スカーレット・ヨハンソンが主演を務め、日本が世界に誇る不朽の名作「攻殻機動隊」を実写映画化する『GHOST IN THE SHELL』(原題)。このたび、11月13日(日)に日本から世界に向けたハッキングイベント「GHOST IN THE SHELL エクスクルーシブ・イベント」の開催が決定。スカーレットとルパート・サンダース監督が緊急来日し、日本人出演者・ビートたけしらと共に本イベントに登壇することになった。1991年に誕生した、士郎正宗の原作漫画「攻殻機動隊」。近未来を描き、人智を超えたその圧倒的な世界観は日本のカルチャーシーンを席巻し、1995年には奇才・押井守を監督に迎えて『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』として劇場版アニメ化。その熱狂は日本に留まらず、瞬く間に世界規模に広がり巨大なファンダムを構築した。その独特の世界観は、『マトリックス』シリーズで監督を務めたウォシャウスキー姉妹など多くの映像作家・監督に影響を与え、2004年には押井監督2作品目となる映画『イノセンス』が公開、日本のアニメ作品としては初めてカンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映されるなど、世界中から絶大な評価を博し、世界中のカルチャーに多大な影響を与え続けてきた。そして、昨年発表されたパラマウント・ピクチャーズ制作による実写映画化。このニュースは世界中を駆け巡り、ファンを中心に新たな情報が渇望されていた中、2016年9月、パラマウント・ピクチャーズのYouTubeチャンネルで10数秒の映像が数本配信され、わずか数週間で計770万回超の再生数を記録。その映像の一部を垣間見た世界中のファンからは、さらなる情報が待ち望まれていた。このハリウッド実写版で主演を務めるのは、『アベンジャーズ』シリーズや『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などで知られるスカーレット。来日は、ソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』の撮影で滞在した2002年以来、出演映画関連としてはおよそ14年ぶりとなる。今回のエクスクルーシブ・イベントには、メガホンをとるサンダース監督や、たけしさんをはじめ、特別ゲストたちと共に登壇する予定。また、都内某所で開催される本イベントで、その興奮を世界最速で体感し、世界に拡散する参加者100組200名を“全世界”から緊急募集する。『GHOST IN THE SHELL』(原題)は2017年、世界公開。「GHOST IN THE SHELL エクスクルーシブ・イベント」11月13日(日)夕方、都内某所にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日ディズニーが手がける人気シリーズの最新作『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』のDVDが明日にリリースされるのを記念して、主人公のソフィアと、『アナと雪の女王』の人気キャラクター、オラフの共演シーンが公開になった。公開された新映像『ちいさなプリンセス ソフィア』は、ふつうの女の子ソフィアが母親の結婚をきっかけに“プリンセス”になったことから、外見だけでなく内面も成長していくことで、真のプリンセスになるまでを描くシリーズ。このほど公開になったのは、明日発売のDVDに収録されている『ひみつのとしょしつ オラフとネトルのものがたり』のワンシーンだ。いつもそそっかしく、様々なドジをしては、観客を笑わせてくれるオラフは、本作でもペガサスに乗って空を飛んでいる間に自分の鼻(ニンジン)を落としてしまい、それを取りに行こうと空からジャンプして大騒動に。雪だるまのオラフが雪原を転がることで、身体がどんどん大きくなっていく場面は思わず笑みがこぼれる。ちなみに日本語版のオラフの声は、映画に引き続き、ピエール瀧が演じている。本DVDには他にも『メリダとおそろしの森』のメリダが登場する『ひみつのとしょしつ』や、『プリンセスのぼうけんクラブ』『プリンセスのバレエ』の4編が収録される。DVD『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』10月19日(水) 全話デジタルコピー付きDVD発売2800円+税同日、全話デジタル配信開始
2016年10月18日コリン・ファース主演『キングスマン』で、義足の殺し屋ガゼルを演じて大きな注目を集めたソフィア・ブテラ。『スター・トレック BEYOND』では新キャラクター・ジェイラに抜擢された彼女にフォーカスを当てた特別映像が、シネマカフェに到着した。『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で歴代NO.1の全米興行収入を樹立した製作総指揮J・J・エイブラムスが初タッグを組んだ本作。両シリーズの醍醐味である前代未聞のアクションと空前のスケールが融合し、『スター・トレック』50周年という記念すべき年に観る者を圧倒する最新作に仕上がった。その本作で、ソフィアが演じるのは、スコッティ(サイモン・ペッグ)が感心するほど、若く優秀なエンジニアで、自分の力で自分を守ってきたため育まれた心と力の強さを持ち、やがてエンタープライズ号のクルーたちにとって大事な仲間となるジェイラ。オーディションにやってきたソフィアを見たリン監督は、「彼女がやって来ると、打ちのめされた。『ジェイラがいる』と感じたんだ。どこにあるか確かでないけれど求めていた性質を、彼女はいくつも持っていた」と振り返り、実際の彼女を念頭にキャラクター作り上げていったという。リン監督がいうその性質とは一体なんなのか?ソフィアが映像内で、自身が演じたキャラクター、ジェイラについて「すごく身体能力に優れたエイリアンなの」と説明するように、華麗にアクションをこなせる“優れた身体能力”が、その1つとして挙げられる。実はソフィアは、華麗なステージをつくり出す歌姫マドンナのバックダンサーを務め、マイケル・ジャクソンの「Hollywood Tonight」のMVや、ナイキの広告にも出演。マドンナのツアーのために実際には参加できなかったものの、マイケルの「This Is It」ツアーのオーディションにも合格するなど、世界で活躍するダンサーだった!そのダンスの経験を活かし、2ヵ月に渡りパルクールやマーシャルアーツの厳しい訓練を重ねた結果、映像内でも確認できるように、『キングスマン』のガゼルを彷彿とさせる回し蹴りや、こん棒を使った激しいアクションを披露している。また、エイブラムスが「元気いっぱいで愛嬌もあり、しかも強いからクルーにとって大事な仲間になる」とも説明するように、その人柄もジェイラの魅力のひとつ。そして、それはソフィアにも共通している。前作に続きウフーラを演じたゾーイ・サルダナは、彼女について「すごく性格も良くて、しかもプロフェッショナルで繊細だった。それに美しい!彼女の動きは見事だったし、現場ではとても楽しくやれた。彼女が現場にいないときも、彼女のことを話していたくらい」と大絶賛。ソフィア自身は本作での経験について、「(キャスト)みんなのことを愛してるわ。みんな家族のようで、すぐに入っていけた。いまでもそうだし、どこかの街でみんなが揃うと、食事をしたりメールをし合ったりしてるの。それぞれ個性があってみんな違うし、実生活だったら互いに友達にならなそうに見えるけど、みんなバラバラであると同時にしっかりつながってる。『スター・トレック』が持っているメッセージと同じようにね」と語っている。そんな異色の経歴を持ち、誰からも愛される素質をもったソフィアは、トム・クルーズ主演の『ハムナプトラ』リブート版でヒロインを務めるなど、今後ますますの活躍が期待されるハリウッド次世代スターのひとり。本作での活躍も見逃せない。『スター・トレック BEYOND』は10月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月01日ジャスティン・ビーバー(22)とソフィア・リッチー(18)が破局したと報じられている。別れを切り出したのはジャスティンのようで、ライオネル・リッチーの娘でモデルのソフィアとの関係が本格的に発展する前にクールダウンさせたかったようだ。2人は1カ月間交際していたとみられているが、複数の情報筋によれば、2人は正式に付き合っていたわけではなく、今は恋人をつくりたくないジャスティンが熱を帯びてきた2人の関係に終止符を打つことにしたのだという。関係者の1人はE!オンラインに「2人は決して正式に交際していませんでしたよ。もっとカジュアルな関係で、楽しんでいました。かなり熱を帯びていましたよ。今ジャスティンは真剣交際をするつもりはないので、クールダウンさせたかったんです。意図的にそうしたわけではなく、自然にそうなった感じなのです」と話す。こんな破局のニュースが流れる前、ソフィアはジャスティンとの関係が特別なものだと話していたばかりだった。「私たちは特別な関係なの。ジャスティンは話しやすいの。ロサンゼルスではそんな人を見つけるのが難しいのよ」(C)BANG Media International
