チェロ・古川展生、ピアノ・妹尾武、尺八・藤原道山のスペシャルユニットKOBUDO-古武道-が、12月24日(火)、新歌舞伎座で古武道忘年会『師走の協奏曲(コンチェルト)』Vol.11~なにわ友あれクリスマス~を開催する。妹尾に新アルバムやコンサートについて話を聞いた。古武道忘年会「師走の協奏曲(コンチェルト)」Vol.11 チケット情報2017年に結成10周年を迎えた古武道。今年10月に通算8枚目となるアルバム『HORIZON』を発表した。今回、楽曲の多くを妹尾が手掛けている。「僕たちはそれぞれソリストとして活動していて、ある程度経験を積んでから出会った。“俺が俺が”と自己主張するのではなく、お互いをソリストとして生かせる曲作りを意識しています」と語る。寿司屋に飾ってあった鳥獣戯画から着想がわいた『踊る鳥獣戯画』は、動物や寿司が今にも踊り出しそうな軽快な曲。「僕の持つ和のイメージを投影したかったのと、古武道にはダンサブルな曲が少ないので、それにチャレンジしたいと思って作りました」。また、妹尾が敬愛するラフマニノフの交響曲第2番第3楽章を元にしたカバー曲『Love’s Journey』は、ジャズが心地よく響く。「僕がビル・エヴァンスなどのジャズが好きで、古武道にジャズを染み込ませたいという思いがある。また、古川はクラシックひと筋で、道山は武満徹などの現代音楽を小学生から聴いていた変わり者。たぶん、彼のような小学生はめったにいないでしょう」と笑う。ピアノとチェロの壮麗な音に包まれ、藤原の尺八はフルートやビブラフォンのようにも聞こえ、変幻自在だ。「道山は陰で血のにじむような努力をしていると思う。もちろん、僕らもそうですが。道山はいい意味で負けん気が強くて、お茶でも点てそうな姿勢の良さと立ち振る舞いから、僕は“女優”と呼んでいるんです(笑)。僕と古川はそこまで負けん気は強くなく、だらしないところを見せる時もある。でも、道山は隙がないので、その隙を演奏中やオフでつくのが楽しみなんです(笑)」という言葉から、3人の仲の良さがうかがえる。ラストの『夜明けのラプソディー』は、「未来に向かい、お客さんと盛り上がる曲を作りたかった。ゴスペルやクラシックも混じり、古武道のミックスジュース的楽曲ですね」と自信を見せる。珠玉の15曲が揃った。「一番うれしいのは、“演奏が上手ね”という感想ではなく、曲を聴いていると掃除がはかどる、ドライブが楽しい、元気が出た、お通じが良くなった(笑)などと言われること。音楽が生活の中に溶け込めることが作家冥利に尽きるんです」。新歌舞伎座での年末ライブは7回目となり恒例だが、クリスマスイブの夜は初めて。ゲストにミュージカルを中心に活躍する俳優・岡幸二郎を迎える。「クリスマスソングや新作を多めに披露し、岡さんがミュージカルの曲も歌います。音の贈り物で、みなさんが温かくなれる素敵な夜にしますので、ぜひ、来てください!」公演は12月24日(火)大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月04日かつてはボカロPとして活躍していた米津玄師をはじめ、ネット発のミュージシャンが日本の音楽シーンを盛り上げている現在。神山羊はボカロPとしての活動を経て、昨年からシンガーソングライターとしての活動を開始。投稿した楽曲「YELLOW」はYouTubeの再生数が3000万回を突破するなど既に絶大な支持を得ている。ネット発、クールな温度感のポップが生む熱狂。「もともとはバンドをやっていたんですが、やめて就職をして。でも精神的に参って働けなかった時期に、ボカロや打ち込みで音楽を作れることを知りました。それまでニコニコ動画やボカロなどのカルチャーに触れてなかったんですが、人と繋がる術がなかった時に、作品を通じて自分の居場所を見出したんです」彼にとって音楽が純粋に大切なものであるからこそ、「再生回数で曲の評価が決まるとは思わない」と言う。でも、こんな野望がある。「僕は今あるJ-POPをもっと面白いものにしていきたい。それこそ山口一郎さんや星野源さんは洋楽テイストなトラックや難易度高めな音楽を歌謡曲にすることでいろんな人に愛されて評価されている。そういうことをするのが音楽が好きな人間としての役割だと思う」『ゆめみるこども』はエッジの利いたポップ感と、クールな温度感を持つメッセージ性とのバランスが絶妙。「SMAPが好きで、’90年代に彼らの曲を作った作家陣に影響を受けた」と語るのも納得の、華やかでダンサブルな「bunny」も聴きどころ。一方「アイスクリーム」はバンドサウンドで届ける。「僕は日本のロックバンドが大好きなんですけど、海外のトラックを意識して曲作りをする人が増えたぶん、ノスタルジーと色気のあるギターサウンドの曲が減ってきてる。だからこそ今あえて、自分のバランス感覚で作れば届くと思ったんです」家の中で一人きりで始まった音楽は今、多くの人の心を動かしている。「今後はライブでもタイアップでも、いろんな領域に飛び込んでアクティブな活動をしていきたいです」かみやま・よう2014年、有機酸として投稿した「退紅トレイン」でボカロPデビュー。’18年、神山羊名義での活動をスタートさせ、DAOKOなど他アーティストへの楽曲提供も話題に。前作『しあわせなおとな』と対になる2作目。2nd mini Album『ゆめみるこども』【通常盤CD】¥2,000【初回数量限定「CUT」盤CD+Tシャツ】¥5,000【初回数量限定「アイスクリーム」盤CD+DVD】¥3,000※『anan』2019年11月6日号より。写真・井出野下貴弘取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年11月02日ハリー・スタイルズが、約2年5ヵ月振りとなる新曲「ライツ・アップ(Lights Up)」をリリース。ミュージック・ビデオも公開した。トータル・セールス7,000万枚を超える、今世紀最大のグループ=ワン・ダイレクション(1D)の一員として活躍し続け、「サイン・オブ・ザ・タイムズ」で2017年にソロデビューを果たしたハリー・スタイルズ。デビュー曲は、世界84ヵ国のiTunesチャートで1位、続くアルバム『ハリー・スタイルズ』は全米・全英に加え全世界20ヵ国以上で1位を獲得。日本では、アルバム発表後、2017年12月、2018年5月と、2度の来日公演を敢行した。約2年5ヵ月振りの新曲「ライツ・アップ」は、ファンキーなベースラインと情感溢れるピアノに、ハリーのファルセット・ヴォイスが伸びやかに響く、ダンサブルなポップ・ナンバーとなっている。また、ミュージッ・ビデオでは、鍛え上げた肉体を披露。妖艶且つ疾走感溢れる同作も必見だ。【詳細】ハリー・スタイルズ 新曲「ライツ・アップ」配信日:2019年10月11日(金)
2019年10月26日いま、世界で憧れの眼差しを浴びているのは、自分の個性を堂々と表現する“カッコいい”女性たち。その象徴ともいえるアリアナ・グランデのライブレポをお届けします。ロサンゼルスのステイプルズ・センターに到着すると、オーバーサイズのスウェット&ニーハイブーツの女の子たちが、会場の外でプレイするDJの音楽に合わせ踊っている。入場を待つ列の中には、ツアーグッズを共に身につけた親子や、男性の姿も多く見られる。そう、彼らは“アリアネーター”。アリアナ・グランデの熱狂的なファンたちだ。スクリーンの真ん中に半球体のスクリーンが重なり、天井からも巨大な球体スクリーンが吊り下げられたシンプルなステージ。そこに映し出される皆既日食のような映像とともに、アルバム『スウィートナー』のアカペラのイントロが会場に響き渡る。アリアナ・グランデの代表的な女性賛歌ともいえる、「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」を歌いながら、ダンサーを従えたアリアナ本人が登場すると、アリアネーターたちの歓喜の渦で会場の空気が揺れる。ワインレッドのブラトップのセットアップに、パフスリーブのボレロ、そして彼女の象徴ともいえるサイハイブーツ姿で凛と立ち、「ようこそ、スウィートナーツアーへ!」と叫ぶと、最新アルバム『thank u, next』から「バッド・アイデア」を、重厚なバンドサウンドをバックに歌い踊る。「ブレイク・アップ・ウィズ・ユア・ガールフレンド、アイム・ボアード」では花道を移動しながら、その歌詞さながら男性ダンサーを翻弄するダンスで客席を煽るアリアナ。時折見せる小悪魔的な表情は、女性から見てもドキッとさせられる不思議な魅力を持っている。ピンクのシフォンが揺れる女性らしいセットアップに衣装チェンジし、しっとりと歌い上げるのは「R.E.M.」。アルバム『デンジャラス・ウーマン』収録のダンサブルなナンバー「ビー・オールライト」は、マドンナを彷彿させるヴォーギングを取り入れたダンスがクールな一曲だ。ツアータイトルでもある「スウィートナー」が始まると、歓声は会場が一つになるほどの大合唱に。テンポの良い曲が続き、「I want it, I got it…この曲知ってる?」と彼女が呟くと、会場が沸く。世界中の誰もが知る名曲「マイ・フェイバリット・シングス」と、HIP HOPを大胆に取り入れた「7リングス」だ。ピンクのアメ車に跨り「欲しいものがあれば、自分のお金で手に入れるわ」と、涼しげな表情で歌うアリアナ。車とともにステージから姿を消し、次はシックなパープルのパンツルックで登場。いろいろなスタイルのアリアナを堪能できるのもライブの醍醐味だ。「ラヴ・ミー・ハーダー」「ブリージン」など、世界中の女性の共感を得たエモーショナルな曲を歌い上げる姿は圧巻。デビュー当時、そのキュートなルックスからアイドル的な存在でもあったアリアナ。しかし今、多くのファンの心を揺さぶる歌声は、彼女が乗り越えてきた経験や努力の賜物であり、それを昇華させたアーティストとしての余裕さえ感じる。宇宙空間のような壮大な映像をバックに歌うのは、「NASA」。曲の世界観を表現する、映像技術を駆使した演出も、今回のライブの見どころのひとつだ。オレンジのスパンコールのミニドレスにダウンジャケットというカジュアルなスタイルを身に纏い、新旧アルバムからヒット曲が続く。バンドサウンドを前面に出したドラマティックなアレンジの「デンジャラス・ウーマン」から、EDM全開の「ブレイク・フリー」へ。会場のボルテージが絶頂に達したその時、「今日は楽しんでくれた?パワーをくれて、一緒に歌って踊ってくれて、本当にありがとう!みんな愛してるわ!」と叫ぶ声に、これが唯一のMCであることに初めて気付くほど、彼女のステージに魅了されていた。最後の曲は、2年前イギリスのマンチェスター公演で起こったテロ事件の苦しみを乗り越え「もう流す涙は残ってない。元気を出さなきゃ」と前向きな言葉で綴る「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」。収まらない興奮の中、チェック柄のツインピースでステージに現れたアリアナがアンコールで歌うのは、元カレにメンションした歌詞が話題となった「thank u, next」。アルバム『スウィートナー』が、キャリア史上最高の称賛を受ける中、元恋人マック・ミラーの死やピート・デヴィッドソンとの婚約破棄など、次々と彼女を襲った辛い出来事。それでも彼女は自身の持つ天性の武器=音楽で、真っ向から向き合う強さを手に入れたようだ。満面の笑顔で、軽快にステップを踏みながら「ありがとう、さあ、次!」と、花道を駆け抜けるアリアナ・グランデの姿は、強く、たくましく、そして美しかった。Tour Title:Sweetener World TourDate:2019.05.06Place:STAPLES Center『Sweetener』と『thank u, next』の2作のアルバムを軸にしたツアー。今年3月にスタートし、アメリカとカナダの40か所以上で開催。ヨーロッパでの追加公演も発表された。2020年の大統領選に向けて若年層の投票率をアップさせるため、Sweetener World Tourアメリカ編の全公演で、NPO団体HeadCountと組んだ有権者登録ブースを設置している。Ariana Grande歌手。1993年6月26日生まれ。アメリカ合衆国フロリダ州出身。8歳で北米プロアイスホッケーリーグで国歌斉唱をしたほどの歌唱力の持ち主。デビューアルバムがいきなり全米アルバムチャート1位を獲得し、以降も様々な記録を打ち立てる。“アリ”の愛称で親しまれ、大の親日家としても有名。『thank u, next‐deluxe edition』最新アルバム『thank u, next』に、ボーナス・トラック2曲とDVDを付けた日本独自企画盤(オリジナルジャケット仕様)。アリアナの26歳の誕生日である6月26日に発売された。¥3,100(ユニバーサル ミュージック)※『anan』2019年7月10日号より。写真・Kevin Mazur文・本田珠里(by anan編集部)
