映画『ジュリアン』が、2019年1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で順次公開される。離婚した両親の間で揺れ動く少年、サスペンスを超えた家族ドラマ映画『ジュリアン』は、離婚した両親の間で揺れ動く少年ジュリアンを主人公に、張り詰めた緊張が走る繊細な家族関係を描いたサスペンス。本作が長編監督デビュー作となるフランスの新星グザヴィエ・ルグランが監督・脚本を務めた。脚本執筆時には、ロバート・ベントン監督・脚本の『クレイマー、クレイマー』、スタンリー・キューブリックによる傑作ホラー『シャイニング』を念頭に置いていたと語っており、その2作品を彷彿させる、ドラマ性の高さと濃密なサスペンス要素が絡む作品となっている。“子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況”「子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況を大事にした」とはルグランの言葉で、口を真一文字に結んだジュリアンの苦悩する表情からも伝わる“物言わぬ名演技”も、見所の一つとなりそうだ。賞レースにおいては、第74回ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。また、本国フランスでは40万人を動員するロングランヒットを記録しているほか、アメリカの有名映画批評サイト「ロッテン・トマト」でも94%の高評価を得ている。ストーリー両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。作品情報映画『ジュリアン』公開日:2019年1月25日(金)監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン出演:レア・ドリュッケール、ドゥニ・メノーシェ、トーマス・ジオリア、マティルド・オネヴ原題:Jusqu’a la garde
2018年09月14日レブロン(REVLON)の「レブロン ネイル エナメル L」に“メタリック カラー”の限定色が仲間入り。2018年8月9日(木)より限定発売される。「レブロン ネイル エナメル」は華やかな発色とカラーバリエーション豊富さから“美色ネイル”として注目を集めている。そんな人気のネイル エナメルに“メタリック カラー”が限定のUSサイズで追加。アクセサリーのようにキラキラと輝くメタリック ピンク&ゴールドが限定で登場する。指先にのせれば普段のメイクやコーディネイトもモードにチェンジ。手元だけでなくペディキュアにもOK。この夏はメタリックメイルでサマー コーディネイトを楽しんでみて。【詳細】レブロン ネイル エナメル L 限定2色 14.7ml 各900円+税発売日:2018年7月26日(木)【問い合わせ先】レブロン株式会社TEL:0120-803-117
2018年07月23日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)とリック・オウエンス(Rick Owens)のコラボレーションシューズ第2弾が、2019年春夏コレクションで登場。2019年2月8日(金)よりRick Owens 青山店、一部のセレクトショップ、ビルケンシュトックの公式オンラインショップにて販売予定だ。「ビルケンシュトック・ボックス」にてローンチを行った第1弾のコラボレーションに続き、2回目のコレクションとなる今回。2019年の春夏メンズコレクションおよび、2019年春夏ウィメンズコレクションにて新作が発表された。なお、ウィメンズにおいては全41体すべてに同シューズが採用されており、ビルケンシュトックがウィメンズのアイテムをパリのファッションウィーク期間中に発表したのは今回初のことだ。ベースには、「Rotterdam」のベルクロサンダルと「Rotterhiker」のブーツを採用。「Rotterhiker」は、ブラックのオイルドヌバックレザーを配したベロア素材のアッパーと、半透明のラバーソール「BIRKENSTOCK フットベッド」で構築。簡単に着脱できるようバックルが付いたアッパーストラップをあしらった。一方で、「Rotterdam」には、同じくメタルバックル付きのアッパーストラップをあしらい、色を変えたロゴストラップも配置。ソールはEVA素材のソールを採用することで、通常モデルのコルクソールとは異なりインダストリアルなムードを醸し出した。【詳細】ビルケンシュトック×リック・オウエンス コラボレーション第2弾発売日:2019年2月8日(金)価格帯:50,000円~91,000円取り扱い予定店舗:Rick Owens 青山店、一部のセレクトショップ、ビルケンシュトックの公式オンラインショップ
2018年06月30日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年06月22日2016年に亡くなったアラン・リックマンの遺品が、ロンドンの希少本フェア「ABA Rare Book Fair」で販売された。チャールズ皇太子やイギリスの元首相トニー・ブレア氏などからの手紙や、悪役ハンス・グルーバーを演じた『ダイハード』の脚本などの貴重なアーカイブの中でも目を引いたのは、アランがスネイプ役を演じた『ハリー・ポッター』シリーズに関連する手紙や記録だった。まずはプロデューサーのデヴィッド・ハイマンからアランに宛てた手紙。デヴィッドは「『HP2』(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を成功させてくれてありがとう。あなたは、時にいら立ったこともあったよね。でもわかってほしい。あなたの役がこの映画にとって不可欠なものだということを。そして、あなたが素晴らしい役者であることを」と綴っており、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の撮影中にアランが不満を口にしていたことがうかがわれる。次に、2009年の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中にアランが書いた「スネイプの頭の中」という見出しのメモには、「(監督の)デヴィッド・イェーツは、構成上、つまりティーンの観客へのアピールにこれは重要なものではないと決めたようだ」と、スネイプのキャラクターの描かれ方に対する不満がちらり。原作者J・K・ローリングからの「私が書いた最も複雑なキャラクターを、その通りに演じてくれてありがとう」という感謝の手紙も販売された。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2018年05月29日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『A Box of Ten Photographs』ダイアン・アーバス(Diane Arbus)この4月からワシントンD.C.のスミソニアン・アメリカ美術館(Smithsonian American Art Museum、SAAM)で開催されているダイアン・アーバス展(〜2019年1月21日)の豪華カタログ。映画『シャイニング』の双子の幻影でスタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)がオマージュを捧げたことでも知られる女性写真家ダイアン・アーバスの代表作を収録している。『A Box of Ten Photographs』は、アーバスが自殺によりその短い生涯を終える1~2年前に制作したポートフォリオで、オリジナルは繊細なガラスケースに10点のプリントを収め、一点一点に手書きの作品タイトルを添えた厚手のトレーシングペーパーを添えた美しいものであった。このポートフォリオは結局アーバスの生前には5セットしか売れなかった。本書は、雑誌『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』のアートディレクター、ベア・フェトラー(Bea Feitler)が購入した5セット目を再現した前半部分と、展覧会のキュレーターによる解説を収めた後半部分から構成されており、まるで印画紙そのものを綴じ込んだかのような写真ページはとても美しい。本来10点のプリントからなるポートフォリオであったが、アーバスはベア・フェトラーのために1点余分にプリントをプレゼントし、表紙題字を“Ten”から“Eleven”に手書きで訂正しており、そんなところも忠実に再現されている。【書籍情報】『A Box of Ten Photographs』写真:Diane Arbus出版社:Aperture言語:英語ハードカバー/110ページ/360×280mm発刊:2018年価格:1万1,630円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『A Box of Ten Photographs』購入ページ