2016年09月21日ジャスティン・ビーバーとソフィア・リッチーが早くも破局を迎えてしまったようだ。8月の来日公演にもソフィアが同行し、2人で東京都内のあちこちをデートしていた2人。数日前にソフィアは「私たちは特別な関係なの。ジャスティンはとっても話しやすい。ロサンゼルスにはそんな人はなかなかいないのよ」と交際を認める発言をしたばかりだが、関係者によれば2人はすでに破局しているという。22歳のジャスティンは、18歳のソフィアが急激に恋にのめり込んでいくのを「重い」と感じて、距離を置きたいと思ったそうだ。関係者は「2人はそもそも真剣に付き合ってはいなかった」と「E! Online」にコメント。「もっと気軽に楽しむ関係でした。でも、とても熱烈で重くなってしまった。ジャスティンはいま、誰とも付き合うつもりはないから、クールダウンさせたいと思ったんです」と語る関係者は、破局は意図的ではなく自然消滅に近いと話している。ジャスティンがソフィアとのツーショットを連投したことでインスタグラムが炎上、元カノのセレーナ・ゴメスがコメント欄で介入し、最終的にジャスティンがアカウントを削除する騒動も起きていた。ソフィアとは日本から帰国後、メキシコ旅行にも出かけてラブラブな様子だったのに、交際は6週間ほどで終止符を打った。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月21日アメリカ版「ELLE」誌10月号の表紙を飾っているマイリー・サイラスが、昨年からレッドカーペットに姿を見せない理由を語っている。昨年12月、ソフィア・コッポラ監督作の『ビル・マーレイ・クリスマス』のプレミアに出席し、レッドカーペットを歩いたマイリー。出演作品のプレミアだったから「参加しなくてはならなかった」とし、「でも、もうレッドカーペットを歩くつもりはない」と宣言。そのワケとは「世界には飢えに苦しんでいる人がたくさんいるっていうのに、なんで私は赤い色をしたカーペットの上にいるのかなって。私が“重要”だから?私が“有名”だから?それって私のやり方とは違うのよね。だって、なんだか『ズーランダー』みたいな茶番みたいじゃない」と主張。奇抜なファッションや言動が取り上げられやすいマイリーだが、若いホームレスやLGBTQの支援団体「Happy Hippie」を立ち上げたり、動物愛護に取り組んだりと実は弱者を守るアクティビストとしての顔も大切にしている。とは言え、「ET online」によれば、今週木曜日(現地時間)にウディ・アレン監督とタッグを組んだアマゾンの新作ドラマ「Crisis in Six Scenes」のプレミアに参加が決定しているというマイリー。レッドカーペットを歩くことになったとしても、華やかな雰囲気とは裏腹に、マイリーの胸中は複雑なようだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『Portraits』ウィリアム・エグルストン(William Eggleston)1960年代中頃より、写真家ウィリアム・エグルストンは、自身の故郷でもあるアメリカ南部の何気ない風景や人々を、独特の捉え方や時に奇妙な構図によって、まるで映画のワンシーンのようにカラー写真に収めた。それまではカラー写真はあくまで広告用と認識されていたが、エグルストンや同時代のスティーヴン・ショアらの出現により、カラー写真もアート作品として捉えられ、語られるようになり、それらは後に「ニューカラー」と呼ばれる。本書は、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにおいて2016年7月から始まり10月まで開催されている個展「Portraits」展に合わせて出版された作品集。エグルストンが半世紀にわたり撮影し続けた家族や友人、ミュージシャンやアーティストらのポートレートが多数収められている。彼の代表作が収録されていることも魅力だが、さらに未発表作品もあり、ファンにはもちろん初めて彼の写真に触れる方にもおすすめしたい。ソフィア・コッポラは、「多くの人がエグルストンと同じようにスナップショットするが、エグルストンはその誰とも似ていない」と称賛を寄せている。エグルストンの写真は有名で見慣れたものでもあるが、あらためてこうした大判の作品集で見ると、やはり今の巷に溢れるスナップショットとは一線を画すものがある。スナップショットが好きな若い方にもぜひご覧頂きたい。【書籍情報】『Portraits』著者:William Eggleston発刊:National Portrait Galleryハードカバー/184ページ/286×283mm発売日:2016年価格:5,860円(※250部限定)
2016年08月04日カルティエ(Cartier)のウォッチ「クレ ドゥ カルティエ」からステンレススティール(SS)のモデルが新登場。全国発売は9月1日(金)を予定しており、2016年7月1日(金)から4つの路面店とEブティックで先行発売される。カルティエの人気時計「サントス」「タンク」「バロン」に続く、4つ目のアイコンウォッチとなったタイムピース「クレ ドゥ カルティエ」。無駄をすべてそぎ落としたシンプルでコンテンポラリーなデザインは、普遍的なエレガンスと気品を湛え、手元に存在感を与えてくれる。ソフィア・コッポラも愛用している1本だ。これまでのゴールドやステンレススティール(SS)×ピンクゴールド(PG)に続き、今回新登場するのは、ステンレススティール。男女問わず、様々なシーンで永く使える逸品は、よりアプローチしやすい価格帯となっている。【詳細】クレ ドゥ カルティエ発売日:先行発売 2016年7月1日(金) ※全国発売 9月1日(金)価格:31mm 583,200円、35mm 621,000円、40mm 675,000円※価格は全て税込※予定価格取り扱い店舗:カルティエ 銀座本店、銀座2丁目ブティック、名古屋店、心斎橋店、オンラインストア【問い合わせ先】カルティエ カスタマー サービスセンターTEL:0120-301-757
2016年06月27日ディズニーが手がける人気シリーズの最新作『ちいさなプリンセス ソフィア/ふたりの ソフィア』のDVDが本日リリースされたのを記念して、本編の一部が公開になった。主人公のソフィアが魔法でふたりになってしまうシーンの映像だ。公開された本編の一部『ちいさなプリンセス ソフィア』は、ふつうの女の子ソフィアが母親の結婚をきっかけに“プリンセス”になったことから、外見だけでなく内面も成長していくことで、真のプリンセスになるまでを描くシリーズ。子どもたちから絶大な人気を集めており、これまでに数々のエピソードが製作され、リリースされている。本日発売になった『…ふたりの ソフィア』は、村のお祭りに行くため、ソフィアが魔法で自分の“分身”を作り出すが、もうひとりのソフィアが見た目はそっくりだが、中身がイジワルだったことから起こる騒動を描く。本シリーズは、小さな子供が物語を楽しみながら、友情や、悪いことをしたときに謝ることの大切さなどを自然と学べるようになっており、大人が観ても改めて気づかされることが多い内容になっている。本日リリースになったDVDには表題作のほか、『ねがいがかなういど』『みんなのママ』など6つのエピソードが収録されている。DVD『ちいさなプリンセス ソフィア/ふたりの ソフィア』発売中
