ジョニー・デップが出演する「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」の香水「ソヴァージュ」の新CMに批判が殺到し、ディオールがSNSからCMを削除した。批判の理由は「文化の盗用」で、CMにネイティヴ・アメリカンや彼らの文化が使われていることに「不適切」との声が上がっている。同CMでポンチョをまとったジョニーは砂漠でギターを弾き、伝統的な衣装を身につけたネイティヴ・アメリカンの男性は崖の上でダンスを踊っていた。ネイティヴ・アメリカンのドレスを着た女性も登場。ディオールは、「ネイティヴ・アメリカンの文化に対する力強い賛辞とリスペクトを持って描いた」と表明し、ネイティヴ・アメリカンのコンサルタントを起用して制作したにもかかわらず、インターネット上では憤りの声が上がっている。そもそもディオールはフランスの会社であるのに、なぜネイティヴ・アメリカンを描く必要があるのかという疑問を呈する声や、フランス語の「ソヴァージュ」は英語に訳すと「Savage」であり、ワイルドな、手つかずの、野蛮な、などの意味を持ち、その香水のCMにネイティヴ・アメリカンを登場させたことにも非難が集まった。ジョニー・デップも批判の対象となっている。一方で、少数派ではあるが、「どうしてみんながそんなに怒っているのかわからない。純粋に、美しいCMだと思った」、「おれはネイティヴ・アメリカンだけど、何も気にならなかったけど?」といった声もみられる。(Hiromi Kaku)
2019年09月02日離婚は成立しているものの、まだ裁判で争っているジョニー・デップ&アンバー・ハード。その内容は、ジョニデがアンバーに対して暴力を振るったとされるDV問題で、ジョニーはDVを否定しアンバーを名誉棄損で訴えている。アンバーは顔と身体があざだらけになった写真を公開したが、ジョニデ側は「あれはペイント(偽装)で、世間の同情を集めるため」とアンバー側の策略を主張している。そのジョニデの主張の証人になりうる人物としてジェームズ・フランコが浮上した。暴力事件から24時間後の監視カメラの記録映像で、アンバーとジェームズが一緒にエレベーターに乗っている姿が確認された。ジョニデの弁護士は、ジェームズにアンバーがそのときどのような状態であったかを証言してもらいたいようだ。また、監視カメラの記録と目撃者の証言により、ジェームズとアンバーが「密会していた」ことも示唆している。一方、アンバーの弁護士は、「アンバー・ハードとジェームズ・フランコは、当時同じマンション内に住んでいて、ただ同じタイミングでエレベーターに乗っただけです。以上」とし、ジョニデ側に対して「哀れですね」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2019年07月04日6月9日に56歳の誕生日を迎えるジョニー・デップ。今年に入ってからは実在のフォトジャーナリスト、ユージン・スミスを演じた映画『Minamata』(原題)の撮影や、バンドのツアーなど活発に活動している。■出演最新作は撮影終了、恋人との交際も順調今年に入ってすぐ、セルビアのベオグラードで撮影が始まった『Minamata』(原題)は、1950年代に熊本県水俣市で発見された工業排水が原因の公害病「水俣病」の実態を追うアメリカ人フォトジャーナリストとその妻を描いた物語。ジョニーは製作も兼任している。1970年代前半にスミスが日本に滞在して取材していたのは50代の頃で、現在のジョニーとほぼ同年代。公開された場面写真のジョニーは髭をたくわえ、カメラを構える姿もスミス本人に生き写しだ。すでに撮影は無事終了し、現在ポストプロダクション中。美波、真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼といった海外でも活躍する日本の俳優たちも多数出演する同作は2020年に公開予定だ。ベオグラードでの撮影中、ジョニーと一緒にいたのは昨年から交際中とうわさされるロシア人ダンサーのポリーナ・グレン。歳は20代前半というから30歳以上年下だが、昨年ロサンゼルスのパーティで知り合ったという。ジョニーの方から声をかけたが、2年前にロシアから来たばかりだった彼女はジョニーが誰なのか知らなかった…という話だったが、最近、ロシア時代の友人がポリーナは10代の頃ジョニーの大ファンだったことを暴露。これが事実なら、彼女はちょっとした策士かも。2人は現在ロサンゼルスで同居中、交際は順調のようだ。■いまだ俳優活動に影響を及ぼすスキャンダルただ、公私とも充実と言い切れないのは、2016年に離婚したアンバー・ハードとの終わりなき争いがあるから。2015年2月に結婚したアンバーが翌年5月に離婚を申請、ジョニーから家庭内暴力(DV)を受けていたと公表した直後ら、双方が互いの主張を否定し合う中傷合戦が始まった。長期化するかと思われたが、離婚そのものは同年8月、ジョニーが700万ドルの和解金を支払うことで合意に達した。その際、この件については今後一切語らないという条件があったのだが、アンバーは昨年12月に「ワシントン・ポスト」紙にDVの被害者として意見記事を寄稿。性的暴力に反対する声を上げたことで、メディアからネガティブな報道をされ、出演が決まっていた映画から降板させられたと綴ったのだ。名指しはしていないが、ジョニーとの一件について語っているのは明らか。ジョニー側は「暴行したことは一度もない」と完全否定し、名誉毀損で5000万ドルの損害賠償を求める訴えを起こした。ジョニーは5月に提出した陳述書の中で、DVの被害者はアンバーではなく自分だと主張。離婚申請当時、アンバーが公表した顔にあざのある写真もでっちあげだとしている。わずか15か月だった結婚生活よりもはるかに長引く泥沼の争いは、ジョニーのキャリアにも影響を及ぼし始めている。製作が予定されている『パイレーツ・オブ・カリビアン』リブート作からの卒業説や、またゲラート・グリンデルバルドを演じている『ファンタスティック・ビースト』シリーズへの続投を疑問視する声が一部で上がっているのも、アンバーとの争いでジョニーのイメージダウンが著しいからと言われている。この間には浪費がかさみ、資産管理をめぐって元マネージャーに対して訴訟を起こすなど、離婚以後は波乱含みの日々が続いている。■今後も続く映画出演それでも前述の通り、今年後半以降はスキャンダルよりも本業の俳優としての活躍に期待できそうだ。97年に起きたラッパーのノトーリアス・B.I.G.殺人事件の捜査官を演じる『City of Lies』(原題)やマーク・ライランス、ロバート・パティンソン共演の『Waiting for the Barbarians』(原題)など公開が待ち通しい作品の出演が続く。2015年にアリス・クーパー、エアロスミスのジョー・ペリーらと結成したロックバンド、「ハリウッドヴァンパイアーズ」の活動も断続的に続いている。5月には短期間の北米ツアーを行い、エネルギー事業に携わる企業「SSE」が2018年に行われたベストな公演を表彰するSSEライブ・アワードで、ベストグループ賞を受賞。俳優とミュージシャン、二足のわらじを上手に履き分ける幅広い活躍が期待できそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2019年06月09日俳優のジョニー・デップは、元妻で女優のアンバー・ハードが虐待被害をでっち上げたと改めて批判し、また、DVの加害者はアンバーで自分は被害者だと訴えた。現在、2年間の結婚生活で身体的にも精神的にも虐待を受けたと主張するアンバーに対して5000万ドル(約55億円)もの名誉棄損の裁判を起こしているジョニーは、自身に対する訴えを断固として否定し、虐待で荒廃した男女の生活とは何かはっきりとさせたいとする書類を裁判所に提出した。ザ・ブラストが入手した書類の中で、ジョニーは弁護士ではなく自らの言葉でこう述べている。「目撃者や防犯カメラの映像が痣などなかったと証明しているにも関わらず、でっち上げた痣を理由に裁判所から保全命令を引き出そうとした2016年5月以来、ハード氏の主張を否定してきました。残りの人生でも否定し続けるつもりです。ハード氏はおろかいかなる女性も虐待したことなどありません」「(名誉棄損の訴訟を起こした理由は)私の名誉を回復するためだけでなく、虐待で荒廃した生活を送る男女の方々に、そのスポークスパーソンであると称するハード氏が嘘を繰り返しているということをはっきりとさせたいのです」「何年も自分の無罪を主張してきましたが、やっと数々の彼女の作り話を全て否定し、それを証明する段階にたどり着きました」アンバーから数々のDVの被害例を挙げられているジョニーは、新しい証拠品が見つかったことで訴訟に踏み切ったという。さらにジョニーは、アンバーの嘘は矛盾や二転三転の繰り返しであり、宣誓証書や写真、音声、ビデオなどの証拠品によって否定されているとしている。反対に、ジョニーは自身に対するアンバーのDVを訴えており、それにより結婚中に負った怪我の写真もあるそうだ。「ハード氏は私に対して嘘の虐待被害を主張していましたが、実のところ、結婚生活の中で述べられたようなDVはありました。しかし彼女が加害者で、私は被害者でした。処方されたアンフェタミンや市販薬を酒と共に摂取すると、ハード氏は私に例に挙げていたようなDVを働きました。その大半は居合わせた第三者が目撃しており、そのせいでひどい怪我をすることもありました」「付き合い始めてからずっと、ハード氏からDVを受けていました。殴る蹴るの暴行を加えられたものです。また、頻繁に私の体や頭をめがけて、重いボトルやソーダの缶、火がついたキャンドル、テレビのリモコン、(有機溶剤の)シンナーの缶などを繰り返し投げつけてきて、私はひどい怪我を負いました」そしてジョニーは最後に、アンバーの訴えがほぼ証言に基づくものであると指摘し、「#MeToo」運動の一部である「#believewomen」の概念を当てにしていると批判している。(C)BANG Media International
