冬ならではのレジャーとして家族連れにも人気のスキー。でも、「行ってみたいけれど、初めてだから不安」「何を準備すればいい?」とお悩みのパパ&ママも多いはず。そこで、ファミリースキーを体験したブロガーさんの情報を参考に、子どものスキーデビューを安心&快適に楽しむコツをご紹介します。■1. ウエアはあたたかさと着脱のしやすさをチェック子連れスキーを快適なものにするには、なんといっても行く前の準備が大切です。まずは肝心なのがスキーウエア選び。お子さんの年齢がまだ小さく、初めてスキーやソリ遊びをするなら、ウエアはジャンプスーツタイプが安心です。転んだり、雪まみれになって遊んでも雪が入らず、なかもあたたかいのが利点。インテリア&暮らし系の記事が人気のブログ「welcome to my home!」のayさんは、お子さんが2歳のころから親子スキーを楽しんでいるそうですが、最初はやはりジャンプスーツだったようです。「雪遊びでもすき間から雪が入りにくくてよかった」とayさん。筆者も子連れスキーを経験していますが、ジャンプスーツはあたたかい上、ファスナーがひざのあたりまで付いているので着脱もラクちんでした。エキサイトブロガー ayさんのブログ『 スキー◆子供の道具について ~大前提編~ 』よりayさんの場合、お子さんが少し滑れるようになった3歳のころには、トイレの心配からセパレートタイプにしてみたそうですが…。トイレが気になる年齢のお子さんなら、セパレートタイプのほうが着脱しやすいこともあるので、子どもの年齢に応じてウエアを選ぶといいでしょう。その際でもなるべく雪が入らないように、お尻まで隠れて保温性の高いウエアを選ぶのがポイントです。インナーは普段着ているものでももちろんOK。ヒートテックなどのあたたかい下着の上にタートル、その上にフリースや裏起毛のトレーナーなどを重ね着すれば寒さ知らずで楽しめます。下はタイツやスパッツを忘れずに。■2. 手袋はミトン型! 滑るならヘルメットは必須エキサイトブロガー ayさんのブログ『 スキー◆子供の小物について 』よりウエアとともに大切なのはスキーの小物選び。ブロガーのayさんはスキー小物についても詳しく紹介していますが、小物はしっかりしたものを選ぶのが肝心だと言います。そのポイントは以下の通り。・手袋は防水性が高く、ミトンタイプが便利・雪目にならないようにゴーグルをする・ケガ予防にヘルメットは必須!・スノーブーツも防水性をチェックなかでもいちばん重要なのが手袋。手がぬれてしまうと、「冷たいよ~!」といってモチベーションが下がったり、泣き出してしまいがち…。せっかくの初スキーもいやな思い出となっては残念ですよね。そうならないためにも、手袋は防水性と保温性の高いもので、手首までしっかり包むものを選んであげましょう。「できれば5本指よりミトン型を!」とブロガーのayさん。小さいお子さんにはミトンのほうがあたたかいのでおすすめです。手の冷たさは、快適度を左右する大きなポイントになるので、大きさに余裕があれば、なかにもう一枚薄手の手袋をしてあげてもいいかも。紫外線から目を守るためにはゴーグルも忘れずに。また、転んで頭を打たないようにするのには、ヘルメットも必ずかぶりたいもの。雪遊びぐらいでしたら、ニットの帽子でもいいですが、スキーをするときにはやはりスピードが出るので、ヘルメットをしておくことをおすすめします。エキサイトブロガー ayさんのブログ『 スキー◆子供の小物について 』よりヘルメットは自転車用のでもいいですが、スキー用のものは後ろにゴーグルが滑り落ちないような工夫もされているので便利です。それだけでなく、スキー用のヘルメットは耳あてがついていてあたたかいので、「もし、自転車用のヘルメットを使うなら中にニット帽をかぶるか、耳あてを別で用意するとか、耳をカバーする工夫があるといい」とayさんはアドバイスしてくれています。