トヨタ自動車傘下のダイハツ工業の不正問題で、ダイハツが12月20日に公表した「第三者委員会」による報告書の内容がネットを震撼させている。ダイハツは、車両の安全性を確認する試験での不正問題を巡り、不正対象が64車種に拡大し、国内外で販売する全車種の出荷を一時停止している。「不正は多岐に渡り、助手席の衝撃試験しか行っていないのに、運転席側の架空の試験結果を捏造したり、衝撃で開くはずのエアバッグをタイマーで作動させる、衝突試験に合格するためにあえて車内に切れ込みを入れるなど、安全性に関わる不正も発覚しています」(経済部記者)報告書では不正の内容とともに、不正に至った背景まで書かれているが、頻繁に出てくるのが「時間的余裕がなく」という表現だ。アンケート調査でも回答者の約8割が「開発スケジュールが過度にタイトになる傾向」を不適切行為の根本的な原因や背景として挙げている。「報告書でも指摘されているように、窮屈な開発日程を死守することが求められる中、デザインや設計変更などがあれば、結果的には最後の工程である認証試験にしわ寄せがくる。また、失敗してやり直すことが想定されていないスケジュールだったため、認証試験の担当者が“絶対合格”の極度のプレッシャーに晒されていたとのことです」(前出の記者)とはいえ、それだけでは不正に及ぶ理由にはならない。本来ならスケジュールの見直しや人員の補充などで解決を図るべきだが、ここにダイハツの“ブラック”ぶりが伺える。報告書には、職員への聞き取り結果として、“管理職に対し問題を一切相談できない”という実態が露わになったのだ。報告書ではその悲惨な状況が次のように指摘されている。《極度のプレッシャーに晒されて追い込まれた現場の担当者に問題の解決が委ねられた現場任せの状況になっていたといえる》■管理職は「なんでそんな失敗したの」「どうするんだ」「間に合うのか」と詰問するだけ現場サイドから管理職に報告や相談ができなかった要因については、管理職が認証試験の実務や現場の状況に精通しておらず、相談しても問題が解決できないケースがあったことが指摘されるほか、社員へのヒアリングでは衝撃的なマネジメント体制も明らかになった。《当委員会がヒアリングを実施する中では、「管理職は表向きは『何でも相談してくれ』というものの、実際に相談すると、『で?』と言われるだけで相談する意味が無く、問題点を報告しても『なんでそんな失敗したの』『どうするんだ』『間に合うのか』と詰問するだけで、親身になって建設的な意見を出してくれるわけではない」といった意見に接した》調査委員会が実施したアンケートの自由回答欄には、悲痛な声がつづられている。《「できない」をアピールすると、それを言った特定の人だけが、別途報告必要など別に工数がかかる》《できないと声を上げるとなぜできないのか、できるようにするにはどうするのかと逆に仕事量が増える為に、声を上げないことや、諦め感がなどが出てきている》《不正行為の根本的な問題は、開発失敗・ミスを叱責する風土だと考える。直接的に日程を守りたかったから不正行為をしたわけではなく、日程を守れなかったときの叱責されることを避けたかったのでは?問題を起こした部署や担当者が会議で吊し上げられたり、必要以上の叱責を受けることがある》《身の丈に合わない開発ボリュームと輻輳・日程死守の為に、遅れが発生しても後工程に吸収させる文化・「出来ない」と言えてない風土・「失敗してもいいからチャレンジしよ」でスタートしても、失敗したら怒られる(日程をどう考えてる?と責められる)》「全162ページある報告書からは、組織ぐるみの悪事や一部の悪質な社員の仕業ということではなく、追い詰められた現場が“禁じ手”を使わざるをえなかったほどに、企業全体としてのコンプライアンス意識が低く“ブラック”な職場環境だったという印象を受けました」(前出の記者)あまりの“ブラック”ぶりにはネット上では共感や同情する声まで上がっている。不正は言語道断だが、報告書を読めば現場社員に同情してしまう人も日本には少なくないかもしれないーー。
