職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#14】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかし、上司に脅された先輩は秋に冷たい態度をとるように。先輩との関係にモヤるも、気持ちを新たに出勤。途中、新人からの“あるメッセージ”を読んだ秋は……。先輩の元に行き……ぼんやりする先輩に……一気に脱力……帰ろうとすると……仕事をやり切った秋。でも上司に呼び止められてしまいました……。一体何の用……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月14日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#13】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかし、上司に脅された先輩は秋に冷たい態度をとるように。そんな先輩との関係にモヤる秋がメッセージを送ると、“既読”がつくも返事がなくて……。メッセージの差出人は……気持ちを切り替え……メッセージを読むと……いつも以上に仕事に励む……新人からのメッセージには何が書かれていたのでしょう?メッセージを呼んでから、なんだか秋のやる気に火が付いたようにみえますね?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月13日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#12】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。上司にクビを引き合いに出された先輩は、私に冷たい態度をとるしかなかったのです……。話は変わり……まずは行動……既読スルー……?諦めかけたその時……先輩が冷たくなった理由を知らない秋。秋からの連絡に先輩はどう反応する……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月12日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#11】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋と一緒に食事に行ったことで牽制されていた……。そして今度はクビを引き合いに出された先輩は上司からの“ある頼み”を聞くしかなく……。上司の頼みとは……この頼みの真意……もう抵抗できない……不甲斐ない自分を責める……先輩が秋に急に冷たくなった理由が判明しましたね。上司の策略通り、秋と先輩の関係は終わってしまう……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月11日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#10】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋と一緒に食事に行ったことで牽制されていた……。そして再び上司に行動を把握され、“衝撃の宣告”を突きつけられたのです……。動揺する先輩……先輩の出した答えは……先輩の謝罪に上司は……上司の悪だくみ……クビをちらつかせ、先輩を意のままに操る気……!?上司の“頼み”とは一体……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月10日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#9】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋と一緒に食事に行ったことで牽制されていました……。そして先輩の携帯を盗み見て、行動を把握していた上司は、再び先輩の元に近づき……。さすがに焦る先輩……先輩を追い詰め始め……脅しをかけてくる……先輩に突きつけたのは……まさかのクビ宣告……こんな職権乱用が許されるの……!?これに対し先輩の反応は……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月09日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#8】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋と一緒に食事に行ったことで牽制されていました……。先輩が“なぜ知っているのか”を考えていると、2週間前の“ある出来事”を思い出したのです……。先輩が声をかけると……先輩の携帯を渡す上司……非常識な行為だが……上司が近づいてきて……部下の携帯を覗き見るなんて最低な上司ですね。しかしあれ以来、携帯を見せていないはずなのに、なぜまた上司は怒っている……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月08日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#7】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちにいい雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋のことで牽制されていたのです……。そしてなぜか秋たちの予定を知る上司。さらに先輩を“脅すような発言”までしてきて……。なぜ上司は知っている……?頭を悩ませていると……“あること”を思い出す……デスクに戻ると……上司の手には携帯が……?もしかして先輩の……?上司は先輩のデスクで一体何をしているのでしょう……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月07日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#6】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の相談をしているうちに良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変し……。遡ること数週間前、先輩は上司に秋のことで牽制されていたのです。しかも“なぜか”2人で食事に行ったことを知っていて……。