多くの有名デザイナーを輩出したベルギーのアントワープ王立芸術アカデミー出身である、日本人デザイナーの中章氏が、自身のブランド「アキラ ナカ(AKIRA NAKA)」を14-15AWシーズンより刷新。その第一弾を、新宿伊勢丹のみで限定コレクションとして発売した。本コレクションでは、海外のラグジュアリーブランドに認められる存在ながらも国内ではあまり知られていない日本の工場を活用し、日本の繊維技術を自身のコレクションを通じて世界に発信する。このコレクションにはどのような日本の技術が取り入れられたのか。新生「ナカ アキラ」や生産背景、そこに携わる職人達とのかかわり、海外へ進出するにあたってのビジネス戦略に至るまで、デザイナーの中氏に詳しく話を聞いた。――「アキラ ナカ」が新しく生まれ変わるに至った経緯をお聞かせください。ブランド設立以来アントワープ(ベルギー)で学んだコンセプチュアルな作風を続けていたのですが、東日本大震災を機に大きく変化をしました。それまでは自分のクリエーションを形にするという自己に向かうものづくりでしたが、その時以来社会に価値を生み出すためにクリエーションを使って行こうという思いに変化しました。その時はまだコンテンポラリーというくくりもまだなかった頃で、「アキラ ナカ」というブランドは“手頃な価格で手に入る贅沢品”という意味を持つ「アフォーダブルラグジュアリー」を目指しました。日本の人が日常に取り入れてポジティブになれる、社会的に価値のある洋服を作りたかったのが理由です。日本で“高級既製服”のことを指すプレタポルテをやっていたので「デイリーに着られるプレタポルテ」という新しいブランドコンセプトを立てました。その後数年が経ち徐々に知名度も上がっていく中で、次のステージへのステップアップを考える時期に来ました。ただデイリーに着やすいとか、便利で可愛くてお洒落なプレタポルテというのではなく、しっかりとデザイナーズレーベルとしての提案をしていく必要性があると感じるようになって。自分達はインターナショナルのカテゴリーでくくられるところでものづくりしているので、グローバルに展開していくために“転換”を図ろうという時期にきたと感じています。――海外へ活動範囲を広げていくということですね。具体的にはどのような活動を予定していますか。来年9月からヨーロッパで展示会を開くことにしました。しかしヨーロッパへ進出するにあたって、便利で価格が安いデイリーアイテムを作っているようでは、絶対にあちらでは生き残れません。欧州で見てもらうためには、更に主張のあるテキスタイルを使って、デザインももう一歩踏み込んだものを作っていかなければなりません。それを“メイドインジャパンで作っていこう”という思いがあります。――すべて日本製の素材を使って展開していこうということでしょうか。そうです。日本の技術は大変優れていますし海外のコレクションレーベルでは実際に日本の素材が多く使われています。「友禅で着物をつくる」とかじゃなく例えばそれがテーラードジャケットとしても、“日本人のモノ作り”をすれば、日本の味が必ず出ます。それが自分のレーベルにとっては大きな力になると考えています。――アントワープで世界レベルの優秀な人材や技術に触れてきた中さんが、海外へ進出するにあたり、必要な要素が“ジャパンのモノ作りとおっしゃるのに興味を惹かれました。海外で生活して来たことで自分が日本人であることを意識するようになったからだと思います。デザイナーとしてアイデンティティーをもって海外に出て行くにあたって、日本の本当に良しとされているものや力のあるものを集めるのは必然のことだと感じています。――日本の良さをクリエーションにしたときに勝てると思う理由は何でしょうか。エディターやバイヤーなど、世界を見てきた人だと分かると思いますが、僕が思う“デザイン”というのは、日本とイタリアのもの。日本人とイタリア人は、これまで培ってきたものを突き詰める姿勢や美徳があります。例えば同じことをして同じ成果だったとしても3年やったのものと10年やったものとでは全然捉え方が違っていて、10年継続したほうは「匠」と呼ばれる。何かを突き詰めること、継続していくこと、向かい続けることに対して、リスペクトを持てる民族です。そういう意味で日本は、実は世界でも非常に稀な“デザイナーが多く排出されるべき土壌”であり、日本人はデザイナー向きの人種。ただ教育の問題であまり出てきていないだけだと思っています。――日本の技術や人材が、もっとファッションのフィールドで活きてこなければいけないと。デザイナーという括りでは少ないけれど、作り手として世界で光っている日本人はたくさんいます。ビッグメゾンのパタンナーには日本人が多く起用されていますし。さきほど申し上げたように海外コレクションでは多くのビッグメゾンが日本の生地を使っています。現在、アメリカの大きいブランドがどんどん北陸に入ってきて工場を押さえている現状もあります。――今回の伊勢丹限定ラインも様々な日本の素材メーカーを起用していますが、特に秀でているところを一つ挙げるとしたらどこでしょうか。一つは難しいですが敢えて挙げるとすれば、「カナーレ」と「藤本商店」でしょうか。テキスタイルを織れる業者はいますが、糸の段階からオリジナル企画をして作り上げる「カナーレ」はすごいです。ものすごく手間をかけてクチュール的なものづくりをしています。「藤本商店」はもともと着物を作っていたところで、シルクに対して優れた技術を持っている会社です。ディオールやエルメスなど様々なメゾンからも依頼を受けています。プレタポルテで使うために必要な表情を出す為に、その生地に使われている糸の撚りにまでこだわりを持ち、糸の段階から服地の仕上がりが考えられています。シルクウールのボンディングパンツは「藤本商店」の生地を使っていますが、非常に良く仕上がったと感じています。値段はある程度しますが、それだけの価値は必ずあるものです。海外のラグジュアリーブランドと素材も縫製も同レベル、そしてシルエットは日本人向けに計算されたパターンを採用しています。このパンツはトップスのスタイリングを選ばず、シンプルなTシャツであってもスタイル自体を引き上げる力があります。――多くの若い人たちがファストファッションに傾倒しているというデータが出てくるという現状の中、デザイン性が強いものでさらに高い価格となれば、難しさもあると思いますが、そこはどう捉えていますか。お洒落でパッと着れる便利な服は、今市場に沢山あります。けれど”この服でしか感じられない高揚感”や”この服を着てしか見れない景色”のような感覚をもった服は少なく、だからこそそんな洋服がもっと必要だと感じています。最近SHOWSTUDIO(フォトグラファーのニック・ナイト手掛けるファッションサイト)、で取り上げられていたのが「JWアンダーソン」の服でした。購入した当時に肩幅に違和感を覚えていたが、着ていくことでそれが自分の新しいスタイルになり、そこにはその服でしか感じられないものや引き出せない感覚があるという内容のものでした。この場合、その人が服に追いついているのか、また逆なのかは分かりませんがそういう現象はその服でしか成し得ないものです。そしてそこに対しての価値を含めての価格なのだと思います。購入に至るには、その服を着てでないと見られない風景があるという、“この部分の価値”を説く人も必要になってきます。――お客さんと直に接する、販売するスタッフのことですね。実際に接客してみると、「高いし、着るの難しそうなので考えます」とお客様には言われてしまいます。お客様にとってはその服を着るためにリスクを持つわけですから、それはある意味で当然の反応と言えます。でもそこで「安くします」ではなくて、「この服はあなたに新しい感覚や特別な高揚感をもたらすことが出来ます。この価格にはそのような力も含まれています」と伝える。目に見える表層的なことだけではなく、ファッションが持つ深層の部分、本来ファッションが持ちうる力や影響力もお客様に提供して行くということ。実際着た時に、これって大丈夫なのかなという不安に陥るのはよくあることですが、買う方も勧める方もその部分を楽しむことが大事。本当にファッションを楽しむって、肩が綺麗に見えるとか落ち感がどう出るとかそういうところを超えたものだと思うんです。そういう服をもっともっとデザインしていくべきなのが、プレタポルテなんだと僕は思っています。――少なくとも、プレタポルテはそういう考え方であるべきだと。「洋服」というものに何百年という歴史を持ったヨーロッパの人達が求めているものですから。それを今後しっかりとグローバルに展開していくために、伊勢丹のインターナショナル売り場で置くものは、僕の中でこういうもの(今回のコレクション)だと感じています。ただ着易く便利なものだけを置いていたのでは意味がない。主張も強く売りやすいものばかりではありませんが、いかに理解して買ってもらえるかだと思っています。そう言う意味では、お客様に何をどのように届けるのか、届くべきなのかを考えています。――しっかりと売り手のことまで考えているのですね。今は少なくなりましたが、消化率のことを指摘されることもありました。消化率とデザインのことって一番指摘しやすいのです、それはイメージで捉えることですから。でもただデザインだけに原因があると安易に考えるのは違うと思っています。(売り手が)本当にいい出会いを演出できていたのか等、様々な側面も考慮する必要があります。もちろん売れない理由について、デザインはデザインで考えるのは当然なので、責任転嫁するつもりはありません。ただ、売る人はその服を着た後のこともきちんと理解して、その洋服が語るストーリーをしっかり伝えることができていたのかと。そこまでした上でダメであれば、お客様が何を求めているか僕たちがもう一度根本的に考える必要があると思います。――生まれ変わったコレクションが、どう展開されるか楽しみですね。伊勢丹は百貨店のモデルケース。周りに合わせた客観性ではなく主観を持ってやっているのが伊勢丹のイメージです。「理念がある、百貨を売る、ミュージアムである」というコンセプトを感じ、それに適ったことを導入している。本来は売り場面積を狭めるってなかなか出来ないですが、これで売り上げが伸びているって素晴らしいと思います。成功したのはしっかりとブランディング出来るマネージャーが居たからではないでしょうか。僕からのお願いは、自社のモデルケースだけ残すのではなくて様々なノウハウを公開して欲しいなと。ビジネスとして大きく捉えたときに、何かの形で伊勢丹の成功ケースが周りにもっと普及していったらいいなと思います。――ビジネスの話が少し出ましたが、海外進出においてのビジネス戦略というものは考えていますか?もちろん考えています。ヨーロッパに憧れでいくつもりはありません。アントワープで学んだというのも大きいですが、最初からグローバルなビジネスをしたいという思いがありました。アントワープで共に学んだ友人も名立たるメゾンで仕事をしていますが、海外のレーベルがすごいのはチームワークだと思います。それぞれの匠がみんな手を繋いでやっている。海外のメゾンと同等のものを築いていくには、チームが同じ理念を共有し、強さをもった人材を集めて行くことが必要になります。――海外ブランドはチームワークが優れているということですが、具体的にはどういった部分が日本と違うのでしょうか。バレンシアガやプラダなど本当に強いブランドと同じフロアで自身のブランドも展開してみて、この差は何だろうと考えた時期がありました。もちろん歴史というものがあるのですが、違いはやはり総合力だと思いました。アメリカに、「チェーンの強さは最も弱いリング次第」ということわざがあります。集団の力はそれを構成する最も弱いメンバーに左右されるということを意味していて、他がどんなに強くても一番弱いリングがある限り、そのチェーンはその弱いリング以上の強さを持てないという意味です。