お気に入りのスニーカーは毎日履きたくなるもの。しかしソール部分は白色を基調としているものが多く、少しでも汚れが付くと余計に目立ってしまいます。毎日のようにスニーカーを水洗いするわけにもいかないうえ、そもそもそれで傷んでしまったら元も子もありません。そんな時にピッタリの裏技をご存じですか。靴を丸ごと洗うことなく、簡単にソール部分の汚れが落ちるのです。しかも特別な道具は必要ありません。どのご家庭にも必ず置いているあるものを使えば、あっという間に汚れが落とせます。あの文房具で!ソールの汚れが簡単に落とせるネットで見つけた情報によると、家にある消しゴムを使えば黒ずんだソールの汚れをサッと落とせるというのです。本当に汚れが落ちるか、実際に試してみました。まずはソールの汚れた靴を用意します。そして消しゴムを手に取り、ソール部分の汚れた箇所に優しくこすります。ここでのポイントは、強くこすりすぎないこと。強引にこすると、ソールが傷んでしまう恐れがあるので、優しさを持って、ちょっとずつ汚れを落としていきます。ムラなく綺麗にするために、スニーカーの角度を変えながらこすると、より効果的です。その結果がこちらです。実際に試した結果、たった3分程度でソールが見違えるほどキレイになりました!汚れが付いたばかりのソールは比較的簡単にキレイになりますが、古い汚れやソールの表面がブツブツしているものは、少し汚れが取りづらいことがあります。この方法、意外と知らない人も多いと思いますが、家にある消しゴムでスニーカーがきれいになるならやってみる価値はありますよね。スニーカーのソールが黒ずんで困ったら、ぜひ試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年01月15日「カラー写真のパイオニア」と称される写真家、ソール・ライター。8月23日まで開催されていた展覧会、「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」では、新たに発掘された作品や未公開作品など計400点以上が展示された。それを展開させ、Bunkamuraが初の試みを行っている。ライターの魅力をオンラインでも体感し、そこに集まった人が共有する「バーチャルミュージアム」だ。ソール・ライター展で展示されていた作品の一部や、学芸員による解説動画が公開されており、自宅でアートを楽しめる。仮想空間で味わう、天才写真家の世界。また、バーチャルミュージアムならではの企画・メタバースギャラリーでは、「あなたが見つけた『ソール・ライターの色』フォトコンテスト」で、フォトコンテスト賞を受賞した作品100点を展示。「写真は物の見方を教えてくれる」と語ったライターの、優れた色彩表現や感受性に影響を受けた作品が並ぶ。ここではチャットやリアクションボタンによって他のユーザーとのコミュニケーションも叶い、画期的だ。さらに、ライターの拠点だったニューヨーク、イーストヴィレッジの360度パノラマビューにも、同コンテストで審査員賞を受賞した作品15点が展示されていて、彼の愛した街が様々な人の感性で彩られている。そして、彼が使用していたアトリエを撮影した360度VR映像にも注目。ソール・ライター財団の方が作業をしている様子も見ることができ、アトリエを覗き見しているような気分に。音楽や街の生活音も聞こえてくる、街に入り込んだような没入体験はバーチャルならでは。また、ライターの残した言葉もVR映像内で紹介されるなど、物の見方や見ていた景色にも触れられる空間だ。ライターが写真の可能性に目覚め、他の芸術家たちとの交流で刺激を受けたニューヨークをイメージした街並みが再現されている。また、実際に使用されていたアトリエも、音楽や生活音付きで360度VR映像として公開されており、彼の感性豊かな暮らしを追体験できる。公式サイトの入り口。展覧会で展示されていた作品18点が並ぶ。フォトコンテスト賞を受賞した100点が展示されているメタバースギャラリー。ソール・ライター財団とBunkamura ザ・ミュージアム、写真家の平間至氏が本コンテストの審査を行った。NTTコノキューが運営する「DOOR」を使用してアバターを設定すると、ユーザー同士で交流ができる。「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」バーチャルミュージアム公式サイト開催中~2024年3月31日(日)主催:NTT ArtTechnology協力:Bunkamura※『anan』2023年9月6日号より。画像・©NTT ArtTechnology(by anan編集部)
2023年09月03日渋谷ヒカリエ9階にあるヒカリエホール ホールAでは、2023年7月8日(土)より『ソール・ライターの原点ニューヨークの色』を開催する。1923年、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれたソール・ライター。画家を目指してニューヨークに移住した彼は、生計のためにはじめたファッション・カメラマンとしての才能を開花させ、『ハーパーズ・バザー』や『ヴォーグ』の誌面を飾る売れっ子カメラマンになっていった。しかし業界の流行とともに仕事は減少し、1981年には、スタジオも閉鎖。以来忘れ去られた存在になっていたが、2006年、ドイツの出版社シュタイデルから初の写真集『Early Color』が出版されたことにより、彼は再び注目されることとなる。そこに掲載されていたのは、モノクロ写真が主流だった40年代よりライターが撮りためたカラー写真。なんとも言えない柔らかな色彩と独得の構図で切り取られた、詩情あふれるニューヨークの日常だったのだ。以後は日本でもライターの個展が開催されるようになり、そのたびに好評を博してきたが、今回はさらに1950~60年代頃のニューヨークを写した未公開スナップ写真を多数公開する。なかでも興味深いのは、同じ芸術家仲間としてライターが撮影した、身近なアーティストのポートレート。アンディ・ウォーホルやロバート・ラウシェンバーグ、振付家のマース・カニングハム、ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクなど、後に巨匠と称される人々の若き日の姿を、多数目撃することができるだろう。同じく60~50年代に、彼が『ハーパーズ・バザー』のために撮影した、唯一無二のセンスあふれるファッション写真も展示するが、今回なんといっても圧巻なのは、ヒカリエホールの大空間を利用した10面の大型スクリーンによる大規模プロジェクションだ。2020年以降に発見されたカラースライドを含む約250点は、ライターの卓越した色彩の世界へ、観る者を誘ってくれるに違いない。<開催情報>『ソール・ライターの原点ニューヨークの色』会期:2023年7月8日(土)〜8月23日(水) ※会期中無休会場:ヒカリエホール ホールA(渋谷ヒカリエ9F)時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)料金:一般1,800円、大高1,000円、中小700円公式サイト:
2023年06月28日フェラガモ(Ferragamo)から、2023年春夏の新作ユニセックススニーカーが登場。“チューブ状ソール×ニット生地”の新作スニーカーフェラガモのヘリテージを再解釈したスニーカーが新登場。チューブ状のアイコニックな「ガンチーニ」をソールに3つ配した、現代的なデザインが特徴だ。チューブ状ソールは、適度な固さでクッション性に優れ、快適な履き心地を実現。また、ボディにはソフトなストレッチニットをはじめ、ヌバックレザー、スプリットレザーなどのハードな素材も採用し、動きやすいスニーカーに仕上げている。さらにグラフィカルに編み込まれるシューレースに加え、ソールに施されたフェラガモのロゴなど、職人がハンドで作り上げたディテールも魅力。カラーは、ニュートラルカラーからブライトカラーまでの幅広い5色を展開する。【詳細】フェラガモ 2023年春夏新作スニーカー展開:フェラガモブティック、公式オンラインストア【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパンTEL:0120-202-170
