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株式会社Francfranc(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員髙島郁夫)が展開するインテリアショップ『Francfranc(フランフラン)』は、2020年2月21日(金)より全国のFrancfranc店舗※1にて2020年のSpring&SummerCollectionを展開します。一部店舗および、Francfrancオンラインショップでは1月31日(金)より先行展開いたします。※1:FrancfrancBAZARではお取り扱いがございません。2020年のSpring&SummerCollectionのシーズンテーマは『VividLatinResort(ビビッド・ラテン・リゾート)』。地中海沿岸にある色彩豊かな街、南イタリア・プローチダ島のリゾートをイメージしました。ビビッドでカラフルな色づかいのデザインに、リゾートならではのリラックスムードを加えた、Francfrancらしい遊び心のあるアイテムを提案します。・家具リゾート気分を味わえるようなチェア、遊び心のある配色のソファなど、自然と気分が高揚してくるアイテムをラインアップしました。(左から)ロータスパーソナルチェア全4色各¥16,800屋外でも使用可能なリゾート感溢れるカラフルなカラーリングのチェア。ピオニエソファ全2色各¥58,000トレンド感のある配色で映えるソファ。背もたれと座面が離れている個性的なデザインです。座クッションはカバーが取り外せてドライクリーニングが可能です。イーリスコーヒーテーブル¥39,000光を通すことによって影までもオーロラになり、アートのように部屋を彩るコーヒーテーブル。・オブジェクラフト感のあるフラワーベースは存在感があるので、オブジェとしてもインテリアの質を高めるアイテムです。大ぶりなアートプランツを組み合わせると、お部屋のアクセントになります。(上段左から)ビビアナフラワーベースマルチS¥1,000ピンクM¥3,500グリーンL¥6,000テラコッタ素材のフラワーベース。ひとつひとつ職人が手でペイントしており、クラフト感のある仕上がりです。アデラフラワーベースSグリーン¥3,500Mブルー¥5,500Lピンク¥15,000円形のフォルムがお部屋のアクセントになる、オブジェ要素の強いレジン素材のフラワーベース。(下段左から)グレッタバスケットSオレンジ¥2,800Mブルー¥4,800ウィズハンドル¥4,800鮮やかな色づかいが特徴のバスケット。アートフラワーを挿してフラワーベースやオブジェとして飾るのもおすすめです。フェイスジュエリーラック全3色¥1,200マティス作品からインスピレーションされたフォルムのジュエリーラック。スカールジュエリートレイ全2色¥1,500オブジェとしても楽しめる、個性豊かな石膏モチーフのジュエリースタンドトレイ。・アートプランツ生花には表現できない造花ならではのビビッドなカラーリングを楽しめるアートプランツ。水やりなどのお手入れ不要で枯れる心配もないので、気軽にインテリアに取り入れられるアイテムです。カラフルなフラワーベースとの組み合わせがおすすめです。(左から)アートプランツドラセナ全3色各¥1,400アートプランツパンパス全3色各¥1,000アートプランツクラスペディア全4色¥1,200・ファブリック大きな家具は変えられない一方で、ファブリックアイテムはお部屋の印象をがらりと変えることのできるアイテムです。クッションカバーなどはシーズンごとに替えやすいアイテムなので、春はカラフルな色味を取り入れて、いつもと違ったテイストに挑戦してみるのもおすすめです。(上段左から)20SS-142マルチ¥4,50020SS-143マルチ¥3,50020SS-131マルチ¥4,50020SS-141レッド¥2,00020SS-168イエロー×ピンク¥3,50020SS-007ネイビー¥3,50020SS-176グリーン×オレンジ¥4,00020SS-145マルチ¥3,00020SS-115ライトグリーン¥3,00020SS-074イエロー¥3,00020SS-089ネイビー¥3,50020SS-126イエロー×シルバー¥1,500(下段左から)フロレシアシリーズ全2色まくらカバー¥2,500掛け布団カバーS¥9,000掛け布団カバーD¥11,000※SDなし全面に花柄をプリントした華やかなデザイン。細く丈夫なコットン100%生地を使用しているため、非常に滑らかで上品な光沢のある風合いです。ボタニカシリーズまくらカバー¥1,500掛け布団カバーS¥5,000掛け布団カバーSD¥5,500※Dなしシワになりにくいポリエステル混生地を使用。ネイビー地にピンクの花柄が華やかな印象のデザインです。イルーアラグ全2色M¥25,000L¥35,000密度が高く、パイルの断面が滑らかな仕上がりになっているラグ。柄の際にカービングでラインを施すことで、柄に立体感を持たせたました。ピーフラグ¥15,000光沢感のある生地が、お部屋の印象をゴージャスに仕上げてくれるスカーフ柄のラグ。