ラシダ・ジョーンズ主演のダークなユーモアに溢れたミステリースリラー作品「サニー」が、「Apple TV+」にて配信決定。ビジュアルも公開された。本作は、日本在住のアイルランド人作家コリン・オサリバンの小説「ダーク・マニュアル」を原作に、A24が製作。『オン・ザ・ロック』「アザー・ブラック・ガール」のラシダが演じるのは、京都に住むアメリカ人のスージー。謎の飛行機事故で夫と息子の消息がわからなくなり、人生が一転。お見舞いとして手渡されたのは、彼女の夫が勤める電子機器メーカーが製造したという、サニーという名の新型家庭用ロボット。慰めようとしてくるサニーに対し、腹を立てるスージーだったが、やがてふたりの間には予想しなかった友情が生まれていく。そしてふたりは、スージーの家族に起きた本当のことを探っていくうちに、恐ろしい世界に足を踏み入れていく。脚本と製作総指揮を、自身の会社バブカ・ピクチャーズを通じ、「アフェア 情事の行方」「ラスト・タイクーン」のケイティ・ロビンスが手掛け、製作総指揮にはA24と主演のラシダも名を連ねた。また、監督・製作総指揮として、ルーシー・チェルニアク(「ステーション・イレブン」「このサイテーな世界の終わり」)が参加する。Apple、A24、ラシダがコラボレーションをするのは、ソフィア・コッポラ監督作『オン・ザ・ロック』に続き2度目となる。そしてキャストには、西島秀俊、ジョアンナ・ソトムラ、ジュディ・オング、YOU、アニー・ザ・クラムジー、そして國村隼が名を連ねている。本作は10話構成となり、最初に2話配信され、9月4日まで毎週水曜日に1話ずつ配信となる。Apple TV+「サニー」は7月10日(水)Apple TV+にて全世界同時配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日『アナベル死霊博物館』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のマッケナ・グレイスが、心理スリラーに主演することになった。エグゼクティブ・プロデューサーも兼任する。脚本家の実体験にインスピレーションを受けた話で、タイトルは『Straight Lies』。舞台は1990年代のアメリカ。ドラッグを使用したという無実の罪を着せられたティーン(グレイス)が、政府が管理するドラッグ更生施設に閉じ込められ、恐ろしい経験をするという物語らしい。監督はアレックス・カリムニオス。撮影はこの夏、ノース・カロライナでスタートの予定。グレイスの次回作は今月末公開の『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』。『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金) 公開文=猿渡由紀
2024年03月05日『トップガン マーヴェリック』でハングマンを演じたグレン・パウエルが、スリラー映画に主演することになった。タイトルは『Huntington』。監督、脚本はジョン・パットン・フォード。1949年のイギリス映画『カインド・ハート』(日本劇場未公開)にインスピレーションを受けたストーリーで、パウエル演じる主人公は富豪の息子。自分が受け取れるはずの遺産を手にするためにどこまでもやる姿を描く、オリジナルよりもダークなトーンの映画になるらしい。製作はスタジオカナルとブループリント。A24が北米公開を手がける。パウエルが主演するロマンチックコメディ『Anybody But You』は、先月北米公開され、静かにヒットして、現在までに世界興収1億ドルを達成した。パウエルは今年、リチャード・リンクレーター監督の『Hit Man』と、ディザスター映画『ツイスター』の公開が控えている。文=猿渡由紀
2024年01月23日パニックスリラー映画『コンクリート・ユートピア』が、2024年1月5日(金)より全国公開される。イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンが出演。大災害で唯一残った“マンション”を舞台にしたパニックスリラー映画『コンクリート・ユートピア』で描かれるのは、大災害により一瞬にして廃墟と化した首都ソウル。その中で唯一崩落しなかったマンションを舞台に、生存者たちの争いを描く。壊滅した街に残ったマンションには生存者達が押し寄せ、マンションの住民たちを巻き込んで大混乱に。“ユートピア”であるマンション内を統制する住民代表に冴えない男・ヨンタクが選ばれるも、権力を手にしたことでヨンタクは徐々に狂気をあらわにしていくのだった。イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンが共演住民代表として狂気をふるうヨンタク役は、『非常宣言』『白頭山大噴火』などのディザスター映画にも出演のイ・ビョンホンが演じる。また、ドラマ「梨泰院クラス」や『ミッドナイト・ランナー』のパク・ソジュン、「力の強い女 ト・ボンスン」のパク・ボヨンが共演を果たしており、韓国エンタメ界の人気キャストが集結している。主人公・ヨンタク…イ・ビョンホン902号室に住む冴えない男。混乱に陥ったマンション内を統制し、住民同士で協力してマンションを守るために多数決によって住民代表に選ばれる。ミンソン…パク・ソジュン防犯隊長 に 任命され、ヨンタクに陶酔していくマンションの住民。徐々に表情を失い、冷徹な一面を見せる場面も。ミョンファ…パク・ボヨンミンソンの妻。ヨンタクに傾倒していくミンソンに不安を募らせる。監督はオム・テファ映画『コンクリート・ユートピア』の監督を務めるのは、『隠された時間』で高い評価を得た新鋭オム・テファ。尚、『コンクリート・ユートピア』は第48回トロント国際映画祭では「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」(Screen Daily)と高く評価され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出されている。映画『コンクリート・ユートピア』あらすじ世界を襲った未曾有の大災害により一瞬で廃墟と化したソウル。唯一崩落しなかったマンションは、生存者たちで溢れかえっていた。無法地帯となったいま、マンション内でも不法侵入や殺傷、放火が発生。危機を感じた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放し、住民のためのルールを作って“ユートピア”を築き上げることに。住民代表となったのは、職業不明で冴えないヨンタク。権力者として君臨したことで、次第に狂気を露わにする。そんなヨンタクに傾倒していくミンソンと不信感を抱くミョンファ。極限の状況下でヨンタクの支配が頂点に達したとき、思いもよらない争いが勃発する。そこで明らかになった、その男の本性とは。【詳細】映画『コンクリート・ユートピア』公開日:2024年1⽉5⽇(⾦)監督:オム・テファ出演:イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン、キム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユン原題:콘크리트 유토피아英題:Concrete Utopia配給:クロックワークス
2023年11月11日デイジー・リドリーが『We Bury the Dead』に主演することになった。サバイバルスリラーで、監督はザック・ヒルディッチ。軍隊の実験が失敗して夫を失った主人公(リドリー)は、夫が生きていることを願いつつ死体の回収を手伝う。そんな中、死体が息吹を持ち出すというストーリーらしい。撮影は来年2月、オーストラリア西部で始まる。今作はオーストラリアが出資しているため、全米映画俳優組合のストライキの対象外。リドリーの最近作は、今年のサンダンス映画祭で上映された『Sometimes I Think About Dying』。文=猿渡由紀
2023年11月01日タロン・エジャトンが犯罪スリラー映画『She Rides Shotgun(原題)』に主演することが分かった。原作は、2018年にアメリカ探偵作家クラブが主催するエドガー賞の「最優秀新人賞」を受賞した、ジョーダン・ハーパー著の同名小説。タロンは刑務所から出所後、再出発を目指す主人公ネイトを演じる。ネイトは出所後、服役中に仕えていた犯罪組織と手を切るが、それを許さないギャングたちは報復としてネイトの家族を狙う。そこでネイトは11歳の娘ポリーを連れて、逃亡することに…というストーリー。監督は『Calm with Horses(原題)』のニック・ローランド、脚本は『ステファニー 死体と暮らす少女』のベン・コリンズ&ルーク・ピオトロフスキが担当する。原作者のハーパーはXで本件について報告しており、「おめでとうございます!『Calm with Horses』の監督だって?最高ですね」というフォロワーの声に対して「そうなんですよ。監督が彼に決まったと聞いてとても興奮しました」と返信している。『Calm with Horses』は2020年に英国アカデミー賞で4部門にノミネートされた作品。バリー・コーガンが助演男優賞候補に選ばれた。ほかにも「完璧なキャスティング!」「私の大好きな本が、私の大好きな俳優で映画化。待ち遠しい」「原作が最高だったから映画化を待ち望んでいた」などのコメントが寄せられている。『She Rides Shotgun』は、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の許可を得て2024年初頭に製作を開始するという。(賀来比呂美)
