スティーヴン・スピルバーグ監督・製作、映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が、アンセル・エルゴート主演で公開。第94回アカデミー賞では、アリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得。第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門作品賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞した。『ウエスト・サイド・ストーリー』とは「ウエスト・サイド物語」は、1957年に誕生したオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル。1957年のニューヨークを舞台に、ジェットとシャークの敵対する2つの少年非行グループの闘争の中、若い男女が許されざる恋に落ちる様を描いた作品だ。1961年には「ウエスト・サイド物語」として映画化され、第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞した。そして、今日までミュージカル映画の名作として、時を越えた人気作品として語り継がれている。そんな名作が、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作で再びスクリーンに蘇る。第94回アカデミー賞主要7部門にノミネートスティーヴン・スピルバーグ監督・製作による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は、第94回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、助演女優賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、録音賞の主要7部門にノミネート。アリアナ・デボーズが、見事、助演女優賞に輝いた。そのほか、映画界の名立たる賞レースにも参戦しており、第79回度ゴールデングローブ賞では主要4部門にノミネート。ミュージカル・コメディ部門の作品賞、主演女優賞、助演女優賞(アリアナ・デボーズ)の3部門で受賞を果たした。主演に『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート主人公・トニー役(アンセル・エルゴート)ヨーロッパ系移民の若者たちによるチーム〈ジェッツ〉の元リーダー。現リーダーのリフに誘われたダンスパーティーで、マリアに一目ぼれをしてしまう。現在はバレンティーナの店で働いている。主演を務めるのは、『ベイビー・ドライバー』で一躍注目を浴びた若手実力派俳優アンセル・エルゴート。マリア役に新星レイチェル・ゼグラーマリア役(レイチェル・ゼグラー)プエルトリコ系移民〈シャークス〉のリーダー・ベルナルドの妹。ダンスパーティーでトニーと出会い惹かれ合っていく。一度決めたら揺らがない、芯の強い性格の持ち主。マリア役のレイチェル・ゼグラーは、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第79回ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門 主演女優賞を受賞。SNSで人気アーティストのカバー曲などを披露し、そのパワフルな歌声で注目を集め、公開オーディションで30,000人の中から大抜擢された新人が、見事受賞を果たした。ディズニーの実写版『白雪姫』のヒロインに起用されたことも話題。リフ役(マイク・ファイスト)〈ジェッツ〉の現リーダー。〈シャークス〉を敵視し、ベルナルドに決闘を挑む。ベルナルド役(デヴィッド・アルヴァレス)〈シャークス〉のリーダー。移民の中でもとりわけ差別を受けていると感じており、マリアの恋には猛反対している。『ビリー・エリオット』ビリー役でトニー賞受賞したデヴィッド・アルヴァレスが担当。アニータ役(アリアナ・デボーズ) - 第94回アカデミー賞、第79回ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞ベルナルドの彼女。マリアの恋に当初は反対するが、徐々に彼女の真っすぐな想いに共感していく。演じるのは、ブロードウェイミュージカルでトニー賞助演女優賞にノミネートされたリアナ・デボーズ。『ウエスト・サイド・ストーリー』では、第94回アカデミー賞、第79回ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞を獲得した。バレンティーナ役(リタ・モレノ)トニーが働く店の店主。お店は〈ジェッツ〉のたまり場になっているため、日頃から彼らに適切なアドバイスを贈る。前作でアニタ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノが担当。彼女は製作総指揮も務めている。珠玉のミュージカル・ナンバーに注目『ウエスト・サイド・ストーリー』を象徴する名曲にも注目。レナード・バーンスタインとスティーブン・ソンドハイムが生み出した「クール(Cool)」「サムウェア(Somewhere)」「アメリカ(America)」「マンボ(Mambo)」といった珠玉のミュージカル・ナンバーを、豪華キャストによるダイナミックなダンスと歌唱で楽しむことができる。中でも「アメリカ(America)」は、プエルトリコ系移民のシャークスのメンバーが、異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえた名曲。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマを持つ『ウエスト・サイド・ストーリー』の華やかな一面を歌い上げているナンバーだ。“幼い頃から映画化を夢見ていた”スティーブン・スピルバーグの集大成幼い頃から『ウエスト・サイド・ストーリー』の映画化を夢見ていたと話す監督・製作のスティーヴン・スピルバーグ。「私はクラシック音楽に囲まれて育ち、“ウエスト・サイド・ストーリー”は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と幼き日のエピソードを語っている。また、人気シリーズ作品からオスカー受賞作品まで、多岐にわたるジャンルを撮り続けてきたスピルバーグが「(本作は)私のキャリアの集大成」と自信をにじませた。豪華制作陣が集結スティーヴン・スピルバーグのほか、制作陣には強力メンバーが勢揃い。脚本は、『ミュンヘン』『リンカーン』を手掛けたトニー・クシュナー。振り付けは、トニー賞振付賞受賞のジャスティン・ペック。そして、音楽総指揮は『アラジン』『美女と野獣』『シカゴ』のマット・サリバンが担当する。さらに、前述のリタ・モレノとともに製作を担当するメンバーとして、トニー賞受賞のケビン・マコラムと、スピルバーグ監督作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『レディ・プレイヤーズ1』にも関わっているクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。【詳細】映画『ウエスト・サイド・ストーリー』公開日:2022年2月11日(金・祝)提供:West Side StoryTwentieth Century Fox原題:West Side Story監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー製作:ケビン・マコラム、クリスティ・マコスコ・クリーガー、リタ・モレノ出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレス、コリー・ストールなど製作:20世紀フォックス映画配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンオリジナル・サウンドトラック:ハリウッド・レコード<映画『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ>物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功、そして自由を求める多くの移民たちがいた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダーのトニーは、対立するシャークスのリーダーの妹マリアと出会い、一瞬で惹かれあう。ふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。
2019年06月21日スティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド物語』の場面写真が公開された。ジェット団とシャーク団が左右に分かれてにらみ合う中、真ん中にアンセル・エルゴート&レイチェル・ゼグラー演じるトニー&マリアが手をつなぎ、見つめ合っている。今作は、1957年初演のブロードウェイ・ミュージカル、1961年に公開された映画『ウエスト・サイド物語』のリメイクで、スピルバーグ監督が2014年から興味を示していた作品。オリジナル版でアニタ役を演じたリタ・モレノが、58年の時を経て再出演することも話題となっている。リタが演じるのは、ヴァレンティナという、トニーが働いている店の店主。オリジナル版ではドク役に当たる。リタは製作総指揮として、スピルバーグ監督はプロデューサーとしても名を連ねている。振付はトニー賞の受賞歴があるジャスティン・ペック、脚本はトニー賞、ピューリッツァー賞戯曲部門の受賞歴があるトニー・クシュナー。全米公開は2020年12月18日に予定されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド物語 1961年12月より公開© 1961 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2019年06月18日『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート主演最新作『ジョナサン-ふたつの顔の男-』。2018年のトライベッカ映画祭で上映されると、その知的で刺激的なストーリーとともに絶賛の声が相次いだのが、ふたつの人格をもつ男を演じ分けたアンセルの高い演技力だ。ハリウッドがほっとかない次世代スター俳優の活躍ぶりに迫った。『きっと、星のせいじゃない。』(’15)では骨肉腫で足を失いながらも、共に病と闘う少女を支え続ける心優しい青年、『ベイビー・ドライバー』(’17)では過去の事故によって耳鳴りに悩まされながらも、お気に入りの音楽を聴くことで驚異的なドライビングテクニックを発揮する犯罪組織の逃がし屋、『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』(’18)では野心溢れる金融の専門家など様々な役を演じてきたアンセル。スティーブン・スピルバーグ監督のリメイク版『ウエスト・サイド物語』の主人公・トニー役にも決定しており、いまハリウッドで最もホットな若手俳優のひとりだ。さらに俳優以外でも、「プラダ」の男性用フレグランス「プラダ オム(L’Homme Prada)」のキャンペーンモデルや、“アンソロ”というDJネームを持ちテクノ・ミュージック・プロデューサーとしても活躍、アメリカの音楽シーンを賑わせている。そんなアンセルが今回演じるのは、朝7時には必ず起き、毎朝のマラソンは欠かさず、バランスのとれた食事を毎日用意する几帳面で内向的なジョナサン、そして友達とバスケを楽しみ、行きつけのバーで遊ぶ、自由奔放で天真爛漫な夜行性のジョンという一人二役。今回は、ひとつの身体にふたつの人格をもつという複雑なキャラクターを繊細かつ巧みに演じるアンセルに、翻弄されてしまうこと間違いなし!の劇中画像も到着。クールな表情で何かを見つめる姿や、勤勉に働く様子をみせたかと思えば、やんちゃな笑顔をこちらに向け、ソファでリラックスする姿、半裸でよだれを垂らしながら(?)スヤスヤと眠る愛らしい表情など、様々なアンセルの姿が写し出されている。1本の映画で、ここまで異なるアンセルが見られるのも本作ならではといえそうだ。『ジョナサン-ふたつの顔の男-』は6月21日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョナサン-ふたつの顔の男- 2019年6月21日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2018 Jonathan Productions, Inc. All Rights Reserved
