大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区代表取締役社長:上原 茂](以下、当社)は、骨粗鬆症治療剤イバンドロン酸ナトリウム水和物注射剤[販売名:ボンビバ®静注1mgシリンジ]および経口剤[販売名:ボンビバ®錠100mg]の日本における事業承継に係る契約(以下、本契約)に関して、定められた関係当局からの許認可を含む一定の条件を満たし、本契約が実行されましたことをお知らせいたします。当社とエフ・ホフマン・ラ・ロシュおよび中外製薬株式会社の3社で締結した本契約につきましては、『骨粗鬆症治療剤「ボンビバ®静注」/「ボンビバ®錠」日本における事業の譲渡と今後の販売について』において、2022年11月24日に公表しております。製造販売承認の承継は2023年4月3日の予定としており、以降は当社が単独で販売ならびに情報活動を行います。承継に向けて、引き続き当社は必要な手続きを進めてまいります。ボンビバ日本における事業承継.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月17日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区、社長:上原 茂](以下、当社)は、本日、抗TNFαナノボディ®製剤「ナノゾラ®皮下注30mgオートインジェクター(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))」(以下、本剤)について、厚生労働省に剤形追加の製造販売承認を申請しましたのでお知らせいたします。本剤は、2022年9月26日に「既存治療で効果不十分な関節リウマチ」を効能又は効果として承認された「ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ」のオートインジェクター製剤です。本剤には、「ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ」と同じ薬剤が充填されております。本剤は、本体を皮膚に押し当てるだけで、薬剤が注入され、注射の開始と終了を音でお知らせする機能及び薬剤の注入状況が目視できる薬液確認窓を備えております。さらに、注射後は針カバーがロックされることで針刺し事故を防止します。当社は、本剤を新たな治療選択肢として提供することにより、今後も関節リウマチの患者さんやそのご家族、医療関係者の方々への貢献を目指した取り組みを続けてまいります。■ナノゾラ®についてナノゾラは、Ablynx社[本社:Ghent(ベルギー)](現Sanofi子会社)によって開発された、二つの抗TNFαナノボディ®と抗血清アルブミンナノボディ®が融合した三量体構造のヒト化低分子抗体で、一般的なIgG抗体と比較して約1/4の分子量を有しています。ナノゾラは、2つの結合部位でTNFαに結合することで、その作用を強力に阻害します。また、血中滞留性の良い血清アルブミンと結合することで血中半減期を延長させ、4週に1回の治療を可能にしています。これらの特長から、ナノゾラには高い炎症組織への移行性と早期からの臨床効果が期待されています。ナノゾラは、国内初のナノボディ製剤として承認されました。■ナノボディ®についてナノボディは、ラマや他のラクダ科の動物によって自然に生成される特殊なタイプの抗体に由来する分子です。ナノボディは、従来の抗体の10分の1のサイズで、従来の抗体ではアクセスできない体内の疾患標的部位にアクセスできる可能性があります。その小さくてシンプルな構造ゆえに、個別のナノボディを連結させることにより同時に複数の標的に作用できる「多価」ナノボディを創出することができます。ナノボディは、様々な疾患において複合的な治療方法を複数の作用を有する単一薬に置き換えられる可能性を提供します。また、大規模生産により迅速に製造することも可能です。『ナノボディ』はAblynx社の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月28日更年期の症状のなかで私を最も悩ませているのは、場所も時間も選ばず、急に滝のような汗が流れてきてとても不快なホットフラッシュです。仕事中も、友だちとごはんを食べているときも、いつその症状に襲われるかと常にドキドキしていて気の休まることがありません。今回は私のホットフラッシュの体験談をご紹介します。突然襲ってくるひどい暑さと大量の汗!もともと健康で、過去に大きな病気になったこともなかったのですが、3年前に50歳で閉経してから更年期の症状に悩まされるようになりました。特につらいのがホットフラッシュです。先輩の女性からホットフラッシュの症状について聞いてはいましたが、これほどつらいとは思いませんでした。私の場合は、前触れもなく異常なほどの暑さとサウナに入っているときのような大量の汗が襲ってきます。一番困るのは、仕事でお客様を訪問しているときにホットフラッシュの症状が現れるケースです。汗拭きタオルを常備していないと、書類の上に汗がしたたり落ちてしまうほどの状態に。夏場であれば私の状態を見て、お客様が冷房を強くしてくれることもありますが、冬場でも同じように汗だくになるのでとても恥ずかしい……。ホットフラッシュの症状は、だいたい5~10分程度で収まりますが、その時間がとてつもなく長く感じられます。このような状態が半年ほど続き、とても厳しかったのでなんとか症状を緩和できる方法はないかと模索し始めました。いろいろ試した結果、産婦人科を受診更年期についてネットや雑誌で調べて、症状緩和に良いといわれているものをいろいろ試してみました。大豆イソフラボン、豆乳、ホルモンバランスを整える女性保健薬、50代からのサプリメント……。しかし結局、どれもほとんど効果がなく、途方に暮れました。そんなとき、会社の先輩の奥様から「産婦人科を受診してみたら?」とアドバイスされたのです。その方は医療従事者で、更年期の症状で産婦人科にかかるのは珍しいことではないと教えてくれて、目からウロコ!でした。何しろ私はずっと健康だったので、更年期という一時的な状態で病気でもないのに産婦人科に行くという選択肢はまったくありませんでした。