タイカ・ワイティティ監督が第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』が、2月23日(金) に日本公開される。本作は、2014年に『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースに、ワイティティ監督独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く感動作。主人公トーマス・ロンゲンを演じるのはマイケル・ファスベンダー。共演にはオスカー・ナイトリー、エリザベス・モスなど実力派俳優たちが脇を固める。サッカー代表チームの世界番付「FIFAランキング」で最下位だった「米領サモア」代表チームと強烈な鬼監督が起こした、本当にあった夢のような物語を知るや否や、映画化が使命だと閃いたというワイティティ監督。2014年のドキュメンタリー映画を監督し、本作にプロデューサーとして携わったマイク・ブレットが「本作を作ることができる、あるいは作るべき映画監督は、世界中探しても他にはいません」と振り返るほど、運命に導かれるが如く本作の監督としてワイティティが参加したのが2015年で、アメリカで劇場公開を迎えた2023年まで足掛け9年の道のりとなった。その間、様々な快作を世に放ち“オスカー受賞監督”となったワイティティは自身のスケジュールがどんどん埋まっていく中でも、自身のルーツともなる“ポリネシア文化”を存分に表現し、ありとあらゆる面に細心の注意を払って米領サモアの人々を真正面から描く、本作への情熱を注ぎ続けたという。自身を突き動かした理由についてワイティティ監督は「究極に爽快な敗者の物語なのです。常にインスピレーションを探していますが、この作品に関しては、すべてがそこにありました。実話を映画化する場合、物事を変える自由を自分に与えなければなりません。登場人物に深く入り込み、彼らを理解し、彼らをオープンにすることで観客に親近感を持ってもらえるチャンスなのです」と明かしている。また、ポリネシアン・トライアングルと呼ばれるハワイ、イースター、ニュージーランドを結んだ太平洋地域から多種多様な俳優が集まるなか、異文化からやってくる鬼監督役という劇中の設定とも重なる立場で、俳優陣全体を核としても支える重要な役割を果たしたのが、アカデミー賞ノミネート俳優のファスベンダー。彼はワイティティ監督について「タイカは特別な才能の持ち主です。人の物語を描き、皆を感動的な旅に連れ出すことにおいて、笑いは常に最高のツールになります。タイカはそれを理解し、そして人々を理解し、自分の仕事を愛しているのです。特別なスタイルを持っていて、映画の中で感じることができます」と力を込めて語っている。<作品情報>『ネクスト・ゴール・ウィンズ』2月23日(金・祝) 公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月17日タイカ・ワイティティ監督が『ジョジョ・ラビット』(20)の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。この度、タイカ・ワイティティ監督から日本のファンだけに向けたメッセージ映像が到着し、メイキングも満載、監督自身のナビゲート付きの特別予告が解禁となった。2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチーム。2014年に『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースにした本作。先日、L.A.で実施されたプレミアにはキャスト・スタッフ陣が登壇し、大いに盛り上がりをみせた。この度、本作の日本公開を記念して監督のタイカ・ワイティティより“日本のファンだけ“に向けたメッセージ映像が到着。さらに本作のユニークでハッピーな世界観を生み出す撮影現場の和気あいあいとした様子が映し出されたメイキング映像たっぷりの特別予告も解禁。「諦めたら試合終了だ」という名言から、「諦めないで!」「観てね!」と、ときおり日本語も交えつつ、ワイティティらしいユーモアたっぷりのエールが送られる本映像。劇中の注目シーンの数々に加えて、なんと監督のワイティティ自身がナビゲートしてくれる贅沢な構成。「サッカーの知識はゼロだった。撮影が終わる頃にはもっと無知に(なっていた)」とワイティティが持ち前のユーモアを散りばめながら語る本作は、サッカーを題材にした作品ではあるものの、鑑賞する上でスポーツの知識は全く必要なく誰もが楽しめることをアピール。また、「逆境に打ち勝つ物語だ。そこに惹かれた」「爽快な気分になれる映画だ。楽しくて希望に満ちあふれている」と続けるように、困難に立ち向かうことへのカタルシスを味わうことができる物語をアピールした。『ネクスト・ゴール・ウィンズ』は2024年2月23日(金・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ネクスト・ゴール・ウィンズ 2024年2月23日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年12月22日『ジョジョ・ラビット』『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』(原題:Next Goal Wins)が2023年に全国公開されることが決定。予告映像と場面写真も到着した。2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが…。果たしてチームは、奇跡の1勝を挙げることはできるのか!?『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』(14)としてドキュメンタリー映画化もされた奇跡の実話をベースに、監督・脚本を務めるタイカ・ワイティティが、独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く、感動と興奮のスポーツ・コメディ。主人公のトーマス・ロンゲンを演じるのは、『エイリアン:コヴェナント』『ソング・トゥ・ソング』などのマイケル・ファスベンダー。共演は、サモア生まれのニュージーランド俳優オスカー・カイトリー、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」や『透明人間』のエリザベス・モス。この度解禁となった予告映像では、マイケル・ファスベンダー演じるトーマス・ローゲンがコーチを解任され、失業するか、弱小米領サモアチームを率いるかの究極の2択を迫られるところから始まる。創設以来1得点も挙げておらず、国際サッカー史上最悪の大敗を記録したサモアチームの監督を渋々引き受けるトーマス。