朝食の目玉焼きに夕食の炒めものに…。毎日のごはんづくりに欠かせないフライパン。「でも、鉄は手入れが難しい」「テフロン加工のものは長く使い続けると、表面がはがれてこげつきやすい」と悩む方も多いはず。そこで今回は、「少々高くても、これは長持ちしてお手入れもラクちん」と評判の高い、2つのブランドのフライパンに注目してみました。■10年保障、長持ちフライパン代表格「スキャンパン」(宇高さん)フライパンにはいろいろな種類がありますが、使いやすくてお手入れも簡単なテフロン加工・フッ素加工のフライパンを使っている方は多いはず。ただ、表面の加工はどうしてもはがれてくるので、早ければ半年、だいたいが2~3年に一度は買い換えないといけないのが一般的。値段によっても多少違ってきますが、「我が家もそろそろ買い換え時かな?」と思っている方もいるでしょう。その点、鉄やステンレス製なら、コーティングがはがれる心配はないけど、「どちらも素材がくっつきやすく、お手入れも難しいから、ズボラな私には扱いにくい…」という声もよく聞きます。そんな悩みを解消してくれるとうわさのフライパンが、人気ブロガーや料理家さんたちに愛用されている「スキャンパン」のフライパン。エキサイトブロガー 宇高有香さんのブログ『 ズボラさんに!理想のフライパン 』より人気インテリアブロガー「丘の上の家」の宇高有香さんは、以前「ティファール」のフライパンを使っていましたが、やはりコーティング品は消耗品。3年ほどたって、「そろそろ買い換えないと」と思っていたときに、「スキャンパン」のフライパンに出会ったそうです。「今回はちょっといいフライパンがほしいな」と思い、いろいろと調査した結果、「このスキャンパンはなんと10年保証!」という点に驚いたという宇高さん。思いたった翌日、デパートで実演販売しているのを聞きつけ、実際に足を運んでチェック。 エキサイトブロガー 宇高有香さんのブログ『 ズボラさんに!理想のフライパン 』より実演を見せてもらい、たった1滴のオリーブオイルと卵で、目玉焼きがまるでクレープのように焼き上がったのを見てさらに驚いたそうです。他にもいろいろと説明を聞くと良い点がずらり。<宇高さんがいいと思った点>・金属ヘラは使ってもらっても問題ない。傷は少々ついてもそんなことでコーティングははげない・フライパンを使った後、すぐに水につけてもらっても問題ない・油は1滴でいい・フッ素加工のはげももちろん10年保証内・1年に一度くらいフライパンに水をはり、重層を入れて熱を加えると表面がきれいになる・高温でなくても十分 など。「『そんなことでは簡単にコーティングははげない!』と店員さんが自信を持っておっしゃっているのが印象的でした。しかも、熱いままのフライパンにそのまま水をつけたら傷むのかと思っていたのでびっくり。結局、その場でお持ち帰りしちゃいました」という宇高さん。買ったのは、20センチのフライパンと、26センチのソテーパンのふたつ。20センチのほうは、定員さんおすすめというだけあって、予想以上の使い勝手のよさだったそう。さっそく試しに家でホットケーキを焼いてみたら、ふんわりふっくらと焼き上がり、息子さんも「ママ、これすごいね!見た目もキレイだし、ふわっふわで超おいしい!!」と大興奮だったようです。 エキサイトブロガー 宇高有香さんのブログ『 ズボラさんに!理想のフライパン 』より「実演でやっていた卵の包焼きもこんなにうまくはがせるなんて~!」と大満足の宇高さん。「その後も毎日活躍していますが、ふたつともかなりほれています。使い勝手がいいし、見た目もいいし。これで10年保証って本当にすごい!」ちなみに、宇高さんが購入された20センチのフライパン(クラシックシリーズ)で9,720円(税込)、ソテーパン 26センチは20,520円(税込)と一般的なフライパンに比べたらお値段も高めですが、「ティファールを3年ごとに買い換えると思ったら十分元はとれます」と宇高さん。「お手入れとか細かいことを気にしなくていいので、ズボラさんにもおすすめです! お気に入りのキッチングッズがあるだけで、料理も俄然やる気がでます」とおっしゃっていました。 ■「スキャンパン」は、PFOA/PFOS不使用!(colontさん)フライパンは数年で焦げつくので、「安いのでいいや」と思っていたというのは、ブログ「コロンと。 *お家のこと、暮らしのこと*」のcolontさん。でも、雑誌に載っていた「スキャンパン」のフライパンにご主人がひと目惚れしたことで興味を持ち、この製品を調べてみたら…。なんと驚くことを知ったそう。エキサイトブロガー colontさんのブログ『 感動のフライパン◆スキャンパン 』より「いろいろ調べて気になったのは『PFOA/PFOS不使用』というワード。