みなさん、車のウィンカーの点滅速度にも意味があるってご存知でしたか?1分間に70~80回に設定されているのですが、これは人がちょっと緊張したときの心拍数と同じ回数なのです。理由は、ウィンカーの点滅を目にしたドライバーや車を取り巻く人々に適度に緊張を促し、事故防止につながるようにするため。あんな何気ない数字にも、実は意味が込められているものなのです。こういった話を聞くと、「すごい!」と感心してしまいませんか?そこで今回は、このような数に絡んだトリビアの世界を、ミッチェル・サイモンズの新刊から5つご紹介します。覚えておくと、話のネタになりますよ!■1:アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、世界で最も小さいバチカン市国を5つ合わせた面積よりも広かった!東京ディズニーランドとシーでさえ、東京ドーム21個分。でも、ディズニー・ワールドは、東京ドームでいえば2,500個分になるのです!比べものにならない広さですよね!ちなみに、バチカン市国の面積は0.44平方kmです。この大きさは日本の皇居(1.15平方km)の半分以下。小国って感じですよね。■2:ジェームズ・ボンドの映画『007』シリーズを最低1回観たことがある人は世界人口の約50%だった!もちろん筆者もその1人。だって、ボンドがカッコイイもの!それにしても、世界の2人に1人がジェームズ・ボンドを観ていたというのはビックリです。ついでに、歴代ジェームズ・ボンドの中であなたは誰がお好きですか?筆者は、ダントツでダニエル・クレイグです!■3:頭を壁に1時間打ち付けた時に消費するカロリーは、たったの150kcalだった!セルフ壁ドンですね。じゃあ、この150kcal使うにはどんなことをすればいいのか調べたら、だいたい時速5kmの速さで1時間前後歩くことで消費できるカロリーだそう。たったの150kcalなんて言いましたが、1時間も歩くなんてけっこう大変でしたね。しかしながら、いくら壁ドンが流行っていても、自分の頭を壁に打ち付けるなんて絶対に真似しないように!■4:イギリスの政治家ウィンストン・チャーチル卿が生涯に吸った葉巻の数は、250,000本だった!相当な数ですよね。葉巻1本400円だとしても、25万本吸っていたら1億円もします。お金持ちのみ許される贅沢ですね。ちなみに葉巻愛好家は、主にその香りや複雑な味を楽しむそうで、お酒やコーヒー、チョコレートとも相性が良いです。■5:ソ連の独裁者ヨシフ・スターリンが亡くなった時、歯が3本しか残っていなかった!スターリンは、75歳でこの世を去っています。75歳だと歯は大体9本くらいが平均の残存数なので、相当少なかったようです。以上、意外と知らない数字の雑学でした。いかがでしたか?どれも、知っていて損はない情報でしたよね。筆者はこういう類の話が大好きで、「へぇ~!」とか「ふ~ん」とか言いながら、いつまでも読み続けてしまいます。ぜひ、あなたの知っているトリビアも教えてください!(文/喜田宏美)【参考】※Average human grows 590 miles of hair and eats 35 tons of food… AMAZING human stats- Daily Express
2015年01月07日新作タイトルも発表された『007』シリーズで、かつてジェームズ・ボンド役を務め、世界中を魅了したピアース・ブロスナン。現在は、俳優業のほかプロデューサーとしても活躍しているが、ダニエル・クレイグにバトンタッチした“007”以降も、その魅力は衰えるどころか、年齢とともに円熟みを増し、ハリウッドきっての“渋メン”としてさまざまなジャンルの作品に挑戦。なんと『エクスペンダブル4』への出演もうわさされている。そのブロスナンが主演するまったくタイプの違う2作が、この冬、連続公開される。まずは、全世界でヒットした『新しい人生のはじめかた』で人生に悩む熟年カップルを優しく、キュートに描いたジョエル・ホプキンス監督の最新作『ラブ・パンチ』が12月6日(土)より公開中だ。ブロスナンが演じるのは、定年を迎えるその日に、会社が詐欺に見舞われ倒産してしまうという経営者、リチャード。楽しみしていた年金と退職金がすっかり消えてしまい、人生最大のピンチとなった彼が助けを求めたのは、別れた元妻のケイト。ふたりはお金を取り戻すためにやむなくタッグを組むが、やがて行動を共にするうちに、冷え切ってしまったロマンスが再熱されていく…。相手役を演じるのは、『ハワーズエンド』でアカデミー「主演女優賞」を受賞し、近年では『『ハリー・ポッター』シリーズや『ウォルト・ディズニーの約束』での好演も記憶に新しいエマ・トンプソン。息の合った腐れ縁の夫婦を、愉快に魅力たっぷりに演じている。フランスでオールロケを行っただけあり、パリの市街地でのカーチェイスやニースの美しいリゾート風景は必見。『007』へのオマージュも随所に散りばめられており、大人の恋のハラハラ、ドキドキと笑いを織り交ぜた大人が楽しめるラブコメディに仕上がっている。そしてもう1本は、実に13年ぶりに“伝説のスパイ”に挑んだ『スパイ・レジェンド』が、2015年1月17日より日本公開となる。アメリカの作家ビル・グレンジャー原作による人気スパイ小説シリーズ「ノベンバー・マン」の中で最高傑作とされている「ゼア・アー・ノー・スパイズ」を、『オブリビオン』の脚本家コンビが5年がかりで現代風にアレンジし、映画化。本作でのブロスナンは、「彼が通ったあとに、生き残った者はいない」とも言われる、伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー役に。このピーターこそがコードネーム“ノベンバー・マン”であり、長年の諜報活動で自分が犯した数々の罪にトラウマを抱えている複雑なキャラクター。彼は守るべき者のため、そして自らの過去を清算するために、古巣であるCIAと自らが育てた現役のスパイを相手に攻防を繰り広げていく――。ブロスナンが『007/ダイ・アナザー・デイ』以来、13年ぶりにスパイ役を演じた『スパイ・レジェンド』は、ひと足先に公開された全米ではスマッシュヒットを記録。すでに続編製作が決定しており、ジェームズ・ボンド、ジェイソン・ボーン、ジャック・ライアンといった大ヒット作に続く新たな本格スパイ・アクションシリーズとして期待されている。お金に恋に奔走する、笑顔あふれる大人のラブコメか、やはりよく似合う洗練された華麗なるスパイか、あなたの好きなピアース・ブロスナンはどちら?『ラブ・パンチ』はシネマート新宿にて公開中。『スパイ・レジェンド』は1月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日12月4日(日本時間)20時頃、ロンドン パインウッドスタジオにて会見が開かれ、かねてより『Bond 24』として語られていた『007』シリーズ24作目のタイトルが、『SPECTRE』(原題)に決定したこと、さらに本作から登場する新キャストも発表された。会見では前作に引き続きメガホンをとるサム・メンデス監督とプロデューサーのバーバラ・ブロッコリが登壇し、メンデス監督が本作の概要を発表。今回のタイトルである『SPECTRE』とは言わずと知れた主人公ジェームズ・ボンドの宿敵である悪の組織“スペクター”のことであり、本作ではボンドと悪の組織の死闘が繰り広げられる。本作の撮影は12月8日から7か月間、ロンドン、メキシコ、ローマ、アラビアのタンジェ、モロッコのアルフード、オーストリアのゼルデンといった世界中を駆け巡ってのロケが行われると発表。また『007』シリーズで注目している人も多いであろう、主人公ジェームズ・ボンドが使用する“ボンドカー”も本作では「アストンマーテインDB10」であると公開された。気になるキャストだが、前作で新メンバーとして活躍したM役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、ミス・ペニー役のナオミ・ハリスが続投。本作からの新キャストとなるのは、かねてから伝えられていたカンヌ国際映画祭で「パルムドール」を受賞した『アデル、ブルーは熱い色』の主演女優を務め、『美女と野獣』でも注目を浴びているフランスの新星レア・セドゥ、『マトリックス』シリーズにも出演するイタリア出身女優モニカ・ベルッチ、そして『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』の2作でアカデミー賞に輝く実績を持つオーストリア出身のクリストフ・ヴァルツが起用された。そして今回の会見の最後に、本作が4度目の登板となりすっかりボンド役の印象が強くなったダニエル・クレイグの登壇で豪華キャストが華々しく一堂に会し、前作『スカイフォール』から受け継がれた“新たな50年”であるシリーズの幕開けに相応しいものとなった。今後の続報にも注目が集まりそうだ。『007 SPECTRE』は2015年11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日『007』24作目のタイトルが、『Spectre』に決まった。ジェームズ・ボンド役には、ダニエル・クレイグが続投。クレイグにとっては、これが4度目のボンド映画となる。その他の情報レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー、ロリー・キニアらも再び出演するほか、新しい顔ぶれとして、クリストフ・ヴァルツ、モニカ・ベルッチ、レア・セドゥ、アンドリュー・スコットが参加する。ボンドが運転するのは新しいアストン・マーティンDB10。監督は、2012年の『スカイフォール』をシリーズ史上最高のヒット作にしてみせたサム・メンデス。撮影は、来週月曜日に開始。ロンドン、モロッコ、メキシコ、オーストリアなどでのロケが予定されている。北米公開は来年11月6日。文:猿渡由紀