2016年06月22日レイチェル・マクアダムスやライアン・ゴズリング、マンディ・ムーア、ザック・エフロン、アマンダ・セイフライドなど、若手俳優たちを次々スターの座に押し上げた小説家ニコラス・スパークスが贈る最新作『きみがくれた物語』が、8月13日(土)より全国公開されることが決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁となった。ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で、“お隣同士”になり運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)。二児を授かり幸せな家庭を営む2人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故に遭ってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に、「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。トラヴィスには、人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた…。累計1億部を誇る、いま世界でもっとも読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。『きみに読む物語』『親愛なるきみへ』『一枚のめぐり逢い』など映画化されたヒット作品も多い。そして今回、スパークス自身が最高傑作と語る、全米で500万人が涙したミリオンセラー小説が映画化。監督を務めるのは、アカデミー賞脚本賞ほか国際映画祭で94部門受賞117部門ノミネートのソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサー、ロス・カッツ。この素晴らしい才能のタッグにより、新たな感涙の恋愛映画が誕生した。過酷な運命に翻弄される主人公トラヴィスを演じるのは、『リンカーン/秘密の書』の主演に抜擢され、『白鯨との闘い』でも壮絶な演技を見せたベンジャミン・ウォーカー。トラヴィスの恋人で、後に妻となるギャビー役には、『ウォーム・ボディーズ』『X-ミッション』などで知られ、数々のファッション広告のモデルを務めるテリーサ・パーマー。キュートな魅力に意志の強さと聡明さを兼ね備えたギャビーをテリーサは見事に体現した。また、映画のカギを握るトラヴィスの父親役には、アカデミー賞の常連トム・ウィルキンソン、さらに『96時間』シリーズの人気女優マギー・グレイス、『パーシー・ジャクソン』シリーズの新星アレクサンドラ・ダダリオ、「ヤング・スーパーマン」主演のトム・ウェリングなど豪華共演が実現している。届いた予告編では、トラヴィスとギャビーの運命的な出会いから、ようやく結ばれた幸せな日々、そして悲しい事故とともに、トラヴィスに迫まられる“人生最大の選択”の意味が明らかにされている。また、極上の映像美と音楽にも要注目。アカデミー賞ノミネート作品『しあわせの隠れ場所』の撮影監督アラー・キビロが映し出す美しい映像が、リアリティの中にもどこか幻想的な雰囲気へと誘い、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に選出された「ジェイムス」や「ザ・ナショナル」、「エフタークラング」といった大御所から、英国の男女4人組インディ・ポップ・バンド「ヴェロニカ・フォールズ」まで、ときにポップに、ときにセンチメンタルに、音楽がよりいっそうの深味と豊かな表情を与えている。<原作・製作:ニコラス・スパークスコメント>『きみがくれた物語』のあらすじを読むと、私の処女作である「きみに読む物語」を思い起こすかもしれない。だが、本作はより印象的で深遠な物語だ。一組の男女が愛し合い、彼らの暮らしが展開していく過程を見せているんだ。トラヴィスとギャビーが道を選び、その結果起きる出来事を目撃することになる。単純ではなく、さまざまなことが起き、深みのある忘れられない物語なんだ。<監督:ロス・カッツコメント>ニコラスの原作と映画化作品のファンは『きみがくれた物語』を見て、驚き、そして満足するだろう。我々はニコラスが描いたユーモアや人間らしい面を、さらに膨らませて作品を作り上げた。この映画は人生は選択だということを思い出させてくれる。なぜ選択をするのか、その決断が何をもたらすのかは、登場人物たちを通じて分かるだろう。この映画に出てくる人物は、あなたの友達かもしれないし、恋人かもしれないし、姉妹や兄弟かもしれない。そしてあなた自身かもしれない。観客にはこの映画を見て、自分自身に重ね合わせ、人生のパートナーを見つけることや、友情や約束について考えてほしい。『きみがくれた物語』は8月13日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日5人姉妹の、思春期特有の儚い輝きと自由への渇望を美しい映像の中に描いた『裸足の季節』。昨年のカンヌ国際映画祭はじめ、各映画祭・映画賞を席巻した本作は、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールや、今年カンヌで審査員を務めたキルスティン・ダンストなど国内外の著名人たちがこぞって絶賛。その熱波は日本にも上陸し、「ELLE Japon」では「世界を魅了するガールズ・ムービーの最高傑作」として取り上げられるなど、公開を前に大きな注目を集めている。そこでシネマカフェでは、キラキラして可愛いだけじゃない、思春期の少女たちが持つ儚さと美しさ、そしてエネルギーに満ちた姿を描いたガールズ・ムービーの傑作をふり返りながら、この初夏、絶対に見逃せない1本『裸足の季節』の魅力に迫った。◆映像、音楽、ファッション、そしてキャスト…センスが光る!世界が魅了された映画長女・ソナイ、次女・セルマ、三女・エジェ、四女・ヌル、そして末っ子のラーレは、10年前に事故で両親を亡くし、祖母と叔父と暮らしている。だが、毎日を謳歌していた美しい姉妹たちは、ある日、男子生徒たちと海で遊んでいたことをとがめられ、一切の外出を禁じられてしまう。ラーレは、自由を取り戻すため、秘かにある計画を立てるが…。『裸足の季節』は、トルコの小さな村を舞台に、自由を奪われた5人姉妹の末っ子が、自分の運命をつかみ取るため奮闘する姿を描いた甘美でほろ苦い反逆の物語。少女たちが放つキラキラした輝き、そして不条理な状況の中で自分の運命を掴みとっていく姉妹の姿は、日本でも感度の高い女性たちを中心に早くも支持を集めている。監督は、本作が長編デビュー作となるトルコ出身の新鋭デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。デビュー作とは思えない秀逸な脚本と構成、光あふれる美しい映像は、カンヌ国際映画祭監督週間への出品を皮切りに各国の映画祭で受賞を重ね、カンヌ映画祭パルムドール『ディーパンの闘い』(ジャック・オディアール監督)などを押しのけてアカデミー賞フランス代表にも選出された。実は、海で遊んでいたことを責められたという劇中のエピソードは、監督自身が少女時代に実際に体験した出来事が投影されている。また、監督は撮影中、自身の妊娠とも重なっていたが、無事クランクアップ後に出産。米バラエティ誌「注目すべき映画監督10人」にも選出され、待機作にハル・ベリー主演作も控えるなど今後の活躍が期待されている1人だ。さらに、エルギュヴェン監督に見いだされた5人姉妹のキャストたちの存在も見逃せない。「とにかく最高に姉妹が可愛い!」と映画評論家たちも絶賛を送る5人姉妹を演じた若き女優たちは、監督自身も「一発で恋に落ちた」という。三女・エジェ役のエリット・イシジャンのみ唯一の演技経験者で、4人はスカウトやオーディションで監督から才能を見出された、まったくの演技未経験者。しかしながら、思春期特有の少女たちの儚さや力強さをそれぞれが個性豊かに演じ、第21回リュミエール賞新人女優賞など、各国の映画祭で姉妹を演じた5人全員に数多くの女優賞が贈られた。また、「シャネル(CHANEL)」もこの新しい才能を応援しており、衣装提供としてサポートするなど、映画業界のみならずファッション業界も熱い視線を送っている。そんな本作には、「彼女たちの爽やかな美しさが辛さをも忘れさせてくれます。前を向いていく姿勢に女性なら誰もが勇気をもらえる!」――LiLiCo(映画コメンテーター)、「思春期の蒸せ返るような世界に目を奪われた。