ハン・ジミンとナム・ジュヒョクのW主演で新たな純愛ラブストーリーとして生まれ変わる韓国版『ジョゼと虎と魚たち』。この度、ジョゼを演じたハン・ジミンとヨンソクを演じたナム・ジュヒョクが、運命的な出会いを果たし、お互いに惹かれ合い、そして結ばれるまでの過程を、出演者と監督の目線でそれぞれの魅力について語るインタビュー映像が解禁となった。ジョゼを演じたハン・ジミンに対して、ナム・ジュヒョクは「ジミンさんはジョゼそのものでした。ジミンさんという人からにじみ出る演技力によって、作品に温かさと深みが増しました」と語り、一方のハン・ジミンは「ジュヒョクさんは役になり切っていて、おかげで私も現場に溶け込むことができました」と、お互いの固い信頼関係が伝わってくる内容となっている。また、四季が織りなす映像美に定評のあるキム・ジョングァン監督は「季節感のある風景とその中の2人の姿から、彼らの人生に思いをはせていく、そんな余韻の残る映画を作りたかった」と応じている。映像の最後にナム・ジュヒョクとハン・ジミンからのコメントにあるように、誰もが共感できる感情がたくさん詰まった作品となっている。『ジョゼと虎と魚たち』は10月29日(金)よりkino cinéma横浜みなとみらい、立川高島屋S.C.館・天神ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョゼと虎と魚たち 2021年10月29日よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神 ほか全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2021年10月30日犬童一心監督が田辺聖子の同名短編小説を実写化、20年近く経ったいまも愛され続けている青春恋愛映画の金字塔をハン・ジミン、ナム・ジュヒョク共演で映画化した『ジョゼと虎と魚たち』。この度、待望の予告編と場面写真、併せて犬童監督からコメントが到着した。解禁となった予告編は、美しき木々を背景にジョゼ(ハン・ジミン)の「時にはあなたと遠くへ行きたいと思った」という、ひとり語りで始まる。車椅子生活を送る彼女は、ずっと家に閉じこもった生活をしていた。そんなある日、同居人であるおばあさんの手助けをするヨンソク(ナム・ジュヒョク)が家を訪れる。彼女はお礼として料理をふるまうのだが、彼への好意を悟られないように、ついキツイ言葉を言ってしまう。この出会いの後も車椅子の修理をし、度々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソク。彼女の世話をしていく内に、ヨンソクも彼女への想いを強くしていく。2人の心は徐々に近づいていき、ついに遊園地でデートをすることになるが…。この後、日本版とは異なるエンディングが待ち受けるという。併せて、本作の場面写真8点も追加解禁。太陽の木漏れ日を浴びながら読書をするジョゼの様子や、イルミネーションが煌びやかに輝く遊園地でデートをする2人の様子が切り取られている。また、妻夫木聡と池脇千鶴が出演した『ジョゼと虎と魚たち』を手掛け、『引っ越し大名!』『猫は抱くもの』などで知られる犬童監督よりコメントが到着した。犬童一心監督韓国の「恋」は慈雨のように沁みてきたジョゼは、永遠だ。韓国で生まれたジョゼにも溢れる魅力があって、心うたれる。彼女の強がりや、不器用さや、諦めや、欲望や、優しさや、何もかもが忘れられない。日本の「ジョゼと虎と魚たち」の「恋」はぶつかるように描いたけど、韓国の「恋」は慈雨のように沁みてきた。ジュヒョクさんとジミンさんの演技に目を見張りました。素晴らしいです『ジョゼと虎と魚たち』は10月29日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョゼと虎と魚たち 2021年10月29日よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神 ほか全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2021年09月03日田辺聖子の同名短編小説を犬童一心監督が実写化した『ジョゼと虎と魚たち』を韓国の人気俳優ハン・ジミンとナム・ジュヒョクのダブル主演でリメイクした『Josee』(英題)が、邦題『ジョゼと虎と魚たち』として10月29日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。卒業を控えた大学生のヨンソクは、ある日道端に倒れている車椅子の女性に遭遇する。彼女を家まで送り届けたヨンソクは、お礼に夕飯をご馳走になることに。足が不自由な彼女は、祖母と2人暮らし。ジョゼと名乗る彼女は、本で知識を得ることが好きで、自分だけの世界観をもつ魅力的な女性だった。彼女に惹かれ、知れば知るほど想いが強くなっていくヨンソクは、大学の女友達のツテを頼って、ジョゼの家の改装にこぎつける。