クラシック音楽を香りで表現する「ラニュイ(La Nuit)」から、作曲家アレクサンドル・スクリャービンのピアノソナタに着想したフレグランスセットが登場。2022年10月19日(水)より、伊勢丹新宿店での「サロン ド パルファン 2022」にて先行発売される。スクリャービンのピアノ曲に着想した香水セットラニュイは、2021年にスタートした、クラシック音楽を香りで表現するプロジェクトだ。「肌で聴く名曲」をコンセプトに、楽曲をフレグランスアイテムとして「編曲」。これまでに、モーリス・ラヴェルのピアノ曲《夜のガスパール》の3曲をイメージした香水を発表している。今回の着想源となったのは、1872年ロシアに生まれ、2022年に生誕150周年を迎える作曲家アレクサンドル・スクリャービンの楽曲。スクリャービンは、初期にはショパンの影響が色濃く見られるものの、神智学やニーチェの思想からの影響のもとで独自の音楽語法を編みだすようになり、浮遊感と恍惚感の交わる音楽によってエクスタシーをもたらすことを試みたのだった。ラニュイでは、スクリャービンの独創性が発揮されている後期のピアノ曲をセレクト。ピアノソナタ第7番《白ミサ》、第9番《黒ミサ》、そして第10番《昆虫》の音楽を、官能的な香りで表現した。第7番《白ミサ》自らピアニストでもあったスクリャービンが愛奏したピアノソナタである第7番《白ミサ》に着想したフレグランスは、白く眩しい光を喚起させる香り。爽やかなベルガモットに始まり、世界各地の祈りの場でも用いられるセージやミルラを組み合わせ、色気と危うさをかすかに漂わせた。第9番《黒ミサ》もっとも邪悪と呼ばれたピアノソナタ第9番《黒ミサ》に着想したフレグランスは、上記の《白ミサ》とは対照的な不穏な香り。トップノートを欠くことで不安を呼び起こしつつ、アミリスやラブダナムの香りを経て、ベチバーのしっとりとした芳香が余韻を残す香水に仕上げている。第10番《昆虫》太陽のように光輝くピアノソナタ第10番《昆虫》をイメージしたフレグランスは、グレープフルーツのフレッシュな香りに始まる。暖かな陽のもとに育つカルダモンや月桂樹といったスパイス、シダーウッドを交えつつ、最後はベンゾインの甘い香りでまとめた。キャンドルもまた、フレグランスセットに加えて、スクリャービンの死の前年に書かれた傑作《炎へ向かって》に着想を得たキャンドルなども用意。香料には、熊本県原産の果実「不知火(しらぬい)」を用い、イランイランやパロサント、パチョリなどが漂う香りに仕上げている。詳細ラニュイ先行発売期間:2022年10月19日(水)~24日(月)場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場「サロン ド パルファン 2022」住所:東京都新宿区新宿3-14-1展開アイテム例:・「ソナタ7番白ミサ、9番黒ミサ、10番昆虫」香水セット 27,500円内容:各曲のオードパルファン3本(各10mL)、スクリャービンにまつわる読み物を収録したブックレット、スクリャービンの歴史的録音を収めたCD・「詩曲 炎へ向かって」アロマキャンドル 8,910円容量:190g燃焼時間:約40時間※「サロン ド パルファン 2022」での販売後、いずれもラニュイのオンラインストアにて販売■サロン ド パルファン 2022期間:2022年10月19日(水)~24日(月)場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション・1階 コスメティクス住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)※初日の10月19日(水)は、MIカード会員(10:00〜)および三越伊勢丹アプリ会員(14:00〜)のみ入場可