いつだって古いルールを変えるのは勇気ある若者たち。最高の映画です!」――紗羅マリー(モデル)、「旧来の価値観に押し込められた大人たちを置いて、彼女たちは1,000キロ先へ駆け抜けていく。どんなときも少女は自由でいなければならないのだから―なんて美しく眩しい戦いだろう!」――今日マチ子(漫画家)など、ひと足先に本作を観た著名人からも、続々とコメントが到着している。◆思春期の少女の輝きをとらえてきた傑作ガールズ・ムービーたち厳しい状況にありながらも、最後まであきらめず、夢や希望を持って立ち向かっていく“可愛いだけじゃない”少女たちの姿は、これまでも数多くの作品で描かれてきた。『裸足の季節』を観る前にチェックしておきたい、美しさと儚さが同居する思春期の少女たちの輝きを描いたガールズ・ムービーをふり返ってみた。●『海街diary』(是枝裕和監督/’15)4姉妹の心の機微を丁寧に描く先日の地上波初放送も記憶に新しい、吉田秋生の人気コミックの実写映画化。15年前に家を出て行った父の訃報をきっかけに、3姉妹が14歳の異母妹を迎え、4姉妹となった彼女たちの共同生活を通して、家族の絆を丁寧に描き出す。鎌倉を舞台に、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずと旬の女優が集結も話題を呼び、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた。●『ヴァージン・スーサイズ』(ソフィア・コッポラ監督/’00) 思春期の繊細さと危うさを美しい映像でとらえた5人姉妹といえば、本作を思い出すという人も多いはず。美しく、どこか謎めいたところのあるリズボン家の5人姉妹。ヘビトンボが郊外の街を覆いつくす6月、末妹セシリアが聖母マリアの写真を胸に抱きながら、剃刀で腕を切り自殺を図った。一命はとりとめたものの、彼女は数日後パーティーの最中に、窓から身を投げて命を落とす。そして、残された姉妹たちは…。キルスティン・ダンストも四女役で出演。思春期の強烈な感受性を繊細な映像でとらえた傑作。●『リンダ リンダ リンダ』(山下敦弘監督/’05) 女子高生たちの等身大青春バンド・ムービー高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナル曲の練習を重ねて来た音楽部のガールズ・バンド。だが、本番まであと3日というときにヴォーカルの凛子が喧嘩で抜けてしまった。残されたメンバーは、ヴォーカルに韓国の留学生ソン(ペ・ドゥナ)を迎え、伝説のロック・バンド「THE BLUE HEARTS」のコピーを演奏することになるのだが…。懸命なヒロインたちの姿から、友情や恋、葛藤と意地の張り合いなど、青春のリアルな描写が生き生きと輝く。● 『ひなぎく』(ヴェラ・ヒティロヴァー監督/‘66)ハイセンスなファッションと映像で根強い人気を誇るガールズ・ムービーの先駆け金髪にひなぎくの花輪を飾る姉と、ダークブラウンの髪をうさぎの耳のように結った妹“マリエ"という同じ名前を名乗る、2人の女の子を主人公にした斬新なストーリー。実験的な映像とおしゃれな衣装や音楽で、カルト的人気を誇る60年代のチェコ映画。主人公に、オーディションで選んだ演技未経験者の2人を起用することで、より新鮮で斬新な雰囲気を感じさせている。どこか居場所がなく、それに気づきながらも闘い、どこか脅えてもいる2人の姿に共感する女子は多いかも。● 『花とアリス』(岩井俊二監督/’04) 幼なじみ2人の永遠のガールズ・ムービーショートフィルムとしてウェブ配信されていた作品の劇場公開版。主人公は、幼なじみの高校生ハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。ハナは落語研究会に所属する先輩・宮本にひと目惚れ。ある出来事がきっかけに、先輩に嘘をついて急接近するハナ。しかし、その嘘がバレそうになり、ごまかすためについた嘘から、先輩はアリスに恋心を抱いてしまい…。思春期の甘酸っぱい雰囲気満載、岩井監督作の中でも熱狂的な人気を誇る1本で、2015年にはその前日譚が長編アニメ映画化された。いつの世も、女性たちに勇気と希望の光を照らしてきたガールズ・ムービー。世界が魅了された物語を、スクリーンでも確かめてみて。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージでは5月25日から、ファッション×アート×音楽のファクターでニューヨークのカルチャーにフィーチャーするポップアップ「CREATORS STUDIO FROM 90'S TO THE PRESENT」がスタートする。5月25日から31日まで、伊勢丹新宿本店本館及びメンズ館で開催される「ニューヨークウィーク」フェアの一環として開催されるこのポップアップでは、世界中から最先端のカルチャーが集まり混じり合う自由な街ニューヨークの魅力を、“ファッション”、“アート”、“音楽”と3つの切り口に紐解いていく。ニューヨークといえば90年代、ケイト・モス、クロエ・セヴェニーやソフィア・コッポラなど、今(当時の未来)を牽引するたくさんの人物が思い浮かぶ。会場空間は、そんなクリエーターたちのコミュニティーとなっていた共同スタジオをイメージし、ペンキで汚れた床、棚には画材道具が点在し、レコードやアート書籍がぎっしりと詰め込まれ、当時“クリエーションが進化する場”として賑わった雰囲気を表現する。そして気になるアイテムラインアップ。中でも目玉は、4月の来日も記憶に新しい、現在東京オペラシティ アートギャラリーで展覧会を開催している、ニューヨークの売れっ子フォトグラファー、ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)とのコラボレーションアイテムだ。アイテム選定からライアン自身とのやりとりを通じて生まれたという全6アイテムはいずれも数量限定で、背面にライアンの作品をプリントしたSMLサイズ合わせて30着限定のコーチジャケット(各3万6,000円)を始め、ポーチ(9,000円)、スカーフ(2万円)、ブランケット(2万6,000円)、バンダナ(3,000円)、ステッカー(1,000円)といった、ここでしか手に入らないアイテムが展開される。その他にも、ホンマタカシとのコラボレーションによるアイテム、家電収集家・松崎順一のコレクションの一部である1点ものヴィンテージラジカセ(6万4,800円 ※整備品)、原宿の古着屋ラボラトリー/ベルベルジン(R)がセレクトした古着Tシャツ、タワーレコードがセレクトしたレコード、カセット、CD、蔦屋書店がセレクトしたアート書籍などが登場する。ポップアップの開催期間は31日まで。東京オペラシティ アートギャラリーの「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」展は7月10日まで開催中。
2016年05月23日昨年のモロッコ・マラケシュ映画祭で審査委員長のフランシス・フォード・コッポラが絶賛し、審査員賞を受賞した『過ぐる日のやまねこ』のDVDが27日(水)に発売され、同日からレンタルも開始になる。『過ぐる日のやまねこ』/その他の画像本作は、幼少期に体験した父の死を機に当時の記憶が曖昧な時子が、幼少期を過ごした田舎町へ向かうところから物語が始まる。時子はその町で、身近な人の死によって孤独感を抱えている高校生・陽平に出会い、お互いが癒されていく中で、ふたりの“死”にまつわる真実が明らかになっていく。映画を観たコッポラは「日本映画の偉大な歴史の中で“幽霊譚”の系譜にある『過ぐる日のやまねこ』は、寄る辺ない少年と少女の出会いを心震える物語に昇華した」と作品を高く評価した。映画を手がけた鶴岡慧子監督は、初長編映画『くじらのまち』がPFFアワードでグランプリとジェムストーン(日活)賞に輝き、続く『はつ恋』がバンクーバー映画祭のドラゴン&タイガー部門にノミネートされるなど注目を集める新鋭監督で、DVDには本作の撮影が行われた上田市で再び撮影された監督の新作短編が収録される。『過ぐる日のやまねこ』4月27日(水) ※レンタル同時発売特典映像: 予告編、初日舞台挨拶、鶴岡監督による上田市撮影の新作短編『焦がれる鼓動』を収録セル版は上田市出身イラストレーター山崎美帆さん描き下ろしのやまねこイラストプリント付き価格 3800円(税抜)発売元:アミューズソフト販売元:アミューズソフト