2014年12月05日俳優ダニエル・ラドクリフといえば『ハリー・ポッター』シリーズの“ハリー”のイメージが強いという人も多いだろう。そんなダニエルには、実はラップという隠された音楽の才能があったようだ。今月28日(現地時間)ダニエルはテレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」にて、「Blackalicious」の「Alphabet Aerobics」というラップの曲を披露した。ダニエルはその前に番組の中で、音楽の中でもとりわけラップが好きであることを司会者に語っていた。「初めはエミネムにハマったんだ。『Real Slim Shady』の歌詞を全て習得することにとりつかれていたよ」「イギリスにはPlan Bという男(歌手)がいるんだ。複雑で難解な速い歌を覚えることに執着していた。もう病気だよ」と話し、かねてからラップに対し特別な思い入れがあったことを明らかにした。「Alphabet Aerobics」はAからZまでのアルファベットに従って歌詞が進んでいくユニークな構成のラップ曲で、ダニエルは最初は緊張気味にラップを始めた。司会者ジミー・ファロンが「僕の知る中で最も速くてやりづらい曲だよ」とも言った曲であるが、アルファベットが進むにつれて少しずつ調子を上げ、熟達したラップスキルを大いに見せつけていた。大歓声の中で歌詞を間違えることなく歌い切ったダニエルは、意外な才能を披露することに見事成功したようだ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日コロワイド東日本とダブリューピィージャパンは10月1日、「ジャックダニエル・ハロウィンキャンペーン」を開始した。○計54店舗で提供同キャンペーンでは、両社が運営する飲食店にてウイスキーを使ったカクテルメニューを多数提供。同メニューを注文した人には抽選でウイスキーブランド「ジャックダニエル」の関連グッズが当たる。実施期間は10月31日まで。実施店舗は「居酒屋NIJYU-MARU(にじゅうまる)」関東37店舗、「Foodiun Bar 一瑳」全11店舗、「ウルフギャング・パック レストラン&カフェ、EXPRESS、PIZZA BAR」全6店舗の計54店舗となる。「居酒屋NIJYU-MARU」では「ハニーナイトメア」(490円)、「ハニーミルク」(490円)、「ジャックスカッシュ」(490円)を提供。「Foodiun Bar 一瑳」および「ウルフギャング・パック レストラン&カフェ、EXPRESS、PIZZA BAR」では、「シナモンハニーショット」(500円)、「BLACKハニージャック」(590円)、「ジャックスカッシュ」(590円)を販売する。※価格は全て税別
2014年10月10日スマートニュースは10月8日、米Flipboard(フリップボード)でプロダクトデザインを担当していたクレイグ・モド(Craig Mod)氏が、スマートニュースのUIデザイン アドバイザーに就任したと発表した。モド氏はすでに、2日(日本時間)に公開した「SmartNews(スマートニュース) 2.0」米国版のUIデザインに取り組んでいるという。世界的に知られたFlipboardアプリのプロダクトデザイナー、さらにブックデザイナー(装丁家)などとしての幅広い経験を持つ同氏が、才能を生かし、引き続きSmartNewsのUIデザインの進化に貢献していくとしている。また、モド氏がこれまで培ってきた米国の技術者コミュニティやデザインコミュニティの人脈を生かした、人材採用や交流面における貢献についても期待している。
2014年10月09日人類未体験レベルの超・巨大竜巻という極限の異常気象を描いた『イントゥ・ザ・ストーム』が、いよいよ8月22日(金)に公開となる。本作で主演を務めるのが、先日開催された「コミコン2014」に豪華出演キャストが勢ぞろいした『ホビット』シリーズで、ドワーフの王トーリン・オーケンシールドを演じて一躍有名になり、いまハリウッドで熱い視線を浴びているリチャード・アーミティッジだ。のどかな街に突如襲いかかる巨大竜巻。それは直径3,200メートル、秒速135メートル、ジャンボジェット機すら一瞬で飲み込む、まだ人類が体験したことのない超大型の“怪物”。本作では、登場人物たちのハンディカメラやケータイ動画でとらえたPOV(Point of View:主観)映像で構成された、まるで実況中継のような極限の臨場感が早くも話題を呼んでいる。主演を務めるリチャードは、『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』の悪役ハインツ・クルーガー、『ホビット』シリーズのトーリン・オーケンシールドで抜群の演技と存在感を見せつけ、多くのファンを獲得した英国出身の実力派俳優。英国出身の俳優といえば、いま、ハリウッドでも大注目の人気者ばかり。1990年~2000年代には、リュック・ベッソン監督の大ヒット作『レオン』で麻薬組織のボスを演じたゲイリー・オールドマン、ロボットと人間の愛を描いた『A.I.』に出演したジュード・ロウ、『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作でオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーを筆頭に、最近では『007』シリーズのダニエル・クレイグやベン・ウィショー、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでウィル・ターナー役を務め、世界中に熱いファンを抱えるオーランド・ブルーム、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、『マイティ・ソー』シリーズのトム・ヒドルストンら、枚挙にはいとまがない。彼らは、その上品な立ち振る舞いと甘いマスク、そして舞台経験豊富な俳優も多いことから演技力もお墨付きで、“英国男子”としていまや日本人の心もわしづかみ!もちろん、リチャード・アーミティッジもそのひとりだ。英「EMPIRE」誌恒例の「最もセクシーな映画スター」では、前回2009年度のランク外から、2013年度は世界中から約23万件のインターネット投票を集め、ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオを抑えて18位まで急上昇。『ホビット』シリーズのジャパン・プレミアで来日した際には2,000人のファンに熱烈に歓迎されるなど、この“英国男子”ブームを引き継ぐかのような人気を博している。そんなリチャードは、劇中ではほぼ全編にわたり、びしょ濡れ。“水も滴るいい男”とのことわざのごとく、イケメン度もアップしている。ドワーフの姿とはまた違う、ごく普通の父親として、一教師として縦横無尽な活躍を見せる彼に、ぜひ注目してみて。『イントゥ・ザ・ストーム』は8月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ストーム 2014年8月22日より全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
2014年08月04日『ハリー・ポッター』以降、そのイメージ脱却を図るべく、さまざまな役柄で挑戦をし続けるダニエル・ラドクリフと、25日(金)公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で敵役に大抜擢されたデイン・デハーンが共演する問題作『キル・ユア・ダーリン』がDVD化されることになった。1944年、コロンビア大学に合格したアレン・ギンズバーグ(ダニエル・ラドクリフ)。大学の正統過ぎる姿勢に不満を覚えたアレンは、ルシアン・カー(デイン・デハーン)、ウィリアム・S・バロウズ(ベン・フォスター)、ジャック・ケルアック(ジャック・ヒューストン)といった、従来の価値観に留まらない友人たちに引き寄せられていく。中でもルシアンへの想いが、自身の詩の創作活動の原動力になっていくのを強く感じていたアレン。しかし、彼らの創造のための欲求と選択は、やがて重大な過ちを招くことになる…。「吠える」のアレン・ギンズバーグ、「裸のランチ」のウィリアム・S・バロウズ、「路上/オン・ザ・ロード」のジャック・ケルアックと言えば、50年代のアメリカ文学界で“ビート・ジェネレーション”と呼ばれた代表格。当時の若者、特にヒッピーから熱狂的な支持を受けており、『オン・ザ・ロード』(’12)など映画化も後を絶たない、現在まで続くひとつの潮流となっている。そんな彼らの大学時代に実際に起きた、デヴィッド・カマラー殺人事件を基にした本作は、耽美な雰囲気たっぷりの学園サスペンスドラマ。ダニエルは『ハリポタ』のイメージを脱却するかのごとく、髪を伸ばしてパーマをかけ、実在の詩人アレン・ギンズバーグを熱演。また、彼の憧れの対象であり、事件の被疑者となるルシアン・カーを、『クロニクル』で注目を浴び、その容姿と卓越した演技力から“次世代のディカプリオ”と呼ばれるデイン・デハーンが演じている。デインは昨年、『クロニクル』や『欲望のバージニア』ほか5本の出演作が日本で立て続けに公開され、『アメイジング・スパイダーマン2』ではスパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)の親友ハリー・オズボーンにして敵役となるグリーン・ゴブリンに抜擢されている超・注目株。愛と友情、そして嫉妬うずまく学生生活の中では、2人の濃厚なキスシーンもあるとか!さらに2人はこの後、本作のジョン・クロキダス監督の新作『College Republicans』(原題)でも共演の話題が出ており、もしかしたら次世代の名コンビ俳優となるかもしれない。『キル・ユア・ダーリン』は5月2日(金)よりTSUTAYAにてDVDレンタル開始、6月27日(金)より発売。発売元:カルチュア・パブリッシャーズ価格:3,800円(税抜価格)(上原礼子(cinema名義))
