リーボック クラシック(Reebok CLASSIC)より、元NBAバスケットボールプレイヤー「アレン・アイバーソン」のシグネチャーモデルのユニセックスシューズ2型が登場。2018年11月17日(土)より、リーボッククラシックストア各店などで発売される。アレン・アイバーソンは、NBAにおいては極めて低いとされる183cmの身長ながら、高い身体能力と強靭なメンタルで、リーグMVPや4度の得点王に輝いたバスケットボール界のレジェンド。引退後の2014年、元所属チーム「フィラデルフィア・セブンティシクサーズ」で、背負っていた背番号“3”が永久欠番に。さらに、2016年には、バスケットボール殿堂入りを果たすなど、彼がバスケットボールに残したものは計り知れない。今回発売されるシューズは、現役時代に着用していたリーボックのシグネチャーモデルの最新版と、初代シグネチャーモデルの復刻モデル。どちらのシューズも、ファンにはたまらないディテールが詰まっている。「アイバーソン レガシー(IVERSON LEGACY)」は、リーボックとアレン・アイバーソンが初めて共同開発したシューズ「クエスチョン」や、続く「アンサー」、「アンサー2~4」といった、5つのシグネチャーモデルのデザインを詰め込んだ1足。シューレースを覆うパーツや、ヒールに入る「I3」のロゴなど、各モデルのディテールが細部に落とし込まれている。リーボックのクッショニングテクノロジー「ディーエムエックス ムービング エア テクノロジー」をバスケットボールシューズに初めて搭載したモデル「ディーエムエックス オージー(THE ANSWER DMX)」は、シグネチャーモデル「アンサー」初代モデルのオリジナルカラーで登場。ホワイトをベースに、赤やゴールドをアクセントとして取り入れられている。特徴的なシルエットやカラーなどのデザインに加え、機能性も兼ね備えた1足となっている。【詳細】アイバーソン レガシー発売日:2018年11月17日(土)販売店舗:リーボック クラシックストア(原宿、HEP FIVE、ダイバーシティ東京、あべの HOOP、立川立飛、横浜ビブレ、名古屋みなとアクルス)、アトモス 原宿、KICKS LAB.、ミタスニーカーズ、UPTOWN(Deluxe、熊本店)、リーボック オンラインショップサイズ:22.5cm~31.0cm ※ユニセックス価格:20,520円(税込)アンサー ディーエムエックス オージー発売日:2018年11月17日(土)販売店舗:リーボック クラシックストア(原宿、HEP FIVE、ダイバーシティ東京、あべの HOOP、立川立飛、横浜ビブレ、名古屋みなとアクルス)、アトモス 原宿、ビリーズエンター、GR8、KICKS LAB.、UPTOWN(Deluxe、熊本店)、リーボック オンラインストアサイズ:22.5cm~31.0cm ※ユニセックス価格:21,600円(税込)
2018年11月15日ビル・ゲイツと共同でマイクロソフトを創業したポール・アレンが10月15日に死去した、まだ65歳だった。悪性リンパ腫との闘病の末だった。ポール・アレンはシアトルの名門私立レイクサイド中学・高校で2歳年下のビル・ゲイツと出会い、プログラムの面白さにはまった。高校在学中に会社設立、システム開発の受注を開始した。後にマイクロソフトを設立するが詳細は割愛しよう。ポール・アレンは1953年1月21日生まれで、同級生のミュージシャンにはチープ・トリックのロビン・ザンダー、1953年1月23日生まれ。お! 2日違いだっ。そしてシンディ・ローパーは1953年6月22日生まれでした。ウッドストックでジミヘンが実際に弾いていたストラトキャスターを75万ドルで落札した話は有名(ホントか?)ですが、高じて博物館も建ててしまったのでした。ウッドストックのストラトって、あのジッポオイルで焼かれた焦げ焦げのでしょうかね?「ジミヘン博物館」(正式名称 : エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト)と言い切ってしまうと語弊があるが、名称からしてジミヘンだよね。でも現在は「MoPOPポップカルチャー博物館」と名称変更し、ポップのみならず、映画やアートについても所蔵する博物館となっている。どういういきさつかは知らないが、ポール・アレンはジョー・ウォルシュとリンゴ・スターと一緒のステージに立ってます。4:40あたりから、なにやらジョー・ウォルシュにささやかれた後、ポール・アレンのギターソロが聴けます盟友ビル・ゲイツもコメントを出しています。Paul deserved more time in life. He would have made the most of it. I will miss him tremendously. — Bill Gates (@BillGates) 2018年10月16日偉大なパソコン界のスーパースターのご冥福をお祈りします。
2018年10月17日今年1月、過去に養父のウディ・アレンから「幼い頃に性的虐待を受けていた」と再び告発したディラン・ファロー。ディランはこの件について2014年にも「ニューヨーク・タイムズ」紙に語っていたが、当時はウディの仕事に大きな影響が出ることはなかった。しかし、「#Me Too」、「Time’s Up」運動が盛んないまは、ウディの監督作に出演した俳優たちが次々と「後悔した」、「もうウディの作品に出演することはない」とウディと距離を取ることを宣言。その影響からか、ここ数十年の間、少なくとも毎年1本は監督&脚本作を世に送り出してきたウディが、事実上の休業状態に陥っているという。「Page Six」によれば、昨年11月にウディはAmazonオリジナル映画『A Rainy Day In New York』(原題)の撮影を終了。ウディとAmazonは、2016年にこの作品のほかに3本の映画を製作する契約を結んでいるというが、「The Hollywood Reporter」は「大きな出費になるとしてもAmazonが契約を続行することは考えられない」と報じている。さらに、世界最大の映画データベース「IMDb」のウディの“これからの予定作品リスト”には2020年製作予定の1作品が掲載されているが、関係者は「資金を確保できていない」と語り、製作に乗り出すことができない状況だ。「ウディは働くことが大好きで、休暇なんて取ったことがありません。でも今年は取らざるを得ないでしょう。(資金を提供してくれる)支持者が現れるまではね」と現状を明らかにした。(Hiromi Kaku)
2018年08月29日©︎ YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。今回ご紹介する映画は、名匠ウッディ・アレン監督がケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代NY・コニーアイランドを舞台に、愛と裏切り、人生の切なさを描いた物語、映画『女と男の観覧車』をお送りします!映画の舞台となるコニーアイランドは、ニューヨークのブルックリンの南端に位置する半島で、ビーチと遊園地で知られ、多くの観光客で集まる美しいリゾート地ですが、ウッディ・アレン自身が子どもの頃に何度も訪れたという思い出の場所。アレン監督は、1950年代のコニーアイランドを詩情豊かな夢のような映像美で描くために『ブルージャスミン』をはじめ30本のアレン作品を支えてきた美術のサント・ロカストや『地獄の目次録』などで3度アカデミー賞を受賞した撮影監督のヴィットリオ・ストラーロと共に制作。人生の喜び、怒り、哀しみ、楽しさを乗せてまわり続ける観覧車は、この映画そのものを象徴しているかのようにエモーショナルに描かれ不思議な余韻を残します。安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ、あくなき理想を追い求める情熱的な主人公のジニーを演じたのは、『タイタニック』『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレット!オスカー女優ケイト・ウィンスレットの新境地をぜひ映画館でお楽しみください。■映画『女と男の観覧車』あらすじー1950年代、NYコニーアイランドを舞台にまわる、まわる、秘密の恋。舞台は1950年代、かつての賑わいは薄れたとはいえ、アメリカ最大の遊園地やビーチがあり、多くの人が行き交うニューヨークの人気リゾート地コニーアイランド。コニーアイランドの遊園地内にあるレストランで働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である息子のリッチーと3人で、観覧車の見える部屋で暮らしています。ある日突然、遊園地のレストランでウェイトレスとして働くジニーの前に思いがけない客が現れます。20歳でイタリア人のギャングと駆け落ちして、5年も音信不通だった夫の娘のキャロライナでした。初対面のキャロライナを戸惑いながらも自宅へ連れて帰るジニー。遊園地の回転木馬の操縦士として勤めるハンプティは、絶縁したはずの娘を見て唖然とします。キャロライナは、イタリア人ギャングの夫と離婚し、FBIに証言を強要され、命を狙われる身となっていました。キャロライナは、父との不仲を知る元夫がここには来ることはない、命を狙われてるからかくまってくれと言うのですが、ジニーは我が息子リッチーのこともあり不安でたまりません。リッチーは前夫との間の息子ですが、火遊びを繰り返しては、まわりを困らせていました。学校をサボっては映画館に入り浸ってるのも心配です。そんななか、ジニーには、秘密がありました。ニューヨーク大学の学生で、脚本家志望で夏の間にビーチで監視員のバイトをしているミッキーと恋愛関係になっていたのです。かつて駆け出しの女優だったジニーは、ドラマーの夫がありながら共演者と深い関係となり、それを知った夫は自殺。ジニーはショックから女優を辞めてしまいました。そして妻と娘を失ったハンプティと出会い再婚したのでしたが、絶望や寂しさを埋めるために一緒になったハンプティにジニーは感謝はありましたが、愛を感じることができなくなっていたのです。元女優だったというジニーの苦悩に、脚本家志望のミッキーは魅了され、ジニーもまた今の暮らしのまま一生を終えるのではなく女優としての復活を期待し始めます。一方、キャロライナは、やはり娘が可愛い父親のハンプティの支援のもと、ジニーと一緒にウエイトレスとして働き、夜学にも通い始めます。そんなある日、キャロライナとミッキーが偶然出会うことで、予想もしなかった展開に……!■映画『女と男の観覧車』作品紹介6月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー公式ホームページ:www.longride.jp/kanransya-movie原題:Wonder Wheel脚本・監督:ウディ・アレン製作:レッティ・アロンソン、エリカ・アロンソン、エドワード・ワルソン製作総指揮:アダム・B・スターン、マーク・アタナシオ、ロナルド・L・シェ共同製作:ヘレン・ロビン撮影:ビットリオ・ストラーロ美術:サント・ロカスト衣装:スージー・ベンジンガー編集:アリサ・レプセルター制作年:2017年制作国:アメリカ/英語上映時間: 101分配給:ロングライド提供:バップ、ロングライド©︎ 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.■映画『女と男の観覧車』キャストケイト・ウィンスレット=ジニージャスティン・ティンバーレイク=ミッキージム・ベルーシ=ハンプティジュノー・テンプル=キャロライナジャック・ゴア=リッチーデビッド・クラムホルツ=ジェイクマックス・カセラ=ライアンアートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
2018年05月22日ウディ・アレン監督の過去作品をスクリーンで上映する特別企画「ウディ・アレン特集上映」が、2018年6月18日(月)から22日(金)まで新宿ピカデリーで開催される。アカデミー賞で作品賞1回、監督賞1回、脚本賞3回を受賞しているウディ・アレン監督による最新作『女と男の観覧車』の公開を記念して、ロマンティックでちょっとビターな人生ドラマの数々がスクリーンに復活する。その上映作品は、映画の公式WEBサイト上で実施されているファン投票で決定。対象作品は、『ミッドナイト・イン・パリ』、『マジック・イン・ムーンライト』、『カフェ・ソサエティ』など計7作となっている。【開催概要】ウディ・アレン特集上映開催期間:2018年6月18日(月)〜22日(金)場所:新宿ピカデリー※劇場HP、公式サイトにて詳細を発表。上映スケジュール発表:6月12日(火)予定チケット販売:・劇場HP 6月15日(金) 18:00〜・劇場窓口 6月16日(土) 劇場オープンから料金:一律 1,100円(税込)<ファン投票>帳票期間:5月14日(月)〜6月7日(木)24:00対象作品:『恋のロンドン狂想曲』『ミッドナイト・イン・パリ』『ローマでアモーレ』『ブルージャスミン』『マジック・イン・ムーンライト』『教授のおかしな妄想殺人』『カフェ・ソサエティ』投票URL:
2018年05月20日ウディ・アレンが1950年代のNY・コニーアイランドを舞台に描いた最新作『女と男の観覧車』。このたび本作から、ジャスティン・ティンバーレイクの一人語りで始まる日本版予告編が解禁となった。■遊園地で働く主人公の前にある日突然、夫の“娘”が現れた!?このたび解禁された予告編は、遊園地のメリーゴーランドを思わせる音楽に乗せ、「コニーアイランド1950年代。砂浜、遊歩道、僕が働くベイ7」という、ビーチで監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)の一人語りから始まっていく。その遊園地で働きながら、密かにミッキーとつき合う主人公ジニー(ケイト・ウィンスレット)の目の前に、ギャングと駆け落ちして以来、音信不通になっていた夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)の娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたとき、4人の運命が狂い始め――。夢のように美しい映像ながら、人生の切なさを描ききる、まさに名匠ウディ・アレン監督の世界観を存分に映し出した予告編。そのナレーションは、ラジオパーソナリティの坂上みきが務めている。■代表作『アニー・ホール』にも登場したウディ・アレン“心の故郷”物語の舞台となるのは、ブルックリンの南端に位置する半島、コニーアイランド。遊園地とビーチで知られ、夏には多くの観光客が集まるリゾート地だ。ニューヨークで生まれ育ったアレン自身が、子ども時代に幾度も訪れたという思い出深い場所で、彼の代表作『アニー・ホール』にも、人気のジェットコースター“サイクロン”の轟音が鳴り響く家が主人公が子どもに時代を過ごした場所として登場する。そんなアレンにとっての“心の故郷”が、集大成といえる本作を飾った。また、時代設定となる1950年代は、ミッキーが紹介するように全盛期を過ぎ、さびれ始めていた。ギャングの抗争が起こるなど、治安が悪くなる一方で観光客が減ったためだ。この背景はまさにドラマティックな物語を描くにふさわしいと、アレンは『ブルージャスミン』を始め30本のアレン作品を支えてきた美術のサント・ロカスと共に、現在のコニーアイランドを50年代のレトロポップな宝石箱のような世界に生まれ変わらせた。名匠ヴィットリオ・ストラーロの撮影による、詩情豊かでカラフルな映像美にも注目だ。『女と男の観覧車』は6月23日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女と男の観覧車 2018年6月23日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2018年04月13日ケイト・ウィンスレットが主演する、『ミッドナイト・イン・パリ』『カフェ・ソサエティ』のウディ・アレン監督最新作『Wonder Wheel』(原題)が、『女と男の観覧車』の邦題で6月23日(土)に日本公開されることが決定した。