「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」にも出演し、俳優としても活躍する「BTOB」のユク・ソンジェが除隊後初主演、「賢い医師生活」のイ・ジョンウォン、「DIA」出身のチョン・チェヨン、「MOMOLAND」出身のヨンウ、ベテラン俳優チェ・ウォニョンなど豪華キャストが共演する「ゴールデンスプーン」。現在第6話まで配信されている本作から、9月に行われた会見レポートとキャストのコメントが到着した。成功を夢見る貧しい青年が不思議な金のスプーンでお金持ちと入れ替わる、格差社会に一石を投じる下剋上ファンタジーといえる本作。会見にはユク・ソンジェ、イ・ジョンウォン、ヨンウ、チェ・ウォニョンをはじめ、チェ・デチョル、ハン・チェア、ソン・ヨウン、ソン・ヒョヌク監督らが参加した(ドラマ撮影中に負傷し、現在治療に専念中のチェヨンは欠席)。「今の世の中の状況と、そこに生きる人々の欲を、正直に」まずは監督へ「今作で描きたかったことはなにか」という質問から。「“ドブから龍が出る”(日本のことわざでは“トンビがたかを生む”)という言葉は廃り、親の豊かさや財産により運命が決定づけられる、諦めと嘲笑が広がる社会になりつつあります。今作では、そんな今の世の中の状況と、そこに生きる人々の欲を、正直かつわかりやすく伝えようとしました」と応じる監督。「今作は、“ゴールデンスプーン”を手に入れた主人公のスンチョンが、同い年の友人の家でご飯を3度食べ、その家の子になるというストーリーですが、ゴールデンスプーンを使うことで実の両親を捨てることになります。葛藤の末にスンチョンはどんな選択をするのか、その選択を観た視聴者たちが共感し、理解し、納得できるようにすること。そこに重点を置きました」と明かし、「久しぶりに親子がTVの前で話をする、そういう大切な瞬間を作ることができたらうれしい」と豊富を語る。ソン・ヒョヌク監督今作は人気ウェブトゥーンを原作としているが、原作とは違う部分もあるという。「ウェブトゥーンでは、“選択の瞬間”をゴールデンスプーンを使って3か月目、3年目、30年目と設定していますが、ドラマでは1か月、1年、10年にしました。あまりにも長かったためです(笑)原作には登場しないキャラクターも出てきますし、キャラクターたちも、より現実的に描かれています。原作とドラマを見比べても面白いと思います」と監督は話した。ユク・ソンジェのキャスティング秘話ユク・ソンジェについて、「初めて会ったのは、除隊後1週間も経たない時期だったと思います。何か、メラメラと燃えている感じがありました」と監督は述懐。「スンチョンというキャラクターは、演じるのがとても難しい役です。1日の中で、スンチョンとテヨンの二人を演じなければいけないこともあるため、作り手の僕たちも"こんがらがったりしないだろうか“という悩みがありましたが、ソンジェさんはミーティングの席で、軽く“どうにかなるでしょう”と言ったんです。そんなにシンプルに自信を見せてくれたので、”ああ、信じても良さそうだ”と思いました」と明かす。さらに「最高の集中力と才智を持つ俳優です。130日ほどの撮影期間、毎日素晴らしい集中力で撮影をしていました。共演者やスタッフに対する配慮やマナーも立派でした」と絶賛を贈った。「思いのたけを、このドラマにぶつけました」その言葉を受けたユク・ソンジェは、「ありがとうございます」と感謝しつつ、「あの時(ミーティングで)なぜそんなことを言ったのかわかりません」とおどける。除隊後初作品として今作を選んだ理由を聞かれると、「『サンガプ屋台』や『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』など、これまでの作品では、どれもとても明朗で、軽快な役をお見せしてきました。それに比べ、スンチョンは重たい役。慎重な姿を見せられそうだ、演技の幅を広げることができそうだと思い、出演を決めました」と語る。そして、「もちろん、ソン監督への信頼感も理由の一つでした。この間、多くの方々が待っていてくださったように、僕も早く皆さんに作品をお見せしたい気持ちでいっぱいでした。その思いのたけを、このドラマにぶつけました」とソンジェ。「『ゴールデンスプーン』は、イコール僕の2022年。この1年、本当に情熱を注いできた分、愛着もありますし、僕にとっては2022年の大きなプレゼントとなりました」と笑顔を見せた。チェ・ウォニョンにとって、ユク・ソンジェは「“ヨンコン”(魂のコンビ)イ・ジョンウォン一方、「記憶を無くした状態で、スンチョンになってしまう」テヨン役のイ・ジョンウォンは「幼いころ原作を読んでいたので、オファーを受けた時、本当に僕がこの役をできるなんて!