2023年12月21日シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演「ダイハツ キュリオス」が、大阪、名古屋、福岡、仙台で開催される。シルク・ドゥ・ソレイユは、世界中で注目を集めるエンターテインメント集団。 カナダ・ケベックで誕生後、現在では世界各国で公演を行い、世界6大陸400都市以上にファンを持つといわれる。彼らの魅力は、人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスと、生演奏、照明、舞台美術、衣装、振付に至るまでこだわりぬいた演出。2016年2月から2017年5月までは、「ダイハツ トーテム」を連れ全国巡演を行った。そして、2018年「ダイハツ キュリオス」の日本公演が決定。1984年の創設以来35作目となる本公演は、創設30周年を記念して制作された、シルク・ドゥ・ソレイユにとっても特別な作品だ。作品名の「キュリオス」は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つ言葉。19世紀の産業革命の時代を彷彿させながらも、近未来的な雰囲気を持つ独特の舞台で、主人公・シーカーが活躍する。物語は、シーカーがあちこちから集めた骨董品などを集めて作った機械の世界に足を踏み入れるところから始まる。目に見えない世界が存在すると信じているシーカーの想像力を、風変りなキャラクターたちが刺激し、ある時を境に骨董品たちが目の前で命を宿していく。2014年の開幕以来、モントリオール、シカゴ、ニューヨークなど20都市以上を巡り、300万人以上を動員した人気作だ。【イベント詳細】シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ キュリオス」公演予定先:大阪、名古屋、福岡、仙台■大阪期間:2018年7月26日(木)~10月29日(月)場所:中之島ビッグトップ料金:・大人 S席 12,500円(13,500円) / A席 10,000円(11,000円) / B席・車椅子席 6,500円(75,00円) / S席(オリジナル特典付き) 20,000円(21,000円)・子供 S席 8,500円(9,500円) / A席 6,500円(7,500円) / B席・車椅子席 4,500円(55,00円) / S席(オリジナル特典付き) 20,000円(21,000円)※( )内は土・日・祝日の公演料金問い合わせ先TEL:0570-200-889 (オペレーター対応10:00~18:00)■名古屋期間:2018年11月22日(木)~2019年1月27日(日)場所:名古屋ビッグトップ料金:・大人・子供 S席 12,500円(13,500円) / A席 10,000円(11,000円) / B席・車椅子席 6,500円(75,00円) / S席(オリジナル特典付き) 20,000円(21,000円)※( )内は土・日・祝日の公演料金問い合わせ先TEL:0570-02-0099 (オペレーター対応10:00~18:00 ※12月31日、1月1日を除く)■福岡期間:2019年2月15日(金)~3月31日(日)場所:福岡ビッグトップ・一般 SS席12,500円(13,500円) / S席 10,000円(11,000円) / A席・車イス席 6,500円(7,500円) / SS席 20,000円(21,000円)・グループ SS席42,000円(46,000円)※( )内は土・日・祝日の公演料金※グループチケットは4枚1組問い合わせ先TEL:092-718-3939 (オペレーター対応 平日 10:00~19:00 / 土曜 10:00〜17:00)■仙台期間:2019年4月19日(金)~5月29日(水)場所:仙台ビッグトップ料金:・大人 S席 12,500円(13,500円) / A席 10,000円(11,000円) / B席・車椅子席 6,500円(7,500円) / S席(オリジナル特典付き) 20,000円(21,000円)・子供 S席 8,500円(9,500円) / A席 6,500円(7,500円) / B席・車椅子席 4,500円(5,500円) / S席(オリジナル特典付き) 20,000円(21,000円)・グループ SS席 42,000円(46,000円)※( )内は土・日・祝日の公演料金問い合わせ先TEL:022-217-7788 (オペレーター対応 平日 11:00~18:00 / 土曜 10:00〜17:00)
2017年05月25日女優・高畑充希が、ダイハツ新型軽乗用車「ムーヴ キャンバス」新CMに出演する。CM「車内も充実」編は9月7日より全国で放送される。CMで高畑は、悲しげな顔でビーチに立ち「なんかごめんね」と振り返る。秋元龍太朗演じる男性が「はあ?」といぶかしがると、高畑が「私、見た目だけで好きになるほど、子供じゃないのよ」と男性を振り、その直後に「キャンバス」が現れるという展開に。CMソングは、今回オリジナル楽曲となり、ミュージシャン・稲垣潤一が歌を担当した。高畑は撮影中、ほとんどNGを出さず、恋愛ドラマのワンシーンのように海辺で悲しげな表情を作って見せた。テイクごとに少しずつ表情を変えていく姿に、スタッフも驚き。合間には、海の写真を撮りながらスタッフと談笑していた。