2018年04月21日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)から、リック・オウエンス(Rick Owens)別注サンダルが登場。2018年6月6日(水)より伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿店メンズ館、エストネーション六本木ヒルズ店で開催される期間限定ストアにて発売される。その他、一部リック・オウエンス店舗でも販売される。展開されるのはベルト1本の「マドリッド」、2本のベルトが付いた「アリゾナ」、クロッグタイプの「ボストン」の3モデル。ビルケンシュトックを代表するこれらのサンダルに、フルグレインレザー、スエード、アーミーフェルト、毛足の長いロングヘアーカウなど上質素材を取り入れ、リック・オウエンスが得意とするくすんだ色調やミニマルな表情に仕上げた。中敷きはいずれもフルレザーで、足の凹凸に合わせた立体的なフットベッドライニング仕様となっている。ビルケンシュトックのリック・オウエンス別注アイテムは、その他にも3タイプのソックスが用意されている。【詳細】ビルケンシュトック×リック・オウエンスオンライン発売日:2018年4月17日(火)販売店舗:公式オンラインストア、リックオウエンス一部店舗(6月より展開~)展開アイテム数:シューズ13型(レディース4型、ユニセックス8型)、ソックス3型アイテム例:・マドリッド 39,000円+税・アリゾナ 46,000円+税・ボストン 57,000円+税■期間限定ストア・伊勢丹新宿店本館2階 シューズプロモーションスペース(レディース)会期:2018年6月6日(水)~6月12日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1・伊勢丹新宿店メンズ館2階 プロモーションスペースパブリックA(メンズ)会期:2018年6月6日(水)~6月12日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1・エストネーション六本⽊ヒルズ店(レディース・メンズ)会期:2018年6月6日(水)~6月19日(火)住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイド けやき坂コンプレックス1F・2F※⼀部リック・オウエンス取扱店でも販売予定。※期間限定ストアではソックスの販売はなし。
2018年04月20日芸能プロダクション「キューブ」所属若手俳優のサポーターズクラブ「C.I.A.」のファンイベント、C.I.A.presents「春のファン祭り」が3月26日(月)、代々木・山野ホールで開催された。C.I.A.とは“Cube Infinity Artists”の略で、“無限の可能性を持つアーティスト”という願いから名付けられた10代から20代の若手俳優からなる合同組織。今回のイベントには川原一馬、加藤諒、冨森ジャスティン、坂口涼太郎、金井成大、永田崇人、井阪郁巳、阿久津仁愛らメンバーが出演した。フロントステージとセンターステージが設けられた会場には、平日にも関わらず多くのファンが駆けつけた。オープニングは黒いタイトスーツに身を包んだキャストによるダンス。そこへ客席から現れた永田がセンターステージに飛び入り、ソロパートから片手バク転を決めると、客席からは大きな歓声が起こった。その後、加藤と坂口によるキレのあるシンクロダンスから、川原、井阪、阿久津をはじめとするメンバーのダンスへと続き、最後は全員でダンス。その端々からはファンを楽しませたいという想いが伝わってくる。それぞれの俳優活動で普段はスケジュールがバラバラのメンバーだが、この日に向けて練習を重ね、それぞれの持ち味が生かされた見事なダンスパフォーマンスを仕上げてきた。ダンスの途中にフォトタイムが設けられるというファンには嬉しいサービスも。出演者によるダンスのあとは、メンバーが4チームに分かれて勝敗を競う対抗ゲーム企画に。最初のゲームは、“借り物”ならぬ“借り人競争”。「ピンクのものを持っている人」「カバンにおにぎりかパンが入っている人」といったお題が出題され、C.I.A.メンバーが客席から該当するファンを探し出し、ふたり一緒にステージにあがって司会のU.K.(楠 雄二朗)がそれを判定していくというファン参加型企画だ。お題が出されると、客席からは沢山の手が挙がり、会場中を走り回るメンバーと協力的な客席で、会場内の距離は一気に縮まった。次に行われたジェスチャーゲームでは身振り、手振り、顔芸を駆使し、なかなか難しそうなお題にも即座に対応していくという俳優ならではの表現力をそれぞれが発揮。爆笑の渦に包まれてゲームは終了した。そのほかハイタッチ会など、ファンと近しい距離で交流できる企画も行われ、“無限の可能性を秘めている俳優たち”のさらなる可能性を感じられるイベントとなった。また、イベントでは今後の「C.I.A.」の活動として、8月20日(月)東京・CBGKシブゲキ!!での「夏のファン祭り(仮)」、12月29日(土)には東京・品川インターシティホールにて初のライブショーとなる「SUPER LIVE(仮)」が予定されていることも発表された。
2018年03月30日リック・オウエンス(Rick Owens)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年3月1日(木)に発表された。ギリシャ神話の一説である、「SISYPHUS(シーシュポス)」をテーマにしたメンズコレクション連動したようなディテールを含んだ新作コレクションに仕上がっている。今シーズンのリック・オウエンスは、フーディコートであったり、スナップボタンのコートであったりデイリーワードローブに根差したものが多くみられた。それらのアウターにはライナーで差し色をプラスしている。右袖、左袖の袖口から青と白異なる色彩が顔を出したり、ジップ付きの開閉可能なフードからも鮮やかなカラーが飛び出している。今季はカジュアルに羽織れるコートが多数揃った。それらはどれも異素材のパッチワークで仕上げられていて、ポケットに異素材が取り入れられていたり、一部分にハトメの装飾が施されていたり、同じ一色でも異素材をパッチワークしていたり味のある仕上がりだ。スクエア型のショルダーラインを強調するように、ホワイトのテキスタイルを肩周りに施したピースもある。足元はフラットなスニーカーが基本で、そこに光沢素材を使ったショートパンツをあわせた。カジュアルで躍動的。そんなスタイルの中に、リック・オウエンスならではのウィットに富んだトップスが交わっていく。アースカラーに染め上げたウール素材のテキスタイルは、身体を右往左往に交差する。チューブ状になり立体的に身体を横切り、時にアーム部分となって登場する。ウエスト周りに登場するのはウエストポーチ。ボリューミーで機能的なパーツは、装飾物としてではなく洋服の一部として存在している。