クリエーティブなデザイナー、パタンナー、それを支える経営のブレーンすべてが、チームには必要です。その全てを高い位置で備えたのが欧州のブランドだと思います。日本には、まだそういった海外のメゾンと肩を並べられるような“チーム力”を備えたブランドが少ないのが現状だと思います。――日本は総合力がないということですが、改善の余地はどこにあると考えますか?産業は企業の集まりであって、1企業の成功は、ソフトが良ければOKかというとそうでない。正しいコミュニケーションがあって正しいチャンネルがあって、そこから正しい戦略とマネジメントが組めます。アレキサンダー・ワンが成功したのは、ブランドの規模拡大に合わせて大手からブレーンを抜いて、しっかりと戦略を立てたからだと伺っています。それまでアレックスの父親が担っていたことを、元ルイ・ヴィトンのロドリゴ・バザンがそれまでの経験を生かし、手腕を奮ってブランドを導きました。どのようにブランドが育ち、どのようにして背景を保てるか。結局、ビジョンをマッチングさせられる戦略を持ったディレクターが必要なのです。例えば、バーバリーのCEOがアップルにいくといった、違うフィールドで活躍した人材を引き抜くというのが日本ではあまり見られません。デザインじゃなく、マネジメントサイドとして海外のビッグメゾンで経験を積み、それを日本に持ち帰り、日本の背景を使ってブランドを成功に導ける、そういうマップを描ける人が必要だと思います。――マネジメントやブランディングという部分は非常に難しく、日本の企業は重要性を正しく理解している人が少ないのかもしれません。僕は、海外で企業経営をしていた友人を自分の会社へ招きました。ファッション以外の海外の大手企業でマネジメント経験を積んだブレーンを連れてくることで、利益率に対する感覚も変わりました。ファッションのヒストリーを学ぶよりも、スティーブ・ジョブズなど他の分野で成功している人達が今どのように成功を勝ち得たのかというマインドを学んだほうがいいと思っています。ファッションで日本が幸せになっていくというそんなマップを描いていますが、そのような長期ビジョンにおいてはどうしたら自分のブランドの成長と共に背景にいる企業が成長していけるのか、どうしたら僕の家族も社員も、服を生産しているその家族までもが幸せになっていくのか継続性のあるWIN-WINを考える事が重要だと思います。――すごいですね。短期間で驚くほどの飛躍ではないでしょうか。戦略を持ってしっかりとしたチームを組めば、間違いなくビジネスは上手く行くと信じています。その仕組みをどうやって日本で築いていくかが課題です。若手のデザイナーに「いつが世に出て行くデビューのタイミングなのか?」と聞かれるのですが、そういう考えであればいつまで経っても出て行かないほうがいいと伝えます。なにか運命的なことがあって、リンクして売れていく。そんなビジネスは永続しないと思います。若手のデザイナーは才能があれば、いつの日かチャンネルがマッチしてポンと売れていくのではないかという夢を見ていることが多い。バイヤーの方でも、デザイナーの才能があるから売れると思う人がまだいたりします。デザイナーの才能や先見性は確実に必要ですが、しっかりとしたブランディングとマネジメントによって戦略的に育っていくものだと思います。でもそれが意外と認知されていないのではないでしょうか。オンリーワンを作ろうと言っても、ディレクションもされていないので、オンリーワンはいつまで経ってもオンリーワンのままでしかない。そこにどんな価値が出てくるか、どうやったら出せるのかまでかは考えられていないケースが多いのです。――では、ディレクターが担う具体的な役割というのはどういったことでしょうか。一時期の日本のサッカーと同じで、選手のポテンシャルは高いけど監督が居ないのでレベルが上がらないという状況。日本のファッションブランドの現状はそれに近いかもしれません。ブランドを育てるノウハウを持った経験値の高いディレクターが少ない。以前、某社にコンサルティングのような立場で呼ばれたことがあるのですが、デザイナーさんとのコラボレーションが行われていました。でも現場では生地の提供、デザインの提供で完結していて、その企画ベースから生まれる次の発想やディレクションが残っていない状況でした。そしてその企画を評価しようとする視点が設けられず企画自体で終了していました。これでは互いのドライブに繋がって行かない。企業もデザイナーも戦略を持って1を2に、2を4にと流れを生み出して行かなくては行けないと思います。そんな側面を多面的に観察しバックアップして行くことがディレクターに求められているのではないでしょうか?――確かに海外では職人が大事にされていて、最初から最後まですべての工程が繋がっているという考え方が多いですね。弊社ではルックブックが出来上がったら、完成まで携わって下さった付属屋、生地背景、縫製工場、パタンナーさんなど全社に送ります。パソコンが先方にない場合はプリントアウトして渡します。そうすると「中さんのところからこれ届いたよ、こんな風になったんだ」と工場の皆さんがルックブックを見て喜んでくれる。「テレビでタレントさんが御社が作った服を着るから見て下さい」と連絡すると、社員の方々は休憩時間を作って見てくれますし、自分達が作った服がテレビに出ているのを見るとモチベーションが上がります。企画展で作ったビジュアル等は持ち帰って工場に届けます。古いミシン場のある工場という雰囲気なのですが、モデルさんが綺麗に服を着こなしたキャンペーンパネルを職場に飾っていると、同業者や近隣の人達との話題にも繋がるそうです。一度、縫製業者の方を伊勢丹の売り場にお呼びしたことがあります。実際に売り場に自分の縫った服が展示されているのを見て、色々な思いや動機に繋がったと仰っていました。大手メゾンなど様々な店舗を一緒に見て回ったのですが、同じ洋服を縫う職人としてそこにある多くの服から多くを感じたと言われました。「自分はセリーヌの縫子さんと顔を合わせることはないけれど、モノを見ると呼吸がわかる」と言われていました。そこには服を通じた阿吽(あうん)のコミュニケーションがあって、「自分も更に踏み込んだモノ作りしなければならない」という想いに繋がったそうです。職人さん達には職人さん達のストーリーがあり、それはしっかりと語られるべきことであり、大事にしなくてはならないものなのです。――素敵なエピソードですね。そういう優秀な方々との仕事を続けることが、ブランドとしては大事だと捉えています。仕事の依頼を増やす事でお互いの生産効率を上げたり、様々な状況をシェアすることで理念やビジョンも共有する。こうして生産背景がチームになっていくのだと思います。僕はそのような状況を築いて行くためにはビジョンを持つデザイナーが生地産地や生産背景に直接出向くべきだと思っています。「弊社の船はこういう状態ですが、今後はこうなっていく予定です。このビジョンに共感して頂けるようであれば一緒に船に乗って頂けませんか」とお願いする為に。僕のチームと言ったら失礼ですが、一緒にモノ作りをしてくださっている方々は本当に意識が高いと感じています。10月15日から、まずは伊勢丹限定コレクションが発表されますが、海外での活動も含め、今後の「アキラ ナカ」に注目して頂けたら幸いです。【プロフィール】中章(なか・あきら)アントワープ王立芸術アカデミー出身。在学中にルイ・ヴィトンプロジェクトに参加する。また「DELVAUX D-175PROJECT」のデザイナーに、05年には「イェール国際新人フェスティバル」デザイナーに選出され、PUNTO-SETAよりテキスタイルサポートアワードを受賞。ニットデザイナーEls Arnolsに師事。06年に帰国した後、翌年「ポエジー(POESIE)」をスタート。08年AWで東京コレクションに参加。同年6月にレーベル名を「アキラ ナカ(AKIRA NAKA)」に変更した。
2014年10月16日人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」でIT機器を駆使して現代に生きる天才探偵シャーロック・ホームズを演じているベネディクト・カンバーバッチが、インターネット上で内部告発や情報漏洩を意図的に行うサイト“ウィキリークス”の創設者ジュリアン・アサンジを演じる『フィフス・エステート:世界から狙われた男』。このほど、日本での劇場公開が見送られた“幻”の本作が、オンデマンドにて7月16日(水)より先行配信されることになり、日本版予告編が解禁となった。告発者を守り秘密、隠蔽情報を公開していった内部告発サイト“ウィキリークス”。その創設者であるカリスマ性あふれるジュリアン・アサンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と彼の仲間たちは、世界的な新聞社やTV局などを上回る数々の秘密情報をサイトから発信していく。やがて、アメリカのペンタゴンを始め、彼らが暴露する機密情報はあまりにも過激で危険なものになっていき――。日本でも大人気の英国俳優カンバーバッチが演じる本作の主人公は、Appleのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグらとも並ぶ、ネット界に激震を走らせた “ウィキリークス”創設者のジュリアン・アサンジ。本作は、アサンジと彼の魅力に囚われていった仲間たちが、自らの危険を冒しながらも“リーク”という武器のみで権力の不正に立ち向かう姿を実話に基づきながらスリリングに描き出していく。報道でも話題となったように、彼が生み出した“ウィキリークス”は、巨大企業の隠ぺい資料や国家の機密文書など、一国の政府をも転覆させる力を持つほどのさまざまな秘密情報を次々とリーク。そのため、アサンジはペンタゴンや主要国家機関から脅威とされていく。カンバーバッチは、本人さながらに髪を伸ばしてブロンドに染め、彼の容姿から言動に至る細部まで研究された新境地ともいえる演技を披露。予告編映像からも分かるように、シャーロック・ホームズの佇まいとはまた異なった、謎に包まれたカリスマ性と知性にあふれる人物を熱演する。アサンジの同志、ダニエル・ベルク役には『ラッシュ/プライドと友情』でゴールデングローブ賞などにノミネートされたドイツの実力派俳優、ダニエル・ブリュール。また、敵対する国務省の事務官に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の“ファルコン”ことアンソニー・マッキー、英ガーディアン紙の記者に『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生でお馴染みのデヴィッド・シューリスが登場するほか、豪華演技派が脇を固めている。今回解禁された予告編では、“ウィキリークス”によって暴かれた隠ぺい事実によって、救われ歓喜し賛同する人々と、その一方で、機密で守られていた何百万人もの情報提供者の命が危険にさらされるという対極的な事態が描かれていく。一部、国民やマスコミは擁護するも、国家からは脅威として狙われてしまうアサンジとその同志たち。“ウィキリークス”を創った男・アサンジのとった行動は、正義のジャーナリズムか?史上最悪の情報テロか?カンバーバッチが演じる、21世紀のインターネット時代の寵児ともいえるジュリアン・アサンジを、まずはここから目の当たりにしてみて。『フィフス・エステート:世界から狙われた男』は7月16日(水)よりオンデマンド先行配信。発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2014年07月15日Facebook創始者のマーク・ザッカーバーグ氏の妻となった女性はハーバード大学出身の秀才女子、スティーブ・ジョブズ氏の妻もスタンフォード大学院でMBAを学んだ秀才、と言ったように、最近のデキる男は、同じくデキる女を選んでいます。