と驚きました。脚色された部分を見て、さらに惚れました」とコメント、「二つの人生を演技することで、視聴者の皆さんに多様な姿を見せられるところにも大きな魅力を感じました」と語る。ヨジン役を演じるヨンウは、「私は、ヨジンとは全く反対の性格なんです。否定的な感情を感じる方法も表出する方法も違いますし、口調も全然違う。だからこそ、ヨジンを演技することになれば、私にとって転換点になる。新たな挑戦になると思い、ヨジン役に欲が出ました」と、それぞれ役への強い思いを語った。ヨンウまた、ユク・ソンジェの入隊直前の作品となった「サンガプ屋台」でも彼と共演したチェ・ウォニョンは、「ファンタジー要素の強い話を映像でどう表現するのだろうという好奇心から始まりました。台本を読む中で、私たちが生きる上で大切なことや、守らなければいけないことを改めて考えさせられる作品だと思い、出演することに決めました」と語りながら、「しかし、私が今作を選択した理由の50%は、ユク・ソンジェさんがいるということでした」と断言。チェ・ウォニョンチェ・ウォニョンにとって、ユク・ソンジェの存在は「“ヨンコン”(魂のコンビ)です」と愛情をアピール。するとユク・ソンジェは「(チェ・ウォニョンは)教頭先生のような感じです」と回答し「多くのことを”背中で“教えてくれる方です。先輩の演技を見て、背中からたくさんのことを学びました。僕が見逃しているディテールまで細かく教えてくださったりもしました」と補足した。視聴率公約は「音楽会」に!?さらに、メインキャストのユク・ソンジェ(95年生まれ)とイ・ジョンウォン(96年)、ヨンウ(96年)、チェヨン(97年)の4人は同世代。撮影現場で和気藹々と過ごす4人の姿がたっぷりと映し出されたメイキング映像は「微笑ましい」とファンたちからも好評だったそう。4人の仲について聞かれたヨンウは、「年が近いので、リラックスムードで撮影に臨めました。現場がいい雰囲気だからこそ、演技でもいいシナジーを見せることができたと思います。撮影以外でも連絡を取り合える友達ができてうれしいです」と語るほど。ユク・ソンジェは、この日参加できなかったチェヨンに、「現場の最高のムードメーカーはチェヨンさんでした。寝不足の中でも一生懸命撮影に臨み、辛い環境にも最後まで笑顔を忘れず、明るい姿でいてくれて、ありがたかったです。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです」と言及。チェ・ウォニョンも「現場で私が”ああ、だるい”と独り言を言ったとき、それを聞いていたチェヨンさんが『先輩、これを食べてください』と自分の車にあったシャインマスカットをくださいました。そんな貴重なものを!と、とても感動しました」とビハインドストーリーを披露した。そして話は視聴率公約の話題に。ソン・ヨウンの役がピアニストであること、アイドル出身のキャストも多いことから、司会者が「音楽会をするのはどうでしょう?」と提案すると、ユク・ソンジェが「視聴率公約を何にしようか悩んでいたのですが、それがベストのような気がします。視聴率の高さによって、曲数を決めようと思います」と宣言。チェ・ウォニョンも「僕も1枚アルバムを出しているんですよ」と満更でもない様子で笑顔を見せていた。視聴者へのメッセージ●ソン・ヒョヌク監督この日が来ることを楽しみに、制作スタッフみんなが苦労をしました。数多くのドラマがありますが、僕たちが本当に真心を込めて作ったドラマです。たくさんの方がご視聴してくださることを願っています。●ユク・ソンジェ「ゴールデンスプーン」は、とても素敵な俳優さん、うつくしい女優さんたち、とても良い監督と作家さん、そしてスタッフの方々、一人一人が一生懸命撮影した作品です。本当に苦労して、努力しました。だからこそ、素晴らしくて面白い作品ができました。たくさん応援してください。●イ・ジョンウォンもしこんがらがってしまったら、何度も何度も繰り返し観ていただきたいです。スンチョンとテヨンの話だけでなく、様々なストーリーが盛り込まれているので、期待してください。●ヨンウ3月から9月まで撮影し、多くの人の苦労の上にできた作品です。たくさん応援してください。ありがとうございます。●チェ・ウォニョン「ゴールデンスプーン」というドラマをご覧になって後悔することはないとはっきりと言えます。「ゴールデンスプーン」という作品は、全体のプロットがものすごく千変万化で、展開の仕方も興味深く、既存のドラマとは全く違う新鮮で新しい面白さのある作品です。皆さんにお見せするために、たくさん時間を費やして、苦労して、一つ一つを作り上げました。たくさん視聴して、応援してください。