『ミナリ』『NOPE/ノープ』の韓国系アメリカ人俳優スティーブン・ユァンが、マーベル・スタジオの『Thunderbolt』に出演することになった。どのキャラクターを演じるのかはわかっていない。共演は、すでにMCUのメンバーであるフローレンス・ピュー、デビッド・ハーバー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセル、ジュリア・ルイス=ドレイファスら。監督はジェイク・シュライアー。公開は来年7月26日。ユァンの次回作は、来年3月北米公開予定のSF映画『Micky 17』。監督はポン・ジュノ、共演はロバート・パティンソン、マーク・ラファロ、トニ・コレットら。文=猿渡由紀
2023年02月24日スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的作品『フェイブルマンズ』より特別映像が解禁。長年自身の作品の音楽を担当してきたジョン・ウィリアムズとの思い出をふり返りつつ、その大きな功績について語っている。アカデミー賞でも受賞への期待が大きく寄せられている本作。この度解禁となったのは、本作で28作目のコラボレーションとなった、偉大なる作曲家ジョン・ウィリアムズとの歴史を紐解く特別映像。半世紀にわたって名作を生み出し続ける巨匠2人から、本作の製作秘話も明かされている。「ジョンとまた組めるなんて運命に感謝だ。彼とは50年の仲で“フェイブルマンズ”はそれを記念する作品だ」と開口一番にスピルバーグが語るシーンから始まる本映像。続けて、若かりし頃の2人の貴重な写真も流れる中、先日2月8日にめでたく91歳を迎えたウィリアムズについて「彼はこの地球の宝だよ」と語り、これまでに『シンドラーのリスト』『ジョーズ』『E.T.』など過去27作品ものタッグを組んできた名コンビの絆を覗かせる。そんなウィリアムズがスピルバーグに初めてピアノで聞かせたのは恐怖を煽る特徴的なメロディが特徴の『ジョーズ』の音楽だったそうで、当時を回顧しながら、インタビュー中に実際に弾いてみせる場面も。また、ほかにも『未知との遭遇』や『E.T.』など、いまも名作として語り継がれ、多くの人たちに愛される作品の秘話についても触れており、映画ファンは見逃せない貴重な映像となっている。公私ともに関係の深いウィリアムズが生み出す唯一無二の楽曲についてスピルバーグは「ジョンは私の映画に多大なる貢献をしてくれた。彼の音楽は映像に溶け込む。シーンにぴったり合うんだ。“良作”とされる映画では音楽が映像の邪魔をしてない。逆に映像が音楽より目立つこともない、音楽と映像の調和が絶対条件だ。音楽と脚本それぞれの物語が合致する必要がある。ある意味ジョンは脚本家だ。彼が音楽的な視点からリライトした脚本を私が映像化する」と語る。続けて「『インディ・ジョーンズ』の音楽もいいが『シンドラーのリスト』はジョンの最高傑作だ。彼の音楽は国境を越える。映画音楽という枠を超え生き続ける」と半世紀近い付き合いを持つ親友に対し、最上級の賞賛を送っている。また、本作の楽曲をスピルバーグが初めて聞いたときの話として「“母と子”をテーマにした曲を弾いた時にスティーヴンが無言になった。彼はそこに立って静かに涙を流していたよ。“不意を突かれた”と言っていた。その様子を見ていて私も感動したよ」という感動的なエピソードも披露。お互いに絶大な信頼を寄せあい、半世紀に渡って人々に感動を与え続けるまさに奇跡のような2人が新たに生み出した本作、そして彼が奏でる心の琴線に触れるような豊かなメロディをぜひ堪能してほしい。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月24日3月3日(金) に全国公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』より、主人公サミーを演じるガブリエル・ラベルのオーディション秘話などが公開された。スピルバーグによる初の自伝的作品ということで、世界中から注目が集まる本作で主人公のサミー・フェイブルマンを演じるのは、オーディションで大抜擢されたバンクーバー出身の期待の新星ガブリエル・ラベル。ガブリエルは最初のオーディションを受けるにあたり、この役やスピルバーグとの関連についてほとんど何も聞かされておらず、知らされていたのは“賢くて自分のことをよくわかっているキャラクター”ということだけだったという。そんな状況の中受けた2度目のオーディションは、まさかのスピルバーグとのZoomミーティング。緊張を監督にほぐされてから、ラベルはモノローグを演じてみせた。「スティーヴンは、自分に好印象を残してほしいわけじゃない、と言ったんだ。彼が望んでいたのは、賢くて、自分をよく知り、周囲の環境にフラストレーションを感じているリアルな子どもだった。彼の姿勢や笑顔といった、取り入れたいものがいくつかあったけど、彼もぼくも、特に彼を真似しようとは決して思っていなかった」とオーディション当時の出来事を回顧するガブリエル。サミー役を演じることが決まった後、もっと役やスピルバーグが育ってきた環境について研究するため、スピルバーグの方から定期的に電話で話をしないかと提案があったとのこと。電話についてスピルバーグは「基本的にはガブリエルが、私の母や父、一緒に育った人たちについて、私をインタビューすることになったんだ。彼は自分でリサーチを行ったので、私からビデオやフィルムを渡すことはなかった。彼は、自分が立てた課題から引き出せるもので、何ができるか見つけたいと思っていたんだ。全ての通話を彼がコントロールしていたことが、とても興味深かった。私もコントロールするタイプだからね。だから彼もそうだと分かったとき、“彼はこの役をうまくやるだろう。ひょっとしたら、私よりも私のことを多少なりとも理解するようになるかもしれない”と思ったよ」と話し、ガブリエルが役作りを懸命に行う姿を見る中で、自身との共通点を感じていたと明かした。電話でのインタビュー以外にも、スピルバーグが10代の頃に実際に使っていた様々なスーパー8カメラの使い方、編集機へのフィルムの装着方法や編集方法、オープンリール式映写機の使い方などの習得に努めたガブリエルは今まで経験したことのない専門的な技術の習得に苦戦するものの、サミーに照準を合わせるにはその難しさを認め、うまくいったときの誇りを感じることが不可欠だったという。また、自身のブラウンの瞳をスピルバーグの瞳の色に合わせてカラーコンタクトでブルーグリーンに変えるなど、熱い情熱と飽くなき探求心のもと監督の期待に応えてサミーを体現した。そんなガブリエルの演技にスピルバーグはこれ以上ないほど満足していたようで、制作の最後にスタッフとキャストに向けて行われる恒例の乾杯で、「この映画のキャスティングで一番大変だったのは、私のような男をキャスティングすることだった。だがホームランを打てたと思っているよ。この子が次々とホームランを打ち始めてくれたからね」と話し、ガブリエルに大きな敬意を表した。なお、スピルバーグの期待に応えたガブリエルは、数々の映画賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ブレイクスルー演技賞などを受賞している。<作品情報>『フェイブルマンズ』3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー関連リンク公式HP::
2023年02月17日3月3日(金) に全国公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』より、スピルバーグほかキャスト陣のインタビューを収めた特別映像が公開された。本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年が、両親との葛藤や絆、そして様々な人との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。第80回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞のダブル受賞を果たし、第95回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門でノミネーションされるなど、オスカー最有力候補として注目を集めている。特別映像では、監督を務めたスピルバーグを始め、主人公・サミー・フェイブルマン役のガブリエル・ラベル、サミーの母・ミッツィを演じたミシェル・ウィリアムズ、父・バートを演じたポール・ダノ、バートの親友でフェイブルマンズ家とも親交が深いベニーおじさん役のセス・ローゲン、ミッツィのミステリアスな叔父・ボリスおじさん役のジャド・ハーシュなど豪華俳優陣と監督がキャスティング秘話や、撮影時のエピソードについて語っている。開口一番に自身の母親、リア・アドラーをモデルとした芸術を愛する才能豊かな音楽家ミッツィのキャスティングについて、スピルバーグは「母親役を決める際、数人の顔が浮かんだ。その一人がミシェル・ウィリアムズだ。彼女の雰囲気に懐かしさを覚えた」と自身の直感について語る。先日の第95回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、今回スピルバーグ組へ念願の初参加となったミシェルは自身が演じた役どころについて「センスがよくて自分をよく分かってる。ミッツィの持つエネルギーや勇気に感化された」と話し、家族や子供たちを守るためにピアニストの夢を諦めるものの、その奔放な性格や自由な感性でサミーの映画作りに強い影響を与えたミッツィについて分析。また、コンピューターデザイナーの先駆者である父親アーノルド・スピルバーグをモデルとしたバートを演じた、ハリウッドきってのカメレオン俳優ポール・ダノについてスピルバーグは「ポールはすばらしい俳優だ。役に入り込み、私の父になりきれると思った」とその演技力を絶賛。ほかにも、サミー役にオーディションで大抜擢された期待の新星ガブリエル・ラベルや、本作のキーパーソンとも言えるベニーおじさん役のセス・ローゲン、ミシェルと同じく第95回アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされたボリスおじさん役のジャド・ハーシュも登場。ミシェルが「監督の指導のおかげで俳優として成長できた。常に寄り添ってくれる最高の監督よ」と語る通り、それぞれがスピルバーグへのリスペクトとともに本作への参加に喜びを溢れさせている。映画『フェイブルマンズ』特別映像<The Cast><作品情報>『フェイブルマンズ』3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー関連リンク公式HP::