2023年04月08日展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」が、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールにて、2023年7月8日(土)から8月23日(水)まで開催される。ソール・ライター、その創作と色彩感覚ソール・ライターは、1923年アメリカのピッツバーグに生まれた写真家だ。1950〜60年代のニューヨークをモノクロのスナップ写真で捉えるとともに、『ハーパーズ・バザー』のファッション写真を手がけたライターは、のちに「カラー写真のパイオニア」としても活躍。50代で表舞台から姿を消したものの、80代となった2006年、初の写真集『Early Color』を刊行してふたたび注目を集めることになった。2013年にライターがこの世を去ったとき、その作品の大半は未整理であったものの、翌年よりアーカイブをデータベース化するプロジェクトがスタート、ライターの業績の全貌を詳らかにすることが試みられている。展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」では、新たに発掘された作品による大規模なカラースライド・プロジェクション、未公開のモノクロ写真、そして絵画など400点以上の作品を通して、ライターの創作と色彩感覚に光をあててゆく。50〜60年代、モノクロのスナップ写真など画家を志していたライターは、1946年、当時芸術の新たな中心地となりつつあったニューヨークに移住。この地で若く意欲的な芸術家と交流するなか、写真の表現媒体としての可能性を認識し、写真に取り組むようになる。本展では、1950〜60年代に撮影されたモノクロの写真作品を紹介。未発表のスナップ写真に加えて、アンディ・ウォーホルやジョン・ケージ、ユージン・スミスなど、当時交流のあったアーティストのポートレートを展示する。自身の美意識を発揮したファッション写真ニューヨークの若いアーティストの多くと同じく経済的な問題を抱えていたライターは、自身の写真技術を活かし、1958年より『ハーパーズ・バザー』誌のカメラマンを務めるようになった。当時、カラー写真は商業的な用途で用いられる場合が多く、美術表現としては軽んじられていたものの、ライターはそうした偏見を持たず、自身の美意識を発揮したのだった。会場では、50〜60年代にかけてライターが手がけたファッション写真を目にすることができる。ソール・ライターの色彩感覚本展では、「カラー写真のパイオニア」とも称されるライターが示した、卓越した色彩感覚にも着目。代表作『Early Color』のカラー写真を投影して紹介するとともに、世間から隠遁したのち、日記を綴るように描き続けた絵画作品も展示する。展覧会概要展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」会期:2023年7月8日(土)〜8月23日(水)会場:ヒカリエホール ホールA住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F開場時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)休館日:決まり次第告知観覧料:一般 当1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 700円(500円)、未就学児 無料※( )内は前売料金※障がい者手帳の提示者本人および付添者1名は半額【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月28日グラウンズ(grounds)から、2023年春夏シーズンの新作スニーカーコレクションが登場。2022年3月以降順次発売予定だ。“溶けたソールの中に空き缶”スニーカー「Collage」コレクション「collage」コレクションからは、一度見たら忘れられないようなインパクト抜群のスニーカーがラインナップ。特に注目は、グラウンズの代表的なソールをふたつ溶かして融合した「MELT」がベースの「MOOPIE MELT 01」。アルミホイルのように見える質感の、シルバーに輝くふたつのソールが一つに溶け合い、ソールの間には空き缶が挟まっている衝撃的なスニーカーだ。また、白黒のマーブル模様で彩られた「CLAY MARBLE」、始めは白のソールだが、擦れることで別の色が現れる「MOOPIE SCRATCH」など多様なスニーカーが揃う。“靴底を履く”新作「オルカ」“靴ではなく靴底を履く”というコンセプトの“シャチ”をモチーフとした新作「オルカ(ORCA)」は、アッパーを飲み込んでしまうかのような約7㎝の厚底のアウトソールが印象的なシリーズ。チャンキーでクッション性があるミッドソールは、透明なアウトソールで包み込み軽快な印象に仕上げた。カラーは、デザート/ヌードオーロラ、デザートネオン/ヌードピンク、ブラックホワイト/ブラックの3色を用意する。ベルンハルト ウィルヘルム“ジムソックス”のロングニットシューズなどベルンハルト ウィルヘルム(Bernhard Willhelm)は、世界で最も権威があるファッションの教育機関として知られるアントワープ王立アカデミー卒のドイツ人デザイナー。グラウンズとのコラボレーションでは、計3型8種類のアイテムを展開する。目を惹くのは、“ジムソックス”に着目して作られたロングニットスタイルのスニーカー。まるで本当に靴下を履いているかのような印象を受ける。レインボーカラーのシューレースが目立つ「5 knobs rainbow trainer」は、コブをアッパー部分に散りばめた。ほかにも、サメのヒレをイメージしたスニーカーなどを取り揃える。“ローファー×リサイクルデニム”YUEQI QIとコラボ著名なデザイナーを多数輩出している英国のセントラル・セント・マーチンズ卒の中国人デザイナーYueqi Qiによって作られたブランド・YUEQI QIとのコラボレーションでは、ローファーの形をベースに、アッパーにリサイクルデニムを使用したスニーカーを展開。サイドの後方には、YUEQI QIのブランドアイコンである中国伝統文化をモダンに解釈したビーズの刺繍を施した。【詳細】グラウンズ2023年春夏コレクション&新作スニーカー発売日:2023年3月以降順次<アイテム例>■2023年春夏「Collage」コレクション発売時期:2023年4月末予定・MOOPIE MELT 01 400,000円サイズ:22~30㎝・MOOPIE SCRATCH 35,000円カラー:ホワイトネオン/ホワイトスクラッチサイズ:22~30㎝・CLAY MARBLE 17,000円カラー:ブラックホワイトサイズ:XS~XXL■オルカ 45,000円発売時期:2023年4月末予定カラー:デザート/ヌードオーロラ、デザートネオン/ヌードピンク、ブラックホワイト/ブラックサイズ:22~25㎝■グラウンズ×Bernhard Willhelm発売時期:2023年4月末予定・JEWELRY×Bernhard Willhelm gym sock trainer 69,000円カラー:キャメル/クリアーサイズ:22~30㎝・JEWELRY×Bernhard Willhelm 5knobs rainbow trainer 63,000円カラー:オフホワイト/クリアー、ブラック/ブラックサイズ:22~30㎝・JEWELRY×Bernhard Willhelm shark fin trainer 69,000円カラー:ソフトピンク/クリアー■グラウンズ×YUEQI QI・JEWELRY×YUEQI QI recycled danim loafer 42,000円発売時期:2023年4月末予定カラー:ブラック/ブラック、ネイビー/ピンクサイズ:22~30㎝
2022年10月07日プーマ(PUMA)から、新作レディーススニーカー「メイズ スタック ウィメンズ」が登場。プーマストアや一部取扱い店舗などで販売される。新ソールを採用した「メイズ スタック ウィメンズ」プーマの「メイズ スタック ウィメンズ」は、人気厚底スニーカー「メイズ」から登場する新モデル。「メイズ」のシルエットはそのままに、エッジの効いた新プラットフォームソールを採用することで、力強いフォルムに仕上げている。スエード&レザーのアッパー今シーズンは、アッパーにスエードやレザーを採用した上品なモデルがランナップ。ホワイトをベースに、ベージュやブラックのフォームストリップでアクセントを効かせた。デュア・リパ登場のビジュアルもなお、新作スニーカー「メイズ スタック ウィメンズ」のキャンペーンビジュアルには、プーマのグローバルアンバサダーを務めるデュア・リパが起用されている。【詳細】プーマ 新作スニーカー「メイズ スタック ウィメンズ」希望小売価格12,100円※2022年8月下旬現在発売中。販売店舗:プーマストア、プーマ公式オンラインストア、一部取扱い店舗サイズ:22.0cm〜26.0cm【問い合わせ先】プーマお客様サービスTEL:0120-125-150
