ジョン・トラボルタがロマンチックコメディに主演することになった。タイトルは『That’s Amore!』。監督、脚本は、『グリーンブック』の脚本家ニック・ヴァレロンガ。トラボルタの相手役は、キャサリン・ハイグルが演じる。トラボルタ演じるニックは、結婚したことがなく、恋愛からも遠ざかっている男性。ハイグル演じるパティも内向的な上、父親の干渉が強く、恋愛経験が少ない。そんなふたりが出会って恋に落ちるという物語のようだ。撮影は8月にスタートする。トラボルタの次回公開作は、インディーズのアクション映画『Cash Out』。共演は『セックス・アンド・ザ・シティ』のクリスティン・デイヴィス。文=猿渡由紀
2023年05月12日木村拓哉と綾瀬はるかが共演する映画『レジェンド&バタフライ』が、5月12日(金)本日より「Prime Video」にて見放題独占配信スタートした。東映70周年記念作品として製作された本作は、木村さん演じる織田信長と、綾瀬さん演じる濃姫の知られざる夫婦の物語。大友啓史が監督、古沢良太が脚本を務めた。1月27日に劇場公開され、初登場1位を記録。また、累計動員数は180万人超えの大ヒットとなった。そんな話題作が、世界200以上の国と地域において、見放題独占配信。プライム会員であれば、追加料金なしで何度でも楽しむことができる。なお関連コンテンツとして、大友監督自ら作品や出演陣について語った<『レジェンド&バタフライ』×東映時代劇YouTube 大友啓史監督独占インタビュー>が、「東映時代劇YouTube」にて配信中だ。『レジェンド&バタフライ』はPrime Videoにて見放題独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年05月12日野球の試合では、選手が打ったホームランやファウルのボールが観客席に飛んでくることがあります。運よくボールが飛んできたら確実にキャッチするために、グローブを持参するファンもいますよね。ファウルボールを捕った男性が称賛される2023年4月30日に行われた『ロサンゼルス・ドジャース』(以下、ドジャース)の試合で、ファウルボールが観客席に向かって飛んできました。ボールは、ある男性が座っている方向へ一直線。男性はすかさず立ち上がり、右手でしっかりとボールをキャッチしたのです。見事につかんだボールを得意げに掲げる男性。その時、カメラがとらえた男性の姿に、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。なぜならその男性は、胸に赤ちゃんを抱え、さらに左手にはビールを持っていたのです!唯一、空いている右手で飛んできたボールをキャッチしただけでもすごいのに、左手に持っていたビールもこぼれていませんでした。Dad power. pic.twitter.com/FdLqrO5bBs — Los Angeles Dodgers (@Dodgers) April 30, 2023 ドジャースは公式Twitterで、男性のスーパーキャッチの瞬間を『お父さんパワー』と紹介。多くの人たちから男性を絶賛する声が上がりました。・父は強し!・見事なキャッチ!彼はレジェンドだ!・すごいな!ビールが1滴もこぼれていないよ。・この男性に今年の最優秀父親賞をあげたい。プロの野球選手が打ったボールは見た目より勢いがあるため、素手で、しかもノーバウンドで捕るのは非常に難しいといわれます。それを片手でキャッチしたわけですから、この男性がいかにすごいことをしたかが分かりますね。かわいい赤ちゃんとビールとボール。まるで欲しいものをすべて手に入れたかのような、自信に満ちあふれた父親の姿に、多くの野球ファンが惜しみない拍手を送ったようです![文・構成/grape編集部]
2023年05月08日アジアを拠点に音楽著作権の集約を中心とした投資とマネジメントを行うBeyond Music(ビヨンド・ミュージック)は、アデル、テイラー・スウィフト、ジョン・レジェンド、デュア・リパ、クインシー・ジョーンズ、ケイティ・ペリーなどの楽曲プロデュースや作曲を手がけたカナダのグラミー賞受賞プロデューサー/ソングライター、グレッグ・ウェルズ(Greg Wells)の音楽カタログ(音楽著作物リスト)を取得しました。韓国企業が北米の音楽カタログを直接買収するのは、BTSのレーベルHYBEが昨年スクーター・ブラウンからイサカ・ホールディングスを買収して以来となります。グレッグ・ウェルズロサンゼルスを拠点とするグレッグ・ウェルズのカタログを買収したのは、Beyond Musicの完全子会社であるBeyond Music USです。このカタログには、累計1億3,000万枚以上を売り上げた(トロントスター紙調べ)複数のアルバムからの楽曲が含まれ、それらによりウェルズはグラミー賞で5回のノミネートと1回の受賞を経験しています。このカタログには、アデルの「One and Only」(マルチプラチナ・アルバム『21』収録)、ジョン・レジェンドの「Never Break」(レジェンドがグラミー賞を受賞したベストR&Bアルバム『Bigger Love』収録曲であり、ウェルズがミキシング、ピアノ演奏、共同作曲、共同プロデュースを担当)、デュア・リパの「Garden」、ワンリパブリックの「Apologize」(ウェルズがオリジナルとTimbalandリミックスの両方をプロデュース)、ケイティ・ペリーの「Cozy Little Christmas」、トゥエンティ・ワン・パイロッツの「Car Radio」、セリーヌ・ディオン(欧州チャート上位のシングル「The Reason」)やテイラー・スウィフト(アルバム『Cats』収録で、ゴールデングローブとグラミー賞にノミネートされた「Beautiful Ghosts」)のヒット曲などが含まれています。今回のBeyond Musicの米国における初の大型買収は、同社が、26,000以上のアジアと国際的な音楽著作権を有するグローバルな音楽著作権マネジメント企業になるための成長を加速させることが狙いです。昨年9月、Contents Technology(コンテンツ・テクノロジー)を親会社とするCT Investments(CTインベストメンツ)は、投資家に韓国のポップミュージックと文化の成長に参加する機会を与えるKPOP and Korean Entertainment ETF(KPOP ETF)を開始しました。このKPOP ETFは、9月1日付でNYSEアーカにおいて、KPOPというティッカーコードで取引を開始しました。Beyond Musicは、これまでにもFNC Investment(FNCインベストメント)やInterpark(インターパーク)の音楽カタログなど、韓国音楽史上トップクラスの楽曲を含むアジア圏内の複数の大型カタログ買収に2億ドル以上を投じてきました。海外作品の追加により、Beyond Musicの運用資産額(AUM)は3,000億韓国ウォン(2億3,000万米ドル)に達しました。またBeyond Musicは2023年以内に5億米ドルの音楽著作権マネジメント企業になることを目標としています。Beyond MusicのCEO、イ・ジャンウォン(Jangwon Lee)は、次のように述べています。「今こそ、アジアだけでなく世界の音楽著作権を確保し、グローバルな音楽著作権マネジメント会社になるべき時です。私たちは、市場のゲームチェンジャーとなり、業界の成長のためにメディアやエンターテインメント企業との緊密な協力を通じて、プラスのシナジーを生み出していきます。」グレッグ・ウェルズは、次のように述べています。「Beyond Musicが獲得する韓国市場以外での最初の主要な音楽カタログとなることは、実に光栄なことです。創作の自由だけでなく、私の楽曲のインパクトを最大化することへのBeyond Musicのコミットメントに感銘を受けています。私の作品を安心して彼らに任せられると感じています。」■グレッグ・ウェルズについてこれまでグラミー賞に5回ノミネートされたグレッグ・ウェルズは、世界で最も成功しているカナダ人ソングライター/プロデューサーの1人です。これまでにアデル、テイラー・スウィフト、ジョン・レジェンド、デュア・リパ、セリーヌ・ディオン、ワンリパブリック、リン・マニエル・ミランダ、ケイティ・ペリーらとコラボレーションしてきました。ウェルズは、チャートを席巻した『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』の制作とミキシングで、2019年グラミー賞の最優秀コンピレーション・サウンドトラック - ビジュアル・メディア部門を受賞しました。それ以前にも同部門で、リン・マニュアル=ミランダ、アレックス・ラカモア、ビル・シャーマンと『In the Heights』でノミネートを獲得しています。また、ケイティ・ペリーの『ティーンエイジ・ドリーム』でアルバム・オブ・ザ・イヤーに、アンドリュー・ロイド・ウェバーの『シンデレラ』で最優秀ミュージカル・シアター・アルバムにノミネートされました。■Beyond MusicについてBeyond Musicは、音楽IPの集積に特化したアジア初で最大の楽曲投資・マネジメント企業です。1980年代から2010年代までの数千曲のアイコニックな楽曲を保有し、体系化された楽曲マネジメントと構造化されたファイナンスの効果的な活用によって、アセットの安定性と収益性を最大化しています。Beyond Musicは、既存のアセットに基づく新しいファイナンスソリューションを提供することで、作曲家、プロデューサー、レーベルの創造的活動を支援しています。Beyond Musicは、出版権とマスターの両方を保持する27,000曲以上の楽曲を保有し、資産管理額(AUM)は3000億ウォン(2.3億米ドル)に達しています。ビヨンドミュージック_ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月27日サミュエル・L・ジャクソンとジョン・デビッド・ワシントンが共演することになった。オーガスト・ウィルソンの戯曲『ピアノレッスン』の映画化で、デンゼル・ワシントン、トッド・ブラックがプロデューサーを務める。監督、脚色はデンゼルの次男でジョン・デビッドの弟であるマルコム・ワシントン。マルコムはこの映画で監督、脚本家デビューを果たす。ほかの出演者はレイ・フィッシャー、コーリー・ホーキンス、昨年『Till』で絶賛され、アワードシーズンに健闘したダニエル・デッドワイヤーら。Netflixが製作、世界配信する。文=猿渡由紀
2023年04月14日ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)のランジェリー「ま~るく盛れる着やせブラ」から、新色コーラルピンクが登場。2023年4月5日(水)より、全国のピーチ・ジョン店舗などで販売される。“ぷるんとまるく可愛い”バストをメイク「ま~るく盛れる着やせブラ」2023年1月に誕生した「ま~るく盛れる着やせブラ」は、すっきりと痩せ見えし、ほどよいボリュームのある丸くて可愛いバストをメイクすることができるシリーズだ。そんなナチュラルに盛れるブラに、新色のコーラルピンクが仲間入り。華やかなレースと明るいカラーで、気分を高めてくれる。“ぎゅっと結んだリボン”のような「胸きゅん谷間ノンワイヤーブラ」また、新作の「胸きゅん谷間ノンワイヤーブラ」も登場。中央でぎゅっと結んだリボンのようなデザインがポイントだ。軽くて楽な着け心地なのに、ふっくらと谷間をメイクしてくれる。ラインレスなカップなため、ブラの形が浮き出しにくいのが嬉しい。カラーは、ピンク、ベージュ、ブラックの3色を用意する。【詳細】ピーチ・ジョン新作販売店舗:全国の店舗、公式通販サイト■「ま~るく盛れる着やせブラ」発売日:2023年4月5日(水)・ブラ 3,900円サイズ:B~Fカップ、UB65 / 70 / 75・ショーツ 1,800円サイズ:S、M、L・ソング 1,800円サイズ:S / M、M / L■「胸きゅん谷間ノンワイヤーブラ」発売日:4月12日(水)・ブラ 2,700円サイズ:B~Eカップ、UB65 / 70 / 75・ショーツ 1,500円サイズ:S、M、L【問い合わせ先】ピーチ・ジョンTEL:0120-066-107
2023年04月08日『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『Ballerina(原題)』の全米公開日が、2024年6月7日に決定したことが分かった。今作では、監督は『ジョン・ウィック』シリーズ4作のメガホンを取ったチャド・スタエルスキからレン・ワイズマン(『アンダーワールド』)にバトンタッチ。スタエルスキはプロデューサーとして参加する。主演はアナ・デ・アルマス。暗殺者を育成する組織「ルスカ・ロマ」で訓練された暗殺者「バレリーナ」を演じる。キャストはほかにアンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ノーマン・リーダスらに加え、『ジョン・ウィック』シリーズよりキアヌ・リーブス、イアン・マクシェーン、故ランス・レディックも出演しているという。脚本は『ジョン・ウィック:パラベラム』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の共同ライターの一人、シェイ・ハッテン。新作が公開されるたびに注目を集めてきた『ジョン・ウィック』シリーズは、3月24日に最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』がアメリカで公開された。4本続いてきたシリーズの中で最高額のオープニング興収を稼ぎ出し、大ヒット上映中。日本では9月公開予定。(賀来比呂美)