先輩が疑問をぶつけると……明らかに怪しい……退散しようとすると……上司の言葉を受け流す……上司は何かを隠している……。一体どのようにして2人が会うことを知ったのでしょう!?先輩に何か思い当たる節はない!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月06日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#5】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の執拗な誘いを相談をしているうちに、良い雰囲気になった秋と先輩。しかしある日を境に先輩の態度が一変!理由がわからず、ただただ困惑する秋。一方、先輩は“ある葛藤”を抱いているようで……。遡ること数週間前……課長から牽制される先輩……そして問い詰められる……疑問を抱く先輩……既婚者の上司にあれこれ口を挟まれたくないですよね。でもなぜ上司が2人の予定を知っているのでしょう……?気になりますね。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月05日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#4】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司の執拗な誘いを相談をしているうちに、良い雰囲気になった秋と先輩。しかし、ある日を境に先輩の私への態度が急変……。納期を守れなかった私を怒鳴りつけ……。先輩の態度に固まる秋……話を聞いてもくれず……訳がわからない……一方、先輩は……先輩の厳しい態度に困惑する秋。でも先輩のほうも何やら葛藤しているみたい……?先輩の身に一体何が……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月04日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#3】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回までのあらすじ】上司からの執拗な誘いに頭を悩ます秋。お酒の勢いで上司の愚痴をこぼし、男性不信を訴えると先輩から“意味深な発言”が飛び出し……。ある日を境に……態度が急変する先輩……なんだか腑に落ちない……先輩に報告すると……理不尽に秋を責める先輩。これが先輩の本性……!?先輩のこの態度に秋は何を思う……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月03日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#2】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。【前回のあらすじ】上司からの執拗な誘いに頭を悩ます秋。すると“とある人物”が声をかけてきて……。愚痴をこぼす秋……そしてヘコむ……すると先輩が……カップル成立……!?なぜ先輩の態度が急変したのでしょう?もしかして先輩は心変わりしてしまった?それとも女性を弄ぶタイプだったとか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月02日職場にセクハラ上司がいたら……?今回は、虹丸(@ksapurimento)さんの『【#1】セクハラ上司に鉄槌を下した話』を紹介します。秋は一般企業で働く会社員。そんな秋は“あること”に頭を悩ませていました……。“あること”とは……秋の他にも被害者が……優位な立場を利用する上司声をかけてきたのは……頼れる先輩がいるのは心強いですね。でも楽しそうに話す2人の背後から嫌な視線が……。上司は2人の関係を快く思っていない!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ksapurimento)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月01日回顧録「Making a Scene」を発売し、「フアン家のアメリカ開拓記」出演時にセクハラ被害に遭っていたとプロデューサーを告発したコンスタンス・ウーが、トーク番組「Late Night with Seth Meyers」に出演。セクハラ被害を明かした理由を涙ながらに語った。「正直に言って、あのことについては書きたくなかったんです。本を出版するにあたって、最後に書いたエッセイでした。『書くべきです。これこそ、みんなが聞きたいと思っていることだから』と編集者に追い込まれた感じで。私としては、人生でその章はもう終わったことだと思っていました」と、本来ならセクハラ被害について書くつもりはなかったと話した。「私が学んだことは、イヤだなという感情や嫌がらせというのは、自分が望めば消えるというものではないんです。どこかに出てきてしまう。だから、みなさんはあのツイートの文脈を理解することができなかったのだと思います」。“あのツイート”というのは、コンスタンスが3年間もSNSから遠ざかることになった、「フアン家のアメリカ開拓記」のシーズン更新に関するツイート。3年前、同作がシーズン6へ更新されることが決定した際、「すごい動揺している」「文字通り泣いている」とツイートし、罵り言葉を用いて更新を嘆き、ファンを驚かせたのだった。その後、真意を説明しようとするも批判的なコメントが寄せられ、SNSからは距離を置くことに。今年7月、SNSに復帰した際には、自殺を図り、命を落としかけていたことを明かした。現在コンスタンスが伝えたいのは、3年前のツイートをした背景にはセクハラがあり、「望んでも消えない感情が出てしまった」ということだろう。「あの話を本に書いたのは、(何かに対して)すぐに決めつけてしまう前に、好奇心や共感を持つことが大事だと思ったからです。だって、だれかがいつものその人らしくないことをしている時は、たいてい彼らの人生でなにか(大変なこと)が起きているのですから」。(賀来比呂美)