2022年08月26日アグ(UGG)の新作シューズが全国のアグ直営店、正規取扱店ほかにて販売される。“透明ソール”のふわふわサンダルアグの新作には、夏から秋冬に向けて活躍してくれそうなサンダルが勢揃い。中でも注目したいのは、アグならではの“ふわふわ”の素材を使用したシューズだ。今回は、ベストセラーのサンダルを透明ソールでアップデートした2型がラインナップ。スライドサンダル「フラッフィータ クリア(Fluffita Clear)」はブラック、カーネーション、パラキート グリーン、バックストラップが付いた「ファジータ クリア(Fuzzita Clear)」はブラック、ジューン グルーム、スターフィッシュ ピンクのそれぞれ3色で展開される。カラフルなチェック柄の厚底サンダルまた、カラフルなチェック柄を大胆に落とし込んだアイテムも豊富なバリエーションで用意。厚底サンダルやフラットサンダルに加え、ウェアやバッグ、キッズシューズなども揃う。“UGG”のロゴ入りシューズさらに、ボリューミーなパフと高さ約6.3㎝のソールが印象的なサンダル「マキシスライド(Maxi Slide)」には、明るいグリーンが新色として仲間入りするほか、「UGG」のロゴがポイントの新デザイン「マキシ グラフィック スライド(Maxi Graphic Slide)」も展開。防水仕様のサンダルクッション性に優れた防水素材のシューズ「スポート イヤー(Sport Yeah)」からは、スニーカータイプのサンダルにアップデートした「スポート イヤー クロッグ(Sport Yeah Clog)」が登場する。【詳細】アグ新作シューズ取扱店舗:全国のアグ直営店、正規取扱店、公式サイトアイテム例:・フラッフィータ クリア 19,800円・ファジータ クリア 19,800円・ディスコ チェックス スライド 19,800円・マキシ グラフィック スライド 18,700円・スポート イヤー クロッグ 9,900円【問い合わせ先】UGG/Deckers JapanTEL: 0120-710-844
2022年07月09日リーボック(Reebok)とマッド ウーマンがコラボレーションしたユニセックススニーカーが、2022年6月24日(金)より発売される。パステルカラー&半透明ソールのユニセックススニーカー新作のスニーカーは、リーボックの代表モデル「クラシックレザー」をモデルに採用。ブルーやパープルといった優しい印象のパステルトーンで、シュータンやアウトソール、ヒールなどを彩り、爽やかなデザインに仕上げた。アッパーは、洗練されたホワイトレザーと上品なスエードの異なる素材をミックス。アウトソールに半透明素材を採用した、初夏を思わせる涼し気な1足となっている。なおこれらのスニーカーは、ドイツ・ベルリンを拠点としたクリエイティブ集団「マッド ウーマン(MADWOMEN)」とコラボレーションしたモデルとなっている。【詳細】リーボック 新作スニーカー発売日:2022年6月24日(金)取扱店舗:リーボック オンラインショップ、ゾゾタウン、楽天ファッション、ミタスニーカーズオンラインストア<アイテム>「クラシックレザー」13,200円サイズ:23.0~28.5cmカラー:サースティブルー、パープルオアシス【問い合わせ先】リーボック アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(電話受付 平日 9:30〜18:00)
2022年06月24日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)は、2021年冬コレクションの新作レインブーツ「ヤエル(YAEL)」を2022年1月中旬より順次発売する。“厚底ソール×軽量ボディ”の新作レインブーツ「ヤエル」は、洗練されたシルエットと機能性を融合させたファッショナブルな新作レインブーツ。存在感たっぷりのチャンキーソールやバックルはジミー チュウのオリジナルバイカーブーツにインスパイアされたもので、プレイフルなデザインながらも軽量で実用的なのが魅力だ。豊富な丈&カラーバリエーション長さはショート丈とロング丈の2種類を用意。足首の上でカットされたショートタイプ「ヤエル フラット」はブラック、キャメル、ダークグリーン、ピンクバイオレット、アンバーオレンジの5色、膝下まであるロングタイプ「ヤエル フラット トール」はブラックとキャメルの2色で展開する。なお「ヤエル」は、3年以内に95%が分解される、地球に優しい生分解性素材を使用して作られている。【詳細】ジミー チュウ「ヤエル」発売時期:2022年1月中旬より順次販売店舗:ジミー チュウ店舗、公式オンラインブティック価格:・ヤエル フラット トール(全2色) 73,700円・ヤエル フラット(全5色) 64,900円【問い合わせ先】ジミー チュウTEL:0120-013-700
2022年01月16日アメリカでもっとも愛された芸術家の一人、ソール・スタインバーグの大規模個展『ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み』が3月12日(土)まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催されている。スタインバーグは、神話化されたアメリカの理想像と現実とのギャップや、不気味で滑稽な不条理といった「見えない線」、「見えないもの」、「見えない言葉」、「見えない構造」を視覚化し、意味の変換、概念の変換に生涯挑戦し続けた芸術家。世間からも「描く文筆家」、「言葉と音の建築家」、「境界線上の芸術家」、「新しい思想の起案者」など様々に評されていたが、彼も、自分自身の肩書の曖昧さを積極的に受け入れていたようで、あらゆるスタイル、表現方法を試みていた。日本初の大々的な個展となる本展では、和田誠事務所、ニューヨークのソール・スタインバーグ財団、フランスのマーグ画廊などからの協力により、ポスター、リトグラフ、エッチング、木版画を含む、合計約280点の作品を一堂に展示している。今回、展示の監修を行った矢萩喜從郎が、「スタインバーグのドローイングを見せられたほとんどの人が、有り得る筈がない情景、と最初笑って反応したとしても、すぐに戸惑い、思考が停止し、宙吊りにされてしまう」と語る作品たち。ぜひこの感覚を、会場で直接体験したい。【開催概要】『ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み』会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)監修:矢萩喜從郎会期:2021年12月10日(金) ~ 2022年3月12日(土)時間:11:00~19:00休館日:日曜・祝日公式サイト:
2022年01月12日クロエ(Chloé)から2022年春コレクションの新作スニーカー「NAMA」が登場。全国のクロエブティックにて発売される。厚底ソール×大胆ステッチの新作スニーカー「NAMA」は、ボリューミーなソールと遊び心たっぷりのステッチ使いがキュートな新作スニーカー。ホワイトを基調にブルーやオレンジのステッチを配した「マルチカラー グリーン」や、ピンクやイエローの大胆なカラーブロッキングで鮮やかに彩った「ハッピー イエロー」など、思わず気分が高まるカラフルな6種類を揃える。サステイナブルな素材を使用なお、スニーカーの素材は全て環境への負担が少ないものを使用しているのも特徴。アッパーのニットをはじめ、ヒール部分のスエード、ソールやシューレースに至るまでサステイナブルな素材でまとめ、軽い履き心地を実現した。【詳細】クロエ2022年春新作スニーカー「NAMA」 全6色 各99,000円発売時期:2022年1月現在発売中展開店舗:全国のクロエブティック、オンラインショップ【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL 03-4335-1750
