ヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”にて公開されるジェラルド・バトラー主演作『CHASE/チェイス 猛追』より、ビジュアルと予告編が解禁された。ウィルは成功したビジネスマン。妻リサを実家に送り届ける途中に立ち寄ったガソリンスタンドで、突如リサが姿を消してしまう。本能で誘拐だと悟ったウィルは警察に通報し捜索を依頼するが、その粗暴な態度から逆にウィルのDVや犯行を疑われる。しかし、防犯カメラでリサに親しく話しかける男の存在が…。ウィルは警察の捜査を待てず、ひとりでリサを誘拐した犯罪組織を追い詰めていくが…。『グリーンランド ―地球最後の2日間―』『エンド・オブ・ステイツ』『300<スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーが、愛する妻を救うため、怒りとアドレナリンを爆発させながら、猪突猛進の追跡を続ける男を演じる本作。解禁された予告編では怒りの形相で犯罪組織を追い詰めようとするジェラルド・バトラー演じるウィルの鬼気迫る様子と、ウィルが警察に疑われるスリリングな展開が畳みかけるように映し出されていく。ビジュアルでは、拳銃を片手に持ち睨みを効かせた凄みのある表情のジェラルド・バトラーが大きく切り取られ、背後のカークラッシュが怒涛の展開を予感させる。『CHASE/チェイス 猛追』は2023年1月13日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CHASE/チェイス 猛追 2023年1月13日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2022 CHASE FILM NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月16日「ゴシップガール」のペン・バッジリーとチェイス・クロフォードが、プチ同窓会を開催。「Variety」誌の企画「Actors on Actors」でオンライン対談を行った。現在ペンは「YOU-君がすべて-」、チェイスは「ザ・ボーイズ」に出演しており、俳優業は好調。お互いのドラマはチェック済みで、感想を言い合ったり褒め合ったりしているうちに、話題は「ゴシップガール」に。ペンは妻ドミノ・カークと結婚前、ドミノと一緒に「ゴシップガール」を久々に見たと語り、「番組のせいではないんだけど、見るに堪えない。20歳、21歳、22歳ごろの自分の姿だよ。楽しめない。ひたすら落ち着かなかった」とふり返った。チェイスも「わかるわかる。基本的に、自分の姿を見るのは嫌い」と同意。「でもタイムカプセルを開けるような、懐かしさもあるよね。今度きみがL.A.に来たら、飲みながら見ようよ」と提案した。ペンも「『ゴシップガール』を見ながら、ツイッターでライブ配信しようか」とファンが喜びそうな発言。「ゴシップガール」の放送がスタートした2007年、チェイスはペンが当時発売されたばかりの初代iPhoneを持っていたことを思い出し、「あの時代はSNSなんてなかったよね」としみじみ。ペンは、「iPhoneなんてアプリがいっぱい表示されていて、やっかいそうで欲しくなかった」と言うが、「ブレイクがくれたんだ」と当時交際していたブレイク・ライヴリーからプレゼントされたと明かした。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Inc
2020年07月01日『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ホビット』シリーズのオーランド・ブルームを主演に迎えた映画『Smart Chase』(原題)が、『スマート・チェイス』の邦題で4月27日(金)より日本公開されることが決定。あわせて、金髪姿のオーランドが写る、ポスタービジュアルが公開された。ストーリー仕事がうまくいっていないプライベート・セキュリティ・エージェントの男、ダニーは、上海から高価な中国産の骨董品を無事に運び出す仕事を与えられ名誉挽回のチャンスを得る。しかし、道中でそのブツを狙う謎の集団の襲撃に遭い、依頼品を奪われてしまう。過去の事件との共通点に勘付いたダニーは、このピンチをチャンスと捉え犯人を追跡するキケンな作戦変更に出るが、そこには予想だにしなかった驚くべき黒幕が隠されていた――!