株式会社カルペディエム(所在地:神奈川県鎌倉市、代表取締役:新田 朱)は、パリ生まれのハンドメイドジュエリーブランドCECILE ET JEANNE(セシル・エ・ジャンヌ)にて、主にフランスのガラスを使用した色鮮やかな2022春夏コレクションをリリースいたします。■第一弾“自然界の精霊たちと。~Esprits de la nature エスプリ・ドゥ・ラ・ナチュール~”春の息吹とともに光を吸収し輝くカラーガラスのアクセサリー― story ―春のウキウキする気持ちを代弁するような、ハッピーなカラーとモチーフからなるコレクション。春の光のきらめきを、繊細でありながら強い光を放ち揺れるゴールドが表現。春を凝縮したようなピンクと透明感のあるやわらかなグリーン、ユニークでエレガントなトンボのモチーフを身に着ければ、まるで自然界の精霊たちが身近にいるかのような、ポジティブなパワーに包まれます。ドラゴンフライイヤリング グリーン Mダブルフープピアス ゴールドピンクM/ゴールドグリーンMアンシェントロングネックレス知的さと遊び心のコントラストを、清廉な白いシャツやドレスと合わせて新しい冒険の予感を楽しんでいただけるデザインです。<商品紹介(一部)>(画像左より)・ピアス(イヤリング):ドラゴンフライ グリーンM32,450円・ピアス(イヤリング):ダブルフープ ゴールドピンクM/ゴールドグリーンM22,000円・ネックレス :アンシェントロングネックレス マルチパステル46,200円※価格は税込み■第二弾“太陽の祝祭。~La fete du soleil ラ・フェット・ドゥ・ソレイユ~”太陽の熱に呼応して、大地のエナジーが湧き上がるカラーデザイン― story ―灼熱のメキシコを彷彿とさせるような、鮮烈な赤、深いブルー、冴えたグリーン、活動的なイエローを使った大人の遊び心満載のコレクション。鮮やかな色彩が身に着ける人の存在感をくっきりと際立たせ、情熱を掻き立てます。太陽の下や、青い海、旺盛にしげる樹々のもとへと旅に出かけたくなるようなワクワク感。楽しく、アクティブな気分にさせてくれる、高揚感のあるカラーとデザインです。ラフェット ビジューフープピアス/チョーカーラフェットヴァリアブルピアスファイブペタルズピアス ゴールド/ブルー太陽の熱に呼応して、大地のエナジーが湧き上がるカラーデザインリネンやコットンなどの涼しげなトップスや、大地を思わせるアースカラーの装いのアクセントとして。大ぶりのバングルやリングとも相性の良いデザインです。<商品紹介(一部)>(画像左より)・ピアス :ラフェット ビジューフープピアス グリーン24,200円・チョーカー:ラフェット チョーカー グリーン29,700円・ピアス :ラフェットヴァリアブルピアス(価格未定)・ピアス :ファイブペタルズピアス ゴールド/ブルー(*シルバーもあり)(価格未定)※価格は税込み【発売情報】■第一弾:2022年3月2日(水)より販売開始■第二弾:2022年4月1日(金)より販売開始(一部商品は伊勢丹新宿店にて3月2日より先行発売いたします)<オンラインストア>公式サイト: 公式インスタグラム: <イベント出店情報>銀座三越:4月13日(水)~19日(火)神戸大丸:4月27日(水)~5月3日(火)【店舗情報】日本では現在、2021年の6月にオープンした表参道のフラッグシップショップ『セシル・エ・ジャンヌ 青山店』をはじめ、伊勢丹新宿店1階の常設カウンター、公式オンラインショップでの販売、また季節ごとの特別なポップアップイベントなどに出店。<セシル・エ・ジャンヌ 青山店>所在地:〒107-0062 東京都港区南青山5-6-14TEL :080-9181-5183<伊勢丹新宿店 本館1階アクセサリー売場>所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1TEL :03-3352-1111(代表)ロゴ【CECILE ET JEANNE(セシル・エ・ジャンヌ)について】自己の開放やファッションを楽しむ自由を、芯の強い女性たちに向けて提案するフランス、パリ発祥のジュエリーブランド「CECILE ET JEANNE(セシル・エ・ジャンヌ)」。元プレタポルテのデザイナーであるジャンヌが1990年に創設しました。ブランドのシンボルマークである「鳩」は「愛と平和」という意味はもちろん、女性が持つパワー、情熱、夢を表現しています。セシル・エ・ジャンヌのアイテムはパリを拠点とするフランスのアトリエにて、高度な技術をもつ職人(アルチザン)の手仕事によって、精妙かつ丈夫に作られています。また、皮膚アレルギーへの配慮から、すべてのジュエリーがニッケルフリーであり、ピアスの留め金にはチタンを用いています。デザインはさることながら、このような品質の高さと安全性が信頼され、セシル・エ・ジャンヌは今日、フランスにおけるビジュー・ファンタジー(コスチュームジュエリー)のトップブランドとなり、パリ市からもその伝統的な製法とパリらしい文化の継承者として支持されています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日セシル・エ・ジャンヌ(CÉCILE ET JEANNE)から、2021年クリスマスジュエリー「ノエル・ファンタスティーク」コレクションが登場。2021年11月20日(土)より、セシル・エ・ジャンヌ ⻘⼭店、伊勢丹新宿店 本館1階アクセサリー売場などで販売される。ハンドメイドのクリスマスジュエリーセシル・エ・ジャンヌが2021年クリスマスジュエリーとして展開する「ノエル・ファンタスティーク」コレクションには、エナメルガラスを使用した「エマイユ」シリーズと、大きなコットンパールが目を引く「シャンデリアネックレス」がラインナップ。いずれもフランスのアトリエにて、高度な技術をもつ職人が、手仕事で仕上げている。“潤んだ”ように輝く「エマイユ」リングやピアス「エマイユ」シリーズには、一つひとつわずかに輝きが異なるハンドメイドのエナメルガラスを使用。潤んだような輝きを放つレッドやパープルのスクエアモチーフを、ネックレスやリング、ブレスレット、ピアス、リングに配した。“大ぶり”コットンパールの「シャンデリアネックレス」青山店などで限定発売する「シャンデリアネックレス」は、ビッグサイズのコットンパールと、シャンデリアのように煌めくハンドメイドガラスを連ねたもの。インパクト大のビジュアルとは裏腹に、軽いつけ心地で、長時間身に着けても苦にならない。鳩モチーフの「ル・ミニュイ・ア・パリ」ピアスもまた、真夜中のパリを照らすかのような輝きのガラスや、ゴールドの鳩モチーフを組み合わせた「ル・ミニュイ・ア・パリ」コレクションにも注目。Y字型のネックレスやピアスなどが揃う。【詳細】■「ノエル・ファンタスティーク」発売日:2021年11月20日(土)・エマイユシリーズ ネックレス 34,100円、リング 13,200円、ブレスレット 25,300円、ピアス ロング 25,300円/ショート 19,800円・シャンデリアネックレス 49,500円<青山店・オンラインストア限定>■「ル・ミニュイ・ア・パリ」発売日:2021年11月10日(水)・ピアス 29,700円・ネックレス 29,700円販売店舗:セシル・エ・ジャンヌ ⻘⼭店、伊勢丹新宿店 本館1階アクセサリー売場(東京都新宿区新宿3-14-1)、公式オンラインショップ【問い合わせ先】セシル・エ・ジャンヌTEL:0120-995-229
2021年11月21日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のフォトブックシリーズ「ファッション・アイ」から、新刊「ファッション・アイ ヴェネツィア BY セシル・ビートン」「ファッション・アイ サンパウロ BY アレクサンドル・フルコラン」が登場。フォトブック「ファッション・アイ」に新刊ルイ・ヴィトンが手掛けるフォトブックシリーズ「ファッション・アイ」の新刊として登場するのは、ヴェネツィアとサンパウロの2都市を主役にした「ファッション・アイ ヴェネツィア BY セシル・ビートン」と「ファッション・アイ サンパウロ BY アレクサンドル・フルコラン」。「ファッション・アイ ヴェネツィア BY セシル・ビートン」は、イギリスのフォトグラファーであるセシル・ビートンのアーカイブからチョイスしたヴェネツィアの様子、「ファッション・アイ サンパウロ BY アレクサンドル・フルコラン」はブラジルの若手フォトグラファーのアレクサンドル・フルコランが捉えたサンパウロの姿を収めている。ルイ・ヴィトン「シティ・ガイド」フランス・アルルのガイドブックルイ・ヴィトンの「シティ・ガイド」は、初出版されてから約20年間で、ニューヨークやロンドン、東京など世界30都市を取り扱ってきたガイドブックシリーズ。本の中では、様々なライターやゲスト寄稿者によって、世界各地のホテル、レストラン、歴史的スポットが紹介されている。そんなルイ・ヴィトンの「シティ・ガイド」よりフランスの都市・アルルにフォーカスした新刊が登場。ガイドブックとしてはもちろん、アルルの中にあるカマルグで開催する、アルル国際写真フェスティバルにオマージュを捧げた一冊となっており、写真家集団「タンダンス・フルー」のヨアン・ラムレールとベルトラン・ムニエの2名によるフェスティバルに関する写真も多数収録している。尚、「シティ・ガイド アルル」は日本では未発売となった。【詳細】ルイ・ヴィトン「ファッション・アイ ヴェネツィア BY セシル・ビートン」「ファッション・アイ サンパウロ BY アレクサンドル・フルコラン」発売日:2021年6月17日(木)販売店舗:ルイ・ヴィトン ストアまたはルイ・ヴィトン公式サイト価格:6,270円※「シティ・ガイド アルル」は日本未発売。【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年06月19日セシル・エ・ジャンヌ(CÉCILE ET JEANNE)の日本初となる路面店「セシル・エ・ジャンヌ 青山店」が、東京・青山に2021年6月28日(月)オープンする。今回オープンする青山店は、セシル・エ・ジャンヌの日本におけるフラッグシップストアとなる店舗。国内で最も広い売り場面積を誇り、店内では通常のジュエリーのラインナップに加え、ハンドバッグやファインジュエリーなど、青山店でしか手に入らないアイテムも豊富に取り揃える。また、オープンを記念し、青山店で商品を購入したゲストには先着でブランドオリジナルロゴ入り今治タオルハンカチをプレゼント。気になる人は早めに足を運んでみて。【詳細】セシル・エ・ジャンヌ 青山店オープン日:2021年6月28日(月)営業時間:11:00~20:00住所:東京都港区南青山5-6-14