では、「デキる女性」とはどんな女性なのでしょうか?そこで、どんなことを身につけておけばデキる女性と思われるかを、男性にインタビューして来ました。■1.知性と興味・関心を備えている女性「話が通じる女性がイイですね。仕事のことを話した時にも興味を持ってくれたり、その子なりのアドバイスをもらえたら嬉しいです。逆に、興味がなさそうな雰囲気や聞いているけどわかっていなさそうだと、話す気がなくなります。」(30歳/IT役員)デキる男性の話は、時に難しい話もあります。そんな時に、全く知識がない状態で質問をするよりも、「私、ここまで知ってるけど、それってどういうこと?」という質問ができたり、「最近、その話に関連したこんなニュースを読んだよ」と言った話ができれば、男性にとって、ただの女性というだけでなく、もっと知りたい相手、話をしたい相手にランクアップします。■2.心配りができマナーが守れる女性「付き合いでパーティーや人に会うことが多いので、人前でもそつなくこなせる女性や、気配りができる女性、マナーがきちんと守れる女性だと安心して連れて行けますね。」(33歳/アパレル)デキる男性は交流関係も広いもの。友達に会った時、会社の上司や部下に会った時、空気を読んだ振る舞いができる女性を連れている男性は、それだけで株が上がるそうです。逆に、空気が読めない女性や配慮が足りない行動をとる女性は、男性の株を下げてしまうということ。■3.依存しない・自立している女性「仕事が忙しいので、あまりかまってあげられないことが多い。そんな時に、大量の電話やメールがくると集中できないしうんざりするので、一人の時間を楽しむことができる自立した女性がイイですね」(33歳/会社役員)デキる男性は、その分忙しいことが多いので、かまって欲しいという想いがあっても、それを全面に出すよりも、彼がいなくても自分の時間を楽しむことができる女性の方が安心して付き合えるそうです。■4.彼の世界観を広げる趣味や得意分野を持つ「仕事に夢中になっていると、たまに休みがとれてもこっちがデートプランを考えるほどの余裕が持てないので、彼女の趣味や特技の範囲でイイので彼女に考えて欲しいです。それが自分が知らない分野だったら、世界が広がるので最高ですね。」(29歳/代理店)できる男性は、好奇心も旺盛。未知の領域に飛び込むのが好きなので、世界観を広げてあげられる趣味や特技を持ち、要点を伝えながら一緒に楽しめる女性はポイントが高いようです。■おわりにまとめて見ると、できる男性は、自分をしっかりと持ち、「彼がいなくても楽しい時間を過ごせるけれど、彼がいることでもっと楽しくなる」と言ったスタンスを持っている女性のように思います。やはり、素敵な男性をGETするための近道は自分磨きと言えそうです。(栢原陽子/ハウコレ)
2014年07月09日『テルマエ・ロマエ』『スティーブ・ジョブズ』など数々の作品を世に送り出している漫画家ヤマザキマリさんが、このほど『とらわれない生き方 悩める日本人女性のための人生指南書』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を刊行した。日本とイタリアを始め世界中を行き来して活躍する同氏に、仕事と生き方への思いを伺った。○「仕事とプライドを融合させない」--「好きなことと生きていくための仕事は違う」という話が出てきますが、仕事を選ぶときに意識されていることはありますか?気が進まない仕事は山のようにやってきましたが、人生で初めての仕事がちり紙交換だったので、後の仕事はどれを取ってもあの地道な肉体労働に比べたら楽だし優遇されている気分になります。意識しているのは、お金を稼ぐ目的で選んだ仕事とプライドを融合させないこと。生きるために選んだ仕事に対しては、常にそういう意識ですね。あと、「やりたくもないことをやっている」と思った瞬間に超やりたくなくなるので、一切考えないことにしています。"郷に入ったら郷に従え"で、「たのしくやろうぜ」というノリでやる。やっぱり「マザー」(※同書内で使われている用語。「心の核に存在する、ゆるぎない自分」の意味。自分の中にいるもう一人の自分)の意識を感じるうちは何をしても大丈夫だという気持ちになれる。「基本あなたは何だってできる、何やったっていいじゃない本質は変わらないんだから。やりたくない事をやったからってなにもそれに嫌々染まる必要もない」って、自分に言い聞かせています。--その自信のようなものは経験から来るものでしょうか子供のときから自意識も無いままにいろんな経験をしていますので、それが大きいのかと。母子家庭だったり、早くから一人で海外旅行をしたり、縁もゆかりも無い外国で暮らすようになったりしたことで「ある程度のことは自分でやりくりします」「わからなかったら、これとこれ合わせれば応用できます」と判断できるくらいの柔軟性は身に付いたのでしょう。そのおかげで、お金のためにやることも、自分のためにやることも含めたいろんな仕事も平気でできましたし、やることがお金と結びつかなかったって困惑したりすることもない。自分の意志と決断力を信頼すれば、どんなこともいくらでもできると思います。--どうやって楽しくするんですか?例えば、以前札幌の「日本イタリア協会」事務局で事務職をやったことがありますが、最終的には語学学校を立ち上げることになりました。事務職もやったことはないし、学校を運営するなんて事も初めてでしたが、とにかく携わる事にはワクワクしたかった。だから自分もそこに教師として教えに行ってました。経験に自分の知っている事を知りたがっている人に教えて上げる充足感のような行為にも、それなりの喜びがあると言う事を知りました。それからイタリア語を教える先生を探しに行って、そこで「イタリア映画の夕べ」を企画する、「イタリアワイン会」をやる。さらにそこから広がっていって、いろんなイタリア関係のイベントを仕切れるようになりました。皆も喜んでくれますが、わたしも一緒に楽しくなれる。それに、そうやって行動しないと、自分が責任者としている意味がない気がしたんです。せっかく十何年もイタリアに行って、イタリア語ができて、イタリアの食文化などが分かってるのに、それを学びたい、知りたい、という人がいるなら有効利用しないのはもったいない…。たとえお金のため、生きて行くために選んだ職業にしても、携わっている限り、心地悪いのが嫌なのかもしれない。自分が正しいと思っていることは主張したいし、もし文句を言ってくる人がいても、それはそれでいいんです。文句大歓迎だし、ディスカッションしたい。基本的に立ち止まっていられない。回遊するマグロのような人かもしれないですね。○人よりも土地と触れ合いたい--それは世界のあちこちに行かれるのと通じるものがありますねそうですね。その場に行って、その場に適応するのと同じです。自分のまわりにボーダーを作らないんです。誰が入って来たっていいんですよ。だってそれで失うものなんてないですから。色んな人が来てごちゃごちゃにしても、私はあとでそれをゆっくりメンテナンスできるし、戸惑いに飲み込まれそうになっても必ず冷静な自分がどこかで戻ってくる。ただ私は私という形でそこに毅然(きぜん)といるわけだから、表面上どんな混乱があっても安心はしていていいんだって心底では思っています。--「私は私の形」というのがこの本に出てくる「マザー」につながっていくんですか?核心ですよね。必ず、自分を守ってくれる存在というか、「泣きわめこうが悲しもうが何してようが絶対に程よきところで収まるから大丈夫」っていうような自己コントロールを無意識にしていると思うんです。その心底から自分の様子を客観的に傍観しているような意識を「マザー」と呼んでいます。まあ、母体ですよね、自分の中でも最も原始的な部分だと思いますよ。生き抜きたいと思うじゃないですか、生き物である限りはどの動物も。虫だって殺されそうになったら逃げるし。多分、それと同じ働きかけなんだと思います。後天的に身につけてきた余計な感情だとか余計な精神性が邪魔して「ああ、私もう駄目だ」とかなるわけですけど、そのときに本能的なものが「そんな小さいとこに固まってるんじゃないよ、ばかばかしい」って信号を送ってくるという感覚ですね。その辺はやっぱり私が北海道で育ったり野生児だった部分が強いかもしれません。そこで自分が他の動物と違って精神というくせ者を背負って生きている事を認識し、不必要な思惑に振り回されないようコントロールしていく術が自然と身に付いたのかもしれない。海外に行くときも、土地の人間達と触れ合うということは実は二の次三の次。人間よりもその土地と触れ合いたい。地球上の、行ったことない土や海や空や草や木、時空の軌跡、その土地が通り過ぎて来た歴史。そういうものの方がわたしにとっては興味があります。人との触れ合いは必然的に生じてくるものなので、それよりもそれまで知らなかった地球の部分というものに対する好奇心や興味の方が圧倒的に強いのです。新しい場所を訪れる時は、まずはその土地に歓迎をされたいです。●「漫画によっていろんなことできる」自信がついたきっかけとは○色々な仕事をやっていたから続けられた--今のお仕事の話に移りますが、漫画を描くことに手応えや満足感を感じられるようになったのはいつ頃ですか?本当の事を言うと漫画に関しては、最初は無理やり描いていました。私は漫画の特別積極的な読者でもないし、編集者が言ってくる内容に全然ついていけなくて「描けるわけないわ、こんな漫画」といったリクエストを結構もらって。「空っぽのチューブから無理やりネタを絞るような思いでやらなきゃいけないのだったら、もう辞めてしまおうかな」と何度となく思ってました。でも、幸いその頃は他の仕事もいっぱいやっていたので、漫画に対する猜疑心をいつまでもこだわり持ち続けてもいなかった。それを本職にするかどうかは全く分からないし、そのつもりも実はないけど、続けるだけは続けていけました。もしそのとき漫画だけで生きていかなきゃと思ってやっていたら、挫折して止めていたかもしれない。--それでも続けて来れたのはどうしてですか?滞って考えすぎなかったからですね。漫画の世界っていうのはやっぱり油絵のような世界とは違うんだ、これはこれできっともっと奥が深くて面白い世界であり、そこに自分も乗っていかなきゃって。漫画でなければ展開させられない表現のワザを覚えれば、それで自分を充足させられるスキルが一つ増えたことになるし、やり始めれば大変かもしれないけど感動できる事もたくさんあるはずだろうから諦めるのはやめようと。ただ、そういう意識を持つ事ができたのは、他にもいっぱい色んな仕事してきたからなので、そんなに重々しい思いを込めてというのはなかったです。切羽詰まっていたら漫画に対するポジティブな妄想や空想で自分を酔いしれさせるわけにもいきませんでしたから。--続けられると思われたのはいつからですか?シリアに行って『モーレツ! イタリア家族』(講談社)という連載を取れたときに「ああ、これからは漫画だけでも多分大丈夫そうだ」っていう気がしました。私の"蛇口"というのか、つまり、今まで色んな仕事をしてきたことによって培ってきた、色んなスキルや創作法、感情の出し方、表現法が、シリアという国に引っ越した事によって、一つに集約されてしまったわけですよ。漫画という媒体オンリーに。この"蛇口"はお湯も水も出せるし、水圧もいろいろコントロールできる。漫画によっていろんなことできるかもしれないって自信が付いたんです。やっぱり色んな仕事やってきたおかげで自信を持って漫画の世界に投身できたのだと思っています。前みたいにプライドが自分の意識を牛耳って「私はそんな漫画描けません」みたいなのもなくなってきたし、「絵で食べて行けるなんて有り難い。まあ何でもやってみよう」っていう、へりくだった人間になってました。--仕事で嫌な思いをされたときにはどうしますか?