チラシにレシート、子どもの学校のプリント、成績表……紙類は毎月のようにおうちに溜まってしまうけれど、「この内容、あとでまた必要になるかも……」と、なかなかすぐに捨てられないものが多いですよね。そんなときにおすすめなのが「スキャナー」。〔PFU〕から新発売の《ScanSnapiX1500》は、「おうちではスキャナーを使わない」「どう使ったらいいかわからない」という方にこそ使ってもらいたいモデルです。そこで今回、LIMIA編集部が新商品発表会に潜入。その使い心地をレポートしていきます!誰でも簡単・ストレスフリーな使い心地♪最新スキャナー《ScanSnap iX1500》登場!おうちの紙類がスッキリ整理できて、家電のように使えるスキャナーが登場するらしい!というニュースを聞きつけて、2018年10月2日(火)に行われた新商品発表会に行ってきました!《ScanSnap》がはじめて登場したのは、2012年。前機種の《ScanSnaiX500》は、日本のみならず世界100カ国以上で販売され、2018年には全世界で500万台を突破した超人気スキャナーなんです♪そして6年の歳月を経て、今回フルモデルチェンジして新登場したのが《ScanSnaiX1500》。リニューアルに向けて目指したのは、「簡単スピーディーでコンパクト」そして「“ワンタッチ”への追求」。ほどよく柔らかいフォルムも魅力的です!新登場《ScanSnap iX1500》のこだわりポイントとは?6年ぶりに刷新された《ScanSnapiX1500》のこだわりポイントは、大きく分けて3つ。その使い心地を、実際に使って実感してみました!【こだわりポイントその1】タッチパネルで直感的に操作できる《ScanSnapiX1500》には、4.3インチのタッチパネルを搭載。直感的かつ簡単に操作できるんです♪スキャンしたいものをセットしたら、タッチパネルのボタンをタッチ。例えば「お父さん」「お母さん」「子ども」と、ユーザーごとにアイコンを使い分けられ、最大4ユーザーまで、1ユーザーにつき5デバイスまで使えます。スッキリ簡単な上に、家族でシェアしても使いやすいのがうれしいですね♪【ポイントその2】進化したソフトウェアあまりスキャンに慣れていない身からすれば、「スキャンするのは良いけれど、スキャンしたデータはどうやって管理するの?」と、その先がなかなか想像できないもの。「《ScanSnapiX1500》でスキャンしたデータを活用するためには、データの整理整頓が面倒なのでは……?」と思うかもしれませんが、そんなことは心配ご無用!今回の新機種登場にともない、ソフトウェアが大幅に刷新。「ScanSnapHome」という、データの整理活用をスムーズに行えるソフトウェアで、データも簡単かつ効率的に管理できるようになったんです♪「ScanSnapHome」の最大の魅力は、なんといっても学習機能。スキャンしたデータをソフトウェアが解析して、最適なファイル名を自動生成してくれるだけでなく、学習機能でファイル名修正もアシストしてくれて、次回以降の面倒な修正の手間が省けます。そして、データも一元管理されているので検索も簡単。「あのデータどこへ行ったっけ?」と迷子になることもありません!【ポイントその3】ストレスフリーな使い心地今回の《ScanSnapiX1500》は、待つことなく使いたいときにすぐ使える、高速起動設計。原稿をセットするときもワンアクションでスキャンできるので、ストレスフリー。家電感覚でサクッと使えるのがうれしいですね♪さらにすごいのが、読み取りスピードの速さ。毎分30枚表裏合わせて60面の高速スキャンができるので、大量の書類も一気に読み込めます。封筒や2つ折り原稿、名刺やレシートもスキャンOK!折グセやカーブしている紙でも大丈夫、と、あらゆる書類に対応してくれる心強いスキャナーです。こんなに速くスキャンできると、気になるのが画質ですよね。特に2つ折原稿や折グセのついた原稿は、“縦筋”が気になるところですが、縦筋軽減機能も搭載。いらない縦筋も消してくれるので、きれいなイメージデータを生成してくれるんですよ♪実際に使ってみると、セットした瞬間に起動して、簡単操作であっという間にスキャンが完了しました!スキャン後はタブレットですぐに確認でき、その画像のきれいさにびっくり。こうして日頃からスキャンして、データとしてバックアップしておけば、いるかいらないか微妙な書類もスパッと捨てることができますね♪〔niko and ... FURNITURE & SUPPLY〕のブースが登場!インテリアにもなじむデザインも魅力♪ペーパーレスを実現する「ワークスタイル」ブース。今回の発表会では、「ワークスタイル」と「ライフスタイル」の2つをイメージしたインテリアブースが登場!とってもおしゃれな展示ブースのコーディネートは、なんと人気ブランド〔nikoand...FURNITURE&SUPPLY〕が手がけています。「ワークスタイル」ブースは、10名くらいの小規模なベンチャーのオフィスをイメージして作られたそう。ペーパーレスで自由な働き方ができる、これからの働き方にぴったりのスキャナーだということがわかります♪一方で「ライフスタイル」ブースは、「心が通う、暖かい団らん」をイメージ。木を基調とした温もりのあるインテリアにも、《ScanSnapiX1500》がしっくりとなじんでいますね!心が通う、暖かい団らんが叶う「ライフスタイル」ブース。どこにおいてもなじむスッキリしたデザインで、お部屋のインテリアの邪魔にもなりません!前身モデルの《ScanSnapiX500》はボディが黒で角張っていて男性的なデザインでしたが、《ScanSnapiX1500》は白を基調とした、エレガントなデザインが魅力です。オフィスはもちろん、家庭にも置きやすい見た目なので、生活の中で自然に活用できそうです♪《ScanSnap iX1500》は、ご家庭のこんなシーンで活躍してくれます♪「確かにうちは書類が山積みだから、スキャナーを使えばなんだかスッキリできそう……」と思いますが、実際に家では《ScanSnapiX1500》はどのようなシーンで使えるのでしょうか?例えば、お子さんがいる家庭では、子どもの学校のプリントの整理が悩みのタネだったりしますよね。クラスだよりや学年だより、学校だより、PTAだより、給食の献立……と毎月プリントが送られてきて、気づけばどっさり溜まってしまう。そんな定期的に届くプリントも、スキャンすればデータで一括管理できるので、溜め込む必要がありません!ファイル名も自動でつけてくれるから、後から必要になったときに検索できて便利。もしソフトウェアの自動入力で学校名が間違っていても、手動で修正すると学習してくれるのでミスは減っていきます。使えば使うほど賢くなっていくソフトウェアなんです♪さらに、レシートやもらった名刺なども、スキャンすればソフトウェアが書類の内容を自動で振り分けてくれるのでラクラク。レシートの情報もクラウド接続すれば、家計管理も簡単です!ファンならではの感想も飛び出した!?ユーザーミートアップも開催!発表会のあとは、ファンが集まるイベント「ユーザーミートアップ」も開催!トライアルでいち早く《ScanSnapiX1500》を利用したプレミアムアンバサダー4名のトークショーもあり、大盛況でした。子どもが描いた絵などを整理するときは、データに残して大切にとっておきたいものですが、トークショーではその点にも言及。「スマホで写真に撮って記録すればいいかもと思っているかもしれないが、それは結局バックアップにはならない」「写真ではなく、紙のデータとしてスキャンしてクラウドに保存すれば、バックアップデータを紙にプリントアウトして、複製することもできる」といったお話も飛び出し、なるほど納得。子どもの作品をまた蘇らせることができるなんて、親にとっても子どもにとってもうれしいですよね♪まさに、家族みんなに愛されること間違いなしのスキャナーです!書類の整理整頓だけでなく、思い出のアーカイブにも活用できるライフハックツールとして、日々の暮らしを効率的かつスッキリとさせてくれることでしょう。これを機に、《ScanSnapiX1500》をおうちにお迎えしてみませんか?