2022年10月05日梨花さん(仮名・32歳)は医療事務として働いていましたが、離婚を機に1年ほど休み、新たなクリニックで働き始めました。そこで、雑用をこなし、クレーム対応に追われ、お昼もろくに食べられないような日々が続いていたそう。そして、さらなる悲劇が待っていたんだとか。当時の状況を詳しく伺いました。ストレスが溜まり続ける職場「クリニックの院長は、50代後半。普段は物静かな人で、周りの2人の看護師さんがテキパキと仕事をすることで、業務は回っていました。看護師さんは、それぞれ40代と50代。私がモタモタしていると“遅い!”とピシっと言ってくるような厳しい人たちでした。電話で患者さんの症状を聞くことがあるんですが、私では判断し切れないこともあり、看護師さんに対応を頼むんですね。でも、院内が混んでいたりすると、“あとにして”と言われるんですが、伝えるのはこっちですから。イライラする患者さんと看護師さんとの板挟みで、ストレスが溜まる一方でした」セクハラとパワハラの横行「クリニックには、よくMRという製薬会社の人が来て、院長に挨拶したり、新薬の説明などをすることがあるんです。そのMRさんを集め、2か月に1回ぐらいのペースで懇親会が開かれていました。お店を予約して、10人ほどが集まります。そこで、普段はおとなしい院長が、酒を飲むと豹変するんです。まず、お気に入りの女性のMRさんを自分の両脇に置きます。そして、男性のMRさんたちをこき使い始めます。“飲め”と強制することも。その会は、セクハラとパワハラが横行していました」地獄の懇親会「そして院長は、MRさんたちにひとりずつダメ出しをしていくんです。MRさんたちは、営業成績にも関わってくることですから、それを聞くしかないんです。“はい!”と返事をしながら、なおも院長をおだてていきます。すると、院長の言動はさらにエスカレート。次は、その矛先がスタッフに向きます。しかし、看護師さんには頭が上がらないのか、不満を言いながらも言葉を濁し、別の事務の女性たちは20代と若いので、あきらめ半分で伝える程度。強い風当たりを受けるのは、私になります。まず、私の離婚の件に触れ、夫の浮気が原因であることが晒されました。さらに、私にも原因があると言い、私生活にまで口出しされる始末。屈辱的な思いをさせられ、苦痛の時間となることが何回かありました」転職し新しいスタートを…「でも、あることが起きて事態が変わりました。新型コロナウィルスの流行です。コロナ禍に入り、定期的に行われていた地獄の懇親会がなくなったんです。お昼休みも、密にならないよう別々にとるようになり、比較的自由な時間を過ごせるようになりました。とはいえ、今の環境に居続けることはできないと思い、私は転職先を探し始めました。そこでタイミングよく、家の近くにある小児科のクリニックで医療事務を募集していることを知り、今年からそこに職場を移すことができました。前職のクリニックとは全然違って、今は周りの人たちと協力しながら、業務をこなすことができています。子どもたちを相手に、穏やかな日々を送れるようになりました」“ブラックなクリニックで働いていた女性”の告白をご紹介しました。セクハラやパワハラに関しては、世間も厳しくなってきたとはいえ、未だに横行している職場もあるようです。抵抗することが難しいときは、その環境から離れる選択をすることも、賢い判断と言えるのかもしれません。©Kilito Chan/Yoshiyoshi Hirokawa/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月01日仕事を選ぶときは、業務内容や給料、環境など自分が望む条件の中でよりいいところを探しますよね。しかし、実際に働き始めると、予想していた環境とずいぶんと違うこともあると思います。梨花さん(32歳・仮名)も以前の勤務先がブラックな職場で、憂鬱な日々を過ごしていたのだとか。当時の状況を詳しく語ってもらいました。町の小さなクリニックに再就職「私は以前から医療事務として働いていました。でも、夫と離婚し1年ほど体調を崩していたので、療養をしていたんですね。体調が回復したところで、新たな職場で働き始めることにしました。そこは、町の小さな整形外科のクリニックで、男性医師が1人に看護師の女性が2人、事務兼受付の女性が2人の計5人が働いていました。私がそれまで働いていた場所と大きく違うのは、紙のカルテを使用していたこと。受付の後ろに本棚があり、天井の高さまでビッシリ詰まっていました。私がこれまで勤務していたクリニックは電子カルテを使っていたので、最初はなかなか仕事に慣れず、主に雑用を任されることが多かったです」無言の圧力に…「銀行に行ったり、こまめにトイレ掃除をしたりと雑用をこなしていたんですが、大変なのがスタッフのお弁当を買いに行く役目です。お昼休みはみんなでとることが多いんですが、その際のお弁当の準備も私の仕事でした。なのですが、みんな注文が別々で…。5人分それぞれの店舗を回らなければいけないんです。私はその土地にも慣れていなので、ただでさえ時間がかかるうえに、混んでいるので、お昼ご飯の買い出しで30分ほどかかってしまうこともありました。そうすると、クリニックに戻ったときは、“遅いよ”と直接的に言われないまでも、周りからはそんな雰囲気が出まくっています。おまけに、みんなで集まってもずっと無言なので、非常に息苦しい休憩時間でしたね」対応が横柄な患者が多く…「クリニックの患者さんは高齢者が多く、丁寧な説明が必要となり、ひとりひとりにかける時間が自然と長くなっていました。それに、比較的横柄な人が多くて…。態度が悪く、待ち時間が長かったりすると、支払いの際にお金を投げつけてくるような人もいました。お昼休みには、玄関の鍵を閉め忘れてしまうと勝手に入ってくる人もいて…。“待たせてもらう”と待合室にあがりこんでくる人もいました。するとまた、ほかのスタッフから、“なにやってんだよ…”という無言の圧が私にかかってしまうのです」クレーム対応にも見て見ぬふり「1番大変だったのが、電話対応ですね。営業時間や次回の予約など、患者さんに直接説明しても間違える人もいたのに、さらに電話で問い合わせされることも多くて。それに加えて通常業務もこなさないといけないので、てんやわんや。さらに、クレームの電話も多く、困りました。クレームの対応のとき、もうひとりの事務の人は、スパッと断ち切ることができるのですが、私はそれができません。一応ちゃんと話を聞いてから応えようとするので、どうしても時間がかかってしまいます。お昼休みに、クレームの電話がかかってくることも多々ありました。でも、昼はほかのスタッフは誰も電話に出ません。私が出るしかないんです。それがクレーム対応だったりすると、みんな見て見ぬふり。30分~1時間ほど対応することになり、終わるころにはもう午後の診療の準備をする時間となります。お昼の弁当が食べられず、持って帰って夜ご飯にしていたことが何度もありました」“ブラックなクリニックで働いていた女性”の告白をご紹介しました。