あんまり深く考えすぎないようにしています。本当に嫌なことは止めますから。実際に止めてもきたし。なので、「それでも自分は立ち向かうよ」っていう状態は、まだ執行猶予があるってことですね。そのときには、嫌々じゃなくて角度を変えてみるといいと思います。「部屋の模様替えしてみよう」とか「今までこの靴履いてたけどマメできるからこっち履いてみよう」みたいな。○「今はもう、やりたいことだけやって生きていきたい」--今回出した本についての思いを聞かせてくださいこういう女もいるんだから、今までと環境が変わったり、周りと同調できなくて戸惑う人に「じゃあ、ちょっとものは試しに読んでみて?」という感じで存在してくれればいいんじゃないかと思っています。ただ、「みなさんこの本読んで、この通りにして」とは、とてもじゃないけど思えない。自分でしゃべった事を文章に直して出していただいてはいるのだけど、人生のガイドブック的な本ではないですね。--ハウツー本ではない?ハウツー本ではない。あくまでも、変わった生き方をしている人間もいるんだっていうことを認識してもらう、一つのきっかけになればいいなと。テレビとかに出るのも、人間として、日本人として、こういうとっぴもない生き方のバリエーションがいっぱいあっていい、ということを伝えたくてやっている部分もあります。こういう本を出すことで、他にも思い切った事をやって新しい何かを開拓していこうとする人が出てくるかもしれない、それによって今みたいな表面的な一律性だけが重視されるのとは別な、自由だけどパワフルな社会になっていくかもしれない。誰かがドミノの最初の1個にならない限り、凝り固められた保守的な既成概念は倒壊しません。自分がたまたま特異な経験を積んできた人間という意味では、遣唐使や遣隋使みたいな、特別な経験情報提供者としての責任感を感じているというのはあります。--最後に、この先の展望があればお聞かせください具体的な目標は特にありません。常に何かして生きていますからあまり展望や目的は持っていないです。場所の移動もやりたくなったらいつでも突発的にしてしまうし、マンガも売れたいとか決して望んでいたわけではないのヒットするような顛末になって、それに付随してうれしいだけじゃない、辛酸をとことんなめるような、辛い思いもたくさんしたし、何をどうしよう、って特別思っていなくても満遍なくいろんな経験は味わっています。多分こんな感じが自然と死ぬまで続くのかもしれません。でも、漠然とした大きな目的みたいなのはあります。油絵を描く事を途中でやめてしまったので、漫画を60歳くらいまでやったら再び油絵に戻りたい。それはもう売るとか売れるとか考えないで自由に描くという意味で。年齢によってどんな絵が描けるか見てみたいというのもあるし。余計な煩悩や不純物が排除された状態で、大好きな場所で絵を一日中描いていればもうそれだけでしあわせ、というばあさんになりたいです。時間に追われるような生活からは開放されて、植物や動物みたいに地球のバイオリズムだけに自分を合わせて生きていけるような暮らしが理想的。それが成就できれば最高ですし、死ぬ時もきっと幸せでいられるはず。『とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書』ヤマザキマリ著、KADOKAWA メディアファクトリー、1,000円(税別)。人気漫画家が語り下ろす人生の味わい、愉しみ、喜びとは…?仕事、恋愛、子育て、セックス、結婚、そして人間関係…。悩める日本人女性のために、ヤマザキマリが語り下ろした珠玉の人生指南。詳細は特設サイトへ。
2014年05月20日A型彼氏は興味を持ったことを調べて知識として習得した事柄を、誰かに話して披露することが大好きです。それに対して、O型彼女は血液型別女子の中でもNo1の「聞き上手」という特徴をもっています。A型彼氏のうんちくからO型彼女がどれだけ学びを得られるかが、二人の愛情と信頼関係を深めるために大事なステップです。ではそのコツを「A型男の取扱説明書」・「O型女の取扱説明書」の著者、神田和花がご紹介します。■1.うんちくをよく聞いてあげる普段から慎重で自分の意見をはっきり表明することにも遠慮がちなA型彼氏ですが、うんちくを語らせると、人が変わったように饒舌になって喋り続けます。たとえば歴史の話だったり、自己啓発についての話だったり、ビジネススキルの話だったり、お気に入りのアイテムのデザインやスペックの話だったり、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツといった偉人の話だったりとA型男によって内容は様々ですが、ちょっぴり難しいテーマを、実によく勉強してうんちくを丸暗記しています。デート中にA型彼氏のうんちくがはじまったら、面倒臭がらずに愛情を持って話をきいてあげましょう。■2.聞き流さずに、自分でも調べて理解するO型彼女はとっても聞き上手なのが最大の魅力です。タイミングよく相槌を打って、A型彼氏を気分良く喋らせることが大の得意でしょう。でも、聞き上手過ぎてしまい、右から聞いたことが左に抜けるといった具合に、うんちくを聞き流してしまいがちです。A型彼氏の話の1/3ぐらいは、聞き流さずに覚えておくことが肝心です。難しい言葉は自分でも検索して調べましょう。また直接A型彼氏に教えを乞うことで、より一層、A型彼氏が好きで仕方がないうんちくの世界を一緒に楽しむことができます。■3.A型彼氏のお陰で賢くなったことに感謝するA型彼氏のうんちくがひと段落したら、O型彼女は「A型彼氏くんて、本当に物知りね!お陰で私まで〇〇について詳しくなってきちゃった!ありがとう」とA型彼氏を褒めつつ、感謝を伝えましょう。事実、A型彼氏のうんちくは物事を正確に捉えていることが多いです。また感謝を伝えて喜ばせるだけでなく、「ところで」と話題を変えられれば、長いA型彼氏のうんちく話を切り上げることもでき、一石二鳥です!■4.価値観がピッタリだということをアピールA型彼氏が女性に対して一番求めていることは、価値観が一致する女性である、ということです。A型彼氏はうんちくを披露しながら、自分の話に相手が興味を持ってくれているか、関心を寄せてくれるかを図っています。もしそのうんちくを聞いて、彼を尊敬することができたなら、価値観はピッタリ!褒めたり感謝をしたりすることで、同じ価値観を持っていることを彼にアピールしていきましょう。■おわりにA型彼氏とO型彼女は相性ぴったりだと言われています。A型彼氏に機嫌よくうんちくを語らせることで、深い愛情で結ばれたカップルになることができるはずです。ぜひ試してみてください。(神田和花/ハウコレ)
2014年04月04日アップルコンピューター創業者の人生を追った映画『スティーブ・ジョブズ』の来日ジャパンプレミアが29日、東京都内劇場で行われ、本作で長編映画監督デビューを果たしたジョシュア・マイケル・スターン監督、ジョブズ氏のファンという音楽プロデューサーの小室哲哉らが来場した。スターン監督はジョブズ氏を「複雑で色々な側面を持つ人だったけれど、明確なビジョンを持っていた。周囲の批判を恐れることなく、自分の人生を自らの手で築いていった」と分析しながら「テクノロジーがない時代に様々なものを考え、それが実現しないことに対して大きなフラストレーションを感じていた。それに若い頃は誰かに電話しても、コールバックがまったくなかった時もあったんだ」と不遇時代のエピソードを紹介した。同作は、2011年10月に56歳の若さで亡くなったアップルコンピューターの創業者スティーブ・ジョブズの、これまで語られることのなかった波乱万丈の人生を没後初めて描いた伝記ドラマ。1976年に自分とよく似たはみ出し者の友人たちと自宅ガレージにてアップルコンピューターを創立したジョブズ(アシュトン・カッチャー)は、次々とヒット商品を生み出し、莫大な富と名誉を手にするが、同時にその激しい性格から多くの敵を作ってしまう。本作でジョブズ氏を演じたアシュトンもアップル製品を愛用しているようで「ジョブズ氏が亡くなった時、彼はマックブックやiphoneを使って如何に自分が悲しいかを伝えていたよ」とスターン監督。劇中では、ジョブズ氏の頑固な性格が祟って敵を生んでしまう構図も描いている。スターン監督は「彼はセンチメンタルとは程遠い人であり、人間関係の築き方には疑問もある。けれどジョブズ氏は自分の製品を通じて、人類への愛を表していたのではないだろうか?」と天才ゆえの不器用さを代弁していた。一方、アップル製品の愛用者でジョブズ氏をリスペクトしているという小室は、この日iMacとアップルのディスプレイ、キーボードを使用してglobe の「DEPARTURES」、イーグルスの「ならず者」を生演奏。小室は「ジョブズ氏はクリエイターでもありながら、ロックミュージシャンにも近いと思った。形は違うけれど、ひたすら自分の頭に描いたものを貫き通すところは共感できますね。彼の作ったデバイスは僕の音楽には切っても切り離せないものだし、ジョブズ氏は音楽業界の常識を一人で覆したんです」とその偉業を語っていた。映画『スティーブ・ジョブズ』は11月1日より全国公開 公式サイト
2013年11月01日大ヒット商品を次々に生み出したアップル創業者スティーブ・ジョブズの知られざる半生を描いた話題の映画『スティーブ・ジョブズ』が、11月より公開される。本作では、“天才”と言われ次々と夢を実現していった男が、実はビジネス以外のプライベート、特に恋愛に関しては、まるで天才とはほど遠い状態だったことが明らかにされている。2011年、56歳の若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。21歳で自宅のガレージに「アップルコンピュータ」を設立。わずか4年で株式を上場させ、富と名声を手にするが、ワガママで傲慢、絶対に自分の考えを曲げない彼の激しい性格は、多くの敵をつくったことは有名な話。恋愛においても、決して穏やかとはいかなかったようだ。アシュトン・カッチャー演じるジョブズは、実際に若かりしころも長身で甘いマスクのイケメン。彼女がいるにも関わらず、ほかの女性に手を出すプレイボーイだった。髪はボサボサ、裸足で歩くなど何を考えているのかよく分からない所がありながら、自分の興味があることだけに反応する自由奔放な姿は、“ほっとけない”女子心を知らずと刺激していたらしい。25歳のときには、当時の彼女のお腹にいた娘“リサ“を自分の子ではないと、認知を拒否。彼女とは未婚であり、若いジョブズはその事実を受け入れられなかったのかもしれない。しかし、ジョブズ自身も将来有望とされた大学生カップルの未婚の子で、そのために養子に出された生い立ちの持ち主。不思議なことに実親と同じ過ちを犯してしまうのだが、その後、開発に没頭したコンピュータに“Lisa(リサ)”と名付けるなど、娘への愛がまったくなかったわけではないのだ。やがて、ジョブズは幸せな結婚をし、3人の子を授かった。家族の大切さを改めて実感したのか、ジョブズと実の娘・リサとの確執は少しずつ改善されていき、思春期時代には彼女を家庭に受け入れ、大学入学まで一緒に暮らしたと言われている。劇中には、実の娘を上手くあしらうことができないエピソードも登場し、うろたえがちなひとりの父親の姿をうかがい知ることもできる。恋愛では“天才”とはいかず、苦労もあったジョブズ。本作は、世界で最も成功した男の“心の光と影”、そしてひとりの人間としての人生をも垣間見させてくれるだろう。『スティーブ・ジョブズ』は11月1日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2013年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2013 The Jobs Film,LLC.