2023年02月15日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』が3月3日(金) に全国公開される。このたび、スピルバーグ監督の最新インタビューを含む予告映像が公開となった。本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が、両親との葛藤や絆、そして様々な人との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。第80回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞のダブル受賞を果たし、第95回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門でノミネーションされるなど、オスカー最有力候補として注目を集めている。公開された映像では、本作の象徴的なシーンとともに「私の映画は主に自分の体験を映し出しています」と自身のフィルモグラフィを振り返るスピルバーグ監督の姿が。さらに「この映画はたとえ話ではなく、私の記憶なのです」と自らの原体験が最も色濃く反映された作品だと続け、「この物語を語らずに、キャリアを終えることは想像すら出来ません」と思いを明かしている。映画『フェイブルマンズ』予告編<作品情報>映画『フェイブルマンズ』3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ関連リンク公式HP::
2023年02月08日アカデミー賞作品賞ノミネートで話題のスティーヴン・スピルバーグ監督自伝的作品『フェイブルマンズ』より最新インタビュー映像を含む本予告編が解禁された。本作は、『シンドラーのリスト』でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞し、『プライベート・ライアン』で同賞監督賞を受賞するなど、映画史に残る名作で知られるキャリア50年の巨匠、スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作。第80回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞のダブル受賞を果たし、第95回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門にノミネート。オスカー最有力候補として注目が集まっている。この度解禁となった最新予告編では、スピルバーグ監督自身が本作への思いを語ったインタビュー映像が含まれる。映像では本作の象徴的なシーンとともに「私の映画は主に自分の体験を映し出しています」と監督自身のフィルモグラフィをふり返るスピルバーグ監督の姿が。さらに「この映画はたとえ話ではなく、私の記憶なのです」と本作が自らの原体験を最も色濃く反映した作品だと続け「この物語を語らずに、キャリアを終えることは想像すら出来ません」と思いを明かす。本作は初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。監督自身の映画への熱い想いが込められた渾身の作品となっている。3月12日(アメリカ・ロサンゼルス※現地時間)にはアカデミー賞受賞式も控えており、公開に向けてますます期待が高まる。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月08日スティーヴン・スピルバーグが贈る初の自伝的作品『フェイブルマンズ』で衣装デザインを担当したのは、『アーティスト』と『ファントム・スレッド』でアカデミー賞を2度受賞した衣装デザイナー、マーク・ブリッジス。本作を手掛けるにあたり、スピルバーグ監督の家族アルバムに目を通し、一家の古いホームムービーを見ることから仕事に着手したと明かした。これまで『ファントム・スレッド』をはじめポール・トーマス・アンダーソンの全作品ほか、コーエン兄弟やデヴィッド・O・ラッセル、ポール・グリーングラスなど様々な名監督とタッグを組んできたマーク・ブリッジス。スピルバーグ監督とは初のコラボとなった本作の衣装デザインについて、「アイデアとしてあったのは、家族のライフストーリーを描くために独自に調査を行って、過去の出来事や個人的な情報を全て手に入れ、その断片を使うことだ。そして筋書やキャラクターに忠実になるよう、脚本上必要な場合には、芸術的な意味で自由になることだった」と語り、衣装をデザインするうえでその人自身の情報を反映させることがキーポイントとなったという。また、撮影の当初、スピルバーグ監督から伝えられた“西へ向かうフェイブルマン一家の歩みとムードの変化に合わせてカラーパレットを変えたい”という要望にも応じるよう工夫を凝らした。「50年代初頭のニュージャージーでは、マルーン(くり色)、ネイビー、フォレストグリーン、ディープブラウンといった、よりクールなトーンに決めた。それから、アリゾナではもっと明るくした。はっきりとはわからないかもしれないが、そう感じるだろう。そして一家が北カリフォルニアに移り、サミーが混乱する時期がやってくる頃には、トーンはより暗く淡い色合いになる」と緻密な表現で監督の期待に見事に応え、ベテランデザイナーとしての手腕を発揮した。主要人物以外のキャラクターの衣装デザインにも携わったブリッジスだが、やはりスクリーン上の“スピルバーグ一家”の衣装が最も重要だったとふり返る。中でも、生まれながらに勇敢で個性的なキャラクターを持つスピルバーグの母、リア・アドラーをモデルにしたミッツィ・フェイブルマン(ミシェル・ウィリアムズ)の衣装をデザインすることは、ブリッジスにとって恵まれたチャンスであると同時に大きな挑戦でもあった。「最初のミーティングでスティーヴンが述べたように、リアは驚くほど個性的で独特なセンスの持ち主だった」とブリッジスも語るように、リアのスタイルは赤い口紅、ピーターパンカラーの襟、オーバーオールといった特徴的なものだった。そんな彼女の衣装は演じるミシェルと共に輪郭を作り上げ、色彩や全体の雰囲気をさらに洗練させるなど微調整が行われた。そして、実際のリア自身はあまりジュエリーを身に着けなかったのに対し、ミッツィのアクセサリーにはスピルバーグの実妹アンから貸与されたリア本人のジュエリーが使われている。本エピソードについてブリッジスは「ミシェルにポジティブなエネルギーを与えてくれるし、演出をするスティーヴンにとってもいいアクセントになればと思った」と説明、演者や監督を思う彼の優しさと作品へのこだわりがうかがえる。さらに、スピルバーグの分身となる主人公サミーの衣装について、特に楽しかったのは幼い頃の衣装のデザインと、随所にさり気なくイースター・エッグを取り入れようと試みたことだという。「スティーヴンの家族アルバムで見つけた、彼の幼少期のルックスを再現するのは面白かったね。母親は彼にとても面白い格好をさせていて、時にはサスペンダーを付けたりしていた。それからオーバーサイズのジーンズにツートーンカラーの靴。ハワイアンシャツについては、今でも彼のお気に入りのようだね」と、当時のスピルバーグ家のルックスを本作へとうまく落とし込んだブリッジス。登場人物たちの演技はもちろん、こうしたクオリティの高い衣装の数々も本作の完成度の高さにひと役買っているのは間違いない。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月30日50年にわたるキャリアの中で『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、変幻自在なフィルモグラフィを誇るスティーヴン・スピルバーグが“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『フェイブルマンズ』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。スピルバーグが「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントする、渾身の作品となっている。この度解禁された予告編は、暗がりの中、映写機から伸びた眩い光を両手で包み込む少年が、母(ミシェル・ウィリアムズ)から「映画は夢、決して忘れることのない」と、8ミリカメラを手渡される象徴的な映像で始まる。成長したサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が、家族や仲間たちとの日々を過ごす傍ら、サミーの夢を支える母と、その夢を“趣味”としか見なさない父(ポール・ダノ)との葛藤をも描き出す。その幾つかのシーンは、スピルバーグ監督自身のフィルモグラフィを思い起こさせるものだ。ラストは「何が一番面白かった?」と尋ねる母と、初めて映画を観たサミーの夢見るような表情で終わり、まさに映画監督になる夢の“原体験”となる予告編映像に仕上がった。併せて解禁となったポスタービジュアルは、暗がりの映画スタジオに向かって1人の青年が歩く後ろ姿と、その先に浮かび上がる、サミーの子ども時代からの大切な思い出が映し出され、「人生の出来事、そのひとつひとつが映画になった」というスピルバーグ監督の人生を彷彿とさせるキャッチコピーが添えられた。