2021年06月06日ジュエリーブランド「セシル・エ・ジャンヌ(CÉCILE ET JEANNE)」から、新作“ブルー(BLEU)”コレクションが登場。ピアスやイヤリングを、ジェイアール名古屋タカシマヤにて2021年3月13日(土)より先行発売し、その後全国展開する。新作“ブルー”コレクションからトンボモチーフのイヤリングなどセシル・エ・ジャンヌの最新作は、フレッシュでみずみずしいライトブルーのカラーパレットで登場する「“ブルー”コレクション」。新しい季節にぴったりな、透明感あふれるジュエリーが揃う。中でも注目は、前にしか進まないことから“勝ち虫”と呼ばれる「ドラゴンフライ(=とんぼ)」をモチーフにしたイヤリング。優しく輝くゴールドのチャームに、ライトブルーが美しく映える。また、定番人気のダブルフープイヤリングやピアスも、フレッシュなライトブルーでアップデート。歩みに合わせて、カットガラスとフープがゆらゆらとスウィングし、顔わまりをパッと明るく見せてくれる。カラーガラス×ゴールドのブレスレットやネックレスライトブルーのカラーガラスとゴールドのコントラストがエレガントな雰囲気を演出する、ブレスレットとネックレスも展開。カラーガラスは、光の種類によって色合いが微妙に変化するので、様々な表情を楽しめる。なお、同コレクションは、3月3日(水)よりジェイアール名古屋タカシマヤ1階の婦人アクセサリー売場にオープンする常設店にて、3月13日(土)より先行発売を行う。【詳細】“ブルー”コレクション先行発売日:2021年3月13日(土)先行発売店舗:ジェイアール名古屋タカシマヤ1階婦人アクセサリー売場アイテム例:・ドラゴンフライイヤリング・ダブルフープイヤリング/ピアス【問い合わせ先】セシル・エ・ジャンヌTEL:0120-995-229
2021年02月22日9月4日、フジテレビ湾岸スタジオ内でドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の打ち上げが行われた。 スタートから何かと話題を呼んでいたこのドラマ。主演の真木よう子(34)が6月28日にツイッターを開設すると、ドラマ開始直前の7月11日に“土下座動画”を投稿。必死のPRは話題を呼んだが、初回視聴率は5.1%と惨敗だった。その後も低迷は続き、9月7日に放送された最終回は4.3%。一度も6%台に届かないまま幕を閉じた。 また8月25日に真木が“コミックマーケットでフォトマガジンを販売する”と宣言して資金集めを始めたところ、批判が殺到。出展を撤回して謝罪し、29日にはツイッターアカウントも削除。同日行われる予定だったドラマ撮影をドタキャンしたとの報道も出ていた。 とはいえ現場からは彼女を盛り立てようとする動きもあったという。だがクランクアップをむかえ感動のフィナーレ……とはいかなかった。 「打ち上げは19時半ごろ始まりました。乾杯の音頭を取った真木さんは『数字はともかく、このメンバーで撮影できてよかった』と普通に挨拶していました。でも服装がニット帽にサマーセーターという“普段着”。しかも打ち上げといえば主演が挨拶して回るものですが、彼女はポツンと1人で飲んでいることが多かったようです」(芸能関係者) そして打ち上げ終盤に差し掛かったとき、“事件”は起きた。 「プロデューサーが挨拶をしようとしたころでした。『真木さんがいない』との声が聞こえてきたんです。探してみると、たしかにいない。私物も置いたまま“失踪”したようでした。マネージャーも『どこに行ったんだろう』と探していました」(前出・芸能関係者) 結局、1次会は21時半ごろ終了。さすがにスタジオだけで打ち上げ終了とはいかなかったようで、2次会が都内のスナックで行われた。だがそこにも彼女の姿はなかった。所属事務所に確認したところ、担当者はこう答えた。 「1次会については、最後まで出席させていただきました。2次会については疲れていたということもあって、失礼させていただきました」 最後までお騒がせ行動を続けることとなった真木。彼女は今何を思うのだろうか。
2017年09月13日『セシルのもくろみ』第8話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第9話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)の元に由華子(吉瀬美智子)が訪れ、新しく立ち上げる雑誌のカバーモデルを奈央に頼みたいと話す。新雑誌は大手IT系企業が手がける女性誌『ジョワイユ』。由華子の案内で『ジョワイユ』の創刊準備室へ行くと、そこには洵子(板谷由夏)がいた。洵子は晴海書房を辞め、『ジョワイユ』の編集長となっていたのだ。由華子はモデルとして『ジョワイユ』に関わるのではなく、新人編集者として働くと知り、奈央は驚きを隠しきれなかった。一方、『ヴァニティ』の元編集長・南城(リリー・フランキー)も晴海書房を辞めており、『ヴァニティ』編集部内では、南城も洵子と由華子の新雑誌に加わるのではと不安の声が上がっていた。舞子(長谷川京子)がカバーモデルになった『ヴァニティ』8月号は過去最高の売り上げを叩き出したが、9月号はリニューアル前より販売部数が落ちるという危機的状況になっている。由華子たちの新雑誌は『ヴァニティ』編集部にとって強力なライバルになると懸念された。奈央は由華子たちの誘いを受けるか悩み続け、江里(伊藤歩)に相談しようとした。しかし江里もどこかから声をかけられており悩んでいる様子だった。奈央と江里は自分で悔いのない答えを出そうと、それぞれ悩みながら決断を下す――。■『セシルのもくろみ』第9話の感想ついに最終回となってしまいました。観終えてみると、各登場人物がそれぞれの道を歩み、希望と幸せを掴んでいこうとしている姿がとても印象深かったです。洵子と由華子は新雑誌立ち上げで奈央を誘っていましたが、そのときのふたりの楽しそうな表情がなんとも眩しかった。今までできなかったこと、やりたかったことをここでできる……笑顔に希望が溢れていて、こちらも楽しい気持ちになりました。こんな笑顔を浮かべながら仕事に取り組んでいきたいと感じます。奈央は結局『ヴァニティ』に残ってしまいました。「もったいない!」と思う気持ちもあったけれど、このほうが奈央らしいかもしれません。売り上げが落ちて舞子も編集部内も暗い雰囲気になっていましたが、奈央が新雑誌に誘われたにも関わらず『ヴァニティ』に残ること、そして奈央が必死でみんなとコミュニケーションをとろうとしたことで、編集部も明るくなりました。初心を思い出し「また『ヴァニティ』を盛り上げていこう!」と気合いを入れ直すシーンは、くじけてはいけない、諦めてはいけないことを感じさせてくれます。さて、個人的に一番驚いたのは奈央のパートナーとしてがんばっていた江里のことです。どこかからお誘いがある雰囲気は出ていたので、奈央と同じく、由華子たちから声がかかっていたのではと思っていました。しかし、そうではなくまさかの「フェローニ」からのお誘い。江里にとって「フェローニ」は思い入れの強いブランドである分、こんなめったにない機会は絶対に逃せません。江里なりの気持ちがあってすぐに返事はできなかったものの、最後には「フェローニ」のお誘いを受けました。新天地で挑戦しようとする姿もカッコいいなと思えます。予想外すぎたのは『ヴァニティ』元編集長・南城がカレー屋さんを開業したことです。奈央たちとは違い、まったく別の世界へと進んでしまいました。大胆なチャレンジに驚きを隠せません。こうしてみると、奈央たちはそれぞれ自分の決めた道を進み始め、自分なりの希望や夢に向かって、前向きに挑戦していっています。彼女たちは自分で考えた幸せを自分の手で決めました。普通はどうとか、こちらのほうが安泰だとか、そういう風に考えるよりも、自分にとってなにが幸せなのか?どういうことをしたいのか?それらを考え、そしていくつになってもチャレンジをしていく。そういう奈央たちの生き方は見習いたいものです。この作品を通して、私は改めて「自分にとっての幸せとは?」と考えるようになりました。作中の女性たちは独身や既婚、子どもがいる、いないなど、さまざまな立場の女性がそれぞれ輝いています。どの立場なら幸せかというより、自分が幸せだと思う道へ進みたい。幸せは自分の心で決めればいいのです。彼女たちのように、笑顔でチャレンジできる女性になりたいものです。『セシルのもくろみ』は終わってしまいましたが、奈央たちがどう成長していったのか気になるところ。全9話で終了してしまったこともあり、続編やスピンオフ作品ができたらなぁなんて考えながら、奈央たちのように自分なりの幸せを追いかけていこうと思います。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第9話(最終回)9月7日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年09月08日『セシルのもくろみ』第7話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第8話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は『ヴァニティ』の新しいカバーモデルとなった舞子(長谷川京子)のお披露目を兼ねたトークショーで、モデルを辞めようとした理由を問われた。奈央は「モデル“なんか”より大事なものがあると気づいた」と発言し、この失言にファンはざわつく。舞子が助けを出し、その場はなんとか収まったが、今度はレイナ(芦名星)が妊娠と『ヴァニティ』の卒業を発表し、ファンのみならず何も知らなかった編集部も驚いた。トークショーを終えたあと、奈央は江里(伊藤歩)から編集長の南城(リリー・フランキー)の異動と、由華子(吉瀬美智子)がカバーモデルになる予定だった新雑誌創刊の話がなくなったことを聞かされた。一方『ヴァニティ』編集部は、雑誌の方向性をこれまでの共感路線ではなく、もっとハイクラスなものにしようと新編集長の平林(石田佳央)が話す。これには舞子の意向が大きく関わっているらしいと編集部員たちは判断した。そんなある日、奈央は古書店でとてもおしゃれな老婦人を見かける。奈央は印象に残ったその老婦人のことをトモ(徳井義実)に話したところ、ハナちゃん(大方斐紗子)と呼ばれているちょっとした有名人だと判明。『ヴァニティ』の企画としてハナちゃんを起用したいと考えた奈央と江里は、ハイクラス路線とは違う企画を立て……。そんな折、奈央と江里は南城から呼び出され、高級中華料理店へと向かう。そこには南城ではなく、由華子や舞子、洵子が姿を現した。そして女5人の食事会が始まった――。■『セシルのもくろみ』第8話の感想前回の「モデル“なんか”」発言にひやひやしていましたが、舞子の助けでなんとか乗り切りました。と言っても意地悪な質問を仕掛けてきたのは舞子なので、あまり感謝したい気持ちにはなりませんが……。奈央はモデルより大切なのは家族と答えました。奈央らしい答えですが、舞子は仕事にプライベートを持ち込むことには否定的でした。食事会では離婚で世間を賑わせた由華子についても、舞子はプライベートを切り売りして仕事に利用していることだとして、チクチクと嫌味めいた言葉を言っていました。あぁ、なんて嫌な女!と最初は思っていたのですが、舞子は舞子なりに考えがあってのことのよう。そもそも舞子は、子どもができなかったことを理由に離婚した経験があるとのこと。