイの厳しさは、避けては通れない宿敵ハルコンネン家との戦いが、すぐそこまで来ていると感じている証。家族以上に大切に思っているポールにも強くあって欲しい、必ず生きて欲しいと願っている優しさの裏返しでもある。そんなガーニイの愛ある猛攻に応戦するポールだが、果たして勝負の結末は…?自身のキャリアの中でも最も本格的なアクションに挑戦したというティモシー・シャラメは、このシーンのアクションについて「ファイトコレオグラファーをつけて、ここまで調整が必要なアクションは今回の撮影が初めてだった」と、特に準備が大変だったと話す。「特にジョシュとの1対1のアクションシーンの準備期間は長くて、ファイトの準備はロサンゼルスで撮影に入る4か月前からスタントコーディネーターのロジャー・ユアンと練習をし始めた。そのあと、撮影2か月前にブタペストに移動して、そこでも練習とファイトコレオグラフィーを学んでいたんだ」と語り、準備期間はなんと4か月にも及んだ。しかし、「とにかく出来る限りの練習をして臨んだ」という本番で、ひとつ問題も発生したという。「ジョシュは僕のスタントダブルと、僕はジョシュのスタントダブルと練習をしていたから、いざ本人たちが練習しようとなると、少しずつ呼吸の間合いとかが違って、なかなか調節するのが大変だった。でもすごくいい経験になったよ」と、アクションシーンの撮影の難しさを明かした。さらに、映像の中でポールとガーニイの身体のまわりに発生している揺らぎは、シールドと呼ばれるもの。手の甲に付けられたシールド発生装置により電磁場を発生させ、相手からの攻撃から身を守ることが出来るようになっている原作ではお馴染みの設定だ。世界観を忠実に再現することを目指したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がシールドをどのように描いているのかも注目のポイントとなりそうだ。自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代スペクタクル・アドベンチャー。全世界待望の“映像体験”の全貌がいよいよ明らかとなる。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年10月13日ティモシー・シャラメをはじめ、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンなどが集結した『DUNE/デューン 砂の惑星』。本作はラージフォーマットIMAXを超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX(R)」に認定された、世界初の作品。「製作者が創り上げた至高の映像&音響を、変換することなく劇場空間で再現する」フォーマットであり、全く新たな映像体験が約束されているといえる。錚々たるキャスト、そして映像が見どころとなる本作でメガホンをとるのが、『メッセージ』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、『ブレードランナー 2049』でも確固たる評価を得たドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。映画ファンが次回作を最も期待する監督のひとりとされるヴィルヌーヴ監督が、自身で「キャリア史上最も重要な作品」と断言する本作までの軌跡をふり返った。“いつの間にかやみつきになる”作品たち…キャリア前期監督2作目の『渦』(00)がベルリン国際映画祭で入賞し、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞も5部門を受賞。その後、2010年に発表した『灼熱の魂』が第83回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたことで、世界的に注目を集め、ヒュー・ジャックマンを主演にジェイク・ジレンホールやポール・ダノらを迎えたサスペンス・スリラー作品『プリズナーズ』(13)でハリウッドデビュー。自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたジェイク主演のミステリー『複製された男』(13)も手掛けた。『プリズナーズ』デビュー初期は、実話や戯曲をモチーフに、リアリティー溢れる人間ドラマを描いた作品が多いが、この頃からサスペンス・スリラーやアクションを題材とした、緊張感と引き込まれるストーリーで観客を釘付けにしてきた。麻薬戦争の闇をリアルに描きアカデミー賞3部門にノミネートされた『ボーダーライン』(15)なども、怒涛のストーリー展開ののち、観る者へ様々な解釈の余地を残す作品が多く、“いつの間にかやみつきになる”魅力に惹きつけられる映画ファンが続出した。『ボーダーライン』SF映画監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴ誕生――『メッセージ』突如、地上に降り立った巨大な宇宙船で地球に来た知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる物語を描き出した『メッセージ』(16)。これまでのSF映画の概念を覆す手法が高く評価され、アカデミー賞では作品賞、監督賞をはじめ8部門ノミネートしたほか映画賞を席巻。一躍、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督をSF映画監督して世に知らしめる代表作となった。『メッセージ』はじめてみるような壮大な宇宙船の登場、時間の認識がアップデートされるような映像体験、映像だけでなく哲学的な言葉や台詞、ヴィルヌーヴ監督のSF作品の土台を築いた本作は、知的なSF作品でありがらも、コミュニケーションや対話、言語といった私たちの日常の延長線上にあるテーマが描かれており、他者と理解しあうことの難しさだけでなく、関係性をもち、互いに耳を傾けることの美しさを訴えかけてくる。実写化不可能と言われていたテッド・チャンによる短編小説「あなたの人生の物語」を見事に映像化させ、ヴィルヌーヴ監督とSF作品の相性の良さを感じることのできる1本となっている。アカデミー賞2部門で受賞!映画ファンの期待に見事応えた『ブレードランナー 2049』続いて発表したのが、リドリー・スコット監督作『ブレードランナー』(82)から35年を経て生み出された続編、『ブレードランナー 2049』(17)。前作から30年後の2049年の世界を描いた。主人公“K”(ライアン・ゴズリング)が新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカード(ハリソン・フォード)を捜す物語だ。『ブレードランナー 2049』世界中にファンを持ち伝説のSF映画として名高い『ブレードランナー』なだけに、ヴィルヌーヴ監督にかかる期待は相当なもの。しかし、そのイメージを崩さずに第1作の時代から30年後の未来世界を完全に構築し、圧倒的な映像美で観客を魅了。アカデミー賞撮影賞、視覚効果賞を受賞し、高いハードルを乗り越え、世界中の期待に見事応えることに成功した。多くのカルチャーに影響を与え続ける、伝説のSF小説映像化に挑む『DUNE/デューン 砂の惑星』圧倒的な世界観と壮大なスケールのSF映画を続けてつくり出したヴィルヌーヴ監督が挑むのは、一説には『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』などの歴史に名を刻む作品は、この小説なくして生まれなかったと言われているほど、数々のカルチャーに影響を与えてきたフランク・ハーバートによる伝説のSF小説「デューン/砂の惑星」の映画化。1984年にはデヴィッド・リンチ監督がメガホンをとったが、そのスケール感と設定の複雑さを当時の技術では描ききることができず、リンチ監督自身も完全な失敗だと語っている。また、1975年にはチリの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督が企画したものの、中止に追い込まれて幻となり、それがドキュメンタリー映画にもなったほど。原作の持つ影響力とメッセージ性、映像作品としての難易度の高さ。これを、いままで着実にキャリアを積み上げてきた“映像の魔術師”ヴィルヌーヴ監督が最先端の映像技術を駆使し、監督自身の持ち味である、圧倒的な世界観と壮大な映像、そして感情の機微を細やかにとらえる感性で紡ぎ出す世界観は面白くないはずがない。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年08月23日ティモシー・シャラメを主演に迎え、『ブレードランナー 2049』『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「キャリア史上最も重要な作品」と断言する映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の日本公開が10月に決定。新場面写真も到着した。昨年、予告編が解禁されると「1つ1つのシーンが力強くて、カッコいい。音楽が良い。すごく期待が高まる!」「ハートにぶっ刺さりなので絶対映画館で観たいと思います」「いよいよ来たなぁこれ成功したら伝説になるぞ」など、日本をはじめ世界中の映画ファンの心を鷲掴みにした本作。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。主役を演じるのは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』での好演も記憶に新しく、『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚『Wonka』(原題)で若きウィリー・ウォンカ役に決定したティモシー・シャラメ。「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」と本作のヴィルヌーヴ監督に絶賛される新世代ハリウッドスターが大抜擢された。また、ティモシーの脇を固める俳優陣にも実力派オールスターキャストが集結。『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演し、『アクアマン』でお馴染みのジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、“アベンジャーズ”の宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが、ポールを全力サポートする腹心に。『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザックと『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。そして日本公開決定に合わせ、新たな場面写真が解禁。ティモシー演じる主人公ポール・アトレイデスが水の惑星カラダンの水辺で佇む姿が写され、その頭上には謎の飛行体が浮遊する謎めいたワンシーンが切り取られている。2枚目はアトレイデス家の副官であり、主人公ポールにとってなくてはならない存在のダンカン(ジェイソン・モモア)が、武装した敵と戦うバトルシーンも!どのような戦いが彼を待ち受けるのか、期待に胸が躍る写真となっている。『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年06月03日『ゴッズ・オウン・カントリー』で注目され、若き日のチャールズ皇太子を演じたNetflix「ザ・クラウン」では各賞を席巻したジョシュ・オコナーが、『幸せの答え合わせ』ではアネット・ベニングとビル・ナイと共演。演じたジェイミーというキャラクターや、初共演となった2人について語るインタビュー映像が到着した。この度解禁されたインタビュー映像では、Netflixの大ヒットシリーズ「ザ・クラウン」のチャールズ皇太子役で話題をさらったジョシュが、演じた役柄や現場の雰囲気、共演者について語っている。演じたジェイミーとの共通点を聞かれると、「衣装合わせの時、地味な服を着るタイプだと思った。そこは僕と違うね」と茶化しつつ、「僕はミレニアル世代だ。僕ら90年代のミレニアル世代は、すべてを持つ世代だと思われてた。でも実際にはそんなことなかった。最近やっと気が付いたんだ。自分はもう、お気楽なだけの20代じゃないとね。そろそろ責任を取り始める時期かもしれないって。ジェイミーもそういう局面にある」と、同年代の自分自身と役とを照らし合わせて語る。離婚の危機に直面する両親役で共演したアネットとビルについては「2人の演技を間近で見るのは若手には夢みたいな経験だ。意識せずとも確実に何かを学ばせてもらった」と共演を喜び、「僕に対して彼らは敬意を持って接してくれて、うれしかった。僕が彼らに対してするように僕を信じて、尊重してくれた」と語る。「誰もが何をすべきか分かっていて、すごく安心できた」現場だったそうで、「だからとても居心地がよかった」と、リラックスした雰囲気だったことを明かした。また、「セットで働く男女の比率がほぼ同じなんて現場は、珍しいからすごくいい傾向だと思った」と、最高の現場を体験できたと嬉しそうに話している。『幸せの答え合わせ』は6月4日(金)よりキノシネマ横浜みなとみらい、キノシネマ立川高島屋S.C.館、キノシネマ天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幸せの答え合わせ 2021年6月4日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開© Immersiverse Limited 2018