2019年07月06日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の予告映像とポスタービジュアルが25日、公開された。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES(ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、青房のSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子(西畑大吾)・関西ジャニーズJr.(向井康二、正門良規、小島健、室龍太)を中心とした物語を展開。予告映像では、オリジナル楽曲のダンサブルな曲にのせて、SixTONES、Snow Man、なにわ男子(西畑)・関西ジャニーズJr.らによる、冒頭8分間の1カット1カメ映像の一端がうかがい知れるミュージカルシーンが映し出された。さらに人気急上昇中のHiHi Jets、Sexy美少年らによる豪華絢爛なダンスシーンや、新任の冷酷な看守長役・関ジャニ∞ 横山裕らの姿も捉えられている。ジャニー社長が「ここで撮影したい」と願った、旧奈良監獄の映像もふんだんに織り込まれ、新しい日本のミュージカル映画の誕生を予感させる。また、児童養護施設の職員として出演するA.B.C-Zの戸塚祥太が、ジャニー社長の要望に応え、予告編のナレーションに初挑戦。かつて舞台『少年たち』にも出演してきた戸塚の優しい声が、映像を包み込んだ。○戸塚祥太 コメント今回、初めてナレーションを担当いたしました。自分の演じた芝居のアフレコはあっても、ナレーションは初体験でしたので、無事に撮り終えることができ、今はホッとしてます。少しでもSixTONES、Snow Man、関西ジャニーズJr.ら東西ジャニーズJr.の力になれたら、と皆を応援する気持ちで挑んだのですが、予告映像を見ていたら自分もテンションが上がってしまいました(笑)。このナレーションを通じて、彼らとジョイント出来た気がします。僕自身も舞台「少年たち」を経て映画に参加しましたが、一つの作品に様々な形で関われたことは、とても幸せです。この映画は一言でいうならば新感覚のエンターテイメント。さすがジャニーさんだな、と思うところも多く、是非皆さんにご覧頂きたいですね。(C)映画「少年たち」製作委員会
2018年12月25日12月1日(土)に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて、「ベストヒットUSA presents 『小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~』」が開催。同公演について、VJ、DJとして出演する小林克也が語った。【チケット情報はこちら】日本でMTVの放送が始まるよりも前の1981年に放送スタート、日本中の10代20代に多大な影響を与えた洋楽番組である『ベストヒットUSA』。一時的に番組が終了した時期や、放送局が変わった時期もあるが、2003年以降はBS朝日に固定、現在も放送中。番組スタートから37年にして初開催となる同イベントには、小林のほか、石野卓球、DJ KAORI、TOWA TEI、屋敷豪太の4人のDJたちが出演。番組が始まった時代であり、日本でもっとも洋楽が広く聴かれた時代でもある80年代の曲を中心にプレイをする。また、番組内の人気コーナー『スター・オブ・ザ・ウィーク』を小林克也が再現する企画もあるとのこと。企画の立ち上がりについて、小林は「僕が今年喜寿で、番組サイドから“せっかくだから何かやった方がおもしろいですよね”という提案があって。たとえばこの間は、番組のオフィシャルCDを発売したりとか、そういうことはやって来たんですけどね。だからそれの一環みたいなものなんだけど、ただ、お客さんに参加してもらってイベントとして行うのは、初めてなので。今まで顔を見ることができなかったお客さんたちに会える、というのは、僕にとっては特別なものがありますね」と意気込みを交えて語った。番組の人気企画『スター・オブ・ザ・ウィーク』の再現コーナーについては「出演者とトークショー」を考えているという小林。今のDJと1980年代当時のDJの違いについて聞かれると、「1980年代くらいまでは、“ディスコ・クラブ向けの音楽”っていうカテゴリー分けはなくて。とにかくダンサブルな音楽だったらなんでもいい、踊らせるのはDJの腕という。今なら考えられないような選曲で、たとえばママス&パパスだとか、イーグルスだとかも平気でかかる。大阪のディスコでは、みんな山下達郎で踊っていたし。今はもっと、クラブによって、DJによって、ヒップホップ、EDM、レゲエって音楽のテイストが分かれているし、お客さんの好みも細分化されているでしょ。でもこの『ベストヒットUSA』のイベントは、昔のようにノンジャンルな音楽がかかる、“Get together”っていう感じの時間になると思います。そこも、とても楽しみなんですよね」と話した。チケットは発売中。取材・文 兵庫慎司■ベストヒットUSA presents 『小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~』12月1日(土)開場16:30 /開演17:00会場:恵比寿ザ・ガーデンホール(東京都)出演:小林克也<DJ>石野卓球 / DJ KAORI / TOWA TEI /屋敷豪太(50音順)
2018年11月16日伝統的な武道をフィットネスにアレンジしたり、人工知能などのテクノロジーを導入したりと、日々進化が止まらないエクササイズの世界。気になるものを見つけて、今すぐ始めてみよう!あの人気ワークアウトもネクストステージに。「進化系エクササイズ」が続々登場。【エクササイズコーチ】AIを活用した“超時短”パーソナルトレーニングが東京上陸。いまアメリカで熱いのが、AI主導で行うトレーニング。そのひとつが、今年関東に上陸したばかりの「エクササイズコーチ」。まず、専属のコーチが最適なダイエットプログラムを作成。そのうえで、独自に開発された最先端テクノロジーを搭載したマシンが筋力や可動域を測定し、最大限の効果を発揮できるよう、体への負荷を調整する。より効率的なトレーニングが可能になるため、1回にかかる時間は、なんと約20分!自分のペースで体を鍛えたい人や、時間がない人には特におすすめ。コーチと1対1で行う「インディビジュアル」コースは月4回、1万6000円~(別途入会金1万円が必要)。新宿店、渋谷店の都内2店舗をはじめ、全国に6店舗を展開。各スタジオの詳細はHPを確認。【B.I.F BY NERGY】“日本人ならではの美しさ”を追求した日本発のフィットネス。武道の洗練された動きと作法を取り入れたエクササイズプログラム。45分間のレッスンは、礼に始まり礼に終わる。呼吸法や立ち方を学び、形を習得した後、アップテンポな曲に合わせてダンサブルに動きを披露する。肩甲骨を動かす空手の引き手ポーズが美しいボディラインを作り出し、基本となる中腰の姿勢にはスクワット効果が。また、「えい!」と大きな声を出す動作では、不思議な爽快感も味わえる。体と心の両方をしっかりと鍛えられるエクササイズで、強さとしなやかさを手に入れて。東京都渋谷区神宮前4-31-12原宿ゼロゲート4FTEL:03・6804・67807:00~22:00(土・日・祝日10:00~20:00)不定休プログラムは空手家・宇佐美里香さんの理想をもとに開発された。【CYCLE & STUDIO R Shibuya】近未来バイクエクササイズ!没入感満点のVRサイクルを体験!エクササイズ業界にもVRの波が到来!日本初上陸のサイクルプログラム「THE TRIPTM」は、映画館規模の巨大スクリーンに映し出されるVR映像を見ながら、バイクを漕ぎまくるというもの。変化する周囲の風景や、爆音で流れる音楽に合わせて、立ち漕ぎと座り漕ぎを40分間繰り返す。脂肪燃焼はもちろん、脚をしっかりと使うため、太ももの裏側やヒップラインにもアプローチできる。ゲーム感覚で楽しめるので、サイクル系エクササイズが初めての人でも気軽に挑戦を。東京都渋谷区宇田川町23-3渋谷第一勧銀共同ビル5FTEL:03・5428・02347:00~15:00、17:30~23:00(土・日・祝日10:00~20:00)月曜休入会が必須。【「adidas SHINDO(アディダス シンドウ)」@スポーツクラブ・ルネサンス】剣道の動きで心身を鍛える、新感覚のネオ武道プログラム。スポーツ用品のアディダス社が、剣道の動作や所作を取り入れたフィットネスプログラムを、広尾の人気ジム・デポルターレクラブと共同開発。木刀を持ち、和風テイストのアップテンポな音楽に合わせて体を動かすという内容で、30分で約180kcalを消費できるという。剣道ならではの面打ちと胴打ちの動作は二の腕とお腹回りに、足捌きはヒップ回りの引き締めに効果あり。また、美しい姿勢を意識することで体幹のトレーニングにもつながる。何度も木刀を振るうちに、ストレスも発散!東京をはじめ全国に展開するスポーツクラブ「ルネサンス」のうち、43店舗で導入。入会するとプログラムを受けられる。※『anan』2018年11月21日号より。写真・村上未知イラスト・小迎裕美子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月15日シンガーソングライターの米津玄師が、27日と28日に千葉・幕張メッセでライブ「米津玄師2018 LIVE / Flamingo」を開催し、ステージ上では感慨深げに「すごいところまで来たなって感じがします」と思いを伝えた。本編のラストでは、TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」を披露し、かすかにレモンの香りが漂う中で歌い上げた。以下は柴那典氏によるオフィシャルレポート。米津玄師が、10月27日、28日に幕張メッセにてライブ「米津玄師2018 LIVE / Flamingo」を開催した。幕張メッセ2daysに計4万人を動員した今回は、米津自身もMCで「すごいところまで来たなって感じがします」と感慨深げに語る、自身最大規模の公演だ。そこで彼が見せたのは、貪欲に変化しながら「美しさ」を追い求めてきた彼の足跡の集大成のようなステージ。そして、日本の音楽シーンを代表するポップスターの一人となった今も新たな境地に挑もうとする強い意志のようなものだった。開演予定時刻を少し過ぎ、ライブは「LOSER」からスタート。大歓声のなか、中島宏士(Gt)、須藤優(Ba)、堀正輝(Dr)という初ライブから変わらぬバンドメンバー、そしてカラフルなフーディーを身にまとった米津がステージに登場し、花道に歩み出て歌い踊り、序盤から会場の熱気はピークに達する。セットリストは、昨年にリリースされた最新アルバム『BOOTLEG』収録曲を中心に、過去作からのナンバーを織り交ぜた構成だ。そして目を引いたのは、舞台装置を立体的に使い、映像と肉体的なパフォーマンスを融合した幻想的な演出の数々だった。左右と背後にLEDヴィジョン、そして格子状のオブジェを備えたステージセットに、中盤の「amen」では、スモークの中、黒装束を身にまとった11名のダンサーが登場。独特の動きで目を引くと、続く「Paper Flower」では彼らの身体のシルエットが映像を背景に神秘的に浮かび上がる。さらに「Undercover」ではドラムパフォーマー10名が格子状のオブジェの中に立ち、マーチングドラムを叩き、米津を先頭に、ドラムロールで花道まで行進していく姿は圧巻で、オーディエンスを魅了した。そして、この日のライブではリリースを間近に控えた新作シングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」から、「TEENAGE RIOT」が初披露となると共に、ミュージックビデオが初公開となった。MVは米津初のモノクロ映像で、衝動的なバンドシーンでの構成に、ライブの生演奏とのシンクロが美しい。MCで米津が語ったことによると、この曲は彼がまだ中学生だった頃に作った曲をリメイクしたものという。「中学生の頃のグズグズした、ヒリヒリした気持ちを凝縮した」という曲は、疾走感に満ちたストレートなロックナンバー。初めて聴くオーディエンスにも、あっという間に熱狂に巻き起こしていた。また、YouTubeでミュージックビデオが公開されたばかりの新曲「Flamingo」もこの日がライブ初披露。ダンサブルなグルーヴと民謡のような歌いまわしが融合した、独創的かつ不思議な中毒性を持った楽曲だ。こちらもライブのハイライトの一つになっていた。本編ラストには今年上半期を席巻した大ヒット曲「Lemon」。シンプルな照明演出の中、会場には、かすかに香るレモンの香りが漂う。エモーショナルに歌い上げ、大きな拍手に包まれてステージを降りた米津。アンコールではシングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」のカップリングに収録される新曲「ごめんね」を初披露。パフォーマー21名による賑やかなダンス・鼓笛と共に、来場者と共にサビを歌い、最後は「灰色と青」を歌い上げ、ライブは終演となった。中盤のMCでは「最近の自分にすごく影響をおよぼす詩だった」と、中原中也が訳したランボーの詩「感動」を朗読。アンコールでもオーディエンスへの感謝を告げつつ「常に変化しながら美しい音楽を作り続けていきたいと思います」と意気込みを語っていた。2019年1月からは自身初となる全国アリーナツアーがスタートする。スターダムを堂々と引き受けつつ未踏の地に向かう米津玄師の今を鮮やかに示す一夜だった。
