松尾スズキ率いる演劇ユニット、日本総合悲劇協会(ニッソーヒ)が今夏開幕の第6回公演『業音』を発表。2002年に第3回公演として上演された舞台の、実に15年の時を経ての再登場である。初演で荻野目慶子が怪演した主人公の座を、今回は平岩紙に託しての“封印解除”だとか。作品の衝撃度が伝わる物々しい響きに「僕が封印したかったわけじゃない」と苦笑する松尾(作・演出・出演)と、覚悟のバトンを渡された平岩に話を聞いた。日本総合悲劇協会 vol.6『業音』「やりたかったけれど受けてくれる女優さんがいなかった。それで平岩に直談判したんです。“まかせろ!”と半ば強引に(笑)」(松尾)「フフフ。私も初演に出たので、荻野目さんの演技を間近で感じていましたし、カラダを張る、張らないはともかく……いえ、それもありますが(笑)、とにかく尋常な役ではない。自分に務まるだろうかと悩みましたが、まかせろと言っていただいたので胸をお借りしようと思います」(平岩)「『ふくすけ』の再々演(12年)で平岩は目の見えないサカエという役を演じたんですが、それをやり通したことで僕の中で平岩という女優の幹が太くなり、いつか彼女が主役の舞台をやりたいと思った。どうせやるなら生温いものではなくガツンとしたものをと」(松尾)売れない歌手である主人公を中心に、貧困や老人介護、売春、エイズ、交通事故など、まさしく悲劇的なキーワードが縦横無尽に舞台を駆け巡る。醜悪なまでに人間の業がえぐり出される容赦なきドラマに、今回は主宰する劇団、大人計画の面々でほぼキャストを固め、立ち向かう。「僕はこれを平岩たちに、何年もやり続けられる普遍的な作品にしてもらいたい。僕はどうしても貧しさとか弱さに目がいってしまうんですが、当時に描きたかった社会が15年経ってもそんなに変わってなくて、むしろ悪い方向に行っている気がする。だから、その頃はスキャンダラスな気持ちで書いていたけど、意外と普遍的な話を書いたんだなと気づいたんです。大人計画の人たちは“自分の気持ちに残酷になるレッスン”を積んできています。悲しいシーンのすぐ後にギャグを放つといったことを平気でやる。笑いとは残酷なもので、どんなに不幸な現実においても、その人が間抜けなことをしたら笑いになる。それこそが人間の本質だと思うんですね」(松尾)夏から秋にかけての全国公演の後には、あのアヴィニヨン演劇祭と双璧を成すパリの舞台の祭典、フェスティバル・ドートンヌに招かれて上演する。「海外の反応が気になりますが、テーマは共通していると思うんです。悲劇だけど希望はある。結局は“人が生きる”ってことなんだと」(平岩)人間の本質を突く松尾流悲劇、悲惨から沸く笑いに浸ってその真髄を味わいたい。「悲劇と喜劇は表裏一体。僕は“存在していることに対する不幸”が入ってこないと、筆が乗らないんですよね。ただただ幸せだったら芝居なんかやっていませんから」(松尾)8月10日(木)東京芸術劇場 シアターイーストで開幕。その後、名古屋、大阪ほか全国を巡演。取材・文:上野紀子
2017年06月07日“悲劇”をテーマとした作品を描く、松尾スズキが作・演出をするプロデュース公演「日本総合悲劇協会」の舞台「業音」が、15年の時を経て再演が決定。この度、15年前の初演舞台の写真が公開され、今回の舞台で主人公役を演じる平岩紙からコメントも到着した。母の介護をネタに、演歌歌手として再起を目指す落ちぶれた元アイドルの女は、借金を返すためにマネージャーと共に自身が運転する車で目的地に向かっていた。途中、自殺願望を持つ夫と夫をこの世につなぎ止める聡明な妻と遭遇し、不注意から妻を車ではねてしまう。妻は脳を損傷し、一生涯植物人間として生きることに。怒り狂った夫は、責任を迫って女を拉致連行し、“有罪婚”と称し2人は結婚。奇妙な共同生活が始まる。芸能界を夢見て東京に出てきたものの、結局体を売ることでしか生きていくことの出来ない堕落した姉弟、年を偽わってまでも孤児院に入ることに執着する屈折したゲイの男、正体不明の老婆らを不幸のループに巻き込み、負の連鎖は更に奇怪にうねってゆく…。やがて、マネージャーとも関係を持つ女は、父親がわからない子を身ごもり出産するのだが、夫との時間に執着し、子どもの命を引き換えにしてまでも、「10か月の夫婦生活の元を取るため」と夫とのわずかな触れ合いを選択するのだった。“それ”をやらなければ物事は上手く運ぶのに、どうしてもやらずには先に進めない各自の“固執”。その“固執”が“業”を生み、空回りするそれぞれのエネルギーは、不協和音のような音楽を響かせてゆく…。“悲劇”をテーマとした作品を描く、松尾さんが作・演出をするプロデュース公演「日本総合悲劇協会」。「業音」は、2002年にその日本総合悲劇協会の3作目として初演。荻野目慶子を主演女優として迎え、人間の業や執念、情念を描き、現代の日本人の生々しい感情をさらけ出した人物造形が当時大きな話題に。そんな本作が、今回15年の時を経て再演。今回の舞台では固有名詞をはずし、より普遍性を高めた物語へ改訂していくという。そして今回、荻野目さんをはじめ片桐はいり、村杉蝉之介、皆川猿時、松尾さん、伊勢志摩らが出演した初演時の舞台写真が公開。この初演では、介護、宗教問題、エイズ…現代社会が抱える問題を余すところなく描き、悲劇性と喜劇性を見事に融合させた松尾さん。今回の再演にあたり松尾さんは、「“わかっちゃいるけどやめられない”という人間の持つ“業”を、悲劇性と喜劇性が一緒くたになったような混沌の世界の中で描きます。“神とは何か”という壮大なテーマになっていきますが、笑いの中でそれをどう見せていくかということにチャレンジしてきます」とこう語っている。また、初演時荻野目さんの体当たりの演技が話題となった主人公役を、再演では初演時には粥役として出演した平岩さんが挑む。初演時、荻野目さんが演じていた役を演じることを現実的に考えられる年齢に自分がやっとなったかなと思うと語る平岩さんは、「役者として重ねてきた年月を経て、ようやく向き合える役だと思います」とコメント。本作については、「松尾さんの作品の中でも、とっても特殊で、特別な作品」と説明し、「私の演じた粥の台詞の中で『いっぱいいっぱいで生きてるし』と言うシーンがありました。当時からこの台詞は自分に響いて、不思議なことに、未だに忘れられません。また、この作品でギターを弾くシーンがありまして、ギターを弾くのは初めてだったので、もの凄く緊張しました」と初演時をふり返った。なお本公演では、松尾さんと平岩さんのほかにも池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之介、康本雅子/エリザベス・マリー(ダブルキャスト)が出演。東京公演を皮切りに、パリにて「大人計画」初の海外公演も予定されている。日本総合悲劇協会 vol.6「業音」は8月10日(木)~9月3日(日)東京芸術劇場シアターイーストほか名古屋、福岡、大阪、松本、パリにて上演。(cinemacafe.net)
2017年05月26日公開初日を迎えた映画『猫忍』の舞台あいさつが20日、東京・新宿の角川シネマで行われ、大野拓朗、佐藤江梨子、藤本泉、船越英一郎、麿赤兒、渡辺武監督、猫の金時が出席した。映画化にもなった動物ドラマ『猫侍』(東名阪ネット)のスタッフが再集結して製作された本作は、こじらせ忍者とデブ猫の珍道中を描いたもの。主人公の忍者には映画初主演となる大野拓朗が務めたほか、父役に船越英一郎、ヒロインの佐藤江梨子らが出演している。大野は「今回はアクションをたくさんやらせてもらい、そこは気に入っている部分でもあります。忍術はあまり出てきませんが、僕は水遁の術が大好きで、あからさまなクラシックな忍術がこの作品の売りでもあります。そういうところを楽しんでもらえたらと思います」とアピール。その大野とのシーンが多かったというくの一役の佐藤は「私は紅葉という役なんですが、大野さんが燕(藤本)と3~4回ぐらい間違えるんです。女性の名前を間違えるということは、よっぽど藤本さんが忍者ぽかったのかな? 浮気がバレるタイプですよね」と指摘すると、藤本も「私も紅葉と間違えられたことがあります」と明かし、当の大野は「絶対浮気しない!」と慌てて会場は爆笑に包まれた。また、舞台あいさつ途中からデブ猫を演じた猫の金時も登場。本作で役者デビューとなったが、大野が「名優ですよ。台本を読み込んでると思うぐらいストーリーに沿ったお芝居をするし、泣いて欲しいところでリアルに泣いていました。そこはアドリブだったんですが、ベストタイミングだったりして、金時はNGなく順調に撮影が進んでいました」と大絶賛。その金時は、猫にしては巨大は8.5kgだが、ナイスプロポーションの佐藤が「私の家はリビング以外に大きな鏡を置いています。だから楽屋に大きな鏡を置けば金時さんもお痩せになるのかなと思いますよ」とアドバイスを送った。
