©Singapore Tourism Boardクリスマスシーズンの到来を告げる、シンガポール・オーチャードロードのイルミネーション「Christmas On A Great Street」が間もなくスタート。ライトアップ期間は2016年11月12日~2017年1月2日。初日には点灯式も開催予定。 2016年のテーマはSpread the Joy1984年のスタート以来、毎年南国シンガポールのクリスマスを盛り上げてきた東南アジア最大級のイルミネーション「Christmas On A Great Street」が今年も始まる。2016年のテーマは「Spread the Joy」。オーチャードロード西端のTanglin Mall(タングリンモール)から東端のPlaza Singapure(プラザ・シンガプーラ)まで続く約2.2Kmのハイストリートを舞台に、まさにSpread the Joy=人々にクリスマスの歓喜を広げていく。©Singapore Tourism Board オーチャードロードに建ち並ぶ巨大ショッピングモール群がそれぞれ手掛けるオリジナルのクリスマスツリーも、この時期ならではの風物詩。期間中、見学者によるツリーの人気投票も行われる予定。2015年はOrchardgateway(オーチャードゲートウェイ)とIon Orchard(アイオン・オーチャード)が「the best dressed buildings」に輝いた。IONのイルミネーション ©Singapore Tourism Board毎年子ども達が楽しみにしているTanglin Mallでの人工雪のイベントや、クリスマスセールなど、この時期ならではのイベントも多く予定されている。 ライトアップセレモニーでクリスマスの魔法にかかる瞬間を目撃!©Singapore Tourism Board ライトアップ初日の2016年11月12日(土)には点灯式を予定。当日Scotts RoadとBideford Roadに挟まれたオーチャードロードの一部区間は、15時より23時まで車両通行止めになる。歩行者天国には30以上の屋台が登場し、一足早いクリスマスマーケットを開催。電車の乗り物や空気の入ったお城のトランポリンなど、子どもも楽しめる催しも予定されている。©Singapore Tourism Board会場となるNGEE ANN CITY 隣の「Mandarin Gallery」では、学生ボランティア100人が光るスティックを1S$(約76円)の寄付と引き換えに配布。ParagonやOrchard Gatewayなどのショッピングモールでは、点灯式に合わせてクリスマスキャロルのパフォーマンスも行われる。 A Great Street Light Up Ceremony・日時:2016年11月12日(土)19時より・場所:NGEE ANN CITY CIVIC PLAZA(シンガポール髙島屋前広場)・詳しいスケジュールはこちら>※写真は過去のイルミネーションの様子です
2016年11月10日オーチャードから程近いタングリン地区は、欧米系の駐在員やセレブが多く住む事で有名。その中心に位置する「タングリン・モール」は、ショッピングモールとしては小規模ながら、洗練されたショップやレストランの数々は常に国際色豊かな人々で賑わう。日本未上陸のショップでお土産探しはいかが?欧米系コミュニティーの中心となるショッピングモール©TRIPPING!アメリカ大使館やイギリス大使館、オーストラリア大使館などが集まるTanglin(タングリン)地区。タングリン・ロードとグレンジ・ロードの交差点に佇むショッピングモールが「Tanglin Mall(タングリン・モール)」だ。地下1階~地上3階と、シンガポールのショッピングモールにしては小規模ながら、欧米系の洗練された約70のショップやレストランが軒を連ねる。洗練されたショップの中には日本未上陸のブランドも©TRIPPING!Brown Rice Paradiseタングリン・モールに入ると、日本ではあまり見かけない店舗が多く、色とりどりのディスプレイに思わず目を奪われてしまう。1階の「The Better Toy Store(ザ・ベター・トイ・ストア)」は、木製の玩具を専門に取り扱う店舗。出産祝いや子どものお誕生日ギフトにもおススメだ。シンガポールでも珍しい大規模のオーガニック専門店「Brown Rice Paradise(ブラウン・ライス・パラダイス)」は2階のインフォーメーションカウンター奥の階段から中3階へ。オーガニック・ティーやコーヒーはもちろん、石鹸やアロマの精油、お菓子や離乳食まで、全てオーガニックの製品を取り扱う。同じく2階の「iwannagohome!®(アイワナゴーホーム!®)」は、島内に複数店舗展開する家具や雑貨のお店。キッチンツールやテーブルウェアの種類が豊富。