2021年05月31日2021年がスタートした。昨年のいまごろは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ブラック・ウィドウ』についてアレコレ想像を膨らませながら、公開日を指折り数えて待っていたのに、映画以上に思いも寄らない現実が待っているとは…。今回挙げた作品はあくまでも公開予定であり、この通りにはいかない可能性は十分にあるが、それでも映画ファンが楽しみにしている作品と、スクリーンで新しく出会うかもしれない注目俳優たちをピックアップ。力強い女性たちやアジア系などの活躍がひと際目を引く。●『キングスマン:ファースト・エージェント』3月12日公開“キングスマン”誕生の秘話が明かされるという本作では、英国貴族のオックスフォード公とその息子コンラッドが中心人物となるが、コンラッドを演じるのがハリス・ディキンソン。サンダンス映画祭審査員特別賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞の注目作『Never Rarely Sometimes Always』(原題)、エリザ・ヒットマン監督の2作目『ブルックリンの片隅で』の好演を見せ、グザヴィエ・ドランの目にとまり『マティアス&マキシム』にも出演している。また、『キャプテン・マーベル』などで知られる実力派ジャイモン・フンスー、『ヘンゼル&グレーテル』『ビザンチウム』のジェマ・アータートンの活躍にも密かに期待している。●『モービウス』全米3月19日/日本は2021年公開(以下、同)12月の東京コミコンに寄せたVTR映像で、主演のジャレッド・レトが「ここから繫がっていくユニバースでモービウスの存在は特別」と語っていた。ソニー独自のマーベル・ユニバース作品で、トム・ホランドの『スパイダーマン』シリーズと世界観が繋がっているらしい。血液の病気を患うモービウスの恋人で、生化学者のマーティン・バンクロフト役を演じるのが、『6アンダーグラウンド』『パシフィック・リム:アップライジング』などのアドリア・アルホナ。彼女は「マンダロリアン」に続く「スター・ウォーズ」実写ドラマシリーズで、ディエゴ・ルナ演じる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のキャシアン・アンドーを主人公にした「Andor」(原題)にも参加!●『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』全米4月2日/2021年公開ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を卒業する本作。脚本にフィービー・ウォーラー=ブリッジを迎え入れただけあり、レア・セドゥ、ナオミ・ハリスら女性たちの活躍が期待できるが、気になるのは新キャストの2人。ボンドと同じコードネーム“00(ダブルオー)”を持つというエージェント、ノーミ役には『キャプテン・マーベル』のラシャーナ・リンチ、ボンドをサポートする(?)パロマ役に『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のアナ・デ・アルマス。彼女たちのアクションやドラマもまたカギとなる、はず!?●『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』全米4月23日/2021年公開エミリー・ブラント&ジョン・クラシンスキーが演じた夫婦の子どもたち、前作でブレイクしたミリセント・シモンズと『フォードvsフェラーリ』『ハニーボーイ』で注目のノア・ジュプの存在感がますます増していきそう。赤ん坊を抱えた一家が出会う相手には、キリアン・マーフィやジャイモン・フンスー(ここにも!)という信頼の顔ぶれだ。●『ブラック・ウィドウ』4月29日公開『アベンジャーズ/エンドゲーム』から2年ぶりに公開されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の劇場公開最新作。時系列的には『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間に当たる。何と言っても、スカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフの“妹”エレーナを演じるフローレンス・ピューの活躍が楽しみ。『ミッドサマー』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で知られるフローレンスは、「Disney+(ディズニープラス)」で2021年配信予定のジェレミー・レナー主演「ホークアイ」(原題)にもエレーナ役で登場する。もしかして2代目ブラック・ウィドウになる!?劇場映画とディズニープラス オリジナルシリーズの融合は今年の楽しみの1つとなりそう。●『フリー・ガイ』5月21日公開当初の2020年8月から公開がずれ込んだが、ついに公開日が決定。注目はガイ役ライアン・レイノルズが出会う女性で、ビデオゲームの中ではモロトフ・ガール、現実世界ではミリーを演じているジョディ・カマー。海外ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で知られるジョディは、同作のヤバい暗殺者ヴィラネル並にタフ。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のスティーブことジョー・キーリーとの共演も見られる。ちなみに、ジョー主演のジェットコースタースリラー『スプリー』が4月23日に公開。●『ゴジラ VS. コング/GODZILLA VS. KONG』(原題)全米5月21日/2021年公開『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』がクロスオーバー。ミリー・ボビー・ブラウンらとともに、ゴジラが生まれた日本からは小栗旬が参加。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などに出演し、ティモシーの交際相手とされるメキシコ出身のエイザ・ゴンザレス、「アトランタ」『ビール・ストリートの恋人たち』のブライアン・タイリー・ヘンリー、さらにアレクサンダー・スカルスガルドも出演する。●『クルエラ/Cruella』(原題)5月28日公開『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが、ディズニーの人気アニメーション映画『101匹わんちゃん』に登場するクルエラ・ド・ヴィルを演じる実写映画。彼女の手下に『リチャード・ジュエル』のポール・ウォルター・ハウザー、『イエスタデイ』のジョエル・フライ。さらに新感覚スリラー『リトル・ジョー』でカンヌ国際映画祭女優賞に輝いたエミリー・ビーチャム、Netflixオリジナルシリーズ「Giri/Haji」にも出演したロンドンを拠点にする日本俳優安部春香(アベ・ハルカ)も出演。ただし、配信公開となる可能性も報じられている。●『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』全米5月28日/2021年公開お馴染みのシリーズ9作目。本国のポスターにはヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらとともにハン役のサン・カン、そしてナタリー・エマニュエルの姿も。「ゲーム・オブ・スローンズ」第3章~最終章まで出演していた彼女は、天才ハッカーのラムジー役で『SKY MISSION』『ICE BREAK』と出演。本作ではシャーリーズ・セロン演じるサイファーとハッキングで再バトルするかも?また、「Giri/Haji」に出演し、日本のガールズグループ「FAKY」のメンバーとして活動経験もあるニュージーランド出身の澤井杏奈(アンナ・サワイ)も出演している。●『ゴーストバスターズ/アフターライフ』全米6月11日/2021年公開『アントマン』シリーズのポール・ラッドに、クリス・エヴァンス主演『gifted/ギフテッド』やブリー・ラーソンの『キャプテン・マーベル』などのマッケナ・グレイスがダークな髪色と眼鏡姿でまるで別人のよう。その兄を演じるのは「ストレンジャー・シングス未知の世界」『IT/イット』シリーズのフィン・ヴォルフハルトとあって期待値が高い人も多いのでは?●『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ/Venom:Let There Be Carnage』全米6月25日/2021年公開前作にちらっと登場した最凶ヴィラン、カーネイジこと殺人鬼キャサディを『ゾンビランド』『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソンが演じる。さらに彼と関わりのある女性のヴィラン、シュリーク役を『ムーンライト』や『007』マネーペニー役のナオミ・ハリスが演じるとか…。『ヴェノム』の女性脚本家ケリー・マーセルが引き続き手がける。トム・ホランドのスパイダーマンがカメオ出演するうわさもあるが、『スパイダーマン』シリーズ第3弾は全米公開は12月17日を予定。●『トップガン マーヴェリック』全米7月2日/2021年公開およそ35年ぶりに、“マーヴェリック”として大空を飛ぶトム・クルーズ。若き世代のパイロットには『セッション』マイルズ・テラーや『ドリーム』グレン・パウエル、「グッド・プレイス」ジェイソン役のマニー・ハシントほか、唯一の女性パイロット、フェニックス役として「グッド・コップ」「シカゴ・ジャスティス」のモニカ・バルバロも!トムが起用する女優は軒並みブレイクしており、モニカはアーノルド・シュワルツェネッガーが出演するスパイ・アドベンチャーTVシリーズにも娘役で出演すると伝えられている。●『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス/Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(原題)7月9日公開MCU初のアジア系ヒーローを描く本作には、主人公の“マスター・オブ・カンフー”シャンチー役にTVで活躍してきたシム・リウが大抜擢。オークワフィナ、ミシェル・ヨーらも勢ぞろいする中、「テンリングス」のボス・マンダリンを演じる『レッドクリフ』や『グランド・マスター』『インファナル・アフェア』シリーズのトニー・レオンの存在感に期待。●『キャンディマン/Candyman』(原題)全米8月27日『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピールがプロデュース、『ヘヴィ・ドライヴ』と本作に続いて『キャプテン・マーベル2』(原題)監督にも起用されたニア・ダコスタがメガホン。『アクアマン』や「ウォッチメン」、『シカゴ7裁判』も記憶に新しいヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が主演、「ワンダヴィジョン」でモニカ・ランボーを演じるテヨナ・パリスらが出演する。●『ナイル殺人事件』全米9月17日/2021年公開スター俳優が集結する中、ガル・ガドット演じる大富豪リネットの親友にして、アーミー・ハマー演じるサイモンの元恋人というジャクリーン役を演じるのはNetflixシリーズ「セックス・エデュケーション」のエマ・マッキー。また、『ブラックパンサー』シュリ役で知られるレティーシャ・ライトや、「ゲーム・オブ・スローンズ」のローズ・レスリーらも出演する。●『DUNE/デューン 砂の惑星』全米10月1日ティモシー・シャラメにゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、シャーロット・ランプリング…とにかく主役級キャストが大渋滞。その中に『クー嶺街少年殺人事件』『レッドクリフ』『Mr.Long ミスター・ロン』などで知られ、富司純子×シム・ウンギョン『椿の庭』にも出演する台湾出身チャン・チェンがいるのも嬉しい。●『エターナルズ/Eternals』(原題)10月29日公開監督は『ノマドランド』のクロエ・ジャオ。アンジェリーナ・ジョリーに、「シリコンバレー」から肉体改造を行ったパキスタン出身クメイル・ナンジアニや、メキシコ出身のサルマ・ハエックほか、韓国から『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』のマ・ドンソクも参加するという多様性が話題の本作。「ゲーム・オブ・スローンズ」からリチャード・マッデンとキット・ハリントンが参加する点でもファンダムは湧いている。若きクセ者俳優として知られる『ダンケルク』『聖なる鹿殺し』『The Batman』(原題)のバリー・コーガンにも注目。●『ミッション:インポッシブル7/Mission: Impossible 7』(原題)全米11月19日トムが、コロナ禍の撮影基準を守らなかったスタッフを叱責した様子が伝えられた本作。この状況下で世界的アクション大作を製作する難しさを思わずにはいられない。キャストには本シリーズを機にブレイクしたイルサ役のレベッカ・ファーガソン、前作から続投するホワイト・ウィドウことヴァネッサ・カービーに加え、MCUのキャプテン・アメリカの“想い人”ペギー・カーター役で知られるヘイリー・アトウェル、同じく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のマンティス役ポム・クレメンティエフと身震いするほどの豪華女性陣が集結している。●『ウエスト・サイド・ストーリー/West Side Story』(原題)12月10日公開公開を約1年後ろ倒しにしたスティーヴン・スピルバーグ監督によるリメイク・ミュージカル。トニー役にはアンセル・エルゴート。マリア役には3万人の中から選ばれた映画初出演の新星、コロンビア系アメリカ人レイチェル・ゼグラー。彼女のYouTubeチャンネルではその伸びやかな歌声を聴くことができる。さらに、トニー賞ノミネート経験もあるNetflix映画『ザ・プロム』のアリアナ・デボーズ、SiaのMV「シャンデリア」などのダンサーで女優のマディー・ジーグラーなど実力者が揃う。●『ザ・フレンチ・ディスパッチ/The French Dispatch』(原題)2021年公開ウェス・アンダーソン監督ファミリーともいうべき、ビル・マーレイやティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、シアーシャ・ローナン、トニー・レヴォロリらとともに、ティモシー・シャラメやベニチオ・デル・トロが初参加。