時は1950年代、主人公のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、元女優で、いまはコニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働いている。再婚同士で結ばれた、回転木馬の操縦係を務める夫のハンプティ(ジム・ベルーシ)、そして自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていた。だが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたことから、すべてが狂い始める──。『ミッドナイト・イン・パリ』では1920年代黄金時代のパリへ、『カフェ・ソサエティ』では1930年代のハリウッドへと観客をタイムトリップさせたアレン監督。本作は、女と男の恋と欲望、うそと裏切りを乗せて、まわり続ける観覧車。そこから見える景色は、うっとりするほど美しいけれど、同じ場所を回転するだけで、どこにもたどり着けない。夢のように美しい映像で人生の切なさを描ききった、アレン監督の恐るべき野心作だ。安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ、ここではないどこかにもっと素敵な人生が待っているはずだ、という切ない夢にその身を投げ出す主人公ジニーを演じたのは、『タイタニック』『エターナル・サンシャイン』『愛を読むひと』のケイト。今回、アレン監督の「最高峰の演技力を誇る女優でないと成立しない」という要望に見事に応えたケイトだが、「最初はどうすればいいのわからなかった」と告白。だが各方面では「ケイト・ウィンスレットが輝いている。ヴィットリオ・ストラーロにより、美しく照らし出される」(Screen Daily)、「ケイトの大胆で自由な演技から目が離せない」(David Rooney, The Hollywood Reporte)などと圧倒的な演技が絶賛されている。また共演には、女心を無邪気に翻弄するジニーの恋人ミッキーに、『ソーシャル・ネットワーク』への出演も話題となったジャスティン・ティンバーレイク。ジニーにふり回される夫のハンプティを、『K-9/友情に輝く星』『ゴーストライター』のジム・ベルーシ。ハンプティの娘キャロライナを、アレン監督に大抜擢された新鋭、『マレフィセント』のジュノー・テンプルが演じる。なお、遊園地のシンボル的存在の観覧車“ワンダーホイール”を背景に、詩情豊かな映像を捉えた撮影監督は、『地獄の黙示録』などで3度アカデミー賞を受賞した映画界の至宝ヴィットリオ・ストラーロが手掛ける。『女と男の観覧車』は6月23日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月07日1997年、自分の子どもとして育てた養女のスン=イーと結婚して世間を仰天させたウディ・アレン。ともにスン=イーを育てた元パートナーのミア・ファローの発言などにより、長きに渡ってウディは「小児性愛者である」とささやかれてきたが、監督としてのキャリアにさほどの影響は出なかった。しかし、「Time’s Up」運動が盛んになり「自分もセクハラや性的暴力を受けた」と声を上げる被害者が増えた現在、すでに2014年に「父から性的虐待を受けていた」と告白したウディのもう1人の養女ディラン・ファローが再びウディを告発。これを受けて最新作でアマゾン・スタジオが配給の『A Rainy Day in New York』(原題)に出演したティモシー・シャラメやレベッカ・ホールらがウディ監督作に出演したことを「後悔」したといい、出演料を「Time’s Up」に寄付することを約束。過去にウディ監督作に出演したミラ・ソルヴィーノやコリン・ファースも「選択を誤った」と悔やんだ。「The Playlist」によると、アマゾンは今回の騒動を深刻なものとして捉え、『A Rainy Day in New York』は劇場公開も配信もされずにお蔵入りになってしまう可能性もあるという。ウディは『A Rainy Day in New York』の撮影を終え、次回作に向けてすでに動いているとのことだが、今回の件で今後ウディの作品に出たいと考える俳優が激減するのは必至。しかし、ウディの妹でいままでウディ作品のプロデュースを行ってきたレッティ・アロンソンは「間違いなく、彼は新しい才能の持ち主たちを見つけ出すでしょう」と自信を見せている。(Hiromi Kaku)
2018年01月30日俳優トム・クルーズが主演を務めた『トップガン』(1986年)の続編の監督候補に、『オブリビオン』(2013年)でトムと共に仕事をした経験もあるジョセフ・コシンスキー監督の名前が挙がっているようだ。現在交渉を行っていると伝えられている。ヴァラエティ誌によると、コシンスキー監督は正式なオファーをトムから受けたわけではないものの、『ミッション:インポッシブル』第6弾の撮影中に他の監督らとも面会していたと言われるトムは、コシンスキー監督の持つ『トップガン』続編への考えにとても感銘を受けていたのだという。さらに先日には、前作に描かれたような戦闘機同士の戦いではなく、現代のドローン技術をテーマにすると言われる続編に向けて、ジャスティン・マークスが脚本を担当する可能性がでてきたと報じられていた。『トップガン』続編製作の噂は長らく飛び交っていたものの、先日トムが正式にその噂が事実であることを認めている。トムの正式発表を受け、共演者であったヴァルはインスタグラムに、オリジナル作品で演じた自身の役どころの「動きがまだできる」と投稿し、トムからの出演依頼を待っていることをアピールしていた。(C)BANG Media International
2017年05月29日ユアン・マクレガー演じる『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役が、実は『恋に落ちたシェークスピア』のジョセフ・ファインズの手に渡る寸前だったことが明らかになった。現在、カナダの作家マーガレット・アトウッドによるベストセラー「侍女の物語」をベースとしたドラマ「The Handmaids Tale」に出演しているジョセフ。同ドラマの第1シーズンが好評で、今月、第2シーズンの更新が発表された。順調なキャリアを築いているジョセフだが、「The Wrap」に「過去のオーディションに関する印象的なエピソード」を尋ねられて切ないエピソードを披露している。「ライトセーバーを振り回す大きな映画のオーディションかな。何回も受けて、僕と、同じ演劇学校出身のもう1人の素晴らしい俳優(ユアン)が残ったんだ」とぽつりぽつりと語り出した。「最後は監督に呼ばれて会いに行ったんだよ。そこには、監督の5歳くらいのかわいらしい娘さんもいてね。監督が『彼はジョー。オビ=ワン・ケノービ役にほぼ決定している人だよ』と紹介してくれたものだから、うれしくてびっくりしちゃった」とふり返る。しかし、直後に痛恨の一撃が待っていた。監督の娘に「この人キライ。だって気持ち悪いもん。ヤダ」と拒否されてしまったという。もちろん監督とはジョージ・ルーカスのことだ。子どもは時に残酷…。こうして、オビ=ワン・ケノービ役はユアンが演じることになったそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年05月25日アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など、華々しい受賞歴を持つウディ・アレンが初めて手掛けるドラマシリーズ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」(原題:Crisis in Six Scenes)が、3月24日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信されることになった。本シリーズは、全6話で構成されるミニシリーズ。舞台となるのは、1960年代末の騒乱期のアメリカ。