2016年04月25日カルティエ(Cartier)の人気ウォッチ「クレ ドゥ カルティエ」をソフィア・コッポラが着用。ソフィアが選んだのは、2015年に発表されたばかりの新作コレクションで、メゾンの4つ目のアイコン ウォッチとなる「クレ ドゥ カルティエ」。無駄をそぎ落としたシンプルなデザインは、シーンを問わず使用出来る1本。ジーンズにハーフスリーブトップスというカジュアルなスタイルに合わせ、上品な着こなしを提案している。またソフィアは、カルティエを愛する「“Friend” of the Maison」となった。メゾンの魅力を尋ねると「カルティエこそ究極の美、伝統、クラフツマンシップ、そして歴史そのものです。」と答え、「決して大げさなことをせず、程よさを心得ていること。とりわけ1940年代と70年代に見られる、ロマンティックでグラマラスな歴史に感動を覚える。」とメゾンのクリエーションと歴史についてもコメントした。また、「普段使いできるジュエリーから、夜会のための美しい作品まで、カルティエにはあらゆる機会にふさわしいものが揃っています。」と話し、ウエディングリング、ミニ タンク ウォッチ、夫から贈られたパンテールのリングなど、プライベートでもメゾンのアイテムをコレクションしていると明かしてくれた。【アイテム詳細】クレ ドゥ カルティエ 5,300,000円+税仕様:WG & DIA、自動巻き cal.1847 MC※現在ブティックにて発売中。【問い合わせ先】カルティエ カスタマー サービスセンターTEL:0120-301-757
2016年04月08日世界最大級のオンラインストーリミングサービス「Netflix」にて、好評ストリーミング中のクリスマス特別バラエティ番組『ビル・マーレイ・クリスマス』。遂に明日クリスマスを迎えるにあたり、ジョージ・クルーニーのお茶目な姿が収められた本作の特別映像が公開となった。クリスマス特別バラエティ番組のホストを任されたビル・マーレイ。ところが番組放送当日、ニューヨークはとんでもない大雪に見舞われてしまう。ホストとして責任重大なビルは大弱り…。果たして番組ゲストはちゃんと来てくれるのか?そこに駆け付けたゲストたちの大騒ぎパーティーが始まる――!9月に日本でも待望のサービスがスタートしたNetflixは、世界50か国以上で6,500万人以上の会員を抱えるオンライン配信サイト。Netflix製作のオリジナルドラマや話題の映画、TVドラマなどを楽しめ、日本独自のオリジナルコンテンツとしては、“テラハ”の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」などを配信中だ。『ロスト・イン・トランスレーション』『ブリングリング』のソフィア・コッポラが監督、制作総指揮を務め、コッポラ監督、ビル・マーレイ、ミッチ・グレイザーが脚本を担当した本作。ビルとコッポラ監督は『ロスト・イン・トランスレーション』以来のタッグとなり、本作ではコメディアンとしてのビルの面白さが発揮されると共に、ラシダ・ジョーンズやジェイソン・シュワルツマン、マイリー・サイラス、ロックバンドの「フェニックス」らが歌って踊る盛大なパーティーが繰り広げられる。今回公開された特別映像では、ビルの歌唱パフォーマンスに飛び入りして歌を披露するジョージのお茶目な姿が収録されており、パーティームード満載の本作の楽しさを垣間見ることができる。それぞれのゲストが参加して行われるショーはまさに豪華絢爛!クリスマス・イブの本日、まずはビルとジョージによる特別ステージを堪能してみてはいかが。『ビル・マーレイ・クリスマス』はNetflixにてオンラインストリーミング中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日クロエ・グレース・モレッツ主演で製作準備が進められている実写版『リトル・マーメイド(原題)』の監督が、レベッカ・トーマスに決まりそうだ。トーマスとモレッツは、最近、ミーティングをもち、意気投合したという。その他の情報『リトル・マーメイド(原題)』は、ソフィア・コッポラが監督する予定だったが、クリエイティブ面でスタジオと意見が食い違い、コッポラは降板した。コッポラが主演に無名女優を求めたのに対し、スタジオはモレッツのようなスターを希望していたのも、衝突の要因のひとつだったと考えられている。トーマスはインディーズ映画『エレクトリック・チルドレン』を手がけた新進監督。パラマウントの『Looking for Alaska』の監督にも決まっているが、そちらの実現はまだ時間がかかりそうで、このまま決まれば『リトル・マーメイド』を先にやることになりそうだ。文:猿渡由紀
2015年12月17日ソフィア・コッポラが、ユニバーサルのライブアクション映画『Little Mermaid』の監督を降板した理由についてコメントをした。Thewrap.comに対して語ったもの。その他の情報「どんな映画にするのか、私たちは意見が合わなかった。撮影開始が近づく中、彼らがこのプロジェクトに求めているものに、私はふさわしくないと感じた。私はもっと小規模なものを手がけるのが好きだし、そういうものをやろうと思った」と語っている。コッポラが降板した後、主演はクロエ・グレース・モレッツに決定している。コッポラは、主演に無名女優を希望していたが、スタジオは有名スターを望んでおり、そこにも衝突があったと報道されている。コッポラの次回作はネットフリックスがストリーム配信する1時間弱のホリデー映画『A Very Murray Christmas』。ビル・マーレイが自分自身を演じるコメディで、ジョージ・クルーニー、クリス・ロックなどがゲスト出演する。文:猿渡由紀
2015年12月04日アメリカのTVシリーズ『モダン・ファミリー』のソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)と、『マジック・マイクXXL』のジョー・マンガニエロ(Joe Manganiello)が22日(現地時間)、フロリダ州パーム・スプリングで挙式した。43歳のソフィアと38歳のジョー、それぞれの家族はもちろん、ソフィアの友人のリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)、『マジック・マイク』シリーズでジョーと共演したチャニング・テイタム(Channing Tatum)、『モダン・ファミリー』のジュリー・ボーウェン(Julie Bowen)らセレブも出席した。ソフィアのウエディングドレスはズへア・ムラッド(ZUHAIR MURAD)のカスタムメイド。白のシルクチュールのストラップレス・ドレスは胸元のカットがハート型になっていて、豪華な刺繍が施されている。スカート部分は着脱可能で、パールをたくさんあしらったベルト付き。32人の職人が1657時間掛けて制作にあたったそう。この日、前夫との間に生まれた22歳のマノロにエスコートされてヴァージンロードを歩いたソフィア。彼女のInstagramアカウント(@sofiavergara)には結婚式の一部始終がアップされ、400人もの招待客に祝福されて幸せいっぱいな新郎新婦の表情を見ることができる。