小さいクリニックだからこそ、アットホームな環境のところもありますが、梨花さんの職場はそうではなかったようです。会社の雰囲気や人による影響も大きいとは思いますが、患者さんと接するときでもマイナスなことが加わり、かなり厳しい職場環境となっていたのでしょう。©kokouu/Somchai um-im/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月01日社会問題の1つである、セクシャル・ハラスメント(以下、セクハラ)。性的な言動によって他者の心身や尊厳を傷付ける、許しがたい行為です。花森はな(@hanamori_h)さんが描いたのは、10年ほど前に遭遇した、セクハラ被害。当時、妊娠中だった花森さんは、体調面を考慮して、通院をする際にタクシーを利用していました。しかし、花森さんの大きなお腹を見て妊婦と理解した運転手たちから、たびたびセクハラに値する発言を受けたのだといいます。10年前、妊婦時代にタクシーのおっちゃんに嫌なことを言われた話です(※キツめのセクハラ表現がありますのでご注意ください) #コミックエッセイ #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/CKDNkhiFRq — 花森はな (@hanamori_h) June 17, 2022 過去のセクハラ被害を聞いた運転手は、一部の同業者に対する怒りをあらわにしました。プロとしての意識があるため、余計に許せなかったのでしょう。そして運転手は、今後似たような経験をした際は、タクシー協会へ連絡することを助言しました。タクシー協会は地域ごとに存在しており、タクシー会社の管轄を行っています。連絡先は、タクシーカードだけでなく、ネットで検索すれば知ることが可能です。花森さんの投稿は拡散され、セクハラに怒りの声を上げる人や、同情する声が寄せる人から反響が上がりました。・怖すぎる…中にはこんな酷い人もいるんだ。遭遇したくない。・最後の人はまともで安心した…。真面目に働いてる同業者もいい迷惑だよね。・気色悪すぎて鳥肌が立った。セクハラをする人には自覚がないから厄介。悲しいことに、タクシーでセクハラ被害を受けた人は少なくないようで、投稿を読んだ人からはいろいろな体験談が寄せられています。車内は少人数での密室になってしまうため、恐怖心や困惑から、被害に遭ってもどのように対応すべきかが分からなくなってしまうのは無理もありません。被害を減らすには、声を上げることが重要です。気持ちが落ち着いてから、タクシー協会に連絡をしてみてはいかがでしょうか。その勇気ある行動は、きっと将来の被害者を減らすことにつながるはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月18日20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「職場でのトラブル」アンケート。今回は、不倫や複数人との肉体関係などちょっとキワドイ回答をピックアップしてお届けします!濃密すぎる人間関係&はた迷惑な人にうんざり仕事をうまく回すためにも、社内の人間関係って大切ですよね。できるだけ波風立てずに過ごしたいところ。でも中には、社内に”濃密すぎる人間関係”を築いている人たちも…。それに、他人の迷惑を考えない残念な人も存在します。「いったいあなたは何しに会社へ来てるの?!」、「正直、迷惑です!」といつか言ってやりたい人多数。みなさんの実際の声を聞いてみましょう。会社でAVを観る課長「隣の課の課長は朝早くに出社して、会社でこっそりAVを観ている。家だと妻の目が怖くて観られないんだとか。正直、ひく」(32歳・自営業)妻の目は気になって、会社の同僚や部下の目は気にならないってどういう感覚なんでしょう?会社でAVを観るなんてもってのほかです。場合によっては、セクハラととられても仕方ないかも。せめてAVはネットカフェや人気のない公園でイヤホンをつけて…など、他人に迷惑のかからない環境で見るようにしてほしいものです。会社のみんなにバレているとは想像もしていないのでしょうね。入社してきた会長の愛人「会長の愛人が入社しました。始業時間、就業時間の概念が無く、いつ会社に来るのかもわからない。来ても、PCの前で何をしているやら。モデルが本業で会社の仕事はアルバイト感覚です。仕事もまともにしていないのに正社員扱い、昇級まですることに。ほかの人と比べて給料もとても良いらしく、真面目に働いている人はバカらしくなって辞めていきました」(34歳・自営業)会長さん、何も愛人を入社させなくてもいいですよね。働かない人を雇うくらいなら、お給料分&福利厚生費をお手当としてあげればいいのに…。会社の経費で愛人を囲うなんてセコ過ぎます。あからさまにやる気のない人が社内にいると、全体のモチベーションが駄々下がりです。しかも高待遇だなんて、他の人はやってられません!社内の複数人と性的関係をもつ人「既婚者の上司からプライベートで誘われて不倫関係になりそうに。同僚に相談をしたら、同じような目に遭った人が過去に何人もいたことがわかった」(27歳・自営業)「独身の女性の先輩は、社内の若い男性のほとんどと肉体関係があった。最終的には、社内の後輩と付き合って結婚。その後輩はきっとそのことを知らない…」(30歳・会社員)「世界人類みな兄弟。みんなで仲良くしよう!」という感じなのでしょうか…。博愛主義が過ぎます(笑)。後腐れのない関係なら問題ないのかもしれませんが、誰か本気で嫉妬する人が出てきたら大変なことになりそう。痴情のもつれで事件が起きないことを祈ります。不倫関係を社内に一斉送信された先輩社員「既婚の先輩社員が新卒の女性社員に手を出していたらしい。ある朝、社員全員が見られるコミュニケーションツールにその先輩社員のアカウントで『私は既婚にもかかわらず〇〇さんと肉体関係をもっていました』という衝撃的な内容の通知が一斉送信された。実は先輩社員の妻が不倫に気づき、夫に内緒で送ったのだそう。いずれの社員もその日から当然欠勤。最終的に、先輩社員はその後一度も出社することなく退社。新卒社員は情状酌量となったが、かなり居心地が悪そうだった」(34歳・会社員)既婚の先輩社員は、社会人経験のないフレッシュな新卒社員にどうやってアプローチしたのでしょうか。相談にのったり、少しカッコつけてアドバイスしたりしたのかなと想像してしまいます。とはいえ、不倫は他の社員にとっては関係ないこと。当事者の妻が会社内のコミュニケーションツールを使って夫に復讐したのは、コンプラ的にもかなり問題だと私は思います。でも、まあ不倫した本人は自業自得。会社を辞めることになっても仕方ないですよね。いっときの感情や目先の欲望に流されず、今後に起こりうる事態や周りへの影響を考えつつ大人の行動をしてもらいたいものです。自分自身の言動も振り返ってみよう社内にはさまざまなトラブルが、見えるところ&見えにくいところに存在しているものですね。今回あげた5つの例は極端なエピソード。ですがこれを機に、自分も誰かに迷惑をかけていないか、不快な思いをさせていないか振り返ってみてはいかがでしょうか。人に恨まれて復讐されたり、誰にも知られたくないことをバラされたりしないよう、日頃から人間関係には気をつけて過ごすようにしたいものです。©Fotosearch/Getty Images©Glowimages/Getty Images文・ちかまつ
