ジョニー・デップとの離婚を申請したアンバー・ハードが、元恋人タスヤ・ヴァン・リーと8年前に極秘に結婚していたと報じられている。バイセクシャルを公言しているアンバーは2008年3月、当初同性婚は認められていなかったものの同性同士の法的に承認されたパートナーシップを結んでおり、名前もアンバー・ヴァン・リーに変更していたようだ。デイリー・ミラー紙によると、公的文書にアンバーが苗字を変更した理由には「ドメスティック・パートナーシップ」と記されていたという。一方、離婚騒動以来飛び交っているアンバーがジョニーの家族から嫌われていたという噂にアンバーの友人たちが反論している。アンバーは実際、長い闘病生活の末亡くなったジョニーの母ベティ・スー・パルマーを献身的にサポートしていたといい、アンバーの親しい関係者は「アンバーはベティ・スーが病気の間、定期的に病院に通って気にかけていましたよ」と語る。そんな中、アンバーが裁判所に提出した書類の中には、結婚期間中ジョニーに言語的にも物理的にも暴力を受けていたとして「私たちの結婚生活の間、ジョニーは私に対して言語的、物理的な暴力を振るっていました」「私が彼に反論したり、質問したときに浴びせられる怒りや敵意、屈辱、脅迫などを含むジョニーからの過度な言語的、物理的な暴力に我慢してきました」と記しているといわれている。ジョニーはアンバーへの暴力に対する告発を否定している。(C)BANG Media International
2016年06月01日ジョニー・デップ(52)の弁護士が、アンバー・ハード(30)が金銭面での合意を得るためにジョニーが暴力を振ったと主張したと反論を展開した。暴力を受けたとして100ヤード(約91メートル)以内に近づくことを禁ずる接近禁止令をジョニーに対して獲得したアンバーだが、『エンターテイメント・トゥナイト』によれば、ジョニーの弁護士ローラ・ワッサーは法的書類の中で、「アンバーは、虐待されたと主張することで、迅速な金銭的な解決を探っています」と主張している。ジョニーの母親ベティ・スー・パーマーが亡くなったわずか3日後に、アンバーが離婚を申請し配偶者扶養料を求めていたが、推定4億ドル(約440億円)の資産を持つといわれるジョニーは裁判官に対しそれを認めることのないよう求めていた。バラエティ誌によれば、アンバーは、ジョニーからiPhoneを投げつけられ、アザができたことから離婚を決心したといい、法的書類の中で15カ月間の結婚生活の中で、「感情的、身体的、言葉の虐待を受けていた」と主張していた。とはいえ、ここにきてアンバー・ハードはそのiPhoneを投げつけるほどのけんかをして警察が駆けつけた際には、アンバーはただのけんかをしていただけで、暴力を振るわれたとも主張することなく、けがを負っている様子もなかったと、複数の関係者がTMZに伝えているともいわれている。2011年作『ラム・ダイアリー』の共演で出会い2015年2月に結婚した2人は、婚前契約を結んでいないとみられている。(C)BANG Media International
2016年06月01日リリー・ローズ・デップがインスタグラムに、離婚騒動の渦中にある父・ジョニーを擁護する内容を投稿した。モデル、女優として活躍する17歳のリリー・ローズはインスタグラムに、まだ乳児でよちよち歩きだった頃の自分と両手をつないだジョニー・デップの写真をアップ、「私のパパは、私の知る限りで最も優しい人です。彼は弟と私にとって素晴らしい父親であり、父を知っている人なら誰でも同じことを言うはずです」とコメントした。先週23日(現地時間)、アンバー・ハードがロサンゼルスでジョニーとの離婚申請を行い、27日(現地時間)には裁判所がジョニーに対してアンバーへの接近禁止命令を出したが、これはアンバー側がジョニーに暴力をふるわれたと訴えたため。同日裁判所にやって来たアンバーの右目の周囲にはあざがあったが、これは21日(現地時間)に口論になった際、ジョニーに携帯電話を投げつけてられて出来たものだとアンバーは話している。リリー・ローズの投稿はアンバーの主張に異を唱えるもの。また、彼女の母親でジョニーと14年間連れ添ったヴァネッサ・パラディも27日にジョニーを擁護する自筆の手紙をしたためた。「関係者の方々へ」と宛てた手紙でヴァネッサは「ジョニー・デップは私の2人の子どもの父親で、繊細で愛情深く、そして他人から愛されている人です。最近引き起こされた疑惑の数々は私にとって全く信じられないものです。私は長年ジョニーを知っていますが、彼に暴力をふるわれたことは一度もありません。この話は、私が素晴らしい14年間を一緒に暮らした男性とは全く似ても似つかないものです」と綴った。30日(現地時間)にはジョニーの友人だというコメディアンのダグ・スタンホープも芸能サイト「The Wrap」に「ジョニー・デップはアンバー・ハードに脅迫されている」と題した記事を寄稿。アンバーがジョニーに対して、「自分の出した条件を受け入れないなら、あることないこと世間にぶちまける」と脅していたと暴露した。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月31日ジョニー・デップとの離婚を申請したアンバー・ハードが、ジョニーから家庭内暴力(DV)を受けていた主張していることに関し、ジョニーの娘リリー・ローズが父親を擁護した。リリー・ローズは29日、幼い頃の自身とジョニーの2ショットと思われる写真をインスタグラムで公開し、「私のお父さんは、私が知る中で最も優しくて愛情に満ちた人。私と弟にとってすばらしい父親以外の何者でもなく、お父さんを知る人はみんな同じことを言うと思います」とコメントした。リリーはまた、アンバーが主張するDVが事実だという証拠はなかったとロサンゼルス市警察が語ったというPeople.comの記事も掲載した。アンバー・ハードは先日、目元にあざができた状態で出廷し、デップからDVを受けていたと主張。これを受けて、ジョニーにアンバーへの接近禁止命令が出されていた。
2016年05月30日先週、妻のアンバー・ハードが離婚を申請したことが明らかになったジョニー・デップ。27日(現地時間)にはアンバーへの接近禁止命令が出されるなど、離婚に向けて泥沼の争いが起きている。アンバーは27日にロサンゼルスの裁判所に右目の周囲にあざを作った状態で現れ、騒然となった。アンバーは離婚を申請する書類で、4年前に出会った当初からジョニーは薬物乱用の問題を抱えていて、言葉や身体的に彼女を虐待してきたと記している。そして21日夜(現地時間)、ロサンゼルスのアパートで口論になった際にジョニーが携帯電話を投げつけ、目の周囲に怪我をさせたとしている。ジョニーは前日の20日朝(現地時間)に最愛の母親を亡くしたばかりだった。2日後の22日から別居が始まった。裁判所はジョニーに対して、アンバーに100ヤード(約91メートル)以内に近づかないこと、ロサンゼルスのダウンタウンにあるアパートを彼女だけに使用させることを命じたが、配偶者扶養料支払いとアンバーの飼っている犬・ピストルへの接近禁止については認めなかった。21日夜は警察も出動する騒ぎになったが、通報を受けて駆けつけた警官たちが駆けつけたのはすでにジョニーは立ち去った後で、アンバーもジョニーを訴える手続きはとらなかった。警察側は「犯罪の証拠となるものはなかった」としている。ジョニーは27日(現地時間)はポルトガルのリスボンで、アリス・クーパーらと組んだバンド「ハリウッド・ヴァインパイアズ」の一員として音楽フェス「ロック・イン・リオ」に出演、チャリティ・イベントにも参加していた。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月30日アンバー・ハード(30)が、ジョニー・デップ(52)との15カ月の結婚生活に終止符を打つべく、裁判所へ離婚申請を行ったようだ。