駅構内で憧れの俳優が楽器を演奏していたら…意外と本人だとは気が付かないのかもしれない。ジョセフ・ゴードン=レヴィットがFacebookの公式ページにおもしろい動画を投稿した。それはなんと、地下鉄の駅構内でがむしゃらにドラムを叩くジョセフ本人の姿。青いドラムセットを赤いマットにセットするスーツ姿の彼を、あの俳優のジョセフだと認識している人はいないようだ。電車が到着し、乗降客でにぎやかになった構内でも、見て見ぬふりの人ばかり。ストリートパフォーマーだと思われているのだろうか。ジョセフが演奏を始めても、注目しているのは子ども連れのお母さんくらい。しばらくすると、ジッと見つめる人も増えてくるが、有名俳優にしてはなんとも寂しい観客数。果ては電車のドア近くに乗っていたお客さんに「ピーウィー・ハーマンに似てるね」と言われてしまうちょっと不名誉な事態(※ピーウィー・ハーマンを演じていたポール・ルーベンスは、ちょっと恥ずかしいスキャンダルや児童ポルノ所持で逮捕歴がある)に、ジョセフも大ウケ。この突然のドラム演奏は、ジョセフが2004年に設立した制作会社「ヒットレコード」と「LG」が共同で立ち上げたプロジェクトで、「日常に驚くほど見事な瞬間を」をテーマにダンスや歌、楽器の演奏を披露して動画に収め、最終的にみんなの動画をまとめて1つのアートにするという企画の一部。昨年もLGとコラボして、同様の企画から1つのCMを作り出した。(Hiromi Kaku)
2016年08月16日『ザ・ウォーク』のジョセフ・ゴードン=レヴィットと『スティーブ・ジョブス』のセス・ローゲン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのアンソニー・マッキーで、人生の再出発を誓う男たちの乱痴気クリスマス・パーティを描く『ナイト・ビフォア俺たちのメリーハングオーバー』が、3月23日(水)よりDVD発売されることになった。10数年前に家族を失い、孤独な生活を送っていたイーサン。幼なじみの悪友アイザックとクリスは、そんな彼がクリスマスに寂しい思いをしないように、毎年、バカ騒ぎをしながらクリスマス・イヴを一緒に過ごしてきた。だが、時は流れ、クリスは有名人になり、アイザックはパパになり、とそれぞれが大人な事情を抱えるようになったことから、3人で過ごすイヴにピリオドを打つことを決意。最後のクリスマス・イヴが一生の思い出になるようにと、悪友トリオはめいっぱいの大ハシャギをすることに!?本作は、『50/50 フィフティ・フィフティ』(’11)の主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットと製作も手がけたセス・ローゲン、そして監督のジョナサン・レビンが再結集して手がけたおふざけコメディ。主人公イーサンを演じるジョセフといえば、『(500)日のサマー』から『ザ・ウォーク』まで幅広い役柄に挑み、次回作はオリバー・ストーン監督のもと内部告発者エドワード・スノーデンに扮する『Snowden』(原題)と、カメレオン俳優ともいえる活躍ぶり。また、その悪友アイザック役には“笑いの奇才”セス、クリス役には『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『クーパー家の晩餐会』のアンソニーと、豪華なトリオが集結。さらに、何かとお騒がせの人気シンガーや彼らの盟友の有名俳優が、“本人役”でカメオ出演を果たしている。数々のクリスマス映画にオマージュを捧げながら、いい年した悪友トリオが人生再出発を誓うべく、最後のイヴにぶっ飛んだパーティを決行する本作。彼らのハングオーバー(二日酔い)には要注意!?『ナイト・ビフォア俺たちのメリーハングオーバー』ブルーレイ&DVDは3月23日(水)より発売開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日チャニング・テイタムとジョセフ・ゴードン=レヴィットが、ミュージカルコメディで共演することになった。ユニバーサルが製作配給する。タイトルは決まっていない。ゴードン=レヴィットと脚本家マイケル・バコールのアイデアに基づくもので、バコールが脚本を書く予定だ。バコールは、テイタムとジョナ・ヒル主演でヒットした『21ジャンプストリート』の脚本も書いている。その他の情報ゴードン=レヴィットの最新作は、昨年秋北米公開されたコメディ『The Night Before』。次回公開作は、5月北米公開予定のオリバー・ストーン監督作『Snowden』で、エドワード・スノーデンを演じる。テイタムの最新作は、現在北米公開中のジョエル&イーサン・コーエン監督作『ヘイル、シーザー!』。文:猿渡由紀
2016年02月09日チャニング・テイタムとジョセフ・ゴードン=レヴィットがミュージカル映画で共演することが決まった。「The Hollywood Reporter」誌によると、ストーリーの詳細などは明らかにされていないが、パイロット2人が災難に巻き込まれるコメディ仕立てのミュージカルで、R指定のオリジナル作品になるという。チャニングは『ステップ・アップ』や『マジック・マイク』シリーズでダンスのスキルは証明済み。ジョセフも『(500)日のサマー』でミュージカル調のシーンを見事に演じている。ミュージカル「Wicked」を手がけたマーク・プラットらと共にチャニングとジョセフはプロデューサーも務める予定。脚本はマイケル・バコールが担当する。ジョセフは2001年の主演作『Manic』(原題)で、チャニングは『21ジャンプストリート』と続編の『22 Jump Street』(原題)でマイケルと一緒に仕事をしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月09日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、当時世界一の高さを誇った道なき空間に足を踏み入れ、命綱なしの空中闊歩に挑んだ男フィリップ・プティを熱演する『ザ・ウォーク』。その驚異の3D映像への絶賛と共に、プティの夢を追う姿に「勇気をもらった!」「夢を持つことの素晴らしさを感じた!」という声がSNS上で多数上がっている。そんな中、主人公のプティが自身の夢を熱く語る、冒頭9分もの映像がシネマカフェに到着した。月面を歩いた人間は12人いるが、ワールド・トレード・センターの間を歩いた人間は1人しかいない、永遠に…。そのたった1人の男フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411mの道なき空間に足を踏み入れた。誰もが不可能と思う夢を実現した彼の実話を、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を手にした巨匠ロバート・ゼメキス監督が圧倒的3Dで描き出したのが本作。映像では、「“なぜ?” 僕はよく聞かれる」と、この物語の主人公、ジョセフ演じるプティが我々に語りかける。ワイヤーウォークという“死”と隣り合わせな、無謀とも思える行為に対し、人々が持つ「なぜ?」という当然の疑問。それをプティは、ワイヤーウォークは“生”であり“人生そのもの”だと笑顔で一蹴する。そして、美しく浮かび上がるツインタワーの姿を背に、自身の夢を嬉々として語るプティ。プティは挑戦する理由を「言葉では表せない」と言いながらも、その目は夢見る少年のように希望に満ちあふれている。まさに、プティの夢への真っ直ぐさが伝わってくる導入部だ。やがて映像は、パリの路上でパフォーマンスをして生活していた時代や、歯医者でツインタワーに恋に落ちた瞬間、ワイヤーウォークを始めたきっかけの場面へ。この後、プティはどのように夢へと突き進むのか。その今後の歩みに期待をせずにはいられない映像となっている。このフィリップ・プティのストーリーに出会った際、どんなことがあっても作るべき映画だと思ったと明かすのは、ゼメキス監督。「ワールドトレードセンターを見てフィリップは『ワイヤーを渡してその上を歩く』と宣言した。彼のために建てられた建物だと感じたのだろう。パリのノートルダム大聖堂を渡ったときも同じだ。フィリップのユニークな生きざまは、すべてのアーティストに通じる。なぜ、絵描きは絵を描き、音楽家は曲を作るのか?“やらねばならない”という以外に答えはない。何かを表現したいという衝動は誰にでもあるはずだ。フィリップも同じで、内なる衝動に突き動かされたんだよ」と、プティの挑戦の理由を代弁する。ジョセフはこのプティを演じる上で、彼の持つ夢への真っ直ぐさを伝えることを重要視したという。「何よりも大切だったのは、フィリップがワイヤー・ウォークを通して語っていたストーリーを伝えることだった。想像したことは何だってできる。不可能を作ることはできるって。それが魔法。それがアートなんだってね」。