2019年06月03日2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディが、“スペインで最も有名なカップル”ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを迎えた最新作『誰もがそれを知っている』。6月~7月は本作の“頼りになる男前な兄貴系”ハビエル以外にも、ミステリアスな色気漂うラテン系、絶対に怒らせてはいけないキレる親父、実在した紳士な強盗…といった様々なタイプのイケオジ俳優が出演する映画が目白押しだ。その結末に誰もが息をのむ、極上のヒューマン・サスペンス『誰もがそれを知っている』(6月1日公開)男前な兄貴系ハビエル・バルデム/パコ役実生活ではスペインの至宝ペネロペ・クルスと2010年に結婚、これまで6作品で共演し、本作で“夫婦共演”は3作目となるハビエル。ペネロペ演じるラウラの娘イレーネが誘拐されたとき、ラウラの心に寄り添い、身代金要求の時間稼ぎに奔走するなど、頼りになる男前な一面を見せる。今回は筋肉質のボディにワイルドな表情を浮かべ、壁ドンを想起させるようなショットが解禁!1969年、スペイン、カナリア諸島のラスパルマス出身。ビガス・ルナ監督作『ルルの時代』(’90)で映画デビュー、母国スペインのみならず国際的にも活躍。英語作品に初主演した『夜になるまえに』(’00)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍世界にその名を轟かせる。そして、コーエン兄弟監督『ノーカントリー』(’07)では冷酷な殺し屋を演じ、スペイン人俳優として初となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞に輝く。近年では『007 スカイフォール』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でも悪役を怪演、独特の存在感を放つ。ミステリアスな色気漂うリカルド・ダリン/アレハンドロ役信心深いラウラの夫、アレハンドロ役を熱演するリカルド・ダリン。かつては実業家で、妻の出身の村にも多額の寄付をするなど裕福だった。娘の誘拐事件を聞き、アルゼンチンからスペインへと駆け付けるが、娘を誘拐した犯人では? と周囲から疑われてしまう場面も…。今回解禁された場面写真では、優しい眼差しでミステリアスな色気漂う微笑みを浮かべている姿が。1957年、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。アルゼンチンで最も有名な演技派俳優のひとり。子役としてキャリアを重ね、10歳で俳優として本格的にデビュー。アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内で週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』(’09)に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の賞にノミネートされる。また、ビル爆破解体職人を演じたオムニバス映画『人生スイッチ』(’14)もアルゼンチンで大ヒットし、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている。父の復讐に2つのマフィアが巻き込まれ、気づけばクセモノだらけ!?『スノー・ロワイヤル』(6月7日公開)怒らせちゃいけないキレる親父リーアム・ニーソン/ネルズ・コックスマン役同作では模範市民賞を受賞するほど、市民に貢献する除雪作業員ネルズ・コックスマン役を演じるリーアム・ニーソン。だが、ひとり息子が地元の麻薬組織に殺されたことで、除雪キャリアで身に付けた土地勘や体力、そして除雪車で敵を始末していくが、その復讐が思わぬ方向へと向かっていき…。1952年生まれ、北アイルランド出身。舞台俳優としてキャリアをスタートさせた後、『エクスカリバー』(’81)で映画デビュー。スティーブン・スピルバーグ監督『シンドラーのリスト』(’93)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『マイケル・コリンズ』(’96)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、演技派俳優として台頭すると、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(’99)、『バットマン ビギンズ』(’05)などの超大作に出演して地位を確立する。近年は『96時間』シリーズや『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』といったアクション映画への出演が多く、新たなファンを獲得。そのほか『愛についてのキンゼイ・レポート』(’04)、『特攻野郎Aチーム』(’10)、『バトルシップ』(’12)、『沈黙-サイレンス-』(’16)、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(’19)など多数。誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士な銀行強盗『さらば愛しきアウトロー』(7月12日公開)実在した紳士強盗ロバート・レッドフォード/フォレスト・タッカー役名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作として演じたのは、数々の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在したアウトロー、フォレスト・タッカー。ポケットに入れた拳銃はチラリと見せるだけ、誰ひとり傷つけることなく華麗な手口で銀行を襲う紳士的な姿は、盗まれた銀行員でさえも魅了されるほど!1936年、米カリフォルニア州生まれ。『明日に向って撃て!』(’69)、『スティング』(’73)でキャリアを邁進し、『大いなる勇者』『華麗なるギャツビー』『ナチュラル』『愛と哀しみの果て』『スパイ・ゲーム』、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』、さらに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『ニュースの真相』など数々の名作に出演。『普通の人々』(’80)では監督業に進出し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞する。1981年にはサンダンス・インスティテュートを設立し、新進の脚本家や監督の支援と開拓、「サンダンス映画祭」の主催を行う。その功績を讃えられ、全米映画俳優組合賞生涯功労賞、アカデミー名誉賞を受賞。2016年には、当時のオバマ大統領より大統領自由勲章を授与され、2019年にはセザール賞名誉賞を授与されている。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年06月01日お笑いコンビ・とろサーモンが19日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」(18日~21日)で行われた映画『レディ・プレイヤー1』の上映イベントに登場した。同イベントには、本作に出演した俳優の森崎ウィン、映画評論家の有村昆、竹若元博(バッファロー吾郎)、福島善成(ガリットチュウ)も参加。コメンタリーしながら観客とともに鑑賞した。上映後、スティーブン・スピルバーグ監督に扮した福島は「2をやろうと思っている。ウィンくん、あと、ひょっこりはん、ジョイマン…」と、驚きのキャストによる続編の構想を語って笑いを誘い、森崎は「やっぱりいい映画ですね。またハリウッド行きたいなって思いました」とコメント。名ゼリフ「俺はガンダムで行く!」も披露して観客を喜ばせた。村田秀亮も「むちゃくちゃ面白かった。子供の頃に好きだったキャラクターが出てくるので集中して見てしまう」と絶賛。だが、「途中からスーパー銭湯のリラックスルームのおっさんのイビキみたいのが隣から聞こえてきた」と暴露し、相方の久保田かずのぶが「どうしたどうした? 何が?」ととぼけると、「お前や!」と蹴りでツッコんだ。久保田は「劇場の音です」「入り込みすぎて。中に入って戦っていた」などと言い訳を連発。さらに「悲しい見方してますね。そんなこと言うとこういう仕事来ないですよ」とつぶやくと、村田が再び「お前や!」とツッコミを入れ、2人のやりとりに会場から笑いが起こった。『レディ・プレイヤー1』は、夢が叶うVRワールド“オアシス”を舞台に、天才創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と、56兆円の莫大な財産をめぐる争奪戦を描いた物語。ガンダムやハローキティなど、日本を代表するポップカルチャーをはじめ、世界中の有名キャラクターや乗り物も登場する。
2019年04月20日25日(現地時間)、「アップル」がプレスイベントを開催し、定額制の動画配信サービス「Apple TV+」を発表した。スティーヴン・スピルバーグ監督や俳優のリース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン、人気司会者のオプラ・ウィンフリーなどを起用した、「広告なし」のオリジナルコンテンツを配信する。今秋、100以上の国でサービスを開始するという。イベントでは前述のセレブたちがそれぞれの作品のプレゼンテーションを行った。スピルバーグ監督は、製作総指揮として自身のオムニバス・ドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」をリバイバルすることを発表。会場を大いに沸かせた。しかし、インターネット上には「複雑」な感想があふれた。スピルバーグ監督は以前から「ストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーを受賞するにふさわしくない。エミー賞の対象である」という意見を主張していたが、今年のオスカーで「Netflix」オリジナル作品『ROMA/ローマ』が監督賞などを受賞。これを受け、スピルバーグ監督は今後、「Netflix」などのオリジナル作品をオスカーの受賞候補にしないための働きかけを行っているとつい最近報じられたばかりだった。そのため、「Netflix論争を起こしたスピルバーグが、Apple TV+の宣伝? なるほどね」と矛盾の指摘や、「もし、またはいつかスピルバーグがApple TV+のために映画を作るとしたら、その作品でオスカーは欲しくないってこと?」という皮肉のきいたコメントが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年03月26日「アカデミーは、Netflixなどの配信サービスで放映される映画をアカデミー賞の対象から外すべきである」。こう言い放ったのは、ハリウッド映画界の大御所スティーブン・スピルバーグ監督。このひと言をきっかけに、現在ハリウッド界隈ではアカデミー賞の総本山である映画芸術科学アカデミー(略称:AMPAS)を間に挟みスピルバーグ派とNetflix派に分かれてヒートアップした論争が続いている。子どもの頃からスピルバーグ監督を崇拝してきた映画ファンは少なくない。かくいう筆者もそのひとりである。しかし、今回スピルバーグ監督のコメントを聞いたとき、ン十年にわたる敬意が冷めていくのを感じた。現場で映画を作っているインディーズのフィルムメーカーのひとりとして、スピルバーグのひと言は現実との接点を失い新しい流れを受け入れられなくなった頑固オヤジのように聞こえたからだ。スピルバーグは少年時代に8ミリカメラで撮った短編映画がユニバーサルの責任者の目に留まり、20歳という若さでユニバーサル・ピクチャーズのお抱え監督として長期契約をするという、ある意味で神童的存在だった。