第47回トロント国際映画祭で観客賞を受賞し、本年度アカデミー賞の最有力候補として注目が集まる中、さらに期待が高まる予告映像とビジュアルとなっている。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年12月09日ジースターロゥ(G-STAR RAW)から、ハットデザイナーのスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)とコラボレーションしたデニムハットが登場。ユニセックスサイズが、2022年12月2日(金)より、ジースターロゥ渋谷店となんばパークス店にて限定発売される。“上質デニム”のユニセックスカプセルコレクションスティーブン・ジョーンズは、ハットデザイナーの巨匠。彫刻的なハットデザインを生み出し続け、リアーナ、ミック・ジャガー、レディー・ガガ、ダイアナ妃などのロックスターや王族に愛用されるだけでなく、クリスチャン ディオール(Christian Dior)やヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)などのメゾンにて独創的な作品を発表してきた。そんなスティーブン・ジョーンズとジースターロゥがコラボレートしたカプセルコレクションは、2つの販売用デザインと5つのクチュールデザインで構成。いずれも、オーガニックのデニム生地を採用している。“まるでツバが2つ”のバケットハットやベースボールハット販売用コレクションは、クラシックなストリートウェアのスタイルからインスパイアされ、バケットハットとベースボールハットの2種を展開。バケットハットは、ツバが2つ重なっているかのようなデザインが特徴だ。一方のベースボールハットは、サイドから後方にかけて、生地を折り返したような見た目に仕上げた。躍動感あふれるフォルムのクチュールハットもまた、クチュールデザインのハットは、スティーブンの初期のクチュール作品から着想を得ており、特大サイズと躍動感あふれるシルエットが目を惹くデザイン。地面を引きずるほどの長さにまで伸びたハットや、複数のハットを重ねたようなモデルなどが揃う。【詳細】ジースターロゥ×スティーブン・ジョーンズ発売日:2022年12月2日(金)取扱店舗:ジースターロゥ 渋谷店、なんばパークス店販売用アイテム:・スティーブン・ジョーンズ バケットハット 44,000円・スティーブン・ジョーンズ ベースボールハット 44,000円【問い合わせ先】ジースター インターナショナルTEL:03-6890-5620
2022年12月03日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『The Fabelmans』(原題)が邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、50年にわたるキャリアの中で変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として大きな注目を集めている。本作でサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』「アメリカン・ジゴロ」シリーズのガブリエル・ラベル。サミーの母親役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。父親役は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノと豪華実力派俳優が集結した。そしてこの度、場面写真4点が解禁。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。スピルバーグ監督自身が「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とまでコメントするなど、熱い想いが込められた渾身の最新作に期待が高まる。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Fabelmans(原題) 2023年、全国にて公開フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月30日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が、『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金) より全国公開されることが決定した。本作は、50年にわたるキャリアの中で『E.T.』『ジュラシック・パーク』などを世界に送り出してきた巨匠スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた作品。スピルバーグは、本作について「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントするなど熱い想いが込められた映画となっている。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭で、『フェイブルマンズ』は最高賞である観客賞を受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされるなど、本年度の最有力候補として期待が高まっている。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル『ザ・プレデター』『アメリカン・ジゴロ』シリーズ)は、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し夢を追い求める。母を演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、父は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノが演じる。併せて、場面写真も公開。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行き、サミーが映画の魅力に心奪われるシーンや6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。<作品情報>『フェイブルマンズ』2023年3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー公式HP:公式Twitter:
2022年11月30日2023年2月16日から26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭で、スティーヴン・スピルバーグ監督が金熊名誉賞を受賞することが決定した。「素晴らしいキャリアを持つスティーヴン・スピルバーグ監督は、世界中の何世代もの観客を魅了してきただけでなく、夢の工場としての『シネマ』に新しい意味を与えました。ティーンエイジャーのいつまでも変わらぬ魔法の世界の中でも、歴史が永遠に刻んだ現実の中でも、彼の映画は私たちの感情を満たしてくれる面となり、別の次元へと連れ出します」と同映画祭のディレクターコンビが公式HPで声明を発表した。また、プレスリリース内でスピルバーグ監督について「キャリアを通じて計19回アカデミー賞にノミネートされ、現在までに3度オスカー像を手にしている。史上最も成功した映画監督」と説明。金熊名誉賞は1982年に創設されたベルリン国際映画祭の名誉賞で、映画界に大きな貢献をした業界人に贈られる。これまでの受賞者にはジェームズ・スチュワート、アレック・ギネス、オリヴァー・ストーン、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレン、イザベル・ユペールらがいる。授賞式にてスピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が上映されるという。(賀来比呂美)
2022年11月24日1996年の大ヒット映画『ツイスター』の続編の企画が進行している。製作はユニバーサル、ワーナー・ブラザース、スティーブン・スピルバーグのアンブリン。現在、監督を探しているところで、候補には『プレデター:ザ・プレイ』のダン・トラクテンバーグ、ドキュメンタリー『フリーソロ』のエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ&ジミー・チンなどの名前が挙がっているようだ。プロデューサーはフランク・マーシャル。キャストにはオリジナルに出演したヘレン・ハントを呼び戻すことを考えているという。来年春の撮影スタートを目指している。文=猿渡由紀