2022年10月22日兵庫県芸術文化センター管弦楽団(PAC)の6月特別公演は、オール・ロシア・プログラムだ(6月19、20日:兵庫県立芸術文化センター)。当初予定されていたアレクセイ・ヴォロドス(ピアノ)の来日が叶わず、ソリストとプログラムを変更して開催されることとなったのだが、その代役が松田華音となれば嬉しい限り。4歳でピアノを始め、6歳でモスクワに渡った松田は、E.イワーノワ、M.ヴォスクレセンスキー、E.ヴィルサラーゼ各氏に師事。まさに「ロシア・ピアニズム」の薫陶を受けた期待の俊英だ。プログラムには、20世紀最高のピアノ協奏曲の1つ、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第3番」が用意され、今から期待が高まるばかりだ。後半は今年没後50年を迎えた“メモリアル作曲家”ストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』が組まれ、ロシア音楽の華やかさと奥深さが体験できる。●公演詳細: 月19日(土)、20日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール兵庫芸術文化センター管弦楽団 特別演奏会 燃えよ道義 炎の音楽【曲目】プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 op.26※当初の発表から変更ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」【出演】指揮:井上道義ピアノ:松田華音※当初の発表から変更管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団■松田華音(ピアノ)香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。 2002年秋、6歳でモスクワに渡りE.P.イワノーワ、M.ヴォスクレセンスキー、E.ヴィルサラーゼ各氏に師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。 2004年エドヴァルド・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)グランプリ受賞他、多くのコンクールで優勝を果たす。2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。 2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業。同年9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学し、2019年6月首席で卒業した。(グネーシン、モスクワ音楽院共に、ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」を授与。) 現在、モスクワ音楽院大学院に在学。 2014年11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2017年6月に最新アルバム「展覧会の絵」をリリースした。オーケストラとの初共演は8歳。2018年かがわ21世紀大賞受賞。
2021年05月25日恒例の舘野泉バ舘野泉 公演情報はこちらースデー・コンサートが、今年は演奏生活60周年記念ツアーの一環として開かれる(11月10日・東京オペラシティコンサートホール)。脳溢血の後遺症で右半身に麻痺を残したまま、左手のピアニストとして再起したのが2004年。前を向き続ける不屈の姿勢は、コンサート当日に84歳を迎える今も変わらない。プログラム5曲のうち、なんと世界初演の新曲が3曲も並ぶのだから。光永浩一郎(1966~)の《苦海浄土によせる》、新実徳英(1947~)《夢の王国》、パブロ・エスカンデ(1971~)《悦楽の園》の3作品。「苦海浄土から、夢の王国を過ぎて悦楽の園へ。なんだか物語性があるように見えるけれど、作曲家には何も注文もしていません。はからずも自分の気持ちにぴったりのプログラムになりました」光永はすでに舘野のために左手作品を何曲も書いている熊本出身の作曲家・ピアニスト。新曲は作家・石牟礼道子の代表作『苦海浄土 わが水俣病』に由来する。「彼がピアノを好きなことは、作品からもよくわかります。今回も非常に力のこもった作品。〈海と沈黙〉という第3楽章が本当に素晴らしい。静寂が人々に訴えかけるような音楽です」新実の初めての左手作品となる新曲の楽譜は、「舘野泉 左手のピアノ・シリーズ」(音楽之友社)の新刊として11月出版予定。舘野は、取材前にちょうどその巻頭言を脱稿したところだったそう。「そこにも書いたのですが、熟練、熟知、熟達した作曲家の作品です。