筆者のような一介のフィルムメーカーのように資金をかき集めて短編映画を製作して数年かかって配給会社のおめがねに叶ってTV放映にこぎつける…、などという道は歩んでいないわけだ。Netflixの賢さスピルバーグのように少年時代に映画スタジオに認められて、セレブ監督の道を歩み始める人はほとんどいない。一介のフィルムメーカーたちは、苦労してお金をかき集めて映画を作り映画祭の応募に大枚をはたく。ほとんどのインディーズ作品は映画館で上映する資金がないから作品は劇場で陽の目を見ることもなく直行でDVD行きになったり、下手をするとYouTubeどまりなどということもしょっちゅうである。だがNetflixのような配信サービスが出てきて、近年においては作品の水準も劇場用映画も顔負けに上がり、エミー賞はもとよりゴールデン・グローブの映画賞なども受賞するようになった。今年は、Netflixオリジナル作品『ROMA/ローマ』が様々な著名映画賞を受賞。作品賞は逃したもののアカデミー外国語映画賞に輝くなど、配信サービスが後ろ盾になった作品の質は向上の一途である。映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の候補になるべくNetflixが打ち出した作戦は非常に賢い。アカデミーが掲げるルールのひとつである「ロサンゼルス郡の映画館で連続7日間の興行を行うこと」という箇所にのっとり、アカデミー賞前に劇場公開はするがその日数を必要最小限に抑えているということだ。『ROMA』のときもそうだったがアカデミーの規則に則り、ロサンゼルスでの最低7日間公開をまっとうしたら即オンラインでの配信に切り替えるのである。これで映画上映にかかる膨大な費用を最小限に抑えることができる。現実に取り残されていくエリート映画人!?Netflixの存在は、劇場主たちにとっては目の上のタンコブなのはよく分かる。だがなぜスピルバーグ監督のような人がNetflix作品をアカデミー賞対象外にしようなどと言いだすのだろうか。自分はすでに確立されてハリウッドの大御所になっているのだから、新しいフィルムメーカーのヘルプとなるNetflixを応援してもいいはずなのに、配信サービスの作品は劇場公開日数が少ないからオスカー像をもらえる価値がないとでもいうのだろうか。スピルバーグのようなエリートは、劇場公開にかかる費用がどれほどインディーズのフィルムメーカーたちを圧迫しているかというのを知らない。彼の劇場用映画優越論を聞いていると、一般フィルムメーカーとは分かり合えない存在になってしまったようで、彼の作品を観ながら映画界を目指してきた者としては悲しくなってくる。ここ数年、映画鑑賞の方法が大きく変わり映画館だけが鑑賞の場ではなくなってきている。これからも配信サービスで映画を観る人たちはどんどん増えていくだろう。「映画館で上映される作品こそが本当の映画で、それ以外はアカデミー賞の対象外であるべきだ!」などと言って、変な優越主義に固執している人たちのメンタリティは、社会階級での差別や果ては人種の差別を歌っている人たちのメンタリティと紙一重だと思うのだ。配信サービス・オリジナル作品だろうが劇場用作品だろうが、いいものはいいのであって差別する必要など全くないのである。(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年03月25日第91回アカデミー賞授賞式が2月25日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催され、『グリーンブック』が作品賞をはじめ、3部門を受賞。Netflixが配信する『ROMA/ローマ』は作品賞こそ逃したものの、監督賞、外国語映画賞、撮影賞の3冠に輝いた。異質な存在だった『ROMA/ローマ』アカデミー賞=仲間同士をたたえ合うハリウッドの祭典だという観点では『ROMA/ローマ』は異質な存在だったといえる。メキシコで撮影されたモノクロ作品は、演技経験ゼロの女優が主演を務め、言語はスペイン語と先住民が使うミシュテカ語。何より、ストリーミング配信大手の「Netflix(ネットフリックス)」が配給を手掛け、劇場公開が非常に限定的だったからだ。「ストリーミングサービスのオリジナル映画は、オスカー受賞に値しない」と持論を展開しているのは、かのスティーブン・スピルバーグ監督。確かに、劇場で観客が一体となって楽しんでこそ映画だという考えに、異論を唱えるファンはいないはずだ。昨年の授賞式では、司会者のジミー・キンメルをはじめ、多くの候補者たちが、会場に隣接する映画館にサプライズで“乱入”する楽しい演出もあった。映画館、そして映画ファンに感謝を示すためだ。「世界をひとつの大劇場に」Netflixの野望一方、Netflixはストリーミング配信を通して、国境を超えて、加入者が同じ作品を楽しみ、世界をひとつの大劇場にしようと試みている。もちろん、鑑賞のタイミングや視聴環境は、人それぞれ異なるわけだが、作品を観た人たちの声が、SNSなどで共有されることで、意見や感想、興奮や感動が大きく増幅されれば、映画の新たな価値が生まれるかもしれない(視聴時間やエリアに制限があるテレビ映画との大きな違いだ)。また、より多くの優良コンテンツを求めるNetflixとしても、グローバルな市場を通じて、世界各地に散らばる才能にダイレクトにアプローチし、出資などのチャンスを与えられるというメリットがある(だからこそ、Netflixはアカデミー賞にこだわるのだ)。若いクリエーターがいきなり、世界を相手に勝負できるのもNetflixの強みだ。今年の短編ドキュメンタリー賞を獲得した『ピリオド/羽ばたく女性たち』もNetflix作品である。“垣根”を取り払おうと努めるアカデミー賞興味深いのはNetflix作品に対して、あからさまな拒否反応を見せるカンヌ国際映画祭などとは違い、アカデミー賞がすんなり『ROMA/ローマ』を作品賞候補にした寛容さだ。もちろん、第75回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞に輝き、前哨戦である第76回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞と監督賞を受賞した実績から考えれば、評価されて当然だが、「そしたら、配信映画部門、作ろうぜ」とならないことを不思議に思う人もあるかもしれない。いま、アカデミー賞は多様性が進む時代に追いつくため、様々な“垣根”を取り払おうと努めている段階だ。作品賞候補となった8本からも、それは明らかで、10年前、いや5年前では考えられないラインアップになっている。監督賞候補も、出身や人種はかなりバラバラ。また、例年以上に、多くの女性がオスカー像を手にしたのも今年の特徴だ。そうした変化の一環として、Netflixをはじめとする配信映画も、ことさら特別視しないというのが、いまのアカデミー賞の考え方なのだろう。それが正しいことなのか、そうでないのかは分からない。それでも、オスカーに吹き荒れた『ROMA/ローマ』旋風は、アカデミー賞が、いまも変わり続けている象徴であることに間違いはない。(text:Ryo Uchida)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングNetflixオリジナル映画「ROMA/ローマ」 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始
2019年02月25日『映画 ひつじのショーン』シリーズ第2弾となる『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』が、2019年12月13日(金)より全国の劇場で公開される。『映画 ひつじのショーン』長編映画シリーズ第2弾人気クレイ・アニメーション「ひつじのショーン」は、アカデミー賞を多数受賞している英国アードマン・アニメーションズの『ウォレスとグルミット』シリーズの第3作目『ウォレストとグルミット、危機一髪!』に登場するショーンを主人公にしたスピンオフ作品だ。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメがシリーズ化し、2015年にシリーズ初の長編映画『映画ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』が公開。全世界で1億600万ドルもの興行収入を記録したほか、第88回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされるなど、大きな話題を呼んだ。ショーンの新たな冒険の舞台は、壮大なSF世界そんな「ひつじのショーン」の長編映画シリーズ第2弾となる本作『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』は、アードマン・アニメーションズにとって初のSF劇場作品。前作で新たな映画スターに仲間入りしたショーンが、スティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』をはじめとする様々なSF作品へのオマージュが散りばめられた、壮大で無謀な冒険にチャレンジする。あらすじイギリスの片田舎、ショーンと仲間たちがのんびり暮らす牧場に突如UFOがやってきた。街はたちまちUFOフィーバーに沸き、牧場主も宇宙をテーマにしたアミューズメントパーク“FARMAGEDDON”を作り一儲けをたくらんでいた。UFOに乗っていた宇宙人は、物を浮遊させる超能力を持つ、いたずら好きなルーラという名前の女の子。ひょんなことからショーンの牧場に迷い込んだルーラはショーンと出会いすぐに仲良しになるが、彼女を家に帰してあげようと奮闘するショーンたちに、思いもよらぬハプニングが次々と起こっていく…。作品情報映画『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』公開時期:2019年12月13日(金)監督:リチャード・フェラン、ウィル・ベッカー脚本:ジョン・ブラウン、マーク・バートン(『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』、『マダガスカル』)プロデューサー:ポール・キューリー製作総指揮:マーク・バートン、リチャード・スターザック、ピーター・ロード、ニック・パーク、デヴィッド・スプロクストン製作:アードマン・アニメーションズ(イギリス)、スタジオ・カナル(フランス)原題:A Shaun the Sheep MOVIE: FARMAGEDDON©2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved.
2018年12月14日グラニフ(graniph)は、SFファンタジーコメディ『グレムリン』とコラボレーションしたユニセックスウェアやキッズウェアを、2018年10月16日(火)に発売。監督ジョー・ダンテ、制作スティーブン・スピルバーグによる映画『グレムリン』は、愛らしくいたずら好きの不思議な生き物モグワイが巻き起こす大騒動を描いた物語。チャーミングなキャラクター「ギズモ」や、やんちゃな「ストライプ」をポップにプリントした、Tシャツやパーカーを展開する。ポスタープリントから、イラストで「ギズモ」を表現したモデルまで、Tシャツは5種類のラインナップを揃える。また、ロングスカートシャツや、スカートにはグラフィカルなコラージュをプリントし、アーティスティックな表情に仕上げている。その他、リアルな「ギズモ」の表情がインパクト大な、レディースの長袖シャツワンピースや、ドットと「ギズモ」を組み合わせたポップなカーディガン、ボーダーの生地に写真をプリントした長袖Tシャツなど、多彩なラインナップを揃える。【詳細】グラニフ×『グレムリン』発売日:2018年10月16日(火)取扱場所:全国グラニフ■アイテム例・Tシャツ 5種類(サイズ:男女兼用 SS / S / M / L )1枚 2,500円+税、2枚 4,000円+税※オンラインストアは、1枚 2,000円+税(5,000円未満の会計は送料負担のため)。・ロングスリーブTシャツ 2種類(サイズ:男女兼用 SS / S / M / L ) 3,200円+税・ロングスリーブパーカー 2種類(サイズ:男女兼用 SS / S / M / L ) 4,980円+税・ロングスリーブシャツ 1種類(サイズ:男女兼用 SS / S / M / L ) 6,500円+税