そして、彼自身も「とてもインスピレーションを受けたんだ。いまはムリなんじゃないかと思うことも、ぜひチャレンジしてみたい!そんな気分だよ」とプティから大きな影響を受けたことを明かす。一方、当のプティ本人といえば、やはり挑戦の理由を明言していないものの、本作は人々にインスピレーションを与える普遍的な物語であると、自信を持って断言している。「僕のパフォーマンスを見た人たちから、『自分も夢を叶えられる、山を動かせるという気持ちになった』と、よく言われるんだ!」。誰もが不可能と思う夢に勇気と覚悟を持って挑戦した主人公プティ。彼の挑戦のその先に待つ結末は、ぜひスクリーンで確かめてみて。『ザ・ウォーク』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日いよいよ1月23日(土)より、日本公開となるジョセフ・ゴードン=レヴィット主演、ロバート・ゼメキス監督の『ザ・ウォーク』。本作で、前人未到の夢を実現させたジョセフ演じるフィリップ・プティの恋人を好演する、『マダム・マロリーと魔法のスパイス』や『イヴ・サンローラン』のフランス系カナダ人女優シャルロット・ルボンの可愛すぎる本編映像がシネマカフェに到着した。1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターのツインタワー。その間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411mの道なき空間に足を踏み入れ、命綱なしの空中闊歩に挑んだ男がいた。その前人未踏の夢を実現するため、フランスからニューヨークに渡ったフィリップ・プティの実話を、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を手にしたゼメキス監督が圧倒的3Dで描き出すのが本作だ。今回到着したのは、ジョセフ演じるプティと、シャルロット演じるアニーがパリの街角で運命的な出会いを果たし、言い争いながらも惹かれ合う瞬間が映し出された本編映像。プティの恋人で、誰もが不可能と断じた夢の最初の協力者であるアニー。パリの路上でギター片手に歌っていたアニーは、すぐそばでパフォーマンスを始めたプティに観客を奪われてしまい、プティに詰め寄る。それでも様子を変えずに、冗談ばかりを言うプティに苛立ちを覚えながらも、どこか人とは違うものを感じさせる彼に興味を持ち、やがて2人は少しずつ心を通わせていく。ふくれっつらを見せるアニーの姿は、怒っているのにもかかわらず可愛すぎて、思わず笑みがこぼれてしまいそうに。このアニーとプティについて、シャルロットは「彼が初めて自分の夢を打ち明けた相手がアニーで、彼女は彼の夢に、そして彼自身にも惚れ込むの。フィリップにとって彼女はとても大事な、錨のような存在だったわ」と2人の関係が特別だったことを明かし、「弱気になったときに彼女が必要だったのよ。友達には見せられない弱さも彼女には見せることができたの」と、彼女が精神的にとても重要だったことを強調、失敗の先にある“死”の恐怖と向き合うプティを支えた彼女なしには、この挑戦はあり得なかったことを語っている。さらに、シャルロットは、本作がこれまででいちばん安心して演技ができたとも言う。「フランスの監督は内面を探求していて、自分がやっていることに確信が持てないの。その点、ゼメキス監督は自分が求めているものがはっきりとわかっていた。私も“彼はきっと何年もこの映画のことを考えていたんだな”ということは理解できたので、何の心配もなかったし、彼からどんな要求を出されても平気だったわ」と明かす。プティも惚れ込んだ、アニーの負けん気あふれる魅力を体現してみせたシャルロットの好演を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『ザ・ウォーク』は1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日『インセプション』『ダークナイト ライジング』の若手実力派ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティを演じ、注目を集める映画『ザ・ウォーク』。このほど、公開を目前に控えた本作の最終予告編が解禁となった。舞台は1974年、フランスからニューヨークに、ある夢を抱いて渡ってきた実在の人物フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。その夢とは、NYワールド・トレード・センターのツインタワーの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑むという途方もないものだった――。本作は、フィリップ・プティが当時世界一の高さを誇ったツインタワーを結ぶ、高さ411m、地上110階の道なき空間にチャレンジする姿を描いたヒューマン・エンタテインメント超大作。伝説の男・プティを演じるのは、結婚後も高い人気を博しているジョセフ。監督を『バック・トゥー・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで知られる巨匠ロバート・ゼメキスが務める。今回解禁となった最終予告編は、手に汗握る上空でのワイヤーウォークの圧倒的な迫力とともに、誰もが不可能と思う夢に勇気と覚悟を持って挑戦し、歴史を変えた主人公・プティの、夢のその先に待つ何かを感じさせる、感動的な映像となっている。迫力の映像とともに浮かぶ「無謀」、「狂気」、「違法」そして「夢」、「希望」、「挑戦」というワード、そして繰り広げられる人間ドラマと驚愕の天空ウォーキング。死への不安と戦い、数々の障害を乗り越え、周囲の人間に止められながらも、決して夢への歩みをやめなかったプティ。なぜ、彼は命を懸けてまで、その1歩を空中に踏み出したのか?そして、その先に何を見たのか?ご存じのように、彼が渡ったツインタワーはもう存在しないため、未来永劫、2度とこの冒険は誰にも挑戦できない。その“人類でたった彼1人という事実”もまた、切なく胸に迫ってくる。ゼメキス監督が、「貿易センタービルの存在はともすれば悲劇とともに語られてしまうが、本当はかつての美しかったNYの姿の中で我々の心に残っているはず。それをもう一度思い出して欲しい」と話し、「入念な準備を重ねて、ついにワイヤーに最初の1歩を踏み出した瞬間の高揚感、それがフィリップの生きがいなんだ」とジョセフが語り、「僕のパフォーマンスを見た人たちから、『自分も夢をかなえられる。山を動かせるという気持ちになった』と言われる。これは完璧さの探求とアートに対する敬意の物語なんだ」と、プティ本人も太鼓判を押す本作。人類でプティしか知らない驚愕の世界を、まずはこちらの予告編で覗いてみて。『ザ・ウォーク』は1月23日(土)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが14日、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)のワールドプレミアに、ヨーダのコスプレ衣装で登場した。ジョセフは、ジェダイ・マスターであるヨーダに扮するため、顔を緑に塗り、大きなとがった耳と白のバスローブを着て、ロサンゼルスのTLCチャイニーズ・シアターで行われた同イベントのレッドカーペットに姿を現した。『(500)日のサマー』でおなじみのジョセフは『スター・ウォーズ』の大ファンであることを公言しており、もし次回作への出演オファーがあれば絶対に参加したいと話している。シネマブレンドのインタビューで「もちろん! もう毎日製作チームに聞いてるくらいだよ。『僕はまだ作品に出られないのですか? 僕はまだ作品に出られないのですか? お願いだよ! 僕にとってすごく重要なんだ! 映画に出たいんだよ!』ってね」と熱く語った。また、映画監督であり俳優でもあるスパイク・リーやマシュー・マコノヒーも、ジョセフと同じくヨーダのコスプレをして同イベントに参加したという。さらに、ソフィア・ベルガラやモデルのカルーシェ・トランは、レイア姫のトレードマークであるおだんごヘアでレッドカーペットに登場。セレブたちはそれぞれレッドカーペット上でストームトルーパーやC-3PO、R2-D2、BB-8らと一緒にポーズを決めたりして楽しんでいた。同イベントには、『スター・ウォーズ』シリーズではおなじみのハリソン・フォードやマーク・ハミル、キャリー・フィッシャーはもちろん、今回の新作で初めて参加したジョン・ボイエガやデイジー・リドリー、マックス・フォン・シドー、グェンドリン・クリスティーらも出席した。(C)BANG Media International