2017年05月20日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のプレスコールが15日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、演出家の小池修一郎が登場した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。プレスコールでは、大野&矢崎&小野、古川&馬場&平間によるキャスト違いバージョンの「世界の王」、大野&木下の「バルコニー」、古川&生田による「エメ」が披露された。演出の小池は「若者たち、みんなのかもしだすエネルギー」がポイントだと語る。小池は、自分が演出を手掛ける作品について「なかなかみんなやってくれないんですよ。めんどくさいんですよね。踊りも芝居もしなきゃいけないし、時にコスプレもしなきゃいけない」とぼやき、今回のキャスト陣を「よくぞ集まってくれたという素晴らしいメンバーです」と紹介した。前回の舞台を観てから毎日CDを聴いていたという大野は「聴覚から感動していただけるなと思いますし、新たにダンスも振り付けが全部変わって」と説明。「視覚でも聴覚でも楽しんでいただけるし、ロミオ&ジュリエットという素敵なお話にそれが加わるので、2~3倍に膨れ上がって楽しんでいただけるんじゃないかな」と、自信を見せた。ダンスについては古川も「振り付け師が3人入っていて、ジャズとヒップホップとコンテンポラリーのトップの方々」と解説し、「その方々が作るダンスの表現力は魅力の一つだと思います」とアピールした。また、古川がベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトについても触れると、大野が「僕も言おうと思ってたから!」と弁解し、古川が「しゃべらせてくれないかな」と抗議し、笑いを誘う一幕も。古川は改めて、「本当に大切な役なので、一つの役をWキャストで演じると、こんなにも違うのかって思うくらいそれぞれが違う役になっています」と3役のキャスト陣を称賛した。東京公演は赤坂ACTシアターで1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2月22日~3月5日。
2017年01月15日『猫侍』のスタッフが新たに贈る猫シリーズ、ドラマ「猫忍」レビューアー試写舞台挨拶が12月23日(祝・金)、都内にて行われ、主演の大野拓朗と渡辺武監督、さらには『猫侍』主役猫のあなご、「猫忍」主役猫となる金時が仲良く顔をそろえた。猫たちの一挙手一投足に注目が集まり、あまりのかわいさに観客がメロメロになると、必死に忍者のポーズを取っていた大野さんは「僕のポーズ、どうでもいいんじゃないの?」とすねたフリをしつつも、仲良く戯れていた。「猫忍」は、『猫侍』のスタッフが新たに放つ、笑いと癒しの忍者活劇。幼い頃に父親と生き別れ、愛を知らずに生きてきた忍者の陽炎太(大野さん)は、江戸の屋敷から金魚を盗み去ろうとしたときに、でっぷりと太った猫(金時)を見つける。どことなく父親の雰囲気に似ているその猫を、世を忍びながら飼うことになる。ドラマの放送終了後、劇場版と上映されることになる『猫忍』の公開日が、2017年5月20日だとこの日発表されると、観客から拍手が沸き起こった。忍者姿で登場した大野さんは、忍者役について、「初めてでした。走り方に苦労しましたね。忍者はかがんだまま走るので、手をなるべく振らないようにと言われて。朝7時から山の中、十何本“はい、走って”と走らされたから、いつの間にか(上半身が)上がっちゃって(笑)」と、体力面での苦労を明かした。主役猫の金時について、大野さんは「かわいすぎて…。1~2話を見ていても“ああ、かわいい!”ってつぶやきながら見ていました。ずっと一緒にいると、すごく愛おしくて」と、ずっとずっとベタベタしていたと目じりを下げた。事実、金時が登場するやいなや、慣れた様子で抱きかかえ、顔を近づけたり、「ん~?」、「ふふ、金ちゃ~ん」など微笑みかけた。金時もすっかり心を許した様子で、大野さんの肩にしっかりつかまり寄り添っていた。そんな2人の距離感の近さに、場内の観客も終始「かわいい~」と夢中になっていた。ドラマ「猫忍」は2017年1月よりtvk、BSフジほかにて放送開始。劇場版『猫忍』は2017年5月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国公開。(cinamacafe.net)
2016年12月23日大野拓朗が主演するドラマ&映画「猫忍」。この度、本作に出演する新キャストとして、佐藤江梨子、渋川清彦、柄本明、青木玄徳らが発表された。霧生家の若手忍者・陽炎太(大野拓朗)。幼き頃に父親と生き別れ、ずっと愛を知らずに生きて来た。父親は、赤い鼻をした剣山(船越英一郎)という伝説の忍者。10歳のときに生き別れとなり、それ以来一度も会っていない。あるとき、陽炎太は仲間の忍者と共に、ミッションのため江戸に。大名屋敷から特別な金魚を盗み出すという簡単な任務だった。無事に屋敷に忍び込むことに成功し、金魚を盗み去ろうとしたとき、そばに生き物の気配が。それは、赤鼻のでっぷり太った猫。見覚えのあるその猫は、どことなく父親の雰囲気に似ていたのだった…。本作は、幼き頃に父と生き別れて以来、父が猫に変化したと信じ込み、いつの日か再会できることを夢見ていた忍者・陽炎太が、父そっくりの猫と出逢い成長する姿を描く猫萌え忍者アクション時代劇。主人公の忍者・陽炎太役に大野さん、陽炎太の父であり伝説の凄腕忍者・剣山役に船越英一郎、幼少期の陽炎太役を鈴木福、そして陽炎太が出逢う猫・父上役を存在感抜群、師匠感満載のオヤジ猫・金時が演じる。そして今回、映画・ドラマに出演する新キャストが発表。映画には、陽炎太の父親の行方を追うくノ一・紅葉役に、ドラマ・映画・舞台・CMなどで活躍する佐藤さん、陽炎太の幼馴染みで忍者修行仲間・燕役に『アオハライド』の藤本泉、陽炎太と壮絶なバトルを繰り広げる最強(?)の敵・青目役に「ケイゾク」「空飛ぶ広報室」の渋川さん、猫専門店「猫見屋」の店主役を名優・柄本さん、霧生家の党首・桂木役を世界的舞踏家で俳優の麿赤兒に決定。さらにドラマに登場する新キャストには、陽炎太の忍者修行仲間・虎眼役に『イン・ザ・ヒーロー』の草野イニ、江戸に越してきた陽炎太のお隣さん・幸役に「仮面ライダーゴースト」ヒロインの大沢ひかる、江戸での忍者業務をナビゲートする先輩忍者・左之助役に「仮面ライダー鎧武/ガイム」や『闇金ドッグス』シリーズの青木さんがキャスティング。また、映画に出演する藤本さんと麿さんはドラマにも登場する。映画のヒロインとしてスクリーンに華を添える佐藤さんは、自身初のくノ一(忍者)役に挑戦。「紅葉は、男口調で話すので、楽しかったです。大先輩方に向かって生意気な台詞をいっぱい言うので緊張し痺れましたが、猫との共演に癒されました」と撮影をふり返り、「イケメンと可愛い猫が出てくるので、女性は必見。