その情報がどこかから漏れて、同情されたり「かわいそう」と言われたり、心ない言葉をぶつけられたり……。舞子は「モデルは憧れの対象であるべき」だと考えています。だからこそ同情されることに耐えられないし、プライベートを公開し、同情を買って共感を得ることが許せないと。これは舞子なりのプロの姿勢なんだな、と思いました。憧れの存在であるためにはプライベートのすべては公開しない。プライベートで見せる部分があるとするなら、みんなが憧れるような面だけなのでしょう。女5人の食事会は波乱に満ちたものになるかと思いきや、それは最初だけでした。お酒も進みいつしか5人は独身・既婚、子どもがいる・いない、再婚・バツイチなど、それぞれの立場の悩みや幸せについて話し始めました。独身は「結婚は?」と聞かれるし、子どもがいない既婚は「子どもは?」、子どもがいる既婚は「ふたり目は?」、バツイチは「再婚は?」など……それぞれ他人の言葉によって、ちょっとずつ傷つきながら生きています。筆者も周囲から「結婚は?」「そろそろ結婚して子ども産まないと年齢的にね……」なんて言葉を投げつけられるときがあります。あぁ、ご心配ありがとうございます!今の生き方が気に入っているのでどうぞお構いなく!という気持ちです。結婚して子どもを産んで……という女の幸せだと言われているテンプレートに当てはまらない人は不幸である、なんてことは絶対にない。奈央たちも言っていますが、何が幸せかなんて、自分にしかわからないんです。そして自分が幸せだと思えるのなら、それでいいじゃないですか。幸せは自分で決めるものです。奈央たち5人はそのことで意見が一致し、なんだかんだで有意義な食事会になったようです。さて、物語ラストでは洵子が退職、由華子が新雑誌立ち上げ、さらに奈央はその雑誌のカバーモデルになってくれないかと由華子から依頼が……!怒涛の展開に驚きを隠せません。次週はついに最終回。この急展開がどのようにまとまるのか、今からドキドキしています。物語が終わるのは寂しいですが、しっかり見届けようと思います。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第8話8月31日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年09月01日『セシルのもくろみ』第6話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第7話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は、『ヴァニティ』の顔・ハマユカこと由華子(吉瀬美智子)から『ヴァニティ』の卒業を告白される。『ヴァニティ』から去るもののモデル業を辞めるわけではなく、編集長の南城(リリー・フランキー)から40代キャリア女性向けの新雑誌でカバーモデルをしてほしいと依頼されたという。「この歳でまた新しいことを始められるなんて、幸せなことだと思わない?」と、由華子は奈央に優しく微笑みかけた。由華子の最終撮影日には、南城や洵子(板谷由夏)などの編集部スタッフをはじめ、奈央や専属モデルたちも最後の撮影を見届けた。撮影終了後は由華子から別れのあいさつと、『ヴァニティ』の新カバーモデル・舞子(長谷川京子)の紹介が行われた。舞子は過去にも『ヴァニティ』でモデルを務めたことがあり、当時はNo.2のポジションだった。舞子は由華子が去ったあと、奈央たち専属モデルを集めて「自分には読者を増やす責任がある」と宣言。そして奈央たちに、いつどこで誰に見られても『ヴァニティ』の名に恥じない振る舞いをするよう求めた。さらに、「ついてこられない場合は自分から降りてほしい」と言い放つ。これは奈央に向けて言われた言葉だった。そんな中、専属モデル5人と江里(伊藤歩)たちライター陣でWeb企画を行うことになった。専属モデルの素の魅力を伝える企画で、人気投票1位に輝いたモデルは舞子のお披露目を兼ねたトークショーに登壇できる。奈央はいつも通り江里と組むと思っていたが、編集部から指定されたライターは江里ではなく……。■『セシルのもくろみ』第7話の感想モデルに限らず、人から見られる仕事って大変だなぁ……とつくづく思ってしまいます。雑誌の中の奈央は間違いなくモデルの奈央ですが、普段はモデルと程遠い言動をする女性です。程遠いどころか、モデルとは真逆の女性かも?人に見られる仕事をしている以上、街中で奈央を知っている誰かに見られている可能性があります。実際に奈央は、パート先の惣菜屋で読者から声をかけられました。奈央に出会えた読者は、出会えた喜びとともに「(雑誌と実物では)雰囲気が違う」と言いました。奈央は特に気にせず笑っていましたが、これってけっこう重要な指摘だと思います。舞子も言っていましたが、『ヴァニティ』のモデルである以上、すべての言動が『ヴァニティ』の印象へとつながってしまうのです。おしゃれできれい、女性として洗礼されているはずのモデルが、実際はプライベートで汚い言葉を使い、おしゃれもせず、行動もがさつ……となれば、「憧れていたのに!」とショックを受ける読者もいるでしょう。由華子のように、プライベートでもハマユカとして生きていく覚悟もその気もない奈央には、なかなか難しいことです。奈央は自分らしくありたいと主張しますが、ここで事件が発生。奈央の言動の悪さがはっきりわかる動画がママ友たちの間に流れてしまいました。奈央ひとりなら、「なんだ、こんなもの!」で終わらせられたかもしれません。しかし、問題は大切な息子のこと。この動画のせいで学校での息子の立場が悪くなったら大変です。奈央の息子はなんでもないふりをしていますが、実際には嫌な思いをしたはず。奈央は一番大切なものを傷つけてしまったショックで、モデルをやめようと考えました。もともと奈央が望んでこの世界へ入ったわけでもないし、奈央にとって優先したいものはモデル業よりも家族。ここでモデルをやめるという決断をするのは、家族思いの奈央らしいなあと思いました。以前も同じような「やめる」騒動があったような気もしますが……。結局は江里の励ましでなんとかモデルの継続を決意し、話し方のレッスンやトークショーの模擬練習を行うなど、奈央は必死でモデルとしての自分を作り上げようとします。元気ハツラツの奈央もいいですが、モデルとして落ち着いた話し方をする奈央にも別のよさを感じます。ひたむきにがんばる奈央の姿がなんとも魅力的です。しかし、話し方もモデルらしい立ち居振る舞いも、すぐに身につくわけではもちろんありません。トークショーでボロが出ないかどうか、とても心配でした。なにせ、奈央を快く思っていないモデルも一緒に登壇するのですから。案の定、トークショーでは奈央の心を揺さぶるように、舞子から「なぜモデルをやめようと思ったのか?」とファンの前で質問されてしまいます。言葉に詰まる奈央。こっそり笑うレイナ。返事を待つファンたち。由華子のようなプロのモデルならサッと切り返せると思いますが、奈央にはまだそこまでの力はありません。トークショーの客席にいる息子と目を合わせ、ゆっくりと答えた奈央のセリフは「私にはモデル“なんか”より大切なものがあると思ったから」。スタッフもファンも一気にどよめきます。モデル“なんか”と言ってしまいましたから。せめて「モデルよりも」「モデル以上に」などの言葉ならまだよかったと思うのですが、よりによって“なんか”という言葉を選んでしまうなんて……。このあとの展開は来週に持ち越し。“なんか”発言で奈央の人気が落ちてしまうのか、それとも挽回できるのか。できればいい方向へと流れてほしいです。そして、由華子の今後も気になるところ。新雑誌の話がなくなって涙する由華子にも、奈央同様明るい未来が待っていてほしいものです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第7話8月24日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月25日『セシルのもくろみ』第5話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第6話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は読者モデル企画の廃止に伴い、『ヴァニティ』を卒業した。一方、『ヴァニティ』の顔であるハマユカこと由華子(吉瀬美智子)は、離婚後シングルマザーとしての生活を開始した。数カ月後、江里(伊藤歩)が奈央の元に現れる。『ヴァニティ』の専属モデルとして奈央を起用することになったため、奈央を迎えにきたのだ。読者モデル企画廃止後、『ヴァニティ』の売り上げ部数は少しずつ落ちていた。洵子(板谷由夏)は打開策として奈央を専属モデルにと、編集長の南城(リリー・フランキー)に申し出る。毎月の読者アンケートで、奈央がいなくなったことを惜しむ声が届いていたことも、奈央を押した理由のひとつだった。専属モデルとなった奈央は、6月号のワンピース特集に参加することとなった。モデルとしてまだまだ未熟な奈央を成長させようと、江里やトモ(徳井義実)は特訓に協力する。しかしいざ撮影となるとうまくいかず、奈央はカメラマンや専属モデルのレイナ(芦名星)をイライラさせてしまった。奈央が落ち込んでいるなか、『ヴァニティ』が有名海外ブランド「フェローニ」の日本上陸50年を記念した3誌限定のタイアップ企画に選ばれる。「フェローニ」は江里にとって思い入れの強いブランドであったため、江里はいつも以上に気合いを入れて企画に取り組んだ。モデルはレイナになるかと思いきや、「フェローニ」は「イメージが合わない」としてレイナを起用せず、代わりに無名のモデルを求めた。南城と洵子は、奈央を推薦することにしたが――。■『セシルのもくろみ』第6話の感想読者モデルの奈央が、いよいよ専属モデルとして登場しました。「おめでとう!」と言いたい気持ちでいっぱいです。……とはいえ、喜んでばかりはいられません。読者モデルとは段違いの厳しさが漂う現場で、素人同然の奈央がプロのモデルとして仕事をするなんて、かなり厳しいことです。江里は緊張している奈央をかばうように「今日が初めての撮影で……」と弁解しますが、カメラマンは「だから?」の一言。そう、初めてだろうとなんだろうと、プロを名乗る以上そんな言い訳は通用しません。それはモデルに限らず、どの業界でもそうでしょう。見ている側は、もう「プロ」として見ていますからね。プロ意識といえば、江里が奈央に放った言葉が印象的でした。「基礎を学ばずにオリジナリティを出そうなんてずうずうしいんだよ」です。奈央はファッション雑誌に登場するモデルたちを、以前から「この人たち、絶対自分のことキレイだって思ってるじゃん」と言い、真似することは拒否していました。奈央のように、ファッション雑誌のモデルの真似をするのが嫌という人もきっといるでしょう。私は私らしくいたい、というのもわかります。しかし江里が言うように、基礎を学ばずしてオリジナリティというのは無茶もいいところ。プロである以上、このあたりも奈央にはしっかり学んでもらいたいです。ということで、身近な超・プロといえばハマユカこと由華子です。