2015年12月17日『インセプション』『ダークナイト ライジング』などで注目を浴びている実力派俳優ジョセフ・ゴートン=レヴィット主演の映画『ザ・ウォーク』。この度、命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティの前代未聞の挑戦により焦点を当てた新予告編と最新ポスタービジュアルがひと足先にシネマカフェに到着した。1974年、NYのワールド・トレード・センター間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティが、フランスからニューヨークに渡り、誰もが思いつかなかった未知の世界にチャレンジするまでを描いたヒューマン・エンタテインメント超大作。伝説の男・プティを演じるのは、日本でも人気を博しているジョセフ。監督は、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』『フライト』などで知られるアカデミー賞監督のロバート・ゼメキス。常に最先端のVFX技術を生かした映像と、類まれなるキャラクターに焦点をあてて世界中を驚きと感動で魅了してきた監督が、今度は狂気の世界へ我々を誘う。そして先日行われた「第53回ニューヨーク映画祭」ではオープニング作品として上映され、辛口のNY批評家たちを驚愕と興奮の渦に巻き込んだ本作。その波は東京にも到達し、先に行われた「東京国際映画祭」のオープニングでも、「怖いけど見たい!」、「ラスト20分、高さと恐怖を超えた時に、プティと自分が同化し、人生で経験したことがない世界に到達する!」、「まさに映画館でしか体験できないスペクタクル!」と賞賛の声が巻き起こった。今回到着した映像は、プティの前代未聞の挑戦により焦点を当てた新予告編。彼が目指した景色、つまり人類にとって未体験の世界へ我々をいざなう。当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター屋上から、もう一つの屋上を見据えるプティ。「一つのミスで、お前は死ぬぞ」という言葉と共に浮かび上がる「無謀」、「危険」、「狂気」の三つのワードは、彼がおこなおうとしている挑戦をまさに言い表した言葉。そして「一生に一度の狂った世界を楽しめ」というナレーションとともに始まる、驚愕の天空ウォーキング。この短い映像ですら思わず息を呑んでしまう。そんな続きが気になる手汗握る映画をまずは予告編から覗いてみて。『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月05日第28回東京国際映画祭オープニング作品に決定しているジョセフ・ゴードン=レヴィット主演『ザ・ウォーク』が、9月26日(土)より開催された第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として、N.Yにてプレミアを開催。主演のジョセフをはじめ、ロバート・ゼメキス監督ほか主人公のモデルとなったフィリップ・プティ本人も来場し、レッドカーペットイベントと記者会見を行った。舞台は1974年――NYのワールド・トレード・センター間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティが、フランスからニューヨークに渡り、誰もが思いつかなかった未知の世界にチャレンジするまでを描いたヒューマン・エンタテインメント超大作として話題の本作。今回、本作がオープニング作品に選出されたニューヨーク映画祭では、過去にも『ソーシャル・ネットワーク』や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などアカデミー賞を多く受賞した作品がオープニングに選ばれており、本作の注目度の高さが伺える。そんな本作のN.Yプレミアには、ロバート・ゼメキス監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィットほかキャスト、スタッフが顔を揃え、そして主人公のモデルとなったフィリップ・プティ本人も駆けつけた。主演のジョセフは今回の主演にあたり集中したことを問われ、「最初の一歩を踏み出す瞬間、そこに集中しました」と話し、「誰もが不可能だと思う夢は、自分自身もあきらめてしまいがちだが、プティは周りの意見に惑わされることなくやり切った素晴らしい人だ」と熱弁。また、人間離れしたハイワイヤーアーティストぶりを再現するために、プティのもとで訓練したことも明かし「ロープを渡ることは痛みを伴うけど楽しい」「彼の施設は素晴らしいよ」とコメント。さらに、フランス人のプティになり切るためにフランスなまりのアクセントを習得したジョセフ。彼のフランスなまり英語について、共演のフランス出身、シャルロット・ルボンは、「彼のアクセントはすばらしかったわ!」と称賛を贈った。監督は本作の制作で苦心した点について「1974年を正確に再現するのにとても時間を費やしたよ」と述べ、最も注力した部分について「フィリップ・プティが、ワールド・トレード・センターの間に張ったワイヤーロープを初めて踏み出す瞬間こそが最も美しい瞬間。その瞬間を集中して描きたかった」と話し「夢を追いかける人は本当に好きだし、尊敬する」とプティを賞賛。実は、1974年当時はこの事件のことを知らなかったという監督は、のちに子ども向けの本でこの事実を知ったそうで、「ほんの小さな8ページの本に惹かれ、調べていくうちに、魅力的な映画を作る為のすべての要素が備わっていることがわかりました」と思いを語った。会見では、本作と同じくフィリップ・プティがワールド・トレード・センターを渡ったことを題材にしたドキュメンタリー映画『マン・オン・ワイヤー』について、「『マン・オン・ワイヤー』公開よりも先に権利も取得しており、ドキュメンタリーと3D大規模作品と立ち位置は異なる」とし、「どちらの作品にも言えることはプティの偉業を示すことである。ただ、記録がないためドキュメンタリーでは彼が歩く姿を動画で見せることが出来ませんでした」と述べた。プレミア上映後の映画評では「THE TELEGRAPH」の五つ星のように高評価を多数獲得!今後の賞レースを盛り上げる期待作のひとつとして、さらに目が離せない話題作となった。『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演『ザ・ウォーク』が、第28回東京国際映画祭のオープニング作品として一足早く日本で公開されることが決定し、現実離れした実話に基づく本作のクールでリズミカルな最新予告映像と併せて発表された。1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターは、NYにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインタワー。この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑んだある男、フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)がいた。伝説の男プティを演じるのは、『インセプション』などで注目された若手実力派俳優ジョセフ。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』『キャスト・アウェイ』『フライト』などで知られるアカデミー賞監督のロバート・ゼメキス。どの作品でも“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきたゼメキス監督だが、本作の身もすくむような迫力のある映像は、その集大成であり最高峰といっても過言ではない。ゼメキスは「1974年、当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちのいいものではないかもしれないがね(笑)」と、その実話の魅力を語る。本作はすでに、9月25日から開催される第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも決定したばかり。同映画祭のオープニングを飾った歴代作品は、アカデミー賞ノミネート、批評家に絶賛される優秀作であり、本作もまた賞レースに絡む作品と保証されたといえそうだ。また、併せて最新予告編映像も到着。NYのワールド・トレード・センター間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れようとするフィリップが、フランスからニューヨークに渡り、誰もが思いつかなかった冒険にチャレンジするまでの軌跡と、苦悶、葛藤が垣間見える。<100%未体験>の映像体験であることはもちろん、生と死を賭けた人間ドラマをも期待させる注目作を、まずは予告映像から味わってみて。『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。