2023年04月05日『ジョン・ウィック』のスピンオフ『The Ballerina』が、2024年6月7日に北米公開されることになった。主人公はアナ・デ・アルマス演じる凄腕暗殺者。キアヌ・リーヴス、イアン・マクシェーンなど『ジョン・ウィック』の常連のほか、新たにアンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーンらが加わる。監督は『アンダーワールド』のレン・ワイズマン。アルマスとリーヴスは『エクスポーズ暗闇の迷宮』『ノック・ノック』でも共演している。アルマスは『ブロンド』で今年のオスカーの主演女優部門にノミネートされた。次回作は今月21日にApple TV+で配信される『ゴーステッド Ghosted』。共演はクリス・エヴァンス。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』9月全国公開(R), TM & (C) 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年04月05日半世紀に渡り映画音楽界に君臨する巨匠ジョン・ウィリアムズの楽曲をフルオーケストラでお届けする、ジョン・ウィリアムズ:フルオーケストラコンサートが2023年8月6日(日)東京国際フォーラムホールA、8月13日(日)大阪・フェスティバルホールにて開催決定しました。「スーパーマン」「ジョーズ」「E.T.」「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」などの大ヒット映画の名曲の数々を80名以上のフルオーケストラ演奏でお聴きいただくと共に、どのようにしてこれらの楽曲が生まれたのか”誕生秘話”をお届けいたします。東京公演は、指揮を佐々木新平、演奏を神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪公演は、指揮をキンボー・イシイ、演奏を大阪交響楽団が担い、ジョン・ウィリアムズの偉大なる音楽の旅にお連れします。本日(3/28)18時よりチケット先行販売開始。詳細は公式ホームページにてご確認ください。ジョン・ウィリアムズ:フルオーケストラコンサート : ジョン・ウィリアムズ:フルオーケストラコンサート<東京公演>公演日:2023年8月6日(日) 15:00開演(14:00開場)会場:東京国際フォーラム・ホールA指揮:佐々木新平管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団チケット料金:S席7,800円A席5,800円 B席3,800円(税込・全席指定)予約・お問い合わせ:キョードー東京0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)◆主催:キョードー東京<大阪公演>公演日:2023年8月13日(日)14時開演(13時開場)会場:フェスティバルホール指揮:キンボー・イシイ管弦楽:大阪交響楽団チケット料金(税込):S席7,800円A席5,800円B席3,800円 BOX席10,000円バルコニーBOX(2席ペアシート)15,600円お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(月~土11時~18時 日祝休み)◆主催:キョードー大阪<その他注意事項>※未就学児入場不可。チケットはお一人様1枚必要です。※映像による演出はございません。※ジョン・ウィリアムズ本人の出演はございません。※チケットを紛失された方、または当日チケットをお忘れになった方はチケットがなければどのような場合でもご入場できません。※車椅子をご利用のお客様は、S席をご購入いただき、各お問合せ先までお電話にてご連絡ください。※本公演は政府・自治体及び関係団体のガイドラインに沿って、開催いたします。※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。※一般発売日6月11日(日)10:00ジョン・ウィリアムズ(作曲)ジョン・ウイリアムズは、60年近くもの間、活躍しているアメリカで最も成功している映画作曲家。「スター・ウォーズ」全9作、「ハリー・ポッター」の最初の3作、「スーパーマン」「SAYURI」「ホーム・アローン」「やさしい本泥棒」などを含む100作以上の映画の音楽を作曲している。映画監督スティーヴン・スピルバーグとの45年に渡る芸術においての関係は、「シンドラーのリスト」「E.T.」「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」「未知との遭遇」「インディ・ジョーンズ」「プライベート・ライアン」「リンカーン」「BFG」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」などハリウッドを代表するたくさんの映画を世に送り出した。映画音楽以外の作曲も多く行っており、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、2つの交響曲、協奏曲を作曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、現在も名誉指揮者として名を連ねる。アカデミー作曲賞においては、今までに52度のノミネート、5度の受賞を誇り、7度のイギリスのアカデミー賞、25度のグラミー賞、4度のゴールデン・グローブ賞、そして5度のエミー賞を獲得。2003年、国際オリンピック委員会(IOC)から、ジョンのオリンピック運動への貢献に対して最も名誉なオリンピック 功労賞が贈られた。2009年にはアメリカ政府から全米芸術勲章を授与、2016年には、アメリカ映画協会(AFI)より44回生涯功労賞を授与。作曲家として、初めての受賞となった。出演者<東京公演> 指揮:佐々木新平写真:S.Arita秋田県出身。東京学芸大学を経て桐朋学園大学にて指揮を専攻。飯守泰次郎、秋山和慶、小泉ひろしの各氏に師事。その後ヨーロッパ各地の国際指揮マスタークラスに選抜され、J.パヌラ、H.アンドレシュク、M.ストリンガーら巨匠たちの薫陶を受ける。2013年よりミュンヘンへ留学。ドイツを中心にヨーロッパ各地でさらなる研鑽を積んだ。2012年の第9回、2017年の第10回フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいてディプロマ、2015年ブザンソン国際指揮者コンクールにおいては本選最終の8人に選出。これまで国内の主要楽団に客演。2015-19年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイト・コンダクター。2021年よりヤマハ吹奏楽団常任指揮者を務める。現在オーケストラを中心に吹奏楽、合唱、オペラ、バレエ等あらゆるシーンで才能を発揮。その活躍の模様はNHK-Eテレ”クラシック音楽館”、NHK-BSプレミアム公開収録コンサート、テレビ朝日”題名のない音楽会”等で放送された。その他にも多彩なレコーディングやイベントにおける指揮を務めるなど多方面に活動の幅を広げている。ホームページ 管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団1970年神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして発足。地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域をはじめ、全国各地で幅広い活動を続けている。1978年に一般財団法人、2014年には公益財団法人として認定されている。横浜・川崎を中心とした定期演奏会や特別演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝え、また医療機関や特別支援学校への出張演奏も積極的に行っている。2020年には創団50周年を迎え、現在指揮者陣には、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁し、実力、人気ともに益々注目されているオーケストラである。ホームページwww.kanaphil.or.jp<大阪公演> 指揮:キンボー・イシイ幼少期を日本で過ごし、12歳で渡欧、ウィーン市立音楽院にてヴァイオリンとピアノを学ぶ。86年に渡米、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ等各氏のもとで研鑽を積むが、左手の故障のためヴァイオリンを断念、指揮に転向。タングルウッド音楽祭に奨学生として参加、小澤征爾をはじめサイモン・ラトル等に師事。これまでにベルリン・コミッシェ・オーパー首席カペルマイスター、マクデブルグ歌劇場音楽総監督、大阪交響楽団首席客演指揮者、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場音楽総監督などを歴任。日本においては、N響をはじめ各地のオケに招かれる。10年、「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。管弦楽:大阪交響楽団写真:飯島隆1980年「大阪シンフォニカ-」として創立。創設者である、永久名誉楽団代表・敷島博子が『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!』を提唱。いつも聴衆を“熱く”感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されている。2001年1月に、楽団名を「大阪シンフォニカ-交響楽団」に、2010年4月「大阪交響楽団」に改称した。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史(常任指揮者)、柴田真郁(ミュージックパートナー)、髙橋直史(首席客演指揮者)の3名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されている。ホームページ ジョン・ウィリアムズ:フルオーケストラコンサート : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月28日3月24日から26日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ジョン・ウィック:コンセクエンス』だった。シリーズ4作目にして、シリーズ史上最高のデビューだ。2位は『シャザム!〜神々の怒り』。先週から80パーセントもダウンした。3位は『Scream VI』、4位は『クリード過去の逆襲』、5位は『65』だった。次の週末は『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』が公開される。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』2023年9月全国公開(R), TM & (C) 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年03月27日9月に公開される映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』より、世界中で死闘を繰り広げる特報が公開された。本作は、2015年の1作目『ジョン・ウィック』、2017年の『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年の『ジョン・ウィック:パラベラム』と、公開されるたびに前作の全世界興行収入を倍近く更新し続けてきた大ヒットシリーズの最新作。数々の伝説で裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィックが、遂に裏社会を支配する組織との決着に向けて動き始める。前作の最後、コンチネンタルホテルで死を偽装し見事、主席連合の目を欺き姿をくらましたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。その拳を怒りの血で滲ませたジョンが片を付けるため戻ってくる。「準備はいいか?」ジョンの勝負服・スーツを片手にバワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)が声をかける。「もちろんだ」と、今一度戦いに身を投じる決意の表情を見せるジョンの姿が映し出される。今作では、夕日を背に馬を駆る砂漠、パリ市街、ベルリンのクラブ、そして日本の大阪コンチネンタルが登場するなど、戦いの舞台もスケールアップ。特報には真田広之演じるジョンの旧友シマヅ、そしてドニー・イェン演じる盲目の達人ケインも登場。ジョンvsケインの勝負ではケインの飛び蹴りがジョンの命を狙う。この二人の戦いに加え、シマヅvsケインのチャンバラ勝負も確認できる。キアヌは「ストーリーが展開していく中で、ジョン・ウィックというキャラクターについてもっと知り、新しい友情、新しい人間関係を入れ込んでいくのはとても楽しい」と話しており、キアヌも「伝説」と敬意を払うドニー、『47RONIN』以来の長年の友人である真田との再共演を心待ちにしていた様子だ。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』特報<作品情報>『ジョン・ウィック:コンセクエンス』2023年9月 全国公開監督:チャド・スタエルスキ出演:キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、リナ・サワヤマ ほか公式サイト:
