ファセッタズム(FACETASM)とジョージコックス(GEORGE COX)によるコラボレーションシューズが、2021年5月15日(土)より全国のファセッタズム取扱店舗などで発売される。ファセッタズム 2021年春夏コレクションにて披露された本コラボレーションシューズ。ジョージコックスを象徴する“ラバーソール”をベースにプレイフルなマルチカラーをあしらった、インパクトのあるデザインが特徴だ。シルエットは2型。つま先のとがったローカットモデルは、ピンクと淡いブルー、ネイビーのスエードレザーを組み合わせた。また、アッパーとソールの境目には、インパクトのあるオレンジのラインを配している。一方、Dリングが印象的なハイカットモデルは、ブラックのスエードをメインに、落ち着いたネイビーをコンビネーション。ローカットと同じく、ビビッドなオレンジをアクセントにきかせている。また、各シューズのインソールには、コラボレーションを示す両ブランドのロゴが刻印されている。【詳細】ファセッタズム×ジョージコックス発売日:2021年5月15日(土)販売店舗:全国のファセッタズム取扱店舗、公式オンラインショップサイズ:4~9(UKサイズ) ※1インチ刻み価格:・ロー 61,600円(税込)・ハイ 66,000円(税込)【問い合わせ先】ファセッタズムTEL:03-6434-9893
2021年05月15日アメリカ・ジョージア州で、有権者の投票を制限する法律が成立した。黒人やマイノリティ(少数派)が投票しづらくなるような内容で、バイデン大統領は「人種差別的だ」と批判している。ジョージア州は映画やドラマの撮影地としてよく選ばれる場所であり、同地で新作『Emancipation』(原題)の撮影を行う予定だった主演のウィル・スミスと監督のアントワーン・フークアは、この法律に抗議して撮影の取りやめを発表。J・J・エイブラムス、ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオら映画人も、「ワシントン・ポスト」紙や「ニューヨーク・タイムズ」紙に掲載された公開状に署名し、抗議を表明した。そんななか、今夏ジョージア州で『ブラックパンサー』第2弾を撮影開始予定のライアン・クーグラー監督は、予定通り撮影を行うと明かした。映画情報サイト「Shadow and Act」に寄稿し、その理由を説明した。まずは、「アフリカ系アメリカ人として、また一人の国民として、有権者を減らしたり、投票用紙から遠ざけようとするような行いについては、露骨であろうとそうでなかろうと、反対です」と投票制限法を批判。「ジョージア州の選挙権に関する活動家たちと話したところ、今回の投票制限法で影響を受ける人たちの多くが、私の映画の仕事に雇用されている人たちだということがわかったのです。地元の販売会社やビジネスをやっている人々も関わっています」とつづった。「だから、私は撮影をボイコットすることはできません」と予定通り撮影を行うことを宣言した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2021年04月19日映画は知らない世界への扉だと言われる。ドキュメンタリーは特にそうだ。新型コロナウィルスの影響が色濃くなったここ1年は、心がざわつく作品とは少し距離を置いている。気がつけば勇気づけられる作品を好んで観るようになった。最近のお気に入りドキュメンタリーはファッション映画だ。生きた芸術とも言われるファッションへの好奇心と、クリエイションへの好奇心、そのどちらも満たされるものだから、つい繰り返し観てしまう。『メットガラドレスをまとった美術館』は、US「VOGUE」編集長で、メット理事でもあるアナ・ウィンターが、年に一度、服飾部門の活動資金調達のために行う世界最大のファッションイベントの制作過程を追っている。メットガラの席料は一人25,000ドル(約275万円)。招待状を入手できるのは、マドンナ、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイ、ジュリアン・ムーアらアナに影響力を認められた人のみだ。絢爛豪華な祭典の様子も見物だが、私が惹かれたのは前日譚。次々に降りかかる問題を、アナとキュレーターのアンドリュー・ボルトンが、あの手この手で乗り越えていく。アナが頭を抱える姿は、彼女の日常に密着した『ファッションが教えてくれること』からは想像できない。必然性のない提案にNOを出し、5万ドルかけた撮り下ろしも容赦なくボツにする。マリオ・テスティーノやオスカー・デ・ラ・レンタのような大物にすら忖度なし。即断即決の彼女が思い悩む姿を見ていると、「躓いたって立ち上がればいい」という気になるのだ。デザイナーを追った作品には、アナの作品同様にお仕事映画的側面が感じられるものも多く、そのプロフェッショナリズムに心が震える。『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』では、パンクと優雅さを融合させたファッションで、無一文から世界を手中にしたヴィヴィアンの人生が紹介されている。デザイナー、実業家、母親、妻、環境&人権保護活動家としてのボーダーレスな活躍、エネルギー溢れるプライベートライフには目を見張る。『ディオールと私』では、オートクチュール未経験のラフ・シモンズが、パリのメゾンでベテランのお針子たちと1枚の布に魂を注ぎ込もうと奮闘する姿に胸が熱くなった。もちろん、コレクション完成が終点ではない。発表後、デザイナーたちを待ち受けるのは賞賛か酷評か。『マックイーンモードの反逆児』では、ある人物がこの業界にいると心のバランスを崩すと言っていた。華やかなファッション業界の過酷さを象徴するひと言だ。創り手の思いを知るほどに、ファッションを短いシーズンで区切ることへの違和感が募る。だからこそ、私のお気に入りは『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』だ。彼は流行と戦い続けている。何着か我が家のクローゼットにあるドリスの服は、なるほど何年経ってもお気に入りだし、飽きることがない。確固とした自分軸を持つ彼は、世界的に成功した今もアントワープに邸宅を構えている。アンティークや花、自家菜園で採れた野菜を慈しむ姿に、トレンドとは別の価値観で生きるドリスの精神を感じ、彼の服にますます愛着を感じることとなった。ドリス同様「アントワープの6人」の一人であるマルタン・マルジェラの映画『We Margiela マルジェラと私たち』は、素顔を隠してセンセーショナルな作品を発表し続けたマルタンが、突然表舞台から姿を消した理由を探る。理想と現実、創作と資金のバランスに常に悩まされていた現実には驚かされた。彼がブランドについて語る際、常に“I”ではなく“We”と言い続けた理由も明かされる。それは、『ライフ・イズ・カラフル未来をデザインする男ピエール・カルダン』の冒頭でカルダン氏が明かした、「ブランドについて三人称で語る理由」と同じだ。カルダン氏は、「自分はブランドにおいてあくまでもひとつの要素にすぎない」と言う。そのスタンスを貫き、2020年に設立70周年を迎え、今も巨大コングロマリットと距離を置き、設立者本人が幸せそうに采配を振るう姿に励まされるデザイナーは多いはずだ。数あるファッション映画の中でも大好きなのが『アルマーニ』だ。一代で帝国を築き上げたジョルジオ・アルマーニの鬼気迫るこだわりと、それが具現化されたミニマルな服、そして美しい暮らしぶりには圧倒された。だが、その裏で彼が犠牲にしてきたものにも気づかされる。“道”を極める覚悟を垣間見ている気もするのだ。無から美を生み出そうとする人々のたゆまぬ努力は、覚悟のひとつのカタチなのだろう。だからこそ、彼らを見ると身が引き締まる。勇気をもらえるのだ。さあ今日も、お気に入りの一着を身に纏ってがんばろう。(text:June Makiguchi)
2021年04月09日ミック・ジャガーや故ヒース・レジャーが惚れた伝説の反逆者、ネッド・ケリーを『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが演じる『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』が、6月18日(金)より日本公開が決定した。19世紀のオーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリー。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりのアイルランド移民の若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化。かつて、ミック・ジャガーが『太陽の果てに青春を』で、故ヒース・レジャーが『ケリー・ザ・ギャング』で演じたネッド・ケリー役を、主演作『1917 命をかけた伝令』で次世代の才能として世界中が注目するジョージ・マッケイが継承。母親が幼いネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ、執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト。ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナム、さらに『ジョジョ・ラビット』トーマシン・マッケンジーなど豪華キャスト陣も見逃せない。監督は、『アサシンクリード』でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル。現代性とパンク精神を加えた斬新な表現で“伝説”に挑んでおり、オーストラリア・アカデミー賞では主要12部門ノミネート、3部門受賞。カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出している。『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年04月07日さまざまな価値観が大きく変貌する時代の中で、“色気”に対する考え方にも変化が。人は何に色気を感じ、今後それはどう変わっていくのか。スターのあり方から考えます。“これがセクシー”は1つではなく、ますます多様になっています。