タロン・エジャトンが犯罪スリラー映画『She Rides Shotgun(原題)』に主演することが分かった。原作は、2018年にアメリカ探偵作家クラブが主催するエドガー賞の「最優秀新人賞」を受賞した、ジョーダン・ハーパー著の同名小説。タロンは刑務所から出所後、再出発を目指す主人公ネイトを演じる。ネイトは出所後、服役中に仕えていた犯罪組織と手を切るが、それを許さないギャングたちは報復としてネイトの家族を狙う。そこでネイトは11歳の娘ポリーを連れて、逃亡することに…というストーリー。監督は『Calm with Horses(原題)』のニック・ローランド、脚本は『ステファニー 死体と暮らす少女』のベン・コリンズ&ルーク・ピオトロフスキが担当する。原作者のハーパーはXで本件について報告しており、「おめでとうございます!『Calm with Horses』の監督だって?最高ですね」というフォロワーの声に対して「そうなんですよ。監督が彼に決まったと聞いてとても興奮しました」と返信している。『Calm with Horses』は2020年に英国アカデミー賞で4部門にノミネートされた作品。バリー・コーガンが助演男優賞候補に選ばれた。ほかにも「完璧なキャスティング!」「私の大好きな本が、私の大好きな俳優で映画化。待ち遠しい」「原作が最高だったから映画化を待ち望んでいた」などのコメントが寄せられている。『She Rides Shotgun』は、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の許可を得て2024年初頭に製作を開始するという。(賀来比呂美)
2023年10月27日『キングスマン』シリーズ、『ロケットマン』のタロン・エジャトンが、しばらくの間SNSから距離を置くと宣言。インスタグラムに「しばらくの間、SNSから離れようと思う。なぜ大々的に宣言しているのか、自分でもよくわからない。ちょっと病みつきになっているようなサイクルから抜け出すのは、難しい。だから自分自身に誓うつもりで」という出だしの長文を掲載した。タロンによると、インスタグラムにのめり込んでしまったあまりに、読書や映画を観る時間、好きな人と過ごす時間が減ってしまったように感じるとのこと。さらに仕事に関しても「自分はもっとできるとわかっているのに、インスタグラムがその能力を妨げる一因になっている」とも感じているという。タロンは長文とは別に、「みなさん、引き続き今年を楽しくお過ごしください。もし、私のようなタイプの人がいたら、スマホを(手元に置かず)ほかの部屋に置いておく機会を増やしてください」とコメントを添えている。少なくとも今年いっぱいはSNSから離れようということなのかもしれない。ファンから「寂しくなるけど、タロンが言っていることには納得できる」「とても良い決断。私たちもみんなそうした方がいい」といった、タロンに理解を示すメッセージが多数寄せられている。(賀来比呂美)
2023年06月30日タロン・エジャトン主演のApple Original Filmsとなるスリラー映画『テトリス」の予告編が公開。3月31日よりApple TV+にて配信が開始される。本作は、日本人にも馴染みのある「テトリス」を巡った壮大なスリラー作品。アメリカのビデオゲームセールスマン、ヘンク・ロジャースと、彼が1988年に見いだしたテトリスを巡る実話が基になっている。このゲームを世界に発信しようとしたヘンクは、張り巡らされたウソと鉄のカーテンに隠された腐敗した世界に足を踏み入れることに。世界で最も人気のあるビデオゲームの1つが、いかにして見いだされ世界中の熱烈なゲームプレイヤーの手に渡ったかという、信じられないようなストーリーを描いていく。予告編では、1988年にテトリスを発見したヘンク・ロジャース(タロン・エジャトン)が、危険を冒してソビエト連邦に渡り、考案者のアレクセイ・パジトノフ(ニキータ・エフレーモフ)と協力して、このゲームを大衆に広めるために奔走していく。冷戦時代を舞台に、裏切り者の悪役、思いがけないヒーローたちが、最後まで手に汗握るレースを繰り広げる。さらに、日本人俳優の文音がヘンク・ロジャースの妻役を演じている。『テトリス』は3月31日(金)よりApple TV+にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2023年02月17日ヒュー・ジャックマンの代表的な役であるウルヴァリンを、『ロケットマン』のタロン・エジャトンが演じることになりそうだ。本人が「New York Times」に語ったところによると、エジャトンは、すでにケビン・ファイギをはじめとするマーベルのトップと話し合いをしているとのこと。ジャックマンとエジャトンは2016年の『イーグル・ジャンプ』で共演している。彼はウルヴァリン役を引き継ぐことに意欲を見せている。エジャトンの次回作は、Apple TV+で配信されるドラマシリーズ『Black Bird』。文=猿渡由紀
2022年07月04日『キングスマン』シリーズ、『ロケットマン』のタロン・エジャトンが、舞台に出演中に失神したことが明らかになった。5日夜(現地時間)、タロンはロンドンのウエスト・エンドの劇場でリバイバル版『Cock』に出演していた。上演時間の四分の三ほどが終了したとき、タロンが失神し、舞台は一時中断。タロンの出演続行は困難と判断され、代役として待機していたジョエル・ハーパー=ジャクソンが急遽引き継ぎ、上演を再開した。タロンはこのハプニングについて、インスタグラムのストーリーズで説明。「もう知っている人もいるかもしれないけれど、昨夜、『Cock』の初日にぼくは気を失いました。(いまは)完全に元気です。ちょっと首が痛いし自尊心は傷ついちゃいましたが、元気です」とジョークを交えながら回復を強調した。「今回のことは前向きにとらえようと思います。もし昨夜劇場にいた方が、ぼくが渾身の、しびれるような演技をしたせいで身体が受け止めきれずに退場することになったと言ってくれたらありがたいです」とまさに前向きにつづった。さらに、「7日に舞台に復帰する」ことも報告。タロンが倒れたあと、代役を務めたジョエルを「素晴らしい俳優でやさしい人」と称え、感謝することも忘れなかった。(Hiromi Kaku)
2022年03月07日シガニー・ウィーバーとジョエル・エガートンが『Master Gardener』で共演することになった。犯罪スリラーで、監督、脚本はポール・シュレーダー。エガートンが演じるのは、暗い過去を隠している庭師。ウィーバーの役は、彼を雇っている裕福な女性。ある日、その女性が親戚の女の子を彼の見習いにしてほしいと願い出たことから、物事は予想もしなかった方向に展開していく。撮影は来年開始の予定。シュレーダーの最新作は、ヴェネツィア映画祭でお披露目される『The Card Counter』。出演はオスカー・アイザック、ウィレム・デフォー、ティファニー・ハディッシュら。文=猿渡由紀
2021年09月02日タロン・エジャトンと『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が贈る、エルトン・ジョンの半生を描く音楽エンターテインメント『ロケットマン』。この度、ブルーレイ&DVD発売を記念して、タロンの貴重なレコーディングの模様を収めた特典映像の一部が解禁となった。エルトン・ジョン本人も認める、タロン・エジャトンの圧倒的歌唱力!主演は『キングスマン』シリーズで絶大なる人気を獲得し、今回エルトン・ジョン本人がその歌唱力に惚れ込みキャスティングしたタロン・エジャトン。エルトンの楽曲はすでに『SING/シング』での「I’M STILL STANDING」で披露済みだが、本作でも吹き替えなしで歌唱に挑戦し、その才能を遺憾なく発揮。エルトンもお墨付きを与える歌唱力で数々の有名な楽曲を見事に歌い切った。ガガやサム・スミスもリスペクトする“伝説的”アーティストの衝撃の実話!2018年にリリースされたトリビュートアルバムには、レディー・ガガやサム・スミス、「コールドプレイ」といった豪華な面々が参加し、いまなお若い世代にも愛される伝説のシンガー、エルトン・ジョン。本作の製作総指揮も務め、彼の衝撃的人生が自らの手によって映像化された。なお、その歌の部分には英語歌詞字幕付(シング・アロング)。本編を観ながら劇中歌を一緒に歌うためのもので、カラオケのように歌詞の字幕が表示される。そんな本作から今回、タロンのレコーディング風景が収められている特典映像の一部が解禁。「ベニーとジェッツ」レコーディング前にタロンが「緊張が顔に出てない?」と本音をこぼすシーンや、エルトンがタロンを気遣うシーンなど、大人気スターの貴重な裏側が垣間見える映像となっている。『ロケットマン』は12月25日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年12月23日ハリウッドの第一線で活躍し続ける名優レオナルド・ディカプリオを製作に迎え、『キングスマン』シリーズで一躍人気俳優となったタロン・エガートンが主演を務めたアクションエンタテインメント『フッド:ザ・ビギニング』が公開中。この度、“カーチェイス”さながらの馬を使った追走劇が収められた大迫力の本編映像が公開された。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど、錚々たるハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきたロビン・フッド。本作『フッド:ザ・ビギニング』で描かれるロビン・フッドは、これまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーローであるロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚だ。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊というふたつの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれている。公開された映像に収められているのは、執拗に迫る敵の追っ手から逃れるため、馬に乗った状態で街中を駆け抜けるエガートン演じるフッドの姿。大きな馬を巧みに操り、狭い階段を走り抜ける大迫力のシーンとなっている。本作のセカンドユニットを率いたアクションディレクターのサイモン・クレーンは、「現代的なカーチェイスのスリルやアドレナリンやニアミスを、馬や馬車を使って表現するのが面白かった。『ベン・ハー』と『ワイルド・スピード』を足した感じだ。ロビンとジョンは建物の間を疾走し、横滑りするように角を曲がり、炎から逃れる。これまでの映画では見たこともないね」 と語っており、まさに新たな伝説の始まりを象徴づける印象的な映像に仕上がっている。フッドの師であるジョン役を演じたジェイミー・フォックスは、「今までとは違うものを期待してほしい。今の時代を感じさせる最高の映画だ。驚異的なスピードで飛んでいく弓矢や、カーチェイスさながらの馬での追走劇といった現代的な要素がすごく気に入っている」と胸を張る。その驚くべき身体能力をもって、弓だけでなく、“ホース・チェイス”まで見事にやってのけたエガートンも「この作品のロビン・フッドには、今の世界とのつながりをものすごく感じる」と明かしている。ロビンのことを、これまでと同じような物語の主人公としてではなく、自分の魂と葛藤し、自分自身が予想もしなかった情熱とスキルを見出してゆく男として演じたと言う。『フッド:ザ・ビギニング』公開中