2023年03月24日シリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』より特報が解禁された。本作は、キアヌ・リーブス演じる“伝説の殺し屋”ジョン・ウィックの活躍を描くシリーズ最新作。復讐の果てに逃亡者となったジョン・ウィックが、世界中の刺客を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。前作の最後、コンチネンタルホテルで死を偽装し、主席連合の目を欺き姿をくらましたジョン・ウィック。その拳を怒りの血で滲ませ、全てに片を付けるため戻ってくる。解禁された特報では、「準備はいいか?」とジョンの勝負服・スーツを片手にバワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)が声をかけると、「もちろんだ」と、再び戦いの螺旋に身を投じる決意の表情を見せるジョンが映し出される。夕日を背に馬を駆る砂漠、パリ市街、ベルリンのクラブ、そして遂に日本を舞台に戦いの場がスケールアップしていることが分かる。大阪コンチネンタルも登場し、各地でどんな死闘が待ち受けるのか?ジョンの「決着」に目が離せない。「銃をくれ」の一言の後には、凱旋門の行き交う車をも武器にした新時代の“カー”・フーが炸裂。轢かれて回転しながら宙を舞う敵に容赦なく弾丸を撃ち込むジョンの、相変わらずの非情ぶりに痺れる特報となっている。さらに真田広之演じるジョンの旧友シマヅ、そしてドニー・イェン演じる盲目の達人ケインも登場。ジョンvsケインの勝負ではケインの飛び蹴りがジョンの命を狙う。この2人の戦いに加え、シマヅvsケインのチャンバラ勝負も確認できる。キアヌは「ストーリーが展開していく中で、ジョン・ウィックというキャラクターについてもっと知り、新しい友情、新しい人間関係を入れ込んでいくのはとても楽しい」と話しており、キアヌも「伝説」と敬意を払うドニ―、『47RONIN』以来の長年の友人である真田さんとの再共演を心待ちにしていた様子だ。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月24日キアヌ・リーブス主演、シリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のエンディング曲が、リナ・サワヤマの「Eye For An Eye」に決定した。本作は2015年に1作目が公開された『ジョン・ウィック』シリーズの最新作。4作目となる本作では戦いの舞台が全世界へと広がり、よりスケールアップした物語が展開される。この度エンディング曲を担当することが発表されたリナ・サワヤマ(Rina Sawayama)は、1990年8月16日生まれ、ロンドンを拠点に活動する新潟県出身のシンガー・ソングライター。ポップ、ロック、エレクトロ、R&Bなど幅広いサウンドを独自の世界観に反映させ、その高い音楽性は米ニューヨーク・タイムズ、英ガーディアンといった主要メディアからはもちろん、自身が尊敬するレディー・ガガやエルトン・ジョンといった大物アーティストからも高く評価される。LGBTQコミュニティへの献身的な姿勢も自身のファンベースと密接な関係にある。いま世界が最もその動きに注目するライジング・スターだ。リナ・サワヤマ本作で、真田広之演じるコンチネンタルホテル大阪の支配人シマヅの娘、アキラ役で出演しているリナ・サワヤマ。本作が劇場デビュー作となり、アーティストとしての活躍との相乗効果で世界的な注目を集めている。劇中では、キアヌとともに弓や短剣を駆使したスピーディなアクションを披露している。本作への参加が決まったことについては「自分がアクションにここまでどっぷり浸かるなんて知りませんでした。これが自分にとって初めての映画だという事は、信じられないくらいラッキーだと思います!」とコメント。また、アクションシーンの撮影をふり返り「アクションに沿ったカメラの動きの流れがとても自然で、自分がアクションの一部になった気持ちになります。キアヌはどうやってアクションシークエンスをこなすかについて、真剣にとてもいいアドバイスをくれました」と話し、初挑戦とは思えないその活躍に期待が高まる。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月23日『ジョン・ウィック』シリーズ第4弾の映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が、2023年9月22日(金)に全国公開される。『ジョン・ウィック』シリーズ第4弾が公開へ2015年に1作目の映画『ジョン・ウィック』を公開し、2017年に『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年に『ジョン・ウィック:パラベラム』と、新たなシリーズが公開されるごとにスケールアップしてきた『ジョン・ウィック』シリーズの第4弾が公開へ。裏社会の支配組織と決着数々の伝説で裏社会を震撼させてきた、最強の殺し屋ジョン・ウィックが、ついに裏社会を支配する組織との決着に乗り出す。愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅するなど、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した男が、夕日を背に馬を駆る砂漠、パリ市街、ベルリンのクラブ、ニューヨーク、そして大阪と戦いの舞台を全世界に広げ、カムバックする。切れ味鋭い“戦闘モード”のジョン・ウィックの姿に注目だ。尚、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は全米公開時、初登場1位を記録。73,817,950ドルものオープニング興収を記録し、シリーズ最高成績を記録していた前作『ジョン・ウィック:パラベラム』を上回る好調なスタートを切った。監督はチャド・スタエルスキ監督は第1作目から引き続き、チャド・スタエルスキが続投。観客の想像の斜め上を行くノンストップ・キリングアクションを世に送り出す。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の副題にもなっている「コンセクエンス」がキーワードになっており、“報い”や“結果”が物語の軸となる模様だ。キアヌ・リーブス主演、ドニー・イェン&真田広之も出演前作『ジョン・ウィック:パラベラム』から3年の月日を経た映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。シリーズの主演を務めるキアヌ・リーブスが、どのような超絶アクションを繰り広げるのかに期待が高まる。また、ドニー・イェンや、真田広之など各国リアルアクションのレジェンド達も集結している。主人公ジョン・ウィック…キアヌ・リーブス裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋。前作『ジョン・ウィック:パラベラム』では、死を偽装し主席連合の前から姿をくらましたが、再び死闘へ身を投じて行く。主席連合から命を狙われ、大阪・コンチネンタルへ。ケイン…ドニー・イェンジョンの旧友で殺し屋。グラモン侯爵の差し金でジョンを追い詰める盲目の達人。ジョンvsケインの勝負ではケインの飛び蹴りがジョンの命を狙う。なお、ケインのキャラクターは監督のチャド・スタエルスキが『座頭市』から影響を受けて作り出したキャラクターだという。シマヅ…真田広之ジョンの日本の旧友。大阪・コンチネンタルの支配人。ウィンストン…イアン・マクシェーンジョンの理解者であるニューヨーク・コンチネンタルホテルの支配人。シャロン…ランス・レディックコンチネンタルホテルのコンシェルジュ。礼儀正しさの真骨頂であるシャロンも、ジョン・ウィックの2頭目の愛犬ピットブルを「とても礼儀が良い」と言っている。バワリー・キング…ローレンス・フィッシュバーン地下犯罪組織の王。ジョンと共に主席連合との戦いに身を投じて行く。グラモン侯爵…ビル・スカルスガルド主席連合の狡猾な高官で、組織内での勢力拡大を狙う。ジョン・ウィックの決闘の相手。場所によって白、銀、赤のベルベットといった違う色のスーツを着こなすなど、スタイリッシュな衣装にも注目だ。アキラ…リナ・サワヤマシマヅの娘。演じるのはロンドンを拠点に活躍するアーティストのリナ・サワヤマ。劇中では、弓や短剣を駆使したスピーディなアクションを披露している。トラッカー…シャミア・アンダーソン愛犬と最強タッグを組む賞金稼ぎ。キーラ…スコット・アドキンスエンディング曲はリナ・サワヤマ「Eye For An Eye」映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のエンディング曲は、シマヅの娘、アキラ役として劇中にも登場するリナ・サワヤマの「Eye For An Eye」。2023年3月23日(木)より配信がスタートしている。映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』あらすじ伝説の殺し屋、ジョン・ウィックは、地下に身を潜めながら、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。若き高官、グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破。ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れた……。【作品詳細】映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』原題:JOHN WICK:CHAPTER4公開日:2023年9月22日(金)監督:チャド・スタエルスキ出演:キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、イアン・マクシェーン、リナ・サワヤマ、ランス・レディック、シャミア・アンダーソン(R), TM & © 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2023年03月19日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の2023年秋冬コレクションから、グラウンズ(grounds)とのコラボレーションブーツが登場。2023年7月21日(金)より、ジョン ローレンス サリバン直営各店にて先行発売される。ボリューミーな“厚底クリアソール”ブーツジョン ローレンス サリバンとグラウンズが、初のコラボレーション。ぷっくりとしたフォルムを特徴とするグラウンズの厚底クリアソールを採用した、サイドジップブーツに仕上げている。またアッパーにはミニマルなレザーを対照的に組み合わせることで、よりソールのインパクトを際立たせるモダンな表情に。さらに厚底でありながら、適度なクッション性を持たせているため、歩き疲れにくい設計となっているのも嬉しいポイントだ。カラーは、シンプルなブラックとホワイトの全2色。全国発売は、8月下旬から9月上旬に予定されている。詳細ジョン ローレンス サリバン×グラウンズ 63,800円先行発売日:2023年7月21日(金)先行発売店舗:ジョン ローレンス サリバン 中目黒店・伊勢丹新宿店・渋谷パルコ店・京都藤井大丸店・オフィシャルオンラインストア全国発売時期:2023年8月下旬〜9月上旬取扱店舗:ジョン ローレンス サリバン 中目黒店・伊勢丹新宿店・渋谷パルコ店・京都藤井大丸店・オフィシャルオンラインストア、取扱セレクトショップ(一部のぞく)カラー:ブラック、ホワイトサイズ:5 / 6 / 7 / 8 / 9【問い合わせ】ジョン ローレンス サリバン 中目黒店TEL:03-5428-0068