2018年10月29日2017年5月に韓国でデビューした5人組ボーイズ・グループのA.C.E。韓国で人気のオーディション番組に出演した経験もあり、メンバーのことは知っているという人も多いはず。今回は、8月に東京と大阪で開催する初のジャパンツアーを控えている彼らにひと足先にインタビューをしてきました!写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・尹 秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 70--A.C.Eはどんなグループですか?ジュン A.C.Eというグループ名は「Adventure Calling Emotions(冒険を引き起こす感情)」のイニシャルから名付けられました。僕たちは、音楽のいろんなジャンルを飛び越えて、聴く人の心を揺さぶる曲を作っていくことが目標です。キム・ビョングァン このグループは、よくぞここまで全然違う人間が集まったな! と自分たちでも思うくらい、5人それぞれまったく違った人間なんです。誰ひとりとして似てるところがないっていうか(笑)。だから意見がぶつかることも多々あるけど、みんな正直に自分の意見を言うようにしているので、いろいろな魅力を発散できるんじゃないかと思います。5人が自分の役割をきちんと果たして、グループとして機能している感じが、ファンの方からは好ましく思われているようですね。ドンフン グループ内の役割はもちろん、性格も全然違うんですよ。ワウなんかは全然しゃべらないですしね。僕は、見た目は無口そうに見えるけど、けっこうおしゃべりなんですよ(笑)。チャン グループ最年少の僕から見た兄さんたちの性格は、本当に全然違います! まず、ワウ兄さんは本当にしゃべりません。みんなからアンドロイドって呼ばれています(笑)。ドンフン兄さんは、普段はそんなに口数が多いタイプじゃないけど、言うべきことはビシッと言う人。ジュン兄さんは、状況を見ながら言い方を変えてくれたりします。ビョングァン兄さんは僕と似ていて明るいキャラだけど、やっぱりちょっと違うよね。ジュン 明るさの種類が違うんですよ。ビョングァンはエナジー、チャンはビタミン!ジュン 1994年6月2日生まれ リーダー、リードボーカル、リードダンサー--人生でもっともアドベンチャーだった瞬間は?ジュン A.C.Eのメンバーになって活動をはじめたことが一番のアドベンチャーですね。この冒険が終わらず、これからもずっと続けばいいなと思ってます。チャン この質問の答えはきっとみんな同じだよね。A.C.Eという活動をはじめたことが、人生最大のアドベンチャー! A.C.Eとしての冒険がはじまった瞬間からずっと走り続けてきたし、動きを止めてはいけないと思っているんですけど、これから30年たっても今と同じように走り続けていたいです。いつも誰かの夢であり、励みになる存在でありたいですね。僕たちのA.C.Eという冒険が、ほかの誰かにとって冒険に出る勇気になったら、すごく素敵だと思います!ドンフン 1993年2月28日生まれ メインボーカル--もしこの5人で冒険に出かけるなら、どんな旅をしたいですか?キム・ビョングァン 僕は『オズの魔法使い』の世界に冒険に出かけたいです! ワウさんは心臓のないブリキの木こり、ドンフン兄さんは臆病なライオン、チャンはカカシかな? 僕は当然、主人公のドロシーで……。ジュン兄さんは申し訳ないんだけど登場人物が足りないから背景をやってもらえる?(笑)チャン 僕は砂漠に行ってみたい! 砂以外に何もない場所でも僕たちだったら楽しくやっていけそうな気がするから!ドンフン 僕は宇宙に行ってみたいですね。宇宙人と出会ってみたいから。宇宙人っていったいどんなことを考えてるのかなってずっと気になってたんですよね。ジュン 悪い宇宙人だったらどうするの! 僕はジャングルに行ってみたいです。冒険と言ったらジャングルですよ! 5人で家も作って、狩りもして、飲める水かどうかのチェックもして、1か月くらいジャングルを漂流してみたいですね。でもワウさんは1か月もたずに脱落しそう。狩りができなくて(笑)。ワウ ジュンだって3時間が限界だと思うよ(笑)。僕は無人島に行ってみたいですね。自分たちの力で生き残る的なゲームをやってみたらおもしろそうです。ジュン じゃあ、こうしましょう。まずは無人島に行って、次にジャングルに行って、砂漠に行って、宇宙に行った後で、オズの国に行くということで!ワウ 1993年5月15日生まれ メインダンサー、ラップ、ボーカル--新曲「TAKE ME HIGHER」はA.C.Eにとってどんな曲ですか?ドンウン 「TAKE ME HIGHER」は僕たちにとって新しいスタートとなる曲ですね。デビューから1年がたって作られたアルバムのリード曲ということもあるし、こういうコンセプト自体が初めてだったのでとても新鮮で、チャレンジングな曲でした。ファンの方に向けたメッセージが込められた曲なので、ぜひ歌詞もじっくりと読み込んでいただきたいですね。とはいえライブ向きの曲でもあるので、ライブで早く披露したいです。チャン 僕はこの曲をガイドで聴いた時から、すごくいい曲だなって思ってたよ! 兄さんたちが必死に練習している時も僕は隣で見ていたけど、本当にこの曲は僕たちにとって新しいスタートを象徴する曲だなって思ったんですよ。僕はこの曲の活動には参加できなかったんですけど、他のどの曲よりもこの「TAKE ME HIGHER」を僕が一緒に歌えない、踊れないっていうのはけっこう寂しかったです。曲のイメージも明るくて元気で、僕にピッタリでしょう?(笑) 正直、今までの曲は強くて男らしいイメージだったので僕には難しかったけど、この曲なら似合うのになって感じたので、残念でしたね。でも兄さんたちがすごくがんばっていたので、僕がいなくてもきっと大丈夫って思ってました。兄さんたちの苦労は僕が一番近くで見ていたので。ドンフン チャンも早く帰ってきて、一緒にがんばろうな。じゃないと、疲れる(笑)。僕たちは5人しかいないから、1人が受け持つパートの割合が大きいんですよ。しかもチャンはメインボーカルだから、4人でチャンがいないぶんを補わなくちゃいけなくて。ダンスの面でも4人だと台形にしかならなくて、センターが作れないんですよね。だから早く帰ってきてもらって、もっとクオリティを高めたいです。キム・ビョングァン 1996年8月13日生まれ メインダンサー、ラップ、ボーカル--「TAKE ME HIGHER」はMVも今までと印象ががらりと変わりました。ジュン それまでのMVって笑顔があまりないんですけど、今回はたくさん笑って撮りました! 現場の雰囲気も明るくて、僕たちも楽しすぎて自然に笑いながら撮影できましたね。MVができあがったのを見て思ったのは、僕たちの普段の姿そのものだなって。メンバー同士でいたずらし合ったり、笑い合ったり、そういう自然な場面がたくさんMVに込められたのがよかったです。キム・ビョングァン 僕は笑うのが苦手なので、撮影は苦労しました! 普通に笑うぶんには問題ないんですけど、「笑って!」って言われて撮影すると、ものすごくぎこちない表情になるんですよね……。監督さんにも「とにかく口を開いて、歯が見えればいいから!」って言われたくらいなんですけど、途中から無理に笑おうとするからダメなんだって気づきまして。兄さんたちに笑わせてもらうという作戦に切り替えたら、前よりはだいぶ自然な笑顔になりました。チャン 僕もMVを見て、「兄さんたちってこんなふうに笑うんだな」ってあらためて感じましたね(笑)。ドンフン あっはっは!チャン 「TAKE ME HIGHER」のMVは画面もカラフルだし衣装もヘアスタイルも今までやったことないくらい斬新で、僕も出たかったなあ(ため息)。ワウ 本当に楽しく撮影できました!ジュン あの時の楽しかった気持ちは全部MVに込められたと思います。チャン 1997年12月31日生まれ メインボーカル--8月9日には東京のZepp Tokyoで、11日には大阪のZepp Nambaで初のコンサートが開催されます。どんなイベントにしたいですか?ジュン 今までの僕たちのステージとはまるで違うコンサートになると思います! アルバムも発売したばかりなので、曲数も以前より増えましたし、何よりいい曲ばかりですから。「DESSERT」という曲と「Black and Blue」はダンス曲なんですけど、今まで披露したことはないんです。それを今回、初めてお披露目できると思いますし、それだけじゃありません! 今回のために撮影した映像もありますし、ファンのみなさんと一緒に遊べるようなゲームも企画中です! 久しぶりに日本での公演、しかもZeppという大きい会場なので、みなさんに楽しかったと言ってもらえる公演にするべく、がんばって準備しています。楽しみにしていてください!チャン カムバックには参加できませんでしたが、日本の公演にはもちろん僕も行きます! どんな公演になるかは、とにかく来てもらったらわかるから~!(笑)ワウ 東京と大阪で公演があるんですけど、もしかしたらこの2つは違うものになるかもしれません。ドンフン セットリストが?ワウ うーん……。それはわかりませんが、たとえばセットリストが同じでも表情が違うかもしれません。全員 なにそれ!(爆笑)ワウ とにかく、8月のA.C.Eの日本公演にぜひお越しください!彼らのダンサブルな動画はこちら!Information公式サイト LAND in JAPANイベント特設サイトアルバム『A.C.E Adventures In Wonderland』
2018年07月11日今年創業60周年を迎える株式会社ジュンは、“日本人女性ならではの美しさ”を追求し、「武道」をコンセプトにした日本発の新境地フィットネス『B.I.F BY NERGY(ビーアイエフ バイ ナージー)』を2018年7月10日(火)、原宿にオープン。これまでにない全く新しいフィットネスで、日本人らしい“凛”とした美しさを目指しませんか?日本発&日本初の新境地フィットネス『B.I.F BY NERGY』呼び覚ませ、あなた本来の“凛とした美しさ”提供:株式会社ジュンヨガやバイクエクササイズなど、様々な海外発祥のフィットネスが日本の女性を虜にしている現代。日本人女性に合う、日本人らしい“凛とした美しさ”を呼び覚ますべく誕生したのが、「武道」をコンセプトにした『B.I.F BY NERGY(ビーアイエフ バイ ナージー)』です。海外発のフィットネスと異なり、心身一如(心と体はひとつであること)や礼、作法という武道の精神を大切にしているため、「内側からの美しさ」が整います。舞台照明とダンサブルな音楽を浴びながら、道着に身を包みトレーニングすることで、“スタイリッシュ”な非日常を楽しみ、美しさを呼び覚ましましょう。「武道×フィットネス」で内側からの美しさを鍛える「姿勢」と「呼吸」「瞑想」で心と体をコントロールできる女性へ提供:株式会社ジュン『B.I.F BY NERGY』の基本は「姿勢」と「呼吸」そして「瞑想」。礼ではじまり、礼で終わるレッスン(1回45分)を繰り返すことで、心と体のコントロールや自分を見る力、武道の動きが身に着く達成感が得られることでしょう。ひとつひとつの動きに呼吸を合わせながら集中することは、心と体の姿勢を正す自分自身との対話に。提供:株式会社ジュン消費カロリーや体脂肪率では測れない武道の効果は、美しく、強く、しなやかな背中に。そして、まっすぐな背筋のシルエットや、自信にあふれた心など、成果はあなたの姿と生き方に現れるでしょう。レッスンで身に着いた美しい姿勢と所作は、どんな装飾品よりあなたを美しく輝かせるもの。B.I.F BY NERGY 原宿 スタジオ(女性専用)紹介ピンク基調のスタジオは細部まで心遣いが行き渡る提供:株式会社ジュン2018年7月10日(火)に、第一号店としてオープンする原宿スタジオは、女性専用。ピンクを基調としたオシャレなデザインが光ります。注目すべきは、細部まで「おもてなしの心」が見て取れるパウダールーム。撮影:GODMake.全9個の個室シャワーには、オーガニックのシャンプー/トリートメント/ボディソープをアメニティとして用意。さらに、広いパウダースペースには、大人気ドライヤーが複数台準備されているから驚きです。レッスンでかいた汗をシャワーで流したあと、美しく身だしなみを整えてから、仕事やプライベートへ繰り出せば、あなたの魅力が研ぎ澄まされ、新たな境地へとたどり着けるはず。B.I.F 公式アンバサダー / アドバイザー宇佐美 里香さん(空手家 / 空手指導者)第21回「世界空手道選手権大会」優勝提供:株式会社ジュン本スタジオの公式アンバサダーは、第21回「世界空手道選手権大会」にて優勝経験のある空手家・宇佐美里香さん。プログラム開発から参画し、世界が認めた美しさのエッセンスを、あなたへと伝授します。「ぜひ、武道から生まれたフィットネスを楽しみながら、飾りではない“凛とした美しさ”を身に着けてください。」とのこと。レッスンを重ねることで内側から満たされ、日常生活の動作ひとつひとつに気持ちが込められるようになるそうです。B.I.F BY NERGY施設概要美しさがクセになる、凛としてハマる、未体験の新境地。提供:株式会社ジュンスタジオ名:B.I.F BY NERGY 原宿所在地:東京都渋谷区神宮前4-31-12 原宿ゼロゲート4FTEL:03-6804-6780営業時間:平日7:00~22:00(最終レッスン21:00)/土日祝10:00~20:00(最終レッスン19:00)定休日:不定休運営会社:株式会社ジュン(
