カン・ドンウォンが外見は大人、心は少年という難しいキャラクターで主演を務める最新作『隠された時間』が8月19日(土)より全国順次公開される。本作でカン・ドンウォンの少年時代を演じた子役のイ・ヒョジェは、2015年の『プリースト悪魔を葬る者』に続いて彼の少年時代役に抜擢されていることが分かった。本作は、満月の日に起きた謎の失踪事件から、大人になって帰ってきたと主張する “心は少年のまま”のソンミン(カン・ドンウォン)の正体に迫るファンタジックなサスペンス。独創性豊かなストーリーと目を離せないスリリングな展開とともに、カン・ドンウォンが外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクター・ソンミン役で精細な演技を披露している。ドンウォン演じるソンミンの少年時代を演じたのは、『王の運命-歴史を変えた八日間―』などにも出演しているイ・ヒョジェ。2004年生まれの13歳ながら、ドンウォンが醸し出すナイーブな雰囲気を高いシンクロ率と精彩で感性豊かな演技で表現したことが評価され、『ブリースト悪魔を葬る者』に続いて、本作でもドンウォンの少年期に指名された。イ・ヒョジェは『王の運命-歴史を変えた八日間―』でソ・ジソプ演じるイ・サンの幼少期に扮した縁で、ジソプ自身がマネジメントを務める個人事務所と専属契約。昨年は『私の頭の中の消しゴム』の人気女優ソン・イェジン主演『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』にも出演するなど、今後さらなる活躍が期待されている。『隠された時間』は8月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日やることが山積みになると、「時間よ、止まれ!」なんて誰もが思ってしまうものですが、もしも本当に時間が止まったらどうしますか?そこで、信じられないような “異空間” を見せてくれる注目作『隠された時間』をご紹介します。今回は、本作が繰り広げる独特の世界観を体感したある方にこの作品の魅力や撮影秘話を伺ってきました。それは……。主演を務めた韓国の超人気俳優カン・ドンウォンさん!【映画、ときどき私】 vol. 106モデルとしてパリコレも経験したことのあるドンウォンさん。韓国では恋人にしたい男性第1位に輝いたこともあるほど甘いマスクで、多くの女性たちを虜にしており、いまや韓国映画界をけん引するトップスターです。今回は、ある出来事がきっかけで時間が止まってしまった異世界に閉じ込められ、そこで大人になってしまった少年ソンミンを演じています。心は子どもながら、容姿は大人という難しい役どころを見事に表現していますが、本作で感じた思いなどを語ってもらいました。まずは、役作りで苦労した点はどんなところでしたか?ドンウォンさん閉ざされた世界から15年間ぶりに戻ってきた少年という設定で、その感性を表現しなければならなかったので、今回演じたキャラクターは簡単ではありませんでした。それに、撮影の日程がとてもタイトで、あまり余裕がある環境ではなかったので、そういう意味でも大変なところもありましたが、撮影自体はとても楽しくできたと思います。本作では、時間が止まっている様子が描かれており、すべてが一時停止しているような状態で映し出されているのは、見どころのひとつ。実際に出来上がった作品を観たときの感想はいかがでしたか?ドンウォンさん時間が止まっている場面では、CGを入れる前に撮っていることもあり、水滴やネコが空中に浮かんでいるシーンなどは何もない状態で撮っていたんです。なので、でき上がったものを観て、とても新鮮に感じましたし、CGがとてもキレイに仕上がっているなと思いました。心が少年ということで、自身の子ども時代を参考にしたことはありましたか?ドンウォンさん特に自分を反映させて演じたということはなかったですね。ちなみに、僕の子ども時代というのはすごくいたずらっ子で、活発な性格でした。でも、ある瞬間からあまり話さなくなって、寡黙になったんですが、それは「男はあまり多くを語るべきではない」という教育が影響していたんだと思います。ただ、大人になってみて、「男は本当にこうあるべきなんだろうか」という疑問がふと湧いて、そういう気持ちになってからは、また口数も多くなっていきましたよ(笑)。監督からは、「成人でありながら少年っぽさを失わない俳優には、ドンウォンさんしか頭に浮かばなかった」というのがキャスティングの理由として挙げられていますが、まさにその言葉通りのハマり役。自分のなかにある子どもらしさとは、どんなところだと思いますか?ドンウォンさん僕のなかにまだ少年らしさが残っているとしたら、昔からいままで一貫してあることは、子ども時代に学んだ正義と常識で、それらはいまも変わらずに維持されていると思います。そのほかは、子どものときに好きだった遊びや趣味はまったく変わってしまっていて、前はサッカーが大好きだったのに、最近は野球が好きでよく見ているくらいです(笑)。なので、20代に比べるとずいぶん変わったなと思いますが、特に30代に入ってから、ターニングポイントがあったように感じていて、大人になろうとしているんだなと自分でも感じています。そのターニングポイントとは何ですか?ドンウォンさんそれは、2014年の『群盗』という作品を撮っているときですね。監督や演出家スタッフなどが同年代でしたが、そういう同世代の作り手の方たちと仕事をしたことがすごく転機になった気がします。いま、作品を作るなかで意識していることはありますか?ドンウォンさん以前はアジアで何かを作って、アジアのマーケットに送り出していくという使命感のようなものがありましたが、最近は考え方にも少し変化が出てきているように感じています。というのも、媒体の特性がいまは変わってきていますよね。