由華子のような大物と気軽に会話できるのが奈央のいいところ。奈央は由華子からモデルとしての動き方やポーズを学び、どんどん成長していきました。「ゼロ」の状態だからこそ、伸び代もあり、おまけに素直に学びとる姿勢が、彼女を伸ばしていったのだと思います。由華子の指導と奈央の努力により、不安要素の強かったフェローニの撮影では、「今までの奈央はどこへいったの?」と思うくらい見事なモデルっぷりを発揮しました。おかげで撮影は大成功。ここまではよかったのですが……何ごともスムーズにはいかないものです。この後、女の怖い攻撃が待ち受けていました。フェローニに起用されなかった専属モデルのレイナが、奈央のふりをして、奈央のインスタにフェローニを批判する投稿をしてしまいました。そのせいでフェローニの企画はなくなり、フェローニに思い入れのあった江里は退場を余儀なくされました。本来ならここで諦めてしまうところですが、そうはさせないのが奈央。「諦めるな!」と江里に活を入れ、フェローニ企画の記事を書かせて洵子に提出。その記事のクオリティが高く、見事に認められました。あぁ、諦めなくてよかった……そう思えた瞬間です。江里と奈央のハイタッチが力強くてなんとも眩しい。大人になると物分りもよくなって、「仕方がない」で済ませてしまうことが多いと思うんです。企画が潰れたから仕方ない、ミスしたから仕方ない……。でも、諦めなければ夢が叶うことだってあります。もちろんどうしても無理なことはありますが、だからといって諦めるのももったいない。どうしても、というときは必死に食いつくくらいがちょうどいいと思います。今回は奈央の専属モデルデビュー、そして江里・奈央の友情が見ものでした。いい話だった……と余韻にひたる暇もなく、ラストでハマユカが『ヴァニティ』を卒業すると告げてきました。モデルの大先輩・憧れの存在だったハマユカの卒業に、奈央はどう思うのでしょうか……。来週も目が離せない展開となりそうです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第6話8月17日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月18日『セシルのもくろみ』第4話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第5話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は突然、『ヴァニティ』の卒業を余儀なくされた。読者モデルの企画そのものを考え直すことになったと、読者モデル担当の洵子(板谷由夏)は話す。江里(伊藤歩)は「ミヤジをちゃんと卒業させたい」と思い、ラストの「ミヤジ改造計画」企画を懸命に練り直す。なんとか洵子からOKを得られた企画は、奈央が寺修行をするというものだった。しかし、掲載されるかどうかはあくまで仕上がり次第。奈央、江里はカメラマンの山上(金子ノブアキ)を連れて、修行先の寺へと向かった。テーマは「内面を磨く」。モデルは見た目だけでなく、内面も磨き、美しくあろうというものだった。一方、『ヴァニティ』の顔・ハマユカこと由華子(吉瀬美智子)が晴海書房のスタジオで撮影待ちをしていたところ、雅美(小野ゆり子)から新たな専属モデル・レイナ(芦名星)を紹介される。レイナはハマユカの大ファンだと言い、お互いに笑顔であいさつを交わした。レイナが去ったあと、ハマユカは洵子に読者モデルの企画をやめるというのは本当か確認をとる。洵子は頷きつつ、「ヴァニティも変わっていかなければいけない」と答えた。その後、奈央は2016年11月号をもって『ヴァニティ』を卒業。これで終わりだと奈央が実感していた頃、マスコミを大きく騒がせる記者会見が行われ――。■『セシルのもくろみ』第5話の感想まさか、今日が最終回?と思わせるような展開でした。『ミヤジ改造計画』の最終回は寺修行。山登りや掃除などの修行をこなしていく奈央でしたが、私が一番印象に残ったのは奈央と江里が住職と会話するシーンです。奈央の読者モデル、江里のフリーライターという仕事に対し、住職は「多くの方に夢を見させる仕事」と言いました。えぇ、まさにそう。特にモデルは読者の憧れの対象といえる仕事だと思います。しかし、江里は「自分の仕事は消費行動をあおっているようなこと」だと思っており、どこか後ろめたい気持ちもあるよう。住職はそれを聞いて、「あなたがたのおかげで助かっている人もいる」「皆さんの心を豊かにするお手伝い」だと諭します。それで江里の心もすっきり晴れたようで、ホッしたような笑顔を浮かべました。物事の捉え方ひとつで、気持ちって大きく変わりますよね。後ろめたい気持ちで仕事はやりたくないもの。自分の仕事に自信と誇りを持てるように、ネガティブな気持ちになったときは、物事を違う角度から見てみる。他者の視点から見てみる。そんな風に心がけたいものです。寺修行が終わったあと、江里と奈央はお別れモードへと切り替わりました。仕事じゃなくても会っていいのでは?と思うのですが、このふたりは仕事以外で会うようなことはしないそう。せっかくいいコンビだったのに……。ふたりが目をうるませながら河原で抱きしめ合うシーンは、ただの仕事仲間というよりも、”女の友情”という一面のほうが強く感じられました。さて、今回は奈央と江里のお別れ以外にも、胸を熱くするシーンがありました。それは奈央の家族が、読者モデルを卒業した奈央のためにケーキを用意していたことです。クラッカーを鳴らして「お疲れさま!」という夫と息子。目の前にはホールのケーキ。この温かい家族を見て、なんて素敵なの!と叫ばずにはいられません。奈央、いい家族を持っているなぁ……としみじみ思います。家族といえば、今回はラストで大きな出来事が起きました。ハマユカの離婚です。これからはシングルマザーとして生きるというハマユカ。「ハマユカ、第二章」の幕開けでしょう。洵子は「ヴァニティも変わっていかなければいけない」と言っていましたが、『ヴァニティ』の顔であるハマユカまで変わってしまうなんて……!読者モデルの廃止、ハマユカの離婚など、『ヴァニティ』は怒涛の変化を起こしています。おまけに、ラストに登場した『ヴァニティ』元No.2モデルの舞子も、なんだか良からぬことを考えていそうな雰囲気。激動していくストーリーのなか、次回も気になる展開となっています。奈央が読者モデルを卒業して普通の主婦に戻ったと思ったら、今度は専属モデルに昇格するのです。ハマユカだけでなく、奈央のモデル人生も第二章に突入です。ますます目が離せない展開になってきました。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第5話8月10日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月11日『セシルのもくろみ』第3話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第4話のあらすじ(ネタバレあり)『ヴァニティ』の新専属モデル2名のうち、1名は手島レイナ(芦名星)に決定した。読者モデルから専属モデルへの昇格を夢見る奈央(真木よう子)と江里(伊藤歩)だったが、もうひとりとして選ばれたのは葵(佐藤江梨子)だった。葵に決まったのは、葵が発案したメイク企画が読者アンケートで反応が良かったからだと説明されたが、江里は副編集長の石田(眞島秀和)と葵が抱き合っているところを目撃し、葵の抜擢に疑問を持つようになる。江里はこの件を編集部に告げ口しようと考えるが、奈央は「そんなやり方で専属になんかなりたくない」と言って江里を止めた。一方、読者モデル担当の洵子(板谷由夏)の元に、差出人不明で石田と葵がホテルに入っていく様子が撮られた写真が送られてくる。と同時に、江里からも連絡が入り不倫のことを報告された。洵子は編集会議の場で石田と葵の不倫を報告。編集長の南城(リリー・フランキー)は、洵子を副編集長代理に任命し、石田にはしばらく有給をとるように勧めた。その後、奈央は新企画として、夫とデートをすることになった。江里や由華子(吉瀬美智子)と一緒にデート服を選んで楽しんでいた奈央だったが、撮影当日に急な仕事で夫がドタキャンしてしまう。夫不在の状態だが、とにかく撮影現場へと急ぐ奈央。現場には夫の代役が待っていて――。■『セシルのもくろみ』第4話の感想さぁ、待ちに待った(?)女同士のバトルが勃発しました。不倫を告発された葵は、現場を見ていた江里が犯人だと決めつけて、怒鳴りつけてきました。葵は江里のスマホに証拠写真が残っているはずだと言い、江里のスマホを勝手に見ようとしますが、もちろん江里はそれを必死に止めようとします。画像があろうとなかろうと、スマホを見られるなんて嫌ですよね。江里に平手打ちをした葵は、続いて迫ってきた奈央も押し倒してしまいました。奈央は倒れた拍子に、そばにあったクーラーボックスの水を運悪くかぶってしまいびしょ濡れに。その様子をみて仲介に入ったのは同じ読者モデル仲間の萌子。セレブでかわいらしい女性ですが、葵に「インスタババア!」と言われてしまいました……。どうやら萌子のインスタフォロワー10万人は、萌子がお金で買ったフォロワーとのこと。そのことを罵られ、萌子の怒りも頂点に。取っ組み合いながら「えせセレブ!」「尻軽!」と罵り合う姿は本性というか、素が出ていて迫力満点でした。もしも目の前であんなケンカが起きたら、フリーズしてしまいそうです……。女を使って専属モデルにのし上がることも、お金を使ってフォロワーを増やすことも、他人に認められたい、そして自分の存在価値を得たいという承認欲求が招いてしまったことなのでしょう。葵たちとは違い奈央は承認欲求と無縁に思えていましたが、実はそうではないよう。街で「モデルですか?」と訊かれたときに自分のことだと勘違いしたこと、バイト先の惣菜屋で奈央特製のポテトサラダが人気なこと……そういったことで、奈央はだんだん承認欲求について理解を深めてきたようです。そして、今回最大の見どころだと思ったシーンは、奈央がモデルとして覚醒した瞬間です。夫とデートというコンセプトの撮影では、奈央は珍しく女性らしいワンピースを着用。濃紺のシンプルなワンピースと琥珀色のストールが、普段の元気はつらつな奈央をエレガントな雰囲気に変えています。とはいえ、服装が変わっても中身は少年っぽい奈央のまま。撮影でも相変わらずの様子でしたが、変化が訪れたのは奈央を見ていた一般人の言葉がきっかけです。「モデルさんだ!」「きれい!」など、奈央をモデルとして認め、憧れの視線と賞賛の言葉をつぶやいていました。それを聞いた奈央は、ゆっくりと背筋を伸ばしていきました。そしてストールを脱ぎ、大胆に開いている背中を披露します。それからの奈央はまるで別人。やんちゃなイメージは消え去り、姿勢がよく、愛しい人へ向けて微笑むような自然な笑顔をするようになりました。カメラに向けて楽しそうに笑う姿には、いままでになかった上品さが漂っています。いったい、奈央になにがあったの……!?と思うくらい、一瞬のうちに起きた出来事でした。