2015年11月27日子どもたちから人気を集めているシリーズの最新作『ちいさなプリンセス ソフィア/たいせつな おともだち』のDVDが18日(水)に発売される。本作は、『美女と野獣』のベルや、『プリンセスと魔法のキス』のティアナなどのディズニープリンセスが登場する作品で、ムーランが登場する本編映像が公開になった。『ちいさなプリンセス ソフィア/たいせつな おともだち』本編映像『ちいさなプリンセス ソフィア』は、母親の結婚をきっかけに、ふつうの女の子ソフィアが“プリンセス”になるために、友だちや愛らしい動物たちの助けをかりながら内面をみがいて成長していく姿を描いた人気シリーズ。2013年に全米で放送を開始してすぐに人気を集め、昨年のアニー賞では“最優秀未就学児童向けテレビアニメーション番組賞”を受賞。全世界で1億4000万人以上が視聴していると推測されている。来週発売になるDVD『…たいせつな おともだち』には、ベルが登場する「エンチャンシアのうた」や、「ウィンターのまほう」など5話を収録。このほど公開された映像は「どうくつのたからもの」の一部で、ソフィアたちの前にムーランが登場し、彼女たちを励まし、“心の強さ”の大切さを教える重要な場面だ。本シリーズは子どもたちに人気ということで、子どものいる家庭などへのプレゼント需要も高く、クリスマスシーズンに向けて、新作DVDも注目を集めそうだ。『ちいさなプリンセス ソフィア/たいせつな おともだち』11月18日(水)発売1800円+税発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2015年11月13日クロエ・グレース・モレッツが、実写映画『The Little Mermaid』(原題)でヒロインの人魚を演じることが明らかになった。クロエは自身のインスタグラムに「みんなに言えるまで何か月も待ち続けたの。ワーキングタイトル、ユニーバーサルと仕事ができること、そしてリチャード・カーティスの素晴らしい脚本に、私がどんなにエキサイトしてるかを!!!!」、そして「TheLittleMermaid」」とハッシュタグをつけて、「行くわよ!!!」と投稿した。クロエが演じるのはディズニーのアニメ版で有名な『リトル・マーメイド』のアリエルではなく、アンデルセン原作の童話のヒロインだという。当初、ソフィア・コッポラ監督作として企画が進められていたが、「Variety」誌上の関係者証言によると、ソフィアはヒロイン役にクロエのようなスターの起用を望まず、今年になって降板した。ソフィア降板後も製作サイドはクロエと交渉を続け、『ラブ・アクチュアリー』で知られ、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』で監督引退を宣言したリチャード・カーティスが脚本を手がけることが決定し、製作発表に至った。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月10日ユニバーサル・ピクチャーズとワーキング・タイトルが共同製作するライブアクション版『The Little Mermaid』で、クロエ・グレース・モレッツが人魚姫を演じることがわかった。その他の情報ソフィア・コッポラが監督する予定だったが、意見の相違で今年初め、コッポラは降板している。スタジオはモレッツのような有名女優を主役に据えることを希望したが、コッポラはニューフェイスを起用したがったことも、衝突の理由のひとつと言われている。新しい監督は、リチャード・カーティスに決まりそうだ。モレッツの次回作は、来年1月北米公開予定のSF映画『ザ・フィフス・ウェーブ』。ほかに来年は、伝記映画『Brain on Fire』、犯罪ドラマ『November Criminals』、コメディ『Neighbors 2』の北米公開が控えている。文:猿渡由紀
2015年11月09日前回に引き続き、オリジナルドラマの注目度急上昇中のAmazonプライム・ビデオから、シネマカフェ読者にオススメのシリーズをご紹介。2本目は、ガエル・ガルシア・ベルナル主演ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」です。『モーターサイクル・ダイアリーズ』や『恋愛睡眠のすすめ』などで知られ、日本でも人気のラテン俳優ガエル・ガルシア・ベルナルがアメリカの連続ドラマに初出演。製作総指揮には『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ、ソフィア・コッポラの兄でもあるロマン・コッポラ、そして俳優のジェイソン・シュワルツマンらがクレジットされています。3人は脚本にも関わっているほか、ポール・ワイツとロマン・コッポラはそれぞれエピソード監督も務めている豪華さ。このあたりの名前を聞いてほくほくした人は、とりあえず観るべき!できればロマン・コッポラが監督する第7話まで観るべき!と言っても、シーズン1は1話30分の全10話ですから、第7話まで観たら最後まで観たいところですが。物語の始まりは、ガエル演じるロドリゴがニューヨーク交響楽団の指揮者に就任するところから。若くてエネルギッシュな天才指揮者ロドリゴの登場は、ポジションを奪われたベテラン指揮者をはじめ、オーケストラの楽団員たちに様々な影響を及ぼし始めます。そんな中、一流のオーボエ奏者を夢見ながらニューヨークに暮らすヘイリー(ローラ・カーク)は、ニューヨーク交響楽団のオーディションを受けることに。まだまだ未熟で熱意だけが取り柄のヘイリーですが、ひょんなことから彼女の演奏がロドリゴの目に留まります。原作小説は、プロのオーボエ奏者ブレア・ティンドールが業界の裏側を綴ったもの。ドラマ自体も、ロドリゴが巻き起こす騒動やヘイリーのままならないサクセス劇を中心に、一見おかたいイメージのあるオーケストラの裏の裏に目を向けます。日本の人気漫画「のだめカンタービレ」では主人公ののだめちゃんがチャーミングな奇天烈キャラぶりを発揮していましたが、こちらのロドリゴも彼女に負けないハチャメチャ男子。天才ゆえに傲慢で、自分大好きで、ポール・ワイツ曰く「クラシック界のロックスター」然とした彼はどこかセクシーで、周りを夢中にさせます。ドラマの中には、自転車で劇場にやって来た彼を大勢の追っかけファンが待ち受ける…という、ロック界かアイドル界か?なんてシーンも。アメリカ映画ではなかなか魅力的な役に出会い切れていない感もあるガエルですが、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のロドリゴは彼の当たり役と言えそうです。また、ロドリゴやヘイリー以外のキャラクターも個性的な面々ばかりで、情熱をかけるべき何かに巡り合えている人たちの姿をリアルかつ赤裸々に、ちょっぴりおかしく、けれども愛情たっぷりに描いているのが「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」らしいところ。格好悪いけど格好いい。だからこそ目が離せない。そんな登場人物たちが必死に奏でる物語は、遊び心たっぷりの音楽に出会えたかのような喜びを私たちにもたらしてくれます。(text:Hikaru Watanabe)
2015年11月05日ビル・マーレイがソフィア・コッポラ監督とタッグを組み、ジョージ・クルーニーやマイリー・サイラスらゲストたちを招いて贈る、Netflix初のクリスマス特別バラエティ番組「ビル・マーレイ・クリスマス」が12月4日(金)より配信開始となることが決定。その豪華絢爛な予告編映像が解禁となった。クリスマス特別バラエティ番組のホストを任されたビル・マーレイ。ところが、番組放送当日、ニューヨークはとんでもない大雪に見舞われてしまう。ホストとして責任重大のビルは大弱り…。果たして番組ゲストはちゃんと来てくれるのか?クリスマスの運を味方につけたビルと、駆けつけたゲストたちの大騒ぎパーティーが、いま幕を開ける――。9月に日本でも待望のサービスがスタートしたNetflixは、世界50か国以上で6,500万人以上の会員を抱えるオンライン配信サイト。テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット端末、 ゲーム機など、インターネットに接続するあらゆるデバイスで、Netflix製作のオリジナルドラマや話題の映画、TVドラマなどを楽しめ、日本独自のオリジナルコンテンツとしては、あの“テラハ”の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」や桐谷美玲主演ドラマ「アンダーウェア」などを配信中だ。そして今回は、Netflix初のクリスマス特別バラエティ番組となる「ビル・マーレイ・クリスマス」を12月4日(金)より独占配信。ビルと『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)以来となるソフィア・コッポラ監督との強力タッグが再び実現し、かつてアメリカでは恒例だった懐かしの年末バラエティ番組ショーへのオマージュとして本作を制作。コメディアンとしてもキャリアを持つビルが脚本にも参加し、彼の本領発揮ともいえる面白さとゲストたちの魅力を、製作総指揮&脚本も務めたソフィア・コッポラ監督が見事にショーとして映像化させた。しかも、特別な夜にふさわしく、ゲストは超豪華!