©TRIPPING! Chateau de Sable幅広い年代に人気のローカルブランド「Island Shop(アイランド・ショップ)」や、オシャレな雑貨店「Tatty Marsh」、フランス発の子ども服「Chateau de Sable(シャトー・ド・サーブレ)」なども人気。地下にはスーパーマーケット「Tanglin Market Place(タングリン・マーケット・プレイス)」や、フードコートも入り、小規模ながら両替所、薬局、テイラー、クリーニングなど、一通りのサービスも充実している。Tanglin Mall(タングリン・モール)・住所:163 Tanglin Road S247933・営業時間:10:00~22:00・電話:+65 6736 4922・アクセス方法:オーチャードから徒歩約10分バスは7,111,123,132番などが最寄り
2015年12月08日イギリス領だった時代の影響を色濃く残す「Tanglin Village(タングリン・ビレッジ)」。その一角の「Dempsey Hill(デンプシー・ヒル)」は、現在でもシンガポール在住欧米人コミュニティの中心。日本未上陸のオシャレなカフェで昼下がりを過ごせば、チャイナタウンやリトルインディアとはまた違うシンガポールの多様性を感じる事ができる。タングリン・ビレッジの歴史1858年、英国政府直轄の植民地となったシンガポール。東南アジアの代表的な貿易港であったこの地は、英国軍の拠点としても栄えた。その英国軍キャンプがあったのが、タングリン・ビレッジ。この付近は現在欧米人を中心に、有名アーティストやセレブリティが住む高級住宅街になっている。兵舎の跡地であるデンプシー・ヒルの緑豊かな土地に建ち並ぶ平屋には、30を越えるレストランやカフェ、アンティークショップなどが入っている。赤い屋根が特徴のこの平屋は、古い建物がリノベーションされたもの。シンガポール人の、古き良きものを大切にする精神と通じる英国人の感性が、現在でもなお続くタングリン・ビレッジの人気を支えているのかもしれない。日本未上陸のショップも多数!注目の店舗は?近隣に住む欧米人にはもちろん、感度の高いローカルや在住日本人にも高い支持を集めるタングリン・ビレッジ。そこは、デンプシー・エリアとミンデン・エリア、ラーベン・エリアの3つの地区に分けられる。デンプシー・エリアにはオシャレなカフェやショップが集中し、中でもブロック8~11はデンプシー・ヒルと呼ばれ、この地区の中心となっている。デンプシー・ヒルの中でも常に賑わいを見せているのがオーストラリア発の「jones the grocer(ジョーンズ・ザ・グローサー)」。食材やワイン、調理器具などを扱う同店は、イートインも充実。素材の味が活かされたサンドイッチやバーガーの他、編集部のおススメはコーヒーの「Flat White」(コーヒー:ミルク=2:1のラテ)。ヨーグルトも、濃厚だが癖がなく美味。「Huber’s Butchery(ヒューバーズ・ブッチャリー)」では、シンガポール内でも珍しいヨーロッパからの食材が豊富。新鮮な肉をグラム単位で買う事ができる。ハムは試食もさせてもらえるので、ホテルに持ち帰ってワインと楽しむのもアリ!キッズのプレイグラウンド「Go-Go Bambini(ゴー・ゴー・バンビーニ)」で、お買い物に飽きてしまった子供を遊ばせることもできる。デンプシー・エリアの隣のミンデン・エリアにある「P.S Café(ピー・エス・カフェ)」は、言わずと知れた大人気カフェ。週末は予約ができないので入口は大混雑だが、緑に囲まれた店舗でいただくエッグベネディクトの朝食は最高。2014年には、芦屋の洋菓子店「henri charpentier(アンリ・シャルパンティエ)」もオープンし、日本人観光客にもぐっと身近な場所となったデンプシー・ヒル。オーチャードからタクシーで数分とアクセスしやすい距離で、観光客にも人気のスポットだ。目的のショップなどがある場合は、ブロック番号をはっきりタクシードライバーに伝えるとスムーズ。ぶらぶら散策したい場合は、「デンプシー・ヒルの噴水へ」と伝えよう。Dempsey Hill(デンプシー・ヒル)・アクセス方法:オーチャードからタクシーで10分弱。バスは7番、105番、106番、123番、174番で「Aft Peirce Rd駅」下車。©All photos to Singapore Tourism Board