2014年04月22日伝説として語り継がれる1976年の熾烈なF1チャンピオン争いを描いた『ラッシュ/プライドと友情』。クリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールが作品の魅力、さらにはライバル関係について語り合った。その他の写真ダニエルはいまなお多くのファンに崇められるニキ・ラウダという“生ける伝説”を、そしてクリスは45歳で早逝した、いまは亡きカリスマを演じたわけだが、不安やプレッシャーはなかったのか? 最初に口を開いたのはダニエル。「責任は感じたよ。伝説の男を演じるわけだからね。でもいまも健在だということは、彼が協力的か否かがこの役の大きな分かれ道になるということ。幸運にも彼は非常にオープンに自分の過去について話してくれた。それは大きな助けになったよ」。一方、クリスも「ジェームスに認めてもらえるのか? ちゃんと彼を体現できているのか? 確かに不安はあったよ」と認めつつ「彼が何のために生き、何を成し遂げたのか? 自分なりに考え、出来る限りの忠実さを心がけて臨んだよ。何より偉大な人物を演じるということにやる気を掻き立てられた」と振り返る。文字通り、自分が進む道の先に常に立ちはだかるライバルの存在が男たちの闘争心に火を点けるさまが描かれるが、ふたりが身を置く俳優の世界でもライバル関係というものは存在するのだろうか? クリスは故郷のオーストラリアから拠点をアメリカに移した頃の思い出を懐かしそうに明かす。「L.A.に来た最初の頃は、僕がハマりそうな役は、いつもチャニング・テイタムが持っていったよ。彼が第一候補で、そこからこぼれ落ちてきたものを僕らがものにするという感じで、いつも『彼のような立場になれたらな…』と思ってたものさ。それから僕も少しずつ役を選べる立場になって、ようやく他の俳優を“競争相手”ではなく互いに触発し合う存在として見られるようになってきたかな?」。ヨーロッパを拠点に活躍し、ここ数年、ハリウッドでも存在感を示しているダニエルにもライバルと呼べる俳優は存在するようだ。「名前を挙げるならジェームズ・マカヴォイあたりは似た俳優と言えるかな。でも実際のところ、彼は本当に素晴らしい俳優だから、妬んでもしようがないとも思ってるんだ。それから、この映画のおかげでいろんな賞で助演男優部門にノミネートさせてもらったけど、最終的に受賞するのはいつもジャレッド・レト(『ダラス・バイヤーズクラブ』)なんだ(苦笑)! 冷静を装ってもやっぱり受賞を逃せば悔しいよ(笑)。でも最近思うのは僕も、そしてどの俳優も努力してここにいるということ。そう考えるとやっぱり、妬んだりうらやましく思ってもどうしようもないんだよね」。最終的な順位や受賞歴だけが人々の感動を呼び起こすわけではないことは、何よりこの映画の物語が証明している。『ラッシュ/プライドと友情』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2014年02月08日『007 スカイフォール』と同作でメガホンを取ったサム・メンデスが、24日(現地時間)にロンドンにて英映画雑誌「エンパイア」の主催で開催されたジェイムソン・エンパイア・アワードで主要賞を獲得した。最近イギリス国内で歴代興行収入第1位に輝いた同作は今回最多ノミネートを受けていたが、結果的に「作品賞」を獲得し、サムも「監督賞」と「エンパイア・インスピレーション賞」をダブル受賞している。『ホビット 思いがけない冒険』のマーティン・フリーマンが「男優賞」に、そして『ハンガー・ゲーム』でカットニス・エヴァディーンを演じたジェニファー・ローレンスが「女優賞」に輝いている。ダニエル・クレイグ、ロバート・ダウニー・Jr.、ダニエル・デイ=ルイス、クリストフ・ヴァルツら強豪を抑えて一般投票で今回トップに輝いたマーティンは「僕の演技が今年度最高とは言えない可能性も否めないけど、でも受賞したからには受け取っておくよ」と控えめなコメントを残している。また『ホビット 思いがけない冒険』自体も「最優秀SF/ファンタジー作品賞」に選ばれている。さらにロンドンの高級ホテル、グローヴナー・ハウスで開催された同アワードでは、ヘレン・ミレンが「エンパイア・レジェンド賞」を獲得し、受賞スピーチで「レジェンドを越してる気がするわ。だってこれまでのキャリアの中でもっと沢山成し遂げてきたもの」と語っている。また、ダニエル・ラドクリフが「エンパイア・ヒーロー賞」を受賞した。他にも『テッド』が「最優秀コメディー賞」に選ばれ、最近ロザリオ・ドーソンと破局したばかりのダニー・ボイル監督は「エンパイア貢献賞」を獲得している。(C) Getty Images(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2013年03月26日話題の超大作から口コミで広がった秀作まで、今年もさまざまな映画が公開され、多くの人々を楽しませた。そこで、読者のみなさんの心の内…すなわち“読者ゴコロ”を調査するランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」の今回のテーマは、あなたの「ベスト・オブ・2012」(12月13日時点まで)をテーマにアンケートを実施。みんなの心に残った作品を大発表!今年も数多くの映画が公開されたが、1位には全く異なる2本の映画が同率で並ぶという大混戦!1本は、今年ミニシアターながら口コミでジワジワと人気に火が付き、現在もロングラン・ヒットを続けているフランス映画『最強のふたり』。そして、もう1本はドラマ版が女性たちの心を鷲掴みした、綾瀬はるかと藤木直人が贈るドタバタラブコメディ映画『ホタルノヒカリ』だ。作品のカラーは正反対にあるこの2作品だが、それぞれ心に残った理由を聞いてみると…。『最強のふたり』に票を投じた人は「3回観に行きました、観ると元気になれたから…。バースデー・パーティーのダンスシーンが最高です」(40代・女性)、「心温まる優しいストーリー」(30代・女性)という意見。一方で、『ホタルノヒカリ』側はというと、「完璧じゃなくても良いんだ、と思わせてくれる“ぶちょお(藤木さん)”の一言一言にやられちゃいました。可愛いくてキュンキュンしました。とにかく“ぶちょお”にズキュンバキュンやられちゃいました」(30代・女性)、「蛍と“ぶちょお”の愛情はいつも心を癒されました!ダンスがとてもよかった」(20代・女性)と、やはり映画はいつも元気をくれるもののよう、そして2作品共に全てが女子票であった。続く3位には、2012年最大のヒット作となった『BRAVE HEARTS 海猿』。8年も続く人気シリーズとあって、ドラマ版からの根強いファンからの支持が圧倒的に多かったのが特徴だった。「『海猿』シリーズ最高傑作!ストーリーにぐんぐん引き込まれました」(30代・男性)、「『海猿』が好きで、期待して観に行ったにもかかわらず、それを上回ったのでとても心に残っている。感動して泣けた」(20代・女性)と長年のファンも大満足の仕上がりとなっていたよう。4位と5位には、『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』と『ドラゴン・タトゥーの女』。奇しくも、女優たちの名演が光った作品が立て続けにランクイン。本年度アカデミー賞で名女優メリル・ストリープに3度目のオスカーをもたらした『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』には、やはり「メリル・ストリープの演技が素晴らしかったです!」(40代・男性)という声が多く寄せられた。一方で5位の『ドラゴン・タトゥーの女』では、本作への出演で一気にスターダムを駆けのぼったリスベット役のルーニー・マーラに大きな注目が集まった。さらに、「オープニングのタイトル・デザインからもうカッコ良すぎ!」(20代・女性)、また「ダニエル・クレイグも『007』とは違う魅力にあふれ、最高でした」(20代・女性)と鬼才デヴィット・フィンチャー監督の演出に大興奮のコメントが寄せられた。また新たな年と共に、多くの作品が来年も私たちを楽しませてくれることだろう。あなたはどんな作品に心打たれることになるのだろうか?あなたの「ベスト・オブ・2012」ベスト51位:『最強のふたり』:『ホタルノヒカリ』3位:『BRAVE HEARTS 海猿』4位:『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』5位:『ドラゴン・タトゥーの女』次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「賞レースに期待する俳優」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORPホタルノヒカリ 2012年6月9日より全国東宝系にて公開© 2012「映画 ホタルノヒカリ」製作委員会 BRAVE HEARTS海猿 2012年7月13日より全国東宝系にて公開© 2012 F/R/P/T/S/A/FNSマーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.
