「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」(ハリコン23)にスティーヴン・ユァンがゲスト登場することが分かった。2012年より約10年に渡り開催されてきた「ハリコン」は、ハリウッド俳優とファンとの交流イベント。これまで、クリストファー・ロイドやノーマン・リーダス、トム・フェルトンらが参加した。2020年からはオンラインでの開催となっていたが、今回ついに3年ぶりのリアル開催が決定。今回来日が発表されたスティーヴンは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」にてグレン・リーを演じ、世界中で一躍人気者に。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ミナリ』では主演を務め、ジョーダン・ピール監督最新映画『NOPE/ノープ』では、リッキー・“ジュープ”・パーク役で出演。過去に開催されたハリコンでも4回来日しており、今回が5回目の参加。当日、会場においてファンとの写真撮影会およびサイン会のほか、ファンとの交流パーティーも予定されている。なお、スティーヴンのサイン会をはじめとする各種チケットは、明日12月10日(土)よりチケットぴあでも発売開始となる(※ハリコンサイトでは発売中)。「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」は12月29日(木)10時~東京プリンスホテルにて開催。(cinemacafe.net)
2022年12月09日50年にわたるキャリアの中で『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、変幻自在なフィルモグラフィを誇るスティーヴン・スピルバーグが“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『フェイブルマンズ』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。スピルバーグが「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントする、渾身の作品となっている。この度解禁された予告編は、暗がりの中、映写機から伸びた眩い光を両手で包み込む少年が、母(ミシェル・ウィリアムズ)から「映画は夢、決して忘れることのない」と、8ミリカメラを手渡される象徴的な映像で始まる。成長したサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル)が、家族や仲間たちとの日々を過ごす傍ら、サミーの夢を支える母と、その夢を“趣味”としか見なさない父(ポール・ダノ)との葛藤をも描き出す。その幾つかのシーンは、スピルバーグ監督自身のフィルモグラフィを思い起こさせるものだ。ラストは「何が一番面白かった?」と尋ねる母と、初めて映画を観たサミーの夢見るような表情で終わり、まさに映画監督になる夢の“原体験”となる予告編映像に仕上がった。併せて解禁となったポスタービジュアルは、暗がりの映画スタジオに向かって1人の青年が歩く後ろ姿と、その先に浮かび上がる、サミーの子ども時代からの大切な思い出が映し出され、「人生の出来事、そのひとつひとつが映画になった」というスピルバーグ監督の人生を彷彿とさせるキャッチコピーが添えられた。第47回トロント国際映画祭で観客賞を受賞し、本年度アカデミー賞の最有力候補として注目が集まる中、さらに期待が高まる予告映像とビジュアルとなっている。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年12月09日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『The Fabelmans』(原題)が邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、50年にわたるキャリアの中で変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として大きな注目を集めている。本作でサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』「アメリカン・ジゴロ」シリーズのガブリエル・ラベル。サミーの母親役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。父親役は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノと豪華実力派俳優が集結した。そしてこの度、場面写真4点が解禁。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。スピルバーグ監督自身が「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とまでコメントするなど、熱い想いが込められた渾身の最新作に期待が高まる。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Fabelmans(原題) 2023年、全国にて公開フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月30日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が、『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金) より全国公開されることが決定した。本作は、50年にわたるキャリアの中で『E.T.』『ジュラシック・パーク』などを世界に送り出してきた巨匠スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた作品。スピルバーグは、本作について「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントするなど熱い想いが込められた映画となっている。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭で、『フェイブルマンズ』は最高賞である観客賞を受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされるなど、本年度の最有力候補として期待が高まっている。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年(ガブリエル・ラベル『ザ・プレデター』『アメリカン・ジゴロ』シリーズ)は、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し夢を追い求める。母を演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、父は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノが演じる。併せて、場面写真も公開。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行き、サミーが映画の魅力に心奪われるシーンや6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。<作品情報>『フェイブルマンズ』2023年3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー公式HP:公式Twitter:
2022年11月30日2023年2月16日から26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭で、スティーヴン・スピルバーグ監督が金熊名誉賞を受賞することが決定した。「素晴らしいキャリアを持つスティーヴン・スピルバーグ監督は、世界中の何世代もの観客を魅了してきただけでなく、夢の工場としての『シネマ』に新しい意味を与えました。ティーンエイジャーのいつまでも変わらぬ魔法の世界の中でも、歴史が永遠に刻んだ現実の中でも、彼の映画は私たちの感情を満たしてくれる面となり、別の次元へと連れ出します」と同映画祭のディレクターコンビが公式HPで声明を発表した。また、プレスリリース内でスピルバーグ監督について「キャリアを通じて計19回アカデミー賞にノミネートされ、現在までに3度オスカー像を手にしている。史上最も成功した映画監督」と説明。金熊名誉賞は1982年に創設されたベルリン国際映画祭の名誉賞で、映画界に大きな貢献をした業界人に贈られる。これまでの受賞者にはジェームズ・スチュワート、アレック・ギネス、オリヴァー・ストーン、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレン、イザベル・ユペールらがいる。授賞式にてスピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が上映されるという。(賀来比呂美)
