オースティン・バトラーとダーレン・アロノフスキーが初のコンビを組むことになった。犯罪スリラー映画で、タイトルは『Caught Stealing』。原作はチャーリー・ヒューストンの小説。ヒューストン自身が脚色を手がける。バトラーが演じる主人公は、ニューヨークの闇世界に足を踏み入れることになる元野球選手。ソニー・ピクチャーズが製作配給を手がける。バトラーの最近作は『デューン砂の惑星PART 2』。アロノフスキーの最近作は、ブレンダン・フレイザーをオスカーに導いた『ザ・ホエール』。映画『デューン 砂の惑星PART2』公開中(C)2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.文=猿渡由紀
2024年03月28日ダーレン・アロノフスキーのデビュー作である映画『π〈パイ〉 デジタルリマスター』が、2024年3月14日(木)よりホワイトシネクイントほかにて公開される。数字に取りつかれた男の妄想、狂気のカルトムービー映画『π』は、『ブラック・スワン』や『ザ・ホエール』も手掛けたダーレン・アロノフスキーが監督を務めた、衝撃のデビュー作。数字に取りつかれた男の妄想を、モノクロームで構築した先鋭的な視覚世界と聴覚を襲うサウンドで表現したカルトムービーだ。サウンドトラックにはマッシヴ・アタックや、エイフェックス・ツイン、ロニ・サイズなどが参加しており、全編にわたり流れるBGMは『π』以降、『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』など多くのアロノフスキー作品を手掛けるクリント・マンセルが担当。緊張感を煽るサウンドが、鬼気迫る映像に拍車をかけている。デジタルリマスターを経てより鮮烈に不安が脳に侵食し、増殖していくかのような狂気を映し出す『π』は1998年のサンダンス映画祭で「デヴィッド・リンチとキューブリックの世界を合わせもつ」と絶賛され、最優秀監督賞を受賞。そんな『π』が、A24によるデジタルリマスターを経て、より鮮烈にスクリーンに蘇る。主人公マックスの変わっていく姿や、目まぐるしく映し出される街、薬、銃、そして数字の描写に注目だ。映画『π〈パイ〉デジタルリマスター』あらすじ天才的IQと数学能力を誇るマックス・コーエン。宗教真理からウォール街の株価予測まで、世界は全て数式で説明できると確信しており、マンハッタン・チャイナタウンの自宅にある自作コンピューターで日々神秘の数字の法則探しにのめり込んでいる。そして、ついに核心に触れると思った瞬間、彼は謎の組織から付け狙われはじめ、そして彼の脳内には異常な変化が起こり始める。【詳細】映画『π〈パイ〉 デジタルリマスター』公開日:2024年3月14日(木)監督:ダーレン・アロノフスキー出演︓ショーン・ガレット、マーク・マーゴリス、スティーヴン・パールマン原題︓π配給︓ギャガ
2024年02月08日ブレンダン・フレイザー主演、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『ザ・ホエール』よりメイキング映像が解禁された。本年度アカデミー賞3部門(主演男優賞・助演女優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、ますます注目が集まる本作。この度解禁されたメイキング映像では、ブレンダン・フレイザーが特殊メイクで272キロの巨体の男チャーリーに変身する様子が捉えられている。映像ではブレンダンがスタッフ2人の手によって次第に肉付きのよいチャーリーに変貌していく様子がタイムラプスで切り取られる。メイクの途中で寝落ちしてしまう姿も収められているが、なんとこのメイクにかかった時間は4時間超。撮影期間はおよそ40日間に及び、毎回スタジオに早入りし4時間かけてチャーリーになるための特殊メイクを施していたという。肉体的にも精神的にもハードな撮影を行っていたことがうかがい知れる。体重272キロのチャーリーの姿は、人間として精神の極限状態であること、命を脅かすほど深刻な状態であることが伝わらなくてはいけないと考えていたアロノフスキー監督。しかし、顔を分厚いメーキャップで覆いすぎて、様々な感情を示す表情が見えづらくなることは絶対に避けなくてはならない。そこで監督は、『ファウンテン 永遠につづく愛』『ノア 約束の舟』『マザー!』でも度々タッグを組み、絶大な信頼を寄せるプロセティック・メーキャップ(特殊メイク)アーティストのエイドリアン・モロットに相談することに。そしてモロットは本作のために史上初の100%デジタル技術による特殊メイクを開発。役柄の身体と彼を演じるフレイザーとの境目が分からないようにし、さらにブレンダンが顔の筋肉を自由に動かせるようにするために、3Dモデリングを使ってデジタル・スカルプチャーを作成。その後、クレイを使ったスカルプチャー作りを省いて、すぐに3Dプリントを行った。全ての特殊メイクをデジタル技術で作りだす方法は今回が長編映画初の試みとなり、見事、本年度アカデミー賞<メイクアップ&ヘアスタイリング賞>へのノミネートへと繋がった。またボディも同様にデジタル技術で制作が行われた。ファットスーツは5人がかりで着脱せねばならないほどの重みがあり、ブレンダンは「あれを着た状態で動けるようになるまで、徹底的なトレーニングを行った。そんなところに筋肉があったのか、と思うような筋肉がたくさん鍛えられたよ。肉体的には今まで演じてきた役の中でダントツでハードだった。若い頃、砂漠の中で走り回ったことなんて、これに比べればなんてことないよ!(笑)」とふり返る。スーツの中にはF1ドライバーのクールスーツに使われているような冷却システムも内蔵されていたが、暑いことには変わりはなかった。しかし最終的には、スーツを脱いだ際にバランスを失い、眩暈を覚えるほど体に馴染むようになっていたというエピソードも語っている。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