『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』「このサイテーな世界の終わり」アレックス・ロウザーや『パピチャ 未来へのランウェイ』のリナ・クードリといった新鋭たちにも期待したい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ゴジラVSコング(仮題) 北米:2021年5月21日公開予定Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年、全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.トップガン マーヴェリック 2021年、公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.The French Dispatch(原題) 2021年公開予定ナイル殺人事件 2021年劇場公開予定©2020 20th Century Studios. All rights reservedブラック・ウィドウ 2021年4月29日より全国にて公開© Marvel Studios 2020ゴーストバスターズ/アフターライフ 2021年全国にて公開クワイエット・プレイス 破られた沈黙 2021年 全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.モービウス 近日公開© & TM 2020 MARVELワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年、全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.フリー・ガイ 2021年5月21日(金)より全国にて公開©2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.エターナルズ(原題) 2021年10月29日より全国にて公開ウエスト・サイド・ストーリー(原題) 2021年12月10日より全国にて公開
2021年01月05日新型コロナウイルスの影響で、次々と大作の公開日が延期となっているなか、ティモシー・シャラメやゼンデイヤらが出演する『DUNE/デューン 砂の惑星』も公開延期に踏み切った。本来は今年12月18日に全米公開を予定していたが、「Variety」誌によると、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズは2021年10月1日に先送りを決めたという。実は、今作の公開延期については予想がつくものだった。なぜなら、ワーナーの『ワンダーウーマン 1984』が、当初の今年10月からクリスマスに延期されたからだ。同じ社内で手掛けた大作を同時期に公開するのは、得策でないことは明らかであり、『DUNE』の公開日を移動したのだとみられる。この知らせに「残念。でも原作を読み直す時間ができた」「安全な環境の映画館で観たいから、朗報」といった前向きな声を上げるファンもいれば、「公開日までに映画館は存在しているのだろうか?」「これ以上悲しませるのはやめて」と嘆く声も。『DUNE/デューン 砂の惑星』はフランク・ハーバートが1965年に発表した「デューン/砂の惑星」をもとに、『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。ティモシーやゼンデイヤのほか、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリンらが出演している。(Hiromi Kaku)
2020年10月06日深遠な世界を見事に具現化し大ヒットとなるのか? はたまた――?過去に幾度も映像化されてきた伝説的SF小説を現代の鬼才・ドゥニ・ヴィルヌーヴがティモシー・シャラメ、オスカー・アイザックら豪華キャストで映画化する、今年最大の注目作『DUNE/デューン 砂の惑星』。その世界観の一端を見ることができる予告編が全世界で一斉に解禁となり、ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ、オスカー・アイザック、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンら主要キャストがオンラインで出席した記者会見が開催された。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「この物語は人間の本質へのオマージュ」フランク・ハーバートの原作は、『スター・ウォーズ』や日本のアニメにも大きな影響を与えたと言われており、遠い未来の砂漠の惑星を舞台に展開。惑星を治めていた父親・レト公爵(アイザック)が謀殺され、砂漠の荒野に逃れた主人公・ポール(シャラメ)が、民を率いて立ち上がり、戦うさまが描き出される。今回、解禁となった予告編は、ティモシー演じるポールの「意識が覚醒している」という言葉で始まる。ポールが、夢で惑星の先住民の戦士・チェイニーと結ばれる未来や反乱軍の蜂起を予知するさまや、謎めいた「箱」に手を入れ、苦痛に襲われるシーンなどが見られるほか、美しい映像、個性的で色彩豊かな衣装からも映画の世界観がうかがい知ることができ、最後は「恐れてはならない。恐怖は心を殺すもの。恐怖が去ると、自分だけが残る」というポールの言葉で締めくくられる。10代半ばで原作と出会い、夢中で全シリーズを読み耽ったというヴィルヌーヴ監督は「映画化を夢見た十代の私自身の期待を裏切りたくない、というプレッシャーを感じました」と自身にとっての本作の“重み”を語る。SF大作というイメージが強い本作だが、ヴィルヌーヴは「この物語は人間の本質へのオマージュ」と語り「テクノロジーが省かれた世界が舞台なので、新しい環境に直面し、生き残りをかけて順応していく家族の悲劇が、より浮き彫りになります」と人間ドラマとしての魅力を強調する。ティモシー・シャラメ抜擢の理由「類稀なるカリスマ性」ティモシーは、原作にある「Thou shalt not make a machine in the likeness of a human mind.”(人の知能に類似する機械は創造することなかれ)」という一文に触れ「現代に精通するメッセージだと思います。ソーシャル・メディアやスマホに夢中になり、テクノロジーに知能が侵害されているという点は、現実問題を指摘する比喩のように感じました」と指摘する。予告編の最後に出てくる「恐怖は心を殺すもの」という言葉は、劇中に登場する、ポールの出生にも深く関係する女性たちの秘密結社「ベネ・ゲセリット」の詩の一文だが、シャラメは「世界や環境、そして勢力の対立に圧倒されると、人は恐怖によって本能的な行動に走ってしまう。そんなとき、自ら恐怖を直視すると、恐怖と己の間には、平穏な“嵐の目”があると言うことに気づく、という意味だと思う」と語った。ミュージシャンで女優のゼンデイヤが、ポールの恋人であるチェイニーを演じるが、彼女とのベッドシーンの有無についてのファンからの質問に、シャラメは「本にも書いてあるだろ(笑)? あるよ…いや、ないかもね(笑)」と照れながらも“肯定”していた。ヴィルヌーヴ監督は、未来の“救世主”となる主人公・ポール役へのシャラメの起用について「本作のような超大作を率いる役柄には、才能と技術を持ち合わせる俳優が必要」とし「ティモシーは、人生を重ねたような魂を持ち、知性が瞳に現れています。映像では実年齢よりも若く見える点も、10代のポールを描く上でふさわしいと感じました。ティモシーには、1920年代のサイレント・スターの様な、類稀なるカリスマ性があり、見る者にロマンスを感じさせてくれます。ポールは宇宙界を率いるリーダーになっていくのですから、そんなカリスマ性が非常に重要だったのです」と人々を惹きつける特別な力を持っていると称賛と共に抜擢の理由を説明した。キャストを絶賛「監督として感動してしまうほど」ポールの父・レト役を演じるオスカー・アイザックは、役に合わせて自前のヒゲを伸ばして撮影に挑んでおり「妻の飲んでいるヘア&ネイル用のビタミンサプリを飲んで、育毛剤を顔に塗ったんだ(笑)」と冗談めかして語る。その妻でポールの母であるレディ・ジェシカを演じたレベッカ・ファーガソンは、『ミッション・インポッシブル』最新作の撮影のため、この日の会見は欠席となったが、アイザックは「ジェシカはこの物語のエンジンだ」とその重要性を指摘した。予告編にはチャン・チェンやシャーロット・ランプリング、ステラン・スカルスガルドといった豪華キャストの姿も確認できる。ヴィルヌーヴ監督は「この映画には大勢の俳優達が携わっています。撮影中は、いつ誰が“問題児”になり、文句を言い始めるのかと心配しましたが、最後まで誰も文句を言いませんでした。キャストたちの協力的な意識の高さと、周囲への忍耐力、そして作品への忠誠心は、監督として感動してしまうほどでした」とふり返る。また、本作には、ヴィルヌーヴ監督とコラボレーションした経験のあるWWEの元プロレスラー・バティスタことデイヴ・バウティスタも出演しているが、幼少期からWWEの大ファンだったというシャラメは、「バウティスタ本人に会えて嬉しかったよ!既にドゥニと仕事をした経験があるのに、彼の謙虚で情熱がある様子を見て、この作品のレベルの高さを感じました」と興奮気味に語っていた。果たしてどのような映像世界、人間ドラマが展開するのか?日本公開を楽しみに待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2020年09月10日クリス・プラット&キャサリン・シュワルツェネッガー夫妻に第1子女児が誕生した。どちらも2人の手と赤ちゃんの手を重ねている写真をインスタグラムに投稿し、報告。ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラットと名付けたことも発表した。クリスは「こんなにうれしいことはない」と大喜びで「母子ともに健康」であることも伝えている。クリスのインスタにはエンタメ業界の仲間たちから祝福メッセージが殺到。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガン、共演者のゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ジョシュ・ブローリンや『ジュラシック・ワールド』の共演者ブライス・ダラス・ハワードらがライラちゃんの誕生を祝った。「ETonline」によると、パトリック・シュワルツェネッガーは早速ライラちゃんに対して“叔父ぶり”を発揮。記者に「赤ちゃんへの贈り物なんだ」とピンクのリボンがついたプレゼントを見せ、うれしそうだったという。おじいちゃんとなったアーノルド・シュワルツェネッガーら家族はすでに夫妻の家を訪れ、ライラちゃんに面会した。クリス&キャサリンは昨年6月に結婚。クリスには元妻アンナ・ファリスとの間に7歳の息子ジャックくんがいる。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日ケネス・ブラナー監督が児童文学小説の大ベストセラーを映画化した『アルテミスと妖精の身代金』から、ケネス・ブラナー監督とキャストのジョシュ・ギャッドのインタビュー映像が解禁。さらに、日本語吹き替えを務める森川智之、早見沙織、楠大典からコメントも到着した。全世界2500万部のベストセラーで、ファンの間では“悪のハリー・ポッター”とも呼ばれる「アルテミス・ファウル」シリーズを原作にした本作。主人公は世界的な大泥棒の息子で、天才的な頭脳をもつ12歳のアルテミス・ファウル。父親の誘拐をきっかけに、その天才的な頭脳を駆使し、人間には隠れた存在である“妖精”の宝の強奪を企てる。また、アルテミスが対立する“妖精”は、文化・テクノロジーなどの分野において人間をはるかに超えるといわれるハイテク集団。おとぎ話にでてくる魔法やファンタジーの世界と近未来SFの世界が融合した現代的でオリジナルな世界観や、アルテミスや妖精たちが駆使する数々のガジェットなども見どころ。本作の監督・製作を務めるのは、俳優としてのみならず『マイティ・ソー』『シンデレラ』、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』を監督するケネス・ブラナー。映像内では、この映画の監督になった経緯や主人公アルテミスを演じた新星フェルディア・ショウを1,200人の候補からキャスティングした際の思いなどを語る。一方、窃盗魔のドワーフであるマルチ・ディガムズを演じるのはジョシュ・ギャッド。彼は共演したジュディ・デンチとのエピソードも語っており、撮影終了後にはユーモア溢れるプレゼントも贈られたことを明かし嬉しそう。自身のキャラクターは「(「スター・ウォーズ」の)ハン・ソロっぽい(「ハリー・ポッター」の)ハグリッド」と説明している。また、日本語吹き替え版で主人公の父親アルテミス・ファウル シニア役の森川さんといえば、『ズートピア』のニック役でもお馴染み。「ニックとは全く違ったキャラクターです。父親としての寛大さとは、なにか一味違う秘密のエッセンスを加えてみました。また謎が多い人物ですので、観ている方の興味を持ってもらうための演技を心がけました」とコメント。エルフの大尉ホリー・ショート役を務める早見さんは、「大尉として堂々とする大人びた部分と、幼さが出るシーンのバランス」が難しかったと明かし、「アルテミスとのやりとりの中で次第に彼と打ち解けていくのですが、その心の繊細なシーンは、演じていて一層集中したところです」と言う。そして、最強のボディガード:ドモボイ・バトラー役の楠さんは、「ドモボイというキャラクターとの共通点は、私もどちらかというと『自分のためよりも人のために何かした方がいい』というタイプなのでそこは似ているかもしれません」と語っている。『アルテミスと妖精の身代金』は8月14日(金)よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルテミスと妖精の身代金 2019年秋、公開予定©2019 Disney Enterprises, Inc.