2022年01月10日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)から、新作ウィメンズシューズ「アークライト・ライン パンプス」が登場。「アークライト・ライン スニーカー」着想の波型ソールルイ・ヴィトンの新作「アークライト・ライン パンプス」は、2018年春夏コレクションで登場して以来、メゾンを象徴する存在である「アークライト・ライン スニーカー」から着想を得たウィメンズシューズ。アイコニックなスニーカーを連想させる、しなやかな波型のラバーアウトソールが特徴だ。アッパーには、テクニカル素材のサテンとカーフレザーを使用。バックにあしらった調節可能なベルクロ・ストラップや、フェミニンなキトゥンヒールも目を引く。ホワイトやグリーン、モノグラムもカラーバリエーションは、ホワイト、ベージュ、グリーンなど。モノグラム・キャンバスを使用したクラシカルなモデルも取り揃える。なお、ビジュアルにはキアラ・フェラーニを起用した。【詳細】ルイ・ヴィトン「アークライト・ライン パンプス」127,600円※2021年11月中旬現在販売中。カラー:ブロン(白)、ベージュ、モノグラム、ヴェール(グリーン)素材:・テクニカルサテン、カーフレザー・テクニカルサテン、パテント モノグラム・キャンバスヒール:5.5cm【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年11月20日今作は同年7月1日に発表したミズノのシューズ用高反発ソール素材『MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)』をスポーツスタイルシューズ「rhrn2」に搭載し、8月7日からラフォーレ原宿とDSM GINZAより先行販売します。 ミッドソールに内蔵させた『MIZUNO ENERZY CORE』は、従来のソール素材※1と比べると反発性が約56%※2、柔らかさが約293%※3向上したミズノ史上最高の反発性を実現した素材です。※1 U4ic(ユーフォリック)※2 鉛直方向に圧縮したときの反発性の比較(当社比) ※3 材料性能のみ比較した当社比較数値です。「rhrn(アールエイチアールエヌ)」はミズノからブランドのイメージを一新する新たなレーベルとして2019年2月に発売し、ドーバー ストリート マーケット ギンザで先行販売されると、即完売したモデルです。■ミズノスポーツスタイル「rhrn2」WEBサイト■『MIZUNO ENERZY』 特設WEB サイト今回発売する「rhrn2」は、『MIZUNO ENERZY』がもつ素材本来の反発と浮遊感を表現する為、雲の上をソックスで歩いているようなイメージをデザイン化し、アッパー部はどこまで本当のソックスに近づけられるのか? をミズノの各部署の技術を集結して作り上げました。ソックスを作るものに近い機械を使用し、素材を二重構造化する事で実際のソックスより耐久性を高め、靴下の構造はそのままに通気性も良い構造になっています。アパレルは、国際的な大会でトップ選手も使用する伸縮性のある撥水布帛素材が使用し、ストリートテイストに仕上げたビッグシルエットのセットアップ(トップス2型・ハーフパンツ1型)です。トップスは肩の動きやシルエットを考えた胸から袖に繋がる立体裁断で、脇下にはレーザーカットのドットを配置し通気性をアップ。裾部分にはスリットを設けシャツ感覚で羽織りやすい設計。長袖の襟部にはフードが収納され、半袖の後ろ襟部はリブ使いで伸びが良くなっています。ハーフパンツのウエスト部はスピンドル仕様でサイズ調整が可能です。なお、 8月7日ラフォーレ原宿2F 「MIZUNO CONCEPT STORE」、ドーバーストリートマーケット銀座で先行販売します。【ラフォーレ原宿POP UP 「MIZUNO CONCEPT STORE」 概要】■会期:2020年8月4日(火)~ 2020年8月17日(月) 11:00 ~ 20:00※rhrn2発売は8月7日(金)より ※最終日のみ19:00まで■会場:ラフォーレ原宿 2F CONTAINER■商品名■「rhrn2」((アールエイチアールエヌツー)■品番/価格■D1GD201214 (rhrn2 MIZUNO ENERZY Shoes) 2万7,500円(税込)D2ME052301 (rhrn2 Woven Jacket ホワイト) 3万7,400円(税込)D2ME052314 (rhrn2 Woven Jacket ネイビー) 3万7,400円(税込)D2ME052201 (rhrn2 Woven Tee ホワイト) 2万4,200円(税込)D2ME052214 (rhrn2 Woven Tee ネイビー) 2万4,200円(税込)D2MF052101 (rhrn2 H-Pants ホワイト) 2万2,000円(税込)D2MF052114 (rhrn2 H-Pants ネイビー) 2万2,000円(税込)■サイズ■アパレル L , XLシューズ 23.0cm, 24.0cm, 25.0cm, 26.0cm, 27.0cm, 28.0cm■発売日■2020年8月11日(火)■販売店舗 シューズ&アパレル■ラフォーレ原宿2F 「MIZUNO CONCEPT STORE」 先行販売ドーバー ストリート マーケット ギンザ 先行販売MIZUNO TOKYOMIZUNO OSAKA CHAYAMACHIMIZUNO ONLINE SHOP■販売店舗 シューズ■mita sneakersBEAMS JAPAN 3FBEAMS JAPAN SHIBUYABEAMS JAPAN KYOTONUBIANSNEAKERSNSTUFF企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月31日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は写真展「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」を紹介します。■「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」東京渋谷・Bunkamura ザ ミュージアムにて3月8日まで開催中’17年に日本で初の回顧展が開催され、動員数約8万人と反響を呼んだ写真家ソール・ライター。記者も写真の素人ながらその作品群に引かれた一人です。その余韻が残るなかで新たな展覧会「永遠のソール・ライター」が現在渋谷で開催中です。ソール・ライターは’50年代にファッション雑誌カメラマンとして成功をおさめ、58歳でNYの仕事場を閉め表舞台から去り、’06年にドイツの出版社から発行された写真集が脚光を浴びたときすでに83歳。’13年に89歳で生涯を閉じました。ドラマティックな人生とは裏腹に、名声を得ることに無欲な写真家が撮った作品は、雨の日にガラス越しに人を、部屋の窓から道を歩いている人を、と、独自の視点で瞬間を切り取ったもので、見る者の心に静かに語りかけてきます。今回の展示は2部構成で、第1部は前回紹介されなかった代表作と未発表写真など約130点。第2部はカラースライドをデータ化した世界初公開作品や、家族、ペットの猫写真などプライベート感のあるもので、より深くソール・ライターを知ることができます。会場はシンプルで静かな空間。ソール・ライターの語る言葉もところどころにあり、作品の叙情性を際立てています。一緒にNYイースト・ヴィレッジを歩いている、そんな気分にもなれる写真展です。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月03日いわゆる「にわか」カメラ女子です。スマートフォンのカメラ機能の進化で、デジタルカメラの出番はほとんどなくなっていたのですが、お料理の写真を撮ると、どうも色味が違う、暗くなってしまう、と、自分なりの問題点が浮かんできて、デジタルカメラを新しく購入するに至ったのが数年前。すると、カメラ自体に興味が湧いてきて、行き着いたのがLeica。(わたしのカメラ好きは、こちらで) 2019年は、毎日カメラを持ち歩き、Leicaユーザーを対象にした「ライカ・アカデミー」という写真教室に行ったりと、すっかり、カメラは生活の一部になっています。年末に最後の教室があり、帰り際に、ソール・ライターの写真を見る機会がありました。1958年の作品という絵画のようなカラーのヌード写真やファッション誌に掲載されたカラー写真が展示されていて、年明けに開催される「永遠のソール・ライター」という写真展への期待が高まりました。その数日後、Leicaから手紙が届き、開封すると、「Saul Leiter – Lanesville, 1958」をライカギャラリー東京で開催するにあたっての、レセプションの招待状でした。あいにくレセプション当日は東京にいないため、出席できなかったのですが、こういう特別な機会をもてることも、Leicaを使うことの魅力のひとつです。 そして、待ちに待った、「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」に、早速、行ってまいりました。 ソール・ライターの世界1940年代から亡くなる少し前の2000年代まで、ソール・ライター財団が所蔵する218点もの作品が展示されています。写真展は、Black & Whiteの世界から始まりました。ニューヨークの街のスナップを中心に、ソール・ライターが見た一瞬がモノクロームで表現されています。冬のニューヨークの定番といえる道路から立ち上る湯気ではなく、雪、濡れた路面、結露のついた窓ガラス越しに撮った写真など、日常が写されています。乾いた写真が水の要素を写すことで、写真全体がしっとりとした印象になって、それがなんとも好きな表現でした。