2018年10月10日映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』が、2016年4月29日(金)より全国の劇場で公開される。現代劇初出演となる野村萬斎が演じる主人公・仙石和彦は、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読み取ることができる特殊能力を持った男。その能力を使い、マイティーズというお笑いコンビで日本中を湧かせたこともあったが、その能力の代償に精神をすり減らし、コンビを解散。以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送るようになってしまう。一方、仙石の相棒であり、元相方のマイティ丸山を演じるのが、数々のバラエティーに出演する傍ら、俳優としても数多くの人気ドラマ・映画で活躍する宮迫博之。とある出来事から、再会した仙石をなんとか外の世界へと引きずり出し、この二人にしかできない捜査で様々な事件に挑んでいく。脚本は、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)共同脚本での日本アカデミー賞最優秀脚本賞に始まり、話題作となった『キサラギ』(07)、『探偵はBARにいる』シリーズ(11)(13)、『少年H』(13)など多くのヒット作を手掛ける人気脚本家・古沢良太による描き下ろしだ。そして、6年に公開され大ヒットを記録した『デスノート』、『デスノート the Last name』などを手掛け、ブリュッセル映画祭で観客賞を受賞するなど、国内だけでなく海外でも高く評価されている金子修介がメガホンを取る。予想を裏切り続ける緊迫した展開、ふたりのかみ合わない凸凹コンビが見せる笑い。狂言とお笑いという全く異なるフィールドで活躍する人気者同士が魅せる異色の謎解きミステリー、その化学反応やいかに。【作品情報】『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』公開日:2016年4月29日(金)キャスト:野村萬斎、宮迫博之、安田章大、杉咲 花、木村文乃、ちすん、梶原 善、風間杜夫、高畑淳子脚本:古沢良太音楽:池 頼広監督:金子修介© 2016「スキャナー」製作委員会
2016年04月23日狂言師・野村萬斎が初挑戦となる“平成の男”、かつ特殊能力で謎を解く主人公を演じる『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。相棒役の宮迫博之や安田章大、杉咲花、木村文乃ら強力な共演陣を迎えた本作の公開が、4月29日(金・祝)に決定、ビジュアルと共に公式サイトにて予告編が解禁された。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦(野村萬斎)。かつて、相方・丸山竜司(宮迫博之)とともにマイティーズというお笑いコンビを組み、その能力を使って日本中を湧かせたが、代償に精神をすり減らし、やがてコンビは解散。以来、人間嫌いの超ネガティブ男となって毎日を過ごしていた。一方、ピン芸人として再スタートを切った丸山も、鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態に。そんなふたりの元に、秋山亜美(杉咲花)という1人の女子高生により「行方不明となったピアノ教師・沢村雪絵(木村文乃)を探して欲しい」という依頼を持ち込まれる。10年ぶりの再会を果たした仙石と丸山だったが、仙石は久しぶりに使う能力のコントロールに悪戦苦闘する。若手刑事の佐々部悟(安田章大)をも巻き込んで、雪絵の痕跡を追う彼らが出会った、誰も予想だにしていなかった事件の入り口とは…?本作は『探偵はBARにいる』シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズなど、数々の大ヒット作品を生み出し続ける人気脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。メガホンを取るのは、『平成ガメラ』シリーズ、映画『デスノート』シリーズで知られ、エンターテインメントの前線で抜群の演出力を発揮する金子修介監督だ。今回解禁された予告映像で、印象的なのは、萬斎さん演じる主人公・仙石が特殊能力=“スキャニング”で思念を読み取る姿。宮迫さん演じる丸山が悪態まじりに「やっていることはただの変態にしか見えない」と評するその姿から、身を削るようにして真相に迫っていく様は、さすがこれまで唯一無二のキャラクターを鮮烈に演じてきた萬斎さんといったところ。「犯人の記憶を拾えるかもしれない」と仙石が自らの“手”で、誰も予測できない衝撃の結末へと近づいていくが…。併せて解禁となったポスタービジュアルにも、「あなたの全て読み取ります」とこちらに向けて手をかざす仙石と、渋い顔の丸山という、なんともキャラの濃い凸凹コンビの姿が。“記憶”に秘められた“想い”を読み取り、事件捜査に挑む異色の謎解きミステリー。まずはこちらの予告映像から、監督も太鼓判を押す円熟コンビのような絶妙な掛け合いと、スピーディーかつスリリングな展開を楽しんでみて。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日ブラザー販売は20日、ドキュメントスキャナ「JUSTIO」シリーズの新製品として、スキャンスピードが向上した「ADS-3600W」と「ADS-2800W」を発表した。2月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は前者が78,000円前後、後者が56,000円前後。○ADS-3600W「ADS-3600W」は、スキャンスピードが従来モデルより約2倍向上したA4ドキュメントスキャナ。約50枚/分(A4モノクロ300dpiの場合)での高速スキャンが可能で、搬送方式として新たに「リバースローラ方式」を採用。原稿を1枚ずつ確実に分離して、薄い紙から厚い紙まで安定した原稿搬送を可能としている。操作パネルにはタッチ対応の3.7型液晶を搭載。使用頻度の高い機能をホーム画面に設定しておくと、スキャンまでの手順を減らせる。また、スキャン設定を「お気に入り登録」してワンタッチでスキャンを開始する「直接スタート機能」を使うと、スキャン設定を繰り返さずに連続スキャンが行える。NFCにも対応。本体にNFC対応の社員証などを登録しておけば、かざすことでお気に入り設定を呼び出してスキャンが可能。使用可能な機能の権限をユーザーごとに設定し、その切り替えをNFC対応カードなどで行うこともできる。スキャンしたドキュメントをクラウドにPCレスで直接アップロードする機能も搭載。スキャン用ソフトとして「Control Center」を利用するほか、電子書籍作成ソフト「ABBYY FineReader v.11 Professional Edition」、PDF作成ソフト「ABBYY PDF Transformer Plus」、文書管理ソフト「PaperPort 14 SE」、名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングエントリー4」などが付属する。そのほか主な仕様は、読み取り方式がADFの両面同時読み取り(Dual CIS)、光学解像度が最大600×600dpi、カラー階調が入力30bit、出力24bit、グレースケールが256階調。対応原稿用紙は普通紙 / 再生紙 / はがき / 名刺 / プラスチックカード。用紙サイズは幅が51~215.9mm、長さが51~355.6mmに対応。A4サイズより大きな原稿は、付属のキャリアシートを使ってスキャンする。ADFへの原稿搭載枚数は最大50枚で、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0を装備。本体サイズはW306×D258×H350mm、重量は4.55kg。○ADS-2800W「ADS-2800W」は、従来機種「ADS-2500W」の後継機にあたるモデル。約30枚/分(A4モノクロ300dpiの場合)での高速スキャンに対応する。基本機能は「ADS-3600W」に準ずるが、NFC機能は搭載していない。電子書籍作成ソフトは「ABBYY FineReader Sprint v.12」になる。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW306×D258×H250mm、重量は4.55kg。