2020年08月07日今月60歳の誕生日を迎えるショーン・ペンが、28歳の女優レイラ・ジョージと結婚したようだ。2人の友人である慈善活動家のイリーナ・メダヴォイが、インスタグラムに「レイラとショーンの結婚、とてもうれしく思います。あなたたちのことが大好きです」と投稿したことで明らかになった。コメント欄にはロザンナ・アークエットやジョシュ・ブローリンからも祝福メッセージが寄せられていたが、この投稿は現在削除されている。メダヴォイのインスタのストーリーズでは、ショーン&レイラがおそろいの結婚指輪をつけた姿も公開されていた。レイラは婚約指輪とみられる巨大なサファイアの指輪を重ね付けしていた。レイラは俳優ヴィンセント・ドノフリオ(61)の娘で、自身も『移動都市/モータル・エンジン』などに出演歴のある女優。父親とほぼ同い年のショーンとは、2016年秋から交際を始め、同年10月に2人でレッドカーペットデビューを果たした。レイラは初婚だが、ショーンは過去にマドンナ、ロビン・ライトと結婚していたことがある。また、シャーリーズ・セロンと交際していたことも知られており、最近シャーリーズが「交際中に婚約していた」という報道について触れ、完全否定したことも話題となった。(Hiromi Kaku)
2020年08月03日2020年7月17日に公開となった韓国映画『悪人伝』。シルヴェスター・スタローン制作でリメイクも決定している本作で、圧倒的存在感を見せているのが、主演俳優のマ・ドンソクです。その強烈な強面にもかかわらず、本国では女性人気も高いドンソク。そんな彼のように、世界を魅了する韓国出身のおじさん俳優を紹介します。剛腕、狂気、憎まれ役…見る者の心をわしづかみにする天才おじさん俳優たち韓国の人気おじさん俳優①マ・ドンソク最初に紹介するのは、冒頭でも触れた強面俳優のマ・ドンソク。2020年で49歳の彼は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している大人気俳優です。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Don Lee 마동석 (@madongseok_) on Aug 2, 2018 at 6:24pm PDT韓国生まれのドンソクは、18歳の時に家族とともにアメリカに移住し国籍を移しました。そのため、英語は堪能。幼少期に映画『ロッキー』を観てボクシングを始め、密かに俳優を夢見た彼は、バーの用心棒やパーソナルトレーナーなどを経て、2005年公開の韓国映画『天軍』の脇役で映画デビューを飾りました。 View this post on Instagram 영화 #부산행 이 9월 1일 일본에서도 개봉합니다! #TraintoBusan A post shared by Don Lee 마동석 (@madongseok_) on Aug 25, 2017 at 1:46am PDTそんなドンソクがブレイクするきっかけとなったのが、2017年公開のサバイバルアクション映画『新感染ファイナル・エクスプレス』です。釜山に向かう列車の中で、人が凶暴化するウイルスの感染爆発に遭遇した人々の恐怖を描いた本作で、ドンソクは身重の妻を守るために感染者にドロップキックをかます屈強な夫役を演じ、観客にインパクトを残しました。 View this post on Instagram 오늘 개봉한 범죄도시를 보러 왔습니다. 많이 봐주세요! ...근데 팝콘이 라지 사이즈가 맞나? I ordered large popcorns… but doesn't look like it. A post shared by Don Lee 마동석 (@madongseok_) on Oct 3, 2017 at 12:18am PDTその後、2018年公開の映画『犯罪都市』で必殺の張り手を炸裂させる刑事を演じる一方で、化粧品のCMにガーリーな格好で登場し、笑いを誘ったドンソク。彼の名前と『ラブリー』をかけあわせた『マブリー』の愛称でも呼ばれ、ギャップ萌えまで手に入れています。そんな活躍が評価され、まさかのマーベル映画『ジ・エターナルズ(原題)』で、ヒーロー役を演じるとも報じられており、今後の活躍から目が離せません。韓国の人気おじさん俳優②ソン・ガンホ次は、昨年度のアカデミー賞を席巻した話題作『パラサイト 半地下の家族』で主演を務めるなど、韓国映画屈指の演技派として名を馳せているソン・ガンホをご紹介します。2020年7月現在、53歳のガンホ。大学時代から演劇学科に所属していましたが、兵役を機に中退。その後は舞台俳優として活躍を続け、1996年公開の映画『豚が井戸に落ちた日』で映画デビューを飾りました。2000年には、コメディ映画『反則王』で初主演を飾り、同年、日本でも大ヒットを飾ったサスペンス映画『JSA』に出演しその名を確たるものにしたガンホ。2006年には、名匠ポン・ジュノ監督のパニック映画『グエムル漢江の怪物』で、家族を取り戻すために立ち上がる頼りない父親役を熱演し、世界的知名度を得ました。先に触れたアカデミー作品賞に輝いた2020年の傑作『パラサイト 半地下の家族』で見せたように、ガンホの魅力はまさにその変幻自在さです。飄々とした毒気のないおじさんが、途端に血の気の引くような冷徹な男に変わる…まさに観客をくぎ付けにする名優といえるでしょう。韓国の人気おじさん俳優③チェ・ミンシク次は、韓国映画界の『名・やさぐれ中年』こと、2020年7月現在、57歳のチェ・ミンシクです。高校生の頃から演劇の道を志していたミンシク。舞台を中心に経験を積んだのち、1989年公開の映画『九老アリラン』で銀幕デビュー。その後1999年公開の大ヒットサスペンス映画『シュリ』で、爆破テロを指揮する北朝鮮特殊部隊の隊長役を怪演し、高い演技力を知らしめました。ミンシクの代表作といえば、カンヌ国際映画祭でグランプリに輝き、後年、ジョシュ・ブローリン主演でハリウッドリメイクもされた傑作サスペンス映画『オールド・ボーイ』でしょう。自分を監禁した謎の男への復讐が思わぬ展開を見せる本作で、ミンシクが苦みばしった燻し銀の中年を熱演しました。そんなミンシクの魅力はその彫りの深い顔から繰り出される表情でしょう。2011年公開のサイコスリラー映画『悪魔を見た』での、連続殺人鬼の中年役などは、脳にこびりつく迫力です。韓国の人気おじさん俳優④ハン・ソッキュ次に紹介するのは、2020年7月現在、56歳の名俳優ハン・ソッキュ。スラッとしたスタイルが魅力の、韓国映画界のナイスミドルです。学生時代は合唱団に所属していたソッキュ。テレビ局KBCで声優として活動したのち、俳優に転身をしました。1993年放送のドラマ『パイロット』などで活躍したのち、1995年公開の映画『ママと星とイソギンチャク』で映画デビューを果たします。彼の名を知らしめたのは、先に紹介したチェ・ミンシクも出演した1999年のサスペンス映画『シュリ』での主役です。事件の謎を追いながら謎の女スナイパーとの悲哀を色気たっぷりに演じ、多くのファンを獲得しました。近年は、その物腰の柔らかさを生かして、ジャンルを問わず活躍するセクシーなおじさん俳優として人気を獲得。そうしたパブリックイメージを逆手に取り、とある交通事故から転落していく議員役を熱演した2020年公開の映画『悪の偶像』で高評価を獲得しました。韓国の人気おじさん俳優⑤クァク・ドウォン最後は、その恰幅のいい風貌から繰り出される、お茶目さとシリアスさのギャップにハマる人が続出中の個性派俳優、47歳のクァク・ドウォンです(2020年7月現在)。高校卒業後、大学に行かずにすぐに演技の道に進んだドウォン。舞台俳優として14年間活動し、2003年公開のオムニバスコメディ映画『もし、あなたなら ~6つの視線』の脇役で映画デビューを飾りました。ドウォンの名を知らしめたのは、2010年の傑作バイオレンス映画『哀しき獣』で、主人公に狙われる俗物感たっぷりの教授役です。その後も、2016年公開の、韓国ノワールの傑作映画『アシュラ』での悪徳検事役など、憎まれ役を演じたら天下一品の名を欲しいままにしてきました。同年、日本の名優・國村隼さんが出演し話題を呼んだサスペンス映画『哭声/コクソン』では初の主役に抜擢され、序盤ではひょうきんで臆病だったものの、後半になるにつれ狂気の表情を見せていく警官役を熱演。まさにお茶目さと怖さを併せ持った彼の真骨頂といった仕上がりで、高い評価を獲得しました。いまや、韓国映画界をけん引しているといっても遜色ない『強面おじさん俳優』たち。彼らの持つ『毒気』と『愛嬌』を映画から存分に味わってみてください。[文・構成/grape編集部]
2020年07月29日ジョシュ・ハートネット主演のインディーズ映画『Most Wanted』に、アメリカの配給がついた。配給権を買ったサバン・フィルムズは、この夏にも公開を考えているようだ。ハートネットが演じるジャーナリストは、ある男性が、麻薬売買の罪に問われ、タイで懲役100年を言い渡された事件を取材する。この男性が何者かにはめられたことがわかると、それを証明するために大奮闘するという犯罪スリラーのようだ。監督はダニエル・ロビー。日本公開は未定。文=猿渡由紀
2020年04月10日ついに公開を迎えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。作品を観た各国から続々と“衝撃”“感動”“興奮”の声が寄せられ、これまでの映画史に新たな時代を切り開く“傑作の誕生”に、いま世界中で社会現象が巻き起こっている。そんな中、スカーレット・ヨハンソンが約10年間演じてきた変幻自在の女性エージェント、ブラック・ウィドウの“一番お気に入りのヘアスタイル”を明かした。サノスにより全宇宙の生命が半分に消え去ってしまい、残されたヒーローたちは、消えた仲間を救うべく史上最大の最後の戦いに挑むことになるのだが、その残された者のうちの一人が、スカーレット演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。彼女は、『アイアンマン2』の初登場からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で活躍する世界最高のエージェントで、その万能な戦闘スキルとタフな精神でキャプテン・アメリカらと共に数々の脅威と戦ってきた。ブラック・ウィドウといえば、作品ごとに変わるそのヘアスタイルも魅力的だ。「彼女のヘアスタイルはその心境を表現しているの。私は特に、この『エンドゲーム』のルックスのファンよ」とスカーレット。「ヘアスタイルだけではネタバレにはならないけど、このスタイルも明らかに、彼女が心理的にどういう状態にあるかを示しているの」と語っている。ブラック・ウィドウことナターシャの心理がヘアスタイルに影響していると明かすスカーレット。そこで、これまでの彼女のヘアスタイルをふり返ってみた。『アイアンマン2』(2010)MCUに初登場!トニーを誘惑!?ブラック・ウィドウが初めてMCUに登場した作品。アイアンマンとして世界平和を守る活動をするトニー(ロバート・ダウニー・Jr)だが、政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つ刺客があらわれる!秘書に扮してトニーに近づいたブラック・ウィドウは、赤髪ロングのパーマヘアで、女性らしく優しい印象。『アベンジャーズ』(2012)最強ヒーローチームの一員に!世界を破壊する力を持つ四次元キューブが、地球の支配をもくろむ邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に強奪された。ロキを阻止するため、最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が結成され、ブラック・ウィドウはその一員に加わることとなる。大きなウェーブのきいた、90年代風のフェミニンな髪型が特徴的。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)キャップと逃亡中にキスも!仲間であるはずのS.H.E.L.D.から追われる身となったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。信じてくれる者たちと共に陰謀の真相に迫る中、彼らの前に最強の暗殺者ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)が立ちはだかる。