2023年02月23日現在大ヒット公開中の『レジェンド&バタフライ』のオンライン・ファンセッションが15日(水)に開催され、主演の木村拓哉と大友啓史監督が出席。都道府県ごとの期待・感想投稿キャンペーンで選ばれた74名の“宣伝大名”たちと映画について語り尽くした。本作は、総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いた作品。信長役を木村拓哉、信長の正室・濃姫役を綾瀬はるかが務め、共演に宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤 工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀といった豪華俳優陣が顔を揃える。木村拓哉も全国から集まった“宣伝大名”とじっくり映画の感想を話せる機会を楽しみにしていたようで、「こうした機会は初めてです。東映さんに『是非やらせてくれ!』と監督と僕から直訴したんですよ(笑)」と今回のファンセッションはふたりの直談判から実現した企画であることを明かし、「これまで各地に舞台挨拶でお邪魔させていただいても、皆さんマスクをされていますので、実際に映画をご覧になった皆さんの感想を直に聞くことができなかったんですよ。なので、このような機会があれば嬉しいなと思っていたところで実現しました」と笑顔を見せた。“宣伝大名”たちとのトークでは、まず最初に劇中豊臣秀吉を演じた音尾琢真の故郷でもある“北海道の宣伝大名”が登場。「歴女として信長さまと濃姫さまは、幼き頃より好いておりましたが、これほど可愛く勇ましい身近に感じるお二方はいません!大好きです!」という歴史好きからの熱い感想に木村は「凄いね……。歴史を好きな方からはいろんな意見を聞いているのですが、歴史好きな人ほど『戦のシーンが観たかった、斬り合いとか観たい』といった意見をいただいております。これもひとつの意見かもしれないけど、北海道宣伝大名さんみたいにポジティブに意見をくれるとすごい嬉しい」とコメントし、大友監督も「桶狭間の戦いがなくても信長と濃姫のストーリーということが伝わるんですよね」と作品へ込めたメッセージがしっかりと伝わっていることに安堵を見せた。さらに、“千葉県の宣伝大名”からは「新時代の時代劇となる、伝説的な作品になると思います!」と熱の入った感想が伝えられると、木村は「鳥肌が立ちました。こういう方たちが観てくれるから、現場は全力で出来るんだなと思いますね。やりがいを彼が提示してくれた」と感無量の様子で感謝を述べた。そして、“大切な方”と鑑賞したと語る“大分県の宣伝大名”は、劇中の信長と濃姫の姿と自分たちの姿を重ねたそうで、木村は「おふたりで観ていただけたというのが、僕も公開前に舞台挨拶で『身近な大切な人とご覧になってください』と何度か言わせてもらっていたので、実際にご夫婦で観てくださって嬉しいです」と願いが日本中に届いていることに喜びを語った。また、“和歌山県の宣伝大名”からは「木村さんと大友監督が次作品を作る機会があった場合どのような作品を作りたいですか?」という質問が飛び出し、木村は「監督とはタッグを組みたいと思っているので、その時はまた後ろ盾をください(笑)。色々と『こんなものがあったら面白くないですか?』と監督と話したりはしてますよ」とまさかの裏話を披露する一幕も。これには大友監督も「生ものですからね、俳優・木村拓哉は。この作品の上映が落ち着いてから、じっくり考えたいと思っています。ご縁があれば是非よろしくお願いします」と笑顔で応えた。『レジェンド&バタフライ』全国公開中(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年02月16日木村拓哉が主人公・織田信長役を演じ、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫役を務める映画『レジェンド&バタフライ』。この度、本作のクライマックスとなる本能寺の変を捉えた場面写真が解禁となった。映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と濃姫の圧巻の人間ドラマに感動の声が相次いでいる本作。そして特に話題を集めているのが、信長の最期としてこれまで数多く描かれてきた「本能寺の変」のシーン。1582年6月2日。信長が信頼を置いていた家臣・明智光秀が一万三千もの大軍を率いて、京都にある本能寺に宿泊中の信長を急襲、対抗しきれないと悟った信長が寺に火を放ち自害したのは、あまりにも有名であり、多くの作品で映像化されてきた。本作は信長と濃姫の政略結婚という最悪の出会いに始まり、戦国の荒波に揉まれながらも次第に固い絆で結ばれ、1つの夢をともに生きていく姿が描かれている。そんな2人を待ち受ける本作の「本能寺の変」では、信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出されている。命を懸けて大切な人のもとへ帰ろうとするその信長の姿に、SNS上では「こんな本能寺見たことがない」「全時代劇の本能寺の変の中で歴代最高」「最後まで濃姫の元へ帰ろうと必死に戦う信長の心情を思って涙が止まらない」という声が飛び交っている。敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。その4日間は、日を追うごとに木村さんの衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていく。本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた4日間。大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」とオーダーを出したという。また、信長を演じた木村さんは「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と撮影をふり返っている。脚本を担当した古沢良太も、本能寺の変について、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と、自信を見せた。製作陣が全身全霊で臨んだ、新たな「本能寺の変」に注目だ。なお、本作のオンライン・ファンセッションが決定。木村さんと大友監督が参加し、全国からオンライン上で参加する本作のファン(50名)とトーク。その模様は東映映画公式Youtube上で生配信される予定。『レジェンド&バタフライ』は全国にて公開中。『レジェンド&バタフライ』オンライン・ファンセッションは2月15日(水)19時15分~イベント開始(20時終了予定)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年02月11日現在公開中の映画『レジェンド&バタフライ』より、物語のクライマックスとなる「本能寺の変」の場面写真が公開された。本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を、信長役に木村拓哉、濃姫役に綾瀬はるかを迎えて空前のスケールで描いた作品だ。信長の最期としてこれまで数多くの作品で描かれてきた「本能寺の変」。本作では信長は濃姫との約束を守るため、なんとしてでも彼女の元へ帰ろうとする、これまでにない「生きること」に執着する姿が映し出される。大切な人のもとへ帰ろうとするその信長の姿に、SNS上では「こんな本能寺見たことがない」「全時代劇の本能寺の変の中で歴代最高」「最後まで濃姫の元へ帰ろうと必死に戦う信長の心情を思って涙が止まらない」という声が飛び交った。敵兵が攻め込んでくるところから信長の最期まで、撮影は丸4日間かけて行われた。日を追うごとに木村の衣装の血のりが増え、本能寺のセットは炎に包まれて焼け落ちていくなど本番一発勝負のシーンも多く、緊張感に包まれた。大友監督は「(濃姫との約束を果たすために)泥まみれになりながらも生きる活路を探し、最後まで足掻くアクションにしたい」と、オーダーを出したという。信長を演じた木村は「撮影が進んでいくことで、表現する身として彼の一面がまた一つ終わってしまうという感覚がありました。終わりを迎える瞬間は悲しさとか辛さとは少し違う、非常に切ないものがありました」と撮影を振り返った。脚本を担当した古沢も本能寺の変について、「やはりクライマックスは一番楽しみです。何度も描かれてきた本能寺の変を、どう見せたら新しくなるのか、この作品らしくなるのかを悩みながら作りました。自分としてはなかなか良い終わり方ができたんじゃないかと思っていますし、何より木村さんと綾瀬さんが魂を込めた二人の最後は、必見だと思います」と、自信を見せた。なお、2月15日(水) 19時15分からファンの熱い”レジェバタ熱“に応えて、オンライン・ファンセッションが開催決定。主演の木村と監督の大友が、公式SNS上で実施している期待・感想投稿キャンペーンの参加者たちとオンラインでトークする。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』全国公開中脚本:古沢良太監督:大友啓史■出演木村拓哉/綾瀬はるか宮沢氷魚/市川染五郎/音尾琢真/斎藤工/北大路欣也/伊藤英明/中谷美紀公式HP:公式Twitter:
2023年02月11日1月27日に東映70周年記念作品である映画『レジェンド&バタフライ』が全国公開され、主演の木村拓哉をはじめ、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督らが登壇する初日舞台挨拶が開催された。舞台挨拶が実施される劇場に用意されたのは、きらびやかな金屏風と、書道家・武田双雲が木村拓哉演じる織田信長をイメージし、この日のために書いた「天下布武」の書。この言葉は、織田信長公が掲げた言葉としても有名なもので、本作がこれから映画界で天下布武を掲げていくという決意を込めて劇場に用意された。初日を盛大に祝うべく飾り付けられたステージに、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督ら、豪華俳優&監督陣が登場すると、場内は大きな拍手に包まれた。本作の主演・織田信長を演じた木村拓哉は「今日をもってこの作品を、皆さんひとりひとりの懐に入れて愛して頂ければと思います」と挨拶。その信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかは「無事この日を迎えることができて、嬉しさと少し寂しさとが相まっていますが、やっと皆様に観て頂ける日を迎えられたことを、とても嬉しく思います」と語り、濃姫の侍従・福富平太郎貞家を演じた伊藤英明は「初日を迎えるのを心待ちにしておりました。胸が高鳴って言葉に表せないくらい嬉しいです。そして感謝しています。今日は幸せな気持ちがいっぱいです」と、挨拶。同じく濃姫を支える筆頭侍女・各務野を演じた中谷美紀は「東映70周年記念、映画史に刻まれるであろうこの大作、大友監督が本当に大切に作ってくださいました。木村拓哉さん演じる殿と綾瀬はるかさん演じる姫にお仕えすることができて、とても幸せでした。本日の感想をお待ちしておりますので、是非「天下布武キャンペーン」にご参加くださいませ」と、作品の感想投稿キャンペーンを紹介しながらコメント。木村拓哉綾瀬はるか信長の家臣・明智光秀を演じた宮沢氷魚は「僕たちがこの作品を撮影している時期は、コロナの感染も拡大していた時期だったので、本日無事に全国で公開ができたこと、とても嬉しく思っております」と挨拶、信長の家臣・森蘭丸を演じた市川染五郎は「キャストの皆さんスタッフの皆さん、この作品に関わってくださったすべての方の熱い魂の結晶がようやく多くの方に届くというのが、とても嬉しく、ワクワクしております」と、そして本作で監督を務めた大友啓史は「早く観てほしいと思っていたので、今日この日を迎えられて感無量です。自分たちの技術と精魂を込めて、丁寧に心を込めて作った作品です。是非作品を愛してください」と喜び交じりにコメントした。宮沢氷魚大友啓史監督そして、2021年に始まった撮影から、2022年春の制作発表会見、ぎふ信長まつり、そして今年開催されたジャパンプレミアに全国キャンペーンと、多くの宣伝活動を行ってきた木村。初日を迎えるまでの長い旅路を歩んできたが、信長という役と共に重ねたこの時間を振り返った感想を聞かれると「信長という役をやらせていただき、作品を通じ、多くの方とコミュニケーションをさせて頂きました。その中で、自分自身を応援してくれる気持ちも嬉しかったのですが、それ以上に織田信長という方が今日に至るまで愛されているということをつくづく感じました。その都度、日本各地の皆さんの暖かい気持ちを受けることができたので感謝しています。「ぎふ信長まつり」では、100万人近い応募を頂けたことも、この作品に対してひとつ胸を張れる要素となりました。是非、ご応募いただいた方たちには、この作品で感謝を伝えたいなと思います」と、その当時を振り返りながら、感慨深げにコメントを残した。そして、本作で印象に残っているシーンを聞かれると、木村は「言い伝えてこられているものは史実ですが、それが真実かどうかは誰もわからない。昔いた人が、どんな思いで、どんな人を愛して、どれだけ苦しい思いをして人を殺めていたか。史実で伝わっている出来事の間の空間を現場では埋めていたような気でいます。婚礼の儀を交わすシーンでは、(台本には描かれていないが)濃姫が自分の盃につがれたおとそを何のためらいもなく、飲んだんですね。そこに毒が盛られていたら命はないはずなんですけど、なんの躊躇もなく口に運んだ濃姫を目の当たりにした瞬間に、この姫は信長のすべてを受け入れてくれると強く思い、自分自身にもスイッチが入りました。そのように台本には描かれていないコミュニケーションが多く散りばめられているので、皆さんに探し当てて頂きたいなと思います」とコメント。綾瀬は「沢山あるんですけれども、思い出に残っているのは、信長様を戦の前に鼓舞していくシーンです。凄い緊張感のあるとてもとても長いシーンだったのですが、緊張感が詰まっていたので、そのシーンは思い出深いです」と、当時を振り返った。伊藤は「婚礼の儀での貞家の役は、岐阜のプライドと誇りをかけて、姫を連れて尾張に入城するという役でした。綾瀬さん演じる濃姫はたくましく可憐で、木村さん演じる信長様は家を守るために命を懸ける。なにかお二人の今まで積み重ねてきたキャリアや人生観が背景に見えるようでした」と2人について話し、中谷は「古沢さんが台本を書かれて大友監督が撮られるという事は、信長と濃姫の物語を杓子定規にお行儀よくするわけがないと思っていました。皆さん婚礼の儀の話を挙げられていましたが、わたしはその後の、新婚初夜でロマンスの欠片もなく、乱闘騒ぎになっているシーンがとても好きで。