2016年09月08日2010年に初演、世界中で400万人以上を動員するシルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ トーテム』大阪公演が、中之島ビッグトップで開幕した。「ボナセーラ、大阪!」と語りかける陽気なキャラクター・バレンティーノに観客も拍手で応えるなど、街中に出現したテントの中は大空間を感じさせない一体感に包まれた。シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ トーテム」チケット情報“人類の進化”をテーマに魚や両性類、類人猿などが登場し、驚異のアクロバットを繰り広げる本作。映像の魔術師と称されるロベール・ルパージュの演出により、プロジェクションマッピングを使って海や湖、火山島などをリアルに表現。可動式ブリッジの変化も圧巻、“生命の起源”の象徴である亀の甲羅のセットほか、大掛かりな舞台装置が生み出す幻想的な世界観にまず心奪われる。さらにプリミティブな響きがどこか懐かしい生演奏や歌、750着もの独創的な衣装、それを着こなすパフォーマーの豊かな表情。カエルはペロペロと舌を出し、カップルはすごい技を見せながらも恍惚とした表情を浮かべる。どこをとっても目が離せないシルク・ドゥ・ソレイユ(以下、シルク)ならではの芸術的な世界が、演劇的にも緻密に進化していた。カエルたちが鉄棒から鉄棒へ宙を舞う「カラペース」から客席の目は釘付け。男女3人が愛の駆け引きを見せる「リングス・トリオ」。吊り輪を大きく揺らし、客席の頭上まで飛ぶパフォーマンスに歓声が。この女性といい美男美女揃いなのも観ていてワクワクする。携帯片手のビジネスマンは猿人たちに服をはぎとられ、肉体美を見せながら棒の上で驚異のバランス。猿人は彼を挑発、これは覇権をかけた戦いなのだ。高いブランコの上でカップルが淡い恋模様を演じる「フィックスト・トラピス・デュオ」は、空中バランスをする女性の頭を男性が腕一本で支えるといった難技を次々と披露。少女たちが高さ2mの一輪車に乗りながら、金属製カップを足で蹴って互いの頭上へと乗せてゆく「ユニサイクル・ウィズ・ボウル」も目を見張る。“人類の進化”は科学や文明にまで及び、サイエンティストが七色に光るボールでジャグリング。色彩的にも美しく子どもの脳裏に焼き付くはず。直径1.8mの台座の上で、男女が超高速回転&旋回を見せる「ローラー・スケート」は人間技とは思えない域。愛の無限さをこの力強い旋回で表現。ふたりの絆が表情からも伝わりウットリする。宇宙飛行士たちが幅たった11cmの長いバーからバーへと宙返りしながら跳び移る「ロシアン・バー」。究極の精神統一が必要な瞬間を観客は息をのんで見守り、成功すると拍手喝采! このライブ感は祝祭的なフィナーレで頂点を迎える。人類の起源から未来まで数億年を旅する、“愛”と“調和”に溢れたドラマティックなシルク。夢のような2時間だ。公演は、10月12日(水)まで中之島ビッグトップにて開催中。その後、11月10日(木)から2017年1月15日(日)まで名古屋ビッグトップ、2月より福岡ビッグトップ、4月より仙台ビッグトップにて開催予定。大阪、名古屋公演のチケットは発売中。取材・文:小野寺亜紀
2016年07月15日トヨタ自動車と子会社であるダイハツ工業は1月29日、株式交換によるダイハツの完全子会社化(2016年8月予定)について合意した。今回の合意はトヨタおよびダイハツのさらなる持続的成長に向け、同一の戦略のもと小型車事業において選択と集中を進め、両ブランドにおける「もっといいクルマづくり」を進化させていくことを狙いとしている。両社は、共通の戦略のもと技術・ノウハウや事業基盤を融合することで両ブランドの特色を活かした魅力的でグローバルに競争力のある商品を展開する。小型車戦略ではトヨタブランド、ダイハツブランドの差別化を進め、それぞれのユーザーにとって最適な商品ラインアップを拡充する。また、ダイハツが主体となって、これまで培った現地のユーザー目線に立ったクルマづくりや、軽自動車を基盤・基点とした商品企画・技術開発のノウハウ・プロセスをさらに進化させ、小型車領域での両ブランドの商品を開発していく。技術戦略では初期構想の段階から共有し、トヨタは環境・安全・安心・快適技術面での技術開発を進め、ダイハツはパッケージング力、低コスト技術、低燃費技術に加え、先進技術の低コスト化・コンパクト化を推進。さらに、ダイハツ独自のクルマづくりのノウハウをトヨタグループ内で共有し、上位車種でのコスト競争力にも貢献する。事業戦略では新興国市場において、それぞれの事業基盤を活用しつつダイハツが主体となり、開発・調達・生産といったモノづくりをスピーディーかつ効率的に推進する。国内事業ではトヨタの販売のノウハウやインフラも相互活用し、ダイハツのブランド力向上と収益力の両立を図る。今回の合意を通じ、両社は今後もそれぞれの強みを活かすマネジメントの独自性は維持しつつも戦略を共有し、一体となって高度化する技術革新やスピーディーな事業展開など難易度の高い課題に対応することで、企業価値向上に努める。