・ルームウェア・ルームシューズレモンや花柄を取り入れたルームウェアは、誰かに見せたくなるような春夏らしいデザイン。ルームシューズとあわせ、自宅でもトータルコーディネートでおしゃれを楽しんでいただけます。(上段左から)ランダムドットオールインワン¥5,000ビビッドフラワーワンピース¥5,000ジオメトリックレモンパジャマ¥6,000オーナメントフラワーパジャマ¥6,000全てFrancfrancのオリジナルデザインで仕立てたルームウェア。ワンピースにはサイドスリットを入れたり、セパレートタイプにはバイカラーの腰紐を付属させたりと、細部にまでこだわりました。(下段左から)ビビッドエンブロイダリールームシューズ全2色各¥2,400バイカラーのパイピングがワンポイントのルームシューズ。スカーフリボンルームシューズ全2色各¥3,000華やかな花柄のプリントを施したサテン生地を、スカーフのようにリボンにしたデザインのルームシューズ。・バス・フレグランスバスルームや洗面台など毎日使う場所にこそ、こだわりのお気に入りアイテムを。フルーツモチーフのタオルや、石造をモチーフにしたルームフレグランスなど、ユニークで目を惹くアイテムはギフトにもおすすめです。(左から)スカーフシリーズ全2色フェイスタオル¥1,200バスタオル¥3,000フルーツモチーフをふんだんに取り入れたビビッドカラーのスカーフ柄タオル。目を惹くデザインで、ギフトにもおすすめです。肉厚で柔らかい触り心地のシャーリング加工です。リナッシメントルームフレグランス全2色各¥3,800プローチダ島の風を感じられるような、爽やかなリーフグリーン&ムスクと、ベルガモット&ジンジャーの香りのフレグランス。ミロのヴィーナスとダヴィデ像を表現したユニークなデザインです。・テーブルウェア地中海らしい彩りが華やかでエキゾチックなテーブルウェアをご用意しました。(上段)ヴィヴァーチェシリーズ全2色プレートS各¥800プレートM各¥1,200プレートL各¥1,600ボウル各¥1,200マグ各¥800カップ&ソーサー各¥1,400ティーポット各¥2,200生き生きとしたタッチで描かれたお花が魅力のセラミックシリーズ。鮮やかな色使いで、食卓がぐっと楽しくなります。(下段左から)ヴィヴァーチェ無地シリーズプレートM全2色各¥900プレートL全2色各¥1,200ディーププレート全3色各¥1,200ビビッドな色使いで、食卓が華やぐプレート。同シリーズの花柄とコーディネートして使用するのがおすすめです。クロチェッタタンブラー全4色各¥900グラスとしてはもちろん、フラワーベースやキャンドルホルダーとしてもご使用いただける形状のカバー付きグラス。プラゴランチマット全4色各¥700ナチュラルな素材感のスラブ糸を使用した生地を、鮮やかな単色で染め上げたシンプルながら品のあるランチマット。(上段左から)ロヴェンテワイングラスロヴェンテシャンパングラス全2色各¥1,000ガラスへの色の吹きつけが難しく、ビビッドカラーの再現に苦労したカラーグラス。日本の食器棚に合うようサイズ調整にもこだわりました。ロヴェンテタンブラー全4色各¥700カラフルなビビッドカラーとチューリップ型のフォルムで個性的に仕上げたタンブラー。(下段)ミオマグローマ全4色¥500ギリシャ建築から着想を受けた形状がポイントのマグカップ。※価格はすべて税込表示です。※商品名、価格、仕様、発売時期等は変更される可能性がございます。・音楽2020年春の音楽は、陽気なリゾート地を感じる軽やかな楽曲Francfrancでは、サウンドプロデューサー・今井了介氏による、シーズンコレクションにあわせた音楽が店内を彩っています。2020年の春は、色彩豊かな南ヨーロッパにあるリゾート地のリラックスした雰囲気と陽気な町が思い浮かぶような、軽やかで躍動感溢れる音楽を制作いただきました。1月31日(金)より、Francfranc店頭※1およびFrancfrancオンラインショップで先行販売開始、Spotifyで先行配信いたします。Spotify Francfranc Official プレイリストサウンドプロデューサー・今井了介さんよりメッセージ皆さまこんにちは。作曲家の今井了介です。春うらら。新芽の息吹を感じるこの季節ならではのリラックスと躍動感。色彩豊かな南ヨーロッパの町や村・ラテンリゾートに飛び交う軽やかな音符...そんな景色が想い浮かびますように!!タイトル:FrancfrancPresents“VividLatinResort”収録曲:全15曲発売日・配信日:2020年1月31日(金)(Francfranc全店店頭先行発売※1、Spotify先行配信)2020年3月4日(水)(iTunes、AppleMusic、AWA、LINEMUSIC、CDショップ他)価格:¥2,017(税込)※1:FrancfrancBAZARではお取り扱いがございません。・春夏シーズンビジュアルはTheBardosが撮影パリを拠点に、世界各国のファッション誌などの撮影を手がけ活躍するデュオフォトグラファーTheBardos(ザ・バルドス)に、春夏のシーズンビジュアルを撮り下ろしていただきました。彼らのビビッドな色づかいを得意とする作風と、春夏のシーズンテーマ「VividLatinResort(ビビッド・ラテン・リゾート)」とが合致したため、今回のオファーに至りました。