ドウェイン・ジョンソン(写真:Shutterstock/アフロ)アメリカで人気の週刊誌『People』では、1985年以来毎年11月に「SEXIEST MAN ALIVE!(最もセクシーな男性)」という企画を実施しており、これは一人の男性を選び発表する、という人気企画。LAで30年近く映画やセレブにまつわる記事を執筆している、映画ジャーナリストの猿渡由紀さんによると、近年選ばれる男性に大きな変化があるとか。「‘96年のデンゼル・ワシントン以外、ずっといわゆる白人の男性が続いていたのですが、‘16年にドウェイン・ジョンソンが選ばれ、昨年受賞したマイケル・B・ジョーダンまで、計4人の黒人男性が受賞しています。つい最近まで、ブラッド・ピットやジョージ・クルーニーをセクシーと言っていた、しかも影響力のある雑誌にこういう変化が起こっている。もちろん雑誌ですから、時代の流れを読み、意図的にそうしている部分もあるとは思いますが、それを差し引いても、価値観が多様化していることの象徴だと思います」年齢や人種、そしてジェンダーなど、多様性を積極的に受け入れようとしている今のアメリカでは、“これこそがセクシー”とたった1つの概念を提示することは、もはや時代にそぐわない、と猿渡さんは言います。「さらに今は、“外見だけがセクシーを評価するポイントではない”という意識を持つ人も増えていて、象徴的な動きが、昨年の春のコロナ真っ只中の時期に“コロナ対策に献身的な働きを見せていた国立アレルギー感染症研究所のファウチ博士を、‘20年の『最もセクシーな男性』に選ぼう”、というムーブメントが起きたこと。彼の知的さや仕事に邁進する姿をセクシーと評価するという、これまでとは違った軸での動きでした。結局それは実現はしなかったのですが、そういうチョイスが出てくることも、とてもおもしろいな、と思いました」個性的なファッションで知られるアーティストのハリー・スタイルズに、若い世代から支持が集まるのも、多様性の象徴だとも。「先日彼が、雑誌『ヴォーグ』に女性用のドレスを着て登場したことが話題になりましたが、もはやZ世代にとってジェンダーの垣根を越えたファッションは、クールであり、もっと言えば“ごく普通”なことです。また、ジェンダーフルイド(性自認が流動的に変わる)という認識を持つ人も増えているので、この先は性別を区切るのではなく、トランスジェンダーも含めた上で“今のセクシーとは?”を考えるようになるのでは。いずれにせよ、“セクシーの概念”はこれからも変わり続けていくのではと思います」さるわたり・ゆき映画ジャーナリスト。女性誌編集者を経て渡米。LAをベースに、映画やハリウッド事情の記事を、『週刊文春』や『シュプール』、東洋経済オンラインなどに執筆。※『anan』2021年3月31日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月27日「W Magazine」が、ハリウッドスターたちがBTSの英語曲「Dynamite」の詞を朗読または、歌う白黒の動画を公開。わずか3日で再生回数150万を超え、話題となっている。まずは出演者がひとりひとり名乗り、自己紹介。レイチェル・ブロズナハン、トム・ホランド、スティーヴン・ユァン、リズ・アーメッド、タリア・ライダー、レスリー・オドム・Jr.、ソフィア・リリス、ジェームズ・コーデン、ジャレッド・レト、アンドラ・デイ、ジョナサン・メジャーズ、マリア・バカローヴァ、キース・スタンフィールドまでは順調だ。しかし、ジョージ・クルーニーの番になると、ジョージは真顔で「ブラッド・ピットです」と言い、続くテッサ・トンプソンも「私はジョージ・クルーニーです」と真顔でボケる。その後は、朗読スタイルを貫くスターもいれば、スティーヴンのように歌ったり、レイチェルのようにリズムに乗って踊るスターまで様々。『ミナリ』でスティーヴンと共演したアラン・キムも登場する。トムがアイスティー(らしきもの)を飲みながら「アイスティー」の歌詞を読むところが「かわいい」、“歌える俳優”のジェームズがあえて歌っていないのが「残念」「いかにもこの曲を知らない風なのがおもしろい」などの感想が寄せられている。「Dynamite」は、YouTubeで「24時間で最も再生された動画」として新記録を樹立したり、ビルボードの「Social 50」チャートで首位最長記録を達成するなど、数々の記録を打ち立ててきた大人気曲。(Hiromi Kaku)
2021年03月16日イギリスで15日の母の日の直前、ケンジントン宮殿のインスタグラムアカウントからジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が故・ダイアナ妃に作ったという手作りカードが公開された。ジョージ王子のカードは、クレヨンで描いた風景画に「ダイアナおばあちゃまへ。ハッピー、ハッピー、マザーズデイ。大好きだよ、いつも思っているよ。たくさんの愛を込めて。ジョージより」というメッセージが添えられたもの。シャーロット王女のピンク色のカードは、カラフルに塗られた大きなハートが印象的。「ダイアナおばあちゃま。母の日におばあちゃまのことを思っています。大好き。パパが寂しがっているよ。たくさんの愛を。シャーロットより」とパパ・ウィリアム王子の様子を亡きダイアナ妃に伝えた。コメント欄にはこの「パパが寂しがっているよ」という文章に、「思わず涙した。なんて美しいんだろう」と心打たれた人たちの声が多数寄せられている。4月に3歳になるルイ王子は、自分で色塗りしたとみられるハートのマークと、様々な生き物のシールで緑のカードを彩った。「LOUIS」という手書きらしい署名が立派!「毎年母の日には、ウィリアム王子のためにジョージ、シャーロット、ルイが、祖母のダイアナ妃にカードを手作りしています」という習慣も明かされた。3きょうだいが作ったというゴージャスなケーキの写真も公開されている。(Hiromi Kaku)
2021年03月15日ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)とジョージコックス(GEORGE COX)のコラボレーションによるユニセックスシューズが、2021年3月13日(土)、ジャムホームメイド東京店ほかにて発売される。フロントジップ&レースアップの2WAY仕様シューズジャムホームメイドとジョージコックスが、初となるコラボレーション。ジョージコックスの代名詞である「ラバーソール」の厚底ソールを、軽量かつグリップ力に優れたヴィブラムソールでアレンジしたレザーシューズを用意する。アッパーのインターレースや厚底ソールといった特徴は踏襲しつつも、フロントジップのパーツは取り外し可能とすることで、フロントジップシューズとレースアップシューズの2WAYで着用できるよう仕上げている。また、シューレースを通すDカンも、シンプルなアイレットに変更。よりすっきりとした表情を楽しむことができる。詳細ジャムホームメイド × ジョージコックス発売日:2021年3月13日(土)取扱店舗:ジャムホームメイド東京店・オンラインショップ・ZOZOTOWNショップ価格:65,000円+税サイズ:UK4〜10(23cm〜28.5cm)〈ユニセックス展開〉【問い合わせ先】ジャムホームメイド東京店TEL:03-3478-7113
2021年03月12日名優ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を担ったNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』が現在配信中。この度、本作では音楽にもジョージのこだわりが詰まっていることが明らかになった。“滅亡の危機に瀕した地球”と“広大な宇宙”を舞台に描く本作は、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンが、地球に残された謎の少女と出会い、不思議な共同生活を始める。そんな中、長い探査任務を終えて地球へ戻ろうとする宇宙船の乗組員らの存在を知り、交信を通じて地球の惨状を伝えるべく奔走するというストーリー。本作では、科学者オーガスティンを演じているジョージは、本作の映画音楽の制作に「彼は世界一お気に入りの作曲家なんだ。僕の知るどんな作曲家よりも、映画の雰囲気を的確に捉えて音楽で表現できる人なんだよ」と絶大な信頼を寄せるアレクサンドル・デスプラを起用。アレクサンドルは、「ハリー・ポッター」シリーズなど大人気作の作曲を手掛け、『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』で2度のアカデミー賞作曲賞を受賞し、同賞に10度ノミネートされるなどの経歴を持つ作曲家だ。また彼は、ジョージが製作総指揮も務めた『シリアナ』で重厚感のある音楽を作曲し、ゴールデン・グローブ賞作曲賞にノミネート。ジョージがプロデューサーを務め、アカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』では、サスペンスを引き立たせるべく、緊迫感溢れる音楽を作曲した。そんな最強タッグが再び本作で実現。ジョージは「壮大な物語を演出するために、“静寂さ”を大切にしたかったから、台詞をあえて大幅に減らしたんだ。その代わり、シーンの状況を観客に伝えるために、映画の半分以上を音楽で構成したんだ」と強いこだわりを明かしている。さらに、「今まで以上に音楽の重要性が増したから、アレクサンドルにしか頼めないと思ったよ」と言い、「映画の始めから終わりまで、全てのシーンで素晴らしい音楽を作曲してくれたんだ」と理想の音楽に仕上がったと自信を見せている。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月31日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めるNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』が、12月23日より独占配信されている。この度、当初は主演俳優としてだけオファーされていたクルーニーが「監督・製作でも関わりたくなってNetflixへ逆オファーをした」と語り、Netflixに逆オファーをしていたことが分かった。“滅亡の危機に瀕した地球”と“広大な宇宙”を舞台に描く本作で、クルーニーが演じるのは、ある理由から北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティン。地球に取り残された謎の少女と出会い、不思議な共同生活を始めることになった彼は、地球の惨状を知らずに地球へ戻ろうとする宇宙船クルーのサリーらの存在を知り、交信を通じて帰還を止めるべく奔走する。『オーシャンズ』シリーズや『ゼロ・グラビティ』など数々の大作に出演し、『シリアナ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、監督を務めた『グッドナイト&グッドラック』ではアカデミー賞監督賞にノミネートされ、俳優としても監督としても、実力を兼ね備えたクルーニー。彼は本作について、「脚本を読んだら次々とアイデアが湧いてきて、主演だけではなく監督もやらせてもらいたくなってNetflixにアプローチしたんだ。それほどまでに魅力的だったよ」と語り、自らNetflixに直談判するほど、意欲的に取り組んだことを打ち明けている。さらにクルーニーは、「宇宙や地球を舞台にした作品は、スティーブン・ソダーバーグ監督やアルフォンソ・キュアロン監督とそれぞれ1本ずつ作っていたから、どんな風に作ればいいかのヒントは自分の中にあったんだ。だけどなかなか製作することが難しいから、ずっと作ってみたいと思っていたよ」と、これまでの経験から、自身でも宇宙を舞台にした作品を作ることに憧れていたことを告白。クルーニーは、ソダーバーグ監督の『ソラリス』では宇宙ステーションで未知の存在と対峙する役で主演を務め、キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』では宇宙空間に放り出され、地球への帰還を目指す宇宙飛行士の役を演じてきた。これまでの経験を活かして本作で表現したかったことについては、「終末の世界と宇宙を舞台にした壮大な物語により没入してもらえるよう、少しでも違和感を覚えた箇所は都度修正するほど慎重に進めたよ。さらに人間の内面も掘り下げた、繊細な人間ドラマも描きたいと思ったんだ」と、クルーニーならではの“宇宙を舞台にした映画”を目指したことを明かした。クルーニーと20年以上ともに歩んできたプロデューサーのグラント・ヘスロヴも「彼の出すアイデアはバラエティに富んでいたから、撮影を進める中で変更を行っても、どれも素晴らしい結果になったよ」と、クルーニーの監督としての手腕を絶賛した。Netflix 映画『ミッドナイト・スカイ』12月23日より独占配信中
2020年12月30日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務める映画『ミッドナイト・スカイ』が、本日12月23日17時より独占配信される。この度、クルーニー演じるオーガスティンと、フェリシティ・ジョーンズ演じるサリーが初めて交信に成功するシーンや、『ゼロ・グラビティ』を彷彿とさせる、宇宙船に事故が発生する大迫力シーンが収められた本編映像が公開された。“滅亡の危機に瀕した地球”と“広大な宇宙”を舞台に描く本作で、クルーニーが演じるのは、ある理由から北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティン。地球に取り残された謎の少女と出会い、不思議な共同生活を始めることになった彼は、地球の惨状を知らずに地球へ戻ろうとする宇宙船クルーのサリーらの存在を知り、交信を通じて帰還を止めるべく奔走する。この度公開された本編映像は、地球にいるオーガスティンと、宇宙船のサリーらが初めての交信に成功する、物語のキーポイントとなるシーン。宇宙船が遭遇する大事故を映し出した、迫力ある光景が映し出される。数週間もの間、地球と連絡が取れず切羽詰まっていたサリーらは初めての交信に喜びを隠せない様子だが、オーガスティンが“地球が滅びつつある事実”を伝えようとした肝心のところで、通信が乱れ聞こえなくなってしまう。そして次の瞬間、宇宙船に大量の隕石が衝突するという事故が発生。果たして宇宙船クルーらの運命は?そしてオーガスティンは、クルーに地球の惨状を伝え、危険な帰還を止めることができるのか?クルーニーの出演作『ゼロ・グラビティ』を彷彿とさせる迫力ある映像で、まるで宇宙にいる感覚を味わえる。Netflix 映画『ミッドナイト・スカイ』12月23日(水)より独占配信開始
2020年12月23日今週の「おとな向け映画ガイド」アカデミー賞有力候補作がこんなにも!ー『Mank/マンク』『ミッドナイト・スカイ』など劇場公開されたNetflixオリジナル4作品をオススメ。ぴあ編集部 坂口英明20/12/20(日)イラストレーション:高松啓二今週末のロードショー公開は11本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン以上で拡大公開される作品は『劇場版ポケットモンスター ココ』『映画 えんとつ町のプペル』『ジョゼと虎と魚たち』の3本です。今回ご紹介するのは、いま話題のNetflixオリジナル作品4本。館数は少ないですが、今なら映画館でご覧になれます。この年末年始は、おうちでゆっくり配信を観るという楽しみ方も。『ミッドナイト・スカイ』ジョージ・クルーニー主演・監督・製作、世界の静かな終末を描くSF大作です。2049年、地球は壊滅の危機にあります。クルーニーの役は、避難をせずに北極圏の天文台にひとり残った老宇宙物理学者オーガスティン。食料の備蓄もあるこの観測施設で死を待つ状態です。施設内で、家族とはぐれ取り残された少女アイリスを見つけるのですが、彼女を救うすべもありません。ある日彼は、木星の探査を終え地球に帰還する宇宙船からの無線をキャッチします。彼らは、地球との連絡が途絶え、混乱状態のなか、情報を求めてあてのない発信を続けていたのです。オーガスティンは、よりよい通信設備のある遠く離れた別の基地へ氷原のなかをアイリスと移動します。映画は、そのサバイバルの旅と、宇宙船の地球帰還を並行して描いていきます。原作はリリー・ブルックス=ダルトンの『世界の終わりの天文台』。なぜ地球は滅亡するのか?木星探査のミッションは? 宇宙船内の人間関係は?オーガスティンはなぜ残ったのか? 少女アイリスの謎?などなど、原作とは異なる部分もあったり、観た人の想像力に委ねられるところも多くて、映画を観終わっても話題はつきません。氷とオーロラの北極圏、宇宙空間でのスリリングな船外活動シーンや、船内のライフスタイル、といった映像の見どころも盛りだくさんです。12/11(金)から劇場公開。ヒューマントラストシネマ渋谷他で上映中。12/23(水)からNetflixで配信開始。『ザ・プロム』ブロードウェイとハイスクール・ラブコメをガッチャンコさせた良いとこ取りミュージカル。しかもメリル・ストリープ、ニコール・キッドマンら大物俳優を起用するという大盤振る舞いの、ゴージャスなNetflix映画です。ルーズベルト大統領夫人を主人公にした新作ブロードウェイ・ミュジーカル『エレノア』、劇場前の派手なキャンペーンで華々しく初日を迎えるのですが、酷評であえなくクローズ。やけ気味の主演女優ディーディー(メリル・ストリープ)とその仲間たちは起死回生のアイデアをSNSでみつけます。それは、インディアナ州の田舎町の高校で、同性の恋人とプロム(卒業パーティ)に参加する予定の女子高校生がいるため、PTAがプロムそのものを中止したという記事。この女子高生をブロードウェイのスターが応援しよう、というわけです。ディーディーたちの出現に、現地は大騒ぎ。監督は学園シリーズ『glee グリー』のライアン・マーフィ。女子高生エマを演じる新人ジョー・エレン・ペルマンは、どこか『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンを彷彿とさせます。学園ミュージカルの躍動感とベテランたちの円熟の芸の見事な交配。メリル・ストリープ扮する大女優のセルフ・パロディは余裕を感じますし、彼女や、ニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデン(トニー賞受賞男優)らが歌い踊るシーンは一見の価値あり、です。12/4(金)から劇場公開。ヒューマントラストシネマ渋谷他で上映中。Netflixで配信中。『Mank/マンク』米アカデミー賞レースで最有力候補といわれている作品です。監督は『ゴーン・ガール』などのデヴィッド・フィンチャー。映画史上燦然と輝く名作中の名作『市民ケーン』は監督で主演のオーソン・ウェルズの功績が語られますが、この映画は脚本を担当した”マンク”こと、ハーマン・J・マンキーウィッツにスポットをあてた新味の“名作誕生秘話”になっています。脚本を担当したのはジャック・フィンチャー。監督の実父です。『市民ケーン』のモデル、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストや、MGMの創始者メイヤー、『ラスト・タイクーン』の主人公、タルバーグなど、実在したハリウッド・レジェンドが実名で描かれています。1930年代、黄金時代のスタジオらしい熱病のような浮かれた雰囲気と、きらびやかな世界の裏で展開するどろどろとした人間模様。ハリウッド内幕ものの魅力にあふれています。評判をよんでいるひとつは映像です。モノクロの、まるで『市民ケーン』(1942年作品)と同じようなテイスト。様々な時制のシーンをインサートする構造は、フラッシュバックを多用した『市民ケーン』を連想させます。役者も高い評価を得ています。マンクを演じているのは、個性派ゲイリー・オールドマン。今回も、この酒びたりで、毒舌、ハリウッドの暴れん坊を魅力的に演じています。『市民ケーン』はいまや世界の映画ベスト1にも選ばれますが、当時、ハリウッドからは総スカンで、アカデミー賞9部門にノミネートされるも、受賞したのはこのマンキーウィッツ(とオーソン・ウェルズ)の脚本賞だけ。さて、『マンク』はどんな結果になりますか。11/20(金)から劇場公開。アップリンク吉祥寺他で上映中。Netflixで配信中。『シカゴ7裁判』1968年シカゴでおきたベトナム戦争への抗議デモ弾圧事件の、今からみると衝撃的で理不尽な裁判を描いた物語です。事件は、大統領選挙に向けて民主党全国大会が行われたシカゴにベトナム反戦の活動家が集結したなかで起きました。デモ隊と警察、州兵が対立し、なかば暴動状態となり、デモ指導者が逮捕されました。映画は翌年に行われた裁判を追いながら、事件の背景も描いていきます。シカゴ7とよばれた被告は、新左翼の学生団体SDSのリーダー、トム・ヘイデンや、政治に傾斜したヒッピー集団イッピーのアビー・ホフマンとジェリー・ルービン、非暴力の活動家など7人。さらに過激派ブラック・パンサーのリーダーも告発されていました。監督・脚本はアーロン・ソーキン。『ホワイトハウス』などTVシリーズのヒット脚本家として知られ、最近は映画監督として活躍しています。当初、この作品はスティーブン・スピルバーグが監督するといわれていました。トム・ヘイデンといえば、その後、カリフォルニア州議会議員となりますが、映画ファンにはよく知られた名前。ジェーン・フォンダの元夫です。この映画では、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメインが演じています。フランク・ランジェラが演じた超タカ派の裁判官の横暴、意外な証言者の登場(マイケル・キートン扮する前司法長官など)、被告団の内輪もめ……といった裁判ドラマならではの展開の面白さ。そして感動のラスト!アメリカではベトナム反戦、フランスの五月革命、日本では全共闘運動と、若者たちの関心が政治に向けられた時代の物語です。それが、トランプが再選をめざし、さまざまな政治対立が現出した今年に公開されたことに意味があります。これもアカデミー賞の有力候補の一本です。10/9(金)から劇場公開。アップリンク渋谷他で上映中。Netflixで配信中。