2022年11月24日スティーヴン・スピルバーグが監督を務める映画『フェイブルマンズ』が、2023年3月3日(金)に公開される。ミシェル・ウィリアムズが出演。20世紀アメリカの子ども時代をパーソナルな視点で描く映画『フェイブルマンズ』は、スティーヴン・スピルバーグが、20世紀のアメリカの子ども時代をパーソナルな視点から深く掘り下げていく作品だ。ストーリーを通して観客自身や互いの真実を改めて見つめることができ、観るものに影響を与える“映画の力”を追求した作品になっているともいえる。ストーリーは、スピルバーグ自身の子ども時代にインスパイアされており、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年を主人公に、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める青春物語が紡がれる。フェイブルマン一家の葛藤や絆■サミー・フェイブルマン...ガブリエル・ラベル初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年。8ミリカメラを手にすると、旅行にいけば映像記録、そして友人をキャストに映画を撮り始める。映画作りははサミーにとって”夢”となった。一家で西部へと引っ越したことで転機が訪れていく。この『フェイブルマンズ』の主人公には、『ザ・プレデター』のガブリエル・ラベルを抜擢。■ミッツィ・フェイブルマン...ミシェル・ウィリアムズサミーの母。芸術家。サミーの夢に理解を示し応援する。母親役はアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズが担当。■バート・フェイブルマン....ポール・ダノサミーの父。科学者。サミーの映画作りに対しては理解を示さない。映画作りを夢に持つサミーに対して、映画を”趣味”と厳しい言葉をかける。父親役は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のポール・ダノが務める。その他にも、『スティーブ・ジョブズ』のセス・ローゲンらが集結する。■ベニーおじさん…セス・ローゲンバートの親友。フェイブルマンズ家とも親交が深い。■ボリスおじさん…ジャド・ハーシュミッツィのミステリアスな叔父。トニー・クシュナーが共同脚本脚本は、『エンジェルス・イン・アメリカ』、ミュージカル「Caroline, or Change」などを手がけた劇作家トニー・クシュナーとスティーヴン・スピルバーグの共同脚本となる。尚、クシュナーは、スピルバーグ監督作『リンカーン』と『ミュンヘン』でオスカーにノミネートされた経歴を持つ。さらに、製作にはスピルバーグとクシュナーに加え、『ウエスト・サイド・ストーリー』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。第95回アカデミー賞で主要含む7部門にノミネート『フェイブルマンズ』は、第47回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞。同映画祭の観客賞は、過去10年の受賞作品がもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされており、『フェイブルマンズ』もアカデミー賞の最有力候補に。作品賞をはじめ、スティーヴン・スピルバーグに監督賞、ミシェル・ウィリアムズに主演女優賞、ジャド・ハーシュに助演男優賞、そして脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門に堂々のノミネートを果たした。さらに、第80回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞。スティーヴン・スピルバーグにとっては『プライベート・ライアン』以来24年ぶりの受賞となる。尚、過去にトロント国際映画祭にて観客賞を受賞した『ノマドランド』『グリーンブック』『それでも夜は明ける』はアカデミー賞作品賞の受賞まで見事に果たしている。今後の『フェイブルマンズ』の賞レースでの躍進にも注目だ。なお、全国公開に先駆け、監督を務めたスピルバーグをはじめ、ガブリエル・ラベル、ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ジャド・ハーシュなど豪華俳優陣と監督がキャスティング秘話や、撮影時のエピソードについて語るインタビューが収められた特別映像が公開された。作品詳細映画『フェイブルマンズ』公開日:2023年3月3日(金)原題:THE FABELMANS監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ衣装:マーク・ブリッジス美術:リック・カーター出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル
2022年09月29日トロント映画祭の受賞結果が発表された。観客賞に輝いたのは、スティーブン・スピルバーグの『The Fablemans』。彼自身の伝記的映画で、ポール・ダノ、ミシェル・ウィリアムズ、セス・ローゲンが出演する。昨年の観客賞も、ケネス・ブラナーの伝記的映画『ベルファスト』だった。次点はサラ・ポーリーの『Women Talking』。ドキュメンタリーの観客賞は、黒人のホッケー選手についての『Black Ice』だった。トロント映画祭の観客賞を受賞した作品は、これまでオスカーでも大健闘してきている。アワード狙いの作品はこれからまだまだ出てくるが、『The Fablemans』は重要なプレイヤーになりそうだ。文=猿渡由紀
2022年09月20日スティーヴン・スピルバーグ監督の幼少から青年期のエピソードを基に描いた『The Fabelmans』(原題)が、トロント国際映画祭で初上映を迎えた。続いて、予告編も解禁された。今作はスピルバーグ監督がメガホンを取り、同監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーと共同で脚本を執筆。主人公のサミー・フェイベルマンの幼少期を新人のマテオ・ゾリオン・フランシス=デフォード、青年期をガブリエル・ラベル(『ザ・プレデター』)が演じ、サミーの母ミッツィをミシェル・ウィリアムズ、父バートをポール・ダノが演じる。予告編は、サミーが「映画は、決して忘れることのできない夢だ」と説くミッツィからカメラを渡されるシーンからスタート。サミーは小さな頃から映画作りに没頭するようになる。ピアニストのミッツィ、コンピューターエンジニアのバートを親に持つサミー。ミッツィは「うちは科学者対芸術家の家。サミーは私のチーム。私にそっくりだ」と誇らしげだ。一方、バートは…?ミッツィはバートに、「サミーの創造性をサポートしていない。サミーがやっていることを、ただの遊びで想像にふけっているだけのことだと思っている。もう少し余裕を持って励ましてあげたら?」と批判する。それでもサミーの映画製作への愛を「趣味」とみているバートは、サミーに「趣味って言うのをやめて」と言われてしまう。どうやらフェイベルマン家には溝がありそうだ。それでもサミーはカメラを回し続ける。映画ファンの予告編への感想は、「ついにミシェルがオスカーを手にする時が来た!」「スピルバーグ監督の2本目のオスカー作品賞に!」とオスカーを期待する声や、「予告編から泣けた」と感動の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年09月12日本日、7月29日より日本公開されている『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。その来日記者会見レポートが届いた。巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も見たことがなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となるのが、この『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』だ。前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット。ヒロインのクレア役も、ブライス・ダラス・ハワードが続投。そして『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたち、さらには新キャラクター&新恐竜たちも登場。大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しく、映像技術やエンターテインメント性など、すべてにおいてフルスケールアップを果たしている。このたび行われた記者会見では、2018年に実施された前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャパンプレミアから実に4年ぶりとなるヒロイン・クレアを演じるブライス・ダラス・ハワードと、クリス・プラット演じるオーウェンたちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクター・ケイラを演じるディワンダ・ワイズ、そして本作のメガホンを執ったコリン・トレボロウ監督が来日。さらに、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介も登壇。オーウェンを演じたクリス・プラットは「こういう機会は絶対に出たかったんだ!」と満面の笑顔でリモートでの登場となった。『ジュラシック・パーク」から約30年、遂に完結となる本作について、完結させるにあたってスピルバーグ監督とどのようなことを話しましたか?という質問に対し、コリン・トレボロウ監督は、「主にキャラクターについて話をしました」と明かす。「我々が大好きだったローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムとこの3人のレジェンド・キャラクターについて、またオーウェン役のクリス・プラット、そしてブライス・ダラス・ハワードのキャラクターについて、そして、みんなを一緒に共演させるという話をしました。そして、ディワンダ・ワイズが演じているケイラという新しいキャラクターも、ぜひ皆さんに愛していただきたいですね。