「ゴールデンスプーン」は毎週(金)(土)に1話ずつディズニープラス スターにて配信中(全16話)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月12日2月18日、SUPERNOVAソンジェがInstagramを更新。舞台『私のホストちゃんTHE PREMIUM』で共演中のタレントの小川菜摘(56)と夫であるダウンタウンの浜田雅功(55)夫婦との3ショットを投稿し、反響を得ている。舞台『私のホストちゃんTHE PREMIUM』に出演中のソンジェは、16日に自身のInstagramを更新。「今日のホストちゃん昼公演に、浜田雅功さんが観に来てくださいました!」と共演中の小川の夫である浜田が鑑賞に来たと報告。続いて、「以前に番組ですごくお世話になっていて、感謝の気持ちでいっぱいだし、またお会いできて本当にうれしいです」と喜び、「浜田さん、小川さんとの3ショット最高です!ありがとうございます!」とつづった。写真には小川と浜田の3人笑顔で写っている。また今日18日には、韓国でWEBメディアのmydailyに記事として取り上げられ話題となった。韓国のネットでは、「ダウンタウンて本当に本当に有名なコンビ!」「うわ!ハマちゃん!」と驚きのコメントがされていた。一方、ソンジェのファンは「うわっ! 浜田夫妻との3shotだぁ~ 貴重なshot」「ソンジェくん おつかれさまです。うれしいですねすてきな3ショットみせてくれてありがとう」と貴重な3ショットに歓喜の声が寄せられていた。
2019年02月18日第4回目となる「京都国際映画祭2017」の特別招待作品『Guest House(ゲストハウス)』が10月13日(金)、よしもと祇園花月で上映され、出演したソンジェ(超新星)、ちすんが揃って登壇した。劇中の食べたり飲んだりするシーンにかけて、お気に入りの料理を聞かれたソンジェは、「生の料理はあまり…。(生は)ビールだけ」とにっこりしてみせ、ファンを爆笑させた。これには、ちすんやMCからも「面白いから吉本にスカウトされてしまう!」と、お墨付きをいただき満足気なソンジェだった。『Guest House』は、韓国人のジョンウ(ソンジェさん)と日本人のヒロコ(ちすんさん)が心を通わせていくハート・ウォーミングストーリー。江陵に住んでいるジョンウは俳優の夢を諦められず、オーディションを受けるためにソウルへ向かう日々。ある日、ジョンウの姉ソンウが経営しているゲストハウスに宿泊したヒロコと出会ったふたりは、短い英語で会話を交わすうちに、少しずつ距離を縮めていく。映画の中で酒を飲むシーンでは、本当の酒を飲んでいたというふたり。ソンジェは「撮影が終わってからは酔っぱらいました。お酒、好きなので」と話した。ともに飲んでいたちすんは、「たぶんソンジェは楽しくなるみたいで、すごくおしゃべりになるというか。けど、そんなに酔っぱらったのを見たことがないかも。強いんですよ」と素顔を明かす。すると、ソンジェは「目だけちょっと変わりますよ」と、ちょっとした変貌を表情で伝えていた。互いの共演前後の印象を聞かれると、ソンジェはちすんについて、「映画の中ではすごく女性らしい感じなんですけど、すごく面白いし、すごく男らしい感じ。だから、すごく楽でした」と話した。ちすんは、「NHKホールで去年ライブを初めて見たので、スーパースターだなって。本人は、本当にジェントルマン。こりゃあモテますよ。でも女性だけでなくスタッフさんにもそういう方なんですよね」と、イメージがさらによくなったと語ると、恐縮した様子でソンジェは笑顔で小さく首を振っていた。「京都国際映画祭2017」は10月15日(日)まで、よしもと祇園花月ほか京都府各地で開催中。『Guest House』は12月23日(土)より シネマート新宿/シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー。協力:よしもとクリエイティブ・エージェンシー(cinamacafe.net)