2020年12月20日「Netflix」では、ジョージ・クルーニーが監督、製作、主演を務めたSF映画『ミッドナイト・スカイ』がもうすぐ配信される。この度、ジョージがこれまでの映画人生をふり返り語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、滅亡の危機にある地球で北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンが、地球に残された謎の少女と出会い、不思議な共同生活を始める。そんな中、長い探査任務を終えて地球へ戻ろうとする宇宙船の乗組員らの存在を知り、交信を通じて地球の惨状を伝えるべく奔走するというストーリー。ジョージが演じているのは、“ある理由”から最後の撤収便に乗らず、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンだ。これまで、ダニー・オーシャン役を演じた『オーシャンズ』シリーズや、アカデミー賞助演男優賞を受賞した『シリアナ』、『ゼロ・グラビティ』など多くの作品に出演し、監督を務めた『グッドナイト&グッドラック』ではアカデミー賞監督賞にもノミネートされた経歴を持つジョージ。そんな自らの映画人生について「僕はアクションからコメディまで幅広い作品に携わってきたし、俳優と監督両方で成功と失敗を繰り返してきた。大ヒット作ばかりではなかったけれど、そのおかげで色々な作品に関われた。過去に手掛けた作品は全て蓄積されて、自分の財産になっているよ」と総括する。そんな中で、本作については「いつも新しい作品に関わるときは、これまでの経験を活かせるようなものに携わることにしている。だから本作はこれまでの集大成と言えるね」とこれまでのあらゆる経験を活かし挑んだことが伺える。また今回のスタッフは、20年以上の付き合いのある人たちが撮影に加わったそうで、「いつも的確に意見を言ってくれるんだ。本作のように、監督として自分を撮影している時は特に、皆からの意見が本当にありがたかったよ」と強固な信頼関係を築いてきたスタッフと共に作られていることも明かした。さらに、「脚本を変えるという緊急事態もあったけど、今までの経験値を活かして、むしろより良いものに昇華させることができたんだ」とピンチをチャンスに変えられたことも告白している。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は12月23日(水)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月19日『ミッション:インポッシブル7(原題)』の撮影中、新型コロナウイルスの感染予防対策を怠ったスタッフを激しく叱責するトム・クルーズの音声が流出し、物議を醸している。Sun紙が入手した音声によると、撮影クルーが2メートルのソーシャルディスタンシングを守らず、身を寄せ合ってモニターをチェックしている様子を見たクルーズが激昂したようだ。Fワードを交えながら怒鳴るクルーズの声が収められている。「僕らはこの作品で何千もの雇用を生み出しているんだ。もう二度とするな。二度とだ。もし今度やったらきみはクビだ。絶対にこの映画の撮影は止めさせない。わかったか?僕はここにいるみんなを信じてる」今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの映画やドラマの撮影が中止または延期に追い込まれた。そんな中、映画界屈指のビッグバジェット作品の主演俳優であり、エグゼクティブプロデューサーも務めるクルーズは現場の感染予防対策を徹底し、撮影をストップさせないことに腐心してきた。感染者が出れば撮影は中止され、作品に携わる多くの人の収入源が絶たれることに直結するからだ。4カ月遅れでスタートした撮影は、今年8月にはバイクスタントが原因の火事で一度中断されており、この時もクルーズはひどく苛立っていたと報じられていた。欧米のメディアがこの話題で持ちきりだった16日、ジョージ・クルーニーがハワード・スターンがホストを務めるラジオ番組に出演し、クルーズの激怒騒動について聞かれる場面があった。クルーニーは、「彼は過剰反応したわけではないよ。なぜならこれ(予防対策の軽視)は問題だからね。別のテレビ番組でスタッフをやってる友人がいるけど、彼も似たような状況で同じことを言っていた」とクルーズに理解を示した上で、別の形で注意することもできたはずだと指摘。「あんなに大ごとにはしなくてもよかったんじゃないかと。あんな風に人を見せしめにするようなことはね。権力を持っているということは厄介でもあるんだ。自分以外の人の責任も持たなくてはならないし、もし撮影が止まれば、多くの人が職を失ってしまう。人はそれを理解して、自らの行動に責任を持つべきなんだ。誰かのせいにするのではなくてね」。そして「僕は彼がああ言ったことことを理解できるよ。全く間違っていない。ただ、全ての状況を把握しているわけではないからね。これまでにもしかしたら10回や15回、あんな風に怒鳴っていたかもしれないし」とクルーズの肩を持ちつつ、スタッフの事情も考慮してみせた。
2020年12月17日『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『Mission: Impossible 7』(原題)の撮影現場で、トム・クルーズが新型コロナウイルス感染予防対策を怠ったスタッフに対して激怒。そのときの模様を収めた約2分間のトムの音声が「The Sun」紙によって公開され、瞬く間にSNSで拡散された。『ミッション:インポッシブル』シリーズはトムが7作に渡って主演・プロデューサーを務めてきた代表作。今作がコロナ禍における映画製作の絶対的基準になっていることや、多くの雇用を生み出しているという責任の重大さを説き、「ソーシャルディスタンス」を守っていないスタッフに「もう一度やったらクビだ!」と厳しく言い放った。この件に対し、自身の監督・主演作『ミッドナイト・スカイ』をハワード・スターンのラジオ番組でプロモーション中だったジョージ・クルーニーは、「トムの対応は大げさではない。だって、(感染予防対策を怠ることは)問題だから」と述べ、トムを擁護。「権力のある地位にいると、なにかとやりにくいんだ。みんなに対する責任があるし、それに関してトムは間違っていない。製作が中断されてしまったら、仕事を失う人がたくさんいる。みんなもそれを理解して、責任感を持つ必要がある」と語った。しかし、「ぼくのスタイルではないけどね。ああいう風に人を叱りつけるというのは」と自分だったらトムと同じアプローチはしないともコメント。とはいえ、一貫して「理解はできる」「彼は間違っていない」とトムの行動を批判することはなかった。(Hiromi Kaku)
2020年12月17日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めるNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』。この度、滅亡の危機に瀕した地球と広大な宇宙を舞台に描く本作から、北極での過酷なサバイバルや、美しい宇宙空間の描写など圧巻の映像と共に深遠な感動を予感させる壮大な予告編が解禁となった。この度解禁となった最新の予告編では、冒頭から北極で暮らすオーガスティン(ジョージ・クルーニー)と少女の姿と、宇宙に取り残されたサリー(フェリシティ・ジョーンズ)ら乗組員の姿が交互に映し出され、「レディオヘッド」の「No Surprises」に乗せ、彼らが織りなす壮大な物語の一端が垣間見える。サリーらと交信するため、少女を連れて極寒の地での過酷な移動を決意したオーガスティン。一方、宇宙船ではメンテナンス中に思わぬ大事故が発生、乗組員たちはさらなるピンチに巻き込まれることに。果たして無事交信することはできるのか?北極での厳寒サバイバルの様子や宇宙空間の美しくもスリリングな映像など、圧巻の映像にも注目の映像となっている。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は12月23日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月11日4年ぶりに映画に出演したジョージ・クルーニーが、役作りに張り切りすぎてしまったようだ。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』で、がんを患う孤独な科学者を演じるため、短期間で約13キロの減量を敢行。撮影の4日前に耐えがたい腹痛を起こして病院に搬送され、膵炎との診断を受けた。数日入院することになってしまったという。「体重を早く落とすことに必死で、たぶん、身体のことは気にかけていなかったのだと思う」と「The Daily Mirror」紙とのインタビューで当時をふり返ったジョージ。