和解しがたい不和を理由にアンバーは23日に裁判所へ離婚届を提出したとTMZは報じている。2012年に映画『ラム・ダイアリー』で知り合った2人は、昨年結婚式を挙げたばかり。アンバーは離婚届に破局日を今月22日と記入しているようで、その2日前にはジョニーの実母であるベティ・スー・パーマーさんを亡くしていた。ある関係者によると、2人は婚前契約を結んでおらず、昨年2月にジョニーと結婚したアンバーは扶養費を求めているというが、資産4億ドル(約440億円)と言われるジョニー側はこれを拒否する姿勢のようで、弁護士のローラ・ワッサー氏を通じてアンバーによる扶養費の要求を却下するよう裁判所に書類を提出したという。ジョニーにとってこの離婚は初めてではなく、1983年にメイクアップアーティストのロリ・アン・アリソンと結婚するも2年で離婚。その後フランス人女優ヴァネッサ・パラディとリリー・ローズ(16)、ジャック(13)の2人の子供をもうけるも、14年間の交際を経て破局していた。一方、アンバーは2011年まで芸術家のタスヤ・ヴァン・リーと3年間にわたって交際していた。(C)BANG Media International
2016年05月27日アンバー・ハードがジョニー・デップとの離婚を申請したと「People」誌が報じている。アンバーは23日(現地時間)、修復し難い違いを理由に離婚を申請、配偶者扶養料を求めている。ジョニーとアンバーは2011年公開の『ラム・ダイアリー』の共演で知り合い、親密な仲に発展。ジョニーが二児をもうけたパートナーのヴァネッサ・パラディとの破局を発表する前後から行動を共にしていた。23歳の年齢歳のある2人は昨年2月に挙式したが、同年5月にはジョニーが映画撮影中のオーストラリアにアンバーが訪問した際、愛犬2匹を不法に入国させたことで騒動となり、今年4月にオーストラリアの法廷で夫婦揃って謝罪するビデオを発表したばかりだった。4月22日にアンバーは30歳になったが、パームスプリングのホテルで開かれた誕生パーティにはジョニーの姿がなかったことから、不仲をうわさされ始めていたが、残念ながら現実のものとなってしまったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月26日ティム・バートン×ジョニー・デップが贈る最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。5月10日(現地時間)にイギリス・ロンドンにあるレスター・スクウェアにてヨーロピアンプレミアが盛大に行われ、ジョニーを始め、ミア・ワシコウスカ、サシャ・バロン・コーエンら俳優陣が登場した。物語は前作『アリス・イン・ワンダーランド』から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人<タイム>との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか――。この日は、朝から降っていた雨もまるで俳優陣を待っていたかのようにピタッと止みプレミアが開始。劇場まで敷かれたブルーカーペットに最初に登場したのはタイム役のサシャ・バロン・コーエン。妻であり女優のアイラ・フィッシャーと仲良く登場し笑顔を見せた。コメディアンでもあるサシャは「作品の中でアドリブはたくさんやったんだ。ヘレナやジョニーとの掛け合いでね。特にジョニーとはいくらでもアドリブが続けられた。彼は素晴らしい俳優だよ」とジョニーを大絶賛した。続いて登場したのは主演のジョニー・デップ。リムジンから降りる姿が見えた瞬間、会場のボルテージはMAXに!サインや写真を撮ったりとファンサービスしながら報道陣のところにも顔を出し、「長いことやってきたからやっとハッターを終えられてホッとしているよ」と語り、マッド・ハッターの役作りについても「子どもと遊びながらハッターというキャラクターを作っていったんだ。ハッターは精神分裂症なんじゃないかな」とコメント。さらにミアをはじめ前作の仲間との再会についても「ティムがファミリーとも言えるべき人たちを周りに置いているので、彼らと再び演じられて楽しかったよ」と語った。その後もジェームズ・ボビン監督、製作プロデューサーのティム・バートン、さらに本作に登場するアンドリュー・スコットやエドワード・スペリーアス、レオ・ビル、ヤマネ役の声を務めるデミ・バーバラ・ウィンザーらが登場。ステージに上がったティムは、再びタッグを組んでいるジョニーについて、「彼はショービジネスでも最高な俳優と組めて自分はラッキーだと思ってるよ」と喜びのコメント。そして最後にアリス役のミア・ワシコウスカが緑のセクシーなロングドレスで登場し会場を沸かせた。日本にいるファンに向けても「ハーイ、ジャパン!」と笑顔で挨拶をした。会場には、今回の物語のカギとなる“時計<タイム>”や鏡などが様々な場所に置かれたほか、マッドハッターやアリス、赤の女王などキャラクターのコスチュームを着て参加するファンの姿もあり、華やかなプレミアとなった。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日ジョニー・デップの妻、アンバー・ハードは18日(現地時間)、昨年5月のオーストラリア訪問時に愛犬2匹を申告せずに持ち込んだことを認め、ジョニーと2人で謝罪を表明するビデオをクイーンズランド州の法廷に提出した。アンバーは昨年5月、ジョニーが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアをプライベート・ジェットで訪問。愛犬のヨークシャーテリア2匹について申告しないまま入国していたことが、2匹の世話をした地元のトリマーのSNSへの投稿から発覚した。犬2匹の密輸罪に問われ、有罪が確定すれば最長で禁固10年か25万5,000豪ドルの罰金を科せられる可能性があったアンバーは、入国カードに虚偽の記載をしたことを認めたことで密輸罪については処分保留となった。アンバーとジョニーの謝罪ビデオは公判中に再生され、夫妻はオーストラリアの検疫制度を尊重すると表明。アンバーが「オーストラリアはユニークな植物や動物、そして人々の宝庫です」と口火を切ると、ジョニーが「それは保護されなければなりません」と続ける。アンバーはさらに「オーストラリアは、世界各地に広まっているペットや病気とは無縁の土地です。だからこそ、オーストラリアはこれほど厳しい検疫制度をもうけているのです」とコメント。「オーストラリアの人々はユニークです。温かい人柄で率直です。オーストラリアの法を無視する者には、はっきりと言うでしょう」というジョニーの言葉を受けて、アンバーは「ピストルとブーを申告しなかったことを心から申し訳なく思っています。オーストラリアを守ることは重要です」と謝罪。最後はジョニーが「オーストラリアに持ち込むものはすべて申告してください」と締めくくった。オーストラリアは厳しい検疫制度で知られており、本来ならば持ち込まれた犬は10日間隔離される。この決まりを無視した行為に当時の農相が殺処分も辞さない厳しい態度を示したことから、夫妻はすぐに愛犬2匹をロサンゼルスに送り返した。その後、「2度とオーストラリアには行かない」などと発言していたアンバーだが、18日(現地時間)にはジョニーとともにクイーンズランド州サウスポートの治安判事裁判所に出廷した。アンバーは検疫書類への虚偽記載について、1,000豪ドルの支払いを言い渡された。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月19日モデルや女優として活躍しているジョニー・デップの16歳になる娘、リリー・ローズ・デップに恋のうわさが流れている。