人から見られること、きれいと言われること、モデルとして認識されること……きっと、奈央のなかにあった承認欲求が刺激されたのでしょう。承認欲求がいい方向に動いた瞬間だと思います。今回は前半が承認欲求ゆえのトラブル、後半が承認欲求からの成長のストーリーでした。これからモデルとして承認欲求を満たしていくのか?それとも、承認欲求にとらわれて破滅してしまうのか……?と期待し始めた途端に、洵子からヴァニティ卒業のお達しがきました。いったい、どういうことなのか?せっかく開花した奈央のモデル意識はいったいなんだったのか?いろいろな疑問が沸き起こり、次回が待ち遠しくてたまらない気持ちになっています。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第4話8月3日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月04日『セシルのもくろみ』第2話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第3話のあらすじ(ネタバレあり)『ヴァニティ』の専属モデルふたりが解雇されてしまった。空いた穴を埋めるため、読者モデルが専属モデルになれる可能性が出てきた――奈央(真木よう子)と江里(伊藤歩)はこのチャンスを逃さないよう、奈央の企画である「ミヤジ改造計画」のアイデアを考え続けた。その矢先に、『ヴァニティ』の顔であるハマユカこと由華子(吉瀬美智子)がものもらいになってしまい、予定していた1週間分の撮影がすべて延期となってしまう。編集長の南城(リリー・フランキー)は、編集部員たちを集めて由華子が抜けた場合の代案を練り始めた。読者モデル担当の洵子(板谷由夏)は、由華子が抜けたページを読者モデルに任せてほしいと提案。在籍読者モデル15名、さらに街頭スカウトなどでモデルを追加すればカバーできると主張する。南城はその案を採用し、洵子は江里や早紀(石橋けい)など各ライターにモデル探しを依頼した。一方、奈央は由華子を心配し、葉山にある由華子の家を訪れた。出迎えた由華子は眼帯をして片目を隠していたが、奈央は眼帯を強引に外し、ものもらいではなくケガだと確認する。それも、由華子の夫・和真(神尾佑)のDVによるケガだった。奈央は警察に行くことを勧めるが、由華子はそれをきっぱりと拒否。奈央は警察へ行くことを諦め、代わりに由華子と夕飯作りをすることに決めた。その後、『ヴァニティ』にとってもハマユカにとっても大きな影響を与え兼ねない事件が発生し――。■『セシルのもくろみ』第3話の感想『ヴァニティ』の顔として10年がんばってきたハマユカこと由華子。そんな彼女のプライベートは実際どんなものだったのか。モデルとして世間に顔を晒しているわけで、街中でもヴァニティのモデルらしくない行動はできないかもしれません。きっとプライベートで過ごしているときも、ヴァニティのモデルとして、優雅で魅力的な女性でいたことと思います。だって世間は、由華子をヴァニティのハマユカとして見ているのですから。そう考えると、とても息苦しい。ヴァニティの顔である以上は、ヴァニティのイメージに反する言動ができないのです。そして今回、ハマユカに事件が起きてしまいました。夫がアル中でDV男だということが週刊誌に取り上げられそうになったのです。もちろんヴァニティ編集部は騒然。ハマユカがヴァニティの顔でいられるのももうないかも……という雰囲気が漂います。とはいえ最終的に記事にはならず、ハマユカの秘密は世間に流れずに済みました。奈央は「いっそのこと雑誌に真実が掲載されて、離婚したほうがいいのでは?」と考えますが、それがハマユカにとっての幸せかどうかはわかりません。もしもハマユカが一般人なら、アル中でDV夫なんてさっさと離婚したほうがいいでしょうし、そうしたと思います。でも、ハマユカは家庭もヴァニティも手放すつもりはないと断言する女性。離婚するとヴァニティのモデルとしてのイメージを損なってしまう、と考えているからです。「ハマユカなしに浜口由華子はないの」「幸せで完璧な女性として憧れられる存在であることが……私が選んだ道」と言うハマユカは、どれだけの覚悟を持って「ハマユカを演じている」のかと考えさせられます。現代はSNSで「幸せな私」を演出することに否定的だったり、笑いの対象にしたりすることがあると思います。でも、幸せな私を演出することで誰かが憧れてくれたり、誰かの目標にされたりすることは、悪いことではない。奈央がハマユカに憧れるように、誰かの希望になるかもしれませんから。さて今回はハマユカのほかに、奈央のモデルとしての姿が印象に残るシーンがありました。撮影現場で軽快な音楽が流れ、それに合わせて奈央が身体を動かして撮影するシーンです。奈央は撮影時、いつもぎこちない動きばかりでした。ポーズもとれず、表情もいまいち。それが今回、スタッフが音楽をかけた途端にノリノリで動き始めたのです。カメラに向かって楽しそうに笑う姿は、素の奈央そのものです。そのときに撮れた写真は本当にいい表情をしています。ちょっとしたことをするだけでこんなにも大きな変化が出るのなら、なにか悩み事ができたときも工夫次第で乗り越えられるのかなぁ……なんて希望を持てました。来週は女同士のバトルがいよいよ始まるようです。予告映像に流れる女同士のケンカの数々……。モデルたちは、そして奈央はどうなるの?次回も目が離せない展開となりそうです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第3話7月27日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年07月28日ファッション誌で起こる女のバトルをテーマにした『セシルのもくろみ』第2話。前回、北春日部の弁当屋でパートをしているミヤジ(真木よう子)は、嘘だらけでくだらないと思いつつも、自分の正義を貫くために読者モデルをやる決意をした。第2話では徐々に動き出したヴァニティに関わる人たちのギスギスした人間関係に注目してみた。読者モデル同士のギスギスある日のメイクルームでの出来事。坂下葵(佐藤江梨子)はミヤジと同期の人妻読者モデル。かなりの野心家で男性副編集長の石田に色仕掛けで近づき、そこで専属モデル同士のいざこざを聞きつける。自分がいち早く情報を手に入れたことに有頂天になりつつ、「子育てのことでケンカするなんてバカみたい。自分たちがガキなのよ」と鼻で笑う葵だった。しかし、葵がメイクを終えて部屋を出ると、同じくミヤジと同期でママでもある読者モデルの小田萌子がこう言った。「葵さんは子どもがいないから、子育てのことでケンカするなんて理解できないのよね。誰がガキなんだか」誰かがいなくなればすぐその人の陰口。メイクルームは女が仮面をつけるところでありながら、心の仮面は剥がれ落ちる場所のようだ。編集部での出世争いのギスギスデスクの黒沢(板谷由夏)と副編の石田は同期でありながら、今は上下関係がある立場。美人人妻モデルに言い寄られ、読者モデルの企画を通した石田に対し、読者モデルの担当は自分だと言い張る黒沢。石田は「黒沢が頼りないんじゃないの。それとさー、あんたってのやめてくれるかな。同期でも副編集長だから」と役職を振りかざした。編集部員の小池雅美もキーマンになりそうだ。黒沢が読者モデルから誰かを専属モデルに昇格しようとしているのを知っているのに、石田に聞かれたときには「さー、私は聞いてませんけど」とサラリと交わした。この女、なかなかのしたたかさがある。ミヤジVSハマユカのギスギス第2話では、まだミヤジはハマユカ(吉瀬美智子)は新人読者モデルと専属トップモデルという距離のある関係のまま。ハマユカは子どもが同じ中学と知ってミヤジを自宅に招いた。その自宅は逗子から海辺に向かった高級住宅街。プールのある庭つきの大豪邸に住み、夫は有名作家であることを知る。圧倒的な違いを感じながら、ハマユカにもらった大量の服を持ち帰るミヤジだった。ミヤジは「また遊びに来て」というハマユカの言葉をそのまま受け取り、後日、自分が働く弁当屋で人気のポテトサラダをハマユカに持っていく。そこでアル中で倒れる夫と姑にダメ嫁扱いされているハマユカを見てしまった。北春日部から逗子駅まで電車で2時間8分。乗り換え4回、片道1491円。ポテトサラダを持っていくには非現実的すぎるが、第3話でミヤジとハマユカがどうなるのかが楽しみだ。
2017年07月26日現在フジテレビ系にて放送中のドラマ「セシルのもくろみ」。主演の真木よう子ら豪華女優陣が出演し、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど様々な立場の女性たちが嫉妬や見栄、女同士の友情など互いの正義をもとにぶつかり合っていく様子を描いているが、この度、本ドラマから派生した“イケメン版”のスピンオフ「セシルボーイズ(CECILEBOYS)」が7月26日(水)より放送&FOD配信されることが決定した。劇中に登場する人気女性ファッション誌「ヴァニティ」。今回のスピンオフでは、この「ヴァニティ」の編集部の隣に存在している男性ファッション誌「MEN’S VANITY」に所属する若手イケメンモデルたちの日常の一コマをコミカルかつドキュメンタリックに描いていく。監督は、『MATSUMOTO TRIBE』『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』などの衝撃作で映画界に新風を巻き起こしている若き鬼才・二宮健。そして中田圭祐、遠藤史也、水石亜飛夢、井上翔太、宮沢氷魚らが出演し、人気メンズモデルを取り上げるドキュメンタリー番組「セシルボーイズ」を担当するクセモノ番組ディレクターが、毎回ひとりのモデルの生活を取材、その中から浮かび上がる彼らの魅力と悩みを掘り下げていく。撮影を終え、出演者たちは「初めてのドキュメントドラマ体験でした。本当に詰められ方が尋常じゃなく焦りました。ちゃんとした台本もないのでおかしいなとは思いましたが、次から次へと不意打ちが来て、現実なのかドラマなのかわからなくなり、正直戸惑いを隠せなかったです。終わった後は声を荒げました(笑)」(中田さん)、「演技初挑戦の上、演じさせていただく役が自分にないキャラクターだったので、ものすごく考えました。ディレクター役の小村さんからの答えづらい数々の質問には正直困惑しました(笑)」(遠藤さん)、「今回、撮影内容は当日までほとんど知らされませんでした。筋書きがない、その場で起きるリアクションと予想のできない展開に心が揺らされっぱなしでした」(水石さん)、「とても新鮮で楽しかったです。一番、自分の“陰の部分”を出しました。“はめられたとき”の怒りです」(井上さん)、「かなりドキドキしました。でも、実際始まったらものすごく楽しくて、かなりのめり込みました」(宮沢さん)とそれぞれ戸惑いもありつつの撮影だったとコメント。また遠藤さんは「監督の斬新な演出により、色々な感情を引き出していただきました。決してフェイクとは思えない、共演者の方々とのリアルなやりとりを楽しんでいただけるとうれしいです」と語り、井上さんは「浮気性な人に必見です!