2019年05月22日あらゆる世代で進むキャシュレス化エプソン販売株式会社(以下エプソン)は、すでにキャッシュレス決済を利用している20~50代の男女500名を対象に、キャッシュレス決済の利用実態に関する意識・実態調査を行った。20~50代の男女5,255名に対し、キャッシュレス決済を利用したいか聞くと、「キャッシュレス決済化」の希望は79%だった。さらに、「すでに利用している」という経験者は67%となり、世代を問わずキャッシュレス決済化への意向が高いことが分かった。飲食店でのキャッシュレス決済を希望する声が多数さらに、キャッシュレス決済を利用している人500人を対象に、特にキャッシュレス決済をしたいものについて聞いてみると、1位が「外食費(ランチ代・飲み代など)」 (73%)となった。飲食店でのキャッシュレス決済は、手持ちの現金を気にせず、素早く会計できることが魅力だという声も上がっている。実際に外食の際、「手持ちの現金が少なく、食べたいものや飲みたいものが注文できなかった」「割り勘をするときに他の人に建て替えてもらった」という経験をした人が4割近くいた。特に20代で「現金がなくて困った」経験をしている人が多いことも明らかになった。そこで、外食費をキャッシュレス決済化することで手持ちの現金を気にせず飲食ができると思うか聞いたところ、8割が「そう思う」(44%)「どちらかといえば そう思う」(35%)と回答。さらに、外食費をキャッ シュレス決済化することは9割が「オススメできる」 と回答している。キャッシュレス対応の店では、消費者の財布のひもが緩むIT導入・活用支援コンサルタントの水谷哲也氏に消費者意識の変化、そして飲食店舗側がキャッシュレス決済を取り入れるメリットについて話を聞いた。外食費をキャッシュレスにするとこにより、消費者はカードで支払いを行うためポイントが貯まる。カードによっては一定値を越えないとポイントが付かないため、「一定値を越えるために、もう1品追加しよう」というインセンティブが働くという。また、電子マネーで支払う場合、持ち合わせを気にしなくて良いので後輩の分も気軽にごちそうする傾向にある。さらにキャッシュレス決済を導入することは、店舗側にもメリットがある。レジ締めの時間短縮やおつりの用意削減、レジでミスをするリスクが減るなど、管理コストが軽減できる。タブレットPOSに適したレシートプリンター「TM-m30」キャッシュレス化が進むと、店舗内のIT化も必要だ。そんな中、導入コストが安価で慣れない人でも簡単に操作できるタブレットPOSが注目されているが、タブレットPOS導入には周辺機器も必要となる。「TM-m30」は、限られたスペースでの設置や、店舗の 雰囲気と調和するコンパクトでスタイリッシュなデザインのレシートプリンターだ。有線タイプのハンディースキャナーをUSBで接続でき、キャッシュレス決済に用いられるバーコードの読み取りに対応。そのほか、エプソンでは業務スタイルに合わせたレシートプリンターを多数取り揃えている。「あの店では簡単に会計ができる」と、サービス面から顧客に選んでもらえる店になるよう、会計システムを見直してみてはいかがだろうか。【参考】※TM-m30商品ページ※レシートプリンター一覧※エプソン飲食業向けサイト
2019年04月18日最近ものすごい勢いで、お金に関する変化の波が、じわじわと私たちの元へ押し寄せてきています。それが「キャッシュレス決済」です。これにはポイントがたまる、お財布がスッキリするなどキャッシュレスのメリットはいくつかありますが、主婦は何が一番おトクだと感じているのでしょうか?今回は主婦が感じるメリットをまとめてご紹介します。■ 移行途中ではあるものの、利便性は高い!今回主婦たちの意見をリサーチしてみたところ、筆者のまわりではまだキャッシュレス決済を完全に取り入れている人は比較的少ないような印象を受けました。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)「家計用の財布と自分のお小遣い用の財布を分けて2個持ちしなくて済むようになったのがメリットです」(32歳/パート)「小さな子どもの手を引きながら小銭を使うことが結構、億劫でした。タッチやカード決済でその煩わしさから解放されたのは嬉しい」(31歳/専業主婦)「カード会社が明細をつけてくれるので、忙しい中暇を見つけてわざわざ家計簿をつける手間が省けます。さらに、家計簿のノートを買うお金が浮いたのも地味に嬉しいですね」(40歳/パート)「家計簿をつけていても、どうしても出てきてしまうのが使途不明金。それがなくなるので気持ちのモヤモヤも減り、お金の使い方が把握できるようになったのが私にとってのメリットです」(38歳/フルタイム)日本では、まだまだ現金至上主義という考え方が定着しているようですが、時と場合によっては、現金払いよりもキャッシュレス決済のほうが便利だと感じることもあるようです。sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)■ 主婦に人気のあるカードは?筆者のまわりにおいて圧倒的に使用頻度が高かったチャージ式のカードは、「Suica」「nanacoカード」でした。海外サイトでよく買い物をする人からは「Vプリカ」が重宝するという意見もありました。また還元ポイントが高く、おトク感を得たいという人は「LINE Peyカード」を好んで使用しているようでした。ちなみにクレジットカードでは「楽天カード」、次いで「エポスカード」という結果になりました。freeangle / PIXTA(ピクスタ)クレジットカードにおいては、やはり使いやすさとポイント還元率の良さが重視されているようです。流行りのキャッシュレス決済、主婦にとってはメリットこそあれ、そこまで大きなデメリットはみられないように思いました。
2019年03月17日2年以上前に離婚が成立しているジョニー・デップとアンバー・ハードが、新たな争いに突入した。「People」誌にジョニーの弁護士が語った。昨年12月18日(現地時間)、アンバーが家庭内暴力(DV)の被害者として「ワシントン・ポスト紙」に寄稿。その寄稿文の内容は、名前は出ていないもののジョニーがアンバーに対するDVの加害者として書かれていたという。弁護士は「デップ氏は、ハード氏を暴行したことは一度もありません。2016年に彼女がデップ氏に対して主張したDV疑惑は誤りです。彼女の公でのポジティブなイメージアップとキャリア向上のための、手の込んだでっちあげなのです」と語り、アンバーの被害者ヅラを指摘。寄稿文がジョニーの名誉を毀損しているとして、5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求めた。アンバーの弁護士側は「アンバー・ハードを黙らせようとするために必死ですね。浅はかな行動です。彼女が口を閉ざすことはありません。こういったデップ氏の行動は、現在も続く自身の暴力的な振る舞いを受け入れることができていない、その証明です」とコメントし、「彼は躍起になって自滅に向かっているようですが、その間に私たちは事実無根の訴訟に勝ち、クライアントに対する卑劣なハラスメントを止めさせるつもりです」と強気の姿勢を見せた。(Hiromi Kaku)