ある中産階級の家庭が、1人の訪問者によって大混乱に陥るコメディだ。かつて広告会社の重役だった主人公シドニー(ウディ・アレン)は、夫婦カウンセラーである妻ケイ(エレイン・メイ)とともに、ニューヨーク郊外で隠居生活を送っていた。すべてが順調に見える夫婦だったが、脱獄してきた若き政治活動家レニー(マイリー・サイラス)の訪問により、自身のリベラルな理想を再考せざるを得なくなる。キューバへの逃亡を目論むレニーを手助けして彼女の政治目標をサポートするのか、それとも、レニーを警察に突きだし、自分たちにとって居心地のいい大量消費主義の生活を守るのか…。さらに厄介なことに、婚約者のいるニューヨーク大学の大学院生アレン(ジョン・マガロ)もシドニーの家に滞在することになり、たちまちレニーに恋をしてしまう。そして、彼もまた、いままで確信していた自身のエリートとしての進路が正しいのかと、疑問を持ち始めてしまう。レニーから瞬く間に影響を受ける彼らは、果たしてどう変化していくのか――。本作の監督・脚本・主演を務めるのは、俳優、監督、脚本家として数々の映画賞にノミネートされ、アカデミー賞を4度、ゴールデン・グローブ賞を2度受賞するなどの華々しい経歴を持ちながら、本人は授賞式嫌いで知られるウディ・アレン。近作では、エマ・ストーンを『マジック・イン・ムーンライト』『教授のおかしな妄想殺人』に相次いで起用し、クリステン・スチュワート&ブレイク・ライヴリー&ジェシー・アイゼンバーグと組んだ『カフェ・ソサエティ』の公開も控えている。そんな彼が初めて、そのシニカルなユーモアをドラマシリーズで発揮する。共演には、アレン監督とは『おいしい生活』でも組んだ大ベテランのエレイン・メイ、そして「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で一躍人気となり、女優・歌手として活躍する現在、何かと話題には事欠かないマイリー・サイラスが久々に演技を披露。さらに『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『キャロル』のジョン・マガロ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のレイチェル・ブロズナハンなど、注目の豪華キャストが参加。60年代の急進的政治運動を背景に、アレン監督独特の気の利いたコメディを、1話あたり約25分×全6話、約2時間30分で完結するミニシリーズに仕上げている。「ウディ・アレンの6つの危ない物語」は3月24日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月24日オリバー・ストーン監督が史上最大の内部告発劇“スノーデン事件”の全貌に迫った衝撃の問題作『スノーデン』。2017年の幕明けに、主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットの“メガネ男子”の新場面写真がシネマカフェに到着。スノーデンの恋人役を演じた共演者のシャイリーン・ウッドリーからもコメントが届いている。本作は、元CIA職員 のエドワード・スノーデンが国家の機密事項を暴露した“スノーデン事件”を描いたヒューマン・ドラマ。これまでアカデミー賞監督賞を2度受賞している巨匠オリバー・ストーンが、この人物を独自の視点で描き切る。本作の主人公、エドワード・スノーデンを演じたのはハリウッドきっての若手俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。愛国心のある平凡な若者だったスノーデンが、アメリカ政府による個人情報監視の実態を知り、自身の理想が打ち砕かれていく過程を見事に演じている。ジョセフといえば、これまで、日本でも多くの映画ファンを魅了したロマンティック・コメディ『(500日)のサマー』では“運命の恋”を信じるナイーヴな青年を、『メタルヘッド』では長髪に半裸の謎のヘビメタ男、『ダークナイト ライジング』では正義感の強い熱血警官を演じるなど、作品によってまったく異なる表情を見せ、その演技力の高さはハリウッドでも随一といえる。近年の『ザ・ウォーク』でも、ワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつないで命綱なしの空中闊歩を敢行した、実在の人物フィリップ・プティを演じた際、仏語のイントネーションやスタントにも強いこだわりを見せていた。そして本作でのジョセフは、スノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種を完全にマスター。恋人役を演じた共演者のシャイリーンも「エドワード・スノーデンに命を吹き込むジョセフを見て感動したわ。彼はスノーデンの声で話し、スノーデンの歩き方で歩き、スノーデンの動き方で動く。俳優が誰かの中に入り込み、ほんの些細な個人のマンネリズムさえも習得していくのを見ると、いつも驚かされる」と語り、ジョセフの“憑依”ぶりに驚嘆している。シャイリーンが言う“些細”な箇所は、劇中レヴィットが着用するメガネにも表れている。役作りのために、入手可能なスノーデンに関する書籍を読み、彼のビデオを見てクセを研究したは、スノーデンの兵役時代、除隊後時代、CIA時代、NSA時代で4種類のメガネを使い分けている。ジョセフのメガネ姿にも、ぜひ着目してみて。『スノーデン』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月03日今年の第69回カンヌ国際映画祭にてオープニングを飾ったウディ・アレン監督最新作『Cafe Society』が、邦題『カフェ・ソサエティ』として、2017年5月より全国公開することが決定した。1930年代のハリウッド。映画産業で働くことを夢見てニューヨークからやってきた青年が、美しい女性と恋に落ち、時代の象徴ともいえる映画スターや著名人が集まる、きらびやかな上流階級社会“カフェ・ソサエティ”の熱狂に陥ってゆく…。本作は、2002年『さよなら、さよならハリウッド』、2011年『ミッドナイト・イン・パリ』に続き、監督としては史上初3度目のカンヌ国際映画祭の開幕上映作品となったウディ・アレンの最新作。キャストには、『ローマでアモーレ』以来、ウディ作品2度目の出演、『ソーシャル・ネットワーク』や、今年はDCコミックスの『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』など活躍著しいジェシー・アイゼンバーグ。また、「シャネル(CHANEL)」の美しい衣裳を身にまとい、ヒロインを演じたのは『アクトレス~女たちの舞台~』で米国人として初めてセザール賞助演女優賞を受賞したクリステン・スチュワート。そのほかブレイク・ライヴリー、スティーヴ・カレル、パーカー・ポージーなど華やかなスター俳優が顔を揃え、アレン自身がナレーションを務めていることにも注目。なお、撮影監督を、『地獄の黙示録』『ラストエンペラー』などアカデミー賞撮影賞に3度輝く、“生ける伝説”ヴィットリオ・ストラーロが務めている。今回、公開決定に合わせて解禁された写真では、クリステン、ブレイクのトップ女優2人がシンプルながらも美しいドレス姿を披露!特にクリステンは「シャネル」のミューズとして、ファインジュエリーを身につけ、この映画のために作られたオフホワイトのシルクとレースのドレスを堂々と着こなして登場。アレン監督が描き出す、エレガントで華やかなハリウッドのゴールデン・エイジを垣間見ることができる。『カフェ・ソサエティ』は2017年5月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとチャニング・テイタムが一緒にミュージカル映画製作を目指している。ラジオ番組に出演したジョセフは「チャン(チャニングの愛称)と僕はミュージカルに取り組んでいて、僕の友人のマイケル・バコールが脚本を書いているんだ。彼は(チャニングがジョナ・ヒルとW主演した)『21ジャンプストリート』も手がけた」と語る。