『夢』といっても、甘い憧れではなく、夢と現実とが錯綜するような音楽です」そして光永同様、すでに舘野と多く協働しているのが、ブエノスアイレス生まれで関西在住のエスカンデだ。「彼の作品はネオ・バロックとでもいうべき、すごく明晰な書き方。これはヒエロニムス・ボスの祭壇画に従って書かれた作品で、スコアにはそれを示す標題が添えられています。天地創造から始まって、アダムとイヴ、悦楽の園、そして地獄。天国と地獄は表裏一体なんですね」他にバッハ(ブラームス編曲)とスクリャービンを弾く。つねづね「両手で弾いても片手で弾いても音楽は音楽。何も変わらない」と語る。それどころか、作曲し尽くされ、弾き尽くされてきた両手作品と違って、左手作品は一作一作のすべてに新しい世界が広がっていると力を込める。くめども尽きぬ、まさに「泉」なのだ。取材中、新実作品にとても運指が難しい箇所があるのだと楽譜を見せてくれた。そこは少し容易な運指で弾ける別案も選択できるようになっているのだが、「意地でも難しいほうで!」とうれしそうに笑う舘野。ピアニストの命である手の故障にさえ敢然と立ち向かう巨匠に、老いという言葉はまったく無縁のようだ。感染症拡大の影響を受けていた活動もいよいよ10月から本格再開。60周年リサイタルは福岡、札幌、藤沢、福島、東京、大阪と全国を巡る。「自分のペース、自分の生き方を思い出して、また音楽を伝えていきますよ」と自然体で語った。取材・文:宮本明
2020年10月20日伝説のダンサー、イサドラ・ダンカンが遺した創作ダンスをもとにフランスの俊英ダミアン・マニヴェル監督が描き、第72回ロカルノ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した『イサドラの子どもたち』の日本公開が決定した。モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1878~1927)。20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は、1913年4月、2人の子どもを事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、亡き子どもたちに捧げるソロダンス「母」を創り上げた。それから100年の時を経て、現代に生きる4人の女性がイサドラの「母」と邂逅する――。本作は、イサドラ・ダンカンの遺したダンス「母」から生まれた、3つの喪失と再生の物語。山形国際ドキュメンタリー映画祭2019での日本プレミア上映が大反響を受け、公開が熱望されていた作品。『若き詩人』や『泳ぎすぎた夜』(五十嵐耕平との共同監督)が話題を呼んだダミアン・マニヴェルが、まったく新しい試みで「母」の翻案に挑み、イサドラと子どもたちの物語を紡ぎあげ、彼女の抱えた痛々しくも狂おしい愛が4人の女性たちの身体を通して呼応し、伝播していく喪失と再生の物語として紡ぎ上げた。物語を綴るのは、それぞれ異なる身体・年齢・境遇にある4人の女たち。イサドラの自伝と舞踊譜をもとに「母」の踊りと向き合う、振付師のアガト。対話を通じて新しい「母」を共作する若きダンサーのマノンと振付師のマリカ。そして、「母」の公演を観劇したエルザは自らと重ね合わせながら今夜の記憶を反芻する。悲しくも崇高な物語が、ミニマムな物語形式と情感溢れるカメラワークによって紡がれ、ロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービン(1872~1915)の楽曲が美しく彩る。その先鋭的な映画手法は、コンテンポラリーダンサーとしても活躍した監督だからこそなしえたもの。それはダンス映画の枠を超え、一篇の詩のように魅了する。『イサドラの子どもたち』は9月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月02日ウクライナ出身の若き巨匠コンスタンチン・リフシッツが、首都圏8つのコンサートホールを巡り、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を演奏する「ベートーヴェンへの旅」が2020年のゴールデンウィークに開催される。公演に先立ち、リフシッツが来日し、11月13日、都内で記者会見を行なった。