ジャッキー・チェンが出演作100本目を飾る記念作『1911』の日本公開を前に来日し、21日に都内で記者会見を行なった。その他の写真『1911』はジャッキーが総監督と主演を務め、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の右腕となった人物、黄興(こうこう)を演じている。ジャッキーは「日本が立ち直っている姿を見てうれしく思う」とあいさつ。「全編真実に基づいた物語で、辛亥革命がなければ今の新中国はなかった。そして革命とは本当にたくさんの犠牲者を出します。この英雄たちに対する尊敬の気持ちからこの映画を撮らなくてはと思った」と話し、演じた人物“黄興”について「私も乗馬などが大好きなので、普段の自分に近い。でも何よりも似ている部分は、彼が惨敗続きの戦の中でもあきらめず、絶対に逃げないという気持ちだ」と話した。会場には「全てを捧げてもいいくらいの大ファン」と公言している中川翔子が100本のバラを持ってお祝いにかけつけ、「私だけじゃなく、世界中のみなさんがジャッキーさんの映画から勇気と愛と希望をもらった。大いなる宇宙の財産です!」と感極まっていた。最後にジャッキーは「お父さんお母さん、ぜひ子どもたちを連れて観に来てください。どの国にも歴史があり、きちんと映画化して伝えることは大きな意義がある。物語の中のメッセージをしっかりと汲み取ってほしい」と力強く語りかけた。『1911』11月5日(土)丸の内TOEIほかにて全国ロードショー
2011年10月21日ジャッキー・チェン出演100作目にあたる記念すべき超大作「1911」が、11/5(土)より丸の内TOEIほかで全国ロードショー。ジャッキー・チェン出演100作目となる本作は、1911年の「辛亥革命」の時代を舞台に構想10年、製作費30億円をかけて製作され、ジャッキー・チェン自ら総監督・主演も務め、さらに「レッドクリフ」のスタッフが贈るエンターテインメント大作となっている。11/5(土)からの日本公開に先駆け9/29(木)より公開となる香港で、先日ジャッキー・チェン、リー・ビンビン、ウィンストン・チャオらが出席し記者会見とチャリティ・プレミアが開かれた。右より、ジャッキー・チェン、ヒロイン役のリー・ビンビン、孫文役のウィンストン・チャオ出演100作目となるこの作品で総監督と革命軍司令官・黄興(こうこう)役を務めたジャッキーは、演技や息子のジェイシー・チャンなどについて語り、会見の最後には、日本のファンに対し「この映画は歴史の映画なので、みなさん必ず見てください。若い人たちには観てもらいたい。(日本語で)みなさん映画を応援してください。観てください。また日本でね」とコメント。『1911』は10月22日(土)~30日(日)に開催の第24回東京国際映画祭の特別オープニング作品に決定しており、ジャッキー・チェンはリー・ビンビンとともに来日を予定している。 映画「1911」公式サイト
2011年09月27日11月5日(土)から日本公開されるジャッキー・チェンの主演映画『1911』の新チラシがこのほど公開された。その他の写真本作は、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の参謀を務めた黄興を演じ、他には中国の人気女優リー・ビンビン、ウインストン・チャオ、スン・チュンやジャッキーの息子ジェイシー・チェンらが出演する。このほど公開された新チラシは、通常の劇場用チラシとは全く違う“1911新聞”という新聞仕様になっており、大きさも新聞と同サイズのもの。本作がジャッキーの記念すべき出演100作目ということで特別に発行されたそうで、ジャッキーをはじめとする映画の登場人物それぞれの辛亥革命に対する想いや、映画での役割などが書かれた内容となっている。新チラシは今月10日より上映劇場に設置されるが、TOHOシネマズ六本木で開催中のジャッキーの映画祭“大成龍祭2011”で4日に上映される『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の観客に先行で配布される予定だ。本作は来月22日(土)から開催される東京国際映画祭の特別オープニング作品に選ばれており、それにあわせてジャッキーの来日も決定している。『1911』11月5日(土) 丸の内TOEIほかにて全国ロードショー
2011年09月02日10月22日(土)から30日(日)に六本木ヒルズ等で開催される、第24回東京国際映画祭の特別オープニング作品にジャッキー・チェン出演100作目にあたる映画『1911』が選ばれ、それにあわせてジャッキーの来日が決定した。その他の写真公式オープニング作にはすでに『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が決定していたが、今回は“今の日本を盛り上げる”ため特別にアジア枠が設けられ、本作が上映される運びに。この朗報にジャッキーは「私100作目の映画が、復興へと歩み出した重要な年の特別オープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。 日本が災難に直面している今、少しでも私の映画が日本の皆さんの力になれたらと願っています」とコメントを寄せており、映画祭での上映にあわせて来日、当日はグリーンカーペットを歩く予定だ。本作は、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の参謀を務めた黄興を演じ、他には中国の人気女優リー・ビンビン、ウインストン・チャオ、スン・チュンやジャッキーの息子ジェイシー・チェンらが出演する。『1911』11月5日(土) 丸の内TOEIほかにて全国ロードショー(C)2011 JACKIE CHEN INTERNATIONAL CINEMA CULTURAL HOLDINGS LIMITED JACKIE & JJ PRODUCTIONS LIMITED All Rights Reserved.