2022年10月19日スティーヴン・スピルバーグが監督を務める映画『フェイブルマンズ』が、2023年3月3日(金)に公開される。ミシェル・ウィリアムズが出演。20世紀アメリカの子ども時代をパーソナルな視点で描く映画『フェイブルマンズ』は、スティーヴン・スピルバーグが、20世紀のアメリカの子ども時代をパーソナルな視点から深く掘り下げていく作品だ。ストーリーを通して観客自身や互いの真実を改めて見つめることができ、観るものに影響を与える“映画の力”を追求した作品になっているともいえる。ストーリーは、スピルバーグ自身の子ども時代にインスパイアされており、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年を主人公に、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める青春物語が紡がれる。フェイブルマン一家の葛藤や絆■サミー・フェイブルマン...ガブリエル・ラベル初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年。8ミリカメラを手にすると、旅行にいけば映像記録、そして友人をキャストに映画を撮り始める。映画作りははサミーにとって”夢”となった。一家で西部へと引っ越したことで転機が訪れていく。この『フェイブルマンズ』の主人公には、『ザ・プレデター』のガブリエル・ラベルを抜擢。■ミッツィ・フェイブルマン...ミシェル・ウィリアムズサミーの母。芸術家。サミーの夢に理解を示し応援する。母親役はアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズが担当。■バート・フェイブルマン....ポール・ダノサミーの父。科学者。サミーの映画作りに対しては理解を示さない。映画作りを夢に持つサミーに対して、映画を”趣味”と厳しい言葉をかける。父親役は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のポール・ダノが務める。その他にも、『スティーブ・ジョブズ』のセス・ローゲンらが集結する。■ベニーおじさん…セス・ローゲンバートの親友。フェイブルマンズ家とも親交が深い。■ボリスおじさん…ジャド・ハーシュミッツィのミステリアスな叔父。トニー・クシュナーが共同脚本脚本は、『エンジェルス・イン・アメリカ』、ミュージカル「Caroline, or Change」などを手がけた劇作家トニー・クシュナーとスティーヴン・スピルバーグの共同脚本となる。尚、クシュナーは、スピルバーグ監督作『リンカーン』と『ミュンヘン』でオスカーにノミネートされた経歴を持つ。さらに、製作にはスピルバーグとクシュナーに加え、『ウエスト・サイド・ストーリー』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。第95回アカデミー賞で主要含む7部門にノミネート『フェイブルマンズ』は、第47回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞。同映画祭の観客賞は、過去10年の受賞作品がもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされており、『フェイブルマンズ』もアカデミー賞の最有力候補に。作品賞をはじめ、スティーヴン・スピルバーグに監督賞、ミシェル・ウィリアムズに主演女優賞、ジャド・ハーシュに助演男優賞、そして脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門に堂々のノミネートを果たした。さらに、第80回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞。スティーヴン・スピルバーグにとっては『プライベート・ライアン』以来24年ぶりの受賞となる。尚、過去にトロント国際映画祭にて観客賞を受賞した『ノマドランド』『グリーンブック』『それでも夜は明ける』はアカデミー賞作品賞の受賞まで見事に果たしている。今後の『フェイブルマンズ』の賞レースでの躍進にも注目だ。なお、全国公開に先駆け、監督を務めたスピルバーグをはじめ、ガブリエル・ラベル、ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ジャド・ハーシュなど豪華俳優陣と監督がキャスティング秘話や、撮影時のエピソードについて語るインタビューが収められた特別映像が公開された。作品詳細映画『フェイブルマンズ』公開日:2023年3月3日(金)原題:THE FABELMANS監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ衣装:マーク・ブリッジス美術:リック・カーター出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル
2022年09月29日トロント映画祭の受賞結果が発表された。観客賞に輝いたのは、スティーブン・スピルバーグの『The Fablemans』。彼自身の伝記的映画で、ポール・ダノ、ミシェル・ウィリアムズ、セス・ローゲンが出演する。昨年の観客賞も、ケネス・ブラナーの伝記的映画『ベルファスト』だった。次点はサラ・ポーリーの『Women Talking』。ドキュメンタリーの観客賞は、黒人のホッケー選手についての『Black Ice』だった。トロント映画祭の観客賞を受賞した作品は、これまでオスカーでも大健闘してきている。アワード狙いの作品はこれからまだまだ出てくるが、『The Fablemans』は重要なプレイヤーになりそうだ。文=猿渡由紀
2022年09月20日スティーヴン・スピルバーグ監督の幼少から青年期のエピソードを基に描いた『The Fabelmans』(原題)が、トロント国際映画祭で初上映を迎えた。続いて、予告編も解禁された。今作はスピルバーグ監督がメガホンを取り、同監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーと共同で脚本を執筆。主人公のサミー・フェイベルマンの幼少期を新人のマテオ・ゾリオン・フランシス=デフォード、青年期をガブリエル・ラベル(『ザ・プレデター』)が演じ、サミーの母ミッツィをミシェル・ウィリアムズ、父バートをポール・ダノが演じる。予告編は、サミーが「映画は、決して忘れることのできない夢だ」と説くミッツィからカメラを渡されるシーンからスタート。サミーは小さな頃から映画作りに没頭するようになる。ピアニストのミッツィ、コンピューターエンジニアのバートを親に持つサミー。ミッツィは「うちは科学者対芸術家の家。サミーは私のチーム。私にそっくりだ」と誇らしげだ。一方、バートは…?ミッツィはバートに、「サミーの創造性をサポートしていない。サミーがやっていることを、ただの遊びで想像にふけっているだけのことだと思っている。もう少し余裕を持って励ましてあげたら?」と批判する。それでもサミーの映画製作への愛を「趣味」とみているバートは、サミーに「趣味って言うのをやめて」と言われてしまう。どうやらフェイベルマン家には溝がありそうだ。それでもサミーはカメラを回し続ける。映画ファンの予告編への感想は、「ついにミシェルがオスカーを手にする時が来た!」「スピルバーグ監督の2本目のオスカー作品賞に!」とオスカーを期待する声や、「予告編から泣けた」と感動の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年09月12日スティーブン・スピルバーグ監督が伝説のミュージカル「ウエスト・サイド物語」を映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。監督の念願叶った本作から、物語の一大場面である決闘シーンの裏側や撮影の様子、さらにインタビューも交えた映像がシネマカフェに到着した。舞台は多くの移民たちが暮らす1957年のニューヨーク、ウエスト・サイド。繰り広げられる移民同士の凄まじい抗争の中で、恋に落ち惹かれ合ってしまったマリアとトニーは多くの人々の運命を変えていく。物語上は敵対し合うグループの「シャークス」と「ジェッツ」。届いた映像からは、撮影を重ねるうちに仲が深まり、カメラの外では親友同士のような関係になっていることが見てとれる。カメラに映るシリアスなシーンからは想像できないほど和気あいあいとした撮影現場で、撮影後にメンバーの胴上げをしたり、みんなで肩を組み「ウエスト・サイドと言えば?」「ウエスト・サイド・ストーリー!!」と叫んだりと、役者たちの素の姿や撮影現場の楽しい雰囲気が見られる映像となっている。スピルバーグ監督は、「1957年の舞台版で(演出家)ジェローム・ロビンスはシャークとジェッツを舞台上以外では接触させなかったでも私はリハーサルや撮影現場で両者を一緒にして多様性を楽しんでもらいたかった。彼らは親友になった」と明かしている。『ウエスト・サイド・ストーリー』はデジタル配信中(購入/レンタル)、5月18日(水)ブルーレイ&DVDセット発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年04月23日スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリオット」をモチーフにした伝説のミュージカルを念願の映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。本作のヒロイン・マリア役で3万人のオーディションから抜擢されたのは、俳優、歌手、Youtuberとして幅広い活動をする期待の新星レイチェル・ゼグラー。彼女はマリアのキャラクター性について共感することが多いと明かし、特に現代の若者と変わらない自由奔放さを持ちながら、信じたことには真っすぐな性格が理由であると語った。レイチェル・ゼグラーは、本作でハリウッド映画デビューを果たし、今後『シャザム!』の続編『Shazam! Fury of the Gods』(原題)、ディズニー実写版『白雪姫』などの話題作に出演予定の若手俳優である。そんな彼女が本作で演じるマリアは、夢と希望を胸にニューヨークへやってきたプエルトリコ系移民の女性。新しい生活に胸を躍らせながら兄と一緒にダンスパーティーに行き、そこで対立するグループの元リーダー・トニー(アンセル・エルゴート)と禁断の恋に落ちてしまう。レイチェルはそんな同世代のヒロインについて「マリアはとても若くて、ナイーブで今の10代の子と同じように思いつきで発言します。でも、一方で成熟した面もあって、とても勇敢で、自分が信じたことは兄であっても、あのトニーであっても抵抗して意見をはっきり言います。彼女は自分がプエルトリコ人であることや自身の人生にとても誇りを持っています。それが私の中でとても重要でした」と、マリアは現代の女の子と同じように様々なことを考え、行動していると明かし、その一方で彼女の芯のある誇り高い女性の一面に深く共感したことを明かした。