IMAX3D上映も決定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日10月22日~31日に開催される第28回東京国際映画祭のオープニング作品に、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のロバート・ゼメキス監督作『ザ・ウォーク』(2016年1月23日公開)が決定し、最新予告映像が28日に公開された。本作はすでに、9月25日~10月11日に開催される第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも決定したばかり。同映画祭のオープニングを飾った歴代作品は、アカデミー賞ノミネートをはじめ、批評家に絶賛される優秀作であったことが多いことで知られる。ニューヨークに続いてこのたび、第28回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定し、公開に先駆け東京でもいち早く映画を鑑賞できることになった。本作は、1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411メートル、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて、命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティの物語。公開された映像では、プティがフランスからニューヨークへ渡り、誰もが思いつかなかった冒険にチャレンジするまでの軌跡が描かれており、"100%未体験"の映像体験であることはもちろん、生死を賭けたヒューマンドラマが映された内容となっている。ゼメキス監督は、アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した『フォレストガンプ/一期一会』をはじめ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『キャスト・アウェイ』『フライト』などの作品で常に新しい映像手法で観客を魅了し続け、また、きめ細やかな人物描写も定評のある人間ドラマの名手。監督は「実際に高位のワイヤー上で歩くというのはどういう感じなんだろう?」と疑問を抱き、「普通、人は見上げるだけだけれど、彼が感じていた経験をリアルに映像にするのは、今まで誰もしたことがない」と思い、フィリップの完全協力のもと映画化を実現した。そして、「地上411mを感じるため、当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって今までで駆使してきた映像技術を全て使った本作は、私にとっては集大成的作品と言える」とまで自信を見せている。不可能にも思えるプティの壮大な挑戦は紛れもない実話。ゼメキス監督はプティについて、「アーティストであると同時に偉大な犯罪者かもしれない」と分析しながら、「映像が残っていないので作り話めいてもいるが、彼の思いは夢を追う誰でもが共感できるものだと思う」と称賛している。
2015年07月28日ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』が10月22日(木)に開幕する第28回東京国際映画祭のオープニング作品に決定した。その他の情報本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さ(411メートル)を誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。映画は実話を基に、プティの半生、彼らが挑んだ無謀にして壮大な計画を成功させるまでの一部始終が描かれる。本作は9月に開催される第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも決定している。『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)、全国ロードショー
2015年07月28日iTunes Storeでは、映画レンタルを100円で楽しめるお得な「今週の映画」を毎週提供中です。今レンタルすれば30日間好きな時に視聴できるので、すぐには見られないという人もチェックしておかなきゃソン! レンタルは初めてという方のお試し利用にもおススメですよ。○100円で! 今週の映画今週の映画は2010年の公開当時も映画ファンから好評を集めた『(500) 日のサマー』です。サマー(ズーイー・デシャネル)は女の子の名前。彼女に出会ったナイーブな男子・トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は運命を感じ、恋に落ちてしまうわけですが、映画の冒頭で「これは恋愛映画ではない」と注意を促すナレーションが入ります。傍目から見ればデートのような時間を重ねながらも、サマーは「真実の愛なんてない」と主張しトムには「友達」と言い続け……。作品ではトムとサマーが出会ってからの500日間が、時系列をバラバラにしてトムの視点から描かれています。サマーの気持ちをちゃんと理解できないまま振り回され続けるトムに、「分かる分かる!」という男性も多いのでは。でもこれ、完全にトム視点ですからねぇ。それ誇張でしょ、とか、一方的理解に基づく誤解でしょ、という可愛らしくもダサくもある男子の思考をさらけ出してもいます。恋愛映画がカップルで鑑賞していい雰囲気になれる作品だとしたら、これは正に「恋愛映画ではない」作品です。逆に、身近に失恋したばかりの人がいたら、立ち直るための良いクスリになるので超おススメしてあげるのがいいかも。(作品紹介)<< 恋を信じる男の子と信じない女の子 の、ビタースウィートな500日ストーリー。サマーに恋をした、最低で最高の500日。建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトムは、ある日、 秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れしてしまう。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真実の愛なんて信じない女の子だった……。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと、サマーの答えはノーだった。恋愛 と友情の間に果てしなく広がるグレーゾーン。人を好きになるって、どうしてこんなに楽しくて切ないんだろう。誰もがまた恋したくなる、二人の(500)日 がはじまる!つながり作品人と違う価値観を主張したがるちょっと不思議ちゃん、あるいは、サブカル女子。この映画のサマーはそういう子です。二人の会話のきっかけになる「ザ・スミス」は、80年代に英国でほんの5年ほど活動していたバンドですが、当時の若者に熱烈に支持され、その後の音楽シーンにも大きな影響を与えたという存在。トムに声をかけたのも"ツウな自分アピール"だったのかもね。そんなザ・スミスが気になったら、Apple Musicでサントラをチェック。主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが歌う「Here Comes Your Man(ピクシーズのカバー)」も収録されたボーナストラックバージョンです。