2011年08月10日レズビアン、ゲイ、バイセクシャルにトランスジェンダーといった性的マイノリティ(=クィア)を扱ったアジアの映画のみを上映する映画祭として注目を集める「アジアンクィア映画祭」。3回目となる今年も、東京・六本木のシネマート六本木にて、5月20日(金)から29日(日)までの間に計6日間の日程で開催される。レズビアンおよびゲイをテーマにした作品を扱った映画祭としては「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が今年で第20回を迎えるが、アジアのクィア映画に焦点を当てたこちらの映画祭は2007年に創設。隔年で開催され、徐々に話題を呼び、今年で第3回目を迎えることに。過去には、2007年の記念すべき第1回目には、韓国で初めて同性愛者であることをカミングアウトした監督、イソン・ヒイルの作品で、後に日本でも劇場公開されて話題となった『後悔なんてしない』(※映画祭での上映時は『悔いなき恋 −NO REGRET−』)の本邦初上映が行われたほか、第2回では、『台北に舞う雪』にも出演した台湾の人気俳優、モー・ズーイーがゲイの青年を演じた『蓬(よもぎ)の花』が上映された。今年もアジア各国から、話題の長編、短編が集結する中、最大の目玉と言われているのが、アジアの西端、ヨーロッパとの境に位置するイスラエルとフランスによる合作『秘密の祈り』。女子神学校に学ぶ、信心深い2人の若い女性の間に芽生えた愛と友情の錯綜を描いた作品で、イスラエルアカデミー賞8部門にノミネートされた。主人公が惹かれる謎めいた美女を演じるのは、ヌーヴェルヴァーグの旗手フランソワ・トリュフォーのプライベートでのパートナーであり、90年代以降『星降る夜のリストランテ』、『8人の女たち』、そして近年では『パリ、ジュテーム』にも出演したフランスの名女優、ファニー・アルダン。また、短編作品では2008年に日本でも公開されたシンガポール映画『881歌え!パパイヤ』の監督で、「Time」誌の“アジアのヒーロー20人”に選ばれるなど、世界での活躍が期待される若手映像作家、ロイストン・タンがゲイを真っ向から扱った『アニバーサリー』が上映される。短編作品に関しては、長編以上に今後の上映のチャンスが限られるため、この機会に観ておいて間違いはなさそう。長編、短編、中編合わせて30作品。監督や出演者に加え、作品の内容に合わせたゲストを招いてのトークプログラムも開催されるので、こちらも要チェック!第3回アジアンクィア映画祭はシネマート六本木にて5月20日(金)〜22日(日)、および27日(金)〜29日(日)の計6日間開催。公式サイト:■関連作品:881歌え!パパイヤ 2008年8月9日よりユーロスペースほか全国にて順次公開© Courtesy of Zhao Wei Filmsパリ、ジュテーム 2007年3月3日よりシャンテシネ、恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©Mathilde BONNEFOY / Victoires International 2006 ©Frederique BARRAJA / Victoires International 2006 ©Patrick KLEIN / Victoires International 2006台北に舞う雪 2010年2月20日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開■関連記事:ガールズの熱き戦い!『歌え!パパイヤ』試写会に5組10名様ご招待『台北に舞う雪』チェン・ボーリン インタビュー「“過去”の自分を発見した映画」優しく切ない、珠玉のラブストーリー『台北に舞う雪』の試写会に5組10名様をご招待【TIFFレポート】チェン・ボーリン、名匠フォ・ジェンチイを「一番優しい監督」あの福山雅治が両手に美女で浮かれ気味!?バラ持参で「実に美しい!」
2011年03月09日ジャッキー・チェンのハリウッド進出30周年記念映画『ダブル・ミッション』が6月19日(土)に公開される。これを記念して、ジャッキーの熱烈なファンであるフラッシュアニメの大人気クリエイター・FROGMAN(『秘密結社 鷹の爪』など)による30秒の特別新作オリジナル映像が、29日から6月18日(金)まで全国のTOHOシネマズ(一部を除く)で上映される。『ダブル・ミッション』場面写真映像は、ジャッキーのトレードマークとも言える“スマイル”と“アクション”について描かれており、ジャッキーへのリスペクトあふれる内容になっている。このコラボ企画について、ジャッキーは「この度は素敵な機会を作っていただきありがとうございます。“スマイル(笑顔)”と“アクション(動き)”は、僕がずっと映画を作る中で大事にしてきた要素。どうぞ、映画館でこのコラボ映像と一緒に、本編を楽しんでください」とコメント。FROGMANは「強い男は強さゆえに優しい笑顔を持っている。ジャッキーの顔がクシャクシャになる笑顔を見るにつけ、本当の男の強さを、僕らは知った。でも僕らは、ジャッキーほど強くない。