サッカースキルが皆無の選手たちに怒りを爆発させながらも、咤激励して奮闘する様子が収められている。併せて、鬼コーチ・トーマスが選手たちを鼓舞する瞬間が映し出された場面写真も解禁。熱気が画面越しに伝わってくる、躍動感あふれるワンシーンが切り取られている。『ネクスト・ゴール・ウィンズ』は2023年、公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月27日2022年8月にタイカ・ワイティティ監督と結婚したとうわさされていたリタ・オラが、先日出演したラジオ番組「Heart Breakfast with Jamie Theakston and Amanda Holden」でこれを事実であると認めた。同番組で「結婚したのですか?」と聞かれたリタは、「ええ。そうなんです。すべての出来事には意味があるといいますよね。私は正式に結婚したんですよ、みなさん」と答えた。詳細については語らなかったものの、「完全に私が望んでいた結婚式」を挙げたという。「とても素敵で完璧な式でした。これぞ私がやりたかったこと。私自身のためだけという瞬間もあった。本当に素晴らしかったです」と結婚式をふり返った。「いつか盛大にパーティーを開こうと思っています。大きな大きなパーティーを開く時期を考えています」と、今後についての計画も語った。2021年から交際していた2人。2022年9月にリタがポッドキャスト「Greatest Night Ever」で「私は恋をしています。恋愛中です」と語っていた。ワイティティ監督にはプロデューサーのチェルシー・ウィンスタンリーとの婚姻歴があり、娘2人をもうけたが2018年に離婚している。リタはカルヴィン・ハリス、ジャスティン・ビーバー、クリス・ブラウン、トラヴィス・バーカー、アンドリュー・ガーフィールドらとの交際を報じられたことがある。(賀来比呂美)
2023年01月30日ダニエル・クレイグが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督が手掛けたウォッカブランド「ベルヴェデール」のCMに出演。ジェームズ・ボンド時代とは一線を画すファンキーな魅力を見せつけている。最大の見せ場はタンクトップにチェーンのネックレスという姿でのダンス。腰、お尻をフリフリするサービスショットも披露した後、やっと金庫の中に「ベルヴェデール」を見つけて「やっとだ」と一口すするダニエルに、ワイティティ監督の「カット」の声がかかる。「もう一度だ。ありのままの自分で」と言われてしまう。その後は、ワイティティ監督がアシスタントを追い払ったことで寿司がワイティティ監督のコーヒーに入ってしまうハプニングや、ダニエルのNGシーンらしきものが映し出される。音楽はワイティティ監督のパートナーのリタ・オラとラッパーのGiggsが担当。コメディアンでもあり、コメディ色の強い作品を撮ってきたワイティティ監督らしさと、ダニエルのユーモアを引き出したCMは、ファンに「ウォッカの広告史上最高のCM!」「好む人もいれば嫌う人もいるかもしれない。でもベルヴェデールのマーケティングチームは確実にうまくやった」「ダニエルのこんな姿を想像したことがなかった。びっくりだよ(いい意味でね)」と好評だ。(賀来比呂美)
2022年11月11日公開中の映画『バズ・ライトイヤー』より、モー役として参加しているタイカ・ワイティティによる本作の絶賛コメントが公開された。本作は、『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーのオリジンストーリー。世界で最も有名なスペース・レンジャーの誕生の秘密を描く。1995年の映画『トイ・ストーリー』で、アンディが夢中になった流行のテレビアニメ『バズ・ライトイヤー』の主人公をモチーフにしたおもちゃとして登場したバズ。バズ自身も当初自分はおもちゃではなく、本物のスペース・レンジャーだと信じこんでいたが……。“もしもアンディが夢中になったバズ・ライトイヤーの物語の世界が実在したら?”という世界観を舞台に繰り広げられる。本作はその“映画”の物語だ。責任感は強いが他人に頼るのが苦手なバズは、自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。はるか遠い地球に帰還するため、バズはたったひとりで困難なハイパー航行を繰り返すが、そんな彼を支えるのがソックス。失敗を繰り返す中辿り着いた“62年以上の時間が経った世界”で、バズは新たに出会う仲間とともに冒険し“仲間の大切さ”にも気付いていく。バズの新たな仲間となるジュニア・パトロールのメンバーのひとりで、いつも失敗ばかりで戦闘能力ゼロのモー役を演じているのがワイティティ。『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のコーグ役や、『フリー・ガイ』のアントワン役など役者としての活躍をはじめ、マーベル劇場映画最新作『ソー:ラブ&サンダー』では監督と脚本、さらに『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画の監督を務めることも発表されており、今映画界で最も注目されている人物のひとりである。ピクサー作品はアニメーションでありながら込められた「深いメッセージや共感性」が話題となることが多いが、ワイティティもその徹底されたストーリー作りを絶賛。「研究のためにピクサー作品を見直すこともある」と、役者としてだけでなく監督としてもリスペクトしていることを明かした。さらにワイティティは「ピクサーは完璧なストーリーを執拗に追求し続ける。彼らがそれをいつもやり続けていることは、僕らの目に明らかなんだ。僕は“ただ楽しみたいから”、“感動したいから”という理由だけでなく、彼らが映画をどう構築しているのか、どうストーリーを語るのかということを研究するためにピクサーの映画を見直すことがあるよ。驚くほど、ピクサーは毎回正しいことをやってみせるんだ」と絶賛。そして「だから、彼らのやっていることを盗むことに悪気は感じないね。同じフィルムメーカーとして、完璧な映画を作る彼らからは多くのインスピレーションを受けているよ」と、ピクサーの完璧なストーリー作りを称えた。プロデューサーを務めたギャリン・サスマンは「後悔するような決断を下してしまった経験は誰にだってあるものですが、大切なのは、それをどうすれば解き放てるのかを学ぶこと。罪悪感を手放して今ある物を土台に前進する方法を学ぶことです。このストーリーはそれを語っています」とコメント。本作の舞台がたとえ宇宙であったとしても、ストーリー自体は誰にとっても身に覚えのあるリアルなものにしたいという想いがあった様だ。『バズ・ライトイヤー』公開中