2012年12月25日現在、世界各国で大ヒットを記録中の『007 スカイフォール』。本シリーズが、誕生50周年、さらに23作目となることを記念して、世界で日本でしか手に入らない数量限定のリバーシブル・ポスターを全国約300の上映劇場で先着限定プレゼントされることが決定した。シリーズ23作目となる本作は全米で初登場1位を獲得し、シリーズ最高のオープニング成績を記録したのを始め、すでに56か国で1位スタート。かつては007と同じ“MI6”のエージェントであり、組織への復讐を企む男が最強の敵としてボンドの前に立ちはだかる――。現在、世界で最も長く続いている映画シリーズであり、本作で23作目となったことにちなんで、12月23日(日・祝)より配布される今回の希少なリバーシブル・ポスター。表面には、シリーズ第1作目の『007/ドクター・ノオ』の公開から数えて50年を迎えたことを記念してデザインされたビジュアル。第3作目の『007/ゴールドフィンガー』に登場した金箔を全身に塗られたボンド・ガールを彷彿とさせる女性の上半身にシリーズ23作品すべてのタイトルが刻まれ、手にはジェームズ・ボンドが最も信頼する武器である“ワルサーPPK”をもつ、セクシーかつゴージャスな仕上がりに。さらに、裏面にはこちらも50周年を記念して制作されたドキュメンタリー『Everything or Nothing : The Untold Story of 007 』(日本未公開)のオリジナルポスターのビジュアル。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグを含めた歴代ボンドたちがタキシード姿で銃を構え並んでいるビジュアルは歴史を感じさせながらも、スタイリッシュな仕上がりとなっている。この12月23日よりプレゼントされる希少なリバーシブル・ポスターをぜひ、劇場でゲットしてみて。『007 スカイフォール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月20日ダニエル・ラドクリフが、ニューヨークのナイトクラブでDJと喧嘩になり、クラブを追い出されたようだ。ナイトクラブ「ビューティー・バー」にいたダニエルは、当初DJのマイケル・T.・ラドクリフと仲良くしていたようだが、レッドブルとリキュールのカクテル「イエーガー・ボム」の量が増えるにつれ、次第にマイケルとの口論がヒートアップしてしまったため、クラブから追い出されたという。ある関係者は「New York Post」紙のゴシップ欄「Page Six」に「始めはダスティ・スプリングフィールドの音楽をリクエストしたりなんかして、みんなその場を楽しんでいたんです。ただ、だんだんダニエルがイエーガー・ボムで酔っ払ってきて、結局DJと喧嘩になったんですよ。口論が始まってすぐにタクシーを拾って帰るように言われたんです」と当時の状況を説明している。そんなダニエルだが、以前にはクラブ通いは嫌いで、2010年には酒をきっぱりと止めたとも宣言していた。「多分パパラッチの連中は、僕がつまらない人間だと思ってるから、あんまり僕のことは追いかけないんだと思うよ。僕はあんまり遊ばないからね。仕事場にいって仕事をして、家に帰って寝る。それ以外には本当に何も無いんだ。これまでにクラブに行ったのなんて3回くらいだったけど、どれも酷い夜になったんだ。最悪だよ…。だからもう行かないよ。あんまりそそられないんだ。(アルコールを止めたことで)予想以上にハッピーになったし、おかげで両親や周りの人たちともかなり良好な関係を築くこともできたんだ。もう恐れを抱いて生きる必要がなくなったんだよ」と語っていたのに…。■関連作品:ウーマン・イン・ブラック亡霊の館 2012年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011,SQUID DISTRIBUTION LLC, THE BRITISH FILM INSTITUTE© 2011 Squid Distribution
2012年12月17日『007カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフル役や、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』でのロシュフォール隊長など存在感のある役どころで人気を博している名優マッツ・ミケルセンの最新主演作『偽りなき者』。先日、英国インディペンデント映画賞で外国語映画賞に輝いた本作のポスター・ビジュアルがどこよりも早くシネマカフェに到着した。離婚と失業の試練を乗り越え、穏やかな日常を取り戻したかに思えたルーカス(マッツ)は、ある日、親友の娘・クララの作り話が元で変質者の烙印を押されてしまう。クララの言葉を信じ込んだ人たちは、ルーカスの身の潔白を説明しようとする声に耳を貸そうとせず、ルーカスは仕事も親友も、そして信用も全てを失ってしまう。ルーカスに向けられる憎悪と敵意がますますエスカレートし、真実が深い闇の奥に葬られようとする中、それでもルーカスは無実を訴えるのだが…。理不尽な恐怖と男の孤独な戦いの行方を描き、本年度の英国インディペンデント映画賞では鬼才ミヒャエル・ハネケ監督作『愛、アムール』を抑え、外国語映画賞を受賞した本作。今年のカンヌ国際映画祭でも、マッツが主演男優賞を獲得するなど世界各国の映画祭で脚光を浴びており、日本での公開も多くの映画ファンが今や遅しと待ちかまえている話題作だ。今回、初お披露目となったポスター画像ではクールなイメージのあるマッツが深く抱擁し合うワンシーンが映し出されている。そして、その横には「決して、譲れないものがある―」とマッツ扮するルーカスの覚悟を思わせる言葉が添えられている。『007』シリーズで大人気となったダニエル・クレイグにも通じる、女子たちの心をわし掴みにするクールな雰囲気をまとうマッツ。世界中の賞を騒がせた『偽りなき者』の名と共に、2013年はブレイクを果たすのでは?『偽りなき者』は2013年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。■関連作品:偽りなき者 2013年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.
2012年12月13日先日、公開を迎えたばかりのシリーズ生誕50周年記念作『007 スカイフォール』が公開9日間で、日本での興行収入“10億円突破”、観客動員数90万超えという驚異の数字を叩き出したことが、このほど明らかとなった。“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグを主演に迎えた、新シリーズ3作目となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァがボンド、そして大英帝国に復讐を仕掛けていく。封切りから9日目の12月9日(日)時点で興行収入10億円を突破し、公開2週目も、週末興行成績No.1を獲得した本作。さらに、世界に目を向けてもヨーロッパでは、先週、公開40日目で『アバター』の記録を抜いて歴代1位の興行成績を樹立した『007』のお膝元・イギリスを始め、公開後6週間1位をキープし続けているオランダ、スイスなど各国で記録を打ち立て、11月に公開を迎えてから5週目が経った全米でも、週末成績は1,100万ドルを稼ぎ出し、それまで3週連続で1位の座をキープしていた『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』を抑え、見事1位に返り咲くという驚異的な人気ぶりを見せており、まさに世界中で“『007』旋風”が吹き荒れているといった様相だ。現在、全米の興行成績は2億6,100万ドル、インターナショナルでは6億5,660万ドル、トータルの世界興行収入は9億1,769万ドル(約752億5,058万円)。イギリスでの公開から7週目、全米公開から5週目という短期間での興行収入としては驚異的な数字となっている。“『007』旋風”はまだまだ、その勢力を拡大し続けそうだ。『007 スカイフォール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月10日『007 スカイフォール』が、『アバター』を抜いてイギリスの歴代興行収入1位をわずか公開40日目で達成した。ダニエル・クレイグ主演、サム・メンデス監督で贈る『007』シリーズ第23作目となる同作は、イギリス国内で計9,427万7,612ポンド(124億6,200万円)の大ヒットを記録し、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『アバター』が11か月かかって達成した9,402万5,632ポンド(124億3,000万円)の記録を抜き去り、イギリスでの封切りから40日目にして早くも歴代UKボックス・オフィス1位の座を獲得した。本作のプロデューサーを務めたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「イギリスで映画館に足を運んでくれたみなさんのおかげで、『007 スカイフォール』が歴代1位の座を獲得し、感謝の念と共に我々も圧倒されています。この映画を誇りに思っていますし、みなさんに感謝しています。特に主演のダニエルと監督のサムがこの映画の成功にもたらしてくれた貢献にはいくら感謝しても足りません」と喜びの声を上げている。また、製作元のMGMのゲイリー・バーバーCEOも「この映画がうなぎ登りで驚くべきヒットをし続けていることにとても誇りを感じますし、映画界の偉大なマイルストーンとなった今、この映画の関係者全員に再度、祝福の言葉を贈りたいと思います」と関係者の労をねぎらい、ソニー・ピクチャーズ・リリーシングUKのピーター・テイラー代表も「観客のみなさんが『007 スカイフォール』をこういった素晴らしい形で受け止めてくれて、とても嬉しいです」と喜びを語り、「イギリス文化の最も象徴的なキャラクターの一人であるジェームズ・ボンドが50周年を迎えた2012年に、こういった記録的な偉業を達成するのはまさに“ドンピシャ”といった感じですね」と続けた。