【チケット情報はこちら】ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、8館が共同制作するというこれまでにない形で開催されることになった今回の演奏会。リフシッツはベートーヴェンのピアノ・ソナタの魅力について「交響曲、室内楽に並ぶ、ソナタ集と呼ぶべきひとつのジャンルを構成していて、素晴らしい道、新たなる旅を作り上げ、それはワーグナー、スクリャービンといった作曲家に引き継がれています」と語る。リフシッツ自身、これまでスイス、香港、台湾でピアノ・ソナタ全32曲の演奏会を行なった経験はあるが、その際は1番から32番を順番に演奏しており、今回のように順番を独自に入れ替えての全曲演奏は初めて。この順序入れ替えについてリフシッツは「1番から順番に弾くということは、年代順に弾くということであり、面白くはありますが、例えば19番と20番はベートーヴェンが初期に作曲した作品であったり、必ずしも完璧な年代順ではありません。日本でやるにあたって、順番を変えるべきだと思った」と語る。ではどのように曲を振り分けたのか?「32曲の中には(『悲愴』『田園』など)名前の付けられた有名な作品があります。それらをメインとして配しつつ、8つのメイン曲の周囲に、それに見合う共通性を持ったソナタを散りばめていきました」と説明。「このような形でやるのは初めてであり、正直、怖くもあり、私自身も興味津々です。このやり方が吉と出ることを願っております。8つのうちのひとつの演奏会にしか来られなくとも、ベートーヴェンの音楽の宇宙を堪能していただけるプログラミングをしたつもりです」と意気込みを語った。来春には、2017年の香港大学でのコンサートより収録した10枚組の「ベートーヴェンピアノ・ソナタ全集」も発売されるが「最初に話が出たのは昨秋ですが“まず無理だろう”と思ってました」と振り返りつつ「1年以上の時間をかけて、話し合いを進めながらじっくりと作り上げていきました」と手応えを口にしていた。「ベートーヴェンへの旅」は4月25日(土)のよこすか芸術劇場を皮切りに、神奈川県立音楽堂、フィリアホール、狛江エコルマホール、武蔵野市民文化会館、東京文化会館、所沢ミューズ、ウェスタ川越で開催。全8公演のスタンプを集めると、もれなく「コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」BOX CDがプレゼントされる。取材・文:黒豆直樹
2019年11月18日幅広いレパートリーを武器に、ピアノ音楽の様々な可能性を切り開いてきたロシアの俊英ヴォロディンが来日する。そのヴォロディンの今回のテーマは、自らのルーツと言える“ロシアの作曲家たちの音楽”だ。20世紀前半似活躍したニコライ・メトネルのロマンティックな小品集「おとぎ話」に、チャイコフスキーの名高いバレエ組曲「眠れる森の美女(プレトニョフ編)」。そして締めくくりには、ピアノ音楽の中でも最高の技巧が求められる難曲、バラキレフの「イスラメイ」というプログラムには、ロシア伝統のロマンティシズムと気高いピアニズムの香りが充満する。「日本の聴衆は、真摯に演奏家の心に寄り添ってくださる。来日公演を重ねる度に、皆様がより身近な存在になっているのを実感する」と語るなど、親日家の側面も持つヴォロディンが描き出すロシアピアニズムの“凄さ”を体験したい。●公演概要10月21日(月)紀尾井ホール「アレクセイ・ヴォロディン ピアノ・リサイタル」●アレクセイ・ヴォロディン非常に繊細なタッチと華麗な技巧が高く評価されているヴォロディンは、桁外れに多様なレパートリーを有し、ベートーヴェン、ブラームスからチャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、さらにガーシュウィンからシチェドリン、メトネルまで自在に弾きこなす。1977年レニングラード生まれ。モスクワのグネーシン音楽大学で学んだ後、モスクワ音楽院でヴィルサラーゼに師事した。2003年、チューリヒで行われたゲザ・アンダ国際ピアノ・コンクールでの優勝を機に国際的にその名が知られることとなった。ゲルギエフ、アシュケナージ、ナガノ、インキネンらの指揮のもと、マリインスキー劇場管、ロシア・ナショナル管、SWR響、モントリオール響、N響、中国国家大劇院管などと共演、リサイタルはウィーン・コンツェルトハウス、マリインスキー劇場、フィルハーモニー・ド・パリ、チューリヒのトーンハレなどのホールで定期的に演奏。