2016年01月29日トヨタ自動車と子会社であるダイハツ工業は29日、株式交換によるダイハツの完全子会社化(2016年8月予定)について合意したと発表した。今回の合意は、トヨタおよびダイハツの更なる持続的成長に向け、同一の戦略のもと、小型車事業においてより選択と集中を進め、両ブランドにおける「もっといいクルマづくり」を一層進化させていくことを狙いとしたもの。目的は、共通の戦略のもとで両社の技術・ノウハウや事業基盤を融合することで両ブランドの特色を活かした魅力的でグローバルに競争力のある商品を展開することだとしている。小型車戦略は、トヨタブランドとダイハツブランドの差別化を進め、それぞれのユーザーにとって最適な商品ラインナップを拡充。ダイハツが主体となって、これまで培った現地のユーザー目線に立ったクルマづくりや、軽自動車を基盤・基点とした商品企画・技術開発のノウハウ・プロセスをさらに進化させ、小型車領域での両ブランドの商品を開発する。技術戦略は、トヨタとダイハツは、技術戦略を初期構想の段階から共有し、トヨタは環境・安全・安心・快適技術面での技術開発を進め、ダイハツはパッケージング力、低コスト技術、低燃費技術に加え、先進技術の低コスト化・コンパクト化を推進。また、ダイハツ独自のクルマづくりのノウハウをトヨタグループ内で共有し、上位車種でのコスト競争力にも貢献する。事業戦略は、新興国市場においてそれぞれの事業基盤を活用しあい、ダイハツが主体となって、開発・調達・生産といったモノづくりをスピーディーかつ効率的に推進。国内事業では、トヨタの販売のノウハウやインフラも相互活用し、ダイハツブランド力向上と収益力の両立を図る。今回の合意を通じて、トヨタとダイハツは、今後もそれぞれの強みを活かすマネジメントの独自性は維持しつつ、戦略を共有し、お互いに切磋琢磨しながら、一体となって高度化する技術革新やスピーディーな事業展開など難易度の高い課題に対応し、両社の企業価値向上に努めていくとしている。トヨタの豊田章男社長は、「お互いがこだわりを捨てて、任せるところは任せ、それぞれが得意分野を全力で伸ばしていく、すなわち"選択と集中"、それこそがグローバル競争を勝ち抜いていくための鍵になる」と語り、ダイハツの三井正則社長は「次の100年に向けた成長の道筋を描く事ができた。トヨタとの関係をより強固にすることで、今後のダイハツの成長、そして『ダイハツブランドの世界基準への進化』に踏み出していきたい」と語った。
2016年01月29日ダイハツ工業のインドネシアの子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は、同国ジャカルタにて20日から開催された『ガイキンド インドネシア国際オートショー2015(GIIAS 2015)』に、世界初公開となる2台のコンセプトカーや、8月20日にマイナーチェンジし発売した7人乗り多目的乗用車「セニア」などを出展したと発表した。世界初公開となったコンセプトカーは、クロスオーバー車「FX Concept」と、本格的SUVを目指した「FT Concept」の2モデル。FX Conceptは、ダイハツのコンパクトカー技術を活かしたFFベースのクロスオーバーモデルで、オフロードもこなせるタフさと、先進的でダイナミックなデザインを表現している。FT Conceptは、ADMラインナップの最上級モデルをイメージした本格FR-SUVで、7人が十分に乗車できる広い室内と、ダイナミックで高品質な洗練されたデザインを表現した。このほか、日本で販売している軽自動車4モデルや、マイナーチェンジしたセニアなどを出展。セニアは車両だけでなく、新型エンジンを搭載した新開発プラットフォームについても展示を行うことで、燃費性能や基本性能の進化をアピールする。