2015年07月08日『ダークナイト』3部作で知られる“ゴッサム・シティ”を舞台に、その前日譚として若き日のゴードン刑事の活躍を描いた海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」。先日、本作のメインキャストらが来日し話題を呼んだが、この度、主演のベン・マッケンジーと彼の吹き替えを担当した人気声優・小野大輔との夢の“日米ゴードン”対談が実現。その模様がWEB上で公開された。本作で主役のゴードンを演じるのは、「The OC」のライアン役で人気を博したベン。実はそのライアン役の日本語吹き替えを担当したのも、本作と同じく人気声優の小野さんだったという。小野さんは、洋画吹き替えでは「glee」(フィン・ハドソン役)、「スティーブ・ジョブズ」(スティーブ・ジョブズ役)などを担当。またアニメ作品にも多数出演しており、「黒執事」(セバスチャン・ミカエリス役)や「宇宙戦艦ヤマト2199」(古代進役)など話題作で立て続けに主演を好演。声優アワードでは主演男優賞を過去2回受賞している実力派声優だ。アーティスト活動も活発に行なっており、2016年1月には自身初の単独日本武道館公演が決定している。そんな人気声優の小野さんにとって、「The OC」は洋画での初主演作であり、当時は大きなプレッシャーを感じたという。そんな中、ベンと小野さんが同じ歳であるということや、2人とも“役者としてはこれから”という似た境遇にあることを知り、シンパシーと勇気を感じたそう。「この役者さんと一緒に成長してゆきたいと思っていたんです。お会いするのは初めてなんですが、昔からの旧友に会ったような感覚です」と大感激の様子。一方のベンも、「『The OC』の頃は、僕もカメラの前に立った経験はほぼゼロだったんだ。だから小野さんと同じように、火の中へ投げ込まれるような感覚だった。分身に会ったようでとても面白いね。自分の役の声優さんにお会いするのは、初めてなんだ。とても新鮮な感覚だよ」と、小野さんとの出会いに感銘を受けたよう。また「吹き替えを聞いたけれど、深い声ですごくいいね。おかげでジムも男前に見えるね。もうすっかりファンだよ」と小野さんの演技を絶賛した。公開された対談映像では、そのほかにもそれぞれのキャラクターの演技論や、ベンもアニメでの声優経験があることからアニメ吹替え論について熱く語る姿が映し出される。最後には、小野さんから「これからもベンの吹替えは僕が担当したいです。そして、もし僕が声優として出演したアニメがアメリカで放送されるときは、ぜひベンにお願いしたいです」と互いの今後の活躍を健闘しあう一幕も。日米の実力派俳優たちが、不思議な縁で結ばれ役10年越しに同じ役を演じた本作。ぜひ吹き替え版でも本作を観賞し、ベンも絶賛した小野さんの演技を堪能してほしい。「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」は7月22日(水)よりDVD&デジタルレンタルがスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月05日ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』の会見が、メキシコで開催中イベント『Summer Of Sony 2015』で行われ、レヴィット、シャルロット・ルボン、ベン・キングスレーらが登場した。残念ながらゼメキス監督はスカイプでの参加となったが、本作について「これまで学んだビジュアルエフクトのテクニックをすべて使った集大成のような作品」と、壮大な映像に早くも自信を見せた。その他の写真本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さ(411メートル)を誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。映画は彼の実話を基に、プティの半生、“高層ビルで綱渡りをする”という無謀にして壮大な計画を成功させるまでの一部始終が描かれる。「普通の人は見上げるだけだけど、実際に、高いロープの上で歩くというのはどういう感じなんだろう? 彼がどう感じていたんだろうというのは、今まで誰も映画にしたことがないと思った」というゼメキス監督は、プティの証言を基に徹底的に調査を重ねて、準備を進めたようだ。中でも「ワールド・トレードセンターのタワーを70年代のその当時のままに再現することにリサーチをして、時間と労力を費やした」そうで「タワーの上に登って下を見たときの高さや深さなど、空気感を表現する、質感を作り出すのに時間をかけた。今までのいろんな作品をやってきたけど、これまで学んだビジュアルエフェクトのテクニックをすべて使った集大成のような作品なんだ」と力強く語った。ちなみに本作は3D版、IMAX版での上映も決定しており、その迫力はキングスレー曰く「3Dが繊細な使い方で、ポールが落ちたら、はっとしゃがんでしまうようなリアルさ」に仕上がっているようだ。そして、綱の上を歩くプティを演じたレヴィットは、プティ本人から指導を受けたそうで「ワークショップで練習を始めた。フィリップから『8日目にロープの上を歩けるようになるよ』と言われたんだけど、本当に8日目に歩けるようになったんだ。プティから、自分で自分を操作して、思い込ませることでそれが本当になるんだと言われた。“Fall”という言葉は絶対に言わない、ロープから落ちるんじゃない、自分で選んで自らの意思で下りるんだ、というアドバイスをもらったよ」と振り返った。映画は驚異的な能力で高さ400メートルを綱渡りする主人公のドラマだけでなく、ワールドトレードセンターに侵入して綱を設置するケイパームービー(集団犯罪劇)の要素や、プティの情熱も描かれる。ゼメキス監督は「アートをやっている人なら共感できるような情熱を持っていて、表現したい想いには通じるものがあるだろうし、多くの人も、どこかにそういう思いをもっているだろうから、共感できる部分だと思う」と分析し、レヴィットは「不可能なことをやってみようとか、チャレンジしようと映画を見た人が思ってくれたらうれしい」と語った。『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)、全国ロードショー
2015年06月17日記録は残っているが映像には残されてない驚きの挑戦を完全映像化した映画『ザ・ウォーク』が2016年1月23日(土)から全国公開とでの上映が決定。それに先立って驚愕の予告映像が公開となった。舞台は1974年のニューヨーク。当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターはニューヨークにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインのタワーだった。この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中を闊歩する男フィリップ・プティがいた…。本作を手掛けた監督は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで知られるアカデミー賞受賞監督のロバート・ゼメキス。主演に迎えたのは、『(500)日のサマー』で“草食男子”を 好演して大ブレイクを果たし、その後も『インセプション』『ダークナイト ライジング』『リンカーン』などで話題作に出演する実力派俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットだ。「1974年当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちの良いものではないかもしれないがね(笑)」とゼメキス監督がコメントしている。今回公開された予告編は、加速度と共に風を感じながらビル壁面を駆け上った先にジョセフが扮するプティが現れる。そして観光でもするようにニューヨークの景色を眺めながら悠然と歩を進めていく様から、そこは世界で一番高いビルワールド・トレード・センターの屋上だと分かる。ツインタワーのもう一方の屋上を見据えた後、ビルから飛び出した鉄骨に乗りさらに歩みを進めていく…。高さ411m地上110階の道なき空間に足を踏み入れたその瞬間、いまだかつて経験したことのない光景が目に飛び込み、見る者の脳髄に電流を走らせる。思わず足がすくみ固唾を飲んでしまうような臨場感あふれる予告映像に期待が高まるばかりだ。世界でたった一人フィリップ・プティ以外を除いた誰もが100%未体験の映像をご覧あれ。『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』が来年1月に日本公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。高さ411メートルのワールド・トレード・センターを命綱なしで綱渡りした男フィリップ・プティの実話を描いた作品だ。公開された映像本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さを誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。その高さは411メートル。地上110階の足のすくむような高さだ。このほど公開された映像は、カメラがひたすらにビルの屋上を目指してつきすすむ場面から始まる。そこにいたのはレヴィット演じる主人公プティで、彼は屋上から突き出た鉄骨に足をかける。カメラが後方を観るとそこには小さくなった歩行者の姿が。上空の風は強く、プティの身体は揺れ動くが、彼は恐怖を感じるどころか、目の前にあるもうひとつのタワー=目指すべき場所を前に晴れやかな表情を見せる。映画は前人未到の計画に挑むプティのドラマを、観客の驚愕させるような映像を交えて描き出す。ゼメキス監督は「1974年当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちのいいものではないかもしれないがね」と本作を解説。『キャスト・アウェイ』では無人島に流された男の、前作『フライト』では疑惑の渦中にある機長の孤独と強い意志を描き出したゼメキス監督だけに、新作でもダイナミックな映像だけでなく、観客の胸をうつドラマも描かれると考えてよさそうだ。『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)、全国ロードショー