ボーイフレンドと目されているのはモデルのアッシュ・スタイメスト。イギリス出身の24歳で、昨年10月から度々リリー・ローズと一緒にいるのを目撃されている。2人は今週初めにロサンゼルスからリリーの生まれ故郷であるフランス・パリに到着、22日(現地時間)に一緒に市内を歩いていた。カフェでのランチにはリリー・ローズの叔母のアリソン・パラディも合流。リリー・ローズもアッシュも2人の関係について何もコメントしていないが、すでに家族や親戚とも一緒に過ごせるくらいの親しい関係なのは確かだ。翌日、リリー・ローズは母親のヴァネッサ・パラディや前日も一緒だったアリソンと3人で、マレ地区でショッピングを楽しんでいた。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月25日マルベリー(MULBERRY)が2月21日、ロンドンファッションウィークにて新クリエイティブディレクターのジョニー・コカによるファーストコレクションを発表する。同コレクションに先駆け、ジョニー・コカを紹介する初のショートフィルムも公開。フィルムでジョニー・コカは、インスピレーションの源や新コレクションの焦点についての話の他、アーカイブから見つけた1970年代のロゴを復活させたことについても語っている。なお、今後はInstagramやスナップチャットチャンネルなどで、ジョニー・コカが撮影したショー準備の様子も閲覧することもできる。動画引用元: (マルベリーオフィシャルYouTube:
2016年02月20日ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチら至極の豪華実力派スター俳優たちが集結し、アメリカ史上最悪の汚職事件を描くクライム・サスペンス『ブラック・スキャンダル』。ジョニーの極悪ぶりが話題となっている本作だが、この度、日本が誇るヤクザ映画『仁義なき戦い』をパロディ化した動画がネット上にアップされ、いま注目を集めている。1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャー。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく。そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。本作は、実際にアメリカで起こった「ギャング+FBI+政治家」が密約を結んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件を描いたストーリー。2011年に逮捕されるまで10年あまりFBIに追われ、ウサマ・ビンラディンに次ぐ最重要指名手配犯と認定され賞金2億4,000万円にまで膨れ上がった犯罪王・バルジャー役を好演するのは『チャーリーとチョコレート工場』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『アリス・イン・ワンダーランド』など様々な役柄に挑戦してきたジョニー。その犯罪王の半生という難しい役どころを演じたジョニーに世界中から絶賛の声が上がっている。そしてマフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー役には『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル、コノリーと名声を望む政治家のビリー役には「SHERLOCK」『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト。そのほか、ダコタ・ジョンソン、ケビン・ベーコンなど豪華俳優陣が勢ぞろいしている。そして本作の公開目前にして、注目を集めている映像は、ヤクザ同士が裏切りに裏切りを重ね、抗争を繰り返すヤクザ映画シリーズの名作『仁義なき戦い』をパロディした動画。『仁義なき戦い』のテーマ曲が全編に鳴り響く、感涙モノのファン・メイド予告だ。テーマ曲はもちろん、ザラついた映像で70年代当時を完全再現し、ブレた画のまま止める演出や、達筆なテロップでくりだされる昭和的キャッチコピー数々…ファンが思わず唸ってしまうパロディ演出が満載の映像となっている。また「ワシらの3人の利害は同じじゃ、手を組まんか?」「あのバルジャーが裏の実力者になったらしいのう」「殺りゃええんじゃ」と登場人物のセリフが広島弁になってるところにも注目。ここぞとばかりに仁義なき愛が注ぎ込まれている。さらに「人間じゃナインよ、おどりゃ悪魔じゃ」という被害者の絶叫にバルジャーの高笑い、「FBIに敵の情報を流しゃあ、ワシらの天下よ!」とその危険度MAXな姿は、まるでいまは亡き菅原文太の再来を感じさせるかのよう。ファンによる予告編は定番となっており、これまでも『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の『スター・ウォーズ』版、ゴーカート版、チャリンコ版など、ユニークなアイデアで生まれた映像が続々誕生している。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月28日ジョニー・デップが麻薬取引から恐喝、マネーロンダリング、そして殺人まで、ありとあらゆる凶悪犯罪を実行しながら、法の裁きを逃れ、ボストン裏社会に君臨した伝説のギャングに扮する『ブラック・スキャンダル』。このほど、その激コワぶりがよく分かる本編映像とともに、Vシネのコワモテ俳優で知られる小沢仁志や漫画家の倉田真由美ら著名人たちから絶賛のコメントが到着した。実際の出来事を基にした本作で、まるで悪魔のように情け容赦を知らないギャング、ジェームズ・バルジャーを狂気と凄みをたたえて熱演してみせたジョニー。薄毛のカツラとブルーのカラーコンタクトを使い、メイクアップに数時間かけた容姿で“本人そのもの”の役作りに成功した。ジョニーは、バルジャーのかつての仲間たちと面会するなど徹底したリサーチのほか、「前から興味を持っていたんだ。生い立ちや生き方だけでなく、(FBI最重要指名手配から)16年もの間、国の追跡を逃れ続けることができたという点に。そんなことができる人はめったにいない」と語り、この役を熱望していたことを明かす。だからこそ、渾身の役作りで、FBIや地元政治家を巻き込んだアメリカが抱える“黒い闇”=ブラック・スキャンダルの全貌に迫ることができたのだ。今回解禁された本編映像は、FBIとの“秘密の協定”により栄華を極めたバルジャーと彼が率いるギャング仲間、そしてFBIにいる“幼なじみ”コノリーとその同僚モリスらとの会食シーン。自慢の料理のレシピを教えるよう、モリスに迫るバルジャー。だが、モリスが家族秘伝のそのレシピを披露すると…。その背筋が凍るほどの狂気に満ちた熱演は、まるで粛清の序曲。“悪魔”の暴走により、幼なじみだった男たちの運命が狂い、想像を絶するラストへのカウントダウンを警鐘するようなシーンとなっている。この前代未聞の実話の一部始終を、豪華キャストでセンセーショナルに暴きだした問題作には、著名人たちからも絶賛の声を寄せている。<著名人コメント>■羽田圭介(芥川賞作家)ギャング映画の名作によくあった、単なるシマ意識がメインではない。登場人物各人の偏愛や憧れ等が個別に入り交じる、人間ドラマだ。感情移入させるための無理矢理な共感演出はなく、映画という表現に適した“画面に映える格好良さ”だけで極悪非道なギャングを魅せている。ジョニー・デップの作品史上、最も素晴らしい。■小沢仁志(俳優)久々の骨太ギャング映画!暴力とセックスが刃の上で均衡し、ヒリヒリする緊張感がたまらない。オレに匹敵するほどの“顔面凶器”と化したジョニー・デップ渾身の演技。さらなる高みまで上り詰めた彼を見た。