2017年10月13日韓国ミュージカル『「INTERVIEW」-お願い僕を助けて-』の制作発表会が2月7日、都内で行われ、ソンジェ(超新星)、イ・ジフン、イ・ゴンミョンが登壇した。ミュージカル『INTERVIEW~お願い、僕を助けて~』チケット情報同作は、2016年に超新星のユナク、ソンジェのWキャストで初演を飾り、その後の韓国公演で高い評価を得て、韓国ミュージカルアワーズの最優秀新人演出賞にも輝いた話題作。今年はイ・ジフンが新たに合流し、トリプルキャストで3月1日(水)から5日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演される。この日の会見にはファンクラブ会員も招待され、熱い声援に包まれながら、シンクレア役のソンジェ、イ・ジフンと、ユージン役のイ・ゴンミョンが登場。クロストークを繰り広げた。ストーリーは、生き延びるために、愛という名のもと殺人に手を染めなければならなかった事件の真相を、5つの人格を持った多重人格障害の青年・シンクレアと心理学博士のユージンがインタビューで追求していくというもの。昨年に続き、多重人格障害者を演じるソンジェは、作品について「子供のころ虐待を受けた少年が、なんとか生き残っていくために厳しく悲しい状況の中で生き抜いていく姿を描いていて、いろいろなメッセージを持っている作品です」と説明。5つある人格のなかで最も演じるのが難しかったのは「ジミー」というキャラクターだと明かし「乱暴な人格で、大きな声で怒鳴るのが大変でした。役を掴むまでに時間がかかりました」と前回の公演を振り返った。また、司会者から好きな場面について聞かれると「囚人服を着て座り、歌を歌うシーンが個人的に気に入っています」とソンジェ。「風邪気味で、コンディションがよくないですが…」と照れつつファンのために一節をアカペラで生披露し、会場を沸かせた。本格的な稽古はこれから始まるそうで「上演まで約3週間残りましたが、(昨年の)京都公演を上回る公演になるように、ゴンミョンさん、ジフンさんと一生懸命準備していきたいと思います」と気合十分。再演に向け「個人的にも愛情の深い作品になっています。内容的に見れば、楽しんで観るには少し重いストーリーですが、色んなことを感じさせ、考えさせてくれる作品です。“見てよかった”と思っていただけると確信しています」と強くアピールした。また、別スケジュールで会見に出席できなかったユナクは、ビデオメッセージで「スケールの大きい俳優たちがいっぱい出演する素晴らしいミュージカルです。ぜひ見に来てください」とコメントを寄せた。取材・文:轟友貴
2017年02月14日10月8日(土)より大阪・松竹座で開幕する韓国ミュージカル『美女はつらいの』の製作発表会見が7月29日、都内で行われ、ギュリ(KARA)やソンジェ(超新星)ら主要キャストが登壇した。ギュリ、ソンジェら『美女はつらいの』製作発表会見の写真『美女はつらいの』は、天才的な歌唱力と美声を持ちながらも、体重125kgという容姿のせいで、人気歌手のゴーストシンガーを務めているカン・ハンビョルが、音楽プロデューサーのハン・サンジュンに恋をし、大変身を遂げていくストーリー。韓国で’06年にキム・アジュン、チュ・ジンモ主演映画として大ヒット、’08年にミュージカル化され、韓国ミュージカル界の歌姫・パダと、日本でも人気の高いソン・チャンウィが務めて好評を得た。今回の日本公演では、ハンビョル役をギュリとパダがダブルキャストで、サンジュン役をソンジェ、イ・ジョンヒョク、オ・マンソクがトリプルキャストで演じる。ミュージカル出演2作目となるソンジェは「普段から尊敬する先輩方と同じ作品に出られることが嬉しいです。こういう場は慣れていないので緊張していますが、しっかり準備して素敵な公演を見せられるよう頑張ります」とアピール。また、これが初ミュージカル出演となるギュリは「今まではKARAとしての活動でしたが、今回はミュージカルに出演できることになりとても嬉しいです。この作品のもつ感動や面白さを、今度は私が皆さんに伝えたい」と、流暢な日本語で語った。イ・ジョンヒョクは前日に覚えたという日本語で「初めての海外公演で緊張するが、一生懸命稽古をして完成されたものをお見せしたい」とコメント。アイドルグループS.E.S出身のパダは「10年前に日本でも活動していたのですが、日本語を忘れてしまったので、今また勉強しています」とブランクを感じさせない流暢な日本語で語った。そして、「今回、オリジナルミュージカルの公演で韓国のミュージカルの発展ぶりを皆さんにお見せできるのが嬉しいです。初演よりもさらに改良を重ね、より良いものをお届けします」と唯一の初演メンバーならではの所信を述べた。韓国ミュージカル界のスター、オ・マンソクは「これまではミュージカルと言えば、ブロードウェイやウェスト・エンドが本場とされてきましたが、アジア人らしい情緒を伝える作品を作って、世界に広げていきたい」と意気込みを語った。今回の公演を機に、松竹株式会社と韓国のCJ E&M株式会社は業務提携し、今後も優れた韓国ミュージカルの紹介や新たな文化交流を行っていく予定であることが発表された。『美女はつらいの』は10月8日(土)より11月6日(日)まで、大阪・松竹座にて上演。チケットは8月23日(火)より発売。
2011年08月01日