ただし現時点では製作が実現するかは不明だという。「映画ビジネスでは、脚本があるからといって、それは映画が作れるという意味にはならない。でも実現すれば、本当にいいものになると思っている」。2人は数年来、企画の実現を目指しているが、ジョセフによれば、チャニングが男性ストリッパーの主人公を演じて大ヒットした『マジック・マイク』とは違う内容になるそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月25日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが声色さえも変え、アメリカ最大の国家機密を暴いた元CIA職員を熱演する『スノーデン』。本作でメガホンをとったのは、ハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーンだ。これまで『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と、3人のアメリカ合衆国大統領を映画で描いてきた監督が、つい先日、次期大統領に選ばれたばかりのドナルド・トランプ氏を撮影していたことが分かった。1年半に渡って繰り広げられてきた米大統領選。日本時間11月9日、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が破れ、共和党で不動産王のトランプ氏が次の第45代大統領に選出された。トランプ氏がどのような大統領になり、これからのアメリカをどのようにかじ取りをするのか、いま世界中の人々から注目を集めている。そのトランプ氏が、『ホーム・アローン2』(’92)にカメオ出演していたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(’89)の悪役ビフ・タネンのモデルであったことはすでに報道されているが、実はオリバー・ストーン監督もまた、2011年に公開された、マイケル・ダグラス主演の名作『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』で彼をとらえていた。同作は、長い刑務所生活を終えたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が、娘の婚約者である若き投資家のジェイコブ(シャイア・ラブーフ)と再びウォール街で一旗揚げようとする様を描いている。トランプ氏が登場するのは、ダグラス演じるゲッコーと床屋で会話を交わすシーン。ストーン監督は、「彼は文句なしに素晴らしかったですよ。ただ彼から、2ページにわたる事前要求事項があった。例えば、こっち側から撮ってはいけないなど。なので彼とも話をしました。彼はとてもチャーミングな人だと思います」と当時をふり返っている。結局、そのシーンはカットされ、日の目を見ることはなかった。ストーン監督は、その理由を「脚本の問題でした。映画の中ではあまり長いシーンではなかったので。そのときは彼が大統領選挙に立候補するなんて考えてなかったよ。(カットは)単なる脚本と、編集の問題のためだったんだ」とコメント。さらにストーン監督は、国家主導の個人情報監視の事実を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンを描いた本作『スノーデン』にも、トランプ氏を“出演”させている。この“スノーデン事件”が全世界で報道された際、メディアや一般人の間では、スノーデンを擁護する人と非難する人に意見が真っ二つに割れたが、本作中では、あるニュース報道の中でのトランプ氏のコメント、「(スノーデンは)死刑という手もある」が紹介される場面が登場する。トランプ氏の声と本人の顔画像が映し出されるたった1カットだけだが、彼が大統領に就任した直後(就任式は現地時間1月20日)に劇場で流れることを思えば、強烈な印象として残るはずだ。『ウォール・ストリート』の撮影が終わった後、監督に「僕の演技、素晴らしかったか?」と自信をのぞかせていたというトランプ氏。まさかの結果となった米大統領選だが、米国史上初めて公職についたことのない大統領となる彼を勝利に導いた要因の一端は、その“自信”にあったのかもしれない。『スノーデン』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日ハリウッドきっての社会派監督オリバー・ストーン監督が、主演に『ザ・ウォーク』のジョセフ・ゴードン=レヴィットを迎え、米国による膨大な個人情報監視の事実を暴いた男の半生を描く『スノーデン』が、2017年1月27日(金)より日本公開されることが決定した。2013年6月――。それは、まさしく世界中に激震が走った瞬間だった。イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露されたのだ。さらに驚くべきは、ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供した人物は、NSA(米国国家安全保障局)の職員であり、ごく普通の29歳の若者だった。匿名ではなく、自らカメラの前に立ち「エドワード・スノーデン」と名乗ったその青年は、なぜ輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで、重大な告発を決意したのか――。本作は、全世界に衝撃が走った史上最大の内部告発劇“スノーデン事件”の全貌に迫った問題作。これまで、アメリカ政府や政治の腐敗、欺瞞、矛盾を痛烈に批判し、アカデミー賞監督賞を2度受賞、『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と合衆国大統領をテーマにした映画を3本撮ってきた巨匠オリバー・ストーンが、いま、CIAとNSAという二大情報機関に属した若者 “スノーデン”の人物像に迫る。映画は、NSAの最高機密を盗み出したスノーデンが、香港の高級ホテルでドキュメンタリー作家のローラ・ポイトラス、ガーディアン紙の記者グレン・グリーンウォルドと初めて対面するところから始まる。その密室での緊迫感に満ちたやりとりは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『シチズンフォー スノーデンの暴露』に克明に記録されているが、本作はそこから9年前にさかのぼり、軍に志願入隊するなど国を愛する普通の若者だったスノーデンが、恐るべき現実に理想を打ち砕かれていった過程を映し出す。彼が目にしたのは、アメリカの情報収集プログラムは、テロリストだけでなく民間企業や個人におよび、日本を含む同盟国まで対象になっていたという驚愕の事実。全世界のメールや携帯電話での通話が監視され、個人の趣味、愛情、友情さえも脅かされかねない現実に危機感を募らせたスノーデンは、世界最強の情報機関に反旗を翻す決意を固めていく。また本作では、長年にわたってスノーデンのパートナーとして寄り添うリンゼイ・ミルズとの出会いとその後の軌跡にも注目。幾多の試練に直面しながらも、共に人生を歩んでいくことを確かめ合う姿をも描き出す。若き実力派俳優として名高いジョセフは、まるでスノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種をマスターしつつ、ナイーヴな青年の心の機微を見事に演じ切った。また、彼の恋人リンゼイ役には、『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリー。さらに、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、リス・エヴァンスといった個性派の名優たちが脇を固め、ニコラス・ケイジがCIA指導教官役で登場する。ストーン監督とジョセフが映し出す世界が震撼した内部告発劇に、引き続き注目していて。『スノーデン』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日Amazonプライム・ビデオにて今秋より見放題独占配信開始されるウディ・アレン監督による新作コメディ・ドラマ「CRISIS IN SIX SCENES」(原題)から、本作中のシーン写真が到着した。本作は、1960年代末のアメリカ動乱の時代が舞台。 郊外で暮らす中流階級の一家のもとへ、 ある人物が訪ねてきたことから波乱が巻き起こるコメディ作品となっており、1話30分の6つのエピソードで構成されている。監督と脚本は『ミッドナイト・イン・パリ』『教授のおかしな妄想殺人』のアレンが務め、エリカ・アロンソンがエグゼクティブプロデューサーを務める。またキャストには、「ハンナ・モンタナ」シリーズのマイリー・サイラスにほか、エレイン・メイ、レイチェル・ブロズナハン、ジョン・ マガロらが出演している。「CRISIS IN SIX SCENES」(原題)は2016年秋、Amazonプライム・ビデオにて配信開始予定。(cinemacafe.net)