2019年03月04日政府が今年の消費税増税にともない積極的に対策を打っている、キャッシュレス化。クレジットカードなど、支払いをキャッシュレスにすることでポイントが2~5%還元されるという政策も進んでいるようですが、国民である私たちの実感としては、どうでしょうか。私自身は、まだまだ現金志向なのですが友人たちはキャッシュレス化に割と意欲的で最近その動向が気になるもの……。そこで今回は、キャッシュレス化をいち早く取り入れた友人・知人のリアルな本音をご紹介します。イラスト・角侑子Apple Payは便利だけど…...「会社の同僚がApple Payにしてから『交通機関でいちいち現金をチャージする必要がなくなって快適だ!』と、感動しながらすすめてきたので私も切り替えました。これは本当に便利! 改札でチャージがなくて後に人がつっかえるという迷惑もないし、電車の乗り遅れもなくなりました。ですが、ちょうどこの間、焦る出来事があって……。帰宅中に携帯の充電が切れちゃったんですよね。つい電池残量が心もとない状態で家を出てしまって。携帯が完全に電源オフになると、当然ですが改札は通れません。しかも今回を機に財布の中身もほとんどキャッシュレス化させたので、その日も現金は一切持っていませんでした。あいにく駅にATMもない。恥ずかしながら駅員さんに事態を報告して、後日精算にしてもらいました。Apple Payに切り替えるなら、モバイルチャージャーや予備の現金だけでも所持しておくと良いですよ」(28歳・広告代理店勤務 )カードを持ちすぎて、いくら使ったかわからない「流行りに乗った感覚でキャッシュレス化を始めてみました。最初は手もとに現金がないことが不安だったのですが、カード一枚でレジの会計がかなりスムーズになるので、慣れると本当に便利ですね。しかもカードによって特典やポイントの還元に違いがあるので、よく利用するお店に合わせてカードを作っています。銀行のクレジットカードに、イオンやセブン系列のカードにdカード。結果的に現金で払うよりもお得に買い物ができているはずなのですが、困ったことにどのカードでいくら使ったかを把握できなくなってしまいました。明細を確認して残高が想像以上に減っていたことに愕然としたこともあり、カードを利用するにあたって計画的に収入と支出のバランスをチェックする必要があると実感した次第です。今は、家計簿アプリを利用して使いすぎていないかをチェックしていますが、そうした細かい作業が苦手な方は現金のほうが性に合っているかもしれませんね」(32歳・医療事務)旅行や地方出張で、いざという時に困った!「日本の政策そのものがキャッシュレス化を進めているのもあって、キャッシュレス化はなんとなく当たり前なんだという認識がありました。でも、当然っちゃ当然ですが、お店側がキャッシュレスに対応していないと意味がないんですよね。普段は都内で生活しているのでカード払いや電子マネーが使えない事態はそこまでないのですが、小さな個人経営の店に行ったり、出張で地方に行った際に交通機関で使えなかったりすることもあります。都内であってもキャッシュレス対応を導入したばかりのお店だと、店員さんがやり方に戸惑って逆に現金払いより時間がかかってしまうことも……。スムーズなレジ会計に魅力を感じたのに逆に時間がかかってさらにストレスが増すという残念なシチュエーションも少なくありません」(34歳・営業)自分に合った使いわけが必要!キャッシュレス化が進んでいるとはいえ完全に現金を使わない生活というのは、現段階では生活しづらい一面もやっぱりある模様。確かに地震などの災害に遭った場合、いざという時の現金は手もとにおいておきたいものだし、友人との食事で割り勘する時は、後日支払うよりその場で現金による明朗会計のほうが何となくスッキリします。今回の意見を受けて私個人としては、食材・日用品などの生活必需品はキャッシュレス化させておきつつ、交際費は面倒でもなるべく現金を使うようにするほうが私のライフスタイルに合っていそうだと実感しました。人によってお金の使い方もまた個人差があると思うので、ぜひみなさんもキャッシュレス化を視野に入れつつお金の付き合い方について見直してみてはいかがでしょうか?
2019年02月16日今回はキャッシュレス決済と現金払いの最新事情についてご紹介します。クレジットカードやスマホ決済などキャッシュレス化が進む近年ですが、絶対に現金払いしかしない!という人もまだまだ多いようです。あなたは日常生活上で「カード」と「現金」をどのように使い分けていますか?今回は、クレジットカード総合情報サイト「クレカッティ」が100人を対象に実施した「キャッシュレスに対するアンケート調査」の結果をご紹介しましょう!■ あなたはキャッシュレス派 or 現金派?アンケートではまず、「あなたは次の2つ(「キャッシュレス決済」または「現金払い」)のうち、どの支払方法を選ぶことが多いですか?」と質問(カード払いにはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー含む)。Graphs / PIXTA(ピクスタ)すると、47人が「キャッシュレス決済」と答えたのに対し、53人は「現金払い」と回答。今も現金払いが半数以上と、根強く残っていることが判明しました。次に、「キャッシュレス決済と答えた方に質問です。以下3つ(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー)のうち、どの支払方法をよく使いますか?」と尋ねると、最も多かったのは「クレジットカード」で30人。次に「電子マネー」(15人)、「デビットカード/プリペイドカード」(2人)という結果に。つむぎ / PIXTA(ピクスタ)デビットカードやプリペイドカードを選んだ人が意外に少ないのが驚きですが、まだまだ日本にはこの形態のキャッシュレス決済に対応できる場所が少ないのかもしれません。■ 現金派の人はキャッシュレス決済が嫌い!?では、現金派の人はキャッシュレス決済についてどう考えているのでしょうか?「現金払いと答えた方に質問です。今後はキャッシュレス決済をメインにしたいと考えていますか?」と尋ねると、「はい」と答えた人はなんとたったの15人!Graphs / PIXTA(ピクスタ)大多数の38人は「いいえ」と答え、硬派ともいえる「現金主義者」が多いようです!では、現金派がキャッシュレス決済に移行したくない理由とはいったい何でしょうか?「いいえと答えた方に質問です。現金にこだわる理由を以下3つの中から近いものを選んでください」と尋ねると、1位は「現金の方が何となく安心」(33人)。freeangle / PIXTA(ピクスタ)以下、2位は「災害時に使えなくなるのが怖い」(16人)、3位が「キャッシュレス決済がよく分からない」(4人)という結果でした!■ キャッシュレス化が進む諸外国!アメリカの現状は?クレカッティの調査リポートによると、日本でキャッシュレス化が進まない理由として、以下の3点が挙げられます。現金を持ち歩いていても安全ATMの普及率が高い現金払いのみのお店が多いfreeangle / PIXTA(ピクスタ)同リポートによると、中国では偽札の横行を防ぐためにキャッシュレス化が進んでいるほか、北欧スウェーデンではキャッシュレス化を進めるために交通機関や金融機関でキャッシュの取り扱いをストップするという強硬策に出ているとか。freeangle / PIXTA(ピクスタ)では、筆者の住む世界一の経済大国アメリカの現状はどうでしょうか?アメリカではキャッシュレス決済が広く普及しています。Frog / PIXTA(ピクスタ)クレジットカードを持つことは半ば必須ですが、「使いすぎは危険」という意見が一般的。確かに、クレジットカードを利用するのはいわば「借金」しているのと同じ。使っているうちに、金銭感覚が麻痺してしまう恐れもあります。アメリカで非常に良く普及しているのは、使ったお金が銀行口座から直接引き落とされるデビットカード。Rawpixel / PIXTA(ピクスタ)使いすぎる危険がなく、利用高が銀行残高を超えると使用できないシステムになっています。また日本と同じように、現金以外は扱わない店も意外に多く、レストランやホテルで現金を使ってチップを支払う状況も多いため、完全にキャッシュレスになるのは難しいのが現状です。Rawpixel / PIXTA(ピクスタ)以上、現金払いとキャッシュレス決済に関する調査結果についてお伝えしました。現金とカードのバランスを取りながら、自分なりに賢く使い分けたいものですね!【参考】※クレジットカード総合情報サイト「クレカッティ」がキャッシュレスに対する国内の意識を徹底調査