とても責任を感じています」と、スピルバーグとの会話を回想した。続いて、そのレジェンドキャストと共演した感想を聞かれたプラットは、「彼らと共演できてとても光栄です。私は10代の頃に第1作目を見ているんですが、そこから30年経った今、アイコンと呼ばれる彼らとスクリーンで共演をできたというのは、キャリア1番と言えるくらい光栄なことです」と、敬意を示した。ハワードは「私は『ジュラシック・パーク』を、公開した週末に12歳で見たの。この映画を見たからこそ、私は映画を作りたいと思ったんです。それくらい重要な作品です。そして、自分が『ジュラシック』の一部になるとは予測もしていませんでした!(レジェンドキャストについては)とにかく楽しい人たちで、遊び心があり、才能に溢れていて思いやりに溢れているの。全ての瞬間が彼らによって高められていると思います」と絶賛した。ワイズは、「映画の準備期間に、素晴らしいキャストと同居できたのが最高の体験でした!2017年にローラが、ある賞を受賞したのだけど、私はその現場にいて“あんなふうになりたいな”と思っていたのだけど、そんな人たちと一緒にスクリーンに出るだけではなく家族ぐるみで仲良くなれたなんて、最高の体験でした。ジェフは毎晩素晴らしい音楽を提供してくれたし、サムは美味しいワイン。そして、ローラは……究極の悪戯っ子ね。最高に楽しくて最高に素晴らしい時間を過ごさせさせてもらいました」と撮影期間を懐かしみながら、楽しいエピソードを披露してくれた。ここで、日本語吹き替えキャストが登場。「参加できたことが嬉しい」と語るオーウェン役の玉木宏、そしてケイラ役の伊藤沙莉は「素敵な作品に関われて幸せ」と言い、最後に登場したフランクリン役の満島真之介は「皆さんに会いたくて来ました!たくさんの人が楽しみにしている作品なので本当に嬉しい」と再会の嬉しさを滲ませて挨拶。ここで、吹き替えキャストより、キャストの皆さんへの質問タイムが設けられ、トップバッターの玉木宏は「(マルタ島の)バイクでのチェイスシーンは、とても興奮を覚えるシーンでした。実際の撮影はどのような感じだったのですか?」とプラットに質問する。プラットは、「まず、オーウェンに素晴らしい声を与えてくださった玉木さん、ありがとう」とお礼を述べた後、バイクのシーンについて「本当にすごいシーンだよ。映画というのは演技もそうだけど、スタントマンやみんなの力が合わさってコラージュされて作られているんだ。あのシーンは本当にすごいし、『ジュラシック・ワールド』を思い出させるところもありつつ、ちょっとその時とは違うひねりもあって、みんながワクワクするようなシーンになっているはず」と自信をのぞかせた。演出する上で苦労したシーン、良い出来だと思っているシーンは?と満島が監督へ尋ねると「(全てに対して)チャレンジング!」と返答するも、「アニマトロニクスの恐竜がたくさん出ていて、セットもたくさん作ったんだ。でも、それぞれの場所でプロフェッショナルなエキスパートがたくさんいるので、私は見ているだけと言う時もあったよ。さっきクリスが話したマルタ島でのバイクシーンについてはかなりのCGやビジュアルエフェクトを使っていると思われているけど、実際には実物のバイクや飛行機を使って撮影をしているんだ」と苦労を語る。そして1番のお気に入りのシーンとして、クレアが密林で恐竜に追われ、池に入って息をひそめるシーンを挙げ「あのシーンは私が思うようになったと思う。素晴らしいシーンだよ」と言うと、満島は「(撮影については)いろんな思い出があると思うのだけど、今の話を聞いた後に映画を見ると、いろんなシーンを愛情を持って楽しむことができますね」と感想を述べた。伊藤からワイズへ「演じるのに苦労したシーン」について、聞くとワイズは「全てが難しかったわ!」と大きなゼスチャーで笑う。「1番最初の撮影がツルツル滑る氷上で、クリスと一緒のアクションシーンだったの。クリスが全力でサポートしてくれて、つるっと滑ってもしっかりを支えてくれたことが嬉しかった」と、撮影をプラットに助けられたことを明かす。伊藤は「とても好きなシーンですが、まさか1番最初に撮ったシーンだとは!」と驚いた。本作は、人間と恐竜の共存もテーマの一つとなっているが、もし恐竜と共存することになったら?という問いにハワードは「クリス・プラットが横にいれば大丈夫よ!」と大笑い!そして「この映画の楽しいところは、もし○○だったら?と想像力が豊かになるところ。10年近いところで学んだことは、クリスとれば大丈夫!ということね」とチャーミングに笑う。するとプラットもその答えを受け「うん、なんとかなるんじゃないかな!結構いけると思うよ。もし恐竜がいるとしたら、ブライスとまた一緒に過ごせるのでそうなったら楽しいね」と笑った。最後に、日本のファンへのメッセージを聞かれると、ハワードは「これは本当のことなんだけど『ジュラシック・ワールド』の1作目で上手くいったら日本に行けるかもしれないねと、みんなで話していたの。最高の場所を最後まで取っておいたというわけ。日本の観客のみなさんが私たちのことを大切にしてくださってとても嬉しいです。お子さん、家族のみなさんで映画館で楽しんでほしい。そして、願わくば12歳くらいのお子さんが私と同じような体験(本作に感激して映画を作ることを目指した)をしてくれたら嬉しいです」と答えた。プラットは今回来日が叶わなかったことについて「日本に行けなくて残念!」といい「実は、赤ちゃんが産まれたばかりで妻や子供の近くに居たかったんだ」とその理由を明かし、会場からは拍手が。「この10年間、(本作の)ファンでいてくれてありがとう。ファンのことを考えて作ったので、とにかく劇場に見にいってくれると嬉しいよ。もし次回があるなら、家族と一緒に日本に行きたいです」と日本のファンに向けて温かいメッセージを残した。大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しい本作は、いよいよ今日から公開。レガシーキャストと新キャストの共演に期待してほしい。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公開中
2022年07月29日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日スティーブン・スピルバーグ監督が伝説のミュージカル「ウエスト・サイド物語」を映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。監督の念願叶った本作から、物語の一大場面である決闘シーンの裏側や撮影の様子、さらにインタビューも交えた映像がシネマカフェに到着した。舞台は多くの移民たちが暮らす1957年のニューヨーク、ウエスト・サイド。繰り広げられる移民同士の凄まじい抗争の中で、恋に落ち惹かれ合ってしまったマリアとトニーは多くの人々の運命を変えていく。物語上は敵対し合うグループの「シャークス」と「ジェッツ」。届いた映像からは、撮影を重ねるうちに仲が深まり、カメラの外では親友同士のような関係になっていることが見てとれる。カメラに映るシリアスなシーンからは想像できないほど和気あいあいとした撮影現場で、撮影後にメンバーの胴上げをしたり、みんなで肩を組み「ウエスト・サイドと言えば?」「ウエスト・サイド・ストーリー!!」と叫んだりと、役者たちの素の姿や撮影現場の楽しい雰囲気が見られる映像となっている。スピルバーグ監督は、「1957年の舞台版で(演出家)ジェローム・ロビンスはシャークとジェッツを舞台上以外では接触させなかったでも私はリハーサルや撮影現場で両者を一緒にして多様性を楽しんでもらいたかった。彼らは親友になった」と明かしている。『ウエスト・サイド・ストーリー』はデジタル配信中(購入/レンタル)、5月18日(水)ブルーレイ&DVDセット発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年04月23日この春も話題作がひしめき合っていますが、今回は映画好きにオススメしたい1本をご紹介します。それは、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシといった名監督たちに多大な影響を与えたとされる“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン監督にまつわる注目作です。『ベルイマン島にて』【映画、ときどき私】 vol. 473アメリカからスウェーデンのフォーレ島へとやって来たのは、映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマン監督が数々の傑作を撮ったこの島でひと夏を過ごすことで、新作へのインスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の“1度目の出会いは早すぎて2度目は遅すぎた”ために実らなかった初恋を投影した脚本を書き始める。その後、どうしても結末が思いつかず、悩んでいたクリスだったが、思いがけない出会いが彼女の心を変えていくことに……。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、高い評価を得た本作。そこで、こちらの方に作品の背景などについて、お話をうかがってきました。ミア・ハンセン=ラブ監督@Judicaël Perrin2007年に26歳という若さで長編映画監督デビューを果たすと、類まれなセンスと才能でフランスを代表する女性監督のひとりとなったミア・ハンセン=ラブ監督。今回は、自身も敬愛するベルイマン監督の魅力や日本での思い出、そして女性に伝えたいメッセージについて語っていただきました。―10年ほど前から、ベルイマン監督の作品や人生に傾倒するようになったということですが、どういったところに惹かれているのでしょうか。監督これは非常に難しい質問ですね。