色彩を取り除いた世界は、そのものの実体が見えるので、モノクロームの写真は見る側の発想を自由にさせてくれるところが好きです。 続いて、カラーの世界です。パッと明るくなるというよりは、落ち着いた色味の世界が広がります。今回の写真の中でも、特に好きな写真は、広告などに使用されている「薄紅色の傘」(1950年代, Purple Umbrella)という写真です。薄紅色の傘の向こうに見える地面はもちろん雨で濡れていて、その上を走る赤い車と、その影が水面に映るという構図。傘で空は見えないけれど、路面に映る空は明るく見えて、雨も悪くないな、と思えるような、明るい気分になる写真でした。実物は、大きめにプリントされていて、実際に目の前にすると、見惚れてしまいました。展示されている写真の多くは、2LやA4くらいの大きさで、近寄らないと観えないという悩みが生まれますので、いらっしゃる場合は、空いている時期を狙った方が良いと思います。 次は、ファッションの世界です。目にしたことがある金色のように見える帽子を被り、グリーンのコートを着たモデルの写真、これは、ライカギャラリー東京にも展示されていましたが、素敵な写真です。モデルが寄りかかっている車と手前にいる人が開けたドアの色が同じで、その二人の間にある駐車禁止の赤い標識がアクセントになっていて、お洒落です。こんな写真、撮りたい。。。カラーの写真には、赤がとても印象的に映っていて、彼の色彩感覚の素晴らしさにじわじわくる感動を覚えました。 順路としては、カラーの世界が続き、次のパートへつながります。 ソール・ライターを探してこのパートは、ポートレートの展示です。まず、セルフ・ポートレート。勉強になります。スマートフォンのおかげで、自撮り(わたしの場合のセルフ・ポートレート)は戯けたような写真が多くて、とても、ポートレートなどと名乗れないものばかり、しかし、彼の撮る自分自身は、ダイレクトな被写体ではなく、ウィンドウに映る彼であったり、影であったり、映っているものの中にある彼をとらえていいました。スマートフォンにない緩い感じの写真、フィルムカメラだから、という理由もあるかもしれないけれど、デジタルでも、焦点距離、露出やシャッタースピードを変えてみれば、今と違うニュアンスの写真が撮れそうだ、とちょっとやる気が出てくるパートでした。(現時点で、ほとんどオートフォーカスしか使えていない。。。) ここからは、とても親密性のあるポートレートが続きます。 まず、ソール・ライターが妹のデボラをモデルに写したポートレート。写真に添えられていた解説によると、デボラはソール・ライターの初めてのモデルで、初期の頃の多くの作品に登場しているのですが、20代で精神障害を患い、亡くなるまで施設で過ごしたということでした。モデルのデボラは、目の表情が豊かで、モノクロームの写真の中で笑みを浮かべたり、睨んだりと、写真家である兄に対して、色々な顔を見せていたようです。 続いては、Soames。公使共にライターのモデルとなり、芸術への情熱を共有した女性。今回の写真展には23点の写真が展示されていて、モノクロームもカラーもありました。中にはとても親密は写真もあり、二人が共有した時間の深さを感じました。中でも、わたしは、雪の降る日に、コートを翻して歩き出そうとするSoamesの写真が好きでした。ソール・ライターの言葉もとても印象的。 I liked looking over and seeing Soames rocking away and listening to music. – Saul Leiter(彼女が揺り椅子に座って音楽を聴いているのを眺めるのが好きだった。- ソール・ライター) 彼の部屋の再現最後の最後にだけ、写真撮影が許される展示物がありました。 ソール・ライターが過ごした部屋の再現です。時計と反対周りにある明るい色合いの油絵はSoamesの作品、反対側の3点の油絵はソール・ライターの作品。 全ても観るのに、1時間30分ほどはかかり、観終わった時には、少し疲れた感じもしましたが、とても充実した写真展でした。ミュージアムショップで図録と好きな写真の絵葉書を購入して、Bunkamuraミュージアムをあとにしました。 ミュージアムショップで購入した図録 「永遠のソール・ライター」を観に行くときは、カメラを持参することをお勧めします。彼の世界を堪能して、建物を出ると、目の前に広がる景色がすでにフォトジェニックに見えてきます。 さらに、駅に進めば、できたばかりの銀座線の渋谷駅も、かなりフォトジェニックです。 2020年も、素敵なものに囲まれて、ワクワクする1年となりますように。 永遠のソール・ライター
2020年01月25日Bunkamura ザ・ミュージアムにて1月9日(木)よりスタートした『ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター』展。膨大な作品が眠るアーカイブから厳選された、世界初公開を含むモノクロ・カラー写真、カラースライドなどの作品が紹介されている。2017年に開催された日本初の回顧展が大反響を呼んだ写真家、ソール・ライター。1950年代からニューヨークで第一線のファッション写真家として活躍しながら、80年代に商業写真から退き、表舞台から突然姿を消した。その後、2006年出版の写真集『Early Color』で再び注目を集めたライターだったが、2013年に他界。現在は、2014年に創設されたソール・ライター財団により、カラー作品だけでも8万点ともいわれる写真や絵画、多くの資料などのアーカイブ化が進められている。同展は、2017年の展覧会以降に未整理資料の中から“発掘”された作品を中心に紹介するもの。第1部「ソール・ライターの世界」、第2部「ソール・ライターを探して」の2部構成で、彼の創作の秘密に迫る。ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター()
2020年01月11日2017年、Bunkamura ザ・ミュージアムで日本初の回顧展を開催し、大きな話題を呼んだ写真家ソール・ライター(Saul Leiter, 1923-2013)。ライターの展覧会がまた渋谷Bunkamuraに帰ってきます。2020年1月9日より開催。 携帯電話のカメラが普及して、日常的に写真を撮ることが当たり前になった昨今。そんな中、あえてカメラを購入し、自分の思い描く1枚を残したいと思う人もまた、増えてきたと感じるのは私だけではないでしょう。どんな写真が人の心を惹きつけるのか、おぼろげながらも考えるようになったとき、ふと目に留まったのが、写真家ソール・ライターの作品でした。 ソール・ライター 《ニューヨーク》 1950年代、ゼラチン・シルバー・プリント ⒸSaul Leiter Foundation ソール・ライター 《帽子》 1960年頃、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation 元は「ヴォーグ」などの有名ファッション誌の表紙を飾ることもあったソール・ライターは、1980年代に商業写真から退き、表舞台から姿を消していった、伝説の写真家ともいわれています。今回の展覧会「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」では、2017年に大きな話題を呼んだ展覧会開催以降に発掘された、まさに“宝の山”のような未整理資料の中からモノクロ・カラー写真、カラースライド等の多くの作品を選出。さらにデジタル技術を駆使して、ソール・ライターの生涯にわたるアーカイブを通し、一人の写真家の創作の秘密に迫ります。 ソール・ライター 《赤い傘》 1958年頃、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation ソール・ライター 《薄紅色の傘》 1950年代、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation 展覧会は2部構成となっていて、第1部では、2006 年に出版された『Early Color』によって、“カラー写真のパイオニア”と称されるようになったソール・ライターの世界初公開となるカラー作品をはじめ、前回の展覧会では紹介できなかったモノクロの代表作、多数の未発表作品など約130点により、その業績をたどります。また第2部では、ソール・ライターが残した膨大な作品・資料のアーカイブ構築に取り組むソール・ライター財団のプロジェクトを通して、ソール・ライターの実像に迫ります。 