今作はジョージにとって長編監督作7本目。いままでで最大のプロジェクトだったということで、かなり気合が入っていたらしい。「回復するまでに数週間かかってしまった。たやすいことではなかった。監督も務めていたものだから、すごくエネルギーを使うんだ」と苦労を語っている。「やり遂げるのは不可能かもしれない」と思ったこともあったというが、「でも、わかるでしょう?楽しかった」と満足気だ。主演を務めるにあたっては、減量以外にもヒゲをもじゃもじゃに生やすという役作りも行った。3歳の息子はジョージのヒゲにいろんなものを隠して遊んでいたというが、妻と3歳の娘はジョージがヒゲを剃り落としたとき、すごく喜んだという秘話も明かした。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月11日モンテッソーリ教育の現場を観察したドキュメンタリー映画『モンテッソーリ 子どもの家』の予告編が、いち早くシネマカフェに到着。本映像では、本作の日本語吹き替えを担当した本上まなみと向井理がナレーションを担当している。アンネ・フランク、英国ロイヤルファミリー、Amazonのジェフ・ベゾスら米大手IT企業の創業者、ジョージ・クルーニー、藤井聡太棋士らが受けたとして知られるモンテッソーリ教育。本作では、ルーベにあるフランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに2年3か月間密着している。到着した予告編では、モンテッソーリ役の本上さんが、モンテッソーリの著書から引用された言葉の数々を話しながらガイド役を担う。映像では、子どもたちがお花を生けたり、お水をこぼさないように注いだり、モンテッソーリ教具として知られるピンクタワーを積み上げたり、思い思いにお仕事をするシーンが続く。そしてアレクサンドル・ムロ監督の声を担当している向井さんがタイトルコールを言い、映像は終了する。本上さんは本作について「静かだけれどもの凄くスリリングな、攻めてる映画!」と説明し、「集団生活でありながら個を大事にする(「同調」を強制しない)教育メソッド。ここには私たちが忘れていたたくさんのヒントがある」とコメント。向井さんは本作を観ることで「刻々と複雑化する社会の中で、一人の親として、そして一人の子として何を感じて生きるべきなのか。その様な悩みを抱える多くの親御様の選択肢を広げる一助になることができれば」と語っている。『モンテッソーリ 子どもの家』は2021年2月19日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年12月11日ジョージ・ミラー監督の新作『Three Thousand Years of Longing』の撮影が開始した。ロケ地はシドニー。企画の発表から2年を経てのスタートだ。出演はティルダ・スウィントン、イドリス・エルバ。撮影は62日間の予定で、クリスマス休暇をはさみ、来年春に終了する予定だという。北米公開予定日は来年9月。今作の次に、ミラーは『マッドマックス 怒りのデスロード』のスピンオフを製作する予定。シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサのオリジンストーリーで、主演はアニヤ・テイラー=ジョイ。クリス・ヘムズワースの出演も決まっている。文=猿渡由紀
2020年12月10日数多くの映画やドラマに出演し、近年は映画監督やプロデューサーとしても活躍している俳優のジョージ・クルーニー。確かな演技力と気さくな人柄で性別を問わず人気のジョージは、『People』誌が選ぶ『もっともセクシーな男性』に過去に2度も選ばれたことがあります。大人気俳優の髪型の秘密が明らかに!ジョージといえば白髪が混じった短髪のヘアスタイルがよく似合っていますが、その髪型の意外な秘密が明かされて話題になっています。彼ほどのビッグスターともなればきっと有名なヘアスタイリストに髪を切ってもらっているのだろう…と誰もが想像するのではないでしょうか。ところが実はジョージはもう25年間も自分でヘアカットをしているのだそうです。ジョージは自らが監督と主演を務める新作映画『The Midnight Sky』のプロモーションのため、アメリカのテレビ局『CBS』の番組に出演。新型コロナウイルス感染症による外出自粛中の過ごし方についての話になり、「自分で髪を切ったことはありますか?」と聞かれた彼はこう答えました。Actor/director George Clooney tells @thattracysmith that he's been cutting his own hair for years - by using the Flowbee haircutting machine pic.twitter.com/bKepm5LQCM — CBS Sunday Morning (@CBSSunday) November 29, 2020 もう25年間、自分で髪を切っているよ。僕の髪は藁みたいで切りやすいからね。数年前に『フロービー』っていうのを買ったんだ。まだ持ってるよ。こうやってウイーンってやるんだ。2分で終わっちゃうよ。@CBSSundayーより引用(和訳)フロービーとは掃除機の先にバリカンが付いたような散髪機で、1980年代にアメリカの深夜の通販番組で販売されて話題になった商品です。切った髪を掃除機が吸い取ってくれるので散らばりません。そのため、過去には宇宙飛行士が長期間のミッションで使用したこともあります。それを聞いたインタビュアーが思わず「やめてくださいよ。その髪型はフロービーでカットしたんですか?」と驚いていると、ジョージは「聞いてよ!これ本当にいいんだって!」と笑っていました。『Esquire』によると、このインタビューの放送直後から検索サイトでフロービーを探す人が急増し、フロービーの公式サイトはアクセスが殺到したためダウンしたのだとか!放送から1週間経った時点でも、Amazonではフロービーは在庫切れとなっています。この意外すぎる事実に世間では「信じられない!このかっこいい髪型がフロービー?」「早速フロービーを買って、夫の髪を切るわ!」「これでフロービーは爆売れするな」などの声が殺到。ハリウッドのスーパースターのジョージが通販で買った機械でセルフヘアカットをしていたなんて…誰が想像できたでしょうか。ジョージのひと言によって、2021年にはフロービーブームがやってくるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月07日ジョージ・クルーニーが主演、監督、製作を務めたNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』が、全世界独占配信に先駆けて12月11日(金)より劇場公開されることが決定した。本作は、ある理由により人類滅亡の危機に瀕している地球と、宇宙探査ミッションを経て地球に帰還しようとする宇宙船を舞台に描く物語。地球の滅亡を目前にしてもなお、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティン(クルーニー)は、任務を終えて帰還しようとする宇宙船の乗組員サリー(フェリシティ・ジョーンズ)たちを何とかして止めようと奔走する。オーガスティンが地球に残り続ける衝撃の“ある理由”とは…?『マイレージ、マイライフ』『ファミリー・ツリー』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『シリアナ』ではアカデミー賞助演男優賞を受賞するなど高い演技力も兼ね備え、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』『グッドナイト&グッドラック』など監督作品でも高い評価を得ている彼が、作家リリー・ブルックス=ダルトンによる小説「世界の終わりの天文台」を原作に映像化。共演には、フェリシティ・ジョーンズ、デミアン・ビチル、カイル・チャンドラー、デヴィッド・オイェロウォらが脇を固めている。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』はヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマ系列ほか一部劇場にて12月11日(金)より公開、12月23日(水)よりNetflixにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月01日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めたNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』の配信日が12月23日(水)に決定。初映像と無限の宇宙が広がるキービジュアルが到着した。滅亡の危機にある地球と、広大な宇宙を舞台に描く本作。ジョージ演じる北極に残り続ける孤独な科学者は、地球へ戻ろうとする宇宙船を止めようと奔走する――。公開された予告編では、孤独な科学者オーガスティン(ジョージ・クルーニー)と宇宙船の乗組員サリー(フェリシティ・ジョーンズ)が、お互いにコンタクトを取ろうとするシーンからスタート。北極に残るオーガスティンの側には共同生活を送る謎の少女の姿が。一方、サリーら宇宙船のメンバーも過酷な状況下で生き伸びるべく奮闘する。ミステリアスかつ壮大なドラマを感じさせる映像となっている。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は12月23日(水)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ
2020年10月28日かつて、メグ・ライアンやキャメロン・ディアスらとともに『ラブコメの女王』と称された、女優のジュリア・ロバーツ。『プリティ・ウーマン』や『ノッティングヒルの恋人』など、1990年代にジュリア・ロバーツが出演したラブストーリー作品は、今も根強い人気を誇ります。スクリーンの中で、ナチュラルな美しさを放ち、世界中の観客をとりこにした『ラブコメの女王』ことジュリア・ロバーツも、50代に。しかし、ジュリア・ロバーツは『老い』という言葉から対局の位置に存在しているのかもしれません…。当時から変わらない、現在のジュリア・ロバーツの容姿に驚きの声が上がっています!映画で振り返る、ジュリア・ロバーツの変貌もちろん、20代と50代とでは多少なりとも容姿に変化が出てくるものです。それでも、イベントに出席するたびに「まったく変わらない」「今も輝いている」と話題になるジュリア・ロバーツ。一体どれほど変わらないのか、彼女の代表作とともに振り返ります。ジュリア・ロバーツ代表作①:プリティ・ウーマンまずは、『プリティ・ウーマン』出演時のジュリア・ロバーツを見てみましょう。『プリティ・ウーマン』といえば、彼女の代表作にして出世作。リチャード・ギア演じるリッチな男性との出会いをきっかけに、どんどんあか抜けていく様は、まさに現代版シンデレラといえます。ジュリア・ロバーツ代表作②:ノッティングヒルの恋人『ラブコメの女王』としてのジュリア・ロバーツを印象付けた『ノッティングヒルの恋人』。大女優と冴えない書店員という格差カップルが、すれ違いつつも愛を深めていく、王道のラブストーリー作品は今も高い人気を誇る1作です。ジュリア・ロバーツ代表作③:エリン・ブロコビッチ数々の主要映画賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞をとった『エリン・ブロコビッチ』。『プリティ・ウーマン』のヒットを受けその知名度は抜群だったジュリア・ロバーツですが、『エリン・ブロコビッチ』への出演を機に、実力派俳優としてさらにそのキャリアをアップさせました。ジュリア・ロバーツ代表作④:オーシャンズ11ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンなど豪華俳優陣が集結したことでも知られる映画『オーシャンズ』シリーズ。ジュリア・ロバーツは紅一点、テス・オーシャン役で出演しており、物語のキーをにぎる重要な役どころを演じています。ジュリア・ロバーツの現在インスタでは変わらぬ美貌を披露その後も、コンスタントにヒット作に出演しているジュリア・ロバーツ。彼女が開設しているインスタグラムでは、昔と変わらぬ美しい姿を披露しています。 View this post on Instagram A post shared by Julia Roberts (@juliaroberts) on Dec 2, 2019 at 5:24pm PST View this post on Instagram Happy Birthday @sergenormant You are a true and total friend and I Love You Utterly. A post shared by Julia Roberts (@juliaroberts) on Sep 25, 2019 at 9:36am PDT View this post on Instagram Rocking my Cindy Chao! ✨✨✨ What a night. @cindychao_theartjewel @eliesaabworld A post shared by Julia Roberts (@juliaroberts) on Feb 25, 2019 at 7:32am PST View this post on Instagram On a shoot with my pal and photographer @alexilubomirski wearing his @concernworldwideus T-shirt!! Alexi is a global ambassador for Concern Worldwide, which is an international humanitarian community, dedicated to the reduction of suffering and working towards the ultimate elimination of extreme poverty. Please Check them out!! #Concernworldwide. A post shared by Julia Roberts (@juliaroberts) on Oct 15, 2018 at 7:39am PDT弾けんばかりの笑顔や、抜群のスタイルは、『プリティ・ウーマン』や『ノッティングヒルの恋人』時代とまったく変わらぬまま。その変わらぬ美貌に、一部では整形を疑う声も出ているほどですが、ジュリア・ロバーツ自身が「美容整形はしていない」とイギリスの雑誌『you』で否定しています。一方で、ジュリア・ロバーツは美容整形を行わないことへのネガティブな影響を感じているといい「ハリウッドの基準からしてみれば、美容整形をしなかったことで大きなリスクを冒したとも思う」とも。顔のシワやたるみを取るフェイスリフティングや、唇の形を整えるボトックス注入など、ちょっとした美容整形はもはや一般的なハリウッド。「美容整形を行わないことが、返ってキャリアに支障をきたす」といっているのも同然なジュリア・ロバーツの発言からは、ハリウッドの過酷な現状がうかがえます。しかし、現在のジュリア・ロバーツに美容整形が必要ないことは一目瞭然。美容整形を行わずに現在の美貌を保ち続けているのですから、驚きの声が上がるのも納得です!周囲に流されず、いつまでも自然体であり続けようとする意志の強さこそ、ジュリア・ロバーツの魅力であり、今も第一線で活躍できる理由の1つなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月09日ジョージ王子があるテレビ番組を観てショックを受け、悲しそうに「もう観たくない」とウィリアム王子に訴えたことが明らかになった。今年1月、「アースショット賞」という今後10年で地球環境を回復させることを目的とした賞を創設したウィリアム王子。先日、地球環境について「Sky News」に語るなかで、ジョージ王子が心を痛めてしまった出来事を明かした。「ここのところ、子どもたちと一緒に(動物学者の)デヴィッド・アッテンボロー氏のドキュメンタリー番組をたくさん観ているんです。子どもたちはとても気に入っているのですが、一番最近に観た動物の絶滅に関する番組については、ジョージと私はテレビのスイッチを消すことになってしまいました。途中で悲しくなってしまったからです」と語った。「ジョージは『もう、観たくない』と私に言いました。どうしてこんなことになったのかと、7歳の子ども(ジョージ)だって心を痛めて私に尋ねてきます。どこにいる7歳でもこの問題に関心を持つことはできるのです」と訴えた。ジョージ王子は以前からアッテンボロー氏の大ファンで、先月一家で同氏と対面を果たし、巨大ザメ「メガロドン」の歯の化石をプレゼントされ大喜びしていた。また今月、同氏に「次に絶滅してしまう動物はなんだと思いますか?」と質問した動画も、ケンジントン宮殿のSNSアカウントから公開。動物に対して強い興味を示していることがうかがえる。(Hiromi Kaku)
2020年10月09日人気が出て注目度が増すにつれて、アンチも増えていくもの。スポットライトを浴びる立場にいれば、常にこのジレンマがつきまといます。そんな中で、高い好感度を保ち続ける女優、サンドラ・ブロックは、現代のハリウッドにおいて珍しい存在といえるかもしれません。確かな演技力とモデル顔負けのプロポーション、それでいて親しみやすさも持ち合わせ、『好感度NO.1女優』とも称賛されるサンドラ・ブロック。彼女の愛されエピソードを、これまでの出演映画とともに振り返ります。サンドラ・ブロックおすすめ出演映画おすすめ映画①:キアヌ・リーブスと共演した『スピード』サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスが共演した、1994年公開の映画『スピード』は、彼女の出世作といえる一作でしょう。2018年にアメリカのトーク番組『エレンの部屋』に出演した際には、当時、キアヌ・リーブスに惹かれていたことを告白し、会場を沸かせたサンドラ・ブロック。サンドラ・ブロックにとって『スピード』は、自身が女優として人気を獲得するきっかけになった作品であることと同じくらい、別の意味でも、印象に残っている作品なのかもしれません。なお、2019年にはキアヌ・リーブスも『エレンの部屋』に出演しており、サンドラ・ブロックの告白を受け「僕も同じように惹かれていたことを、彼女はまったく知らなかったみたいだね」と明かしたことでも話題に。また「彼女は素敵な人で、素晴らしい女優」とキアヌ・リーブスが絶賛していたことからも、サンドラ・ブロックの人柄のよさが伝わってきます。キアヌ、サンドラ発言参照元おすすめ映画②:『あなたが寝てる間に…』でゴールデングローブ賞にノミネート『スピード』で広く名前が知られるようになったサンドラ・ブロックは、『あなたが寝てる間に…』で女優としての地位を確かなものに。『あなたが寝てる間に…』で、1996年の『ゴールデングローブ賞』ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞にノミネートされたサンドラ・ブロックは、名実ともに人気女優の仲間入りを果たしました。ゴールデングローブ賞情報参照元おすすめ映画③:『評決のとき』ではマシュー・マコノヒーと共演人種差別を主軸に描かれた『評決のとき』は、その内容もさることながら、出演陣の豪華さでも知られています。マシュー・マコノヒー、サンドラ・ブロックのほか、サミュエル・L・ジャクソン、キーファー・サザーランドなど、そうそうたるメンバーが集結し、人種差別という重いテーマを見事に表現しています。おすすめ映画④:警察官をコミカルに演じた『デンジャラス・ビューティー』女性が憧れる『かっこいい女性』の役に定評がある、サンドラ・ブロック。『デンジャラス・ビューティー』では、そんなサンドラ・ブロックの魅力を存分に堪能できます。サンドラ・ブロックが演じるのは、捜査のため『ミス・アメリカ』のコンテストに出場することになった、容姿を気にかけない、男勝りで仕事に一生懸命な主人公。美しい女性へと変貌を遂げるも、中身は変わらない捜査官を、サンドラ・ブロックがコミカルに演じています。