2023年03月09日本年度アカデミー賞3部門ノミネートとなったA24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演による『ザ・ホエール』。この度、予告編&日本版ポスターが解禁となった。第79回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映時より、272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけたブレンダン・フレイザーの演技に絶賛の声が寄せられた本作。ブロードキャスト映画批評家協会賞にて主演男優賞を受賞、さらに全米俳優組合賞(SAG)、英国アカデミー賞(BAFTA)、そして初のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした。また、『ザ・メニュー』をはじめ話題作への出演が相次ぎ、同賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、「ストレンジャー・シングス」シリーズで活躍目覚ましいセイディー・シンクらが脇を固める。恋人を亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避をするように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩行器なしでは移動もままならず、親友の看護師リズ(ホン・チャウ)に頼って生活している。病状の悪化で自身の死期が近いと悟ったことで、長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。さらに離婚して以来音信不通だった娘エリー(セイディー・シンク)との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダンが演じたのは、体重272キロ、余命わずかな男・チャーリー。彼はこの役に挑むにあたり、自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用。かつて『ハムナプトラ』シリーズなどでスター俳優として人気を博していたころの面影とは一変。“生涯最高の演技”と称されるほどの熱演を見せる。予告編は、タイトルでもある「ホエール(=くじら)」を想起させるような海辺のシーンや、なぜこのような風貌になってしまったのかを自ら語る姿、自力で歩行もままならない生活が明かされる。娘のエリーからは、「今頃親ぶるの?」と辛辣な言葉を浴びせられ、拒絶されながらも真正面から向き合おうと試みる。何かをするたびに謝ってばかりいるチャーリーだが、唯一の心を許せる友人のリズとの親愛に満ちたやりとりには、深い悲しみを抱えながらもユーモアと純粋さを失わない彼の魅力が溢れている。また、ポスターには「僕は信じたかった。」というキャッチコピーが添えられ、青く澄んだ瞳の奥にたたえるもの悲しさと思慮深い眼差しが印象的。全米では1,721館(※1月30日時点)まで拡大公開され、インディーズ作品の今年のアカデミー賞候補作の中でも、同じくA24製作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とともに1000万ドルを突破し、頭ひとつぬけた大ヒットを記録。この度のノミネートを受けさらに拍車がかかる見通しだ。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
2023年02月02日A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作にしてブレンダン・フレイザー主演で贈る『The Whale』が、『ザ・ホエール』として2023年4月に公開決定。場面写真が解禁となった。ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが、心不全の症状が悪化し命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた…。第79回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映時より主演のブレンダン・フレイザーの演技に絶賛の声が寄せられていた本作は、12月9日より北米6館で限定公開。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を凌ぐ2022年公開作品の1クリーンあたりの数字を記録し、BOX OFFICEは合計360,000USドル、1スクリーン平均60,000USドルの興収を上げた。ヴェネチア国際映画祭にてこれは2022年の1スクリーンあたりの興収平均の最高記録、またアロノフスキー監督作品としては『ブラック・スワン』以来最高のオープニング成績を叩き出している。現地12月21日からは拡大公開、さらに2023年1月に超拡大公開を予定しており、期待が寄せられている。アロノフスキー監督の『マザー!』(17)以来5年ぶりの最新作は、劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇の映画化。初めて舞台をみたその日から長らく構想を温め続けていた企画が10年余りの時を経て、ブレンダンを主演に迎え、かつてないほどに心を揺さぶる物語を生み出した。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。さらに心不全を患い自身の死期が近いことを悟ったことで、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダン・フレイザーハリウッド外国人記者協会元会長によるセクハラのためハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたブレンダンが、272キロの巨体の男チャーリーになりきり、全身全霊で挑むその姿は観る者の心を捉えて離さず圧巻の存在感をみせつける。彼が演じるチャーリーは、大きな勇気を持って演じなければならず、容姿、内面とも脆弱な姿を完全にさらけ出すことを求められたという。ブレンダンは「この役を演じるのが怖かった」と明かし、「自分の限界を越えて深く掘り下げ、わたしのすべてを見せたつもりだ。それがこの映画に焼き付いているよ。あまりにハードでパーソナルな経験だったから、撮影の前と後では違う自分になっていた。このチャンスに感謝している」と語る。