2013年10月25日真面目で責任感が強く、プライドも高いA型男子は、キャパシティを超えてまで仕事を頑張り続けてしまうことがあります。そんなA型男子がプチ鬱に突入してしまった時には、上手に息抜きをさせてあげましょう。今回は、「A型男の取扱説明書」の著者である神田和花が、A型男子をプチ鬱から救出する方法をご紹介します。■1.一緒に仕事をサボりましょうと誘惑するA型男子にとって理想の女子は「色仕掛けをして、自分を堕落させるような甘い誘惑を囁く存在」です(もちろんそれだけではなく、別の理想像も確保されていますが)。せっかくなのでその期待に応えて、女らしくセクシーに誘惑してあげましょう。「ねぇアタシもう会社に行きたくない。明日は一緒にサボりましょう」と耳元で囁いて息を吹きかけてあげればいいのです。A型男子はその気になれば、有給だって振休だっていっぱい持っています。休息をとることも仕事のうちだとは思えない生真面目さが仇になる前に、きっちり堕落させて気分転換をさせてあげることが女子として大切な役割です。■2.たっぷり昼寝をさせてあげるA型男子から携帯電話やノートパソコンなど、現実社会と接点を繋いでいるもの全てを取り上げるか、できる限り電波の届かないところへ二人一緒に雲隠れして、A型男子とゆっくり昼寝をしましょう。A型男子は繊細で神経が細やかなところがあるために、次の日に重要な予定があるとそれが気になり、疲れている時でも自然と眠りが浅くなってしまうこともしばしば、そんな日々が長く続くと、本人が気付かないうちに時々フリーズするようになるのです。A型男子をプレッシャーの連続から解放し、ぐっすり休ませてあげることが大切です。■3.ジャスミン茶を差し入れするお昼寝から目を覚ましたA型男子にはジャスミン茶を差し入れしましょう。ジャスミン茶はプチ鬱をすっきり解きほぐす効果があるので飲むことで精神的に落ち着きます。また本格的な鬱を予防する効果もあります。特にジャスミン茶の成分であるべンゼルアセテートという香りの有効成分は、右脳を活性化し、精神的にリラックスする効果があると言われています。A型男子にとっては、女子との時間こそが気分転換の源ですが、ジャスミン茶という気の利いた差し入れをしてあげることでより一層あなたの付加価値を高めることができます。■4.成功した人物の話題を出して奮起させる休養をとったことで今度は逆に現実社会に戻りたくない気分になってしまい、意気消沈気味のA型男子のやる気を呼び戻すにもコツがあります。A型男子は成功者と言われる人物を分析し、ベンチマークすることで闘志が湧いてくるタイプ。たとえばビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズといった世界的企業の創業者の人生年表や、テレビ番組の「情熱大陸」や「プロフェッショナル」で儲かっていると話題になった経営者の成功法則をさりげなく話題にしてみましょう。A型男子は自分でプチ鬱モードから脱出するための道筋を、成功法則から逆算して探しあてることができる賢い男子なのです。■おわりにいかがでしたか?適当なところで息抜きをすることが苦手なために、つい無理をして「プチ鬱」に陥りがちな傾向があるA型男子。そんなA型男子に対して、天使と悪魔の両方の要素を兼ね備えたちょっぴり計算高い振る舞いと、献身的な愛情と、知性的な激励でA型男子をプチ鬱モードから脱出させてあげましょう。(神田和花/ハウコレ)
2013年10月17日「発祥の地」は「今では一般的になっている○○がココで生まれた!」という場所ですから、知っていれば言いたくなりますし、人を熱くさせます。例えば、京都府の舞鶴市と広島県の呉市は、「肉じゃが」の発祥の地はどちらかで熱く戦っています。知っていると面白い「発祥の地」を集めてみました。■ハイレグ水着の発祥の地ハイレグ水着の発祥の地は、なんとイスラエルです。脚ぐりの位置を深くしたデザインのハイレグ水着は、1978年にユダヤ人のギデオン・オバソンというデザイナーが発表しました。そのため、ハイレグ水着の発祥の地はイスラエルのエイラートとされています。■ハンバーガー発祥の地アメリカの名物といえば、やはりハンバーガーではないでしょうか。ハンバーガーの発祥の地とされているのは、一般的にはコネチカット州にある『ルイス・ランチ』というレストランです。初代ルイス・ランチのオーナーである、ルイス・ラッセンが、「走りながらでも食べられるものを」と言われて、1900年に発売したのが最初とされています。もっとも、牛肉パテを焼いて、薄切りパン(サンドウィッチ用のパンを想像してください)で挟んだものなので、ハンバーグサンドみたいな外観なのですが。一方、うちこそがハンバーガー発祥の地と主張する場所もあって、それはテキサス州のアシーンズというところです。主張によれば、1880年代にはフレッチャー・デイビスという人がハンバーガーを売り出していたというのです。1880年代であるという物証は残念ながらないのですが、1904年にデイビスさんがハンバーガーを販売していたという雑誌記事が残っているそうです。■まねき猫の発祥の地前足をひょいと上げてつぶらな瞳をした「まねき猫」ですが、その起源、発祥の地には諸説あります。主立ったものを挙げると、東京都世田谷区の豪徳寺、東京都新宿区の自性院、京都府京都市の伏見稲荷、東京都台東区の今戸神社、東京都台東区浅草神社などです。他にも「我こそは発祥の地」とする寺社は全国にあります。ただ、現在のところ、最古の「まねき猫」として確認できるのは、浅草神社ゆかりの今戸焼の「丸〆猫」と呼ばれるものです。いずれの由来にせよ、日本でまねき猫が広まったのは江戸時代末期のことのようです。■ホットドッグの発祥の地アメリカ、ニューヨーク市のコニー・アイランドが発祥の地とされています。しかも1871年のことですから、今から142年も前の話です。パイを屋台で販売していたチャールズ・フェルトマンという人が「フランクフルトのサンドウィッチ」を売り出したところ大当たりになりました。これがその形から「ダックスフント・ソーセージ」と呼ばれ、「犬の肉」を使ってるんじゃないの?といういわれなきうわさを立てられ(笑)、そこから「ホットドッグ」の名称に至ります。ちなみにホットドッグのチェーン店『ネイサンズ』を作ったのは、チャールズ・フェルトマンの店で働いていたネイサン・ハンドワーカーです。ネイサンズ主催の「ホットドッグ早食い大会」が7月4日にコニー・アイランドで開催されています。■サッカーの発祥の地現在、最もプレーヤーの多いスポーツはサッカーです。サッカーの起源は、イングランドで生まれた「マス・フットボール」といわれます。19世紀にルールが整備されて、現在のサッカーにつながるものと、ラグビーにつながるものに分かれました。したがってサッカー発祥の地はイングランドになります。サッカーの起源は中国である、という説を唱える人もいるそうですが。■アップルの発祥の地iPhoneやiPadを発売しているアップル社は世界的大企業に発展しましたが、元々はシリコンバレーの一角で産声を上げた「ガレージメーカー」でした。実際、故スティーブ・ジョブズさんの育った家のガレージで、ハードウェアの組み立て作業をしていたのですから。そのガレージは2066 Crist Dr, Los Altos, CA 94024にあります。ここが「アップル社の発祥の地」だといわれています。■「回転ずし」の発祥の地大阪が回転ずしの発祥の地とされています。『元禄寿司』が1958年(昭和33年)4月に第1号店である『廻る元禄寿司 1号店』を東大阪市にオープンさせました。ちなみにベルトコンベアは、ビール工場で使われていたものをヒントに開発したのだそうです。■「コーヒー牛乳」の発祥の地コーヒー牛乳の元祖は神奈川県に本社を置く「守山乳業株式会社」が作りました。創業はなんと1918年(大正7年)の老舗メーカーで、1920年(大正9年)に『珈琲牛乳』の開発に成功。納品先であった東華軒から発売されました。東華軒は、当時東海道線国府津駅でお弁当を販売していました。ですからコーヒー牛乳発祥の地は国府津駅だともいえます。当時の価格は20銭だったそうです。ほかにもいろいろあるのですがキリがないので、いったん筆をおきます。皆さんはこれら「発祥の地」を知っていましたか?(高橋モータース@dcp)
2013年03月11日先日、ウォルト・ディズニー・カンパニーは『スター・ウォーズ』シリーズで有名なルーカス・フィルムを買収しました。ディズニーランドなどのテーマパークビジネスも成功しています。現在は盤石のように見えますが、倒産も疑われるような危機的な状況がかつてあったことをご存じでしょうか?1927年にミッキーマウスが生まれ、彼は1928年公開の『蒸気船ウィリー』(劇場公開の短編アニメーション)から一躍人気ものになりました。1937年には『白雪姫』、1940年には手塚治虫先生にも大きな影響を与えた『ファンタジア』が公開され、ディズニーの名声は不動のものになります。しかし「おごれるのは久しからず」という通り、徐々にディズニーには「ディズニーが時代遅れ」というイメージがつき始めました。1970年代には「古めかしい」というイメージが定着していました。キャラクターは古く、また新しいものが出てこないというわけです。もちろんディズニーも手をこまねいていたわけではありません。さまざまな作品で模索を続けますがあまりうまくいきませんでした。実際その当時のディズニーの映画はいささか元気のないものです。タイトルを並べてみましょう。■実写作品『ベッドかざりとほうき』1971年『地球の頂上の島』1973年『続ラブ・バッグ』1973年『ラブ・バッグ/モンテカルロ大爆走』1977年『ピートとドラゴン』1977年『ブラックホール』1979年『ビバ!ラブ・バッグ』1980年『トロン』1982年『ネバークライウルフ』1983年『スプラッシュ』1984年『オズ』1985年『スリーメン&ベビー』1987年『ロジャー・ラビット』1988年『三銃士』1993年このようなラインアップで、あまり評価の高い作品は見られません。みなさんもあまり知らない作品が多いのではないでしょうか。筆者などはバカなので、大丈夫なのかという映画『ブラックホール』など大好きなのですが、一般にはあまりヒットしませんでした。また「なんちゃってCG」を駆使した『トロン』にはコアなファンがつきましたが、やはり一般的にはヒットしませんでした(2010年にはトロン・レガシーという続編が作られています)。■アニメーション作品『おしゃれキャット』1970年『ロビン・フッド』1973年『くまのプーさん 完全保存版』1977年『ビアンカの大冒険』1977年『きつねと猟犬』1981年『コルドロン』1985年『オリビアちゃんの大冒険』1986年『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』1988年『リトル・マーメイド』1989年『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』1990年『美女と野獣』1991年『アラジン』1992年『ライオン・キング』1994年『ポカホンタス』1995年『ノートルダムの鐘』1996年『ヘラクレス』1997年『ムーラン』1998年『ターザン』1999年『ファンタジア2000』2000年『ダイナソー』2000年『ラマになった王様』2000年『リロ・アンド・スティッチ』2002年『トレジャー・プラネット』2002年『ブラザー・ベア』2003年『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』2004年『チキン・リトル』2005年『ルイスと未来泥棒』2007年『ボルト』2008年『プリンセスと魔法のキス』2009年『塔の上のラプンツェル』2010年『くまのプーさん』2011年『シュガー・ラッシュ』2012年こちらは1970年~2012年のアニメーション作品です。人気のある新しいコンテンツを作ろうと試行錯誤のあとが見られます。■独裁者が登場!1984年にマイケル・アイズナーというすご腕の実業家が会長兼最高経営責任者(CEO)でに就任します。この時、ディズニーの財務状況はとても悪く、危機的な状況に陥っていたと言います。アイズナーさんはとてもワンマンな人で、あちらこちらであつれきを生みましたが、映画事業、テーマパーク事業を立て直し、ディズニーの売り上げを倍にしました。剛腕経営者だったのです。■危機を救ったのはピクサーのコンテンツ!80年代~90年代のディズニーの映画の不評を救ったのはピクサー・アニメーション・スタジオでした。