2015年05月22日ジョセフ・ゴードン=レヴィットやエディ・レッドメインなど日本のみならず海外からもおめでたいニュースが続く中、先日、ハリウッド最後の大輪の花と言われていたキャメロン・ディアスも結婚を発表。そんな幸せ絶頂の彼女が出演するミュージカル映画『ANNIE/アニー』からセクシーに歌って踊るご祝儀代り(?)の映像が到着した。携帯電話会社のCEOで次期NY市長選に立候補しているスタックス(ジェイミー・フォックス)は選挙キャンペーン中、車にはねられそうになった少女を偶然助ける。その少女の名前はアニー(クワベンジャネ・ウォレス)。彼女は産まれて間もないころ、レストランに置き去りにされ、現在は元歌手のアガサ・ハニンガン(キャメロン・ディアス)が営む施設で暮らしていた。スタックスはそんなアニーの境遇を選挙戦に利用しようと考え、彼女を引き取り、超高層ビルのペントハウスで暮らし始める。またアニーも、自分が有名になれば両親が名乗り出てくるかもしれないと、彼の選挙戦に協力することに。こうして、まるで共通点のないふたりの共同生活が始まり…。キャメロンは、補助金目当てで孤児のアニーの里親となった、ハニガンを好演。今回届いた映像は、アニーを養女にしたいと望む市長候補スタックスの選挙参謀をつとめるガイ(ボビー・カナヴェイル)がハニガンに悪だくみをもちかけるシーンだ。熾烈な選挙戦を勝ち抜くために、ガイはアニーと両親の感動の再会劇を仕組み、再び、世間の注目を集めて支持率を稼ごうとする。そんなガイはハニガンに、「ゴキブリは卒業だ」とお金をだしに、協力をあおぐ。腰がぱっくり開いたドレス姿で魅せるキャメロンのセクシーなダンスと歌声。元歌手でいまでも、ショウビズ界への夢をあきらめずにいるハニガンのせつない女心をにじませるキュートな演技を見せる。実はキャメロンは本作が初のミュージカル出演。「以前から歌って踊れる映画に出演したかったの。この役のために一生懸命努力したわ」と語るキャメロンは、「一番苦労したのは、歌うことに対する恐怖心を克服することだったの。音楽監督のマット・サリヴァンと音楽コーディネーターのロン・ホワイトとはじめて会ったとき、自分が感じている恐怖や不安を泣きながら打ち明けたわ。2人のおかげで恐怖心や不安感を追い払ってから仕事にとりかかることができたの」と明かした。まずはこちらの映像から、ミュージカル女優デビューとなる本作では歌とダンスを見事にこなし、新境地を開拓するキャメロンをご覧あれ。『ANNIE/アニー』は2015年1月24日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2015年01月07日ジョセフ・ゴードン=レヴィットがオリヴァー・ストーン監督の新作で、アメリカ政府の情報収集活動について告発した元CIA局員のエドワード・スノーデン氏を演じることが決まった。ジョセフの元には9月頃にオファーがあり、まだ正式な契約は交わしていないが、映画サイト「Deadline.com」によると、10日(現地時間)に『The Snowden Files』(原題)のプロデューサーがジョセフの出演を認めたという。スノーデン氏は2013年6月、香港でメディアを通じてアメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集について告発し、同年8月から期限付きの滞在許可を得てロシアに滞在している。『The Snowden Files』はスノーデンのロシア人弁護士、アナトリー・クチュレナが執筆した小説「Time Of The Octopus」(原題)を脚色するもので、来年1月からドイツのミュンヘンで撮影開始を予定している。スノーデン氏に関する映画の企画はもう1本あり、『007』シリーズで知られるプロデューサー、バーバラ・ブロッコリは、2012年12月からスノーデン氏と接触し、翌年6月に香港でインタビューを行なったジャーナリストのグレン・グリーンウォルドのノンフィクション作「No Place to Hide: Edward Snowden, the NSA, and the U.S. Surveillance State」(原題)の映画化企画を勧めている。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月13日6月末に20回目の来日を果たすトム・クルーズが携えてくる最新作として注目を集めている映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。そんな本作から、主人公を導いていくタフで美しい“戦場の女神”リタ役のエミリー・ブラントの魅力が詰まった映像が解禁!トムも「グッとくる」と手放しで大絶賛を贈っている。舞台は侵略者から猛襲撃を受ける、近未来の地球。だが、人類の軍事力では太刀打ちできず、対侵略者の決死の任務に就くことになったウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘開始まもなく、一矢を報いることもなく戦死してしまう。しかし、次の瞬間、ケイジは自分が不可思議なタイムループの世界に囚われていることに気づく。無限に繰り返される戦闘、そして自らの死…。やがて、ケイジは同じようにタイムループを繰り返しているという、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会い、彼女と共に敵との戦いを繰り返す間に、次第に戦闘技術を磨き上げていく。そして、終わりのない戦いに敗北を続ける2人は、少しずつ敵を倒す糸口を掴んでいく…。今回、公開された映像は「エミリーの役作りは見事だった」というトムの絶賛コメントから始まる。「見ていて感動させられたよ。完璧だった」とも。エミリーと言えば、アン・ハサウェイと共演した『プラダを着た悪魔』やユアン・マクレガー主演の『砂漠でサーモン・フィッシング』、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演の『LOOPER/ルーパー』などラブコメディからサスペンスまでこなしてきた実力派だが、本格アクションは本作が初挑戦。やはり「キツかった」と胸の内を語っている。しかし「リタのようなタフな役をやりたかった。体を張って」と、この役を熱望したことも明かしている。初のアクション映画に挑戦したエミリー、これまでのクール&ビューティに“タフ”が加わった彼女の魅力に、トムでなくても「グッとくる」はずだ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は7月4日(金)より2D/3D/IMAXで同時公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月02日世界的なアニメーション映画の巨匠という名前にふさわしい宮崎駿監督の最後の作品『風立ちぬ』。アメリカの賞レースでも、高評価で数々のノミネーションを獲得している同作の英語吹き替え版で、主人公である、零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎を『ダークナイト ライジング』(’12)『ドン・ジョン』(’13)のジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる可能性が出てきた。これは全米紙「USA TODAY」が報じたもので、『もののけ姫』(’97)とアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞した『千と千尋の神隠し』(’01)の大ファンだというジョセフは「僕が俳優業が大好きな理由のひとつはほかの人になることができるということなんだけれど、提供されたビジュアルに対して、声だけで演じるというのは、まさにほかの人になれるという体験なんだ」と語っている。ジョセフが主役に収まれば、『LOOPER/ルーパー』の共演者エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、マーティン・ショート、イライジャ・ウッドなどの豪華俳優陣と共に宮崎駿の世界に浸ることになる。『風立ちぬ』はすでに来年のアカデミー賞候補作として選出されており、先ごろも発表された全米映画批評家会議賞では、最優秀長編アニメーション部門を受賞している。英語吹き替え版の本作は来年2月21日公開予定。(後藤ゆかり(cinema名義))■関連作品:風立ちぬ 2013年7月20日より全国東宝系にて公開(C) 2013 二馬力・GNDHDDTK