アロノフスキー監督は「この映画の登場人物たちは善人でも悪人でもない。僕らと同じようにグレーゾーンの中で生きていて複雑だ。それでも皆お互いに対してのエンパシー(思いやり)を抱いている。以前よりも人々が互いに背を向けているような今だからこそ、重要な問いかけだと思う」とコメント。心をえぐるような喪失と絶望、深い悲しみ、複雑で多くの重荷を抱えながらもどこかチャーミングさと温かさ、知性を兼ね備えるチャーリー。世界から断絶せざるをえなくなった彼が、心の奥底で信じ続ける願い。誰しもが抱える人間の弱さを率直に描いていく。娘のエリー役で「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズで“マックス”役を演じているセイディー・シンク、『ザ・メニュー』『ダウンサイズ』と話題作への出演が相次ぐホン・チャウらが脇を固め、本格化する本年度の賞レースを駆け巡る。『ザ・ホエール』は2023年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Whale 2023年春、全国にて公開
2022年12月21日A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『ザ・ホエール』が2023年4月に全国公開されることが決定し、併せて場面写真が公開された。アロノフスキー監督が『マザー!』(17) 以来5年ぶりに手掛ける最新作は、劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇の映画化。初めて舞台を観たその日から長らく構想を温め続けていた企画が10年余りの時を経て、ブレンダン・フレイザー(『ハムナプトラ』シリーズ)を主演に迎え、心を揺さぶる物語を生み出した。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。さらに心不全を患い自身の死期が近いことを悟ったことで、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。『レスラー』のミッキー・ロークは復活を果たし、『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンはオスカーを獲得するなど、幾度となく主演俳優をオスカーノミネートの場に引き上げてきたアロノフスキー監督。本作では、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたブレンダンが272キロの巨体の男チャーリーになりきり、圧巻の存在感をみせつける。第79回ヴェネチア国際映画祭ではプレミア上映時より主演のブレンダンの演技に絶賛の声が寄せられ、ゴールデン・グローブ賞でも主演男優賞候補入りを果たした。そのほか本作には、活躍目覚ましい若手女優セイディー・シンク(『ストレンジャー・シングス』シリーズ)、話題作への出演が相次ぐホン・チャウ(『ザ・メニュー』『ダウンサイズ』)らが脇を固める。セイディー・シンクホン・チャウアロノフスキー監督は「この映画の登場人物たちは善人でも悪人でもない。僕らと同じようにグレーゾーンの中で生きていて複雑だ。それでも皆お互いに対してのエンパシー(思いやり)を抱いている。以前よりも人々が互いに背を向けているような今だからこそ、重要な問いかけだと思う」とコメント。ブレンダンは「この役を演じるのが怖かった。自分の限界を越えて深く掘り下げ、わたしのすべてを見せたつもりだ。それがこの映画に焼き付いているよ。あまりにハードでパーソナルな経験だったから、撮影の前と後では違う自分になっていた。このチャンスに感謝している」と語っている。<作品情報>『ザ・ホエール』2023 年4月 全国ロードショー監督:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)原案・脚本:サム・D・ハンター■キャストブレンダン・フレイザー/セイディー・シンク/ホン・チャウ/タイ・シンプキンス/サマンサ・モートン公式サイト:
2022年12月21日A24製作の映画『ザ・ホエール』が2023年4月7日(金)に公開される。A24製作×『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督映画『ザ・ホエール』は、『レクイエム・フォー・ドリーム』『ブラック・スワン』などで知られるダーレン・アロノフスキー監督の最新作。アカデミー賞常連となっている気鋭スタジオ・A24とタッグを組み、サミュエル・D・ハンター原作の舞台を実写映画化する。孤独な男が疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする最期の5日間ストーリーは、引きこもりの英語教師である中年男性チャーリーが、離れて暮らす10代の娘と再び心を通わせようとする内容。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリーは、心不全を患い自身の死期が近いことを悟る。そのことをきっかけに、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダン・フレイザーが体重約272キロの“引きこもり教師”に主人公チャーリー…ブレンダン・フレイザー大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。恋人アランを亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリーの体重は272キロ。歩行器なしでは移動もままならないが、頑なに入院を拒んでいる。エリー…セイディー・シンクチャーリーの17歳の娘。8年前に家を出て行ったチャーリーとは長らく疎遠にしていたが、余命幾ばくもないと悟ったチャーリーと再会。幼い頃に愛する父から捨てられた経験がトラウマとなり、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えているエリーは、自分を捨てたチャーリーへの憎悪を剥き出しにする。リズ…ホン・チャウ看護師。チャーリーの唯一の友人であり、チャーリーの恋人だったアランの妹。