2018年10月19日女優のグウィネス・パルトロウ(46)が米国時間29日、婚約者のブラッド・ファルチャック(47)とハンプトンズで結婚式を挙げた。PEOPLE誌など複数の海外メディアが報じている。ファルチャックは人気ドラマ『glee/グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』のプロデューサー。2015年に交際を公表し、今年1月に婚約を発表していた。結婚式は、家族とごく親しい友人のみを招いた小規模なものだったが、ゲストはスティーブン・スピルバーグ、キャメロン・ディアス、ロバート・ダウニーJr.といったそうそうたる顔ぶれ。さらに、前日に行われたリハーサル・ディナーの司会は大物コメディアンのジェリー・サインフィルドが務めたという。式は報道陣を一切シャットアウトして行われたため様子を知ることは叶わないが、パルトロウの母親はPEOPLE誌に「とてもゴージャスだったわ。今まで見た中で最高に美しい結婚式でしたよ」と嬉しそうに語ったとか。式の翌日、パルトロウは夫の手の上に自分の手を重ねた写真をInstagramでシェア。2人の薬指にはシンプルなゴールドの結婚指輪が輝いていた。
2018年10月01日10月12日公開の映画『ルイスと不思議の時計』の日本語吹替版完成会見が24日、都内で行われ、佐藤二朗、宮沢りえ、松本梨香、矢島晶子、本名陽子が出席した。スティーブン・スピルバーグが設立した映像制作会社・アンブリン・エンターテインメント制作に参加した本作は、"ハリー・ ポッターの原点"ともいわれるジョン・ベレアーズのファンタジー小説『壁のなかの時計』を映画化。両親を亡くした少年のルイスが、ポンコツ魔法使いの叔父ジョナサンや魔女のツィマーマンと知り合い、3人で力を合わせて世界を破滅に導く時計を見つけようと奮闘する、というストーリーとなっている。ジャック・ブラックが演じるジョナサンの日本語吹替を担当した佐藤は「ジャック・ブラックさんはすごく大好きな俳優さんなんです。その日本語吹替を担当することになってすごく光栄でしたし、楽しくやりました」と満足げで、会見中にジャック・ブラックからのビデオレターでメッセージをもらい、「さすがにうれしいですね。他人とは思えないですよ」と笑顔を見せた。宮沢はケイト・ブランシェットが演じた魔女・ツィマーマンの吹替を担当。「ケイト・ブランシェットさんとは骨格が違うんだなと感じました。やっぱり英語の発音と日本語の違いで、深い声はどうやっても日本語では出せないと思いまた」とハードルの高さを実感したそうだが、この日披露されたツィマーマンのワンシーンでは、普段の宮沢のイメージからかけ離れた声音を披露。「ケイト・ブランシェットさんはとても低い声だったので練習してみましたが、自分の声帯では無理がありました。わざとらしさが出たら興ざめしてしまうので、私が出来る範囲でいつもとは違う声でやってみようと思って挑戦しました」とやりきった様子だった。この日は声優の松本梨香、矢島晶子、本名陽子が担当したキャラクターのシーンも映像で披露された。プロの技を目の当たりにした宮沢は「私たち役者と声優さんは筋肉が違うんですよね。私たち役者は出てなんぼ、というところもありますが、いつも吹替のお仕事をやる度に声優さんたちへの尊敬と憧れが増していきます。余計なものを省いても存在出来る、私たちには通用しない感じがします」と称賛。佐藤も「本当に声優さんってすごいですよ。僕たちはいかに表情や仕草に頼っているかが分かりますよね」と褒め称えていた。映画『ルイスと不思議の時計』は、10月12日より全国公開。
2018年09月25日フジテレビ系「土曜プレミアム」の“2週連続トランスフォーマー”放送企画。2週目となる7月21日(土)は、シリーズ2作目として2009年に公開された『トランスフォーマー/リベンジ』がオンエアされる。日本発のトイシリーズを実写映画化した2007年公開作『トランスフォーマー』の大ヒットを受け、製作されたのが本作『トランスフォーマー/リベンジ』。本作も大ヒットとなり、シリーズはさらに『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『トランスフォーマー/ロストエイジ』『トランスフォーマー/最後の騎士王』と10年にわたる長大なヒットシリーズへと成長を遂げた。機械や金属に生命を吹き込むオールスパークを巡って母なるサイバトロンを旅立ち、ここ地球で戦いを繰り広げた正義の戦士「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」。それから2年後、サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)は普通のティーンエイジャーの日常に戻り、大学へ進学することに。そのためにガールフレンドのミカエラ(ミーガン・フォックス)を残していくこと、初めて両親と離れて暮らすことに不安を感じ、また友人でありボディガードであるバンブルビーに別れを告げることも重荷だった。大学での新生活に慣れてきたころ、サムは突如、雷が脳に落ちたような幻覚を見るようになる。徐々にその幻覚は形を成し何かを示すサインであるということをサムは確信。再び戦いの渦中に巻き込まれたサムは、太古からトランスフォーマーたちが人類と深く関わっていたことを知ることに。宇宙の運命をも左右する戦いの鍵を握っているのは、ほかでもないサムだった……。前作に引き続き『ウォール・ストリート』『フューリー』などのシャイア・ラブーフ、『ミュータント・タートルズ』などのミーガン・フォックスが続投。監督は『アルマゲドン』などを手がけたほか、シリーズを通してメガホンを取ってきた“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイ。そしてマイケルとともに、『ジュラシック・パーク』シリーズや『レディ・プレイヤー1』のスティーブン・スピルバーグが製作総指揮にあたっている。土曜プレミアム『トランスフォーマー/リベンジ』は7月21日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
2018年07月21日映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが活躍する、マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』。この度、アントマンとワスプを含む、物語のカギを握る6人のキャラクターポスタービジュアルが公開された。本作は、頼りなさすぎるヒーロー、アントマンと完璧すぎるヒロイン、ワスプといった正反対の2人の前に、全てをすり抜ける神出鬼没の謎の美女“ゴースト”が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われてしまう…というストーリー。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまうかも!ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、世界のサイズを操る”秘密“を守りきれるのか…?人もモノも、全てが大小変幻自在の“アリ”えないバトルが勃発する本作。そんなバトルを巡る最重要人物たちのキャラクターポスターが今回到着。■アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド)ポール・ラッドが演じるのは、FBIの監視下に置かれている“頼りなさすぎる”が、小さくなるほど強くなる、身長1.5cmのヒーロー、アントマン。離れて暮らす愛娘キャシーと自由に会えるようになるため、自宅謹慎が解かれる日を夢見ているが、そんな中、秘密が隠された研究所を狙う敵との戦いに巻き込まれてしまう…。■ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)エヴァンジェリン・リリーが演じるヒロイン・ワスプは、知的で気が強く身体能力抜群。完璧すぎる彼女は、まるでアントマンとは正反対だ。■ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)アントマンやワスプのスーツを創り出した天才科学者であり、ワスプの父ハンク・ピムを演じるのは、オスカー俳優マイケル・ダグラス。妻のジャネットを任務中に失い、それ以来、彼女を探し続けている。■ジャネット(ミシェル・ファイファー)ハンクの妻でワスプの母・ジャネットを演じるのは、『ラブ・フィールド』などで3度のアカデミー賞ノミネート歴を持つミシェル・ファイファー。今回、物語のカギを握る重要人物として登場する。■ゴースト/エイヴァ(ハンナ・ジョン・カメン)ある目的から“アントマン秘密の誕生”が隠されたハンクの研究所を狙っているゴースト/エイヴァ。スティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』に出演し、いま注目を集めている若手女優ハンナ・ジョン・カメンが演じている。■ビル・フォスター(ローレンス・フィッシュバーン)かつてハンク・ピムとジャネットの研究仲間だった科学者のビル・フォスターを演じるのは、『マトリックス』シリーズなどに出演するローレンス・フィッシュバーン。どうやら、ハンクと大きな確執があるようだが…。ペイトン・リード監督は「小さくなるのはアントマンとワスプだけでじゃなく、それが車や建物やほかのものだったらクレイジーだよね」と語っている。謎の多いこのキャラクターたちが一体物語にどう関わっていくのか、気になるところだ。なおキャラポスター6種は、7月13日(金)から販売スタートするムビチケのコレクタブルカードセットの絵柄に使用されている(3枚1組セット×2種類)。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年07月04日6月30日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」は、教科書では教えてくれない、本当にあったギリギリの昔話を聞いて人生に役立てていこうというスペシャル特番の第3弾「ギリギリ昔話整形した女性…あいのりカップルの今は?」を放送する。進行は「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一、吉田敬と「フジテレビアナウンサー」山崎夕貴。ゲストには音楽ユニット「PrizmaX」で活躍しながら俳優としても活動、2010年公開の『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』や『天国からのエール』『シェリー』などへの出演を経て、この春公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』でダイトウ役に抜擢され、国際派スターへの階段を駆け上がりつつある森崎ウィンをはじめ、井上咲楽、菊地亜美、「乃木坂46」久保史緒里、籠谷さくら、ヒロミらを迎える。整形バラエティー番組として人気だった「ビューティー・コロシアム」で美しくなった女性たちのその後は?美貌を保ち続けているのか?そして幸せに暮らしているのかなどを取材班が徹底リサーチ。彼女たちの当時の体験をふり返り、いまの姿も追いかける。また、ラブワゴンで世界を旅しながら恋愛していく「あいのり」で過去にカップルになったふたりのその後について、帰国した数々のカップルを総力取材。そこには意外な結末を迎えた若者たちも。スタジオ大興奮のその後の様子を追う。さらにいまでは考えられない“攻めすぎなゴールデン番組”を徹底検証。当時ならではの過激な演出をスタジオでサプライズ実行、いま活躍するスタジオの芸能人はどんな反応を示すのか。そのほかにも、昔懐かしのグッズに対する反応から母と娘の世代ギャップを楽しむVTRや、昔の夫婦ゲンカをいまやったらどうなるか、かつての“お色気ドッキリ”をスタジオのある人に仕掛けたら…など番組独自の調べる新企画も続々登場する。「ギリギリ昔話整形した女性…あいのりカップルの今は?」は6月30日(土)21:00~フジテレビ系「土曜プレミアム」にて放送。(笠緒)