見どころ本作はチャールズ・マーティン監督の最新作。大都市・上海を舞台に、オーランド扮するダニーを中心とする訳ありのエージェントチーム「S.M.A.R.T」が、奪われたブツを取り戻すために凶悪な強奪集団と壮絶なアクションを繰り広げる物語。髪をブロンドに染め上げ、鍛え抜かれた肉体を駆使し、華麗な格闘を披露するオーランドの姿は、これまでのイメージとは一線を画すものになっている。公開決定とあわせて到着したポスタービジュアルは、オーランド演じるダニーが拳銃片手に、悪党を追跡し奪われたブツを華麗に奪いかえす様が表現されている。またオーランドのほかにも、ハナー・クイリバン、サイモン・ヤム、リン・ホンらが出演する。『スマート・チェイス』は4月27日(金)より池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日●物語が進むごとに立ち位置が変わっていく激動の「チェイス」現在テレビ朝日系で放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』(毎週日曜朝8時~8時30分)には、主人公の仮面ライダードライブ/泊進ノ介を筆頭に、熱きドラマを背負った個性豊かなキャラクターが大勢登場する。中でも、人類制圧を目的とする人造人間ロイミュードの「死神」と呼ばれた「魔進チェイサー」から、人間を守って戦う「仮面ライダーチェイサー」へと転身を果たしたチェイスは、非常に人気の高い登場人物のひとりである。今回は、ロイミュードと人間との狭間で苦悩し、己の信じる道を突き進んでいくことを選んだチェイスを演じる俳優・上遠野太洸にインタビューを行い、いよいよクライマックスに向かうTVシリーズへの思いや、8月8日より公開される特撮映画『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』の見どころなど、さまざまな話をうかがった。我々がテレビで観ているチェイスは、感情を押し殺したクールな態度を取りながら、どこか人間くさい部分をのぞかせるキャラクターであるが、取材に応じた上遠野は、チェイスとは一味違ってさわやかな笑顔がまぶしい好青年だった。――チェイスは、人類を守る「プロトドライブ」から一転し、「仮面ライダードライブ」を狙う「魔進チェイサー」、そして再び人類のために戦う「仮面ライダーチェイサー」と、ストーリーが進むごとに立ち位置が変わっていく激動のキャラクターでしたが、このような展開になるとは最初から聞いていましたか?いえ、全然思ってなかったです。放送開始すぐのインタビューでは、「チェイスはこのまま悪役をまっとうしたい」みたいなこと話していますし(笑)。こんなにキャラクターが敵・味方の間で揺らいで、最終的に仮面ライダーになってしまうなんて、自分の中でも意外でした。――オーディションの時から、チェイスのようなライバル的ポジションの役柄が振られたのでしょうか。オーディションを受けて、二次審査、三次審査と進んでいくんですけれど、途中までは主役っぽい演技のテストもやっていましたね。ペラ一枚くらいの簡単な台本を渡されて、台詞を言って芝居して……と。でも、最終あたりになると、なんとなく主役ではないのかなな……みたいな感じはありましたね。――チェイスといえば、感情を出さず声を低く抑えた話し方が印象的ですが、上遠野さんのふだんのテンションとはかなり違いますよね。チェイスの声は、意識的に低く作っています。撮影に入る前、チェイスの演じ方をどうしようか少し考えまして。物語が進んでいく中でチェイスのポジションが変化しても……例えば正義側になるとしても、声も変化を出せるよう、声は最初低めにしておいたほうがいいかと思ったんです。でも、実際に正義側に来た後でも、チェイスのテンションは基本変わりませんでしたね。まあ、チェイスは人間ではないということも、ストーリーの展開と共に視聴者の皆さんにはわかってもらえたようですので、そのままでいこうと。低い声を出すのは、最初こそ苦しかったですけれど、今はぜんぜん平気です。ただ、戦闘シーンのときのかけ声は、低い声で叫ばなければいけないので、これが大変。アフレコが終わった時、声を枯らしてしまいますね。●劇場版は「進ノ介とベルトさんの心の繋がりがしっかりと描かれている」――チェイスの衣装についての印象はいかがですか? ロイミュード側から人間側についたことで、衣装もヒーローっぽく変わるかと思われましたが、変化はなかったですね。