さらに、演じている中でマリアから感銘を受けたことについて「彼女の“逆境を乗り越える力”には感動しました。映画の最後には、観る者全員、彼女が困難から立ち上がり、歩き始めるのを見ることになります。前進し続ける彼女は本当に美しいと思います」とトニーとの禁断の恋の行方、2つの対立するグループの抗争など、様々な困難に立ち向かう姿に胸を打たれたと告白。スピルバーグ監督が「50年代に起きたことと、今起きていることにはとても多くの類似点があります。それは、『WSS』を、世界中の観客にとって、とても身近なものに感じさせると思います」と語るように、約60年前の時代設定としても現代の私たちが思わず共感を寄せるキャラクターが劇中には存在しているといえる。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年02月08日スティーブン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』の吹き替え版に、宮野真守、藤原夏海、諏訪部順一、小野賢章、田村睦心が出演していることが分かった。主人公トニーを吹き替えるのは、2019年のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」でもトニーを演じた宮野さん。ヒロインのマリアは、「アイカツスターズ!」「東京喰種トーキョーグール:re」など、少年から大人の女性まで幅広いジャンルのキャラクターを演じ分ける藤原さんが担当。今回の参加に「嬉しくて嬉しくて飛び上がりました!」と語った宮野さんは、「ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』でトニーを演じてから、僕の中で、彼は本当に特別な存在です。彼の人生を、全身で生きて、『命』の尊さ、『愛』の大切さを、深く深く感じました。今回の吹替収録の時も、当時の台本も持って行き(笑)、ミュージカルでの経験を、たくさんお話しさせていただきながら、アフレコを進めていきました」と明かす。藤原さんは「物語はもちろん、楽曲、ダンスがもう本当に素敵です。一度聴いたらすぐに口ずさんでしまいたくなるような素敵な曲ばかりで、その曲に合わせて踊る姿に私自身も目が離せませんでした」と魅力を語った。そして、マリアの兄でプエルトリコ系移民<シャークス>のリーダー、ベルナルドを諏訪部さん。ヨーロッパ系移民<ジェッツ>のリーダー、リフを小野さん。ベルナルドの恋人アニータを田村さんが演じる。諏訪部さんは「雰囲気を損なうことなく日本語で表現できるよう努めました。関わることが出来て大変光栄に思っています」と心境を語る。宮野さん同様、ミュージカル版で同役を演じた経験がある小野さんは「またリフを演じることが出来るのをとても嬉しく、光栄に思っています」と喜ぶ。演じるのが楽しかったという田村さんは「若いけれども姉御肌、そこを出すのが大変でした。そして『ウエスト・サイド・ストーリー』はダンスと歌がとっってもかっこいいです!アニータがわりとメインになる曲は血湧き肉躍る、そんな高揚感がありました」とコメントしている。日本語吹き替え版予告なお、製作者の意向により、本作の日本語吹き替え版の歌唱部分は、オリジナルキャストとなっている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年02月03日伝説のミュージカルをスティーブン・スピルバーグ監督が映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が、2月11日(祝・金)に公開される。この物語を“自身の原点”と語るほど強い愛を持った東山紀之が出演する、本作のCM映像が到着した。全3編にわたる映像ではそれぞれ「何度も泣きそうになった」「最高傑作のミュージカル」「世界が変わると思います」、さらに「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思う」など、作品の様々な魅力を余すことなく語っている。15歳の頃にビデオで観た『ウエスト・サイド物語』でこの物語と出会い、当時まるで“恋に落ちた”かのように心を動かされたと語る東山。ジャニーズを代表するアイドルになる過程において、常に自身の基盤ともなるこの物語を繰り返し鑑賞しており、2004年には少年隊のミュージカルで主人公トニーを演じた。公開されたCM映像は、そんな本作を愛してやまない東山が出演する全3篇。〈泣きそう編〉では、トニーとマリアの出会いや葛藤など“禁断の愛”の断片が不朽の名曲『Tonight』の音楽とともに映し出され、「こうやって人間って恋に落ちるんだなって。何度も泣きそうになりました」と、本作で描かれる“愛”について東山が語る。〈踊りたかった編〉では、「前作が持っている良さをさらに活かしてパワーアップさせた。今まで観たミュージカルの中でも、最高傑作だと思います」と本作のダンスナンバーを絶賛するとともに「中に入って踊りたかったです」と想いを募らせる。そして〈世界が変わる編〉では 「この感動を言葉にするのは大変だなと…何百回も観るでしょうね。これ(指パッチン)で世界が変わる気がします」と、この物語を深く愛する東山ならではの言葉を語っている。過去にトニーを演じた経験もあり、この物語に深い思い入れを持つ東山は、一足先に鑑賞した本作について「一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能なのではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました」とメッセージを寄せた。また「そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします。」と、そのようなメッセージを人々の心に届けるには“ミュージカル”という演出が大事であることを語った。さらに、ジャニーズ事務所 の後輩など、若い世代とも常に関りを持つ東山は、本作を鑑賞したうえで「“愛することの美しさ”を感じ取り、“愛に対する思い”をもう一度考えてほしいですね。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです」と、今を生きる若い世代に向けて熱いメッセージを贈っている。『ウエスト・サイド・ストーリー』2月11日(祝・金)より公開
2022年01月31日●『ウエスト・サイド・ストーリー』への愛を語るスティーブン・スピルバーグ監督によるミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2月11日より公開される。このたび、俳優の東山紀之が本作への愛を語る特別映像&コメントが公開された。『ロミオとジュリオット』をモチーフにした伝説のミュージカル『ウエストサイド物語』をスピルバーグ監督が念願の映画化。社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語を、数々の名曲とダイナミックなダンスとともに描いた。先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の主要部門で最多3冠を獲得し、アカデミー賞最有力候補として注目されている。このたび、この物語を“自身の原点”と語るほど本作へ強い愛を持つ東山紀之が出演するCM映像が公開された。全3編にわたる映像ではそれぞれ「何度も泣きそうになった」、「最高傑作のミュージカル」、「世界が変わると思います」と、本作への溢れだす思いを語っている。さらに「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思う」など、作品の様々な魅力を余すことなく語るインタビューコメントが到着した。15歳の頃にビデオで見た『ウエスト・サイド物語』でこの物語と出会い、当時まるで“恋に落ちた”かのように心を動かされたと語る東山。ジャニーズを代表するアイドルになる過程において常に自身の基盤ともなるこの物語を繰り替えし鑑賞しており、2004年には少年隊のミュージカルで主人公トニーを演じた。公開されたCM映像は全3篇。「泣きそう編」では、トニーとマリアの出会いや葛藤など“禁断の愛”の断片が不朽の名曲「Tonight」の音楽とともに映し出され、「こうやって人間って恋に落ちるんだなって。何度も泣きそうになりました」と、本作で描かれる“愛”について東山が語る。「踊りたかった編」では、「前作が持っている良さをさらに活かしてパワーアップさせた。今まで観たミュージカルの中でも、最高傑作だと思います」と本作のダンスナンバーを絶賛するとともに「中に入って踊りたかったです」と思いを募らせる。そして「世界が変わる編」では、「この感動を言葉にするのは大変だなと・・何百回も観るでしょうね。これ(指パッチン)で世界が変わる気がします」と、『ウエスト・サイド・ストーリー』の物語を深く愛する東山ならではの言葉を語っている。過去にトニーを演じた経験もあり、この物語に深い思い入れを持つ東山は一足先に鑑賞した本作について「一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能なのではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました」と、改めて本作から感じた深いメッセージを語る。また「そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします」と語った。さらに、「“愛することの美しさ”を感じ取り、“愛に対する思い”をもう一度考えてほしいですね。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです」と、今を生きる若い世代に向けて熱いメッセージを送った。●東山紀之コメント全文――改めて本作を御覧になっていかがでしたか?一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能ではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました。そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします。――以前「『ウエスト・サイド・ストーリー』は僕の原点」とおっしゃっていましたが、この物語との“出会い”はどのようなものだったのでしょうか?僕らの先輩のジャニーズが、野球の練習が雨で中止になって観に行ったのが、1961年の『ウエスト・サイド物語』で、その話は伝説として残っていました。15歳の頃、(ジャニーズ事務所の)合宿所で僕はその VHS ビデオを観たわけです。ジャニーズの先輩たちと同じように、心が動いちゃいました。文字どおり“恋に落ちた”ようなものです。面白い作品を何度も繰り返し観て、そのたびに楽しむ子供と同じ感覚でした。一切セリフのないオープニングナンバーから引き込まれ、ジョージ・チャキリスが脚を上げるあのダンスをみんなでマネするわけです。そうやって考えれば、『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思います。――2004年に少年隊のミュージカルでトニー役を演じたことは、東山さんの役者人生において何か影響を与えましたか?僕の人生の中であれだけ真剣に取り組んだ作品はなかったでしょう。日本でなかなか演じるチャンスのない『ウエスト・サイド・ストーリー』ですから、まさに真剣勝負でした。ジャニーズ事務所にいてミュージカルを頑張ってきたことが実を結んだのです。社会的な背景を理解し、メンタルから役に入るメソッドは、世界中で『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じたキャストが受けたものであり、その一員になれたことがうれしかったです。――本作を通して、今の10代から20代の方々や特にジャニーズ事務所に所属してる後輩達に何を感じ取って欲しいですか?東山さんが本作を通して伝えたいメッセージがあれば教えてください。愛することの美しさ、でしょうか。物語のラストで愛は永遠になるのですが、そこから愛に対する思いをもう一度考えてほしいですね。――この作品を観ることで、若い観客にダンス、エンターテインメントとして、また作品としてどう受け取ってほしいですか。(SNS などで)世界はつながっているので、ダンスの高度なテクニックもみんなすぐにできるんです。今の若い人たちの方が理解が早くて、おそらくこの映画を観て、みんなで意見を言い合うんじゃないでしょうか。僕には世界を変えらないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです。『ウエスト・サイド・ストーリー』を観たら、分断がいけないという、本質的な何かに気づくはず。「こうなっちゃいけないから、僕らは何をすべきか」。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、そこを訴えていると思います。(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月31日世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。エンタテインメント界に新たな歴史を刻む映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2月11日(金)に公開する。今回は豪華キャスト&スタッフ陣によって現代に蘇った不朽の楽曲を紹介したい。先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞を含む主要3部門を受賞し最多3冠を獲得、アカデミー賞最有力と呼び名の高い今大注目の本作。劇中に流れる『Tonight』や『Somewhere』、『America』など、数々の楽曲が“禁断の愛の物語”を彩り、そのどれもが長年に渡り愛され続ける不朽の名曲だ。スピルバーグは本作でそんな楽曲を披露するキャストらを厳選すべく、キャスティングに丸1年を費やしたことを告白。ヒロイン“マリア”に抜擢されたレイチェル・ゼグラーも「自分たちがやった仕事をとても誇りに感じる」と熱い自信を語るほど、屈指のキャストとスタッフ、そして巨匠スピルバーグが手掛けた現代における最高峰レベルのミュージカル・ナンバーとなっている。数々の人気作を手掛け、映画界の第一線として活躍してきた巨匠スピルバーグ監督。これまで『E.T.』(1982年)や『インディ・ジョーンズ』シリーズ、また日本人俳優の森崎ウィンの出演が話題となった『レディ・プレイヤー1』(2018年)など、名作に相応しい俳優陣をキャストに迎え多くの大ヒット作を世に生み出してきた。そんなスピルバーグが初めて手掛けるミュージカル映画となる本作では、これまでの作品と比べてもかなりキャスティングに力を入れたことを明かしており「8人の主要キャストと42人の重要な助演キャスト、合わせて50人のメンバーをキャスティングするのに丸1年かかったよ。全員が、ダンスと歌と演技にとても優れていないといけなかった。だから、キャストを見つけるのにこれほど長くかかったんだ」と一切の妥協のない人選に臨んだことを語った。中でもトニーとマリアが“禁断の愛”の始まりを歌う『Tonight』はアメリカで公開を迎えるや否や大好評となり、日本でも多くの期待の声が挙がった人気曲。マリアを演じ、第79回ゴールデングローブ賞で見事主演女優賞を受賞した映画界の新星レイチェルは「プレッシャーは感じたし、同時に感じなかった。なぜなら、歌のコーチのおかげで私は自分の歌の能力にとても自信があったの。コーチが現場でいつも、私たちの歌が最高のものになっているように気を配ってくれた。私たちは、自分たちの声の後ろにあるサポートに本当に驚かされていたわ。だから今思えば、私は自分たちがやった仕事をとても誇りに感じるの」と強い自信を見せる。レイチェルの他にも、主演のトニー役には19歳でオフ・ブロードウェイの舞台に立ったアンセル・エルゴート、さらにアニータ役には第79回ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが参加。また、61年版『ウエスト・サイド物語』でアニータを演じ、当時アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノもバレンティーナ役として脇を固めるなど、スピルバーグによって選び抜かれたキャスト陣が劇中において数々の名曲を披露する。また、トニー賞振付賞の受賞経験を持つエリート振付師のジャスティン・ペックが彼らの振付を担当するなどスタッフ陣も贅沢な面々となっており、巨匠スピルバーグが手掛ける伝説のミュージカルに相応しいキャスト・スタッフが、長年愛され続ける名曲を最高峰レベルで現代に蘇らせたといる。スピルバーグが「彼らは飽くことなく、そして立ち止まることなく取り組んでいます。そんな彼ら全員の見事な仕事ぶり、魂、才能は、燦然と輝く証拠となって、この映画の中に見て取ることができるはずだと私は感じていますよ」と並々ならぬ自信を語る本作のミュージカル・ナンバー。1年かけて選び抜かれたプロキャストと豪華スタッフが手掛けた圧巻の仕上がりを、是非劇場で確かめてほしい。『ウエスト・サイド・ストーリー』2月11日(金)公開
2022年01月24日スティーブン・スピルバーグ監督が、世代を超えて人々を魅了し続けるミュージカルを映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。劇中に登場する数ある名曲の中でも、アップテンポな曲調と快活なダンスが特徴の「America(アメリカ)」は最大のダンスナンバーとして人気の高い楽曲。本作では、“アニータ”役アリアナ・デボーズの迫力ある「America」はより華やかで力強いものとなり、1961年版『ウエスト・サイド物語』で“アニータ”を演じたリタ・モレノもそのパフォーマンスに絶賛を贈っている。トニーとマリアの“ロミオとジュリエット”のようなラブストーリーの始まりを唄うミュージカル界の名曲「Tonight(トゥナイト)」や、“きっとどこかに私たちの居場所がある”という未来への希望が歌われる「Somewhere(サムウェア)」など、作品を彩る名曲が60年以上に渡り親しまれている本作。中でも“アメリカにおける自由と不平等”を男女の掛け合いで歌う「America」は人気が高く、本曲が流れる特報が解禁されるとネットでは「『ウエスト・サイド・ストーリー』の中でもかなり好きな曲!劇場で聴くのが楽しみ」や「アメリカ!衣装も可愛いし、曲もいいし本当に楽しみ!」など、期待の声が多く挙がった。61年版『ウエスト・サイド物語』での「America」は足場も狭く、薄暗いビルの屋上で披露されていたが、本作では華やかさが一新、ニューヨークの街並みで大勢の住人をバックに広々と披露している。本曲のメインとなる“アニータ”を61年版で演じ、本作にもヴァレンティナ役で出演、製作総指揮にも名を連ねるリタは、本作のバージョンが「大好き」だと語っている。当時「America」を披露したリタは華やかさが一新した本曲について「今回の『America』が大好きです!私たちがやった屋上での『America』とは全く違うもので、それは素晴らしいことです。スピルバーグ監督と振付師のジャスティン・ペックは、これほど象徴的なものに対抗するつもりはないと決めたのです」と、同じ楽曲でも全く雰囲気が違う仕上がりになっていることを語ると同時に、本作の華やかな「America」を絶賛した。リタはまた、今回“アニータ”を演じているアリアナについて「彼女は猛烈なダンサーです。私よりずっと上手なんです!」と、アリアナの迫力あるダンスと歌声が披露されるパフォーマンスに絶賛を贈っている。