2019年10月25日タロン・エジャトンが弓矢による超絶アクションを披露するアクション・エンターテイメント『フッド:ザ・ビギニング』。全編を通し、驚きのハイパーシューティング・アクションが最大の見どころとなる本作だが、この度、カーチェイスならぬ、馬を使った圧巻の“ホース・チェイス”シーンの本編映像が到着した。今回入手した映像に収められているのは、執拗に迫る敵の追っ手から逃れるため、馬に乗った状態で街中を駆け抜けるタロン演じるフッドの姿。馬を猛スピードで乗りこなしながら巧みに操り、狭い階段を走り抜ける大迫力のシーンとなっている。「『ベン・ハー』と『ワイルド・スピード』を足した感じ」本作のセカンドユニットを率いたアクション・ディレクターのサイモン・クレーンは、「現代的なカーチェイスのスリルやアドレナリンやニアミスを、馬や馬車を使って表現するのが面白かった。『ベン・ハー』と『ワイルド・スピード』を足した感じだ。ロビンとジョンは建物の間を疾走し、横滑りするように角を曲がり、炎から逃れる。これまでの映画では見たこともないね」と語っており、まさに新たな伝説の始まりを象徴づける印象的な映像に仕上がっている。フッドの師であるジョン/ヤキヤ役を演じたジェイミー・フォックスは、「今までとは違うものを期待してほしい。今の時代を感じさせる最高の映画だ。驚異的なスピードで飛んでいく弓矢や、カーチェイスさながらの馬での追走劇といった現代的な要素がすごく気に入っている」と胸を張る。その驚くべき身体能力をもって、弓だけでなく、“ホース・チェイス”まで見事にやってのけたタロンも「この作品のロビン・フッドには、今の世界とのつながりをものすごく感じる」と明す。ロビンのことは、自らの魂と葛藤しながら、自分自身が予想もしなかった情熱とスキルを見出してゆく男として演じたと語っている。『フッド:ザ・ビギニング』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フッド:ザ・ビギニング 2019年10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月25日タロン・エジャトン主演で伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く『フッド:ザ・ビギニング』。この度、タロンが演じるロビンの思わず惚れ惚れするカッコいい場面写真を、シネマカフェが入手した。タロンが演じるロビンは、かつての宿敵であったムーア人のジョン(ジェイミー・フォックス)の助けを借りて“弓の早打ち”と“隠れ打ち”を覚え、フッド=頭巾で顔を隠してロビン・フッドとして成長していく。タロンとジェイミーは、ラーズ・アンダーソンというアーチェリーの達人の指導のもと、これまでの映画にはなかった早撃ちアーチャーを目指し、トレーニングを積んだ。超早打ちと驚異的な身のこなしで知られるアンダーソンは、「本作を見て、アーチェリーがすごくエキサイティングで、ダイナミックなものだとわかってもらえたらうれしいね」と語る。アンダーソンが特にうれしかったのは、タロンができる限り素早く正確に弓を引けるよう熱心に取り組んだことだという。「タロンには、どんな体勢からでも矢を放つことができるようになってほしかったが、実際にそこまで頑張ってくれた」と笑みをこぼす。アンダーソンが語るように、本作ではタロンがダイナミックかつ、アクロバティックな弓矢によるシューティングアクションを披露しており、すでに鑑賞したマスコミ関係者から「今まで観たタロンの中で一番カッコいい!」といった声も上がっているほど。今回入手した場面写真でも、タロンが精悍な表情で弓矢を構え、凛とした佇まいを見せる姿や慎重に狙いを定める姿などが収められており、思わずため息が出てしまうほどのカッコよさ!これまでにも、美しく軽やかに敵を倒していく『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのレゴラスや、万里の長城を守るべく奮闘する『グレートウォール』のウィリアム、熱狂的ファンを生み出した『バーフバリ』シリーズで称えられていたバーフバリ、『アベンジャーズ』シリーズでお馴染みのホークアイなど、数々の“弓矢男子”が活躍してきたが、この秋はタロン演じるロビン・フッドが観客の心を掴むことになりそうだ。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フッド:ザ・ビギニング 2019年10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月20日レオナルド・ディカプリオ製作、タロン・エジャトン主演で注目を集める『フッド:ザ・ビギニング』から、オフショットも含めたメイキング映像が到着。タロンが華麗なシューティングテクとともに、『ロケットマン』で話題となった美声を披露している。この度解禁となったのは、本作の貴重なメイキング映像に加え、タロン、ジェイミーのお茶目なオフショットまで収められた豪華映像。撮影時のメイキング風景や壮大なセット、美術が堪能できる映像の中でも特に注目なのは、本作で、かつて誰も見たことがないスピーディーでスタイリッシュなシューティングアクションに挑戦したタロンの特訓風景。現代最強の弓使いラーズ・アンダーソンに師事したというタロンは、ラーズも驚くほどの速さで技を習得し、メイキングを収めるカメラに向かって「今の撮ってた?」とドヤ顔を見せる余裕ぶり。華麗な身のこなしで次々と的を射る姿は、まさに現代のロビン・フッド!真剣にアクションと向きあう姿が収められた一方で、撮影時、なぜか歌を披露する姿も収められており、『ロケットマン』で伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じたことでも話題をさらったタロンの、サービス精神旺盛な一面を確認できる。もちろん、そのサービス精神はフッドの師ジョンを演じたジェイミー・フォックスも同様。撮影用の衣装をつけたままダンスを披露する姿や、こちらも美しい歌声を響かせている姿が切り取られている。そんなジェイミーに対し「好感のかたまりだ」とコメントしているタロン。実はこの2人、本作の撮影を通して強い信頼関係を築いたらしく、タロンの歌声を傍で聞いていたジェイミーは、自分の歌声について「どう?」と聞いてきたタロンに「iTunesよりひどい」とジョークで返すなど、仲の良さが伺える。そのほかにも、ロビンの恋人で自立心旺盛な女性、マリアン役を演じたイヴ・ヒューソン、フッドや民を追い詰める冷酷無情な州長官を演じたベン・メンデルソーン、マリアンの愛を勝ち取ろうとする傍ら、街の指導者になろうとしているウィルを演じたジェイミー・ドーナンや、オットー・バサースト監督が登場、本作の見どころを明かしている。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フッド:ザ・ビギニング 2019年10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月17日タロン・エジャトン主演、レオナルド・ディカプリオ製作で描く『フッド:ザ・ビギニング』が、まもなく10月18日(金)より公開。本作でタロン演じるロビンの恋敵であり、政治的野心を抱く指導者を演じるジェイミー・ドーナンのワイルドな魅力溢れる場面写真が一挙に到着した。本作でジェイミー・ドーナンが演じるのは、ロビンの元恋人マリアンの新たな恋人ウィルで、ロビンとは恋敵という関係。マリアン役は「U2」のヴォーカル、ボノの娘で女優として躍進中のイヴ・ヒューソンがつとめている。ドーナンといえば、『フィフティ・シェイズ』シリーズで完璧な男性ながら陰があり、支配欲が強すぎる、セクシーで超絶イケメンな主人公クリスチャン・グレイを好演。端正な顔立ちからは想像できない、ドSな一面を持つというギャップで世界中の女性の心を鷲掴みにしたが、そんなセクシーキャラとは打って変わり、本作では政治的野心を持つ熱い男を演じている。スタントやエフェクト…これほど「スケールの大きな映画は初めて」到着した場面写真からも、『フィフティ・シェイズ』シリーズで見せた高価なスーツをさらりと着こなす、巨大企業の若きCEOというキャラとは打って変わった様子が伺える。質素な身なりで、街の指導者になろうとしているウィルを演じたドーナンは、『フッド:ザ・ビギニング』のスケールの大きさにもワクワクしたという。「スタントや爆発やエフェクトがこんなにたくさんある、スケールの大きな映画は初めてなんだ。今まで経験してきたものとは全然違うよ。オットー(・バサースト監督)はすべてにおいて勇敢で大胆だったよ」と、興奮気味に語り、本作ではドーナンも激しいアクションに挑戦していることが伺える。また、場面写真には、腐敗した政府に立ち向かう群衆の一員にふさわしく、顎にワイルドなひげを蓄えた姿が収められており、ウィルが武骨な男性であることも想像できる。“イケメン大富豪”としてのドーナンとは違うワイルドな一面を、スクリーンで確かめてみてほしい。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フッド:ザ・ビギニング 2019年10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月06日エルトン・ジョンの半生をタロン・エジャトン主演で映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』。この度、エルトン自身が「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」と語る通りに繰り広げられる、華やかなミュージカルシーンの舞台裏に迫る特別映像が到着した。8月23日(金)より日本で封切られると、公開から3日間で興行収入約1億8,268万円を記録、さらに公開初日から“ロケットマン”が作品通算3度目のTwitterトレンド入りを果たす大ヒット“ロケット”スタートを切った本作。