入院を拒むチャーリーの体調管理と身のまわりの世話をしている。トーマス…タイ・シンプキンスニューライフ教会の若い宣教師。メアリー…サマンサ・モートンチャーリーの元妻であり、エリーの母親。反抗的なエリーとの接し方に悩む。体重272キロの主人公を演じるのは、『ハムナプトラ』シリーズでおなじみのブレンダン・フレイザー。その他、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のセイディー・シンク、『ダウンサイズ』のホン・チャウ、『アイアンマン3』のタイ・シンプキンス、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のサマンサ・モートンらが出演する。第95回アカデミー賞でブレンダン・フレイザーが主演男優賞受賞第95回アカデミー賞では、3部門にノミネートされ、主演男優賞(ブレンダン・フレイザー)、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。ブレンダン・フレイザーはチャーリーを演じるにあたり、メーキャップに4時間を費やし、45キロのファットスーツを着用。演技の延長線としてチャーリーの巨体を作り上げるため、より自然に見えるよう徹底的に研究を尽くしたメーキャップが施されているという。これが功を奏し、見事アカデミー賞を受賞した。尚、主演のブレンダン・フレイザーは、第80回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門 主演男優賞にもノミネート。ブレンダンはハリウッド外国人記者協会と自身との過去の出来事から辞退を事前表明していたにも関わらず、見事主演男優賞候補入りを果たした。映画『ザ・ホエール』あらすじボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた‥‥。【詳細】映画『ザ・ホエール』公開時期:2023年4月7日(金)全米公開日:2022年12月9日監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン原題:The Whale2022年/アメリカ/英語/117分/カラー/5.1ch/スタンダード/字幕翻訳:松浦美奈PG12
2022年11月12日ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門で上映されたダーレン・アロノフスキー監督作『The Whale』(原題)が、6分間のスタンディングオベーションを受けた。主演のブレンダン・フレイザーは、観客から温かく受け入れられたことに感極まって涙し、深々とおじぎ。その様子を収めた動画を、過去に『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』でブレンダンと共演したドウェイン・ジョンソンが、ツイッターでリツイートした。「ブレンダンにこのような素晴らしい拍手喝采が贈られているのを見て、とてもうれしいです。ブレンダンは、私がハリウッドでキャリアをスタートさせるきっかけであり、初出演となった『ハムナプトラ』シリーズでサポートしてくれました。あなたの成功を応援していますよ。それと親友のダーレン・アロノフスキー、おめでとう!」と2人を祝福した。ブレンダンは1990年代後半から2000年代に『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』で主演を務め、人気を獲得。しかし、その後はキャリアの低迷が続いた。2018年にはその原因の一つとして、2003年にハリウッド外国人記者協会の元会長フィリップ・バーグからセクハラ被害を受けたことを明かしていた。『The Whale』で、ブレンダンは体重600ポンド(約272キロ)の中年男性チャーリーを演じている。チャーリーにはゲイの恋人のために家族を捨てたという過去があった。その後恋人が亡くなり、疎遠になっていた17歳の娘(セイディ・シンク)との絆を取り戻そうとするという物語。(賀来比呂美)
2022年09月07日ブレンダン・フレイザーとホン・チャウが、新作映画で共演することになった。タイトルは未定で、監督はダーレン・アロノフスキー。肥満の問題を抱える教師が、ティーンエイジャーの娘との関係を修復しようとする物語で、チャウはフレイザーが演じる主人公の友人を演じるとのことだ。ほかに、サマンサ・モートン、サディ・シンクも出演を検討している。製作はA24。フレイザーは現在、アダム・マッケイ監督の『Don’t Look Up』を撮影中。共演はレオナルド・ディカプリオ、クリス・エヴァンス、メリル・ストリープ、ジェニファー・ローレンス、ティモシー・シャラメら。チャウの最近作は、Amazonプライム・ビデオの『ホームカミング』。文=猿渡由紀
2021年02月12日『レクイエム・フォー・ドリーム』以来21年、ジャレッド・レトとダーレン・アロノフスキー監督が再び組むことになった。作品は『Adrift』。鈴木光司の『仄暗い水の底から』に含まれる短編小説のひとつで、10年前からレトが映画化を望んでいたものだという。プロデューサーは低予算ホラーをヒットさせることで有名なジェイソン・ブラム。アロノフスキーは次に別の映画を監督する予定で、今作はその後になるようだ。レトの最新作は、22日にアメリカで劇場公開とHBO Maxの同時配信が始まる『The Little Things』。共演はデンゼル・ワシントンとラミ・マレック。その後には『モービウス』が控える。文=猿渡由紀