2016年01月20日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は12月2日、自律型無人探査機(AUV)搭載式3Dレーザースキャナーを用いて、伊豆大島南方約20kmの大室ダシ・大室海穴内部にある海底熱水噴出域の3D可視化に成功したと発表した。同成果は、JAMSTEC 海洋工学センター海洋技術開発部 石橋正二郎 主任技術研究員らの研究グループによるもので、12月2日に大崎ブライトコアホールで行われる「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)第2回シンポジウム~これからの海洋資源調査はこう変わる!~」にて紹介される。今回開発されたAUV搭載式3Dレーザースキャナーは、一次試作機で得られた知見を踏まえ、仕様・性能を大幅に向上させた技術検証機となる。寸法・重量を大きく削減しつつも、スキャニング解像度および検出感度は一次試作機の数倍にまで向上。また、AUVが出力する姿勢や速度などの各航行情報をリアルタイムにシステムに取り込むことにより、AUVの姿勢による僅かな位置情報の変化を正確に反映してスキャニングすることが可能となった。JAMSTECは10月31日、同3DレーザースキャナーをAUV「おとひめ」に搭載し、伊豆大島南方約20kmの大室ダシにおいて海域試験を実施。おとひめは大室海穴付近まで深度制御にて自航していき、海穴内部に潜入すると、高度制御により海底から15mの距離を保持して目的の測線上を逸脱することなく航行した。この結果、大室海穴内部の多くの特異点を海中レーザースキャニングにより3D可視化することに成功。特にごく小規模のチムニーやマウンドなどが、従来の音響観測技術では表現できない精度で可視化され、また熱水噴出域では、通常のカメラ観測技術では撮影が困難な熱水噴出状態までもが複数、鮮明に可視化された。さらに、これらすべての3D可視化画像からは長さ・面積・体積など、任意の幾何学情報を取得することが可能であり、チムニーの全高や頂部面積、熱水噴出の噴出高に至るまで、数cm単位での正確な計測に成功。1測線で全長600m、幅50mにおよぶ広範囲の海底地形が可視化され、AUVを適用する中距離からの新たな観測技術の実用性が示されたといえる。
2015年12月02日既報の通り、PFUはドキュメントスキャナ「ScanSnap」の新サービス発表会を開催した。「ScanSnap Cloud」と呼ばれ、スキャンしたデータの種類を自動的に判別し、ユーザーが選択したクラウドサービスに自動保存するというもの。新サービスに対応するScanSnapは、据え置きデスクトップタイプの「iX500」と、モバイルタイプの「iX100」だ。既存のユーザーも、iX500またはiX100のファームウェア更新によって、ScanSnap Cloud対応となる。ScanSnap Cloudの利用は無料だ。スキャンしたドキュメントは、文書、写真、名刺、レシートの4種類に自動分類され、ユーザーがあらかじめ指定していたクラウドサービスへと自動転送。今までであれば、スキャンしたデータの種類をユーザーが判別、分類したり、ファイル名を付け直したり、特定のクラウドサービスへ手動でアップロードしたりという手間があったが、それらが不要に。ScanSnap本体のワンボタンで処理が行えるようになった。ScanSnapにとっては、世代が変わるほどの進化を成し遂げたことになる。○そのコンセプトとは?まずは、PFU 代表取締役社長 長谷川氏から。「今まで我々は様々なスキャナを提供してきましたが、今回はサービスです。私たちを取り巻くICT環境が今、大きく変わっています。トレンドとしては、スマートデバイス、IoT、クラウド、ビッグデータなどのキーワードが注目を集めています。こうした環境のもと、新しい製品やサービスが、続々と生まれています。特に、様々なものがインターネットに接続され、情報を交換することによって、相互に制御しあうという仕組み、つまりIoTの広がりが顕著です。家電製品などもインターネットにつながるようになってきています。このIoTの仕組みを活用して、クラウドサービスの充実によって、ワークスタイルやライフスタイルの変化が始まっています。クラウドサービスというものは、仕事でもプライベートでも、使われることが当たり前という状況になってきています。ストレージや名刺管理サービスなど、新たなビジネス支援ツールとしても地位を確立しています。そしてもう1つ、急激に広がりを見せているファイナンシャルテクノロジー『Fintech市場』。クラウド側が提供する会計や資産管理などのサービスが誕生し、注目度は急上昇しています。この分野でも、レシートや請求書などの管理に、スキャナが積極的に活用されています。クラウドサービスの普及にともなって、私たちPFUは本日、紙とクラウドサービスをつなぎ、情報交換するドキュメントIoTを提唱いたします。ScanSnapは新たなステージに進化します」(長谷川氏)。ここでいったんスピーチを止め、長谷川氏はステージ上に並んだスキャナのなかで、一番左の古いScanSnapに近づく。「たいへん古い機種です。2001年、我々はUSB接続のScanSnapを投入しました。コンセプトはボタン一発PDF。ボタンを押すだけで紙がPDFに変わるというものでした。しかし、動かすには時間と手間がかかりました。我々が悩まされたのがUSBケーブルです。この悩みは10年以上続きました。ケーブルでつなぐということで、まず置き場所が制限されてしまいます」(長谷川氏)。続いて中央のScanSnapへ。「2012年、USBケーブルの問題を解決するために、パソコンやスマートデバイスとScanSnapの接続にWi-Fiを採用しました。これによって、使い勝手、利用シーンを飛躍的に進化させました」(長谷川氏)。最後は一番右のScanSnapだ。「しかし、スマートデバイスでもユーザーが何らかの操作をしないと処理ができず、誰でも簡単に使えるというものではありませんでした。そんな操作が必要なく、ボタンを1つ押すだけでスキャンしたデータをクラウドに送れたら、どんなに便利なことか。ワンプッシュするだけで、レシート、名刺、書類、写真を自動認識して、最適なサービスと連携する。もう、パソコンもスマートデバイスもいらない。それがScanSnap Cloudです」(長谷川氏)。○機能紹介PFUのイメージビジネスグループ 国内営業統括部長 松本秀樹氏は、ScanSnap Cloudの仕組みや機能を説明。「従来のScanSnapでは5つのステップが必要であったものが、ScanSnapCloudならワンボタンで済む。このとき、ファイル種類の判別、ファイル名の生成、イメージの最適化などが自動的に処理される」とした。振り分けの種別は、レシート、名刺、文書、写真という4種類。どのタイプのデータに、どのクラウドサービスを割り当てるかは、初期設定でユーザーが指定する(変更可能)。あとは、ScanSnapで原稿を読み取るだけで、レシートを保存したいクラウドサービス、名刺や文書を保存したいクラウドサービスへと、スキャンデータが自動的に送信されるというわけだ。こうした設定に対応するOSは、現在のところWindows、Mac、Android、iOSと、一通りをカバー。ScanSnap Cloudは、ScanSnapからアップロードされるデータを、いったんPFUのサーバで受け取る。そこで様々な処理をして、各クラウドサービスへと割り振る仕組みだ。不安なのはセキュリティだが、マイクロソフトのAzureをシステムの基盤とすることによって、暗号化など高度なセキュリティを実現しているとのこと。ここで、ステージ上は日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー エバンジェリズム統括本部長 伊藤かつら氏にスイッチ。Azureについて基本的なことが紹介されたが、ここでは省略する。再びマイクはPFUの松本氏に戻り、過去から現在までのScanSnapとクラウドの連携が紹介された。そして、今回のScanSnap Cloudでは「11」のクラウドサービスと連携することを発表(将来的には増えていくそうだ)。○パートナー各社ScanSnap Cloudのパートナーとなる企業から9社の代表が壇上にあがり、それぞれのサービスの特徴を紹介したが、ご存じのサービスも多いと思うので、ここでは触れない。パートナーの9社は以下だ。また、発表時点での対応クラウドサービス(11サービス)は、会計・個人資産管理の「Dr.Wallet」「クラウド会計ソフト freee」「MFクラウド会計・確定申告」「STREAMED」「弥生会計」、名刺管理の「Eight」、ドキュメント管理の「Dropbox」「Evernote」「Google Drive」「OneDrive」、写真管理の「Google Photos」となる。