TheBardos(ザ・バルドス)プロフィールパリを拠点に活躍するデュオフォトグラファー「TheBardos(ザ・バルドス)」。南アフリカ出身のリンジーとコロンビア出身のトアにより結成され、スチール、動画などの撮影はもちろん、一緒に笑い、時には些細なことで喧嘩し、素晴らしい時間を共有している。世界各国のファッション誌の他、ブランドのキャンペーン写真、アーティストやミュージシャン、ブランドなどの動画も手がけ、その独特の感性と色を生かした作品には一目置かれている。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年01月19日17世紀バロック絵画の開拓者として活躍した画家カラヴァッジョを紹介する展覧会『カラヴァッジョ展』が、名古屋市美術館で本日10月26日から12月15日(日)まで開催される。劇的かつ生々しい表現で、宗教画や神話の世界を描いた、イタリアの巨匠カラヴァッジョ。その38年間の人生で残した作品は非常に少なく、また、イタリア国外への貸出は非常に厳しいとされている。今回の展覧会では、そのうち約10点(帰属作品を含む)と同時代の画家たちの作品約30点が展示される。3章で構成される会場は、カラヴァッジョの人生そのものを表しているといえよう。第1章では、1600年前後のローマで活躍した、青年期のカラヴァッジョと同時代の画家たちの作品が並ぶ。続く第2章では、カラヴァッジョと17世紀のナポリの画壇を紹介。光と闇の表現を体感できるだろう。そして第3章では、晩年のカラヴァッジョと彼に影響を受けた画家たちの作品を見ることができる。中でも、カラヴァッジョの晩年の作品で、名古屋市美術館のみの公開となる《ゴリアテの首を持つダヴィデ》は旧約聖書を元にした絵画。写実的でありながらドラマティックに描かれている。カラヴァッジョを大きく取り上げた展覧会は、日本で3度目、東海地方では18年ぶり、名古屋では初となる。カラヴァッジョの斬新な画風は、同時代の画家に多大な影響を与え、レンブラントやラ・トゥールが登場する下地をつくったともいえる。栄光と狂乱に満ちた、カラヴァッジョの激動の画家人生を本展でたどってみてはいかがだろうか。【関連リンク】 展覧会特設サイト( )ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《リュート弾き》1596-97年頃 個人蔵ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《メドゥーサの盾(第一ヴァージョン)》1596-98年頃 個人蔵ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《法悦のマグダラのマリア》1606年 個人蔵ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《洗礼者聖ヨハネ》1609-10年 ローマ、ボルゲーゼ美術館蔵(c) Ministero per i beni e le attività culturali – Galleria Borghese
2019年10月26日こんにちは!アートディレクターの諸戸佑美です。「ナポリを見てから死ね」ということわざを聞いたことがありますか?ナポリの風光を見ずに死んでしまっては、生きていた甲斐がないという意味ですが、南イタリアの玄関口ナポリは、温暖な気候と美しい風景が多いことから観光都市として知られています。ナポリ湾一帯の景観の美しさに加え、世界遺産にも登録されたナポリ歴史地区が存在、紀元前から築かれた建築物や彫刻などぜひ目にしたいものですね。【シネマの時間】第55回は、そんなナポリを舞台に現代に生きる人々の心の闇を描いた話題作、映画『ナポリの隣人』をお送りします!『小さな恋人』『家の鍵』『最初の人間』など人と人とのつながりを、時に冷徹に、時に優しさを込めて描いてきたイタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作。母の死が原因で不仲になっていた父と娘が、父の隣家の家族に起こった事件をきっかけに、不器用ながらも関係を少しずつ見つめ直していく姿が愛おしく心に迫ります。わかり合えず、すれ違い、他者との関係が希薄になった社会のなか、心の繋がりや愛を渇望している人々。本作においては誰もが孤独ですが、映画の終盤で、娘のエレナがアラブの詩人から引用する「幸せは、目指す場所でなく帰る家だ」という言葉が印象的です。主演のレナート・カルペンティエーリは、本作でイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダビッド・デ・ドナテッロ賞、イタリアゴールデングローブ賞、ナストロ・ダルジェント賞というイタリアの主要映画賞で三冠を達成。どうぞこの機会に映画館でお楽しみください!■映画『ナポリの隣人』あらすじー南イタリア・ナポリを舞台に南イタリア、ナポリ。かつて家族と暮らしたアパートに、ひとりで暮らす元弁護士のロレンツォ(レナート・カルペンティエーリ)。誠実な人柄でしたが、不正な裁判を多く行ったため悪名高き弁護士と言われ、いまは引退しています。