アリアナはこれまでブロードウェイ・ミュージカルで「ハミルトン」(2015-16)や「サマー:ザ・ドナ・サマー・ミュージカル」(2017)など様々な舞台で活躍しトニー賞ミュージカル助演女優賞にノミネートされたほか、Netflix映画『ザ・プロム』(2020)やApple TV+の「シュミガドーン!」(2021)などのミュージカル作品でも抜群の歌唱力とダンスで存在感を発揮する、いま大注目のミュージカル俳優。アリアナは、「私はこの曲が大好きなんです。いつもあの歌をミュージカル・シアターの正典として考えてきました。とても素晴らしく作られた歌なんです。なぜなら、それは二人の会話だから。これらのキャラクターたちの視点について、とても多くの情報を得られます。彼らはアメリカに住んでいることの良い点と悪い点を議論しているのです」と「America」への熱い想いを語っている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月16日スティーブン・スピルバーグ監督が念願のミュージカルを映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が2022年2月11日(祝・金)に公開。この度、スピルバーグ監督の貴重なコメント映像が解禁となった。スピルバーグ監督が夢中になった1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、圧倒的なダンスと名曲「Tonight(トゥナイト)」や「Somewhere(サムウェア)」など感動的なナンバーと共に物語が紡がれ、1961年に公開した映画ではアカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞するなど、ミュージカル映画史に名を残した伝説の作品としていまもなお愛され続けている。今回解禁となったのは、スピルバーグ監督のコメント映像と、主人公のトニーとマリアによる華やかな“ダンスVer.”、深い愛を確かめ合う“禁断の愛Ver.”の日本版本ポスター。コメント映像では、華やかな衣装を纏ったダンサーたちの壮大で迫力あるダンスシーンや、物語の舞台であり象徴の“アメリカ”を歌い上げた楽曲「America(アメリカ)」のキャッチーなメロディに乗せた本編映像と共に、若手キャストへ演出をするスピルバーグ監督の貴重な撮影の裏側を見ることができる。スピルバーグ監督は、作品の完成を祝い俳優たちや撮影スタッフへ、「もう何か月もこの映画の制作に携わってきたが、ついにすべての要素がアンサンブルを奏でひとつになった」と完成に向け手ごたえを語る。また、念願だった作品の映画化がかなった監督は、「(本作は)私のキャリアの集大成」と自身の映画監督人生において、いかに本作が重要な作品であるかに言及した。解禁となった日本版本ポスターは、最もロマンチックなシーンの1つになる、トニーとマリアが初めて出会う“ダンスパーティー”のシーンと、2人がバルコニーで会話するシーンをとらえている。物語の舞台は、1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し<ジェッツ>と<シャークス>のグループは敵対し合い一触即発の状態に。“ダンスVer.”で熱い視線を送り合っているトニーは<ジェッツ>の元リーダーで、マリアは敵対する<シャークス>のリーダー、ベルナルドの妹。2人は“ダンスパーティー”で運命的に出会う。また、もう1つのVer.で描かれているのは、パーティーで衝撃的な出会いをした後に偶然再会し、お互いの愛情を確かめ合う2人のシーンをとらえている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2022年2月11日(祝・金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年12月03日スティーヴン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』。この度、スピルバーグ監督のコメント映像と、日本版本ポスター2種が一挙解禁となった。世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。物語の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。コメント映像では、華やかな衣装を纏ったダンサーたちの壮大で迫力あるダンスシーンや、物語の舞台であり象徴の“アメリカ”を歌い上げた楽曲「America(アメリカ)」のキャッチーなメロディに乗せた本編映像と共に、若手キャストへ演出をするスピルバーグ監督の貴重な撮影の裏側を見ることが出来る。スピルバーグ監督は、作品の完成を祝い俳優たちや撮影スタッフへ「もう何カ月もこの映画の制作に携わってきたが、ついにすべての要素がアンサンブルを奏で、ひとつになった」と完成に向け手ごたえを語る。また念願だった作品の映画化について「私のキャリアの集大成」と自身の映画監督人生において、いかに本作が重要な作品であるかにも言及した。そして最も情熱的でロマンティックな描写と言っても過言ではない、トニー(アンセル・エルゴート)とマリア(レイチェル・ゼグラ)が初めて出会うダンスパーティのシーンと、ふたりが禁断の愛を育むバルコニーの2シーンの日本版本ポスターも到着。「ダンス Ver」で熱い視線を送り合っているトニーはジェッツの元リーダーで、マリアは敵対するシャークスのリーダー・ベルナルドの妹。ふたりはダンスパーティで運命的に出会い、一瞬で惹かれ合うが、「ひとつになれない世界に愛し合える場所はあるのか?」という切実な想いが綴られ、異なる立場にいる者同士の切ない恋模様が描かれている。また「禁断の愛 Ver」で描かれているのは、パーティで衝撃的な出会いをした後に偶然再会し、お互いの愛情を確かめ合うふたり。トニーがマリアに街から一緒に逃げようと告白しているように、お互いが愛し合える場所を必死に探し出そうとする様子が伝わってくるだろう。『ウエスト・サイド・ストーリー』2022年2月11日(祝・金)公開
2021年12月03日スティーヴン・スピルバーグによる映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2022年2月11日(祝・金)に公開となる。この度、アメリカでの公開を目前に控えた現地時間 11月29日(日本時間:11月30日)、ニューヨーク・ウエストサイドにてワールドプレミアが開催された。本プレミアには、これまでハリウッドで歴史を作り続けてきたスティーヴン・スピルバーグ監督をはじめ、主人公トニーを演じた『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートや、約3万人が参加したオーディションで見事マリアに抜擢されたレイチェル・ゼグラーが参加。さらに61年版『ウエスト・サイド・物語』でアニータを演じ、アカデミー賞助演女優賞に輝いたリタ・モレノなど、超豪華キャストとスタッフ陣が集結する貴重な場に。さらに11月26日に逝去したミュージカル界の巨匠スティーブン・ソンドハイムに哀悼の意を表する会ともなった。ソンドハイムは1957 年に初演を迎えたミュージカル「ウエスト・サイド物語」で作詞を務め、60 年以上経た本作の音楽面でも欠かせない存在であった。ソンドハイムは完成した『ウエスト・サイド・ストーリー』を既に鑑賞しており、「素晴らしい作品でした。本当に幸せな時間を過ごせますので是非皆様劇場に足を運んでください。全体に輝きとエネルギーがあり、新鮮に感じられます。スティーブン・スピルバーグ監督と脚本を担当したトニー・クシュナーは本当に作品を完璧に仕上げてくれました」と本作への言葉を残している。スピルバーグ監督は、この訃報に対し「ソンドハイムは、アメリカで最も偉大なソングライターのひとりであり、天才的な作詞家・作曲家であり、これまでも最も輝かしいミュージカルドラマをいくつも生み出した、アメリカ文化における偉大な人物です。彼がいなくなるのはとても寂しいですが、彼は私たちに、愛することがどれほど偉大で必要なことなのかを教えてくれる作品群を残してくれましたし、これからも教えてくれるでしょう」とコメント。劇中で夢や成功を求め若者たちが縄張り争いを繰り広げた、まさに『ウエスト・サイド・ストーリー』の聖地で開催されたワールドプレミア。ウエスト・サイドの街並みをイメージしたレンガ調の壁と、劇中でトニーとマリアが名曲「Tonight」を披露する非常階段が設置され、本作の世界観が演出された会場に豪華キャスト&スタッフが続々とレッドカーペットに集結する。本作を自身の手で映画化することを願ってきたスピルバーグ監督は「これは僕が生涯ずっとやりたいことだったんだ。何十年間にも渡って、人々が愛し続けてきたこの楽曲を、僕たちの映画でも気に入ってくれるといいなと願っているよ」と熱い想いを語った。トニー役のアンセルは本作の見どころについて「『Tonight』を歌うところさ。あのシーンが僕は大好きなんだ。レイチェルの歌声は本当に信じられないほど素晴らしい」と語り、レイチェルを絶賛。さらに日本が大好きだということで「アンセル・エルゴートです。トニー役です。『ウエスト・サイド・ストーリー』間もなく公開されます。ぜひ観てください!」と滑らかな日本語でファンに呼びかける。そしてマリア役のレイチェルはゴージャスなベージュのドレス姿で登場し、「ミュージカルは私にとって重要なの。スティーブン・ソンドハイムがミュージカルの素晴らしさを教えてくれました」と、ソンドハイムとの思い出を語った。また61年版『ウエスト・サイド物語』にも出演し、本作ではバレンティーナ役で舞い戻ってきたリタ・モレノ、プエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーを演じたベルナルド役のデヴィット・アルヴァレス、ベルナルドの恋人アニータ役のアリアナ・デボーズ、ポーランド系移民の「ジェッツ」のリーダーとなるリフ役のマイク・ファイストなど豪華キャスト陣が登場し、聖地ニューヨークで「伝説のミュージカル」にふさわしい大盛況のプレミアイベントとなった。