2018年03月05日『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける最新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』。この度、主人公の妻を演じるニコール・キッドマンのインタビュー映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作と『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、同映画祭で「70周年賞」を受賞し話題となったニコール。彼女が本作で演じているのは、コリン・ファレル演じる心臓外科医スティーブンの妻アナ。円熟してなお意欲作への出演が続く彼女だが、完成した本作を観た感想についてまず「強烈」と一言。続けて「でも、すばらしかった、ラストは感動したわ。観客の反応も感じられたし、監督の力になれてよかった」とコメント。また、役者の良し悪しは監督の腕にかかっていると話すニコール。「彼の作品に出演できるのは本当に喜ばしいこと。呼んでもらえて本当にうれしかった」と、ヨルゴス・ランティモス監督と組めたことを喜んでいる。そんなランティモス監督については、「スタンリー・キューブリックに似ていて、何を聞いても肩をすくめるだけ」と明かし、でもそういうのには慣れていたそうで、監督と共演したことのあるコリンに助けられた部分もあったと語る。一方で、人柄について「とても穏やかな人。演出もとても的確。でも決断力があって、パワフル」と特徴を挙げた。さらに本作について「私の夫は、この映画にはひどい拷問のような場面が時々あると言ってたけれど、同時に、素晴らしいジャズを聞いているようだとも言っていたわ。それから異次元の世界みたいだとか、経験したことのない旅に出ているようだとも言ってた。いままで観た中で最高の映画だったと言ってくれた人もいた」と周りの反応も上々のようだ。また、ニコールが自ら「私にできる役はない?」とランティモス監督へアプローチしたという本作。ランティモス監督への電話インタビューでニコール出演の決め手について質問すると、「ニコールは人間の持つ複雑さや奥行きを演じることができる俳優。アナ役には人間のあらゆる側面(恐ろしかったり、チャーミングだったり、強かったり、卑怯だったりする)を持ち合わせていて、その多様な要素を表現できる役者が必要だったので、彼女がぴったりでした」と答えている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 2018年3月3日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited
2018年02月26日ミラノで1月13日に行われたリック・オウエンス(Rick Owens)のパーティーでパリ在住の日本人アーティスト、池田亮司がソロパーフォーマンスを行った。2017年12月15日よりミラノのトリエンナーレ美術館(TRIENNALE DI MILANO)で開催されているリック・オウエンスの回顧展「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」(~3月25日まで開催)を記念して行われた今回のパーティーは、ミラノファッションウィークメンズの2日目深夜にミラノ市郊外でスタート。「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」 / © OWENSCORP会場エントランスでは白馬、会場内ではDJをバックにペリコン(扇子)を持った全裸の巨漢男性パフォーマーがお立ち台の上で踊るというアナーキーな演出。会場内は回顧展でも使用されている超白色レーザーをリングロープのように走らせ、白と黒だけのリック・オウエンス・ワールドに、ゲストたちが続々と集まった。会場にはジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)のデザイナー柳川荒士の姿も見られた。会場エントランスでゲストを出迎える白馬パーティー会場風景90年代から活動する池田亮司は電子音楽アーティストとして、日本ではダムタイプでの活動を始め、杉本博司、伊藤豊雄など建築家とのコラボレーションでも知られている。現在はパリに拠点を移し、ヨーロッパ、アメリカを中心にテクノ、エレクトロ系のフェスやイベントでライブを発表している。リック・オウエンスとはこれまでから交友があり「友だち」(池田)。クローズドな場ではパフォーマンスをすることはあったものの、公式の場では今回が初めてのイベントとなった。池田亮司12時を過ぎてからスタートしたライブパフォーマンスは、巨大スクリーンとクラブのサウンドシステムを使った、シークエンスとホワイトノイズの洪水。図らずも、前々日にフィレンツェで開催されたピッティ・ウオモで行われたアンダーカバー(UNDERCOVER)とタカヒロミヤシタザソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)のショー同様に、その未来感、デジタル表現が日本人によってイタリアでプレゼンテーションされるという2018年のスタートとなった。Text: Tatsuya Noda
2018年01月22日生瀬勝久や藤木直人、いきものがかりなどが所属する芸能プロダクション“キューブ”が、次代を担う若手俳優陣による新プロジェクトをスタート。そのお披露目イベント「キューブ若手俳優サポーターズクラブ発足記念!!『キックトークイベント』」が、12月17日、東京・CBGKシブゲキ!!にて開催された。この日、計3回行われたイベントのうち、2回目には映像作品を中心に活躍中の白洲迅、バラエティでもひっぱりだこの加藤諒のほか、木戸邑弥、冨森ジャスティン、金井成大、坂口涼太郎、永田崇人、井阪郁巳の8人が登場。ステージ上にメンバーがそろうと、まずは“キューブ若手俳優サポーターズクラブ”という長過ぎるクラブ名の短い愛称が発表された。その名も「C.I.A.」。するとメンバーからは「某国に怒られませんか?(笑)」とのツッコミが。だが「CUBE Infinity Artists」の略で、“キューブ所属のアーティストが無限の可能性を持ち続ける”との思いが込められていると明かされると、加藤は「僕たちに無限の可能性を感じてくれていることが幸せです!」と感慨深げに語った。続いてのコーナーは「伝えて!察して!C.I.A.ゲーム」。出題するメンバーがお題に沿ってひとり芝居をするのだが、せりふはひと言「好きだよ」のみ。ほかのメンバーは、それがいかなるシチュエーションで発せられた「好きだよ」なのかを当てるという、各々の演技力が試されるゲームだ。まずは金井、そして冨森がチャレンジするも、ほかのメンバーを巻き込んだり、「好きだよ」以外のせりふが飛び出すなど、それぞれやりたい放題。そのようすに気後れ気味だった観客だが、坂口が高い演技力、さらにダイナミックなダンスを披露すると、一気に称賛のため息に。永田は持ち前のかわいらしさを爆発させ、井阪のボケに木戸ら先輩がツッコむ。白洲は常にマイペースを保ち、加藤は戦場を舞台にした大熱演のあと、キレッキレのダンスを披露。すると会場は大きな拍手と笑い声に包まれた。イベント終盤には、C.I.A.の今後の予定が発表された。公式サイトが同日オープンしたほか、早くも次回イベントが2018年3月26日(月)、東京・山野ホールで開催されることが決定。また井阪郁巳とこの日欠席の阿久津仁愛によるイベントも、2018年3月24日(土)・25(日)に東京カルチャーカルチャーで行われる。それぞれキャラクターの異なる彼らだけに、今後もさまざまなかたちで多くのファンを楽しませてくれそうだ。取材・文:野上瑠美子