室内楽にも力を入れ、ボロディン弦楽四重奏団、モディリアーニ弦楽四重奏団、ヤンセン、ラクリン、マイスキー、ガベッタらと共演している。2019/20年シーズンは、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、シドニー響、ハンブルク・フィル、ロイヤル・フィル、サンクトペテルブルグ・フィルなどに招かれ、ロンドンのサウスバンク・センターで開催される「インターナショナル・ピアノ・シリーズ」やウィグモア・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウでの「マスター・ピアニスト・シリーズ」にも登場する。最新の録音は、マリインスキー・レーベルからリリースされたゲルギエフの指揮によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第4番。チャレンジ・クラシックス・レーベルでラフマニノフ、シューマン、ラヴェル、スクリャービンのソロ作品も録音している。ショパンの作品を録音したCDは、クラシカ誌のショック賞とディアパゾン誌の5つ星を受賞した。スタインウェイの専属アーティストである。
2019年10月16日突然ですが、日本は世界的に見てもセックスレスが懸念されている国ということを知っていますか?コンドームメーカーのDurex社が実施した、各国のセックス頻度と性生活満足度に関する調査によると、日本は対象となった数十カ国の中で最下位!2006年の調査では、頻度が週イチ以上という人が34%でしたが、2011年には27%にまで落ち込んでいるのです。ちなみに年間の平均回数は48回。1位のギリシャは164回とのことですから、その差は歴然ですね…。あなたは彼とのエッチに満足できていますか?「彼に求められても気が乗らない」、「マンネリ気味で、お互いそんなムードにならない」など、セックス不感症になっているカップルも多いのでは?そこで今回は、誰でも簡単にできるセクシーな気分を高める方法をご紹介します。【理想のシチュエーションを想定しよう】セクシーな気分を高めるには、まずシチュエーションをイメージすることが大切です。「こういう雰囲気の中で愛し合えたら最高だな」「彼とこんなキスを試してみたい」など、いろいろと妄想を膨らませてみましょう。いまいちイメージが膨らまない場合は、目で見てみるのが一番!さすがにAVはハードルが高すぎるかもしれませんが、ドラマや映画などの映像作品を鑑賞すると世界観が広がりますよ。・自分のセクシー感度を高める映画女性側の気分を盛り上げたい場合、いきなり生々しい描写は抵抗があるという方もいるでしょう。まずは『さくらん』や『ヘルタースケルター』など、映像美の中で描かれるラブシーンを見ることからから始めてみてはいかがですか。インパクトの強い映像をしっかりと脳裏に焼き付けられるはずです。・彼とセクシーな気分を共有する映画自分のテンションが上がってきたら、彼も巻き込んでいきましょう!ふたりで同じ作品を見るのは、かなり有効な方法です。見ているうちに映画の世界観に浸って自然と……、なんていうことも狙ったうえで選びたいものです。例えば、悶々とした少年期の終わりにあるメキシコの若者たちの姿を描いた『天国の口、終りの楽園。』は、性欲を持て余した彼らの野性的(笑)な日々のシーンがたっぷりで刺激的。また、認知症の老女にラブストーリー(実は若き日の老女が書いたふたりの思い出)を毎日読み聞かせる老人、その姿を通じて普遍の愛を描く『きみに読む物語』もおすすめ。忘れかけていたパートナーへの思いを再び蘇らせてくれそうです。何より、キスシーンが素敵!邦画にもおすすめの作品があります。西島秀俊さんと中山美穂さんが出演した『サヨナライツカ』はとても刺激的な描写が多く、気分を高めたい人には最適な映画。女性側からリードするシーンも多いので、憧れのシチュエーションに加えたくなるかも!?・イメージを広げてくれる最新映画最新映画にも妄想をかきたててくれる作品が。花魁の禁断の恋を描き、主演の安達祐実さんがヌードを披露したことでも話題の『花宵道中』(11/8公開)や、狂気といえるほど一途な愛を貫こうとする女性を市川由衣さんが体当たりで演じた『海を感じるとき』(公開中)などもおすすめです。