2023年10月27日ジュリアン・シュナーベル監督が手掛ける犯罪スリラー映画『In the Hand of Dante(原題)』に、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモア、ジェラルド・バトラーが出演するという。「Deadline」が報じた。シュナーベル監督は、これまで手掛けた長編映画の本数は少ないものの、『夜になるまえに』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞、『潜水服は蝶の夢を見る』でカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞などを受賞し、高い評価を受けてきた。ニック・トーシュの同名小説(「ダンテの遺稿」)を原作とする今作。ニューヨークのマフィアから、闇市場に出現したダンテ自筆の「神曲」の鑑定を依頼されるニック役をオスカーが演じる。ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)より暫定合意を得て、すでにイタリアで製作中。撮影現場では、役柄は不明だが白いスーツ姿のジェイソンとガル・ガドットがお互いに銃を向け合っているシーンが目撃されている。ジェイソンはガルと『ジャスティス・リーグ』で、オスカーとは『DUNE/デューン 砂の惑星』で共演したことがある。オスカー、ジェイソン、ジェラルドの3人が共演することに映画ファンは「よくこんなすごい3人を集めたものだ」「キャストを見ただけで楽しみ」と期待を寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月17日ソ・ジソブ、ナナ(AFTERSCHOOL)、キム・ユンジンら豪華キャストが共演、韓国で初登場興行収入1位を記録した大ヒットサスペンス・スリラー『告白、あるいは完璧な弁護』が、ついに日本公開。本作で、密室殺人事件の容疑をかけられた主人公ユ・ミンホを演じるソ・ジソブは、自身初のスリラージャンルにチャレンジし、新しい一面を披露している。IT企業社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手キム・セヒ(ナナ)が密室のホテルで殺された。事件の第一容疑者となったミンホは潔白を主張し、100%無罪を勝ち取る敏腕弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇う。そこで事件以前に起きた一つの事故がセヒの殺人に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まっていく…。●『告白、あるいは完璧な弁護』に出演を決めたのは、脚本が大きな理由だったそうですね。ジソブそうですね。「新しいことをやってみたい」と思っていた時期に本作の台本をいただきました。ユン・ジョンソク監督から手紙も一緒にいただいたのですが、監督が考える映画『告白、あるいは完璧な弁護』についての話と、俳優として私が見せられる新しい姿について書かれていたんです。もちろん台本もとても面白く読んだのですが、手紙と合わせてオファー頂いたことがより嬉しく思いましたし、監督の真心がとても感じられました。最終的には映画の緊張感を逃さずひねりにひねりを加えていくところが魅力的で、出演を決意しましたね。●演じたユ・ミンホは今まで演じたことのないような裏表のありそうなキャラクターです。ジソブミンホは最初から邪悪さを見せるキャラクターではなく、ヤン・シネ弁護士への証言の過程で一枚一枚嘘が剥がれて内面が明らかになる人物なんです。これまであまり演じたことのないキャラクターだったので、自分の姿がぎこちなく見えるのではないかと常に心配していました。●以前のインタビューで「役について激しく悩みすぎて、アクション映画よりもエネルギーを注いだと思う」とお話されており、役作りの過酷さが伺えますが。ジソブ映画の開始と同時に殺人事件の容疑者に追い込まれるキャラクターなので、危機に陥った男の切実さ、鋭敏さ、生の感情を表現しなければならず、その微妙なニュアンスをどのように表現すればいいのか、とても悩みました。最初からヤン・シネ弁護士を完全に信じていないため、演技するときも相手に何かを隠しているような緊張感を与えなければならなかったので、演技をするときにディテールをどこまで表現すべきか監督とたくさん相談しました。●事前の打ち合わせやリハーサルもかなり重ねたそうですね。ジソブ編集や設定によってミンホの印象が大きく変わると思い、感情表現もいくつかのバージョンを用意し、顔の角度や瞳の見え方まで細心の注意を払いながら撮影に臨みました。今回の作品ほど監督にたくさん聞きながら撮影したことはなかったと思います。●意外にもスリラージャンルは初挑戦なんですよね。ジソブそうですね。スリラーは普段口にしたことのないような言葉を吐き出す快感もあり、いままで見られなかった自分の姿を見ることができたので、役作りは大変でしたが演じるのは楽しかったです。 撮影している間、最初から最後まで一つの感情で走る列車のような感覚で、感情的に少し強くアプローチすることができたので、スリラーというジャンルが持つ特別な力を感じました。●撮影中に印象的だった出来事はありますか?ジソブそうですね…とにかくミンホのような役を演じるのは新鮮で面白かったのですが、役に没頭したせいか、撮影中に誰かに追われたり、誰かを殴っている悪夢をたくさん観ました(笑)本当に精神的に追い込まれていたので、大変だったことが撮影中の思い出としては印象に残っています。●最後に観客の皆さんに見どころを教えてください。ジソブこの映画は「私だったらあの状況でどうだっただろう?どんな選択をしたんだろう?」と考えながら見ると、より面白くご覧になれると思います。 そして映画をご覧になった後、「ソ・ジソブにこんな新しい姿があるんだ!? 次の作品も気になる」という反応があれば、とてもうれしいです。『告白、あるいは完璧な弁護』はシネマート新宿、シネスイッチ銀座、グランドシネマサンシャイン池袋、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:告白、あるいは完璧な弁護 2023年6月23日よりシネマート新宿、シネスイッチ銀座、グランドシネマサンシャイン池袋、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開© 2022 LOTTE ENTERTAINMENT & REALIES PICTURES All Rights Reserved.
2023年06月25日北欧発のサイキック・スリラー映画『イノセンツ』が、2023年7月28日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開される。北欧発サイキック・スリラー映画『イノセンツ』は、エスキル・フォクトによるサイキック・スリラー映画。『ミッドサマー』『ハッチング―孵化―』『LAMB/ラム』など、公開される度に話題を呼んだ北欧スリラー映画の数々に続き、『イノセンツ』もまた唯一無二の美しくも不気味な世界観を味わえる映画となっている。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品された他、世界の映画賞では多数受賞を果たすなど、高い評価を受けた。監督はエスキル・フォクト映画『イノセンツ』の監督を務めたのは、『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』にてヨアキム・トリアー監督の右腕として共同脚本を手掛けたエスキル・フォクト。『わたしは最悪。』では、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた経歴を持つ。尚、エスキル・フォクトの手掛けた映画が日本で劇場公開されるのは初となる。大友克洋『童夢』にオマージュ、子供の無邪気な遊びが狂気に物語は、大友克洋の『童夢』にオマージュ。郊外の住宅団地を舞台に、夏休みに友達になった4人の子供たちの隠れた力の目覚めを描く。子供たちは新しい力を試すため、無邪気に遊んでいたが、徐々に奇妙な出来事が起こり始めるのだった。無垢な子どもたちの目に映るのは、無邪気さか?それとも狂気か?尚、エスキル・フォクトは着想源となった『童夢』について、「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました」とコメントを寄せている。映画『イノセンツ』登場人物イーダ9歳の少女。両親と、姉・アナとともに、緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた。ベンイーダと同じ団地の別棟に住む少年。心の中で念じただけで、小石などの物体を動かすことができる特殊な能力を持っている。アナイーダの姉。重い自閉症があり、言葉をまったく話すことができない。アイシャ映画『イノセンツ』あらすじ郊外の団地に引っ越してきたイーダは、特殊な能力を持つ少年・ベンと親しくなり、大人たちの目が届かないところで、サイキック・パワーのテストを繰り返していく。近所の庭や遊び場で、新たな力を試す子供たち。しかし、他人を自在に操れるようになったベンのネガティヴな想念が暴走し、もはやとどまるところを知らずに過激になっていく。「やめてママ!」と怯えるアイシャ、突如吠え出す犬。指に抵抗し曲がる水。額から血を流す女性。ガラスを手で握り滴る血。倒れ込む少女。遊びだった時間は次第にエスカレートし、取り返しのつかない狂気となり、“衝撃の夏休み”が始まるのだった。【詳細】映画『イノセンツ』公開日:2023年7月28日(金)監督・脚本:エスキル・フォクト撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ原題:De uskyldige
2023年06月24日ロン・パールマンが『Succubus』に主演することになった。ホラースリラー映画で、監督、脚本はR・J・ダニエル・ハナ。妻と別居した男性がマッチングアプリで若い美女に出会い、そこから恐ろしいことに巻き込まれていくというストーリーらしい。共演はロザンナ・アークエット。パールマンの最近作は、声の出演をした『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』。次回公開作は、やはり声の出演をする『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。文=猿渡由紀