妻は数年前に亡くなり、家族はアラビア語の法廷通訳をするシングルマザーの娘エレナ(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)と、クラブの経営難で度々金をせびりに来る息子サヴェリオ(アルトゥーロ・ムセッリ)。しかし関係は悪く、最近はロレンツォが暮らすアパートの権利問題で揉めています。エレナは、母の死の原因が父の裏切りによるものと信じ、ずっと許せずにいました。ある日、ロレンツォは、向かいの部屋の前に座り込む女性ミケーラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)と出会います。鍵を持たずに出かけ、部屋に入れず困っているミケーラは、最近夫のファビオ(エリオ・ジェルマーノ)とふたりの子どもたちと越してきたばかりでした。部屋同士がバルコニーで繋がっていることから、ミケーラを自宅に招き入れたロレンツォは、彼女の人懐こい性格と屈託のない笑顔に心を許し、次第に仲を深めていきます。気難しいところのあるロレンツォでしたが、向いの家に引っ越してきた若い夫婦ファビオとミケーラ、ふたりの子どもたちと親しくなり、お互いの家を行き来し合う疑似家族のような関係になります。隣家のランチに招かれ、まるで本物のおじいちゃんのように子どもたちと遊び、ミケーラとファビオと楽しく食事をし、実の家族とは得ることがなかった穏やかな時間を過ごすロレンツォ。子どもの頃の苦い記憶を思い出し、ナポリでの生活の不安を吐露するファビオには「私は隣にいる、ノックすればいい。それがこの町のやり方だよ」と父親のように励ますのでした。しかし、その平穏な日々は、幸せに見えた一家に起こった思いがけない事件で、突然幕を閉じることになります。ある日の夜、帰宅したロレンツォはアパートの前におびただしい数のパトカーと救急車が止まっていることに気づきます。無理やり隣家に入ると、そこには拳銃を握りしめたまま横たわるファビオの遺体が……。ミケーラとふたりの子どもを撃ち、最後にファビオも自殺したのでした。ロレンツオは、意識不明の重体で病院に運ばれたミケーラの元に駆けつけます。ミケーラの父親のふりをして緊急病棟に入り込み、ミケーラの側で語りかけるロレンツオ。事件のことを聞いて病院を訪れたエレナとサヴェリオは、ロレンツォを連れ戻そうとするのですが……。「家族でもないのに」と問い詰めるサヴェリオ。そのとき、ロレンツォは?ミケーラの意識は回復するのでしょうか?父ロレンツォとエレナたちは、わかり合うことができるのでしょうか?■映画『ナポリの隣人』作品紹介2019年2月9日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー!公式サイト:監督・原案・脚本:ジャンニ・アメリオ原題:LA TENEREZZA (イタリア映画祭2018上映題「世情」)原作:ロレンツォ・マローネ原案:アルベルト・タラッリョ、キアラ・ヴァレリオ脚本:ジャンニ・アメリオ、アルベルト・タラッリョ撮影:ルカ・ビガッツィ音楽:フランコ・ピエルサンティ主題歌:アレルタ製作年:2017年製作国:イタリア、イタリア語上映時間:108分字幕翻訳:岡本太郎配給:ザジフィルムズ提供:ザジフィルムズ、朝日新聞社©︎2016 Pepito Produzioni■映画『ナポリの隣人』キャストレナート・カルペンティエリ=ロレンツォジョバンナ・メッツォジョルノ=エレナミカエラ・ラマゾッティ=ミケーラエリオ・ジェルマーノ=ファビオグレタ・スカッキ=アウロラアルトゥーロ・ムセッリ=サヴェリオジュゼッペ・ジーノ=ジュリオマリア・ナツィオナーレ=ロッサーナレナート・カルペンティエーリ・Jr.=フランチェスコビアンカ・パニッチ=ビアンカジョバンニ・エスポジート=ダヴィデ【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年01月31日古代ギリシャ・ローマとルネサンスに追求された男性美、筋肉美を堪能できる「ミケランジェロと理想の身体」展(東京・上野の国立西洋美術館にて9月24日まで)。その公式キャラクターとして人気を博しているのが、ミケランジェロ爺さん(通称・ミケ爺)の弟子「ミケニャンジェロ(通称・ミケにゃん)」だ。一生懸命に作品を彫る姿がニャンともかわいいミケにゃんの生みの親は、本誌連載「ラガーにゃん」でおなじみの漫画家・そにしけんじ先生。そこで、その誕生秘話を聞いた。「『ミケランジェロと理想の身体』展が略して『ミケ展』と呼ばれていたことから、猫を使ったキャラクターを作ってほしいと依頼されました。すぐに“ミケランジェロが飼っている猫”というイメージで『ミケニャンジェロ』というキャラの名前が浮かびました。猫種は“ミケにゃん”にちなんで三毛猫」そにし先生はミケにゃんの設定をこう続ける。「飼い主さんのまねをして見よう見まねで彫刻を作っているかもしれない。彫刻家なので、芸術家の証しであるベレー帽をかぶらせ、その作品名も本家の『ダヴィデ=アポロ』の猫バージョンということで“ニャヴィデ=ニャポロ”と命名してみました(笑)」こうして誕生したミケにゃん&ミケ爺。芸術界最高の癒しのコンビはこの夏いちばんのかわいさです!