是非、見ていただければと思います」、宮沢さんも「普段見ることのできないモデルの仕事風景やプライベートが丸裸に。華々しいイメージからはなかなか想像出来ないモデルの悩みやウラ事情が描写されているので、ぜひ観ていただきたいです。でもフィクションなので、半信半疑で楽しんで見てくださいね!」と見どころを明かしている。「セシルボーイズ(CECILEBOYS)」は7月26日(水)より、毎週水曜日深夜27時5分~全5話にて放送。また、FOD配信にて9月20日(水)まで配信。木曜劇場「セシルのもくろみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月24日『セシルのもくろみ』第1話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第2話のあらすじ(ネタバレあり)雑誌『ヴァニティ』の読者モデルとなった宮地奈央(真木よう子)は、フリーライターの沖田江里(伊藤歩)が奈央のSNSを勝手に開設・運用していたことに激怒した。奈央は自ら企画を放棄したが、カリスマメイクの安原トモ(徳井義実)からの説得もあり、自分の正義を貫き通すため、周囲に認めてもらおうと決意する。ある日、奈央は“ハマユカ”の愛称で知られる人気モデルの浜口由華子(吉瀬美智子)と遭遇。由華子から「自宅に遊びにきて」と言われ、奈央は遠慮なく誘いに乗った。葉山にある由華子の家はセレブそのもので、奈央は豪邸や広い庭に圧倒される。しかし生活環境がまるで違っても息子同士が同じ学校ということもあり、ふたりは仲良くおしゃべりを楽しむことができた。帰る前に奈央は由華子からたくさんの洋服をもらう。由華子への憧れを強めた奈央は、「ハマユカになる!」と張り切り始めた。そんな中、『ヴァニティ』の専属モデルふたりが大げんかをする。けんかは殴り合い寸前までいったため、ふたりは解雇される可能性が出てきてしまった。編集デスクで読者モデルの担当である黒沢洵子(板谷由夏)は、解雇された場合に備えて読者モデルを専属モデルとしてひとり推薦しようと検討中だと、江里たちライターに話した。前代未聞のことに江里たちは驚くが、江里はチャンスだと奈央に伝える。奈央は巡ってきたチャンスを手に入れようと気合いを入れるが……。■『セシルのもくろみ』第2話の感想誰かに憧れて、その人になりたくて、その人の真似をする……これは珍しいことではないでしょう。奈央も由華子に憧れて真似を始めました。由華子からもらった服を身につけ、由華子が飲んだドリンクを飲み、エステにも通い、それらをSNSにアップする……。喜々として由華子の真似をする奈央のがんばりは微笑ましくもありますが、そこに奈央らしさはまったく感じられません。奈央は体育会系のおてんばな女性、由華子はセレブで上品な女性です。ここまでタイプが違うと、奈央がどれだけ由華子の真似をしても、活発なイメージはなかなか覆せないでしょう。由華子になるには無理があります。案の定、洵子から「奈央らしさがない」「SNSのフォロワーも減っている」とダメ出しを受けました。どれだけ由華子になりたくても、由華子以外の人間が由華子になることはできません。その代わり、奈央には奈央の良さがあるんです。無理して憧れの人になろうとしなくても、自分の持ち味を活かして自分らしく振る舞うほうが、本来の魅力が開花していくはずなのに。洵子に怒られてからは、やっと活発でおてんばな奈央らしさが戻りました。自分らしくありつつ、かといって由華子への憧れは消えていません。由華子から盗めるものは盗もうと、由華子の撮影にまで顔を出して研究を怠らないところは、奈央の愚直なまでの真面目さであり、長所だと感じられます。さて、完璧に見える由華子ですが、物語の最後では不穏な空気を漂わせていました。奈央が由華子宅へ二回目の訪問をしてみると、門の前には泥酔した由華子の夫が……由華子が介抱しようにも、姑から拒否されてしまいます。由華子が人気モデルとして世間への露出が増えれば増えるほど、家にいられる時間は減ってしまいます。それは家庭としてはよくなかったのでしょう。由華子と姑の間には明らかに溝があります。姑は由華子の仕事に理解がないのかもしれません……。人気モデルとして完璧な女性だと思える由華子でも、見方を変えれば不安定な家庭環境に悩むひとりの主婦なのです。こういう姿を見てしまうと、実は私の憧れているあの人も完璧ではないのかも……?なんて思えてきます。人間ですから、見えていない部分に暗い面もあるのだと、由華子を通して改めて実感させられました。由華子はモデルとしては成功、家庭面では問題が……と考えると、奈央はまさにその逆です。モデルとしてはいまいちでも、家庭は円満。性格といい家庭といい、奈央と由華子は対照的です。次回は由華子の家庭環境について、より詳しいことがわかりそう。憧れの由華子の暗い部分を知った奈央はどう思うのでしょうか……?来週も待ち遠しくてたまりません。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第2話7月20日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年07月21日雑誌業界を舞台にした女同士のバトルドラマ『セシルのもくろみ』。第1話では、主人公・宮地奈央を取り巻く人間関係が明らかになった。北春日部の弁当屋で働く主婦がいかにして人気ファッション誌の読者モデルになることを決意したのかを、チュート徳井が演じるヘアメイク・トモの名言と合わせておさらいしてみよう。名言その1「自分の正義を通したければ、まずは認めさせること」ファッション誌「ヴァニティ」のデスク・黒澤が見つけたという読モ候補を追いかけて、ライター・沖田江里は北春日部までやって来る。そこで宮地奈央を見つけオーディションに参加させるが、どう見ても場違いな雰囲気に。しかし、編集長の南城だけが彼女を気に入りなんとか読者モデル入りが決定する。読者モデルの私物バッグを公開する企画で、宮地の持ってきたリュックがあまりにもダサく、スタイリストが用意したバッグで撮影をすることになる。そのことに「嘘はつけない」と反発する宮地だったが、ヘアメイクのトモがひとこと、こう言った。「自分の正義を通したければ、まずは認めさせること」名言その2「血の巡りを良くすることがイケてる女になるための第一ステップ」結局、読モのバッグ企画に宮地は掲載されなかった。しかし、次のチャンスがすぐに訪れる。それは読モ企画のコンペだった。正統派な企画では通らないと思った沖田江里は「ダメ主婦改造計画」として宮地を登場させ、見事誌面掲載を獲得した。改造計画中、沖田は宮地に毎日体重計に乗ることや、毎食の写真を送ることを約束させる。それ以外にも顔のリンパマッサージの方法をトモから教えてもらい、毎日家でやるようにと宮地に言った。体内年齢47歳の専業主婦・宮地が読者モデル・ミヤジへの第一歩を踏み出した瞬間だった。努力なくして女ではいられないというヘアメイクならではの言葉だ。「血の巡りを良くすることがイケてる女になるための第一ステップ」名言その3「誰でもみんなセシルみたいにもくろみを持ってる」こうしてミヤジは読モ企画のコンペを勝ち抜き、連載企画をスタートさせることになった。そんな矢先、絶対にやりたくないと言っていたインスタを、江里が勝手に投稿していることがわかった。裏切られたと怒りをぶつけるミヤジ。一方、企画を成功させるためならなんでもやるという江里。悔し涙を流しながらもミヤジはあの言葉を思い出していた。自分の正義を貫くために、認めさせるという決意をしたミヤジ。ファッションライターとして確固たる地位を築きたい江里。第一話では二人の女のもくろみしか明らかにはなっていないが、ヘアメイクとしてファッション業界の裏を見てきたトモは、そこに集まる女たちをこんな言葉で表していた。「誰でもみんな"セシル"みたいにもくろみを持ってる」 SNSでトップ人気のトモがこれからも女に刺さる名言を言ってくれるのではないかと期待大。さらにストーリー以外にもエンディングのかっこよさにも注目が集まっている。第2話からは誰のもくろみが明らかになるのか楽しみだ。
2017年07月19日7月13日木曜日10時からスタートする新ドラマ『セシルのもくろみ』の見どころを紹介。原作は『STORY』で2008年から2010年にかけて連載されていた唯川恵作の小説だ。今回、ドラマ化にあたり豪華女優陣たちがキャスティングたことでも注目を浴びている。5人の女たちがファッション誌を舞台にバトル主演の真木よう子演じる宮地奈央は、埼玉県北春日部出身の着飾ることすらしない34才専業主婦。人気女性ファッション誌『ヴァニティ』の編集デスクに読者モデルとしてスカウトされたことから見知らぬ世界へ足を踏み入れることになる。主人公の憧れでありライバルである浜口由華子を演じるのは吉瀬美智子。『ヴァニティ』カリスマモデルであり通称ハマユカと呼ばれる彼女は、“幸せに見え続けること”が自らの使命として生きてきた女性だ。一方、主人公とタッグを組むのが伊藤歩演じるライターの沖田江里。彼女は元々ファッションブランドのPRとして働いていたものの、職を失い、ファッションライターに転身したばかり。菜央とともに必死な毎日を送ることになる。そのほか、奈央をスカウトした元モデルの編集デスク・黒沢洵子は板谷由夏が演じ、『ヴァニティ』の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子は長谷川京子が演じる。脇を支える男性陣の魅力にも注目!ファッション誌が舞台で女同士のバトルがメインでありながらも、その脇にいる男性陣も魅力的だ。まずは『ヴァニティ』を仕切る敏腕編集長・南城彰はリリーフランキーがじっとりと構える。そのほか、輝かしいファッション誌を支えるカメラマンを金子ノブアキが、ヘアメイクをチュートリアルの徳井義実が演じる。ミュージシャンに芸人という、俳優以外を本職にしながらも色気のある男を演じさせるにもってこいの2人だ。とくに徳井のジェンダーレスヘアメイクのビジュアルが超好みという女子は多数いた。ドロドロ腹黒系ドラマが好きな人にはたまらない見るまえからドロドロしているのがわかる設定にSNSでも、「このドラマおもしろそう」「腹黒ドラマけっこう好き」「女たちのバトル、かなり怖そう…」などの声があがっている。実際の人間関係のドロドロは勘弁だけど、架空の世界のドロドロは好きという人も多いようだ。また、女の嫉妬や野心、見栄や裏切りなどは怖いもの見たさというか、自分にも多少なりともあるものだからこそ、ドラマを見てスカッと解消したい気持ちもあるのかもしれない。初回の宮地奈央のファッションはとにかく「ダサい」らしい。そんなダサい真木よう子が成り上がっていくシンデレラストーリーを見て、この夏の暑さを吹き飛ばそう。