2015年11月26日ミヨシは11日、最大解像度900dpiで、小型のハンディスキャナ「高解像度モバイルハンディスキャナー」を発表した。11月下旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別10,000円前後。対象物の表面を滑らせてスキャンする、ハンディタイプの小型スキャナ。本体には1.4型カラー液晶を備え、読み取り状況の確認や設定などを行える。細長い形状で、ビジネスバッグの隙間などに収納可能。スキャン解像度は、標準画質が300dpi、中高画質が600dpi、高画質が900dpi。電源は単4形アルカリ乾電池3本もしくはUSBバスパワー。単体で使用した場合の保存先はmicroSD/SDHCカードで、USB接続した場合はPCやホスト機能搭載のタブレット、スマートフォンなどにも保存できる。保存形式はJPEG/PDF。Windows Vista / 7 / 8.1 / 10、OS X 10.8以降、Android 4.0.3以降。本体サイズはW257×D24×H36mm、重量は約160g。
2015年11月12日エプソンは11月4日、マイナンバー制度導入に向け、個人番号の収集業務支援として、「個人番号一括収集システム」に、同社独自とするスキャナOCR技術と、同社の「給与計算システム」の連動による、個人番号の自動入力機能を追加した。「個人番号一括収集システム」は、11月9日よりダウンロードにて無償で提供される予定だ。今回追加された個人番号の自動入力機能は、マイナンバー通知カードの原本と、「給与計算システム」の従業員・家族マスターデータの情報が記載された「仕切紙(読み取りシート)」を重ねてスキャンし、同社独自とするスキャナOCR技術によって実現させているという。同社によると、マイナンバー通知カードの原本をOCR処理することで、精度の高い個人番号入力の自動化を実現し、手入力作業に発生しがちな個人番号の入力・確認ミスを削減でき、個人番号入力業務の効率化を図ることができるとしている。OCRの読み取りミスがあった場合は、エラーメッセージが表示されるため、マイナンバー通知カードの画像を画面で確認しながら修正することも可能となっている。対応スキャナはA4シートフィードスキャナ「DS-560」とA4モバイルスキャナ「DS-40」。
2015年11月05日XYZプリンティングジャパンは、さまざまなものを手軽にスキャンできるコンパクトな3Dスキャナー「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を発表した。家電量販店やECサイト、販売代理店、同社Webストアにて順次、予約販売を開始し、正式販売は11月10日から。価格は2万2,800円。同機は、重さわずか238gという軽さとU字形状のデザインにより、容易に持ち運べる3Dスキャナー。パソコンのUSB3.0ポートに同機のUSBケーブルを挿入するだけで使用でき、同梱のSDカードに収録される専用ソフト「XYZscan」を用いて、さまざまなものを素早く正確にスキャンできる。読み込んだデータは、業界標準のSTLおよびOBJ形式で保存されるため、さまざまなソフトウェアにより3Dデータの編集が可能となっている。主な仕様は、本体サイズが幅41×奥行き61×高さ157mmで重量は238g。スキャン技術にインテル RealSense 3Dのレンズテクノロジーを採用。スキャンモードは、オブジェクトモード(5×5×5cm~60×60×30cm)およびヘッドモード(5×5×5cm~40×25×40cm)。スキャン精度は1.5mm(x/y 分解能@50cm)、1.5mm(z 分解能@50cm)、解像度は640x480/30FPS、スキャン距離は10~70cm。対象OSはWindows 8.1(64ビット/32ビット)以上。ハードウェア要求スペックは、第4世代インテル Core i5プロセッサー以上/4GBメモリ以上。なお、2016年1月15日までの期間限定で、同社のパーソナル3Dプリンター「ダヴィンチシリーズ」、「ダヴィンチ Jr.シリーズ」に「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」をバンドルしたキャンペーンモデル「3Dスキャナーパック」を、11月10日より販売を開始するという。3Dスキャナーパックは、対象となる3Dプリンターの価格に1万5,000円を上乗せした価格で、単体で購入するよりも7,800円安く購入できるということだ。
2015年10月27日XYZプリンティングジャパンは10月26日、ハンディタイプ3Dスキャナ「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」の販売を11月10日に開始すると発表した。価格は22800円。同製品はWindows 8.1(もしくはそれ以降)を搭載したパソコンのUSB3.0ポートにケーブルを挿入するだけで使用でき、重さ238gと軽量であることから、手軽にスキャンできることが特長となっている。スキャンした3DデータはSTLおよびOBJ形式で保存されるため、さまざまなソフトウェアで3Dデータを編集することが可能だ。また、専用ソフトウェア「XYZscan」を収録したSDカードが同梱されている。また、3Dプリンタ「ダヴィンチシリーズ」「ダヴィンチ Jr.シリーズ」に15000円上乗せした価格で、「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」をバンドルした「3Dスキャナーパック」が11月10日から2016年1月15日まで販売される。「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」の主な仕様は以下の通り:スキャンサイズ(幅×奥行×高さ): オブジェクトモード:5×5×5~60×60×30cm/ヘッドモード:5×5×5~40×25×40cmスキャン精度: 1.5mm(x/y 分解能@50cm)/1.5mm(z 分解能@50cm)解像度:640x480 / 30FPSスキャン距離:10~70cm本体サイズ(幅×奥行×高さ):41×61×157mm(幅×奥行×高さ、 ケーブル含まず)最大消費電力:3.0W本体重量:238g(USBケーブル込)対象OS:Windows 8.1(64ビット/32ビット)以上ハードウェア要求スペック:第4世代インテル(R) Core i5プロセッサー以上/4GBメモリ以上*保証:本体:6ヶ月*使用環境温度:10~40℃
2015年10月27日XYZプリンティングジャパンは26日、対象物を片手でスキャンできる3Dスキャナ「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を発表した。家電量販店やECサイト、直販サイトなどで同日より予約開始。11月10日に発売する。価格は税込22,800円。「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」は、Intel RealSense 3Dカメラを搭載したハンディ型の3Dスキャナ。深度カメラと赤外線照射機を本体に備え、対象物をフルカラーでスキャン可能。デザインはU字型で重量約238gと、外出時にも持ち運べる。主な仕様は、オブジェクトモードのスキャンサイズがW5×D5×H5~W60×D60×H30cm、ヘッドモードのスキャンサイズががW5×D5×H5~W40×D25×H40cm。スキャン精度がx/y/zいずれも分解能1.5mm(@50cm)。解像度が640×480/30fps、スキャン距離が10~70cm。本体サイズはW41×D61×H157mm、重量は238g。最大消費電力は3.0W。対応OSはWindows 8.1以降で、インタフェースはUSB 3.0。スキャンしたデータは、STLおよびOBJ形式で保存できる。合わせて、同社製3Dプリンタ「ダヴィンチ」シリーズおよび、「ダヴィンチ Jr.」シリーズに、「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を、3Dプリンタ本体の各価格に15,000円上乗せしてバンドルする「3Dスキャナーパック」を提供。「3Dスキャナーパック」では、「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」単体を購入するより、税込7,800円安くなる。「3Dスキャナーパック」の提供価格は以下のとおり。価格はいずれも税込。ダヴィンチ 1.0A スキャナーパック:84,800円ダヴィンチ 2.0A Duo スキャナーパック:104,800円ダヴィンチ 1.1 Plus スキャナーパック:134,800円ダヴィンチ Jr. 1.0 スキャナーパック:64,800円