だが、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは、彼を拒絶するのだった――。今回ジョゼを演じたのは、日本でもリメイクされた韓国ドラマ「知ってるワイフ」や「ある春の夜に」に出演し、“ラブコメの女王”として知られる名俳優ハン・ジミン。近年は映画にも精力的に出演し、『虐待の証明』では韓国最大の映画賞である青龍映画賞で主演女優賞を受賞している。また心優しき青年ヨンソクは、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」で主演を務めた若手人気俳優のナム・ジュヒョクが務めており、2人は「まぶしくて─私たちの輝く時間─」以来の再共演を果たしている。今回解禁となったポスタービジュアルでは、レトロで可愛い部屋の中でジョゼとヨンソクがお互いを見つめるシーンが切り取られている。「わたしはジョゼ、あなたに恋をしました」というキャッチコピーに表れているように、ヨンソクに対するジョゼの恋心が伝わってくる。また併せて解禁された場面写真では、壮大な草原を背景にヨンソクがジョゼを背負うシーンが切り取られており、2人ならどこへでも歩んでいけるという、愛の深さと力強さを感じることができる。『ジョゼと虎と魚たち』は10月29日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月06日映画『ジョゼと虎と魚たち』や『メゾン・ド・ヒミコ』、NHK朝ドラ「カーネーション」などを手掛けてきた脚本家・渡辺あやと、NHKドラマ「ワンダーウォール」に主演した若手俳優・須藤蓮が企画した映画『逆光』。1970年代の広島・尾道を舞台に、2人の青年のラブストーリーを繊細に映し出した予告編、本ビジュアルが解禁された。渡辺さんと須藤さんは、渡辺さんが脚本を担当した京都発地域ドラマ「ワンダーウォール」で知り合い、同作で尾道を訪れたことをきっかけに映画を企画。渡辺さんがオリジナル脚本を書き下ろし、須藤さんが初めて自らメガホンをとり、完全な自主企画映画として製作された。1970年代の真夏の尾道を舞台に2人の青年の情愛を描く官能的な物語で、故郷・尾道に帰省してきた主人公・晃を演じるのは、監督の須藤さん。晃が憧れる大学の先輩・吉岡には、「ワンダーウォール」『花束みたいな恋をした』の新進気鋭の俳優・中崎敏。さらに、舞台や映画『リバーズ・エッジ』などで堅実なバイプレイヤーとして活躍する富山えり子、オーディションで見出され今回が初の本格的な演技となる木越明が映画界の新たな逸材として瑞々しい魅力を放つ。予告編では、大学の先輩である吉岡を連れて帰郷した晃が、好意を抱く吉岡のために実家を提供し、夏休みを共に過ごそうとする様子が描かれる。幼なじみの文江に、少し変わった性格のみーこが加わり、4人でつるむようになると、やがて吉岡はみーこへの眼差しを熱くしていき、晃を悩ませるように…。そんな真夏のけだるさや、若き才能が放つ繊細な官能美が伝わる映像に仕上がった。音楽を担当するのは、朝ドラ「あまちゃん」ほか、『花束みたいな恋をした』など数々の映画音楽を手掛ける大友良英。渡辺さんとともに須藤さんの才能に惚れ込んだ『浅田家』『ナラタージュ』などの良質な話題作を次々と手掛ける小川真司がエグゼクティブプロデューサー。渡辺さんと『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』以来のタッグを組む。また、尾道を起点に「『地方から東京へ』という配給展開を実現することで、新たな映画体験の可能性を掘り起こしたい」(須藤さん)として、クラウドファンディングが実施中となっている。『逆光』は7月17日(土)より尾道にて先行公開、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:逆光 2021年7月17日より尾道先行公開、全国にて順次公開©2021『逆光』FILM
2021年06月17日Eveの新曲『蒼のワルツ』が、12月25日(金)に公開となるアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌に決定した。Eveが映画の書き下ろし主題歌を担当するのは初となる。本作の原作は芥川賞作家・田辺聖子の代表作。2003年に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化され、高評価を得て話題を集めた。そんな名作として今も根強い人気を誇る『ジョゼと虎と魚たち』の劇場アニメーション作品となっている。『おおかみこどもの雨と雪』助監督や、『ノラガミ』シリーズの監督を務めたタムラコータローが満を持してアニメ映画初監督を務める。『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が脚本を、『妖狐×僕 SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛け、そしてアニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当。