2022年05月29日30歳(当時)の繭香さん(仮名)は、社内での営業成績が優秀なことから周りの社員に妬まれ、「枕営業で仕事を取っている」と嘘の噂を流されることに。また、その噂を信じた上司から「俺とも寝てくれよ」としつこく迫られ続け、ついには強引にホテルに連れていかれそうになったと言います。しかしそこで繭香さんが誘いを断ると、その上司からの職場での嫌がらせはさらにエスカレートしてしまい、ついに繭香さんの精神にも悪影響が出てしまいました。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の繭香さんの状況についてご紹介します。「調子に乗りやがって」と職場でイジメを始めた上司上司にホテルに無理やり連れ込まれそうになったところを、必死で逃げた繭香さん。その日以降、セクハラ上司からは「俺と寝ようぜ」というセクハラに加え、あからさまなイジメも始まったのだそう…。「その上司はみんなの前でわざと大声で私を怒ってきたり、“枕営業をしている”という噂を前提にして『今日はA社と寝てくるのか?』などという酷い言葉を浴びせてくるようになりました。もともと私は、職場の人たちとベッタリとした人間関係を築くことを避けてきたこともあり、こういう状況になっても真剣に相談できる相手が社内におらず…。もはや会社に行くのすら嫌になっていましたが、仕事のためと割り切って無理やり出社していました」不眠、食欲不振、体重減少にめまい… 体が悲鳴を上げ始めたそんな過酷な環境で仕事をしていたせいで、繭香さんはしばらくして深刻な体調不良を抱えるように。不眠、食欲不振、体重減少にめまい…と、日常生活を送るのもやっとという状態になってしまったと言います。さらに、その状況に耐えかねて病院へ行くと、「少し休養したほうがいい」と医師に勧められたそうです。「メンタルも体もボロボロになって、私自身も休養が必要だと判断したので、それからすぐに会社を辞めました。本当はその会社で頑張って、その先には独立することを考えていたので辞めたくなかったのですが、やむを得なかったです。半年ほどは体調もすぐれませんでしたが、最近になってやっと体重も戻り、夜もしっかり眠れるようになりました」体調回復後に繭香さんは別の会社に就職。今度の会社では営業職ではなく、経理として採用されたとのことです。「面接の際に、過去のセクハラとパワハラについて話したんです。すると、転職先の担当者が同情してくれて、本当は営業職で応募していたのですが、しばらくは経理で働いて、心と体が元気になったら営業をやればいいと言ってくれて。おかげさまで今は毎日楽しく働けていますし、前の職場と違って、何でも話せる風通しのいい環境なので、変な噂や派閥もなく安心して仕事することができています」繭香さんはセクハラ上司がいた会社を退社して休養後、転職をしたことで、現在は幸せに暮らしているそうです。なお、セクハラやパワハラをする人は、残念ながらまだ存在するようですが、男女雇用機会均等法で企業はセクハラ対策を行う義務があると定められています。また、会社だけでなく周囲がそういった行為を許さない雰囲気を作ることも大事ですし、思い悩んだときはそこで無理をするのではなく、繭香さんの新しい職場のように風通しのいい環境に移動することも大切でしょう。さらに、今回のケースのように社内に相談することができない場合は、社外の頼れる人や「全国共通人権相談ダイヤル」、各都道府県労働局&全国の労働基準監督署内などに設置されている「総合労働相談コーナー」などを頼るのも手です。勇気がいることではあるかもしれませんが、当事者や周りの人が我慢をせずに声を上げることが、あらゆるハラスメントを許さない社会を作っていくことにつながるのかもしれません。そして、セクハラやパワハラを繰り返している人自身も、仮に今は罰が下っていなくても、そのようなことを繰り返していれば、社会が許さないだけでなく、いずれ必ず何らかの形でそれ相応の罰が下るはずでしょう。©Woraphon Nusen/EyeEm/David Woodruff / EyeEm/gettyimages文・並木まき
2022年05月25日職場や地域コミュニティなど多くの人と関わる機会のある場では、ときに自分が予想もしない方向から対人関係のトラブルに巻き込まれることもあるようです。今回は、職場でセクハラ気質な上司に苦しめられた女性の体験談を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。「俺とも寝てくれよ」と迫ってきた上司30歳(当時)の繭香さん(仮名)は、営業職で好成績を出していたエース社員。しかし成績がいいことに嫉妬した一部の人からは「繭香さんは枕営業をしている」「取引先に色目を使って、男性から仕事をとってきている」などと、事実とは異なる噂を流されていたそう。しかし繭香さん自身は、そういった営業は一切していないことに誇りを持ち、噂を気にしないようにして、意欲的に仕事に取り組んでいたとのことです。「ところが、あるときに上司から『俺とも寝てくれよ』っていきなり言われて、『はぁ?』ってなったんです。最初は、冗談でも言っているのかなと思ったのですが、それ以来、その上司はタイミング的に私と二人になると毎回『そろそろいいだろ?』『何をもったいぶっているんだよ』などと失礼なことを言うようになりました」その上司は気に入らない人にはパワハラをすることでも有名で、一部の社員たちからは嫌われていたものの、自分が気に入った部下のことは可愛がることから、反対にその上司を熱烈に支持している社員もいたのだそう。繭香さんはなるべく社内で波風を立てたくなかったため、自分がその上司に肉体関係を迫られていることは誰にも言わずにいたそうです。社内飲み会の帰りにタクシーでホテルに連れて行かれそうにある日、社内で飲み会があった帰りに繭香さんがタクシーで帰ろうとすると、いきなり上司がそのタクシーに乗り込んできました。