2022年07月09日マーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』より、タイカ・ワイティティ監督や、クリス・ヘムズワースやナタリー・ポートマンらが登場する特別映像が公開となった。物語の舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。激闘の末、銀河一の落ちこぼれチーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間たちと宇宙へ旅立ったソーは、多くの仲間を失い、いつしか戦いを避けるようになっていた。ブヨブヨに太った体をシェイプするも、未だ自分探しに迷うソーの前に神々の殲滅を目指す最強最悪の敵“神殺し”ゴアが現れる。シリーズ最新作となる本作は、神々の殲滅を目指す“神殺し”のゴアを前にソーが絶体絶命に追いつめられる。そんななかで救世主として現れたのは新たなヒーロー“マイティ・ソー“となった元恋人のジェーン。ソーは彼女とタッグを組み、最強最悪の敵へと対峙していく。公開された映像で「大胆で迫力のある作品だ」と自信を覗かせるのは『ジョジョ・ラビット』で「第92回アカデミー賞」脚色賞を受賞する傍ら、本作や『バズ・ライトイヤー』など、俳優・声優でもその才能を光らせるワイティティ監督。『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)でMCUに初参加した彼は、ド派手でかっこいい雷神・ソーのお茶目で愛嬌のあるキャラクターの魅力を爆発させ、シリーズの新境地を切り開いた。ヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンが「タイカの新たな発想が『ソー』シリーズやMCUに影響を与えた」と語る通り、ワイティティ監督はMCUにおいて、まさに“ターニングポイント”となる作品を生み出したのだ。さらに『ソー』シリーズでもコーグ役を務め、監督のみならず俳優としてもキャリアを積む彼は、誰よりもキャストの心を掴むのが上手く、数々の名作に出演してきたクリス・ヘムズワースやクリスチャン・ベールからも高く評価されている。キャストたちが絶賛する確かな能力に加えて、彼は持ち前の愛嬌やユーモアで現場の雰囲気も和らげていた様だ。監督自身の魅力溢れるキャラクターで皆をリードし作品に昇華させる、そんな唯一無二の才能を持つワイティティ監督の撮影現場でのひとコマを堪能することができる映像だ。さらに今やMCUに欠かせない存在の彼は「前作以上に強烈な作品になった」と堂々の宣言。さらに10年以上役を演じ、ソーと一心同体といえるヘムズワースも「コメディやドラマ、アクションが詰まってる」と監督の手腕で“本当の自分”を探すソーの集大成が壮大な物語に仕上がっていることを覗かせる。そして、マイティ・ソーとしてカムバックしたジェーン役・ポートマンは「タイカが描く人生は光と闇が共存してるの。だからリアルに感じる」と語り、製作のケヴィン・ファイギも「タイカは壮大な物語の中で、繊細な感情も丁寧に描き出してる」と、彼が描き出すエモーショナルな展開を熱くコメント。本作では、ソー&マイティ・ソーによる迫力バトルの楽しさだけでなく、両者の深いドラマ、笑えるコメディ、興奮のアクションから感動までエンタテインメントのすべてが詰まっている。『ソー:ラブ&サンダー』7月8日(金)公開
2022年07月08日映画『ディストピア2043 未知なる能力』が、2022年1月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2022”にて公開される。タイカ・ワイティティ製作総指揮のSF作品映画『ディストピア2043 未知なる能力』は、アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』や『マイティー・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティが製作総指揮を務めた作品。同じく『ジョジョ・ラビット』のチェルシー・ウィンスタンリーがプロデューサーを務め、『ディストピア2043 未知なる能力』で監督デビューを果たすカナダ出身の新鋭ダニス・グーレがメガホンをとった。映画『ディストピア2043 未知なる能力』は、近未来2043年を舞台に、軍事国家と、能力を手にする“ファースト・ネーションズ(先住民族)”の戦いを描いたSF作品。“ファースト・ネーションズ”とSFという異色ジャンルを融合させ、トロント国際映画祭をはじめ、世界の映画賞で高い評価を得た。タイカ・ワイティティ、チェルシー・ウィンスタンリー、ダニス・グーレの3名は、いずれも先住民族をルーツに持つ映画制作者。同じ境遇の3名が、世界の分断や文化的・民族的な抑圧といったテーマに説得力を持たせながら、ストーリーを展開している。<映画『ディストピア2043 未知なる能力』あらすじ>世界戦争終焉後の2043年――北アメリカでは軍事政権が都市を支配し、人々は権利を奪われ、子供たちは5歳になると国家の所有物とされた。娘を連れ去られたクリー族の女性は、娘を取り戻すため自警団の地下組織に加わり、子供たちが集められたアカデミーに潜入する・・・【詳細】映画『ディストピア2043 未知なる能力』公開日:2022年1月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2022”にて公開監督・脚本:ダニス・グーレ製作総指揮:タイカ・ワイティティ撮影:ダニエル・グラント編集:ホルヘ・ヴァイスプロデューサー:チェルシー・ウィンスタンリー出演:エル=マイヤ・テイルフェザ―ズ、ブルックリン・レテクシエ・ハート、アマンダ・プラマー、ショーン・サイポスカナダ=ニュージーランド/2021/101分/ビスタサイズ/ドルビーSRD/カラー/英語・クリー語/原題:Night Raiders/配給:アット エンタテインメント