2019年02月13日数年前から小型財布ブームが続いてますが、ネットワークの普及と共に携帯やカードひとつで支払が完了できてしまう場面が多くなったと思います。追うように小型バッグブームも相まって、大きな長財布はもはやナンセンス。いかにスマートに財布を持ち歩くか、というのが重要なのです。そんなキャッシュレス社会は海外に目を向ければ、もはや当たり前のこと。 希少なバケッタ製法で職人が丹精込めてスリムウォレット各¥32,000/CAMPBELL COLE(メイデン・カンパニー) イギリス・ノッティングガムで2012年にスタートした『CAMPBELL COLE(キャンベル コール)』。デザイナーは同国出身のIan Campbell Cole(イアン キャンベル コール)とFelicity Baggett(フェリシティ バゲット)の2人が立上げたレザーブランドです。イタリア・トスカーナ地方の伝統的な手法である、ベジタブルタンニンで時間をかけて舐めしたバケッタ製法のレザーを使用。手間と時間がかかることから、継承者が少ないため現在では希少な製法です。そのレザーを英国内で卓越した技術をもつBespoke Manufacturing(ビスポーク マニュファクチャリング)という工場で生産。まだ若いブランドながら、高い品質を誇るレザーアイテムを展開しています。 デザインをし過ぎない、ミニマルさ バケッタ製法で作られたアイテムの魅力は経年変化を楽しめること。個々でエイジングが異なり、自分だけのウォレットに仕上がります。余計な飾りがないシンプルなデザインは、“understated(アンダーステイティド)”と言う、装飾を排したミニマルさを追求した考えが根底にあるから。カードは6枚程収納できて、後はコインケースのみ。この潔さによって、最小限の機能性を宿したスマートなウォレットが完成したのです。 ビギナーはちょっとしたお出掛けのセカンド財布として このスマートなデザインが出来た背景は、ヨーロッパで既にキャッシュレス化が進んでいること。日本でも徐々にその波はきていますが、やはりお札と小銭は必要にかられる場面も多いはずです。そんなビギナーには、メイン財布と別にちょっとした買い物や、ランチの時などセカンド財布として使用することから始めても。またはキャッシュカードやポイントカードなどを持ち歩かない、海外旅行の際にデビューするのもおすすめ。最初は心許ない気になりそうですが、財布の大きさでバッグのサイズを気にすることもなく、何よりスマートに持ち歩けることに感動します。そして自分がいかに、様々なしがらみを多く持ち歩いていることに自然と気づくはず。スリムウォレットと共に、気持ちも軽くして、キャッシュレスライフを楽しみましょう。 メイデン・カンパニー03-5410-9777:kimyongduckstyling:Mari Nagasakahair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Rio Kajiyamatext : Shizuka Takehara
2018年12月04日“Mr.ビーン”としてお馴染みのローワン・アトキンソンが主演を務める人気スパイシリーズ最新作『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が、いよいよ11月9日(金)より公開。この度、主人公ジョニーがキレキレのダンスを披露し、なぜかオルガ・キュリレンコ演じる謎の美女との対決を制してしまう(?)笑撃の本編映像が、シネマカフェに到着した。“007”ことジェームズ・ボンドと同様、英国のスゴ腕スパイなのにコードネームは特になし。イーサン・ハントとは異なり、どんなミッションも全て不可能(インポッシブル)にしてしまう。そんな恐れ知らずの“天災的”スパイ、ジョニー・イングリッシュが6年ぶりに帰ってくる本作。この度、本編の中から到着したのは、謎のキレキレダンスで暗殺のピンチを幾度もくぐりぬける笑撃映像!「バナナラマ」のディスコソング「ヴィーナス」に合わせ、スパイとは想像もつかないほどに目立つハイテンションダンスを披露するジョニー。純粋にノリノリなのか?いや違う。では、酔っぱらっているか?それも違う。実はスパイ道具のひとつである2種類の錠剤が入ったカプセルの超速効のスーパー精力剤(!)を飲んでしまったため。一体、どんなスパイ活動中なのだろうか...。そこにジョニーが一目惚れした謎の美女オフィーリア(オルガ・キュリレンコ)が登場。妖艶なダンスでジョニーの背後に手を回すと、なんと、彼女が身に着けている腕時計から目に見えないくらい細いワイヤーが!次の瞬間ジョニーの首元にあてがい、ジョニーを絞殺しようとする!しかし、それをスピンで華麗に回避、そこからオフィーリアとペアダンスに突入するジョニー。彼は殺されかけていることなどつゆ知らず、しつこいくらいに目で愛を訴えかける。オフィーリアは諦めず、再度後ろからワイヤーをあてがうのだが…。本当は、ジョニーは天才的スパイなのかも!?また、クールビューティーなオルガのコメディエンヌっぷりも楽しめる本編映像となっている。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年11月09日ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウを演じるにあたり、とんでもない方法で役作りを行ったことを明かした。ここ数か月、ファンの間でジョニーの健康状態が不安視されている中、先月ジョニーはさらにファンを不安にさせるすさまじい役作りを語ったのだ。「キャプテン・ジャックは、サウナで生まれたんだ。うちのサウナでね。ジャックって男は、人生のほとんどを海の上で暮らしてきた。だから、俺はこう考えた。脳みそに避けられないような灼熱を浴びて、対処しなければならないようなこともあったんじゃないかって」。そんな考えから、サウナで役作りを決意したジョニー。「サウナの温度を上げて…1000度くらいにね、メンタルに影響が出るくらいまで中に座ってたんだ」。1000度というありえない温度に観客たちは大爆笑。さすがにその温度が真実だとは思えないが、「脳みそが溶けるような体験」をしたことで、あのジャック・スパロウ役ができあがったという。「Medical News Today」は、水分が失われ血圧の変動が激しいサウナで無理をすれば、突然死を招くこともあると報じている。(Hiromi Kaku)
2018年11月08日手取りの収入では支払えないけれど、どうしても欲しい!そんな時に活躍してくれる、クレジットカード。キャッシュレス化後進国といわれている日本で、20~30代女性はどのように利用しているのでしょうか。リサーチしてみました!文・harako【アンアン総研リサーチ】100%が利用経験あり!銀行口座に入っている現金をそのまま引き落とせる「デビットカード」とは異なり、手もとにない現金も使えてしまう「クレジットカード」。キャッシュレス化が進むとはいっても、カード一枚でお会計ができる反面、お金を使っている感覚が鈍る可能性があるのではないでしょうか。そこで、anan総研メンバー200人の女性に対して、今までのクレジットカードを利用したことはありますか?と聞いたところ、100%が「はい」と回答。そして、分割払いやローンの状況を聞いてみたところ……?・支払い続けている(14%)・今はない(86%)9割近くの女性は、支払いを終えているそうです。クレジットカードを使う理由2つ大きく分けて利用用途は2つでした。1.現金がなくて仕方がなく「高額なものを買うとき、現金の持ち合わせがない時」(29歳・契約社員)「旅行代金など少し金額が高めの清算で使う」(30歳・会社員)2.ポイントを貯めたい「コンビニなど100円とかの単位でも使用している。ポイントを貯めたい」(30歳・会社員)「カードで支払うとポイントが何倍にもなる場合はカードを使う」(28歳・専門職)急な出費など手もとに現金がない時だけではなく、みなさんポイントを貯めたり割引特典がついてきたりするからクレジットカードを利用するとのことです。クレジットカード利用100%にも関わらず、今も支払いが残っている人は14%という数字の少なさに納得がいきますね。コンビニなどの小額利用でも後から履歴も見返すことができますし、家計簿をつける手間も省けるので賢く使えば強い味方に。こっそり分割払いにしたのは……。いっぽうで、現金がないからやむを得なくクレジットカードを利用した場合は、いったい何に支払ったのでしょうか……?「30万くらいエステ」(34歳・会社員)「ドレス40万円」(26歳・専門職)「ブランドバックに70万」(26歳・自営業)「靴! コート! 5万でも分割払いする。あと金欠のときは分割払いにする」(30歳・会社員)「車のローン100万」(31歳・派遣社員)「一眼レフに30万」(28歳・専門職)けっこうな高額商品が出てきました。ここで注目したいのは、“自分の欲求を満たすため” に買ったのか、“仕事や環境から必要だから” 買ったのかです。本当に、分割払いにしてまで買う必要があったのか、利用前に考え直すのも大切ですね。クレジットカードは賛成? 反対?最後にクレジットカードに対して、総合的な意見を聞いてみたところ……。・賛成(76%)・できたら使いたくないけれど使っちゃう(20%)・反対(4%)この数字からもおわかりいただけるように、クレジットカード利用をメリットとして捉えているのか、デメリットと捉えているのかで大きくお金の使い方に違いが生まれそうです。消費税増税でもクレジットカード利用はプラスになるようですが、ご利用は、計画的に!©praetorianphoto/Gettyimages©Deagreez/Gettyimages©maurusone/Gettyimages