今回到着したのは、「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」、「SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」、「THE BITCH IS BACK/あばずれさんのお帰り」など、本作の見どころであるミュージカルシーンの数々の裏側を捉えた特別映像。製作総指揮を務めたエルトンの「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」という言葉通りに、本作では現実とファンタジーが入り混じったようなミュージカルシーンが数多く登場。本映像では様々なミュージカルシーンの舞台裏が映されていくなか、特にL.A.の伝説的ライブハウス“トルバドール”での一夜を再現した「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」のシーンについて、デクスター・フレッチャー監督が「空想と想像力にあふれた物語になった。彼の人生を決定づけた瞬間を感動的にしたくて、全員を浮かせた。我ながら良いシーンだ」と、その出来映えに自信を見せる場面も。さらに、ミュージカルシーンの要となる振付師を務めたアダム・マレーも「振付師にとって夢のプロジェクトだ。200人で踊るシーンもある。現実の世界を飛び出すから可能性は無限大。何でもアリだ」と語るように、非凡なミュージカルシーンの数々をふり返っている。エルトン本人を演じたタロンは、自身が全編歌って踊った本作のミュージカルシーンについて「本作はミュージカル映画で実際に僕が歌っている。だからこれまでの作品よりも僕の声が多く聞けると思う。そのことを誇りに思ってるよ」とコメント。「本作は製作プロセスがとても魅力的だった。自分たちで、一から作り上げた作品だ。往年の名曲たちを壊さない程度に自由にアレンジすることができたんだ。エルトン本人が製作に加わったのも大きかった。どこまでやっていいのかをエルトンと話し合うことができたからね。音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンの完璧なセンスだけでなく、そのほかにもものすごいスキルの持ち主がいた。それらの要素が集まって事実に忠実でありつつ、大胆な作品になっているよ」とその魅力を熱弁している。すでに鑑賞済の観客からも「号泣した!」「これまでのどの音楽映画とも違う、最高のミュージカル」と絶賛のコメントが相次いでいる本作。その目玉となるミュージカルシーンに注目だ。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年09月03日マシュー・ヴォーン監督作『キングスマン』シリーズで脚光を浴び、瞬く間にスターダムを駆け上ったイギリス人俳優タロン・エジャトン。鍛え上げられた筋肉質のボディと、その色気とは相反したキュートでノーブルな笑顔のミスマッチがたまらない魅力を醸し出している。そんなタロンが主演する2作品が相次ぎ公開。1作目はすでに公開中のエルトン・ジョンの自伝的ミュージカル『ロケットマン』。そして、この秋にはタイトルロールを担った『フッド:ザ・ビギニング』(10月18日公開)が待機中!どちらもタロンの魅力がこぼれ出る、エンターテインメント大作だ。全曲吹き替えなしで抜群の歌唱センスを披露『ロケットマン』全世界で3億枚以上のレコード売上を記録し、5度のグラミー賞を受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョン。本作は彼がピアノの神童レジナルド・ドワイトだった60年代以前から、 “エルトン・ジョン”として名声を獲得していく90年代までを追ったミュージカル・オデッセイだ。両親に愛されず育った子ども時代と若くしての成功、そして恋人の裏切りやアルコール&薬物依存症との闘いなど。華々しいキャリアの裏に隠された孤高のアーティストの光と影を、美しい旋律とともに圧倒的なスケールをもってエンターテインメント色豊かに描いている。タロンとエルトンの不思議なつながりティーンエイジャーの頃から合唱やミュージカルに参加し、アンソニー・ホプキンスやアラン・リックマンほか実力派俳優を多数輩出した、イギリスが誇る王立演劇学校で演劇を学んだタロン。並みいる強敵を前に歌唱コンテストで優勝を果たすなど、この頃から歌唱力でも高く評価されていたという。実はこの演劇学校への入学オーディションで、彼はエルトンの「Your Song」を歌い狭き門を突破している。またミュージカルアニメ『SING/シング』(2016年)でゴリラのジョニー役のボイス・キャストを務めたことは周知の通りだが、この作品内で歌って喝采を受けたのもエルトンの往年の名曲「I’m Still Standing」だった。タロンが“歌える役者”であることを知る本作のプロデューサー、マシュー・ヴォーンは、歌唱力のほかにもタロンの体格が若い頃のエルトンと似通っていることを指摘。それと同時に、タロンの中にエルトンと同様の「人間的な強さの裏に隠れた、脆さや弱さ」を見出したのだと抜擢の理由を語っている。タロンはその期待に応え、唯一無二の天才アーティストを圧倒的な歌唱力と表現力で演じ切った。今回エルトンのヒットナンバーがずらりと登場するが吹き替えは一切なし。タロンが全て自ら歌い上げているのだ。魂が震えるほど繊細で美しい、タロンによる「Your Song」一方本作では、50年間に渡り仕事を共にしてきた作詞家、バーニー・トーピンとのパートナーシップも“エルトン・ジョン”を構成する重要なファクターの1つとして描かれる。一度はたもとを分かちながらも、エルトンの心の支えであり続けたバーニー。2人の幸福なマリアージュを実感できるのが、「Your Song」が形作られていく魂が震えるほど繊細で美しいシーンだ。タロン演じるエルトンの繊細な感性が1音また1音と音符を手繰り寄せながら、メロディをつむいでいく奇跡。偉大なるクリエイションに対する、リスペクトが詰まった名シーンと言えるだろう。この往年のコンビは本作のために新曲「(I’M GONNA)LOVE ME AGAIN」を書き下ろしている。“あるがままの自分を愛する”という映画のテーマが投影されたこの曲を、タロンとエルトンがともに歌い上げるエンドロールもお楽しみに!卓越した身体能力から繰り出される超絶アクション『フッド:ザ・ビギニング』一方、彼の一番の魅力としてアクションを挙げる人も多いだろう。レオナルド・ディカプリオが製作を務める『フッド:ザ・ビギニング』は、<ロビン・フッド伝説>を基に紡がれたハイパーシューティグ・アクション。 “ロビン・フッド”に扮したタロンの超絶アクション&正統派イケメンぶりに魅了されること請け合いだ!タロンが演じる「2つの顔を持つ男」イングランドの若き領主ロビン・ロクスリーは、十字軍の兵士に徴兵され異国に赴く。その4年後ようやく帰国したロビンは、「戦死」と誤報されたことで領地や財産を失い、その上恋人や領民が追放されていたことを知る。その陰に政府の腐敗を感じ取ったロビンは、最強戦士ジョンとともに悪を懲らしめる盗賊となるのだ。表の顔:世渡り上手で傲慢な領主ロビンは戦士ジョンから、州政府内部に深く潜るスパイになるよう勧められる。そこで昼間は傲慢な世渡り上手の領主ロクスリーとして、裏の顔で得た盗品を資金源に、州長官に取り入り中枢へと迫っていく。徴兵される前は裕福な領主だったロクスリー。気高い心を持つマリアンの愛を勝ち取る姿や気品を感じさせる立ち振る舞いは必見。この表の顔ではセクシーなタロンを堪能できる。裏の顔:正義をつらぬく盗賊その一方で夜は顔を頭巾=フッドで隠し、州政府の資金を奪うロビン。その金を貧しい人々に分け与えることで平民たちの信頼を得ていくが、事態を重く見た枢機卿がローマから来訪するという千載一遇のチャンスに危険を顧みず飛び込んでいく。民衆を率いる真のリーダーとしての真価を問われるロビン。迷いながらも、肉体的・精神的に成長していく情熱的な姿にはドキドキさせられっぱなしだ。この裏の顔ではタロンの精悍でワイルドな魅力を存分に味わおう。スタイリッシュなハイパー・アクション出世作『キングスマン』シリーズで華麗なる“パルクール”を披露していたタロン。身体能力の高さは疑いようもないが、本作ではさらに高難度の技に挑戦している。今回、ジョンの導きにより弓矢の名手となるロビンを演じたタロンは、弓の早撃ちを収得するためアーチェリーの達人の元で徹底的な指導を受けたという。その特訓の甲斐あって、どんな体勢からも矢を放つという高度な技術を体得し、自らのシューティングアクションを全て担当。早撃ちはもちろん、“ふり向きざまの弓引き”や“空中回転からの連射”など、アクロバティックな離れ技を披露している。中世に伝わる伝説を基に、既成概念にとらわれず自由な発想で描かれた本作。ド迫力で繰り広げられるカーアクションばりの馬車の疾走シーンや、ガトリング砲かと錯覚するような弓引きデバイスなど見どころは満載だ。その一方で愛する者への想いに揺れ、リーダーに起つことを逡巡するなど、ロビンの迷う姿は共感を誘う。この作品では「葛藤しながらも情熱をもって覚醒し、予想もしなかったポテンシャルを発揮する」という現代にも通じる人間の可能性も描かれている。スタイリッシュな<現代のスーパーレジェンド>に生まれ変わった『フッド:ザ・ビギニング』。タロンの新たなる魅力を堪能できるのはもうすぐ!確かな演技力で様々な役柄を演じ分けるタロン・エジャトン。抜群の歌唱力で魅せ、卓越した身体能力で他を圧倒するタロン主演2作にご注目あれ。(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月29日『ロケットマン』ではエルトン・ジョンを演じ、素晴らしい歌声を披露しているタロン・エジャトンを主演に、レオナルド・ディカプリオを製作に迎えた『フッド:ザ・ビギニング』が10月18日に公開。この度、本作の最新予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど錚々たるハリウッド俳優が演じてきたロビン・フッド。これまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれ、タロンがエルトン・ジョンの次は伝説のヒーロー、ロビン・フッドを熱演する。今回解禁となった本予告では、表の顔は領主、裏の顔は盗賊というロビン・フッドが、その生き方に苦悩しながらも、かつての領民たちのために、そして愛する女性のために悪に立ち向かっていく姿が描かれている。何と言ってもロビン・フッドといえば、弓矢の名手。本作ではこれまでのロビン・フッド像とは異なる、非常にアクロバティックで斬新な弓の使い方が多く見られる。建物から飛び降りながら敵を矢で射ぬき、また空中を回転しながら矢を連射するシーンを、タロンはスタントなしで挑んだそう。本作撮影にあたって、タロンは現代最強の弓使いと評されネットでも話題のラーズ・アンデルセンから指導を受けた。