自宅は別々の方向だと知っていたので、繭香さんは瞬時に「これはヤバい」と感じたと言います。「その上司は適度に酔っ払っている感じでしたが、動作はしっかりとしていましたね。そして、上司はタクシーに乗り込んだあと、運転手さんに向かって近くのホテル街に行くように言いました。私は先に運転手さんに自宅方面の行き先を告げていたのに、そのときの運転手さんはあろうことか上司が伝えた行き先に変更し、そのまま車を私の家とは異なる方向に走らせ始めたんです。当たり前ですが、その上司とホテルに行く気はなかったので、何度も運転手さんに『最初に伝えた行き先に行ってください!』と言いましたが、運転手さんはカップルの痴話喧嘩だとでも思ったのか、返事もしてくれなかったんですよ。しかも、そうこうしているうちに、上司が伝えたホテル街に到着してしまって…」その後、上司がタクシー代を支払い、その場で車を降りることになってしまった繭香さん。腕を掴まれ、ホテルに連れ込まれそうになりますが、必死で大声を出して抵抗したところ、周りの人が注目してくれて、それにより上司は繭香さんの腕を離したのだそうです。「私はそのまま走って、別のタクシーを捕まえて自宅に帰りました。後ろから上司が『ふざけんなよ!』『恥かかせやがって!』などと怒鳴っている声が聞こえましたが、私は絶対にその上司と関係を持ちたくなかったので、とにかく必死で逃げましたね」その日は上司からの誘いに応じずにすんだ繭香さんでしたが、その後は上司からのセクハラやイジメがエスカレート。上司は、繭香さんについてあること無いことを部下たちに吹き込むようになり、繭香さんは職場で孤立していくことになったそうです。セクハラ気質、パワハラ気質の上司がいる職場では、人間関係を原因とした問題が大きくなりやすいですよね。「おかしい」と思ったら同僚や先輩に相談できる環境があればベストですが、現実には一人で抱え込まなくてはならないケースもまだまだ少なくないようです。毅然とした態度をとっていても、相手が非常識な行動に出る場合には、まずは話を打ち明けやすい同僚などに伝えると深刻になる前になんらかの対処をしやすいかもしれません。とはいえ、社内の人に話すのが難しい場合もあるはず。そういった場合は、厚生労働省委託事業の「ハラスメント悩み相談室(無料)」や女性の人権ホットラインなどに相談するといいかもしれません。また、そもそも男女雇用機会均等法によって、企業にはセクハラ対策をすることが義務づけられています。もし身近でこのようなトラブルが起きていたら、私たち自身もそれを断固として許さない姿勢を取っていきたいものですね。©Tony Studio/Peter Bannan/gettyimages文・並木まき
2022年05月25日2022年4月4日、映画監督である園子温(その・しおん)さんに性的関係を迫られたという、複数の女性の証言を、一部の週刊誌が報じました。また、同年3月には俳優や映画監督として活躍する榊英雄さんや、俳優の木下ほうかさんの性行為強要疑惑が報じられています。原作者「映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます」同月12日、作家の山内マリコさんと、柚木麻子さんが、「映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます」という声明を発表しました。過去には、山内さんの作品『ここは退屈迎えに来て』『あのこは貴族』や、柚木さんの作品『伊藤くん A to E』が映画化されています。山内さんたちは、「物語がスクリーンに映し出される感動は、作者として何物にも代えがたい幸せ」とつづりました。一方で、「その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負う」と訴えています。原作者の名前は、映画の冒頭にクレジットされ、その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負います。映画制作の現場での性暴力・性加害が明るみに出たことは、原作者という立場で映画に関わる私たちにとっても、無関係ではありません。不均等なパワーバランスによる常態的なハラスメント、身体的な暴力、恫喝などの心理的な暴力等が、業界の体質であるように言われるなかで、今回、女性たちが多大なリスクを背負って性被害を告白したことは、業界の内外を問わず、重く受け止めるべきと考えます。声をあげてくださった方々の勇気に応えたく、私たちは、連帯の意志を表明します。原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。ーより引用また、「映画業界の内部にいる人たちは声を上げづらい状況にあることを目の当たりにした」という、山内さんたち。映画業界と特殊な関係性を持つ原作者だからこそ、連帯し声を上げられると考えたことが、今回の声明を発表したきっかけだそうです。今後は、契約の段階から適切な主張を行っていくとともに、万が一、被害があった場合は原作者としてしかるべき措置を求めていけるよう、行動するそうです。映画界が抱える問題は、出版会とも地続き声明では、「映画界が抱える問題は、出版界とも地続きです」ともつづっています。これからは、出版界のハラスメント根絶のためにも、声を上げていくという、力強い意志を表明しました。声明には、数々の作家が賛同しています。山内マリコ「さすがにここでアクションを起こさないのは」声明とは別に、山内さんは自身のTwitterで、このように想いをつづっています。ステートメント【原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。】公開しました。小説家は自作が映画化される際、蚊帳の外というか、直接なにか意見を言える機会はとても少なく、言っても反映されることはまずない無力な存在(わたしだけか)ですが、 — 山内マリコ (@maricofff) April 12, 2022 一連の性加害報道を受けて、さすがにここでアクションを起こさないのはどうなんだと思い、映画化経験のある知人作家まで、という小さな括りで賛同者を集めました。— 山内マリコ (@maricofff) April 12, 2022 また、「ここから何かが変わることを心から望みます」ともつづりました。山内さんたちの力強いメッセージに、ネットからも賛同の声が上がっています。・映画ファンとして、賛同します。勇気ある行動に拍手を送りたい。・声を上げることは大切なことだよね。一時的なニュースとして話題になるだけじゃなく、いい方向に変わっていかないと。・「素行は悪いけど、あの人の作る作品は素晴らしいから」ということがなくなることを祈ります。・素晴らしい、大切な一歩だと思う。作品を楽しむ側も、ハラスメントに対しては厳しい声を上げたいね。まずは、原作者として声を上げた18名の作家たちの勇気ある行動に拍手を送りたいですね。そして、この声明が、映画業界や出版業界のみならず、さまざまな業界によい影響をもたらすことを願います。[文・構成/grape編集部]