2023年05月23日ブラムハウスのスリラー映画『ソフト/クワイエット』が、2023年5月19日(金)に公開される。ブラムハウスが贈るクライム・スリラー『パラノーマル・アクティビティ』『パージ』といったヒット作をはじめ、『セッション』『ゲット・アウト』など、数々のヒット作を世に送り出してきた、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウスから、新たなクライム・スリラー映画『ソフト/クワイエット』が公開へ。SXSW2023でプレミア上映され、審査員特別賞にノミネートされるなど高い評価を得た作品だ。ヘイトクライムの狂気を没入感あふれるワンショット映像で物語のテーマとなるのは、アメリカで社会問題化している「ヘイトクライム」。ごく普通の女性たちが、白人優位の差別思想に傾倒・共感し、内に蓄えた攻撃性を煮えたぎらせて“怪物化”していく狂気の様と、集団心理の恐ろしさを描き出している。尚、『ソフト/クワイエット』では、92分にわたる全編をワンショットで映像化。リハーサルもわずか4日間と、大胆な撮影手法を作用することで、リアルな没入感と息詰まる緊迫感を生み出した。監督・脚本はベス・デ・アラウージョ監督・脚本はベス・デ・アラウージョ。『ソフト/クワイエット』が長編デビュー作となる。映画『ソフト/クワイエット』登場人物・キャスト主人公エミリー…ステファニー・エステス幼稚園の教師。実はガチガチの白人至上主義者であり、知人の女性たちと「アーリア人団結をめざす娘たち」というグループを結成する。マージョリー…エレノア・ピエンタ「アーリア人団結をめざす娘たち」のメンバー。勤務先の昇進レースでヒスパニック系の同僚に敗れたことを、白人への逆差別だと主張する。キム…ダナ・ミリキャン「アーリア人団結をめざす娘たち」の一員で、ふたりの子を育てる食料品店の店主。ユダヤ系の銀行に融資を断られたことを恨んでいる。レスリー…オリヴィア・ルッカルディ雇い主のキムに勧誘され、「アーリア人団結をめざす娘たち」に参加。刑務所上がり。アリス…レべカ・ウィギンス「アーリア人団結をめざす娘たち」メンバーの、自称・悩める母親。ジェシカ…シャノン・マホニー「アーリア人団結をめざす娘たち」に参加。生まれたときから秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)の一員で、5人目の子供を妊娠中。アン…メリッサ・パウロリリー…シシー・リーアジア系の姉妹。閉店中だと知らずにキムの食料品店に立ち寄ったことで、エミリーやキム、レスリー、マージョリーとトラブルに。クレイグ…ジョン・ビーヴァーズエミリーの夫。映画『ソフト/クワイエット』あらすじとある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーらは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画する。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりだった……。【作品詳細】映画『ソフト/クワイエット』公開日:2023年5月19日(金)監督・脚本:ベス・デ・アラウージョ出演:ステファニー・エステス、オリヴィア・ルッカルディ、エレノア・ピエンタ、メリッサ・パウロ、シシー・リー、ジョン・ビーバース2022年/アメリカ/英語/92分/16:9/5.1ch/原題:soft&quiet/日本語字幕:永井歌子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/G
2023年04月02日『ゲット・アウト』『セッション』などのブラムハウスが放つ、全編ワンショットの“体感型”極限クライム・スリラー『soft&quiet』が、邦題『ソフト/クワイエット』として5月19日(金)より公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。世界中の映画ファンの熱烈な支持を得ている、ホラー&スリラー界のトップブランド、ブラムハウス製作による本作は、大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させた問題作。92分の全編をワンショットで映像化し、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す。マイノリティーへの偏見を持つ白人女性たちが、あるトラブルをきっかけに思わぬ方向へと転じ、絶叫が飛び交い、暴力が炸裂する怒濤の急展開へ。編集や視覚効果などの作為を排除した映像世界は、閑静な町のごく平凡な日常が惨たらしい地獄絵図へと変貌していく過程を、完全なるリアルタイム進行で描出。生々しい臨場感と相まって、別次元の恐怖を突きつける。主人公エミリーの自尊心の高さと精神的なもろさを見事に演じきったステファニー・エステスをはじめ、キャストはいずれもインディペンデント映画や舞台などの出演経験が豊富な実力派。どの町にもいそうな“危険な隣人”をリアルに体現した。ムビチケ特典スマホ用壁紙自らのオリジナル脚本を映画化し、長編デビューを飾った女性監督ベス・デ・アラウージョの卓越した演出力も見逃せない。SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2022では“異次元”の映像体験と“人間の恐怖”を描き、観客を圧倒して大反響を呼んだ。解禁されたポスタービジュアルは、1人の女性が鬼気迫る表情で何かを訴え、それを険しい表情で受け止めている主人公エミリーの姿が切り取られたもの。本国ポスターデザインによるスマホ用壁紙特典付きムビチケオンライン券も3月24日(金)より発売される。【STORY】とある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて、彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーらは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画する。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりだった…。『ソフト/クワイエット』は5月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月20日今月17日からPrime Videoで配信開始となっているスリラードラマ「キラー・ビー」。ビリー・アイリッシュが予告なしに本格俳優デビューしたことも話題の本作で、もう一つの驚きの事実が明らかになった。バラク・オバマ元米大統領の長女マリア・オバマが脚本家デビューを果たしたのだという。マリアはショーランナーのジャニーン・ネイバーズとコラボし、シーズン1第5話「Girl, Bye(邦題:帰郷)」の脚本を手掛けた。ネイバーズは「彼女の企画案のいくつかは恐ろしくワイルドでした。それにすごく良くて、すごくおもしろかったです。最高の脚本家ですね。たくさんアイディアを出してくれました。自分の作品に本当に一生懸命取り組んでいましたよ」と絶賛。2人が脚本を担当した第5話について、「多くの人を驚かせるでしょう。ぶっ飛んでいますから。とても誇りに思っています」と自信を語っている。マリアはハーバード大学卒業の才女で、以前からエンタメ業界で働きたいとの願望を語っていた。これまでに「GIRLS/ガールズ」の撮影現場でインターンシップ経験を積み、「エクスタント」では制作アシスタントを務めたことがある。今後の活躍に要注目だ。(賀来比呂美)
2023年03月20日スリラー映画『ノック 終末の訪問者』が2023年4月7日(金)より公開される。監督はM・ナイト・シャマラン。『シックス・センス』M・ナイト・シャマランの最新作映画『ノック 終末の訪問者』は、『シックス・センス』や『オールド』を生み出したスリラー映画の名手M・ナイト・シャマラン監督の作品。「究極の選択」をテーマに、家族愛と恐怖が入り交じる“終末スリラー”を作り上げた。愛する家族1人の犠牲か、世界の終焉――家族が下す結論は?ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、その養女であるウェンが穏やかな休日を過ごす中、突如武装した見知らぬ謎の男女4名が訪れ、家族は訳も分からぬまま強制的に囚われの身となってしまう。そして、謎の男女たちは家族に「いつの世も選ばれし家族が決断を迫られた。君たちの1人が犠牲となり止めるのだ。世界の終末を」「君たちの拒絶は何十万ものの命を奪う」と告げ、時には対話も試みながら、想像を絶する“選択”を迫る―。愛する家族1人の犠牲か、世界の終焉か。耳を疑うような究極の選択を迫られる家族だったが、テレビに映る世界各国で起こり始めた甚大な災害を目にしてもそんな話をすぐに信じられるはずもなかった。突如訪れた異常な状況に両親の協力のもと山小屋から脱出を試みるウェンや、疑心暗鬼だった“選択”をいつしか信じ始める両親たちのそれぞれの葛藤――。果たして家族はどんな結論を下すのか?『ハリーポッター』シリーズ、ルパート・グラントら出演出演者は、謎の訪問者役に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタ、『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られるルパート・グリント。悲劇に襲われる同性カップルの家族・エリック役をドラマ「Fleabag フリーバッグ」のベン・オルドリッジ、アンドリュー役を『マトリックスレザレクションズ』のジョナサン・グロフが務める。■謎の訪問者…デイヴ・バウティスタ、ルパート・グリント、ニキ・アムカ=バード、アビー・クイン■エリック…ベン・オルドリッジ■アンドリュー…ジョナサン・グロフゲイのカップル。養女のウェンと人里離れた森の奥深くにある山小屋で過ごしていたところ、謎の男女にとらわれる。■ウェン…クリステン・キュイエリック、アンドリューの養女。【詳細】映画『ノック 終末の訪問者』公開日:2023年4月7日(金)全国ロードショー監督:M・ナイト・シャマラン脚本:M・ナイト・シャマラン、スティーヴ・デスモンド、マイケル・シャーマン原案:ポール・トレンブレイ著「The Cabin at the End of the World」出演:デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、ルパート・グリント