若き信長と若き濃姫のプライドの張り合いが素晴らしかったなと思います」と感想を伝えた。伊藤英明中谷美紀宮沢は「明智光秀が信長様に仇敵・浅井、朝倉のしゃれこうべを盃としておさめるシーンがあるんです。それまではお祭り騒ぎの会場だったのですが、あのしゃれこうべが登場した瞬間に一気に皆がシーンと明智の狂気を恐れてしまい、信長に対しての歪んだ愛情があらわになった感覚があったので、あのシーンがとても好きでした」と自身の役柄も交え振り返り、染五郎は「本能寺のシーンは、殿と蘭丸の信頼関係がより一層近くなる反面、その関係性が終わってしまう切なさを演じながらも感じていてとても印象に残っています」と語り、それぞれの思い出深いシーンを撮影時のエピソードを交えながら振り返った。市川染五郎さらに、信長と濃姫は「まだ見ぬ世界」を求めて激動の時代を生きたことにちなみ、「これから見たい、行ってみたいまだ見ぬ世界」について聞かれると、木村は「今日皆さんに映画を体感して頂いた後、作品を観て頂いた方たちの間でどんな感情が芽生えて、どんな話が盛り上がったのか、そういったことを聞くために 1カ月後に自分も皆さんと同じ映画館の客席に座っていたいなと思います」と、今後劇場に足を運びお客さんと感情を共有したい希望を語った。綾瀬は、「歴史に興味はあるのですが、戦国時代は危なさそうなので、絶対に安全なカプセルとかに入りながら恐竜の時代をみてみたいです」と話すと、すかさず木村からは「それ、あの映画の話だよな」とツッコミが。伊藤は「戦国時代に行ってみたいです。実際の安土城で信長公に会って、『レジェンド&バタフライ』のポスターを渡したいです。なぜなら信長公は未来から来たと言っても“そうか”と言って気にしなさそうなので。安土城で映画を上映してみてもらいたいですね」と話すと、木村は、「安土城だと映画を投影できそうな場所があまりないから、いいんじゃないかなと思うのは岐阜城。割と大きい城の白塀があるからプロジェクターで……」と、戦国時代の信長たちに本作を見せる想像に華を咲かせ、会場を沸かせた。中谷は「ウワサによると殿が伊藤英明さんとご一緒に岐阜でうなぎを召し上がったと。そのうなぎを是非頂きたいです。まだ見ぬ景色です」と語り、宮沢は「アイルランドに行ってみたいです。母方の祖父母がアイルランドの血が入っていて、行ったことのない僕のルーツでもあるアイルランドに行ってみたいと思います」と現実的な「まだ見ぬ世界」を伝えた。染五郎は「僕も現実的ですけど、ニューヨークですね。エンターテインメントの聖地でもありますし。祖父がブロードウェイでミュージカルをやったことがあるので、そういう意味でも同じ空気を感じたいなと思います」と、監督は、「1960年代以前の東映京都撮影所に行ってみたいです。あの時代は勢いがあるし面白いですね。覗きに行きたいですね」と、コメントした。そして最後に、綾瀬は「皆さんが細部まで全力で丁寧に作りこんでいるので、この作品が皆さんの心に届いたらなと思います」と、木村は「今日をもってこの作品で描かれた出来事を歴史の“史実”ではなくて、皆さんと共有できる“真実”に変えていって頂ければと思います」と熱い言葉を残し、熱狂の中イベントは終了した。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』全国公開中脚本:古沢良太監督:大友啓史■出演木村拓哉/綾瀬はるか宮沢氷魚/市川染五郎/音尾琢真/斎藤工/北大路欣也/伊藤英明/中谷美紀公式HP:公式Twitter:
2023年01月30日木村拓哉、綾瀬はるかが出演する超大作映画『レジェンド&バタフライ』が公開されている。本作は誰もが知る武将・織田信長とその妻・濃姫の物語を描いた作品で、大河ドラマ『龍馬伝』や『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が監督を務めた。信長はこれまで数々の小説や映画、ドラマに登場し、時に勇ましく、時に冷酷な人物として描かれてきたが、大友監督は「この映画のテーマがあるとしたら、信長の“弱さ”だと思う」と語る。本作は映画史に名を残す名作、ヒット作を数多く生み出してきた東映の70周年記念作品。『コンフィデンスマン』シリーズや大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太が脚本を、日本だけでなく海外作品でも活躍する芦澤明子が撮影を手がけるなど豪華メンバーが集結した。大友監督は「最初に東映さんから本作の企画について話を伺った時に、すごく良い座組だと思ったんですけど、『なんで今、信長なの?』と正直思ったんですよね」と笑みを見せる。「というのも、信長の話はすでに何度も映像化され、ほぼ描かれ尽くされているのでつけいる隙がないというか、描き方も決まってしまうんじゃないかと。その一方で少し時間が経つと、ふと別の考えも思い浮かんできました。古沢さんの当初のプロットにあったのですが、濃姫という存在を信長の隣に置くことで、固定化された信長像を突破できるんじゃないかと」舞台は戦国の世。尾張の国で暮らす格好ばかりの織田信長(木村拓哉)と、濃姫(綾瀬はるか)は政略結婚で結ばれた。ふたりの性格は水と油で、顔を合わせても敵対するばかり。しかし、濃姫の父が命を落とした時に彼女を救ったのは信長で、信長が窮地に陥った際、彼を鼓舞したのは濃姫だった。ふたりは時間をかけて“夫婦”になっていき、やがて信長は濃姫の抱いていた“天下統一”の夢に向かってひた走る。しかし、戦さに次ぐ戦さの中で信長は変貌していき、人々から“魔王”と恐れられるようになっていく。「これまで信長は“男が憧れる武将”として描かれていて、会社でいうなら大企業のトップ、政治の世界なら一国の首相のような立場になった人なわけですよね。だから、部下だったり、ライバル企業から見た信長像というものはあったと思うんです。でも、家庭内の信長を描いたもので、ここまで濃密なものはなかった。濃姫は史実的にはどういう人なのかわからない部分も多いし、『信長公記』(信長旧臣の太田牛一が記した信長の一代記)にも一行ぐらいしか記述がない。創作の余地が大いに残っている濃姫の視点を生かすことで、まだ何者でもない尾張のうつけ者だった未熟な信長と、男まさりで武芸もできてチャーミングなのに、まだ自分の魅力に気づいていない未熟な濃姫……つまり、男として女として未熟者同士の二人が出会って、人生を共にしていく中で、いつしか愛が生まれ、その愛が成熟し、その愛がどこに向かっていくのか? そんな物語にできるんじゃないかと思ったんです。とは言え、これは日本史上随一のカリスマでもある信長の話なわけで、普通のラブストーリーにはならない。お互いが成長していく中で様々なものを背負っていくことになる。つまり、戦国時代という特異な舞台で、シンプルで骨太なラブストーリーを描けるんじゃないかと考えたわけです」本作は単なる戦国時代ドラマではなく、信長と濃姫がお互いに人生に影響を与えながら、ふたりの絆が深まり、またふたりの間に距離ができる瞬間も描いている。片一方が一方を追ったり、守るのではなく、お互いが対等に渡り合い、ふたりの人生を作り出していく過程が描かれる。「そうですね。普通、この時代の物語を描くのであれば“男の夢を女が支える”ってことになるんですけど、この映画では“女の夢を男が実現する”になっているんですよね。濃姫が“父と夢に描いた天下布武をあなたがやるべきだ”って信長に仕掛け、信長はそこでスイッチが入り、二人で天下統一を目指していく。濃姫は信長に出会った当初は夫に対して愛を抱いていませんし、愛するということ、それ自体の意味すら理解していないのかもしれない。ですが、ある段階で自分が夫を愛していることに気づく。これもこれまでの時代劇によくある“愛を知らない男が女と出会って愛を知る”の逆になっているんですよね。そこが面白いところだし、時代を超えた一片の真実というか普遍性があるのかなと。シンプルに“同じ時を過ごす中で生まれてくるものがある”ということですよね。政略結婚で始まり、そこに恋愛感情はない。ところが長い時間を共有することで、二人の間に確かに生まれてくる感情がある。物語の最後にはふたりが“同じ夢”を抱きながら最後の刻を迎えています。一見するとメロドラマというか悲劇的ではありますが、僕的にはハッピーエンディングだという解釈も成り立つのかなと思っていて。だって、二人はそれぞれに対して全く同じ思い、同じビジョンを抱きながら人生を終えていくのですからね」木村さんは圧倒的に集中力が高くて、とにかく献身的な人しかし、そこに至るふたりの道のりは多難だ。天下統一を追う中で信長は殺戮を繰り返し、その非情さは際立ってくる。これまで大友監督は数々の作品で、追いつめられ、極限状態になった人間が“闇”に落ちるのか、それとも元の場所に戻ってくるのか選択を迫られるキャラクターを描いてきた。『るろうに剣心』の志々雄真実、『3月のライオン』の桐山零……恐ろしく見える者の奥底には迷いが、恐怖が、そして弱さがあることが描かれてきた。そして本作の信長もまた、これまでの大友作品につながるキャラクターとして描かれている。「歴史上のヒーローやヒロインを神棚にあげるようなものは作りたくないと思っていますし、誤解を恐れずにいうと『スピルバーグも同じ人間なわけだから、スピルバーグができたことをなんで僕ができないんだろう?』と思うわけです。だから誰もが龍馬になれるかもしれないし、誰もが信長になってしまうかもしれない。歴史上の偉人たちは、確かにすごいことを成し遂げたんだけど、決して特別ではなくて、自分と同じ人間なんじゃないかと。それはつまり、ひとことで言うなら“弱さ”だと思うんです。誰も“強く”なんかないんですよ。信長はある時点から自分は“第六天の魔王”だと宣言したけど、そこから彼の孤独は始まるわけです。そういう人の側には誰かがついていなきゃいけないんだけど、誰も彼に近寄れなくなってしまって、“わかったふり”をした、いわゆる忖度だらけの取り巻きだけになってしまう。だから、信長はこの時期からどんどんキリスト教に傾倒して、安土城下にセミナリオ(カトリック小神学校)を建てる。この映画では意図的に仏像を映したカットをいくつか入れていますけど、当時の信仰の対象であった仏像さえも信長は焼き尽くしてしまう。信長には仏教的教養も当然あったわけですけど、天下統一のため魔王になると覚悟した後は、仏を焼き尽くし、ある意味暴君と化し、最後には濃姫しかすがるべき存在がいなくなってしまう。そんな状況に信長は耐えられたんだろうか? あの時代は争いや戦が日常だったわけですけど、あれだけの数の死に向き合って耐えられる人間と耐えられない人間がいるはずです。この映画では信長のキャラクターをやや後者に寄せて、あれだけ人を殺めたことに人知れず震え、必死に孤独に耐えながら魔王たらんと迷い、心をさまよわせる姿を垣間見せています。だから、この映画のテーマがあるとしたら、それは信長の“弱さ”だと思う」孤独で、弱くて、心休まる瞬間が訪れないのに、周囲には“魔王”として振る舞わなければならない信長と、そんな彼が唯一、心の中を曝け出すことのできる濃姫。これまで映画や小説で描かれてきた織田信長とは違った描写が本作のポイントだが、木村拓哉はそんな信長の“弱さ”を容赦ないまでに徹底的に演じ切っている。「木村さんは圧倒的に集中力が高くて、とにかく献身的な人です。信長という役に真直ぐに向き合っているし、そこにある緊張感が僕には本当に心地よかった。この役に対して自分がどういう風に向き合っているのか、その姿を隠すことなく曝け出す。その姿勢をキープし続けていることは本当に驚きでした。自分が“どう見られるか”なんてまったく気にしていなくて、役に対して本能的に向き合っている。そのことに専心している。『この場面で自分がどうやって信長として存在するのか?』ということだけを考えているんだと思うんです。一方で、役を離れれば自分の弱みだったり、他人が持つ弱さをも、きっと肌感覚で感じていると思うんですね。だからですかね、演じる中で、弱みだったりを見せることも厭わないというか。それでこそ人間だからね、というスタンスというか。現場での芝居に対するその姿勢は驚愕するものがありましたね」信長と濃姫は長い時間をかけて相手と向き合い、葛藤や混乱、お互いの弱さも共にして前へと進んでいく。やがてふたりは誰もが知る“本能寺の変”へと突き進んでいくことになるが、ふたりが共に見た夢は決して色褪せることはないだろう。大友監督が「これ以上ないハッピーエンディング」と力強く語る結末をスクリーンで見届けてほしい。『レジェンド&バタフライ』公開中(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月30日遂に公開をむかえた『レジェンド&バタフライ』より、綾瀬はるか演じる濃姫の新場面写真が到着した。当時、男に生まれれば天下を獲っていたかもしれない。そう感じさせるほど力強く生き抜き、現代にも通ずる女性の強さを感じさせる濃姫が持つ魅力にせまる。本作は、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を木村拓哉が演じ、謎に包まれた信長の正室・濃姫(別名“帰蝶”)を綾瀬さんが演じた、知られざる物語を描く感動超大作。共演キャストに宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀といった名だたる俳優陣を迎え、脚本を古沢良太、監督を大友啓史という日本映画界を牽引するスタッフたちが名を連ね、企画発表と同時に大きな話題を呼んだ。公開直後から映画ならではの映像の美しさと、戦国という時代に描かれる信長と濃姫のドラマへの感動の声が相次いでいる。