2015年08月21日ダイハツは6月18日、軽オープンカー「コペン」の3つ目の意匠となる「コペン セロ」を同日より発売すると発表した。「フレンドリー&ダイナミック エボリューション」をデザインコンセプトとしている「コペン セロ」は、先行モデルの「コペン ローブ」をベースに、雫のような一体感ある外装デザインを採用。内装は、インパネを水平基調の「ストレートフレーム」とすることでスポーティなイメージを追求した。価格は185万2200~187万3800円で、先行モデルの「ローブ」「エクスプレイ」を含めて月間800台の販売を目標としている。コペンは新骨格構造「D-Frame」と内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」 を採用している。これにより、購入後に外板パーツなどを換装することで、デザインの変更することが可能になる。例えば、「ローブ」を購入した数年後に、「セロ」へと「着せ替える」ことができるわけだ。「ローブ」 から「セロ」へのDRESSパーツは35万円前後での発売を予定しており、カラーのみなど一部のパーツ変更を可能とするセットを10~20万円で発売する予定だ。また、もう1つの先行モデル「コペン エクスプレイ」のDRESSパーツも10月に発売される予定となっている。また、ダイハツは3Dプリンタ大手のストラタシスと協力し「COPEN Effect Skin 3DP」プロジェクトを発足。これは、3Dプリンタを使ってDRESSパーツを開発する取り組み。その第1弾としてznug designの根津考太氏、3DクリエイターSUN JUNJIE氏と共同でバンパーやエンブレム周りを加飾するための「Effect Skin」を開発。今後、商品化を検討していくという。このほか、Copen Club Memberから、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」のDRESS-FORMATIONを募集する「DRESS-FORMATION DESIGN AWARD」を同日より開催する。グランプリに選ばれた作品には賞金100万円が贈られるほか、実車化され東京オートサロン2016のダイハツブースで展示される。
2015年06月18日ダイハツ工業は18日、軽オープンスポーツカー「コペン」第3のモデル(名称は仮)の先行受注を、全国のダイハツ販売店を通じて開始した。コペン第3のモデルの正式発売は、6月18日。コペン第3のモデルは、2014年6月に発売が開始された「コペン ローブ」とのDRESS-FORMATIONが可能。DRESS-FORMATIONとは、購入後のデザイン変更を可能にする内外装着脱構造のこと。なお、先行受注を行った場合は、「第3のモデル」特別映像DVDが贈呈される。
2015年05月18日ダイハツ工業は8日、同社が販売する軽乗用車「タント」の2014年販売台数が23万4,456台となり、ダイハツ車では初めて登録車を含めた新車販売台数No.1を獲得したと発表した。また、軽四輪車の中で同車が年間で新車販売台数No.1を獲得するのも初となる。2013年10月に発売された新型タントは、軽唯一のミラクルオープンドアの使い勝手をさらに追求した「ダントツの使い勝手」や、「広々開放感」といった同車ならではの特長に加え、28km/Lの低燃費や基本性能・安全装備などで子育て層を中心に好評となっている。販売台数は、2003年の初代発売から累計で155万台を超えており、月間販売台数は平均1万台以上を記録している。
2015年01月08日「ダイハツ COPEN『XPLAY』発売イベント」が19日、東京・秋葉原にて開催された。ダイハツ「コペン」の新モデル「コペン エクスプレイ」の発売に合わせ、「コペンXPLAYプロジェクト」が新たにスタートする。「コペン」は新骨格構造「D-Frame」や内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」などが特徴の軽オープンスポーツカー。今年6月にフルモデルチェンジを発表した際、2つのデザインモデル「コペン ローブ」「コペン Xモデル(仮称)」を披露していた。Xモデルについては、今年の東京オートサロンを皮切りに車名の一般公募を実施しており、応募総数378案の中から「コペン エクスプレイ(XPLAY)」が採用された。ダイハツ工業製品企画部チーフエンジニアの藤下修氏によれば、「エクスプレイ」は「Extra PLAY(もっと楽しい)」からの造語で、「クルマを心底楽しみたい、『もっと楽しい』をお客様に届けたいとの思いが共通したことから命名しました」とのこと。「コペン エクスプレイ」のデザインコンセプトは「タフ&アグレッシブ」。