実は僕も、仮面ライダーになったことで衣装が変わるのかな? なんて、ちょっと期待はしていたんですけれど、そのままでした(笑)。あの衣装は風を通さない材質で、今の季節はほんとうにキツいんですが、チェイスとしては決して「暑い」という感情を表に出さずに演技しています。――敵味方の間で揺れ動きながらも、生真面目な性格の部分が決してブレないチェイスは、子供たちからの人気も高いとうかがっています。外を歩いていると、子供たちに気づかれたりすることってありますか。たまにありますね。この前、電車に乗ろうとしていたとき、お子さんを連れているお母さんが「チェイス!」と叫んで、その声につい振り向いてしまった(笑)。「うちの子が大好きで……」みたいに声かけてもらいました。やっぱり、そうやって応援してくださる子供たちを見ると、本当にうれしいですね。――さて、いよいよ夏の映画『サプライズ・フューチャー』が公開されますが、完成した映画をご覧になった感想はいかがでしたか。とにかく仮面ライダーがカッコよく、他のキャラクターもそれぞれ魅力的に描かれている映画です。特に、進ノ介とベルトさん(クリム・スタインベルト)との関係性、心のつながりの部分がしっかり描かれていたのがとてもいいですね。彼らのやりとりを観て、何度か泣きそうになりました。あの二人がもう、親子にしか見えなくてね。お互いに軽口を叩きあっている感じとかも……。うまく言い表せないですが、胸のあたりが熱くなるような思いを抱きました。――チェイスは進ノ介を助けて強敵に立ち向かい、壮絶な戦いを繰り広げますね。進ノ介にベルト(マッハドライバー炎)を託すシーンでは衣装を一着ダメにしているんですよ。チェイスの見どころとしては、進ノ介を助けて身体を張るという熱いシーンがまずひとつ。敵にやられてボロボロになったチェイスから受け取ったベルトが、後半の鍵になっていくところ、がふたつ目ですね。他には、ロイミュードの本拠地にたった一人で乗り込んでいくシーンは、テレビでもなかなかない場面なので、ぜひご覧いただきたいです。ハートがテレビ第2話と同じ台詞「心当たりがないでもない」を言ったりするので、最初からTVシリーズを観ている人にとっては、胸が熱くなりますよ。――名台詞と言えば、チェイスには「もう一度、やり直せ」(第3話)とか「誰も聞かなかったからだ」(第30話)、「本は静かに読むのが人間のルールではないのか」(第10話)など、印象的な一言がとても多いですね。ああーたびたびありましたね、ヘンな台詞が(笑)。ああいう台詞を素の状態で話せば、ふざけているのか? って思われかねないですよね。あのチェイスが真面目に言うから面白く聞こえるんだと思います。こいつ本気で言ってるんだな……とちゃんとわかりますから。――TVシリーズの方もいよいよクライマックスを迎えようとしている時期ですが、一年間近くチェイスというキャラクターを演じられてきた、ご感想を聞かせてください。この一年間を振り返ると、簡単な言葉になりますが全部がよかったです。これまで、ブレンに操られたり、自分の存在意義を見い出せずに悩んだりしたことなど、すべての出来事がチェイスの糧になっている。そんな苦難を乗り越えた上で、人間を守る仮面ライダーでありつづけようと決意をするんです。ここまで、ひとつの役を育てていただける機会は他の現場ではなかなかないです。一年間という長いスパンで、チェイスの葛藤や成長をじっくりと演じることができました。●求めるヒーロー像は「何があっても最後まで自分を信じてくれる人」――撮影開始から現在までで、上遠野さんご自身で何か変化したことってありますか。「役」の成長というのは大事だなって改めて思いました。一年を通してチェイスが何も変わっておらず、ずっと淡々と喋り続ける「機械人形」のようなキャラだったら、きっと観る方たちも興味を持たなかったかもしれません。今後、例え短いスパンの仕事であっても、与えられたストーリーの中で「役」を大なり小なり成長させていく。それをやることで、よりリアルな演技になるんじゃないか、観てる人に納得してもらえるんじゃないかと思うようになりました。――上遠野さんとチェイスで、似ているのはどんなところでしょう。頑固なところかな。なかなか自分の意見が曲げられないところが共通しているかもしれません。我が強いってよく言われますけれど、いいときと悪いときがあるんで、そこが悩みどころです(笑)。