2018年08月06日話題のスポットに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、理想の身体美を見に行ってきました!「最後の審判」などの絵画で知られる、ミケランジェロ。実は彼、自らを「彫刻家」と呼んでいました。そんな天才の真骨頂とも呼ぶべき彫刻品が楽しめる「ミケランジェロと理想の身体」が国立西洋美術館にて9月24日まで開催中。本展では、世界に約40点しか現存しないミケランジェロの大理石彫刻から、傑作といわれる『ダヴィデ=アポロ』と『若き洗礼者ヨハネ』が初来日。ミケランジェロの彫刻作品が、所蔵元から離れるのはかなり貴重なことだそう!この2つを核として、古代ギリシャ・ローマとルネサンスの両時代の芸術家がつくりあげた理想の身体美に迫っていきます。隆々たる男性の彫刻のほか、幼児のぷよぷよムチムチした体形の彫刻もさわりたくなるほどにリアリティがあって、楽しめました。そしてお目見えした『ダヴィデ=アポロ』。肩に手を回したポーズが特徴です。未完ゆえに、聖書の英雄ダヴィデか、はたまたギリシャの神・アポロなのか、謎に包まれています。後ろもじっくりと見ることができるので、ぜひチェックを。『若き洗礼者ヨハネ』は、20世紀前半にスペインの内戦によって被害を受けたものの、長年の修復でよみがえりました。ミケランジェロが20歳でこの作品を仕上げたという事実に、天才ぶりを改めて実感します。絵画もいいけど彫刻鑑賞も楽しいかも、と思えた展覧会でした。《ダヴィデ=アポロ》ミケランジェロ・ブオナローティ1530年頃フィレンツェ、バルジェッロ国立美術館蔵高さ147cm大理石Firenze, Museo Nazionale del Bargello / On concession of the Ministry of cultural heritage and tourism activities
2018年07月30日展覧会「ミケランジェロと理想の身体」が、2018年6月19日(火)から9月24日(月・休)まで、東京・上野の国立西洋美術館にて開催される。ミケランジェロをはじめ、ルネサンスと古代ギリシャ・ローマの芸術作品約50点集結ミケランジェロ・ブオナローティは、彫刻、絵画、建築の各分野で名をなし“神のごとき”と称されたイタリア・ルネサンスの芸術家だ。多彩な分野にわたるミケランジェロ作品の中でも注目したいのは、ミケランジェロ芸術の神髄である彫刻。「ミケランジェロと理想の身体」では、世界に約40点しか現存しないミケランジェロの大理石彫刻のうち、傑作《ダヴィデ=アポロ》が日本初公開となる。その他、ルネサンスと古代ギリシャ・ローマの大理石およびブロンズ彫刻、壁画、油彩、素描、陶器など、日本初公開を含む作品約50点が集結する。様々な切り口から男性美の表現を捉えるとともに、ミケランジェロに影響を与えた古代作品、そしてミケランジェロから影響を受けたルネサンスの作品を紹介。古代とルネサンス期における理想の身体美の表現に迫る。日本初公開 《ダヴィデ=アポロ》日本初公開となる《ダヴィデ=アポロ》は、そのモチーフが聖書の英雄ダヴィデか、ギリシャの神アポロか解釈の分かれる彫刻作品。両者とも必殺技を飛び道具としているが、作品の飛び道具の正体は明かされないままとなっている。《ダヴィデ=アポロ》に見られる身体の重心を片側にかけた体勢の「コントラポスト」は、古代ギリシャ彫刻の古典的なポーズ。しかし、重心と動きを対角線上に表現する古代の規範とは逆に、重心を置く足、動きのある腕はどちらとも左側となっている。大きく振り上げた左腕によって上半身がねじれ、前に右足を突き出して身体全体で螺旋を描く。頭から足元にかけての緩やかなS字カーブのような造形が、しなやかな美しさを表している。制作途中でミケランジェロがフィレンツェを離れ、あとに残された《ダヴィデ=アポロ》。表面に残された無数のノミ跡が、ミケランジェロの彫刻技法の秘密を物語る。「どんな石の塊も内部に彫像を秘めている。それを発見するのが彫刻家の仕事だ」と語ったミケランジェロにとって、彫られるべき内部の像は、すでに彫り出されていたのかもしれない。未完なのか、実は既に完成しているのかも、謎のままだ。詳細ミケランジェロと理想の身体会期:2018年6月19日(火)~9月24日(月・休)会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園7-7休館日:月曜日、7月17日(火)ただし、7月16日(月・祝)、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、9月24日(月・休)は開館時間:9:30~17:30(金、土曜日は21:00まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料:一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円、中学生以下無料※()内は前売りおよび20名以上の団体料金※前売券は2018年3月21日(水・祝)から6月18日(月)まで、展覧会公式サイト、主要プレイガイドにて販売(手数料が発生する場合あり)。国立西洋美術館では、開館日のみ、2018年6月17日(日)まで販売※心身障害者および付添者1名は無料(入館時に障害者手帳を提示)