軸となるウェッジチューブシルエットに力強さを想起させるホイールフレア造形を追加し、多面体ボディと多角形グリルで新しいスポーツカーの表情を追求。内装はセンタークラスターの骨格をインパネ上面まで張り出した「クロスフレーム」とすることで、斬新さを表現した。「『コペン ローブ』とは異なる新ジャンルのデザインを表現しました。新しいライトウェイトスポーツの世界観を世代・性別問わず幅広く訴求したい」と藤下氏。専用色のオフビートカーキメタリックを含む全8色のボディカラーで展開するという。新モデル発売に合わせてスタートする「コペンXPLAYプロジェクト」は、秋葉原から生まれた音楽・イラスト・ゲームなどの「Jカルチャー」とシンクロさせ、「若者とクルマの新しい関係づくり」に挑戦するという内容。今回のイベントでは、プロジェクトの一環として、「XPLAYミュージック」「XPLAYイラストコンテスト」といった取組みが紹介された。「XPLAYミュージック」ではネット音楽クリエイターらがコラボし、全5曲のドライブミュージックが制作される。第1弾は人気ボカロP「八王子P」氏と人気歌い手「伊東歌詞太郎」氏がコラボした楽曲「By Your Side」で、発表イベントの後半、両氏が登場してのライブでも披露された。「XPLAYイラストコンテスト」は、「コペン エクスプレイ」の擬人化キャラクターデザインと、同車をモチーフとした新世代オープンカーのデザインを募集し、「pixiv」上でコンテストを開催するというもの。「pixiv」アカウントがあれば誰でも自由に投稿・閲覧・投票できる。「コペンXPLAYプロジェクト」の詳細はプロジェクトサイトでも紹介され、今後もゲームとのコラボやネット音楽イベントへの参加など、さまざまな活動を展開するという。ダイハツ「コペン エクスプレイ」は19日から全国一斉に販売開始され、価格はCVT車が179万8,200円、MT車が181万9,800円で、北海道地区の2WD車は1万800円高となる(価格はすべて税込)。なお、同車の走行性能や諸元は「コペン ローブ」と同一だが、ドアの形状など内外装デザインが異なり、両モデルの互換性はないとのこと。
2014年11月19日2014年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の特別賞が4日に発表され、マツダ「デミオ」とダイハツ「コペン」がグッドデザイン金賞を受賞した。グッドデザイン賞は1957年に創設された日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。2014年度の特別賞は、「グッドデザイン・ベスト100」の中からグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)をはじめ、グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)などが贈られた。マツダ「デミオ」は、新世代技術「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第4弾。国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとテクノロジーをリーズナブルな価格で実現したことが評価され、「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。グッドデザイン金賞の受賞に際し、「疾走する猛獣を思わせる緊張感あふれる面の張り、スピード感あふれる線の動きは、5ナンバー枠内で構築したとは思えぬほど躍動的」「インテリアはクラスの水準を抜く質感の高さもさることながら、前輪の位置を従来より前に出すことで、サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現。自動車の根源的な喜びを五感で堪能できる」と、審査委員も「デミオ」を評価している。今年6月に発表されたダイハツ「コペン」は、新骨格構造「D-Frame」や、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により、「感動の走行性能」を提供し、「自分らしさを表現できるクルマ」に。「スポーツカーにふさわしい走行性能の高さと彫りの深い大胆な造形を両立。外板は着せ替え可能となり、ユーザーが自分好みのボディを選択することで個性を表現するという、新しい自動車との付き合い方を提案している」と審査委員から評価された。ダイハツは昨年度の「タント」に続き、2年連続のグッドデザイン金賞受賞となった。
2014年11月05日