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月07日『007』シリーズ23作目に当たる『スカイフォール』が、イギリスで史上最高の興行成績を打ち立てた。映画はまだ上映中で、数字はこれからも伸びそうだ。その他の写真全世界で大ヒット上映中の『007 スカイフォール』は、すでにシリーズ最高ヒット作となっているが、イギリスではさらに、映画史上最高のヒット作という新たな記録も打ち立てた。公開40日間に『007 スカイフォール』がイギリス国内で売り上げたチケットは、9427万7612ポンド。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、「『007 スカイフォール』を史上最高のヒット作にしてくださったイギリスの映画ファンのみなさんに心から感謝します。私たちはこの映画を誇りに思っています。この映画の成功に貢献してくれたダニエル・クレイグとサム・メンデスにも感謝します」とコメントを発表した。プロデューサーたちは、すでに次の作品に向けて動きだしている。シリーズ24作目と25作目は二部作になる予定。クレイグはあと2作品でボンドを演じる契約になっている。『007 スカイフォール』公開中文:猿渡由紀
2012年12月06日とてつもなく強烈な役を演じ、しかもそのキャラクターがハマり役であると、俳優にとっては嬉しさ反面、いつまでもその印象がついて回り、それを乗り越えなければならない、さらなる挑戦を課せられてしまうものだ。スペイン出身の名優ハビエル・バルデムにとっては『ノーカントリー』で演じた殺人鬼アントン・シガーがそれにあたるだろう。あの殺人鬼は見た目も演技も強烈すぎた──そんな彼が『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』で新たに挑む悪役は、ジェームズ・ボンドと“MI6”を脅かすシルヴァ。アントン・シガーとは一味違う悪を映画史に刻んだ。目指したのは“居心地の悪い”悪役この手のアクション映画に登場する悪役は、大抵の場合、世界をどうにかしようという野望を抱いている場合が多い。けれど、シルヴァにおいては「とてもパーソナル」だとハビエルは分析する。「壊れてしまったものを持ったキャラクター、という印象を最初に抱いたんだ。シルヴァがほかの悪役と異なるのは、世界を滅ぼしてやる!とか、壮大な計画を持っているわけではなく、自分のために復讐しようとしていることだね。やろうとしていることはとてもパーソナルで、世界滅亡を企む悪と比べたらものすごく小さいんだよ(笑)。でも、そこが面白いと思ったし、演じ甲斐があるとも思った」と、役への興味を語る。ボンドと同じく、かつては“M”のもとでトップエージェントとして活躍しいていたシルヴァ。ある事件を機に彼のMへ忠誠心は崩壊、Mへの復讐心へと変わっていく。そんな複雑な一面を持った悪役を演じるにあたって、ハビエルが重きを置いたのは“居心地の悪さ”。サム・メンデス監督との話し合いで出てきた言葉をヒントに生まれたその居心地の悪さとは?「まず、サムと話し合いをした結果、金髪にしようということになったんだ。というのは、今回のボンドの敵はとにかく居心地が悪い、思わずむずむずしてしまうような、そういう居心地の悪いものにしようということになってね。アグレッシブであっても、怖さであってもいい、どんな居心地の悪さでもいいから、とにかくシルヴァをそういう存在にしたいと思ったんだ」。確かに、違和感のある金髪、話し方、歩き方、声のトーンに至るまで、言いようのない居心地の悪さを感じる。と同時に、そういう雰囲気をまるで最初から設定されていたかのような悪として、そこに“いる”のが、ハビエルが演技派と言われる所以でもある。「なにか一つこうしたというのではなく、言動すべてに居心地の悪さが滲み出るように心がけた。シルヴァはどんなレッテルも張ることのできない、自由な存在でもあるんだ。その自由を使ってボンドを非常に居心地の悪いところに追い詰めていくんだよ」。『007』への憧れ自由に、リアルに、しかも奇妙さや異質さを合わせ持った絶妙なバランスの悪を心から楽しんで演じたハビエルだが、苦手なこともあったそうで…「実はeメールも苦手なほどコンピュータには弱いんだ」と、いたずらっぽく笑う。そう、今回のシルヴァはコンピュータの天才という設定。「ほんとに苦手なんだけど、そんな自分がコンピュータの天才を演じているというのが面白いだろう(笑)。映画づくりの面白いところは、本当じゃないこともあたかも本当のように信じさせることができることでもあるからね」。コンピュータという切り口としては、シルヴァだけでなく“Q”の愛称として知られるボンドの武器開発係もITの天才だ。ダニエル・クレイグのボンドでは今回の『スカイフォール』でQは初登場となる。ほかにもボントとMの関係が初めて描かれるなど、さまざまな見どころが詰まっている最新シリーズだが、そもそもハビエルにとって『007』はどんな存在なのだろうか。遡ること35年──。彼がボンドと出会ったのは、11歳の頃。シリーズ11作目『007 ムーンレイカー』だった。それから現在に至るまで、いちボンド・ファンとしてシリーズを楽しんできたハビエル。今回の出演は断る理由など全くなかったはず。しかし、「特別な想いはあったけれど、脚本を読むときはまた別なんだよ」と、プロフェッショナルとしての言葉を残す。「オファーをもらったときは、『007』の世界に関わることができる!と、ものすごく心躍ったよ。いままで自分が見てきた『007』の映画であったり、その当時の記憶を思い出したりもした。ただ、演じるとなるとまた別物で、ファンであることを全て忘れて俳優として脚本と向かい合わなければならないんだ。自分がファンであることが頭にあると、プレッシャーに押し潰されてしまいそうだからね(笑)。この役は自分自身が面白いと思って演じられるかどうか、とてもシンプルなことだけを考えて脚本を読んだ。今回のシルヴァという役はそれに値する役だった、というのは言うまでもないけれどね」。“6代目ジェームズボンド”ダニエル・クレイグの魅力また、引き受けた理由には「キャストの素晴らしさもあった」と続け、“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグがどれだけ素晴らしいかを力説する。「歴代ボンドを演じてきた役者は、それぞれにボンドに個性をもたらしたと思うよ。でなければ、これだけ長くシリーズを続けることはできないからね。僕が一番クールだと思うボンドは、初代ボンドのショーン・コネリー。彼自身があまりにもクールだからボンドもクールだった。一方、ダニエルはファンタスティックでパワフル、しかも複雑さを持った役者だと思う。だからこそ、これまでのボンドになかったような多層構造というのかな、より複雑な一面をもらたすことができたんだと思う。何がすごいって、ボンドにはある程度基本となるスタイルがあるわけだけれど、そのフレームから出ずに個性を出すことはとても難しいもの。でも、規範を踏襲しつつ何でもやってしまうのがダニエルなんだ。そこがすごい!彼の才能を感じるよ」。そんなダニエル扮するボンドを追い詰めていくシルヴァを演じたハビエルも、もちろんすごいわけで。これからシーズンを迎える様々な賞レース。映画ファンとしてはハビエルがどう絡んでくるのかも気になるところだが、俳優にとって賞は「最終的なゴールじゃない」と、きっぱり。「客観的ではない演技を選ぶわけだから、その結果が正しいのかどうかは実際は誰にも分からないものだと思うんだ。たとえば、オリンピックのレースは10人が走って一番最初に着いた人が一番の賞を得るわけだけれど、演技はスポーツと同じようにはいかない。だから、たとえ演技の賞をもらったとしてもどう受け止めていいのかいまだに戸惑ってしまう。とはいっても役者である以上、認知はされたいし、虚栄心もあるし、拍手喝采は浴びたいよ(笑)。でも、賞というゴールだけを目指して仕事をしたら必ず失敗に繋がる。大切なのは、どれだけたくさんの人に映画を観てもらえるか、そして気に入ってもらえるかだからね」。ゴールのない道を歩き、時に新しい道を開拓し、また歩き続ける──そんなハビエル・バルデムの役者人生の途中で生まれた“居心地の悪い”シルヴァという悪役。どれだけ居心地が悪いのか(=素晴らしい演技なのか)、その目で確かめてみて。(text:Rie Shintani/Photo:Cliff Watts)特集:『007 スカイフォール』© 2012 CTMG, Inc. All rights reserved.■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月06日今年、英国が誇るナイスミドル紳士、ダニエル・クレイグのハートを見事に射止め、世界中のファンを驚かせた女優レイチェル・ワイズ。そんな2人の“恋のキューピット”となったのが、先日公開を迎えた『ドリームハウス』である。彼女が出演契約書にサインしたときには、すでにダニエルが主演を務めることは決まっていたそうだが、「最高に魅力的なパッケージだったわ!」と語るのを始め、この“恋のキューピット”の魅力を思う存分語ってもらった。心機一転を決めた夫・ウィル(ダニエル)と妻・リビー(レイチェル)、そして2人の娘たちが新居に引越してきた一家。しかし、そこはかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始める…と、あらすじだけをなぞると一見ホラー映画のようだが、実はそうではない。「サスペンスに満ちているの。多くのひねりと展開がある。その多くを詳しく説明するのは控えた方がいいと思う」とレイチェルも語るように、そのラストには思いもよならない感動が隠されている。「本当に意外だと思った。