つまり、昔は映画というのはスクリーンだけで見るものでしたけど、最近はデジタル環境の変化や普及、さらには家のテレビのサイズも大きくなってきているので、韓国では映画が劇場で公開されるだけではなくて、ストリーミングで家でも同時に観られるような時代になっているんです。では、これからは世界に向けて発信したい気持ちがありますか?ドンウォンさん最近は、もう少しワールドワイドに考えたほうがいいんじゃないかなと思っています。つまり、アジアだけで公開する作品を作るということに囚われないないようにしようということです。実際に僕の周りの人たちもグローバルな視点で物事を考えている方たちが多くなりました。それもあって僕の関心も徐々にそっちのほうに向かっていますし、それが可能になった時代だと思います。昔は西洋の文化と東洋の文化は切り離されていましたけど、最近の若い世代のなかでは、これらがどんどん融合されているとも感じているので、僕ももっとグローバルなプロジェクトができたらいいなと考えています。あと、最近は英語圏に行った場合には、自分ができる範囲ですが、通訳を通さずに英語で答えるようにもしているんです。日本語はまだまだですけど、日本語でも同じように心がけていますよ。最後に、観客へ伝えたいことがあればメッセージをお願いします。ドンウォンさん作り手というのは、作品にいろんな世界観やメッセージを込めて作っていますが、観てくださる方はリラックスして、観ていただきたいなと思っています。特に今回は、新しい題材の映画でもあるので、みなさんで劇場に行っていただいて、気軽に楽しんでもらえればうれしいです。インタビューを終えてみて……。なんと日本語も話せるというドンウォンさんは、「まだまだレベルが……」と謙遜しつつも、流暢な日本語を時折交えながら、いろんな思いを語ってくれました。物腰柔らかな優しさと爽やかさがあふれ出ていて、世の女性たちをメロメロにしているのもうなずけるほど。この作品でも、いろいろな表情を見せるドンウォンさんをぜひ楽しんでください。時間は止まっても、観客の好奇心は止められない!どんなに時間が経っても変わらないのは、人と人の絆が持つ強さ。そして、時間の持つ重みと大切さを改めて思い知らされるはずです。ファンタジーもサスペンスもラブストーリーも味わえる本作で、“隠された想い” を感じてみては?ストーリー最愛の母を亡くし、義父とともに離島に引っ越してきた少女スリンは、どこにもなじめず孤独な日々を送っていた。そんなときに親のいない少年のソンミンと出会い、2人は友情を育んでいたが、いつしか淡い恋心が芽生え始めていくことに。ところがある日、ソンミンを含む3人の少年が謎の失踪をとげた事件が発生。その後、残されたスリンの前に見知らぬ男が現れ、「時間と空間の止まった世界に閉じ込められていた。僕はソンミンだ」と主張するのだった。不可思議な事件の全容が明らかにされるなか、ソンミンとスリンが迎える衝撃の結末とは……。胸騒ぎがする予告編はこちら!作品情報『隠された時間』8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国順次公開配給:ハーク© 2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.カン・ドンウォン公式ファンクラブ
2017年08月12日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第17回】『町の弁護士チョ・ドゥルホ』ーパク・シニャンの成熟度について ’16年の『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(KBS)は好評のうちに終了したのち、早々と続編制作が決定した。その主役が今いちばん韓国で演技力に定評がある俳優の1人である、パク・シニャンだ。 医師、弁護士といった職業がまさに嵌まり役で、熱血とコミカルな部分がないまぜになったオーバーな感情過多の部分さえ特徴の1つと思い当たる、他に類型を探すのが難しいタイプだ。静かな闘志を秘めて、およそ考えつくあらゆる人間の英知と感情をフルに使って、弁護に猪突猛進する。そういう役柄にピッタリな俳優はいそうでなかなかいない。もう少し庶民的な俳優のソン・ヒョンジュと対極的な位置にあるともいえる。 パク・シニャンは現在、48歳、映画もだが、ドラマは特に主演作品は少なく、作品を選ぶ俳優ともいわれている。’04年の『パリの恋人』が大ヒットしたためか、そのイメージが強かったが(『銭の戦争』はほとんど韓国版ナニワ金融道だが)、俳優としての本質は明らかに、その後の『サイン』、この『町の弁護士チョ・ドゥルホ』にある。 特にこの作品(『町の弁護士〜』)で、俳優としての評価は決定的になった。世界的に有名な俳優学校の1つであるアメリカのアクターズ・スタジオ出身かと錯覚するような部分もあり、アメリカの良心と称されたヘンリー・フォンダと言うより、韓国ではアン・ソンギ、イ・ソンミン、カン・シニルの系譜につながる、演劇的な俳優の1人だ。 今まで夥しい量の裁判、弁護士物が製作されてきたが、パク・シニャンの作品だけ違う手触りを感じるのは、一つにはこの俳優の人間的な、関西テイストをも彷彿させるキャラクターによるものだろう。様々な局面での意表を突く解決策は、シナリオの妙によるところが大であっても、俳優によってその印象がずいぶん違ってくる。そのくらい、タイトル通り庶民の味方となった“町の弁護士”としての活躍はまさに全開で、手垢の付いた正義の味方的な神話も一瞬信じたくなる錯覚を覚えるほどだ。 脇役の金貸し業パク・ウォンサンと、事務長ファン・ソクチョンとのコンビは傑作で、スパイ大作戦的な要素も加わって、視聴率の好調と続編制作決定の背景には、現在の韓国における汚職、収賄の忌避という民意の反映が大きいと思われる。