2018年07月09日ディズニーと、『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』などを手掛けたプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュが作った大型ミュージカル『メリー・ポピンズ』の待望の日本公演が、プレビュー公演を経て3月25日、東京・東急シアターオーブで開幕した。長期オーディションを経て決まったキャストは、主人公のメリー役に濱田めぐみ・平原綾香、煙突掃除屋のバート役に大貫勇輔・柿澤勇人ら。3月23日には報道陣に作中の3シーンが公開されるとともに、キャスト、スタッフが意気込みを語った。ミュージカル「メリー・ポピンズ」チケット情報物語は1910年のロンドン、なかなか子守が居つかないバンクス家が舞台。忙しい銀行家の父を中心に、少しずつ心がすれ違っているこの一家に家庭教師メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたりと不思議な力を持つメリーに子どもたちも大喜び。やがてメリーが教える大切なことを素直に受け入れるようになった一家は、家族としての幸せを取り戻していく……。まず披露されたのはメリーが子どもたちに「何を言うかじゃなく、どう言うかが大切」と教えるナンバー『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』。ダンサブルで軽快な、劇中を代表するビッグナンバーだ。続けて名曲『チム・チム・チェリー』をメリーとバートがロマンチックに歌い、『ステップ・イン・タイム(リプライズ)』では幸せの象徴である煙突掃除夫たちがバンクス家になだれ込み、陽気にタップダンスを踏んだ。本編ではフライングなど様々なマジックが仕掛けられている本作だが、披露された3シーンだけでも、観る者を笑顔にする魔法がかけられているような幸福感があった。会見では、オリジナル演出家リチャード・エアが「メリーは魔法を使えるけれど、魔法で皆を幸せにするわけではない。お互いに優しくできるということを教えてくれる、そこが大切なところ」と作品の魅力を語り、さらに「日本版はファンタスティックに素晴らしいものになっている。キャストも魅力のある方ばかりで、皆さんが愛情を持って作ってくださっている」と賛辞を贈った。また平原は「世界的な名作で、誰の心にもメリーがいるからこそ難しいのですが、信頼するスタッフとともに、細かく、大事にこの世界を創った。とにかく、どこもが見どころ」とアピール。また目玉であるメリーのフライングは日本公演が最長飛行距離とのことで、濱田は「かなり長く魔法で飛んでいます(笑)。通常は舞台と客席に(見えない)境があるのが、舞台上で動いているキャラクターが客席の方にやってくる。立体的だし、客席の方に飛んでくる躍動感、ワクワク感は実際に見るとすごい衝撃。どの席からも楽しんで欲しい」と話した。東京公演は5月7日(月)まで。その後5月19日(土)から6月5日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演される。
2018年03月26日アジア最大級の"水×音楽のフェス"、「エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル(S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL)」が2018年8月4日(土)・5日(日)の2日間、お台場S20ウォーターランドで開催される。「エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル」は、タイ発の"水×音楽フェス"。2015年のスタート以来急速に来場者数を伸ばし、2016年、2017年開催時は2年連続で来場者数約5.5万を記録。タイ国内はもちろん世界各国から来場者が訪れる人気のフェスだ。そんな「エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル」が2018年日本に初上陸。“世界で最もずぶ濡れになる音楽フェス”と称される本フェスでは、ステージから巨大ホースで水がかけられながらダンスミュージックを楽しむことが出来る。スペシャルゲストとして、美人姉妹ヤスミン&ジャハーンからなる「クルーウェラ(KREWELLA)」が出演。圧倒的な存在感と、キャッチ―なメロディーで注目を集めている。また、“EDMキング”と称される「ダッシュ・ベルリン(DASH BERLIN)」、数々のDJとコラボレーションし人気を集める「カシミア(KSHMR)」、南米DJの中でも最も高い評価を得ている「アロック(ALOK)」、本国タイの2018年のS2Oにも出演した「トュジャモ(TUJAMO)」といった面々がステージに登場。EDMシーンの中でも様々なジャンルのDJが勢揃いする。真夏の空の下で水を浴びる爽快さとダンサブルな音楽で会場は盛り上がること間違いなし。是非、ひと夏の思い出を作りに会場に足を運んでみて。【詳細】エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル開催日:2018年8月4日(土)、5日(日)開催時間:開場 12:00、開園 14:00会場:お台場S20ウォーターランド住所:東京都江東区青海2-1料金:1日券 各日 14,000円、VIP 各日30,000円チケット購入URL:※18歳以下入場不可。※VIPエリアは20歳未満入場不可。■出演DJ 一覧 ※全14組※アルファベット順Knife Party、Yellow Claw、Nicky Romero、Showtek、Bassjackers、Cash Cash、Jay Hardway、Juicy M、JULIAN JORDAN、KSUKE、Throttle、TJO、TJR、Vinai■出演タイムテーブル・18月4日(土)14:00 PVLSE 14:50 MAREAM15:40 BREATHE CAROLINA 16:45 DYRO17:50 TUJAMO 18:55 QUINTINO 20:00 DEORRO・8月5日(日)14:00 ADDICT 14:50 BOTCASH15:40 YVES V 16:45 SICK INDIVISUALS17:50 ALOK 18:55 KREWELLA 20:00 KSHMR
2018年03月25日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』の主題歌と公開日が19日、明らかになった。2018年5月12日に公開される。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集める。主題歌はA.B.C-Zの新曲「Future Light」に決定。2月に結成6年目を迎える同グループの、初めての映画主題歌となる。同作のために書き起こされた楽曲は「壁を越えて仲間と共に進め」と謳う超正統派応援歌で、力強くダンサブルなナンバーとなっている。真壁幸紀監督も「映画館がノリノリになる事、必至! どこをどう切り取っても『ラスト・ホールド!』の歌になっています」と太鼓判。「この映画がなければ、『Future Light』という素晴らしい曲が生まれなかったんだなぁと思うと、自分を誇らしく感じます。ありがとう、A.B.C-Z!」と感謝の気持ちを表した。同作にはジャニーズJr.内のユニットSnow Manのほか、永野宗典、駒木根隆介、勝村政信らが出演する。○塚田僚一コメントカッコいいEDMの曲に、至る所に「僕ら」が散りばめられていて仲間の大切さを教えてくれる歌詞。映画と同じ様に、力強く希望に溢れている曲です!撮影の4~5カ月後に曲が決まりレコーディングをしました。最後の最後にA.B.C-Zが『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれた気がします。映画もですが、色々な人達が携わって出来た曲です。必ず皆さんの心に届くはず、楽しみに待っていて下さい!!
2017年12月19日「A.B.C-Z」の塚田僚一が映画初主演を務め、弱小ボルダリング部の落ちこぼれ大学生たちが日本一を目指す姿を描く青春胸アツ映画『ラスト・ホールド!』。このたび、本作の劇場公開日が2018年5月12日(土)に決定、主題歌は塚田さんが所属する「A.B.C-Z」による新曲「Future Light」に決定した。■STORY廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島(塚田さん)は大学卒業を控え、いまや自分1人となった部を存続させるべく、6人の新入部員を必死で勧誘する。が、集まった6人の内、経験者は1人だけ。残りの5人は揃いも揃ってクセのつよい初心者ばかり。総じて体力もなく、ボルダリングをなめてかかっているものだから試合も負け続き。しかし、みんなでトレーニングを重ね、競技を向き合ううちに、次第に壁に挑む楽しさを知り、固い友情で結ばれていくメンバー。そんなとき、大事な団体戦の前にある事件が起こってしまう…。2020年の東京オリンピックの追加競技に決定した「スポーツクライミング」。その内の1種目「ボルダリング」を題材にした本作は、アクロバティックなパフォーマンスや華麗なダンスを得意とする個性派ユニット「A.B.C-Z」のメンバーである塚田さんの映画初出演作にして初主演作。さらに、同じくパワフルでアクロバティックな舞台で観客を魅了する「ジャニーズJr.」の人気グループ「Snow Man」の岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平が共演する。そしてこのたび、2018年2月1日(木)に結成6年目を迎える「A.B.C-Z」の「Future Light」が、初めての映画主題歌に決定。本作のために書き起こされたこの楽曲は「壁を越えて仲間と共に進め」と謳う、力強くダンサブルなナンバー。物語に一層の輝きをもたらしていく。また、彼らを支える共演者に、「ドクターX」などドラマ、映画、舞台で活躍する実力派俳優・勝村政信をはじめ、劇団「ヨーロッパ企画」の永野宗典や『SR サイタマノラッパー』『ヒメアノ~ル』の駒木根隆介らが参加することも発表された。主題歌決定に激アツのコメント到着■塚田僚一…「A.B.C-Z」が『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれたカッコいいEDMの曲に、至る所に「僕ら」が散りばめられていて仲間の大切さを教えてくれる歌詞。映画と同じ様に、力強く希望に溢れている曲です!撮影の4~5か月後に曲が決まりレコーディングをしました。最後の最後に「A.B.C-Z」が『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれた気がします。映画もですが、色々な人たちが携わってできた曲です。必ず皆さんの心に届くはず、楽しみに待っていて下さい!!■真壁幸紀監督…映画館がノリノリになること、必至!どこをどう切り取っても『ラスト・ホールド!』の歌になっています。この映画がなければ、「Future Light」という素晴らしい曲が生まれなかったんだなぁと思うと、自分を誇らしく感じます。ありがとう、「A.B.C-Z !」『ラスト・ホールド!』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日リョウタムラカミ(RYOUTA MURAKAMI)の2018年春夏コレクションが2017年10月16日(月)に東京・渋谷ヒカリエにて発表された。未来のパーティーガールコレクションのテーマは「2020年代のパーティーガール」。ジェンダーという足枷から解き放たれた女性が夜のパーティーに出かけていく。女性は家で静かに主人の帰りを待つ、なんて時代はもう終わったといわんばかりのアップテンポなダンスミュージックをBGMにショーは展開する。殻をやぶる「女性」「女性たちは殻を破り、夜の街に繰り出そうとする。」そんなストーリー性のあるショーであった。一番初めに登場した涼し気なリネンの落ち着いた色味のセットアップから、ショーが進むにつれて色使いが派手になっていく。至る所に登場する、ジャケットを半分裂いたようなスカートやトップスは、シンプルな色でまとめられたルックにおいてデザインで存在感を示す。フォーマルなスタイルを代表するジャケットをカットオフにすることで、コレクションのストーリーの中においてしっかりと意味を持ったファッションアイテムに昇華している。ランウェイで輝くシルバーシルバーのコートはコレクションの中で一際輝く存在であった。オーバーサイズのアウターは現代的でありながら、どこか80年代の雰囲気を感じさせるシルエットラインを作り出す。シューズには、底部にソールの役割を果たしているのであろうシルバーのパーツがデザインされ、ランウェイの上で存在感を放っていた。アートをファッションにショーの終盤では、今までの「リョウタムラカミ」というブランドらしいデザインのドレスも登場。アートをファッションに取り入れたイヴ・サンローランから影響を受けたと語る村上自身が「お天気柄」と呼ぶその柄は、母・千明が描いたもの。ユニークなパターンのドレスは、ウーハーがフロアを揺らすダンサブルな雰囲気とはまた違った空気を会場につくり出した。新たなスタート「今季からリョウタムラカミは村上亮太一人でデザインしていきます。」ショーの後の発表だった。ブランドの立ち上げ当初から村上と村上の母・千明の2人がデザイナーであったリョウタムラカミ。ある意味で新しいブランドに切り替わったともいえる新体制の元で作られたアイテムたちには、母からのインスピレーションは依然受けつつ、村上良太自身の世界観がより顕著に表現されていた。今季のコレクションで表現されたテーマのストーリーは、「ブランドの成長のために」と単独でのデザイナー担当を決めた村上の"殻を破った"信念の表れだったのかもしれない。