ソール・ライター 《無題》 撮影年不詳、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation ソール・ライター 《高架鉄道から》 1955年頃、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation 晩年まで写真を撮り続け、絵を描き続けたソール・ライターは、12歳で初めて自分のカメラを手にして以来、多くのカメラを使い、新しい技術を楽しんだ写真家でもありました。彼の生きてきた証でもある写真1枚1枚を巡り鑑賞することで、何かヒントを得られることがあるかもしれません。 2020年の年始め、自分の感性を磨くために足を運んでみてはいかがでしょう。 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター会期:2020年1月9日(木) ~ 3月8日(日)休館日:1/21(火)・2/18(火)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京/渋谷・東急本店横)開館時間 10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)お問合せ:ハローダイヤル03-5777-8600(8:00-22:00)渋谷駅の賃貸をgoodroomで探す *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年01月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『It Don’t Mean a Thing (2019 Reprint Edition)』Saul Leiter / Paul Auster1950年代に撮ったニューヨークのストリートフォトが半世紀後に出版されるや否やセンセーションを呼び起こし、伝説の写真家として地位を不動のものにしたソール・ライター(Saul Leiter)の58点の作品と、ポール・オースター(Paul Auster)が人生の中の不思議な偶然を綴った『It Don’t Mean a Thing(スイングしなけりゃ意味がない)』を収めたファンにはたまらないコレクタブルな1冊。初版500部(2017年)が即完売となったタイトルの装丁をシンプルにして再版。【書籍情報】『It Don’t Mean a Thing (2019 Reprint Edition)』写真:Saul Leiter / Paul Auster出版社:The Gould Collection言語:日本語、英語ソフトカバー/100ページ/250×180mm発刊:2019年価格:4,800円■Shelfオフィシャルサイトで『It Don’t Mean a Thing (2019 Reprint Edition)』を購入する
2019年12月28日展覧会「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて、2021年2月13日(土)から3月28日(日)まで開催される。制作現場のアーカイヴから1950年代からニューヨークでファッション・フォトグラファーとして華々しい活躍を見せたのち、晩年は"カラー写真のパイオニア"と呼ばれた写真家、ソール・ライター。2017年にはBunkamura ザ・ミュージアムにて日本初の回顧展が開催されており、大きな話題を呼んだ。展覧会「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」では、2017年の回顧展以降に発掘された未発表作品群を紹介するとともに、ソール・ライターの生涯にわたるアーカイヴ資料を通して、創作の秘密をひもとく。未発表カラー写真を含む作品約170点を公開ニューヨークにあったソール・ライターのアトリエには、膨大な作品群が残された。2部構成のうち第1部では、そこから発掘された未発表カラー作品を世界初公開する。さらに、前回の回顧展では紹介されなかったモノクロームの代表作や未発表作品も展示。約170点の作品を通して、ソール・ライターの業績に迫る。加えて、2000年以降にデジタルカメラで撮影されたカラー作品も展示。ほとんど紹介される機会のなかったこれらの作品からは、写真技術が絶えず革新される中にあっても一貫していた、ソール・ライターの創作の世界を窺うことができるだろう。仕事場から迫る写真家の実像第2部では、アトリエに残された膨大なアーカイブ資料を展示。長年放置されたカラースライドから起こした未発表作品、家族や親しい人びとを捉えた写真の断片群、セルフポートレートやスケッチブックといった創作資料から、ソール・ライターの実像に光をあてる。また、ファッション誌等の撮影で知り合って以来、絵画への共通の関心ゆえ親密な関係を結んだ女性、ソームズ・バントリーも取り上げる。ソール・ライターが撮影したソームズのポートレートとともに、アーカイブに残されたソームズの絵画作品から数点を世界ではじめて公開する。展覧会概要展覧会「ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」会期:2021年2月13日(土)~3月28日(日) 会期中無休※当初は2020年4月11日(土)~5月10日(日)の会期を予定していたが変更会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館締切 19:00)入館料:一般 1,000円(800円)、 高・大学生 800円(600円)、 小・中学生 600円(400円)※価格はいずれも税込※( )内は前売料金※内容は変更となる場合あり(最新情報は美術館ホームページを確認)【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111 (大代表)■終了した会場東京展「アンコール開催ニューヨークが生んだ伝説の写真家永遠のソール・ライター」会期:2020年7月22日(水)〜9月28日(月)※1月9日(木)から2月27日(木)まで(当初は3月8日(日)までの予定であったが変更)開催された展覧会のアンコール開催(一部展示構成は変更)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
2019年09月30日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『In My Room』Saul Leiter最近発表されたソール・ライターの膨大なアーカイブの中から発見された写真から構成される「In My Room」では、ソール・ライターによる親密な女性の写真を通じて、ヌードの習作の深遠さを垣間見ることができる。1970年代にライターはヌードの写真集を作ろうと計画していたが、生涯そのプロジェクトが実現したことはなかった。本書を通じて、1946年にライターがニューヨークに到着してからスタートさせ、その後20年間見ることのなかった作品群を初めて見ることができる。収録されているのは、ニューヨークのイーストビレッジにある、緑豊かな自然光によって照らされたライターのスタジオで撮影された白黒写真。また、画家でもあったライターは、これらの写真に抽象的な要素を取り入れておりその作品からは彼が気に入っていたピエール・ボナール(Pierre Bonnard)やエドゥアール・ヴュイヤール(Édouard Vuillard)、アンリ・マティス(Henri Matisse)からの影響を見て取ることができる。【書籍情報】『In My Room』写真:Saul Leiter出版社:Steidl言語:英語ハードカバー/148ページ/200×200mm発刊:2018年価格:6,750円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『In My Room』を購入する
2018年07月14日写真家ソール・ライターのヌード写真集『WOMEN』が、2018年4月27日(金)に発売される。「私たちが見るものすべてが写真になる」。生涯に渡って美の探究者であった写真家ソール・ライターが残した言葉だ。1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍したライターは、1980年代に突如商業写真から退き、世間から姿を消す。その後、写真界でソール・ライターが再び脚光を浴びるきっかけとなったのが、2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された作品集。当時83歳だったライターの作品は世界で大きなセンセーションを起こし、日本でも総入場者数8万3千人超を数えた「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」が開催された。本書に収録されているのは、親密な女性たちを被写体に、1946年にライターがニューヨークに到着した年から20年間に渡って撮りためたヌード作品。近年発見された壮大なアーカイヴの中に残されていた作品で、ニューヨーク・イーストヴィレッジにあるスタジオにて自然光に照らされたプライベートな空間を封じ込めた白黒写真と、その白黒写真にペインティングを施したカラー作品で構成される。生前に日の目を見ることはなかったが、ライターは1970年代にヌード写真集のプロジェクトを計画していたという。今回、残念ながら2013年にこの世を去ってしまった彼の意思を継ぐような形でリリースされる運びとなった。【書籍情報】ソール・ライター写真集『WOMEN』発売日:2018年4月27日(金)価格:2,400円+税著者:ソール・ライター体裁:A5 横判変型/上製/ 160頁ISBN:978-4-909087-15-7