2016年09月05日駅構内で憧れの俳優が楽器を演奏していたら…意外と本人だとは気が付かないのかもしれない。ジョセフ・ゴードン=レヴィットがFacebookの公式ページにおもしろい動画を投稿した。それはなんと、地下鉄の駅構内でがむしゃらにドラムを叩くジョセフ本人の姿。青いドラムセットを赤いマットにセットするスーツ姿の彼を、あの俳優のジョセフだと認識している人はいないようだ。電車が到着し、乗降客でにぎやかになった構内でも、見て見ぬふりの人ばかり。ストリートパフォーマーだと思われているのだろうか。ジョセフが演奏を始めても、注目しているのは子ども連れのお母さんくらい。しばらくすると、ジッと見つめる人も増えてくるが、有名俳優にしてはなんとも寂しい観客数。果ては電車のドア近くに乗っていたお客さんに「ピーウィー・ハーマンに似てるね」と言われてしまうちょっと不名誉な事態(※ピーウィー・ハーマンを演じていたポール・ルーベンスは、ちょっと恥ずかしいスキャンダルや児童ポルノ所持で逮捕歴がある)に、ジョセフも大ウケ。この突然のドラム演奏は、ジョセフが2004年に設立した制作会社「ヒットレコード」と「LG」が共同で立ち上げたプロジェクトで、「日常に驚くほど見事な瞬間を」をテーマにダンスや歌、楽器の演奏を披露して動画に収め、最終的にみんなの動画をまとめて1つのアートにするという企画の一部。昨年もLGとコラボして、同様の企画から1つのCMを作り出した。(Hiromi Kaku)
2016年08月16日御年80歳の映画界の巨匠ウディ・アレンとマイリー・サイラスがタッグを組んだTVドラマの詳細が明らかになった。「ET online」などが伝えている。長らくマイリーがまるで「ハンナ・モンタナ」のようなロングヘア姿で撮影していること、舞台は1960年代であるらしい、ということしかわかっていなかったこのドラマだが、タイトルは「Crisis in Six Scenes」で1話あたり30分で全6話。放送開始は9月30日(現地時間)でAmazonビデオで配信されることが明らかになった。ストーリーの舞台はやはり1960年代で、アメリカが荒れていた時代。郊外に住むある中流家庭を訪ねた1人の客人により、一家が大混乱に巻き込まれるというコメディだという。公開されたばかりの予告編では、ウディ演じる老人が行きつけの床屋に雑誌の切り抜きを持って行く。ウディが「このようにしてくれ」と見せると、理容師が「これはジェームズ・ディーンだ。僕はあなたの髪を10年以上切ってるんだよ。ジェームズみたいな髪にはならない」と断言。しかしウディは「可能な限りジェームズの髪型に近づけて」と無理難題を要求する。わずか30秒ほどのこの掛け合いだけでクスッと笑え、ここにどんな形でマイリーが“参戦”するのかが楽しみなドラマである。(Hiromi Kaku)
2016年08月08日ウディ・アレンの次回作に、ジャスティン・ティンバーレイクが出演することがわかった。ほかに、ケイト・ウィンスレット、ジム・ベルーシ、ジュノ・テンプルも出演する。その他の画像タイトル、ストーリーなどはわかっていないが、物語の舞台は1950年代のようだ。ロケ場所はニューヨークで、撮影はこの秋スタートする。今作は、ウディ・アレンの48本目の映画になる。アレンの最新作は、今年のカンヌ映画祭で上映された『Cafe Society』。北米では今月15日に公開される。アレンは、最近、初のテレビシリーズを撮り終えたところ。6話からなるシリーズで、今年後半、アマゾンで配信される。ティンバーレイクが映画に出演するのは、2013年の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』以来。今年11月北米公開されるドリームワークス・アニメーションの『Trolls』では、声の出演をしている。文:猿渡由紀
2016年07月08日ウディ・アレン監督が、自身がメガホンを取った『教授のおかしな妄想殺人』(6月11日公開)に出演する女優エマ・ストーンの魅力を語った。本作は、「人はなぜ生きるのか?」というテーマをはらむダーク・コメディ。『her/世界でひとつの彼女』のホアキン・フェニックスが哲学教授エイブ役で主演し、奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り交じったウディ監督流の皮肉なユーモアが描かれる。エマが演じるのは、ヒロインの女子大生ジル。ウディ監督の前作『マジック・イン・ムーンライト』(15年)からの続投で、前作では見られなかったかわいらしい現代ファッションを披露している。ウディ監督の作品に出演し、脚光を浴びた女優は多い。70年代で代表的な人物は、ダイアン・キートン。彼女はウディ監督と5年ほどの交際期間を経て、破局後も監督の名を知らしめた『アニー・ホール』(78年)など多くの作品に登場した。90年代までは『ハンナとその姉妹』(87年)などに出演し、ダイアンと同じくパートナーとしても知られていたミア・ファロー、そして2000年代は『タロットカード殺人事件』(06年)などのスカーレット・ヨハンソンや、『ローマでアモーレ』(12年)などのペネロペ・クルスらが、ウディ監督の心を打つ演技を見せ、映画賞を受賞してきた。エマもまた、ウディ監督を魅了する実力を持った女優として、注目されている。アレンは、そんなエマを「知性がにじみ出ている」と絶賛。「演技の幅の広さは驚異的だ。必要に応じて、とてもコミカルにも、極めてドラマチックにも演じることができる」とその才能を評価している。また、本作でジルの恋敵となる科学教授リタを演じるパーカー・ポージーは、「ウディが描く女性たちはちょっと風変わりで複雑で躍動感にあふれてる」と分析。「映画監督なんて大勢いるわよね」と前置きしつつ、「でも実際にそんな女性像を映画の中で描ける監督は少ないわ」とし、本作への出演を「本当にうれしかった」と喜んだ。なお、パーカーはウディ監督の次回作『Cafe Society』(原題)にも出演しており、新たなウディ・アレンファミリーとして期待されている。(C)2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2016年06月02日ロエベ(LOEWE)は、テキスタイルデザイナーの巨匠ジョン・アレンと再びコラボレーション。第2弾となる2016年春夏コレクションが、2016年5月中旬より発売される。このプロジェクトの起点は、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンがジョンのカーペットに関心を抱いたところから。彼らの共通項である母国・英国を、色鮮やかな色彩で描いた彼の作品がジョナサンの心をつかみ、2度目となる今回の試みが実現した。第1弾同様に、曲線と直線、中間色などを組み合わせて、イギリスの豊かな自然を表現。さらに、アニマルモチーフを仲間に加え、コレクションはユーモアあふれるものに。ブランドのアイコン「パズル バッグ」は、3つの色をランダムに配置して、ポップで刺激的に仕上げた。前回のコラボレーションを振り返り、ジョンは「彼(ジョナサン)の目には、私のカーペットが、動いている物体や立体のフォルムにデザインするものとして映っていたのです。彼のおかげで私は自分の作品を今までとは違った角度で見ることができるようになりました。」とコメント。ジョナサンの斬新な発想がこの企画を支え、ロエベの伝統的なクラフツマンシップが、平面的なものに命を吹き込み、立体物へと昇華させている。その過程に顕著に触れることができるのは、伝統工芸マルケトリーにある。人気アイテム「T スモール ポーチ」では、大きく広がる高原と犬のモチーフに遠近感をもたせ、豊かな世界観を構築させている。【アイテム詳細】ロエベ×ジョン・アレン 2016年春夏コレクション発売日:2016年5月中旬