■3. スキー道具は「シーズンレンタル」が便利エキサイトブロガー ayさんのブログ『 スキー◆子供の道具について ~シーズンレンタルという選択肢編~ 』よりもうひとつ肝心なのがスキー道具ですが、小さいお子さんなら、ソリだけでも楽しめますし、プラスチックスキーを用意しておくだけでもOK。でも、滑ることを目的としているなら、やはり本物のスキーとブーツが必要となります。その際、初めてならレンタルがおすすめ。子どものうちはすぐにサイズが変わることを思うと、買うのはもったいないし、いまはレンタルスキーが充実しているので、まずはレンタルで足慣らししてみてください。シーズンに何度か行くという場合は、シーズンレンタルという選択肢もありますよ」とブロガーのayさん。シーズン中は自宅で保管、終わったら返却というサービスがあるそうなので、ぜひチェック。おうちで履いてスキーブーツに慣らすこともできるという点でもよさそうです。■4. ゲレンデはキッズパークとホテル直結がキーポイントエキサイトブロガー rittan55さんのブログ『 子供とスキー♪(NASPA) 』よりさて、持ち物の準備が終わったら、スキー場選びも大切なポイント。子どもといっしょにお泊りするなら、ゲレンデがホテルに直結していて、キッズパークがあるところが便利で快適。移動もラクちんですし、広々したソリゲレンデや雪遊びができるキッズパークは子どもが大いに楽しめるのでおすすめです。お子さんのスノーデビューにそんな条件を満たしたスキー場へお出かけしたのは、ブログ「party!party!」のrittan55さん。ご主人にリクエストしたスキー場選びの条件は‥。・子供が小さいので、ホテル直結のスキー場・キッズガーデンがありソリ遊びができること・キッズレッスンが充実していること・自宅から近いこと・スノーボーダーがいると危ないので、スノーボードの滑走は禁止で・ホテル(旅館)が清潔なこと・できたら、ホテル(旅館)の食事が美味しいといいなぁ~などでしたが、それらの条件をクリアしているスキー場が、新潟の越後湯沢から近い「NASPスノーガデン」だったそうです。たしかにホテルの目の前がスキー場なので、移動がラクラク。広々したキッズパークには子どもの喜ぶ大きなキャラクターがあったりして充実しているので、楽しさも倍増しますよね。もちろん、お泊りのホテルも食事がおいしく快適だったそうです。こうした条件を満たしてくれるスキー場は他にもあるので、ぜひチェック。■5. 子どもはキッズスクール、パパ&ママはスキーを楽しむ!エキサイトブロガー rittan55さんのブログ『 子供とスキー♪(NASPA) 』よりブロガーのrittan55さんは、お子さんが雪に慣れるためにと1日目はそり遊び、2日目はキッズスクールにお子さんを入れて、自分たちはスキーを楽しんだようです。子どもが小さいうちは、キッズパークで雪合戦をしたり、ソリ遊びをするだけでも十分楽しめますが、お子さんが5歳ぐらいで、スキーを体験させたいと思ったら、やはりキッズスクールに入れることが上達の近道。子どもたちはのみ込みが早いので、スクールが終わるころには、ゆるやかなところならボーゲンでスイスイ!その間、パパとママは学生時代や独身のころを思い出しながら、気ままにスキーができるので、お互い快適なスキーを楽しめることまちがいなしです。終わって迎えに行ったら「楽しかった~!」とにっこりするわが子をみて、きっとたくましく感じたり、その成長ぶりに感動するはず。スキーはあたたかくなる春休みのころまで楽しめるので、ウィンターシーズンならではの思い出づくりに、みなさんも家族でお出かけしてみませんか。今回ご紹介したエキサイトブロガー・ 「welcome to my home!」」 のayさん・ 「party!party!」 のrittan55さん
2017年02月09日