現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって紡がれる“新たなジョゼ”。夢を追う大学生の恒夫役に中川大志、車椅子のヒロイン・ジョゼは清原果耶が声優を務める。Eveのコメントは、以下の通り。「『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌を担当させて頂くこととなりました。最初に監督から頂いた絵コンテはまるで登場人物が今にも動き出しそうで、映像が飛び込んでくるかのような繊細さと美しさに感動したのを覚えています。丁寧に楽曲とも向き合って下さって、時代を超えても色褪せないものとは何か。人見知りで不器用なジョゼとの共通項を探していきながら、音楽を作っていきました。この作品の一部分を担えることができてとても嬉しいです」本作の特報映像では、Eveの新曲『蒼のワルツ』が一部試聴できる。映画『ジョゼと虎と魚たち』12月25日(金)公開
2020年08月13日劇場アニメ版『ジョゼと虎と魚たち』のボイスキャストが決定し、このたび特報映像が公開。中川大志と清原果耶がW主演を務めるほか、主要キャラクターを演じるキャストが明らかになった。現在放送中の「親バカ青春白書」も話題の中川さんが演じるのは、留学する夢のためにアルバイトに勤しむ大学生・恒夫。来年放送予定の連続テレビ小説「おかえりモネ」で主演に抜擢された清原さんは、可愛らしい見た目とは裏腹に口が悪い、車椅子のヒロイン・ジョゼを担当。中川さんは「恒夫を演じていけばいく程、僕はジョゼが愛おしくて堪らなくなりました。ジョゼと出逢って、見慣れたはずの景色がこんなにもカラフルに見えるなんて。お客様にも、ジョゼと恒夫と共に、劇場でその景色を観て頂ければ嬉しいです」とコメント。「慣れない演技に足踏みをしたりしました」と語る清原さんは、「監督が丁寧に指導して下さり、中川さんが雰囲気を引っ張って下さったお陰で無事に撮り終えることが出来ました。役者が声を吹き込む、という事の意味や、監督・スタッフの皆様の、この作品に対する情熱を現場で教えて頂いた気がします」と収録をふり返っている。そして、彼らを取り巻く主要キャラクター、二ノ宮舞役を宮本侑芽、松浦隼人役を興津和幸、岸本花菜役をLynn、山村チヅ役を松寺千恵美が演じる。宮本さんは「台本を読んだ段階から舞への共感度が非常に高く、舞を理解し、沢山愛せることができたと思います。皆様にもこの作品を沢山愛していただけると嬉しいです」と語り、興津さんは「この儚く美しく濃厚な物語がどのようにアニメ映画化されるのか、私もとても楽しみです。精一杯臨ませていただきます」と意気込みを見せる。Lynnさんは「長年愛されている作品ですが、またさらにたくさんの方に楽しんでいただければ嬉しいです」と言い、松寺さんは「ジョゼのおばあちゃんは、世の中の人を信じず頑なで一見愛想なし。でも・・・。お客様がこの映画を見終わって、暖かく優しい気持ちになって帰って頂けたら嬉しいです」とコメントを寄せている。到着した特報映像では、恒夫に対して様々な命令を下すジョゼと、それに対して不満いっぱいの恒夫の姿が描かれていく。また、人魚のような姿になって自由に泳ぎ回るジョゼの映像や、「ええなぁ、お前は好きな場所に行けて」と内面を吐露するようなセリフも登場している。なお、本作の主題歌にはEveの「蒼のワルツ」が起用される。『ジョゼと虎と魚たち』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)
2020年08月13日『ジョゼと虎と魚たち』の劇場アニメーション映画が、2020年12月25日(金)に公開。車いすのジョゼと大学生・恒夫の純愛ラブストーリー芥川賞作家・田辺聖子の代表作である『ジョゼと虎と魚たち』は、2003年に妻夫木聡×池脇千鶴主演で実写映画化されたことで注目を集めた人気作。車いすのジョゼと、どこにでもいる大学生の恒夫を主人公に、2人の恋の行方を喜びや痛みを交えて瑞々しく描きだした物語は、国内のみならず海外においても高い評価を得た。監督にタムラコータロー今回そんな人気作の劇場アニメ版を手掛けるのは、『おおかみこどもの雨と雪』の助監督や、『ノラガミ』シリーズで監督を務めたタムラコータロー。アニメ映画においては、本作で初監督デビューを飾る。豪華クリエイター勢が集結また脚本は『ストロボ・エッジ』の桑村さや香、キャラクターデザインは『妖狐×僕 SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子が務めるほか、アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など人気作を手掛けるボンズが担当。キャラクター原案は、岡田麿里原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の作画や、テレビドラマ化もされた「それでも僕は君が好き」も手掛けた絵本奈央が務める。絵本は「ダ・ヴィンチ」2月号より連載開始となるコミカライズ版も手掛ける。