2022年12月23日ミーガン・フォックスが『Subservience』に主演することになった。SFスリラーで、監督はS・K・デール。家事を助けるために購入されたAI(フォックス)が意識を持ち出し、持ち主(ミケーレ・モローネ)を危険に晒すという物語らしい。撮影は年明けに始まる。フォックスは今年日本公開された『ティル・デス』でもデイルと組んだ。次回作は来年公開予定の『エクスペンダブルズ4』。文=猿渡由紀
2022年12月22日映画『FALL/フォール』が、2023年2月3日(金)に公開される。超高層鉄塔サバイバル・スリラー映画『FALL/フォール』は、地上600mもの高さを誇るモンスター級の超高層鉄塔を舞台に繰り広げられるサバイバル・スリラー映画だ。『海底47m』のスタッフが贈る、手に汗握るような恐怖を味わうことができる。電波なし・食料なしで地上600mの高さに取り残されたら?フォロワー6万人の女性とその友人は、規格外の高さであるテレビ塔にクライミングを計画。頂点へとたどり着いたものの、高所にそのまま取り残されてしまう。電波は届かず、食料も、辺りの人影もない。超高所で逃げ場を失った2人の若者は、絶体絶命の危機を生き延びることができるのか。実在する鉄塔がモデルに劇中に登場する超高層鉄塔「B67 テレビ塔」は、米国カリフォルニア州で最も高い建造物である、実在の支線式鉄塔「サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワー」がモデルになっている。高さ625mに及ぶ「サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワー」では、命知らずの挑戦者たちが頂点まで登ってはジャンプスーツひとつで降下しているという。監督は“アクション職人”スコット・マン映画『FALL/フォール』の監督を務めたのは、スコット・マン。映画『ファイナル・スコア』では取り壊しの決まったサッカースタジアム「ブーリン・グラウンド」を実際に爆破するなど、限られたチュエーションを駆使してド迫力のアクションを創り出してきた“アクション職人”だ。スコット・マンならではの、スリリングな描写に期待が高まる。グレイス・フルトン&ヴァージニア・ガードナーら出演鉄塔に取り残された2人を演じるのは『シャザム!』などの話題作に出演するグレイス・フルトンと、ドラマや映画など幅広く活躍するヴァージニア・ガードナー。その他、オスカー俳優キューバ・グッディング・Jr の息子であるメイソン・グッディングや、「ウォーキング・デッド」シリーズで強烈な悪役を演じたジェフリー・ディーン・モーガンらが脇を固めている。■ベッキー…グレイス・フルトン山でのフリークライミング中に夫・ダンを落下事故で亡くしている。親友のハンターとともに、地上600mのテレビ塔へのクライミングを計画するが……。■ハンター…ヴァージニア・ガードナーベッキーの親友。夫の死を悲しむベッキーを立ち直らせるため、新たなクライミング計画を立てる。〈映画『FALL/フォール』あらすじ〉山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていた。ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友のハンターが新たにクライミングの計画を立てる。今は使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功する。そこでベッキーは夫の遺灰を空から撒くことで、彼を偲び、新たな1歩を踏み出す決意を示すが、それもつかの間、梯子が崩れ落ち、彼女たちに次々と困難が襲いかかる!自分たちの持つ技術と知識をフル活用して、どうにかこの危機を抜け出そうとするが……。【詳細】映画『FALL/フォール』公開日:2023年2月3日(金)監督:スコット・マン脚本:ジョナサン・フランク、スコット・マン出演:グレイス・フルトン、ヴァージニア・ガードナー、ジェフリー・ディーン・モーガン、メイソン・グッディング音楽:ティム・デスピック編集:ロブ・ホール撮影:マクレガープロダクションデザイン:スコット・ダニエル製作:ジェームズ・ハリス、マーク・レーン、スコット・マン、クリスチャン・マーキュリー、デヴィッド・ハリング2022年/アメリカ/英語/スコープサイズ/5.1ch/106分/原題:FALL/レイティング:G/字幕翻訳:北村広子/配給:クロックワークス
2022年12月03日映画『マッチング』が2024年2月に公開される。主演は土屋太鳳、監督・脚本は内田英治。“マッチングアプリ”が題材のサスペンス・スリラー映画『マッチング』は、『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治による完全オリジナルのサスペンス・スリラー。物語の鍵を握るのは、恋人探しや婚活などのツールとしても使用されている“マッチングアプリ”だ。相手と気軽に出会うことができる気軽さから、その普及率は増加しているが、ユーザー間でトラブルも発生しているとのこと。映画『マッチング』では、“マッチングアプリ”を通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる、身近に潜む恐怖を描く作品。“二転三転”する予測不可能なストーリー展開となっており、追い詰められてゆく主人公と共に、ジェットコースターに乗ったかのようなスリルを味わうことができる。土屋太鳳が“ノンストップの恐怖”に見舞われる主人公に主演を務めるのは、土屋太鳳。『青空エール』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』「チア☆ダン」「やんごとなき一族」など、話題の映画・ドラマで活躍し続ける土屋太鳳が、先の読めない恐怖に見舞われる主人公・輪花を演じる。また、土屋太鳳演じる主人公・輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢役として出演するのは、Snow Manの佐久間大介。佐久間は、自身初の実写映画単独出演となる。主人公・輪花(りんか)...土屋太鳳ウェディングプランナーでありながら、恋愛に奥手な主人公。同僚の勧めでマッチングアプリに渋々登録し、マッチングが成立した相手と会うことになるが、現れたのはプロフィールからは想像できないほど暗い男。男は、やがて裏の顔を見せ始めるようになり...。同時期、アプリ婚をしたユーザーが殺される事件が多発。輪花が出会った男が捜査線上に浮上するも、事件は意外な方向から別の展開を見せることに。そして、輪花にも魔の手が迫る...。事件の裏に隠された真相とは?永山吐夢…佐久間大介恋愛に奥手な主人公・輪花がマッチングアプリを介して出会う男。異様な暗い雰囲気を漂わせ、輪花に執拗につきまとう“狂気のストーカー”。アプリ婚をしたカップルの連続殺人事件に輪花が巻き込まれていく過程で、吐夢が捜査線上に浮上する。さらに、他のアプリでも問題を起こし、警戒されている人物だったことが発覚。影山剛…金子ノブアキマッチングアプリの運営会社にプログラマーとして勤める。同アプリで知り合った吐夢からのストーカー行為に悩む輪花の相談に親身に応える。唯島芳樹(ただしまよしき)…杉本哲太輪花を男手一つで育て上げ、娘とは良好な関係ながらも将来を心配する父親。伊藤尚美…片山萌美輪花の職場の同僚。仕事漬けの日々を送り、浮いた話のない輪花にマッチングアプリを勧める。西山茜…真飛聖「アプリ婚連続殺人事件」捜査班として、事件の真相を追う警部補。堀井健太…後藤剛範西山と併走する巡査部長。美知子…片岡礼子輪花の過去を知る“車椅子の女”。節子…斉藤由貴美知子に寄り添う世話係。監督・脚本は『ミッドナイトスワン』内田英治監督・脚本は、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』や、Netflix オリジナルドラマ「全裸監督」を世に送り出してきた内田英治。「いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました」と語る内田は、映画『マッチング』について「どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます」と自信をのぞかせている。映画『マッチング』あらすじウェディングプランナーとして仕事が充実している一方で、プライベートでは恋愛に奥手な輪花。同僚から新しい出会いを薦められてマッチングアプリに登録する。ある男性とマッチングが成立し、やり取りが始まる。新たな出会いに期待をして、初デートに向かう輪花。しかしそこに現れたのはプロフィールとは全くの別人・・・見た目平凡だけど、どこか異様な雰囲気に違和感を感じる輪花。時を同じくして、アプリ婚をした利用者を狙った連続殺人事件が起こる。出会った男が捜査線上に浮上するが、事件は意外な方向へと発展。そしてついに、魔の手は輪花にも迫るのだった。【作品詳細】映画『マッチング』公開時期:2024年2月監督:内田英治脚本:内田英治、宍戸英紀出演:土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、真飛聖、後藤剛範、片山萌美、片岡礼子、杉本哲太、斉藤由貴製作・配給:KADOKAWA