ピクサーは故スティーブ・ジョブズが、ジョージ・ルーカスのILM社(インダストリアル・ライト&マジック)のCG部隊を買い取ったのがそもそもの始まりです。最初の作品1995年の『トイ・ストーリー』はディズニーとの共同製作による映画でしたが、これが全世界で爆発的なヒット。ピクサーの名前を高めるとともに、ディズニーに新しいコンテンツをもたらしました。■ピクサーの作品『トイ・ストーリー』1995年『バグズ・ライフ』1998年『トイ・ストーリー2』1999年『モンスターズ・インク』2001年『ファインディング・ニモ』2003年『Mr.インクレディブル』2004年『カーズ』2006年『レミーのおいしいレストラン』2007年『WALL・E/ウォーリー』2008年『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年『トイ・ストーリー3』2010年『カーズ2』2011年『メリダとおそろしの森』2012年2006年にはピクサーがディズニーに買収されましたが、上記は2012年までのピクサーの作品リストです。ピクサーがいかにディズニーに貢献しているかがよくわかると思います。2000年代にまたディズニーの業績が悪くなり、2004年には業績悪化を理由に前述のマイケル・アイズナーが解雇になりました。アイズナーさんはその後、縁あってテレビの司会者業などもやってます(笑)。ピクサーの出自はそもそもルーカルの設立したデジタル技術スタジオILMです。そのピクサーがディズニーの危機を救い、ディズニーがピクサーを買い、そしてルーカル・フィルムも買収――ということになったわけです。なんだか時代が3周くらい回ったような気がしませんか?■ディズニーの歴史はコンテンツの歴史ディズニーの沿革を見てると、やはりコンテンツの歴史だということがわかります。1920年代に『ラフ オグラム スタジオ』が倒産し、ディズニー・ブラザーズ社を設立したディズニーを救ったのは、新キャラクター・ミッキーマウスでした。その後のアニメーションで生まれたキャラクターたちが、ディズニーランドを生む力になりました。70年代-80年代に停滞の時代がありましたが、それを『ウッディ』や『バズ』といった新顔のキャラクターたちが救ったのです。この列に、今、『ルーク・スカイウォーカー』や『ダース・ベイダー』が加わろうとしています。(高橋モータース@dcp)
2012年12月24日大学受験予備校「東進ハイスクール」を運営するナガセは12月2日~7日、同予備校に通う高校1年から3年までの現役高校生を対象に、「日本の将来とリーダー像に関する調査」を実施した。有効回答数は3,535名。最初に、日本の将来に期待することを聞くと、1位が「技術大国としての復活(32.6%)」、2位が「幸福度が高い国(29.5%)」、3位が「経済大国としての復活」(26.3%)となった。一方、心配なことは「国の財政破綻(44.4%)」がトップ。続いて「景気低迷(26.6%)」、「世界での存在感の低下(25.8%)」となった。次に、日本の将来は何色かを聞くと、「グレー(33.8%)」という答えが最も多かった。次いで「白(12.9%)」、「青(9.3%)」など寒色系の色が続く。明るい未来というよりも暗い未来が連想しているようだ。今の日本に必要なものについて尋ねたところ、「行動力・実行力(50.1%)」がトップだった。2位は「決断力(29.7%)」、3位は「国際競争力(29.2%)」。また、今の日本のリーダーに期待することを聞くと、こちらも「行動力・実行力(51.6%)」がトップ。2位は「結果に対する責任をもつこと(31.3%)」、3位は「決断力(30.3%)」だった。次に、日本のリーダーに必要な資質について聞くと、上記の回答と同様に「行動力・実行力(75.6%)」がトップだった。2位は「決断力(63.2%)」、3位は「結果に対する責任をもつこと(54.5%)」となっている。理想のリーダーを1人あげてもらったところ、1位はアップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏(250票)、2位は小泉純一郎氏(226票)、3位は坂本龍馬(180票)だった。自分が将来リーダーになりたいか聞いたところ、87.0%が「なりたい(なりたい48.7%+できればなりたい38.3%)」と回答。リーダーになりたいと希望する高校生(3,075名)に、どんなリーダーになりたいかを聞くと、「行動力・実行力」があり、「コミュニケーション力・人々を説得する力」と「カリスマ性・人々を魅了する力」を持つリーダーになりたいという声が多かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日恋愛は時に、私たちの心を傷つけたり、自信を奪ったり、さまざまな試練を与えます。それでもなお、誰かに恋をするのは、肉体と感情をもった人間であるがゆえ。今回は少し恋に臆病(おくびょう)になっているあなたに応援のメッセージを込めて、「スティーブジョブズの生き方に学ぶ、幸せをつかむための恋愛術」をご紹介します。カリスマ性の高さから、多くの人の心をつかんで離さないジョブズの温かいお言葉を心に刻んでいきましょう。■1.自分が好きになった相手と恋をしようこれは彼が私たちに教えてくれたとても重要なことのひとつです。「仕事が好きでなければ、そこには人生の成功を収めるチャンスはなく、私たちはもっと自分自身の人生に情熱的にならなければならないこと」を意味します。恋愛だってずっと気を張っていては疲れてしまいますよね。とはいえ、孤独に耐えられなかったり、周りの意見に流されてばかりで、何もかも「妥協」で生きていては、恋の本質を見失います。「自分が好きになった相手と恋をする」という、とてもシンプルな法則を思い出してみましょう。■2.ドグマにとらわれない生き方をしよう「自分にとって何が大切なのかを考えて、人生を形作ることはとても大切。」これは恋愛にも同じことが言えます。幸せをつかみたいなら、自分を見つめなおす時間が必要です。あなたが望む生き方や夢、家族のあり方について、じっくりと考えたうえで、自分にとってふさわしいパートナーを選んでみてください。「周りの人があなたに望んでいること」ばかりに答えようとしてはいけません。彼の言う「ドグマ」にとらわれた生き方では、永遠に幸せは手に入らないのです。■3.自分だけの魅力に気付こう「私たちはみなあらゆる才能をもって生まれてきます。」他人をひがんだり、憎んだりする必要はありません。あなたはただ、自分だけのスペシャルな魅力に気づき、そこを大切にしながら生きていけばいいのです。そうすると、自然体のあなたをステキと言ってくれるパートナーが必ず現れます。自分を飾らずにいられる相手と過ごす時間ほど、心の安らぎを取り戻せる時間はありません。■4.自分にも相手にも誠実になろう人は自分の弱さゆえに、うまくいかないことが続いたり、不安を感じたりすると、信じることをやめてしまいます。それは仕事だけでなく、恋愛でもいえること。「いつか私に黙って浮気をするんじゃないか」こんなふうに相手を疑いながら、一緒にいてあなたは本当に幸せなのでしょうか。いつでも相手を信頼する。たったそれだけで、邪念から解放され、何倍も自分も相手も大切にできるようになるのです。■5.いつまでも愚直でいよう「Stay hungry, Stay foolish」これはジョブズがスタンフォードの学生に送った有名なセリフですね。直訳すると「ひもじくあれ、バカであれ」という意味になりますが、その言葉の真意は次の通りです。「現状に満足せずに成長する心を持ち続けよう。いつまでも若い時の活力を忘れずにいよう。」私たちは大人になるにつれて、賢明になり、あらゆることを無難にこなす術を身につけるようになります。それは恋愛でも同じこと。先の展開がみえるような恋ばかり選んだり、いつも似たような相手と不毛な恋を繰り返したり。若い時に何もかも忘れて、本能のおもむくままに恋愛をしていたあのころのほうが、あなたを深みのある人間へと大きく成長させていたのではないでしょうか。■6.失敗してもくじけずにいよう「一度や二度の失敗でくじけてはいけないのです。常に望むを持ち続け、すべてはうまくいくと思い続けることが大切。」恋愛も同じではないでしょうか。失恋で傷ついた経験から、自分の身の丈にあった無難な相手を選ぶようになり、心の声に耳を傾けるのをやめてしまってはいませんか。■おわりに姑息(こそく)な計算をしたり、思い込みをしたり、頭でっかちな恋愛スタイルはもう終わりにして、シンプルに本能で恋を楽しんでみてはいかかでしょうか。筆者は、ジョブズの生き方から、そんなメッセージを読み取りました。参考リンク:10 Things You Can Learn From Steve Jobs Life(MagforWomen)(さとみん/ハウコレ)
2012年12月15日恋愛は時に、私たちの心を傷つけたり、自信を奪ったり、さまざまな試練を与えます。それでも尚、誰かに恋をするのは、肉体と感情をもった人間であるがゆえ。今回は少し恋に臆病になっているあなたに応援のメッセージを込めて、「スティーブジョブズの生き方に学ぶ、幸せを掴むための恋愛術」をご紹介します。カリスマ性の高さから、多くの人の心を掴んで離さないジョブズの温かいお言葉を心に刻んでいきましょう。■1.自分が好きになった相手と恋をしようこれは彼が私たちに教えてくれたとても重要なことのひとつです。「仕事が好きでなければ、そこには人生の成功を収めるチャンスはなく、私たちはもっと自分自身の人生に情熱的にならなければならないこと」を意味します。恋愛だってずっと気を張っていては疲れてしまいますよね。とはいえ、孤独に耐えられなかったり、周りの意見に流されてばかりで、何もかも「妥協」で生きていては、恋の本質を見失います。「自分が好きになった相手と恋をする」という、とてもシンプルな法則を思い出してみましょう。■2.ドグマにとらわれない生き方をしよう「自分にとって何が大切なのかを考えて、人生を形作ることはとても大切。」これは恋愛にも同じことが言えます。幸せをつかみたいなら、自分を見つめなおす時間が必要です。あなたが望む生き方や夢、家族のあり方について、じっくりと考えたうえで、自分にとってふさわしいパートナーを選んでみてください。「周りの人があなたに望んでいること」ばかりに答えようとしてはいけません。彼の言う「ドグマ」にとらわれた生き方では、永遠に幸せは手に入らないのです。■3.自分だけの魅力に気付こう「私たちはみなあらゆる才能をもって生まれてきます。」他人をひがんだり、憎んだりする必要はありません。あなたはただ、自分だけのスペシャルな魅力に気づき、そこを大切にしながら生きていけばいいのです。そうすると、自然体のあなたをステキと言ってくれるパートナーが必ず現れます。自分を飾らずにいられる相手と過ごす時間ほど、心の安らぎを取り戻せる時間はありません。■4.自分にも相手にも誠実になろう人は自分の弱さゆえに、うまくいかないことが続いたり、不安を感じたりすると、信じることをやめてしまいます。それは仕事だけでなく、恋愛でもいえること。「いつか私に黙って浮気をするんじゃないか」こんなふうに相手を疑いながら、一緒にいてあなたは本当に幸せなのでしょうか。いつでも相手を信頼する。たったそれだけで、邪念から解放され、何倍も自分も相手も大切にできるようになるのです。■5.いつまでも愚直でいよう「Stay hungry, Stay foolish」これはジョブズがスタンフォードの学生に送った有名なセリフですね。直訳すると「ひもじくあれ、バカであれ」という意味になりますが、その言葉の真意は次の通りです。「現状に満足せずに成長する心を持ち続けよう。いつまでも若い時の活力を忘れずにいよう。」私たちは大人になるにつれて、賢明になり、あらゆることを無難にこなす術を身につけるようになります。それは恋愛でも同じこと。先の展開がみえるような恋ばかり選んだり、いつも似たような相手と不毛な恋を繰り返したり。若い時に何もかも忘れて、本能のおもむくままに恋愛をしていたあの頃のほうが、あなたを深みのある人間へと大きく成長させていたのではないでしょうか。■6.失敗してもくじけずにいよう「一度や二度の失敗でくじけてはいけないのです。常に望むを持ち続け、すべてはうまくいくと思い続けることが大切。」恋愛も同じではないでしょうか。失恋で傷ついた経験から、自分の身の丈にあった無難な相手を選ぶようになり、心の声に耳を傾けるのをやめてしまってはいませんか。■おわりに姑息な計算をしたり、思い込みをしたり、頭でっかちな恋愛スタイルはもう終わりにして、シンプルに本能で恋を楽しんでみてはいかかでしょうか。筆者は、ジョブズの生き方から、そんなメッセージを読み取りました。参考リンク:10 Things You Can Learn From Steve Jobs Life(MagforWomen)