お答えするのに、数時間はかかってしまうかもしれません(笑)。なぜなら、ベルイマンの魅力を短い時間で語り尽くすことは私にとっては不可能なことですから。具体的に彼のどの部分がいいとか、どの作品が好きということではなく、彼の人生も作品も生き方も、さらには息遣いまで、すべてが魅力的だと思っています。有名な作品のなかには、人工的なところがある作品もあるかもしれません。でも、『不良少女モニカ』(53)や『ある結婚の風景』(73)、『ファニーとアレクサンデル』(82)のような作品では、彼のキャパシティの広さや創作力の大きさ、そしてエロティシズムまでもがあると感じています。ベルイマンに惹かれるのは、自分に忠実だから―そういったことすべてから監督も影響を受けていらっしゃるのですね。監督そのほかに私が一番惹かれているのは、彼が自分に対してとても忠実であるところです。つまりそれは、自分を裏切ることなく、一切の妥協も許さないという意味でもありますが、そういった部分があるからこそ、ベルイマンがベルイマン以外の何者でもない理由かなと。だから、私は彼の作品を観ていると、彼とコミュニケーションを取れているような気がするのです。ほかにも同じようなコミュニケーションを感じられる監督は何名かいますが、ベルイマンほどそれを直接的に感じられる人はいないと思っています。そういうところが、私から見たベルイマンの魅力です。―なるほど。監督は「この映画の大きなテーマは“解放”である」とお話されていますが、それはいまでも多くの女性が男性から解放されていないと感じていらっしゃるところがあったからでしょうか。監督夫婦生活や社会において叫ばれているような、いわゆる女性解放というのとは少し意味が違いますが、私はクリスを通して自分自身を解き放って自由にする姿を表現したいと考えました。とはいえ、私が映画を作る際、最初に何かをテーマとして掲げているわけではないので、出来上がった作品に対して観る方が興味を持ってくださればいいと思っています。つまり、私が先に何かを意図しているわけではありません。劇中では、クリスがトニーと会話をしていくなかで徐々に変化し、芸術的な面において自分を解き放っていくようなところがありますが、初めは弱さのある女性だった彼女がだんだん強さを身に着けていく過程を感じていただいたらと。この作品を映画化するまではかなり時間がかかりましたが、こういう形で作り上げることができてよかったです。日本を理解するために、次回は長く滞在してみたい―話は変わりますが、日本についても少しお聞かせください。監督はこれまでに何度か来日されたことがあると思いますが、日本での印象深いエピソードなどはありますか?監督日本は大好きなんですが、いつも仕事で行くので、滞在日数が毎回3~4日ほど。あまりにも短すぎるので、私にとってはそれがすごくフラストレーションです。実際、初めて日本に行ったときには、ちょうど子どもが生後数か月のときだったので、1日中インタビューを受けながら授乳もしていて、ゾンビみたいになってしまった強烈な思い出もありますよ(笑)。2度目はもう少し余裕がありましたが、地方まで行けなかったのは残念でした。特に、香川の直島は島全体が美術館のような場所だと聞いていたので、そこで安藤忠雄さんの作品を見たり、芸術に触れたりしたかったですね。私にとって異文化を理解するのはとても重要なことですが、本当の意味で経験するには、やはり1か月程度は必要だと思います。次回こそは訪れてみたいです。過去にこだわらず、未来の力に変えてほしい―ぜひ、お待ちしております。それでは最後に、ananweb読者へのメッセージをいただきたいですが、なかには劇中のクリスのように自分を弱くて依存的だと考えているような女性たちもいると思いますので、この作品から感じてほしいことなどを教えてください。監督実は、私も長い間、クリスのように女性特有の弱さを抱え、家族の問題などに悩んでいた時期がありました。そのときは過去ばかりを振り返り、過去の傷に痛みを感じたりしていましたが、少しずつ弱さを強さに変えていくことができたのです。私の場合は、弱さを創作のツールとして利用しましたが、そんなふうに弱さを“武器”にすることもできるのだということは伝えられたらと。過去のことばかりにこだわるのではなく、それを未来に向けたひとつの力に変換することも可能なんだということをクリスの姿を通して知っていただきたいですし、みなさんにもそうなっていただけることを願っています。柔らかな日差しに包まれながら、自分の心に問いかけるインスピレーションを刺激する美しい景色が広がる “映画ファンの聖地”スウェーデンのフォーレ島を舞台に、女性の繊細な心の機微を見事に映し出した本作。静かな波のように観る者の感情に入り込み、ときには激しい雨のように心を揺さぶる必見作です。取材、文・志村昌美目を奪われる予告編はこちら!作品情報『ベルイマン島にて』4月22日(金)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開配給:キノフィルムズ© 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma
2022年04月20日巨匠イングマール・ベルイマンが暮らした島を舞台に描く、映画監督夫婦の物語『ベルイマン島にて』より、予告編が解禁された。スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど、多くの名監督たちに多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン。本作は、彼の熱狂的な支持者の一人であるミア・ハンセン=ラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台に撮影したあるカップルの物語だ。今回解禁された予告篇では、映画監督カップルのクリス(ヴィッキー・クリープス)とトニー(ティム・ロス)がスウェーデンの“フォーレ島”へやってくるシーンから始まる。そこは巨匠イングマール・ベルイマンが数々の傑作を生みだした島。彼のかつての仕事場が現在は世界中のアーティストに開放されており、クリスとトニーは新作のインスピレーションを得ようとひと夏を過ごすためにやってきたのだった。一面真っ青で煌びやかな海に、晴れやかな青空、大自然の緑に囲まれた時間に、「穏やかで完璧すぎて」「息が詰まる」と言うクリス。一方、トニーは涼しい顔で「落ち着くよ」と答える。<離婚する人が続出した映画>と言われたベルイマン監督の『ある結婚の風景』が撮影された家で過ごすうちに、まるでその魔力にかかったかのように少しずつギクシャクし始める2人…。やがて、フォーレ島で再会し恋心が再燃するかつての恋人同士(ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー)の物語を紡ぎ始めるクリス。だが、「脚本執筆は拷問みたい」と悪戦苦闘しながら書いた新作の構想を相談しても、「(そんなに辛いなら)他のことをやれば?」と、トニーは他人事のような返事しかくれず、そんな彼にクリスは苛立ちを隠せない。やがて島で見つけた暮らしや思いがけない出会いが、彼女の心模様を変えていく…。イングマール・ベルイマンの息吹がそこかしこに残る北欧の島でひと夏過ごすクリスとトニー、クリスの脚本の中のカップル。果たして、彼らの物語の行方は?北欧の離島での旅行気分に浸れると同時に、穏やかな風景が観る者の心にさざ波を立たせる、味わい深い一作だ。『ベルイマン島にて』は4月22日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルイマン島にて 2022年4月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma - Neue Bioskop Film - Scope Pictures - Plattform Produktion - Arte France Cinéma
2022年02月15日スティーヴン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』から代表的な名曲のひとつ「Tonight」のミュージックビデオと、主要キャラクターのポスターが公開された。世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーヴン・スピルバーグが念願の映画化。先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)でレイチェル・ゼグラー、助演女優賞でアリアナ・デボーズが受賞。さらに作品賞(ミュージカル・コメディ部門)も受賞し、最多となる3冠を獲得した。物語の舞台は1950年代。ニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。今回、公開されたMVは、そんな“禁断の愛”へと突き進むトニーとマリアが歌い踊る「Tonight」。トニーの儚くも力強い歌声と、マリアの甘く切ない歌声が、観る者を一気に物語の世界へと引き込んでいく。互いの想いを確かめ合いながら紡がれる歌は、愛が日常の景色さえ一変させる様を見事に表現している。さらに、キャラクターポスターが公開されたのは、マリア、トニー、バレンティーナ、ベルナルド、アニータの5人。《この国で新しい人生が始まるのね》と希望に満ちた表情で未来を見つめるマリアや《あの男には近づくな》とトニーを敵視し、険しい表情を見せるマリアの兄ベルナルドなど、それぞれの抱える想いが刻まれたポスターとなっている。■公開情報『ウエスト・サイド・ストーリー』2月11日(祝・金) 全国ロードショー(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月13日スティーブン・スピルバーグ監督が念願のミュージカルを映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が2022年2月11日(祝・金)に公開。