登場キャラクター『ジョゼと虎と魚たち』の物語を彩る登場人物を紹介。『ソニック・ザ・ムービー』でも主人公の声優を務めた人気俳優・中川大志や、『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演映画公開も控えている清原果耶など、キャラクターに命を吹き込む豪華キャストにも注目だ。鈴川恒夫(CV:中川大志)大阪の大学に通う 4 年生。メキシコに生息する魚に魅せられ、海洋生物学を専攻している。卒業後に留学するべく、ダイビングショップをはじめいくつものバイトを掛け持ち中。ジョゼと出会い、彼女の祖母からあるバイトを頼まれることになる。ジョゼいわく、「タダ飯食いに上がり込んで来たんや」。ジョゼ(CV:清原果耶)愛読書にちなんで、自らを「ジョゼ」と名乗る。祖母とふたり暮らしで、車椅子で生活している。好きなことは本を読むことと絵を描くこと。ほとんどを家の中で過ごしているため外の世界への憧れが強く、魚のように好きな場所へ泳いでゆく空想に浸っている 。可愛らしい見た目と裏腹に口が悪い。恒夫いわく、「フワフワしたカッコしてるクセ、口を開くとチクチクチクチク。アマクサクラゲかよ!」。主人公をとりまく登場人物二ノ宮舞(CV:宮本侑芽)恒夫がバイトしているダイビングショップの後輩。魚の水中写真を撮ることが好き。恒夫に想いを寄せているが打ち明けられずにいる。松浦隼人(CV:興津和幸)恒夫と同い年のバイト先の友人。お調子者でノリがいい。舞の恒夫に対する気持ちに気づいている。岸本花菜(CV:Lynn)ジョゼが恒夫と共に訪れた図書館の司書。フランソワーズ・サガンが好きで、初めて出会ったジョゼと小説の話で意気投合する。山村チヅ(CV:松寺千恵美)ジョゼの祖母。何かと頑固で「外は恐ろしい猛獣ばかり」が口癖。他人を避け長い間二人だけで暮らしていた。西田店長(CV:見取り図・盛山晋太郎)恒夫がバイトしているダイビングショップの店長駅員(CV:見取り図・リリー)ストーリー趣味の本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生 学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが…。詳細アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』公開日:2020年12月25日(金)※当初2020年夏に公開予定だったが延期となった。原作:田辺聖子監督:タムラコータロー脚本:桑村さや香キャスト:中川大志、清原果耶、宮本侑芽、興津和幸、Lynn、松寺千恵美、盛山晋太郎、リリーキャラクター原案:絵本奈央キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子コンセプトデザイン:loundraw(FLAT STUDIO)主題歌:Eve「蒼のワルツ」(TOY’S FACTORY)アニメーション制作:ボンズ配給:松竹/KADOKAWA製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
2019年12月06日芥川賞作家・田辺聖子の代表作「ジョゼと虎と魚たち」が、劇場アニメ化されることが決定。ティザービジュアルとメインスタッフが発表された。趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きる車椅子のジョゼ。自分の夢を追いかける大学生の恒夫。ある晩、ジョゼは恒夫と出会い、意を決して彼と共に外の世界へ飛び出すことに決める──。「ジョゼと虎と魚たち」は、2003年に妻夫木聡と池脇千鶴主演で実写映画化され、高評価を得た。さらに海外でも注目を集め、いまも色褪せることなく愛され続けている。今回の劇場アニメ化では、『おおかみこどもの雨と雪』助監督や「ノラガミ」シリーズの監督タムラコータローが、アニメ映画初監督に挑戦。「ようやく発表できました」と安堵の思いを述べたタムラ監督は、「田辺聖子さんの短編小説『ジョゼと虎と魚たち』が執筆されてかれこれ干支が三周しようとしてるわけですが、この作品にはどんなに時が経っても多くの人の心を捉えて離さない不思議な魅力があります。どこにでもありそうで、どこにもなかった物語。新しい時代を迎えた今だからこそ映像化を通して再度スポットライトが当てられれば幸いです」とコメントしている。そして、脚本は「恋仲」「好きな人がいること」の桑村さや香。キャラクターデザインは「妖狐×僕SS」「クジラの子らは砂上に歌う」の飯塚晴子。アニメーション制作は「鋼の錬金術師」「僕のヒーローアカデミア」シリーズなどを手掛けるボンズが担当し、新たなジョゼが描かれる。さらに、雑誌「ダ・ヴィンチ」にてコミカライズ化も決定。2020年2月号(1/6発売)より連載がスタートする。アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』は2020年公開予定。(cinemacafe.net)
2019年12月03日