2018年10月24日“Mr.ビーン”として日本でも大ブレイクした、イギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソンが主人公を演じる『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』。この度、“ボンドガール”として一躍脚光を浴びたオルガ・キュリレンコの場面カットがシネマカフェに到着した。ジェームズ・ボンドと同じく、イギリスのスパイなのにコードネーム(007)は特になし、イーサン・ハントと異なり、どんな作戦(ミッション)も全て不可能(インポッシブル)にしてしまう、恐れを知らない&危険を知らない、そして何にも分かっていない“天災的スパイ”ジョニー・イングリッシュが、6年ぶりに活躍(?)する本作。今作には、事件の鍵を握る謎の女オフィーリア役でオルガ、イギリスの首相役でエマ・トンプソンと、“無駄に豪華過ぎる女優陣”が脇を固めているのも見どころの一つだが、今回到着したのはそのオルガ演じる謎の女の場面写真だ。グラマラスな美女はスパイ映画には欠かせないが、到着した写真では、胸元を大胆に開け大人のセクシーな魅力全開のドレスに身を包み、銃を構え鋭い視線を送る姿や、ジョニーを背後から見つめ、彼に自分の正体を明かす重要なシーン。そして、物語の終盤で近代的なスケルトンPCに向かい、緊迫した表情を見せるオフィーリアが映し出されている。一体、彼女は何者なのか?敵か味方か?謎が深まるばかり。今回の役についてオルガは、「最初、彼女はミステリアスなキャラクターなの。彼女が何者で何が目的かわからない」とその謎っぷりを説明。また、脚本のウィリアム・デイヴィスは、「ボンド映画のような世界に存在する女優を起用したいと思っていたけど、簡単にはいかなかった。他のキャラクターは全員リアルな存在だし、ジョニーの行動に対する反応も現実的である必要があったからね。ふざけた感じになってはダメなんだ。ジョニーに対してリアリティ溢れる反応が重要で、その点オルガの演技は非常に素晴らしかった」と『007/慰めの報酬』に出演したオルガはまさに適任だったと語っている。そして、「彼女は優れたコメディ女優」と話す監督のデヴィッド・カーは、「シーンによっては軽めの演技をしなければならないこともよく理解していた。とにかく、本作ではジョニーを現実的な世界に登場させることが重要だった。オルガの演技のお陰で、ローワンの行動に現実味が出たよ。何よりも彼女特有の知的なコメディセンスを発揮してくれた」と絶賛している。今回オルガが演じたオフィーリアは、物語後半までその正体が明らかにされないが、ジョニーは彼女に一目惚れし、ロマンスを体験できると思い込んでしまうのだ。その勘違いっぷりは甚だしく、本作では2人のコメディ全開のやりとりも必見だ。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年10月19日現在、キャッシュレス決済でのお得なサービスが身近で広がっているという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。日本郵便が先月25日から、「ゆうパックスマホ割」を始めました。ゆうパックスマホ割とは、スマホアプリを利用し、クレジットカードで支払うことで、ゆうパックの送料が180円引きになるサービスです。ゆうパックスマホ割のように、クレジットカードなど現金以外で支払うものを「キャッシュレス決済」と呼びます。そして、現金払いよりキャッシュレス決済のほうが得になるサービスが、身近で広まっています。たとえばイオンの電子マネーWAONで買い物をすると、200円ごとに1ポイント付きますが、現金だとポイントは付きません。LINE Payなどのスマホ決済も、クレジットカードなどとひも付けられていて、代金はカードからの引き落とし。カードのポイントが付き、割引クーポンが届くこともあります。キャッシュレス決済の特典は、今後も増えていくと思います。日常的に利用する商品やサービスから使い慣れていくとよいでしょう。ただし、キャッシュレス決済は現金の重みを忘れがちです。ムダ遣いはせず、どれだけ使ったかの管理も徹底してください。国は、キャッシュレス決済を推進しています。韓国では決済の約9割が、ほかの先進国でも4~6割がキャッシュレス決済ですが、日本はまだ約2割。’25年までに4割に引き上げる目標を掲げています(’18年・経済産業省)。また、国は来年10月予定の消費税増税時にも、中小の小売店で、キャッシュレス決済で買い物した人には、2%のポイント還元の実施を検討しています。消費の落ち込み防止に、キャッシュレス決済の振興も兼ねた施策でしょう。しかし、商品代金と共に納める消費税が、キャッシュレス決済ならポイントを付ける、現金払いだと付けないなどと差をつけるのは、「税金の公平性」という原則に反すると思います。国の施策はともかく、キャッシュレス決済はますます広がるでしょう。注目しておきましょう。
2018年10月19日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に引き続き、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でゲラート・グリンデルバルト役を演じているジョニー・デップが、世間を騒がせたキャスティング論争について意見を述べた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された後、ジョニーは元妻のアンバー・ハードからDV被害を訴えられたり、元ボディーガードに酒癖の悪さや薬物使用の悪習を暴露されたりと、激しいイメージダウンに見舞われた。そのため、『ファンタビ』の続編にジョニーが再起用されることが報じられると、『ファンタビ』のファンたちが「映画のイメージにふさわしくない!」という不満や批判を原作者のJ・K・ローリングやデヴィッド・イェーツ監督にぶつけたのだった。ジョニーはこの“事件”を「Entertainment Weekly」誌との対談で「正直に言って、J・K・ローリングが気の毒でしかたなかった。人々のいろんな意見にうまく対処しなければならなかったんだから」とふり返っている。「それに、俺が不当に非難されているっていう事実はいまも変わらない。だから、『Sun』紙を名誉棄損で訴えているんだ。俺に対する間違った批判を何度も繰り返している」と、事実と異なる情報を流すメディアを批判した。「J・Kは何が正しいかを知っている。だから、俺を公式にサポートしてくれた。彼女は物事を軽く見ない。真実を知らなければかばってくれなんてしないよ。そういうわけさ」と語るジョニー。ローリングはジョニーの再起用をめぐり、「ジョニーに主要な役を演じてもらえるのは本当にうれしいこと」と擁護していた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2018年10月12日女優のアンバー・ハードの弁護団が、精神的に苦痛を与え続けているとして俳優のジョニー・デップを非難した。先日の英GQ誌のインタビューの中で、ジョニーがアンバーとの2年前の離婚について口を開いたことを受け、アンバーの弁護団は双方間での守秘義務に反していると指摘している。ザ・ハリウッド・レポーターに出された声明にはこう書かれている。「デップ氏の発言についてGQが基本的な事実確認を行っていたら、その発言が完全に虚偽であることがすぐに分かっていたことでしょう」「デップ氏は守秘義務をあからさまに無視しただけでなく、その根拠のない主張についてハード氏が返答する機会を何度も拒否してもいるのです」「自分の人生においてかなりの汚点と言える時期を忘れようとしているハード氏を、デップ氏は恥ずかしいことにも精神的に痛め続けています」問題となっているインタビューで、ジョニーはドメスティックバイオレンスという明らかに自分らしくない行動の疑いをかけられたことに傷ついたと話した。また、2016年8月にTMZが公開した、アンバーの手から携帯電話を取り上げているように見える動画について、それが言われているよりもさらに昔のものであり、前後関係が無視されているとしてこう話していた。「あの出てきた、または誰かが作りあげた動画は、誰かの携帯で撮影されて、突然YouTubeに現れたけど、(ロサンゼルス)のダウンタウンじゃなかった」「彼女は最近のもののように見せかけたかったんだ。もっと古い動画だし、(実際には)俺が大金を失ったと分かった時の話だったんだ」(C)BANG Media International