この度、スピルバーグ監督の貴重なコメント映像が解禁となった。スピルバーグ監督が夢中になった1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、圧倒的なダンスと名曲「Tonight(トゥナイト)」や「Somewhere(サムウェア)」など感動的なナンバーと共に物語が紡がれ、1961年に公開した映画ではアカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞するなど、ミュージカル映画史に名を残した伝説の作品としていまもなお愛され続けている。今回解禁となったのは、スピルバーグ監督のコメント映像と、主人公のトニーとマリアによる華やかな“ダンスVer.”、深い愛を確かめ合う“禁断の愛Ver.”の日本版本ポスター。コメント映像では、華やかな衣装を纏ったダンサーたちの壮大で迫力あるダンスシーンや、物語の舞台であり象徴の“アメリカ”を歌い上げた楽曲「America(アメリカ)」のキャッチーなメロディに乗せた本編映像と共に、若手キャストへ演出をするスピルバーグ監督の貴重な撮影の裏側を見ることができる。スピルバーグ監督は、作品の完成を祝い俳優たちや撮影スタッフへ、「もう何か月もこの映画の制作に携わってきたが、ついにすべての要素がアンサンブルを奏でひとつになった」と完成に向け手ごたえを語る。また、念願だった作品の映画化がかなった監督は、「(本作は)私のキャリアの集大成」と自身の映画監督人生において、いかに本作が重要な作品であるかに言及した。解禁となった日本版本ポスターは、最もロマンチックなシーンの1つになる、トニーとマリアが初めて出会う“ダンスパーティー”のシーンと、2人がバルコニーで会話するシーンをとらえている。物語の舞台は、1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し<ジェッツ>と<シャークス>のグループは敵対し合い一触即発の状態に。“ダンスVer.”で熱い視線を送り合っているトニーは<ジェッツ>の元リーダーで、マリアは敵対する<シャークス>のリーダー、ベルナルドの妹。2人は“ダンスパーティー”で運命的に出会う。また、もう1つのVer.で描かれているのは、パーティーで衝撃的な出会いをした後に偶然再会し、お互いの愛情を確かめ合う2人のシーンをとらえている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2022年2月11日(祝・金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年12月03日スティーヴン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』。この度、スピルバーグ監督のコメント映像と、日本版本ポスター2種が一挙解禁となった。世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。物語の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。コメント映像では、華やかな衣装を纏ったダンサーたちの壮大で迫力あるダンスシーンや、物語の舞台であり象徴の“アメリカ”を歌い上げた楽曲「America(アメリカ)」のキャッチーなメロディに乗せた本編映像と共に、若手キャストへ演出をするスピルバーグ監督の貴重な撮影の裏側を見ることが出来る。スピルバーグ監督は、作品の完成を祝い俳優たちや撮影スタッフへ「もう何カ月もこの映画の制作に携わってきたが、ついにすべての要素がアンサンブルを奏で、ひとつになった」と完成に向け手ごたえを語る。また念願だった作品の映画化について「私のキャリアの集大成」と自身の映画監督人生において、いかに本作が重要な作品であるかにも言及した。そして最も情熱的でロマンティックな描写と言っても過言ではない、トニー(アンセル・エルゴート)とマリア(レイチェル・ゼグラ)が初めて出会うダンスパーティのシーンと、ふたりが禁断の愛を育むバルコニーの2シーンの日本版本ポスターも到着。「ダンス Ver」で熱い視線を送り合っているトニーはジェッツの元リーダーで、マリアは敵対するシャークスのリーダー・ベルナルドの妹。ふたりはダンスパーティで運命的に出会い、一瞬で惹かれ合うが、「ひとつになれない世界に愛し合える場所はあるのか?」という切実な想いが綴られ、異なる立場にいる者同士の切ない恋模様が描かれている。また「禁断の愛 Ver」で描かれているのは、パーティで衝撃的な出会いをした後に偶然再会し、お互いの愛情を確かめ合うふたり。トニーがマリアに街から一緒に逃げようと告白しているように、お互いが愛し合える場所を必死に探し出そうとする様子が伝わってくるだろう。『ウエスト・サイド・ストーリー』2022年2月11日(祝・金)公開
2021年12月03日スティーヴン・スピルバーグによる映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2022年2月11日(祝・金)に公開となる。この度、アメリカでの公開を目前に控えた現地時間 11月29日(日本時間:11月30日)、ニューヨーク・ウエストサイドにてワールドプレミアが開催された。本プレミアには、これまでハリウッドで歴史を作り続けてきたスティーヴン・スピルバーグ監督をはじめ、主人公トニーを演じた『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートや、約3万人が参加したオーディションで見事マリアに抜擢されたレイチェル・ゼグラーが参加。さらに61年版『ウエスト・サイド・物語』でアニータを演じ、アカデミー賞助演女優賞に輝いたリタ・モレノなど、超豪華キャストとスタッフ陣が集結する貴重な場に。さらに11月26日に逝去したミュージカル界の巨匠スティーブン・ソンドハイムに哀悼の意を表する会ともなった。ソンドハイムは1957 年に初演を迎えたミュージカル「ウエスト・サイド物語」で作詞を務め、60 年以上経た本作の音楽面でも欠かせない存在であった。ソンドハイムは完成した『ウエスト・サイド・ストーリー』を既に鑑賞しており、「素晴らしい作品でした。本当に幸せな時間を過ごせますので是非皆様劇場に足を運んでください。全体に輝きとエネルギーがあり、新鮮に感じられます。スティーブン・スピルバーグ監督と脚本を担当したトニー・クシュナーは本当に作品を完璧に仕上げてくれました」と本作への言葉を残している。スピルバーグ監督は、この訃報に対し「ソンドハイムは、アメリカで最も偉大なソングライターのひとりであり、天才的な作詞家・作曲家であり、これまでも最も輝かしいミュージカルドラマをいくつも生み出した、アメリカ文化における偉大な人物です。彼がいなくなるのはとても寂しいですが、彼は私たちに、愛することがどれほど偉大で必要なことなのかを教えてくれる作品群を残してくれましたし、これからも教えてくれるでしょう」とコメント。劇中で夢や成功を求め若者たちが縄張り争いを繰り広げた、まさに『ウエスト・サイド・ストーリー』の聖地で開催されたワールドプレミア。ウエスト・サイドの街並みをイメージしたレンガ調の壁と、劇中でトニーとマリアが名曲「Tonight」を披露する非常階段が設置され、本作の世界観が演出された会場に豪華キャスト&スタッフが続々とレッドカーペットに集結する。本作を自身の手で映画化することを願ってきたスピルバーグ監督は「これは僕が生涯ずっとやりたいことだったんだ。何十年間にも渡って、人々が愛し続けてきたこの楽曲を、僕たちの映画でも気に入ってくれるといいなと願っているよ」と熱い想いを語った。トニー役のアンセルは本作の見どころについて「『Tonight』を歌うところさ。あのシーンが僕は大好きなんだ。レイチェルの歌声は本当に信じられないほど素晴らしい」と語り、レイチェルを絶賛。さらに日本が大好きだということで「アンセル・エルゴートです。トニー役です。『ウエスト・サイド・ストーリー』間もなく公開されます。ぜひ観てください!」と滑らかな日本語でファンに呼びかける。そしてマリア役のレイチェルはゴージャスなベージュのドレス姿で登場し、「ミュージカルは私にとって重要なの。スティーブン・ソンドハイムがミュージカルの素晴らしさを教えてくれました」と、ソンドハイムとの思い出を語った。また61年版『ウエスト・サイド物語』にも出演し、本作ではバレンティーナ役で舞い戻ってきたリタ・モレノ、プエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーを演じたベルナルド役のデヴィット・アルヴァレス、ベルナルドの恋人アニータ役のアリアナ・デボーズ、ポーランド系移民の「ジェッツ」のリーダーとなるリフ役のマイク・ファイストなど豪華キャスト陣が登場し、聖地ニューヨークで「伝説のミュージカル」にふさわしい大盛況のプレミアイベントとなった。<ジャスティン・ペック(振付師)・スティーブン・ソンドハイム追悼コメント>この作品はソンドハイム氏の初期の大きな作品のひとつで、その当時まだお若かった彼がその才能を注ぎ込んだ作品です。彼はこの「ウエスト・サイド・ストーリー」の制作過程にも非常に献身的で、しばしばセットを訪れたり、リハーサルを見に来たりしていました。この作品の元々の創作活動の過程や内容そのものに関して、私たちに多くのことを語ってくれました。ソンドハイム氏は、物語の語り方や演出の方向性、そしてトニー・クシュナーが書いた素晴らしい脚本も指示してくれていました。そして彼から私が受け取った最後のメッセージは、私が受け取った数か月前の彼からの電子メールなのですが、そこには彼がどれほどこの映画に対して胸を躍らせているかが書かれていました。この作品をすごく誇りに思っているとも。そしてオリジナルの時にともにこの物語で仕事をした作曲家の方々を代表して、彼らも同じ思いでいるにちがいない、と仰ってくれて。そのメールを受け取ったこと自体が、私にとっては感動的な出来事でした。聞きたかったのは、まさにこの言葉だったんだって、このことが聞けて本当に良かった、と私は感じました。あのスティーブン・ソンドハイム氏ですよ。でも、その彼が亡くなったタイミングということが、とても深く、重大で、深く喪に服すことも大事なのですが、同時に私たちに、芸術の力を示してくれていることを思い出させてくれました。芸術というものが、ある個人の人生を超えて、大きく鳴り響くものなのだということを思い出させてくれていると思います。スティーブン・ソンドハイム氏の作品が、これからも長く、長く生き続けるのだ、ということ。これから来る年月をどこまでも、どこまでも生き続ける。そういう作品を彼がこの世に残したことがとても美しいことで、皆のインスピレーションとなり、興味を掻き立ててくれることであり、私たちに人間性を理解することを促してくれて、前に進むことを促してくれていると思います。『ウエスト・サイド・ストーリー』2022年2月11日(祝・金)公開