どうやらPFOA/PFOSという物質は発ガン性を持つ他、不妊などへの影響が危険視されている有害物質だそうですが…。そんなものが一般的なフッ素加工のフライパンには使われているって、みなさんご存知でしたか?」というcolontさん。「だんだん焦げつくようになっているってことは、このフッ素加工が調理中少しずつ剥がれて食品に入ってるってこと?!」と想像したら、ちょっと怖くなってきたそう。その点、スキャンパンはこの有害物質が0%というわけです。「有害物質を使っていないだけでなく、驚異の10年保証。保証には次世代フッ素樹脂加工の剥がれや摩耗も含まれているというこの自信! 今までのフライパンのように数年で買い替えることを考えれば、一生もので2万円越えもそこまで高くないのでは」と思うようになり、思いきって購入してみたというわけです。ちなみに、colontさんが購入されたのは「スキャンパン」の最高級シリーズの「CTX」というシリーズのようなので、20センチで23,760円(税込)。お値段はそれなりにしていますが、一生ものと考えれば手が出ないお値段ではないかも。そしてついに手に入れたcolontさんの感想は…。「ムダのない美しいお姿! 毎日2週間使った感想は、しっかりとした厚みのわりには、そこまで重すぎないし、熱くなるのも早め。油なしでもぜんぜんこびりつかないし、温度が安定しているのか上手においしく焼けるんです。使うたびうれしくなる使い心地で、料理も楽しくなってきました」と大満足。■デザインよし、クレープもきれいに焼ける「スキャンパン」(高羽ゆきさん、rika_fluteさん)エキサイトブロガー 高羽ゆきさんのブログ『 クレープシュゼット~グレープフルーツティーソース~ 』よりフライパンの違いで料理やスイーツのおいしさに差が出る、といわれますが、人気ブロガーで料理家の「cafeごはん。ときどきおやつ」の高羽ゆきさんもその違いを感じるスキャンパンの愛用者のおひとり。「ご縁があって使いはじめたスキャンパンのフライパン。通常のフッ素樹脂加工とは違い、有害物質を使っていない安全性の高いフライパンらしいですね。フッ素加工のフライパンって発がん性物質を含むなんて知らなかったんですけど、普通に販売されているってことは、多分許可されるような範囲内なんでしょうけど、気分的には嫌ですよね~」と高羽さんもまずは安全性に注目されています。それだけではなく、見た目の美しさと使い心地にも注目。「こちらのフライパン、北欧生まれというだけあって、スタイリッシュでおっしゃれ。熱伝導率も高く、もちろんIHでも使えます。少々重たいですが、この重みがまた高級感と安心感があっていいかも」といいます。エキサイトブロガー 高羽ゆきさんのブログ『 クレープシュゼット~グレープフルーツティーソース~ 』よりとにかく「使いやすい!」と高羽さん。このときはクレープづくりに使われたようですが…。「生地離れもよくちょっとした動作もスムーズなんです。何でしょうねぇ…形? 素材? お料理に使ってもとても自然に手になじみ、もうずっとつきあっている道具かと錯覚するくらいでした。やはりいいものはいいっ!」と絶賛しています。エキサイトブロガー 高羽ゆきさんのブログ『 クレープシュゼット~グレープフルーツティーソース~ 』よりフライパンの違いがおいしさにも関係してくるようですが、「フライパンでここまで違いを感じたのは初めてでした」といいます。もちろん汚れ落ちも抜群で、「スポンジでサッと洗うだけで汚れがツルリと取れるのには驚きました」とつけ加えています。同じように料理づくりを楽しむ食育インストラクターでフルート奏者、「Rika@_flute Cooking♪」のrika_fluteさんも「スキャンパン」を愛用しているおひとり。このフライパンを使って、ルッコラとベーコンの風味がおいしいパスタをつくってみたそうですが、おいしさがぐんと引き立ったそうですよ。エキサイトブロガー rika_fluteさんのブログ『 ベーコンとルッコラのペペロンチーノパスタ 』よりrika_fluteさんもこのスタイリッシュなフォルムに、「わぁ~! すてきだわぁ~!」とうっとり。「どっしりとしたなんともいえない風格。ロゴもとってもすてきで高級よね」と感想を伝えてくれています。「デンマーク製の製品で安全性も高いようですが、何より熱の伝わり方が均一で、にんにくやベーコンに火を入れるには本当に使いやすかったです。この重みも、なんだかプロのシェフになった気分になれちゃう」とrika_fluteさん。エキサイトブロガー rika_fluteさんのブログ『 ベーコンとルッコラのペペロンチーノパスタ 』より「それにしても私がいつも使っている500円のテフロン加工のフライパンとはまったく違います。