2021年01月29日ジェニファー・ローレンスを主演に迎え、『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が描く驚愕のスリラーとして話題を呼ぶも、日本公開が中止になった問題作『マザー!』。そのBlu-ray&DVDが3月23日(金)よりTSUTAYAにて先行レンタルされることが決まった。本作は、『ブラック・スワン』のように不穏な空気が全編を支配する、アロノフスキー監督にしか作りえない驚愕のスリラー。第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞の候補となったが、その内容から上映時は物議を醸し、喝采とブーイングが入り乱れる結果となった。監督は多くは語らず、映画で描かれる様々な“不可解な事柄”について「何の予備知識もなく見てほしい」と語り、賛否両論が起こったことについては「ローラーコースターみたいな映画だから、勇気がある人だけ乗ってくれれば」とコメントしていた。キャストには、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー主演女優賞受賞のジェニファー・ローレンスと、『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムの2人が不穏な家庭の夫婦役を怪演するほか、『アポロ13』のエド・ハリスと『オリエント急行殺人事件』のミシェル・ファイファーといった名優も競演。本作の撮影がきっかけでアロノフスキー監督と主演のジェニファーが恋仲になる(のちに破局)など、本編内容以外でも様々な反響が起こっている超問題作を、ついに目にすることができそうだ。『マザー!』Blu-ray&DVDは3月23日(金)よりTSUTAYAにて先行レンタル開始、4月25日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日2018年公開される映画の中からシネマカフェライターが期待している作品No.1をご紹介!黒豆直樹:『マザー!』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督×ジェニファー・ローレンス&ハビエル・バルデムによるサイコスリラーと聞いただけで、ゾクゾク! …が、まさかの日本公開中止!?理由も不明?何とかならないんでしょうか…?『マザー!』(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.内田涼:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』スピルバーグの新作2本、ピクサーの新作2本、パシリム2、ジュラ2、インフィニティ・ウォー、SWハン・ソロ…。洋画は超豪華ラインナップで盛り上がり必至!特に前作が傑作すぎた「ファンタビ」第2章はいまから楽しみ。作品の成否はジョニデ次第か?『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(C) 2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights(C) JKR.赤山恭子:『キングスマン:ゴールデン・サークル』マスコミ試写で拝見、試写なのに最高すぎて半分お尻を浮かして叫んでしまった。マシュー・ヴォーンのファンタスティックな演出は無論冴えわたり、新キャラのジュリアン・ムーア&エルトン・ジョン(!)が、あの癖のあるキャスト勢を食わんばかり。期待値、上げに上げても裏切られない。『キングスマン:ゴールデン・サークル』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation新谷里映:『グレイテスト・ショーマン』ヒュー・ジャックマンの『レ・ミゼラブル』超えなるかという期待はもちろん、久々にミュージカル作品出演のザック・エフロンの歌声も楽しみ。サントラを買って映画に登場する全9曲のミュージカル・ナンバーはすでにチェック済み。待ち遠しい!『グレイテスト・ショーマン』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation渡邉ひかる:『犬ヶ島』敬愛するウェス・アンダーソンの新作である上に、舞台は日本。メガ崎市?コバヤシ少年?学校牛乳?和太鼓がドンドコ鳴り響くファニーなアンダーソン・ワールドに身悶えながら、グサッとくる物語に出会える予感。可愛い(気がする)犬たちに、すでに夢中。ウェス・アンダーソン監督/『Isle of Dogs』(原題)明美トスト:『A Star Is Born』(原題)新年もとにかく大作目白押しで色々迷った挙句、王道の『アベンジャーズ』とかはやめまして、ブラッドリー・クーパーとレディガガの豪華コラボによる往年大ヒット作リメイクの『A Star Is Born(原題:スター誕生)』に期待度イチバン決定!ブラッドリー・クーパー&レディー・ガガ(C) Getty Images牧口じゅん:『女は二度決断する』大好きな『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督が描く社会派スリラー。テロにより愛する家族を失った女性が主人公。対立が激化する世界をどう描いているのかが気になるところ。また、各国の賞レースでも絶賛されたダイアン・クルーガーの演技に注目したい。『女は二度決断する』(C) 2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production,corazon international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH賀来比呂美:ディズニー実写版『くるみ割り人形』(『The Nutcracker and the Four Realms』)『トワイライト』のレネズミ役少女が美しく成長し、クララ役で主演。名門バレエ団のソリストやキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマンなど錚々たるキャストに監督はラッセ・ハルストレム。ディズニーならではの幻想的な世界観溢れる予告編からも期待が高まるばかり!冨永由紀:『犬ヶ島』ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメ。近未来の日本でその名も犬ヶ島に隔離された犬たちと、飼い犬を探しに島にやって来た少年の物語。見事に構築された世界、ブライアン・クランストンから野田洋次郎まで、豪華な声のキャスト陣も楽しみ。『犬ヶ島』石井隼人:『ミッドナイト・バス』名匠のもとで助監督経験を積んできた竹下昌男監督による、約14年ぶり2作目となる長編映画監督作。加藤正人の重厚な脚色と竹下監督の尋常ならざる演出力によって、原田泰造、山本未來、小西真奈美、葵わかなが魅せる!