2021年11月30日『ジュラシック・ワールド』シリーズ『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』の長尺映像とデジタルポスターが公開された。巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。このたび公開された映像は5分30秒を超える長尺映像となり、ハリウッドの最新技術を駆使してよみがえった恐竜たちの息遣いから白亜紀の光景、そして現代の人間社会に出現した恐竜たちの衝撃のアクション映像など、シリーズ史上最高のリアリティを確信できる映像に仕上がっている。映像の冒頭では、6,500万年前の白亜紀時代に恐竜が地球全体を闊歩していた様子が息を呑むようなリアルさで描かれている。人類が存在する遥か以前の地球で活動する恐竜たちの姿が明らかになるとともに、恐竜のDNAが蚊によって保存されたというシリーズ第一作『ジュラシック・パーク』で描かれた本シリーズの起源ともいえる瞬間を垣間見ることができる。また前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で描かれたイスラ・ヌブラル島から北カリフォルニア州へと移送された恐竜たちが、世界中に放たれるという衝撃のラスト。本映像ではその後のエピソードと思われる、我々人類が住む平穏な世界に突如現れた恐竜たちが、人類を史上最大の危機へと陥れる驚愕のアクション映像の一片が披露されている。さらに、デジタルポスターも到着。スクリーンの前でティラノサウルスが吠える、ジュラシックシリーズらしい期待が高まる一枚となっています。また、本映像の公開を記念し「期待投稿キャンペーン」の実施が決定。最新作のストーリー予想&ジュラシックシリーズへの熱い想いを「#ジュラ全力待機」のハッシュタグをつけてTwitterに投稿すると抽選で豪華賞品が当たる。詳細は公式HPにて。『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』2022年夏公開
2021年11月25日オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、12月1日(水)より独占配信される。それに合わせて特別番組『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』(全4回)が配信されることが決定した。『チャペルウェイト 呪われた系譜』はスティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年出版の短編集『深夜勤務』に収録された短編小説『呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>』に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化したゴシックホラーである。放送が決定した特別番組には、こがけん(お笑い芸人)や風間賢二(翻訳家)、丸屋九兵衛(万物評論家)、伊藤さとり(映画パーソナリティ)、森瀬繚(ライター、翻訳家)が出演。スティーヴン・キングやクトゥルフ神話の話等を交えながら作品の魅力がたっぷり語られる。第1回は本作を観る前の方向け、2回目は1話を観た方、3回目は5話まで観た方、4回目は全話観た方向けとなっており、作品を観ながら合間合間に楽しめる内容となるはずだ。また、約2分30秒のロングバージョンの予告映像も公開。エイドリアン・ブロディ演じるチャールズ・ブーンの幼い頃の記憶、大人になって自身の家族を連れて住み始める屋敷“チャペルウェイト”と、町に住む人々からブーン家が疎まれる様子が伺える。「この家は病の源と思われています」や「不幸に取り巻かれている」という不穏な言葉と、チャールズの息子、テインが「ここは安全?」と不安げに聞く様子に謎が深まるばかり。これまでのスティーヴン・キング作品にも共通する不穏さにホラーファンの期待を誘う予告映像だ。■配信情報『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で第1話配信12月24日(金)より全話配信12月14日(火)~BS10スターチャンネルで放送『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)12月1日(水)より、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて第1話配信12月24日(金)より全話配信<BS10 スターチャンネル>※12月19日(日)17:00~字幕版 第1話 先行無料放送【STAR1 字幕版】12月21日(火)より 毎週火曜23:00 ほか【STAR3 吹替版】12月24日(金)より 毎週金曜22:00 ほか特設サイト:
2021年11月16日『E.T.』や『ジュラシック・パーク』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズなど、数々の不朽の名作を手掛けてきたスティーヴン・スピルバーグ監督の念願の映画化となった『ウエスト・サイド・ストーリー』が、12月10日(金)より公開。「子どもの頃に観て完全に夢中になった」と感銘を受けたミュージカルを、数十年の時を経ていま映画化を実現させたスピルバーグ監督が作品に込めた思いを語った。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”をテーマに、「Tonight(トゥナイト)」や「Somewhere(サムウェア)」など数々の名曲と共に紡がれた本作。スピルバーグ監督は「子どもだった私はウエスト・サイド・ストーリーを観て完全に夢中になりました。“映画化したい”という思いをずっと抱いてきて、やっと取り組むことができたんです」と、ついに夢を叶えたことを明かす。幼いころからの夢を映画化するまで、50年におよぶ監督経験を経てきたスピルバーグだが、いま、本作を映画化する理由について「映画館では、人生の大切な人と一緒に映画を見るだけでなく、見知らぬ人と一緒に映画を見ますよね。映画は私たちを笑わせたり、泣かせたり、応援したり、熟考させたりと様々な気持ちを引き出しますが、見終わった後は同じ空間の中で思い出を共有した人たちと団結した気分なるんです。それは、私たちが映画や演劇、コンサートで演技を見に行くときに経験する魔法ですよ」と、ここ数年の間で気持ちが落ちてしまったからこそ、ミュージカル映画の魔法にかかり、周りの人と思い出を共有してほしいと話した。スピルバーグ監督を夢中にさせた本作では、“決して愛し合ってはいけない男女の切ないラブストーリー”が描かれている。ある日の夜、ダンスホールで運命的な出会いを果たし惹かれ合ったトニーとマリアがいつか結ばれることを夢見ながらもお互いの立場争いは激しくなるばかり。劇中で響き渡る楽曲に2人の溢れ出す想いが綴られていくが…。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月31日スティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』より、華やかなダンスシーンを中心とした躍動感たっぷりの新映像が公開された。映像は、ダンスホールでの情熱的なダンスシーンから幕を開け、運命的な出会いを果たしたトニーとマリアが、周囲の反対をよそに惹かれ合っていき、非常階段で手を取り合う様子も。そして、終盤でアニータやベルナルドを中心とした<シャークス>のメンバーたちが、ウエスト・サイドの街へと飛び出し、エネルギッシュに踊るミュージカルシーンは特に必見。巨匠スピルバーグ監督の手腕が光る、圧巻の映像だ。スピルバーグ監督の手腕光る!「America」編レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)の最強タッグが手掛けた名曲の数々が注目の『ウエスト・サイド・ストーリー』。クラシック音楽に囲まれて育ったスピルバーグ監督も、「“ウエスト・サイド・ストーリー”は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と明かしている。これまで、「Somewhere」、「Tonight」が公開されたが、今回の新映像では、雰囲気が一変し、アップテンポなダンスナンバー「Mambo」と「America」が初公開。新生「America」は、<シャークス>のメンバーが異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえる楽曲。