――7月26日放送の第39話では、チェイスが運転免許を取るために教習所で真面目に教習を受けるシーンがあり、ファンの間で話題になりました。車に乗ってロイミュードを誘い出すために、四輪の免許が必要だって流れでしたね。チェイスも、特状課のみんなと一緒に何かをしたかったんじゃないかと思うんです。「免許がないと車には乗れない、それが人間のルールか!」って、きっと思ったんですよ(笑)。それでストレートに、免許を取りに行ったわけです。チェイスは人間ではないって言う思いが自分自身にあったけれど、「免許」というのは人間から認められるというか、人間として何かをした証だと思っているんでしょう。人間と同じことをしているというのが、チェイスにとっては、うれしくてしょうがないんです。劇中でのベルトさんの台詞にもありましたが、僕もそういうつもりで演技をしています。――免許証の写真が、満面の笑顔なのも衝撃的でしたね。あれは、そういう風に笑えって言われたから、笑ったまで(笑)。おそらく「写真を撮るときは笑うのがルールだ」と言われたか、チェイス自身もそう思ったからですね。――最後に、上遠野さんが思う「理想のヒーロー像」を教えてください。僕にとって「ヒーロー」になる人がいるとしたら、これから先「何があっても最後まで自分を信じてくれる人」でしょうね。それはもしかしたら、子供のころからの親友や、家族なのかもしれません。あいつだけは俺のことを信じてくれるんだ、という人の存在は、自分への活力になります。常に自分を勇気づけてくれる存在、それがヒーローだと思います。『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』は、8月8日より全国公開。同時上映は『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』。■プロフィール上遠野太洸1992年10月27日生まれ 宮城県出身。2010年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリを受賞し、デビューその後は、映画、テレビドラマ、舞台など多方面で活躍中。2014年10月から『仮面ライダードライブ』にチェイス役でレギュラー出演し、子供から主婦層まで幅広い年齢層からの人気を集めている。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)2015 テレビ朝日・東映AG・東映
2015年08月06日インド映画史上最大の製作費30億円の巨費を投じたアクション・エンターテインメント『チェイス!』が、7月2日(木)にBD&DVD発売決定。その豪華特典内容も判明した。犯罪都市・シカゴを舞台に、スゴ腕の金庫破りと激熱刑事との壮絶なチェイス・シーンが炸裂する同作。日本でも大ヒットした『きっと、うまくいく』(’09)のアーミル・カーンが想像を絶する肉体改造に挑み、激走するバイクにまたがってアクロバティックなアクションを披露。世界各国でインド映画の興収No.1を記録し続けたインド産の本気アクションだ。今回、本編ブルーレイ、特典ブルーレイ、オリジナルサウンドトラックCDが付属した映画ファン垂涎の究極版セットが登場する予定で、特典ディスクには約85分にもわたる充実のメイキングドキュメントを収録。主演のアーミルの来日インタビューなど貴重な情報が満載となっている。撮影の裏側、作品の本旨を読み解くうえでも重要な内容だ。また、インド映画ではおなじみのダンスシーンも活写しており、しかも従来のイメージをくつがえすような最先端エッセンスを採り入れた映画ファン必見のシーンが満載の本作。世界が認めたインド本気エンターテインメントを特典とともに堪能してみて。<『チェイス!』ブルーレイ&DVDリリース情報>【ブルーレイ】1,000セット限定版/¥6,500+税【ブルーレイ】豪華版/¥5800+税【ブルーレイ】通常版/¥4700+税【DVD】通常版/¥3,800+税発売日:7月2日(木)※レンタル同時開始発売元:日活販売元:ポニーキャニオン(C) Yash Raj Films Pvt. Ltd. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日昨年にインド映画最大のヒット作として上陸し、日本でもヒットした『きっと、うまくいく』の主演スター、アーミル・カーンの最新作『チェイス!』が公開される。