そして、お子様が見ても、とても安全で楽しい作品になっていると思います」とアピール。藤本さんは「金時と山の中で撮影をしたときは、逃げ出さないかとヒヤヒヤしましたが、カメラが回るとさすが父上!本当によく頑張ってくれました。金時のお芝居に、乞うご期待です」と見どころを語る。また佐藤さん、藤本さんも語っているように、キャスト皆、猫の可愛さに癒されていたようで、「なんとも愛くるしい太っちょだなと思いました」(青木さん)、「自宅で柴犬を2匹かっていますが、『猫忍』の猫もとてもかわいかったですね」(柄本さん)、「登場人物全員が結局のところ、猫の魔術にマインドコントロールされているのだ!私の役は猫を最も遠ざけようとする忍者の党首だが、演じているうちに自身が猫になったような気になっていた。楽しかった!ニャオーッ!」(麿さん)とそれぞれ話している。なお、本作の小説版(上下巻)も発売中。一足早く、「猫忍」の世界を楽しむことができる。ドラマ「猫忍」は2017年1月期よりtvk、テレ玉ほかにて放送予定。映画『猫忍』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年12月08日日本のみならず、アジアでも異例のヒットとなった「猫侍」シリーズのスタッフが新たに放つ、笑いと癒しのニンジャ活劇『猫忍』。このほど、主演の大野拓朗に加え、船越英一郎と鈴木福の参戦が決定。鈴木さんが大野さんの幼少期を演じ、船越さんと忍者役に初挑戦する。物語の主人公は、忍びの掟を破り、生き別れた父親そっくりの猫を飼い始めてしまうイケメン忍者・久世陽炎太。忍者なのに、若干“コミュ障”なこの愛すべきキャラクターを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など話題作に抜擢され、いま最も注目される若手俳優の1人、大野さん。本作で映画初主演を果たしている。そして、「猫侍」でブレイクしたツンデレ白猫・玉之丞役のあなごに続くネクスト猫スターには、存在感抜群、師匠感満載のオヤジ猫・金時。演じるのは、その名も「父上」。本作が役者デビューとは思えない(?)、ふてぶてしい貫禄の演技を披露。オッサンくささが絶妙に愛らしい「父上」が、観る者すべてを癒しのネクストステージに引き込んでいく。そんな本作に新たに加わるキャストは、大野さん演じる陽炎太が幼いころに生き別れた、伝説の忍者であり父親、剣山を演じる船越さん。大野さんとは、およそ6年ぶりの親子共演。大人気ドラマ「熱中時代」の30年後を描いた日テレ系「ドラマスペシャル熱中時代」(’11)で船越さんが校長役を、新人だった大野さんが息子役を演じていた。また、大野さんはそのデビュー当時、船越さんの自宅の衣裳部屋に居候させてもらっていたそうで、船越さんは下積み時代を支えてきた恩人ともいえる存在。さらに、陽炎太の幼少期を演じるのは、大ヒットドラマ「マルモのおきて」や「妖怪人間ベム」、映画『コドモ警察』などで活躍する鈴木さん。キリリと成長した姿で初めての忍者役に挑む。久世剣山役を演じる船越さんは、自身のキャラクターについて、「伝説の忍者と言われていて、霧生の里の実質ナンバー2。実力はナンバー1なんですけどね…(笑)。いろいろあり、里を後にして、息子の前からも忽然と姿を消してしまう。そしてある日、変化の術で猫の姿になって、息子の前に現れる。そんな役柄でございます」とコメント。「主役猫・金時に合わせて、鼻を赤くしました(笑)」と“役作り”を明かす。大野さんのデビュー当時については、「そのときは、可愛くて、ちょっと線が細い、でも人のよさそうな真っ直ぐな青年…そんな印象でした。今回は久しぶりに親子を演じて、男らしさが出てきたと同時に、妖しい男の色気みたいなものが漂い始めたなと思いました。たくましくもあり、色っぽくもある男、そんな感じになってきて嬉しいぞ、拓朗!(笑)」。さらに、『猫忍』の魅力を「何と言っても、金時のふてぶてしさ…いや、そうじゃない(笑)。金時の愛らしさ、そして、ほのぼのとするハートウォーミングなストーリーと相反するほど、本格的で派手なアクション」とアピールする。陽炎太の幼少期を演じる鈴木さんは、「忍者修行を一生懸命頑張っていて、お父さんが大好きな役です。撮影に入る前に、手裏剣と木刀の振り方の練習をしました。もともと左利きだったので、右手で手裏剣を投げる練習をして、少しだけですが上手くなった気がします。忍者役は楽しかったです」と、撮影をふり返ってコメント。「僕が大野さんの幼少期をやっていいのかなと思いました。大野さんの演じる陽炎太を意識して一生懸命演じました」と語り、「陽炎太の性格も面白いし、金時の仕草も面白いので、猫が好きな人はたまらないと思います。僕の出ているシーンも楽しみにして下さい」と、期待を込めている。ドラマ「猫忍」は2017年1月よりtvk、テレ玉、チバテレなどにて放送、劇場版『猫忍』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月30日北村一輝と白い美猫の異色コンビで話題をさらった癒し時代劇「猫侍」製作チームのもと、人気急上昇中の若手俳優・大野拓朗が主演を務め、新たな癒しアクションエンターテインメント「猫忍(ねこにん)」のドラマ放送と映画公開が決定した。霧生家の若手忍者・久世陽炎太(大野拓朗)。幼きころに父親と生き別れ、ずっと愛を知らずに生きてきた。父親は、赤い鼻をした剣山という伝説の忍者。10歳の時に生き別れとなり、以来、一度も会っていない。あるとき、陽炎太は仲間の忍者と共に、ミッションのため江戸に。大名屋敷から特別な金魚を盗み出すという簡単な任務だった。無事に屋敷に忍び込むことに成功し、金魚を盗み去ろうとしたそのとき、近くに生き物の気配が。それは、赤鼻の、でっぷりと太った猫。どことなく見覚えのあるその猫は、父親の雰囲気にも似て…。「猫」+「時代劇」の斬新な組み合わせで人気を博し、ドラマシリーズと劇場版2作が登場した「猫侍」。その製作チームが再び手がける本作は、「猫」と「忍び」がタッグ!忍者のエリート・陽炎太が、あるとき出逢った父親似のでっぷりと太った茶白の猫に“父上”と名づけ、掟を破り人目を避けて飼い始めるストーリー。陽炎太を演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の松下村塾の塾生・野村靖役や、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のウザキャラ跡取り息子・青柳清役など、話題作に起用され、注目を集める若手演技派俳優の大野さん。忍者役に初挑戦する大野さんは、劇場版『猫忍』が映画初主演。陽炎太が出逢う猫・“父上”役の金時と、かわいらしく共演を果たす。また、迫力のある忍者アクションも大きな見どころの1つに。EDO WONDERLAND日光江戸村の全面バックアップのもと、リアリティあふれる日本最大級の江戸の街並みの中で全編を撮影。監督は、「猫侍」シリーズで海外でも高い評価を得た渡辺武。撮影には、日本アカデミー賞ノミネート歴を持つ名手・小松原茂。脚本は、次々と傑作を生み出す鬼才・黒木久勝。本編をドラマティックに彩る音楽は、「とと姉ちゃん」などで手腕をふるう遠藤浩二と、日本屈指のクリエーターが集結する。「忍者は、男のロマン」と語り、子どものころから憧れていたという大野さんは、「今回、本物の忍者として生きるということで、アクションも仕草も忍者になりきるため、たくさん勉強し、練習しました。子どもたちや、世界中の人たちに憧れられる忍者になれたらと思います。あと、忍者の裏側だったり、日常生活ってこんな感じなのかなと、クスッと笑ってもらえたらと思います」と意気込みを語る。だが、陽炎太という忍者は、「かっこ良くて、真面目だけど、どこか抜けていて、クスッと笑ってしまう行動が多くて、可愛らしくて、憎めない奴。世間知らず(忍者だけに浮世離れしている?)