2015年10月26日パナソニック システムネットワークスは15日、高速な読み取り性能を備えたA4ドキュメントスキャナ「KV-S2087」を発表した。11月13日から発売し、価格は180,000円(税別)。ボックス型の本体デザインを採用し、設置の安定性を高めるとともに、給紙やオプション搭載への対応力を強化。給紙容量は最大約200枚で、約0.04mmという薄い紙の原稿も読み取れる。シワになった原稿やA3原稿は、オプションのキャリアシートに挟んで給紙、スキャンする。1パス両面スキャンにも対応。紙送りの経路はUターンパスだが、切替レバーによってストレートパスに変更すると、エンボス印刷が施されたプラスチックカードなどをスキャンできるようになる。イメージセンサーは光学600dpiのCISで、読み取り速度(A4縦置き200dpiまたは300dpi)は、カラー/モノクロとも毎分85枚・両面170面。インタフェースはUSB 3.0、本体サイズはW350×D319×H242mm(各種トレイ収納時)、重量は約9kgとなっている。付属のスキャンソフトはTWAINとISISに対応し、対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2003 / 2008 / 2012。スキャン時の画像処理機能として、原稿方向補正、パンチ穴除去、カラードロップアウト(マルチカラー/赤/緑/青)、空白ページスキップ、白黒/カラー自動判別、自動傾き補正、両面合成などを備える。オプションとして、本体に内蔵するインプリンタを用意。スキャンした原稿の裏面に日付や通し番号を印刷することで、管理しやすくなる。印字データと同じものを、スキャンデータに画像として埋め込むことも可能だ。パナソニックおよびパナソニック システムネットワークスでは、KV-S2087単独での販売だけでなく、オフィス業務における電子ファイリングや文書管理、専門的な業態に向けたワークフローといったソリューションとしても展開する。また、平成27年度は「e文書法」の各種要件が緩和され、マイナンバーに関連してスキャナのニーズが高まっているため、こうした用途に対しても提案していく考えだ。
2015年10月15日野村萬斎と宮迫博之が初共演することで話題の映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。この度、「関ジャニ∞」の安田章大が若手刑事役として出演が決定した。現代劇初挑戦の野村萬斎が、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫博之が口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかれる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないこのコンビが様々な事件に挑んで行く――。今回この2人と共に、事件解決へと躍動し、物語の重要なキーマンとなる刑事・佐々部悟役に「関ジャニ∞」の安田章大が抜擢。安田さんは、国民的グループ関ジャニ∞の一員として活動する一方で、「夜行観覧車」(TBS)『エイトレンジャー』など話題作にも出演し、その演技力は高く評価されている。そんな安田さんは今回この役を演じるにあたって「初めての刑事役でしたが、何かを参考にしたりはしませんでした。演じる佐々部は、警察官僚の息子として見られる事に葛藤があるのに、それを表向きには見せない。その一方で、ガンガン事件に突き進んでいき、真相を絶対掴むぞっという思いの強い刑事だと思ったので、とにかく、単純にこの事件を解決してやるという思いだけで演じました。皆で作り上げた作品なので是非見に来てください」と熱く語っている。また金子修介監督は安田さんについて会った瞬間「いいヤツだな。彼のために撮ってやりたいな」と思ったとコメント。「印象的だったのが初日の帰り際、(安田の乗る)バンの中でわざわざ起立してみんなに挨拶していたこと(笑)。スタッフも「いいからいいから…」って感じでしたが、それくらい腰が低く礼儀正しい。演技に関しても、すごく勘がいいし、ほんとに研究熱心で真面目ですよね。台本を読んで“こういう作品、役をやりたかったです”って言ってくれました。役としては仙石と丸山とのコンビに、なんとかくっついていこうとする若手刑事というキャラクターを楽しく演じてくれています。この映画のキャラクターとして、輝いているというか、燃焼する瞬間をしっかりとらえてると思っています。」と印象を語った。さらに川田亮プロデューサーは「今回の佐々部刑事役は正義感に溢れて事件を追っていくので一見分かり易く見えるのですが、捜査を進めていくにつれ、徐々に自分が抱えているものと対峙せざるを得なくなるという複雑な役です。その複雑な部分を真実味をもって表現できるのは彼しかいないと思い、キャスティングをさせて頂きました。感情を爆発させるシーンもあったのですが、それを演じる時の彼の集中力は凄まじく、現場でも皆が圧倒されておりました。」と絶賛している。本作は、「相棒」や「リーガル・ハイ」などで数々のヒットを生み出し続ける人気脚本家の古沢良太の渾身の書下ろし。監督には『デスノート』など常にエンターテインメントの前線で抜群の演出力を魅せる金子修介が務め、今人気の制作スタッフが大集結。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月02日関ジャニ∞の安田章大が、野村萬斎と宮迫博之の初共演映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で、自身初の刑事役に挑戦することが8月31日、明らかになった。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める元お笑い芸人の仙石和彦を現代劇初挑戦となる狂言師・野村が、その元相方の丸山竜治を雨上がり決死隊の宮迫博之がそれぞれ演じる本作。安田は、この元お笑いコンビ・マイティーズの2人と出会い、ある事件を解決させるために邁進する警視庁捜査一課の若手エリート刑事・佐々部悟を演じる。初の刑事役ながらも、「何かを参考にしたりはしませんでした」という安田。あることをきっかけに仙谷と接触し、非科学的な思念に疑問をいだきながらも共に捜査を進めるキーマンを、「警察官僚の息子として見られる事に葛藤があるのに、それを表向きには見せない。その一方で、ガンガン事件に突き進んでいき、真相を絶対つかむぞっという思いの強い刑事」と分析する。「とにかく、単純にこの事件を解決してやるという思いだけで演じました」と気合十分で臨んだ。メガホンを取った金子修介監督は、安田について「会った瞬間『いいヤツだな。彼のために撮ってやりたいな』と思いましたね」と振り返る。続けて、「印象的だったのが初日の帰り際、(安田の乗る)バンの中でわざわざ起立してみんなにあいさつしていたこと(笑)。スタッフも『いいからいいから…』って感じでしたが、それくらい腰が低く礼儀正しい」と語り、安田の生真面目な一面にも好感をもった様子。「演技に関しても、すごく勘がいいし、ほんとに研究熱心。台本を読んで『こういう作品、役をやりたかったです』って言ってくれました」「映画のキャラクターとして、輝いているというか、燃焼する瞬間をしっかりとらえてると思っています」と太鼓判を押している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年09月02日ZMPは8月26日、独Ibeo Automotive Systems(IBEO)と自動運転車の共同開発に合意し、IBEOのレーザースキャナを搭載した自動運転車両RoboCarの販売を同日より開始すると発表した。IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVの価格は2200万円(税別)で、カスタマイズにより最大5個のIBEOレーザースキャナの搭載・統合が可能となっている。今回の協業についてZMPは「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカーの1つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます」とコメントしている。