そのトレーニングの結果、このアクロバティックな弓使いを習得したタロンはまさしく現代のロビン・フッドとなった。また、自身が一躍有名になった『キングスマン』シリーズのスパイガジェットを駆使するアクションとはひと味違う、正統派の肉体アクションを披露しており、タロンの新たな魅力を存分に味わえる作品といえそうだ。併せて解禁された本ポスタービジュアルでは、ロビン・フッドを演じるタロンと、ロビンを史上最速の弓の“早打ち”の達人に鍛え上げ、信頼と友情で結ばれるジョンを演じるジェイミー・フォックスの姿が収められており、「反逆者か、ヒーローか。」という印象的なキャッチコピーが添えられている。弓を引くロビンの背後に、彼を守るかのように武器を力強く構えるジョンのビジュアルからは、2人の強い絆を感じさせ、このバディの活躍をスクリーンで観るのが待ち遠しくなるビジュアルとなっている。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月26日タロン・エジャトン主演『ロケットマン』が、いよいよ本日8月23日(金)に公開。第72回カンヌ国際映画祭の公式上映では4分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも『ボヘミアン・ラプソディ』を超える評価を受けた本作から、タロン演じる19歳のエルトン・ジョンがワンカットのなか「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING」を生で歌って踊るミュージカルシーンが解禁となった。約300人のエキストラ×約50人のダンサー×4台のカメラ×3つのクレーン今回到着したのは、タロン演じる19歳のエルトンが遊園地を歩きながら、約300人のエキストラと約50人のダンサーとともにアップテンポなナンバー、「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」を歌い踊るミュージカルシーン!数分間に渡って、様々なアトラクションの中にも足を踏み入れ、ダンスやアクションを行うタロンをカメラが追い続ける本シーンは、なんと4台のカメラ、3つのクレーン、10台のゴーカートを駆使してワンカットで撮影されたという。本シーンは、ロックンロールに目覚めたエルトンの10代の全盛期を描き出したミュージカルパート。役に入った時の高揚感やその時の気持ちでミュージカルシーンに挑んでいたというタロンが、ダンサーたちの楽しげな姿につられるように踊り出し、心に秘めた想いを吐き出すようにパワフルに披露する生歌と熱演に胸が高鳴るシーンだ。観客が「“あれはすごかった!”と、言ってくれることを願う」と監督監督のデクスター・フレッチャーは「このシーンを観た人が、“いや、あれはすごかった!”と、言ってくれることを願うね。このシーンでは、エルトンの音楽的影響の起源も見て取れるし、周りの人間や、各自の違いを称えるエルトンが描かれている。それこそ彼の一面であり、彼の心だからね」と解説。「ミュージカルのシーンとして、画面がつねに動いていて、躍動的なむき出しの若さを表している。だからワンカットなんだ。撮影監督のジョージ・リッチモンドには、“ぜんぶ一度に、ワンカットで撮影しよう。動き続けて、流れ続けて、継ぎ目をなくすんだ”と伝えた。このシーンは、エルトンが世界の荒波へと踏み出していく場面だからものすごく重要なんだ」と本シーンの重要性を熱弁する。タロンもまた、「この映画はミュージカルで、歌がたんなるパフォーマンスとしてだけでなく、回想の瞬間としても歌われる。僕も本当に気に入っていて、どの瞬間もすごく好きなんだ。こんな形でエルトン・ジョンが自分の曲を歌わせてくれるなんて、言葉にできないほど誇りに思ってる」とミュージカルシーンに込めた思いを明かしている。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月23日昨年末から今年の前半にかけて、『ボヘミアン・ラプソディ』が社会現象を巻き起こしたのは記憶に新しいところですが、次なる大ヒットが期待されている伝記ミュージカル映画『ロケットマン』がついに日本に上陸!今回は、“生ける伝説”ともいわれている主人公のエルトン・ジョンを演じたこちらの方に、見どころを教えていただきました。写真・大嶋千尋(タロン・エガートン)主演を務めたタロン・エガートンさん!【映画、ときどき私】 vol. 253『キングスマン』シリーズで一躍ブレイクして以降、着実にキャリアを積み重ね、現在イギリス人の若手俳優のなかでも、もっとも旬な俳優のひとりとされているタロンさん。今回は、待望の初来日をはたしたタロンさんに直撃し、本作の舞台裏や音楽に対する思いを語っていただきました。―エルトン・ジョンさんを演じるにあたって、撮影前にはエルトンさんの自宅でお互いの話をオープンに話されたそうですが、そのときのやりとりで忘れられない出来事はありましたか?タロンさんこれという会話や言葉をひとつだけピックアップするのは難しいけれど、エルトンはとても協力的な人だし、すごく支えてもらいました。自宅に行ったときのことで印象に残っているのは、彼が初めて買ったダイヤのピアスを僕にプレゼントしてくれたこと。今回、劇中のリハビリのシーンで僕が実際につけているのは、まさにそのピアスなんです。彼は自分の家に僕を招待してくれただけでなく、しばらく家に泊まらせてもくれたので彼の家族とも一緒に過ごしたほど。それくらい彼は僕に対して、あらゆる面で親切に接してくれたし、本当に親しい関係になりました。そんなふうに、彼と間近で接することができたこともこの役を演じるうえで一番かけがえのないことだったのかなと思っています。エルトンはとにかく愛の大きい人―では、エルトンさんとそれだけ長い時間を共有されたタロンさんだけが知っているエルトンさんの素顔を教えてください。タロンさん彼はとにかく愛情をたくさん持っている人。そして、周りの人に対して親切で優しさを振りまいている人だと思います。なので、普段も僕のことを心配して連絡をくれるほどなんですよ。本当に愛の大きい人だけれど、同時におもしろさやいたずら心もあるし、ちょっとからかって言い寄ってくるようなところも彼の魅力ですね。―本作では、吹き替えなしでタロンさん自身がすべての歌を担当されており、素晴らしいパフォーマンスを披露されています。なかでも「Saturday Night’s Alright(For Fighting)/土曜の夜は僕の生きがい」はミュージカルナンバーとして見どころのひとつ。長回しで撮られたそうですが、撮影は難しかったのではないでしょうか?タロンさん実は、セクションごとに何日もかけて撮影し、それをうまくつなぎ合わせてワンカットに見えるようにしているんです。でも、僕が種明かししちゃっていいのかな……(笑)。とはいえ、僕にとっても気に入っているシーンのひとつなんですよ。―そんな舞台裏があったんですね。演じるうえでの苦労はありませんでしたか?タロンさんあの場面のリハーサルは、撮影が始まるかなり前から取り組んでいましたが、僕にとっての課題は、ほかのダンサーたちのなかで自分がどう絡んでいくのかということ。いわゆる普通の筋書きがあるシーンではないので、エルトンが大きなお祭りのなかで、何を伝えようとしているのかを考えなければいけませんでした。そのなかで、「これはエルトンが5年ほどの間で、音楽的にも文化的にも多くの影響を受けて彼の音楽ができあがったことを象徴しているシーンなんだ」という解釈にいたったのです。だからこそ、あのシーンではインド系のセクションがあったり、カリブ系のセクションがあったりするなかでエルトンが絡んでいくという形になっています。人生を変えた忘れられない一曲とは?―なるほど、興味深いエピソードですね。タロンさんといえば、『SING/シング』でも本作でも、歌手以上の歌唱力の高さを証明されているほどなので、音楽への思いも強いと思いますが、ご自身の人生を変えた曲があれば教えてください。タロンさん8歳くらいのときに母がデヴィッド・ボウイの『ハンキー・ドリー』というCDをくれたことがありました。これは僕にとってお気に入りのアルバムのひとつで、どの曲もそれぞれの良さがあって素晴らしいアルバムなんです。なかでも、「流砂」と「クークス」がお気に入りなんだけど、特に好きなのは「クークス」。これは、デヴィッド・ボウイの息子で映画監督になったダンカン・ジョーンズのために作った曲と言われています。若い2人の夫婦に子どもができたときの思いが歌詞に綴られていて、「変わり者の僕たちだけど生まれてきてくれてありがとう」みたいなことを歌っている曲なんです。この曲を母からもらったときはまだ幼かったけれど、親子関係を象徴している曲だと子どもながらに感じて、自分に大きな影響を与えてくれました。―実際にご自分で曲を作ったりしたことはないですか?タロンさんそれはしてないですね。というよりも、そもそも聞かせられるようなものではないと思うので(笑)。―いえいえ、むしろタロンさんの歌声を生で聞きたいというファンは大勢いると思います!たとえば、ヒュー・ジャックマンさんが今年ワールドツアーを行っていますが、タロンさんも同じようにツアーをしてみたいというお気持ちはありませんか?タロンさんツアーができるかどうかはわからないですけど、10曲くらい歌って合間にトークを盛り込むようなちょっとしたコンサートはやってみたいなと思っているので、それはひょっとしたら実現するかもしれないですね。ただ、ツアーとなるとヒュー・ジャックマンくらい幅広いファン層がいないとできないんじゃないかな。(笑)人はつねに変化し続けるものだと感じている―ぜひ、日本でも開催を期待しています。また、本作では「なりたい自分になる」というメッセージも込められていると思いますが、ご自身はなりたい自分になれていると感じているのか、いまの心境を教えてください。タロンさん普段あまりそういうことは考えていないけれど、いまはやりたいことをできていると感じています。なので、映画を作ったり、歌ったりと、自分の好きなことをしながら、しっかりと仕事をして、ローンを払って、いい人生を送りたいと思っているところです。ただ、これから先はもっといろんなことに挑戦したいし、家族を作ったり、大事なこともたくさんあるかもしれないけれど、言えることは「いまの自分は決して嫌いではない」ということ。それに、人はつねに変化しているものであって、たとえば18か月前の自分といまの自分は全然違いますよね?でも、人生ってそういうものなんじゃないかなと思っています。インタビューを終えてみて……。ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれるタロンさん。がっしりとした男らしい体格と時折見せるお茶目な表情とのギャップにすっかり心を鷲づかみにされてしまいました。劇中では、エルトンさんも大絶賛するほどの見事な歌声を披露しており、必聴です!