2017年12月18日東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターにて、展覧会「ポスターで見る映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」が2018年1月4日(木)から3月25日(日)まで開催される。「SF・怪獣映画の世界」は、シリーズ企画「ポスターでみる映画史」の第3弾。フィルムセンター所蔵の日本版ポスターを中心に、SFや怪獣映画のイマジネーションの系譜をたどっていく。『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』など現代SF映画の開拓者 スタンリー・キューブリック監督作品から、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズ、『ターミネーター』、『マトリックス』まで、ポスターデザインから海外SF映画のイマジネーションの進化を体系的に見ることができる。見どころのひとつ、最新作の公開も控える「スター・ウォーズ」シリーズ関連の展示では、1977年の第1作以来、エピソード6までのポスターを一挙公開。さらに、1978年に来日したルーカス監督や主演者のサイン入りポスターなど貴重な品も展示する。怪獣映画においては、新作『GODZILLA 怪獣惑星』で30作目となる「ゴジラ」シリーズにフォーカス。シリーズの中から13作のポスターを紹介し、さらに初期『ゴジラ』監督として知られる本多猪四郎の他のSF・怪獣映画作品も取り上げる。中でも注目したいのは、『モスラ』の幅約3メートルの巨大ポスターの展示だ。他にも国産SF映画についてや、SF・怪獣映画の世界に詳しい各界の専門家らのトークイベントも開催される。【詳細】展覧会「ポスターで見る映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」会期:2018年1月4日(木)~3月25日(日)休室日:月曜日開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 250円(200円) / 大学生 130円(60円)※()内は20名以上の団体料金※シニア(65歳以上)、高校生以下及び18歳未満、障がい者とその付添者1名は証明書持参で無料<トークイベント>■1月13日(土) SF文学からみたSF映画の風景 講師:高橋良平(SF評論家)■2月10日(土) 日本の怪獣映画ー本多猪四郎から現代・未来へ 講師:切通理作(評論家)■3月24日(土) 特撮映画の美術ー井上泰幸の時代 講師:三池敏夫(映画美術監督)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2017年12月16日作家スティーヴン・キングが完成まで実に30年もの月日を費やした同名シリーズを、イドリス・エルバとマシュー・マコノヒー共演で実写化する『ダークタワー』が来年1月に公開。原作小説では現在公開中の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の怖すぎるピエロとも繋がりがあり、本作でも“他作品との繋がり”が劇中で登場するか否かがファンの間で早くも注目が集まっているが、そこで今回、その疑問について語るスティーヴン・キングのコメントがシネマカフェに到着した。■原作「ダークタワー」シリーズは、「架空の世界の軸」これまで、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など、自身の小説が次々と名作映画として実写化されるキング。「ダークタワー」シリーズは、彼が小説家としてのキャリアをスタートする際に書き始めた作家人生の集大成ともいえる作品で、シリーズについてキングは、「これは僕のキャリア全体にまたがる作品なんだ」と説明している。また、キャリア約50年の間に80以上の名作を世に送り出してきた中で、彼は「多くのキャラクターが<中間世界>という『ダークタワー』の異世界に関わっていると考え始めた。この作品がいつの間にか、僕が書く架空の世界の軸となっていたんだよ。ほかの小説のキャラクターが『ダークタワー』に登場することもあるし、その逆もある」とシリーズがこれまで手掛けてきた作品の中心となっていると明かしている。原作では『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で、ピエロ“ペニー・ワイズ”を彷彿とさせたキャラクターが登場しているほか、スタンリー・キューブリック監督で映画化もされた『シャイニング』の象徴的なホテルの写真や、「呪われた町」に登場していた神父が重要な場面に関わっているなど、キングの言葉通り、小説のシリーズには他作品との共有ポイントが随所に散りばめられていることが分かる。■S.キング、『ダークタワー』は「全てつながって一つになっている」そこでファンの中で注目が集まっているのが、「このクロスオーバーが本作の劇中にも登場するのだろうか?」ということ。早くも様々な憶測が飛び交っているが、この疑問についてキングは「本作は、ほかの作品と共鳴する要素をストーリーでうまく作用している。僕のほかの作品を思い起こさせるものがいろいろと出てきて、全てつながって一つになっている。それが本作の魅力なんだ」と意味深発言。■執筆当時をふり返り語る…「一番創作エネルギーを費やした代表作」本作は、世界の均衡を保つ巨大な塔「ダークタワー」を守り続ける主人公のガンスリンガー(イドリス・エルバ)と、そのタワーを破壊し世界の崩壊を目論む黒衣の男(マシュー・マコノヒー)との、世界の運命を掛けた壮絶な戦いを描く物語。架空世界の大元であり、時空を超越する荒廃した異界“中間世界”と現実世界を巻き込んだその物語は、キングの原点であり集大成だと言う。「“黒衣の男が砂漠の彼方へ逃げ去り、そのあとをガンスリンガーが追った”という冒頭文を書いたのは大学を卒業してすぐの22歳のとき。いま、70歳になろうとしている僕が、一番長い時間をかけて、一番努力し、一番創作エネルギーを費やした代表作」とキングはふり返っており、最も熱のこもったストーリーであることが伝わってくる。ファンたちの期待をより高める言葉を残したキング。果たしてその真相は…?2018年の劇場公開が待ち遠しい。『ダークタワー』は2018年1月27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月27日ドクターマーチン(Dr.Martens)の2018年春夏コレクションより「アイス メタリック コレクション(ICED METALLIC COLLECTION)」が登場。2017年11月22日(水)に阪急梅田本店で先行販売し、11月24日(金)から各店舗と公式オンラインストアで展開する。ブランドのアイコンである8ホールブーツや3ホールシューズはクールで艶やかなメタリックカラーでアップデート。カラーはマローピンクとレーザーシルバーの2種類だ。光にあたると色鮮やかに輝くホログラフィックレザーを使用し、オーロラのような美しい色彩が楽しめる。また、表面をコーティングすることで氷のような質感を表現した。その他にも、2サイズのサッチェルバッグがラインナップする。イギリスのスクールバックは、持ち手やベルトもすべてメタリックカラーでおめかしし、パーティーにもぴったりの装いに。中央にあしらったタッセルがより一層華やかな気分を盛り上げてくれる。