おすすめ映画⑤:ヒュー・グラントとの共演作『トゥー・ウィークス・ノーティス』『ラブコメの帝王』ことヒュー・グラントとサンドラ・ブロックが共演した『トゥー・ウィークス・ノーティス』。サンドラ・ブロックもまた、ラブコメへの出演作が多く、ラブコメの女王と帝王が共演した同作は、王道のストーリーながら、いまも根強い人気を誇ります。おすすめ映画⑥:『イルマーレ』でキアヌ・リーブスと再共演『スピード』以来、12年ぶりにサンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスが共演した『イルマーレ』。時空を超えて愛を育む男女の恋模様を描いた同作で、12年ぶりとは思えない息の合った演技をサンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスが見せています。おすすめ映画⑦:ラジー賞受賞の『ウルトラ I LOVE YOU!』でのスピーチに反響サンドラ・ブロックの愛されエピソードで欠かせないのが、2010年に『ウルトラ I LOVE YOU!』でラジー賞を受賞した際のエピソード。その年の最低映画を表彰するラジー賞は、選ばれた俳優や女優にとっては不名誉以外の何ものでもありません。表彰式に参加しない受賞者も多い中、なんとサンドラ・ブロックは『ウルトラ I LOVE YOU!』のDVDを大量に持って参加!「みなさんに差し上げるため、作品のDVDを買ってきました」「ちゃんと作品を見て、本当に最低の演技だったかをもう一度確認してみてください。確認すると約束してくれたら、来年もまた私はここに来て、ラジー賞を返却します」とスピーチし、大喝采を浴びたサンドラ・ブロック。表彰式に参加するだけでもすごいことですが、さらにジョークを放つ余裕も見せたサンドラ・ブロックに、絶賛の声が上がりました。サンドラ・ブロック発言情報元おすすめ映画⑧:念願かなってオスカーを手にした『しあわせの隠れ場所』ラジー賞を受賞したサンドラ・ブロックですが、同年に開催されたアカデミー賞とゴールデングローブ賞では、『しあわせの隠れ場所』で主演女優賞を受賞しています。最低の賞と最高の賞を同時受賞するというサンドラ・ブロックの快挙は、映画史に残る『珍事』として今後も長く語り継がれていくことでしょう。また、『しあわせの隠れ場所』で『アカデミー賞』主演女優賞を受賞した際のスピーチで、サンドラ・ブロックがほかの候補者それぞれに賛辞を送ったことも忘れてはいけません。時折ユーモアを交えて会場の笑いを誘うなど、なぜ彼女が愛されるのかが分かる印象的なスピーチでした。サンドラ・ブロックスピーチ風景参照元おすすめ映画⑨:宇宙を舞台に描かれた『ゼロ・グラビティ』セリフも少なく、ほぼ宇宙でのシーンが物語の大半を占め、高い演技力が求められた『ゼロ・グラビティ』。映画情報参照元しかし、そんな難しい作品でもサンドラ・ブロックは堂々たる演技を披露し、その確かな実力を改めて知らしめました。また、プライベートでも親交がある共演者のジョージ・クルーニーとの息の合ったかけあいは必見です。おすすめ映画⑩:サンドラ・ブロックがかっこいい女性を演じた『オーシャンズ8』オール女性キャストで描かれた映画『オーシャンズ8』でサンドラ・ブロックが演じたデビー・オーシャンは、ハマり役といっても過言ではないでしょう。同作で、強くかっこいい女性像を演じたサンドラ・ブロックに、男も女もとりこに。長年、作品の中で『強い女性』を演じてきたサンドラ・ブロックだからこそ、デビー・オーシャンというキャラクターがより素晴らしいものになっています。サンドラ・ブロックがマイケル・ジャクソンとそっくり!?整形の噂もサンドラ・ブロックといえば、はっきりとした目鼻立ちが印象的な華やかな美人。そんな彼女は、『キング・オブ・ポップ』ことマイケル・ジャクソンと「似ている」とたびたび話題になります。実際に写真を比べてみると…。眉毛や細く高い鼻が、確かに似ているようにも思える、サンドラ・ブロックとマイケル・ジャクソン。また、暗い髪色のロングヘアーというのも、2人が似ているといわれる理由なのかもしれません。離婚後のサンドラ・ブロックの現在子供の親権はどちらが?ブレイク時から長くスキャンダルとは無縁だったサンドラ・ブロックですが、2010年に元夫が複数の女性と不倫関係にあったことが分かり、離婚を経験しています。離婚年参照元元夫のジェシー・ジェームズ(左)とサンドラ・ブロック(右)サンドラ・ブロックと元夫であるジェシー・ジェームズが結婚したのは2005年。2010年1月に養子として男児を迎えた直後に発覚したジェシー・ジェームズの不倫に、当時、サンドラ・ブロックはショックで出席予定だった映画イベントをキャンセルしたほどでした。その後、離婚時のサンドラ・ブロックとのプライベートな話題も書かれた自著を出版しているジェシー・ジェームズ。自身の不貞行為を反省するどころか開き直る姿勢を見せるジェシー・ジェームズに批判が殺到したのはもちろん、サンドラ・ブロックにも同情の声が寄せられました。一時は不幸のどん底に突き落とされたサンドラ・ブロックですが、養子のルイスと2015年に養子として迎えたライラの、2人の子供の存在に支えられながら、今は幸せな日々を送っている様子。子供の名前、参照元サンドラ・ブロックの娘・ライラ(左)と息子・ルイスまた、2015年から交際している元モデルでカメラマンのブライアン・ランドールは、周囲から「とても誠実な人」と評判の男性のよう。共演者からの評価も高く、人柄もいいサンドラ・ブロックだからこそ「幸せになってほしい」と願う声が後を絶ちません。2020年時点で「事実婚状態」とも報じられているサンドラ・ブロック(左)とブライアン・ランドール(右)。2人が結婚する可能性はあるのかインスタグラムは開設しておらず、あまりプライベートを公にしないことでも知られるサンドラ・ブロック。それでも、万人に愛され、多くの人を魅了し続けるのは、天性の才能といってもいいでしょう。これからもその才能で、素晴らしい作品を生み出し続けていってほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日『オーシャンズ』シリーズや『シリアナ』、『ゼロ・グラビティ』などに出演するジョージ・クルーニーが監督と主演を務め、製作にも名を連ねるNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』の配信が決定。滅びゆく地球と広大な宇宙を描く壮大な物語が展開される。ある理由により、人類滅亡の危機に瀕している地球と、宇宙探査ミッションを経て、地球に帰還しようとする宇宙船が舞台。地球の滅亡を目前にしてもなお、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンは、任務を終えて帰還しようとする宇宙船の乗組員サリーらを何とかして止めようと奔走。危機が迫る中、サリーら宇宙船の面々を救うことはできるのか、オーガスティンが地球に残り続ける衝撃の理由とは――。主演のジョージが演じるのは、滅亡の危機に瀕している地球に残り続ける孤独な科学者オーガスティン。宇宙船の乗組員サリーは、『博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズが演じているほか、デミアン・ビチル、カイル・チャンドラー、デヴィッド・オイェロウォらも参加。哀愁漂うオーガスティンと、宇宙服に身を包むサリーの姿を切り取った場面写真も到着した。原作は、作家リリー・ブルックス=ダルトンの小説「世界の終わりの天文台」。『レヴェナント:蘇えりし者』を手掛けた実力派マーク・L・スミスが脚本を担当し、壮大な物語を描く。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は12月、独占配信開始予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ
2020年09月28日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務める映画『ミッドナイト・スカイ』が、12月よりNetflixで独占配信されることが決定。この度、本作の場面写真が公開された。原作は、“滅びゆく地球”と“広大な宇宙”を描く、作家リリー・ブルックス=ダルトンによる小説『世界の終わりの天文台』。クルーニーは、滅亡の危機に瀕している地球に残り続けている孤独な科学者を演じる。ある理由により、人類滅亡の危機に瀕している地球。本作では、宇宙探査ミッションを経て地球に帰還しようとする宇宙船を舞台に、地球の滅亡を目前にしてもなお、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティン(ジョージ・クルーニー)が、任務を終えて帰還しようとする宇宙船の乗組員サリーらを何とかして止めようと奔走する姿が映し出される。オーガスティンが地球に残り続ける衝撃の“ある理由”とは……?乗組員サリーを演じるのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主演や『インフェルノ』への出演などで知られる演技派フェリシティ・ジョーンズ。さらに、『明日を継ぐために』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたデミアン・ビチル。『キング・コング』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など出演のベテラン俳優カイル・チャンドラー。『リンカーン』『アウトロー』などのデヴィッド・オイェロウォらが脇を固める。脚本は、レオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント:蘇えりし者』などの脚本を務めてきたマーク・L・スミスが務めた。場面写真では、これまでに見せたことのない哀愁たっぷりなキャラクターを予感させるクルーニーの姿と、宇宙服に身を包み意味深な表情を見せるジョーンズの姿が確認できる。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』12月より独占配信開始