それどころか、産婦人科を受診するのは妊婦さんか婦人科系の病気の人という勝手な思い込みをしていたくらいです。しかしアドバイスを聞いて、家の近所の産婦人科を受診してみようと思い、ドキドキしながら訪問。待合室には若い妊婦さんに混じって、私と同年代と思われる女性が数人いたため、なんとなく安心して順番を待つことができました。医師から更年期障害のお墨付きをもらう私が悩んでいる症状を説明すると、医師は「典型的な更年期障害の症状ですね」と一言。そして、更年期障害は時間が解決してくれるので、不快な症状がこの先一生続くわけではないこと、今は飲み薬、貼り薬、塗り薬、注射などいくつか良い薬があることをやさしく説明してくれました。その上で、1~2カ月に1度打てば良いだけの注射がラクだとすすめられたので、アドバイスに従い「ダイホルモン・デポー注」という注射を打ってもらいました。接種後、2~3日は特に変化がないように思いましたが、5日後くらいからはホットフラッシュの症状が大きく改善してびっくり! たまにカーっと暑くなることはありますが、したたり落ちるような汗がなくなったのです。この注射の効果は抜群で、うれしくて涙が出そうになりました。ただ医師の説明によると、「ダイホルモン・デポー注」は定期的に接種する必要があり、副作用として子宮がんなどの発生率が高まる可能性があるそうで、できれば2カ月は間を空けたほうが良いといわれました。今は医師の指示に従い、2~3カ月に1度注射を打ってもらい、年に1度は子宮がん検診を受けるようにしています。まとめサウナに入っているかのような汗に苦しみながらホットフラッシュの症状に耐えていましたが、産婦人科の医師が言うように、今は「我慢しない更年期」という観点で新しい治療法が存在することを知り、私としては受診して本当によかったと思っています。また、更年期の症状に直面しているというのはなんとなく恥ずかしい気がして隠そうという意識が働いていましたが、周囲の人に自分の状況を伝えることで、思いもしないところから適切な情報やアドバイスをもらえるものだなということも実感しています。産婦人科のドアをたたくように背中を押してくれた先輩の奥様に心から感謝しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月17日サノフィは9月7日、2015年7月3日に厚生労働書うより製造販売承認を取得した持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタスXR注ソロスター(一般名:インスリングラルギン(遺伝子組換え)、注射剤、有効成分濃度:300U/mL)」の販売を開始したと発表した。同製剤は、同社がこれまで販売を行ってきた、持効型溶解インスリンアナログ製剤「ランタス(一般名:インスリングラルギン(遺伝子組換え)、注射剤、有効成分濃度:100U/mL)」を進化させたもの。有効成分は同じだが、濃度を3倍にした一方、注射液量を1/3とすることで、より緩徐な溶液プロセスとし、ランタスと比較して、より平坦かつ持続的な血中濃度および血糖降下作用をもたらすことを可能とした。なお、同社では、糖尿病患者ならびにその家族に向けたサポートプログラムの展開を予定しており、ランタスXRの作用機序や使い方、安全性、注意点などの情報を提供するWebサイトを9月末に開設する予定としているほか、専門スタッフによるコールアップやメルマガ配信、患者の自己管理用ツールの配信など、今までにない、患者1人1人に対したアプローチを図っていきたいとしている。
2015年09月10日地元堺でリアル催事1月25日、注染手ぬぐいを専門に販売している「にじゆら」のオンラインショップが第4回 くすぶり市に出店することを発表した。くすぶり市堺市のイタリア料理くえろ・くえらでくすぶり市は開催されており、第4回は2015年2月11日(水・祝)だ。このイベントは、こつこつと丁寧な作品を作り続けているにもかかわらず、その良さを伝えきれていない作家や職人のために、くえろ・くえろのオーナーである飯田信也さんが開催している。にじゆら人の温かさが感じられる昔ながらの注染という技術を生かしながら、新たな個性をかけあわせることで現代に合うものを作りたい。注染技術を後世に残していきたい。という思いから生まれた手ぬぐいブランドにじゆら。大阪、堺の注染工場「ナカニ」が運営しており、大阪市内や京都、神戸に直営店を展開している。多方面で活躍する作家やイラストレーターが手ぬぐいのデザインをしており、若い女性にも人気である。手ぬぐいの使い方本来の手ぬぐいとしての使い方だけでなく額に入れて飾ったり、テーブルクロスやベビースタイに加工して使うこともブームになっている。バッグの中に入れておけば、外出先でメイク直しをする際に胸元にかけることで洋服に化粧品がつくことを防ぐ。色や柄が美しい手ぬぐいはスカーフの代わりに襟元に巻いても素敵だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ナカニプレスリリース(ValuePress!)・にじゆらオンラインショップ・くすぶり市
2015年01月27日ノバルティス ファーマは6月30日、持続性ソマトスタチンアナログマイクロスフェア徐放性製剤「サンドスタチンLAR」のキット製品として「サンドスタチンLAR筋注用キット10mg、20mg、30mg(サンドスタチンLARキット)」を発売したと発表した。同キットの効能・効果、用法・用量は、これまで販売されてきた「サンドスタチンLAR筋注用10mg、20mg、30mg」と同じだが、有効成分を含む粉末を充填したバイアル製剤、配合を変更し懸濁性を高めた分散液を充填したプレフィルドシリンジ、薬液調製時に使用するバイアルアダプターを同梱することで、薬液調製時の利便性向上や投薬時の負担軽減などが図られている。同薬剤は主に「消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)」や「消化管神経内分泌腫瘍」、「先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合または施行が困難な場合)」などに用いられるもので、同キットは2014年2月14日に製造販売承認を取得、6月20日の薬価基準収載を経て発売となった。
2014年07月01日