2017年10月19日公開中の映画『トリガール!』に、ねごとが素晴らしい曲で物語に彩りを添えている。主題歌はスピッツの「空も飛べるはず」のカバー、さらに新曲「ALL RIGHT」が挿入歌として採用され、その2曲がシングルとしてリリースされた。「『空も飛べるはず』は、小学校のころ合唱曲として歌った思い出もあり、名曲を受け継ぐ気持ちでカバーさせていただきました。私はスピッツが大好きだったので、すーっと曲の中に入って歌うことができました」(蒼山)「まったく新しいアレンジではないけれど、ねごとがいまやっているエレクトロなダンスミュージックのテイストを入れて、ねごとはこういうサウンドだよ、という音の作り方にもこだわりました」(澤村)4人がまだ幼いころの大ヒット曲(1996年)だけど、リアルタイムで聴いていないぶん、’90年代の音楽にはある種、憧憬のようなものを感じるという。「スピッツさんやミスチルさんなどそれぞれのカラーが際立っていて、どこから聴いてもすぐに分かるメロディがあって、ずっとメッセージを発信し続けていることがすごい。カバーするときにはそういう普遍性を大事にしました」(沙田)『トリガール!』は「鳥人間コンテスト」を目指す大学生たちの物語。4人も子供のころからワクワクしながら番組を見てきたそうで、挿入歌の「ALL RIGHT」には、感情移入もたっぷり。アルバム『ETERNALBEAT』で聴かせたエレクトロニクス色の強いサウンドに疾走感が加わり、さらに振り切れた感じ。いまのねごとの魅力を強烈に印象づける。この曲がまた最高に素敵なシーンで流れるのだ。「私も友達や、家族と、違うグループで数回観に行きましたが、子供から大人まで楽しめる映画だし、登場人物が魅力的です。ねごとの曲がいいシーンで流れてくるので、私たちをもっと知ってもらえる素敵な機会をいただいたと思います」(藤咲)映画主題歌という大役を得て、それぞれ異なる質感と熱気を持つ、ねごとらしい名曲を完成させた。どちらもステージで聴きたいナンバーだ。ねごと写真右から、澤村小夜子(D)、沙田瑞紀(G)、蒼山幸子(V&Key)、藤咲佑(B)。2010年デビュー。今年はじめにリリースした『ETERNALBEAT』では鳴りやまないビートをテーマにしたダンサブルな作品で新境地を見せた。Double A Side Single『空も飛べるはず/ALL RIGHT』【初回生産限定盤CD+DVD】¥1,300特典DVDにはタイトル曲2曲のMV収録。映画で主演を務める土屋太鳳も出演している。【通常盤CD-初回仕様-】¥1,000『トリガール!』アナザージャケット封入。(Ki/oon Music)※『anan』2017年9月13日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子(by anan編集部)
2017年09月11日「6月は、インポータントな月というイメージが子どものころからありまして。親父の命日が6月23日、敬愛するマイケル・ジャクソンは25日、そして僕のデビュー日が21日。もう20年以上、毎年6月にはシングルを出していて、気合の入る月なんです。新曲の『フェミニスト』は、女性の持つ母性と美しさを歌っています。僕ら男は、女性によってこの世に生を受けて、人生が始まる。愛する人がいて、支え、支えられてという愛の根源がテーマです」 そう語るのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所に入るまでのことを振り返る。 「生まれたのは、横須賀市馬堀町。横須賀って、海岸沿いの町で、しゃれた雰囲気があって。ところが、親父(冨士雄さん・享年37)が亡くなって、いきなり山梨県甲府のね、ほんと、やばいくらい田舎へ引っ越したから。カルチャーショックでしたよ。カエルはいるわ、毛虫はいるわ、カブトムシは捕れるわ(笑)。僕は早生まれ(’61年2月28日)なんで、6歳4カ月で親父が亡くなったんです。急に白い布かぶって、寝ていて。死んだって、わからなかったんじゃないかな。泣いたのか、泣かなかったのか……。父は小学校教師でね。また宿直がある時代で、親父と一緒に学校に泊まった思い出があります。膝の間に座らされて、上を向いたら、髭がジョリジョリと痛かったな」 田原は母と姉2人、妹1人という女系家族。父の死後、母・千代子さん(85)は、姉2人をしばらく父方の実家に預け、田原と妹を連れて、甲府の実家に戻っている。喫茶店や化粧品会社で働いて、女手一つで子どもたちを育てた。母の苦労を見て育った田原は、負けず嫌いのやんちゃ坊主。野球が大好きな少年だった。 「給食費を払うのが精いっぱいだったり、クラスで物がなくなると、僕が疑われたり、そういう母子家庭への偏見は多少、あったと思いますよ。生活するのがいっぱいいっぱいだったこともあるでしょうけど、それへの反骨精神もあって、たとえば父親参観のときに『なんで、親父がいないんだろう』って思うじゃないですか。負けん気も強かったし、かけっこでも勉強でも負けるのはいやだった。絶対、自分は、人としてでかくなって稼ぐぞという気持ちは、たぶん誰よりも強かったんじゃないかな」 中学時代は、やんちゃ仲間と野球チームを掛け持ちしながら、小遣いくらいは自分で稼ごうと、新聞配達を始めている。甲府工業高校土木科に進学すると、「3年間でスターになる」と、心に決め、ジャニーズ事務所に履歴書を送った。返事はなかったが、ならば自分で行くしかないと、高校1年の夏休みに、上京。ジャニーズ事務所の門をたたき、以後、研修生としてレッスンに通った。 「ジャニーズに行くとき、おふくろからは反対も賛成もなかった。一度決めたら、テコでも動かない僕の頑固なところは誰より知っていましたから。15歳から、往復6時間かけて、毎週末、レッスンに通った3年間は、俺自身、よくできたなぁと思うし、コツコツやる姿をおふくろも見ていた。帰りは、いつも特急あずさでした。ジャニー喜多川さんがチケットを買ってくれて。あのジャニーさんが、ホームまで見送ってくれたんです。30人くらいの研修生が毎週、当時、テレ朝の旧社屋の真ん前にあった第一リハーサル室でレッスンをして。夜8時のあずさで帰るんですが、新宿から帰る子どもらを引き連れて、ジャニーさんが、列車の時間までインベーダーゲームで遊ばせてくれてね。あずさに乗ると、みんながバイバイと見送ってくれた。帰りのあずさの2時間半は、さすがにもんもんとしてね。光が見えないなか、どうなるんだろうという思いもあったけど。俺、絶対、スターになるというのはあったよね。あのジャニー喜多川が、あんなに入れ込んでくれたわけだし、それに応えなきゃと思ったし。ハングリー的なガッツは尋常じゃなかったでしょうね」
2017年06月23日「ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ)が27〜28歳。『金八』(TBS)で生徒役だった僕が、徳川龍之介という先生役に出会って、また違う時代をつくることができた。そこまでの10年間、『ジ・アイドル』田原俊彦は、調子こいて、頑張って、バブルとともに遊びまくって、仕事しまくって、やりたい放題でね」 こう話すのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所からの独立時のことを振り返るーー。 ’92年11月、『CanCan』モデルの向井田彩子さん(45)との交際が発覚すると、マスコミは色めき立った。常時、カメラマンが30人ほど張りつく生活となり、甲府の実家にまで報道陣が押しかけた。’93年10月に結婚。’94年2月、長女が誕生しても、マスコミの取材攻勢は収まることがなく、田原は会見を開く。このとき、「隠密にやりたかったけど、僕くらいビッグになると、そうもいかない」の一部分だけが過剰に取り上げられ、“ビッグ発言”と猛バッシングされた。その会見から半年後、ジャニーズ事務所から独立。田原は、33歳だった。 「ビッグ発言したなんて、僕は思いもよらなかったから。ギャグのつもりだったしね。ジャニーズを卒業したのは、15年間、存分にやらせてもらったし、お世話になった恩は返したと思っていたからです。30代になって、歌でも、踊りでも、芝居でも、ここからは自分で歩いていくためのスキルを自分で磨いていかなくちゃいけない。ここからは俺の勝負だと考えていました。ジャニーさんからは、すべてのものを盗んだし、いただいた」 田原は「だから、ジャニーズという学校の卒業証書をもらいたかったんです」と語る。 「ジャニーさんとも、メリー喜多川さんとも、僕は話をしているんですよ。『一人でやりたい。卒業したいんです』『わかった』と。だから、僕のなかでは円満退社。ただ、現実はそうじゃなかったんですね。たぶんね。さんまさんに言われました。『吉本の人間が吉本を飛び出したら、干されるやろ』って。たしかに、独立後、ジャニーズの後輩たちとの共演はなくなったけど。でも、僕はそれを言い訳にしちゃいけない。僕が表舞台に出られない、活躍できないというのは、僕の責任なんです。イコール僕に力がなかった。自分の責任で、自分で選んだ道ですから。そりゃ苦しいさ。名だたる会社に所属してるわけでもない。ほんと、一兵卒ですから。撃たれるだけ、撃たれるぞ、と」 ただ、一方で、「そんなんじゃ絶対に死なない」という揺るぎない自信もあった。 「ここからが、新しい船出だと、自分のエネルギーを感じていましたね。まぁ、あんまり出番はなかったけどね(笑)。そこからコツコツコツコツやって、いまに至るわけです。だから、33歳は、僕にとって、すごい大切な年でした。そこから、人としての田原俊彦が始まった。家族を得て、子どもを得て、そして、自由を手にした。……なんか、興奮してるな、俺(笑)。いまのオレがあるのは、あのときジャニーズを辞めたからです。あのとき闘った田原俊彦がいて、それに耐える僕がいて、支えてくれるファミリーがいた。だから、僕はまだ歩み続けているわけです」
2017年06月23日「ジャニーズ事務所から独立した33歳は、僕にとって、すごい大切な年でした。そこから、人としての田原俊彦が始まった。家族を得て、子どもを得て、そして、自由を手にした。……なんか、興奮してるな、俺(笑)。いまのオレがあるのは、あのときジャニーズを辞めたからです。あのとき闘った田原俊彦がいて、それに耐える僕がいて、支えてくれるファミリーがいた。だから、僕はまだ歩み続けているわけです」 こう話すのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原が家族について語ってくれた。 田原は’93年10月に『CanCan』モデルの向井田彩子さん(45)と結婚。’94年2月、長女が誕生した。 「妻とは、夫婦として、もう23年ですからね。落ち着いてきたかな。ケンカもたまにね。ちょっとした言葉の行き違いとか、翌日忘れているようなこと。普通の皆さんの家庭と同じですよ。結婚を考えてつき合い始めたときから、彼女には仕事を辞めて、家庭に入って、子どもの世話をしてほしいと言っていました」 亭主関白宣言。「いまの時代にそんなことを言ったら怒られそうだけど。昭和のサザエさん的な生活感が僕には普通で、理想だったんです」と、田原は言う。 「彼女は僕より10歳も若かったんで、大変だったと思いますよ。しかも、あれだけ(交際発覚から、結婚、出産まで)騒がれちゃったし。でも、メンタルが強かったんで、普通に頑張ってくれました。そう考えると、恵まれてましたね。家では仕事の話は一切、しません。嫁さんが笑ってくれているのがいちばんだと思うので。外にいると、田原俊彦ですが、家のなかではまったく違いますからね」 そして、田原は幼い娘たちと過ごした日々を振り返る。 「娘たちが生まれたときは、耳を押さえて、風呂にも入れましたし。普通のお父さんと同じ作業をしていました。幼稚園の参観日には、カメラを回し、小学校の運動会も、時間があれば顔を出し、場所取りで、朝、ゴザを敷きに行ったりね。月1回は外食で、ディズニーランドも行きましたし、普通の父親の生活です」 長女は、女優で歌手の田原可南子(23)。 「長女は、芸能界に入ったといってもアルバイトみたいな立ち位置。僕は全然、タッチしないし、放任です。彼女も、父親には触れない。距離感はしっかり保っています。2世だからっていうの、僕はイヤなんです。成人したら、何をしてもあなたの責任。あなたの人生ですから、責任持って、歩んでくださいと、それは話をしたのかな。これから彼氏を連れてきてということもあるだろうけどね。たたき切ってやりますよ、ハハハハ。でも、それはしょうがないね……」
2017年06月23日アカペラ・グループ=ペンタトニックスの紅一点「カースティン」がソロ・デビューをすることが発表された。ペンタトニックスとは2011年結成&デビューしたペンタトニックスは、“声”だけで人々を魅了するアメリカ出身のアカペラ5人組。グループ名の由来は、1オクターブごとに5つの音が含まれる五音階=ペンタトニック・スケールをメンバー5人になぞらえたものだ。ポップ・ジャズ・R&B・ダブステップ・エレクトロニカ・ヒップホップなどのサウンドを、アカペラとヒューマン・ビートボックスで表現する彼らの音楽は、デジタル・エフェクト系のサウンドを取り入れたアレンジと再現性の高さで、“未知の音楽体験”とも言われているほど。2015年10月に発売された、初オリジナル・アルバム『ペンタトニックス』は、アカペラ・グループとして史上初の全米初登場1位を記録。これまで3年連続となるグラミー受賞も果たしている。5月25日(木)からは、福岡公演を皮切りに計4都市5公演という日本における最大規模のジャパン・ツアーが目の前に迫っている。“ポップ・シンガー”=カースティンとしての新たな一面そんなペンタトニックスで、ヴォーカル担当として活躍するカースティン。初シングルの「ブレイク・ア・リトル」はこれまでのアカペラ歌唱とはうって変わり、エレクトロやシンセなどの要素を取り入れたポップ・サウンドに乗せて歌う彼女の歌声が際立った、切なくもダンサブルな楽曲。“ポップ・シンガー”=カースティンとしての新たな一面と魅力を感じることができる。実体験に基づいて書いたという失恋ソングとなっており、カースティンは「悲しく、切ないけど、ハッピーに聞こえる曲をずっと書いてみたかったの。絶対に戻ってはいけない相手だと分かっていても、どうしても自分の気持ちが戻ってしまう、おそらくみんな経験したことがあるような別れを歌っているの。とてもシンプルで、でも自分の思いに忠実に書いたリアルな楽曲だから、ミュージック・セラピーとしてみんなの癒しになるといいなと思っているわ。」と語っている。【詳細】カースティン デビュー・シングル「ブレイク・ア・リトル」発売中■ペンタトニックス 最新リリース最新EP『PTX VOL.Ⅳ –クラシックス』<国内盤CD(計8曲)>発売日:2017年5月24日(水)価格:1,500円+税※日本限定ボーナス・トラック「NA NA NA」収録(アサヒビール“クリアアサヒ贅沢ゼロ”の新TVCM曲)※初回生産分のみステッカー封入