さらに、10月公開のアクション映画『フッド:ザ・ビギニング』でも主演を務めているので、今後も作品ごとに違うタロンさんの魅力をぜひ堪能してください。知られざる実話に心が震える!もっとも成功しているソロアーティストのひとりとして、世界中で愛され続けているエルトン・ジョン。その反面で味わってきた天才ゆえの苦労や成功を手にしてからの葛藤、孤独、挫折といった光の陰に隠れた波乱の人生がいま明かされます。 琴線に触れる名曲の数々とともに、“本当の自分”と出会うまでのエルトンの生きざまを追体験してみては?ストーリーイギリス郊外で、不仲な両親のもとで愛されることを知らずに育った少年レジナルド・ドワイト。そんな彼には、神が与えた天才的な音楽の才能があった。その後、寂しさを紛らわすようにロックに傾倒するようになった少年はミュージシャンになることを夢見るようになる。そして、古くさい自分の名前を捨て、「エルトン・ジョン」として新たな出発を決意するのだった……。魔法のような予告編はこちら!作品情報『ロケットマン』8月23日(金) 全国ロードショー!配給:東和ピクチャーズ©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月22日タロン・エジャトンが世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”になりきる『ロケットマン』。この度、劇中に登場するタロン演じるエルトン・ジョンのド派手なコスチュームの数々にフィーチャーした貴重な特別映像が、シネマカフェに到着した。今回到着したのは、本作を語るには欠かせない要素のひとつであるエルトン・ジョンの豪華絢爛な衣装の素晴らしさについて、演じたタロンほか、衣装デザイナーのジュリアン・デイ、そしてエルトン本人たちが語る特別映像。映像内では、「エルトンの衣装に身を包み、彼になりきった。解放感を覚えたよ」と語るタロンの姿と重なりながら、まるでオレンジ色の悪魔のようなコスチューム、「オズの魔法使い」をイメージしたというコスチュームなど、ド派手で豪華な衣装の数々が映し出され、さらには50足以上の靴やサングラスなど、エルトンを象徴する膨大な量のアイテムが本作の撮影で使用されたことが明らかに。衣装デザイナーのジュリアンが「エルトンの服をベースにタロンだけの服を作り上げた」と語るように、劇中に登場するコスチュームはどれもエルトンの衣装にリスペクトを寄せながら、オリジナリティを追求したハイクオリティなものばかり。エルトン本人も「今でもショーの20分前に自分で衣装を選ぶ。着た瞬間にエルトンという役に入るんだ」とその重要性を熱弁しており、きらびやかな衣装が劇中シーンをどのように彩ってくれるのかに加え、派手で奇抜な衣装を違和感なく着こなしてみせるタロンの姿からも期待が高まる映像となっている。奇抜な衣装の数々を制作するには相当な労力がかかっていたようで、タロンがジュリアンの元へ試着に赴いた数はなんと30回以上。しかし、タロンはこれらの衣装がなければ、エルトン・ジョンという役を演じるにふさわしい魅力を備えることはできなかったとふり返る。「エルトンの衣装は、もちろん、ものすごく”変わってる”。それは彼が心のなかに抱えているたくさんの不安とは相反するものだ。スタイリッシュでクールで最先端の格好で着飾っているのに、ばかばかしさが感じられる面があって、心の痛みが垣間見える。そうやって考えるとすごく心が揺さぶられるんだ。苦しんでいるから自分に化粧を施している。僕はそこに全身で飛び込んでみようと思った。エルトンの美的センスや、奇抜さや、浮世離れした感覚は好きだ。すべてのプロセスは、彼のそうした感覚に従っていくものだった」と語っている。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月22日彼なくして、ここまで胸に迫る作品になったか?答えは「ノー」だ。『ロケットマン』を観た誰もが、タロン・エジャトンとエルトン・ジョン役の幸せな出会いを実感すると思う。それを真っ先に予期したのは、監督のデクスター・フレッチャーだ。この素敵な主演俳優と監督がタッグを組むのは、『イーグル・ジャンプ』に続いて2度目。「あのときのタロンは全く使い物にならなかったけどね(笑)」とジョークを飛ばすフレッチャー監督だが、その目には、隣にいるタロンへの愛が溢れている。“エルトン・ジョン”に繋がる幼少期の経験「スキー選手の役なのに、スキーができなくてね。それは冗談として(笑)、あのころから僕は、タロンの歌声が素晴らしいと知っていた。だから、彼がエルトン・ジョンを演じるのが最高のアイデアに思えたんだ。実際、僕の考えは正しかったね。『ロケットマン』はミュージカルであり、キャストは歌声を通して役の心情を伝える。それには、演技も歌も素晴らしいものでなくてはならない。それができるのは、タロンだけだったと思う」。音楽界のスーパースター、エルトン・ジョンの人生をたどる『ロケットマン』で、タロンは圧巻のパフォーマンスを見せた。名曲にのせて心情を吐露する場面においても、観客を魅了するライブシーンにおいても。愛すべきアニメーション映画『SING/シング』や王立演劇学校出身の経歴に触れるまでもなく、いまや世界中が彼のスキルを知ることになったが、どんな道のりを経て「演技も歌も素晴らしい」青年に?「褒めていただいて、ありがとう」と照れながら、タロンが10代を振り返る。「大抵のティーンエイジャーがそうであるように、僕も音楽と映画に興味があった。それに、物作りも大好きだったんだ。クリエイティブな子供ってやつだね(笑)」。「絵を描いたり、粘土で何かを作ったり。合唱やミュージカルにも積極的に参加した。その中でも演技は僕にとってすごく重要で、家族で引っ越しをした12歳のとき、新しい町で友達を作ろうと演劇グループに参加したんだ。おかげで大勢の仲間ができたよ。お芝居が、僕の世界を広げてくれた。みんなで物を作る楽しさを知ったんだ」。次のページ:「僕の考える彼になりきった」エルトンを真似る必要はない「僕の考える彼になりきった」製作総指揮にも名を連ねるエルトン・ジョンは、物作りの楽しさをいまも探求し続けるタロンを終始サポートした。「自分のことを包み隠さず語ってくれたりしてね。僕には、彼の惜しみないサポートがあった。それでいて、自由もあった。エルトン・ジョンという人にはエゴがない。彼の人生を描いた作品ではあるけど、僕らの作品であることを尊重してくれたんだ」とタロン。フレッチャー監督が続ける。「エルトンはタロンにこう言っていた。“僕を真似る必要はない”とね。エルトンも僕らも、薄っぺらい物真似映画など目指していなかった。僕らが語りたい物語を、彼は誰よりも理解してくれていたんだ」。「だからね、僕の考える彼になりきったんだ。“エルトン・ジョンだ!”と自分に言い聞かせて」(タロン)、「エルトン・ジョンじゃないのにね」(フレッチャー)、「エルトンだってば。大きな意味では」(タロン)とじゃれ合う2人だが、大勢の心をつかむ作品になったのは、「薄っぺらい物真似映画」をよしとしない彼らの姿勢によるのだろう。大スターの極めてパーソナルな物語でありながら、どうしようもなく普遍的。世界的アーティストでさえ、自分自身を愛するのがどんなに難しいかを『ロケットマン』は教えてくれる。「自分を愛するにはどうすればいいか。難しい問題だよね。生きるうえでの信念にもつながることだから。僕にはよく分からないし、結局はそれぞれが自分なりの答えを見つけていかなきゃいけないのだと思う」。「ただ、僕に言えるのは、人生は一度きりだし、体も1つで、置かれた状況もこれしかない。その中で選択するのが人生なのだから、いくら苦しくても、自分を愛するという選択をしたほうが生きやすいということかな」(タロン)。次のページ:作品も自分も愛することから始まる作品も自分も愛することから始まるちなみに、俳優の立場から“愛される作品の作り方”にも言及してもらったところ、「そっちはますます分からない。永遠に解けない謎だよ」と苦笑。「でも、少なくとも僕たちは映画作りを楽しんでいるし、作品にたくさんの愛を注いでいる」。「美術担当、撮影担当、音楽担当など、すべてのスタッフが愛情を持って、家族のように、同じ目標に向かうんだ。そうすれば、僕たちが愛するように、観客も作品を愛してくれる…はず(笑)。経験から言えば、撮影がつまらないと、いい作品にならないことが多いし」。タロンの言葉を受け、「万人に愛される作品を作る方法があれば、僕らはいまごろもっと稼いでいるし、天才だと思われている(笑)。でも、残念ながら、そんな方法は決して見当たらない」と頭を抱えるフレッチャー監督。一方、「自分自身を愛すること」に関して語る口調は確かだ。「自分を愛せなければ、人からの愛を受け入れることもできない。愛されていい存在だと自分を説得できない人間は、たとえ誰かに“愛している”と言われても、“自分を愛してくれる人なんているわけない”と壁を作ってしまうからね。堂々巡りの悲劇だ。それによって、深い関係を築けなくなるのだから」。「結局は、自分を愛さないと、人を愛することもできない。それが『ロケットマン』の大きなメッセージになっているし、僕自身も自分を愛せる人間でありたいと願っている」。数ある“お気に入りのエルトン・ジョン楽曲”の中の1曲として、映画用に書き下ろされた新曲「(I’M GONNA)LOVE ME AGAIN」を挙げ、歌い出す2人。 タロンとエルトンがエンドロールで共に歌うこの曲には、“自分を愛する”というテーマが込められている。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月20日大スター、エルトン・ジョンの半生を題材にした映画『ロケットマン』が23日(金)から公開になる。まだ元気に活動している“現役”のミュージシャンの若い頃を一体、誰が演じるのか? プロデューサーを務めたマシュー・ヴォーンは、自分が監督した『キングスマン』で主演を務めたタロン・エガートンを第一候補に挙げた。エガートンは演技力があって、歌唱力もあり、作品への情熱があった。さらにエガートンは笑顔で振り返る。「僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね」『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』『土曜の夜は僕の生きがい』『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』などヒット曲を次々に発表した現役最高のポップスターのひとり、エルトン・ジョン。大きなメガネとド派手な衣装、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了する彼のステージは圧巻だ。しかし、その半生は苦しさや哀しみ、痛みに満ちあふれていた。本作は彼の名曲の数々を新たなアレンジ&解釈で織り交ぜながら、成功、地位、名誉、記録、金……“愛”以外のすべてを得た男の狂乱の日々が描かれる。