2020年09月28日ロバート・パティンソン主演、『猿の惑星:新世紀』を手掛けたマット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』の初映像が、「DCファンドーム」にて初公開された。これまでマイケル・キートン、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベイル、ベン・アフレックら、錚々たる俳優たちが演じてきたブルース・ウェイン/バットマン。「DCファンドーム」のトークセッションの始まりは、リーヴス監督からカリスマ性や情熱を感じさせる俳優として新たにバットマン役に抜擢されたロバートのリモート映像からスタート。彼から紹介を受けたリーヴス監督は、本作はゴッサムの自警団(ビジランテ)として活動し始めたばかりのころを描く探偵ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語となり、人気ヴィランたちもまたヴィランとして完全になる前の姿を描くことを明かした。さらに、本作初となるティザー予告映像も公開。バットマンとしての活動を始めてまだ“2年目”、ロバート演じる若きバットマンは荒々しさや葛藤、不安が露骨に見えており、その表情はどこかジョーカーをも想起させる…。そんな彼の精神的な成長が物語の軸になる模様だ。謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンに対する挑戦状には「君とボクで謎解きをしよう」「正義を気取るならーウソはなしー見て見ぬフリをした代償は?」とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するよう。敵対するヴィランにも注目が集まる。リーヴス監督は『チャイナタウン』(74)『フレンチ・コネクション』(71)、『タクシードライバー』(76)といった名作にインスパイアされたことにも言及、いずれも“リアルなストリート”を題材にした作品で、やはり『ジョーカー』を彷彿とさせる内容が見えてくる。また、バットマン以外にも多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役のコリン・ファレル、キャットウーマンを演じるゾーイ・クラヴィッツ、ジェームズ・ゴードン役のジェフリー・ライト、『猿の惑星』シリーズでも組んだ執事のアルフレッド役のアンディ・サーキスらキャストに称賛を送り、とりわけ今回のヴィランのひとりで、かつて『バットマン フォーエヴァー』ではジム・キャリーが演じたリドラー役のポール・ダノがこれまで誰も見たことのないバージョンで演じてくれたと絶賛。また、以前クリスチャン・ベイルも言及していたバットスーツについても、かなりの改良がなされているらしい。『ザ・バットマン』は2021年、全国にて公開(2021年10月1日に全米公開予定、3D/2D/IMAX公開予定)。(text:Reiko Uehara)
2020年08月23日ジョージ・クルーニーが『The Tender Bar』を監督することになりそうだ。プロデューサーも兼任するが、出演もするかどうかはわかっていない。原作はJ・R・モーリンガーによる回顧録。ロングアイランドで育った彼が、叔父の経営するバーで、父のような存在になってくれる客を探す物語。当初はソニー・ピクチャーズがセオドア・メルフィ監督(『ドリーム』)で映画化する計画だったが、メルフィが降板した後、ソニーは企画を手放し、アマゾン・スタジオズが獲得している。クルーニーは、次に『Boys in the Boat』を監督するつもりでいたが、コロナで撮影条件に大きな制限がかかる中でこの映画を作るのは難しいと判断、『The Tender Bar』を優先することにしたようだ。クルーニーの次回作は、監督と主演を兼任する『The Midnight Sky』。Netflixが世界配信する。共演はフェリシティ・ジョーンズ。文=猿渡由紀
2020年07月27日22日(現地時間)に7歳の誕生日を迎えられるイギリスのジョージ王子。3人きょうだいの長男として、お兄さんらしい頼もしさも増して、すくすく成長中の7年間をプレイバック。2013年7月22日16時24分(現地時間)、ウェストミンスター・パディントンのセント・メアリーズ病院にて誕生したジョージ・アレクサンダー・ルイ・オブ・ケンブリッジ王子。体重8ポンド6オンス(3.8kg)の元気な赤ちゃんは翌日には母のキャサリン妃の腕に抱かれ、父のウィリアム王子と3人で集まった観衆にお披露目された。このとき、お包みから覗く小さな両手の動きがまるでお手ふりのようだったのが印象的。約3か月後の10月23日(現地時間)、ロンドンのセントジェームズ宮殿にあるチャペル・ロイヤルで洗礼式が行われた。従来のバッキンガム宮殿ではなく、ウィリアム王子の母・ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなった際、葬儀の前に遺体が安置されていた場所だったことで話題となった。2014年4月には生後8か月で両親と初の公式外遊に。ニュージーランドとオーストラリアを歴訪し、シドニーのタロンガ動物園では珍獣ビルビーに興味津々。現地では同年代の赤ちゃんとも交流。公の場でも物怖じしない元気いっぱいな様子が微笑ましかった。2歳の誕生日を前に妹のシャーロット王女が誕生2015年5月2日(現地時間)、妹のシャーロット王女が誕生した。ウィリアム王子と病院に来たジョージ王子は報道陣の過熱ぶりにちょっと驚きながらも、パパに抱っこされて、一緒にカメラに向かって手を振った。6月には兄妹一緒の初のポートレートが公開になった。ジョージ王子が膝の上にシャーロット王女を抱っこしているショットは自宅のアンマー・ホールでキャサリン妃が撮影した1枚。名カメラマンである妃は、家族の誕生日や記念日などのたびに、飾らない自然体の表情を引き出す写真を公開している。2016年から保育園に1月6日(現地時間)から、アンマー・ホールに近いウェストエーカー・モンテッソーリ幼稚園に通い始めた。この時もキャサリン妃が愛息の晴れ姿を撮影。4月にバラク・オバマ米大統領(当時)がケンジントン宮殿を訪問した際は、すでにおやすみタイム近くだったが、パジャマにガウン姿でご挨拶した。家族での公式外遊で2016年9月にカナダ、2017年7月にポーランドとドイツを訪問した。さすがに時差や長時間移動で疲れてしまうのか、ときどきご機嫌ななめ気味の様子もあったが、妹とともに小さなロイヤル・ファミリーの愛らしさは常に人気の的。飛行機やヘリコプターが大好きで、ハンブルグのヘリコプターメイカーを訪問した時は大喜びで見学、全身で楽しさを表現していた。同年5月にはキャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトンの挙式では、ページボーイという大役を務め、シャーロット王女もフラワーガールで参加した。2017年9月からはプリスクールのトーマス・バタシー・スクールに通い始めた。2018年4月23日(現地時間)に弟のルイ王子が誕生。学校の制服姿でウィリアム王子に連れられてシャーロット王女と3人で病院を訪問。お手ふりなどでギャラリーに大サービスの妹に比べて、ちょっとはにかむ表情を見せていた。5月には叔父のヘンリー王子とメーガン妃の結婚式でページボーイを務めた。パパとお揃いのブルーズ・アンド・ロイヤルズ(近衛騎兵連隊のフロックコート姿が凛々しく、その成長ぶりを印象付けた。家族のプライベートショットでは自然な表情を見せるが、公の場ではちょっと緊張気味のことも増えてきたのがこの頃。少年らしい成長とロイヤル・ファミリーの自覚の芽生えのなせる技と言えそう。昨年8月、ご両親主催のチャリティ・レガッタ観戦でワイト島を訪れた際には冒険家のベア・グリルス氏の指導で昆虫食に挑戦。果敢にお役目を果たしている。サッカーも大好きで、昨年10月にはご両親とシャーロット王女と英プレミアリーグ、アストン・ヴィラ対ノリッジ・シティの試合を観戦。ゴールが決まると、席で軽く飛び跳上がってガッツポーズで大喜びしていた。スポーツだけでなく芸術にも興味を持たれるようになり、最近ギターを習い始めたそう。12月には曽祖母のエリザベス女王、祖父のチャールズ皇太子、そしてウィリアム王子に見守られながら、クリスマス・プディング作りをお手伝い。大きなボウルいっぱいの材料を木べらで熱心に混ぜ合わせる表情が愛らしく、忙しない年の瀬を過ごす世間を和ませた。パンデミックで自主隔離生活中しかしながら、今年に入ってすぐに世界中に新型コロナウイルスが蔓延し、イギリスは3月からロックダウンに。ケンブリッジ公ご一家もアンマー・ホールで自主隔離生活を送ることになった。外に出かけての公務が無理ならば、とご一家はSNSを介して、医療の最前線で治療にあたる医療従事者への感謝を表明。ジョージ王子がシャーロット王女、ルイ王子と3人でカメラに向かって拍手する動画をアップした。4月にはシャーロット王女と一緒にウィリアム王子に伴われて、サンドリンガム・エステイトを訪問。独居の年金受給者に食料を届けるボランティア活動を行っていたことも、6月の「ボランティア・ウィーク」に合わせて公表された。今年の6月21日はウィリアム王子の38歳の誕生日と同時に父の日でもあり、アンマー・ホールの庭で撮ったファミリー・フォトが公開された。撮影はもちろんキャサリン妃。庭のブランコに父子4人で乗っている写真では、主役のパパとわんぱく盛りの弟妹と笑顔を見せている。ロックダウンは解除されたが、ご一家の拠点はいまも郊外のアンマーホール。学業も自宅学習で、夏休み前の7月までオンライン授業中心で取り組まれた。庭にきょうだい個別の菜園を作り、3月に植えたレタスやチェリートマトなどを6月に収穫。ちなみにイチゴは、摘みながらほとんど全部食べてしまわれたそう。誕生日に毎年恒例だった、ウエストミンスター寺院の鐘を鳴らすお祝いは今年は行われないという。これは女王とエディンバラ公(チャールズ皇太子)、ケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアム王子とキャサリン妃)とそのお子さまたちが対象なのだが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて寺院の鐘を鳴らすのは8月まで中止されているため。まだまだパンデミックの影響は続き、いつもとは違う夏を過ごされることになりそうだが、ご家族と一緒に健やかな日々を送っていただきたい。(text:Yuki Tominaga)
2020年07月22日