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマの本作の華やかな一面を歌い上げている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年09月29日スティーブン・スピルバーグ監督による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が12月10日(金)に公開される。この度、本作より新映像が解禁となった。世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグが念願の映画化。物語の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドには夢や成功を求める多くの移民たちがいた。差別や偏見に満ちた社会の中で、若者たちは同胞の仲間と結束し、各グループは敵対し合っていく。特にポーランド系移民「ジェッツ」とプエルトリコ系移民「シャークス」は激しく対立し、一触即発の状態に。ある夜のダンスパーティで「ジェッツ」の元リーダーのトニーは「シャークス」のリーダーの妹マリアに出会い、一瞬で惹かれあう。このふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに。今回解禁された新映像は、華やかなダンスシーンが中心となっている。始まりは、ダンスホールでの情熱的な場面。プエルトリコ系移民「シャークス」のリーダー・ベルナルドの恋人であるアニータの掛け声を合図に、ラテン系の陽気な音楽が軽快に流れ出し、ダンスホールは熱狂に包まれる。そんな中、運命的な出会いを果たしたトニーとマリア。周囲の反対をよそに惹かれ合っていくふたりが、非常階段で手を取り合う様子も描かれている。特に印象的なのは、終盤でアニータやベルナルドを中心とした「シャークス」のメンバーたちがウエスト・サイドの街へと飛び出し、エネルギッシュにダンスを踊るミュージカルシーンだ。これまで数々の名作で人々を魅了してきた巨匠スピルバーグ監督の手腕が光る、圧巻の映像となっている。美しい映像とともに紡がれる新たな『ウエスト・サイド・ストーリー』への期待が止まらない。物語の舞台であり象徴「アメリカ」を歌い上げた楽曲『America(アメリカ)』や『ウエスト・サイド・ストーリー』と言えば、レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)の最強タッグが手掛けた、作品を彩る名曲の数々。これまで解禁されてきた映像では『Somewhere(サムウェア)』や『Tonight(トゥナイト)』の一部を聴くことができたが、雰囲気ががらりと変わった新映像では、アップテンポなダンスナンバー『Mambo(マンボ)』と『America(アメリカ)』が初解禁されている。躍動感たっぷりのダンスシーンとともに流れる新生『America』は、プエルトリコ系移民の「シャークス」のメンバーが、異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえる楽曲だ。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマを持つ本作の、華やかな一面を歌い上げている印象的なナンバーと言えるだろう。幼い頃から本作の映画化を夢見ていたスピルバーグ監督が「私はクラシック音楽に囲まれて育ち『ウエスト・サイド・ストーリー』は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と明かすように、巨匠監督をも虜にした楽曲のひとつとして長年愛され続けてきた『America』。思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディーがより、まだお披露目されていない名曲への期待感を高めてくれるはずだ。映画『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日(金)公開
2021年09月29日スティーブン・スピルバーグ監督自身キャリア初のミュージカル作品『ウエスト・サイド・ストーリー』より、名曲「Tonight」(トゥナイト)から幕を開ける本予告映像が公開された。今回の映像は、マリアが名曲「Tonight」を歌唱するシーンからスタート。楽曲は、“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?”というメッセージが込められており、禁断のラブストーリーの始まりを予感させる。一方で映像は、トニーとマリアがダンスホールで運命的な出会いを果たす。しかし、対立グループ同士の恋は許されず、マリアは兄から「奴には会うな」と釘をさされ、トニーは仲間からシャークスとの戦争への協力を頼まれてしまう。恋に落ちる2人を引き裂くように、激しく対立する様子や決闘シーンが映し出されると共に、華やかでエネルギッシュなダンスシーンも確認することができる。『ウエスト・サイド・ストーリー』予告映像また映像と併せて、トニーとマリアが手を取り合う影が印象的なUS版ポスタービジュアルも到着した。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2021年12月10日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年09月17日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督による初のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の日本公開日が12月10日(金)に決定。合わせて、「きっとどこかに…私たちの居場所がある」と歌い出される名曲「Somewhere」にのせた予告編がWEBで公開された。1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」は、翌年にトニー賞2部門に輝き、1961年には映画化され作品賞含むアカデミー賞(R)10部門を受賞。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした物語にこめられた“異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という問いかけは、不朽の名曲とセンセーショナルなダンスとともに世界中を空前の感動で包み込んだ。そんな伝説の作品を自身の手で映画化する事を長年夢見ていたというスティーブン・スピルバーグ監督。これまで『シンドラーのリスト』、『プライベート・ライアン』で二度のアカデミー監督賞を受賞、一方で人気シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ジュラシック・パーク』『インディ・ジョーンズ』など多岐に渡るジャンルの名作を贈りだしてきたスピルバーグ監督にとって初のミュージカル映画となる。物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功、そして自由を求める多くの移民たちがいた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダーのトニーが出会ったのは対立するシャークスのリーダーの妹マリア。一瞬で惹かれあったふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくこととなる。今回公開された映像は、物語の舞台であるニューヨークの街並みから始まる。敵対するチーム、ジェッツとシャークスの一触即発の対面シーンはもちろん、ジェット団の元リーダー・トニーとシャーク団のリーダーの妹・マリアがダンスホールで出会うシーンなど、物語を代表する場面も健在。予告編の中で流れる名曲「Somewhere」は、そんな異なる立場の者同士が手を取り合うことができるのか?という本作のテーマが反映されていて、対立するグループの中で惹かれ合う二人の主人公にもきっと安らげる居場所があるはずという想いが込められている。その他ミュージカルらしい華やかで躍動感のあるダンスシーンにも注目だ。主人公トニー役を務めるのは『ベイビー・ドライバー』で注目を浴びたアンセル・エルゴート。また、トニーと恋に落ちるマリア役には、3万人のオーディションから新人レイチェル・ゼグラーが大抜擢された。さらに、1961年の映画版でシャークスのリーダーの恋人・アニータを演じてアカデミー助演女優賞を受賞したレジェンド女優リタ・モレノもトニーの良き理解者として出演。新たなキャストを迎え、映画史に残る伝説の作品がスクリーンに蘇る。誰もが知るナンバー「Cool」、「America」に乗せ描かれる、躍動感あふれるダンスシーンに心が躍り、夢を追いかける“今”を生きた若者たちの禁断のラブストーリーが、胸に熱く響く『ウエスト・サイド・ストーリー』。巨匠スピルバーグから再び投げかけられるメッセージを、世界は今どう受け止めるのか。ぜひ劇場で思いを巡らせてほしい。『ウエスト・サイド・ストーリー』予告編『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日(金)より公開