2017年07月11日真木よう子を始め、豪華女優陣が出演する作家・唯川恵原作の新ドラマ「セシルのもくろみ」。いよいよ7月13日(木)に放送スタートとなるが、今回この第1話のスペシャルゲストに、作家の阿川佐和子、美容家の君島十和子、元サッカー日本女子代表キャプテンの澤穂希、ファッション雑誌「STORY」カバーモデルの稲沢朋子ら著名人がドラマ冒頭に華を添える“語り部”として登場することが決定した。本ドラマはファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演を務める真木さんが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子、徳井義実、リリー・フランキーら豪華キャストたちが顔を揃えている。そして今回初回放送に出演が決定した著名人たちは、それぞれが本人として登場し、ドラマのテーマである「女性としての生き方」「女性が輝く瞬間」などについて、それぞれの人生観を自らの言葉で語る。キャスターとしてテレビで活躍するかたわら、ミリオンセラーの「聞く力」を始めエッセイや小説など多数の著書を出版し、今年5月に結婚を発表し話題を集めた阿川さんは、ドラマ内で「理想の女性像」を打ち明ける。また、なでしこジャパンのドイツワールドカップ優勝とロンドン五輪での銀メダル獲得に貢献し、FIFA女子最優秀選手賞を受賞した日本を代表する元アスリートの澤さん。2015年に結婚し現役を引退、現在1児の母でもある澤さんは、「私は決して人と比べることはしなかった」と自らを輝かせるための「オンナの生き方」を語る。さらにモデル・女優業を経て、芸能界を引退後は自身の化粧品ブランドを立ち上げるなど、多くの女性たちから支持されるカリスマ美容家の君島さんは、「女性の“美”」について。一般主婦から読者モデルを経て、専属モデルへと羽ばたいていく本作のストーリーをそのまま体現した実在のモデル・稲沢さんからは、「女性としての“人生の岐路”」が語られる。異なるステージで活躍する4人の女性たち。“オンナとしての生き方”をいかに語り、どのようなメッセージを届けるのだろうか?木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年07月11日真木よう子が主演を務め、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華女優陣が共演する新木曜劇場「セシルのもくろみ」。この度、本作のポスタービジュアルが完成。人気イラストレーター・maegamimami(マエガミマミ)のイラストとコラボし、独創的なビジュアルに仕上がっている。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説が原作。ファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちが、ぶつかり合いながらも幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演の真木さんが、日々の小さな幸せに満足していた体育会系の主婦だったが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル・浜口由華子役を吉瀬さん、「ヴァニティ」のライターとして奈央とタッグを組む沖田江里役を伊藤さん、奈央をスカウトする「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷さん、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子役を長谷川さんが扮する。このほど公開されたポスタービジュアルには、赤い衣装を身にまとった真木さんら女優陣5人が写り、そのバックにはイラストで描かれた5人の女性が。このイラストは、いま若い女性を中心に人気を集めるイラストレーター・maegamimamiさんが担当。2013年よりmaegamimamiの名で活動を開始し、女性をモチーフにしたイラスト作品を数多く手掛け、女性誌、ウェブ、広告、ブランドとのコラボレーションを中心に活躍。さらに、その独創的なセンスを生かし、クッションなどの刺繍作品の制作や店頭ディスプレイを行うなど活躍の場を広げているmaegamimamiさん。近年では、ドラマ「カルテット」のポスタービジュアルのイラストデザイン及び、主題歌「おとなの掟」のジャケットの制作も手掛けている。“いい匂いのしそうな女の子が描きたい”というmaegamimamiさん本人のこだわりと、“女性としての生き方”を描いたドラマのテーマがマッチングし実現した今回のコラボポスター。女性ならでは嫉妬や策略、幸せそうに見られたいという虚栄心などがmaegamimamiさんの独創的かつ繊細でしなやかなペンタッチによって表現。美と欲望を体現した豪華女優陣の背景に大胆で毒気のある女性たちのイラストが描かれることで、密かにうごめく“オンナたちのもくろみ”が見え隠れしたポスタービジュアルとなっている。maegamimamiさんは、「いまや多くの女性たちが憧れてやまない“読者モデル”という存在。彼女たちが生きるファッション雑誌業界の中で繰り広げられる世界は、それを手に取る女性たちの目にどう映り、そして影響するのだろうかと興味が湧きました。作品に参加でき、光栄です」と今回の参加を喜び、「嫉妬も野心も、独占欲も好奇心も。ゴチャゴチャうごめく女の本性は、欲深くて時に残酷。誰の中にも潜んでいるであろうこの残酷さを“セシル”という架空の5人の存在に託しました」と思いを語る。また「架空の(イラストの)セシルという存在が、アートディレクター・吉良氏のセンスで見事に実写と絡み合い、素敵なビジュアルに仕上がりました。ドラマと共に、この夏の記憶の一部になっていただければ幸いです」とコメントした。また、本作のPRスポット動画では、maegamimamiさんが描く“一人の女性”が、真木さんら5人の女優たちと共演。ビジュアルとはまた違った、動きのあるmaegamimami作品も一緒に覗いてみて。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月20日女優・真木よう子が、フジテレビ7月クールの木曜劇場「セシルのもくろみ」で主演を務めることがこのほど決定。真木さんのほかにも豪華女優陣が集結し、ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語を描いていく。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説。運命のいたずらで読者モデルとなった女性が、一流のモデルとして成功の階段を駆け上っていく物語だ。タイトルにある“セシル”とは、フランスの小説家フランソワーズ・サガンの名作「悲しみよこんにちは」の主人公・セシルが由来。原作では、かわいい顔をして恐ろしい“もくろみ”をもった少女が抱く女性の悩み、葛藤、思惑など女性自身の中に潜む“オンナ”という意味で使われている。また、劇中では作家などの文化人やスポーツ選手ら様々な分野で活躍する実在の女性たちが複数出演し、ドラマのテーマである“女性としての生き方”、“人から幸せそうに見られることの虚栄心”など、視聴者へ問いかけ投げ掛けるシーンが登場する。今回主演の真木さんが演じるのは、金型仕上げ工の夫と中学1年生の息子との3人暮らしの生活をしている、“美”から遠ざかっていた専業主婦・宮地奈央役。しかしある日、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクにたまたま読者モデルとしてスカウトされたことから、生活が一変。これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れることになる…という役どころ。真木さんは、「自身がやりたい仕事に挑む野心。愛する我が子を笑顔で幸せにしたい親心。これを両立させるが故に発生する、苦悩、葛藤。本(台本)には非常に共感いたしました。しかしながら、私はこの作品を通し、男女関わらず、本当に美しく格好の良い人間とはどういった姿勢で己の道を歩んでいくのか。その様な姿を多くの方に微力ながらもお見せできればと思っております」とコメントしている。また、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデルで、女性のすべての要素を兼ね備えたパーフェクトな女性・浜口由華子役を吉瀬美智子、「ヴァニティ」のライターとして半信半疑で読者モデルの奈央とタッグを組むことになる沖田江里役を伊藤歩、奈央をスカウトし、ファッション業界へと引き込む「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷由夏、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する個性の強い安永舞子役を長谷川京子と豪華女優陣が扮する。吉瀬さんは、「リアリティーのあるお話に期待感が膨らみました。モデル・雑誌業界の裏側が描かれ、モデル経験者としても楽しみです」と話し、経験を生かして演じていきたいとコメント。豪華共演陣との撮影にいかまら楽しみと期待を抱く伊藤さんは、「恋愛やキャリアが崖っぷちであっても、好きな仕事や信念は貫き通す。そんな沖田江里の諦めない情熱をこの夏!精一杯演じ切りたいと思います!」と意気込み、板谷さんは「女たちのこころを知りたい!と欲を出す夏になりそうです。欲深く役を満喫したいです」と語り、後半戦の“鍵を握る役”を演じる長谷川さんは、「私自身どのように皆さんと絡んでいくのか楽しみであり、また、作品のラストスパートを一気に加速させる起爆剤になれたら良いなと思います」と話している。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月24日ディオール(Dior)が、一流写真家たちの作品とともにメゾンの歴史を紐解く写真集『Dior : New Looks』を発売する。過去から現在に至るまで、様々な一流写真家のビジョンによってメゾンのクリエイションの素晴らしさを表現してきたディオール。同書では、リチャード・アヴェドン、ジェローム・ゴティエなど一流写真家たちの芸術作品とともに、ニュールックが誕生した1947年から現代までのメゾンの歴史が語られている。ラインアップは、リチャード・アヴェドンが撮影した伝説の写真「ドヴィマ・ウィズ・エレファンツ」や、ウィリー・ヴァンデルペールによるラフ・シモンズのクリエーションをとらえた空撮写真、セシル・ビートンが撮影したミッツァ・ブリカール、ジャン=バティスト・モンディーノが撮影したマリオン・コティヤールなど。アイコニックな作品や極めてプライベートなショットまでを含む貴重な作品の数々が収録された。