2018年06月30日ヒップホップグループ・RHYMESTERの宇多丸がパーソナリティを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)。27日の放送では、俳優・森崎ウィンのスペシャルインタビューが放送される。森崎のスペシャルインタビューが放送されるのは、18時台の「カルチャートーク」のコーナー。森崎はスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)に出演している。この映画で森崎は「俺はガンダムで行く」と日本語でセリフを発しているシーンがある。同作では唯一の日本語のセリフである。このセリフで映画ファンはもちろん、映画に造詣が深い宇多丸の心もガッチリとつかんだ。「俺はガンダムで行く」という名セリフはどのように生まれたのか、宇多丸とTBSの山本匠晃アナも仰天した誕生秘話が森崎本人から明かされる。
2018年06月27日最近は発達障害の情報が多く提供されていることから、「我が子も?」と心配なママも多いのではないでしょうか?発達障害の症状や、診断された場合親が注意すべき点、改善のためどんなことが出来るのでしょうか。発達障害がありながら活躍している人も沢山います。子どもの可能性を広げるために親が出来ることは?専門家にお話を伺った「ママテナ」の記事からまとめました。その1●発達障害とは?おもな発達障害は自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、発達性協調運動障害の4種類があります。それぞれの症状を詳しく解説しています。また「発達障害かな?」と心配になった時の相談先を紹介しています。▼続きはこちら▼その2●「グレーゾーン」と診断された時親が注意しなくてはいけないこと最近は「グレーゾーン」と診断されるケースも増えています。専門家に、この背景や、「グレーゾーン」と診断された時にとってしまいがちな親の行動や注意点を伺いました。発達障害であることを受け入れられず、特別支援学級ではなく、通常学級に通わせることで、問題が複雑化するケースもある、と言います。▼続きはこちら▼その3●発達障害改善のための方法発達障害と診断された場合、「療育」という障害をもつ子どもが社会的に自立することを目的として行われる治療と保育があります。医師の診察後、検査などでお子さんの状態を把握し、診断が出てから、作業療法士や言語療法士などによる訓練を療育センターで受けることになります。また習い事は改善に効果があるのか、専門家に聞きました。また学校で身近な「道具」を使う事で子どもの負担が軽減する方法もあります。▼続きはこちら▼その4●子どもの可能性の芽を摘まないためにできることアインシュタイン、トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・レノン、これらの有名人の共通点は、知的には問題ありませんが、読み書きに著しい困難がある学習障害「ディスレクシア」として知られている人たちなんです。学習障害と診断された場合、子供の可能性を親はどのように育ててあげればいいのでしょうか?専門家にお聞きしました。▼続きはこちら▼
2018年06月16日目に見えない存在として生まれた青年と盲目の少女が惹かれあう、切なくも愛おしい珠玉のラブロマンス『Mon Ange』(原題)が、『エンジェル、見えない恋人』の邦題で10月13日(土)より全国順次公開されることが決定した。■あらすじパートナーが謎の失踪を遂げ、悲しみに打ちひしがれたルイーズ(エリナ・レーヴェンソン)は、収容された精神病院で誰にも知られることなく男の子を産み落とす。“エンジェル”と名付けられたその子は、驚くべき特性の持ち主“目に見えない”のだ。ルイーズはエンジェルに自分の存在を決して明かしてはいけないと言い聞かせる。世界は残酷で、異質なものを受け入れてはくれないからと。ところがある日、エンジェルは盲目の少女マドレーヌ(フルール・ジフリエ)と出会い、たちまち恋に落ちる。エンジェルの秘密に気づかないマドレーヌもまた心を惹かれるのだが、ある日、視力を取り戻せるかもしれないとマドレーヌが告げたことで、2人の生活は一変してしまう。■『ぼくのエリ 200歳の少女』『シザーハンズ』に次ぐラブロマンスどこかファンタジーで切ない恋愛映画を製作したのは、『トト・ザ・ヒーロー』『ミスター・ノーバディ』などで、現実とファンタジーの融合を見事に描くジャコ・ヴァン・ドルマル。そして、俳優としてドルマルの作品をはじめ、ジャン=リュック・ゴダール監督の『フォーエヴァー・モーツアルト』など数多くの作品に出演し、監督としても『Abracadabra』(原題)や『Trouble』(原題)などを手がけたハリー・クレフェンが、本作の監督を務めた。また、盲目の少女・マドレーヌには、本作で女優デビューし、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『エルELLE』にも出演したフルール・ジフリエ。エンジェルの母・ルイーズは、スティーブン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』や『バスキア』『ロング・エンゲージメント』『ダーク・ウォーター』『わたしたちの宣戦布告』など数多くの映画に出演しているエリナ・レーヴェンソンが演じている。『エンジェル、見えない恋人』は10月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日小学校入学のタイミングで子どもの学習障害が明らかになることがあります。そもそも「学習障害」とひと言でいっても、その内容は様々です。学習障害とはどんなものなのか?改善するためにはどんな方法があるのかを探ります。学習障害を持っていても活躍をしている人は沢山います。子どもの将来を考え、子どのを育てる時なにが一番大事なことなのか、ママテナの記事から「学習障害」についてまとめました。●学習障害とは?学習障害とは、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、発達性協調運動障害というおもな4種類の発達障害のひとつです。「聞く、話す、読む、書く、計算する」など、特定の「学習」の基礎的な能力に困難を示す状態で「ただの勉強不足」と誤解されてしまうことも多いようですが、本の朗読でどこを読んでいるのかわからなくなるなどの詳しい症状です。▼続きはこちら▼●日本語では気が付きにくい「ディスレクシア」では学習障害はどのような状況で発覚するのでしょうか?その一つとして「小1プロブレム」があります。これは保育園や幼稚園から小学校への環境が大きく変わったタイミングで、小学校への不適応が見れらた事をキッカケに知能テストなどを受け、注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害などと診断されるケースがあると専門家は指摘しています。▼続きはこちら▼●学習障害の疑いがわかるキッカケ小1プロブレムでは学習障害はどのような状況で発覚するのでしょうか?その一つとして「小1プロブレム」があります。これは保育園や幼稚園から小学校への環境が大きく変わったタイミングで、小学校への不適応が見れらた事をキッカケに知能テストなどを受け、注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害などと診断されるケースがあると専門家は指摘しています。▼続きはこちら▼●学習障害改善のための方法発達障害と診断された場合、「療育」という障害をもつ子どもが社会的に自立することを目的として行われる治療と保育があります。医師の診察後、検査などでお子さんの状態を把握し、診断が出てから、作業療法士や言語療法士などによる訓練を療育センターで受けることになります。学習障害の対応は早い対応が大切です、学校に行ってもわからないことだらけになってしまい、だんだんと学ぶ意欲をなくし、「どうせ自分なんか」と自己評価も低くなってしまいます。中には学校に行きたくなくなってしまう子もいます。気になる事がある場合は、早い段階で相談し、子供の能力を伸ばしてあげたり、関わりを変えてあげた方が絶対にお子さんのためになる、と専門家は指摘します。▼続きはこちら▼●道具の利用学習障害を抱える子どもにとって黒板に書かれた事をノートに書き写すのが苦手な場合があります。このような場合、授業終わりに黒板をデジカメで撮影し、家でプリントアウトしてノートに貼る、などによって問題を解消する方法もあります。「できない」事を、道具の力を借りて「できる」ようにする方法にです。▼続きはこちら▼●学習障害をもった子どもを育てる一番大事なことアインシュタイン、トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・レノンはディスレクシアでした。ミッツ・マングローブさんが「暗記が苦手だった」と告白しています。大きな功績を残してる人や第一線で活躍している人でも学習障害を持っている人はいます。学習障害を持った子供を育てる上で一番大事な事はなんなのか?専門家の意見です。▼続きはこちら▼
2018年06月11日7月13日公開の映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の緊急レポート会見が28日、都内で行われ、玉木宏、木村佳乃、満島真之介、石川由依、住田萌乃が出席した。映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年に『ジュラシック・ワールド』が公開されるや、全世界でメガヒットを記録した。そんな『ジュラシック』シリーズ誕生25周年という節目を迎える今年、シリーズ最新作となる本作がいよいよ日本に上陸。前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、ジュラシック・ワールドの運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワードが続投。監督はハリウッド注目の鬼才J・A・バヨナが抜てきされ、前作の監督だったコリン・トレボロウが本作で製作総指揮・脚本、トレボロウと共に製作総指揮を務めるスティーブン・スピルバーグが作品を更に進化させている。この日行われたイベントでは、前作で吹替え声優を務めた玉木宏、木村佳乃に加え、本作で新たなキャラクターの声優を担当した満島真之介ら5人のキャストが登壇。前作に続いて主人公オーウェン役の声を担当する玉木は「あっという間に3年が過ぎましたが、誰もが知っているシリーズに参加できることをうれしく思っています」と笑顔を見せ、クレア役の木村は「今回はとにかく叫び声や喘ぎ声など悲鳴が多いんですよね。前回は声を潰してしまったので、今回は声を潰さないように最後までやり遂げたいです」と意欲を見せた。今回新たに加わった満島は、すでにアフレコ収録を終えており、「大変でしたね。一人でやるという難しさは僕ら体験していませんでした。ブースの中で一人でこの壮大なスケールを表現するのは難しいなと思いました」と振り返り、「新しい自分の体感になりました」と新境地に満足そうだった。劇中では"ジュラシック・ワールド"が破壊されるなど、前作から状況が大きく異なる。それにちなみ、前作からの3年間で大きく変化した点を問われた玉木が「純粋に3歳年をとりましたが、3年前と比べて体力は増えていると思います。意識的に運動することになって、それは自信を持って言えますね」と胸を張り、木村は「私は衰える一方。(前作は)最後の30代でしたが、42歳になって携帯を見ても遠目になるし、色んなモノに老化現象が起きています。でも経験が増えてきたのでそれでごまかしたいと思います」と笑わせていた。映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、7月13日より全国公開。