■見城徹(幻冬舎 代表取締役社長)冒頭のバイオレンスに胸を鷲掴みされ、最後まで鳥肌が立っていた。圧倒的な臨場感。自分の掟に忠実に生きる男の残酷な美学。ジョニー・デップの怖るべき最高傑作。■井筒和幸(映画監督)息を吹き返したJ・デップが怖い。おぞましいくらい名演だ。裏切る奴は必ず殺す。口の軽い女も絞め殺す。真っ昼間からショットガンで殺す、殺す、殺す。縮み上がるばかりだ。だから、我々はギャング映画が大好き。■倉田真由美(漫画家)どいつもこいつもダメ男だけど、ほんの少し愛せる部分がある。さすが実話! 見たことないジョニデの顔が、じわじわきた。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月26日ジョニー・デップを主演にジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチら実力派俳優たちが絶妙のアンサンブルを見せる、実際に起きたFBI史上最大のスキャンダルの映画化『ブラック・スキャンダル』。このほど、本作のスペシャルメイキング映像が解禁となり、ジョニーからキャリア最高といわれる“極悪演技”を引き出したスコット・クーパー監督をキャストたちが絶賛していることが分かった。実話を基にした本作で、カリスマ性を秘めた錚々たる演技派俳優たちをまとめ上げたのが、俊英イケメン監督のスコット・クーパーだ。俳優出身で、長編デビュー作『クレイジー・ハート』ではジェフ・ブリッジスにオスカーをもたらし、第2作目『ファーナス 訣別の朝』では名優クリスチャン・ベイル、ケイシー・アフレック、ウディ・ハレルソンらを迎え、男たちの熱いドラマを見事に映像化した。今回届いた本作のメイキング映像は、ボストンのギャング、バルジャーが「よく聞け一度しか言わない、これはビジネスだ」と、FBI捜査官ジョン・コノリーに向かって言い放つ衝撃的な場面から幕を開ける。「スコット・クーパーは若手実力派で、作品ごとに力をつけている。ギャングの生き様を美化せずに描く点が監督の特徴だ」と語るのは、ジョン・コノリーを演じたジョエル・エドガートンだ。続けて映し出される本編映像では、連邦検事(コリー・ストール)に「なぜバルジャーを逮捕しない?」と問われたコノリーが、バルジャーを守るために「彼が何をした?」とうそぶくが「“何をした”だと、何もかもだ」と鋭い眼差しで返されてしまうシーンが登場する。現場で演出する監督の微笑みに重なり、主人公バルジャーを演じたジョニーが、「スコットはやり手だ。現場での彼の有能さとビジョンに圧倒された」と続ける。「事実は小説よりも奇なり。作品に描かれる2人の男の力関係が魅力的だ。街で最も危険な悪党バルジャーと旧友でFBI捜査官のジョン・コノリー。コノリーのせいでバルジャーが大暴れする。FBI史上最大のスキャンダルだ」と、本作のポイントを的確に解説する。ヘッドフォンでセリフに耳を澄ませる監督の横顔に続くのは、ケビン・ベーコン演じるFBIの指揮官チャールズ・マグワイアの「よく聞け、ジョン、我々はまるで無能な笑いものだ」という罵声だ。製作のジョン・フレッシャーは「役者から最高の演技を引き出せるんだ。細部の描写も上手くて本作の監督に適任だと」と話し、バルジャーの実弟の大物政治家ビリーを演じたベネディクト・カンバーバッチも、「スコットには役者を惹きつける魅力がある。俳優出身だから、役者の気持ちが分かるんだ」と絶賛を贈る。また、用心棒役のジェシー・プレモンズも、「彼は珍しい撮影手法を取り入れた。カメラワークには驚くよ。各場面が現実のように思える」と、リアリティを追求した撮影に驚愕したことを明かす。その後も、「スコットは敏腕だし、役者も名優ぞろいだ」というベネディクトの言葉に続き、「才能豊かで、チームワークもいい役者が集まって、良い演技をしてくれた」と作品の完成度に自信をのぞかせるクーパー監督自身が、「苦労して彼の真実を描いた。観客にもそれが伝わるといい」と結んでいる。ジョニーをはじめ、ひとクセもふたクセもある実力派俳優から熱演を引き出し、FBI史上最も黒い闇を見事に暴き出したクーパー監督の手腕を、まずはこちらの映像からも確かめてみて。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月25日まるで別人のように大変身したジョニー・デップの“悪(ワル)”ぶりが話題を呼んでいる『ブラック・スキャンダル』(1月30日公開)。このほど、フジテレビ系列「人志松本のすべらない話」でもお馴染みの声優・若本規夫がナレーションを担当した本作のWEB限定映像が解禁!「ギャングとFBIと政治家…組んだらヤバァァァい!」と、あのドスの聞いた声で“ボストンのすべらない話”を紹介していることが分かった。ギャング+FBI+政治家が密約を結んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件を描くクライム・サスペンスとなる本作。ウサマ・ビン・ラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯に認定され、賞金2億4,000万円といわれたボストンの伝説のギャング、ジェームズ・ホワイティ・バルジャーの半生をジョニー・デップが熱演、「キャリア史上最高の演技!」と絶賛を受けている。一方、「人志松本のすべらない話」といえば、参加者たちが自身の名前が書かれたサイコロを振り、出た目の人が“絶対にすべらない”面白い話をしなければならない、という人気バラエティ番組。つい先日も年始スペシャルが放送され好評を博したが、同番組で特に印象的なのが、声優・若本さんによるナレーションだ。うねりを効かせた独特の話しぶりとその声は、“若本る”という言葉が生まれるほど大人気。そんな若本さんのナレーションが、本作の特別映像に登場!「全米を震撼させた最悪の汚職事件。このワルを楽しもうじゃないかぁあ!」とワル全開に紹介した後には、凶悪ギャングになりきったジョニーの不気味な笑顔と高笑いが響きわたっている…。まさに、ボストン版の“すべらな~~い話”といえる本作。ジョニーの怪演ぶりとともに、“ワル全開”なやつらをこの映像からご覧あれ。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月15日ジョニー・デップが実在のギャングのボスを演じ、『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートン、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンといった人気実力派スター俳優たちが集結して、アメリカ史上最悪といわれる汚職事件を描く『ブラック・スキャンダル』。本作で監督を務めたのは、デビュー作『クレイジー・ハート』が第82回アカデミー賞「主演男優賞」「歌曲賞」の2部門を獲得し、主演クリスチャン・ベール、製作レオナルド・ディカプリオ&リドリー・スコットという豪華布陣でも話題を呼んだ『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパーだ。キャリアのスタートは俳優だったというだけあり、かなりのイケメン。それでいて自ら脚本執筆や製作もこなすこの新鋭監督に、ジョニーの“まるで別人”のようなワルぶりが注目を集めている本作について聞いた。これまでの2作は、自身で脚本を執筆してきたクーパー監督。ジョニーがボストン裏社会に君臨した伝説のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを熱演する本作は、ディック・レイア、ジェラード・オニールという2人の地元ジャーナリストが書いたノンフィクションが基になっている。