2022年01月07日『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督の長編デビュー作『イーグルVSシャーク』(2007年)と長編2作目『ボーイ』(2010年)が、U-NEXTでオンライン上映として独占先行配信され、予告編が公開された。この度公開されたのは、本国版オリジナル・トレーラーに日本語字幕を付けた予告編。タイカ・ワイティティの監督の長編デビュー作となる『イーグルVSシャーク』は、不器用で孤独な男女の一風変わったラブストーリー。異なる孤独を抱えたリリーとジャロッド、2人の出会い、そしてジャロッドの故郷への旅の様子が描かれる。長編2作目となる『ボーイ』は、アカデミー賞ノミネートを果たした自身の短編映画「Two Cars, One Night(原題)」から着想を得て製作したヒーロー、魔法、そしてマイケル・ジャクソンが登場するコミカルで心温まる成長物語。予告編はボーイの自己紹介から始まり、タイカ・ワイティティ扮する父親との再会をコミカルなタッチで描いている。両作ともに日本では劇場未公開(イベントや映画祭での上映を除く)の映画のため、今回のU-NEXTでの配信が初公開となる。俳優としても活躍しコメディに定評のある監督の、源流を感じられる2作品だ。『イーグルVSシャーク』『ボーイ』はU-NEXTにて独占先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年12月01日第92回アカデミー賞で脚色賞、第44回トロント国際映画祭で観客賞を受賞した映画『ジョジョ・ラビット』監督タイカ・ワイティティの長編デビュー作『イーグルVSシャーク』(2007年)と長編2作目『ボーイ』(2010年)が、12月1日(水)よりオンライン上映としてU-NEXTにて独占先行で初配信されることになった。両作ともにイベントや映画祭での上映を除いて劇場未公開の作品で、今回、U-NEXTで初公開。映画『イーグルVSシャーク』はワイティティ監督の長編デビュー作。オリジナル・スコアは、ニュージーランドのバンド、「ザ・フェニックス・ファウンデーション」が担当。加えて、「ザ・ストーン・ローゼズ」やデヴィッド・ボウイ、デヴェンドラ・バンハートらの楽曲が作品を彩る。リリーは不器用で孤独なウェイトレス。ジャロッドはひとりよがりなロウソク職人。復讐という使命のために故郷へ帰るジャロッドに、恋するリリーはついていく。ただ少しでも自分を信じてくれる人を必要としているジャロッド、愛する人を必要としているリリー。完璧な相手じゃないけれど、戦う価値のある相手なのかもしれない――。長編2作目となる『ボーイ』は、アカデミー賞ノミネートを果たした自身の短編映画『Two Cars, One Night』(原題)から着想を得て製作した、ヒーロー、魔法、そしてマイケル・ジャクソンが登場するコミカルで心温まる成長物語。2010年にサンダンス映画祭でプレミアム上映後、ニュージーランドで公開され、公開初週末の国内最高興行収入記録を打ち立てた。音楽は前作『イーグルVSシャーク』同様、ニュージーランドのバンド、「ザ・フェニックス・ファウンデーション」が担当した。ボーイはマイケル・ジャクソンが大好きな夢見る少年。ロッキー、いとこたち、そして祖母と一緒に暮らしている。ボーイはもう1人のヒーローである父親のアラメインについて、よく空想をする。彼の想像の世界では、父親は深海潜水士であり、戦争の英雄であり、マイケル・ジャクソンの友達でもある(しかもマイケルのように踊ることもできる)。しかし実際のアラメインは、強盗で刑務所に入っていた無能なギャング気取りの男だった。アラメインが7年ぶりに家に帰ってくると、ボーイは空想していた父親の現実の姿と向き合うことになる。この再会によりボーイは自分の可能性を探し、待ち焦がれたヒーローなしで生きていく術を学んでいく――。『イーグルVSシャーク』『ボーイ』は12月1日(水)12時~(予定)U-NEXTにて配信。販売価格:各1,100円(税込)/視聴期限:2日間配信提供:TCエンタテインメント(text:cinemacafe.net)
2021年11月24日家族のゆかいな日常が大人気のYouTubeチャンネル「ネルソンさん」。ママのネルソン彩子さんから、撮影から編集まで動画づくりのあれこれを教えてもらいました。YouTube開設に興味のあるママは必見!教えてくれた人 ネルソンさん一家ママのネルソン彩子さん。アーティストのパパ、元気いっぱいの3兄弟の5人家族。笑いの絶えないファミリー動画を発信しているYouTubeチャンネル「ネルソンさん」は、開設してからわずか1年で登録者数9.6万人突破!(現在は11.9万人)週に1回更新中。YouTubeチャンネル:ネルソンさんに質問! YouTubeづくりのQ&A Q.はじめたきっかけは?次男がやりたいと言ったこと。彼は小さい頃からヒカキンなどのYouTubeを観ていて、ずっと憧れていたようです。実は三男が生まれて次男が中間子になってから、次男にかけられる時間が減ってしまったのもあり、どうしても彼の望みを叶えてあげたくて。続けることは大変ですが、次男との約束のために続けられています。Q.撮影機材は何を使っている?今は「SONY VLOG CAM」で撮影しています。たくさんのYouTuberも愛用しているデジタルカメラです。勝手に肌を明るくしてくれるので、照明いらずなのがすごいところ。本当に買って良かったです。たまにiPhone12を使うこともありますが、iPhoneでも充分ですよ!Q.編集方法を教えて!移動中やお風呂の時間、美容室など、どこでも編集したいので、撮影データをカードリーダーでiPhoneに移して、iPhoneで編集します。アプリは色々試して「Videoleap」の有料版がお気に入り。編集方法については、「YouTubeの始め方」という動画で話しているのでよかったら観てください!Q.企画はどうやって決める?最初は人気YouTuberの真似をして、さまざまな企画に挑戦していましたが、やっているうちに私たちのありのままの姿を気に入ってくれる人が多いことが分かってきました。だったら、YouTubeのための企画ではなく、家族のリアルなタイムラインをお届けするチャンネルにしよう!と思うようになりました。動画のためにお菓子づくりをするんじゃなくて、お菓子をつくるから動画を撮る。今ではブログのように気楽にやっています。Q.動画づくりで大切にしていることは?テンポの良さと笑えるポイントをつくること!忙しい合間の貴重な休憩時間に、私の動画を観てくれる人にとって、癒し時間にしたいからです。バラエティ番組を観て、テンポやテロップの入れ方を勉強しています。あとは編集の仕上げに、几帳面な夫が音楽の入れ方や効果音の付け方など音の細かい調整をしてくれて、それも動画の要になっています。Q.やっていて良かったことは?コメント欄で「前向きになる!」「嫌なことを忘れた!」と、嬉しいリアクションをもらえることが何よりの支えです。こうやって応援してくれる人のために、大変だけどまた頑張ろうって思います。あとは、家族とのコミュニケーションが増えたこと。息子たちと「あの動画おもしろかったよ」と話せることも楽しいです!これからはじめたい人にアドバイスをお願いします!はじめるのは簡単!YouTubeは続けることが何より難しいです。私は週に1本新しい動画を公開していますが、そのための編集時間は1週間。撮影した全ての素材に目を通して、おもしろい部分をざっくり切り出して、つなげる。さらに音楽やナレーション、テロップをつけて・・・とにかく大変!無理のない範囲で、計画的に動画をアップすることを意識してみてください。人気動画BEST3-まずはこの動画をチェック!-1位ナイトルーティン198万回視聴お休み前の金曜日に、仕事から帰宅したところから夜寝るまでのルーティンを大公開。視聴回数はダントツの1位!必見です! 動画:位モーニングルーティン135万回視聴「素を晒しすぎました(笑)」と公開当時を振り返る彩子さん。ファン急増のきっかけになった思入れのある1本だそう。動画:位夏休みのごはん記録84万回視聴夏休み中の8日間、彩子さんが3食つくり続けたときの大作。「男子3人を満足させる献立はみんな気になるみたいです」。動画:ネルソンさんの動画づくりの裏側を知ると、視聴者としてさらに動画を楽しめるのはもちろん、YouTubeをはじめるきっかけにも! ぜひ改めて、ネルソンさんの動画をチェックしてみて♪