この時のブラック・ウィドウは前作とガラリと変わり、センター分けのストレートヘア、大人っぽいスタイルでキャプテン・アメリカをサポートする。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ハルクとの関係に変化が…アイアンマンが起動した人工知能ウルトロンが暴走をおこし、争いを繰り返す人類を滅ぼそうと企む。ブラック・ウィドウはアベンジャーズとともにそれを阻止しようとする一方、自分と同く“普通”の人生を捨てて生きるハルク(マーク・ラファロ)と互いに哀しみを知るもの同士、惹かれ合う。今作では赤毛でショートという、活気あふれる髪型に。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ブロンドヘアで敵を圧倒するも…全宇宙の生命を半分にしようとするサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうため、キャプテン・アメリカらと共に戦いを繰り広げたブラック・ウィドウ。激戦の中で金髪ショートの髪を激しく揺らしながら戦う姿は、美しくもあり、かっこよくもあり、まさに女性が惚れる女性を体現した。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(公開中)新たなヘアで大逆転を狙う!サノスによって、失われた35億の人々と仲間を取り戻すため、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結したアベンジャーズ。予告編では赤髪のロングヘア、さらにおさげ姿も披露しており、また新たな美しさ、かっこよさを放つブラック・ウィドウを見ることができそうだ。最初はロングヘアで“女性らしさ”が強かったブラック・ウィドウだが、短髪や金髪など、逞しさとパワフルさが溢れる姿へと変化している様子が伺える。ヘアスタイルだけではなく、ブラック・ウィドウ自身の精神面や戦闘能力も確実に変化しており、物語が激戦へと化していく中、彼女のヘアスタイルは“美しさ”だけではなく“強さ”も表すようになっているのかもしれない。MCUで「人生を変えるような体験を一緒に分かち合った」そして10年もの間ブラック・ウィドウを演じてきたスカーレットは、『アベンジャーズ』完結を迎える本作に対してこう語る。「ほろ苦い感じね。すべてのことが終わりを迎えないといけないと思うの。そして、間違いなくいまが正しい時期だと感じるわ。私たちは、1年半か2年おきにここに戻ってくることにとても慣れてきていた。他の仕事や人生に傷ついたり、ぼろぼろになりながらね。私や他のキャストは、人生を変えるような体験を一緒に分かち合ったから、そういったことを楽しみに出来なくなるのは奇妙よね。私が、この“終わり”を完全に気持ちの上で整理出来たかどうかわからないけど、これは正しい時期なんだと感じられるわ」。史上最大の戦いを迎えるブラック・ウィドウの活躍、そしてアベンジャーズの一員としては“最後”となるであろう彼女の雄姿は、絶対に見逃せない。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開© Marvel 2015アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月01日『アベンジャーズ/エンドゲーム』ワールドプレミアがロサンゼルスにて開催され、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンをはじめ、過去マーベル作品に出演したメンバーを含む総勢30名以上の超豪華キャストが集結。さらに、マーベルからのオファーを受け、ゲスト出演した真田広之も登場した。大人気シリーズの完結編となる本作のワールドプレミアは現地時間4月22日(月)/日本時間4月23日(火)に開催。会場となったコンベンションセンター中央にそびえる巨大なアベンジャーズマークを取り囲むように敷かれたのは、最新作のポスターカラーであり、これからアベンジャーズが立ち向かわなくてはならない最凶の敵サノスを彷彿とさせるパープルのカーペット。120名を超える大勢のメディアやファンが世界中から駆け付け、初お披露目となる地球最大規模の祭典を見守った。これまで、その内容が一切の謎に包まれてきた本作のワールドプレミアには、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、アントマンやホークアイをはじめ、お気に入りのキャラクターの装いの熱烈なファンが集まり、キャストの到着を今か今かと待つファンたちの姿が。地響きのような大歓声の中、アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスをはじめ、サノス役ジョシュ・ブローリン、ハルク役マーク・ラファロ、ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、ソー役クリス・ヘムズワース、キャプテン・マーベル役ブリー・ラーソン、スター・ロード役クリス・プラット、ドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチに、ロケットの声を務めたブラッドリー・クーパー、グルートの声を務めたヴィン・ディーゼルら、30名を超えるキャスト陣が登場。さらにナタリー・ポートマンや、リアム・ヘムズワース、歴代の監督達など、これまでマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に関わった超豪華オールスターが大集合し、マーベル史上最大規模のイベントとなった。さらに、日本が舞台になっているということでも話題の本作で、マーベルから直々にオファーを受け、“ゲスト出演”したのが真田さん。最新のスポット映像では、日本の街でホークアイと思われるキャラクターと真田さん演じるキャラクターが激しく刀を交えるシーンを見ることができ、アクション俳優としても有名な真田さんの華麗な殺陣が披露されている。真田さんは今回の出演について「スタジオからオファーをいただく形で東京のシーンの台本をいただきました。東京が舞台で、あるヒーローと戦うアクションシーンということで、ここはカメラを止めずワンカットで撮影したいと聞きました。それができるのは誰か、ということで(真田さんに)声をかけたと監督から告げられ、大変光栄でした」とコメント。「オリンピック級の大作映画ということもありますし、そういう思いで声をかけていただいたので、『これはもう、受けてたとう!』と思いました」と、出演を決めた経緯を語る。また、本作の公開が待ちきれない日本のファンへ、「アベンジャーズは一種のお祭り、参加することに意義があるオリンピック級の大作。今回は東京のシーンもあるということで私も参戦しています。アクション、人間ドラマを最新技術で仕上げている作品で、キャストやクルーのこだわり、熱意、誇りをとても感じます。シリーズをずっとご覧になっている方も、今回が初めての方も楽しめる作品だと思いますので、劇場でご覧ください」とアピール。累計1兆円のシリーズに実際参加したことに「作りこみのすばらしさ、スケールのすごさ、すべてにおいてさすがだなと思いました」とコメントしつつ、「それよりも、これまで何作品も撮ってきたレギュラーキャストとクルーたちのチームワークのすばらしさや、これまでヒット作を何作も出してきた彼らの誇りやこだわりというものを非常に強く感じました」と、圧倒された様子。「また、すでにみんなでチームワークがとれているので、(自分たちのような)ゲスト俳優に対してもとてもウェルカムな感じで『ようこそ、楽しんでいってね』といった雰囲気が非常におおらかでした。プレッシャーというよりはその雰囲気に飲み込まれて、すっと入ることができ楽しめました」と撮影をふり返っていた。マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギは、真田さんについて「とても素晴らしい俳優。彼にキャスティングのオファーをOKしてもらえたことは僕たちにとっても夢みたいだよ!」とコメント。マーベルの集大成ともいえる最大規模のイベントと、集まったキャスト陣にファンが熱狂する中、世界中が注目するワールドプレミアは幕を閉じた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月24日『アベンジャーズ』シリーズ、『デッドプール2』のジョシュ・ブローリンが、リブート版『デューン/砂の惑星』への出演を交渉中だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ジョシュはオリジナル版でパトリック・スチュワートが演じたガーニイ・ハレック役のオファーを受けているようだ。『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとる本作。ヴィルヌーヴ監督は、エリック・ロス(『アリー/スター誕生』)、ジョン・スペイツ(『パッセンジャー』)とともに脚本を執筆し、プロデューサーも務める。主演は『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ。オリジナル版でカイル・マクラクランが演じた主役のポウル・アトレイデスを演じる。ほかのキャストは『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『マイティ・ソー』&『アベンジャーズ』&シリーズのステラン・スカルスガルド、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』&『アベンジャーズ』シリーズのデイヴ・バウティスタと、ジョシュと同じくMCUの俳優がずらり。また、ハビエル・バルデム、レベッカ・ファーガソン、シャーロット・ランプリングの出演も決定している。(Hiromi Kaku)
2019年02月14日「アベンジャーズ」シリーズの最終章にあたる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、2019年4月26日(金)に日米同時公開。『アベンジャーズ』シリーズ完結、最強の敵サノスに再び挑む映画『アベンジャーズ』シリーズがついに完結へと向かう。最強の敵サノスによって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまうという衝撃の結末を迎えた前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。シリーズ完結編となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちがもう一度集結し、世界を救うための最後の戦いに挑む。悲劇の結末、その後のアベンジャーズメンバー物語は「水と食料は4日前に底を尽きた。酸素ももうじきなくなる。」「君の夢を見て眠るよMs.ポッツ。」と、たった1人で宇宙を漂うアイアンマンのシーンでスタート。ボロボロになったマスクに、荒れ果てた宇宙船。そこに1人残されたトニー・スタークの姿を見ると、前作で迎えた悲劇的な結末の衝撃が再び蘇る。そして、苦悩する雷神ソーや、ハルクことブルース・バナー。チームに悲壮感が漂っているのは否めないが、この時にアントマンやロケットが見せてくれるコミカルな一面が、チームに明るさをもたらしてくれるような、一縷の希望を見出せる。特に新たな戦いで活躍しそうなアントマンには注目だ。キャプテン・アメリカは、この状況に「人々はもう諦めている…でも私たちは違う」と希望を見る。また、キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウ、が「うまくいくはずだ。もしダメなら…お手上げだ。」と、この危機を脱却する「ある最後の作戦」について相談。そして、ヒーロー同士の戦争を巻き起こす事態にまで陥った、キャプテン・アメリカとアイアンマンとの関係性も見どころの1つ。ライバルであり仲間でもある2人が、全宇宙の危機が迫ったこの最悪の状況を前にして、再び共に立ち上がる。アベンジャーズへの初参戦が決定しているキャプテン・マーベルをはじめ、ソーやブラック・ウィドウ、ウォーマシーン、ロケットら。最強を超える敵、サノスを前に、彼らの最大の逆襲<アベンジ>が始まる。宿敵サノス…。あまりに強い彼に勝つ希望はあるのか?