2022年04月13日立場を利用し、他者の心身や尊厳を傷付ける、許しがたいハラスメント行為。性的な加害をするセクシャルハラスメント(通称:セクハラ)や、職場で加害行為を行うパワーハラスメント(通称:パワハラ)など、被害は絶えません。加害者の方が立場が上であるため、被害者はどれだけつらい思いをしても、泣き寝入りをせざるを得ないケースが多いといいます。中川翔子、芸能界を夢見る人に注意喚起2022年3月31日、タレントの中川翔子さんがTwitterを更新。芸能界を夢見る若い人たちに向けて、20年間芸能活動を続ける立場から、真剣なアドバイスをしました。ニュースを見て思う芸能界を夢みる若者たちへパワハラ、セクハラなんかの誘いになんか絶対に乗らないでそもそもそんな人なんの力もないしそんな話に乗っても仕事なんかにならないしそんなことしても絶対に売れないそんな世界ではない。— 20周年の中川翔子 (@shoko55mmts) March 31, 2022 中川さんがなんのニュースを見たかは書かれていませんが、同月28日に、俳優の木下ほうかさんが芸能活動の休止を発表したことが話題になりました。仕事をだしに、複数の女性俳優に性加害を行ったことが報じられた、木下さん。後にTwitterアカウントを通して「おおむね間違っておりません」と報道を認めました。今回の件だけでなく、芸能界で『立場を利用し、仕事をだしに性加害をする』という騒動はたびたび明るみに出ています。中川さんは20年におよぶ芸能界での経験から、ハッキリと「そんな話に乗っても売れない」とコメント。華々しい芸能界を夢見る若者がこれ以上被害に遭わないよう、こうして注意喚起を行ったのです。【ネットの声】・20年選手のしょこたんがいうと、説得力があるな。・セクハラやパワハラには、社会全体が「NO」といい続けなくては!・芸能界に限らず、そういう話は耳にします。新社会人も気を付けてほしいですね。社会ではあらゆるところで上下関係が構築されるため、残念なことにあちこちでハラスメント行為は行われているのでしょう。中でも、まだ判断力が低い若い人や、地位が低い人、抵抗しない物静かな人などが狙われやすいといいます。社会全体が「ハラスメント行為はいけないことだ」という意識を持つことが、被害者を減らすことにつながるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年03月31日「セクハラ義父 新たな出会い編」第22話。なつみさんの前夫との離婚理由。それは義父にセクハラを受けたことが原因でした。できるなら話したくなかったことでしたが、今回相馬さんとご両親の前で、包み隠さず話すことに。話を聞き終わると、相馬さんはその事実を受け止め、なつみさんをやさしく抱きしめるのでした。ライブドアブログ公式ブロガーでInstagramでのフォロワー20万人超えのAi(@mayai260)さん。2人のお子さんのママです。フォロワーさんの体験談をAiさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。 セクハラ義父 新たな出会い編22 なつみさんが義父からのセクハラで悩んでいるとき、前の夫は何もしてくれませんでした。 絶望していた日々のことをぼんやりと思いだすなつみさん。 しかし、そんな過去のことは、相馬さんのやさしい言葉と熱い抱擁によってかき消されるのでした。 そして、そのままプロポーズをされることになって……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年02月24日「セクハラ義父 新たな出会い編」第21話。ひなちゃんが席を外し、ついに離婚の理由……義父から受けたセクハラ行為の数々についてを包み隠さず話したなつみさん。さて、3人の反応は……!?ライブドアブログ公式ブロガーでInstagramでのフォロワー20万人超えのAi(@mayai260)さん。2人のお子さんのママです。フォロワーさんの体験談をAiさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。 セクハラ義父 新たな出会い編21 衝撃的な内容に驚いた相馬さんのお父さんとお母さん。 なつみさんは、自らが性被害に遭ったことに対しての恥ずかしさと、この事実をみんなに受け入れてもらえるのかという怖さがあり、複雑な気持ちでいました。 しかし、相馬さんの口から出た言葉は「あり得ねー! 」 「なんでなつみさんを守ってあげなかったんだよ」 「そのときのなつみさんを俺が守ってあげたかった……」という言葉でした。 やさしい彼の言葉に、思わず目からは涙がこぼれて……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年02月18日「セクハラ義父 新たな出会い編」第20話。離婚した理由を聞かれなつみさん。しかし、まだ小学3年生の小さな娘の前で、義父のセクハラ行為を話すことは抵抗がありました。そのため、「全てをお話ししますが、娘は席を外させて下さい」と2人に頼みます。さて、2人の反応は……!?ライブドアブログ公式ブロガーでInstagramでのフォロワー20万人超えのAi(@mayai260)さん。2人のお子さんのママです。フォロワーさんの体験談をAiさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。 セクハラ義父 新たな出会い編20 ただならぬ気配を感じたひなちゃんは、自らその場を去ります。 ひなちゃんにお礼を言うと、これまでに起こった義父のセクハラ行為の全てを話し始めたなつみさん。 さて、その一部始終を聞いた3人の反応は……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年02月10日人気アニメ『蒼穹のファフナー THE BEYOND』とコラボしていた尾道ラーメン「喰海」の店主に、客への“セクハラ疑惑”が浮上し物議を醸している。「喰海」は『蒼穹のファフナー THE BEYOND』第十話、第十一話、第十二話の劇場先行上映を記念して、11月5日からコラボメニューを展開していた。