2016年04月30日歌手のリリー・アレンが7年越しでストーカーに悩まされていたことを「The Observer」に語った。リリーに対する“強盗”と“迷惑行為”で有罪判決が下されているアダム・グレイは、中傷の手紙を送りつける、家のドアをバンバン叩く、果ては何日もリリーの家の庭に居座るといった迷惑行為を続けてきた。決定的な恐怖体験はある日の真夜中、リリーと子どもたちが寝ている家にアダムが侵入してきたことである。その日うっかり勝手口の鍵をかけ忘れて寝てしまったリリー。壁を叩く音で目が覚めた彼女が恐怖でベッドの上で固まっていると、ドアノブが回り男が入ってきた。思わず後ずさりするリリーを罵りながら詰め寄り、「俺の父親はどこだ」と叫んで布団をはがした。アダムはナイフらしきものをジャケットの中に持っていたとリリーは確信している。幸い寝室にはリリーだけでなく友人がおり、アダムを撃退したとのこと。こんな思いをしてもリリーは「彼に対する怒りはない。精神を病んでいるんだから」と言っており、むしろ怒りの矛先をこの事件への対応がひどすぎる警察に向け、痛烈に批判している。テレビ番組に出演してリリーへ謝罪の言葉を述べたアダムの母親によれば、アダムは2年前に妄想型統合失調症と診断を受けており、治療が必要な状態だという。彼は現在、最終的な判決を待っているところだ。(Hiromi Kaku)
2016年04月22日ウディ・アレン監督の新作『カフェ・ソサエティ』が、2016年カンヌ国際映画祭の開幕上映作品に決定した。ジェシー・アイゼンバーグやクリステン・スチュワートらが出演する同作は、1930年代のハリウッドを舞台にした作品。同映画祭の幕開けをアレン監督が飾るのは、2002年作『さよなら、さよならハリウッド』、2011年作『ミッドナイト・イン・パリ』に続き3度目、監督としては史上初の快挙となる。1979年作『マンハッタン』から6月11日から日本でも公開が決定している『教授のおかしな妄想殺人』まで非コンペティション部門に出品してきているアレン監督にとって、今年度の『カフェ・ソサエティ』は14作目の同部門出品作となっている。カンヌ国際映画祭が発表している声明文には、『カフェ・ソサエティ』は「映画産業で働くことを夢見て1930年代のハリウッドに向かい、恋に落ち、この時代に刻印を残したカフェ ソサエティの熱狂に陥って行く青年の物語です」と説明されている。今年のカンヌ国際映画祭は、5月11日から22日の日程で開催予定。すべての出品ラインナップは4月14日に発表される予定となっている。『カフェ・ソサエティ』は今年後半公開予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月31日俳優ホアキン・フェニックスが主演を務めるウディ・アレン監督最新作『IRRATIONAL MAN』が、『教授のおかしな妄想殺人』の邦題で6月11日に日本公開されることがこのほど、わかった。本作の主人公は、アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブ(ホアキン)。人生の意味を見失った彼は、孤独な無気力人間になってしまっているがある日、迷惑な悪徳判事のうわさを耳にし、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。妄想を繰り広げることでエイブは好調に戻るが、その一方で、エイブの心中を知らないままに恋心を抱く教え子が登場し、2人の運命が交差する。監督は、『ミッドナイト・イン・パリ』や『ブルージャスミン』など、多くの名作を生み出しているウディ・アレン。主演は『her/世界でひとつの彼女』のホアキン・フェニックスで、ウディと初タッグを組む。さらに、ヒロインの女子大生ジル役は、ウディ監督の前作『マジック・イン・ムーンライト』に続きエマ・ストーンが務め、このほか、『ブロークン・イングリッシュ』のパーカー・ポージーらも出演する。(C)2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2016年03月30日名作を次々と発表してきたウディ・アレン監督のもと、<a href="">『her/世界でひとつの彼女』</a>のホアキン・フェニックスと、<a href="">『マジック・イン・ムーンライト』</a>に続いてタッグを組んだエマ・ストーンが出演した最新作『IRRATIONAL MAN』(原題)の邦題が、『教授のおかしな妄想殺人』に決定。6月11日(土)より日本公開されることになった。夏の日差しがきらめくアメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブは、人生の意味を見失い、慢性的に孤独な無気力人間になってしまっていた。ある日、迷惑な悪徳判事のうわさを耳にしたエイブは、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。かくして“奇妙な目的”を発見した途端、あら不思議、エイブの毎日は鮮やかに彩られ、身も心も絶好調に一変する。一方、エイブに好意を抱く教え子・ジルは、彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、燃え上がる恋心を抑えられなくなり…。世界中で大ヒットした<a href="">『ミッドナイト・イン・パリ』</a>、ケイト・ブランシェットをアカデミー賞「主演女優賞」に輝かせた<a href="">『ブルージャスミン』</a>など多くの名作を生み出してきたウディ・アレン監督の最新作となる本作。今回は、奇妙な妄想にとらわれた哲学教授を主人公に、人生の不条理と滑稽さをアレン監督独特の“哲学”で描き出す。主演は、本作で初めて監督とタッグを組む『her/世界でひとつの彼女』<a href="">『インヒアレント・ヴァイス』</a>などの個性派俳優ホアキン・フェニックス。ひと癖もふた癖もある哲学教授エイブを魅惑的に演じている。さらに、ヒロイン役に抜擢されたのは、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となったエマ・ストーン。教授に惹かれていく女子大生ジルを、ウディ・アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じている。“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらみつつ、人間の不条理さと滑稽さが入り混じったアレン流の皮肉なユーモアが炸裂するダーク・コメディ。これからの続報を楽しみにしていて。『教授のおかしな妄想殺人』は6月11日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日ウディ・アレン監督の新作『イラショナル・マン(原題)』が、『教授のおかしな妄想殺人』という邦題で、6月11日(土)より公開されることが決定した。主演はアレン作品への出演は初となるホアキン・フェニックス(『her/世界でひとつの彼女』)と、前作『マジック・イン・ムーンライト』に続いての参加になるエマ・ストーン。その他の情報映画は、人生の意味を見失った哲学教授エイブと、彼に好意を寄せる教え子ジルを主人公に描くダーク・コメディ。夏の日差しがきらめくアメリカ東部の大学に赴任してきたエイプは、孤独に苛まれ無気力な日々を送っていた。ある日、悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、その判事を葬ることを思いつき、完全犯罪を企てるという“奇妙な目的”を見つけ、真っ暗闇だと思っていた人生が一転。身も心も絶好調になっていく。一方、教え子のジルは燃え上がる恋心を抑えられなくなり行動を起こす。頭の中に渦巻く“妄想殺人”を生きる糧とするエイブと、ジルの“恋心”はどのように交錯するのか? 本作は一風変わったストーリー展開の中で、生の不条理と、それに振り回される人間の滑稽さを皮肉り、主人公が抱く“おかしな妄想”を通して“人はなぜ生きるのか?”をアレン流に描く不条理劇が展開されるようだ。『教授のおかしな妄想殺人』6月11日(土)丸の内ピカデリー&新宿ピカデリーほか全国公開