■主なキャストロバート・ダウニー・Jr- アイアンマン役クリス・エヴァンス - キャプテン・アメリカ役クリス・ヘムズワース - ソー役マーク・ラファロ - ハルク役トム・ホランド - スパイダーマン役ポール・ラッド - アントマン役ブリーラーソン - キャプテンマーベル役スカーレット・ヨハンソン - ブラック・ウィドウ役チャドウィック・ボーズマン - ブラックパンサー役ジェレミー・レナー - ホークアイ役ドン・チードル - ウォーマシン役エリザベス・ オルセン - スカーレット・ウィッチ役セバスチャン・スタン - ウィンター・ソルジャー役カレン・ギラン - ネビュラ役ポム・クレメンティーフ - マンティス役ブラッドリー・クーパー - ロケット・ラクーン(声)完結編では日本も舞台に - 真田広之がゲスト出演新たに刀を武器に持った弓の名手ホークアイも登場。ブラック・ウィドウが映像の中で彼に再会した場所には日本の街並みが広がっている。日本が舞台になっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、俳優・真田広之がゲスト出演を果たしている。マーベルからオファーを受ける形で、出演パートの台本が真田に送られてきたという。真田は、役の大小にかかわらず「これはもう受けて立ちましょう!」と、日本人唯一の出演者として奮起した。日本の街でホークアイとと、真田演じるキャラクターが、激しく刀を交えるシーンも展開される。第92回 アカデミー賞にノミネート!なお日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、最も優れた視覚効果(VFX)を使った映画に与えられる視覚効果賞部門にノミネートされている。作品情報映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開日:2019年4月26日(金) 日米同時公開監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、トム・ホランド、ポール・ラッド、ブリー・ラーソン、ジェレミー・レナー、スカーレット・ヨハンソン、チャドウィック・ボーズマン、ドン・チードル、エリザベス・ オルセン、セバスチャン・スタン、カレン・ギラン、ポム・クレメンティーフ、ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・ブローリン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン発売中『アベンジャーズ/エンドゲームMovieNEX』/4,200円+税『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEX』/8,000円+税デジタル配信中© 2019 MARVEL
2018年12月11日エミリー・ブラント主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の前作『ボーダーライン』に続き、2大スター俳優ベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンが続投する『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』。アメリカ-メキシコ国境麻薬戦争の闇に立ち入ったアンチヒーローたちの強烈なサスペンスアクションでありながら、実はある“鉄板の組み合わせ”が化学変化を引き起こす、胸アツなロードムービーとなっている。善悪の境界をさまよい、孤高を貫いて生きてきた暗殺者が、ある孤独な少女と出会い、ともに旅をする中で変わっていく。お互いの心の中で何かが共鳴し合った瞬間に、観ているこちら側まで胸が震えてしまう…。そんな異色バディの絆が忘れられない名作映画をピックアップしてみた。■『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(11月16日公開)最強の暗殺者×麻薬王の娘世界中を驚嘆させた『ボーダーライン』が、衝撃的な世界観と臨場感はそのままに新章へと突入する本作。メキシコからのテロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府の命を受け、CIA工作員のマット(ジョシュ・ブローリン)と孤高の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)は麻薬王の娘イサベル(イザベラ・モナー)を誘拐しカルテル間の抗争を引き起こそうとする。アレハンドロは人質としてイサベルを保護していたが、米政府の非情な判断で作戦の全てを目撃した彼女を始末するよう言い渡されてしまう。これまで感情の揺らぎを一切見せることのなかったアレハンドロだったが、かつてカルテルに殺された娘の面影をイサベルに重ね、様々な葛藤や困難に直面しながらも彼女を守り抜くことを決意する――。『トランスフォーマー/最後の騎士王』にも抜擢された次世代女優イザベラ・モナーが、実力派俳優たちが舌を巻くほどの熱演を見せる。■『レオン』(1995年公開)天涯孤独の殺し屋×家族を失った少女リュック・ベッソン監督のハリウッドデビュー作。舞台はニューヨーク。家族を皆殺しにされ、隣室に住む殺し屋レオン(ジャン・レノ)のもとに転がり込んだ12才の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)は、家族を殺した悪徳麻薬捜査官(ゲイリー・オールドマン)への復讐を決心する。大都会の片隅で出会った孤独なふたりが出会い、初めての愛情を知り“生きる希望”を見つけていくバイオレンスアクション。殺し屋×少女のバディムービーとして金字塔的な作品。ナタリー・ポートマンは本作で一躍、スターダムにのし上がった。■『息もできない』(2008年公開)粗暴な借金取り×心に傷を持つ少女俳優としてキャリアを重ねたヤン・イクチュンが製作・監督・脚本・編集・主演を務めた。父への激しい怒りと憎しみを抱き、社会の底辺で生きる冷徹で粗暴な借金取りのサンフン(ヤン・イクチュン)はある日、心の傷を隠しながら生きる勝気な女子高生ヨニ(キム・コッピ)と出会う。少しずつ距離が縮まる2人の運命の歯車は、徐々に狂い出し……。トラウマを抱えながら孤独に生きてきた2人の、わずかに訪れた魂の触れ合い、救済に心震える。キム・コッピは今年、池松壮亮主演、松居大悟監督の『君が君で君だ』にも出演した。■『アジョシ』(2011年公開)過去を持つ青年×誘拐された少女2010年韓国で630万人を動員し、日本でもスマッシュヒットしたサスペンスアクション。過去のある事件をきっかけに、世間を避けるように孤独に暮らしていたテシク(ウォンビン)。隣家の少女ソミ(キム・セロン)は母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。そんなある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐され、ソミを救うため組織を追うテシクは事件の背後に隠された真実を知る。彼は初めてかけがえのない絆を築いた少女のために、たった1人で組織に乗り込んでいく。先日『ジョンウィック』シリーズの脚本家によるハリウッドリメイクも決定し、話題を呼んでいる。■『LOGAN/ローガン』(2017年公開)老ウルヴァリン×同じ力を持つ少女『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が、傷つきながらもミュータント存亡の危機を救おうと突き進む姿を描くアクション大作。ミュータントが絶滅の危機に直面した近未来、年老いたローガンは、自身と似た能力を持ち、ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女・ローラ(ダフネ・キーン)を守り抜くため再び立ち上がる。愛を知らず、あらゆるものに敵意を剥き出しにする少女を守ることで、多くの者を傷つけた贖罪と仲間を救えなかった無念を抱えた彼は、かつての自分を重ねながら進んでいく――。ヒューのウルヴァリン“引退”作となったが、ダフネ・キーン演じるローラのスピンオフ映画のうわさも出ている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 2018年11月16日より全国にて公開© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年11月17日クリス・ヘムズワースが11日(現地時間)に35歳の誕生日を迎え、スーパーヒーロー仲間たちからお祝いのメッセージが寄せられた。クリスはマーベル映画の『マイティー・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで、スーパーヒーローのソーを演じている。誕生日当日、クリスはバースデーケーキを両手で持ち、妻のエルサ・パタキーと笑顔で写っているツーショットをSNSに掲載。「この写真を撮ったすぐあとに、息子が後ろからすごい勢いで襲ってきたんだ。(ニンジャトレーニングのためにね)。それで、ぼくはロウソクの上に突っ伏すことになっちゃったんだよ。ライアン・レイノルズが辞めてくれるなら、ぼくがデッドプールを演じるのもアリかもね。#人生最高の誕生日」という微笑ましいエピソードを語った。この投稿に、マーベルのスーパーヒーロー仲間のクリス・プラット(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、マーベルのライバルであるDCコミックスのスーパーヒーローのガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)、ヘンリー・カヴィル(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)らから「お誕生日おめでとう!」のメッセージが寄せられた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でクリスと共演し、ヴィランのサノスを演じたジョシュ・ブローリンは「12歳の誕生日おめでとう、ベビーフェイス」とメッセージを贈り、さらに自分のアカウントでクリスに向けてバースデーソングを歌った動画を投稿するという徹底ぶり。ほかにも、ドウェイン・ジョンソン、ジェシカ・チャステインなど多くのセレブたちから、メッセージが届き、交友関係の広さが明らかになったクリスだった。(Hiromi Kaku)
2018年08月13日アカデミー賞3部門にノミネートされた傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が11月16日(金)より日本で公開されることが決定。この度、前作を越える無慈悲な展開を予測させる特報と、ポスタービジュアルが到着した。■ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招いてしまう。メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。■前作を超える究極の選択が2人に待ち受ける…エミリー・ブラントを主演に迎えた前作『ボーダーライン』では、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、ルールもモラルも通用しない麻薬戦争の恐るべき現実をえぐり出し、世界中を驚嘆させた。あの衝撃的な世界観と臨場感をさらにアップデートした本作では『デッドプール2』ケーブル役のジョシュ・ブローリンと『トラフィック』のベニチオ・デル・トロが再び共演するほか、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、キャサリン・キーナーなどが出演する。CIAのマットと謎の暗殺者アレハンドロが、今度はメキシコ経由で麻薬ではなく、テロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府から、カルテル撲滅の命を受ける。2人が挑む新たなミッションは、麻薬カルテル間の内戦を引き起こすこと。前作以上に緊張感と、慈悲など微塵も見せない過酷な展開が巻き起こる。さらに兵士としての任務、復讐、ひとりの少女の命…激化する国境麻薬戦争の深い闇の中でアレハンドロは究極の選択を迫られる。■極限の緊迫感に満ちた特報が到着!