2018年02月17日この数シーズン、ピッティウオモからミラノへプレゼンテーション発表の場を移し、ブランドのDNAであるイタリアンクラシコの技術を生かした新しいブランドの世界観を打ち出しているボリオリ(BOGLIOLI)が16日、16-17AWコレクションを初のランウェイ形式で発表した。今シーズンよりデザイナーとして起用されたのはグッチ、アルマーニで経験を積んだダヴィデ・マレッロ。前シーズンの明るいカラーが影を潜め、バーガンディ、茶、ブルー、グリーンといったアーシーなカラーをニュアンスのある糸使いで深みを表現しており、幾重にも重ねたトーンが全体をグレイッシュに包んでいる。ボリオリを代表する芯地を省いたカーディガンのようなジャケット、ウールのローブコートなどベーシックなクラシカルなアイテムを中心に、軽さと柔らかさに重点が置かれたコレクション。ざっくり編んだニットに太めのパンツとボストンバッグ、フード付きのビッグシルエットのコート、ウィメンズのパンツスーツなど、ミラノのモード系ブランドとしての方向性を垣間見せつつ、ボリオリ本来のサルトリア精神に忠実なルックで構成された、緩やかに変化への序章を感じさせるコレクション。Text: 野田達哉
2016年01月23日ボリオリ(BOGLIOLI)がメンズ、レディスのクリエイティブディレクターとしてダヴィデ・マレッロ(Davide Marello)の就任を発表した。ボリオリがクリエイティブディレクターを起用するのは初めてのこと。ダヴィデによるニューコレクションは1月に行われる2016秋冬ミラノメンズコレクションで発表される。ボリオリは昨年からそれまでコレクションを発表してきたフィレンツェのピッティ・ウオモから、ミラノメンズの期間中にミラノでのプレゼンテーションに変更しており、ミラノに旗艦店もオープン。今年9月には東京・丸の内にも日本1号店となる旗艦店を出店し、その時に来日していたジョバンニ・マヌッチCEOは「ボリオリの誇るイタリアの伝統的なテーラーリングの技術をより広く、モダンに提案していく挑戦を現在考えている」と話しており、ブランドのトータルな発信力の強化が急がれていた。今回の発表では「我々の顧客は、ボリオリのジャケットのモダンでタイムレスな点を評価してくれている。しかし、急速に変化する現代においてブランドの歴史や価値をより深く知りたいという人が増えている。今回のクリエイティブディレクターの起用により、さらなるブランドの革新とエクセレンスとエレガントを深めていきたい」とコメントしている。新ディレクターのダヴィデ・マウロはミラノ在住。祖母が裁縫師だったという影響から、早くからファッション業界のキャリアをスタート。ジョルジオ・アルマーニでキャリアを積み、グッチで9年間メンズのフォーマルの責任者を務めた。Text:野田達哉
2015年11月06日ジョージ・クルーニーが監督・主演を務め、“美術品救出”プロジェクトに挑む男たちを描く『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開が、このほど決定した。戦闘経験ゼロの特殊部隊「モニュメンツ・メン」は、ナチスにより強奪されていく世紀の美術品の奪還のため、ヨーロッパ各地の戦場へ飛び、自力で美術品を次々と取り戻していく。一方、戦争の敗北を悟ったヒトラーは、今度は強奪した美術品の破壊を決断する…。果たして、命がけのミッションを彼らはどのように成し遂げるのか!?レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ヤン・ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ロダン「ダヴィデ」、ミケランジェロ「ブルージュの聖母子像」、レンブラント、ピカソ、マチス――。第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かったある特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を描く本作。一度日本での公開中止の憂き目にあいながらも、このほど再度日本公開が決定。美術については筋金入りのプロ、しかし戦闘は全くのド素人の7人の男たちの実話に基づく本作に感銘したジョージが、監督・製作・脚本・主演を務め映画化を実現させた。ほかにも、リドリー・スコット監督作『オデッセイ』の公開を控えるマット・デイモン、『ヴィンセントが教えてくれたこと』のビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な面々がキャストに名を連ねる。