大人の鑑賞に堪えうる稀有な邦画と断言!『ミッドナイト・バス』(C) 2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社編集部:『リメンバー・ミー』ここ数年で、唯一泣いてしまった映画。少年ミゲルの冒険を、壮大で美しくカラフルな情景とともにドラマティックに描く「家族の絆」がテーマのディズニー/ピクサー作品。卒業や就職などライフステージの変化がなにかと多い3月、劇場できっとあなたの大切な人たちの意味を気付かせてくれるだろう。『リメンバー・ミー』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2018年01月03日ダーレン・アロノフスキー監督映画『マザー!』。2018年1月19日(金)に日本公開が予定されていたが、2017年11月に公開中止が発表された。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督最新作『レクイエム・フォー・ドリーム』『ブラック・スワン』などで知られるダーレン・アロノフスキーによる最新作で、彼は監督&脚本を担当。アロノフスキー監督ならではの緻密な心理描写とスリリングなタッチで、誰にも予想不可能な展開を描く、サイコ・ミステリーとなっている。『マザー!』ストーリー郊外の一軒家に住む一組の夫婦は、ある夜に突如現れた不審な訪問者によって、穏やかな生活が一転する。翌日も次々と現れる謎の訪問者たち、そんな招かれざる客たちを拒む素振りを見せず次々と招き入れる夫の行動に、妻は不安と恐怖を募らせる。訪問者の行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが、そこで想像もつかない出来事が待ち受ける。すべては現実なのか?それとも彼女の妄想なのか…?主演にジェニファー・ローレンス×ハビエル・バルデム主演を務めるのは、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたジェニファー・ローレンス。彼女は、『マザー!』について次のように話した。「監督が誰かということ。そしてストーリーに共感できるか、チャレンジ精神を刺激されることも大切です。演じることに恐れを感じないようならやってもつまらないですから。マザー!には重要な深いメッセージがあり、私たちが目指していた作品に仕上がったと思います。」また『ノー・カントリー』でアカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムも出演する。ジェニファーが着こなすディオールのドレスジェニファー・ローレンスは、ニューヨークのプレミアでディオール(Dior)を着用。劇中の衣装を思わせる純白のドレスで登場した。作品情報映画『マザー!』※2018年1月19日(金)に日本公開が予定されていたが、2017年11月に公開中止が発表された。監督:監督・脚本:ダーレン・アロノフスキーキャスト:ジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファーほか原題:Mother!(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.
2017年09月07日『ブラック・スワン』で全世界を震撼させた監督・脚本のダーレン・アロノフスキーが仕掛ける衝撃と戦慄の最新作『Mother!』(原題)が、『マザー!』の邦題で来年1月19日(金)より日本公開されることが決定。あわせて場面写真も到着した。郊外の一軒家に住む一組の夫婦、ある夜現れた不審な訪問者によって穏やかな生活が一転する。翌日も次々と現れる謎の訪問者たち、そんな招かれざる客たちを拒む素振りを見せず次々と招き入れる夫の行動に妻は不安と恐怖を募らせる。訪問者の行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが、そこで想像もつかない出来事が待ち受ける。すべては現実なのか?それとも彼女の妄想なのか…!?『ブラック・スワン』『ノア 約束の舟』のダーレン・アロノフスキー監督が手掛ける本作は、未だかつてない衝撃と戦慄のサイコ・ミステリー。監督ならではの緻密な心理描写とスリリングなタッチで、観る者すべてを不安と恐怖のどん底へと突き落し、劇中に散りばめられたパズルのピースが合わさるとき、誰にも予想不可能な展開が待ち受ける…。また本作では、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『ハンガー・ゲーム』『X-MEN』シリーズにも出演するジェニファー・ローレンスと、『ノー・カントリー』で助演男優賞を受賞、『007 スカイフォール』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』など人気作へ出演するハビエル・バルデムが初共演を果たす。さらに、『めぐりあう時間たち』などに出演する名優エド・ハリス、『ヘアスプレー』『ダーク・シャドウ』のミシェル・ファイファーが出演。『マザー!』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日1993年製作『ギルバート・グレイプ』でジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオ演じる兄弟の母親役を演じたダーレン・ケイツが亡くなった。69歳だった。ダーレンの姉妹シェリがFacebookで「予期せぬ死だった」と明かしている。「People」誌によると、ダーレンは『ギルバート・グレイプ』の原作の著者で同映画の脚本も担当したピーター・ヘッジスによって見い出された。トーク番組の「Too Heavy to Leave Their House」(太り過ぎて家を出ることができない)というテーマの回に出演し、肥満との闘いを語るダーレンを見て、『ギルバート・グレイプ』のボニー・グレイプ役にキャスティングしたという。この映画は19歳だったディカプリオに初のアカデミー賞ノミネートをもたらした記念すべき作品。母親役を演じたダーレンの訃報を聞いた彼はFacebookで「彼女はいままで一緒に働いてきて誇りに思える、母親役でもっとも優れた人だった」と称え、彼女と家族を気遣うメッセージを送っている。ダーレンはここ数年で約113キロ減量し、今年は映画『Billboard』(原題)にも出演。「IMDb」のステータスでは「ポストプロダクション」(撮影後)となっているため、これが遺作となる可能性が高い。(Hiromi Kaku)