2018年05月28日現在公開中のスティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』に出演し話題となっている俳優・森崎ウィン。彼の初めての写真集「森崎ウィン 1st visual&interview book『Win-Win』」が、6月20日(水)に発売されることが決定し、あわせてイメージカットとコメント映像が到着した。ダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメインボーカルとして活動する森崎さんは、1990年生まれのミャンマー出身。音楽活動だけでなく俳優としても活躍しており、『ごくせん THE MOVIE』で映画デビューしたのちは、『パレード』『闇金ウシジマくん』などに出演。そして、現在公開中の『レディ・プレイヤー1』では、数か月にわたる全世界オーディションを経て、最終的にスピルバーグ監督から直接指名という形で日本人・ダイトウ役に抜擢。ハリウッド・デビューを果たした。そんな彼の自身初の書籍では、計10時間にも及ぶインタビューを敢行。幼少期から芸能活動をスタートした現在に至るまで、さらには『レディ・プレイヤー1』への出演を掴みとった想いや、スピルバーグ監督と共に過ごした撮影現場など、初告白のエピソードも満載となっている。今回の発売に関して森崎さんは、「本当に僕の今までの事を語らせて頂きました。もっと僕を知って欲しいなと…。皆さんの日々の生活の中の隙間に少しでも入れ込んで頂けると嬉しいです」とコメントを寄せている。同時に解禁されたイメージカットは、セクシーさ感じられる白シャツ姿や、無邪気に微笑む様子など彼の魅了をぎゅっと凝縮。さらに、撮影風景をおさめたメイキング映像も到着。「森崎ウィンの内側を分かってくれたら」とアピールしている。「森崎ウィン 1st visual&interview book『Win-Win』」は6月20日(水)発売。(cinemacafe.net)
2018年05月11日強制わいせつ容疑で書類送検された山口達也(46)。その弟でありプロレスラーやミュージシャンとしても活動するKouzy(39)へのインタビューを4月29日、「Mr.サンデー」(フジテレビ系)が放映した。 28日に行われたという取材で「今でもちょっと信じられなくって。でも犯してしまったことなので、心に刻んでもらいたいと思います」と声を震わせたKouzy。山口が家族の前で飲酒することはなかったために、驚きを隠せないという。続けて、心境を吐露した。 「僕自身、心の整理がついてなくて。何を声かけていいのか、まとまってないので。しっかりまとまってから、落ち着いたときに連絡したいと思います」 山口は15年、デイリースポーツの連載で「僕ら兄弟は、同じ親から生まれてもこんなに違うかっていうくらい性格も違う」と自身の兄弟について言及。さらに山口家にはルールがあるとも明かしていた。 「山口家の家訓じゃないけれど、『人に迷惑かけるな。自分が痛い思いをしたり怖い思いをするのは仕方がないけれど、人にそういう思いは絶対させてはいけない』って言われていました。あらためて両親にありがとうって言いたいですね」 今回の騒動では、新たな余波が判明している。山口の出演していた番組「Rの法則」(NHK Eテレ)では30日、映画界の巨匠・スティーブン・スピルバーグ監督(71)のインタビュー映像を放映する予定だった。だがこれが、“お蔵入り”の危機にあるという。 スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」のPR来日時に収録されたという同インタビュー。山口は参加していないが、「Rの法則」は番組自体が現在放送中止。6月末までの収録スケジュールが白紙となっている。NHKもインタビューについて「放送の予定はありません」と話しているという。 Twitterではスピルバーグ監督のファンから、惜しむ声が上がっている。 《すげー。スピルバーグ監督出る予定だったんだー……。残念です》《Rの法則としてでなく、スピルバーグのとこだけ切り取って単品で放送してやったらいい。スピルバーグも映画関係者も気の毒すぎる》《スピルバーグ監督の部分だけでも編集して放送してもらいたいです》
2018年04月30日最新作『レディ・プレイヤー1』プロモーションのため、2005年の『宇宙戦争』以来、13年ぶりに来日したスティーヴン・スピルバーグ監督。VR(バーチャル・リアリティ)の世界で繰り広げられる壮大なトレージャーハンティングは、観るものすべてを魅了する最高級のエンターテインメント作品に仕上がっているが、スピルバーグ監督は本作にどんな思いを込めたのだろうか――。■『未知との遭遇』の次に時間がかかった映画!本作の舞台は、VRワールド「オアシス」。プレイヤーたちは、自分たちがなりたい姿(アバター)に扮して、現実とは違う“人生”を楽しむ姿が描かれているが、その映像は想像を絶する臨場感だ。この点についてスピルバーグ監督は「アバターが人間と同じぐらいリアルに描けている」と特長を挙げると「これまで手掛けた作品のなかで、一番技術的に複雑な映画。製作に3年かかりました。僕の映画では『未知との遭遇』に次いで時間がかかった映画です」とこだわりを明かす。続けて「(原作者の)アーネスト・クラインや(脚本家の)ザック・ペンのおかげですばらしい作品になった。さらに僕と同じぐらい想像力のある人たちが側にいてくれて『オアシス』のイメージを作り上げる手伝いをしてもらった」と周囲の人間への感謝を忘れない。また、本作には“1980年代”というキーワードが浮かび上がってくる。劇中に登場するキャラクターや音楽は、80年代に一世を風靡したものが多数登場するが、スピルバーグ監督は「80年代のアメリカというのは、レーガン大統領時代で、経済も好調で仕事もあったイノセンスの時代。当時は文化がすべてをコントロールしていたが、いまはあまりにも皮肉がはびこっているシニシズムの時代になってしまった。ここを打ち破るような、子どもに戻れるような映画を作りたいと思っていたんです」と作品のコンセプトを語る。■三船敏郎アバターも登場!この言葉どおり、劇中には童心をくすぐるような、純粋な思いが随所にちりばめられており、ワクワクが止まらない。特に「機動戦士ガンダム」「AKIRA」「ストリートファイター」「三船敏郎」など、日本人ならにんまりしてしまいそうなキャラクターも多数登場する。三船敏郎のアバターについては「黒澤明監督の主役といえば三船さん。私は『蜘蛛巣城』という映画が大好きなのですが、1977年にロサンゼルスに三船さんが来たとき『1941』に出演してほしいとお願いしたことがあるんです。そういう交友関係があったのですが、今回に関しては、息子さんの許可をしっかりとっているんですよ」と裏話を披露してくれた。■スピルバーグ監督の理念スピルバーグ監督作品には、これまでもさまざまな最新テクノロジーが駆使されているが「テクノロジーの発達によって、人間よりも賢いものを作ってしまう恐怖はあります。『ジュラシック・パーク』シリーズは、テクノロジーの制御ができなくなった世界を描いている作品ですよね」と技術革新によるリスクを語る。一方で「そんなことよりも、もっとも怖いのはスマートフォン。みんなが下を向いてスマートフォンばかりいじっていると、人と人が目を見て話さなくなってしまう。それこそが一番怖いことなのかもしれません」ともっとも大切なのは、人と人とのコミュニケーションであることを強調していた。スピルバーグ監督と仕事を一緒にした人の多くが“子ども心を忘れない人”という特長を挙げているが「それは僕がそういう人間だからだと思う。捨てようと思っても子ども心は捨てられないんだ」と目を輝かせると「家族からみると、僕は常に空想の世界にいる人みたいなんだ。あまり自覚はないのだけれど、確かになにかを想像していることが多い。でもこうした感覚は、数年前に宮崎(駿)さんとお会いしたとき、僕は彼に感じたことなんですよ」と日米のレジェンドの共通点を述べていた。新宿で行われたジャパンプレミアでは、約500人の熱狂的なファンとの交流を楽しんだスピルバーグ監督。本作について「いままでの作品では、どういう思いを映画に込めたかは伝えてきたのですが、この映画に関しては、伝えたいメッセージがありすぎるので、観客には、自分にとってなにが大切なメッセージなのか見つけてほしいと思っています」と語った。(text/photo:Masakazu Isobe)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月26日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』で主要キャストを務めるタイ・シェリダン、オリビア・クック、森崎ウィン。共に1990年代生まれというフレッシュな顔ぶれが、巨匠スピルバーグ監督の現場で得た、筆舌に尽くしがたい経験を語った。■夢の世界の話だと思った――スピルバーグ監督作品に飛び込むタイやオリビア、森崎さんが生まれる前から、すでにスピルバーグ監督は、『ジョーズ』や『未知との遭遇』、『E.T.』など数々のヒット作を世に送り出した偉大なる映画監督として世界中から賞賛を浴びていた。そんな伝説的な名監督の作品に出演することとなったことについて、タイは『E.T.』は僕の一番好きな映画なのですが、そのほかにも『A.I.』や『マイノリティ・リポート』など、スピルバーグ監督のサイエンスフィクションが大好きだったので、こういうジャンルの作品に出演できたのは夢のようなんです」とスピルバーグ監督作品に大抜擢された感想を述べると、オリビアも「小さいころからスピルバーグ監督とお仕事できたらいいなと思っていましたが、それは夢の世界の話だと思っていたんです。だからお話を聞いたときは、霧のなかにいるような感じで、撮影に入るまでリアリティがなかった。信じられないぐらい素晴らしい時間でした」としみじみと語る。初のハリウッド作品となる森崎さんも「最初がスピルバーグ監督作品というのは信じられない気持ちでいっぱいで、プレッシャーもありましたが、現場に入ると、そういうことを感じさせない温かさがあるんです。僕にとって4か月間の撮影は、今後の人生にも大きく影響する時間でしたし、一生忘れられない時間でした」と感激した様子で撮影当時を振り返る。■撮影は毎朝監督のハグから始まるこれまでも歴史に残る数々の大作を世に送り出してきたスピルバーグ監督。その現場を経験した俳優たちは、その魅力をさまざまな表現で語っていたが、タイは「なによりスピルバーグ監督は、すべての人に尊敬されています。素晴らしい指揮者であり、リーダーシップを持っています。彼が話すときは誰も無駄口を叩かない。かと言って、一方的ではなく、誰の意見でも耳を傾け、おもしろいと思ったものはどんどん取り入れる。普遍的で多くの人に刺さるストーリーテリングが自然とできる人」と語る。森崎さんも「とても緊張感のある現場なのですが、毎朝スピルバーグ監督のハグとスモールトークから始まる。現場は、ものすごい人の数なのですが、全体をしっかり把握し、的確に指示を出します。大所帯のなかの大黒柱として、見えないオーラで人々を包み込んでくれるんです」とスピルバーグ監督の現場に魅了されたことを明かすと、オリビアも「まさに天才的。その日に思いついたアイデアが、映画にとり込まれるんです。しかもそういった才能を現場のみんなに分けくださる方なんです」としみじみと語っていた。■スピルバーグ監督の現場で得たこととは?これまでの俳優人生のなかで経験したことがないような時間をスピルバーグ監督の現場で体験できたというタイ、オリビア、森崎さん。ここでの経験は、今後の俳優人生において、どんな位置づけになっているのだろうか。オリビアは「一番刺激を受けたのは、好奇心を持ち、常に疑問があれば質問をするということ。内なる子ども心を失わないこと。スピルバーグ監督も、内にある子どもの感情に突き動かされていると思うんです」と語るが「私自身もいまでは家賃を自分で払い、責任もある。年を重ねることにより、人生に対して可能性をみるよりは、苦みを感じがちです。そのなかで子ども心を持つことはすごく難しい。特に私は世の中で、一番悲観的な人間なので、余計、子ども心を持つことを意識しなければいけませんけどね」と笑顔をみせていた。森崎さんは「役者として学んだことは、飛び込む勇気です」と即答すると「どの監督でもそうですが、スピルバーグ監督の現場は特に緊張しますし、言葉の壁もあった。なかなか自分を裸にできなかったりするのですが、『わからないことはしっかり伝えて提示する』ことによって自分も楽になるし、周囲もしっかり見えるようになりました」と自身の成長をあげる。タイもオリビアと同じように「子ども心を絶対に失ってはいけない」ということを強く感じた現場だったという。続けてタイは「私はとにかく感謝の気持ちを感じた現場でした。私たち若い俳優にとって、こういう機会を与えられることは二度とないものだと思っています。もちろんスピルバーグ監督だけではなく、共演者、スタッフ、すべてのクルーの方々と共有した時間は、今後の作品にはきっといきてくる。