のプロの忍者。忍者の里でひたすら修行だけをしてきた田舎者の陽炎太が、江戸の町で“父上”はじめ、いろんな人やものと出会い、成長していく。僕自身、どこか残念な役柄を演じることが多くて、自分に近いのかな?(笑)」と分析。また、共演の“父上”こと、金時については「予想だにしない奇跡を起こす」と絶賛し、「僕が振り返る芝居のときに金時も一緒に振り返ったり、思ってもないところで鳴いたり、それらすべてがきちんとストーリーの流れに沿った芝居になっている。初演技とは思えない堂々とした芝居です」と、“猫役者デビュー”に太鼓判。実は、自身は「もともとずっと犬を飼っています」という犬派。「猫は、もっとツンデレで、人とくっついていたりとか馴れ合うイメージがなかったのですが、金時は抱っこが好きで甘えてくれるのがとてもかわいい。猫はお淑やかなイメージ。おやつを食べるときに幸せそうな顔をしているのが、見ているこっちも幸せになります」と、早くもデレデレの様子。「ゆるくて、優しくて、あったかくて、金時の可愛さに癒される」作品が、「日々の安らぎになればいいなと思います」と語っている。一方、渡辺監督は「『どんな作品にしたいですか?』って?猫だよ、どーなるか分からん!!」と、今後の続報にも期待が持てる(?)コメントを寄せている。ドラマ「猫忍」は2017年1月よりtvk、テレ玉、チバテレなどにて放送、劇場版『猫忍』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日俳優・大野拓朗が、『猫忍』ドラマ&映画に主演することが19日、わかった。ドラマ版は2017年1月よりtvk他にて放送、映画は2017年公開を予定している。同作は、北村一輝主演で話題となったドラマ&映画『猫侍』スタッフが集結し、猫+時代劇の癒しアクションエンターテインメント。幼い頃に父親と生き別れた忍者・陽炎太が、父親の面影のある猫(金時)に出会い、忍者の掟を破り猫を飼い始める。大野は「忍者は、男のロマンだと思います」と語り、「今回、本物の忍者として生きるということで、アクションも仕草も忍者になりきるため、たくさん勉強し、練習しました」と役作りを振り返る。「忍者の里でひたすら修行だけをしてきた田舎者の陽炎太が、江戸の町で父上(猫)始め、いろんな人やものと出会い、成長していく」と役柄について説明し、「僕自身、どこか残念な役柄を演じることが多くて、自分に近いのかな?(笑)演じていてとても楽しいです」と喜びを表した。もともとは「ずっと犬を飼っています」という大野。「猫は、もっとツンデレで、人とくっついていたりとか馴れ合うイメージがなかったのですが、金時は抱っこが好きで甘えてくれるのがとてもかわいい」と、新たに猫の魅力に目覚めた様子を見せた。また『猫侍』シリーズを手掛けた渡辺武監督は「『どんな作品にしたいですか?』って? 猫だよ、どーなるか分からん!!」とコメントを寄せた。ドラマ放送局はtvk、テレ玉、チバテレ、三重テレビ、KBS京都、サンテレビ、TVQ九州放送、とちぎテレビ、テレビせとうち、静岡第一テレビ、群馬テレビ、BSフジ、アニマルプラネット、スターキャット。(C)2017「猫忍」製作委員会
2016年10月19日日本各地をロケし出演者が食材の収穫から参加、その土地の郷土料理を紹介するバラエティ番組「満天☆青空レストラン」の10月15日(土)今夜放送回に、俳優の大野拓朗が出演。MCの宮川大輔と新潟の「砂里芋」を味わい尽くす。今回のロケ地は新潟県北蒲原郡聖籠町。ここの砂地で育つ里芋はその名も「砂里芋」と呼ばれ、普通の里芋よりもキメが細かく独特の粘りとモチモチの食感が特徴。そんな「砂里芋」を今回番組では紹介。食べ応え抜群で甘みのある「焼き里芋」に食感が最高の「マッシュ里芋の揚げワンタン」、とろみと粘りが際立つ「里芋ポタージュ」などが登場。「里芋ポタージュ」には宮川さん、大野さんも大興奮。そして新潟名物の芋煮で乾杯し、新潟のブランド牛「村上牛」をふんだんに使ったしぐれ煮も登場する。「砂里芋」と新潟の魅力満載の30分となる。今回ゲストで登場した大野さんは2010年映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』で俳優デビューすると、翌年ドラマ「美咲ナンバーワン!!」でドラマ初出演。『黒執事』や大河ドラマ「花燃ゆ」への出演などで着実に実績を積み重ねると、今年に入ってから連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演をはじめ、橋本環奈の主演で話題となった『セーラ服と機関銃 -卒業-』や『高台家の人々』『ホーンテッド・キャンパス』と出演作の公開も相次ぎ、9月には日本テレビで放送されたドラマスペシャル「がっぱ先生!」やテレビ東京で放送された湊かなえ原作のサスペンスドラマ「望郷」の「雲の糸」に連続で出演、いま一番勢いのある俳優の1人となった。来年1月から上演されるミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ではロミオ役に抜擢。活躍の場を広げさらなる成長が期待されている。「満天☆青空レストラン」は10月15日(土)今夜18時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月15日俳優・大野拓朗が、テレビ東京の六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』(9月28日 21:00~)に出演することが16日、わかった。原作は『告白』『白ゆき姫殺人事件』など、ヒット作を数多く持つ小説家・湊かなえのミステリー短編集『望郷』(文春文庫)。収録された作品のなかから、「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の3作をオムニバスドラマ化する。瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ育った人々の人間模様を、連作で描いていく。大野は『蜘蛛の糸』に出演し、主人公・ヒロタカの同級生を演じる。島で幅を効かせている鉄工所の息子・的場裕也役で、ヒロタカを追い詰める"イヤな奴"となるが、大野は「念願の"イヤなヤツの役"を頂きました。すごく嬉しかったです」と喜びを語った。大野は「本当の拓朗くんってどんな人なんだろうっていう視点から見てもらえることは、僕の、役者としての一番の目標でもあります」と役者論を展開。「いつも役に対する履歴書を作るんですが、今回、僕のイメージと湊先生のイメージが全く一緒だったんです!」と明かし、「的場くんの家族構成や血液型、星座、学歴などです。感激しました。それだけでもモチベーション上がりまくりでした」と振り返った。テレビ東京・阿部真士プロデューサーは「キャスティングの醍醐味は意外性です。良い意味で視聴者を裏切り、『この役にこの人が来たか!』と思わせつつ、『いやー、はまってるな、これ』と感心させれば成功です」と前置きしつつ、「今回、このイヤな役をキャスティングするにあたり迷いはありませんでした」と自信を見せた。阿部プロデューサーは「今の大野拓朗君なら演じられる」とオファーの理由を話し、実際に演技を見て「見事にはまっています。こちらが望み、イメージした通りの人物を好演してくれました」と感謝を述べた。(C)テレビ東京