2017年08月07日カン・ドンウォンが久々にファンタジック・ラブストーリーに挑む主演最新作『隠された時間』。このほど、本作待望の予告映像とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人に淡い恋心が芽生えかけたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残して3人の少年が姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と言うが…。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、なぜか大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに映し出したラブストーリー。このたび解禁となった予告編は、少女スリンと幼いソンミンの出会いと、初々しい淡い感情のはじまりを予感させる映像から始まる。やがて、同級生たちと山へ冒険に出かけたスリンとソンミンは立ち入り禁止区域の洞窟に入ってしまい、そこでソンミンと同級生2人が行方不明に…。大規模な捜索がはじまり、マスコミも報道する中、混乱するスリンの前に、“時間を超え、大人の姿になって帰ってきた”と主張するソンミンが現れる。次第に心を通わせていく2人だが、謎の失踪事件の捜査は佳境を迎え、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察もソンミンの後を追うことに――。後半の緊張感が高まるスリリングな展開と、神秘的な映像が印象的な予告編に仕上がっている。あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、作品のファンタジックな世界観を伝えるように、ひと筋の光の中で膝を抱えるカン・ドンウォンに、手を差し伸べるシン・ウンスが印象的な美しいビジュアル。「君だけは僕を信じてくれる?」というソンミンの心情を表したコピーも胸を打つ。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた人気俳優カン・ドンウォンは、本作では、外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクターを繊細に表現。そして、ヒロインの少女・スリン役として、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾ったシン・ウンスも新人女優とは思えない存在感を放っている。パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督は、独創性豊かな物語をファンタジックに、かつスリリングな展開で描き上げており、期待が高まる。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月28日日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの主演最新映画『Vanishing Time』が、『隠された時間』として、8月19日(土)より全国にて公開されることが決定した。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに描いたラブストーリー。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人だけの秘密の暗号を作って友情を育み、淡い恋心が芽生えたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残し、3人の少年が一瞬にして姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と主張する…。しかし、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察がソンミンの後を追う。果たして、本当にソンミンは時間の中に取り残されていたのか、もしくは、ただの不審者なのか――。今秋にはイ・ビョンホンとの共演作『MASTER/マスター』も日本上陸するカン・ドンウォン主演の本作。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた彼が、外見は大人でいながら心は少年のままという難しいキャラクターを、繊細にみずみずしく表現。多くの女性ファンを魅了する美しい顔立ちに憂いを帯びた切ない視線を浮かべ、カン・ドンウォンの新たな魅力をスクリーンに焼きつける。そしてヒロインの少女・スリンを演じるのは、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾った新人女優シン・ウンス。昨年は岩井俊二監督の短編映画『チャンオクの手紙』(’16)にも出演を果たし、本作では神秘的な表情に複雑な情緒をにじませたヒロインを完璧に演じ、驚異のライジングスターとして存在感を発揮する。メガホンをとったのは、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督。独創性豊かなファンタジックな物語を、スリリングな展開で描き上げている。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日ボクシング元世界2階級王者の井岡一翔選手(25)との破局が明らかになったモデルのソンミ(26)が13日、自身のブログを更新。今年は「女磨きの1年にしたいと思います」と前向きな思いをつづった。【写真】井岡一翔とビートたけしの貴重な2ショット今月11日に26歳の誕生日を迎えたソンミは「みんながサプライズでお祝いしてくれたよ」と笑顔でケーキを持つ自身の写真などを数点掲載。“破局”については触れなかったものの「26歳は素敵な女性になれるよう女磨きの1年にしたいと思います」とつづっている。
2015年01月13日