これらの商品は「喰海」の本店だけでなく、東京・池袋の出張店でも提供されていた。’04年のテレビ放映に始まり、今年で17年目となる同シリーズ。作品の舞台となる竜宮島は広島県尾道市がモデルとなっており、“聖地”として訪れるファンも多い。ところが23日に同アニメ公式サイトが、突如として「喰海」とのコラボの中止を発表したのだ。同サイトによれば、「喰海」について複数のファンから《関連各所に厳しいご意見を頂戴しました》とクレームがあったことを明かしている。そして中止に至った理由として、次のように記している。《内容は、「喰海」店主により、お客様の心を傷つけるような言動があったというものでございます。製作委員会としましては、いかなる状況であっても、そういった振舞いは許されるものでは無いと判断し、「喰海」とのコラボレーションを中止する決定を致しました》同サイトでは「お客様の心を傷つけるような言動」について、具体的な内容には触れられていない。だがTwitter上では、池袋店で店主による“セクハラ”を受けたと訴える次のツイートに注目が集まっているのだ。《楽しいお祝い空気に水を差すのはとても嫌ですが、女性客を後ろから突然両肩掴んで「セクハラw」は無いですありえないです怖かったです普通に気持ちが悪いです、なんですかセクハラってそうですよ悪いことですよ自覚ないんですか》一方でこの“告発ツイート”が投稿された直後、「喰海」の店主はTwitter上で次のように謝罪している。《本日、池袋でご来店していただいたお客様に自分の行動です非常にふ不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ございません。今後、この様に思われないように改めて自覚を持って接客をさせていただきます。本当にすいませんでした》(原文ママ)しかし《非常にふ不快な思い》といった乱文もあり、「謝罪になっていない」との指摘が寄せられ火に油を注ぐ事態となっている。《これが果たして謝罪と言えるでしょうか。改めてきちんと謝罪がされることを待っています》《女性しか詳細を明かしていないから全て事実なのかは不明だけど、間違いがないのであればセクハラではなく痴漢。謝罪にしては雑文すぎるので正しい言葉遣いで事の経緯を明かして改めてお詫びしたほうが誠意は伝わるかと》《喰海の大将さんはちゃんとお詫びする気はないのかな被害にあった方や17年愛し続けてきた作品のフィナーレを嫌な気分で迎えさせられたファンの気持ちを考えてくれ》
2021年11月24日「セクハラ義父 新たな出会い編」第2話。離婚後、子育てをしながら訪問介護の仕事をしていたなつみさん。近所にできたグループホームでオープニングスタッフとして働くことになりました。その研修会で人懐っこい男性から話しかけられ……?ライブドアブログ公式ブロガーでInstagramでのフォロワー20万人超えのAi(@mayai260)さん。2人のお子さんのママです。フォロワーさんの体験談をAiさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。 セクハラ義父 新たな出会い編 第2話 研修会でなつみさんに話しかけてきた相馬さん。最初の印象は、「気さくでよくしゃべる若そうな子」でした。一緒に仕事をしていくなかで、スタッフも利用者さんも明るくしてくれる太陽みたいな相馬さんに次第に惹かれていったなつみさん。 しかし、年上でバツイチ子持ちであることへの引け目、娘とふたりで生きていくと決めたことへの葛藤で、気づいていた相馬さんへの思いに蓋をして……。さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2021年10月28日「セクハラ義父 新たな出会い編」第1話。セクハラに悩まされた義父とは離れ、夫とも離婚。なつみさんはシングルマザーとして娘を育てていく決意のもと、子育てしながら訪問介護の仕事をしていました。新しい職場で働くことになり、なつみさんに出会いが……? 「新たな出会い編」スタート!ライブドアブログ公式ブロガーでInstagramでのフォロワー20万人超えのAi(@mayai260)さん。2人のお子さんのママです。フォロワーさんの体験談をAiさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。セクハラ義父 新たな出会い編 第1話 離婚後は、シングルマザーとして娘を育てていく決意のもと、子育てをしながら訪問介護の仕事をしていたなつみさん。 近所にできたグループホームでオープニングスタッフを募集しているのを目にし、応募したところ無事採用され働くことになりました。 そのオープン前の研修会である男性と出会い……急接近!?さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2021年10月27日モデル・女優のエミリー・ラタコウスキーが、11月9日に発売する自伝「My Body」(原題)で、歌手のロビン・シックから受けたセクハラ行為を暴露した。「The Sunday Times」紙が報じた。エミリーは、2013年にロビンがリリースした「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」のミュージックビデオに、ほかのモデル2人とともに裸に近い姿で出演。世界で大ブレイクするきっかけをつかんだ。しかし、エミリーによると撮影現場では驚きのハラスメントが起こっていたという。「突然、思いがけず後ろから私の胸が直接つかまれ、誰かの手の冷たさと異常さを感じた。私は本能的にそこから離れ、振り返ってロビン・シックを見ると、彼は間抜けそうに笑い、よろめきながら後ろに下がった。彼の瞳はサングラスで隠れていた」と当時を振り返っている。その場にいた監督のダイアン・マーテルも、この出来事が起こったことを認めており、「『なにをやっているの!おしまい。撮影は終わりにする!』とロビンに猛烈な勢いで叫んだ」と語っている。「彼はきまり悪そうに謝っていた。エミリーがどう感じるか、理解しようともせずにやってしまったことが、間違っているとわかっているようだった」。エミリーは当時、ロビンに怒る、責めるなどの「すべき反応をしなかった」ことで場を収めたという。翌年、ロビンはポーラ・パットンと離婚しているが、原因はロビンのアルコールと薬物の依存症だと報じられた。エミリーによると、MVの撮影中もロビンは「少し酔っぱらっていた」とのこと。(Hiromi Kaku)
2021年10月04日