2021年08月10日12月10日に日米公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』でマリア役を演じているレイチェル・ゼグラーが、ディズニーの実写版『白雪姫』の主役を射止めたという。「Variety」誌などが報じた。現在20歳のレイチェルは、『ウエスト・サイド・ストーリー』でデビューを果たし、『シャザム!』続編への出演も決定している注目株の女優。『白雪姫』を演じることになったレイチェルについて、同作を監督するマーク・ウェブ(『(500)日のサマー』)は、「レイチェルの類まれな歌唱力は、彼女の才能の“さわり”に過ぎません。彼女の力強さ、知性、楽観的な姿勢が、ディズニーの古典的なおとぎ話で喜びを再発見するための要になるでしょう」とコメントしている。もちろん、レイチェルは憧れの白雪姫を演じられることに大喜び。SNSで「ええと…夢が叶ったことにハロー」とリンゴの絵文字を添えて報告している。インスタグラムのストーリーズやツイッターに、早速ファンが描いてくれたレイチェル版白雪姫のイラストをアップ。驚くことに、レイチェルは2017年1月13日に「本物のディズニープリンセスになりたい」とツイートし、アリエルのコスプレをしている自身の写真を公開していた。その思いが4年半後のいま、実現。「ハハハハハハハ」とうれしそうにリツイートしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:白雪姫 1950年9月26日公開ウエスト・サイド・ストーリー(原題) 2021年12月10日より全国にて公開
2021年06月23日スティーブン・スピルバーグの制作会社アンブリン・パートナーズがNetflixと製作パートナーシップ契約を締結した。アンブリンはすでにユニバーサル・ピクチャーズと契約しているが、それと並行して新たに結ばれたもの。ユニバーサルとNetflixの間でどちらが優先というのはないが、コンテンツを多数望んでいるNetflixに対しては年に複数の映画を提供することになりそうだという。スピルバーグは3年前、配信の作品はテレビであり映画ではないと、配信の作品がオスカーの候補になるのを批判したことがあった。コロナでL.A.やニューヨークでは1年も映画館が閉鎖し、人々がより配信に慣れた今、ハリウッドで最も影響力を持つ彼も考えを変えたようだ。最初のプロジェクトがどのような作品になるのかはまだ明らかにされていない。文=猿渡由紀
2021年06月22日スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社「アンブリン・パートナーズ」がNetflixと提携し、複数の映画製作を行うことが明らかになった。Netflixのツイッターが「伝説的なフィルムメーカーの会社が、Netflixに各年複数の新作映画を製作することになりました。とてもワクワクしています」と発表した。Netflixの共同CEOテッド・サランドスは「スティーヴンは、クリエイティヴで明確なビジョンを持ったリーダーです。世界中の多くの人にとってそうであるよう、私も彼が作り出した思い出深いキャラクターや物語を見て育ちました。刺激的で気付きを与えてくれる、不朽の作品です。『アンブリン』のチームと一緒に働くのが待ちきれません。スティーヴンの映画の歴史において、この章では私たちがその一部になれる。光栄で心が躍ります」とコメント。スピルバーグ監督といえば2019年、Netflix作品はオスカーではなく、エミー賞で選考されるべきだと発言して話題となった。同年のオスカーで、アルフォンソ・キュアロンが監督したNetflix映画『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞を受賞したことがきっかけだった。スピルバーグ監督は、映画芸術科学アカデミーの役員会で、「Netflix作品には出品資格がない」というルールを設けるよう提案もしていた。そのため、一部のファンは「Netflixのことが嫌いなんだと思っていた」「お金の力ってすごい…」と辛らつなコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年06月22日スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮で、トニー賞受賞舞台を映画化した『OSLO/オスロ』が6月28日(月)よりU-NEXTにて見放題で独占配信。ルース・ウィルソンやアンドリュー・スコットらキャストたちをとらえたティザー予告も日本初公開された。本作は、1組の夫婦が実現させた歴史的な和平交渉の裏側を描くHBO映画。トニー賞演劇作品賞受賞をはじめ数々の演劇賞を総なめにし、日本でも坂本昌行、安蘭けいによって今年初上演された同名舞台を、スピルバーグ製作総指揮で映画化。いまから約30年前の1993年、イスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)の両代表が初めて和平交渉に合意した「オスロ合意」。この歴史的な和平交渉を叶えたのは、1組のノルウェー人夫婦だった。いかにして、お互い会うことすら禁じられ、激しく敵対する両者の対話が実現したのか?なぜ夫婦は危険を顧みず、献身的に寄り添ったのか?イスラエル人、パレスチナ人、そしてノルウェー人による、スリリングな秘密裏の会合、思いもよらない友情、そして静かな勇気が描かれていく。外交官の妻と社会学者の夫のノルウェー人夫婦を演じるのは、「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」「ミセス・ウィルソン」のルース・ウィルソン、「Fleabag フリーバッグ」「SHERLOCK/シャーロック」などエミー賞ノミネートのアンドリュー・スコット。製作総指揮には、スピルバーグ、マーク・プラット(『ラ・ラ・ランド』『シカゴ7裁判』『クルエラ』)が名を連ね、脚本に原作舞台を手掛けたJ・T・ロジャース、監督にエミー賞受賞舞台監督バートレット・シャー、撮影は『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』などでスピルバーグとタッグを組み、アカデミー賞に2度輝いた名匠ヤヌス・カミンスキーと豪華スタッフが集結。「圧倒的な力作」(ワシントン・ポスト)、「今、観られるべき作品」(TVガイド)、「夢中になった」(ハリウッド・レポーター)と海外メディアから絶賛評が送られ、映画批評サイト「ロッテン・トマト」でも81%の高評価をマーク。U-NEXTでは、5月29日に全米HBO・HBO Maxの放送・配信されたばかりの本作が、わずか1か月後に日本上陸となった。『OSLO/オスロ』は6月28日(月)0時~U-NEXTにて見放題独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:OSLO / オスロ 2021年6月28日よりU-NEXTにて配信© 2021 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2021年06月16日スティーヴン・スピルバーグ監督が、1957年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルを改めて映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』から、初映像となる予告編が解禁された。これまでも多くの名作を送りだしてきたスピルバーグ監督がミュージカル映画を手掛けるのは、今回が初めて。同ミュージカルは1961年にも『ウエスト・サイド物語』として映画化され、アカデミー賞10部門を獲得している。出演は『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと、『シャザム!』続編にも出演が決まっている新星レイチェル・ゼグラーほか、アリアナ・デボーズ、マディー・ジーグラー、コーリー・ストール、ブライアン・ダーシー・ジェームズら。1961年の映画に出演したリタ・モレノも出演しており、第93回アカデミー賞授賞式では作品賞のプレゼンターとしても登場した。振付はトニー賞の受賞歴があるジャスティン・ペック、脚本はトニー賞、ピューリッツァー賞戯曲部門の受賞歴があり、『リンカーン』でもスピルバーグ監督と組んだトニー・クシュナーで、1961年版よりもオリジナルのブロードウェイ版に近いものになるといわれている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は12月10日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー(原題) 2021年12月10日より全国にて公開
2021年04月26日先日、『ミナリ』の演技が評価され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァンが、同作を製作したA24と今度はテレビドラマでタッグを組むことが決定した。「Deadline」などが報じた。スティーヴンはコメディアンのアリ・ウォンとともに主演&製作総指揮を務める。現時点でのタイトルは未定だが、1話30分、全10話のコメディドラマになるという。スティーヴンがドラマにレギュラー出演するのは、「ウォーキング・デッド」以来となる。クリエイター・ショーランナー・脚本を務めるのは、スティーヴン&アリが声優で共演したNetflixのアニメドラマ「トゥカ&バーティー」で脚本を執筆したイ・ソンジン。最近のA24は、映画だけでなく「ラミー 自分探しの旅」や「ユーフォリア/EUPHORIA」など、ドラマ作品でも高い評価を受けている。映画に関しては『ミナリ』がアカデミー賞で作品賞を含む6部門でノミネート。スティーヴンはアジア系アメリカ人として初めて主演男優賞にノミネートされた。史上最高齢でのノミネートとなったアンソニー・ホプキンス、故チャドウィック・ボーズマン、リズ・アーメッド、ゲイリー・オールドマンと競い、アジア系アメリカ人初の主演男優賞獲得となるかに注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月18日