【官能的な音楽を流してみよう】頭と目でイメージしたら、耳からもセクシーな気分を高めてみましょう。音楽はその場の雰囲気を盛り上げてくれる名脇役。リラックスできて、且つエロティックな雰囲気を出せるような、ムードのある曲を流すのも一つの方法です。例えば、スローなR&Bや静かめなバラードなんて素敵ですね。それから、彼との思い出の曲を流すのもいいですよ。出会った頃のヒット曲や、彼が歌ってくれた曲などは、ふたりの気分を盛り上げる最高のアイテムになってくれると思います。そして、ある意味エロティックなBGMの究極といえるのがA.N.スクリャービンの「交響曲第4番『法悦の詩』」。なんと、エクスタシーを原題に作られた曲なのです。その名のとおりメロディが激しくうねり、快感の波の強弱が表されています。聴いているだけで興奮しちゃうかも?ぜひチェックしてみてくださいね!いかがでしたか?日ごろからセクシーなムードへの感度を上げるトレーニングをしておくのは、充実したセックスライフのためにとても大切なこと。マンネリ気味だなと感じているなら、まずはあなたから気分を高めてみましょう。セクシーさが増したあなたに、彼も自然と引き寄せられてしまうかもしれませんよ。(文=saki-R)誕生日で知るふたりの体の相性【無料占い】
2014年10月24日ロシア出身の世界的ピアニスト、エフゲニー・キーシンが2年ぶりに来日。4月13日の大阪公演よりスタートした全国5都市6公演のツアーの合間を縫い、同18日に都内で記者懇親会を行った。「エフゲニー・キーシン」の公演情報1972年モスクワ生まれのキーシンは、弱冠10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲 K.466を弾いてデビューし、11歳で初リサイタルを開くなど、幼い頃から神童ぶりを発揮。1986年には、18歳にして当時の音楽界の頂点に君臨していた帝王カラヤン率いるベルリン・フィルと共演。同年に日本ツアーを行うなど、コンクール入賞歴はほとんど無いが、早くから世界的ピアニストとして活動を続けている。40歳のバースデーを祝した2012年の来日公演から2年ぶりとなる今回の来日ツアーでは、シューベルトのピアノ・ソナタ第17番とスクリャービンの「幻想ソナタ」「12の練習曲」を取り上げる。「特に(母国ロシアの作曲家である)スクリャービンは、子どもの頃から親しみがあって、心の中に生きている重要な作曲家です。ロシア国外では決して有名でありませんが、今回のツアーで取り上げて、『(スクリャービンを)初めて聴いて、とても感動した』という声もたくさん頂け、嬉しく思っています。10年ほど前のツアーでメトネル(ロシアの作曲家)の作品を取り上げたときも、同じように良い反応を頂いたことは今でも鮮明に憶えていますよ。自分の演奏を通じ、ロシアの文化や芸術への理解を深めてもらえることに、大きな意義を感じています」とプログラムに込めた思いを語った。40代ながら演奏活動のキャリアは約30年。文学や詩を愛する読書家であり、発言の至るところにインテリジェンスが溢れ出るキーシンは、すでに巨匠然とした風格も十分。キャリアを積んだ演奏家が指揮活動に挑戦することはしばしばだが、彼の場合はあくまでもピアノ1本に拘りがあるようだ。「僕が200歳くらいまで生きられるなら(指揮者への転向を)考えるかもしれません(笑)」とユーモアを交えつつ、「ピアノ曲には無限といえるほどのレパートリーがあります。出来る限りもっと多くの作品を弾いてみたいのです」というシンプルながら決意にも似た言葉は、絶えることのない探究心に溢れている。2015年には、ニューヨークのカーネギーホール125周年記念コンサートへの出演も予定。カーネギーホールにデビューしたのが100周年のときだったという縁もあり、多彩なプロジェクトを現在計画中とのこと。キーシンの今後の活動もますます目が離せない。■エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル4月13日(日) ザ・シンフォニーホール4月17日(木) 横浜みなとみらいホール 大ホール4月22日(火) 武蔵野市民文化会館大ホール4月26日(土) アクロス福岡 福岡シンフォニーホール5月1日(木) サントリーホール 大ホール5月4日(日) サントリーホール 大ホール
2014年04月23日