2016年09月16日テレビ東京が放送する、ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス「望郷」に、大野拓朗が出演することがこのほど分かった。「望郷」は、瀬戸内海に浮かぶとある島を舞台に、そこで生まれ育った人々の、憧れや畏怖、期待や失望が交錯する人間ドラマを描いた湊かなえの連作ミステリー短編集。今回は、この傑作短編集の中から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」といった珠玉の3編をオムニバスドラマ化して放送する。今回発表された大野さんが出演するのは「雲の糸」。白綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカが、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥る。有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。赤ん坊の頃に母の磯貝律子(麻生祐未)が事件を起こし、辛い少年時代を送った場所だったからだ。島の同級生(大野拓朗)の強引な誘いで島に戻ったヒロタカは、盛大な拍手や歓声に迎えられながらも居心地の悪さを覚えていた。彼はなぜ海に落ちたのか…?というストーリー。これまで物語の世界観に明るさや温かみを持たせる役どころが多かった大野さん。しかしここ最近は、終戦をテーマにしたドキュメンタリードラマの海軍役での主演や、来年1月には初主演ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」が控えるなど、これまでのイメージを覆す作品にチャレンジしており、本作でも大野さんの人生において初めての役柄とも言える役柄に挑戦!今回演じるのは、ヒロタカの同級生で瀬戸内海のとある島で幅を効かせている的場鉄工所の息子・的場裕也役。会社の50周年記念パーティーを開くからと、島出身のヒロタカを来賓として招くが、磯貝家の過去に付け入りヒロタカ相手に何かと無理難題を押し付け、ヒロタカの人気をやっかんでいるかのように彼を追い詰めることになる…という見ていて実にイラッとくる“イヤな奴の役”だ。そんな役どころに大野さんは「念願の“イヤなヤツの役”を頂きました。すごく嬉しかったです」と歓喜。「役で見てくださる方を裏切る、或いは裏切れる、というのは役者冥利に尽きると思っています。本当の拓朗くんってどんな人なんだろうっていう視点から見てもらえることは、僕の役者としての一番の目標でもあります。いままで自分が出会ってきた人たちの、言動・行動・心理を自分なりに改めて分析してみて、いろんな人の要素を含めて“的場裕也”を作り上げてみました」と話し、「いつも役に対する履歴書を作るんですが、今回僕のイメージと湊先生のイメージが全く一緒だったんです!的場くんの家族構成や血液型、星座、学歴などです。感激しました。それだけでもモチベーション上がりまくりでした」とも明かした。また、「誰が見てもとても楽しめる、湊ワールド炸裂!な人間ドラマとなりました。しかも、今回“救い”があります。そこに湊先生の故郷の島に対する光、温かさを感じています。ぜひ見てください。読後感スッキリします!」と熱くアピールした。さらに今回は原作者・湊氏との対談も実現!大野さん演じる的場について湊氏は「実は悪意はないんです。誰よりも島のことを思っていて、島を盛り上げようとしています。でも、気持ちだけが空回りして突っ走ってしまう。相手が不幸になって初めて気付くのですが、あまり反省をしないタイプなのでまた同じことを繰り返す、純粋な役柄なんです」と語り、大野さんもまた「僕も、的場裕也はただ真っ直ぐな人間なんだろうなって感じていました」と話すなど、「望郷」について存分に語り合っていた。その模様はまた後日、毎日新聞にて掲載されるようだ。ドラマスペシャル「望郷」は9月28日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月16日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の製作発表記者会見が5日、都内で行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、死のダンサー役の大貫勇輔&宮尾俊太郎、演出家の小池修一郎が登壇した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。会見では「世界の王」「本当の俺じゃない」「バルコニー」「僕は怖い」「エメ」の5曲を披露。男性陣の華やかなダンス、ロミオとジュリエットのロマンチックなナンバーが続いた。また、トークでは潤色・演出を務める小池による「小池修一郎の部屋」状態に。演者たちへの叱咤激励が降り注いだ。小池は古川に「今日ちゃんと歌ってるな、と思いました。前、稽古の途中で喉痛めちゃったから心配して」と安心した様子を見せると、古川も「そうですね、喉鍛えました」と苦笑。また、前回の公演での役作りについて語る古川に、小池は「ずいぶんちゃんとしゃべれるようになったね」としみじみした様子で頷いていた。古川は、ジュリエットとの年齢差について聞かれ「29歳の俺がどう純粋さを出すのか。目の前に起こってくることに真正面から新鮮な反応をして、結果的にピュアに見えたら」と意気込みを語った。2012年に『エリザベート』にルドルフ役で出演したのち、映像でも活躍、NHK Eテレ『Let’s天才てれびくん』の出演も話題となった大野に対して、小池は「ユニークなキャラクターで、あっち(バラエティ)いったかと思い、一緒にやることはないかなと思ってた」と心境を語った。しかし大野がオーディションで歌う姿は、小池が「吹き替えじゃないの? 本当にこれ大野?」と驚くほどに上達していたという。ミュージカルに出ていない間も歌の勉強をしていた大野は、『ロミオ&ジュリエット』も「お金を払って3回観に行った」と語り、作品への思いの強さを表した。また小池は、日本オリジナルバージョン初演時に「近未来的、崩壊した世界での『ロミオ&ジュリエット』」という演出プランを用意していたことを明かした。東日本大震災の発生によりプランを変更したが、今回は当初の計画に立ち返る。小池は「時代とは移るもので、テロの時代になってしまいました。シェイクスピアのすごいところは、どの時代でも人々が感動したり共感したりすることを描いているということだと思います」と語り、「時事ネタを入れるということではなく、どこか現代と共通することを感じていただけるようにと思っています」とメッセージを送った。東京公演は赤坂ACTシアターで2017年1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2017年2月22日~3月5日。
2016年09月06日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演し、いま注目度上昇中の若手俳優・大野拓朗が、「Hulu」が贈るオリジナルドラマ「でぶせん」に出演することが決定した。コスプレ衣装の買い過ぎで借金地獄に陥ったデブのキモメン・福島満(森田甘路)は、自殺しようと思い立ち、富士の樹海へ。ところが、うっかり穴に落ちてしまった満は、デブの白骨死体とご対面。しかも、死体のバッグの中を改めた満は驚愕する。そこには大金とマンションの鍵、そして女装した自分にそっくりな女性の顔写真が載った免許証が入っていたのだ! しかも何の偶然か、名前までもが「福島満子」と、自分にそっくりではないか。奇妙な遭遇にしばし考えを巡らす満。その矢先、満子の死体が着けていたダイヤの指輪がキラリと光る。その光に吸い寄せられるように指輪をはめた満は、彼女の魂が乗り移ったかのように…。気がつくと、満は女装し、「帝辺高校」の入学式に出席していた。どうやら、満子はこの高校に国語教師として赴任してきたらしい。状況はあまり飲み込めないが、満はひとまず満子として新任の挨拶をすることに。だが、目の前には殺気立った不良たちがズラリ…!「デブ!」「でぶせん!」と野次が飛び交う中、筋金入りのいじめられっ子人生の記憶がよみがえった満は、恐怖で失神してしまう。とそのとき、指輪が光り、満が唐突に上体を起こした。満の頭が額にヒットした教頭は、そのままぶっ倒れて失神。