2018年10月05日ジョニー・デップが2016年に元妻アンバー・ハードへ暴力を振るったとされている疑惑を、自ら完全否定した。イギリス版「GQ」誌の11月号の誌面で、この件について語ったジョニー。「俺が愛する人を傷付けるかって?脅すみたいに?いいや、やってない。そんなの全く俺らしくないよ。だから、当初は黙っていることにした。わかるだろう?この件は俺にずっとつきまとい、どんどんおかしな展開になるってことがわかってたんだ」と当時多くを語らなかった理由を明かす。「どうして全くのうそで誰かを攻撃することができるんだろう」とアンバーへの不満を隠せない。ジョニーのDV疑惑が報じられてから気がかりだったのは、家族や子どもたちのことだったという。特に息子のジャックくんは当時14歳で、多感な時期。「あの子にとっては、学校に行くのも大変だったと思うよ。『ほら、あいつスゴイよな。親父が女をぶん殴ったらしいぜ』なんて言われたんじゃないかな。なんで息子が、なんで娘がこんなことに巻き込まれなきゃならないのか」と苦悩をあらわに。ジョニーは、「俺は絶対闘いを止めない。絶対にだ。やれるもんならやってみろ。こういった話は長引くものだからな」と汚名返上のために闘い続けることを宣言。「いま俺が世界でもっとも切望していることは真実を知ることだ」と正義を求めた。(Hiromi Kaku)
2018年10月04日俳優のジョニー・デップ(55)が、元妻で女優のアンバー・ハード(32)との離婚劇について口を開いた。1年3カ月の結婚生活を経て、2016年5月に離婚を申請した2人だが、その際にアンバーからドメスティックバイオレンスの被害を受けたと言われたことにジョニーはとても傷ついたという。英GQ誌のインタビューでジョニーはこう明かす。「実際の自分とは全く正反対の人間として見られていることに傷ついた」「愛する人に暴力を振るうだって? そんなことはしていない。僕がやるようなこととも思えない」「25フィート(約7.6メートル)も離れたところにいて、どうやって彼女を殴るって言うんだ? それにそんなこと僕は考えもしないよ。馬鹿に見られているかもしれないけど、僕は馬鹿じゃない」そしてジョニーはその疑いが浮上したことで、世間の見方が変わったとして「人から違った目で見られるようになったと感じる。自分がシンデレラだったことがないのは分かってるけど、あのわずかな時間の中で、たとえて言うならシンデレラが突然野獣に変わってしまった」と続けた。また、その件が元パートナーのヴァネッサ・パラディとの子供である娘のリリー=ローズと息子のジャックにも大きく影響を与えたとして、「子供たちをあんな目に遭わせてしまったなんてさ。全く事実でないことで、人にこんな仕打ちをする人間がどこにいるっていうんだ」「当時14歳だった息子は学校に行くのも辛かったはずだ。だって人から『おい、この雑誌見てみろよ。お前の親父は女を殴るんだって?』なんて言われるんだ。なんで息子がこんな経験をしなくちゃいけなかったんだ? なんで娘はこんな経験をしなくちゃいけなかったんだ?」と怒りまじりに語った。しかしジョニーは、真実がいつかは明らかになるとしてこう話した。「でもいつかはこの件の真実が明らかになるだろうし、その時に僕はけたたましい急流の上に立っていることだろう。他の人もそうであることを願う。僕は真実が何かを知っているから、仕事やキャリアとか全てのことを今日投げ捨てなくてはいけなくなっても、それならそれでいいさ」(C)BANG Media International
2018年10月04日昨年4月13日に、『City of Lies』(原題)の撮影中スタッフに暴力を振るったとして損害賠償を求められているジョニー・デップが、訴えを真っ向から否定した。「The Wrap」などが報じた。原告で当時ロケーションマネージャーを務めていたグレッグ・ブルックスは、撮影現場でジョニデの過度な要求にも応えようと努力していた。しかし、グレッグはアルコールの臭いをさせたジョニデに身体を2回強く殴られ、「10万ドルやるから俺の顔を殴ってみろよ」と挑発までされたという。また、この事件について「訴えない」という放棄証書にサインをさせられそうになった。サインを拒否したところ、事件から3日で不当解雇に…。ジョニデの弁護士は「原告が訴えている事柄は、原告自身の感情的で悪意に満ちた行動によって起きたものです。被告のデップ氏は身の危険を感じ、(同作品の)ブラッド・ファーマン監督にも危険が及ぶと感じ、自分と周りの人たちを守っただけです」という旨の反論書を裁判所に提出した。また、「メディアで報じられていることは事実でなく、ジョニー・デップは訴えを起こしたあの人に触れたことすらないのです。十何人もの目撃者がいますし、彼らは証言もできますよ」と強気な姿勢も見せた。「すべての要求を退け、いんちきな訴えに全面的に闘うつもりです」とのことだ。(Hiromi Kaku)
2018年08月21日『ジョニー・イングリッシュ』シリーズの最新作『Johnny English Strikes Again』(原題)が、『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』の邦題で11月9日(金)、日本公開されることが決定した。■ストーリーサイバー攻撃によって、イギリスの諜報機関MI7の現役スパイたちの情報が漏洩してしまい、最後の頼みの綱として、隠居していたジョニー・イングリッシュが何故か呼び出される。早速、裏で操るハッカーを見つけるべく任務を開始するが、限られたスキルしか持っていない彼にとって最先端のテクノロジーの方が脅威だった…。■『Mr.ビーン』ローワン・アトキンソンが主演本国イギリスをはじめ、世界各国で初登場No.1大ヒットを記録した『ジョニー・イングリッシュ』シリーズ。お約束のディテール&様々なパロディ満載で贈る、抱腹絶倒のスパイ・アクション・コメディの最新作が、この度ついに日本上陸。“時代遅れ”の“変なおっさん”、主人公ジョニー・イングリッシュを演じるのは、『Mr.ビーン』シリーズへの出演で日本でも大ブレイクしたイギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソン。二丁拳銃を構え、ビシッと決めているはずなのに銃口は明後日を向いている…どこかゆるいポーズと表情のジョニーを捉えたポスタービジュアルも到着した。■エマ・トンプソンほか豪華女優陣も!ほかにも、謎の女オフィーリア役には『007/慰めの報酬』『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコ。イギリスの首相に『ラブ・アクチュアリー』や『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・トンプソン。さらに、ボフ役のベン・ミラーが続投するほか、ジェイク・レイシーも出演。監督はデヴィッド・カーが務めた。■横断歩道を犬歩き! フランスパンでボコボコに!? 特報公開さらに、併せて公開された特報映像では、冒頭から『007』シリーズ最新作を彷彿とさせるも、何故か学校の教室で生徒たちと共にグラスを片手に「今夜の君は最高に綺麗だ」「かんぱ~い!」ととぼけた顔で言い放つ姿が。さらに、VRでミッションのデモンストレーションを始めるが、横断歩道では散歩する犬と同じく四つん這いで歩き、パン屋ではフランスパンで店員をボコボコにするなど大迷惑!果たして、彼は世界を救うことができるのか?6年ぶりに帰ってきた彼の活躍(?)に期待せずにはいられない。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年08月18日今年4月から、スーパーのレジなどで、自分の預貯金から現金が引き出せる「キャッシュアウトサービス(以下・キャッシュアウト)」が始まった。銀行やコンビニに行かなくても、スーパーのレジがATM代わりになると注目されている。そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんがキャッシュアウトについて解説してくれた――。キャッシュアウトを最初に導入したのは、イオンです。現在は、愛知、大阪、埼玉などの62店舗で利用でき、’20年までに約400店舗に広げるといいます。使い方は簡単です。イオンでは、キャッシュアウトが利用できるレジは、おもにサービスカウンターにあります。そこに行き、銀行のキャッシュカードを店員に渡して出金額を伝え、自分で暗証番号を打ち込むだけ。出金できるのは、1,000円単位で3万円までです。利用手数料は、今のところ無料です。ですから今なら、休日や時間外などは、銀行やコンビニのATMで出金するよりお得です。また、店員が対応するので、機械が苦手な高齢者にも使いやすい。買い物ついでに出金できて、混んだ銀行ATMに並ばなくてすむといった声も聞かれます。これはJデビットの仕組みを利用しています。Jデビットは、銀行のキャッシュカードで買い物代金などを支払う方法で、代金はその場で口座から引き落とされます。キャッシュアウトも同じで、出金額をその場で口座から引き落とし、現金を店舗レジから受け取ります。口座残高の範囲内でしか買い物や出金ができないため、使いすぎる心配がないのも特徴です。このほか、7月14日から、八丈島でもJデビットのキャッシュアウトが導入されました。八丈島は東京都の離島です。現金決済が中心で、銀行やコンビニは多くありません。これまで、現地の事情を知らない観光客が、特に土日や夜間に現金が引き出せず、困ることが多かったのです。八丈島では、町と提携したタクシーやスーパー、飲食店などで、キャッシュアウトが利用できます。ただ店舗によっては、1万円未満の出金で108円、それ以上だと216円の手数料がかかります。ご注意を。今後は八丈島のように、銀行やコンビニの少ない地方で、ATMより設置費用の安いキャッシュアウトが広まっていくと思います。さらに、横浜銀行やゆうちょ銀行と東急電鉄は、スマホ決済サービスの「銀行Pay」を利用したキャッシュアウトの導入を発表しました。来年春から、東急電鉄の駅券売機などで、スマホのアプリ画面をかざして現金を引き出すサービスを始める予定です。日本はキャッシュレス化が遅れているといわれます。そこで、現金がなくてもどこでもカードで買い物できることに加え、現金が必要なときには近くの店舗でキャッシュアウトできる環境を作ることで、現金を持ち歩かない習慣を浸透させ、キャッシュレス化を進めたいのだと思います。キャッシュアウトは、利用者にとっても便利なサービスです。ただ、手数料には注意して、計画的な利用を心がけましょう。