2021年09月06日ジェームズ・ガンが監督&脚本を手掛けた『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』のプレミアがロサンゼルスで開催された。キャストの1人であるタイカ・ワイティティは、交際がうわさされていたリタ・オラと手をつなぎ、カップルとして初めてレッドカーペットを歩いた。腕を組んでフォトコールに応え、見つめ合って笑顔を見せるなど、幸せそうな姿を披露した。2人の交際がささやかれ始めたのは、リタがタイカに後ろからハグされている写真をインスタグラムに投稿した今年4月から。5月にはシドニーで朝食を共にしている姿も目撃されていた。タイミングよく、シドニーではリタは「ザ・ヴォイス」、タイカは自身の監督作『Thor: Love and Thunder』(原題)の撮影が行われていた。同月、シドニーでテッサ・トンプソンとリタにタイカがはさまれる形で、3人がイチャついているところを激写され、ネットは騒然。テッサは『Thor: Love and Thunder』に出演しており、タイカはいわば職場のボスである。この写真について、タイカは「『大きな問題でもあるかって?』全然そのようには思いません。私は何も悪いことはしていません。大丈夫です」と「Sydney Morning Herald」紙にあっけらかんと語っていた。タイカは映画プロデューサーのチェルシー・ウィンスタンリーと2人の子どもをもうけた後、2018年に離婚。リタはカルヴィン・ハリスや音楽プロデューサーのアンドリュー・ワット、アンドリュー・ガーフィールドらとの交際歴がある。(Hiromi Kaku)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年8月13日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2021年08月04日14日(現地時間)、第63回グラミー賞授賞式が開催された。タイカ・ワイティティ監督が、『ジョジョ・ラビット』のサウンドトラックでグラミー賞の最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞を受賞し、「爆笑。なんてこった」と心境をツイートした。受賞スピーチでは「グラミー賞って、だれにでもあげてしまうのかなと思うよ」というジョークを飛ばし、「今日はハッピーだ」とツイッターで締めくくった。最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞は、グラミー賞の長い歴史の中で、2000年に設立された賞で、初めての受賞者はアニメ映画『ターザン』のフィル・コリンズ。今年、ワイティティ監督以外にノミネートされていたのは『幸せへのまわり道』『ビルとテッドの時空飛行 音楽で世界を救え!』『ユーロビジョン歌合戦~ファイア・サーガ物語~』『アナと雪の女王2』のプロデューサーたちだった。ワイティティ監督は『ジョジョ・ラビット』でアカデミー賞の脚色賞を受賞しており、あとはエミー賞とトニー賞を受賞すれば、世界に16人しかいないEGOT達成者となる。ファンは早速、「おめでとう!」と祝福するとともに、様々な映画を挙げ「舞台化してトニー賞を受賞して!」とEGOT達成のため、監督に発破をかけている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2021年03月16日タイカ・ワイティティが監督・脚本・製作・出演の4役を務め、第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』から、ボーナス・コンテンツに収録される特典映像の一部が新たに公開された。本作は、スカーレット・ヨハンソンやサム・ロックウェルなど話題の実力派キャストを交えながら、戦時下のドイツで暮らす10歳の心優しい少年ジョジョの視点を通して、困難な中で生きる人々の希望と喜びを描いた、笑いと涙のヒューマン・エンターテインメント。今回解禁された初公開映像では、スカーレットやサムをはじめ、主人公ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイビス、エルサ役のトーマシン・マッケンジー、フィンケル役のアルフィー・アレンなどの主要キャストが、ナチス・ドイツの戦時下をコミカルに、時に真摯に描いたタイカの脚本を評価、大絶賛を贈っている。『ジョジョ・ラビット』ブルーレイ+DVDセットは6月3日(水)より発売、5月20日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年04月22日鬼才タイカ・ワイティティが監督・脚本・製作、さらに俳優まで担当したアカデミー賞脚色賞受賞作『ジョジョ・ラビット』。この度、そんなタイカ監督について、豪華キャスト陣が語る特典映像の一部が公開された。少年ジョジョの“空想上のヒトラー”を自ら演じたタイカ監督が、「あの男のことを忠実に再現する義理はない」と語るところから始まる初公開の本映像。そんなタイカ監督の魅力について、主人公ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイビスや母ロージー役のスカーレット・ヨハンソン、ユダヤ人少女エルサ役のトーマシン・マッケンジー、クレツェンドルフ大尉役のサム・ロックウェルら、キャスト一同がそれぞれに語っている。ヒトラーとして振る舞うタイカの様子や、笑いが絶えない明るい撮影現場の様子など、「俳優としてのタイカ」「監督としてのタイカ」とマルチな一面を覗くことができる。ブルーレイには、タイカ監督による音声解説をはじめ、豪華キャストのお茶目なNGシーン集や「空想のゲーリング」「子豚の歌」「さよならヒトラー」などの未公開シーン集が多数収録。