“ナチスが強奪していった美術品の奪還”という、まさに史上最大最高額のトレジャー・ハンティングに挑む7人の男たちの活躍を描く本作。俳優としてはもちろん、監督としても『コンフェッション』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』などといった力作を生み出してきたジョージの演出にも注目だ。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日日本での公開が中止となっていたジョージ・クルーニー監督・主演『ミケランジェロ・プロジェクト』が、11月6日に日本公開されることが30日、明らかになった。本作は、70年前の第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かった特殊部隊「モニュメンツ・メン」を描いた実話。芸術という文化を後世に残すため、命をかけた無名の英雄たちがいた事実を埋もれさせるわけにはいかないという思いと、公開を楽しみにしていた映画ファンからの熱い声に後押しされ、このたび日本での公開が決定した。美術については筋金入りのプロだが、戦闘はド素人という7人の男たちによる特殊部隊「モニュメンツ・メン」のミッションは、ナチスが強奪していった美術品の奪還。彼らがいなければ、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』、ヤン・ファン・エイク『ヘントの祭壇画』、ロダン『ダヴィデ』、レンブラント、ピカソ、マチス、そして、ミケランジェロ『ブルージュの聖母子像』といった名作名画は現存していなかったのだ。「モニュメンツ・メン」の存在に感銘を受けたジョージ・クルーニーは、自ら監督・製作・脚本・主演を務め、キャストには『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモン、ゴールデングローブ賞ノミネート俳優ビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な顔ぶれが集結。知られざる英雄たちの活躍を娯楽性豊かに映画化した。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年07月31日イタリア生まれのレザーグッズブランド「フルラ(FURLA)」の2013年秋冬コレクションのイメージムービーが公開された。ブラックを基調にした3つの映像が制作されている。今シーズンのコンセプトは「ブラック トゥ ザ フューチャー(Black to the Future )」。キーカラーとなるブラックに、ウィンタースポーツからインスピレーションを得たアクティブなカラーや異なる質感の素材、シベリアンタイガープリントなどを組み合わせ、新しいブラックスタイルを提案している。今回公開されたイメージムービーは、3つのテーマで制作された映像によって構成されている。1つ目は、ドイツから空輸された本物のシベリアンタイガーと、砕け散る氷や毛並みからこぼれる水の雫によって、野生的ながらもエレガントな映像に仕上がっている。2つ目は新作「コルティナ(CORTINA)」などの鮮やかなカラーバリエーションから着想を得ている作品。アイスリンクの上を白い衣裳に身を包んだアイススケーターが躍動的に舞い踊り、その姿を白い花に投影させ、表現している。そして最後は、人気シリーズの「キャンディ(CANDY)」が水に飛び込み、水の形状が変わっていく様子を一粒一粒精密に捉え、冬の冷たさを表現。3作品の中で唯一色を持つ映像となっている。ディレクションを担当したのは、フルラ財団が支援するイタリアの新進アーティスト「ダヴィデ・ベドーニ(Davide Bedoni)」。彼は2013年の年間を通して行われているアートプロジェクト「キャンディクール(CANDYCOOL)」でもディレクターを務めている。同プロジェクトは、大人気シリーズ「キャンディ(CANDY)」と各国のブロガーやアーティストがコラボレーションをし、バッグに装飾を施してカスタマイズするというもの。イメージムービーは、撮影の舞台裏を映したメイキング映像とともに、ブランド公式サイトにて公開されている。【問い合わせ先】フルラジャパン株式会社所在地:東京都港区北青山3-3-11 ルネ青山ビル7階電話番号:03-5770-4161元の記事を読む