2022年10月31日マイケル・ジャクソンの大ヒットアルバム『スリラー』についてのドキュメンタリーが製作されることがわかった。監督は、音楽歴史学者、ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督のネルソン・ジョージ。マイケル・ジャクソン財団公認による作品となる。映画には、これまでに公開されたことのない映像やインタビューなどが含まれているとのことだ。アルバム『スリラー』は1988年11月にリリースされ、全世界で1億枚を売り上げた。ジャクソンは2009年6月に50歳で亡くなった。文=猿渡由紀
2022年10月05日“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイプロデュースによる戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』より特報と場面写真が解禁となった。『アルマゲドン』(98)や『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた本作は、外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影された。アダム・メイソン監督からの「我々が正に経験している事を、いま映画にしよう」という提案に「いいアイディアだね!やってみよう」と即答し撮影が行われた。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、2020年7月、ロックダウン下のLAで、Frame.ioという新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラを多用した映像を、撮影現場にいなくともリアルタイムで共有することによって、制限の多い手探り状態のパンデミック下での撮影にも関わらず、スケール感は失われずに撮影を終えることができたという。この映画は決して非現実的な想像の産物ではなく、いまの時代のすぐ身近にある、コロナ禍の近未来への警鐘と、自由に向けた可能性の模索が込められている。閉塞した終わりが見えない世の中で、我々が「生きる」ための希望の光を探すエンターテインメント大作だ。公開された特報映像では、銃を向けられた男が「僕は免疫者だ」と手を掲げる衝撃的なシーンから始まる。パンデミックにより街はロックダウンされ荒廃、愛する人との接触さえも禁止された世界の映像が映し出される。恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされそうになる中、彼女を救う唯一の方法を求め組織に抗う姿や激しいガンアクションが切り取られる。併せて解禁された場面写真では、無機質な街の様子と防護服やマスクを身に着けた物々しい人々の姿が切り取られ、ダークな世界観が伝わってくる。その後の展開が気になる特報と場面写真となっている。『ソングバード』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソングバード 2022年10月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 INVISIBLE LARK HOLDCO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年07月27日アクションスリラー映画『グレイマン』が、2022年7月15日(金)より全国公開。Netflix(ネットフリックス)の全世界独占配信に先駆けて、劇場公開される。主演はライアン・ゴズリング、監督はアンソニー&ジョー・ルッソ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟によるアクション超大作映画『グレイマン』は、人気アクション小説シリーズ「暗殺者グレイマン」を原作としたノンストップ・アクションスリラー。世界的にヒットを飛ばした『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソが監督を務める超大作だ。グレイマン VS 暗殺者集団のハードなアクションバトルCIA工作員であり敏腕暗殺者の主人公“グレイマン”が組織の不正に関する情報を手にしたことから、逆に命を狙われることに。目的達成のためなら手段を選ばない仕事請負人が“グレイマン”の首をかけて送り込む暗殺者集団とのハードな戦いを、大迫力のアクションとともに描き出す。〈映画『グレイマン』あらすじ〉“グレイマン”ことコート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)は、“シエラ・シックス”のコードネームを持つCIA工作員。過去に連邦刑務所で服役していたところをCIA管理官のドナルド・フィッツロイ(ビリー・ボブ・ソーントン)にリクルートされ、エージェントに転身した。組織内屈指の凄腕暗殺者となったジェントリーだったが、ある一件をきっかけに事態は一転、自分がCIAから追われる羽目に。かつての同僚ロイド・ハンセン(クリス・エヴァンス)から世界各地で命を付け狙われる中、工作員のダニ・ミランダ(アナ・デ・アルマス)の助けを借り、ジェントリーは過酷な戦いに身を投じていく。ライアン・ゴズリングが“凄腕暗殺者”に映画『グレイマン』で主演を務めるのはライアン・ゴズリング。さらに、クリス・エヴァンスやアナ・デ・アルマスなど、豪華俳優陣が集結している。■主人公・コート・ジェントリー(=グレイマン)…ライアン・ゴズリング“シエラ・シックス”のコードネームを持つCIA工作員。組織の不正に関する情報を入手したことから、懸賞金付きでCIAから追われることになってしまう。演じるのは『ブレードランナー 2049』、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング。■ロイド・ハンセン…クリス・エヴァンスグレイマンのかつての同僚であり、グレイマンを追う冷酷な敵。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のキャプテン・アメリカでおなじみのクリス・エヴァンスが演じる。■ダニ・ミランダ…アナ・デ・アルマスグレイマンに手を貸す工作員。『ブレードランナー 2049』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアナ・デ・アルマスが演じる。■ドナルド・フィッツロイ…ビリー・ボブ・ソーントン服役中だったグレイマンをリクルートしたCIA管理官。この他、『マトリックス レザレクションズ』のジェシカ・ヘンウィックや、Netflix ドラマ「ブリジャートン家」にも出演しているレジェ=ジーン・ペイジといった俳優陣も登場し、脇を固める。本国版ポスターデザインのカードを入場者プレゼント上映劇場では、入場者プレゼントとして『グレイマン』の本国版ポスターデザインのオリジナルカードを配布。先着15,000名限定で、なくなり次第終了となる。【詳細】Netflix映画『グレイマン』公開日:2022年7月15日(金)※7月22日(金)~Netflixにて全世界独占配信開始。監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ脚本:ジョー・ルッソ、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー原作:マーク・グリーニー「暗殺者グレイマン」シリーズ出演:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、ワグネル・モウラ、ダヌーシュ、ビリー・ボブ・ソーントン、アルフレ・ウッダード、レジェ=ジーン・ペイジ、ジュリア・バターズ、エミ・イクワーカー、スコット・ヘイズ■映画『グレイマン』上映劇場<⻘森県>シネマヴィレッジ 8・イオン柏<宮城県>フォーラム仙台、イオンシネマ新利府<山形県>イオンシネマ天童、フォーラム山形<群馬県>イオンシネマ太田<茨城県>イオンシネマ守谷<埼玉県>イオンシネマ浦和美園、イオンシネマ川口、イオンシネマ羽生、イオンシネマ熊谷、イオンシネマ春日部<千葉県>イオンシネマ市川妙典<東京都>ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、シネリーブル池袋、キネカ大森、イオンシネマ板橋、アップリンク吉祥寺、イオンシネマ日の出、イオンシネマむさし村山<神奈川県>イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ座間、kino cinéma 横浜みなとみらい、小田原コロナシネマワールド<新潟県>イオンシネマ新潟西<石川県>イオンシネマ白山<岐阜県>イオンシネマ各務原、大垣コロナシネマワールド<愛知県>センチュリーシネマ、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ岡崎、イオンシネマ常滑、中川コロナシネマワールド<大阪府>シネリーブル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、イオンシネマ茨木、イオンシネマ四條畷、イオンシネマりんくう泉南<兵庫県>塚口サンサン劇場<和歌山県>イオンシネマ和歌山<京都府>アップリンク京都<三重県>イオンシネマ津南、イオンシネマ東員<福岡県>イオンシネマ戸畑、イオンシネマ筑紫野、kino cinéma 天