派手なダンスと歌を披露するジョージ・クルーニーをはじめ、サンタルックのマイリー・サイラス、ラシダ・ジョーンズ、ポール・シャッファー、エイミー・ポーラー、ジュリー・ホワイト、ディミトリ・ディミトロフ、マイケル・セラ、クリス・ロック、デヴィッド・ヨハンセン、マヤ・ルドルフ、ジェイソン・シュワルツマン、ジェニー・ルイス、フレデリック・ムーランなどのセレブたちやロックバンドの「フェニックス」などが勢ぞろい。それぞれのゲストが参加して行われるショーは豪華絢爛で、まさに本作でしか見られない“お宝映像”が満載。大いに笑って、ドキドキしながら楽しめる本作は、日本でもクリスマスを盛り上げる1本となりそうだ。「ビル・マーレイ・クリスマス」は12月4日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日『マスク』の大ヒットでコメディ俳優としての地位を確立し、『トゥルーマン・ショー』『マン・オン・ザ・ムーン』でゴールデン・グローブ賞を受賞するなど演技力も高く評価されているジム・キャリーの、20年越しの“原点回帰”作『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』。このほど、まさかの全米1位を獲得した本作に、日本でも現在、最新主演作がスマッシュヒットとなっている、ある大物俳優がカメオ出演していることが分かった。本作は、全世界興収2億5,000万ドルを上げるヒットを記録し、熱狂的ファンを獲得した『ジム・キャリーはMr.ダマー』の20年ぶりとなる続編。主人公ロイド役にジム・キャリー、ロイドの相棒ハリー役にジェフ・ダニエルズ、そして監督はボビー&ピーター・ファレリー兄弟と、オリジナル同様、おなじみのスタッフ・キャストがそろい、相も変わらず爆笑のバカMAXなコメディを作り上げた。そんな本作にふらっと登場するのは、コメディアンとしても知られ、かつて“ゴーストをバスターズ”していた、あのビル・マーレイ!最近ではソフィア・コッポラ、ウェス・アンダーソンなどの作品に引っ張りだこで、日本公開中の主演作『ヴィンセントが教えてくれたこと』では第72回ゴールデングローブ賞にノミネートされた。そんな彼が扮しているのは、決して素顔を見せない男“アイス・ピック”。ロイドが20年間、精神病のふりをして相棒のハリーを騙していた間、ハリーの同居人として生活していたのだ。彼はアパートで麻薬精製をしているという謎の人物で、その姿は人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の主人公のようでもあり、ロイドが20年ぶりにアパートに戻った際には、バスターズ・ポーズでロイドを歓迎する!?実はこの撮影、監督のピーター・ファレリーいわく「ビル・マーレイはホットラインを持っていて、そこに電話をすると、だいたいいつも1か月以内に返事が来るんだ」、ボビー・ファレリーいわく「今回もギリギリに返事が来て、出てもらえることになったんだよ」という経緯があったとのこと。ジム・キャリーは大先輩ビル・マーレイのことが大好きで、撮影中は小学生のようにはしゃいでいたという。『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日女優の綾瀬はるかが、8年目の出演となるヘアケアブランド「パンテーン」の最新CMの中で、16歳の頃の写真が初公開されていることが明らかとなった。映画『海街diary』や三谷幸喜監督の『ギャラクシー街道』、NHKで放送される大河ファンタジー「精霊の守り人」など大作への出演が続き、いまや日本を代表する女優のひとりとなった綾瀬さん。本CMの中で16歳の頃の綾瀬さんの“写真”と共演を果たしている。綾瀬さんが出演したのは“あの頃のバージンヘア”の輝きを叶える新CM。必須アミノ酸「ヒスチジン」を配合し、外側のダメージ補修だけでなく、内側に潜むダメージの原因まで取り去ってくれる新パンテーンシリーズにちなみ、カラーリングやパーマでダメージを受ける前の中学や高校時代の頃を思い出しながらそのままで美しい髪型をふり返る。撮影は、2015年5月、都内某所スタジオで実施。監督からの数々の注文にも笑顔で答え、時には現場スタッフ全員を笑顔にさせるようなキュートなダンスを披露したり、外国人スタッフと外国語でコミュニケーションをとるなど、終始楽しい雰囲気で撮影が進行していたという。撮影が深夜に近づいてきたころには、まるでランウェイのようなセットの中でウォーキングをしながらカメラに近づいてきた綾瀬さんはカットの声がかかったところ、突然、キュートなダンスと投げキッスをするなど少し照れながらもおどけてみせたりもしていたようだ。このたび撮影されたCM「“あの頃のバージンヘア”の輝き篇」にちなんで、綾瀬さんの「あの頃」について話を聞いてみると「部活をしていたので、中学校の頃はショートへアでした。走るのは、早かったです。勉強も好きでした」と明かした。さらに役づくりと髪型の関連性を尋ねられると、「髪型も衣装もそうですが、気分が変わるので役に入りやすくさせてくれるひとつのアイテムだと思います」「中学校くらいのころのように、一度バサッと切ってみたいです」と願望も明かした。海外セレブの間でも、“究極の普通”という意味の「ノームコア」ファッションが流行ったり、ソフィア・コッポラやズーイー・デシャネルのように肩肘を張らない、どこか抜け感のある自然なスタイルがトレンドとなっている。ファッションだけでなく、ヘアスタイルでも、どこかに“ゆるさ”を感じる「エフォートレス」な仕上がりが今年のトレンドになっているが、ただの手抜きに見えてしまわぬようにするには髪の“質”も重要になってくるのかもしれない。「“あの頃のバージンヘア”の輝き篇」は現在放映中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日連日のうだるような暑さから解放されるまであと少し!今回は、秋のロマンティック気分を先取りできる海外ドラマを紹介したいと思います。そのタイトルはずばり、「REIGN/クイーン・メアリー」。アメリカのThe CW局で放送され、女子を中心に支持を集めている大人気ガールズドラマが、ついに日本でも観られるようになりました。ガールズドラマと一口に言っても、「REIGN/クイーン・メアリー」はいわば“歴史ガールズドラマ”。16世紀に実在したスコットランド女王メアリー・ステュアートを主人公に、国同士の争いや陰謀に翻弄されながらも、たくましく生きる彼女の青春模様がスリリングに、そしてロマンティックに綴られていきます。英国女王エリザベス一世のライバルとしても知られるメアリーですが、ドラマの始まりは彼女が恋に憧れるティーンエイジャー時代。幼い頃に婚約したフランス王太子フランソワの待つ宮廷に赴くところから、物語は展開していきます。いずれフランスの王となるフランソワは確かに、スコットランドの繁栄を守るための政略結婚相手。けれど、メアリーにとっての彼は魅力的に成長した異性であり、生涯を共にしたい運命の相手でした。と、冒頭だけでも胸キュンですが、やはりメアリーは若き女王様ですから、恋心に浮かれているばかりではいられません。メアリーと息子の結婚に反対するフランス王妃をはじめ、様々な思惑を持った者の出現がメアリーの頭を悩ませ始めます。しかも、肝心のフランソワは国家の利益優先主義で、メアリーとの結婚にいまいち乗り気じゃない様子!?そんな中、フランソワの異母兄セバスチャンがメアリーに急接近してきたり、フランソワの元カノが暗躍したり…。果たしてメアリーは幸せをつかむことができるのでしょうか。すでにお気づきの方もいることでしょうが、「REIGN/クイーン・メアリー」はかなり観やすい歴史ドラマです。史実にインスパイアされてはいるものの、現代の視聴者、とりわけ若い視聴者向けにいろいろチェンジ。“16世紀版「ゴシップガール」”と謳われているだけあり、恋のすったもんだも陰謀にまつわるアレコレもドラマティック仕立てになっています。歴史のお勉強にはなりますが、このドラマを入口に、一般的な史実もチェックしておくのが正しい楽しみ方。かつてのソフィア・コッポラ監督作『マリー・アントワネット』にもかなり独創的な描写が見られましたが、「REIGN/クイーン・メアリー」のスタンスもそれに近いものがあります。また、物語だけでなく、劇中ファッションや音楽も同様。実は現代の洋服が16世紀風にアレンジされていたり、物語を彩るのがポップミュージックだったり。大胆な味つけで、観やすさ、そして可愛さを徹底的に追求しているところに勝因があるように思います。でも、海外ドラマの歴史ものって、テイストはそれぞれ違えども視聴者の目が十分に意識されていて、実はどれも観やすいんです。「REIGN/クイーン・メアリー」のように現代風味を加えたり、主人公のキャラクター描写に工夫を凝らしたり、創意工夫の仕方はいろいろ。次回は、まだまだたくさんある“観やすい歴史ドラマ”をピックアップします。(text:Hikaru Watanabe)