「ニューヨーク市に住んでいたころ、“ホワイティ”・バルジャーの驚くべき話がボストンから海岸沿いに、ニューヨークにまで伝わってきた。そして、いままさに私のいる所から数マイルしか離れていない場所で彼は逮捕されたんだ」と、監督はそのギャングスターとの“出会い”をふり返る。「ある男が歴史的に悪名高いギャングである一方、弟は有力な政治家であることがとても“シェークスピア的”で惹きつけられた。作り話ではないんだ。その上、幼なじみの友人が出世して担当のFBI捜査官になり、FBIの与えた“殺しのライセンス”を手にしたバルジャーはやりたい放題に権力を拡大していくことになる。たとえ脚本は自分で全て手掛けたわけではなくても、この作品をやらない理由はないくらいに魅力を感じた」と、メガホンをとった決め手を明かした。そんな伝説的ギャングを「できるだけ容赦なく、冷淡に描くこと」を心がけたという監督は、バルジャーの役づくりについてジョニーとはかなり時間をかけて話し合いを重ねたと言う。「英雄として見えたり、魅力のある、好かれるような人間として描くつもりは全くなかった。断固として、本当の彼を描こうとした。でも、世界的大スターのジョニー・デップがこの役を演じるにあたって、彼は大体は好かれる役を演じることが多いから、これを成し遂げるのは容易ではないよ」と、監督は語る。「映画の最後に登場する、FBIから提供された監視カメラの映像でわかるように、(バルジャーは)禿げた頭、人を射るような鋭い青い目、そして筋骨たくましい体型をしている。2人で彼の動き、歩き方、アクセント、心理状態などを話し合ったんだ。ジョニーの場合、見かけはいつも演じる役によって変化するけれど、今回最も大きく変化したのは、感情的、心理的な面だ。ジョニーはとても優しくて心の温かい人間だけれど、スクリーン上で観る彼はまさにその反対。冷酷、冷淡。魅力的な部分はあっても、暴力的でとても恐ろしい人間だ」と、ジョニーが体現してみせた凶悪犯の姿に太鼓判を押す。「画面上の彼の行動は、観る人にとって恐ろしいと感じると思うんだ」。そんなジョニーがなりきるバルジャーが、劇中で唯一、人間らしい一面を垣間見せるのが、恋人や息子と過ごすときだ。恋人・リンジー役のダコタ・ジョンソンについて、話題となった主演作は観ていなかったという監督は、「実際会ってみたら、とても心のこもった人で年齢の割にはとても賢く、敏感な面を持っていると感じた。彼女なら他の人の前では出さない、バルジャーの脆い部分を引き出せると感じた。彼女は完璧だと思ったんだ」と、ピンと来たことを明かす。さらに、「作品の中で女性たちの出番は少ないけれど、とても重要な役割なんだ。私は強い女性が好きだけど、この作品に出てくる3人の女性(ダコタ演じるリンジー/ジュリアンヌ・ニコルソン演じるFBI捜査官コノリーの妻/ジュノー・テンプル演じる売春婦)は全員かなり強い女性だ。彼女たちは“ホワイティ”から異なる形で影響を受けているんだ」と続けた。一方、バルジャーの実弟・ビリーを演じるのは、英国の人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。ジョニーとベネディクトが兄弟というそのキャスティングには、誰もが驚愕したはずだ。「実際のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーと弟のビリーもあまり似てはいない。僕も兄弟とは似ていない。似ているかどうかということで役者は選ばないよ」と監督は言う。「ビリー・バルジャーの若いころの写真の中で、ベネディクト・カンバーバッチにとても似ているものがあったんだよ」。「ビリー・バルジャーはとても学識のある知的な風貌をしていた。高貴な雰囲気さえあり、兄のブルーカラー的雰囲気とは全く違っていた。“ホワイティ”・バルジャーはアメリカでは極悪犯人が投獄されるアルカトラズ刑務所やレブンワースの刑務所に投獄された一方、ビリー・バルジャーはアメリカでもトップクラスの大学を出て、地域の指導者として任務を果たし、地元に貢献したんだ」。そんな対極の存在を見事に演じてみせたベネディクトを、監督は「カメレオンのような俳優」と評する。「彼のアクセントは、ビリーを知っている人に言わせるとほぼ完璧だったそうだ。彼は才能と知性あふれる俳優だから、彼ならきっとビリーの人格をうまく演じきってくれると確信していたよ」。また、「私が地元の人にこの作品に出てくれるように頼んだとき、彼らは映画には関わりたくないと言った。バルジャー兄弟は2人共、自分たちや地元社会にはとても尽くしたからだそうだ」と監督は明かす。当時1970~80年代のボストン市南部、通称・サウシーは、アイルランド出身者が大半を占め、「とても固い絆で繋がれたコミュニティー」であったことが大きいようだ。「コノリーのような法の執行者と“ホワイティ”・バルジャーのような犯罪人、そしてビリーがどの位置に立つのかは定かでないが、この2人の間の線は区別がつけがたいところがあった。コノリーはFBI捜査官としてとても良い志を持っていたと思う。ビリーも地域社会に貢献していた。でも“ホワイティ”が関わってくると、弟のビリーの立場はとても悪くなる。(幼なじみの)コノリーの場合は、彼の中の一番悪い部分が引き出されてしまうんだ」と監督は説明する。「残念なことだけれど、私たちはみなこのような(悪の)要素を自分たちの中に潜ませている。でもある条件がそろっていなければ、その部分が外に出てくることはない。残念なことに、彼らの場合、その条件がそろってしまったんだ」。非道の大物ギャングと、正義を行使する(はずの)FBI、そして地元で権力を握る政治家。お互いの思惑が一致したからこそ、だれもそれを止めることができなくなってしまった最悪の“スキャンダル”。若き才能が練りに練ってまとめあげた、その渦に巻き込まれていくジョニーらキャストのアンサンブルは必見といえそうだ。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月13日主演最新作『ブラック・スキャンダル』の演技により、先日のピープル・チョイス・アワードで「ドラマ映画男優賞」を受賞し、その人気と実力を証明してみせたジョニー・デップ。このほど、その“大変身”ぶりで話題を呼んでいるジョニーが、“悪(ワル)”を極めた実在の犯罪王になりきった舞台裏映像が解禁となった。1970年代のサウスボストン。ギャングとFBI、そして地元の政治家が密約を結んだ、アメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件を描く本作。ジョニーが、悪の頂点を極めた男ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを振り幅マックスのなりきりぶりで演じていることでも注目を集めている。届いた映像でもよく分かるように、今度のジョニーは素顔をすべて封印。薄くなった頭髪をオールバックに固めた特殊メイク、瞳にはブルーのカラーコンタクトを装着。革ジャンにボトムネックのジーンズで、「もはや本人」と言っても過言ではないほど、実在のギャングとのそっくりぶりを見せている。これは、メイクアップを駆使した数々のキャラクターを演じてきた彼の経験と、アカデミー賞3度ノミネートが証明する演技力が高いレベルで融合した賜物。それだけでなく、今回は実際にバルジャーのかつての仲間たちと面会するなど入念にリサーチ。風貌のみならず、話し方や思考までをトレースするかのような渾身の役作りで、実在のギャングの全貌に迫る様はまさに圧巻といえる。しかも、残忍ながらも圧倒的なカリスマ性を誇るバルジャーは、「ワルではあるが善良」と地元で英雄視されていた側面もある。6歳の息子に「何かするときは周りに気をつけろ。仲間は注意深く選ぶことだ。