だから読んだときに完全に圧倒されたわ!それにとてもロマンチックだしユニークだと思う。恋愛、スーパーナチュラル(超常現象)、ホラーが同じトーンで混ざり合っているものを読んだことがなかった。それにラブストーリーでもあるの。でもジム・シェリダン監督は私が本当に何年も仕事をしたかった人だから、このオファーを受けるのはワクワクしたわ」。そんな大興奮の様子でオファーを受けたようだが、そのレイチェルの役どころこそ本作のキモとなる。彼女は自身が演じた妻・リビーの持つ秘密をこう語る。「(主人公となる)ウィルの妻役なの。私の夫は田舎で娘たちを育てることが幸せだと思って、私たちをここに連れてきた。でも、私は少し場違いな感じがしているの。それに実際、私のキャラクターが家の外のシーンに出ることは決してないのよ。私はいつも、夢の中にいたわ(笑)。 私は決して家を離れず、そこに閉じこもっているの」。なんとも意味深な解説だが、劇中で夫婦役を演じ、この映画に導かれるように、今年6月にプライベートでも夫となったダニエルについて、撮影当時はどのように感じていたのだろうか?「私たちのやり方はとても似ていると思う。座って物事を死ぬほど分析したいとは思わないの(笑)。物事に挑戦し続け、演じ続け、たくさんの異なるテイクをやってみる。そしてジム(・シェリダン監督)の言葉を聞いて、彼のアイディアがどういうものかを理解しようとするの。それに私たちは仕事のしやすい関係だと思ったわ。ある種、似た環境の出身なの。2人ともイギリス出身だわ。だから、どうしたいのかということについて共通の認識があるのよ」。と、役者としての関係は上々。さらに、“俳優”ダニエル・クレイグとして以上に男としての彼にもメロメロだったようだ。「彼には俳優としての深みがあるわ。魅力的で快活だけど、暗さもある。ウィルというキャラクターにはピッタリなの。それがこのキャラクターを深く掘り下げている。このキャラクターは多くの痛みを経験するし、取り憑かれたようになって追いつめられていくの。ダニエルはそれをとてもうまく表現できてたと思う。同時に、とても愛すべき父親や愛すべき夫も演じられるの。これはラブストーリーでもあるわ。だから彼は光と影をもたなくてはならない。彼には、その両方が混在していると思うわ。それに彼には、同世代の多くの俳優がもっていない何かがある。彼らにも昔あったもの、つまり、危険な香りよ(笑)」。ダニエルとレイチェルにとっては、忘れられない作品となる本作だが、最後に『ドリームハウス』に込めた思いを聞いてみた。「この映画は驚きに満ちた、とてもロマンチックで、感情的で、サスペンスあふれる、大胆な映画だと思う。それに少し幻想的かな。作っているときは幻想的だった。私たちが作っているときに感じた幻想的なものをこの映画が伝えてくれることを願っているわ」。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月26日『007 スカイフォール』も公開間近のダニエル・クレイグを主演に、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華キャストで贈る、切なさと思いもよらむ恐怖が注目のヒューマン・スリラー『ドリームハウス』。本作の公開に先立ち、一般試写会を実施。そこでアンケート調査を行ったところ、思わぬ回答が飛び出した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。まずは、英国紳士らしくクールでミステリアスな魅力を放つナイスミドルのダニエルについての質問。「日本の芸能人に例えるなら誰?」という問いでは、仲村トオル、真田広之が同率一位で圧倒的支持を集める結果となった。次いで堤真一や渡部篤朗、佐藤浩市など日本が誇るダンディーな実力派たちが名を連ねた。「演技派で作品に応じてイメージを変えられる俳優」、「アクション・サスペンスもこなせて存在感がある」という“実力派”らしい俳優としての魅力を挙げる声が多数寄せられた。その一方で、本作での共演をきっかけにレイチェル・ワイズとゴールインを果たしたという、本作の話題に火をつけたエピソードから「家族想い」を理由に挙げる人も。続いては、続く質問もダニエルに関係するものだが、ズバリ!『007』シリーズのようなアクションと、本作のような良きパパを演じる彼、どちらが好きか?というもの。その回答を集計したところ、世界を股にかけるスパイ“ジェームズ・ボンド”よりも良き父を演じている『ドリームハウス』のダニエルに、なんと若干ではあるが53%の割合で軍配が上がった。その理由には、「やっぱりアクションが似合う!」、「紳士的でカッコいい」といった『007』シリーズで魅せる姿が広く浸透している一方で、「砕けた感じの父親役が良かった」、「新しい魅力を見せてくれた」さらに「前髪を下している姿は新鮮!」と思いがけない新たな一面にノックダウンされた人が多かったようだ。また、本作ではいわくつきの物件を購入したことから不可解な出来事が起こる…というストーリーにちなんで、引っ越し先や購入した家で不思議な体験談を聞いてみると、「家のトイレで青白い手だけを見た」、「家族全員の体の調子がおかしくなり、別の家に引っ越した」、「家を建てた後に、大きな蛇が出てきた」と本作に負けず劣らずの恐怖体験を告白する人が続出!中には「あまり話したくない…」と、まさに背筋も凍る驚愕の回答が返ってきた。ダニエルが魅せる家族思いの優しいパパの姿、驚愕の体験、思いもよらない応え、そのすべてが『ドリームハウス』では描かれている。ぜひ、この冬背筋は冷たく心は温かくなる未体験の感覚を本作で味わってみて。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月21日間もなく公開となる『007 スカイフォール』でメガホンを握ったサム・メンデスが、すでに『007』シリーズ24作目となる次回作のストーリーの構想があると明かした。日本でも12月1日(土)に公開予定のシリーズ23作目『007 スカイフォール』で監督を務めたサムは、ダニエル・クレイグが続投する予定の次回作で再びメガホンを取るか正式発表していないものの、『007』シリーズの過去5作品で脚本を執筆したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドは声明で今後同シリーズで脚本を担当することはないと発表し、さらにサムが次回作に取り組んでいることをほのめかした。ロバートは「僕たちは5本も『007』シリーズに参加できて嬉しいよ。なかなかの仕事ができたと思うよ。ジョン・ローガンとサム・メンデスが次回作のシナリオを構想していると思うけど、おかげで肩の荷が下りたよ。このシリーズ作品はすごく時間がかかるからね」と、その苦労と共に語った。ニールとロバートの2人は2000年公開の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』、そしてダニエルが主演を張った『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/慰めの報酬』、『007 スカイフォール』まで通算5作品の脚本を執筆しているが、ニールは4作目で同シリーズから降りるつもりだったとふり返っている。「僕たちは『007 慰めの報酬』で止めようと思ってたんだ。でも『007 スカイフォール』まで続けてよかったといまでは思っているよ」。そんな2人は、主役ジェームズ・ボンドを「殺したい衝動に駆られた」とも明かす。同シリーズの脚本を担当する上での禁止事項を尋ねられたニールは「タイムトラベルだね」と答え、さらにロバートは「あと、ボンドを殺すことかな。僕たちはいっそ殺したいって衝動に駆られていたけどね」と続けた。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月21日「コカ・コーラ ゼロ」と映画『007 スカイフォール』のコラボレーション・キャンペーンが10月からスタートし話題を集める中、19日、東京・銀座の「MY HUMBLE HOUSE TOKYO」にて「コカ・コーラ ゼロ」が主催するパーティーが行われた。その他の写真同日、23代目ボンドガールのベレニス・マローンが出席した『007 スカイフォール』ジャパンプレミアが行われ、そのアフターパーティーとして開催。会場にはアスリートやモデル、タレントら各界のセレブリティーをはじめ、抽選であたったラッキーな人たちなどが「コカ・コーラ ゼロ」のブランドカラーにちなみ、黒もしくは赤のアイテムを身に着け、駆けつけた。完全招待制で行われた一夜限りのスペシャルな空間には、カジノや知人との写真撮影が楽しめるフォトフレームが用意され、来場者は思い思いに“ボンド気分”を満喫。また、世界に7本しかないスワロフスキーエレメントが施された特製の「コカ・コーラ ゼロ」ボトルがお披露目されると、会場からはため息がもれていた。パーティーをさらに盛り上げたのは、映画コメンテーターとして活躍するLiLiCoによるトークショー。「今、私が一番狙っているのが、ボンドガールの座。ぜひ、お茶目なボンドガールを演じてみたい」と軽快なトークで会場を沸かせ、「主演のダニエル・クレイグが今回もすごいアクションを見せている。シリーズ誕生50周年の作品として、ボンドの新しいスタートを印象付けている」と作品に太鼓判。「クールでスタイリッシュな映画なので、『コカ・コーラ ゼロ』を飲みながら観るのがおすすめ。おいしく飲んで、映画も楽しんで」とアピールしていた。映画『007 スカイフォール』は誕生50周年を記念して製作されたシリーズ23作目。奪われた潜入工作員のリスト奪回に奔走するボンドの前に、上司Mに恨みを抱く元MI6工作員シルバが立ち塞がる。互いに名前に“ゼロ”を持つ「コカ・コーラ ゼロ」と『007 スカイフォール』は12月1日(土)の映画公開を前に、様々なコラボレーションを展開中。映画のシンボルである銃口とボンドのシルエットをあしらった限定デザインパッケージも、現在全国で発売されている。