2015年08月26日野村萬斎と宮迫博之が初共演で、物や場所に残った“残留思念”を読み取る特殊能力を持った男とその相方を演じる映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。このほど、この2人をある事件の捜査に巻き込んでいく、物語の鍵を握る”Wヒロイン”に、「石の繭」や『ピース オブ ケイク』の木村文乃と、『トイレのピエタ』『劇場版MOZU』の杉咲花という“最旬”の若手女優が決定した。人間の記憶や感情など物や場所に残った“残留思念”を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦(野村さん)。かつて、相方のマイティ丸山(宮迫さん)とマイティーズというお笑いコンビを組み、その能力をつかって日本中を沸かせていたが、いまでは別々の人生を歩んでいた。あるとき、秋山亜美という女子高生が丸山の所属する芸能事務所・峠プロダクションを訪ねてくる。解散したマイティーズに、行方不明となったある女性・沢村雪絵を探して欲しいというのだ。ピアノ教師・沢村雪絵は、才能溢れる教え子のために、ピアノのコンクールに向け、全力でぶつかり、共に練習の日々を送っていたはずだった。だがある日、突然、その行方不明に。彼女がマイティーズのファンであったことがきっかけで、仙石は彼女の捜査を依頼されることになる。人間嫌いの仙石だったが、ひょんなことから残留思念の中で彼女に出会い、その美しさ、優しさに心動かされてしまい、元・相方の丸山と共にその行方を探すことになる――。そんな、どこか謎めいたピアノ教師・沢村雪絵を演じるのが木村さん。連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で人気を集め、その後も「マザー・ゲーム」(TBS)、「石の繭」(WOWOW)で主演を務める。また、映画でも『くちびるに歌を』『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』など、立て続けに人気作品に出演。本作では、残留信念の中で野村さん演じる仙石と対面するという、これまでにないシチュエーションの中での演技に挑戦し、その魅力を十分に発揮する。一方、雪絵のピアノの教え子である秋山亜美は、雪絵の好きだったマイティーズに捜査を依頼しようと、所属事務所にアポなし訪問。行動派の彼女は、丸山と共に半ば強引に仙石を捜査に引き込んだり、雪絵の思念が残りそうな場所へ次々と2人を連れ回す。さらには、警視庁に捜査依頼を出したりと、ひと癖もふた癖もある仙石&丸山のコンビを巻き込みながら、雪絵の行方を探していく。やがて、いよいよ雪絵と共に練習に励んでいたピアノのコンクールの日を迎えるのだが…。行動力にあふれた女子高生ピアニスト・秋山亜美を演じるのは、杉咲さん。宮迫さんとも共演した「夜行観覧車」などテレビドラマのほか、今年は1年間に渡るオーディションを経て『トイレのピエタ』のヒロインに抜擢。今後も『劇場版MOZU』『湯を沸かすほどの熱い愛』(’16)といった話題作の公開も控える。10代ながらもその抜群の演技力が高く評価されており、本作では、狂言師・野村萬斎、芸人・宮迫博之という現実にも話芸を極める2人との共演シーンでも、全く引けを取らない掛け合い、演技を披露する。「相棒」や「リーガル・ハイ」、『探偵はBarにいる』など数々の名バディを生み出してきた人気脚本家・古沢良太の渾身の書き下ろし作に顔をそろえた2人のヒロイン。彼女たちの“想い”は疎遠だった2人の男たちを10年ぶりに再会させ、物語の扉を開いていく。<以下、コメント>■木村文乃脚本が、サスペンスとしても人の気持ちを思う人間ドラマとしてもとても面白かったです。一緒に捜査をしているような気持ちで最後まで一気に読みました。テーマになっている人の想いとか、記憶について、普段から、あまり過去を振り返らないのですが、確実に過去の積み重ねで今の自分になっている。そのことは絶対忘れてはいけないと思っていて、今ちゃんと生きていないと1年後、3年後、5年後もしっかりはしていられないと思っています。今回、演じる雪絵は人に面と向かって言えるくらいの経験をしている人だと思っています。狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています。■杉咲花今回演じる亜美は一途な子です。とにかく(木村さん演じる)雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いで、やりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分を頑張りたいっていう思いもある。そんな亜美の雪絵さんが好きだという思いを大事にして演じています。ピアノは本当に弾いたことがなかったんですが、弾く位置がわかっていたり、弾いてる感覚がわからないと、演技が出来ないものだったので、ドレミを弾く練習から初めて、本当に弾けるようにと練習しました。萬斎さんは、優しくて素敵な方です。今回、萬斎さん演じる仙石さんがすごく面白くて。笑うの本当に我慢しています(笑)。猫背で、喋り方もすごくツボなんです(笑)。亜美はいちいち仙石にツッコみを入れたり、ちょっとあたりが強かったりもするんですけど、一緒に捜査していく中で信頼していっていると思います。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は8月末クランクアップ予定、2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月15日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン電子製のドキュメントスキャナ「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品として、高速スキャンと搬送力を両立したA4対応モデル「DR-C240」を5月28日より発売すると発表した。価格はオープンプライスとなっている。新製品は、カラー毎分30枚で両面原稿60ページ、モノクロ・グレー毎分45枚で両面原稿90ページ(いずれもA4タテ、200dpi時)の読み取り速度を備えたA4対応のドキュメントスキャナで、デスクサイドや店舗のカウンターに置けるコンパクトボディでありながら、原稿の重送を高精度に検知する「超音波重送検知」や重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用している。また、ADF(自動原稿送り装置)の給紙性能が向上し、さまざまな紙文書に加え発注書や領収書、名刺などをスムーズに連続で読み取りが可能。厚みのあるカードや免許証に加え、パスポートもADFを通してスキャンでき、一台で幅広い用途に対応している。さらに、高機能スキャニングソフト「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成、白紙によるファイル区切り、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリーム対応など、多彩な機能が備わっている。
2015年05月26日キヤノンマーケティングジャパンは21日、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、高速スキャンと用紙の搬送力に優れたA4対応モデル「DR-C240」を発表した。5月28日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は49,800円前後。A4サイズ対応のドキュメントスキャナ。自動両面スキャンに対応し、カラーで30枚/分、モノクロで45枚/分(A4縦200dpi時)とスキャンが高速。原稿の重送を検知する「超音波重送検知」を搭載し、重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用。個人はもとより、店舗や店頭窓口といった業務用途で威力を発揮するとしている。ADFの給紙性能も向上しており、普通紙のほか、薄紙 / カード / パスポートなどもスキャン可能。発注書 / 領収書 / 名刺などもスムーズに連続読み込みできる。頻繁に利用するモードや操作を最大9件まで登録でき、本体の操作パネルから実行可能。電源をオフにした時点で使用していたジョブを記憶する機能も搭載しており、スキャンを一時的に中断して再開するときなど、設定を気にすることなく作業に戻れる。操作パネルには DFR(DoubleFeedRelease)ボタンを搭載。付箋紙が貼られた原稿や封筒などが重送と検知されたときに押すことで、スキャンを継続できる。スキャンソフトには「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成などをサポートし、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリームに対応する。主な仕様は、イメージセンサーがCIS、光学解像度が600dpi、光源がLED。対応原稿サイズは幅が50.8mm~216mm、長さが54~356mm、長尺紙が最大3.000mm。最大トレイ積載量は60枚。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはトレイを閉じた状態でW291×D253×H231mm、トレイを開けた状態でW291×D603×H363210mm、重量は約2.8kg。