【詳細】ドクターマーチン「アイス メタリック コレクション」発売日:2017年11月24日(金)※2017年11月22日(水)に阪急梅田本店で先行販売住所:大阪府大阪市北区角田町8番7号 阪急梅田本店 4F階婦人靴売り場アイテム例:・ PASCAL IM 22,000円、1461 IM 20,000円、7"TASSEL SATCHEL 15,000円カラー:マローピンク/レーザーシルバー・11"TASSEL SATCHEL 27,000円カラー:レーザーシルバー【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2017年11月23日リック・オウエンス(Rick Owens)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。会場につくと手渡されたのは雨カッパ。シートの前には巨大プールのような、水を引いた広場が広がっている。水族館にイルカショーを見に来た時のような興奮と、一体リックは何を始めるのだろう…という期待が観客を包み込んでいた。始まりは静かで、この水場に沿ってモデルが闊歩するものだった。ファーストルックからしばらくは白いドレスの連続。折り紙のように織り込んだり、テキスタイルの中に空気を入れ込んだり、ひねったり、カーブさせたり。片方だけ長いアーム、片足だけのアームウォーマー。シルクツイルやナイロン、テクニカルコットンキャンバスといった素材を自由気ままに触り、アンバランス組み合わせ、" リック・オウエンスのスタンダードウェア"を作り上げていた。しかし、そこからが今季の始まり。突如として目の前の水場から天まで登る勢いで無数の噴水が発射。と同時に、大量の水しぶきが観客に降り注ぎ、先に渡されたカッパの意味を知る。幻想的な霧に包まれたような靄がかかった会場には、彫刻のようなピースが新作ウェアとして紹介される。ボディの周りにまとまっていたテキスタイルたちは、身体の中央から離れ、首の上に向かって高く伸びるもの、ウエストから離れて前に前にと繰り出してくるものなど様々。サナギのような丸みと同時に、鎧のような硬さ、どちらも感じとれる不思議なシルエット。フリル、Tシャツの首元のようなリブがそこらかしこに散らばり、どこがアームでどこがネックでという概念そのものまでも払拭されている。とにかくショーそのものがエンターテイメント性が高く、誰もの心にしっかりとリックオエンスのクリエーションが刻まれたに違いない。凄まじいスプラッシュできちんと直視出来なかった人もいるかもしれないが、誰もの心に「アハハハハハハ」という笑い声サウンドだけは残っただろう…。
2017年10月03日映画館に大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、作品の持つ“音”を大音量で表現する映画祭「丸の内ピカデリー爆音映画祭」(以下、爆音映画祭)が大好評につき、2回目の開催が決定!10月13日(金)~11月10日(金)の期間、丸の内ピカデリー3にて実施される。爆音映画祭では、リドリー・スコット監督の傑作SF映画『ブレードランナー』(1982)の待望の続編『ブレードランナー 2049』が10月27日(金)より全国公開するのを記念して、『ブレードランナー 2049』そして『ブレードランナーファイナル・カット』の初爆音上映が決定!そして爆音映画祭をプロデュースする樋口泰人(株式会社Boid代表)が、スタンリー・キューブリック、クリント・イーストウッド、クリストファー・ノーランの傑作など、これぞ“爆音”で堪能してほしいと考えた名だたる豪華名作の数々を、新作・旧作織り交ぜ選出し、作品それぞれに適した音響調整を実施。(全ラインナップは下部に記載)また、全ラインナップのうち、『ブレードランナー 2049』『ブレードランナーファイナル・カット』『ジャージー・ボーイズ』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『あゝ、荒野 <前篇・後篇>』『ハドソン川の奇跡』は爆音映画祭初上映となる。迫力のあるシーンは、よりダイナミックに、緊張感のあるシーンは、よりきめ細やかに、作品・シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧が調整されており、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動が体験できる機会。大好きな作品も、爆音で観ればまた違った面白さに出会えるかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedジャージー・ボーイズ 2014年9月27日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENTインターステラー 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporationこの世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年09月22日皆さんはセリアの“キューブボックス”をご存じですか?その名の通りキューブ型の木箱なのですが、その形から小物のディスプレイ用として使う人も多く、また積み重ねて使うことで省スペースで物を収納しておくのにも役立ちます。今回は、そんなセリアのキューブボックスのおすすめ活用術についてご紹介したいと思います!●(1)トイレットペーパー収納出典:さんは、キューブボックスを積み重ねてトイレットペーパー収納として活用しています。ただ積み上げるだけでなく、一段ごとにキューブボックスの向きを左右に振っていることや、上からインテリアグリーンを垂らしていることでオシャレな収納に仕上げています。トイレットペーパー収納については意外と気を遣っていない人が多いですが、ぜひこのアイデアをマネしてみてはいかがでしょうか。●(2)男前な収納に出典:さんは、アイアンバスケットやジュートボックスと組み合わせることで男前な収納ボックスにしています。上部の転写シールも良いアクセントになっていますね。ブライワックスでアンティーク感を出しているのもステキです。この使い方だと“隠す収納”としても活用できるので良いですね。こちらもマネしたいアイデアです。●(3)ジャンクなトイボックスに出典:さんは、キューブボックスをジャンク感溢れるトイボックスに変身させています。アンティーク風のペイントやコーヒー染めしてデコパージュしたカードなどが良い味を出していますね。また、取手部分の錆びたネジもステキなアイデアです。ただ置いておくだけでインテリアにもなってくれそうな出来映えですね。こういう風に大胆にリメイクしてしまうのも楽しそうです。----------セリアのキューブボックスには他にもさまざまな使い道があります。安く入手できるので、気軽に自分なりのアレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2017年08月28日ディオール(Dior)が2017年8月4日(金)に、秋のコレクション「ニュールック フォール」を全国発売を開始する。ムーディーなマットと煌きをクラッシュしたメタリックの出会いと融合ディオールがこの秋に提案するのは、メタリックとマットの融合から生まれる、逆説的でアバンギャルドな美しさ。「相反する色やテクスチャーが生み出す、刺激的な魅力」にインスパイアされたカラーコレクション"メタリック"。様々な色とエフェクトを大胆に使いこなし、自分らしいスタイルを演出したい、シックで多面的な個性を持つ女性たちへ贈る。モードなメタリック感を楽しむリップ&クリーム シャドウなかでも注目のアイテムは、大胆で色鮮やかな「ディオールショウ メタライザー」。プロフェッショナルなメイクアップアーティストのティップスからインスパイアされた、目元と唇に使えるディオール最新のハイブリッド製品。クリーミーで速乾性に優れ、何もつけていないかのような軽やかなテクスチャーのメタリックピグメントが閉じ込められている。まぶたになじませると、クロムメッキを施したかのような薄いベールを纏ったかのように仕上がる。唇には全体に単体で、あるいはリップスティックとともにアクセントとして、コントラストを楽しみたい。またブランドを象徴するアイシャドウ パレット「サンク クルール」からはマットな質感と光の輝きが織り成すコントラストを取り入れた限定2色が登場。氷の結晶を思わせるようなグレーから、プラチナ・シルバー・きらめくチャコールを配色した寒色系と、あたたかいレンガ色からブラウン・ゴールド・チョコレートを配色した暖色系の展開。ニュールック フォール2017年8月4日(金)発売