2017年03月29日ナタリー・ポートマンが『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーと再び組み、伝説にして悲劇のファーストレディを演じる『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。本年度アカデミー賞衣装デザイン賞にもノミネートされた本作では、アメリカのファッションアイコンであった“ジャッキー”ことジャクリーン・ケネディの衣装を完璧に再現。全国民が憧れたそのスタイルは、部屋着姿までもエレガントだ。1963年11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺から、大行進で行われた葬儀までを、ファーストレディのジャクリーン・ケネディの視点から描いた本作。主演を務めたナタリーは、徹底的な役づくりによって話し方や歩き方までも見事に再現し、本年度アカデミー賞にノミネートされた。ジャッキーの人生を語るうえで絶対に外すことができない要素、ファッション。彼女の洗練された姿は世の女性の心をつかみ、“ジャッキースタイル”という言葉が誕生したほど。人前に出る際のおしゃれなドレスアップ姿は有名だが、ファッションアイコンたるもの、部屋着姿にも手を抜かない。普段はパキッとした色合いの服装が印象的なジャッキー。本作に登場する部屋着では、彼女の心情を映し出すかのように、落ち着いた色みのパステルカラーが多い。リラックスした雰囲気と柔らかい印象を与えるシルク素材のガウンの下にはダークカラーのレースのネグリジェを着用し、気品ある大人の部屋着姿に。また、自宅で記者のインタビューに答える際の服は、モノトーンのシンプルコーデ。パンプスにはさりげなくリボンモチーフがついており、エレガントだが少しの遊び心も覗かせるスタイルとなっている。人前で見せる強い印象とは一転、プライベートな場では柔らかく女性らしい姿を見せるジャッキー。まさにオンとオフをはっきりさせる、“デキる女性”という言葉がぴったり。憧れのジャッキースタイル、まずは部屋着スタイルから真似してみては?『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Jackie Productions Limited
2017年03月21日ジェニファー・ローレンス(26)とダーレン・アロノフスキー監督(47)がニューヨークで夕食を楽しんだ後にキスをしている姿が撮られた。最近、ロサンゼルスでデートをしている姿が何度も目撃されていることで交際が噂されている2人が2日、ニューヨークの街中で手を繋いでキスをしている写真をDailyMail.comが掲載している。ハビエル・バルデムやミシェル・フェイファーらも出演するタイトル未定の新作映画をきっかけに、今年の夏2人は急接近したと言われている。ある関係者はザ・サン紙に対し「ジェニファーとダーレンは周囲に気づかれないように心がけていますが、お互いにとても惹かれあっていますよ」「最近ジェニファーは仕事でへとへとになっていて、ダーレンに支えてもらっていました。連絡を常に取り続けていたようです。2人の愛情は本物のようですね」と語っている。元パートナーのレイチェル・ワイズとの間に10歳の息子ヘンリー君を持つダーレンと交際中のジェニファーは、お互いに私生活への注目を望まないことから、元恋人であるコールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンと交際しているときよりもストレスが少ないと感じているそうだ。ある関係者は「クリスと交際していたときジェニファーはとてもストレスを抱えていました。でもダーレンとであればおそらく違うでしょうね」「クリスのようにダーレンは注目を集めることはありませんし、彼は目立ちたがり屋ではありません。セレブとしての立ち位置を楽しむようなタイプではないんですよ。ジェニファーも同じです」と語る。現在のところ、どちらも交際を正式に認めているわけではないが、以前ジェニファーがあるインタビューの中で、理想の男性は自分自身に感銘を与えてくれる人だと明かしていた。(C)BANG Media International
2016年11月06日『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が製作総指揮を務め、豪華キャスト競演で贈るセクシャル・スリラー『ZIPPER/ジッパーエリートが堕ちた罠』。本作から、禁断のシーン満載の予告編が解禁となった。政界への進出も噂される連邦検事のサム・エリス(パトリック・ウィルソン)は、美しい妻(レナ・へディ)と共に順風満帆な生活を送っていた。そんな中、娼婦が関わった事件を担当したことがきっかけで、各界のVIPを対象に高級娼婦を斡旋している組織の存在を知る。それ以来、頭の中を巡るのは妖艶な女との淫らな行為ばかり。欲望と好奇心を押さえ切れなくなった彼は、ついにその一線を越えてしまう。そして、一度放たれた本能は留まることを知らず、さらなる淫欲の渦へと飲み込まれていく。一方、現上院議員の引退が決定的となり、サムに出馬の打診が舞い込むが…。『ブラック・スワン』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、『レスラー』ではヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞したダーレン・アロノフスキーが製作総指揮を務め、『ブラック・スワン』のスタッフが再結集する本作。完璧なエリート検事が、1時間2,500ドルもの大金を支払い、淫欲の渦へと堕ちていく禁断のセクシャル・スリラーとして話題を呼んでいる。何もかも手に入れながら自らの欲望によって堕ちていくエリート検事サムを演じるのは、全世界で大ヒット中の『死霊館エンフィールド事件』や『インシディアス』シリーズのパトリック・ウィルソン。