2015年05月25日サンワサプライは20日、Wi-Fi搭載ワイヤレスハンディスキャナ「400-SCN017BK」を発売した。同社運営の直販サイト「サンワダイレクト」での限定販売で、価格は税別11,852円。400-SCN017BKは、雑誌や書類などを手動でなぞってデータ化するハンディスキャナ。iOS用およびAndroid用の専用アプリ「DirectScan」を使って、Wi-Fi経由でiPhoneやスマートフォン、タブレットへとスキャンデータを直接転送できる。PCで使う場合はUSB接続となるが、付属ソフトウェア「Magic Scan」のOCR機能や、ExcelやWordにスキャンデータを直接貼り付ける「ピクチャダイレクト」機能などが利用できる。スキャン解像度はHigh画質が900dpi、Mid画質が600dpi、Low画質が300dpi。ただしPC接続時は、スキャン解像度が300dpiのみとなる。400-SCN017BK本体で用いる保存メディアはmicroSD(2GBまで) / SDHC(32GBまで)メモリーカード、保存形式はJPEG / PDF。スキャンサイズは、A4サイズまで(スキャン可能幅は最大21.7cm、長さは最大120cm)。連続スキャン枚数はカラーが約100枚、モノクロが約150枚。本体サイズはW256×D26.2×H31.5mm、重さは約159g(乾電池を除く)。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE8.2.11g/nに準拠し、PCとの接続インタフェースはUSB 2.0、電源は単4形アルカリ乾電池×4本。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.4~10.10、iOS 5.0以降、Android 4.0以降。USBケーブル、キャリーポーチ、ソフトウェアCD-ROMが付属する。
2015年05月20日PFUは、ネットワーク対応の業務用イメージスキャナ「N7100」を5月18日より受注開始した(出荷開始は5月29日から)。価格は21万円(税別)。同社のネットワークスキャナは、金融機関での融資ワークフロー、企業の内部統制などの用途で導入されており、ワークフローや内部統制では、タッチパネル上のメニューから定型作業を簡単に実行できる。新製品「N7100」は、操作レスポンスを向上。8.4インチ画面を採用し、タッチパネルのメニューを選択するだけのワンタッチ操作で作業が行える。また、紙文書に加え、プラスチックカード読み取りも可能とした。さらにハードウェアを一新し、給紙速度(カラーA4毎分25枚・50面、300dpi)や読み取り後の画像処理速度が向上、スキャン開始から画像表示までのトータル時間を従来機ScanSnap N1800の約50%に短縮したという。セキュリティ面では、複数人で使うことを配慮し、利用時の認証処理のほか、読み取り時の一時作業データも暗号化、作業完了時のデータ削除が自動的に行われる。N7100はADF付の両面対応で、解像度は600dpi。読み取り速度は片面25枚/分、両面50面/分(200/300dpi)。原稿搭載容量は50枚となっている。
2015年05月20日PFUは19日、ネットワーク対応の業務用イメージスキャナ「N7100」を発表した。5月18日より発売する。価格は税別210,000円。ネットワークスキャナ「ScanSnap N1800」と「fi-6010N」の後継機にあたるモデル。レスポンスが向上しており、作業時間の短縮や効率化が図れる。窓口業務でも使用できるよう、紙文書だけでなくプラスチックカードの読み取りにも対応した。8.4インチのタッチパネルを装備し、操作はタッチパネルからメニューを選択するだけ。メニューのカスタマイズも可能。スキャン速度は、給紙速度や読み取り後の画像処理速度の向上などにより、従来モデルの約50%に短縮し25枚 / 分でのスキャンが可能。「Scanner Central Admin」機能により、最大1,000台のスキャナの遠隔管理にも対応し、設定の一括管理や操作履歴の管理が行えるほか、システム管理の効率化や作業ミスのリスク軽減にも貢献する。セキュリティ面においては、利用者認証機能を使うことで利用者を限定可能。スキャンしたデータはサーバに保存されるので、スキャナ内にデータが残ることもない。データも暗号化(SSL)されている。主な仕様は、イメージセンサーが600dpiでCIS×2基、光源が3色LED(RGB)、スキャン速度がA4片面でカラー / グレーともに25枚/分。50枚の用紙をセットしておけるADFを搭載。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN。本体サイズはW300×D232×H172mm、重量は6kg。
2015年05月20日サンワサプライは11日、ペン型のハンディスキャナ「WorldPenScan X 400-SCN031」を発売した。同社の通販サイト「サンワダイレクト」での価格は税別21,111円。文章や単語をなぞってスキャンするペン型スキャナ。インタフェースはUSB 2.0とBluetooth 4.0に対応する。スキャンしたデータをテキスト化するOCR機能を搭載し、スマートフォンでは専用アプリを使うことで、スキャンデータを日本語や英語など28カ国語に翻訳可能。PCで使用する場合は193カ国語に対応し、バーコードや特殊フォントの読み取りが可能な「ビジネスモード」も利用できる。また文章だけでなくイメージスキャンが可能な「画像モード」も搭載する。読み込んだ文章はWordやExcelなどのテキスト入力に利用でき、オンライン辞書機能ではYahoo辞書やGoogle辞書サイトなどと連携してスキャンしたテキストをワンクリックごとに単語翻訳して表示する。音声読上げ機能を使うことで発音の確認も可能。スキャン速度は10cm/秒、読み取り可能サイズは6~22ポイントまで。電源としてリチウムポリマー電池を内蔵し、USB電源などから充電が可能。本体サイズはW114.7×D33×H22.45mm、重量は55g(本体のみ)。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6.8以降、Android 4.3以降、iOS 7以降。
2015年05月11日Sansanは4月27日、名刺管理アプリ「Eight(エイト)」の専用スキャナ「ScanSnap for Eight(PFU社製)」を活用した無料名刺取り込みサービス「どこでもスキャン」の設置店舗拡大を発表した。今回、新たにスキャナを設置する店舗は都内のAppBank Storeや銀座ルノアールグループの喫茶店、全国のコワーキングスペースなどで、既存店舗を含めると全国約1000カ所でスキャンが可能となる。Eightはスマートフォンのカメラで名刺を撮影することで、データ化できるアプリ。クラウド上に保存された名刺情報は、スマートフォンやパソコンからアクセスすることができ、すべての名刺情報を持ち歩けるようになる。3月より「どこでもスキャン」サービスを開始しており、既存のサービス提供店舗では「カメラのキタムラ」や「アクセア」などがある。ほかにも、派遣型スキャンサービス「スキャンマン」と提携した訪問型・郵送型など、幅広いサービスが展開されている。銀座ルノアールグループは直営の約80店舗、AppBank Storeでは関東4店舗・関西1店舗に設置。通常の利用料以外の支払いはなく、無料で使える。今後も、ビジネスマンの利用するシェアオフィスや交通機関やビジネスホテル、ショップ、カフェなどに順次設置を拡大していく予定としている。また、今回のサービス拡大に伴い、全国約1000カ所のスキャンスポットを検索できる新機能をリリース。スマートフォンやパソコンでEightのサービスサイトにアクセスすると、GPSで今いる場所の近隣のスポットが表示される。
2015年04月28日サンワダイレクトは23日、ペン型のハンディスキャナ「ペン型スキャナ(OCR機能・USB&Bluetooth接続・iPhone/スマートフォン対応・WorlsPenScan X) 400-SCN031」を発売した。直販価格は22,800円。ペンのように手に持って、原稿を読み取っていくペン型スキャナ。文章をペン先でなぞるようにして使用する。インタフェースはBluetoothとUSB 2.0の両対応。PCだけでなく、スマートフォンなどともワイヤレス接続で利用できる。スキャンしたデータをテキスト化するOCR機能も搭載し、iOS / Androidでは28カ国語の文字認識に対応。PCでは日本語 / 英語 / 中国語など193カ国語に対応する。スキャンした文章はWordやExcelなどのテキスト入力にも利用でき、オンライン辞書機能ではYahoo辞書やGoogle辞書サイトなどと連携して、スキャンしたテキストを単語翻訳してくれる。音声の読み上げ機能も持つ。モードを変えることで、文章だけでなく画像イメージも取り込めるほか、PCで使用できるビジネスモードでは、バーコード / 伝票 / 送り状 / 小切手などに記載されている特殊データやフォントも取り込み可能だ。スキャン速度は10cm/秒、読み取り可能サイズは6~22ポイントまで。電源としてリチウムポリマー電池を内蔵し、充電はUSBポートなどから行う。本体サイズはW114.7×D33×H22.45mm、重量は55g(本体のみ)。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6.8以降、Android 4.3以降、iOS 7以降。