木村さん演じる織田信長の生き様と描かれ方に注目が集まる本作だが、綾瀬さんが演じる信長の妻、濃姫も同じように観るものを魅了。今回、濃姫は自らの意志を貫く強さを持ちながら、大きな愛情も兼ね備えた魅力あふれる女性として登場。そのため、似た者同士とも思われる信長との出会いは最悪で、そこから晩年まで描かれる2人の関係性の変化もとても興味深く描かれる。演じた綾瀬さんは、「濃姫は女性でありながら男勝りで、武道や芸事や茶道、何にしても長けているとても聡明なかたです。木村さん演じる織田信長に負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければならないと思い臨みました」とコメント。史実がほとんど残っていない濃姫が本作で描かれる魅力を十分に理解し、また現代の女性の強さにも通ずるような、自らの意志をしっかりもつ女性を体現する姿を演じきった。さらに綾瀬さんを、「女性の強さとしなやかさと可愛らしさのすべてを表現できる」と絶賛するのは、本作で濃姫の一番の良き理解者である筆頭侍女の各務野を演じた中谷美紀だ。中谷さんは「濃姫はとても聡明で、実は信長よりも戦術に長けていたという所が、今回の映画では描かれます。やはり女性の権利を巡って、様々な先人の方が戦ってきてくださったと思いますが、この作品において濃姫は自分の意志を主張し、信長以上にこの物語を動かす力を持っていました」と、濃姫が信長より様々な面で優っていたというこの映画ならではの解釈に触れ、その魅力について語る。綾瀬さんは、自身の演じた濃姫と信長のストーリーについて、「どんな人も一人では生きられず、様々な人に支え支えられて世の中が成り立っている。信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられて…と、誰かを大事に思う存在があれば人はとても強くなれるし頑張ることができ、自分には想像できないパワーが発揮できる。普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかな」と語る。戦国を舞台にした本作で描かれる、自らの意志を貫きながら信長と共に歩み生きていく濃姫。彼女の存在がこの物語を突き動かし、さらにいまを生きる私たちにも共感を呼び、感動を誘う物語にしているのだろう。『レジェンド&バタフライ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月29日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いている本作は、今週1月27日(金) にいよいよ全国公開を迎える。そしてこの度、主演の木村拓哉をはじめとしたキャスト陣と大友啓史監督が3日間4都市(名古屋・岐阜・福岡・京都)を巡り、それぞれの会場でサプライズに登場。各地で映画の魅力を語り尽くした。ここではその模様をレポートする。【1月21日(土):名古屋&岐阜】まず、1月21日(土) には主演を務めた木村拓哉、共演の伊藤英明、大友啓史監督が愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願した。「(映画の)公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではない嬉しさがあります」と感謝を伝えた木村。この日参拝した熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている【信長塀】を見学した木村は「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかったです」と感慨深く語り、学生の頃、合格祈願のため熱田神宮を参拝したことがあると振り返った伊藤は「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔を滲ませた。熱田神宮でのヒット祈願大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントを残した。大安の土曜日で多くの参拝客が訪れていた熱田神宮。突如現れた木村たちに参拝客は熱狂した。熱田神宮を後にした一行は昨年11月「ぎふ信長まつり」で日本中のトレンドを席捲したことでも記憶に新しい岐阜の地に凱旋。お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場。突然目の前に現れた木村、伊藤、大友監督の姿に客席は昨年のお祭りを彷彿とさせる盛り上がりを見せ、これには木村も「去年、信長まつりでは皆さんのお力添え本当にありがとうございました」と御礼を伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜の皆さんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜の皆さんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と感謝と作品への思いを話すと客席からは温かい拍手が送られた。『レジェンド&バタフライ』岐阜舞台挨拶より岐阜県出身の伊藤は「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に一緒に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』と仰っていて、それが凄く刺さって、岐阜人としてその景色がある所に生まれ育って良かったと思いました。岐阜の皆さんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と木村と岐阜城を訪れた際のことを思い入れたっぷりに振り返った。そして、客席には運営に携わった市役所職員、一緒にパレードを歩いた学生や、応援団、吹奏楽部の方々、沿道に「木村拓哉さん ちょ、待てよ」という垂れ幕を掲げお祭りを盛り上げてくれた岐阜女子大学・書道部の皆さんと交流する一幕も。和気あいあいとした舞台挨拶の終盤、伊藤から岐阜の良いところを聞かれた木村は「去年(ぎふ信長まつり)の経験をさせていただいたので、他県という感覚がない。肉眼で岐阜城を確認できた時に『あ、帰ってきたな』という感覚はありますね」と話すと、大きな拍手が湧き上がり、伊藤も「ご自宅ですものね……?」と返すと、木村も「そうですね。あんまり大きい声で言えないけど」と即答し客席からは笑い声がこぼれる軽快なやり取りも披露し、和やかな雰囲気のまま“ぎふ信長まつり大成功御礼舞台挨拶”は終了した。そして、岐阜での舞台挨拶を終えた木村、伊藤、大友監督は再び名古屋に向かい、一般のお客さん向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられ、21日(土) 最後の舞台挨拶が始まった。『レジェンド&バタフライ』名古屋舞台挨拶より午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と舞台挨拶の前に信長とゆかりのある熱田神宮を参拝できたことに改めて感謝を示した。続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と慣れ親しんだ雰囲気とはまた一味違った参拝となったことに頬を緩ませていた。撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と木村が表現した信長に自信を覗かせて名古屋での舞台挨拶は幕を閉じた。【1月22日(日):福岡】そして、2日目に訪れたのは博多。当日の朝6時に公式SNSで、さらに午前9時30分からは博多駅前で号外が発行され、博多駅前に現れることがサプライズ発表されると、JR博多駅前のアミュプラザ博多には、木村たちを一目見ようと地面が見えなくなる程の、7000人が当日の告知にも関わらず集まった。福岡のイベントには、前日に続き木村拓哉と大友啓史監督、そして若いころから信長に仕え続けた小姓、前田犬千代役の和田正人と長谷川橋介役のレイニが参加した。JR博多駅前にて木村が右手を天に掲げてさっそうと現れると、会場には割れんばかりの歓声が上がり、木村も「最高ばい!」と力強く言葉を返した。続いて、「こんなに沢山の人に集まっていただき、本当に嬉しか。1月27日をもちまして、みなさんの手元に渡る『レジェンド&バタフライ』。是非受け取ってください」と博多弁を交えて挨拶した。今回の会場へは、初めて足を運んだという木村。集まった観客に対して、「みなさんが温かく受け入れてくださっていることが伝わってきて、本当に嬉しかったです」と感謝の想いを述べた。続く和田も、「ビビってます(笑)岐阜城の天守閣さながらのこの景色を眺められることが、夢のようです」と感極まった様子。レイニは、「こういったステージに立つこと自体が初めてなので、来てくださった方にも、(沢山の方を)集めてくださった木村さんにも感謝しています」と笑顔で語った。本作では、16歳から49歳という幅広い年齢の信長を、木村が全て演じているのだが、監督は「若い頃を演じる時は、とにかくはっちゃけてもらいたかった」と言い、「和田くんとレイニくんが頑張ってくれたことによって、思春期の高校生みたいな雰囲気が出たと思います」と、現場での三人の関係性を共有した。木村も「撮影だけど部活動的な空気がありました」と言葉を添えた。一方で、和田は木村について、「瞳の奥にハートしか見えないような、頼りがいのある兄貴という感じでした(笑)」と語った。さらにその後、博多の映画館で予定されていた一般向けの試写会にも、上映前にサプライズゲストとして登場した木村ら4人。興奮冷めやらぬ観客に、木村は「ひょっとすると、先程(JR博多駅前で)お会いできた方も中にはいるかもしれませんが、上映までの間、僕らと時間を過ごしていただければと思います」と声を掛けた。『レジェンド&バタフライ』福岡舞台挨拶より続いて、和田は「この作品に出会えたことが嬉しく、誇りに思います。そして、今隣に木村さんが立っていて、一緒に舞台挨拶に臨んでいることが信じられない気持ちです」と嬉しさを露わにし、「私は、(劇中で)殿に“犬”と呼ばれていたので、みなさんもこれから私のことを、“犬”と呼んでください」とユニークに挨拶。レイニは、「殿は小さい頃から憧れの存在なので、今回初めて一緒の現場で演じることができて、感無量でした。良ければ、今日僕のことを覚えて帰ってください」と謙虚にお願いし、監督は「この映画は、木村さんと綾瀬さんを中心に、和田くん、レイニくん、キャスト・スタッフが頑張って作りました。自信作になっています!令和にふさわしい、新しい信長の物語を是非、みなさんに持ち帰っていただきたいと思います!」とアピールした。木村の冒頭の挨拶で、イベント会場から駆けつけた方がいるかもしれないという話があったが、改めてMCから観客に問いかけると、多くの手が上がった。それには木村も、「思ったよりも多くてびっくりしました」と驚きの表情を見せた。そして、最後に木村は「2時間48分後、このスクリーンが真っ暗になって音だけになる瞬間があるんですけど、その時に、みなさんの愛しい人や大切な方をイメージしていただくことができたら、本作は成功なのかなと思っています。なので、是非、その瞬間を体感してほしいと思います」と、強くアピールをした。博多駅前と映画館、2カ所のサプライズを無事に成功させ、2日目のイベントも無事に終了した。【1月23日(月):京都】名古屋、岐阜、福岡と各地でサプライズを成功させた木村が、最後に向かったのは本作の撮影の拠点となった東映撮影所がある京都の地。織田信長を象徴し、織田家の家紋でもある【織田木瓜】の大きな旗や本作をイメージした豪華な装飾、実際に映画で使用された衣装など、『レジェンド&バタフライ』の世界観一色に染め上げられた映画館に木村と共に訪れたのは、信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかと監督の2人。豪華に彩られた劇場内に、木村と綾瀬が和装で登場すると、まるで信長と濃姫が京都に戻ってきたかのような雰囲気を醸し出していた。公開を目前にし、京都凱旋となった気持ちを聞かれた木村は「京都という事で、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」と、綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこれて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と答えた。『レジェンド&バタフライ』京都会見よりこの3日間、日本中をまわり宣伝活動を行ってきた木村と監督。3日間を振り返った木村は「非常に濃厚な時間を過ごしました。大友監督が全国を飛び回ってくださっているのを知っていたので、ようやく名古屋、岐阜、福岡、そして京都と参加することが出来ました。昨日の夜は、公開後にも観てくださった方たちと共に過ごせる時間を持ちたいよねという話を、監督として盛り上がっておりました」とコメント。監督は「特に今回の作品は、観た方々の熱量を凄く感じました。僕らが出てきても「まだ出てこなくていいよ。浸らせてくれよ」みたいな空気を感じました(笑)」とコメント。それに対して木村もすかさず、「映画を観終わった皆さんの、“もうちょっと、あの余韻を散らかさないでください”みたいな雰囲気をひしひし感じました」と、共感をしながら、作品の余韻に浸ってもらえる喜びを語った。