2017年08月04日伊藤ハムの、選べて楽しいチーズキューブ「ベルキューブ」から、チーズ好きの人が好むフレーバーをアソートした「ベルキューブチーズ好きのためのセレクト」が新発売されました。チーズの味をしっかり楽しめる3つのフレーバー「ベルキューブチーズ好きのためのセレクト」は、朝食・間食など「新たな食シーン」にも合うフレーバーをアソート。チーズの味を楽しめる「プレーン」、「香ばしいエメンタールチーズ風味」、「チェダーチーズ入り」と、子どもから年配の方まで、幅広く楽しめる点もポイントです。商品概要【商品名&内容量】ベルキューブチーズ好きのためのセレクト125g【希望小売価格】498円(+消費税)【発売地区】全国【発売日】2017年7月10日問い合わせ先伊藤ハムお客様相談室フリーダイヤル:0120-01-1186Email:info@itoham.co.jp
2017年07月12日ドクターマーチン(Dr.Martens)の2017年秋冬コレクションより「メタリック」シリーズが登場。2017年6月末より発売される。2017年秋冬コレクションは90年代の“レイヴ・カルチャー”がテーマ。“レイヴ”とは、空き地や倉庫などでダンス音楽を流す大規模な音楽イベントやパーティーのことだ。英国が発祥とされており、現代の音楽フェスの原型とも言える。そんなカルチャーをイメージしたシューズは、ドクターマーチンのアイコンである8ホールブーツや3ホールシューズに輝くシルバーレザーを組み合わせたもの。きらびやかなシルバーレザーは、上質なナッパレザーを使用した。さらに新型として、取り外し可能なタッセルがアッパーにあしらわれたブローグシューズも登場。いすれもブランドを象徴する、エアクッションソールとイエローステッチはそのままに、パーティースタイルにぴったりのシューズとなっている。また、シューズと同デザインのショルダーバッグや財布、そしてタッセル付きのキーリングなどのアクセサリーもラインナップ。お揃いで身につけるのも良さそうだ。【詳細】ドクターマーチン「メタリック」発売時期:2017年6月末価格:・8-EYE BOOT 25,000円+税・3-EYE BOOT 22,000円+税・KLTE MET BROGUE SHOE 24,000円+税・LEATHER SATCHEL 18,000円+税・ZIP PURSE 18,000円+税・SMALL TASSEL KEYRING 3,500円+税サイズ:ウィメンズのみ【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2017年06月17日SF映画として余計なものは極力削ぎ落とし、洗練されたアプローチをした『メッセージ』(5月19日公開)。メガホンをとったのは『ブレードランナー 2049』(10月27日公開)も待機中のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だ。来日した監督にインタビューし、「すべてを見せない」という演出の美学に迫った。『メッセージ』は第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされた話題作。ある日、巨大な球体型宇宙船が突然地球上に降り立ち、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)が、知的生命体とコンタクトを取っていく。本作で特筆すべき点は、広大な宇宙のロマンと、小宇宙のようなヒロインの半生をリンクさせた点だ。観終わった後、実は非常に繊細でパーソナルな映画だったことに驚嘆する。ミニマリズムを追求した宇宙船のデザインも粋だが、ヴィルヌーヴ監督の「"ばかうけ"からインスパイアされた」というジョークを飛ばせる懐の深さも素晴らしい!――以前からSFというジャンルは好きだったのですか?SFについて語ろうと思うと、自分の子ども時代にさかのぼることになる。僕はカナダの小さな街で生まれ育った。冬が長かったので、よく家でSF作品などに触れていたんだ。小説を読むと現実逃避できたし、自分の周りの世界を理解する手立てにもなったよ。――SF映画の中でも特にどういう作風のものが好きですか?僕が惹かれるSF映画は戦争ものやハイテクものではなく、もっと実存主義的な未知な世界を模索するようなタイプの映画だ。スタンリー・キューブリック監督作『2001年宇宙の旅』(68)を観た時、強い恐怖心を感じことをよく覚えている。その時の恐怖心は、自分が触れたり、理解したりできない1つのアート作品であったところから感じたものだろう。僕は美しいまでの恐怖心にすっかりハマってしまい、SF映画好きになったんだ。――SF映画を撮る上で、どんなことを心がけていますか?なるべくミステリーを保持するよう、すべてを描かないように努めている。『メッセージ』の美術についても、デザイン、画コンテ、撮影という段階を踏んでいく中で「船内をもっと見せてください」というリクエストがたくさん入ったが、僕は頑なにそれを拒否したんだ。――見せないことでイマジネーションが広がるということでしょうか?そうだね。「操縦するのが操縦桿なのかボタンなのか、どちらかを見せたい」とスタッフから言われたけど、その辺はミステリーに留めておいた方がいいと思った。たとえばスピルバーグ監督の『未知との遭遇』は大好きな映画だけど、あのラストシーンで、宇宙船に入り、船内を見せてしまうのは間違いだと思った。あの映画から学んだことは、時には見せない方がよりパワフルな印象を与えるということだ。実は『2001年宇宙の旅』でも、キューブリック監督はエイリアンのデザインまでしていたらしいけど、監督はそれを登場させなかった。それは本当に英断だったと思う。――ヴィルヌーヴ監督は宇宙人の存在について信じていますか?もちろん信じている。この広い宇宙で人類だけが存在しているのは、人類のナルシシズムとしても良くない考えだ。実存主義的な観点から言って、人類しか存在してないということはありえない。何らかの地球外生命体はいてほしいし、いるかもしれないという可能性こそが美しいと思う。――待機中の『ブレードランナー 2049』も楽しみです。現在、ポストプロダクションを一生懸命やっている。ちょうど音楽やVFXをつけている段階だ。アーティスティックな視点から見てもすごくチャレンジングな作品になった。何といっても大好きな『ブレードランナー』(82)の続編だから、その世界観を自分なりに咀嚼し、自分ならではのものにしなければいけないから。ワクワクするし、怖い体験でもあったよ。■プロフィールドゥニ・ヴィルヌーヴ1967年10月3日生まれ、カナダ出身の映画監督で脚本家。『渦』(00)、『静かなる叫び』(09)で注目される。『灼熱の魂』(10)は第83回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート。続いて『プリズナーズ』(13)、『複製された男』(13)、『ボーダーライン』(15)を監督。『ブレードランナー 2049』が10月27日に全国公開予定