2013年08月27日英語圏の方でよくある名前のMichael(マイケル)。このMichaelという名前は、英語圏だとこのように読みますが、ドイツ語ではミハエル、スペイン語ではミゲル、フランス語ではミシェル、と言語が違うと読み方が変化します。今回は、マイケルのようなよくある外国人の名前が、言語の違いでどんなふうに変わるのかご紹介します。●George(英語読み:ジョージ)アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンなどが有名です。このジョージも言語で読み方が大きく変わります。フランス語……ジョルジュドイツ語……ゲオルグイタリア語……ジョルジョスペイン語……ホルヘ世界的に有名な「おさるのジョージ」も、ドイツだと「おさるのゲオルグ」になります。なんだか強そうです。●Peter(英語読み:ピーター)ピーター・パンなどで有名なピーター。新約聖書の使徒のペトロに由来する名前だそうです。ほかの言語では、フランス語……ピエールドイツ語……ペーターイタリア語……ピエトロスペイン語……ペドロとなっています。フランスではピエール(Pierre)がピーターに対応する名前なのだとか。ということは、ピエール・パンになるのでしょうか?●William(英語読み:ウィリアム)現在のイギリス王室の開祖となったウィリアム1世をはじめ、数多くの有名な外国人に付けられている「ウィリアム」という名前。これが別の言語になると……フランス語……ギヨームドイツ語……ヴィルヘルムイタリア語……グリエルモスペイン語……ギリュルモとさまざまに変化します。頭の上に載せたリンゴを弓矢で撃ち抜いたウィリアム・テルの場合、ドイツ語読みだとヴィルヘルム・テルとなります。かっこよくなった気がします。●Robert(英語読み:ロバート)日本だとお笑い芸人のトリオ名として有名なロバート。これも英語読みです。ほかの言語の場合は……フランス語……ロベールドイツ語……ルプレヒトイタリア語……ロベルトスペイン語……ロベルトとなります。どれもそこまで大きな変化はありませんが、ドイツ語だけ大きく変わっていますね。お笑い芸人のロバートも、ドイツに行ったら「ルプレヒト」と名乗るといいかもしれません。●Steven(英語読み:スティーヴン)スティーヴン・キングやスティーヴン・スピルバーグなどが有名なスティーヴンという名前。ギリシャ語で「冠」を意味する言葉が由来だそうです。ほかの言語にすると、フランス語……エティエンヌドイツ語……シュテファンイタリア語……ステファノスペイン語……セバスチャンとなります。ちなみにスティーヴン・スピルバーグをドイツ語読みにすると、シュテファン・シュピールベルクになります。どちらにしろインパクトのある名前ですよね。●Henry(英語読み:ヘンリー)イングランドの王であるヘンリー1世や、小説家のオー・ヘンリーなどが有名な「ヘンリー」。家長を意味するので、長男に付けるのが原則なんだそうです。他言語だと……フランス語……アンリドイツ語……ハインリイタリア語……エンリコスペイン語……エンリケとなります。フランスの有名サッカー選手のアンリの場合、スペイン語圏だとエンリケになってしまうんですね。アンリはスピードが持ち味の選手ですが、エンリケと聞くとなぜだかゴツいイメージになってしまいます。●David(英語読み:デイヴィッド)デイヴィッド・ボウイやデイヴィッド・ベッカムなどの有名人がまず頭に浮かぶこの名前。ほかの言語だとこうなります。フランス語……ダヴィドドイツ語……ダーヴィトイタリア語……ダヴィデスペイン語……ダビド有名な彫刻のダヴィデ像は英語圏の国だとデイヴィッド像という読み方になりますね。なんだか最近の彫刻っぽくなった気がします。●Catherine(英語読み:キャサリン)英語圏の女性によく見かける「キャサリン」という名前。「カタロス」というギリシャ語が語源になっているといわれています。別の言語だと……フランス語……カトリーヌドイツ語……カタリーナイタリア語……カテリーナスペイン語……カタリナどれも「Ca」を「カ」と読むのが共通していますね。女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズをフランス読みにすると、カトリーヌ・ゼタ・ジョーヌになります。●Margaret(英語読み:マーガレット)花の名前や、日本では少女向け雑誌の名前としても有名です。イギリスの元首相のマーガレット・サッチャーも広く知られていますね。さて、違う言語だとどう変わるのでしょうか?フランス語……マルグリットドイツ語……マルガレーテイタリア語……マルゲリータスペイン語……マルガリータ英語圏以外だと、主に「Mar」を「マル」と読むようですね。ちなみにイタリアのピザ・マルゲリータは、イタリアの王妃マルゲリータが由来なのだとか。もしフランス語圏でこのピザが生まれていたらマルグリットという名前になっていたかもしれませんね。このように、外国の名前というのは言語の違いでさまざまに変化しています。読む人の認識によって名前が変化するのは、面白いですね。ほかにも、英語の「シーザー」がドイツ語では「カイザー」だったり、エリザベス女王の「エリザベス」がスペイン語では「イサベル」だったりと、言語によって変化する名前はたくさんあるので、気になる人はぜひ調べてみてください!(貫井康徳@dcp)
2013年02月06日