さらに、時代劇とのゆかりの深い京都から、また新たな時代劇として誕生した本作。時代劇への想いについて聞かれた綾瀬は、「京都太秦では、私が生まれる前から名だたる作品に携わってきた方が着付けをしてくださったり、歴史を感じながら、先輩方と一緒にお仕事をさせて頂きました。セットも時代劇ならではで、今ではもうないようなものが沢山作られています。セットや着物、かつらだったり、そこに行くと急に戦国時代にワープしたような感覚にさせてもらえるようなところが、私が時代劇を大好きだなと思う部分です」と、時代劇について、そして京都の撮影所についての想いを語った。現地メディアからの質疑応答に入り、世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影の感想を聞かれると、綾瀬は「中々普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と、さらに木村は「その時間をずっと過ごしてきたもの自体に勝る説得力はないですし、その当時から続いている歴史をもった京都の重要文化財や国宝を歩かせて頂くことによって、フィクションの現場にノンフィクションのエッセンスを与えてもらえたなと思います」と、京都の様々な国宝や重要文化財での撮影が、さらに作品に深みを与えたことを明かした。また、本作で“魔王”という異名を持つ織田信長と、“帰蝶”とよばれる濃姫を演じたことにちなみ、お互いの呼び名を聞かれると、咄嗟に綾瀬が「レジェタク」と答え、会場中はどっと温かい笑いに包まれる一面も見せた。綾瀬はるかそしてその後、劇場で作品を観終えたばかりの観客へ、サプライズ登場をした3人。作品への感動と、サプライズへの驚きで会場中から割れんばかりの拍手が舞い上がる中登場をすると、木村は「ようやくこの劇場で皆さんに手渡しすることが出来て嬉しく思っています」と、綾瀬は「一足先に皆さんに見て頂けて嬉しいです。ありがとうございます。会場があったかいですね……熱い。熱気を感じます。何か皆さまの心に届くものがあったら嬉しいなと思います」と、公開を今週末に控えた今の想いを語った。「ここ京都を中心に撮影をし、半年ぐらいかけて作り上げました。我々の目的は戦国時代を駆け抜けた信長と濃姫の生き方を皆さんに届けることでした」と、京都での舞台挨拶への想いを感慨深げに話した。そして舞台挨拶の中盤では、京都ならではのハプニングが。木村から「皆さんに是非ご紹介したいので、時間を頂いて宜しいですか?」と切り出すと、「現場で共に作業をしてくださっていた『レジェンド&バタフライ』の軍勢が客席に紛れ込んでいたので、皆さんにも是非ご紹介させて頂いて、作品を観てくださった皆さんからスタッフに、今一度拍手を頂けたらなと思います」と、客席にいる作品のスタッフを見つけ、急遽観客への紹介を始めた木村。「装飾の極並さんと、嶋さんです。このお二人が僕に甲冑を着せてくださり、すべての美術部が作り上げたセットに飾り付けをしていただいている方です。本当にありがとうございました」「続いて、この作品の闇に光を当ててくださいました、照明部のチーフの永田さん。そして、濃姫が敦盛を披露するシーンの所作をはじめ、劇中の登場人物の動きを統括してくださった所作指導の峰さんです。そして監督の指示を現場に伝えてくださった、助監督の柏木さん」と、次々とスタッフを紹介し始めると、綾瀬と監督も久しぶりに戦友に会えた喜びを噛みしめるように優しい笑顔をみせ、また紹介されたスタッフも照れながらも嬉しそうに挨拶をし、会場内には大きな拍手が沸き上がり、温かい空気に包まれた。木村拓哉続けて木村は、「他にも本当に沢山、紹介したいスタッフがいるのですが、僕らがこうやって現場で一つになって作り上げた映画です」と、誇らしくコメントした。そして最後に、綾瀬は「少しでも皆さんの心を動かす何かが届いていたら嬉しいです」と、木村は「沢山のスタッフに支えられて、共演者と一緒に監督のもと作り上げた作品です。公開日をもって皆さんのものになります」との強い想いを伝え、イベントは終了した。21日(土)~23日(月) の3日間、名古屋・岐阜・福岡・京都でのサプライズを、すべて無事大成功を収め、全国各地に笑顔と“レジェバタ旋風”を巻き起こした木村たち。公開はとうとう今週金曜日の1月27日。是非、本作の公開を楽しみにしていただきたい。
2023年01月24日木村拓哉、綾瀬はるか共演の『レジェンド&バタフライ』より新場面写真が解禁。織田信長と木村拓哉を繋ぐ、「孤独」というキーワードに注目する。壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。1月12日にはジャパンプレミアが敢行され、注目と期待がますます高まっている。公開を目前に控えたこの度、劇中の織田信長と、それを演じた木村拓哉、2人の共通点を紐解く「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真が解禁された。令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢良太が重要視したのは信長が背負っている「孤独」であり、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長がほかの者には感じさせなかった、トップにいるものにしか分からない「孤独」。この孤独は何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村拓哉が背負った孤独と重なった。ほかの人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢氏はとらえ、織田信長と木村さんの存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がっていく。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの唯一無二の大きな魅力にもなっている。木村さんは、信長が“うつけ者”と呼ばれた16歳から、本能寺の変を迎える49歳まで、33年間の激動の人生を見事に演じきった。信長が常に抱えていたであろう、誰にも見せることのなかった「孤独」。その胸に秘めた想いを知ったとき、本作で描かれる信長の更なる魅力に気づくはず。そして、そんな信長と濃姫のドラマチックな結末に多くの観客が感動を覚えることだろう。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月20日映画『レジェンド&バタフライ』の新たな場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストとして名を連ねている。天下統一を志し戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」。脚本の古沢良太は、この孤独が何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続けてきた木村が背負った「孤独」と重なったとのことで、他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」がふたりにはあるのではないかととらえた。この発想が、本作で描かれる孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そしてふたりの生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの魅力となっている。このたび公開されたのは、信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真。なお『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月20日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。1月12日にジャパンプレミアが開催され、主演の木村拓哉をはじめ、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が参加した。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。イベントでは暗闇に包まれた会場から、スポットライトに照らされた木村さんと綾瀬さんがレッドカーペットの左右から登場。2人が出会うと、まるで信長と濃姫のように熱い眼差しを交わし合い、手を取りながら宮沢さん、市川さん、音尾さん、伊藤さん、中谷さん、大友監督が待ち構えるステージへ。総勢8名の超豪華キャスト・監督陣が勢揃いすると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。織田信長を演じた木村さんは「非常に感謝しています。凄く思い入れのある作品になりました。時代劇ではあるのですが、今の皆さんにも共通する普遍的なものが作品の中には描かれていると思います」と挨拶。その信長の妻・濃姫を演じた綾瀬さんは「キャストとスタッフの皆さんでしっかり思いを込めて丁寧に作った作品なので、是非多くの方に観て頂けると嬉しいです」とコメント。濃姫の侍従・福富平太郎貞家を演じた伊藤さんは「現場で木村さんと一緒の時間を過ごして、そして映画のプロモーションでもご一緒させて頂いて感謝しています」と吐露。同じく濃姫を支える筆頭侍女・各務野を演じた中谷さんは「壮大なスペクタクルととても深い人間ドラマを両立させることのできる稀有な存在である大友監督と、孤高の武士(もののふ)を演じた木村拓哉さん、女性の強さとしなやかさと可愛らしさのすべてを表現できる綾瀬はるかさんとご一緒させて頂けることは、宝物の日々でした。我らが殿と私の愛する姫の切ないラブストーリーを是非お楽しみくださいませ」とコメントした。さらに信長の家臣・木下藤吉郎を演じた音尾さんは「木村さんが信長を演じる作品で、私秀吉ですか? いいんですか!? とオファーが来た時に二度見したのですけれども、この場に立ってみると本当だったんだなと。(笑)ついさっきまで家でお風呂掃除をしていたんですけど、まったく別次元の所に来てしまいました。この場に連れてきてくれた信長さまに感謝しております」とユーモアを交えて挨拶。そして大友監督は、「自信作です!とんでもない数のスタッフが自分たちの魂を込めて、丁寧に仕事をしてくれた結果がこの映画になっています。この大画面で浴びるように音と映像を堪能し、感動を皆さんに持ち帰って頂けたら嬉しいです」と喜び交じりにコメントした。綾瀬はるか、「織田信長に負けないくらいの強いパワー」が必要だった昨年1月に撮影を終えてから1年、ついにプレミアの日を迎えたことに木村さんは、「監督をはじめ、製作の皆さん、キャストの皆さんが作った作品が今日をもって自分たちの手元を離れる日なので、作品を見送る気分でいます。今日からみなさんが愛してくれればうれしいなと思います」と観客へメッセージ。綾瀬さんは、史実に痕跡の少ない濃姫という役柄をどのように演じ、どのように信長に寄り添ったかを聞かれ、「武道や芸事や茶道、何にしても長けているとても聡明な女性なので、木村さん演じる織田信長に負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければいけないと思い臨みました」とふり返る。そんな濃姫を演じた綾瀬さんについて木村さんは、「濃姫に関する資料が数少ない中で、濃姫という存在を構築していかなければいけない。その中で綾瀬はるかさんが濃姫という役を具現的に表現してくれていたので、凄く組み立てやすかったです。そして大友監督が、常に僕ら出演者がやりたいことを見ていてくださるので、その場で生まれた感情を一粒残らずカメラに納めてくださったなという印象があります」と応じた。中谷美紀、木村拓哉の“信長”は「殺気出してました」また、貞家と各務野、それぞれの立場から濃姫と信長を見守る存在であった伊藤さんと中谷さん。木村さん、綾瀬さんとの共演の感想を聞かれると、「濃姫というと天真爛漫で家族を愛し義理堅く、だけど蝶のように自由で可憐な印象があるのですが、それが綾瀬さんにぴったりでした。そして現場にいる木村さんは信長そのもので、その場を支配するリードする力が凄まじかったです」と熱く答える伊藤さん。中谷さんは「皆さんご存じだと思うのですが、木村拓哉さんはユーモアあふれる楽しい方なんです。でも現場に参りますと…両国で相撲を見たことある方は分かると思うのですが、勝つ方って大抵アドレナリンが放出されていて物凄く殺気立っているんですね。その力士の横綱のようなアドレナリンが殿から放出されていて、普段は楽しい方なのですが現場に入ると怖くて誰も近寄れない。血生臭い香りが漂ってくるんです。綾瀬さんですら『殿が怖い』というくらい殺気出してました」と現場をふり返った。宮沢氷魚「意識的に新しい明智を作りたい」役作り明かすそして明智光秀という、信長の物語には欠かせない重要人物を演じることになった宮沢さんは、「とにかく光秀は頭が良くて誰よりも信長に対する愛情や憧れがあって、それは常に持ちつつ、自分にしかできない明智を作りたいと思ったときに、自分の持つミステリアスさだったりアンニュイな部分を役と融合できたらいいなと、意識的に新しい明智を作りたいと思い臨みました」と答えた。時代劇映画初出演となる染五郎さんは、森蘭丸として信長である木村さんとの共演シーンも多かったが、「一番最初に撮影したシーンが、殿から蘭丸がつき倒されるシーンだったのですが、その時に木村さんの後ろに炎が見えました。