2018年04月12日著名なアーティストのアトリエ撮影を手掛け、世界で最も評価の高い建築写真家の一人と言われるフランス人フォトグラファー、フランソワ・アラール(François Halard)。彼がニューヨークの画家であり写真家、ソール・ライター(Saul Leiter)のアトリエを撮影した写真集『Saul Leiter』の刊行を記念して、原宿のVACANTではドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』が特別上映される。1940年代から絵画の様に豊かな表現でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者であり、『ハーパーズ バザー』や『ヴォーグ』など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家ソール・ライター。彼の写真が私たちの心に強く響くのはなぜなのか、「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライターの人生が語りかけるものとは何か、彼の半生を追ったドキュメンタリー作品となっている。特別上映では、昼の部は上映のみ、夜の部は上映とトークイベントの2回制となっており、トークイベントには映画の日本語字幕を担当された米文学者で翻訳家の柴田元幸が登壇する。なお、映画本編は75分、トークは約60分の予定。また、写真集『Saul Leiter』刊行に伴い「Saul Leiter by François Halard」展が恵比寿のPOSTにて10月12日から29日まで、あわせて開催されている。【イベント情報】「SAUL LEITER by François Halard」刊行記念イベント ソール・ライターの部屋会期:10月28日会場:VACANT住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13 2F時間:昼の部<映画上映>開場13:00~、上映13:30〜/夜の部<映画上映+トークイベント>開場17:30〜、上映18:00~料金:昼の部<通常チケット>1,500円(1ドリンク付)、<写真集付割引チケット>8,300円(写真集+1ドリンク付)夜の部<通常チケット>2,500円(1ドリンク付)、<写真集付割引チケット>9,300円(写真集+1ドリンク付)【展示会情報】Saul Leiter by François Halard会期:10月12日~10月29日会場:POST住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3時間:12:00~20:00休館日:月曜日(祝日の場合は通常営業)
2017年10月25日「写真家ソール・ライター展」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。期間は2017年4月29日(土・祝)から6月25日(日)までを予定。「私たちが見るものすべてが写真になる」。生涯、美の探究者であったソール・ライターはこの言葉を残している。1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍し、58歳で商業写真から退き、一度は世間から姿を消した彼。再び脚光を浴びるきっかけとなったのは83歳を迎えた2006年、ドイツのシュタイデル社によって出版された作品集だ。この写真集は大きなセンセーションとなり、展覧会開催や書籍出版、2012年にはドキュメンタリー映画の公開にも至った。本展は、ニューヨークのソール・ライター財団の全面的な協力を得て、同財団所蔵のモノクロおよびカラー写真、絵画作品、その他貴重な資料200点あまりを一堂に集める。天性の色彩感覚によって“カラー写真のパイオニア”と称されたソール・ライターの創造の秘密に迫る日本初の回顧展だ。同時に「Bunkamura ル・シネマ」では、彼の生涯を追ったドキュメンタリー映画『写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』を同時期に上映予定。彼の作品は、私たちが日常で見逃してしまいそうな些細な風景の中にある「美」の存在、そして、その「美」の発見が人の生涯を変えることもできるということを示唆してくれる。本展を通して聴こえる静かな彼の訴えは、あなたの心にも響くはず。【開催概要】ニューヨークが生んだ伝説「写真家ソール・ライター展」Photographer Saul Leiter: A Retrospective会期:2017年4月29日(土・祝)~6月25日(日)※5/9(火)、6/6(火)のみ休館。場所:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)入館料:一般 1,400(1,200)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学・小学生 700(500)円※()内は前売り及び20名以上の団体料金。団体の場合は電話で事前予約(03-3477-9413)。※学生券を購入場合は、学生証提示。(小学生は除く)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口で。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年12月29日ニューヨークが生んだ伝説の写真家、ソール・ライターの想像の秘密に迫る日本初の回顧展「写真家ソール・ライター展」が17年4月29日から6月25日まで、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて開催される。1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しながら58歳の年にスタジオを閉鎖、商業写真から退き世間から姿を消したソール・ライターはドイツのシュタイデル社から出版された作品集で再び脚光を浴びるとことなり、12年に公開されたドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」でその名と作品がさらに多くの人々の知るところとなった。今回開催予定の回顧展は、ニューヨークのソール・ライター財団の全面的な協力を得て、同財団所蔵のモノクロ、カラーの写真作品、絵画作品の他200点あまりの貴重な資料を一同に集めた日本初の回顧展となっている。【イベント情報】「写真家ソール・ライター展」会場:Bunkamuraザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:17年4月29日~6月25日予定
2016年11月25日ジェフリーキャンベル(Jeffrey Campbell)から、人気の厚底ソールを使用した新作スニーカーが2016年9月下旬に発売される。ラフォーレ原宿店では、8月19日(金)より先行発売。ソールは細かいエンボスやシルバーのラインが特徴的で、細かいディテールに加えクッション性も良いことから、同ソールを採用したスニーカーはブランドの人気アイテムだ。そんなソールを使用した今回の新モデルは、スポーティーなダイバー素材を使用しつつも、型押しの合皮を合わせることで、ラグジュアリー感も漂う一足に仕上げた。シューレースはゴムになっており、脱ぎ履きしやすい点もポイント。サイズ展開は、35(約22.5cm)から43(約26.5〜27.0cm)と豊富。足の大きい女性はもちろん、男性も履くことのできるサイズ展開が魅力だ。【詳細】ジェフリーキャンベル 新作スニーカー発売日:2016年9月下旬※ラフォーレ原宿店では、8/19(金)より先行発売。取り扱い:ジェフリーキャンベル直営店(ラフォーレ原宿店、なんばパークス店)全国百貨店(大丸百貨店、阪急百貨店、井筒屋)、通販■レディースサイズ 15,500円+税サイズ:35〜39(約22.5cm〜24.5cm)■メンズサイズ 16,500円+税サイズ展開:40〜44(約25.0cm〜27.0cm)※画像はサンプル画像。 製品は、靴紐部分のハトメが無くなる。