誰も見てなければ、何もないと同じ」だと名言めいたセリフを言い放ったり、怒りを徹底的な暴力で相手にぶつける姿を見せたりと、目的のためなら手段も選ばないこの男の持つ“神話”に、登場人物たちも魅せられていったようだ。監督のスコット・クーパーは、本作でのジョニーについて、「この役を徹底的に掘り下げて自分のものにした。バルジャーの真の姿に迫ろうとした」とコメント。バルジャーの実弟で大物政治家ビリーを演じたベネディクト・カンバーバッチも「ジョニーの不気味な雰囲気を醸しだした演技は秀逸だった」と、その撮影をふり返っている。幼なじみのFBI特別捜査官コノリーを演じたジョエル・エドガートンは、「今回のジョニーは、コブラのように物静かでありながら危険で、人間くさくもある」と称賛、また、「彼の目に普段のジョニーの面影はまるでなかった。髪も歯も傷痕も、すべてが別人だった」と驚きの声を上げるのはコノリーの妻マリアンに扮したジュリアンヌ・ニコルソン。さらに、愛人役を演じたダコタ・ジョンソンも、「全くの別人だった」とギャングが憑依したかのようなジョニーとの現場を明かしている。バルジャーになって暴れまくるジョニーの怪演シーンも盛り込まれた、この特別映像。初共演のベネディクトが、「見事な役作りだ。冗談抜きで、彼から目が離せなくなる」と圧倒されるその姿を、こちらから確かめてみて。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月12日1月6日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで「ピープルズ・チョイス・アワード 2016」が開催。ジョニー・デップがドラマ映画男優賞を受賞したことが明らかとなった。毎年1月に初の賞レースとしてゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞に先駆けて開催され、一般視聴者が投票によってノミネートと受賞を決める本アワード。1975年に14部門からはじまり、現在は映画・音楽・テレビ番組の幅広いジャンルの中から、50を超える部門で賞の授与を行う。授賞式には人気の俳優や歌手が集結し、毎年会場は興奮と熱気に包まれ、大きな注目を集めている。授賞式では、ドラマ映画男優賞を受賞したジョニーが会場に登場しスピーチを披露するほか、2016年に放送開始予定の「Chicago Fire」(原題)に出演中のテイラー・キニーがドラマシリーズ男優賞を受賞し、婚約者であるレディー・ガガへの感謝の言葉をスピーチで披露。また、ガガはゴールデン・グローブ賞にノミネートされており、夫婦揃っての受賞への期待が高まる。さらに会場では、「Vine」で注目を集めた第二のジャスティン・ビーバーとも言われる若干17歳の新星ショーン・メンデスや、ジェイソン・デルーロが音楽パフォーマンスを披露し、大いに盛り上がりを見せた。当日の模様は、1月10日(日)に海外ドラマ専門チャンネル「AXN」で放送される。「AXN独占放送!ピープルズ・チョイス・アワード 2016」は、1月10日(日)海外ドラマ専門チャンネル「AXN」にて21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月07日ジョニー・デップ主演映画『ブラック・スキャンダル』(2016年1月30日公開)の日本オリジナル本予告とキャラクタービジュアルが28日、公開された。本作は、アメリカ・ボストン生まれで、幼なじみとして育った3人の男が手を組んだアメリカ犯罪史上最大の汚職事件を描いたクライム・サスペンス。ギャングのボスへと成長したジェイムズ・ホワイティ・バルジャー、FBI捜査官となったジョン・コノリー、バルジャーの弟で政治家として権力を振るうビリーは、欲望と権力にまみれた悪党と化し、手を組んでアメリカ史上最悪のスキャンダルを巻き起こす。公開された映像では、マフィア浄化に取り組むFBIのコノリーが、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるバルジャーに「3人の利害が一致する。手を組もう」と秘密の協定を持ちかける。バルジャーは「FBIに敵(マフィア)の情報を流せば、俺たちの天下だ」と豪語し、「成功を祝って」とグラスを差し出すコノリーに「登り詰めるぞ」と応じる。さらに、名声を望む有力政治家・ビリーも謎めいたほほ笑みを見せる。彼らは頂点を極めるが、「人間じゃない!」「悪魔め!」の言葉通り、バルジャーの狂気がエスカレート。悪の魅力に取りつかれ後戻りできなくなった3人は、次第に暴走し始める。そして、6歳の息子にさえ、「誰かに見つかったら、消せばいい」と教えるバルジャーのセリフで映像は終わる。青い瞳に革ジャン、頭も薄毛にして実在の犯罪王ジェームズ・ホワイティ・バルジャーを演じるのは、本作で4度目のアカデミー賞ノミネートに期待がかかるジョニー・デップ。FBI捜査官ジョン・コノリー役は、『ゼロ・ダーク・サーティ』『エクソダス 神と王』のジョエル・エドガートン、ビリー役は『裏切りのサーカス』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ。監督は『クレイジー・ハート』のスコット・クーパーが務める。伝説のギャングスターに中身も外見もなりきったデップは、「前から興味を持っていたんだ。生い立ちや生き方だけでなく、16年もの間、国の追跡を逃れ続けることができたという点に。そんなことができる人はめったにいない」と以前よりバルジャーに興味があったそうで、「僕が目指したのは、ある意味、普通の男。彼は自分が愛する人たちの気持ちには敏感で、誠実に接するんだ」と語っている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年12月28日ジョニー・デップにジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華実力派スター俳優たちが集結し、ギャング+FBI+政治家が密約を結んだアメリカ史上最悪に“ブラック”な汚職事件を描く『ブラック・スキャンダル』。このほど、絶対的な“悪”に魅せられ、逃れられない“悪”に飲み込まれていく、アウトレイジ(極悪非道)な登場人物たちの姿が明らかになる本予告が解禁となった。アメリカ・ボストンで育った3人の男たち――、ギャングのボス、FBI捜査官、有力政治家として成長した彼らの固い絆が、しだいに増殖し、やがて大きな闇としてアメリカ史上最悪の事件へと発展していく本作。ジョニーが、2011年に逮捕されるまで16年間も、FBIに最重要指名手配犯として追われた実在のギャングのボス、バルジャーを、“ハゲ”もいとわずに熱演した本作は、ベネチア、トロントなどの国際映画祭で華々しく上映され、絶賛を受けた。また、エドガートンが幼なじみのFBI捜査官、カンバーバッチがバルジャーの実弟の政治家ビリーを演じるほか、バルジャーの恋人役にダコタ・ジョンソン、コノリーの上司役にケビン・ベーコン、ギャングの用心棒に『バトルシップ』「ブレイキング・バッド」のジェシー・プレモンス、ヒットマン役に『ラヴレース』のピーター・サースガード、そして汚職を追及する連邦検事に扮した『アントマン』のコリー・ストールら、豪華実力派俳優による競演も見どころとなっている。届いた本予告映像では、バルジャーに「3人の利害が一致する。手を組もう」と秘密の協定持ちかけるFBIのコノリー。「FBIに敵(マフィア)の情報を流せば、俺たちの天下だ」と豪語するバルジャーのセリフに重なって、抗争を続けるイタリアン・マフィアの逮捕劇や、裏切り者に容赦なく蹴りを入れるシーン、ギャングたちが手に入れた大量の100ドル札などの映像が重なっていく。