2022年06月11日スリラー映画『#マンホール(ハッシュタグ・マンホール)』が、2023年2月10日(金)に公開される。主演はHey! Say! JUMPの中島裕翔。⽳に落ちた男の、⼈⽣を賭けた脱出劇映画『#マンホール』は、『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズなどで知られる脚本家・岡田道尚のオリジナルシチュエーションスリラー。『海炭市叙景』『私の男』などで海外からも高評価を得る監督・熊切和嘉とタッグを組む。映画『#マンホール』の主人公は、結婚前夜に酒に酔い、どこかのマンホールに落ちてしまった男・川村俊介。限られた⼿元のアイテムを駆使し、何とかして⽳から這い上がろうと奮闘する、⼈⽣を賭けた脱出劇を描く。マンホールに落ちた川村だが、手元にあるのはスマホだけ。しかしGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。タイムリミットの夜明けが迫る中、唯一通話できた元カノと、SNSで「マンホール女」と名乗るアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかける川村。犯人探しに湧き上がるネット民たちを扇動しながらなんとか脱出を試みるも、充満するガスや溢れ出す有害物質、明らかになる驚愕の真実など次から次へとピンチが襲い掛かる。一方、盛り上がり続けるネット民たちは独自に捜索に乗り出したり、犯人として川村の同僚の加瀬を捕えたりと事態は思わぬ方向に。果たして、彼は落ちたのか?落とされたのか?結婚式までのタイムリミットはあと僅か。このどん底から這い上がれるのか!?目にしたもの、全てを疑え。主演はHey! Say! JUMP中島裕翔■主人公・川村俊介...中島裕翔(Hey! Say! JUMP)勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ち、幸せの絶頂からどん底に転落してしまう。主人公役の中島裕翔は、『僕らのごはんは明日で待ってる』以来、6年ぶりの映画主演となる。■工藤舞…奈緒川村の元カノ。5年前に自分を振った川村からの突然の連絡に動揺するも、マンホールからの脱出に協力することに。演じるのは、『マイ・ブロークン・マリコ』など、話題作への出演が続く奈緒。■加瀬悦郎…永山絢斗川村が務めるCRレジデンス営業部の同期社員。一匹狼のような性格ゆえに部内でも浮いた存在だが、実は川村と仲が良い。マンホール転落の犯人探しに盛り上がるネット民から、犯人として捕らえられてしまう。日本発のシチュエーションスリラーをつくるシチュエーションスリラーは、海外では人気のジャンル。近年も、『127時間』『[リミット]』『search/サーチ』『THE GUILTY/ギルティ』など、多くのヒット作が生まれている。また、スティーヴン・スピルバーグの監督デビュー作『激突!』や、クリストファー・ノーランの長編デビュー作『フォロウィング』、M・ナイト・シャマランが世界⼀ギャラの⾼い脚本家になった『シックス・センス』など、スリラーやサスペンス作品はハリウッドの登竜門的な位置づけといっても過言ではない。それにも関わらず、⽇本では海外ほど製作されていない現状があった。映画『#マンホール』は、日本発のシチュエーションスリラーを送り出す挑戦として企画されたもの。岡田道尚は、独創的なアイデアで勝負をするために、下記の制約を自らに課して物語を作り上げた。・ワンシチュエーション・主⼈公は結婚式前夜の新郎・武器はスマホのみ・2分に1度訪れる主⼈公のピンチ・SNSを駆使した問題解決・あっと驚くラスト洋画作品へのオマージュを散りばめて制限だらけの条件下で、観客を楽しませることを試みた映画『#マンホール』のメガホンを取るのは、熊切和嘉監督。緊張感のある⽇常描写に定評があり、⼈物に光を当てるだけではなく、内⾯の影をも⾒事に炙り出す演出にも⻑けている。また、ジャンル映画への造詣が深く、『#マンホール』のビジュアル・ディレクションにも往年の洋画作品へのオマージュがちりばめられているようだ。ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待映画『#マンホール』が現地時間2023年2月16日(木)から26日(日)まで開催される第73回ベルリン国際映画祭にて、ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待。映画祭には中島裕翔と熊切和嘉が出席し、レッドカーペットに登場する予定だ。中島は「世界的に栄誉ある映画祭の一つであるベルリン映画祭に迎えて頂けるのはとても光栄です」と感無量のコメントを寄せた。<映画『#マンホール』あらすじ>営業成績 No.1 のデキる男・川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、穴の底で目覚めた川村は、足に深手を負い、思うように身動きが取れない。スマホで現在位置を調べるが GPS は誤作動を起こし、警察に助けを求めるも、まともに取り合ってもらえず、唯一、連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が発覚する。「もしかして、ここは渋谷ではない?」何者かにはめられたと考えた彼は、SNS上で「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、場所の特定と救出を求める。犯人探しに沸き上がるネット民たちを操る川村。結婚式までのタイムリミットはあと僅か―。このどん底から這い上がれるのか!?【詳細】映画『#マンホール(ハッシュタグ・マンホール)』公開日:2023年2月10日(金)監督:熊切和嘉原案・脚本:岡⽥道尚出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗
2022年05月15日ケイト・ベッキンセールが『Canary Black』に主演することになった。スパイスリラー映画で、監督は『96時間』のピエール・モレル。ベッキンセールの役はCIA捜査官。テロリストに夫を誘拐された彼女は、夫の命を守りたいなら自分の国を裏切れと脅される。モレルの次回作は、現在ポストプロダクション中の『Freelancer』。出演はジョン・シナ、アリソン・ブリー、クリスチャン・スレーター。ベッキンセールの次回作は、キャサリン・ハードウィックが監督する『Prisoner’s Daughter』。共演はブライアン・コックス。文=猿渡由紀
2022年05月06日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日心理スリラー映画『不都合な理想の夫婦』が、2022年4月29日(金)より順次公開される。主演はジュード・ロウ。“理想の夫妻”の崩壊劇を描く心理スリラー映画『不都合な理想の夫婦』は、“理想の夫妻”の崩壊劇を描いた、美しくもダークな心理スリラー。サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞で6部門にノミネートを果たした。監督は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』でサンダンス映画祭の監督賞を受賞した経歴を持つショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。主演ジュード・ロウ×キャリー・クーンが夫婦役映画『不都合な理想の夫婦』では、主演のジュード・ロウとキャリー・クーンが夫婦役に。誰もが羨むような理想の夫妻が、虚飾と野望によって崩壊していく様を見事に演じ切った。・主人公・ローリー...ジュード・ロウ社会的成功を求め、ニューヨークからロンドンに移住した英国人。野望に燃え、夢を追いかける夫。主演を務めたのは、『ファンタスティック・ビースト』や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで熱烈な人気を誇るジュード・ロウ。・アリソン...キャリー・クーンルーニーの妻。ポスタービジュアルからは、夫に対して疑惑の眼差しを向けている様子が伺える。アリソン役は、「FARGO/ファーゴ 3」でエミー賞にノミネートされ、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』などにも出演するキャリー・クーン。<映画『不都合な理想の夫婦』あらすじ>1986年。NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと、息子と娘の四人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンは馬小屋の工事が進んでいないことに気付く。業者に問い合わせると、支払いが滞っており、更には驚くべきことに新生活のために用意をしていた貯金が底を突いている事を知ってしまうのだった・・。【詳細】映画『不都合な理想の夫婦』公開日:2022年4月29日(金)監督・脚本:ショーン・ダーキン出演:ジュード・ロウ、キャリー・クーン2019年|イギリス|英語|107分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:The Nest|字幕翻訳:高山舞子 映倫:R15+