極限の緊迫感をみなぎらせて観る者を圧倒する映像世界は、特報からも伝わってくる内容となっており、「汚い手も必要だ」「ルールは存在しない」と告げるマットや、容赦なく銃をぶっ放すアレハンドロの姿がより本作のスケールを物語っている。また、解禁されたポスタービジュアルには、荒涼とした地で対峙する武装集団をバックに、ジョシュ演じるマットと、デル・トロ演じるアレハンドロが背中合わせに銃を構える姿が。そのふたりの間に「このルール無き戦いに、終わりはあるのか――。」のコピーが浮かび上がり、絶望的な雰囲気が漂っている。前作以上の破格のスケールアップとエモーショナルな進化を遂げた本作にますます期待が高まる。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は、11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 2018年11月、全国にて公開予定© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月27日いま、インスタをフォローすべき海外セレブといえば、セレーナ・ゴメス?テイラー・スウィフト?ビヨンセ?ゴージャスな彼女たちのプライベートライフも気になるが、それよりも注目すべきはジョシュ・ブローリン!ハリウッドを代表する実力派渋メン俳優のインスタが人気を集めている。インスタではお茶目なおじさん『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の悪役サノスや『デッドプール2』の屈強ヒーロー、ケーブルなど、最近の出演作に目を向けても、渋メンぶりを大いに生かした“むくつけき”役ばかりのジョシュ。しかし、インスタ(をやっていること自体も意外!)での彼は妙にお茶目なキュートキャラ。パブリックイメージを覆す、あんな姿やこんな姿を披露している。例えば、ある日のテレビ出演前には鏡の前でメイクに励んでいるかと思いきや、ふとカメラに気づいた風を装って“キラキラリ~ン”とスマイル(動画加工アプリでキラキラリ~ンと加工済み)。この“キラキラリ~ン”加工がジョシュは大のお気に入りのようで、ソファでフラペチーノを飲んでいたかと思いきや…からの“キラキラリ~ン”スマイル、リムジンから颯爽と姿を現してからの“キラキラリ~ン”スマイルなど、別バージョンもある。また、新作映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の宣伝活動に向けた気合いをパンツ一丁の敬礼姿で表現したり、デッドプールこと俺ちゃんに頬をプニッとつかまれていたり、いちいち萌え殺しにかかってくる投稿が多い。でも、キャリアの長い実力派スター!しかし、映画ファンにとってはハリウッドを代表する実力派!『アベンジャーズ』や『デッドプール2』以外にも、殺し屋に追われる主人公を演じた『ノーカントリー』、第43代合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ役で話題となった『ブッシュ』、西部劇の悪役と化した『トゥルー・グリット』、トミー・リー・ジョーンズ演じる主人公の若き日に扮した『メン・イン・ブラック3』など、数々の話題作に出演している。映画賞での注目度も高く、政治家ハーヴェイ・ミルクの射殺犯を演じた『ミルク』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、ニューヨーク映画批評家協会賞の助演男優賞などを受賞している。そんな彼の父親は往年の二枚目俳優ジェームズ・ブローリンで、父の背中を追うかのようにジョシュ自身も80年代の名作アドベンチャー映画『グーニーズ』でスクリーンデビュー。となると二世俳優として早くから輝かしい道を歩んできたように思えるが、実力派スターの本領を発揮し始めたのは『ノーカントリー』あたり、年齢を重ねた渋メンとなってからだ。一方、私生活ではダイアン・レインとの結婚が有名だが、2013年2月、約9年に及んだ結婚生活に終止符。その直後から現在の妻キャサリン・ボイドとの交際を開始し、2016年に結婚。先ごろ、夫妻にとっての第一子を妊娠中であることも公表された。かつてはアルコール依存症や暴力行為でメディアを賑わせることもあったが、現在はキャリアも私生活も絶好調の様子。それを共有できるインスタは、彼にとっても、彼のファンにとっても幸せなツールだといえるかもしれない。Familia. @sicariomovie premiere. Photo by @lestudiophoto JUNE 29th!Josh Brolinさん(@joshbrolin)がシェアした投稿 - 2018年 6月月27日午後2時37分PDTその魅力はインスタで堪能?映画で堪能?既出の作品以外にも、『とらわれて夏』ではシングルマザーと恋に落ちる脱獄犯、現在公開中の『オンリー・ザ・ブレイブ』では職務に命を懸けるベテラン消防士などなどを演じてきた彼。映画での渋メン実力派ぶりがあってこそ、インスタでのキュートなおじさんぶりが愛おしく思えるのであり、その逆もまた然り。インスタと映画、双方のギャップに萌えるのが、“ジョシュ・ブローリン”の正しい味わい方かもしれない。もちろん、インスタにただただ格好いい写真を投稿することもあるように、お茶目ブローリンを味わえる出演映画も中にはある。ネタばれになるため詳細は控えるが、近作でいえば『デッドプール2』がその需要を最も満たしてくれる作品だろう。また、過去作でいえば『インヒアレント・ヴァイス』も、ジョシュ演じる暴力刑事がダイナーで「モット!パンケーキ!」と日本人店主に日本語でオーダーする激萌え迷シーンあり。ジョシュ・ブローリンのかわいらしさにハマった人は、ぜひチェックしてみてほしい。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELデッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年07月20日映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が、2018年11月16日(金)に全国の劇場で公開される。クライムアクション映画『ボーダーライン』続編本作は、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、あらゆるルールの通用しない麻薬戦争の恐るべき現実を描き、アカデミー賞3部門にノミネートされたエミリー・ブラント主演のクライムアクション映画『ボーダーライン』の続編。アメリカへのテロリスト流入に深く関連している密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるため、CIA特別捜査官のマットと、彼に雇われた一匹狼の殺し屋・アレハンドロが、カルテル間の内戦を引き起こすという危険なミッションに挑む。ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる......。ベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンが再び登場任務遂行の為には手段を問わない、CIA特別捜査官マット役を再び演じるのは、『アベンジャーズ』 シリーズのヴィラン・サノス役や『デッドプール2』のケーブル役で知られるジョシュ・ブローリン。そして殺し屋・アレハンドロ役も、『トラフィック』 でアカデミー助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロが前作から続投する。また、脚本を前作『ボーダーライン』から引き続きテイラー・シェリダンが担当。監督は、世界的人気ゲーム「コール・オブ・デューティー」の実写映画化にあたり、監督として契約交渉が進む、気鋭のステファノ・ソッリマが務める。作品情報映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』公開時期:2018年11月16日(金)脚本:テイラー・シェリダン(『ボーダーライン』『ウインド・リバー』)監督:ステファノ・ソッリマ(『暗黒街』)出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、キャサリン・キーナー原題:Sicario: Day of the Soldado
2018年07月14日エミリー・ブラントが主演を務めた、アカデミー賞3部門ノミネートの傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編である『Sicario:Day of the Soldado』が、邦題を『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』として公開が決定した。■ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。■前作監督に「圧倒された!」と言わしめた『ボーダーライン』続編とは6月29日より公開された全米では週末興収1900万ドルを記録し、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インクレディブル・ファミリー』に続く第3位の好スタートを切った本作。任務遂行のためには手段を問わないCIA特別捜査官マット役には、『アベンジャーズ』シリーズのヴィラン・サノス役や『デッドプール2』のケーブル役で人気沸騰中のジョシュ・ブローリンが熱演。さらに、マットに雇われる一匹狼の暗殺者・アレハンドロ役には、『トラフィック』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演していたベニチオ・デル・トロが務める。カルテル間の内戦誘発のため、彼らが誘拐する麻薬王の娘・イサベル役には『トランスフォーマー/最後の騎士王』にも出演したイザベラ・モナー、さらにジェフリー・ドノバン(『ボーダーライン』)、CIA 副長官キャサリン・キーナー(『カポーティ』『ジョン・マルコヴィッチの穴』)らが脇を固めている。脚本は、『ボーダーライン』『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞に連続ノミネートされ、『ウインド・リバー』で全米4館スタートから6週連続 TOP10入りというロングラン大ヒットを記録したテイラー・シェリダンが務める。さらに監督は、世界的大ヒットゲーム「コール・オブ・デューティー」映画化にあたり、監督として現在契約交渉中とされる気鋭監督ステファノ・ソッリマがメガホンを取り、『ボーダーライン』の世界が、スケールアップして戻ってくる。前作を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に「ノックアウト! 素晴らしい続編に圧倒された!」と言わしめるほどの完成度を誇る作品に仕上がった本作。さらなる極限の緊迫感を、スクリーンで体感できそうだ。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は11月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月11日デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻が、ヘンリー王子&メーガン妃の結婚式で着用した服を寄付するという。「Evening Standard」紙によれば、2人はチャリティーサイト「Omaze」を通して募金を受け付け、マンチェスターの爆破テロ事件の被害者たちをサポートする基金「The We Love Manchester Emergency Fund」に寄付する予定とのこと。ラッキーな当選者はロイヤルウェディングでデヴィッドが着た「ディオール・オム(Dior Homme)」のモーニングスーツ、ヴィクトリアが着た自身のブランド「ヴィクトリア・ベッカム」のミディドレス(Pre-Spring/Summer 2019コレクションのもの)をゲットできる。デヴィッドのスーツの内側にはイニシャルの「DB」が刺繍されており、中に着ていたダブルのウェストコート、エジプト綿のシャツ、ネクタイ、シューズも贈られる。募金は10ドルから可能で、開催期間は残り56日。この活動について2人はそれぞれSNSでファンに伝えているが、デヴィッドのインスタグラムには俳優のジョシュ・ブローリンからコメントが届いた。「大まじめに、人のためになる素晴らしい行動だ。よくやった、ブラザー」「このスーツを着て寝もいい?ただ聞きたいだけなんだけど!」とのジョシュのコメントに、デヴィッドは「着て寝るのは大歓迎さ。だってぼくは1回しか着てないからね。約束するよ」と答え、楽しい掛け合いを見せた。(Hiromi Kaku)