2016年08月11日12月上旬、写真家ソール・ライターから学ぶ人生のエッセンスが詰まったインタビュードキュメンタリー映画が公開される。ニューヨーク ロウアー・イースト・サイド、1952年からこの土地に住み、写真を撮り続けたソール・ライターは、40年代後半からカラー写真に取り組んだ先駆者の一人。1953年には、ニューヨーク近代美術館の新進作家展「Always the Young Stranger」に選ばれ、その後「ハーパーズバザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙を飾る。しかし、写真に芸術性よりも商業性が強く求められはじめた80年代、表舞台から姿を消した。ところが2006年ドイツ シュタイデル社から、それまで封印されていた個人的な写真などをまとめた初の作品集『Early Color』が出版されると、80歳を超えた“巨匠の再発見”と世界に熱狂的に迎えられ、多くの国で回顧展や出版が続いた。ストリートで発生する何気ないシーンを切り取った写真の数々は、街に佇む空気をそのまま取り込んだような奥行きがあり、その光と色、構成に独特の個性を発揮している。映画は、彼の住居兼アトリエでのインタビューではじまり、彼の日常の時間の流れとともに進行していく。物に溢れた部屋でチェックのシャツにチェックのマフラーを無造作に合わせ、少し皮肉めいたことを真顔で言うソール・ライター。偏屈で頑固なのか、と思わせるが、その後、間を置いて見せる笑顔でその印象は何度も煙に巻かれてしまった。「有名人を撮るより、雨に濡れた窓を撮るほうが私には興味深いんだ」という発言どおり、時折彼が街に出て撮影するのは、そこに偶然通りかかった人や子供や猫や鳥、風景など誰もが選ぶことができる被写体だ。高齢で動きがゆったりしているがゆえに、ときにシャッターチャンスを逃す姿はユーモラスで、世界の“巨匠”が写真を撮る姿が、あたたかく、その風景自体に溶け込むように自然なことに気付き、驚かされる。助手とともに片付けようとしても、片付かないアトリエ。そこにある膨大なフィルムや妻の品を発見しては手にとり、独り言のように思い出を語る。そして物に溢れたままの部屋を去りながら「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、また笑ってみせるソール・ライター。写真界の巨匠から、というより猫背のおじいさんから、ぽつぽつと発せられるじんわりと心に響く人生観に出会える感覚こそ、ソール・ライターという人、そしてこの映画が持つ魅力だろう。テクノロジーの発展で、写真がとても身近になった現代、ソール・ライターの作品が人々の心に強く響くのはなぜか。その人生が映画という媒体をとおして優しく私たちに語りかける。『写真家ソール・ライター急がない人生で見つけた13のこと』の上映開始は12月上旬を予定。会場はシアター・イメージフォーラムほか全国劇場にて順次公開。
2015年11月15日靴のソールがはがれたらどうします? もちろん買い換えた方がいいのですが、数千円の出費は必至なので、まだ十分履ける靴だったらもったいない! ここでは節約も兼ねて、仕事中に壊れた靴を100円ショップのボンドを使って自分で修理してみた結果をお伝えします。○はがれたのはかかとじゃなくてつま先側のソールですかかとの修理は、100円ショップでも専用の補修キットが売られていますので、これを使ってみるといいと思います。が、今回はがれたのはつま先側のソール。「最近なんだかやたらつまづくなぁ……」と思ってたら、徐々にはがれていってたんですね。今回お世話になるアイテムは、ダイソーで売ってたボンド「Gクリヤー」20ml (皮革・布・合成ゴム・硬質プラスチック用。コニシ製)。パッカリとはがれたつま先のソール。最初は養生テープでくっつけようとしたけど……まったく意味なし!!ということで、ダイソーで買ってきた100均ボンドの登場。はがれたところに多めに注入していきました。ボンドを入れすぎてはみ出てしまったので、商品パッケージの厚紙を使って、ちょっと拭き取りました。商品の説明文には使用上のポイントとして「両面に塗布して5~15分後にはり合わせる」と書かれているのですが、このケースでは物理的にムリなので、そのまま上部とソールを圧着。ダサいのですが……ソールがくっつくまで養生テープで固定しました (この間、できるだけ動かぬよう、目立たぬよう、デスクワークに徹するのがポイント)。説明文を見ると15分ぐらいで乾くようなのですが、実際には15分ではユルユルの状態だったので、30分ほどこの状態で乾かしてみました (室温は25度前後)。接着してから約30分後の状態。何となくイケそうです。ちなみに……ちょっと履き古した靴だったので、養生テープをはがしたら靴の表面まではがれるという悲劇が起きてしまいました…… (乾くまでの固定方法は要再考)。この修理を行った後、半日ほど歩き回ってからこの原稿を書いているのですが、つま先のソールがはがれることはありませんでした。実際にやってみてわかったことは、接着剤を多めに、乾燥時間は長めに (30分以上)、固定方法は (靴の種類や状態を踏まえて) よく考えよう……ということです。あくまで応急処置のつもりでしたが、節約のため、次にソールがはがれるまで、しばらくこの靴を履き続けることにします。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年09月17日ナイキ(NIKE)から、ナイキ フリーのソールを搭載した「ウィメンズ ナイキ フリー バータス」と「メンズ ナイキ フリー ソックフライ」が発売される。ナイキ フリーは、履く人の足をより地面に近づけ体の動きに馴染むことで、10年以上もの間多くのアスリートに愛されてきたランニングシューズ。心地よいフィット感を叶える「ウィメンズ ナイキ フリー バータス」(1万1,000円)は、アッパーにナイキフライワイヤーで補強した通気性のあるメッシュ素材を採用。また足首のパーツの一部がカットアウトされたデザインや、強コントラストなカラーリングなど、スタイリッシュなデザインにも注目したい。「メンズ ナイキ フリー ソックフライ」(1万円)は、シューレースの代わりにベルクロストラップを用い、履き心地の良さを追求。また無駄な要素を取り除いたシンプルなデザインで、アッパーには快適性と通気性を兼ね備えたメッシュ素材が用いられた。これらの新作は、NIKE.COM/SPORTWEARおよび一部のナイキスポーツウェア販売店で発売される。
2015年04月06日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「4 Leporellos」ソール・スタインバーグ(Saul Steinberg)ルーマニアに生まれ、ミラノの大学で哲学と建築を学び、その後アメリカに渡り漫画家としてニューヨーカー誌の表紙を担当したり、イームズチェアに絵を描くなど、アーティストとしても活躍したソール・スタインバーグ。本書は、1954年の第10回ミラノ・トリエンナーレで発表された子どものための螺旋迷路の壁面にスタインバーグが描いた4つのドローイング連作が書籍化されたもの。2011年にスイスの出版社「ニーヴス(Nieves)」より刊行された「The Line」に加え、「Types of Architecture」「Shores of Mediterranean」「Cities of Italy」の全4冊で構成。長い紙に綴られたドローイングは、それぞれアコーディオンのように折り曲げられ、一つの函に収められる。描かれているのは、スタインバーグが学生時代を過ごしたイタリアの風景や、建築史を辿った物語。巻物を見るかのように途切れることなく、リズミカルに彼の作品を堪能出来る。藤子・F・不二雄、久里洋二や和田誠など、日本の多くの漫画家、イラストレーターらも彼から影響を受けたというのも納得のちょっとシニカルでユーモラスなドローイング集。また、彼の作品集は既に絶版のものが多く、現在では手に入るものも少ないため、本書は貴重な一冊である。【書籍情報】「4 Leporellos」著者:ソール・スタインバーグ出版社:Nieves言語:英語判型:蛇腹折本4冊セット(スリップケース入り)「The Line」:256×5850mm「Types of Architecture」:256×3900mm「Shores of Mediterranean」:256×2730mm「Cities of Italy」:256×1560mm 発刊:2014年価格:6,000円
2015年01月22日