「成功を祝って」とグラスを差し出すコノリーに、「登り詰めるぞ」と応じるバルジャー、そして謎めいた微笑みを見せる地元の政治家・ビリーの姿が重なっていく。また、恋人リンジーの半狂乱での涙の姿も見え、想像を絶する終幕を予感させる圧巻の映像となっている。ジョニーをはじめとする悪(ワル)な彼らを、まずはこの映像からご覧あれ。『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年12月28日経済誌「フォーブス」が2015年に最もギャラをもらいすぎた俳優のリストを発表、ジョニー・デップがトップを飾った。最近の出演作3本を対象に、ギャラ1ドルに対する利益を算出したところ、ジョニーは1ドル20セントで1位になってしまった。対象作は『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』、『トランセンデンス』、そして『ローン・レンジャー』。いずれも巨額の製作費をかけながら興行収入面で惨敗を喫した大作ばかりだった。2位のデンゼル・ワシントン(6ドル50セント)を大きく引き離すことになったジョニーだが、最新主演作『ブラック・スキャンダル』(2016年1月31日公開)では、製作費5,300万ドルに対して現時点で9,460万ドルの興収を上げ、巻き返している。ちなみにベスト10入りした俳優は全員男性だが、同様に「フォーブス」が発表したベスト・バリュー(ギャラ1ドルに対する利益が高額)俳優のリストではトップ5のうち4人が女優(ミラ・クニス、スカーレット・ヨハンソン、グウィネス・パルトロウ、エマ・ストーン)がランクイン。同リストで8位のジェニファー・ローレンスが先日発表したエッセイで指摘した、ハリウッドにおけるギャラの男女格差が見てとれるような結果となった。ギャラをもらいすぎ俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)1位ジョニー・デップ(1ドル20セント)2位デンゼル・ワシントン(6ドル50セント)3位ウィル・フェレル(6ドル80セント)4位リーアム・ニーソン(7ドル20セント)5位ウィル・スミス(8ドル60セント)6位クリスチャン・ベール(9ドル20セント)7位チャニング・テイタム(10ドル80セント)8位ブラッド・ピット(12ドル)9位ベン・アフレック(12ドル30セント)10位トム・クルーズ(13ドル60セント)ベスト・バリュー俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)1位クリス・エヴァンス(181ドル80セント)2位ミラ・クニス(87ドル30セント)3位スカーレット・ヨハンソン(84ドル90セント)4位グウィネス・パルトロウ(82ドル90セント)5位エマ・ストーン(54ドル)6位クリス・ヘムズワース(42ドル10セント)7位ヴィン・ディーゼル(40ドル30セント)8位ジェニファー・ローレンス(39ドル10セント)9位マーク・ウォルバーグ(37ドル90ドル)10位ドウェイン・ジョンソン(28ドル10セント)(text:Yuki Tominaga)
2015年12月24日アンバー・ハードがジョニー・デップとの結婚、彼の子どもたちの継母としての生活について語った。今年2月にジョニーと挙式したアンバーは、アメリカ版「Marie Claire」誌のインタビューで「私たちの暮らしについて、ひどく間違って報じられても反応しないようにしているの。でも、変な気分だし、とてもつらいわ」と語った。結婚して、ジョニーが元パートナーのヴァネッサ・パラディとの間にもうけた娘のリリー・ローズ(16)と息子のジャック(13)の継母にもなったアンバー。29歳の彼女にとって2人は、52歳の夫より年齢が近い。婚約中から、仲良く一緒に出かける様子などが伝えられていたが、アンバーはティーンエイジャー2人の母親になった経験について「とても光栄。いままでで最もサプライズな贈り物」と表現。「とても幸せよ」と話している。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月17日ジョニー・デップが姉と2人で、アメリカのFOX局でドラマの製作総指揮にあたることが分かった。ジョニーと姉でプロデューサーのクリスティ・デンブロウスキーの製作会社「Infinitum Nihil」は、TVシリーズ「リベンジ」、「ベイツ・モーテル」で知られる脚本家でプロデューサーのニッキ・トスカーノと組んで、政治ドラマ「Designated Survivor」(原題)を製作する。タイトルの意味は「指定生存者」。アメリカ合衆国で大統領の一般教書演説の際、テロ攻撃など不測の事態が起きた場合、大統領の権限継承者が確実に生き残るよう、指定された人物のこと。「指定生存者」は、一般教書演説の日は首都ワシントンD.C.から離れた場所で待機することになっている。トスカーノは脚本も手がけるが、ストーリーやキャストなど詳細は不明。「Infinitum Nihil」は『ラム・ダイアリー』や『ダーク・シャドウ』『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』など、ジョニーの主演作を手がけている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月11日俳優のジョニー・デップ(52)が、女優で妻のアンバー・ハード(29)にドッキリを仕掛けたことが複数の媒体に取り上げられ、ネット上で話題になった。このほど、その模様をおさえた写真を入手した。2012年6月に14年越しのパートナーであるヴァネッサ・パラディと別れたジョニー。破局後すぐに噂になったのが、映画『ラム・ダイアリー』(11年)の共演がきっかけで急接近したアンバーだった。ところが、一時アンバーがシングルに戻りたがっていたことから、ジョニーは手書きの詩とバラの花束を毎日贈り続けるなど、あらゆる手を尽くした"奪還作戦"を行ったとも一部で報じられた。その後、2人は今年2月に無事に結ばれた。そんなアンバーへの愛情あふれるジョニーがドッキリを決行したのは、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送中のリアリティ番組『オーバーホール 改造車の世界』(毎週月曜20:00~ほか)。9日20時からの「マスタングとジョニー・デップ」でその一部始終が明らかになる。『オーバーホール』は、著名なカーデザイナーであるチップ・フースとそのチームが、毎回顧客からの依頼を受けて車を斬新な発想で蘇らせる番組。ジョニーがレストアを依頼したのは、アンバーの愛車である1968年式フォード・マスタング。ジョニーとアンバーの父・デビッドはレストアを手配する一方、アンバーには車が転売目的で解体されてしまったと信じ込ませることがドッキリの肝だった。まずはニセ刑事がアンバーに、「車を預かっていた店のオーナーとデビッドが口論になっている」と連絡をして呼び出し、車が転売目的で解体されてしまったことを告げる。フォード・マスタングはアンバーが12年前に惚れ込み、全財産をはたいて手に入れたほどの愛車。アンバーは「絶対許さない」と激怒するが、ニセ刑事は隣にいるジョニーを前に「デップさん、大ファンです。『ニック・オブ・タイム』は最高でした」と話しかけたり、記念写真を頼んだりとネタバレすれすれのイタズラを仕掛けていく。果たして、ドッキリは成功するのか。そして、レストア後のフォード・マスタングは、アンバーの心を取り戻した"奪還作戦"のように満足させることができるのか。一歩間違えれば愛想を尽かされてしまう可能性もあることから、ジョニーが内心で冷や冷やだったことは想像に難くない。(C)2015 Discovery Communications, LLC.