2017年05月25日次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして開催されたオーディショを勝ち抜いた新人2.5次元アーティストグループ・ツキクラが、メジャーデビューを直前に控えた12月13日(火)、2度目となる単独ホールイベント「TSUKIO CRAWD FESTIVAL 2016 WINTER」を開催。会場に詰めかけたファンを、歌や朗読劇で沸かせた。この日は、ツキクラメンバーの荒一陽、井上雄貴、大海将一郎、徳武竜也、西野太盛、松岡一平、市川太一、糸川耀士郎、菊地燎、小松準弥、筆村栄心、古畑恵介が揃って登場。トークや企画、朗読劇を披露したほか、ライブコーナーでは12月14日(水)に発売を控えた「未来の Piece」を含む全9曲を披露。うち6曲は新曲で初お披露目。さらにファン間ではお馴染みとなった「I need you」「グロリアスストーリー」の2曲は、今回初めてフル尺バージョンを踊るなど、ファンには嬉しいセットリストとなったようだ。企画コーナーでは、「リゲル」「レグルス」「サルガス」のチームに分かれて紙飛行機の飛距離を競うコーナーを実施。客席に投げる紙飛行機には各々のサインが書いてあり、幸運にも紙飛行機をゲットした観客は大喜びの様子。会場の盛り上がりはそのままに、朗読劇がスタート。舞台上では、ツキクラメンバーが演じるユニット「劇団アルタイル」として、選抜メンバーが決する物語が展開。実際に、ツキクラのメンバーから選抜メンバーを決める投票企画が行われただけに、物語の中で選抜落ちした登場人物たちの心情吐露のシーンでは、観客が思わず息を呑む場面も…。演じる役者陣と、キャラクターたちとが密接にリンクした「ツキクラ」ならではの朗読劇だった。そして、選抜メンバーによるユニット「リゲル」「レグルス」が、それぞれのユニットの新曲を初披露。ダンサブルなナンバーを、爽やかに、力強く、華麗にパフォーマンスする彼らに、会場のボルテージもMAX!メンバーたちも「ずっと皆さんにお見せしたかった!やっと披露することができた!」と喜びの笑顔を浮かべていた。イベント終盤には、「劇団アルタイル」ドラマCDのジャケット披露や、ドラマCD第2弾発売決定、キャラクターソングシングルの発売日発表、さらに「劇団アルタイル」として初のイベント開催決定、加えて「TSUKIO CRAWD FESTIVAL 2017 SPRING」が5月13日(土)にZeppTOKYOにて開催決定など、新情報が盛り沢山。どの情報にも会場のファンからは大歓声が巻き起こった。最後の挨拶では、筆村さんが「皆さん、赤坂ブリッツという素敵な場所に立たせてくれてありがとうございます」と涙ぐみながら感謝を述べ、「もっともっと大きいステージに立てるように頑張ります」と更なる飛躍を誓った。そして前回の総選挙で1位に輝いた井上さんは「責任感やプレッシャーを感じながらやってきた半年間だった」と明かし「今日のために積み上げてきたものが、皆さんに伝わって楽しんでもらえたら嬉しい」「皆さんがあってのツキクラ。これからも僕たちについてきてください」と力強くコメント。また松岡さんは、なかなか「レグルス」メンバーが揃って練習できなかったことに触れ「それでも夜に時間作ったり、LINEで確認したり…」と苦労を告白。これには糸川さんが「迷惑かけた…」と目に涙を浮かべ、つられた松岡さんも涙。各メンバーの絆の深さが感じられる温かい雰囲気の中、本イベントの幕は閉じた。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日昨年『ワタリドリ』でヒットを飛ばし、勢いを緩めることなくシングルのリリースやフェス、ツアーに明け暮れていた[Alexandros]。ニューアルバム『EXIST(イグジスト)!』でも、アグレッシブな活動ぶりそのままのサウンドが聴ける。「アルバムを作るときは、こんな一枚にしようということは全く考えないんです。行き当たりばったり。一枚を通して聴くと、コイツら一体何をやりたいんだろう、と思われることが多いです。非常にファンには優しくないバンド(笑)」(川上洋平)「アルバムは自分たちのやりたいことをやるものなんです。誰かが聴きたいもの、を考えて作ったことはないですね」(庄村聡泰)「そうそう、型に嵌められたくないんですね。音楽シーンにも過去の[Alexandros]にも、囚われたくはない。いままで全くやってこなかったタイプの曲も多くて面白いアルバムになりました」(川上)いつも通りグルーヴ感は心憎いほど気持ちよく、さらに4人の“野性的な面”が勢いよく噴出しているのが新作『EXIST!』といえそう。「パンキッシュな薫りの新曲『Aoyama』は今までになく音数を減らしているけど、その代わり軽快感が出て、新しいなと感じます。『Feel like』はポップスでもあり、ダンサブルな曲なんだけど、どのジャンルにも属さないような新しさが生まれましたね」(白井眞輝)「うん、音数を減らしたぶん、演奏してても気持ち良かった。ベースを弾いててグルーヴを操ってる感じが作れたんですよね。その一方『クソッタレな貴様らへ』は、あれほどカオスな曲は珍しい(笑)。どこまでムチャクチャになるんだ、と思いながらカッコよくできちゃった感じ。何度聴いても気持ちいいです」(磯部寛之)「名曲ぞろいです。半分ぐらい既発の曲ですが、アルバムの曲順どおりに聴いてもらうと、また新しい発見があるんじゃないかな。そういう楽しみ方もしてほしいですね」(庄村)ファンには知られた話だが、インディーズ時代には4人で共同生活をしていた彼ら。「うちらは大人になってから組んだバンドなので、ともに青春は過ごしてないけど、社会に出てからの苦労は一緒に経験しています。20代後半になっても芽が出ないバンドマンって、アンアン読者が最も彼氏にしたくないタイプですよね(笑)」(川上)「二十歳そこそこでデビューできなかった組、なんですよね。その代わりハングリー精神の塊みたいなバンドだし、いまもこれからもやりたいことだらけです」(庄村)当時から世界へ目を向けていたことも[Alexandros]の方向性に影響を与えている。積極的に海外のフェスに参加したり、来日したMUSEやプライマル・スクリームなどのサポートアクトでも注目され、常に海外を視野に入れて活動中。「アイドルのイベントで、台湾まで行きましたからね。普通は断るんでしょうけど、行きたかったので(笑)。そこで気に入ってもらえるチャンスがあるなら、共演者が誰とかはあまり関係なく、どこにでも行きます。世界中でライブしたいし、世界中で聴いてほしいと思ってます」(川上)◇アレキサンドロス右から、白井眞輝(G)、川上洋平(V&G)、磯部寛之(B&Cho)、庄村聡泰(D)。『ワタリドリ/Dracula La』でメジャーデビュー。現在は香港、韓国、台湾公演も含むアルバムリリースツアー中。最終公演は4/22・23の幕張メッセ。◇6th album『EXIST(イグジスト)!』【初回限定盤A CD+DVD】¥5,800特典DVDに『Premium V.I.P. Party大阪城ホール』を収録。【初回限定盤B CD+DVD】¥3,900MVのコンピレーションDVD付き。【通常盤CD】¥3,000(UNIVERSALMUSIC)※『anan』2016年11月23日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子
2016年11月21日2013年のトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。そのオリジナルスタッフ陣が集結し、小池徹平、三浦春馬のW主演で贈る日本版の大阪公演が8月13日、大阪・オリックス劇場で開幕した。ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」(日本版)チケット情報本作の舞台は、田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。跡取り息子チャーリーは、父親の意に反して田舎町からロンドンへと飛び出したが、父が亡くなり、結局田舎へ戻って家業を継ぐことに。経営不振で一度は工場閉鎖を考えるも、女性従業員ローレンの言葉により、ロンドンでドラァグクイーンのローラに出会ったことを思い出し、ドラァグクイーンのための“キンキーブーツ”を作ろうと思い立つ。全曲シンディ・ローパーによって作詞・作曲された楽曲はすべてがパワフルでキャッチー。ポップ、バラード、ダンサブルと、シーンに合わせた色とりどりの楽曲が散りばめられ、観客の心を躍らせる。作品や楽曲、振付の持つ力は、ブロードウェイのトニー賞受賞によってすでに示されているが、やはり肝心なのはそれらを体現する役者の力だ。チャーリーを演じる小池徹平、ローラを演じる三浦春馬、そして、ふたりを支える工場の従業員やドラァグクイーンのパフォーマーたち。特に、ドラァグクイーンに扮した三浦はまるで別人だ。露出度の高いミニスカートに高いピンヒールを履き、鍛え上げられた美しい身体の隅々まで神経を行き渡らせ、しなやかに歌い踊る。ローラが憑依したようにしか思えないほどで、客席からは自然と歓声や手拍子が沸き起こる。小池も若き経営者として工場再興に奮闘する反面、プレッシャーに押されて周りが見えなくなることも。そんなチャーリーを繊細に表現し、力強い歌声でも魅せる。さらに、コミカルでキュートなソニンの演技など、個々のパフォーマンス力が抜群に素晴らしく、彼らがひとつになったときのパワフルさと華やかさにも圧倒される。中でも、靴工場でブーツができたときの1幕のラストシーン。ベルトコンベアを駆使したステージングで、役者たちが入り乱れながら歌い踊り、喜びを表す様は圧巻だ。また、華やかなステージの中には、「父親の期待に応えられなかった」というふたりの共通する想いや、「他人を受け入れることで世界が変わる」というメッセージも。楽しいだけのステージではなく、そうしたドラマ性が作品に深みを与え、ラストのハッピーな大団円へと繋がるのだ。8月22日(月)まで大阪・オリックス劇場にて上演中。その後、8月28日(日)から9月4日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年08月16日尾野真千子と江口洋介が初“夫婦”共演、「家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を担当する新ドラマ「はじめまして、愛しています。」が7月14日(木)今夜から放送となる。自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野さん)のもとに、新しい生徒が母親とやってくる。だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。その晩、美奈は帰宅した夫の信次(江口さん)から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとの噂を聞かされる。変質者か、危険な動物か分からないというが、そんなことよりもいま、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入。恐る恐るその正体を確かめると、それは幼い男の子だった! 服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何一つ分からない。その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。その親もここ1か月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、2度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。今作で脚本を手がける遊川氏は「家政婦のミタ」が最高視聴率40%を記録して社会現象になったのも記憶に新しい。今回遊川氏が取り組んだのは“特別養子縁組”という制度。過酷な条件が課せられるこの制度を軸にしつつ、時にシビアに、時にコミカルに“本当の家族とは何か”を視聴者に問いかけていく。そして尾野さんと江口さんが初の“夫婦”共演することも話題となっている今作。2人の脇を固めるキャストも豪華だ。定職に就かずフラフラしている信次の弟・巧を速水もこみちが、妹の不破春代を坂井真紀がそれぞれ演じるほか、梅田夫妻に対し養子縁組の審判を下す堂本真知に余貴美子。美奈の父の追川真美に藤竜也と演技派のキャストが揃った。また主題歌には槇原敬之の47作目のシングルとなる「理由」を起用。「実態のないものを信じることの難しさを表現した」と槇原さんが語るように、ドラマの重厚なテーマに沿いつつもダンサブルな楽曲に仕上がっており、作品をどのように彩るのか注目だ。「はじめまして、愛しています。」は7月14日(木)21時~テレビ朝日で放送。(笠緒)