そのほか、『陽のあたる教室』のアカデミー賞受賞俳優リチャード・ドレイファス、「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディ、そしてサムを不適切な関係へと誘惑する実習生として「glee/グリー」のディアナ・アグロンなど、豪華キャストが顔を揃える。欲望のたがが外れ、禁断の“扉”を開けてしまったエリート男の堕落を、まずはこちらからご覧あれ。『ZIPPER/ジッパーエリートが堕ちた罠』は新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月24日アーノルド・シュワルツェネッガーが『478(原題)』に主演することになった。アクションよりもドラマに重きを置いたリベンジもので、ダーレン・アロノフスキー監督(『ブラック・スワン』)のプロダクション会社が製作する。監督は決まっていないが、この秋にも撮影をスタートさせる予定だ。その他の情報シュワルツェネッガーが演じるのは、飛行機事故で妻と子供を失った男。事故の原因は、航空管制のミス。世間はそのミスをなじったが、それだけでは物足りず、男は何が起こったのかを追求しようとする。シュワルツェネッガーの次回作は、7月1日北米公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。最近は、低予算のホラーファンタジー『Maggie』にも主演している。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月10日(金)全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年06月25日ダーレン・アロノフスキー監督の『ブラック・スワン』でバレリーナを演じたウィノナ・ライダーが、主演のナタリー・ポートマンに撮影中の態度を詫びるメッセージを送ったと明かした。わがままなプリマドンナを演じながら、彼女が思い出したのは初恋の人だという。ウィノナの演じた役はナタリーの役に対して意地悪な態度を取り続ける設定。彼女は「撮影が終わった後、ナタリーに『撮影中に酷いことを言い続けてごめんなさい』とメッセージを送ったの」と言う。撮影で印象に残っているのは最終日に撮った、楽屋をめちゃくちゃにするシーンとのこと。「私の最初のボーイフレンドのことを思い出したわ。何でも壊す人だった。18歳のときって、全てがドラマティックなのよ。当時、私も真似をしてエビアンのボトルを投げたりしたけど、うまくいかなくて、彼に笑われたわ」。ちょっと気になるのは、話題に登場するウィノナの最初のボーイフレンドのこと。彼女が18歳のときに付き合っていたのはジョニー・デップなのだ。以前のインタビューでウィノナは「初めて本当のキスをしたのも、恋人になったのも、婚約したのもジョニー」と語っていた。名前こそ出さなかったが、20年近く前の初恋はいまも鮮明な記憶として残っているようだ。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:ブラック・スワン 2011年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.ツーリスト 2011年3月11日より日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ブランジェリーナ、養子縁組家族を祝福する日に15万ドルを寄付【ハリウッドより愛をこめて】クリスマス・シーズン突入…で結婚式ラッシュ!?9年愛に終止符。レイチェル・ワイズとダーレン・アロノフスキーが破局アンジー、ブラピと一緒に子連れでブダペストの温泉へ許可取り消しから一転、アンジー初監督作のサラエボ撮影がOKに
2010年11月29日『ナイロビの蜂』でオスカー助演女優賞候補になったレイチェル・ワイズと、『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督が数か月前に婚約を解消していたことが分かった。2人の間には4歳になる息子、ヘンリー・チャンスくんがいる。9日、彼らの代理人がゴシップ・サイト「TMZ.com」に「レイチェル・ワイズとダーレン・アロノフスキーは数か月前に別れましたが、親しい友人として、共にニューヨークで息子を育てていきます」と語った。破局の理由は明らかにされていない。子育てを大切に考え、互いの仕事のスケジュールを調整し、できる限り家族が一緒に過ごせる努力をしているとレイチェルはかつてインタビュー等で語っていたのだが。2人の交際は9年間に及び、2006年にアロノフスキーはレイチェルを主演に迎えて『ファウンテン永遠につづく愛』を監督している。2人はJFK夫人のジャッキー・ケネディの伝記映画の製作も計画していたが、今回の破局により、この企画が実現するかどうかも微妙になった。(text:Yuki Tominaga)写真は9月。トロント国際映画祭でアロノフスキー監督作『ブラック・スワン』(仮題)が上映された際のもの。■関連作品:ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved. レスラー 2009年6月13日よりシネマライズ、TOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© Niko Tavernese for all Wrestler photosファウンテン永遠につづく愛 2007年7月14日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. ©2006 Twentieth Century Fox.ブラック・スワン (仮題) 2011年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠ヴェネチア国際映画祭開幕!ナタリー・ポートマン、過激なシーンも「覚悟してたわ」ナタリー・ポートマンがダークサイドに?主演作がヴェネチアでオープニング上映決定ジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期悩んだときに励まされる言葉第1位はあのバスケ漫画の名監督のひと言!
2010年11月10日