<ジャスティン・ペック(振付師)・スティーブン・ソンドハイム追悼コメント>この作品はソンドハイム氏の初期の大きな作品のひとつで、その当時まだお若かった彼がその才能を注ぎ込んだ作品です。彼はこの「ウエスト・サイド・ストーリー」の制作過程にも非常に献身的で、しばしばセットを訪れたり、リハーサルを見に来たりしていました。この作品の元々の創作活動の過程や内容そのものに関して、私たちに多くのことを語ってくれました。ソンドハイム氏は、物語の語り方や演出の方向性、そしてトニー・クシュナーが書いた素晴らしい脚本も指示してくれていました。そして彼から私が受け取った最後のメッセージは、私が受け取った数か月前の彼からの電子メールなのですが、そこには彼がどれほどこの映画に対して胸を躍らせているかが書かれていました。この作品をすごく誇りに思っているとも。そしてオリジナルの時にともにこの物語で仕事をした作曲家の方々を代表して、彼らも同じ思いでいるにちがいない、と仰ってくれて。そのメールを受け取ったこと自体が、私にとっては感動的な出来事でした。聞きたかったのは、まさにこの言葉だったんだって、このことが聞けて本当に良かった、と私は感じました。あのスティーブン・ソンドハイム氏ですよ。でも、その彼が亡くなったタイミングということが、とても深く、重大で、深く喪に服すことも大事なのですが、同時に私たちに、芸術の力を示してくれていることを思い出させてくれました。芸術というものが、ある個人の人生を超えて、大きく鳴り響くものなのだということを思い出させてくれていると思います。スティーブン・ソンドハイム氏の作品が、これからも長く、長く生き続けるのだ、ということ。これから来る年月をどこまでも、どこまでも生き続ける。そういう作品を彼がこの世に残したことがとても美しいことで、皆のインスピレーションとなり、興味を掻き立ててくれることであり、私たちに人間性を理解することを促してくれて、前に進むことを促してくれていると思います。『ウエスト・サイド・ストーリー』2022年2月11日(祝・金)公開
2021年11月30日『E.T.』や『ジュラシック・パーク』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズなど、数々の不朽の名作を手掛けてきたスティーヴン・スピルバーグ監督の念願の映画化となった『ウエスト・サイド・ストーリー』が、12月10日(金)より公開。「子どもの頃に観て完全に夢中になった」と感銘を受けたミュージカルを、数十年の時を経ていま映画化を実現させたスピルバーグ監督が作品に込めた思いを語った。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”をテーマに、「Tonight(トゥナイト)」や「Somewhere(サムウェア)」など数々の名曲と共に紡がれた本作。スピルバーグ監督は「子どもだった私はウエスト・サイド・ストーリーを観て完全に夢中になりました。“映画化したい”という思いをずっと抱いてきて、やっと取り組むことができたんです」と、ついに夢を叶えたことを明かす。幼いころからの夢を映画化するまで、50年におよぶ監督経験を経てきたスピルバーグだが、いま、本作を映画化する理由について「映画館では、人生の大切な人と一緒に映画を見るだけでなく、見知らぬ人と一緒に映画を見ますよね。映画は私たちを笑わせたり、泣かせたり、応援したり、熟考させたりと様々な気持ちを引き出しますが、見終わった後は同じ空間の中で思い出を共有した人たちと団結した気分なるんです。それは、私たちが映画や演劇、コンサートで演技を見に行くときに経験する魔法ですよ」と、ここ数年の間で気持ちが落ちてしまったからこそ、ミュージカル映画の魔法にかかり、周りの人と思い出を共有してほしいと話した。スピルバーグ監督を夢中にさせた本作では、“決して愛し合ってはいけない男女の切ないラブストーリー”が描かれている。ある日の夜、ダンスホールで運命的な出会いを果たし惹かれ合ったトニーとマリアがいつか結ばれることを夢見ながらもお互いの立場争いは激しくなるばかり。劇中で響き渡る楽曲に2人の溢れ出す想いが綴られていくが…。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月31日スティーブン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が12月10日(金)に公開される。この度、本作より新映像が解禁となった。世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。物語の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。今回解禁された新映像は、華やかなダンスシーンが中心となっている。始まりは、ダンスホールでの情熱的な場面。プエルトリコ系移民「シャークス」のリーダー・ベルナルドの恋人であるアニータの掛け声を合図に、ラテン系の陽気な音楽が軽快に流れ出し、ダンスホールは熱狂に包まれる。そんな中、運命的な出会いを果たしたトニーとマリア。周囲の反対をよそに惹かれ合っていくふたりが、非常階段で手を取り合う様子も描かれている。特に印象的なのは、終盤でアニータやベルナルドを中心とした「シャークス」のメンバーたちがウエスト・サイドの街へと飛び出し、エネルギッシュにダンスを踊るミュージカルシーンだ。これまで数々の名作で人々を魅了してきた巨匠スピルバーグ監督の手腕が光る、圧巻の映像となっている。美しい映像とともに紡がれる新たな『ウエスト・サイド・ストーリー』への期待が止まらない。物語の舞台であり象徴「アメリカ」を歌い上げた楽曲『America(アメリカ)』や『ウエスト・サイド・ストーリー』と言えば、レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)の最強タッグが手掛けた、作品を彩る名曲の数々。これまで解禁されてきた映像では『Somewhere(サムウェア)』や『Tonight(トゥナイト)』の一部を聴くことができたが、雰囲気ががらりと変わった新映像では、アップテンポなダンスナンバー『Mambo(マンボ)』と『America(アメリカ)』が初解禁されている。躍動感たっぷりのダンスシーンとともに流れる新生『America』は、プエルトリコ系移民の「シャークス」のメンバーが、異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえる楽曲だ。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマを持つ本作の、華やかな一面を歌い上げている印象的なナンバーと言えるだろう。幼い頃から本作の映画化を夢見ていたスピルバーグ監督が「私はクラシック音楽に囲まれて育ち『ウエスト・サイド・ストーリー』は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と明かすように、巨匠監督をも虜にした楽曲のひとつとして長年愛され続けてきた『America』。思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディーがより、まだお披露目されていない名曲への期待感を高めてくれるはずだ。映画『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日(金)公開
2021年09月29日スティーブン・スピルバーグ監督自身キャリア初のミュージカル作品『ウエスト・サイド・ストーリー』より、名曲「Tonight」(トゥナイト)から幕を開ける本予告映像が公開された。今回の映像は、マリアが名曲「Tonight」を歌唱するシーンからスタート。楽曲は、“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?”というメッセージが込められており、禁断のラブストーリーの始まりを予感させる。一方で映像は、トニーとマリアがダンスホールで運命的な出会いを果たす。しかし、対立グループ同士の恋は許されず、マリアは兄から「奴には会うな」と釘をさされ、トニーは仲間からシャークスとの戦争への協力を頼まれてしまう。恋に落ちる2人を引き裂くように、激しく対立する様子や決闘シーンが映し出されると共に、華やかでエネルギッシュなダンスシーンも確認することができる。『ウエスト・サイド・ストーリー』予告映像また映像と併せて、トニーとマリアが手を取り合う影が印象的なUS版ポスタービジュアルも到着した。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年09月17日カオル(KAORU)のスティーブン アラン(Steven Alan)別注デザイン「紫陽花」ネックレス・ピアスが、全国のスティーブン アラン店舗に登場。“可憐に動く”「紫陽花」ネックレス&ピアスカオルのシグネチャージュエリー「紫陽花」シリーズから、スティーブン アラン別注デザインが限定でお目見え。紫陽花をモチーフにしたフェミニンなスタイルはそのままに、スティーブン アランのアパレルとの相性を考えて、スタイリッシュにアップデートした。毎日身につけられるシンプルな仕立てでありながら、こだわりは満載。花びらが2枚重なっていたり、指で触れると可憐に動いたり、すべて手作業で“磨き”を行っていたり…と細部にまでそのこだわりがつまっている。スティーブン アランでしかゲットできない“レアな”アイテムとなるので、気になる人は早めにチェックするのがおすすめだ。【詳細】カオル×スティーブン アラン「紫陽花」ネックレス・ピアス発売時期:2021年8月中旬~取り扱い店舗:全国のスティーブン アラン店舗および公式オンラインストア<アイテム例>・モチーフピアス 24,200円・モチーフスタッズピアス 16,500円・モチーフネックレス 23,100円
2021年08月26日