2017年05月19日リック・オウエンス(Rick Owens)は3月2日、パレ・ド・トーキョーを会場に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションショーを開催した。コレクションタイトルは「グリッター(Glitter)」。メンズコレクションも同じタイトルだったが、今回は特に70年代のスピリットに焦点を当て、改革の時代に伴うセレモニーについて考察。リック・オウエンスは、ファッションショーを一つのセレモニーとみなし、それをいかにポジティブに表現できるかを熟慮したという。また昨年亡くなった父親が戦直後日本に滞在していた知日家で、着物のコレクターでもあったことから、マントやケープのフォルムが生まれたという。スウェットやカットソーで表現したマスクも、和のテイストから生み出されたもの。各ルックのインナーには、シンプルなカットソーなどをコーディネートしているが、アウターの造形美はリック・オウエンスならではのもので、今シーズンは特に素材の特性を生かした大振りのアイテムを合わせたり、メンズコレクションでも見られたトップ部分のジップを外して着用する“バナナピール”と呼ばれるスタイリングでボリュームを出している。多用されている素材としては、ワックスを含ませたダブルフェイスのウールメルトンが挙げられ、独特の張りと質感を見せている。またオートクチュールで使用されるダッチェス・サテンのさらに厚みのあるメガ・ダッチェスも、造形美を形作る素材として使用。彫刻作品を思わせるルックばかりで構成された、アーティスティックな側面が強調されたコレクションとなっていた。
2017年03月14日リック・オウエンス(Rick Owens)の2017-18年秋冬ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年3月2日(木)に発表された。まずはヘッドピースだ。全ルック一貫して用いられたこのアクセサリーは、耳のように左右対称に天に向かって垂直立ちしているもの、養蜂用の帽子を想起させるネットを組み込んだ顔全体を覆うものなどいくつかのパターンが用意されている。辛うじて理解できるのは、トップスのアーム部分からインスピレーションを得たのではないかということ。リブのようなものが存在し、それが垂れ流れたりピンと張った状態だったりして頭の上に乗っている。洋服はベル型のポンチョ風トップス・アウターがメインのようである。腕全体を覆い隠すかのように、ボディにプラスオンでかませた布地が緩い三角形のような形状を作っている。素材はキルティングダウン、ウール、レザー、それに加えて、おそらく起毛させたウールやスウェット地などが揃っていて、それらが難解なパズルのようにパッチワークされている。カラーはブラック、カーキ、イエロー、ワイン、ベージュなど。メンズと一貫したテーマやキーワードを持つリック・オウエンスであるが、ボトムスはメンズコレクションの影響を感じた。実はジャンプスーツであったワイドなパンツが、ウィメンズにも同じようなデザインで登場していて、トップスをひっくり返したような不可解な布地がウエスト下に存在している。身体を覆う一つの服地の中には、ポコッとした膨らみと第2の皮膚とも言えようフィット感が共存していて、四肢や人間の形を無視した状態で対象的なフォルムが並んでいる。テキスタイルをひねり、折りたたみ、ねじり、引っ張り……様々な形で手を加えてうねりのような、波のような緩い曲線を創り上げている。ボトムスはスリットの入ったロングスカートが多く、歩みに合わせてひらひらと舞う布地がほんのりとフェミニズムを感じさせた。
2017年03月06日ビジュードエム(Bijou de M)から、新作のバレンタインピアスが登場。登場するピアスは2種類。キューブチェーンピアスは片耳ずつ左右で色違い、サイズの違いでコーディネートを楽しめる。カラーはピンク、レッド、イエロー、グリーン、ブルーで展開。バレンタインにぴったりの矢のデザインのピアスは、ダイヤモンドをあしらっており、ゆらゆらと耳元でゴージャスに輝く。ホワイトゴールドとゴールドの2色で展開する。【詳細】ビジュードエム※現在店頭にて発売中。・矢のピアス(片耳) 107,600円+税素材:ダイヤモンド、14K ホワイトゴールドあるいはイエローゴールドカラー:ホワイトゴールド、イエローゴールド・キューブピアス(片耳)6mmチェーン 170,000円+税カラー:グリーン、レッド、イエロー、ブルー・キューブピアス(片耳)10mmチェーン 260,000円+税カラー:グリーン、レッド、イエロー、ブルー、ピンク【問い合わせ先】ビジュードエム青山TEL:03-6427-3624
2017年02月10日リック・オウエンス(Rick Owens)はパレ・ドゥ・トーキョーを会場に、2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを開催。コレクションタイトルは「グリッター」。デヴィッド・ボウイがグラムロックスタイルで活躍した70年代をイメージし、性の抑圧など様々なものから解放された時代に思いを馳せながら、自らの表現を推し進めたという。今シーズンは特にテーラードに力を入れ、サイドからスリーブにかけて1枚のパーツを使用して、独創的なカッティングを見せている。スリーブにニットをあしらったジャケットは、たくし上げてギャザーにして着用も可能。ダウンジャケットに合わせられたボディスーツは、形状記憶のテクノ素材や、コーティングデニム素材を使用。また素材としては、熱を加えることでシワ模様が消えるテクノ素材を用いたトップスも登場。ダウンベストはポンチョからインスパイアされたもので、テーラードの上から着用できるのが特徴。後半で見られたジャケットやブルゾンには、レザーを編んだパーツを配し、ディテール一つとってもこのブランドらしい強い独自性を感じさせた。
2017年02月07日大塚呉服店からオリジナルきもの「花紋つなぎ」と、オリジナル京袋帯「マーブル」「キューブ」の新色が、2016年11月23日(水)に登場。きものは全店舗で、京袋帯は京都店限定で販売される。大塚呉服店は、1・3・5万円台のスリープライスで、日常のファッションとして楽しむ着物を提案している。京都店の4周年を記念して登場するオリジナルきもの「花紋つなぎ」は、伊勢型紙を使ってデザインされた古典柄。カラーは、淡く上品な藤色が女性の優雅さを感じさせる「パープル×ミント」と、よりポップな印象の「パープル×レッド」の2色で展開する。モダンな色味の「パープル×ミント」は、茶色や灰色といった渋みのある帯とも相性が良い。オリジナル京袋帯「マーブル」は、赤や青、紫を使った、不思議な色味で展開。また「キューブ」は、グレーや黒、イエローで展開し、より幾何学的でモダンな印象を強めた。どちらも京都店限定カラーだ。【詳細】大塚呉服店 京都店4周年記念アイテム発売日:2016年11月23日(水)◼︎アイテム・オリジナルきもの「花紋つなぎ」販売店舗:大塚呉服店 全店舗価格:38,000円+税カラー:パープル×ミント / レッド×ブルー・オリジナル京袋帯販売店舗:大塚呉服店 京都店価格:39,000円+税色柄:「マーブル」PU / 「キューブ」GY-WH【問い合わせ先】大塚呉服店京都TEL:075-533-0533
2016年11月24日リック・オウエンス(Rick Owens)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2016年9月29日(木)に発表された。毎シーズン、様々な架空の動物たちをテーマにしているリック・オウエンス。今季は、アマゾンに実在するセイウチがモデルとなっている。昔からその地で進化せずずっと同じままで生息する姿勢に美しさを見出し、コレクションピースへと落とし込んだ。セイウチのなめらかなライン、動くときにできるシワ・くぼみ。そんな姿をイマジネーションさせるのは、ロングラインのドレスだ。服地の上には波のようにドレープが生まれ、うねるように流線を描いている。バックスタイルは、エプロンのような作りで大胆に肌を見せ、センシュアル。また、翼のように左右に大きくメッシュ地を広げたトップスは鳥をイメージしたものだという。複雑なレイヤードのように映るが、全体像を完成させているのは、ハーフパンツ、チュニック、タートルネックなど、アイテム数も少なくシンプル。ただ着こなしは、腕の部分から頭を出したり、カットした後ろ身頃からに腕を通したり、自由自在に楽しんでいる。昨シーズン生まれた、スリット入りのショートパンツは、前方にマキシスカートのように長い生地を張りつけアップデート。また、人気のウィンドブレーカーはハイネック仕様に。首から背中にかけて配置したハーフジップを開放すれば、襟を落としたモダンな着こなしを楽しむことができる。テキスタイルは、オリジナルが豊作だ。日本の着物からインスピレーションを得た「kimono」は、16本の糸を1本に寄り合わせて作った上質なもの。ウェディングドレスに使われるようなシルク地で、独特のハリ感が凹凸を作る。また、ポリエステルと馬の毛を織り込んだものはジャケットに、オーストリッチを手作業で糸に巻き付けたファーはコートに採り入れた。渦をまくファーのデコレーションなど、贅沢すぎるほどラグジュアリーな要素がランウェイに転がっている。