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年11月20日ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが、結婚するきっかけになったとも言われるサイコスリラー『ドリームハウス』の公開に先駆けたトークイベントが11月18日(日)に都内にて行われ、ゲストに石田純一が出席。本作の魅力について、先日妻の東尾理子との間に生まれたばかりの息子について大いに語った。この日は、風水鑑定士・宙SORA先生も出席。来春、完成予定で建設中の石田家の“ドリームハウス”(=新居)の危険度チェックも行った。この日は、作品にちなんで、リビングをイメージした会場でイベントが行われた。まず、本作で主演を務めるダニエル・クレイグの大ファンであることを明かした石田さんは、「大人の味が出せる人で、カッコいいですね。今回も男の内面がにじみ出てくるような素晴らしい演技でした」と、家族を守るために恐怖と闘う父親を熱演したダニエルを絶賛した。さらに、本作について「スリラーなのに、根底にあるのがほのぼのとしたラブストーリー。人生っていいなって感じさせる作品。先の読めない展開やどんでん返しもすごい!どの世代の方にも楽しめる映画」と熱くアピール。続いて、風水鑑定士・宙SORA先生から新築中のリビングや寝室の危険度チェックを受けた石田さんは、興味津々。先生から方位だけでなく、家族円満になるためのアドバイスを受けていた。石田家の“ドリームハウス”は来年3月末に完成予定だという。また、11月18日は“家族の日”、さらに石田さんの妻、東尾理子さんの誕生日でもある。イベント後の囲み取材に応じた石田さんは「赤ちゃんがいるので、外には出ないで家で」と本日の計画を明かし、「プレゼントも用意してある」とコメント。石田さんは、人生で初となるオムツ替えにも挑戦したことを明かしたが、妻の理子さんから「あまりうまくない」とお叱りを受けたという。新米ママとなった理子さんについては「本当にまめに赤ちゃんの面倒を見ているし、明るくてやさしい最高のママ」と理子さんの完璧なママぶりに感謝と賛辞を送っていた。石田さんは、理子さんの父である東尾監督も毎日のように孫の顔を見に訪れ、目を細めているというエピソードも笑顔で披露。幸せいっぱいの石田さんはこの日、終始笑顔でトークも絶好調。まさに「毎日が幸せ!」と満面の笑みを披露した。本作は、郊外の屋敷に移り住んだ家族の身に奇怪な事件が頻発する。その恐怖から家族を守ろうとする男の姿と、その先に待ち受ける驚愕の事実を描く。夫婦役のダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは劇中、息の合った演技を披露。謎めいた近所の住人を演じているナオミ・ワッツが強烈な印象を放っている。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)より、シネマサンシャイン池袋ほかにて全国にて公開。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月18日のんびり&まったり過ごせるお正月休みは、数々の大作や名作が公開される映画のゴールデンシーズン。年末年始にかけて『007』シリーズやアニメ『ONE PIECE』の最新作、初詣ならぬ初感動必至のドキュメンタリーなど話題作が続々と上映される。そこで今回は「12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品」について男性359名にアンケートをとった。>>女性編も見るQ.12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品は?(単一回答)1位『007 スカイフォール』24.8%2位『ONE PIECE FILM Z』15.9%3位『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』10.9%4位『レ・ミゼラブル』10.0%5位『映画 妖怪人間ベム』9.8%6位『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム』5.3%7位『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』5.0%8位『ホビット 思いがけない冒険』4.2%9位『今日、恋をはじめます』3.1%10位 『もうひとりのシェイクスピア』2.5%全体の約1/4もの人が見たいと答えた作品は、シリーズ23作目となる『007 スカイフォール』。1962年の記念すべき映画化第1作、初公開から50年も続く作品だけあって、「このシリーズが好きだから」(47歳/機械・精密機器/技術職)というシリーズ最新作に期待を寄せる人が多数。通算3度目のジェームズ・ボンドを演じる「ダニエル・クレイグが渋い」(40歳/医療・福祉/専門職)というコメントや「偉大なるマンネリだが下手なリメイクや新作よりも楽しいことが多い」(37歳/学校・教育関連/営業職)と手厳しくも愛のあるコメントも寄せられたが、今回の監督は前作のマーク・フォスターからサム・メンデスに交代。『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞およびゴールデングローブ賞監督賞を受賞した手腕をどう生かしてくれるか楽しみな作品だ。2位は『ONE PIECE』劇場版12作目となる『ONE PIECE FILM Z』。こちらも1位と同様に「ずっと『ONE PIECE』のファンだから!」(25歳/金融・証券/専門職)という意見が圧倒的。「原作者が製作に関わるので大作映画になりそう。前々作のも面白かったので期待大」(30歳/金融・証券/営業職)という声のとおり、原作者の尾田栄一郎が2年ぶりに総合プロデューサーを務めている。劇場版シリーズで歴代最高の興行収入を誇る『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を超えられるか注目したいところ。また、オープニングテーマは中田ヤスタカ、主題歌はアヴリル・ラヴィーンが担当することもあり、「早く主題歌が聞きたい!」(34歳/建設・土木/技術職)という声も寄せられている。3位は絵本『100万回生きたねこ』の作者である佐野洋子の最期の日々を追った『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』。「絵本が好きだったので興味がある」(22歳/建設・土木/技術職)という絵本ファンのほか、作者、作品自体のファンというコメントが多数を占めた。4位は27年間のロングランを達成したミュージカルの映画版『レ・ミゼラブル』。ラッセル・クロウやアン・ハサウェイ、トム・フーパー監督など一流のスタッフ&キャストが揃った映画に「名作の予感」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)と期待する声も多い。5位の『映画 妖怪人間ベム』については、「ドラマが面白かったので映画も面白いはず」(30歳/医薬品・化粧品/技術職)というドラマ視聴者からの支持が集まった。■総評1位の『007 スカイフォール』は今年で50周年を迎える長期シリーズということもあり、40代以上の支持が多かったことが特徴。初めて監督を務めるサム・メンデスが『007』シリーズにどんな色を添えてくれるのか楽しみな作品である。2位の『ONE PIECE FILM Z』は原作者の尾田栄一郎が製作に関わっているということで、シリーズ最高の興行収入を記録する可能性もあるが、人気放送作家の鈴木おさむが『ONE PIECE』の世界観をどのように脚本に反映しているかにも注目したい。お正月から「初感動」を味わいたい人は3位の『ドキュメンタリー映画100万回いきたねこ』や4位の『レ・ミゼラブル』がおすすめだ。『英国王のスピーチ』でアカデミー監督賞受賞したトム・フーパー監督作品である『レ・ミゼラブル』は、後々に名作として名を残しそう。映画ファンなら見ておきたい作品だ。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性359名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『アウトレイジ』VS『009』『ギャバン』-10月公開映画で最も期待度の高い作品ランキング【男性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【男性編】今年の注目株は誰だ!?「NHK紅白歌合戦」に初出場しそうな歌手・グループランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月18日全米でも週末興成績No.1を記録した、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』。ショーン・コネリーが初代ボンドを演じた第1作から今年で生誕50周年を迎える同シリーズ最新作となる本作の公開を記念して、11月19日(月)~12月7日(金)の期間限定で、阪急メンズ東京にて「007 WEEK」が開催されることが決定した。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主人公とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回、世界を駆け巡るジェットセッターのライフスタイルをコンセプトとしたメンズファッションストア・阪急メンズ東京で展開されるのは、『007』シリーズに登場する世界各地の美しい景観や、逞しくかつ洗練された大人の男“ジェームズ・ボンド”に象徴される華麗な世界観からインスパイアされたスペシャルコラボレーションの品々。