2018年06月08日ライアン・レイノルズ主演『デッドプール2』のワールドプレミアが、ニューヨーク「AMCロウズ・リンカーン・スクエア」にて5月14日(現地時間)に開催され、ライアンやデヴィッド・リーチ監督、ジョシュ・ブローリン、モリーナ・バッカリン、ザジー・ビーツらとともに日本から忽那汐里が参加した。この日、タイムズスクエアにも巨大広告が設置され、注目度の高さを表したNYプレミア。「AMCロウズ・リンカーン・スクエア」の前に敷かれたレッドカーペットを取り囲むように、500人以上の熱狂的なファンが集結。しかも、そのほとんどがデッドプールのコスプレ姿で参戦。多くの女性ファンも特注のデッドプール衣装を纏い、NYカルチャーの中心を地であるリンカーン・センター一帯は大量のデッドプールに占拠されることに!■忽那汐里、初めて尽くしのレッドカーペットに大興奮スタッフ&キャストが到着するたびに黄色い歓声が起こり、全米から集まった人の取材陣のフラッシュがまたたく。そんな中、ひときわ注目を集めたのが、今回がハリウッド・メジャー作品デビューとなった忽那さん。桜のような淡いピンクのノースリーブドレスというファッションに身を包んだその姿に、フラッシュの瞬きが一層激しくなる。忽那さんは初めてのNY、初めてのハリウッド・メジャー作品のレッドカーペットとあって、興奮が隠し切れない様子。「正式なアメリカで行われるレッドカーペットもですが、実はNYに来るのも初めてなんです!(会場の熱気が)すごいですね!楽しんでいます!」と笑顔を見せた。■ブレイク・ライヴリーも「デップー」カラーのドレスで登場まず、レッドカーペットに登場したのはデッドプールを演じたライアン・レイノルズ。妻で女優のブレイク・ライヴリーと共に登場すると、ファンの盛り上がりは凄まじく、大歓声が響き渡った。ファッションアイコンとしても注目を集めるブレイクは赤と黒を基調とした「デッドプール」カラーのドレスを着こなし、会場を彩った。続いてレッドカーペットには、ケーブル役を演じたジョシュ・ブローリン、デッドプールが組織するX-フォースのメンバー、ドミノ役のザジー・ビーツ、デッドプールの恋人役を前作に引き続き演じたモリーナ・バッカリン、デヴィッド・リーチ監督らが次々と登場。会場のボルテージは最高潮に達し、キャスト&スタッフたちはファンのサインの求めにも積極的に応じた。本作で主演だけではなく、製作&脚本も務めるライアンは「映画作りの過程は1人だけで行えるものではなく、関係者全員が力を合わせて成し遂げたもの。関係者全員がデッドプールと共に毎日を過ごしてきて、強い愛着が湧いてきた。デッドプールに対するスタッフの深い愛情がきっと映画に反映されていると思う」とコメント。「だからこそ、とても楽しく映画作りに励むことができたよ。かっこいい答えじゃないかもしれないけど、本心なんだ。デッドプールが大好きさ」と語り、ハマり役であるデッドプールへの愛を表現した。■ライアン・レイノルズ絶賛「汐里さんは素晴らしいよ!」 役名は“ユキオ”そんなライアンは“ユキオ”役を務める忽那さんに、「汐里さんは素晴らしいよ!汐里さんのことは大好きだ!ユキオ役を生き生きと、楽しく描いてくれた。今後、彼女のキャラクターがさらに活躍することを楽しみにしている。いまよりももっと大きなキャラクターになると思う。楽しみだ!」と忽那さんの存在感を絶賛。対する忽那さんも、ライアンとの初共演を「ものすごく気さくな方です。主演、プロデューサー、脚本も務めているので皆に気を遣ってくれました。アットホームな雰囲気で途中から参加した私もチームの中に入れてくれて嬉しかったです」と、彼の気配りについてコメント。さらに「オーディションは3~4回あり、最終に近づいていくほど、緊張しました!受けていたオーディションの中で一番の大作なので、受かった時はびっくりしました」とハリウッド・メジャー作品初出演への秘話を披露。日本のファンへも「お待たせ致しました!日本のプレミアは最終地点なので、楽しみにして頂ければと思います!」と期待を込めてメッセージを贈った。19時30分からの上映が始まっても、会場に入りきれないファンが名残惜しそうにレッドカーペットを取り囲む中、場内ではプラチナチケットを幸運にも入手した観客たちが、一切の事前情報が明かされなかった超話題作に、驚き、笑い、そして思わぬ感動に酔いしれていた。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月15日マーベル・スタジオ10周年記念映画という鳴り物入りの映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)は、とてつもない映画に仕上がっていた!「過去作品の集大成」と噂されていた本作だが、マーベルファンはまさかの展開に驚愕するに違いない。そんな話題作のキャンペーンで来日した“トムホ”ことトム・ホランドを直撃。ピーター・パーカーこと初々しい高校生スパイダーマン役で人気を博すトムホは、ネタバレ要注意の箝口令が敷かれた中で、見どころを語ってくれた。本作では、満を持して最強最悪のラスボス、サノス(ジョシュ・ブローリン)とアベンジャーズたちの壮絶なバトルが繰り広げられる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ドクター・ストレンジ』チームという頼もしい加勢も実に喜ばしいところだ。トムホの注目ポイントは、前作から続いて描かれる、ピーター・パーカーとアイアンマンことトニー・スタークとの師弟関係だ。また、取材前に披露されたフッテージ映像では、ここぞという場面で新しいスパイダーマンスーツをまとうシーンが実にクールだったので必見。○前作からのスパイダーマンの進化――アンソニー・ルッソ監督とともにファンミーティングに参加されましたが、最後にサプライズでMCからマイクをもらい、日本のファンへのメッセージをくれましたね。あれはとてもうれしかったです。日本のみなさんに「ありがとう」と伝えたくて、とっさにマイクを握ってしまった。僕たち役者の仕事はファンの方なしではなりたたない仕事なので、僕たちへの愛と応援に対して、感謝の心をその場で伝えたくなったんだ。――今回演じたピーター・パーカーは、前作と比べてどのように進化していますか?今回のピーター・パーカーの面白い点は、彼がかなり成長しているのに、トニー・スタークの方が、そのことに対して心の準備ができていないところだ。だからピーターはトニーにかなりの疑問を呈しているし、前の映画と比べて少し生意気になっているかもしれない。トニーは彼のことをとても可愛がっているけどね。――トニー・スタークとピーター・パーカーの師弟関係は、ロバート・ダウニーJr.とあなたの関係性ともリンクしているような気がします。その関係性は役柄に反映されていますか?もちろんそうだよ。僕たち2人はとてもいい関係を構築できていると思う。僕は本当に彼のことを心から尊敬しているから、初めて直接お会いした時はすごく緊張したよ。でも、ロバートはすごく心の広い人で、僕を心地よくさせてくれた。とはいえ、スクリーン上の2人の関係性と少し違うところもあるよ。だって、僕はピーター・パーカーのように彼をイラッとさせることはしないと思うから(笑)。○超クールな新スパイダーマンスーツが登場――今回、新しいスパイダーマンスーツをまとうシーンにしびれました。あの展開がわかった時はどう思いましたか?僕が『スパイダーマン:ホームカミング』(17)を撮影中に、プロデューサーのケヴィ・ファイギが来てくれて「今度、また『アベンジャーズ』に出ることになるよ」と言われたんだ。その時は圧倒されてびっくりしたよ。また、ケヴィ・ファイギからスパイダーマンが今後どうなるかについても聞かせてもらい、新しいスーツを着ることも教えてもらったよ。もちろんCGだから実際に着て撮影したわけではないけど、本当に着ることができたらどんなにいいだろうかと思う。実際にフッテージ映像を見てその仕上がりにすごい!と感激した。だって撮影中はしょぼいウエアを着ていただけだから(苦笑)。――製作総指揮でコミックの生みの親、スタン・リーのカメオ出演も毎回話題になっています。彼との交流はありましたか?スタン・リーはとても素敵な素晴らしい人だし、すごく面白い人でもある。彼が作り上げてきたのは革新的なもので、長年にわたりいろんな人の人生に影響を与えてきたと思う。いわば誰もなしえないことをやってきた方だ。カメオ出演も毎回喜んでやってくださっていること自体がありがたいと思う。僕はスパイダーマンを演じる時、一番心配していたのは、彼に満足してもらえるか、納得してもらえるかということだった。だから『スパイダーマン:ホームカミング』のレッドカーペットでお会いして、彼が僕の演技をすごく喜んでくれた時「自分としてやるべきことができていたんだ」と、すごく達成感を感じることができたよ。○『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』との絡みも――今回『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のピーター・クイル演じるクリス・プラットとの共演を楽しまれたそうですね。具体的なシーンは話せないと思いますが、オフショットではどんな交流が合ったのですか?クリスとはすごく仲良くさせてもらったよ。2人ともマーベルの世界をすごく楽しんだ。クリスがちょうど『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)の追加撮影でロンドンに来ていた時も一緒に飲みに行って、そこでいろいろと話をしたんだ。本当にいい人だし、とても楽しい人だよ。――おそらくシリーズ最大のバトルシーンが見られる本作ですが、実際に参加してみていかがでしたか?いろいろとパーツに分けて撮影しているので、僕たちは全貌を知ることができないから、いつも後になって「すごい激闘シーンを撮っていたんだ!」と驚くよ。マーベル・スタジオ以上にアクションを上手くやれるところはないんじゃないかとまで思ってしまう。ナンセンスになりがちなものを納得する形で描くことができるから。僕としては、自分が真っ先に観たいと思える作品に出演できていること自体がすごいことだと思っている。だって、ロバートたちのようなすごい面子の方々と同じポスターに自分が載っていること自体に感動しているよ。○葛藤するヒーローたちの魅力――本作をはじめ、マーベル・スタジオ一連の作品群は、決して完璧ではない“葛藤するヒーロー像”を打ち出してきました。欠点やコンプレックスを抱えているヒーローだからこそ、愛する人や仲間たちがいるから強くなれると、今回もしみじみ実感しました。あなたはその点についてどう思いますか?僕もヒーローのそういう側面を見せることはとても重要だと思っている。ヒーローは確かに世の中の人が憧れる存在だけど、僕は完璧な人に対して憧れをもつのは決して健全なことではないとも思っている。欠陥があり、悩みや不安、問題を抱えているのは、誰しも当たり前のことだから。実際、ヒーローたちがクレイジーな状況のなかで希望をもって戦っていく姿に惹かれるよ。――あなた自身は、コンプレックスなどはありますか?もちろん僕だってコンプレックスはあるけど、僕自身は今、こんなに素晴らしい仕事につけていて、素晴らしい友人や家族に囲まれている。そう考えれば、自分の問題なんて無視して、自分は幸せだと思うようにしているよ。■プロフィールトム・ホランド1996年6月1日、イギリス・ロンドン生まれの俳優。父親はコメディアンで作家のドミニク・ホランド。2008年、ミュージカル「ビリー・エリオット」で舞台デビュー。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)でスパイダーマンの姿を初披露し、『スパイダーマン:ホームカミング』(17)で主演を務めた。近作は『レジェンド』(17)、『ザ・カーレント・ウォー』(17)など。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)Marvel Studios 2018
2018年04月28日