2013年12月17日『(500)日のサマー』『ダークナイト ライジング』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが自らペンをとり、カメラの後ろ側に回った監督デビューの主演作『ドン・ジョン』。いままで目にしたことがないようなジョセフの姿が観られる、注目の最新予告編が解禁となった。平凡な生活を送るジョンは、家や車も自分好みにセレクト、家族関係も良好、教会にもきちんと通うかたわら、鍛えられた身体と甘いルックスで夜な夜な女性をお持ち帰り。そんな彼を仲間たちは“ドン・ファン”にひっかけて“ドン・ジョン”と呼ぶ。だが、その一方で、「ポルノに敵う女はいない」が持論の彼は、一人でパソコンでのポルノ動画鑑賞の日々を送っていた…。今回、公開された予告編では、『(500)日のサマー』の主人公、トム・ハンセンのようにナイーブな草食系男子のイメージが強いジョセフが、ムキムキに鍛えた体で自信満々のプレイボーイぶりを発揮!とはいえ、夜のポルノ動画三昧もやめられない。そんなジョンの日常をノリノリ・ビートの音楽で、スタイリッシュでセクシー、かつコミカルに見せている。やがて、彼の前に現れた超ゴージャス美女バーバラ(スカーレット・ヨハンソン)と恋に落ちるも、ある晩、ポルノを見ているところをバーバラに見つかり、大ゲンカに。そして、もう一人の女性・エスター(ジュリアン・ムーア)も現れ…。さらに、映像にはカメオ出演している豪華ゲストの姿も登場している。ジョセフ演じる“ドン・ジョン”は、2人の美女、スカーレット・ヨハンソンとジュリアン・ムーアとのやりとりから、一体、何を学び取るのか、2人のどちらを選ぶのか、結果が知りたくてうずうずしてしまう予告編を、まずはその目で確かめてみて。『ドン・ジョン』は2014年3月15日(土)より角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開。(後藤ゆかり(cinema名義))■関連作品:ドン・ジョン 2014年3月15日より角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開(C) 2013 Don Jon Nevada, LLC. All Rights Reserved.
2013年12月05日ジョニー・デップ、ロバート・ダウニー・Jr、ジョージ・クルーニー…モテ男のハリウッドスターといえば、目がパッチリ、眉毛はキリッ!と、どちらかといえば顏の濃いイケメンが主流。しかし、最近の旬の俳優たちを並べてみると、どうやらそのイメージは払拭されつつあるようだ。近ごろ、女子たちの間で密かに噂となっている、母性本能をくすぐる”困り顏”俳優たちを集めてみた。まずは、10月5日公開のロバート・レッドフォード監督・主演作に出演する『ランナウェイ/逃亡者』で、重要なキーマンを演じるシャイア・ラブーフ。『トランスフォーマー』シリーズで一躍ブレイクを果たし、その後も着実にキャリアを積みつづけている若手実力派。今年、日本で公開された『欲望のバージニア』では、トム・ハーディ、ゲーリー・オールドマン、ジェシカ・チャスティン、ミア・ワシコウスカなど、錚々たる俳優陣と共演し、アイドル俳優から演技派への脱皮を印象づけた。『ランナウェイ/逃亡者』では、レッドフォード演じる、全米を震撼させた元・過激派の主人公を追いつめていく野心家の若手記者を演じ、その少し頼りなさげなルックスとはまた一風違う、頭の切れる曲者な表情を見せている。だが、その表情は、確かに“困り顔”だ。また、『L.A. ギャング ストーリー』ではギャングと戦い、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』では自らの運命と対峙する父親を演じたライアン・ゴズリングもまた、母性本能をくすぐる“困り顔”の最旬イケメンの1人。さらに、『ダークナイト ライジング』『LOOPER/ルーパー』のジョゼフ・ゴードン=レヴィットも、男らしいアクションを見せる一方で、『(500)日のサマー』で見せたような、「何とかしてあげたい」と思わずにはいられない“困り顔”の草食男子が印象的でもある。マーベルファンの間で“ロキ様”と呼ばれている、『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』の宿敵ロキ役、トム・ヒドルストンもその素顔は“困り顔”。ジム・ジャームッシュ監督の最新作『Only Lovers Left Alive』(原題)のため参加した開催中のトロント国際映画祭でも、トムは多くの女性ファンの注目を集めていた。女性ファンの心をつかんだといえば、『007 スカイフォール』の新生“Q”、『クラウド アトラス』の若き音楽家でブレイクしたベン・ウィショー。彼もまた、どこか放っておけない雰囲気が漂う、メガネ男子の“困り顔”の代表格だろう。さらに、英国のドラマ「SHERLOCK/シャーロック」で天才ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)に振り回されっぱなしのワトソン役がハマっていた、『ホビット』シリーズのマーティン・フリーマンも、大ヒット中のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で物語の中心となるスターク家の私生児を演じたキット・ハリントンなども、女ゴコロをくすぐる、歴とした(?)“困り顔”だ。男らしさもいいけれど、“困り顔”で強がったり、意地を張ったりする姿に心を奪われてしまう、最旬のハリウッドスターたち。これからも彼らの活躍を見守ってみて。『ランナウェイ/逃亡者』は10月5日(土)より全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))
2013年09月13日2009年の『(500日)のサマー』をきっかけにブレイク、クリストファー・ノーラン監督作『インセプション』でその人気は確固たるものとなり、続く同監督作『ダークナイト ライジング』は“彼のための作品だったのでは?”とも囁かれる存在感を見せつけた。さらに、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で7部門にノミネートされた『リンカーン』でも好演に注目が集まっている。爽やかな笑顔で表に姿を現したかと思えば、スクリーンの中では一変して全く違った顔を見せる男、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。そんな彼が本当に違う“顔”を作り上げて挑んだのが最新主演作『LOOPER/ルーパー』だ。自身にとって「アイドル」とまで語るブルース・ウィリスとの共演、構想から約7年もの歳月を費やしたという本作についてたっぷりと語ってもらった。大友克洋監督作『AKIRA』(’88)やアメリカの作家フィリップ・K・ディックにインスパイアされ、SFをふんだんに盛り込んだという本作。前述の通り、ジョセフが構想段階から加わり長年温め続けた作品ということで、ストーリーはジョセフ自身に語ってもらうことにしよう。「タイムトラベルの物語で、僕の役は暗殺者・ジョーだ。悪者が時空間を利用して殺人を犯す。過去に戻ってね。暴力が暴力を呼ぶという負の連鎖が引き起こされ、それが時空を超えて“ループ”するって展開なんだ。僕の役は、“ループ”のシステムに問題が発生して、未来から送られてきた30年後のジョー(ブルース)の始末に失敗する。ブルースが演じたジョーは、僕よりずっと強くて、僕は逃げた彼を捜すハメになるんだよ」。と、かなり複雑なストーリーだが、本作には知らず知らずの間にスクリーンの中に引きずり込まれてしまう強力な魔法が仕掛けられている。ジョセフの相当な思い入れが伝わってくるが、しかしこの作品、「制作開始までは、簡単じゃなかった(笑)」そうだ。「僕は(本作の監督の)ライアン・ジョンソンのデビュー作『BRICKブリック』(’06)に出演して、それ以来の友達なんだ。それで、その映画を撮り終わってから間もなく彼が、タイムトラベルについての映画を作りたいという、この映画のアイディアを僕に話してくれた。SF大作として作りたかったから色々と大変で、とりわけ本格的に作ろうとしたら、やっぱり普通はとてもお金がかかるものだからね。だけど、僕らにはそれほどの資金がなかったんだ。それで、試行錯誤を繰り返しているうちに、とうとうブルース・ウィリスが脚本を読んでくれるってところまでこぎ着けたんだ。しかも彼がすごく気に入ってくれて、『やる!』って言ったんだよね。それが僕らにとっては、本当に勝利の瞬間だった。