生徒たちがどよめく中、何かに憑りつかれたように眼光が鋭くなった満は「暴れたり、他人を傷つけた方は容赦なく叩きのめします」と、宣戦布告。ところが、満自身はたったいま自分が何をしたのか、まったく把握していなかった。我に返った満は、逃げ出したい気持ちでいっぱいになりながら、担当クラスの寅組へ。そこでは、満をさらにビビらせる、生徒たちの荒々しいにも程がある“歓迎”が待っていて…!?原作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の同名爆笑衝撃作。キャストには、みっちゃんこと福島満役の森田甘路を始め、みっちゃんが受け持つ2年寅組の生徒たちに、池上紗理依、芝崎唯奈、東使友亮、渕野右登、横浜流星といった超フレッシュな顔ぶれが集結している。そして今回出演が発表された大野さんが演じるのは、「帝辺高校」に通うヤクザの息子・黄龍力生役。見た目からして完全にヤクザ、中身も相当な荒くれ者だが、しかし恋愛面ではめっぽうウブという、かわいい一面もあるという役柄だ。大野さんには、背中の龍を始め全身にあしらわれた“刺青”、強烈な“剃り込み”にそれぞれ4時間、計8時間もかけて大掛かりな仕込みが施され、今回到着した写真でも分かるように、衝撃なビジュアルで鮮烈な存在感を放っている。現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では、「まいったな~」とため息をつきながら自慢話を繰り出すのがお約束の”ウザかわいい若旦那”を好演し、ネクストブレイクの筆頭として名が挙がっている大野さん。これまでにも、『セーラー服と機関銃-卒業-』でリーゼント頭のヤクザの組員を演じていたが、今回はそれを遥かに上回る変身ぶりだ。そんな衝撃のビジュアルに挑戦した大野さんは、初の全身刺青に「別の仕事との兼ね合いもあって消しやすい水性ペンで描いてもらっていたので、翌日以降は撮影の度に薄れてしまっている部分を毎朝2時間お直しをしてもらって、合間にもちょくちょく直してもらっていました。水性なので、洋服や、夜寝ているときにベッドに色がついてしまうのが大変でした」と作成中もその後も大変だったよう。またこちらも初のソリコミヘアには「頭を少しでも動かすと繊細なラインがズレてしまうと思い、頑張って止まっていたので、呼吸を忘れていました(笑)このトライバルと、タトゥーがなければヤクザの息子役なんてできなかったのではないかと思うほど、パワーになっています」と語った。元々原作の大ファンだったという大野さんは「まさか自分がこの『でぶせん』の世界に入ることができるなんて夢のようでした。さらには黄龍力生という魅力的(笑)なキャラクターで。原作ファンの名に恥じないよう、振り切って、唯一無二の黄龍になれたらなと思います」と意気込み、「朝ドラファンの方には申し訳ないですが、青柳清のイメージを180度ひっくり返します! 自分が吹っ切った芝居をすることで、現場を引っ張っていけたらなとも思っています」と期待高まるコメントを残していた。「でぶせん」は8月20日(土)深夜より「Hulu」にて配信開始予定(全6話)※関東地区のみ1時5分~。(cinemacafe.net)
2016年08月03日スズキのインド子会社マルチ・スズキは、3日からインドで開催された「オートエキスポ2016」(一般公開は5日~9日)において、力強いダイナミックなエクステリア、充実した快適・安全装備、豊富な車体色、多様なオプションパーツを特徴とする都市型の新コンパクトSUV「ビターラ ブレッツァ」を発表した。エクステリアは、16インチホイールを収めた特徴的な四角張ったホイールアーチ、力強いフロントフェイスや、はっきりとしたダイナミックなサイドの造形により、都会で際立つデザインとした。また、2トーンルーフ仕様車を含む9パターンの車体色を用意したほか、ユーザーのライフスタイルに合わせたオプションパッケージを用意して様々なニーズに対応する。装備には、スマートフォン連携ディスプレイ、クルーズコントロール、バックカメラなどの快適装備を採用し、全車に運転席エアバッグの標準装備も行われている。エンジンは、1.3Lディーゼルエンジンを搭載し、駆動方式は2WD、変速機はMTを採用した。インドのユーザーの好みや価値観をより重視して開発された同車は、インド国内で販売する予定。なお、「オートエキスポ2016」には、コンパクトクロスオーバー「コンセプト イグニス」とプレミアムハッチバック「コンセプト バレーノRS」のコンセプトカー2台、マルチ・スズキの市販車、二輪子会社スズキ・モーターサイクル・インディアの125ccスクーター「アクセス125」なども出品される。
2016年02月03日スズキは25日、幕張メッセで1月15日~17日の期間に開催される「東京オートサロン2016」の出品概要を発表した。今回の同社ブースでは、新型「アルト ワークス」をベースとした「アルト ワークス GP」を出品。同車は、二輪の「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」に参戦する「チームスズキ エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)」のワークスマシンをイメージし、MotoGPのカラーリングにカーボン製のボンネットを採用するなど、レーシーなイメージにまとめたカスタマイズモデル。MotoGP車両と合わせて展示される。また、「第44回東京モーターショー2015」に参考出品した小型乗用車「イグニス」をベースに、カヌーなど水辺のアクティビティーを好むユーザーを想定した「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」や、ロッククライミングなどのアクティブな活動をイメージした「ハスラー ラフロードスタイル」を出品。その他にも、小型乗用車では「ソリオ バンディット(新型)」「エスクード(新型)」「イグニス」、軽乗用車では「ハスラー」「スペーシア」「アルト ワークス(新型)」が展示される予定。
2015年12月25日スズキは21日、軽乗用車「ワゴンR」に特別仕様車「FXリミテッド」を、「スペーシア」に特別仕様車「Gリミテッド」を設定して発売した。ワゴンR 特別仕様車FXリミテッドは、ワゴンR「FX」をベースに、スズキ独自の低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載して、軽ワゴントップレベル133.0km/L(JC08モード走行)の優れた燃費を達成。さらに、ISG(モーター機能付発電機)のスターターモーター機能による、静かでスムーズなアイドリングストップからのエンジン再始動を実現して快適性を高めた。外観はルーフエンドスポイラーと14インチアルミホイールなど装着し、黒基調の内装にシルバーの加飾を施して上質な印象としている。スペーシア 特別仕様車Gリミテッドは、スペーシア「G」をベースに、2つのカメラを採用したステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載して安全装備を充実。ワンアクションパワースライドドア(後席左側)や、運転席シートリフターなどを装備して利便性を高め、メッキフロントグリルをアクセントに加えた外観と黒基調の内装色により質感も高めた。価格は、ワゴンR 特別仕様車FXリミテッドの2WD車が121万5,000円、4WD車が133万5,960円。スペーシア 特別仕様車Gリミテッドの2WD車が139万8,600円、4WD車が151万9,560円(いずれも税込)。