2018年08月03日現地時間9月7日(金)にアメリカで封切られるジョニー・デップの主演作『City of Lies』(原題)。公開を目前にして、この作品にロケーションマネージャーとして携わっていたグレッグ・ブルックスが、ジョニーから「昨年、撮影現場で暴力を受けた」として訴えを起こした。「Variety」誌などが報じた。事件が起きたのは昨年4月13日。その日、ロサンゼルスのバークレーホテルで撮影が行われていた。ホテルの外では19時、中では22時までの撮影が許可されていたが、ジョニーが少し長めのシーンを撮影したいとのことで延長を要求。ロケ地の所有者との交渉などを担当していたグレッグは、23時まで撮影できるように2回の延長に尽力した。しかし、約束の時間がやってきて、グレッグはブラッド・ファーマン監督に「撮影を終えないと…」と告げると、ファーマン監督は「ジョニー・デップにそれを言ってみたら?」と答えたのだった。ジョニーを恐れていたグレッグは、セットに常駐していた警察官に助けを借りてジョニーに撮影を終了するよう声を掛けようと思ったものの、その前にジョニーがグレッグのもとにやってきた。ジョニーは「俺に指図するな!」と叫びながらグレッグの左胸の下を2回殴り、「いま、俺の顔を殴れば10万ドル(約1,100万円)やるよ!」とも言ったそうだ。ジョニーの吐息はアルコール臭かったという。グレッグはこの事件から3日後に解雇された。理由は、「この事件について訴えを起こさないという放棄証書へのサインを拒否したからだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2018年07月10日ジョニー・デップと1998年から2012年まで交際し、2人の子どもをもうけたヴァネッサ・パラディが、フランス人のサミュエル・ベンシェトリと結婚した。ともに45歳。ヴァネッサは過去にレニー・クラヴィッツ、ジョニーと長年に渡る交際歴があるが、結婚は今回が初めて。サミュエルは小説家、映画監督、俳優と多彩な顔を持つ人物で、ヴァネッサとは自身の小説「Chien」を原作とした映画『Dog』(原題)で、監督と主演女優として出会ったという。同作は今年のカンヌ国際映画祭で上映された。2人は2016年から交際を始め、昨年11月に婚約。サミュエルは故マリー・トランティニャンとの結婚生活で一女をもうけ、アナ・ムグラリスとの間にも娘がいる。フランスの「Le Parisien」紙によれば、結婚式は6月30日(現地時間)にサン・シメオンという小さな村で行われた。昨年他界したヴァネッサの父が愛し、レストランを経営していた村だという。招待客はヴァネッサの子どものリリー=ローズとジャックくんを含む20数名で、こじんまりとした式だったようだ。結婚式の数日前、ヴァネッサが新作のプレミアを「息子が病気で…」との理由で欠席したためジャックくんに重病説がささやかれたが、結婚式には元気に出席していた。(Hiromi Kaku)
2018年07月02日アリス・クーパー、ジョー・ペリーと結成したバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のツアーでヨーロッパを回っているジョニー・デップ。先週末、ロシアを訪れた際、フォーシーズンズホテルの前でファンサービスを行っていたジョニーの変貌ぶりが話題となっている。「私のヒーローが病気のように見えるんだけど…」「やせちゃって…どうしたの?本当にジョニー・デップ?」と心配するファンの声がSNSに殺到した。バンドのインスタグラムに公開されている最新写真には、「あいさつしに来てくれた」という「ガンズ・アンド・ローゼズ」のダフ・マッケイガンとジョニーを含むバンドメンバーの計4人が写っているが、一見、一番左の男性がジョニーであるとは気がつかないかもしれない。サングラスをかけており、ヘアスタイルもガラッと変わり、痩せてひと回り以上小さくなったように見えるからだ。とはいえ、関係者は「People」誌に「ジョニーはバンドメンバーとのツアーで楽しい時間を過ごしています。それに、健康です、「心配してもらう必要は何もありません」と語っているように、ツアー中のジョニーは絶好調のようだ。ドイツ公演ではデヴィッド・ボウイの「Heroes」を歌い、2016年に亡くなったボウイを追悼したという。(Hiromi Kaku)
2018年06月05日元ビジネスマネージャーや弁護士との資産管理などを巡る訴訟問題で手一杯のジョニー・デップに、新たな悩みの種が発生した。賃金の未払いなどで2人の元ボディーガードに訴えられてしまったのだ。「Deadline」によると、ロサンゼルスの裁判所に提出された訴状には、「2016年の初め、原告(ボディーガード)は、デップと彼のハリウッドヒルズの家の雰囲気が完全に違うものに変化したことに気が付いた」と書かれている。それは、ちょうどジョニーの財政難が加速していた頃のこと。ジョニーは2人が所属していた警備会社との契約を打ち切ったが、2人はその後声を掛けられて個人的に雇われたという。再雇用される際に、いままでと同じ労働条件であることを確認したが、いざ働き始めると賃金や環境など労働法に反することばかりだったそうだ。また、ボディーガードたちはジョニーを彼自身と悪習から守ることを強制されたとも訴えており、ある日、ナイトクラブで顔に非合法薬物をつけたジョニーに注意し、人に見られないようにしなければならなかったと語っている。このような有害で危険な環境で働き続けるのは不可能として、ジョニーのもとを去った2人。支払われるべき賃金も未払いのため、訴訟を起こすことになったという。(Hiromi Kaku)
2018年05月02日ジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードとの「気まずい再会」を避けるため、『ファンタスティック・ビースト』関連のイベントを欠席した。『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは闇の魔法使いグリンデルバルドという重要な役を演じているジョニー。先日ラスベガスで開催された「シネマコン」で、ワーナー・ブラザースが今後の公開作品の主要キャストを全員集め「2018年度生」として集合写真を撮ったが、そこにジョニーの姿はなかった。ワーナーの今後の大作にはジョニー出演の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のほかに、『アクアマン』がある。『アクアマン』にはアンバーが出演しているため、ジョニーはイベントへの出席を見合わせたのだ。「The Sun」紙に関係者が語ったところによると、「ジョニーはアンバーがイベントに参加することを知っていました。鉢合わせしたくなかったんです。ステージに一緒に上がるだなんてことは考えられなかった」という。「(ジョニーが参加していたら)気まずかったでしょうね。現状、2人の間にはいまだ恨みつらみがあるし、立ち直り切ってはいないので」。離婚騒動ではジョニーのアンバーに対する家庭内暴力疑惑が話題となったことで、『ファンタスティック・ビースト』シリーズからジョニーをクビにしない製作陣に多数のクレームが届いた。原作者のJ・K・ローリングはジョニーを起用し続けることは「私たちの喜び」と徹底的にジョニーを擁護した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開© 2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © JKR.