僕は、この現場で得た経験を忘れずに過ごしていきたいです」と目を輝かせながら語っていた。(photo / text:Masakazu Isobe)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月23日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する人気バラエティ「しゃべくり007」。その4月23日(月)今夜放送回のゲストに、絶賛公開中の映画『レディ・プレイヤー1』に出演している俳優の森崎ウィンがゲスト出演する。ミャンマー出身の森崎さんは音楽ユニット「PrizmaX」としての活動とともに俳優としてもドラマ「名もなき毒」や映画『書道ガールズ!!』『天国からのエール』などの作品に出演。『レディ・プレイヤー1』では2015年から1年に及ぶオーディションが行われ、日本でのビデオ審査やLAでのスピルバーグ監督自らによる審査の末、見事ダイトウ役を勝ち取った。森崎さんによればスピルバーグ監督による審査の際は緊張しすぎて「記憶がほぼない」とのことだが、撮影を通して監督からは「日本で1番」と絶賛を受けたという。なかでも「first to the egg」というセリフを褒められたということで、スタジオではその場面を演じてもらうことに。さらに「優しいときのfirst to the egg」「怒ったときのfirst to the egg」「寝起きのfirst to the egg」「水中でのfirst to the egg」と、様々なシチュエーションでの“first to the egg”をMC陣から要求されることに。初出演にして早速「しゃべくり」のムチャブリ洗礼を浴びた森崎さん。その見事な対応力に「いいね!すごいよ!」「彼は日本一だわ!」としゃべくりメンバーも大絶賛。「くりぃむしちゅー」有田哲平も「俺大好きになっちゃった!」と惚れ込んだ森崎さんの才能をその目で確かめて。そんな森崎さんが出演するスティーブン・スピルバーグ監督が手がけた『レディ・プレイヤー1』が先週末より全国公開中。貧富の差が激しい西暦2045年を舞台に仮想ネットワークシステム「オアシス」を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーの巨額の遺産を巡る争奪戦が繰り広げられる本作。主人公はオタクの高校生ウェイド、「オアシス」に誰よりも精通している彼は「オアシス」の秘密を解き明かすことが出来るのか…というストーリー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』「機動戦士ガンダム」など様々な作品からキャラクターが登場することで大きな話題を呼んでいる。今後国際的な活躍が期待される森崎さん、その素顔が垣間見られる「しゃべくり007」は4月23日(月)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月23日映画界の生けるレジェンド、スティーブン・スピルバーグが、世界中で大旋風を巻き起こしている監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)を携えて日本に降臨! 『宇宙戦争』(05)以来13年ぶりの来日を果たしたスピルバーグ監督が、インタビューで日本への愛を語ってくれた。これまで『A.I.』(01)や『マイノリティ・リポート』(02)など、最新テクノロジーの脅威をエンターテインメントに落とし込み、警鐘を鳴らしてきたスピルバーグ監督。今回は観る者がVR(バーチャル・リアリティー)ワールドを体感できる、規格外の映画を打ち出した。ゴーグルをつけ、自分の夢を叶えられる場所“オアシス”へ逃避する若者たち。彼らが天才創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と、56兆円という莫大な財産を巡る世界規模の争奪戦にトライする。本作はすでに、アメリカ、フランス、スペイン、中国など各国でメガヒットを記録している。○三船敏郎をアバターに起用した理由――森崎ウィン演じるダイトウのアバター・トシロウが三船敏郎さんという点が面白かったです。三船さんはスピルバーグ監督の『1941』(79)にも出演されていますが、今回アバターに起用された理由を聞かせてください。アメリカの観客にとって、三船敏郎といえば黒澤明監督、黒澤明監督といえば三船敏郎なんだ。僕はお二人の映画では『蜘蛛巣城』(57)が大好きだよ。三船さんが1977年にLAに来た時、僕の監督する『1941』にぜひ出てほしいとオファーして、出てもらったよ。そういう交友関係があったので、今回は息子さんに許可を得て、アバターとして出演してもらうことになったんだ。○スピルバーグ監督のお宝が劇中に!?――VRのゴーグルをつけてないのに臨場感たっぷりの映像が楽しめました。何か観客を魅了させるトリックを使ったのですか?ものすごい褒め言葉だね。トリックはないけど、あるとしたらストーリーが良かったことじゃないかな。また、アバターが実写の人間と同じくらいリアルなところがいいんじゃないかと。本作は今まで手掛けてきた中では技術的に一番複雑な映画で、制作に3年もかかってしまった。僕の監督作の中では一番時間を掛けたのが『未知との遭遇』(77)で、本作は2番目に長くかかった映画となった。アーネスト・クラインの原作はもちろん、ザック・ネンの脚本も素晴らしかった。僕は3年間、ずっとザックと話し合ってきた。今回は僕と同じくらい想像力に長けた人たちと組んで、オアシスのイメージを伝える手伝いをしてもらったよ。観客に、バーチャルワールドにいるような感覚を味わってほしかったから。――VRの中でお宝を探していきますが、監督ご自身がこの映画に隠したお宝映像はあるのでしょうか?あるよ。今は言えないけど、僕とすごく親密なものを発見できるんじゃないかな。ILMが特殊効果をやってくれたんだけど、彼らが僕を驚かせるためにイースターエッグをいろんなところへ入れてくれたんだ。ある時、エフェクトの作業中にグレムリンが走っていく姿を見つけたよ(笑)。それは一瞬の出来事だった。どうやらそれは僕へのサプライズで、本当は見つけちゃいけなかったけど、驚かされちゃったよ。○最新テクノロジーへの危機感――スピルバーグ監督は、これまで最新テクノロジーをテーマに、それがもたらす夢と共に脅威も描いてきました。今、現実世界において未来に期待しているテクノロジーと、危惧しているテクノロジーについて教えてください。『ジュラシック・パーク』(93)などは、まさに最新テクノロジーがあったからこそできた映画だ。僕が少し恐れているのは、ロボット工学における感覚をもつロボットかな。AIがどんどん発達しているから、人間より賢いものを作ってしまうとコントロールできなくなるから怖いよね。また、サイボーグのように体をいじり、機械を組み込んだりすることも恐ろしい。ただ、30年後、50年後を考えると、当然そういうサイボーグ的なものが生産されていくと思う。また、僕が今一番恐れているのがスマートフォンなんだ。要するに人間が目と目を向き合って話す機会をなくしてしまっている。本作のVRでは、アバター同士が目を見て会話をしているから、ずっとスマホを見て下を向いている状況よりはまだマシなんじゃないかと思う。○宮崎駿監督にシンパシー――童心を忘れないために、何か心がけていることはありますか?それは自分がそういう人間だからだと思う。童心は捨てようと思っても、捨てられない。朝起きる時も夜寝る時も、僕はそういう心をもったままなんだ。でも、この業界にいて、いろんな物語を語れることは、非常にラッキーだとも思う。――スピルバーグ監督は、普段、どういうものからイマジネーションを受けているのですか?僕は常日頃から空想の世界にいる。そのことは家族に聞けばわかると思うよ。よく子どもに「今、どこにいたの?」と聞かれるから(笑)。数年前、スタジオジブリにおじゃまして、宮崎駿監督にお会いした時、彼にとてもシンパシーを感じた。きっと彼も自分と同じようにいつも空想しているんじゃないかと思ったよ。○『レディプレ』で伝えたいメッセージ――本作は80年代のカルチャーへの愛が詰まった作品になっています。監督にとって80年代は、映画監督としてどういう時代だったと思いますか?80年代はイノセンスの時代だった。レーガン大統領がいて、経済もまあまあ良くて、仕事もあって、文化がすべてコントロールされていた。映画、ファッション、テレビにもイノセントな要素があった。原作者アーネスト・クラインが本作の舞台を2045年に設定しているけど、描かれている文化は80年代のものだ。現実の世界はすごくディストピアになっているけど、オアシスは私たちが戻りたい80年代になっている。私が『E.T.』(82)を撮ったのも80年代で、本作は映画史上、最も大ヒットした映画になった。でももし、今の2018年にあの映画をあのまま作ったとしても、あそこまでヒットしないと思う。80年代だから受けたけど、今の時代はシニカルだからきっと受けないと思う。ただ、僕が本作を手掛けたのは、そういうシニシズムを打ち破るような映画を作りたかったからなんだ。自分が子どもに戻れるような作品を作りたかったよ。――この映画でいちばん伝えたいメッセージはどんなものですか?これまでの映画なら「こういうメッセージだよ」と伝えられたんだけど、この映画に関してはメッセージがありすぎる。だから、観客には自分のメッセージを自分で見つけてほしいと思う。テーマの1つとして言えるのはチームワークの大切さだ。1人でいろいろとやるよりも、5人の友だちと一緒に解決する方がいい。そういうことをこの映画は言いたいんだと思う。■プロフィールスティーブン・スピルバーグ1946年12月18日、アメリカ出身。映画監督でプロデューサー。『JAWS/ジョーズ』(75)、『E.T.』(82)、「インディ・ジョーンズ」シリーズ(81, 84, 89, 08)、『ジュラシック・パーク』(93)など、数々の大ヒット作を手がける。『シンドラーのリスト』(93)で、アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀作品賞をW受賞、『プライベート・ライアン』(98)で、最優秀監督賞を受賞。近作は『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)、『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(16)、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(17)。今後『インディ・ジョーンズ5』が待機中■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTSRESERVED
2018年04月21日『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(公開中)など、近年は良質な人間ドラマに力を入れてきたスティーブン・スピルバーグ監督が、久しぶりに自らメガホンをとったSFアドベンチャー超大作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)。本作の主要キャストの1人に大抜てきされたのが、ダンスボーカルユニット・PrizmaXのメインボーカルで、俳優としても活躍している森崎ウィンだ。森崎ウィン舞台は27年後の未来。誰もがなりたいものになれる場所“オアシス”を唯一の心のより所として生きてきた17歳の少年ウェイド(タイ・シェリダン)が、天才創設者の遺産56兆円を巡る争奪戦に参加し、いろんな出会いを経て人生を切り開いていく。アーネスト・クラインのベストセラー小説を映画化した本作は、「機動戦士ガンダム」や「ストリートファイター」「AKIRA」など、80年代の日本カルチャーがたっぷりフィーチャーされていて、日本の映画ファンの心も鷲づかみにしそう。また、ダイナミックな体感型アトラクションムービーの体をなしながら、心揺さぶるジュブナイル映画にも着地させた点には思わず拍手!森崎が演じるのは、主人公ウェイドの友人・ダイトウ役で、アバターであるトシロウのビジュアルが三船敏郎という点もミソ。本作で待望のハリウッドデビューを果たした森崎が、稀代のヒットメーカー、スピルバーグ監督とのオーディションや撮影現場について語ってくれた。○オーディションの決め手は流暢な英語台詞だった!――まずは、完成した映画を観た感想から聞かせてください。怒涛のようなアドベンチャー作品なので、一つ一つ追うのに精一杯でしたが、エンドロールを観た時、一番感動しました。俺は本当にこの映画に出ていたんだなと実感できたので。自分の出演シーンを観た時、カッコイイ! と思いました。撮影が約2年前なので、撮影当初を思い出しながら観ていました。――オーディションはいつ頃行われたのですか?2015年で、最初は日本で行われました。これまで受けてきたような通常のオーディションで、その時はスティーブン・スピルバーグの映画ではなく、“某ハリウッド映画”としか聞かされてなくて。まさかここまでの超大作だとは思ってもみませんでした。――どういう内容のオーディションだったのですか?1次は、映画の台詞が書かれた紙1枚の台本を渡され、それを読んで終わりました。そしたら2次に残れて、今度はLAに呼ばれました。その出発前夜に初めて「スティーブン・スピルバーグの映画だ」と聞かされ、「ええ!」とびっくりしたんです。――2次のオーディションでは、スピルバーグ監督とどんなやりとりがあったのですか?緊張していてほぼ覚えてないんですが、案内された部屋にスティーブンがいらして、1次の時の台本を再びやらされました。驚いたのは、スティーブンご自身が、小さいハンディカムを回されていたことです。よくオーディション会場だと、助監督さんが回したりするんですが。スティーブンから「OK、ウィン、Let’s go! Ready Action!」と指示されたので、英語の台詞を言ったら、今度はスティーブンから「それを日本語で訳して言ってみて」とリクエストされました。とりあえず日本語で伝えようと思って、ババーっと慌ててしゃべったら「OK!」と言われました。――その後、無事にダイトウ役に選ばれた時、どんなリアクションをされたのですか?実は約8カ月間、全く音沙汰がなく、そのあと全世界向けのオーディションが始まったので、これはもうないなと思っていたんです。その時はLAに行けただけでもラッキーだったと思い、気持ちを切り替えて自分のやるべきことを日々やっていたら、ある日マネージャーに呼ばれまして。「ウィン、決まったよ。おめでとう。ダイトウ役、スティーブン・スピルバーグの作品だよ」とマネージャーから言われたので、うおおおー! と思いました。一瞬時間が止まったような感覚でしたね。それからイギリスへ行って、4カ月間ほど、怒涛のような撮影をしました。――スピルバーグ監督から抜てきされた理由について聞きましたか?ご本人から言われたのは「英語の発音がきれいだから」とのことでした。正直、英語はまだまだ勉強中なので、向こうで100%仕事として対応できるのかと言われたら、そこまでの能力はないんです。でも「日本から来た役者で、こんなに英語の発音がきれいな役者は初めてだった」と言われました。○スピルバーグ監督の現場はとても温かかった――スピルバーグ監督の演出を受けてみて、いかがでしたか?スティーブンの演出はすごく温かいんです。あまり縛りがなく、自由にアドリブを入れて良かった感じです。僕が提案すれば、すべてを汲み取ってくださる。すごく気に入ってくれると「ウィン、僕はそれが欲しかったんだ。それだ!」と言ってくれました。もちろんアップになるシーンの指示は細かったけど、全体的なキャラ像についてはあまり言われなかったです。――周りのスタッフ陣の雰囲気はどんな感じでしたか?スタッフさん同士もよくしゃべっていて、すごくラフな感じで、ピリピリ感は全くなかったです。ただ、オンオフははっきりしていて、やるとなったらパッと集中して、キュッとまとまります。夕方5時、6時には絶対に終わる現場でした。――演じられたダイトウのアバターが三船敏郎という点がとてもユニークでした。アバターが三船敏郎さんの顔になるってことは僕もギリギリまで知らなかったんです。最初、スティーブンから「マフニ! マフニ!」と言われて。誰のことだろう? と思っていたら、三船敏郎さんで、アバターが侍みたいな感じだとそこで初めてわかりました。それで侍の声の作り方を勉強しようと思って、昔の三船さんの作品を探したり、『七人の侍』などを観たりして研究しました。撮影では僕から「日本の侍はこうしてお辞儀をするんです。刀を抜いてこうやるんです」と提案したら、スティーブンも「それいいね! それをやろう」と全部すくい取ってくれました。――ガンダムなど、80年代のアイコンたちが多数登場しますが、完成版を観てみていかがでしたか?僕は90年生まれで、ガンダム世代ではないのですが、『レディ・プレイヤー1』は僕らにも馴染みがある画になっていて、カッコイイなと思ったし、距離が縮まった感覚になりました。僕もアニメ好きなのですが、ガンダムは観てなかったので、改めて観てみたいと思いました。○10年後の野望は俳優としてのアカデミー賞――今後の抱負についても聞かせてください。僕は音楽も好きなので、俳優業と共に両方続けていきたいです。よく「どうバランスを取っているんですか?」と聞かれるんですが、その時に来たお仕事を100%、一生懸命やるだけですね。――10年後の目標はありますか?10年後はアカデミー賞を獲ります。これは言い方を間違えると「はあ!?」と思われるかもしれないけど、獲りたいです。また、CGではなくライブアクションの映画にも出たいです。ジャンルはどんなものでもいいんですが、生身の演技をやっていきたいです。■プロフィール森崎ウィン1990年8月20日、ミャンマー出身。音楽ユニットPrizmaXのメインボーカルで俳優。『ごくせんTHE MOVIE』(09)で映画デビューし、尾崎豊の追悼映画『シェリー』(14)で映画初主演。2013年3月、PrizmaXとしてシングル「Mysterious Eyes/Go!」でCDデビュー。主演映画『クジラの島の忘れもの』が5月12日(土)に公開予定。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴
2018年04月20日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の公開を記念して19日、スピルバーグ監督、タイ・シェリダン(主役ウェイド)、オリビア・クック(ヒロインのサマンサ役)、そして森崎ウィン(トシロウ役)が、都内で行われたトークセッションイベントに出席。会場に集まった未来の映像クリエイターたちへ映画製作を直々に伝授した。若手キャストたちと一緒に登場したスピルバーグ監督は、満席の会場を見るなり「将来のフィルムメーカーたちが大勢集まってくれて、日本の将来が楽しみです。自分も勇気付けられる」と笑顔でコメント。「映画は文化の壁を超えるので、日本語や英語ではなく、映画という共通言語を話せばいい。そうすればきずなで結ばれると思います」とメッセージを送った。数々の名作で人々を魅了し続けるアイデアやイマジネーションの生み出し方についての質問が飛び出すと、「想像力は皆が持っているもので、オンラインで買えるものではなく、そこにあるものだよ」とスピルバーグ監督は回答。「子どもの頃、ファンタジーを想像していたと思うけれど、そういうものをチャネリングして、ストーリーテリングしていくことだ。アイデアが浮かんだら、書き留めることも大事だね」とアドバイスしていた。また、好きな日本のキャラクターについては、主演のタイが「どこの国のプレミアでもガンダムが出てくると、歓声がすごかったよ。日本のキャラクターをうまいこと見せられたからだと思うので、みなさんにも喜んでもらえれば。僕は『君の名は。』が好きだよ(笑)」と語ると、オリビアも「ハローキティが好き! 小さい時にパジャマを着ていました(笑)」と告白。森崎もガンダムのファンだと言い、「ロンドンやLAのプレミアで観客のみなさんと一緒に映画を観たわけですが、すごく緊張していたけれど、"あのセリフ"を言った後の盛り上がりが本当にすごくて(笑)。みんなのベクトルが上がっていることをこの身で経験したので、この作品に出たこと誇りに思いました」とエピソードを報告した。スピルバーグ監督は『AKIRA』のバイクのファンだそうで、「若い時にバイクをやっていたからね」と意外(?)な趣味を告白して笑いを誘った。ちなみに仮に続編があるなら「ウルトラマン」を出してほしいという声が出ると、「実は今回、権利関係のクリアが難しかったよ。もちろん許可が下りれば、ぜひ出したいね」とすでに今回調整していたことも説明した。そして日本人のクリエイティビティーについての質問が出ると、スピルバーグ監督は「宮崎駿監督の世界は本当に素晴らしい。特に『千と千尋の神隠し』はディズニーのどの作品よりもすごい!」と宮崎駿監督を絶賛。また、「11カ月くらい前、アニメーションの仕事をしている娘と一緒に宮崎さんと会うことができて、彼女は天国のような素晴らしい体験だと言っていました」と3人で会っていたことも告白した。その際、作品作りのプロセスについて話したそうで、「キャラクターかストーリーか、どちらが先かの話をしたよ。宮崎さんは『キャラクターがストーリーそのものなので、キャラクターが語ってくれるから、キャラクターを見つけることが大事だ』と言っていたよ」と、名作誕生の秘訣について語り合っていたことを明かした。
2018年04月20日叶姉妹の叶恭子と叶美香が18日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われた映画『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)のジャパンプレミアに登場した。叶姉妹の叶恭子と叶美香叶姉妹は、物語の舞台である誰でもなりたいものになれる夢のVRワールド[オアシス]をイメージした、スパンコールが煌めきを放つピンクのドレスで登場。豊満バストをあらわにし、美香は大胆に美脚も披露して、レッドカーペットで観客の視線を釘付けにした。ジャパンプレミアでは、2005年の『宇宙戦争』以来、約13年ぶりに来日したスティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、主人公ウェイド役のタイ・シェリダンと、ヒロイン・サマンサ役のオリビア・クック、そして、本作でハリウッド・デビューを飾ったトシロウ役の森崎ウィンが参加し、映画をアピール。レッドカーペットには多くのゲストが駆けつけ、叶姉妹のほか、高梨沙羅、桃月なしこ、小林麗奈、大関れいからが登場。本作に登場するハローキティも、スピルバーグ監督らをお出迎えしてイベントを盛り上げた。
2018年04月19日俳優の森崎ウィンが18日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で開催された『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)のジャパンプレミアに、来日したスティーブン・スピルバーグ監督、キャストのタイ・シェリダン、オリビア・クックと共に登壇した。本作で、日本人・トシロウ役として監督に選ばれハリウッド・デビューを飾った森崎は「監督をはじめ、キャストのみなさんとこのステージに立ててすごく幸せです。今夜は僕にとって、忘れられない、眠れない一夜となります」と感無量の表情。監督とのやりとりを聞かれると、「オーディションでの『ハイ、ウィン!』という握手から、今日という日を迎えられ、幸せな気持ちでいっぱいです」と答え、「公開を目の前にして、これに追いついていくのにいっぱいだったりします(笑)。夢のように醒めないでほしいなって思っています」と語った。また、「演技について、キャラクター作りについて細かい演出がたくさんありましたが、何よりも『一番最初にセットに来てるね』って褒めていただいたのがうれしかった」と監督との大切な思い出を明かした。この映画は、夢が叶うVRワールド[オアシス]が舞台に、天才創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と、56兆円の莫大な財産をめぐる争奪戦を描いた物語。ガンダムやハローキティなど、日本を代表するポップカルチャーをはじめ、世界中の有名キャラクターや乗り物も登場する。スピルバーグ監督は「私にとってパーソナルな映画なので自ら紹介したいと思いました」と日本のファンに思いを伝え、「キャストが素晴らしい演技を見せてくれました。そして、日本のポップカルチャーがたくさん含まれているので、キャラクターやストーリーを楽しんでいただきたい」と映画の魅力をアピールした。
2018年04月18日