2015年12月21日スズキはこのほど、同社の軽乗用車「アルト」と「アルト ラパン」が、日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2016年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞したと発表した。1979年の発売開始から36年の歴史を持つ「アルト」にとって、このたび初の「RJCカー オブ ザ イヤー」の受賞となっている。RJCの受賞理由としては、新設計プラットフォームによる軽量化と、それに伴う操縦性や燃費の向上、プラットフォームと足の良好なバランスによる高いコーナリングの安定性、スポーティモデルの「RS」やファッション性の高い「ラパン」といったモデルバリエーションの多さ、基本性能の高さと選択肢の多さが挙げられている。8代目となる新型「アルト」は2014年12月22日に発売。2015年3月11日に「アルト ターボRS」、6月3日に「アルト ラパン」を追加し、新型「アルト・シリーズ」の累計販売台数は約9万4千台となっている。25回目を迎えた「RJCカー オブ ザ イヤー」は、2014年11月1日から2015年10月31日までに発表された国産車を対象に、RJC会員の投票によって実施。11月2日に「6ベスト」が選出され、その中から11月10日の投票によって「2016年次 RJC カー オブ ザ イヤー」が決定した。
2015年11月13日スズキのインド子会社マルチ・スズキは26日、新型小型車「バレーノ(Baleno)」をインド国内向けに販売開始するとともに、世界各国へ輸出するとを発表した。バレーノは、スズキが2015年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーに出品した、ダイナミックでエレガントなスタイリング、最適なパッケージング、高いパフォーマンスを調和させた新しい小型車。インド国内向けモデルには、1.2Lガソリンエンジンと1.3Lディーゼルエンジンを搭載している。マルチ・スズキでは、同車をプレミアムハッチバック車として、プレミアム車の新販売網「NEXA」にて26日より販売を開始した。「NEXA」で取り扱うプレミアム車としては新型クロスオーバー「S-CROSS(エスクロス)」に次いで2車種目となり、バレーノの投入によりインド市場でのさらなる拡販を図っていく。なお、2015年4月から9月の上半期におけるマルチ・スズキのインド市場における卸販売台数は628,963台(前年比113%、乗用車市場のシェアは47.3%)となった。スズキは、このバレーノをグローバルカーとしてマルチ・スズキのマネサール工場で生産し、欧州をはじめとする世界各国へ順次輸出していく計画。
2015年10月27日スズキは、ドイツのフランクフルトで15日から開催された『第66回フランクフルト国際モーターショー』(一般公開は17日~27日)にて、新型コンパクトカー「バレーノ(Baleno)」を発表した。バレーノは、スタイリッシュなデザイン、広い室内空間、新技術を調和させた、同社が考える理想のコンパクトカー。高剛性で軽量な新プラットフォームを採用し、燃費・操縦性・安定性を向上しながら、高レベルの安全性と快適性を達成している。パワートレインは、新開発1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」、1.2L「デュアルジェット エンジン」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」を搭載した1.2L「デュアルジェット エンジン」の3種類をラインアップした。エクステリアは、「Liquid Flow(リキッドフロー)」をテーマにデザインし、車両全体に流れるような線や面を施すとともに、全高を抑え、全幅を広くとったスポーティーでありながらも優雅なスタイリングとした。インテリアは、前席ショルダールームと後席レッグルームに十分なゆとりを確保し、多彩なアレンジが可能な荷室スペースはクラストップの355Lの容量を確保している。そのほか、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールのほか、車とiPhoneを連携させるApple CarPlay対応のスマートフォン連携ディスプレイなどの先進技術を採用する。
2015年09月16日スズキは31日、二輪車ユーザー向けiPhone用無料アプリ「ツーリングメッセンジャー」のサービスを開始した。「ツーリングメッセンジャー」は、ライダー同士のコミュニケーションを楽しく手軽にサポートすることで、二輪車の楽しさを広げていくことを目的に開発されたアプリ。同アプリは、3月に開催された『第42回東京モーターサイクルショー』に参考出品し、来場者から寄せられた意見をもとに、視認性が高く、大きなデザインのボタンに変更するなど操作性を改善したもの。ツーリング参加者の「位置と状態」の表示や、他のライダーにも勧めたいツーリングスポット等の情報発信機能を搭載している。具体的には、地図画面上でツーリングルートを設定して事前登録した仲間をツーリングイベントに招待すると、参加者はツーリング中にお互いの現在地を地図上で確認でき、「休憩中」や「道に迷った」などの自分の状態を示すアイコンメッセージ「つぶやき」を発信できる。また、ツーリング中に発見した絶景ポイントなど、他のライダーに勧めたい場所にアイコンメッセージ「足あと」を残すことで、全国のユーザーとの情報共有が可能となっている。画面デザインは、ツーリングに特化したシンプルで分かりやすいものとなっており、ボタンを大きく表示してグローブをしたままでも簡単な操作で「つぶやき」や「足あと」を発信可能な設計としている。対応はiOS 8.0以降となり、ダウンロードは無料、携帯電話の通信料金は利用者の負担となる。また、通常のグローブではタッチパネルが反応しない可能性があるため、スマートフォン操作対応グローブを推奨している。
2015年08月31日スズキは8月26日、小型乗用車「ソリオ」と「ソリオ バンディット」を全面改良し、販売を同日より開始すると発表した。今回の全面改良では、軽量かつ剛性の高い新開発プラットフォームを小型乗用車に初めて採用し、コンパクトなボディーサイズながら室内空間を大幅に拡大した。また、高圧縮比化で熱効率をさらに向上させた新開発のK12C型デュアルジェットエンジンとマイルドハイブリッドの搭載に加え、100kgの軽量化を実現したことにより、27.8km/lの低燃費と力強い走りを達成した。さらに、乗降性を高めた後席両側スライドドアや利便性が向上したリヤシートをはじめ、広い荷室と豊富な収納スペース、全方位モニター付メモリーナビゲーションの設定など、使い勝手や快適性も向上。デュアルカメラブレーキサポートをはじめとする安全技術を搭載するなど、「取り回しやすさと広さ」、「燃費性能と走り」、「使い勝手と快適性」、「安全性能」が追求されている。メーカー希望小売価格は「ソリオ」が145万4760円~196万7670円で、「ソリオ バンディット」が182万5200円~195万1560円となっている。
2015年08月27日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使った栄養バランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立はこちら。今日の献立は「スズキの塩焼き」を含めた全4品。スズキの塩焼きはもろみと合わせた野菜を添えて。アボカドはおつまみにもオススメな一品に! >>今日の献立はこちら スズキの塩焼きシンプルな塩焼きに。もろみと合わせた野菜を添えて。調理時間:20分カロリー:152Kcal主材料:スズキ キュウリ 大根 レモン >>「スズキの塩焼き」のレシピを見る 長唐辛子とジャコの炒め煮最後に加えるかつお節と白ゴマで味を全体にまとめます。調理時間:15分カロリー:89Kcal主材料:長唐辛子 チリメンジャコ だし汁 酒 白ゴマ かつお節 >>「長唐辛子とジャコの炒め煮」のレシピを見る アボカドと豆腐のピリ辛和え塩とゴマ油、ラー油で作るシンプルな一品! アボカドは食べごろを見極めて下さいね!調理時間:15分カロリー:120Kcal主材料:アボカド 木綿豆腐 ネギ >>「アボカドと豆腐のピリ辛和え」のレシピを見る 冬瓜とホタテのスープホタテの旨味が広がる、あったかスープです。調理時間:20分カロリー:134Kcal主材料:冬瓜 ホタテ 白ネギ ショウガ 溶き卵 ハム 水 酒 >>「冬瓜とホタテのスープ」のレシピを見る