そのおかげで映画が始動して、制作できることになったんだよ」。※こちらインタビューの【後編】は、下記ページよりご覧いただけます。特集「ジョセフ・ゴードン=レヴィット」:『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。© 2012 LOOPER DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCLOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2012 LOOPER DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2013年01月07日マーベル・スタジオの新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(原題)』の主演候補に、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが挙がっている。ほかにも数名の俳優の名前が挙がっており、彼がオファーを受けるかどうかはまだわからない。『アイアンマン』『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』など立て続けにヒットを飛ばしているマーベル・スタジオが現在企画中の新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(原題)』は、1969年に初めてコミック界にデビューしたが、独立したコミックシリーズとなったのは90年代になってから。主人公のスターロード・ピーター・クウィルは、人間の母とエイリアンのハーフで、ほかのエイリアンたちを率いて悪いエイリアンたちと戦う。原作コミックでは、クウィルたちが率いるエイリアンは、アベンジャーズたちと協力しあうことになっており、将来、『アベンジャーズ』の続編に出してくる上でも無理がない。ゴードン=レヴィットのほかにクウィル役の候補に挙がっているのは、『クラウド アトラス』のジム・スタージェス、『ホビット 思いがけない冒険』のリー・ペイス、『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメイン、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル・エドガートンなど。監督はジェームズ・ガン氏に決定している。文:猿渡由紀
2013年01月04日1月公開のSF大作『LOOPER/ルーパー』で、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる主人公の“30年後”を演じたブルース・ウィリスのインタビュー映像が公開された。若い主人公の30年後を演じられる年齢になってもなお、新鮮さを失わないウィリスが自身のキャリアや作品選びについて語った貴重な映像だ。インタビュー映像本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。ブルース・ウィリス、57歳。ベテランといってもいいキャリアを誇る彼のフィルモグラフィーは、同年代の俳優と比較しても相当にバラエティに富んでいる。彼の代名詞と言ってもいい『ダイ・ハード』シリーズをはじめとして、『アルマゲドン』『シックス・センス』などウィリスの出演作は圧倒的な興行成績を記録しており、今年も“エクスペンダブルズ”の一員として大暴れするなど、アクション俳優としても人気を博している。その一方で彼は、クエンティン・タランティーノ、ケヴィン・スミス、ウェス・アンダーソンら気鋭の映画作家たちの作品にも出演し、“殺しても死なない男”とはほど遠い役も見事に演じている。インタビュー動画でウィリスは「常に物語の新しい語り口を探してるんだ。同じことばかりやってたら誰も見なくなる。年齢と仕事の質は関係ないと思う。何をするにも脚本がよければ」と語る。そんなウィリスが「物語がよく書けていて素晴らしい出来だった」と評価するのが本作『LOOPER/ルーパー』だ。彼は脚本も執筆したライアン・ジョンソン監督についても「彼の作品は全部観ている。彼は すごく用意周到で構想が明確なんだ。セリフひとつとっても、細かくて、小さな言葉にも意味がある。今まで何本かSFをやったことがあるが、『LOOPER/ルーパー』はかなり優れてる。これは飛び抜けていい脚本だと思う」と評する。ちなみに演じる上でウィリスが重要視しているのは“正直”さだそうで、「政治家を演じろと言われたら、おそらくうまくできないだろう。でも愛する者を奪われてその人を取り返そうとする男なら想像しやすい」という。キャリアを重ね、名声を得てもなお、役と正直に向き合い続けるウィリスが新作『LOOPER/ルーパー』でどんな男を演じるのか気になるところだ。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月26日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたび、ブルース(30年後の自分)とジョセフ(現在の自分)が激しい銃撃戦を繰り広げる本編映像が公開された。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。今回到着したのは、ブルース演じる“30年後のジョー”とジョセフ扮する“現在のジョー”が銃撃戦を繰り広げるシーン。実はこのシーン、本作の鍵となる部分で、ここを境に物語は一気に加速していく。演じたジョセフは、「僕の世代の男にとってはブルースはアイドルさ」と語る。さらに、そんな彼にとって“アイドル”であるブルースとの初の対峙シーンを「興奮したよ!ブルースとは何度もリハーサルをした。僕らはただひたすら、リハーサルに時間を費やしたんだ。あれは この作品の要所だ」と熱っぽくふり返っている。まずは、ジョセフ大興奮のこちらの映像から、現在と未来が対峙する『LOOPER/ルーパー』の世界観を覗いてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 LOOPER DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2012年12月21日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』の本編映像の一部が公開された。本編映像の一部本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。このほど公開されたのは、暗殺する対象である“30年後の自分”を逃してしまった若きジョーが、自分の部屋に入り込んだ“ルーパー”仲間のキッド・ブルーと対決するアクション・シーン。劇中に登場する“ルーパー”は、高額の報酬をもらうのと引き換えに、仮に暗殺対象を逃せば組織から消されるという“掟”がある。映画では、若きジョーが自分が組織から消されるのか、未来の自分を消すかの選択を迫られる。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月20日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』のCMナレーションをメンタリストのDaiGoが務めることになり、18日に都内で就任会見が行なわれた。その他の写真本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。突然、目の前に30年後の“自分”が現われたら? 先の読めないストーリー展開で数々の映画賞を受賞している本作にちなんで“先読みのエキスパート”であるDaiGoがCMオピニオンに選ばれたが、DaiGoは「僕は表情は読めるけど未来は読めないんですよ。色々な要素から先を読みすぎた結果、最後思いっきり騙されました。完敗です!」と語り、報道陣を前にCMナレーションに挑んだ後も「この映画はオチを想像させ、それを裏切る面白さがある。こうした作品の良さが僕のPRの仕方で左右されることは責任重大です」とコメントした。自身の提唱する“メンタリズム”で相手の心を読み解き、人々を驚かせてきたDaiGoだが、現在、ハリウッドで最も注目を集めるストーリーテラー、ライアン・ジョンソン監督が長年温めてきたプロットには驚いたそうで「何よりオチの意外性が面白い。普段は騙す職業の僕が今回は騙されました。1度目に騙されて、2度目に自分を騙したストーリーの緻密さを楽しむ。何度も観てほしい映画ですね」と繰り返し作品をPRした。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月19日