2012年12月12日俳優やアーティスト、スポーツ選手や政治家など、世界にその名を知られている日本人はたくさんいます。そこで、母国で誰でも知っている日本人と言えば誰か、外国人20人に聞いてみました。・黒澤明です。「七人の侍」と言う映画はとても有名です (フランス/男性/20代後半)・黒澤明。素敵な映画を作っている映画監督なので (スイス/女性/40代前半)さすが「世界のクロサワ」、多くの外国人が黒澤明監督の名前をあげました。今もなお世界中で黒澤作品が愛され、比較的若い世代の外国人にも浸透しているというのは凄いことだと思います。・渡辺謙。「ラスト サムライ」という映画を観て惚れてしまいました (ウズベキスタン/女性/20代後半) ハリウッドで活躍する日本人俳優は何人かいますが、その中でも渡辺謙さんの知名度はとても高いですね。日本のサムライを世界に強烈に印象付けました。・山口百恵さんです。映画女優としてとても有名です(中国/女性/30代後半)山口百恵さんが出演している映画が中国でもたくさん放映されているのですね。川端康成の名作「伊豆の踊り子」は日本でも非常に人気がありました。・香川真司。ドイツのリーグタイトルを取り、サッカークラブで活躍している人として知られています(ドイツ/男性/30代後半) ドイツのブンデスリーガで大活躍したため、ドイツ国内では今もっとも知名度のある日本人といえるかもしれません。マンチェスターへ移籍しましたので、今度はイギリスでも知名度がアップしそうです。・オノ・ヨーコ。70年代の活動主義とアバンギャルド芸術界の象徴として知られています(アメリカ/男性/30代前半)ビートルズのジョン・レノンの奥さんとして世界的に有名ですが、アメリカ国内では平和活動や芸術活動まで含めてよく知られているようです。・小泉純一郎です。元総理大臣でいつもテレビのニュースに出ていて、髪型が凄くかっこいいです(ラオス/女性/20代後半) 当時の小泉フィーバーを今でも鮮明に覚えている人は多いことでしょう。歴代首相の中でも女性からの支持が非常に高い首相でしたが、外国人女性からみてもカッコイイのですね。・松下幸之助。創造力のある人で、経営にしても人生の哲学に関してもいい発想がある人(中国/女性/30代後半)「スティーブ・ジョブズ」や「ビル・ゲイツ」は世界的に有名な経営者ですが、日本には「松下幸之助」がいました。現在の中国でも知名度が高いようで、日本国内のみならず世界に名をとどろかせる経営者って凄いですね。今回のアンケートでは黒澤明監督をあげる人が多く、また宮崎駿監督の名前もあがっていました。世界各国に日本映画のファンがたくさんいることを改めて実感したアンケートとなりました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日経済とは何なのか――。大上段に構えなくとも、あらゆる生活の場に経済は存在しています。私たちは日々、誰かが作ったものを、交換や分配のプロセスを経て消費しています。物々交換も含めた「有形無形のモノを交換する仕組み」が経済なのです。この巨大なシステムがいま、変化の時を迎えようとしています。■評価が貨幣のように流通する社会作家の岡田斗司夫氏は著書『評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている』の中で、貨幣経済は縮小して貨幣を媒介しない経済活動が活発になり、評価が通貨のように流通する評価経済社会が訪れると述べています。私たちの生活にどのような影響があるのか、岡田氏の運営している組織FREEexの担当者・西村洋氏にお話をうかがいました。――評価が流通するとは、どのようなことでしょうか?「理解していただきたいのは、評価経済は貨幣経済を否定するものではないということです。コインの表と裏のようなもので、評価があればお金も集まってきます。例えば、2009年1月、スティーブ・ジョブズ氏は医療休暇を発表した際に、株価が大きく下落しました。その後、無事休暇から戻ると、株価は登り始めました。評価が高いと資本が集まる、これがイメージキャピタル=評価資本を持っているということです。個人レベルでは、お金をたくさん持っていなくても評価が高ければ、投資=援助が集まって、欲しい物が手に入ったり、やりたいことも実現しやすくなります。評価や物の流通にネットが大きな役割を果たしています」(西村氏)――流通するからには、基準が必要なのではないでしょうか?「それをいま、作っているところです。Twitterのフォロワー数やFacebookなどの数値から算出したクラウトスコアといった形で、評価の数値化が試みられています。企業の評価を数値化して公開する『BUZZDAQ(バズダック)』というサイトがあり、評価のスコア化が進んでいます。評価経済社会はもう始まっているんです」■「いい人戦略」≠「いい人になる」――評価を稼ぐためには、どうすればいいでしょうか?「好かれる人になればいいんです。『いい人戦略』といって、ささいなことでいいのですが、あいさつをきちんとする、助けてもらったら必ずお礼を言うなど、簡単なことから始めて評価をためていくのです。企業であれば、社会的に評価される活動をするなどの戦略を取る必要があります」――評価を稼ぐのが難しい場合はどうなるのでしょうか。誰しもが他人から「いい人」と評価される行動や言動ができるわけではないと思うのですが……。「誤解してほしくないのは、いい人『戦略』であって、いい人にならなければいけないわけではありません。私たちは現状、さまざまなコミュニティに所属して、そこでの人格を持っています。あるコミュニティで評価を得るためにした行動でストレスがたまったら、別のコミュニティで発散すればいい。友人や恋人に愚痴を言うとか、息抜きの場所はいろいろあると思います」――社会福祉はどうでしょうか。評価もお金も稼げない、困窮者に対する救済措置はあるのでしょうか?「いい人戦略が肝になると思います。現時点で具体的な解決案は出ていませんが、支援団体に評価が集まったり、コミュニティ単位での支援など、救済を必要とする人に手が届きやすくなるという希望はあると思います」■評価経済社会はすでに始まっているお話を聞いての結論は、評価経済社会は確かに来ているというものです。ただし別の意味で。経済が交換の仕組みである以上、評価を前提としています。つまり評価経済社会はずっと続いていて、モノを流通させる媒介物であると同時に資本でもあった貨幣の評価が下がりつつあるいま、新たな局面に進んだといえます。その意味では『世界の変わり目に立ち会っている』わけで、この面白い時代を生きるガイドとして、岡田氏の著作は非常に興味深いものです。ちなみに電子書籍も販売されています。まさに流通の変革ですね。(OFFICE-SANGA 服田恵美子)
2012年09月18日1990年代初頭より国際的なIT企業や展示会の取材に東奔西走。ビデオ動画とソーシャルメディアを組み合わせた表現方法で情報発信を続けてきた神田敏晶さん。実はロゼッタストーンを使って学習をしていたという。生きた英語力を習得するコツをうかがってみた。「まるで英語圏に生まれ、赤ちゃんのころから無理なく英語になじみながら育っていく。そんな錯覚に陥らせてくれる教材です」ロゼッタストーンの魅力の最も大きなものを、神田さんはこう解説してくれた。日常で使う頻度の高い単語を何度も繰り返し学習させるロゼッタストーンのカリキュラムは、神田さんのようにすでに日常会話レベルをマスターした人にとってはもどかしくもあり、最初は物足りなさも感じたという。「しかし、発音の波形を解析してくれる『スピーチ解析』機能をチェックしていくと、英語は舌の動きによる発音よりも、抑揚、アクセントが重要なのだと理解させられました」と、その効果を実感したそう。また、“a”“an”“the”などの冠詞を単数形や複数形に応じてどう使い分けるかという、日本人にとって苦手な部分を、ロゼッタストーンのカリキュラムは解決してくれるという。「複数名詞に“the”を付ける場合はどういうときなのかなど、冠詞の使い分けについて日本人はとても苦手です。いくら単語を暗記し、文法を学んでも、実地の会話力では冠詞を含めた単語の使い方と複数形をキチンと使い分けることができないと、意味がまるで通じないということになりますから」神田さんがそう指摘する冠詞と複数形の課題についても、ロゼッタストーンならカリキュラム順に進むことで自然に身についてくるという。「全編を通して行われる、日常の生活シーンを表した写真と関連づけたリスニングとスピーキングの繰り返し。この、単純で繰り返し行われる学習法が、文法から意識させることなく視覚と関連づけた情報を素早く英語化してしまう能力を高めるんでしょうね」それこそが、前述の“赤ちゃんのころから英語で育っていく錯覚”だと神田さんは力説した。1991年からアップル社のキーノートスピーチに参加。ジョン・スカリーやスティーブ・ジョブズを取材したビデオ動画を配信するなど、ビジネスの最前線で英語を駆使していた神田さんがあらためてロゼッタストーンで英語を学ぼうと思ったのはなぜか。「取材については、あらかじめこちらが用意した質問に答えてもらうものでしたし、撮影後の動画についても正確性を要するときは知り合いのネイティブの助けを借りて訳せばいい。だから、日常会話レベルの英語については困っていないという認識だったんです」自身の英語力についてこう語る神田さんだが、実はこの日常会話をマスターしているという人が陥る穴にはまっていることを、神田さんも長く気づかなかったという。それを痛感させられたのが1999年に経験した、さるビジネスミーティングでの出来事だった。「長年の活動の中で自得してきた我流英語ですから、冠詞や複数形の使い方はもちろん、アクセントもいい加減なわけです。レストランで食事を頼むなど日常シーンなら問題はないのですが、スピードとあいまいさが許されない正確性を求められるビジネスの会議ではダメ。『あなたは英語ができるんじゃなかったの?そのレベルならもう引っ込んでいて』。そんな状況でした」当時の苦い経験を語ってくれた神田さんだが、日本語における外国人におきかえると分かりやすい。身ぶり手ぶり混じりで外国語なまりのある外国人がたどたどしい日本語でビジネスの場に現れたらどうであろう。時間がある場合は丁寧に応じられるが、時間の限られた中ではご遠慮願いたいと思うだろう。生きた英会話力が備わっていないことを実感した神田さんが出会ったのが、ロゼッタストーンだったのだ。たまたま、2年前のある日、書店の店頭キャンペーンで初めてロゼッタストーンに触れたという神田さん。「学びはじめのころは、あまりにも初歩的なため先のステップに飛ばしてみたりしましたが、そうするとカリキュラムについていけなくなるなど、よく考え、練られたプログラムなんだなと感じました」スピーチ解析については、神田さんほど日常会話の素養があっても解析レベルが高いままだと不合格判定でハネられることが多いという。「正直、アタマに来ますよ。現地ではちゃんと通じているのに、ロゼッタストーンではダメ出しされる。でも、そこがネイティブの正確な発音であり、アクセントの重要さを認識できるところなんです」解析の判定が高レベルすぎて先に進めない場合は、レベルコントロールも可能だから少し難易度を下げればいいと神田さんはアドバイスする。ロゼッタストーンは繰り返し何度でも戻って利用できるプログラムなので、ハイレベルの振り返りは機会のあるときに行えばいいという。また、学習モチベーションの維持について聞くと、神田さんもスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の利用を利用した移動中などの空き時間での学習をすすめてくれた。さらに、インターネットを利用したネイティブコーチとの対面レッスンでは、上達の成果をリアルに実感できることから、成果が見えにくい語学学習のモチベーションを可視化しやすいとも、神田さんは教えてくれる。「英語でコミュニケーションができることに甘えて、正確なアクセントや冠詞の使い分けが身に付いていなかった自分にとって、ロゼッタストーンはまったく新しい英語学習のツールでした。文法等の難しい学習を意識することなく、聞く、話すという、音声の練習を繰り返すことで会話力を伸ばしていく。そんなツールですから、学校英語に苦手意識をもつ英語アレルギーの人にこそ向いたプログラムです」現在、ロゼッタストーンの英語版を終えた神田さんは、中国語、スペイン語、フランス語といった多言語でのロゼッタストーン・カリキュラムを並行して取り組んでいるという。