2016年03月30日『ザ・ウォーク』のジョセフ・ゴードン=レヴィットと『スティーブ・ジョブス』のセス・ローゲン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのアンソニー・マッキーで、人生の再出発を誓う男たちの乱痴気クリスマス・パーティを描く『ナイト・ビフォア俺たちのメリーハングオーバー』が、3月23日(水)よりDVD発売されることになった。10数年前に家族を失い、孤独な生活を送っていたイーサン。幼なじみの悪友アイザックとクリスは、そんな彼がクリスマスに寂しい思いをしないように、毎年、バカ騒ぎをしながらクリスマス・イヴを一緒に過ごしてきた。だが、時は流れ、クリスは有名人になり、アイザックはパパになり、とそれぞれが大人な事情を抱えるようになったことから、3人で過ごすイヴにピリオドを打つことを決意。最後のクリスマス・イヴが一生の思い出になるようにと、悪友トリオはめいっぱいの大ハシャギをすることに!?本作は、『50/50 フィフティ・フィフティ』(’11)の主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットと製作も手がけたセス・ローゲン、そして監督のジョナサン・レビンが再結集して手がけたおふざけコメディ。主人公イーサンを演じるジョセフといえば、『(500)日のサマー』から『ザ・ウォーク』まで幅広い役柄に挑み、次回作はオリバー・ストーン監督のもと内部告発者エドワード・スノーデンに扮する『Snowden』(原題)と、カメレオン俳優ともいえる活躍ぶり。また、その悪友アイザック役には“笑いの奇才”セス、クリス役には『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『クーパー家の晩餐会』のアンソニーと、豪華なトリオが集結。さらに、何かとお騒がせの人気シンガーや彼らの盟友の有名俳優が、“本人役”でカメオ出演を果たしている。数々のクリスマス映画にオマージュを捧げながら、いい年した悪友トリオが人生再出発を誓うべく、最後のイヴにぶっ飛んだパーティを決行する本作。彼らのハングオーバー(二日酔い)には要注意!?『ナイト・ビフォア俺たちのメリーハングオーバー』ブルーレイ&DVDは3月23日(水)より発売開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日チャニング・テイタムとジョセフ・ゴードン=レヴィットがミュージカル映画で共演することが決まった。「The Hollywood Reporter」誌によると、ストーリーの詳細などは明らかにされていないが、パイロット2人が災難に巻き込まれるコメディ仕立てのミュージカルで、R指定のオリジナル作品になるという。チャニングは『ステップ・アップ』や『マジック・マイク』シリーズでダンスのスキルは証明済み。ジョセフも『(500)日のサマー』でミュージカル調のシーンを見事に演じている。ミュージカル「Wicked」を手がけたマーク・プラットらと共にチャニングとジョセフはプロデューサーも務める予定。脚本はマイケル・バコールが担当する。ジョセフは2001年の主演作『Manic』(原題)で、チャニングは『21ジャンプストリート』と続編の『22 Jump Street』(原題)でマイケルと一緒に仕事をしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月09日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、当時世界一の高さを誇った道なき空間に足を踏み入れ、命綱なしの空中闊歩に挑んだ男フィリップ・プティを熱演する『ザ・ウォーク』。その驚異の3D映像への絶賛と共に、プティの夢を追う姿に「勇気をもらった!」「夢を持つことの素晴らしさを感じた!」という声がSNS上で多数上がっている。そんな中、主人公のプティが自身の夢を熱く語る、冒頭9分もの映像がシネマカフェに到着した。月面を歩いた人間は12人いるが、ワールド・トレード・センターの間を歩いた人間は1人しかいない、永遠に…。そのたった1人の男フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411mの道なき空間に足を踏み入れた。誰もが不可能と思う夢を実現した彼の実話を、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を手にした巨匠ロバート・ゼメキス監督が圧倒的3Dで描き出したのが本作。映像では、「“なぜ?” 僕はよく聞かれる」と、この物語の主人公、ジョセフ演じるプティが我々に語りかける。ワイヤーウォークという“死”と隣り合わせな、無謀とも思える行為に対し、人々が持つ「なぜ?」という当然の疑問。それをプティは、ワイヤーウォークは“生”であり“人生そのもの”だと笑顔で一蹴する。そして、美しく浮かび上がるツインタワーの姿を背に、自身の夢を嬉々として語るプティ。プティは挑戦する理由を「言葉では表せない」と言いながらも、その目は夢見る少年のように希望に満ちあふれている。まさに、プティの夢への真っ直ぐさが伝わってくる導入部だ。やがて映像は、パリの路上でパフォーマンスをして生活していた時代や、歯医者でツインタワーに恋に落ちた瞬間、ワイヤーウォークを始めたきっかけの場面へ。この後、プティはどのように夢へと突き進むのか。その今後の歩みに期待をせずにはいられない映像となっている。このフィリップ・プティのストーリーに出会った際、どんなことがあっても作るべき映画だと思ったと明かすのは、ゼメキス監督。「ワールドトレードセンターを見てフィリップは『ワイヤーを渡してその上を歩く』と宣言した。彼のために建てられた建物だと感じたのだろう。パリのノートルダム大聖堂を渡ったときも同じだ。フィリップのユニークな生きざまは、すべてのアーティストに通じる。なぜ、絵描きは絵を描き、音楽家は曲を作るのか?“やらねばならない”という以外に答えはない。何かを表現したいという衝動は誰にでもあるはずだ。フィリップも同じで、内なる衝動に突き動かされたんだよ」と、プティの挑戦の理由を代弁する。ジョセフはこのプティを演じる上で、彼の持つ夢への真っ直ぐさを伝えることを重要視したという。「何よりも大切だったのは、フィリップがワイヤー・ウォークを通して語っていたストーリーを伝えることだった。想像したことは何だってできる。不可能を作ることはできるって。それが魔法。それがアートなんだってね」。そして、彼自身も「とてもインスピレーションを受けたんだ。いまはムリなんじゃないかと思うことも、ぜひチャレンジしてみたい!そんな気分だよ」とプティから大きな影響を受けたことを明かす。一方、当のプティ本人といえば、やはり挑戦の理由を明言していないものの、本作は人々にインスピレーションを与える普遍的な物語であると、自信を持って断言している。「僕のパフォーマンスを見た人たちから、『自分も夢を叶えられる、山を動かせるという気持ちになった』と、よく言われるんだ!」。誰もが不可能と思う夢に勇気と覚悟を持って挑戦した主人公プティ。彼の挑戦のその先に待つ結末は、ぜひスクリーンで確かめてみて。『ザ・ウォーク』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日