2015年11月08日主演のジョニー・デップをはじめ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッジという個性豊かな3人の名優で、実話に基づくFBI史上最悪のスキャンダルを描く『ブラック・スキャンダル』。9月18日の全米公開以来、熱い支持を集める本作の予告映像がついに解禁された。舞台は1970年代。アメリカ・ボストンで生まれ、幼なじみとして育った3人の男たち。ギャングのボス・バルジャー(ジョニー・デップ)、FBI捜査官コノリー(ジョエル・エドガートン)、バルジャーの弟で有力政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッジ)。それぞれの道を歩んだ3人の絆は、やがてアメリカの正義の根幹を揺るがす大事件へと変貌する…。9月18日に全米公開された本作は、現在、服役中の実在するギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの半生を演じたジョニーの鬼気迫る演技が評判を呼び、早くもオスカー候補No.1の呼び声の高い作品となっている。このほど解禁となった予告映像は、FBIボストン支局に着任したコノリーが、親友かつ政治家のビリーの前に現れたシーンからスタート。コノリーが、兄バルジャーのとの接触を拒むビリーに対し「昔のように、俺たちは助け合える」「3人の利害が一致する」と諭す、緊張感あふれる対話と、それぞれ権力を手にし、社会的地位を築いた3人の様子が交互に映し出されるスリリングな映像となっている。冷酷な表情で見下ろしながら銃弾を放つバルジャー、盗聴作戦に成功し浮かれるコノリー、聖パトリック祭で勇姿を披露するビリーの姿などに続いて、映像のラストを締めくくるのは、容赦なき制裁を続けるギャングの残虐な本性が浮き彫りになるシーン。ジョニー演じるバルジャーが、息子に向かって語る「誰かに見つかったら、消せばいい」という、衝撃的な一言だ。想像をはるかに超えたジョニーの演技が、ヴェネチア、トロントなど各国の映画祭でも大きな話題を呼んだ本作。「キャリア最高の演技」(バラエティ誌)「圧巻!」(USAトゥディ紙)と全米でも絶賛を受けているジョニーの熱演を、まずはこちらの映像からチェックしてみて。『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日ジョニー・デップ(Johnny Depp)がキャリアで初めてとなる、フレグランスのアイコンを務めることになった。ディオール(Dior)が10年ぶりに発売したメンズフレグランス「ソヴァージュ」で、その世界観を体現している。“ワイルド”、“野生的な”という意味を持つ「ソヴァージュ」。10月2日に発売された同フレグランスでは、天然由来のエッセンスをふんだんに用いて、力強くピュアで、本能に響く香りを創作。時代や流行を超越した、ゆるぎない男らしさが表現された。「ソヴァージュ オードゥ トワレ」(60ml 税込1万800円、100ml 税込1万5,120円)と、「ソヴァージュ アフターシェーブ ローション」(100ml 税込8,100円)の2点で展開される。なお現在、ジョニー・デップが出演するムービーも公開中。ライ・クーダーの旋律に乗りながら、何かを探し求めて本能のままに砂漠へと向かうジョニー・デップの姿が映し出されている。
2015年10月04日俳優のジョニー・デップが現地時間14日、カナダで開催中のトロント国際映画祭にて行われた主演映画『ブラック・スキャンダル』(2016年1月30日公開)の北米プレミアに登場した。ジョニー・デップが、アメリカ犯罪史上最大のスキャンダルを巻き起こした実在のマフィア、ジェイムズ・"ホワイティ"・バルジャーを演じる本作。ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ケビン・ベーコンら豪華俳優陣がそろう。北米プレミアには、主演のジョニー・デップをはじめ、ジョエル・エドガートン、ダコタ・ジョンソン、ジュリアンヌ・ニコルソン、そしてスコット・クーパー監督らが集結。殺到したジョニー・デップファンの熱狂に包まれた。ジョニー・デップは「ジェームズ・バルジャーの話は知っていたし、魅了されていた」とコメント。「実在しないキャラクターの場合は、誇張することができる。だが、実在した人、あるいは今も実在する人を演じる場合は、その人、真実、歴史に対する責任を背負うことになる」と言い、「ジェームズ・バルジャーの外見をできるだけ正確に再現することは、とても重要だった。そのために、僕は、メイクアップアーティストと一緒に、顔の作りからすべてをじっくりと考えた。メイクのプロセスには、毎日2時間かかったよ」と明かした。ジョエル・エドガートンは、彼が演じたジョン・コノリー本人には会わなかったそうで、「彼は、この出来事を違った側から受け止めていて、自分はスケープゴートにさせられたと感じている。そんな彼に『映画を作るから話を聞かせて』というのは、変な話のような気がした。彼の同僚から彼についてたっぷり話を聞けたりして、素材は十分にあったしね」と説明。「それに、これは真実にもとづく映画だが、あくまで、僕らのバージョンの真実だ。ジェラード・オニールとディック・レイアが書いたすばらしい原作本をもとに、スコットが持つビジョンに従って語る真実。そして僕は、僕のバージョンのジョン・コノリーを演じたんだ」とギャングに操られることになるFBIエージェント役に挑んだ心境を語った。そして、スコット・クーパー監督は「今作は、ドキュメンタリーではない。映画にふさわしいストーリーは、精神面、感情面、人間性から来る。僕はギャング物を作るつもりはなかった。キャストやクルーにも『これは人間ドラマだ』と言ったんだ」と断言。また、「ジョニーの変貌のしかたには、すごいものがあったね。スクリーンで見る彼は、彼本人とは似ても似つかないんだ」と、ジョニー・デップの演技に対する姿勢をたたえた。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月16日2日(現地時間)から始まった第72回ヴェネチア国際映画祭に、ジョニー・デップとアンバー・ハード夫妻がそろって参加。レッド・カーペットを歩いて久々に公の場に姿を見せた。2人は4日、ジョニーの主演作『ブラック・スキャンダル』の公式上映に登場、レッド・カーペットを歩くときも顔を寄せ合うなど、仲むつまじい様子を見せた。翌5日、映画祭のコンペティション部門に出品作でエディ・レッドメイン主演の『The Danish Girl』(原題)が上映され、今度は同作に出演しているアンバーをジョニーがエスコート。カーペット上でアンバーがジョニーの頬に手を添えて、熱烈なキスをする一幕も。2月に挙式して以来、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影中のオーストラリアでジョニーの負傷や愛犬の入国手続き不備など、トラブルが続いていた夫妻だが、夫婦の仲は極めて円満なようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月07日ジョニー・デップが実在の凶悪犯に扮する『ブラック・スキャンダル』が来年1月に日本で公開されることが決定し、オールバック&サングラスでジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーに成り切ったデップの画像が公開になった。その他の画像これまでもデップは伝説のドラッグディーラーやFBIに追われる指名手配犯など実在の人物を数多く演じてきたが、本作ではアイルランド系マフィアのボス、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じる。物語は、1970年代、FBI捜査官のジョン・コナリーがホワイティに協力を依頼し、イタリア系マフィアを排除しようとするところからはじまる。しかし、ホワイティは密約の縛りを突破し、勢力を拡大。ボストン史上、最も冷酷で危険なギャングへと成長していく。内面だけでなく“見た目”も役になりきるデップだけあって、公開された画像に登場する男は、ふだんのデップとは似ても似つかぬ風貌だ。ジョエル・エドガートンがFBI捜査官コナリーを演じるのをはじめ、ベネディクト・カンバーバッチがホワイティの弟ビリー・バルガーを、ケビン・ベーコンがホワイティの腹心の部下ケビン・ウィークスを演じる。16年もの間、逃亡を続け、2011年に逮捕された時には200万ドル(約2億円)というFBI史上最も高額な懸賞金がかかっていた犯罪者をデップはどう演じるのか? 映画は9月2日に開幕するベネチア映画祭で初披露され、18日から全米公開。日本は来年1月30日(土)から全国公開される。『ブラック・スキャンダル』1月30日(土)より全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS. LLC. RATPAC ENTERTAINMENT. LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.
2015年08月31日ジョニー・デップの愛娘で、女優・モデルとして活動を始めたリリー・ローズ・デップが、性的マイノリティ(LGBTQI)の若者たちを支援するキャンペーンに参加した。ジョニーと元パートナー、ヴァネッサ・パラディとの間に生まれたリリー・ローズ。先月、16歳にして、「シャネル(CHANEL)」の「パールアイウェアコレクション」のアンバサダーに起用された彼女は、同性愛者、バイセクシャル、トランスジェンダー、自身のセクシャリティが分からない人々(LGBTQI)の10代の男女を支援する「Self Evident Project」のキャンペーンでモデルを務めた。リリー・ローズは「私たちはあなた(WE ARE YOU)」と書かれた黒のTシャツを着て、両脇の男性と女性の腰に腕を回して、笑顔でポーズ。このショットをアップした「Self Evident Truths」のインスタグラムの公式アカウントによると、これは、アメリカ合衆国内で「LGBTQI」だと感じている1万人の肖像写真を記録するプロジェクトとのこと。「このプロジェクトが目指すのは、若者たちが自分に正直に生きられるように力を貸すことです」と記載されている。主宰者する活動家、iOは自身のインスタグラムのアカウントにリリー・ローズをおぶった写真をアップし、「彼女そう感じているから、プロジェクトに参加したいと決意したんだ。彼女を仲間に迎えて、とてもうれしい」とコメント。同プロジェクトには昨年10月にカーラ・デルヴィーニュも参加し、同じTシャツを着た姿をインスタグラムで公開している。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月26日