期間中は、いま最も世界が注目する女優であり、最新作『007スカイフォール』でボンドガール・セヴェリン役を演じたベレニス・マーロウの来日スペシャルイベントを始め、“ボンドカー”としておなじみのアストンマーティ、前作からボンドの衣装を制作している「トム フォード」のボンドスーツの展示を予定。さらに、時計ブランド「オメガ」の“スカイフォール”限定モデルや、ボンドが劇中で着用しているモデルの販売などもあるという。そして期間中には『007スカイフォール』カフェも登場するなど、誰でも気軽に『007』シリーズの世界をとことん堪能することができる。あと1か月もすれば、もうすぐクリスマス。今年の冬は、彼が“ジェームズ・ボンド”のような理想の大人の男になれる贈り物をしてみてはいかが?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:11月19日(月)~12月7日(金)※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月13日ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズらが出演するサイコ・スリラー『ドリームハウス』が23日(金)から日本公開される。本作でワッツは物語のカギを握る役どころを演じているが、自身は「まるでヒッチコック映画を思い出させるキャラクターだった」と分析している。その他の画像『ドリームハウス』は、郊外に引っ越してきた一家が遭遇する不可解な出来事と、そこに隠された衝撃の事実を描くスリラー作品。家族を守るため調査に乗り出す父親をクレイグが、その妻をワイズが演じ、ふたりはこの作品をきっかけに結婚し話題となった。本作のメガホン執ったのは、『マイ・ブラザー』『マイ・レフトフット』などで家族に焦点を当て、重厚な人間ドラマを描くことで高評価を集めているジム・シェリダン監督。ワッツは「ジム・シェリダンが私に会わないかと言ってくれたの。そして脚本に目を通した…。先を読まずにいられない、素晴らしいサスペンス・スリラーだった!」と振り返る。ワッツ演じるアンは、一家の隣に住む女性で、奇妙な出来事の全貌を知るキーマンでもある。「アン役を本当に気に入ったのよ。彼女が誰なのか、他の人たちとどう関わっているのかはわからない。まるでヒッチコック映画を思い出させるキャラクターだったわ。彼女にはどこか奇妙なところがあって惹きつけられるの。彼女を好きなのか? 嫌いなのか? そんな問いを起こさせる。女優としてそういう謎は演じていていつも楽しいわ」。『21グラム』『マルホランド・ドライブ』などミステリアスな役柄を多く演じてきたワッツが、繊細な演出で定評のあるシェリダン監督のもとで、どのような新しい表情を見せてくれるのか楽しみだ。『ドリームハウス』11月23日(金)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
2012年11月06日読売日本交響楽団は、2013年4月より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスターのダニエル・ゲーデ(46歳)と、べルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターの日下紗矢子(33歳)のふたりをコンサートマスターに迎えることを発表した。「読売日本交響楽団」の公演情報1966年、ドイツ・ハンブルク生まれのダニエル・ゲーデは、1994年から2001年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務めた世界的ヴァイオリニスト。現在はソリストや室内楽奏者として国際的に活躍するほか、ニュルンベルク音楽大学の教授として後進の指導にもあたっている。日本での活動も活発で、最近では軽井沢の「夏の弦楽アンサンブルアカデミー・YEK」音楽祭ほか、多くのコンサートに出演。読響コンマス就任にあたって「日本はこれまでに40回以上、およそ年3回のペースで訪れている大好きな国。(コンマス就任には)とても興奮しており、期待しています。オーケストラでの演奏活動が好きなので、日本のオーケストラで演奏できることを、とても楽しみにしています」と抱負を述べた。兵庫出身のヴァイオリニスト、日下紗矢子は、日本音楽コンクール第1位、パガニーニ国際音楽コンクール第2位など国際コンクールでの受賞歴多数。2008年より、クルト・ザンデルリンクらが歴代指揮者を務めたドイツの名門オーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして活躍中。2013年4月からは、今回発表となった読響コンマスとの兼務となるが「ベルリンと東京とふたつのオーケストラでコンサートマスターを務めることになりますが、どちらの活動も私にとって大変重要。しっかりと勉強を続けながら、大切にしていきたい」と意気込みを語った。今回新たに就任するダニエル・ゲーデと日下紗矢子は、今年3月に退任したソロ・コンサートマスターの藤原浜雄と2013年5月末に退任予定の同デヴィッド・ノーランの後任となる。2013年6月以降のコンサートマスターは小森谷巧を含めた3人体制。ふたりの今後の読響演奏会への出演は、ダニエル・ゲーデが2013年3月16日(土)、18日(月)、19日(火)にゲスト・コンサートマスターとして出演予定。コンマス就任後の初登場は8月を予定している。日下紗矢子は、11月19日(月)開催の大阪定期演奏会にソリストとして出演し、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2013年1月8日(火)、9日(水)にはゲスト・コンサートマスターとして出演予定のほか、就任後の初登場は7月を予定している。
2012年11月05日11月23日(金・祝)より公開となるダニエル・クレイグ主演作『ドリームハウス』。巧妙に仕掛けられた罠のような展開、心に突き刺さる結末で“ヒューマンスリラー”という新ジャンルを打ち立てた本作の公開を記念して、『ドリームハウス』公式サイトでは3週連続でスペシャルコンテンツが展開されることが決定!家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。マイホームと家族を守るため、一家を苦しめる問題に立ち向かう家族思いの主人公のウィルを『007』新シリーズのジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグが、美しき妻・リビーを『ナイロビの蜂』(’05)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、実生活でもダニエル・クレイグの妻である演技派女優レイチェル・ワイズが熱演している。今作の共演をきっかけに結婚へと至った2人の、リアルな夫婦のケミストリーも見所の一つだが、本作を緊迫感あふれるサイコスリラーたらしめている、3度目のアカデミー賞監督賞ノミネートを誇るジム・シェリダンによる才能にもぜひ注目してほしい。登場人物たちの繊細な心理や感情を丁寧にくみ取りつつも“家族愛”にフォーカスを当て、恐怖と切なさが同居した“ヒューマンスリラー”を作り上げることに成功している。そして今回、本作の公開を記念して、公式サイトでは3週連続に渡りスペシャルコンテンツを開設!第1弾は11月5日(月)、第2弾は11月12日(月)、第3弾が11月19日(月)から始動する。実はすでにその先駆けとして、公式サイト上には隠された謎(=ボタン)が…。そのボタンの先には、公式サイト上にのみ特別に用意された映像を見ることができるのだが、こっそりヒントを言うと、シックなグリーンの壁紙に溶け込んだ少女たちが佇む背景の中に注目を。本編の真相に触れる衝撃的な映像をその目で確かめてみて!『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。公式サイト:www.dreamhouse-movie.com■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月02日12月1日(土)から日本公開される最新作『007 スカイフォール』のオープニングシーンを撮影する様子を捉えたメイキング映像が公開され、物語がトルコから始まることが明らかになった。公開されたメイキング映像ジャマイカ、ロシア、日本など数々の国や地域を舞台に活躍してきたジェームズ・ボンドが今回、登場するのは西アジアに位置するトルコだ。トルコを舞台にした作品は『ロシアより愛を込めて』、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』以来3作目だが、サム・メンデス監督は、「イスタンブールは独特な情緒を持っていて、つねに発展と変化を繰り返している。最高のオープニングを撮るためにトルコを選んだ」と語る。物語の始まりは、ボンドがトルコで何者かに強奪された“極めて重要なデータ”を奪還するべく追跡を開始する場面で幕を開ける。MI6の仲間であるイヴのサポートを受けながらボンドは十数分のシークエンスの中でカーチェイス、バイクチェイス、接近戦で敵を追いつめていく。撮影はイスタンブールのグランドバザール(現地名:カパルチャルシュ)や、南東の都市アダナ、観光客で賑わうエミノニュ広場などで行われ、メイキング映像では繁華街の中で、周囲の安全を確保しながら、ド派手な銃撃戦やスタントを撮影していくボンド役のダニエル・クレイグらの姿を楽しむことができる。本作のメガホンをとったメンデス監督は、007シリーズ初のオスカー受賞監督だが『007 スカイフォール』では重厚な人間ドラマを描きながら、シリーズ最大級のアクションも次々に登場するそうで、メイキング映像では“過酷な任務に体当たりで挑むボンド”を描くべく準備を進めるキャストとスタッフの勇姿を見ることができる。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月01日