2022年03月20日「パム&トミー」セバスチャン・スタンと「ふつうの人々」デイジー・エドガー=ジョーンズが主演、サーチライト・ピクチャーズが贈るコメディ・スリラー『フレッシュ』が、3月4日(金)よりDisney+(ディズニープラス)の「スター」にて日本初独占配信決定。不穏なキービジュアルが解禁された。ありふれた男女の出会いの裏側に隠された背筋が凍るような歪んだ愛の物語を、鋭いユーモアでスタイリッシュに描いた本作は、2022年1月20日に開催されたサンダンス映画祭のプレミア上映で好評を博し、さらに米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」にて85%“フレッシュ”の高スコアを獲得している(2月22日時点)。スーパーで出会った魅力的なスティーブに出会ったノア。日ごろ出会い系アプリに不満を持っていたこともあり、彼に電話番号を渡してしまったことで人生が大きく変わっていく。初めてのデートで恋におちたノアはスティーブの誘いを受けて週末旅行に出かけるが、ノアはスティーブが“普通ではない”食癖を隠していたことに気づき…。この度解禁となったのは、まるでスーパーに陳列されている生鮮食品のように、赤いネイルの手首が食品トレーに入っている衝撃的なビジュアル。食品スーパーに佇む主人公ノアの場面写真と合わせてみると、不気味なことこの上ない。ノア役にはアイルランドのテレビドラマシリーズ「ふつうの人々/ノーマル・ピープル」に出演して一躍注目を浴び、今後の活躍にも期待が集まっているデイジー・エドガー=ジョーンズ。スティーブ役を演じるのは、マーベル・シネマティック・ユニバースでウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じ、現在配信中の「パム&トミー」ではこれまでのイメージを覆す演技で視聴者を魅了したことも記憶に新しいセバスチャン・スタン。ほかにも、俳優でコメディアンのジョジョ・T・ギブス、シャルロット・ル・ボン、ダヨ・オケニーが脇を固める。監督を務めるのは、本作が監督の長編デビュー作となる注目の女性監督ミミ・ケイブ。脚本はローリン・カーン、プロデューサーはアカデミー賞に7回ノミネートされ、1度受賞のアダム・マッケイと2度ノミネートのケヴィン・メシックが務めている。『フレッシュ』はディズニープラスのスターにて3月4日(金)より日本初独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年02月25日単調な毎日が続いていると、刺激を求めたくなるものですが、そんなときこそ映画でしか味わえない興奮を楽しみたいところ。そこで、今回オススメするのは、フランスで大ヒットを記録した体感型サスペンススリラーです。『ブラックボックス:音声分析捜査』【映画、ときどき私】 vol. 449ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落したという一報が入り、航空事故調査局の責任者であるポロックが現場に駆けつける。いつもなら、局で最も鋭い聴覚を持つ音声分析官のマチューが同行するはずだったが、天才的なあまり孤立していた彼は外されてしまう。ところが、まもなくしてポロックが謎の失踪を遂げ、マチューが引き継ぐことに。その後、通称“ブラックボックス” と呼ばれるボイスレコーダーから、テロの可能性を指摘したマチューは高く評価される。しかし、本格的な捜査に乗り出した際に、ブラックボックスからある音声が消えていることに気がつく。テロか、人的ミスか、それとも陰謀か。マチューは、自らのキャリアと命をかけて、真相究明へと突き進むことに……。『イヴ・サンローラン』などで高く評価され、現在のフランス映画界でも注目の俳優ピエール・ニネが主演を務めていることでも話題の本作。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。ヤン・ゴズラン監督2015年の『パーフェクトマン 完全犯罪』に引き続き、ピエール・ニネと再びにタッグを組んだゴズラン監督。本作完成までの舞台裏や影響を受けている日本の作品などについて語っていただきました。―まずは、航空業界やブラックボックスを題材として選んだ理由から教えてください。監督興味を持った理由は、大きく2つあります。ひとつめは、航空業界という世界がとても映画的だと感じたから。飛行機事故を扱った映画はよくありますが、その事故を調査する映画は少ないと思ったので、ぜひ取り上げたいと考えました。そしてもうひとつは、やはりブラックボックスの存在です。事故が起きた際、メディアでもブラックボックスについては触れますが、それが実際にどういうものなのかというのは、航空業界に詳しい人以外、ほとんどの人が知らないと思います。そういったこともあって、ブラックボックスについて深く掘り下げて語ったらおもしろいだろうと感じました。―今回は、映画史上初となる国家機関である BEA (フランス民間航空事故調査局)が全面協力しているそうですが、どのようにして協力を得ることができたのですか?監督脚本を書き始めた際、自分でいろいろと資料を探して物語を作ろうとしたんですが、技術的な内容を入れるためには、やはり専門家に会う必要があると感じました。そこで、最初は飛行機を製造している会社に連絡してみたのですが、まったく相手にしてもらえず。そこで、BEAに問い合わせてみたところ、なんと彼らは僕たちに門戸を開いてくれたのです。今回の物語が実際の事件を扱ったものではなく、まったくのフィクションであったことも協力をしてくれた理由ですが、とても親切に対応してくれました。リアルな部分をきちんと出したかった―具体的には、どのようなことを教えてもらったのでしょうか。監督BEAのスタッフには数年間にわたって何度も話を聞かせていただきましが、たくさんの調査官と会うなかで教えてもらったのは、仕事内容や取り組み方、さらに生活のリズムについてまで。本当にいろんなことをたずねさせてもらいました。というのも、仕事のプロセスや技術的な面など、できるだけ事実に即したものにしたいという思いがあったからです。本作のストーリー自体はフィクションですが、劇中で描かれている航空業界における問題点というのは、いま現実に起きていることばかり。なので、そこに関してはフィクションではなく、実際に彼らが抱えている問題であると言えます。―確かに、航空業界の裏側を覗いているようなリアル感がありました。監督BEAの事務所というのは飛行場のなかにあり、そこに音響用のラボがあるのですが、劇中でブラックボックスを開ける作業をしているシーンでは、普段本当に使われている場所で撮影しています。メガネをかけた女性がブラックボックスを開けているところが映っていますが、実はあの女性も実際の調査官。本物の場所で、本物の人を使って撮影することで、この作品のリアルな部分をきちんと出したいと考え、そのようにしました。ブラックボックスを開ける作業には、驚きがあった―本物へのこだわりは、ぜひ観る方にも注目してほしいところですね。ちなみに、実際にBEAのなかに入ってみて、監督が驚いたことといえば?監督やはりそれは、ブラックボックスを開ける瞬間ですね。数年前に海に落ちてしまったブラックボックスを開けているときの映像を見せてもらったのですが、何時間もかけて丁寧にゆっくりと開けているのにはびっくりました。特に何年も前のものだと、慎重に扱わなければいけませんからね。ただ、それを今回の映画でしてしまうと実験映画みたいになってしまうので、同じようにはできませんでしたが、編集ですべての段階をうまく見せられるようしています。あともうひとつ驚いたのは、ブラックボックスを開ける作業がとても儀式的なものであること。調査員だけでなく、航空業界のいろいろな人が集まって、ものすごい緊張感をのなかで一連の作業を見つめているのです。というのも、メモリーカードのなかには“事故の真実”が入っていることがありますからね。原因を知りたい遺族の気持ちと、内容によっては経済的ダメージを受けるかもしれない業界の人たちの思いという2種類の緊張感が走っていたのは、非常に印象的でした。どうしてもピエールに演じてもらいたかった―ピエールさんの演技も素晴らしいです。天才的な聴覚を持つマチュー同様に、彼は役者として天才的な感覚を持っている方だと感じました。監督彼には別の作品でも主演を務めてもらったことがありますが、僕が初めてもう一度仕事をしたいと思った俳優がピエールです。今回の脚本を書くにあたっては、彼のことをあてがきして書いたほど。それくらいこの役は彼に演じてもらいたいという強い思いがありました。なぜなら、彼はとても才能のある俳優なので、マチューが持つ弱さや内面の葛藤といったものをすべて表現できる俳優だと思ったからです。特に今回の役は自分の殻に閉じこもっているようなところがあるだけでなく、物語が進むにつれて神経質でノイローゼ気味になってしまう人物。そういった部分もきちんと演じてもらえる役者にお願いしたかったので、彼を選びました。日本の歴史や美的感覚に魅力を感じる―日本のことについてもおうかがいしたのですが、劇中では日本料理屋さんと思われるお店の名前が会話のなかに登場していましたし、前作『パーフェクトマン 完全犯罪』では登場人物が日本に出張に行っていたというくだりがありました。日本に対して特別な思いがあるのでしょうか。監督そうですね。10数年前になりますが、何度か日本を訪れたことがありますし、実は若いときに日本人の彼女がいたこともありますから(笑)。僕が日本のなかで大好きなものと言えば日本映画ですが、特に黒澤明監督が好きで、一番記憶に残っているのは思春期のころによく観ていた『天国と地獄』です。最近で言うと、黒沢清監督のファンでもあります。彼の作品はフランスでほとんど配給されているので、『CURE』『カリスマ』『回路』といった作品がお気に入りです。さまざまなタイプの映画を作る監督ですが、どんな作品でも雰囲気の出し方や人間が持つ不安感といったものを表現するのがとてもうまいので、素晴らしい監督ですよね。ほかにも日本映画には好きな作品はいろいろとありますが、いずれも日本の歴史や美的感覚が非常に魅力的だと感じています。すべての真実は、音のなかにある!次々と湧き上がってくる疑惑と衝撃の展開に、息をするのも忘れてしまうほどの没入感を味わえる本作。はたして、あなたは音だけで、真実にたどりつけるか。研ぎ澄まされた聴覚の先に待ち受ける驚愕の真相は、自分の耳で確かめてみて。取材、文・志村昌美心拍数が上がる予告編はこちら!作品情報『ブラックボックス:音声分析捜査』1月21日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:キノフィルムズ© 2020 / WY Productions - 24 25 FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA - PANACHE Productions©Philippe Quaisse Unifrance