それが初めての撮影というのもあってやはりすごいなと思いました。そして信長が魔王になっていく感じを目の前で体感出来てとても貴重な時間でした」と、圧倒された木村さんの印象について答えた。さらに、本作への想いについて聞かれた大友監督は、「皆さんを戦国時代にお連れしたいです。大画面で見て頂くことは特別なことだと思っています」とコメント。「この映画を通して戦国の時代を感じながら、今の時代とで重なり合っていく部分があると思います。そして、大画面で見る幸せを、臨場感を感じて頂きたいと思います」と語った。「濃姫は、信長以上にこの物語を動かす力を持っている」綾瀬さんは本作について、「どんな人も一人では生きられず、様々な人に支え支えられ世の中が成り立っている。信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられて…と、誰かを大事に思う存在があれば人ははとても強くなれるし頑張れ、自分には想像できないパワーが発揮できる。普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかな、と思いました」とコメント。中谷さんは、「濃姫はとても聡明で、嫁いでからは、実は信長よりも戦術に長けていたというのが今回の映画では描かれるんです。やはり女性の権利を巡って、様々な先人たちが戦ってきてくださったかと思いますが、この作品において濃姫は自分の意志を主張して、信長以上にこの物語を動かす力を持っていました」と、濃姫という女性について言及。「とても強い濃姫を演じた綾瀬さんは、実は私の事を本当に侍女だと思ったようで…。少し顔をふくよかにした方が時代劇は綺麗に見えるので、よくお食事をご一緒して鴨川沿いを歩いていたのですが、『おねえちゃま、何かわたし鴨川で帽子を落としちゃったみたいなので、今度歩いて帰るときがあったら拾っといてください!』っておっしゃるんですね。わたくしも、わが姫の帽子は無いかなと一か月くらい毎日探して歩いていたのですが、ある日『おねえちゃま、なんかホテルの押し入れの中に入ってました』と。そんな綾瀬さんのギャップが大好きでした」と、作品の魅力と共に仲睦まじいトークを披露すると、会場は温かな空気に包まれていた。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月13日東映70周年を記念し、総製作費20億円を投じた時代劇超大作『レジェンド&バタフライ』のジャパンプレミアが1月12日(木)、都内で行われ、織田信長役で主演した木村拓哉、濃姫(別名・帰蝶)を演じた綾瀬はるかが出席。政略結婚によって結ばれた“魔王”信長と、蝶のように自由を求めた濃姫の生涯が、NHK大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太の脚本によって、新たな視点で描かれる。「個人的にも思い入れの強い作品になりました」と思いを明かした木村は、「時代劇ではありますが、今を生きる皆さんにも共通する、普遍的なものが描かれている」と作品の魅力を語り、「作品が僕らの手元を離れ、皆さんに引き渡す今日という日は、まるで見送る気分ですが、皆さんに愛していただければ、すごくうれしいですね。頭から最後のその瞬間まで、深くじっくり味わっていただきたい」とアピールにも熱がこもった。また、共演した綾瀬に対しては「資料が乏しい濃姫という存在を構築する上で、そのベースになっていたのが、綾瀬はるかさん。濃姫を具現化し、現場にいてくれたので、僕らもスタッフも、想像しやすく(演技などが)組み立てやすかった」と全幅の信頼を寄せていた。一方の綾瀬も「濃姫という強い女性がいたからこそ、信長が信長として存在していたし、濃姫も支えられていた」とその関係性を語り、「どんな人も一人では生きていけない。普遍的な愛が、人を強くし、想像もできないパワーを発揮することも」と木村が語る“普遍性”に強く同意した様子。役作りについては「濃姫は男勝りで武道、芸事、茶道と何事にも長けた聡明な女性。織田信長様に負けない強いパワーで立ち向かわなければという思いだった」と振り返っていた。ジャパンプレミアには木村と綾瀬をはじめ、共演する宮沢氷魚(明智光秀)、市川染五郎(森蘭丸)、音尾琢真(木下藤吉郎・羽柴秀吉)、伊藤英明(福富平太郎貞家)、中谷美紀(各務野)、大友啓史監督が出席した。上映時間168分に及ぶ渾身の超大作を仕上げた大友監督は「自信作です、はっきり言って」と木村同様に確かな手応え。「ご覧になる皆さんを戦国時代にお連れしたかった。とんでもない数の人間が魂と技術を傾けて、丁寧な仕事をしてくれた」と現場に感謝を示し、「人間ドラマ、プラス眼福ですよね。音も含めて、大画面で見る幸せと臨場感を浴びてもらえるスペシャルな作品」だと見どころを話していた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月12日東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結、総製作費20億円をかけて製作された木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、普通ではあり得ないロケーションで行われた撮影の様子を写したメイキング写真が公開。時代劇という枠組みを超えた、圧倒的な人間ドラマを作り上げたのは、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督、脚本・古沢良太をはじめ、『影裏』で大友組に参加し、黒沢清、瀬々敬久、原田眞人、沖田修一、吉田大八といった錚々たる監督との現場を経験してきた芦澤明子(撮影)。ほかにも大友監督常連組として、録音:湯脇房雄、音楽:佐藤直紀、美術:橋本創、編集:今井剛、照明:永田英則と、レジェンド級のプロフェッショナルが集結。織田信長という、これまで何度も映像化されたものに濃姫の視点を加えることで、ひとりの人間として織田信長、激動の時代を生きた男と女の物語が生まれた。また、「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」との大友監督の想いから、できる限り“本物”を追求し、全国30か所以上で撮影された本作。そのほとんどが、国宝や重要文化財だという。仁和寺比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンを撮影した、国宝の朝光寺の本堂が映画の撮影場所として使用されたのは、本作が初となった。そして、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院や神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などでも撮影。織田信長役の木村さんも「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」とロケーション効果について語っている。朝光寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329mの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を、超大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作。岩肌を流れる滝をそのまま活用、そこにある自然を最大限に活かした。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月03日1月27日(金) に公開される映画『レジェンド&バタフライ』のメイキング写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」という大友啓史監督の想いから、本作はできる限り“本物”を追求し、全国30カ所以上で撮影を敢行。そのほとんどが国宝や重要文化財で、映画の撮影場所として使用されたのは今回が初となる国宝の朝光寺の本堂や、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院、神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などで撮影された。信長ゆかりの歴史を持つ場所も多く、主演の木村も「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語っている。朝光寺仁和寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329メートルの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作で、岩肌を流れる滝をそのまま活用するなど、そこにある自然を最大限に活かしたセットとなっている。岐阜城<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月03日総製作費20億円の壮大なスケールで、織田信長とその正室・濃姫の知られざる物語を描く、木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、綾瀬はるか演じる濃姫の場面写真が公開された。政略結婚により信長の正室となった濃姫。正反対の性格の2人は、水と油のような関係であったが、徐々に惹かれあい、天下統一という夢へ突き進んでいくことに。だが、濃姫は織田信長とは違い、ほとんど文献が無く、本作の中で彼女はどのように描かれ、またそれを綾瀬さんはどのように演じたのか注目どころでもある。一方、大友啓史監督は濃姫について「歴史上の記録が少ない。少ないという事は、フィクションとして作品を広げてくれる役でもある」とそこに勝機を見出した。本作の脚本家・古沢良太が描いたのは、戦国の世でイメージするような男性の脇に控えているだけでない、自由意志を持つ自立した女性・濃姫。そして、この濃姫の存在が出来上がることで、「戦国という時代に、男女を超えたパートナーシップを築いた。愛が生まれる物語であり、愛が成熟していく物語」になったと、大友監督は語る。綾瀬さんは、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着けるところから役作りを始め、蝶のように優雅で気高く、奔放で力強い濃姫を見事に体現。綾瀬さんが「二人は政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る通り、本作の濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。また、信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという、繊細な感情を演じきった綾瀬さんに対し、大友監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であるとも表現している。到着した場面写真では、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く様子や、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器・リュートを抱えながら思いを馳せる場面が写し出されている。対照的な表情を見せる写真からも分かるように、様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月02日木村拓哉が主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』より、綾瀬はるかが演じる濃姫の場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。木村、綾瀬のほかに、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。木村とは約12年ぶりの共演となる綾瀬は、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着ける所から役の準備を始め、蝶のように優雅で気高く、そして奔放で力強い濃姫を体現。綾瀬は自らが演じた濃姫と信長について、「ふたりは政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る。その言葉通り、本作で描かれる濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという繊細な感情を演じきった綾瀬に対し、大友啓史監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であると表現している。公開された写真に写るのは、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く濃姫と、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器リュートを抱えながら思いを馳せる濃姫。対照的な表情を見せる2枚の写真からも分かるように、綾瀬が見せる様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会『レジェンド&バタフライ』は、1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月02日