あふれんばかりの才能で人々を魅了し、世界で絶賛されている本作のボーナス・コンテンツも必見だ。『ジョジョ・ラビット』ブルーレイ+DVDセットは6月3日(水)より発売、5月20日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年04月15日現在公開中の『ジョジョ・ラビット』から、スカーレット・ヨハンソン、ローマン・グリフィン・デイビス、サム・ロックウェルら豪華で愉快なキャストたちが総登場し、タイカ・ワイティティ監督がその魅力を語る特別映像が解禁となった。第92回アカデミー賞6部門ノミネートを受け、北米では公開14週目にして最大となる1,005スクリーンに拡大し、週末興収144万ドル、累計2,391万ドルまで記録を伸ばした本作。日本でも先週末に公開を迎えると、各地で満席の回が続出。公開から3日間で興行収入6,780万円を記録し、過去にアカデミー賞受賞を果たしたサーチライト作品を上回るオープニング成績となり、公開3日間(金~日)興収対比で『スリー・ビルボード』(’18・最終興収3.9億円)の105.7%を記録した。鑑賞者からは「この映画が持つ愛に涙が止まらなかった」「きっとこの先何度も観返すな…胸がいっぱいになりました」「これは傑作。まだ1月なのに『年間ベスト級!』とか言ってる方々に正直疑いの目を向けてましたがこれはベスト級なのも頷ける...」といった声が上がっている。そんな中、解禁となったのは、監督、脚本、製作、そして主人公の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)の空想上の友達アドルフ・ヒトラー役までを演じ、その才能で世界中の映画ファンを魅了しているタイカ・ワイティティが語る映像。「コメディは観客を寛大にしメッセージを伝えやすくする」と確信の表情で述べるように、アカデミー賞脚色賞にもノミネートされた本作でもいかんなく発揮されている、タイカならではの豊かなセンスと辛口なユーモアを支えた豪華キャスト陣について語っている。タイカが「理想の母親役だ。配役できて幸運だった」と明かすのは、アカデミー賞で主演女優賞(『マリッジ・ストーリー』)とのWノミネートを果たしたスカーレットを筆頭に、第90回アカデミー賞助演男優賞受賞の名優サムらハリウッドを代表する面々。映画初出演ながら第77回ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞にノミネートを果たした驚異の新星ローマンや、地元ニュージーランドですでに数々の賞に輝く新鋭トーマシン・マッケンジー、さらにコメディはお手のもののレベル・ウィルソンなど、実力と魅力を兼ね備えたキャスト陣をタイカが自信を持って紹介していく表情が印象的。笑顔溢れる撮影現場の様子からも固い絆と互いへの絶対の信頼が感じられ、本作に込められた誠実で勇敢なメッセージである“反ヘイト・親ピース”をまさに体現していることが伺えるものとなっている。『ジョジョ・ラビット』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年01月25日タイカ・ワイティティが、さらに深く『スター・ウォーズ』のユニバースに関わるかもしれない。Disney+が配信する『マンダロリアン』でも監督のひとりに選ばれたが、『The Hollywood Reporter』が伝えるところによると、今後の『スター・ウォーズ』映画を手がけてほしいとアプローチされているようなのである。ワイティティが監督した『マイティ・ソー バトルロイヤル』を製作したケヴィン・ファイギにも『スター・ウォーズ』から声がかかっているが、それと同じプロジェクトなのか、あるいはまた別のプロジェクトなのかは、わからない。『スター・ウォーズ』映画の製作は、現在公開中の『スカイウォーカーの夜明け』をもって、一旦停止状態に入っている。しかし、スカイウォーカーサーガが終わっても『スター・ウォーズ』が終わるわけではなく、ディズニーは、今後、このユニバースをどう拡大していくか模索しているところだ。ワイティティがそこにどんな味をプラスするか、気になるところである。文=猿渡由紀
2020年01月17日『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が、『スター・ウォーズ』の映画を撮ることに興味を示しているという。「Variety」誌が初期段階の交渉に入っていると報じた。ワイティティ監督は、『スター・ウォーズ』の世界を舞台とした「マンダロリアン」にドロイド「IG-11」の声優として出演したり、シーズン1の最終話を監督したりという形で、『スター・ウォーズ』に関わっている。『スター・ウォーズ』の新しい映画といえば、マーベルの社長ケヴィン・ファイギが手掛けるプロジェクトがあると報じられているが、ワイティティ監督が関わる作品が、ファイギのプロジェクトと関連性があるのか、まったくの別企画なのかは不明。先日、「Variety」誌に『スター・ウォーズ』の新しい映画への関わりについて尋ねられたワイティティ監督は、「まだなにもわからない。でも、『マンダロリアン』はストームトルーパーと共演するいい機会だった」と語った。そして、『スター・ウォーズ』の映画を監督したいかと聞かれると、「もちろんやりたいよ。とりあえずは(『マンダロリアン』で)IG-11がヒーローであることに専念するけど」と言い、お茶を濁しつつも映画への意欲を見せた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年01月17日タイカ・ワイティティの次回監督作が判明した。『Next Goal Wins』というスポーツドラマ。元ネタは、弱小サッカーチームを追う、イギリスの同名ドキュメンタリーだ。チームのコーチ役には、マイケル・ファスベンダーが決まっている。ほかにエリザベス・モスも出演を交渉しているようだ。製作配給はフォックス・サーチライト。ワイティティの最新作『ジョジョ・ラビット』は、先月のトロント映画祭でプレミアされ、見事、観客賞に輝いた。昨年の『グリーンブック』もトロントの観客賞からオスカー作品賞受賞につながったが、同様の例は多数あり、『ジョジョ・ラビット』も、このアワードシーズンに大健闘が期待されている。出演はスカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェルら。文=猿渡由紀