エガートンは英国ウェールズで育ち、王立演劇学校で演技を学んだ秀才だ。ちなみに彼が入学のオーディションで歌った曲は『ユア・ソング』だった。ヴォーンの推薦を受け、エルトン本人からも認められたエガートンは、数々のフッテージや楽曲に触れるだけでなくエルトン本人に会って役を掴んでいったという。「エルトンはメロディをつくる天才で、エネルギッシュなパフォーマンスができて、観客を楽しませる視覚的な感性も鋭い。自分をどう見せればいいのか本当によく理解しているんだ。だからみんなが彼を“ロックスター”と呼ぶんだろうね。ステージを降りた彼は面白くて愉快な人なんだけど、同時に繊細な部分もある。ステージでパフォーマンスした後に『今日のステージはうまくできていたかな? 大丈夫だった?』って僕に聞いたりするんだ。あのエルトン・ジョンがだよ! でも、そんな繊細さを持ち合わせているところも、彼が芸術家だってことなんだろうね」そこでエガートンは気づいた。「そう。僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね(笑)。もちろん僕はエルトンみたいな天才じゃないよ! でも僕もエルトンも自分を見せたがりで(笑)、ステージでは堂々としているけど、そこから降りると不安になったり、モロさを見せてしまうことがあるんだよ」エルトン・ジョンも自分とエガートンが似たタイプだと気づいていたのかもしれない。彼はエガートンが“自分”を演じるにあたり、あえて「自分のマネをしないでほしい」とリクエストしたという。「監督もそれを望んでいたし、僕もモノマネはしたくなかった。『ロケットマン』はありきたりな自伝映画じゃないから、歌を通じて描かれる感情だったり、彼の人間的な弱さをしっかりと描くために、僕自身のパーソナル部分も隠さずに露(あら)わになる必要があった。その結果、僕とエルトンの要素が融合したものになったと思う」劇中の楽曲はすべてエガートンが歌い、ビートルズの新リミックスでもおなじみのジャイルズ・マーティンが新たにアレンジを施した。ここで歌われるのは“懐かしのメロディ”ではない。スクリーンを生きる主人公エルトン・ジョンの感情がムキ出しになった生々しい楽曲群だ。「正直に言うと、演じている時は少し心配だったよ。お客さんが“まったくエルトン・ジョンに似てないじゃないか!”って言うんじゃないかってね。でも完成した映画を多くの人が受け入れてくれた。やっぱり単なるモノマネやコピーでは薄っぺらくなってしまうからダメなんだ。観客に共感してもらえるような人物を演じることが最も大事なことだと思う」ちなみに言っておくと、劇中のエガートンとエルトン本人の見た目はかなり似ている。体型や髪型、メガネ、衣装までが完璧に再現されており、ファンなら思わずニヤリとするはずだ。しかし、それは現実のエルトンのコピーではない。スクリーンにいるのは、エルトン・ジョンとタロン・エガートンがふたりで生み出した唯一無二の“成功と狂乱の日々をおくる孤独なスター”だ。「僕はエルトン本人に会って、彼のことを大好きになったからこそ、彼の派手な部分だけじゃなくて、繊細だったり、モロい部分をちゃんと演じて観客に伝えたいと思ったんだ」『ロケットマン』8月23日(金) 全国ロードショー
2019年08月20日8月23日公開の映画『ロケットマン』の舞台あいさつが15日、東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷で行われ、主演のタロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督が出席した。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン"エルトン・ジョン"の半生を、『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が映画化した本作。生きる伝説・エルトン・ジョンを、タロン・エガートンが熱演している。ブルーカーペット・イベントの後に、本作の試写会が行われるTOHOシネマズ日比谷に会場を移し、タロン・エガートンとデクスター・フレッチャー監督が登壇して舞台あいさつ。劇中でエルトン・ジョンを演じたタロン・エガートンは「素晴らしい歓迎をうれしく思います。東京はずっと来たいと思っていた街でした。PR活動で忙しくてホテルで過ごす時間が長いですが、そこで出会った多くの日本の方々に温かい歓迎を受けて非常に感謝しております。そして美味しい食べ物をたくさんいただきました」と初めての日本を満喫している様子。続けて「俳優をやっていてまだ存命中の有名な人を演じることはありませんでした。エルトン・ジョンはまだご存命で、さらにこの作品にも関わっています。この映画を通して彼とは深い絆と友情が生まれました。今回の作品に出演できたことは自分にとって特別で魔法のような経験でしたね」と振り返り、「今回の作品は本当に素晴らしい作品になりました。エルトンは成功しましたが、彼が抱えた悩みは我々も抱えていると思います。すごく人間臭さを感じてもらえる映画だと思いますので、その辺も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。そんなタロン・エガートンについてデクスター・フレッチャー監督は「タロンが全曲すべてアフレコなしで歌っているところが見どころですよ。彼は俳優として素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れたものを持っています。彼が生で歌っているシーンは心がこもっていて感情がストレート。そこに注目して欲しいですね」と絶賛。そのデクスター・フレッチャー監督は、日本で大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたが、「日本でクイーンが人気だということは知っていました。だから大ヒットは全然不思議ではないと思います」と分析しつつ、「この映画はあの映画とは全く違います。純粋なミュージカルですよ。今回は暗い面も描きながら、最終的には希望の物語であり、どんな状況に置かれても人生捨てたものじゃないという人生讃歌のメッセージも込められています。劇場を後にする時に最高のご機嫌な顔になっていただければ自分にとってこれ程うれしいことはないですね」と期待を寄せていた。映画『ロケットマン』は、8月23日より全国公開。
2019年08月16日8月23日公開の映画『ロケットマン』のジャパンプレミア ブルーカーペット・イベントが15日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で行われ、タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督、ハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるか、ふかわりょうが出席した。イベントの冒頭では"ロケットマン"名義で音楽活動を行ってきたふかわりょうが登場。"ロケットマン"のタオルを持参して登場したふかわは「私が来てよかったんでしょうか?」と観客に投げ掛けると、観客からは大きな拍手が。それに笑顔を見せたふかわは「ありがとうございます。若干昨日は眠れなかったんですが、呼んでいただけて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。ふかわは、1998年よりロケットマン名義で音楽活動している。「ロケットマンとして20年続けてきまして、タオルを作った甲斐がありました」と満足げで、本作については「エルトン・ジョンの楽曲を子供の頃から聴いていたので非常にうれしいですね」と大好きなエルトン・ジョンの反省を映画化した本作には笑顔を見せた。ふかわの次は、近藤春菜のネタ「エルトンじゃねぇよ」でお馴染みのハリセンボンが登壇。エルトン・ジョンを意識したメイクと衣装の近藤とともに登場した箕輪が「自分の半生が映画になるっていうのは、どんな気持ちですか?」と近藤に振ると、近藤は「エルトン・ジョンじゃねえよ!」とお馴染みのネタを披露して会場は大爆笑。そんな近藤のファッションに会場から「可愛いー!」という声を聞いた近藤は「知ってる!」と満更でもない様子で、「自分でもエルトン・ジョンかな? と思える仕上がりで、エルトン・ジョンに感謝したいですね」と満足げも、隣にいた箕輪から「現金取引しかしない社長っぽい」と指摘されて会場の笑いを誘った。その後に劇中でエルトン・ジョン役を演じたタロン・エガートンとデクスター・フレッチャー監督が登場して報道陣向けの写真撮影。撮影後はファンにサインや写真撮影に応じるなど、ファンサービスを実施した。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン"エルトン・ジョン"の半生を、『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が映画化した本作。生きる伝説・エルトン・ジョンを、タロン・エガートンが熱演している。映画『ロケットマン』は、8月23日より全国公開。
2019年08月16日エルトン・ジョンの半生を映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』のジャパンプレミアが8月15日(木)、都内で行われ、主演を務めるタロン・エジャトン、デクスター・フレッチャー監督が出席した。『ロケットマン』は「愛と喜びにあふれた作品」『キングスマン』シリーズのエグジー役で一躍その名を世界に轟かし、本作では音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じ切ったタロン・エジャトンが満を持しての初来日!「ずっと日本に来たいと思っていたからね。いまのところは(取材などで)ホテルに缶詰めだけど、それでも、皆さんの温かな歓迎に心を打たれている」とファンの熱気に感謝の意。本作は「とても人間らしく、愛と喜びにあふれた作品」だといい、「天才の半生を描いた作品だけど、抱える悩みは僕らと一緒だし、きっと共感してもらえるはず」と自信をこめて、アピールしていた。エルトンは本作の製作にも関わっており「存命する“伝説”を演じるなんて機会なんて、なかなかないしね。彼とは深い絆と友情も生まれた。ずっと続くことを願うね」と話していた。同じ音楽伝記映画、『ボヘミアン・ラプソディ』との違いは?『ワイルド・ビル』、『サンシャイン/歌声が響く街』に引き続き自身3度目、約5年ぶりの来日を果たしたフレッチャー監督。ノンクレジットながら大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めて、日本を含む世界的大ヒットに導いた立役者だ。「日本は来るたび、満喫している。食事にショッピング、本当に最高さ。