使い勝手も、パスタのでき具合も。調理器具がお高くてちょっと買うのに勇気がいるけど、やっぱりいいものはいいんだなぁ、と実感しました」と続けます。 ■鉄のフライパンなら「極」シリーズが使いやすい!(ayさん、saoriさん)「何年かに一度、買い替えるのはもう嫌だから、我が家は鉄製のフライパンにしてみようかな?」という方もいるでしょう。そんな方のために、鉄製のなかから「これは扱いやすい」と評判のフライパンをひとつご紹介。エキサイトブロガー ayさんのブログ『 鉄フライパンはメンテナンスが楽! 』より人気インテリアブロガー「welcome to my home!」のayさんも、「以前は、料理が苦手→迷うことなくテフロン!だったのですが、買い替えで探していたときに、『剥がれたテフロンを食べる』とか、『フライパンを買い替え続ける』というフレーズを見かけたため、それなら鉄フライパンにしようかな?」と思ったそうです。<Ayさんが鉄製に変えようと思った理由>・テフロンは、高価廉価に関わらず寿命は2~3年程度・テフロンは、熱伝導率が低い割に強火加熱不可 ・鉄は、もし焦げ付かしちゃっても、ガシガシこすればOK・鉄は、でき上がりがぜんぜん違う!とのレビュー多数・鉄は、料理上手になった気分になれそうということで鉄フライパン購入に踏み切ったそうですが、その結果はとても良かったというayさん。「何がいいって、メンテナンスがとてもラク!」とか。鉄はお手入れが難しいと言われていますが、そんなことはなかったそうです。エキサイトブロガー ayさんのブログ『 鉄フライパンはメンテナンスが楽! 』より<お手入れの仕方>・調理後熱いうちにすぐに洗う。・洗剤は使わず、亀の子タワシやスポンジでこする・その後、熱して水分を飛ばす使用後は油も塗ったりしていないけど、とくに問題なく、卵焼きもツルンときれいに仕上がっています。最初は炒め鍋を購入。高温で調理できるので、野菜炒めの仕上がりもシャッキリ。それで自信をつけてから「焼く」専用のフライパンも購入したようです。そちらは底が厚く、熱も均等に回りますが、最初のころは同じ手順を踏んでもときどき食材がくっついてしまうこともあったようですが、使っているうち、「ずいぶん扱いが上手くなり、最初によく熱する→一度冷ますという工程を踏むようになってからは、くっつく率はかなり下がった」といいます。ちなみにayさんが愛用する鉄のフライパンは、リバーライト社の「極」シリーズ 厚板フライパン 26センチ 7,776円(税込)と、炒め鍋30センチ8,100円(税込)という商品。一生ものと思えば高くないお値段といえそうです。同じく、「極」シリーズで鉄のフライパンデビューをしたのは人気ブロガーの「nico!」のsaoriさん。エキサイトブロガー saoriさんのブログ『 鉄のフライパンデビュー 』よりsaoriさんも安全性のことが気になり、「海外ではフライパンから出る有害物質が危険視されていて『PTFE・PFOAフリー』のフライパンがたくさん売っているらしいんですね。テフロン加工のすべてのフライパンが悪いわけじゃないけど、そんなことを聞いたら、ちょっと気になってしまって…」というわけで、今回、初めて鉄のフライパンにしてみたそうです。鉄のフライパンなら「鉄分補給ができるから」ということも選んだ理由のひとつ。その際、なるべく扱いやすいものを…ということで見つけたのが、「極」シリーズ。saoriさんが手に入れたのは「極ROOTS」の28センチの炒め鍋という商品。鉄ならではの高温&短時間調理の利点を生かしたうえ、錆びやすいという鉄の欠点を打ち消し、「錆びにくいように表面を特殊処理されているので使いやすそう!これなら半永久的に使える」という点に魅力を感じたそうです。油が馴染めば馴染むほど使いやすくなるようなので、「フライパンを育てていく感じですね。これでフライパンの買い替えから解放される」と期待しています。「我が家もこの機会に鉄製のを検討してみようかな?」と思ったら、ayさんやsaoriさんのように手に入れて、試してみるのもいいかも。性能と使い勝手を考慮しながら、食事づくりが楽しくなるお気に入りのフライパンを手に入れてみれば、きっと料理の腕も上がることまちがいなしですよ。参考: スキャンパン リバーライト「極」シリーズ 今回ご紹介したエキサイトブロガー・「 丘の上の家 」の宇高有香さん・「 コロンと。 *お家のこと、暮らしのこと* 」のcolontさん・「 cafeごはん。ときどきおやつ 」の高羽ゆきさん・「 Rika@_flute Cooking♪ 」のrika_fluteさん・「 welcome to my home! 」のayさん・「 nico! 」のsaoriさん
2017年06月13日