2019年10月11日映画『ジョジョ・ラビット』が、2020年1月17日(金)に全国公開。監督は、マーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』を手掛けたタイカ・ワイティティ。第二次世界大戦下を舞台にしたヒューマン・エンターテイメント映画『ジョジョ・ラビット』は、第二次世界大戦下のドイツを舞台に、ハートフルなコメディを交えながら、戦時下における人々の生きる喜びを正面から捉えたヒューマン・エンターテイメント。主人公となるのは、空想の友人“ヒトラー”の助けを借りて、立派な兵士を目指す少年・ジョジョ。戦時下の訓練でウサギを殺すことができず<ジョジョ・ラビット>という不名誉なあだ名を授かってしまうが、母の愛にたっぷりと包まれながら毎日を過ごしている。そんなジョジョはある日、家の屋根裏で少女を見つけて大仰天!“ユダヤ人は悪い”とジョジョに教えていたのに、その少女をかくまっていたのは愛情深い母・ロージ―だったのだ。ユダヤ人の少女・エルサは、聡明で勇敢、そしてユーモアにあふれていて、ジョジョは今まで自分が信じていた世界が分からなくなる。やがてエルサに惹かれていくジョジョ。果たして二人を待ち構える運命とはー?10歳の少年・ジョジョに映る“世界”を映して映画『ジョジョ・ラビット』を描くうえで、その世界を“少年の目”を通して描くことにこだわったタイカ・ワイティティ監督。そのためナチス政権下におかれたドイツという、シリアスな背景を持ちながらも、10歳児の狭くも鮮やかなレンズを通した映像は、明るい色彩と牧歌的な美しさで溢れている。そしてジョジョと出会う大人たちは、決して怖い人ばかりではない。過酷な状況の中でも、沢山の愛に出会うジョジョは、生まれた時代の運命と対峙しながらも、一体何をみて、何を感じるのだろうかー?キャラクター(キャスト)紹介タイカ・ワイティティ監督のもとに集まったのは、実力派からフレッシュな顔ぶれまで、個性溢れるキャスト勢。映画初出演でありながら、主演を務めるローマン・グリフィン・デイビスを筆頭に、マーベル映画『ブラック・ウィドウ』の公開を控えるスカーレット・ヨハンソン、オスカー俳優のサム・ロックウェル、ニュージーランド出身の新鋭女優トーマシン・マッケンジーといった顔ぶれがそろう。ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)物語の主人公。青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘する10歳の少年。しかし訓練下でウサギを殺すことができず<ジョジョ・ラビット>という不名誉なあだ名を授かってしまう。訓練中の事故が原因で、一時帰宅を余儀なくされるが、そこでユダヤ人の少女・エルサに出会うー。ロージー(スカーレット・ヨハンソン)ジョジョのたった一人の家族であり、勇敢かつ愛情深い母親。ジョジョに内緒で、ユダヤ人の少女・エルサを匿っている。街では密かに反ナチ運動も行っている。アドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)ジョジョが作り出した空想の友達。皮肉屋でありながらも、ジョジョにいつもアドバイスを送っている。役を務めた監督のタイカ・ワイティティは、「当初自分ではなかった」そうだが、その役柄上よい返事を俳優達からもらえず引き受けることにしたという。エルサ(トーマシン・マッケンジー)ジョジョの亡くなった姉・インゲの部屋の隠し扉に住んでいたユダヤ人の少女。ジョジョの母の厚意で匿われている。聡明で教養とユーモアに溢れ機転もきく。クレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)ヒトラーユーゲントの横暴な教官。ジョジョにとっては、時にアイドルであり、強敵であり、腹心の友である。片目を失い、軍部の指令を無視する謎多き闘志役。物語を彩るミュージック映画を通して、お互いを思いやることこそが大切だと語りかける『ジョジョ・ラビット』。そのメッセージを反映するかのように、劇中には、ポール・マッカートニーからの許しを得て、ビートルズの「抱きしめたい」のドイツ語版を起用するシーンも存在する。ポールは「この映画は誤解されやすいが、本当は人種憎悪に反対する強力な声明だ」と周囲から説得され許諾。愛に溢れる物語に、確かな彩りを添えている。賞レースに参戦!『ジョジョ・ラビット』は、第44回トロント国際映画祭において最高賞<観客賞>を受賞。タイカ・ワイティティ監督は、「第二次世界大戦の時代が舞台となっていて、シリアス要素もある作品だ。僕らは物語を語り続け、お互いに心に留めておかなければならない。過去に何が起きて、将来何を起こしてはならないのかということをね。それを語るために、過激さとコメディ要素を入れてチェンジアップして描いてみたんだ。そのひとつとして、アドルフを親しみやすいキャラクターとして演じることができたのは嬉しかったよ。」とコメントを寄せている。また第77回ゴールデン・グローブ賞においては、作品賞(ミュージカル・コメディ部門) と主演男優賞(ローマン・グリフィン・デイビス/ミュージカル・コメディ部門) にノミネート。また日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、作品賞、助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)、脚色賞(タイカ・ワイティティ)、 編集賞(トム・イーグルス)、美術賞(ラ・ヴィンセント、ノラ・ソプコヴァ)、衣裳デザイン賞(マイエス・C・ルベオ) の6部門にノミネートされている。【詳細】映画『ジョジョ・ラビット』公開時期:2020年1月17日(金)監督・脚本:タイカ・ワイティティ出演:ローマン・グリフィン・デイビス、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、トーマシン・マッケンジー、サム・ロックウ ェル、レベル・ウィルソン他配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン<ストーリー>第二次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョは、空想上の友だちであるアドルフ・ヒトラーの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで、立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から”ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。そんなある日、母親とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女がこっそりと匿われていることに気づく。ジョジョの頼りとなるのは、ちょっぴり皮肉屋で口うるさいアドルフだけ…。臆病なジョジョの生活は一体どうなってしまうのか?!