「英語圏に限らず、ほかの言語圏に足を運ぶことも多いので。また、アメリカでも安価な飲食店の従業員は中国人かスパニッシュがほとんどです。アメリカこそ、多言語のるつぼ。いろいろな言葉でコミュニケーションがとれたらステキだなと思っています」さらにこう続ける。「日本も現在の人口減少で、今後は外国人に頼らなければ社会サービスが成り立たなくなるのではないでしょうか。私は国家レベルで30年後には日本の公用語に英語が加わると思っています。その準備は15年後から本格的にスタート。つまり、海外にビジネスチャンスを求める人だけでなく、国内で暮らす人も英語をはじめとした外国語と向き合わなければいけない時代が、もうすぐそこまで来ています。」外国語に対する苦手意識の克服と生きた語学力をどう身に付けるのか。日本で暮らす私たちも真剣に考えなければいけない時代を迎え、ロゼッタストーンがその解答のひとつを示してくれるかもしれない。■お話を伺った人神田敏晶さんKandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント 神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日10月18日(火)、まもなく公開を迎える映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が主催する「第3回日本3Dメガネベストドレッサー賞」授賞式が行われ、先日お笑いタレントの東貴博との結婚を発表した安めぐみがゴージャスなドレス姿で登場し、幸せオーラをふりまいた。同賞は、映画の配給会社ギャガが3D映画市場を盛り上げるべく独自に行っているイベントで、その名前通り、その年話題になった人物の中から「3Dメガネが似合う著名人」を表彰するもの。最新の3D技術を駆使した本作にちなんで、各部門の著名人が選出された。劇中でミラ・ジョヴォヴィッチが実際に着用していたバロック・スタイルのドレスに身を包んだ安さんは、「ミラのドレスを着ることができて、嬉しくて興奮しました。でも、このドレスを着てアクションすることは私にはできないな」とコメント。幸せいっぱいの笑顔で「ミラの悪女ぶりにゾクゾクしました。アクションシーンや剣さばきがすごくて、始めから最後までドキドキして、観終わったら爽快でスッキリする映画です」と映画をアピールした。安さん以外に、あごマネで人気のお笑いタレント・HEY!たくちゃんが登場し、枝野幸男経済産業大臣(政界部門)、マツコ・デラックス(文化界部門)、スティーブ・ジョブズ(経済界部門)と時の人のあごマネの数々を披露し、会場を沸かせた。文化交流界部門ではチャン・グンソクのマネで「スキ、キライ、スキ。3D、愛してあげない。3D、愛してあげる。メガネドレッサー賞、嬉しい」との喜びのコメント。さらに、スポーツ界部門兼特別賞では、プロレスラーの武藤敬司選手、蝶野正洋選手、橋本大地選手が受賞。日本で最も有名な「三銃士」といえばかつて武藤さん、蝶野さん、故・橋本真也さんが“闘魂三銃士”と呼ばれたが、その力強さとは裏腹に3人のチームワークは事情が異なるようで…「俺たち『三銃士』はチームワークが良くなかった(笑)。『一人は一人のために』でしかなかったからな」(武藤さん)、「闘魂三銃士と言われていたのに、『三銃士』の内容はいままで知らずに、この映画で初めて知りました。我々の三銃士は最悪だったけどな(笑)」(蝶野さん)と暴露。父・真也さんの跡を継ぐ最年少の橋本さんは、先輩2人を前に「僕は三銃士ではなく、どちらかと言うと“ダルタニアン”だと思うので、彼から勇気をもらえました」と恐縮していた。一方、3人の“三銃士”の姿を見た安さんは「映画に負けないぐらい、凄い迫力でかっこいい!」と興奮した様子。終始、和やかなムードに包まれたイベントとなった。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて3D・2D公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?ミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待
2011年10月19日今回の記事は、COBS ONLINEの姉妹サイト「マイコミジャーナル」から寄稿いただきました。スティーブ・ジョブズ氏の死去が公表され、米カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社には同氏を偲び献花に訪れる人たちが集まっている。5日の夕刻、Apple本社(Infinite Loop)に半旗が掲揚された。Infinite Loop 6の横に芝生が広がるスペースがある。そこに置かれたベンチが自然と献花台になり、瞬く間に数多くの花やメッセージで埋め尽くされた。(Yoichi Yamashita)【関連リンク】写真が全部入った完全版の記事を見る【ニュース】Apple創業者スティーブ・ジョブズ氏が死去【ニュース】Google、検索画面でスティーブ・ジョブズ氏を追悼
2011年10月06日今回の記事は、COBS ONLINEの姉妹サイト「マイコミジャーナル」から寄稿いただきました。米Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳だった。10月5日午後4時30分(米太平洋標準時)ごろから米国のメディアが速報でジョブズ氏の死去を伝え始め、まもなくApple取締役会が追悼声明を発表した。「今日スティーブ・ジョブズの死去を伝えることに深い悲しみを覚えている。スティーブの明敏さ、熱意と行動力は、我々の生活を豊かに改善する数え切れないほど多くのイノベーションの源となった。スティーブがいたからこそ、世界は想像を超える素晴らしいものになった」(Statement by Apple’s Board of Directorsより)Apple CEOのティム・クック氏はApple社員に宛てたEメールの中で「Appleは先見の明を持った創造的な天才を失った」と語り、ジョブズ氏の功績をたたえるセレブレーションを行う計画を明かした。Appleは、rememberingsteve@apple.com を通じて、ジョブズ氏へのメッセージを受け付けている。(Yoichi Yamashita)【関連リンク】【ニュース】Appleの元CEO・スティーブ・ジョブズ氏、56歳で死去【ニュース】アップル、iOS 5搭載「iPod touch」をブラック/ホワイト2色で発売【ニュース】アップル、新型「iPod nano」発表 - Nike+内蔵、UIリニューアル
2011年10月06日先日アウトロー経営者の履歴書―時代を作った社長たちの物語という本を読んだ。ディズニーランドを作ったウォルト・ディズニー、現在もケンタッキーフライドチキンの店頭で笑いかけるカーネル・サンダース、世界初の本格的なパソコンであるマッキントッシュを世に送り出したスティーブ・ジョブズ、芥川賞・直木賞を創設し作家としても名高い文藝春秋社の菊池寛など東西の経営者の人生にフォーカスをあてている。ここに登場する偉人たちは皆、若い時は無能な社員だったり、失敗続きであったりと、最初から大成功を収めている人間は居ない。簡単に言えば、ダメ人間である。(本書ではアウトローと表現しているが)これを読んでいる若い会社員のなかでは、仕事の不手際で上司からさんざん雷を落とされたり、同僚から嫌われたりしている人間も多いに違いない(僕もその一人だ)。しかし一方で、世の中で偉人と呼ばれている会社の長である経営者もダメな人間が多い。仕事に自信をなくしかけている人はぜひ読んでほしい一冊だ。勇気をもらった僕は著者の山口智司さんに新宿の喫茶店でお話を聞いた。――「アウトロー経営者の履歴書」は経営者の人生に迫った本ですが、例えばカーネル・サンダースは65歳にしてようやくケンタッキーを創業することになったそうですが、思った以上になかなか成功にいたりませんよね?「そうなんですよ。65歳って定年の年ですからね。僕は大学を卒業してから、希望していた企業にうまく就職できなくて腐っていたのですが、そんなのカーネル・サンダースの挫折に比べたら小さなものだと思います。逆に言えば、65歳から突然世界中が認める偉人に上り詰めることだってあるというわけです」――なるほど。ダメ社員の僕には染みる言葉ですね。山口さんはこのような経営者の人生を調べるのが好きだったんですか?「経営者と言うより偉人と呼ばれている人全般ですね。やはり就活で挫折したときに偉人の人生や発せられる名言に興味を持ちまして。偉人の人生に興味を持つと、偉人といえど最初から偉人だった人はほとんど居ないんですよ。例えば発明王で有名なエジソンは学校で『落ちこぼれ』と言われたりと、さんざんののしられていますよね。そこに共感を覚えました。今は時代が寛容ではなくなっている気がして、本書に取り上げているような偉人は出にくい環境にあるのかもしれません」――確かに自分の部下が本書に登場する経営者のようなアクの強い人物だったらすごいイヤです。ちなみに、山口さんは本書で紹介されている偉人のなかでも特に誰が好きですか?「甲乙つけがたいですね。いくつか選ばせてもらえれば、65歳にして成功をつかんだカーネル・サンダースは日本ではあまりメジャーではありませんが、アメリカではまさにアメリカンドリームと呼ばれています。そして作家として同業である菊池寛さんあたりはすごく好きです。現在の週刊誌のフォーマットを作ったのはこの人ですからね。この人は将棋をやるな、と社員に注意しながら、自らはそのおきてを破って将棋を差すことがあったりと、決して優秀な人間じゃなかった。だからこそ、面白い雑誌が作れたのかもしれません」ここでふと気になった。数々の偉人の人生を調べてきた山口さんなら、偉人になる人に多い傾向や条件のようなものが分かるのかもしれない。無理を承知で、山口さんに偉人になりうる人の条件を提示してもらった。☆他人のアドバイスを聞かないこれは山口さんいわく、真っ先に思いつく条件だという。ヘンリー・フォードは何があっても自分の意見を優先し周囲の助言を決して聞き入れることはなかったという。経営者と言えば社交力が問われそうなモノだが、意外に時代を切り開いた偉人はわがままな偏屈モノばかりだったのだ。これは意外だ。☆自分のやりたいことがはっきりしている本田宗一郎は一貫して技術者であり続けた。このように、偉人となる人物には自分がやりたいことがはっきりしている人が多いという。なるほど。これはよく分かる気がします。☆抜群の行動力阪急電鉄の創始者である小林一三は、電鉄会社を起こすときの資本金をさまざまな人物を相手に、時には土下座して集めた。いざとなったら抜群の行動力を示す。これも偉人の条件だ。☆人を巻き込んでいく力例えば経済学者のマルクスには、エンゲルスという経済的な意味で彼を応援する人物が居たそうだ。このように、成功者になる人間にはなぜか周囲に強力な理解者が居ることが多い。それはその偉人の人を巻き込んでいく力によるものではないか、と山口さんは分析する。☆不器用である何かを成し遂げる人間は、意外なほど不器用な人間が多い。偉人にもさまざまなタイプがあるが、経営者に限って言えばさまざまな人の協力は不可欠。不器用な人物は不器用であるがゆえに、なぜか助けてしまうような力をもっているのではないか、と分析する。☆不屈の根性そしてどんな困難に巻き込まれても決してくじけない。スティーブ・ジョブズは自分がスカウトしてきた社員に会社を追い出される羽目にあったが、それでもあきらめなかった。我々凡人にはもっとも難しいハードルだと思うが、あきらめなければ必ず道は開かれる。著者である山口さんは第一志望である大手出版社の勤務をあきらめ、現在にいたっている。しかし結果的には自分の名前で著書を出すし、出版の道をあきらめずに幸運を掴んだ。教科書に載るような偉人は無理だとしても、自分のやりたいことを実現させるぐらいのことは、ひょっとするとこの本を読めば成し遂げられるかもしれない。しかしまあ、険しい道だ。「人の意見を聞かない」という条件だけであれば、僕も当てはまるんだがな~。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】ゴルフ選手は格言が大好き!?タメになる世界の格言集ゴルフ界の偉人によるお言葉。「練習が必要な人ほど、練習をしない」アウトロー経営者の履歴書―時代を作った社長たちの物語今回取り上げた本です。あきらめるな!(65歳までは)山口智司の『快筆乱麻』今回お話をお伺いした著述家・偉人研究家の山口さんのブログ
2009年10月28日