2015年08月27日©Singapore Tourism Board74ヘクタールもの広大な敷地に様々な熱帯植物が生息する「Singapore Botanic Gardens(シンガポール ボタニック ガーデン)」。繁華街オーチャードから、タクシーで数分の場所に位置するこの公園は、まさに都会のオアシス。敷地内は、「National Orchid Garden(国立ラン園)」や子供向けの庭園が見所だ。長年訪れる人々を癒してきたこの植物園は、2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されたばかり。ボタニックガーデンの歴史©TRIPPING!大航海時代、温帯産のランに比べて大ぶりで力強いと評判になった熱帯産のランは、ヨーロッパの上流階級の人々の間で流行していた。1819年、ラッフルズ卿がイギリスからシンガポールに上陸。植物の研究に熱心だった彼は1822年、ランや熱帯植物の研究を行う植物園をフォートカンニングに設立する。これが現在のボタニックガーデンの前身となった。ランの一種「Vanda Miss Joaquim(ヴァンダ・ミス・ジョアキム)」というシンガポール初の交配種が誕生し、それ以降シンガポールのラン繁殖技術は急速な発展を遂げた。この花は、後にシンガポールの国花に選ばれることになる。1959年には、現在のタングリンにボタニックガーデンが誕生。150年以上の歴史を持つこの植物園は、2015年7月4日に行われたユネスコの会議にて、熱帯植物園としては初めての世界遺産に登録された。シンガポールボタニックガーデンの最大のみどころ「ラン園」©TRIPPING!National Orchid Gardenボタニックガーデンで必ず訪れて欲しいのが「National Orchid Garden(国立ラン園)」。VIP Orchid Gardenでは、シンガポールを訪れた世界のセレブたちの名前が付けられたランの花が集められている。好きな有名人の名前が付いたランと記念撮影する観光客も。1955年に、後の初代首相Lee Kuan Yew(リー・クワンユー)とその夫人が開園させたラン園は、2015年で記念すべき20周年を迎えた。圧倒的な種類の多さは、シンガポールのラン研究の賜物。世界最大の規模を誇るランの展示は、ボタニックガーデン内で一番の人気のスポットになっている。子供向け無料施設も充実©TRIPPING! Jacobs Ballas Children’s Garden広大なボタニックガーデン内の北側に位置する「Jacobs Ballas Children’s Garden(ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン)」は、まさに子供たちのパラダイス。ツリーハウスに登ったり、そこから滑り台で滑り降りたり、吊り橋を渡ったりと、自然の中を自由に遊べる。水遊び場もあるので、着替えやタオルは必須。子供の目線の高さで作られた植物の迷路も楽しい。入口にはお手洗いや飲食店もあり、これだけの充実度で入場料無料なのも嬉しいポイント。※園内は日陰が少ない場所も多くとにかく暑いので、こまめな水分補給と帽子などの熱中症対策は必須。その他、園内には、受賞歴のある有名レストラン「Halia Restaurant(ハリア・レストラン)」もあり、自然の中でワインや美食も楽しめる密かなグルメスポットになっている。ジンジャーガーデン内に位置し、店内ではジンジャー料理も振る舞われる。©TRIPPING! Halia Restaurantシンガポールボタニックガーデンまでは、オーチャード方面からはタクシーが無難。園内が広いので、「ラン園」や「チルドレンズ・ガーデン」など、具体的にどこに行きたいか伝えると近くのタクシードロップに降ろしてくれる。上級者はバスも便利。Singapore Botanic Gardens(シンガポールボタニックガーデン)・住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569・営業時間:5:00 ~ 0:00(無休)※国立ラン園:8:30 ~ 19:00(チケット販売は18:00まで)、※チルドレンズ・ガーデン:8:00~19:00(最終入場は18:30) ※月曜定休 ※12歳以下まで大人同伴で入場可・電話:(+65) 6471 7138・入場料金:無料(National Orchid Gardenのみ大人S$5、12歳以下無料)・アクセス方法:オーチャード方面からタクシーで5分(チルドレンズ・ガーデンへはタクシーがおすすめ)。または、バスで5駅(IONショッピングセンターの裏手Opp Orchard Stn駅から5駅のOpp S’pore Botanic Gdns駅下車)