2019年09月20日トロント映画祭が、現地時間15日に閉幕した。観客賞を受賞したのは、タイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』(来年1月日本公開予定)。第2次大戦時を舞台にした、笑いと感動の映画で、主人公ジョジョは、ナチに憧れるドイツ人少年。ヒトラーは彼の想像の中にもしょっちゅう出てくる特別な存在だが、ある時、母がユダヤ人の少女を家の中に匿っていることを知る。母を演じるのはスカーレット・ヨハンソン。ヒトラーをワイティティ監督、ジョジョにとって教官となるナチの軍人をサム・ロックウェルが演じている。次点は、やはりヨハンソンが出演する『Marriage Story』(Netflixが世界配信)。こちらの映画で、ヨハンソンの役は、夫と離婚すると決めた、ひとり息子を持つ妻だ。監督、脚本はノア・バームバック。3位はカンヌで最高賞パルムドールを受賞したポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』(来年1月日本公開予定)だった。トロント映画祭の最高賞に当たる観客賞は、カンヌ、ヴェチア、ベルリンと違い、審査員でなく、その名のとおり一般観客が投票で決める。つまり、アカデミー会員が投票するオスカーとは、まるっきり投票者が被らないのだが、この賞を取った作品がオスカーでも大健闘する確率は、極めて高い。昨年も、ここで観客賞を取った『グリーンブック』がオスカー作品賞を受賞したし、ほかにも『それでも夜は明ける』『英国王のスピーチ』『スラムドッグ$ミリオネア』『アメリカン・ビューティ』などが、同じ道を辿っている。昨年の受賞作『スリー・ビルボード』、そのひとつ前の『ラ・ラ・ランド』も、オスカー作品賞を最後まで争った。『ジョジョ・ラビット』『Marriage Story』『パラサイト 半地下の家族』は、上映が行われた時からどれも観客、ジャーナリストの間で非常に受けが良く、この結果は決して驚きではなかった。ただ、やや残念なのは、これら3本とも男性監督の作品であること。今年、トロントは女性監督の作品を積極的に上映するだけでなく、ウェブサイトやメールを通じても、彼女らの映画を観に行くことを観客や記者に奨励し続けたのだ。それらの中には、マリエル・ヘラー監督、トム・ハンクス主演の『A Beautiful Day in the Neighborhood』、 ロレーン・スカーファリア監督、ジェニファー・ロペス主演の『Hustlers』、ガブリエラ・カウパースウェイト監督の「The Friend」、ジュリー・デルピー監督の『My Zoe』、ブライス・ダラス・ハワード監督のドキュメンタリー『Dads』などがあった。カンヌやヴェネチアは、この面において今も非常に遅れを取っているだけに、トロント映画祭の姿勢には、大きな拍手を贈りたいと思う。取材・文=猿渡由紀
2019年09月17日『マイティ・ソー バトルロイヤル』を手掛けたタイカ・ワイティティが監督・脚本・出演をつとめる『ジョジョ・ラビット』が、2020年1月に日本公開されることが決定。ヒトラーを演じるワイティティ監督やスカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが登場する特報映像も到着した。舞台は、第2次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友達のアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)の助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。そんなある日、母親(スカーレット・ヨハンソン)とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女(トーマサイン・マッケンジー)がこっそりと匿われていることに気づく。ジョジョの頼りとなるのは、ちょっぴり皮肉屋で口うるさいアドルフだけ…。臆病なジョジョの生活は一体どうなってしまうのか!?主人公の少年ジョジョを演じるのは、9歳で俳優になることを決心し、数多くのオーディションを経て、本作で人生初のプロの仕事にして主演の座を獲得したローマン・グリフィン・デイビス。ジョジョの母親役には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのマーベル作品をはじめヒット作に出演する名女優スカーレット・ヨハンソン。ジョジョの家に隠れていたユダヤ人の少女役には、『足跡はかき消して』(’18)に主人公の娘役で出演し批評家から絶賛されたトーマサイン・マッケンジー。ヒトラーユーゲントの教官役には、『スリー・ビルボード』で第90回アカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル、さらに『ピッチ・パーフェクト』シリーズのレベル・ウィルソン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のアルフィー・アレンなど期待の新鋭と映画界を代表する豪華キャストが脇を固めている。監督・脚本、そしてジョジョの空想上の友達であるヒトラー役には、自身も“コーグ”役で出演した『マイティ・ソー バトルロイヤル』を大ヒットへと導き、2021年公開予定の『Thor:Love and Thunder』(原題)も手掛け、大友克洋「AKIRA」のハリウッド版の監督にも抜擢されるなど、マルチな活躍で才能を発揮する“天才”タイカ・ワイティティ。独特のセンスと創造力で次々と傑作を生み出しているワイティティ監督が、創立25周年を迎えるFOXサーチライト・ピクチャーズの元、戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を、弾けるブラックユーモアとともに描きだす。今回解禁されたのは、「サンダークラップ・ニューマン」の1969年全英No.1ヒット「Something in the air」の軽快なリズムとともに映し出されていく特報映像。“臆病ウサギ(ジョジョ・ラビット)”とからかわれ落ち込むジョジョに対し、空想上の友達のアドルフ・ヒトラーは「悪口なら私も散々言われた。“狂人だ”、“あいつは俺たちを皆殺しにする”とね」と切り返しており、ワイティティ節が炸裂の刺激的な映像となっている。すでに9月に開催されるトロント国際映画祭での監督・キャスト総出演のワールドプレミアも決定し、早くもアカデミー賞への最短距離といわれる観客賞最有力候補として高い注目を集めている。『ジョジョ・ラビット』2020年1月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月06日80年代に『ブレックファスト・クラブ』など青春映画で人気を博したジャド・ネルソンの死亡説が26日(現地時間)に流れたが、本人および代理人が即座に否定した。26日にインターネット上で「foxnews.es」という表記を含むURLが、「ジャドが前夜、ロサンゼルスのコンドミニアムで遺体で発見された」と報じたのが騒ぎの発端だ。彼の代理人はうわさが流れていると知るや、ジャドの家に駆けつけて、26日付けの「Los Angeles Times」紙を持たせて写真を撮り、同紙電子版に送ってうわさを否定した。偽死亡記事上には、遺体が発見されたとされるウエストハリウッドのコンドミニアムについても詳細に書かれていたが、長年のマネージャーによれば、ジャドはそこには住んでもいないという。ジャドは現在55歳。『ブレックファスト・クラブ』や『セント・エルモス・ファイアー』といった作品で、モリー・リングウォルドやロブ・ロウ、デミ・ムーアらと“ブラットパック”の一員として活躍していた頃に較べてめっきり露出が減ったが、至って健康で、今後放送予定のTVシリーズ『Empire』(原題)でテレンス・ハワードと共演しているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月28日ハーマンミラージャパンは、ジョージ・ネルソンがデザインしたストレージシリーズ「ネルソンシンエッジグループ」の販売を開始する。「ネルソンシンエッジグループ」は、1952年にハーマンミラーのデザインディレクター、ジョージ・ネルソンがデザインしたもの。1958年にドアやロワーを形づくるデザインの特徴を表した「シンエッジグループ」と名前を変え、1964年まで製造された。このほど、同社は同シリーズの復刻を発表。フォームやエレガントな美しさは忠実に復刻しているが、プライウッドは環境に配慮した素材に変更している。キャビネットは35万7,000円~、チェストは45万6,750円~。受注開始は2013年3月初旬を予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日