2016年07月14日尾野真千子と江口洋介が夫婦として共演する新ドラマ「はじめまして、愛しています。」。この度、本作の主題歌に、槇原敬之の47枚目となるシングル「理由」が起用されることが決定した。尾野さんと江口さんが夫婦役初共演、さらには「家政婦のミタ」や「GTO」などで知られる遊川和彦が脚本を担当するということで、発表と同時に多くの反響を呼んでいる本作。育児放棄や暴行など、陰惨な虐待が毎日のようにニュースで取り上げられる中、ドラマは、血縁関係のない者同士が親子として法律上も認められる“特別養子縁組”という制度を通して、現在の家族の在り方に一石を投じる。そんな重厚なテーマのドラマに対して、今回槇原さんが書き下ろしたのは、軽快でダンサブルなナンバー。特にひとつの詞に対して、4パターンものメロディーを試作したというプロセスを踏んだことで、一聴しただけで頭から離れないメロディーが完成。槇原さん独特のメロディーに乗せることで、耳の痛くなるようなテーマの詞もすんなりと入りやすい楽曲に仕上がった。詞について槇原さんは「世の中には『何かを信じてがんばる』というような、がんばるほうにフォーカスをあてた曲が多いように感じているのですが、今回は『信じるということこそ努力が必要で、じつは一番たいへんなんだ』という想いを歌詞に込めました。実態のないものを信じることの難しさを表現しています」と語り、「サウンド自体は楽しいんですけど、よく聴くと少し暗いというか、信じることについて考えを巡らしたくなるような歌になっていると思います」「聴いてくださる人の新しい考え方のきっかけになってもらえたらと願っています」と想いを語っていた。また、楽曲を聴いた尾野さんは「槇原敬之さんらしい素敵な音楽だなあと思いました。この音楽と私たちのドラマがどんなふうに交わるのか楽しみです。早く交わったドラマが見たいです」と期待に胸躍らせている様子。そして江口さんも「夏の暑さも吹き飛ばす、頑張る人たちへのエネルギッシュな応援歌です! このドラマを盛り上げてくれる主題歌として心強く思います」と絶賛していた。なお、カップリングには、昨年11月より放送中の「じゅん散歩」のテーマ曲として書き下ろされた「一歩一会」を収録し、8月24日(水)リリース予定とのことだ。「はじめまして、愛しています。」は7月14日(木)21時~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年07月05日抜群の華やかさやダンスに加え、悪役、クセのある役で存在感が光る俳優・吉野圭吾。夏の風物詩となったブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で、今年、吉野が悪役のフック船長役に選ばれたのは大いにうなずける。作品について話を聞いた。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報最近のフック船長でいえば、橋本じゅんはコミカルに、大貫勇輔はダンサブルに役を演じてきた。吉野ならその両方ができそうだ。「そうですか?僕、何でもやりますよ。踊って歌って、ギャグも言ったりして。フックを上手に使って色々なこともしてみたい。例えば、ロープに引っ掛けて上からザーッと降りて来ることができないかと、演出・振付の玉野和紀さんと話をしているんです。過去にはこだわらず、僕なりの新しいフック船長を作り上げたいですね」吉野にとって大人も楽しめる『ピーターパン』の魅力はどこだろう?「台本を読むと、『殺す』というセリフがフックだけではなく、ピーターパンにもやたらと出てくる(笑)。ピーターパンもけっこうグロいんですよね(笑)。でもそこを強調しすぎないようにしたい。物語も夢の中の話ではない。ネバーランドに行って帰って来て、目が覚めたら夢だった…という設定ではないですから」。ラストを含め、きれいごとだけでは終わらない話の奥深さが老若男女を引きつけるのだろう。ウェンディの父親ダーリング氏との一人二役をこなす。「ネバーランドの住人はフックをはじめ、大人になりたくてもなれない大人。みんな子供の心を持っていてずっと遊んでいたい。そこを大切に演じたいですね。一方、ダーリング氏は大人の中の大人として描かれている。ふたりをどう演じ分けるかです」子供の心は、最近出演したミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の子役たちと交流することで取り戻しているという。「1789で演じた悪役のメイクは怖いんです。稽古場ではそのいでたちで、誰も寄せ付けないオーラを醸し出していたはずなのに、子供たちは『遊ぼう』と寄ってきて、僕の固い扉をコンコンとノックしてくる(笑)。実家が昔、保育園だったこともあり、子供には好かれるんですよね(笑)」また、舞台では、観客に向かってピーターパンが「妖精を信じる?」と問うシーンが有名だが、吉野も妖精を信じるという。「妖精を含め、物には神様が宿っている。舞台の神様には真摯に向き合わないと、セリフが出てこなかったり、小道具の鎖が切れたりして裏切られるんです。そんな時は、『なぜ、私を裏切るのですか』と会話しています(笑)」。裏切りを経験してこその役者業。今後は「妖怪や動物、ゾンビなど人ではないものも演じてみたい」と意気込みも高い。ただならぬフック船長を演じてくれそうだ。公演は、7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月23日●二次元と三次元が融合した独特な世界観アニメ専門チャンネルとして国内外のアニメ作品を24時間放送する「カトゥーン ネットワーク」にて、日本のアニメにインスパイアされた世界観とキャラクターに注目が集まる『カード・バトルZERO』が昨年10月より放送されている。舞台はアメリカ。クラスでイケてない男子扱いをされている少年、ジョンとマックスがハマっているのはカード・ゲーム「バトル・デイ・ゼロ」。ひょんなことから、日々戦闘が繰り広げられている「バトル・デイ・ゼロ」の世界と、現実の世界を行き来できるポータルが開いてしまい、"カルータのプリンス"ヒロが学校にやってきた……!カード・ゲームの世界と現実、二次元と三次元が融合する世界を描く本作。カード・ゲームの世界と現実世界のキャラクターは、それぞれイラストのテイストが異なるなど、今までになり道徳の世界観が繰り広げられている。そこで今回は、本作の主人公・ヒロ役を演じる下野紘と、ルシンダ役を演じるとともに、ボーカルアンドダンスユニット「FUNCTION6ch」の一員として主題歌も担当する福原香織の2人に作品の魅力を語ってもらった。○下野紘と福原香織が語る『カード・バトルZERO』の世界――ご自身が演じるキャラクターについて教えてください下野紘「ヒロは、カルータという世界のプリンスで、カードゲーム『バトル・デイ・ゼロ』の中から飛び出してきた二次元のキャラクターなんですけど、とにかくものすごくヒーロー然とした感じで、強くて何でもできる。でも、あまりにも力が強すぎて、現実世界ではいろんなものを破壊したりするし、あくまでも二次元の世界で生きてきたプリンスなので常識にも疎く、とにかく破天荒すぎるキャラで、イケメン何だけどどこか残念……みたいなキャラクターです」福原香織「ルシンダという女の子を演じているのですが、ルシンダはヒロと違って実際の三次元の人間で、ジョンの憧れの子として出てきます。最初のアフレコのときは可愛く演じてくださいみたいな感じだったので、そういう印象だったんですけど、話が進むにつれて、イケてるモノとか流行りモノが好きな、よくいる普通の女の子なんだけど、服装をみると何か独特な世界観を持っているような気がします。ただ今のところ、彼女のすごくパーソナルな部分はまだ出てきていないので、これからどうなるのかなと楽しみにしております」――最初にキャラクターの絵を見たときの印象はいかがでしたか?下野「二次元だからというのはわかりますが、こんなに違います? って(笑)。もう何から何まで違うので、何と言っていいかわからないぐらいですね。しかも、どことなく日本で見たことがあるような……」福原「インスパイアです!」下野「本当に日本のアニメにいそうなキャラクターだなって。ジョンたちとは明らかに違いすぎるので、これでいいのかっていう戸惑いはありました。テンションもどこかジョンたちとは違いますし、常に何か叫んでいるイメージがあります」福原「最初、二次元と三次元が分かれているという世界観を知らずに見たんですけど、"ハッピー・ピーチ・フラワー"のインパクトが強すぎて(笑)。これは女子目線なんだと思うんですけど、何かこういう感じのものを見て育ったなって思いました。でも外国の方からすると、逆にこちらのほうが馴染みがなくて不思議な感じに映るんじゃないかなって思います」下野「我々にしたら、ヒロたち、『バトル・デイ・ゼロ』側のキャラクターのほうが馴染みがありますが、作り手の方のイマジネーションがすごいなって思ったのは、明らかにこちらの世界ではしないような動きをしたり、表情をみせたりする。その崩れ方が面白いですよね」福原「スタッフの方に伺った話では、日本のアニメをすごくリスペクトしているということで、本当にその気持ちが伝わってくるなって思いました。いろいろ調べてくれたりしたんだろうなって」下野「作中の単語や表現を見ていると、いろいろオマージュのような部分があったり、日本のアニメならたしかにあるよねっていう部分があったりするので、本当に日本のアニメが好きなんだって気持ちが、ものすごく伝わってきます」●演じるときの苦労――実際に演じるときに気をつけているところはありますか?下野「ヒロに関していえば、外国の方があてた声とかけ離れていなければいいかなって思っています。ただ、自分なりにこういう風にしたいなと思ってやりすぎてしまって、"すいません、もう少し抑えてください"と言われることもチョクチョクありますが(笑)、基本的には、自分がやりたいことをすごく自由にやらせてもらっているという感じですね」――日本のアニメにアフレコするのとは違うなって思う部分はありますか?下野「セリフのニュアンスなどは、言葉遊びじゃないですけど、向こうの感性なんだなって思います。突然に怒鳴りだしたりしますから(笑)。さっきまですごく和やかに笑っていたのに、急に『お前が悪い!』みたいに怒鳴りはじめる感性は、自分でもビックリします」福原「急にMAXで怒りますから(笑)」下野「怒っているわけじゃないのに急に大きな声を出すこともありますね。たとえば、ジョンのお姉さんのチャリティは怖いです。人気者ですごく美人なんだけど、そのお姉さんが目を見開きながら突然怒りだす。それが本当に怖いんです(笑)。原音を聞きながら家で練習したりするんですけど、聞いている途中で、"ちょっと嫌だな、このシーン"みたいなところがあったりもします」福原「チャリティさんは沸点が低いですよね」下野「沸点低いね」――基本的にはみんなそういったテンションなのですか?下野「基本的に変わらないのはマックスですね。あとルシンダもあまり変わるイメージがない。自分からガツガツ出てくるキャラクターはみんな沸点が低いです。急に来ますね。ハッピー・ピーチ・フラワーもけっこうありますし」福原「ルシンダは普通の人間で、あまり沸点も低くなく、現状ではまだあまり巻き込まれてもいないので、そんなにオーバーに演技するところはなく、本当に耳から聞こえてくる外国の方の声にあわせているという感じですね。本当に自分のやりたいようにやらせてもらっています」――外国の方の演技にあわせる際に難しいと思うところはありますか?福原「私は、難しいというより不慣れといった感じです。吹き替え的な作業をするのが、普通のアニメよりも少ないので、かなり意識を集中しながら演じているところはあります」――基本的には、元の演技をベースに声をあてているという感じでしょうか?下野「そうですね。ただ、キャラクターの口の開き方が英語なので、それにあわせるのが大変で。スペシャル版のときにものすごく苦労したのは、『生物学!』って叫ぶセリフですね。元々は『Biology!』なので、最後は開き口になるんですけど、『生物学!』だと閉じなきゃいけない。母音が"い"と"う"で違っているので、そこはかなり試行錯誤しました。基本的には僕らの仕事は、絵のキャラクターの口の動きにあわせることなので、それをどこまであわせられるか、スタッフの方と一緒になって作り上げている感じです」福原「ルシンダの場合、今のところ、そこまで苦労はしていないのですが、リアクションがやはり外国なので、ちょっと大変ですね。日本ならそこまでテンションを落とさないところでも、急にため息が入ってきたり。やはり感覚が違うので、そこをしっかりと読み取りながら演じています」下野「どこかで自分の普段やっているアニメとは違うニュアンスなんだということをしっかり意識していないと、追いついていかない感じです」――外画の吹き替えとはまた違うのでしょうか?下野「外画とも違うと思います。外画と日本のアニメのちょうど中間なんじゃないかなって思っています」――ちなみにアドリブを入れたりする場面はあるのでしょうか?下野「アドリブはあまり入れないようにしてますが、どうしても癖で、表情変化があったり、口を開いたりすると、ついやりたくなってしまいます(笑)。特に慌しいシーン、特に戦闘シーンなどでは、原音よりも自分のやりたいようにやってしまっているところがあります」●主題歌は福原も属する「FUNCTION6ch」が担当――福原さんは今回、主題歌を担当なさっています福原「私が所属する"FUNCTION6ch"というユニットでTVアニメの主題歌を担当するのは初めてだったので、すごくうれしかったです。