2015年10月28日マックスマーラ(MaxMara)が、16年リゾートコレクションを発表した。会場となったのは、今春ロンドン・オールドボンドストリートにオープンしたばかりのフラッグシップストア。ゲストには、マックスマーラのアクセサリーキャンペーンの顔を務める女優、エイミー・アダムスや、イギリス人女優、アリス・イヴらが招かれた。コレクションの出発点となったのは、イギリス人写真家セシル・ビートンが英『ブリティッシュ・ヴォーグ(British Vogue)』のために撮影した作品「Fashion is Indestructible(ファッションは不滅)」。そこに写るのは、破壊された建物の瓦礫の前で、細身のスーツに身を包み、カメラに背を向け毅然と佇むロンドンガールが今シーズンのミューズである。カラーパレットは、ブラックトーンに始まり、マスタード、ベージュ、パウダーピンクからメタリックサンド、ホワイトへと移り変わる。差し色で用いられたショッキングピンクのアイテムや、フラワープリント、胸元にあしらった大振りのコサージュは、荒野に咲く花のように鮮やかなコントラストを生み出した。同コレクションで目を引いた、ショーツやパンツ、太いアスレチックベスト、イギリスの軍旗から誕生したレジメンタルストライプ、ミンク製のヘッドギアやグローブなどの“ボクサースタイル”は、ロンドン版『ロミオとジュリエット』と称される、アナ・ウィッタムの著書『ボクサー・ハンサム』に登場する主人公・ボビーのファイティングスピリットにヒントを得たものだ。
2015年05月25日フランス・ノルマンディーのクリスチャン ディオール ミュージアムでは、「ディオール(Dior)」の世界的な成功において写真がどのように貢献したかを振り返る展覧会「ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)」が開催されている。9月21日まで。同展では、フォトグラファーの視点、そこから生まれるディオールのスタイル、ディオールのイメージがどう作られたかの三つのテーマに焦点を当てる。リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ピーター・リンドバーグといった戦後から現代に至るまでの写真家達による200点を超える作品を約60体のオークトチュールドレス、アーカイブ資料とともに展示。60年以上にも渡るファッションフォトグラフィーの歴史を辿ることができる。更に、同展と同名の写真集も発売中。アメリカ人写真家のパット・イングリッシュによるディオールの最初のショーを撮影した歴史的な写真を始め、セシル・ビートンが自宅でのクリスチャン・ディオールの姿を撮影した作品など、これまでに公表されてこなかった写真も収録されている。【イベント情報】ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)会場:クリスチャン ディオール ミュージアム住所:1 Rue d’Estouteville, 50400 Granville,会期:9月21日まで時間:10:00から18:30(最終入場18:00)料金:7ユーロ
2014年06月15日パリ・ルーブル美術館に隣接する装飾美術館にてパリファッションウィーク中の3月1日より「ドリス・ヴァン・ノッテン―インスピレーションズ」展が開催されています(8月31日まで)。私は20年以上「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」というブランドをバイヤーとして買い付けて来ました。また個人的にもドリス氏自身と何度かお話する機会があり、そんな背景もあってこの原稿を頼まれています。パリコレクション中に原稿依頼を頂いた直後、驚くべき偶然がありました。ドリス氏自身に直接展覧会を案内し解説して貰うという、信じられないような幸運があったのです。展覧会自体はレセプションで拝見していましたが、後日、もう一度観たいと思って入場券購入の列に並んでいた私を同社プレスのパトリックが見つけ「何しているの?」という会話から「それなら今から始まるプライベートビューに参加して!」と呼び入れていただいたら、そこにはドリス氏が居て、そこから1時間半、彼自身に案内して頂いた……という経緯です。前置きが長くなりましたが、これほどの幸運・偶然は考えられず、その成果(?)を是非お伝えしたいと思います。「インスピレーション展は回顧展ではないのです」とドリス氏は言います。「自分が生きて、現役でいる間にこのような展覧会を行えるのはファッションデザイナーとしてこの上ない幸福であり、名誉です。私がこの展示で表現したかったのは“何からインスピレーションを得てデザインしてきたか?”を開示し、展示することで私の頭の中を一緒に旅して貰えたら、ということです。私にとってファッションとは即席でつくられたり、誰かの作品をコピーしたりして出来上がるものではないし、また、インスピレーション源自体も絵画や映画や文学や新聞、あるいは自然や草花や偶然拾ったもの、旅先で出合ったもの等、多岐にわたり限定できないものです。しかも、そこからそのままカタチになることはなく、頭の中であれこれ捻っているうちにだんだんと形になっていきます」と、彼自身が語るように、その発想源は実に多様です。会場には偉大なファッションの先達の服も展示してあります。イヴ・サンローラン、クリストバル・バレンシアガ、装飾美術館自身のアーカイブからはカンサイヤマモト、ヨウジヤマモト、セシル・ビートンが着ていた服は個人の収蔵品から借りたそうです。そう“インスピレーション”展のダイナミズムとは装飾美術館の収蔵品のみならず、オルセー美術館からジョヴァンニ・ボルディーニを、ホワイトキューブ・ギャラリーからはダミアン・ハーストを、といった具合に収蔵品を借り出してまで可能にした、前例のない“インスピレーションの宇宙”が具現化されている点にあります。こうして展示されているアート作品は100点以上、ドリス ヴァン ノッテンの作品も180体以上。また、本展示のために特別製作された映像作品もあります。2/2に続く。
2014年03月17日アシックスから展開されている、女性用スノーボードウエアブランド「ARG(エーアールジー)」から、モデルの岸本セシルとの限定コラボアイテム、ニット帽とネックウオーマーを11月下旬より発売する。今シーズンの「ARG」からは、1960年代後半のサイケデリックなスタイルをイメージした、ファンタジックなムードのウエアを提案している。フラワー柄や水玉模様、チェック柄をパッチワーク風に盛り込んだデザインのジャケットは、ピンクやレモンイエロー、ブラックなどの原色やパステルカラーを使用した華やかな色合いになっており、パンツはベージュを採用し、自由自在に色が溢れながらも調和の取れたコーディネートに仕上げている。今回、岸本セシルとのコラボレーションにより発売するニット帽とネックウオーマーは、スノーボードウエアに合わせるだけでなく、日常シーンでも使用できるアイテムとなっている。どちらもカウチン柄を女の子らしくアレンジしたデザインで、ニット帽には耳当て部分に、ネックウオーマーには全体にハート柄をあしらっています。価格はニット帽が4,310円(税込)、ネックウオーマーが3,780円(税込)で、それぞれ300の限定販売となる。アイテムは、11月下旬から全国のスノーボード専門店、スポーツ用品店などで順次発売が決定している。元の記事を読む
2012年11月17日この秋のリアルトレンド間違いなし!20日発売の「non・no」では、佐々木希、岸本セシルらノンノ人気モデル16人の私服を特集。そのなかで実際に彼女らが購入した&購入しようと狙っているアイテムを検証してみたところ、なんと全員が“かぶる”というアイテムが出てきたという。これだけの旬モデル、おしゃれフリーク“かぶり買い”なら、この秋のリアルトレンドは間違いなさそう。気になるそのアイテムはなにかというと、ボーイッシュなサイズ感の“BIGジャケット”だそうだ。ちょっとダサい感じもある抜け感がいいツイードジャケットも人気。ガーリーなプリーツスカートと合わせたレトロコーデが最旬だ。シンプルなBIGジャケットはすでに購入済み、というモデルは、ぱきっとビビッドカラーのオレンジ、ブルーなど、さらに差をつけるアイテムのジャケットに注目しているとか。他にもこんなアイテムが“かぶって”ます!BIGジャケットはかなり欠かせないアイテムのようだが、ほかにも、個性的なショートソックスに注目しているモデルも多かったとか。春夏から続くブームが秋にもみられそうだ。全体的に単調で暗めの色調コーデになりがちな秋冬は、とくにフリルつきやカラーものの個性的なショートソックスを取り入れると、おしゃれ度がぐっとアップしそう。ボルドー色など秋らしい色を取り入れるのもよいし、思い切ったガーリィさに挑戦してみるのもよさそう。HIT間違いなしのこれらのアイテム、ぜひこの秋冬トレンドとして楽しんでみて。元の記事を読む
2011年10月22日ヒット中のスタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』(米林宏昌監督)の主題歌「Arrietty’s Song」を歌うフランス人女性歌手でハープ奏者のセシル・コルベルが8月8日(日)、東京・アップルストア渋谷店で、日本で自身初のインストアライブを行った。6月下旬から無料配信がスタートしたiPhone/iPad向けアプリ「アリエッティのお庭パズル」のPRと映画のヒットを祝って実現したもの。セシルさんは、フランス人アコースティックギター奏者・シリルと、世界的にも知られるイタリア人パーカッション奏者・マルコを率いて登場。「Arrietty’s Song」を含む3曲を披露し、涼しげな音色と歌声を響かせ、店内の客を聴き入らせた。以前からジブリ作品の大ファンで、自身のアルバムをジブリに送付したことをきっかけに、今回のコラボレーションが実現した。「今日はアリエッティの気分。今日がプロモーション最後の日、すごく特別な気持ち」とちょっぴり切ない笑顔。今回、アリエッティの世界観を表現したケルト音楽について「バラードのような哀しい曲からステップを踏むようなダンス音楽まで幅広い。私が住むブルターニュ地方では学校で子供たちも学び親しんでいます」と紹介した。本作は、英国人作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を原作に、身長10センチほどの小人族の少女・アリエッティと、人間の少年・翔の交流を描く物語。セシルさんのCDは、シングル「Arrietty’s Song」が4万枚、イメージアルバム「Kari-gurashi〜借りぐらし〜」が3万枚を売り上げている(同日現在)。また本作は、公開20日間・8月5日(木)現在で観客動員370万人、興行収入45億円を突破している(東宝発表)。『借りぐらしのアリエッティ』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:借りぐらしのアリエッティ 2010年7月17日より全国東宝系にて公開© 2010 GNDHDDTW■関連記事:『ヒックとドラゴン』に宮崎アニメの影響大!言葉を交わさずに友情が…特別映像公開夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に友達になりたいアニメキャラ1位はやはりあの猫型ロボット!ジブリ勢も上位に志田未来、アリエッティのような赤ワンピースで笑顔!鈴木Pは『ポニョ』超え狙う神木隆之介志田未来の秘密暴露「しゃべりだしたら止まらず最後に“うん”」
2010年08月08日