2015年04月23日ソースネクストは11日、PDF作成ソフト「いきなりPDF from スキャナ3」を発売した。価格は税別1,980円。紙原稿をスキャナで読み込みPDFを作成するソフト。OCRにより文字をテキストとして認識し、PDF化しても文章のコピーや文字の検索が行える。「いきなりPDF from スキャナ3」では、パナソニック製の新エンジンを採用することで、従来製品と比較して文字の認識率が向上。下線付きの文字に加えて、Faxでの文書でよくみられるかすれ文字に対応した。また、Windows 8 / 8.1のスタートパネルのほか、インタフェースを一新し使いやすさが向上したという。対応OSはWindows Vista SP2 (32bit/64bit)、Windows 7 SP1(32bit/64bit)、Windows 以上(32ビット/64ビット版)
2015年03月11日Eightは10日、PC用スキャナ連携ソフト「Eight scan」が、PFU製のドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの「iX100」と「SV600」に対応したと発表した。アプリの提供は無料。「Eight scan」(ベータ版)は、スキャナで取り込んだ名刺画像を名刺管理アプリ「Eight」に登録するためのPC用連携ソフト。今回新たにPUF製モバイルスキャナ「ScanSnap iX100」および「ScanSnap SV600」に対応。「ScanSnap iX100」は無線LAN対応のバッテリ搭載モバイルスキャナで、場所を問わず名刺を取り込みデータを連携させることが可能となった。対応OSはWindows 7 / 8、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年03月10日NEXXは3日、文字認識可能なペン型スキャナ「WorldPenScan X」を発売した。価格は税別22,000円。文字をなぞるだけでテキストを取り込める文字認識対応ペン型スキャナ。従来「miniScan EYE」シリーズとして展開しており、デザインを刷新した「WorldPenScan X」では、新たにWindowsやMacだけでなく、AndroidやiOSでも利用できるようになった。AndroidやiOSで使用する場合はBluetooth 4.0によるワイヤレス接続が可能。WindowsとMacと接続する場合はUSBとなりBluetooth接続はサポートされないが、後日の提供を検討するとのこと。本体はペン先が改良され、従来のボタンスイッチの代わりにローラー構造を採用。今まではスキャンが難しかった超薄紙伝票や金属表面のラベルなどでも使用できるようになっている。スキャンの開始点と終了点の視認性も高まり、位置をより正確に認識できる。PC版(Windows / Mac)の文字認識言語数は193カ国語に対応し、認識したテキストのエクスポートが可能。ビジネスモードを搭載し、バーコードやMCR文字などの認識も行える。テキストを読み上げるスピーチ機能も搭載。モバイル版(iOS、Android)は28カ国語に対応し、ビジネスモードは搭載しない。テキストのエクスポートやスピーチ機能などは利用できる。スキャン速度は10cm/s。読み取り可能サイズは6~22ポイント。リチウムポリマーバッテリを内蔵し、本体サイズはW114.7×D33×H22.5mm、重量は55g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6.8以降、Android 4.3以降、iOS 7以降。
2015年03月03日島津製作所は2月25日、SCREENホールディングス(SCREEN HD)が製造する高速3D細胞スキャナ「Cell3iMager」シリーズに関して国内販売契約を締結し、製薬市場やアカデミア市場に向けた販売を開始したと発表した。3D培養した細胞塊(スフェロイド)は、通常の2D培養した細胞に比べて、より生体に近い状態のため、創薬におけるスクリーニングや毒性評価において高い有効性が示されている。Cell3iMagerはこのスフェロイドを高速スキャンし、サイズや形態から細胞の増殖や現象を正確に計測する装置。通常、細胞増殖の計測には専用に検査試薬を用い、経時変化の計測には測定点ごとにサンプルを用意する必要があるため同一サンプルでの計測は不可能だが、同装置は検査試薬が不要のため、同一細胞の経時変化を計測することができる。また、同装置にHPLCやLCMSを用いた成分分析では得られない細胞のサイズや形態の情報を付加することができ、より高精度な薬効・毒性評価の確立が期待される。最近では多能性幹細胞の分化誘導時に必要となる胚様体形成の観察にも有用であることが示されるなど用途が拡大している。
2015年02月25日エプソンは15日、A4対応フラットベッドスキャナの新製品「GT-S650」を発表した。1月29日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は10,000円弱の見込み。直販サイトの参考価格は9,980円(税別)。従来モデル「GT-S640」の後継となる製品。イメージセンサーをCCDからCISに変更することで、小型化軽量化、USBバスパワー駆動を実現した。本体の底面には縦置きスタンドが直付けされており、通常の平置きでのスキャンだけでなく、GT-S650本体を縦(やや斜め)にした縦置きスキャンも可能だ。原稿カバーは着脱できるので、厚みのある雑誌や書籍の見開きといった原稿もスキャンしやすい。本体には4個のスキャンボタンを備える。PDFボタン、転送ボタン(Easy Photo Scanソフトウェア)、コピーボタン、スキャナビボタンという内容で、目的に応じたすばやいスキャンをサポート。付属ソフトの「Easy Photo Scan」(写真向け)や「Document Capture Pro」(文書向け)は、Facebook、Picasa、Evernote、SugarSync、Googleドライブ、OneNoteといったクラウドサービスと連携し、GT-S650でスキャンしたデータをクラウドサービス上へアップロードできる。そのほか、日本語OCRソフト「読んde!!ココ パーソナルVer.4」や画像スティッチソフト「ArcSoft Scan-n-Stitch Deluxe」などが付属。そのほか主な仕様は、CISの光学解像度が4,800dpi、読み取り解像度が最大9,600dpi、読み取り階調がRGB各色16bit(出力8bit)。読み取り速度は、モノクロ600dpi時が1.2msec/line、カラー600dpi時が3.5msec/lineとなっている。インタフェースはHi-Speed USBで、TWAIN対応のスキャナドライバおよびスキャンソフト「EPSON Scan」の対応OSは、Windows XP(SP2以降) / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降。なお、各種の付属ソフトは、それぞれ対応OSが異なる場合がある。本体サイズはW249×D364×H39mm、重量や約1.5kg。
2015年01月15日FAROは1月8日、3Dハンディスキャナ「FARO Scanner Freestyle3D」を発表した。同製品は最長3mまでスキャンすることができ、1.5mm以上の高精度で1秒間に最大8万8千点をキャプチャすることが可能。独自の自動補正光学システムにより、ウォームアップ時間が不要で、ユーザーはすぐにスキャンを開始できるという。また、Microsoft Surfaceタブレットが付属しており、キャプチャした点群データをリアルタイムで確認することができる。同社は「FAROのお客様は、3Dレーザースキャナを使い続けていくポイントとして、作業フローの簡潔さ、携帯性、手頃な価格を重視しています。弊社は、このようなお客様の声に応えるべく、重量1kgにも満たない、使いやすい産業向けハンディレーザースキャナを開発しました」とコメントしている。
2015年01月08日