2015年09月02日映画監督のソフィア・コッポラが、1995年に幼少時代からの友人でデザイナーのステファニー・ハイマンとともに立ち上げたブランド、ミルクフェド(MILKFED.)が10月下旬に、20周年を記念したアニバーサリーアイテムを発売する。ミルクフェドは“カリフォルニア・クール”をコンセプトに、ゆったりとした暖かい気候のもと、アートやカルチャーにも注目したシンプルで友達に似合いそうな服をイメージしてデザインされたアイテムの数々を展開しているブランド。イメージビジュアルはステファニー・ハイマンの妹のレズリー・ハイマンが担当。親友でアートデザイナー、イラストレーターとして活躍するジェフ・マクフェドリッジや、ストリートファッションカルチャーを作り上げたひとりで、スケートボーダーのマーク・ゴンザレスなどがTシャツのグラフィックを手掛け、友人たちの協力を得ながらブランドを育てている。1997年に渋谷パルコ パート3の2階に初となるショップ「HEAVEN27 TOKYO」をオープンし、1999年にはロサンゼルスにも出店。2006年には「東京ガールズコレクション」にも初参加した。また、これまでにリーボック(Reebok)、ナイキ(NIKE)などのブランドや、ディズニー(Disney)、キキ&ララ(Kiki&Lala)などとのコラボレーションを行っている。20周年を記念して今回発売されるアイテムのラインアップは、“oui”ロゴの復刻デザインTシャツ(4,500円)やハイネックのニット(1万2,000円)、メンズライクなシルエットのコーチジャケット(1万2,000円)やスウェット(1万円)など。その他、帽子(2,800円)や貯金箱(2,000円)、ライター(300円)などの小物類も展開される。
2015年08月30日巨匠フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラの監督デビュー作で、ジェームズ・フランコやエマ・ロバーツらが出演した『パロアルト・ストーリー』。唯一無二の個性を放つ作品や新進気鋭の製作陣によるエッジの効いた作品などを紹介する「カリコレ2015」にて、最多動員を記録した本作が、7月25日(土)よりレイトショーにて再上映されることになり、ジアが思わず涙する貴重なクランクアップ時の映像が到着した。内気で繊細な少女エイプリル(エマ・ロバーツ)は、学校で誰もが認める美人の優等生。しかし彼女は将来の夢を描けず、進路に悩み、クラブでは女子サッカーチームのフォワードを任されているが、練習に身が入らなかった。あるとき、エイプリルはサッカー・コーチであるミスターB(ジェームズ・フランコ)と、教え子とコーチという関係にありながら、危うい関係を結んでしまう。また、エイプリルと同じ学校に通う少年テディ(ジャック・キルマー)は内向的な性格のアーティスト。エイプリルに惹かれているが、自分に自信がなく思いを伝えることができない。テディは常識外れの行動で、常にまわりを驚かす少年フレッド(ナット・ウルフ)と仲がよく、2人で夜中のドライブなどで憂鬱さを晴らしている。テディはある事件がきっかけで自分を見つめなおす時間ができ、得意な絵を描くことで失った自信を取り戻していく。そんな彼と久しぶりに再会したエイプリルは、初めて向かい合ってゆっくり話ができたことがきっかけで、次第に彼の胸を知ることになり、いつしか2人は心を寄せ合うようになっていく…。本作は、2010年にジェームズ・フランコが発表した彼の故郷パロアルトを舞台にした短編小説集をもとに、ジュリア・ロバーツの姪でエリック・ロバーツの愛娘にあたるエマ、『バットマン フォーエバー』『ヒート』のヴァル・キルマーの息子ジャックという芸能一家の新星たちが出演する青春群像劇。ジェームズ自身や、ヴァルも出演を果たしている。今回届いたのは、ジェームスへの感謝の意味を込めて制作されたという、撮影のメイキングとクランクアップ時の様子を収めた特別映像。ジアは「本当の家族の様な現場だった」とコメント、「いつの間にか終わってすごく寂しかった」とその気持ちをふり返っている。一方、フレッド役を演じた『きっと、星のせいじゃない。』『ハッピーエンドが書けるまで』のナット・ウルフは、ラストシーンの撮影後、「終わるなんて、嫌だ」とジアにハグして号泣し、「人生最高の瞬間だ」と感無量の様子。これにはジアも思わず涙していた。原作、プロデューサー、出演を務めたジェームズも、「本当に、監督に相応しい人だった」とジアとのタッグには大満足の様子。さらに、映像のラストは、ジェームズの“次世代への多大なる支援に感謝する”という、ジアからのコメントで締めくくられている。『パロアルト・ストーリー』は7月25日(土)より新宿シネマカリテにてレイトショー2週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日巨匠フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラが初めて長編監督を務めた映画『パロアルト・ストーリー』の貴重なクランクアップ映像が到着した。女優ジュリア・ロバーツの姪エマ・ロバーツを始め、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマーの息子であるジャック・キルマー、ミュージシャンとしても活躍する俳優ナット・ウルフなど次世代俳優たちが顔を揃えたことでも話題を集めた本作。物語は、俳優のジェームズ・フランコが発表した『パロアルト・ストーリーズ』(’10年)を基に、進路に悩む中で所属するサッカーチームのコーチ(ジェームズ・フランコ)と関係を結んでしまう優等生の少女・エイプリル(エマ・ロバーツ)と、彼女の同級生の内向的なアーティストのテディ(ジャック・キルマー)が次第に惹かれ合っていく様を描いた青春群像劇だ。今年6月に新宿シネマカリテで行われた特集上映「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」内の1本として限定公開され、同イベントで最多観客動員数を記録した本作。その盛況ぶりからか、すでに7月25日より再上映されることが決定している。今回届いた映像で、初めて長編映画の監督を体験したジアは、クランクアップを迎えた時の気持ちについて「終わった時はすごく悲しかった」とふり返っている。そのクランクアップの様子はモノクロ映像で収められているのだが、一つの作品を撮り終えた興奮で誰もが歓喜している姿からは、感情という色を感じることができるはずだ。さらに、原作・プロデューサー・主演を務めたジェームズ・フランコは、「本当に監督に、相応しい人だった」とジアとのタッグに大満足の様子。また映像の最後には、ジアからジェームズへ向けた「次世代への多大なる支援に感謝する」というコメントで締めくくられている。『パロアルト・ストーリー』は7月25日より新宿シネマカリテにて2週間限定レイトショー。
2015年07月21日マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が、新作フレグランス「デカダンス(DECADENCE)」の発売を記念したヴォードビルショー(軽演劇)を、ニューヨーク・ローワーイーストサイドにあるプライベート・シアターにて開催した。透き通るエメラルドグリーンのマイクロバッグ型ボトルの「デカダンス」。ゴールドチェーンにブラックのタッセルが付いており、キャップ部分にはパイソンモチーフがあしらわれておりゴージャス。アメリカでは今年9月に発売を予定しており、日本での発売時期は未定。この発売を記念したヴォードビルショーでは、カクテルパーティーに続いて歌姫のジェイミー・ボーチャートと、マーク・ジェイコブスの愛犬であるネヴィル・ジェイコブスが登場。さらに、「デカダンス」のキャンペーンモデルを務めるアドリアナ・リマもヴォードビルショーのデビューを飾った。また、会場にはソフィア・コッポラやキム・ゴードン、ジェイミー・ボーチャート等も訪れた。
2015年06月30日