しかも、今回はタロンと一緒だからね。うれしくて体が爆発しそう!」と大はしゃぎしていた。『ボヘミアン・ラプソディ』との“違い”は「より純粋なミュージカル映画だ」といい、吹き替えなしで数々の名曲を熱唱しているタロンについては、「そこが一番の見どころ。演技はもちろん、歌唱力も並外れているからね」と大絶賛した。本作には、エルトンの“転落”にも言及しているが「それでも、この作品は希望の物語、人生賛歌なんだ。皆さんが笑顔で映画館を出てもらえれば最高だね」と日本のファンにメッセージを送った。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月15日先日、待望の初来日が決まったタロン・エガートン主演『ロケットマン』。今回は、タロンが熱演するエルトン・ジョンの親友であり、楽曲作成のパートナーであるバーニー・トーピンを演じたジェイミー・ベルに注目した。2000年公開『リトル・ダンサー』で、約2,000人が参加したオーディションで見事主演の座を射止め、新人とは思えないほどの名演で英国アカデミー賞主演男優賞をはじめとする名誉ある賞に輝き、鮮烈なデビューを飾ったジェイミー・ベル。その後もピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』(’05)や、クリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』(’06)、パフォーマンスキャプチャーを用いたスティーヴン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(’11)、本年度カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したポン・ジュノ監督との『スノーピアサー』(’14)など名監督の作品に次々と起用され、実力派俳優へと進化を遂げてきた。本作では、エルトン・ジョンの人生を語るうえで欠かせない大親友で、信頼する作詞家のバーニー・トーピン役に。劇中では、運命的に出会ったエルトンと意気投合し、その後、世界的なブレイクを共に経験し、エルトンの人生が壮絶に変化してもなお音楽パートナーとしてエルトンを支え続ける唯一無二の存在を熱演!ミュージカルシーンでも、エルトンだけでなく観るもの全ての心を揺さぶる力強い歌声を披露している。エルトン・ジョン「僕自身の物語で彼に心を動かされている」本作の主人公でもあり、製作としても参加しているエルトン本人は、偶然にもジェイミーが出演していた『リトル・ダンサー』の大ファンだったという。「ジェイミー・ベルに本作に参加してもらうという案を聞いたとき、“ぜひやってくれ!”という想いだった。ずいぶん前に、カンヌ映画祭で『リトル・ダンサー』のプレミア上映に参加して、すごく心を動かされたんだ。そして今度は僕自身の物語で彼に心を動かされている!本当に素晴らしいね」と、本作で果たした19年越しの再会に胸いっぱいの様子。ジェイミー・ベル「彼は僕が初めて会った大スター」ジェイミーも「(カンヌ国際映画祭の)上映後のレセプションで、エルトンが僕と監督のもとにやってきた。彼はまだ震えて涙を流していたんだ。映画が深く響いたと言って。彼は僕が初めて会った大スターだった。若くして成功と名声を経験した人間として、エルトンは、人がそれをどう進んでいくかに関心を持っているようだ。この映画も、それについての映画だ。エルトン・ジョンは、その経験を生き抜いてきた。彼の物語は並外れた物語だ」と、エルトンとの初対面をふり返ると同時に、過酷な人生を乗り越えようともがくエルトンの姿に称賛を贈る。エルトンにとって欠かせない超重要な存在であるバーニーを熱演するジェイミーにも注目だ。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月11日“エルトン・ジョン”の半生を映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』を引っさげ、主演タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督の来日が決定!併せて、タロンの美声が響く名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」誕生の瞬間が明らかになる本編映像とタロンのコメントが到着した。『キングスマン』シリーズのエグジー役で一躍その名を世界に轟かし、本作では音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じ切ったタロン・エガートンが満を持しての初来日。かねてから日本に来ることを切望していたというタロンは、日本のファンへ向けて「日本は、ずっと訪ねてみたい場所のリストのトップだったんだ。『ロケットマン』で日本に行けることになって、興奮しているよ。僕らが一生懸命つくった作品なので、日本の人々にも早く見てもらいたい。日本に到着するのがとても楽しみだよ」とコメント。全編の歌唱シーンを吹き替えなしで歌い、エルトン本人も舌を巻いたと語る入魂の本作を引っ提げ、ファン待望の初来日を果たすタロンが、日本で何を語ってくれるのか期待が高まる!さらに、ノンクレジットながら大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが『ワイルド・ビル』、『サンシャイン/歌声が響く街』に引き続き自身3度目、約5年ぶりの来日も決定し、「素晴らしい友人であり、一緒に映画を作った仲間でもあるタロンと一緒に、東京に行けることになり、本当に嬉しいです」とコメント。「私にとって日本は、素晴らしい文化の生まれた場所であり、その文化を心から愛し、享受しています。スタイルの極致であり、深い伝統が素晴らしい現代性と結びついているんです。我々は『ロケットマン』のことをとても誇りに思っています。本作品は、エルトン・ジョンの目と音楽を通して描かれたミュージカルファンタジーアドベンチャーです。日本の皆さんは、きっと我々がこの作品につぎ込んだ労力と想像力を評価してくださるでしょうし、一緒にこの作品を楽しんでくれるのを楽しみにしています」と語っている。タロンとフレッチャ-監督は8月15日(木)に開催予定のジャパンプレミアイベントでレッドカーペットイベントに登場、その模様は当日Twitterで生中継される予定となっている。そしてこの来日を記念し、日本でも大人気なエルトン・ジョンの代表曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が誕生する“運命の瞬間”を収めた本編映像が初解禁!親友であり、信頼する作詞家のバーニー(ジェイミー・ベル)が書いた詩からインスピレーションを受け、楽曲誕生後、時代や世代を超えて愛されていく音楽史上に残るメロディーが生まれていく。その類まれな音楽の才能によってキャリア初の大ヒット曲が瞬く間に完成されていく様子に、思わず笑みをこぼすバーニーも次第に真剣に聞き入り、エルトンの家族と共に釘付けになっていく姿が…。エルトンとバーニーという最強の音楽パートナーとして強い絆で結ばれた友情を実感する瞬間や、タロンの美声で紡がれた名曲の再現度にワクワクせずにはいられない。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月01日世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』から、日本オリジナル本予告と本ポスターが解禁となった。今回解禁された本予告では、タロン・エガートン演じるエルトンの壮絶な人生のドラマパートと、タロンが自らの声で歌い踊る豪華絢爛なミュージカルシーンが惜しみなく詰めこまれている。類まれなる音楽の才能を持ちながら孤独を感じて育った少年は、自身の過去と名前を捨て、瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。いつでも本当に必要とする相手から愛を得られない辛苦に身を崩すも、“本当の自分”を信じて、歌い続けるエルトンの力強い生き様が、デクスター・フレッチャー監督こだわりのファンタジックな演出で光る。そして、誰もが一度は耳にしたことのある「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」、本作のタイトルにもなっている「ロケット・マン」、「土曜の夜は僕の生きがい」、「クロコダイル・ロック」といった珠玉の名曲たちで色鮮やかに彩られ、未だかつて見たことの無いミュージック・エンターテインメント超大作の誕生を予感させる予告映像となっている。本予告と同時に解禁されたポスタービジュアルには、ド派手な打ち上げ花火の演出が施されたドジャー・スタジアムの伝説のライブステージで大熱唱するエルトンの姿が。「そのメロディは、世界中を魔法にかける。」というキャッチコピーが添えられ、フレッチャー監督とタロン・エガートン、そしてエルトン・ジョンという黄金のタッグによって、花火のようにスクリーンに打ち上がる音楽と映像のマジックにますます期待が高まるビジュアルに仕上がっている。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では『ボヘミアン・ラプソディ』を超える89%を記録し、大絶賛を受けている。公開に向けますます盛り上がりを見せている本作に期待したい。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年07月16日『キングスマン』シリーズで一躍人気俳優となったタロン・エガートンが主演し、レオナルド・ディカプリオを製作に迎えた映画『フッド:ザ・ビギニング』(原題:ROBIN HOOD)が、10月より日本公開されることが決定。特報映像も到着した。何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリーは、十字軍に召集されて戦地へ。4年後、激戦を生き抜き帰国するも、知らない間に戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョンの導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官と教会内部に入り込む一方、裏では頭巾(フッド)でその顔を隠し、領民らから搾取した金を盗んでは還元するのと同時に、教会が抱える秘密に迫っていく。頭巾の男はやがて<フッド>と呼ばれ民心を集めるが、脅威を感じた教会は<フッド>を捕えるために非情な先鋭舞台を送り込む…。これまで、ケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど、名ハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきた“ロビン・フッド”だが、本作で描かれるロビン・フッドは、これまで描かれてきたストーリーとは異なり、“伝説のヒーロー”ロビン・フッドがいかにして生まれたのか、前日譚を描いていく。