全編をシカゴで撮影し、陸・水・空を激走する前代未聞のバイクアクションで魅せる超大作の監督、ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督が初来日。取材に答えてくれた。その他の写真インド史上最高の製作費がつぎ込まれ、歴代興収記録も塗り替えた『チェイス!』だが、アーチャールヤ監督にとってはまだ2作目。ただし大作だからといってプレッシャーは感じなかったという。「実はこの映画は毎回主人公が変わる『DHOOM』というシリーズの第三弾。僕は一作目から脚本を手掛けていて、シリーズである以上、新しい挑戦をしないといけないと思っていた。今回はアクション以上にエモーショナルなドラマを描くことが重要だった。監督として強固なビジョンを持っていれば、あとは優れたスタッフやキャストとコラボレーションをすればいいんだよ」確かに怒涛のカーチェイスや、シルク・ド・ソレイユを思わせる大掛かりなサーカスなどスペクタクルな見せ場は満載。それと同時に胸を締め付けられる切なさが心に残る仕上がりだ。ただ、映画全体に大きなトリックが仕掛けられていて、説明しようとするとすぐにネタバレに抵触してしまう紹介が難しい作品でもある。「監督としては、観客により楽しんでもらうためにネタバレは避けたい。一方でただのアクション映画じゃないことも伝えたい。冒頭の10分を観てもらえば、これが父と息子の話だとわかってもらえると思う。偉大なマジシャンだった父親が、子供の前で命を絶ってしまう。そこから壮大な復讐のドラマが始まるってところまでは喋ってもらって大丈夫だよ」ひとつのジャンルで括れないほど盛りだくさんなインド映画ならではのサービス精神を継承しつつ、ハリウッドと比べても遜色がないスペクタクルと感動を約束してくれる本作。「物語の先になにが待っているのか、観客のみなさんに発見してもらうためのミステリーです」と結んだ監督が仕掛けたトリックを、どうか劇場で解き明かしていただきたい。『チェイス!』12月5日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー取材・文:村山章
2014年12月01日世界各国でインド映画の歴代記録を塗り替えたアクション大作『チェイス!』が12月5日(金)から公開される。近年、日本では様々なジャンルのインド映画が公開され、ロングランヒットを記録しているが、本作は、アクション、めまぐるしく展開するドラマ、ダンスが揃ったインド映画の“真打ち”的存在だ。『チェイス!』動画これまでもインド映画はたびたび日本公開され、人気を博してきたが、今年は感動作『神さまがくれた娘』をはじめ、ロングランヒットを記録した『マダム・イン・ニューヨーク』、超大作『ダバング 大胆不敵』、人間ドラマ『めぐり逢わせのお弁当』など従来のインド映画のイメージにとらわれない作品が公開され、いずれも好評を博している。インドは人口も多く映画産業が巨大なことから、次々に新作を製作する体制が整っており、近年では国内だけでなくアメリカなど海外のマーケットを意識した質の高い作品づくりが行われている。そんな中、インドだけで47億円の興収をたたき出し、アメリカ、イギリスなど世界各国で歴代インド映画No.1を樹立したのが『チェイス!』だ。本作の最大の特徴は、豪快なアクション、華麗なダンス、先が読めないダイナミックなストーリー、というインド娯楽映画の魅力をキープしながら、ハリウッドのスタッフとタッグを組むことで、それらの要素をすべてパワーアップさせていることだ。このほど公開された特別映像では劇中のバイクチェイス、サーカス団のパフォーマンスの裏側が披露されているが、“世界で勝負する”ことを前提に撮影が行われたことがよくわかる。ちなみにバイクチェイスシーンはシカゴでオールロケを敢行し、『ラッシュアワー3』『リーサルウェポン4』のハリウッド精鋭チームが参加。本作では、観客を徹底的に楽しませるインド映画の精神と、ハリウッドの技術が見事に融合しており、日本でも好評を集めそうだ。『チェイス!』は、サーカス団を率いてシカゴを熱狂させているトリック・スターのサーヒルが、幼い時に父を破滅に追い込んだ銀行を相手に壮絶な復讐を繰り広げる超大作。インドを代表するスター俳優アーミル・カーンが主演を務めている。『チェイス!』12月5日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2014年11月20日