2022年01月20日アルフォンソ・キュアロン監督が手がけるApple TV+のスリラードラマ「Disclaimer」(原題)に、ケイト・ブランシェットとケヴィン・クラインの出演が決まった。「Variety」誌が報じた。「Disclaimer」はルネ・ライトの同名小説(日本での出版タイトルは「夏の沈黙」)を原作としたドラマ。ケイトは尊敬の念を集める、成功したドキュメンタリー製作者キャサリンを演じる。ある日キャサリンは、自分のベッド脇のテーブルに置かれた見覚えのない小説を発見。手に取って読み進めていくと主人公は自分で、長い間隠し続けてきた秘密が暴露されそうになっていることに気付くのだった。ケヴィンはこの小説を書いた人物(妻を亡くした寡夫)を演じる。役者人生が半世紀を超えるケヴィンだが、テレビの実写ドラマにレギュラー出演するのはこれが初めてだという。キュアロン監督は脚本、製作総指揮も兼任。ケイトも製作総指揮に名を連ねる。『天国の口、終わりの楽園。』『トゥモロー・ワールド』など数々の作品でキュアロン監督とタッグを組んできたエマニュエル・ルベツキが撮影監督を務める。2人は『ゼロ・グラビティ』でそれぞれ監督賞と撮影賞を受賞した相性の良さだ。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』など5作品でアカデミー撮影賞にノミネートされたブリュノ・デルボネルも、撮影監督として参加する。(Hiromi Kaku)
2021年12月02日サスペンススリラー映画『ブラックボックス:音声分析捜査』が、2022年1月21日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー。ピエール・ニネが主演を務める。“聴覚を刺激”する体感型サスペンススリラー映画『ブラックボックス:音声分析捜査』は、聴覚を刺激する体感型サスペンススリラー。主人公は、音を聞くだけで事故の原因を割り出す“音声分析官”だ。飛行機墜落事故の真相は?ヨーロピアン航空のアルプス墜落事故を調査するように任命された主人公マチュー。ボイスレコーダー=通称“ブラックボックス”の音と、被害者の一人が残した留守電の音が違うことに気づいてしまい...。陰謀を疑ったマチューが、キャリアと命をかけて、航空機業界の知られざる闇を暴く。『イヴ・サンローラン』ピエール・ニネが主演主演は、映画『イヴ・サンローラン』でセザール賞を受賞したピエール・ニネ。その他、『夜明けの祈り』のルー・ドゥ・ラージュ、フランス映画界の重鎮で『パリよ、永遠に』のアンドレ・デュソリエが脇を固める。監督は、『パーフェクトマン 完全犯罪』のヤン・ゴズランが務めた。主人公・マチュー...ピエール・ニネ音を聞くだけで、故障ならどの箇所か、事故なら何と接触したのか、事件なら犯人の人物像まで割り出す、天才音声分析官。ノエミ...ルー・ドゥ・ラージュマチューの妻。新型航空機の認証機関に勤め、夫にも言えない秘密を抱える。レニエ...アンドレ・デュソリエ。調査局の冷静沈着な局長。<映画『ブラックボックス:音声分析捜査』あらすじ>ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落! 乗客・乗務員316人全員の死亡が確認される。司法警察の立会いの下、航空事故調査局の音声分析官が、ボイスレコーダー、通称“ブラックボックス”を開く。いつもなら責任者のポロックに同行するのは、最も優秀なマチューだったが、天才的なあまり孤立していた彼は外されてしまう。だが、まもなくポロックが謎の失踪を遂げ、引き継いだマチューは「コックピットに男が侵入した」と記者会見で発表する。マチューの分析は高く評価され、責任者として調査をまとめるよう任命される。ところが、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電をきっかけに、さらなる陰謀を疑ったマチューはキャリアと命さえもかけて、危険な探求を始める─。【詳細】映画『ブラックボックス:音声分析捜査』公開日:2022年1月21日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国公開監督:ヤン・ゴズラン出演:ピエール・ニネ、ルー・ドゥ・ラージュ、アンドレ・デュソリエ原題:BOÎTE NOIRE(英題:BLACK BOX)2021年/フランス/シネスコ/DCP/字幕翻訳:橋本 裕充/映倫区分:G(一般) 配給・宣伝:キノフィルムズ 提供:木下グループ
2021年11月28日11月17日(水)よりHuluプレミアにて独占配信される、超自然的スリラー「アンソウル」より予告編が解禁となった。物語の舞台は、ウクライナ移民によって築かれたブラジル南部の小さな田舎町ブリージダ。その町では、30年前のある事件をきっかけに禁止されていた祝祭“イワン・クパーラ”を復活させようとしていた。しかし、30年前の祭りの夜に起こった悲劇が、時を経て再び町と住民を不安に陥れていくことになる。1つの町、2つの世代、3つの家族を結びつける、30年前の秘密とは何なのか…?この度解禁となる予告編で映し出されるのは、その夜だけ精霊が自由に解き放たれるという言い伝えがある伝統の祝祭“イワン・クパーラ”を30年ぶりに復活させようとする場面。祭りの復活を前に、住人たちの間で次々と不思議な出来事が起こり始める。「僕たちは若く愚かだった」と遺し滝つぼへ身投げをする男、目に見えない存在を感じ取る少年、少女の失踪…。そして、30年前の祭りの夜に少女が殺された事件をめぐり、人々の様々な思いが交差する様子が描かれていく。事件のあった夜、森の中で何があったのか?そして、過去の選択の代償が生んだ、3つの家族を結ぶ秘密とは?果たして、30年の時を経てこの町に何が起ころうとしているのか…。謎めく展開を予感させる予告編となっている。本作の脚本を担当したのは、2018年から2年連続でサンパウロ文学賞を受賞したブラジルの作家アナ・パウラ・マイア。彼女は、ブラジルにあるウクライナ国外で最大のウクライナ人コミュニティに注目し、神秘的で豊かな東欧の文化を本作に取り入れることを決めた。衣装やセットも細部までこだわり、カラフルな衣装の色の構成、刺繍やウールの使用、テーブルクロスの刺繍、ピサンカ(ウクライナの特産品)、絵画、詩など、ウクライナ文化の要素が緻密に盛り込まれている。「アンソウル」シーズン1(全10話)は、11月17日(水)よりHuluプレミアにて字幕版・吹替版で独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年11月11日サスペンス・スリラー映画『スティルウォーター』が、2022年1月14日(金)に公開される。主演はマット・デイモン、監督はトム・マッカーシー。トム・マッカーシー監督の最新作映画『スティルウォーター』は、第88回アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督による最新作。フランス・マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すというサスペンス・スリラーだ。「娘を取り戻したい」父が辿り着く“真実”とは?予告動画には、故郷の米オクラホマ州・スティルウォーターから言葉も通じない異国の地フランスへ単身渡る父親ビルの姿が。現地の協力者を得るも、ほとんどの地元民は探りを入れてくる余所者のビルと口をきこうともしない。諦めないビルは、わずかな手がかりを頼りに危険を顧みずさらなる深みへと身を投じる…。行動を起こすも、「娘を救えずあなたも投獄だ」と地元民に忠告を受けるビル。警察もビルの元へ訪れ、次々と不穏な事態。真実を追い求める旅路の果てに、ビルを待ち受ける結末とは―?マット・デイモンが主演主演は、『オデッセイ』『ジェイソン・ボーン』を代表作に持ち、リドリー・スコット監督の最新作『最後の決闘裁判』でも注目を集めるマット・デイモン。『スティルウォーター』では、泥臭くもリアルな父親を演じきり、海外メディアから高い評価を得ている。娘役は、『リトル・ミス・サンシャイン』『ゾンビランド:ダブルタップ』で好演したアビゲイル・ブレスリンが担当。<登場人物>ビル(マット・デイモン)殺人罪で捕まった娘アリソンの無実を証明するために奮闘する父親。異国の地での真犯人探しに奮闘するアメリカ人。アリソン(アビゲイル・ブレスリン)留学中にガールフレンドを殺した罪で逮捕される。賞レースにも期待がかかる一本映画『スティルウォーター』は、第74回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、5分間のスタンディグオベーションを受けた。賞レースにも期待がかかる一本だ。デイモンは「心打つ美しい物語。これまで演じたどの役よりも素晴らしく、演じられて幸運だ」と語っている。トム・マッカーシー“10年を費やしても”描きたかったものとは?実は、アカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』よりも前にアイデアが練られていたという『スティルウォーター』。トム・マッカーシー監督は、「着想が生まれたのは10年ほど前で、地中海の暗黒小説に感化されていた。これらの小説は、事件を取り巻く人物の人生を描写し犯罪小説というジャンルを超えていた。同じことを、私の映画を通じてやりたかった」と明かした。構想10年の時を経て、監督が本当に描きたかったものとは?劇場で確かめてほしい。【詳細】映画『スティルウォーター』公開日:2022年1月14日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開監督・脚本:トム・マッカーシー脚本:マーカス・ヒンチー、トーマス・ビデガン、ノエ・ドブレ撮影監督:高柳雅暢出演:マット・デイモン、アビゲイル・ブレスリン、カミーユ・コッタン、リル・シャウバウ、イディル・アズーリ2021年/アメリカ/カラー/デジタル/ビスタサイズ/英語・フランス語/原題:STILLWATER/映倫G/字幕翻訳:松浦美奈
2021年10月22日