2015年08月23日スズキは20日、軽トラック「キャリイ」を一部仕様変更して燃費を向上させたほか、5速オートギヤシフト(5AGS)車の2速発進モード追加やボディー表面積の100%を防錆鋼板とするなど、実用性をさらに高めて発売した。今回の一部仕様変更では、エンジン制御の変更等によって全車の燃費が向上。5AGS車には2速発進モードを追加し、空荷時や軽積載時のよりスムーズな発進と快適な乗り心地を実現した。ルーフパネルにも防錆鋼板を採用したことで、ボディー表面積の100%が防錆鋼板となり、防錆性能の向上も果たしている。また、左右2カ所の平シート用フックを採用し、リヤゲート中央に荷台フックを追加したことで、作業性を向上し、積荷をより安定して固定できるようになった。シートクッションの大型化により、乗り心地も向上している。キャリイの価格(特装車シリーズを除く)は、68万4,720円~116万7,480円(いずれも税込)。なお、キャリイ特装車シリーズにも同様の仕様変更を施したほか、新たに「リフトダンプ」を設定して10月の生産開始を予定している。
2015年08月20日スズキは7日、ドイツで9月15日から開催される『第66回フランクフルト国際モーターショー』(一般公開は9月17日~27日)で、新型コンパクトカー「バレーノ(Baleno)」を世界初公開すると発表した。バレーノは、2015年3月に開催された『第85回ジュネーブ国際モーターショー』に出品したコンセプトカー「iK-2」をベースとした量産モデル。スタイリッシュなデザイン、広い室内空間、新技術を調和させた、同社が考える理想のコンパクトカーとなっている。同車の詳細は、9月15日に開催される『フランクフルトモーターショー』の記者発表会にて発表される予定。また、スペシャルサイトの開設も行われている。
2015年08月07日スズキは5日、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」及び「全方位モニター」を搭載した軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」が、JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車の中で最高の45.8点(46点満点)を獲得し、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」をスズキ車で初めて獲得したと発表した。予防安全性能アセスメントは、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が自動車の先進安全技術について評価し、結果を公表する制度。前方車両に対する衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)、車線逸脱警報装置(LDWS)、後方視界情報提供装置(バックビューモニタ)の3項目の試験を基に、46点満点の評価点が与えられる。評価点が2点以上の場合には「先進安全車(ASV)」として認定され、さらに12点以上の場合は「ASV+」として認定される。「スペーシア」「スペーシア カスタム」は、これまでレーザーレーダー方式の「レーダーブレーキサポート」を搭載した機種で「ASV」を獲得していた。今回の「デュアルカメラブレーキサポート」搭載車はLDWS、バックビューモニタの項目でもそれぞれ満点を獲得し、AEBSで32点満点中31.8点の高評価となり、新たに「ASV+」を獲得。同社は、今後も「安全技術の取り組み」を強化し、積極的に安全性を向上させていくとしている。
2015年08月05日スズキは5日、同社のインド子会社であるマルチ・スズキが、インドで初のプレミアム・クロスオーバー車となる「SX4 S-CROSS」(インド名 : S-CROSS)の販売を開始すると発表した。S-CROSSは、新型プラットフォームに、高いトルク値を発揮するとともに低燃費・低排出ガスを特長とする新設計の1.6Lディーゼルエンジン「DDiS 320」、および1.3Lディーゼルエンジン「DDiS 200」を搭載。デザイン、ユーティリティー、走行性能、燃費の全てを高い次元で満たし、セダンの快適さとSUVの性能を併せ持つクロスオーバー車。同車は、新たに設定した販売網「NEXA(ネクサ)」で販売する第一弾の車種となる。「NEXA」は今年度中に100店舗を目指し、今後も店舗数を増やしていく計画だ。SX4 S-CROSSの生産はハンガリーや中国でも行われており、インドが3カ国目の生産国となる。マルチ・スズキでは、製品ラインアップにクロスオーバー車「S-CROSS」を加えることで、インド市場でのシェアの維持・拡大を図っていくとのこと。
2015年08月05日スズキのミャンマー子会社であるスズキ・ミャンマー・モーター(SMMC)は29日、同社工場にて3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」の生産開始を発表した。7月末よりミャンマー国内のスズキ販売店にて販売を開始する。スズキは、エルティガをインドやインドネシアでも生産しており、ミャンマーはアジアで3カ国目の生産国となる。SMMCは、ミャンマーでの四輪車生産と販売を拡大するためのラインアップ拡充の一環として、ヤンゴン郊外のサウスダゴンの工場でエルティガを生産。月間目標台数は100台を計画している。エルティガは、3列シートにより7名が乗車できるコンパクトサイズのMPVモデル(多目的車)で、モダンなデザインに広い室内空間と居住性をもち、5.2mの最小回転半径により狭い路地や駐車場での取り回しのよさも兼ね備えている。搭載する1.4リッターエンジンは優れた動力性能と燃費性能を両立し、スムーズな走行を実現している。
2015年07月30日スズキは10日、同社二輪車を代表するスーパースポーツバイク「GSX-R」シリーズが、1985年の初代「GSX-R750」発売から2015年で30周年を迎えたと発表した。これを記念して、ロードレース世界選手権のMotoGPに同社チーム「チームスズキ エクスター」は、初代「GSX-R750」を模した青 / 白の「30周年記念カラー」で参戦する。記念カラーを施した参戦マシン「GSX-RR」は、第9戦ドイツGP(決勝は7月12日)および第10戦インディアナポリスGP(決勝は8月9日)に出走。さらに、現行の「GSX-R」シリーズ「GSX-R600 / 750 / 1000」(海外向けモデル)にも「30周年記念カラー」として青 / 白および赤 / 黒の2種類のカラーグラフィックを採用し、タンク上に30周年デカールを装着して欧州・北米を中心とした海外向けに追加発売する。「GSX-R」シリーズは、初代「GSX-R750」発売以来、レース活動で培われた最新技術をフィードバックした軽量・高出力な高性能スポーツバイクとして人気を博し、2012年には累計生産100万台(GSX-R600 / 750 / 1000 / 1100の合計)を達成。また、同シリーズをベースとしたレース車両は、世界耐久選手権、スーパーバイク世界選手権、鈴鹿8時間耐久レース、全日本ロードレース選手権など、数々のレースで栄光を勝ち取ってきた。
2015年07月10日