ボーカルアンドダンスユニットなので、今までの曲はけっこうダンサブルなものが多かったんですけど、今回は『カード・バトルZERO』の世界観にあわせて、ちょっとミステリアスだったり、不思議な感じや大人の感じがあったりして、今までにはないチャレンジができたので、音作りもすごく楽しかったです」――気に入っているフレーズなどはありますか?福原「サビの疾走感が好きなんですけど、できあがったオープニング映像を観ると、その部分で校長先生が飛んでいるんですよ。普通、日本だったらヒロじゃないですか。ヒロが決めているシーンが来ると思っていたら、校長先生が宇宙を飛んでいるという衝撃的な映像になっていたので、逆にそこが好きになり過ぎちゃって(笑)」下野「校長も結構いいキャラクターなんですよ」福原「校長いいですよね。私も大好きです(笑)」下野「おもにジョンとマックスとヒロの3人で行動していて、それが主人公チームみたいになっているのですが、その3人がちょっと擦れるんですよ。校長がちょっと本気を出すと、濃くなりすぎて主人公たちが擦れる。『一方、その頃校長は?』みたいなシーンがあったりもして(笑)」福原「学校経営もちょっとブラックですよね」下野「ブラックだし、適当だし。寄付金が大好きで、栄誉よりも金だって言うね(笑)」――オープニング映像を観た感想はいかがですか?下野「曲ひとつでこんなにも変わるんだなって思いました。カッコよくなっていますし、歌と映像を合わさるとこんなに面白くなるんだって(笑)。あらためてコミカルなシーンが多い作品だと思いました。日本のアニメは、けっこうダメ出しの嵐になってしまうので、あまり自分が出ている作品は観ないんですけど、こういう形にしてもらえるとすごく観やすいですよね」福原「最初は、ヒロたちが戦っているシーンを90秒にまとめてくると思っていたんですよ。そうしたら、意外とコミカルなシーンも散らばっていて。でもそのコミカルなところは『カード・バトルZERO』の良さでもあるので、すごく予想外ではありましたが、このバランス感がはちゃめちゃな『カード・バトルZERO』の世界観なんだと思いました。サビの校長は本当に笑っちゃったんですけど、でもこれがらしさだと思います」下野「あと、オープニングに女子が少ないなって。ジョン、マックス、ヒロはまだしも、あとはデンミールと校長ですから」福原「基本、本編も男性陣で進んでいく感じですよね」下野「男性陣と、あとはゲストの『バトル・デイ・ゼロ』からやってくる人たち。すごく気になりますね。この人たち、カードの中ではどういう効果を持っているんだろうって。どういうアイテムで、どういうモンスターなのかがまったくわからないんですよ」――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いします下野「この作品は、海外アニメの中でもかなり異色なタイプだと思います。本当に日本をすごくリスペクトしつつ、そこに海外の方の感性が入っている、とにかく日本と海外の融合みたいな部分がすごくたくさん詰まっています。その中でいろいろなキャラクター、本当に個性豊か過ぎる、濃すぎるキャラクターたちが、いろいろな表情でコメディだったりバトルだったりを展開していますので、どなたが観ても絶対に面白いと思っていただける作品になっていると思います。年齢を気にせず、本当にたくさんの方に観ていただきたいですね」福原「日本のアニメとは色味やキャラクターデザインの感じが違っていたりはしますが、やはり日本をものすごくリスペクトしてくれていて、いろいろなタイプのキャラクターが出てきます。情報量がとにかく多い作品で、一生懸命観ていないとついていけないぐらいドタバタしていますので、大人の方が観ても楽しめる作品だと思います。主題歌も"FUNCTION6ch"として参加させていただき、すごい絵もつけていただいて(笑)、すごく素敵なオープニングになっておりますので、そちらもぜひ注目してください。歌詞も出ますので、一緒に歌っていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」下野「あと付け加えると、このキャラクターはあのキャラクターのオマージュかなっていうのを探してみるのも面白いと思いますので、自分なりに見つけてみてください(笑)」――ありがとうございました『カード・バトルZERO』は、海外アニメ!カートゥーン ネットワークにて毎週日曜19:30~20:00に放送中。TM & (C) 2016 Cartoon Network.
2016年01月14日『ラブライブ!』の星空凛役などで知られる声優で歌手の飯田里穂のメジャー1stシングル「KISS! KISS! KISS!」(2016年1月13日発売予定)のジャケット写真とミュージックビデオ(MV)が公開された。飯田がキャストを務めている『ラブライブ!』は、「みんなで叶える物語」をキーワードにTVアニメなどオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト。2013年1月よりTVアニメ第1期、2014年4月より第2期が放送され、6月に公開された劇場アニメ『ラブライブ! The School Idol Movie』では観客動員数が200万人を突破するなど大きな話題を呼んだ。さらに声優陣によるユニット「μ’s(ミューズ)」は年末の第66回NHK紅白歌合戦への初出場も決定している。飯田にとって、オリコンウイークリー7位を記録したメジャーデビューアルバム『rippi-rippi』に続く、メジャー初のシングルとなる「KISS! KISS! KISS!」。"ヒャダイン"こと前山田健一の書き下ろし楽曲で、『ラブライブ!』の楽曲とは趣を異にするダンサブルなデジタル・ファンクに仕上がっている。ビジュアル面では、『3人の"りっぴー"による多重人格近未来』をコンセプトに、キュートかつ攻撃的なMV、アートワークで飯田の新たな魅力が打ち出されている。飯田は楽曲について「女の子のキュンとくる恋心をポップに歌ってます。とてもキャッチーだし、ライブの時にはサビのところをみんなと歌えたらいいな!」と、来年4月より始まるライブツアーも視野に入れたコメントを寄せ、「アルバムとはまた少しテイストが違う曲調に、今後のアーティスト飯田里穂としての可能性を感じてもらえればうれしい」と語った。なお、「KISS! KISS! KISS!」の通常盤のカップリングには、同曲の中国語バージョンとなる「親!親!親!」を収録。これは、前作が台湾最大のECサイト『博客来』(ボークーライ)の予約チャートでデイリーランキング1位を獲得し、ライブやイベントにも中国語圏からの来場者が殺到するなど海外でも人気が高いことを受けて企画された。2016年1月13日発売予定「KISS! KISS! KISS!」は、「初回限定盤A:CD+Blu-ray」が1,852円(税別)、「初回限定盤B:CD+DVD」が1,389円(税別)、「通常版CD」が1,111円(税別)となる。
2015年12月15日みんなの日常から切り取ったようなリアルな“LOVE”を歌い続けてきた西野カナが、ベストアルバム『Secret Collection』をリリース。それぞれに“RED”と“GREEN”という2色のタイトルが付いた2枚には、シングルのカップリング曲やアルバム収録曲に加え、新曲も収録している。「一昨年出したベスト『Love Collection~pink~/~mint~』のピンクとミントよりも濃く、深く、掘り下げたもの、という気持ちをこめ、赤と緑にしました。カップリング曲は、あまり気負わず、楽な気持ちで好きに作れるので、お気に入りの曲が多いんです。ライブで披露してファンの皆さんに浸透した曲もあるので、ステージの雰囲気を思い出してもらえるセットリストのような曲順にしました」ライブで映えるというシングルのカップリング曲やアルバムオリジナル曲は、クラブテイストな曲や英語詞を多用した曲など通好みのエッジーなナンバーが多い。そんな彼女のアーティスティックな面にスポットライトを当てた“知られざる西野カナ裏ベストアルバム”といえるスペシャルな作品になった。「個人的な趣味で作ってきた音楽たちや、デビュー以来、そのときどきでハマってきた音楽、ライブの思い出がある曲ばかりです。私の“裏”を知らなかった人にはこれを聴いてびっくりしてほしい(笑)。以前、ファン投票で1位になった『Rainbow』、2位だった『このままで』も、アンコールで歌うと必ずみんなと大合唱になる『Together』も、3曲ともシングルじゃないんです。そういう曲を愛してくれる人がたくさんいて、すごく幸せ」さらに放送中のドラマ『掟上今日子の備忘録』主題歌のダンサブルなナンバー「No.1」はGREEN盤に収録。それぞれのアルバムに2曲の最新曲が入っているのも楽しみ。「この曲はドラマに寄り添うのではなく、いままでの私の思う恋愛を正直に書いたものになりました。ちょっと大人になったぶん、恋愛に臆病になったり、なかなか思うように行動できなくなったりする自分自身の気持ちを、そのまま歌いました」曲の作り置きはしない、作りごとで歌詞は書かない、自分の想いをそのまま言葉に、という姿勢で曲を作ってきた西野さん。そうやって生まれたリアルな歌が、多くの女性たちの宝物になっていくのだろう。「そこを目指して曲を作っているので、一人でも多くの人の気持ちと重なってほしい。とくに悲しい経験をして書いた悲しい歌に共感してもらえたら、私の悲しい気持ちも救われるような気がします」◇にしの・かな 2008年デビュー。昨年の『Darling』、今年の『トリセツ』は社会現象になるほどの大ヒットに。今年のアリーナツアー「with LOVE tour」では20万人を動員した。◇Another Side Of Best Album 『Secret Collection~RED~』【初回限定盤CD+DVD】¥3,990 「Kanayan X’mas Special」のダイジェストDVDとフォトブック付き。【通常盤CD】¥3,100 *すべて税込み(SME Records)◇Another Side Of Best Album 『Secret Collection ~GREEN~』【初回限定盤CD+DVD】¥3,990 ドラマ『掟上今日子の備忘録』主題歌「No.1」収録。「Halloween Collection」のダイジェストDVDとフォトブック付き。【通常盤CD】¥3,100 *すべて税込み(SME Records)※『anan』2015年12月2日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・松島 茜ヘア&メイク・大西トモユキ(GROUNDCOVER)文・北條尚子
2015年11月25日5人組バンド、NUBOが今年9月に4作目となるシングル『bonfire』をリリース。同作を引っ提げたツアーを10月よりスタートさせている。同作と、現在開催中のツアーについて、メンバーのtommy(Vo)、一成(Vo)に話を聞いた。【チケット情報はこちら】表題曲『bonfire』はこれまでのNUBOの楽曲にはなかった、3つ打ちのリズムが主体のダンサブルな楽曲だ。「去年の今頃ぐらいから作り始めたんですけど、もともとリズムとかギターのフレーズとかは前からあって。ただクセの強い曲だったので、1回寝かせたりしてましたね」(tommy)。「曲として完成させるのには時間かかりました。カッコいいけどまとめきれないって(笑)」(一成)。この曲は明らかにこれまでとは違う作品に仕上がっているが、その狙いについて「前作が歌詞にフォーカスをあてた作品で、それはそれで凄く満足できたんですが、同じ事をやっても意味が無い。その次にやりたい事は・・・って考えた時に、NUBOってサッカーで言うと全員が点を取れるバンドだから、1曲の中で全員の個性と強みを出したい、そんな曲を作りたいって思ったんですね。その結果、良いものができたと思います」(tommy)。すでにツアーでは披露している『bonfire』。「スタッフも含めてお客さんからも、色々意見をもらえるのが楽しいですね。皆さんCDを聞いてライブを見てくれているので、“こうすればもっといい気がする”みたいな話を聞けて、新たな発見があったりして」(一成)。今回のシングルはカップリングにもこだわりがあるそう。「個人的には2曲目の『Allie』は凄く好きですね。曲の時間が短くて、少し足りないくらいで終わる感じも好きで(笑)」(一成)。「ていうか、短すぎるよね(笑)。ただこの曲はこの中でどれだけ詰められるか、というのを考えた曲なんですね。そぎ落とす作業とかはバンド内で意見交換して、揉めたりもして(笑)。ただこの曲はK-zoo(Ba)とサブ(Dr)が色々アイデアを出して。これまでは僕とか曲を作ってるWakai(G)が最終決定権を持ってたんですけど、バンド全員の個性を、というのがこの作品のテーマだったので、そこも彼らの意見に乗っかりました」(tommy)。ツアーは来年の2月13日(土)まで続く。「最近は、ライブの見せ方を凄く考えるようになりました。ずっとこれまでストレートばかり打っていたのを、ジャブとかフックとか、そうやって打ち分けていかないと、最終的にいいライブにならないなって」(一成)。「そうですね、常に手が上がってるライブが良いライブの全てではないなって。最終的に良いライブっていうのはその人の心に刺さるかどうか、それをこっち側が意識してやっていかないといけないなって思ってます。特に、今回のツアーは良いライブをしている自負があるので、是非来てほしいですね」(tommy)。ツアーファイナル、2016年2月13日(土)東京公演のチケット一般発売に先がけて、ぴあでは先行を実施中。受付は11月16日(月)午前11時まで。
2015年11月10日