2016年10月04日11月に日本でも公開される映画『ガール・オン・ザ・トレイン』。この度、9月20日(現地時間)に原作の舞台となったロンドンにて、本作のワールドプレミアイベントが行われ、エミリー・ブラント、ルーク・エヴァンス、ヘイリー・ベネットら豪華キャスト陣が登場した。愛する夫と離婚し、傷心の日々を送るレイチェル。落ち込む彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”だった。幸せそうな2人は、かつてレイチェルが夫のトムと暮していた家の近くに住んでいた。トムはいまその家で、妻のアナと生まれたばかりの娘と新しい人生を始めている。ある朝、レイチェルはいつもの車窓から衝撃的な場面を目撃する。それは、“理想の妻”の不倫現場だった。翌日、レイチェルは夫婦の様子が気になり、確認するべく駅を降りる。しかし、彼らの家へ向かったところから記憶がなくなり、気が付けば自分の部屋で大けがをして倒れていた。まもなく“理想の妻”は、死体で発見される。なぜか周囲から疑惑の目を向けられるレイチェル。どうやら、あの日の“空白の時間”に原因があるらしい。レイチェルが記憶を取り戻そうとすると、関わる人々の思いがけない秘密が明かされていく──。本作は、NYタイムズベストセラーにて、21週No.1&77週ランクイン、サンデー・タイムズ・ベストセラー(UK)にて30週No.1&66週連続ランクインの驚異の記録を打ち立て、45か国で空前のベストセラーとなったミステリー小説「The Girl On The Train」を基に映画化。この日会場となったのは、原作の舞台となったロンドンにあるレスター・スクウェア。そこには、レッドカーペットのほかに本作をイメージした“線路カーペット”が敷かれるなど、まさに『ガール・オン・ザ・トレイン』一色!そんな中、目撃者でありながら疑惑の目を向けられる主人公レイチェル役を熱演したエミリー、本作のキーパーソンである“理想の妻”メガン役のヘイリー、消えた“理想の妻”の夫スコット役のルーク、レイチェルの元夫と不倫の果てに結婚する女性アナ役のレベッカ・ファーガソン、そして監督を務めたテイト・テイラー、著者であるポーラ・ホーキンズといった超豪華スタッフ・キャスト陣が華やかなドレスやスーツを身に纏い登場。すると、たちまち会場は黄色い歓声に包まれ、キャストらは集まったファンたちへサインをしたり、セルフィーを撮影したりとファンサービスを行い、プレミアを楽しんでいた様子。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな花の刺繍がちりばめられた華やかなドレスに身を包み登場したエミリーは、愛する夫と離婚し傷心の日々を送るレイチェル役を演じるにあたって「大きなチャレンジだった」と語り、「レイチェルはとても辛い状況に置かれているけれど、彼女の考えや行動を測ることは誰にもできないわ。人それぞれに社会とのつながり方があるから」とコメント。ルークはすでに完成した本作を2回も観たそうで、「女優陣が素晴らしかった。この映画の一部になれてよかったよ」と話し、「去年の12月に撮影をしたんだけれど、まるで昨日のことのように感じるよ。非常に型破りなミステリーで、物語を女性がリードしていくんだ。ストーリーがとても複雑で、スタンリー・キューブリックの映画のようで大好きさ」と語った。さらにヘイリーは「メガンは悲劇的なキャラクター。いま、多くの観客に見られているから彼女と同じく私も悲劇的な状況よ(笑)」と周囲の笑いを誘いながら、「パンチを受けたようだった。すごくエモーショナルで、すべての要素がミステリアスなのよ」と興奮気味に本作をアピールしていた。『ガール・オン・ザ・トレイン』は11月18日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月23日アラン・リックマンの日本公開作としては最後の作品となる『EYE IN THE SKY』(原題)が、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』として今冬より公開されることが決定。共演にはヘレン・ミレン、プロデューサーはコリン・ファースが務めている。ナイロビ上空6,000mを飛ぶ“空からの目”(無人偵察機ドローン)を使い、英国軍の諜報機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、国防相のベンソン中将(アラン・リックマン)と協力して、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮していた。あるとき、凶悪なテロリストたちが大規模な自爆テロを実行しようとしていることをつきとめた彼らは、アメリカ・ネバダ州の米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃の指令を出すが、殺傷圏内に幼い少女がいることが分かる。キャサリンは、少女の命を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先しようとするが…。本作は、全米の各メディアがこぞって大絶賛した衝撃の軍事サスペンス。ドローンが映し出す戦場は、“安全な場所”にいる全員のパソコンへリアルタイムで送られ、さまざまな関係者が干渉しながら戦争をする――。そんな、現代の戦争の闇を巧みに描いた本作は、何が正義かを突きつけ同時にモラルも問いかけていく。強烈な正義感をもって任務遂行を推し進める指揮官キャサリンを演じるのは、『クィーン』(’06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞して以降も、2017年公開予定の『ワイルド・スピード』第8弾に出演するなど、活躍を見せるヘレン・ミレン。また、共演には、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞し、オファーが殺到中のアーロン・ポールと、日本で公開される作品としては本作が遺作となるアラン・リックマン。監督は『ツォツイ』(’06)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を手がけてきたギャヴィン・フッド。さらに、本作のプロデューサーを務めるのは、『英国王のスピーチ』(’10)でアカデミー賞を受賞し、『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』と公開作も続くコリン・ファース。豪華アカデミー賞キャスト&スタッフが集い、罪なき少女を犠牲にしてまでもテロリストを攻撃するべきか否か、正義とモラルを問いかける衝撃の問題作を送り出す。『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は今冬、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日