2015年07月15日クリスマスの名物イルミネーションを見るために毎年多くの見物客が訪れる、シンガポール・オーチャードロード。路上で行われる様々なパフォーマンスのほかに目玉イベントの一つとなっているのが、同エリアに立ち並ぶショッピングモールやホテルが火花を散らす「Best Dressed Building Contest」である。クリスマスに向けたデコレーションやライトアップで頂上を競い合う本コンテスト。今年は11か所のショッピングモールとホテルが候補に名を連ねている。また、これまでの審査員による投票に加えて、今年から一般客による投票部門が新設。オーチャードロードの公式モバイルアプリ「@Orchard app」(App Store又はGoogle Playにて無料ダウンロード)から、誰でもお気に入りの建物に簡単に投票することができるのだ。候補施設のデコレーションは、クリスマスツリーひとつとっても全く異なり、色合いやモチーフなど、それぞれの個性を光らせている。今年は、どんなデコレーションで勝負を賭けているのか?ここでそれぞれのポイントをご紹介!左からオーチャード・セントラル、タングス・オーチャード、センターポイント1. オーチャード・セントラル/Orchard Central遊び心溢れるパブリックアートが有名な「オーチャード・セントラル」の今年のテーマは「マジカル・ドリームランド」!ピンクを基調にしたデコレーションにユニコーン、妖精などガーリーな世界が来客を出迎える。1階ではギフトショップが並ぶクリスマス・マーケットが展開。 タングス・オーチャード/TANGS Orchard聖書の“愛”にまつわる一節に受けたインスピレーションから、「Christmas is Love」(クリスマスは愛)がテーマに。フロント一面には金の電飾が施され、十字架の飾りがアクセントとなっている。入り口の天井部分からぶら下がるステンドグラスのオブジェも個性的。センターポイント/The Centrepointカップケーキで作ったクリスマスツリーや世界一の高さを誇るチョコレートの彫刻など、毎年サプライズを見せてくれる「センターポイント」。今年はパリのシャンゼリゼ通りの世界観をアーケードで再現。クリスマス版フラッシュモブなど、店内のサプライズも盛りだくさん!左からタングリン・モール、パラゴン、マンダリン・ギャラリー4. タングリン・モール/Tanglin Mall入り口にどんと構えるメリーゴーランド風のクリスマスツリーと愛らしいカーニバルの動物たちが体現するのは、「クリスマス・イン・ワンダーランド」の世界。「タングリン・モール」のクリスマス名物となっている、フワフワの人工雪に今年も子供たちが大はしゃぎ! パラゴン/Paragonフロントに張り巡らされたシンプルなゴールドの電飾が、PARAGONのロゴとクリスマスツリーのゴージャスな美しさを際立たせて、存在感抜群! マンダリン・ギャラリー/Mandarin Gallery高級ファッション・ブランドが集まるマンダリン・ギャラリーの前には、クリスマスプレゼントをイメージした巨大オブジェが出現。ネオンレッドの巨大リボンがキュート!左からニー・アン・シティ/高島屋SC、フォーラム・ザ・ショッピングモール、ウィスマ・アトリア7. ニー・アン・シティ/高島屋SC/ Ngee Ann City / Takashimaya Shopping Centre毎年、館内の天井に届きそうな巨大クリスマスツリーを飾る高島屋SC。今年は「カルティエ」のオーナメントがあしらわれている。クリスタルの放つ輝きが眩しい! フォーラム・ザ・ショッピングモール/Forum The Shopping Mall児童向け施設やアパレルが充実しているファミリー向けモール。サンタクロースの絵本読み聞かせやワークショップなど、子供が楽しめるクリスマス・アクティビティが盛りだくさん! ウィスマ・アトリア/Wisma Atria雪の結晶をモチーフにした柱が目印。年末に向けて様々なセールを行っており、12月19日(金)~24日(水)は営業時間を夜11時まで延長するので、観光の後もお買い物し放題!左からショー・ハウス、グランドパーク・オーチャード10. ショー・ハウス/Shaw Houseシネコンが入る「ショー・ハウス」では、ノスタルジックなクリスマスツリーが館内を彩る。クリスマス映画デートするならココ! グランドパーク・オーチャード/Grand Park Orchardショッピングエリアからすぐ近くにある高級ホテル。玄関前には、気品あふれるクリスマスツリーが飾られている。現時点では、ガーリーな「オーチャード・セントラル」とエスプリな「センターポイント」が他候補を引き離して、接戦となっている模様だが、栄冠に輝くのは?こちらの一般投票は11月30日(日)まで投票受付中。参加者には200Sドル分のお買い物チケットが当たる美味しいチャンスもあるので、ぜひこの機会に参加してみよう!Best Dressed Building Contest投票受付:2014年11月30日(日)までサイト:★オーチャードロードの最新情報はこちら!© all photos to Orchard Road Business Association(text:Izumi Kakeya)
2014年11月26日