2018年04月27日「国はキャッシュレス化を推進しています。現金に頼らないキャッシュレス決済の割合を、’27年には40%に倍増させる目標を立てました(’17年・経済産業省)。今後ますます、地方や小さな商店にもキャッシュレス決済が浸透していくでしょう」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。来たるキャッシュレス時代。「現金を引き出すためにATMの手数料を払うくらいなら、カードで払えばいい」と、カードの利用を勧める専門家もいるが、荻原さんはこう語る。 「カードの中では、使った時点で銀行口座から引き落とされる『デビッドカード』や、前もってチャージした中から支払う『プリペイドカード』なら大きな借金につながる危険は少ないのですが、家計管理には注意が必要です」(荻原さん・以下同) そこで、カード利用の注意点をカードごとに荻原さんが解説してくれた。 【デビットカード】 「口座残高を上回る利用ができないため、借金をつくる心配はありません。とはいえ、現金を見ない買い物は、財布のひもが緩みがちです。予算を決め、厳しく守りましょう」 【プリペイドカード】 「イオンの電子マネー『WAON』やセブン-イレブンの『nanaco』などです。チャージはレジでもできるので『残高が不足したら再チャージ』を繰り返すと、1カ月のチャージ額や利用額が把握しづらくなります。また、チャージ残高が設定額を下回ると、自動的にチャージされる『オートチャージ』設定は、財布にいつもお金が入っている状態と同じ。使いすぎる危険性が高まります。1カ月に使う予算額だけをチャージして、再チャージはしない計画性が必要です」 【クレジットカード】 「分割手数料がかからない一括払いと2回払い、ボーナス払いに限って利用しましょう。特に、利用金額にかかわらず毎月一定額を返済する『リボ払い』は、借金の残債や完済予定などがわかりづらいものです。最初は、借金の重圧を感じても、だんだんと慣れてしまい“万年借金”となった揚げ句、自己破産につながるケースも増えています。お金の管理に自信のない方は、現金主義が安心です」
2018年03月30日「世界的に見ると、日本はキャッシュレス化が遅れています。キャッシュレス決済の割合は、日本では20%未満なのに対して、アメリカは41%、韓国は54%、中国は55%と、その差は歴然です(’15年・経済産業省)。そこで、政府は昨年、キャッシュレス決済の割合を、現在の約20%から、10年後には2倍の40%まで引き上げるという目標を立てました」 そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。実際、最近はアップルペイなどのスマホ決済を利用する人も増え、電子マネーが使える店も増えている。その一方で、小さな商店ではあまり導入が進んでいないように思えるのは、なぜなのか。 「お店にとって、キャッシュレス決済のメリットは、おつりの用意や現金チェック、銀行への入金作業などが不要になることです。手間が省ける分、人件費削減につながるかもしれません。また、訪日外国人が、もっとお金を使ってくれる可能性も広がります。とはいえ、導入には、カード用の支払い端末が必要で、そのための端末代金や月々のリース料などがかかります。また、カード利用には、店に2〜7%の手数料負担が生じます。小さなお店には金銭的負担が大きいといえます」(荻原さん・以下同) それでも政府は、’20年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、訪日外国人が訪れそうな観光地で「100%キャッシュレス対応を目指す」としている。 「支払い端末の導入補助も行うようですから、キャッシュレス化が一段と進むことが予想されます。こうした流れは、もう止められません。利用する私たちは管理方法に工夫が必要です」 そこで、荻原さんがキャッシュレス時代に備えるための家計管理術を解説してくれた。 【1】カードの一本化 「カードを複数枚持つと、使った総額の把握がむずかしくなります。また決済期間や引き落とし日もまちまちのため、いつ、いくら支払うのかが、わかりにくくなります。使うカードは、1つに決めるほうがシンプルです」 【2】デビットカードの利用 「使いすぎ防止には、デビットカードが効果的です。デビットカードは、使った金額が即座に銀行口座から引き落とされます。使えるのは銀行口座の残高までですから、払いきれないほど買い物をしてしまう心配はありません」 キャッシュレス化が進み、現金が要らなくなったら、銀行ATMの列に並ぶこともなく、時間外手数料などで預貯金が目減りすることはない。 「カードの利用履歴をうまく使って、家計管理に役立てることもできます。いずれ訪れるキャッシュレス時代に向けて、今から自分なりの家計管理法を身につけておきたいものです」
2018年02月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「キャッシュレス化」です。利便性は高いのに、日本はまだ、遅れています。電子マネーやクレジットカード、デビットカードの普及で、世界はいまや現金を使わない「キャッシュレス化」が進んでいます。クレジットカードのサインや暗証番号の手間も省き、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで決済できる仕組みも生まれました。急速にキャッシュレス化が進んでいるのは中国です。レンタサイクルの貸出料や、屋台の支払いまで、アリペイやウィーチャットペイなどの専用アプリのQRコードで決済されています。むしろ、「現金お断り」の店も出るなどして話題を呼びました。アメリカでは、amazonbooksという、amazonのリアル店舗が次々にオープンしているのですが、この店の商品価格は、amazon.comに合わせているので、常に変動します。そこで値札はなく、専用アプリをスマホにダウンロードして、各々バーコードにかざして、値段を表示させることを推進しています。日本でもスマホ決済アプリのOrigamiと日本交通が提携し、タクシーもスマホで支払えるようになるなど、キャッシュレス化は始まっていますが、欧米や中国に比べるとまだ遅れています。日本クレジット協会によるクレジット統計2016年版によると、日本のカード決済は約18%。スウェーデン、アメリカの40%以上、50%を超えるイギリスと比べると、先進国のなかでは異例といえるほど現金主義なんですね。ヨーロッパでは、北欧のキャッシュレス化が最も進んでおり、スウェーデンは現金の残高を国家としても減らしています。また、EUの中央銀行は2018年末で500ユーロ紙幣の発行を停止することを決めました。キャッシュレスの利点は、便利で決済が早く済み、無駄もなくなること。銀行から引き出したり送金する時の手数料もかからなくなります。現金の高額取引はマネーロンダリングを生みますし、電子マネーならば、お金の動きを把握しやすく、犯罪防止にも役立ちます。ロンドン五輪ではフィンテックにより、交通も商品購買もカード1枚で決済できました。2020年に向け、日本のキャッシュレス化がどこまで進むのか、気になるところです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月17日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年01月12日