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿を時代を超えてスタイリッシュに仕上げた。主演のタロンがロビン・ロクスリーを演じるほか、十字軍に従事していた際には敵対していたが、長官や教会の秘密に迫るためバディを組むジョン役を、『Ray/レイ』『ジャンゴ 繋がれざる者』『ベイビー・ドライバー』のジェイミー・フォックスが演じている。日本公開決定と合わせて到着した特報映像では、表の顔は領主として生きるロビンが、“裏の顔”盗賊ロビン・フッドを「頭巾でブス隠し」とディスる場面や、弓矢の名手であるフッドが的を見ずに背中越しに命中させるなど弓を使ったアクロバティックなシーンも登場している。賞金をかけ、敵も味方も欺き魅了するロビンの姿は、既成概念を鮮やかに裏切るまさに新しいヒーロー!そんなニューヒーローが誕生する本作の公開は、もう少し待っていて。『フッド:ザ・ビギニング』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年06月17日エルトン・ジョンの半生を映画化した『ロケットマン』より、エルトン・ジョン役のタロン・エガートンがタイトルにもなっている名曲を吹き替えなしで披露する本編映像が公開。併せて、本ポスタービジュアルも到着した。本作は、日本でも大きな話題となった『ボヘミアン・ラプソディ』と『キングスマン』のスタッフ・キャストが、誰もが一度は耳にしたことのある世界的大ヒット曲にのせて描く、誰も見たことの無いミュージック・エンターテインメント超大作。到着したポスタービジュアルは、1975年にドジャー・スタジアムで開催された音楽史に残る伝説として語り継がれるライブシーンを再現。また、本編映像でもそのライブシーンが公開。観客の大歓声を全身に浴びながら、タロンが名曲「ロケット・マン」を熱唱!10万人以上もの熱狂的なファンで溢れ返っていたという会場の様子や、ステージ上でバッティングを行ったという圧巻のパフォーマンスが再現されている。また、6月7日(金)よりコレクターズ・ミュージック・カード(豪華台紙付)特典付きのムビチケカードが発売決定。ムビチケカード1枚につき、それぞれの歌詞の一節が入った「ロケット・マン」カード、「ユア・ソング」カードのいずれか1枚が付いてくる。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年05月28日『キングスマン』タロン・エガ-トン主演で伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した『ロケットマン』。第72回カンヌ国際映画祭の初上映で大絶賛を受けたばかりの本作のプレミアが、“母国”イギリスで行われた。ノンクレジットながら『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーのもと、音楽史に残るカリスマ“エルトン・ジョン”をタロンが演じ、数々の名曲を共作した創作上のパートナー、バーニー・トーピン役に『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、エルトンの母シーラ役に『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、エルトンのマネージャーで後に「クイーン」を見出した敏腕音楽プロデューサー、ジョン・リード役に「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンといった、実力派豪華キャストが集結した本作。第72回カンヌ国際映画祭では上映後、会場中から巻き起こった4分間に及ぶスタンディングオベーションに、主演のタロンが感動の涙を見せ、エルトン・ジョン本人とともに強いハグを交わしたばかり。そして現地時間5月20日(月)には、本プレミアイベントで出身国イギリスへ堂々の凱旋を果たす豪華キャスト&スタッフ陣を一目見ようと、およそ1,000人ものファンが集まった。エルトンらしい星のモチーフや、無数のスパンコールでキラキラに輝く“ロケットマン”のロゴなどで飾られたブルーカーペットが敷かれた会場には、リアルタイムでエルトンの音楽に親しんできた熱狂的なファンがド派手なメガネやカラフルな衣装を身に付け、彼の歌を合唱しながら、和気あいあいとした雰囲気でスターの登場を待ち構える姿が。この日、ロンドンのプレミア会場はカーディフ、ダブリン、グラスゴー、ゲイトヘッドの4都市の映画館と中継で繋がっており、映画館に集まったオーディエンスにも時折ロンドン会場から話しかけるなど、イギリス各地がプレミア開催に向けて盛り上がりを見せていた。タロン「僕自身この作品に全身全霊をかけて挑んだ」最初に登場したリチャードに続き、ブライス、タロンとキャスト陣が続々到着すると、会場は大盛り上がり。彼らは握手やサイン、写真撮影を求めるファンたちに快く応じていた。さらに、背中に“ロケットマン”と刺繍が施された紺色のスーツを纏ったエルトンが登場すると、会場のボルテージはMAXに!エルトンも満面の笑顔で、ファンからの熱い声援や拍手喝采に手を振り返し、大勢の観客で満員となった会場を見渡していた。エルトンを演じたタロンは、プレミアを迎えた心境について「ここまで長かったから、映画を観てもらえることがとても楽しみだ。反響もとても良いよ。エルトンの音楽と人生、そして(仕事上パートナーの)バーニーの音楽と人生を讃えた作品に仕上がっているし、僕自身この作品に全身全霊をかけて挑んだから、とにかく皆に観てもらえるのが嬉しいよ」と、本作への熱い想いを言葉に込める。また、ブライスは「エルトンは幼い頃の冷たい家庭環境で心が満たされず、あんなに若くして成功したのにそれでも自分を好きになれなかった。でも、自分の人生は自分で歩むんだと、ひとりの人間として自立していくの。そんな人生の旅を描かれていく作品よ」と本作の魅力を語った。『ボヘミアン・ラプソディ』を愛する日本のファンに「2回、いや3回は見て」昨年の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務め、本作でメガホンを取っているフレッチャー監督は「この映画は僕が前回手掛けた『ボヘミアン・ラプソディ』とは全く違う作品に仕上がっているよ。ファンタジーなタッチと、ミュージカルでエルトンの人生を描いたんだ。彼のこれまでの歩みと、生きることの喜び、そしてエルトンの曲が満載だ。『ボヘミアン・ラプソディ』が好きなら、日本の皆には2回、いや3回は見てもらいたいね!」と自信を覗かせる様子も。そして『キングスマン』シリーズでタロンやエルトンを起用したことがあり、本作では製作として携わっているマシュー・ヴォーンは、タロンの起用について「タロンは実力があって、エルトンみたいに歌って踊れる。そして、しっかりとドラマを演じる風格がある。本当にピッタリだった!」と明かし、劇中の活躍に太鼓判。なお、会場には、劇中でジェイミーが演じるバーニー・トーピン本人や、ボーイ・ジョージ、ルル、ジェームス・ブラント、ジェームス・ベイ、トム・オデルといったベテランから若手まで英国のミュージシャンをはじめ、『キングスマン』シリーズキャストのマーク・ストロング、“スパイダーマン”トム・ホランドの英国俳優ら豪華ゲスト陣も駆けつけ、集った観客たちも大興奮!伝説的ミュージシャンの半生を描く本作の幕開けに相応しい、大盛況のプレミアとなった。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年05月22日伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を描いた、タロン・エガートン主演の映画『ロケットマン』が、2019年8月23日(金)に公開される。エルトン・ジョンの人生を描いたミュージック・エンターテイメント映画『ロケットマン』は、ミュージック・エンターテイメント作品。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた“エルトン・ジョン”に焦点を当て、その波瀾万丈な人生を描く。ボヘミアン・ラプソディxキングスマンの制作陣が集結監督は日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー。同じ音楽を題材にした映画だけに余計に期待が高まる。そして『キングスマン』シリーズの監督を務めていたマシュー・ヴォーンがプロデューサーとして参加した。なお、エルトン・ジョン自身もプロデューサーとして映画に関わっている。エルトンを演じるタロン・エガートンエルトン・ジョン役を演じるのは『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン。両親から満足な愛情を注がれずに育った少年時代から、並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていったエルトン・ジョンの青年時代を演じる。また過酷なボイストレーニングを経て、エルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで歌いきったという渾身の美しい歌声にも注目だ。豪華キャスト勢主役の脇を固めるのは、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』のリチャード・マッデンといった実力派キャスト勢の顔ぶれが揃う。カンヌでエルトン×タロンカンヌ国際映画祭でも『ロケットマン』は上映され、映画が終わると約5分以上のスタンディングオベーション。主演のタロン・エガートンとエルトン・ジョンのツーショットも見られた。タロン・エガートンはエルトンの曲について、「自分の人生の思い出の一部」と話していた。エルトン・ジョンとタロン・エガートンが共演した新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が『ロケットマン』のエンドロールを飾る。『ロケットマン』詳細映画『ロケットマン』原題:ROCKETMAN公開日:2019年8月23日(金)監督:デクスター・フレッチャー脚本:リー・ホール製作:マシュー・ヴォーン出演:タロン・エガ-トン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン全米公開:2019年5月31日(予定)配給:東和ピクチャーズ■特典付きムビチケカード発売日:2019年6月7日(金)※チケット1枚につき豪華台紙付きのコレクターズ・ミュージック・カード1枚が付属。
2019年04月28日