だから、ジャッキーほどの笑顔くらいは持ち合わせよう! ジャッキー~スマァーイルッ!!」と語った。本作では、ジャッキーならではのCGなしの体を張ったアクションを展開。おなじみの「NGシーン」はもちろん、過去のジャッキー映画のオマージュが随所に散りばめられるなど、“ハリウッド進出30周年”にふさわしい作品に仕上がっている。公開初日には、TOHOシネマズほか公開劇場にて数量限定で先着順にて「スペシャルコラボ! クリアファイル」をプレゼント。クリアファイルの表は、「鷹の爪」のFROGMANによる“ジャッキー・スマイル”オリジナルデザイン、裏はジャッキー・チェンの過去60作品のビジュアルが掲載されている豪華なレア・アイテムとなっている。『ダブル・ミッション』6月19日(土)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2010年05月31日8年前、高校生の淡い初恋を描いた『藍色夏恋』で鮮烈なデビューを飾って以来、国境を越えてここ日本でも『暗いところで待ち合わせ』や『シュガー&スパイス〜風味絶佳〜』など数々の作品に出演し、その人懐っこい魅力で幅広い人気を集めるチェン・ボーリン。日本では4年ぶりの最新主演作となる、中・日・香港・台湾の合作映画『台北に舞う雪』を引っさげ来日した彼に、話を聞いた。本作のメガホンを取るのは、『山の郵便配達』、『故郷の香り』など、情緒あふれる中国の景色を繊細に描いてきた中国の名匠フォ・ジェンチイ。本作で、どこかファンタジーの空気漂う、台湾の美しい渓谷の町、青桐(チントン)を舞台に選び、ここで出会う男女の儚い恋愛を描きあげた。その中でチェン・ボーリンが演じるのは、この町で生き別れとなった母親をずっと待ちながら、町中の雑用に明け暮れる青年・モウ。心優しき彼のことを「若い頃の監督の姿では?」と話すが、自身はどのようなイメージのもとで演じたのか?「いまの若い人は、男の子でもおしゃれに気を遣ったり髪の毛を気にしたりするのが普通ですが、今回演じたモウは髪型も着るものもこだわらないような、シンプルで素朴な青年。『飾らない姿を出してほしい』と監督に言われました。監督は、ありのままの僕の姿を捉えようとしていたんだと思います。(モウと違って)僕はいろんな場所へ行ったことがありますが、何に対しても好奇心を抱くというのは忘れていないので、そういう自分の中にあるものを出していければと思いました」。今回初タッグとなったフォ監督も、彼の中に内在する「大人になっても変わらない、ピュアな輝き」に惹き込まれたひとり。『藍色夏恋』に見たような初々しさを感じた、そう伝えると、「あれから8年も経っているので、そういう面を見てもらえたのは嬉しいですね(笑)」と本人は照れくさそうだが、彼にとっても、本作は過去の自分と向き合う作品となったようだ。「作品を撮るごとにいつも発見があるのですが、今回は“過去”の自分を発見しました。いま、自分は成長してきて変わったと思うのですが、過去の作品で映っている自分がいるような、新しい感覚でした。誰しもが、何かから逃避したいという気持ちを抱えていると思うのですが、それでも勇気をもって自分が必要とするものを自分で探さなければいけないという気持ち、原点のようなものを思い出しました」。どこか現実から目をそらしながら忙しく日々を過ごすモウだが、心に傷を抱えた歌手のメイとの出会いで、彼の心に静かな変化が――。やがて想いが重なりあう2人だが、メイの快復と同時に別れの日が訪れる。もし、自身が同じような状況に置かれたら…?「自分の好きな女性だったとしても、その人がしたいと思うことを優先してほしいと思います。僕も同じような立場に置かれたら、それをわざわざ引き止めるようなことはしないですね」。これまで、置かれている環境の違いはあれど、等身大の青年を演じることの多かったチェン・ボーリン。本作で“原点”に立ち返ったという彼が今後、どのような変化を見せていくのか。最後に、今後の俳優としてのプランを聞いてみた。「特定の監督や俳優さんと一緒に仕事をしたいという気持ちはないのですが、いい作品やいい台本と出会えたら、どんな役柄でも何でも挑戦していきたいです。ちょうどいま、四川を舞台にした映画を撮影しているのですが、貧しい層で暮らしている若者を演じています。4人の登場人物の中で物語が展開していく、ちょっとシリアスなドラマです。かなりおすすめな作品になっているので楽しみにしていてください」。■関連作品:台北に舞う雪 2010年2月20日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開■関連記事:優しく切ない、珠玉のラブストーリー『台北に舞う雪』の試写会に5組10名様をご招待【TIFFレポート】チェン・ボーリン、名匠フォ・ジェンチイを「一番優しい監督」
2010年02月25日『山の郵便配達』など、美しい情緒深い映像で魅了する中国の名匠フォ・ジェンチイ監督の最新作『台北に舞う雪〜Snowfall in Taipei』。前日のグリーンカーペット・イベントに続き、10月18日(日)、コンペティション部門に出品中の本作の記者会見が行われ、フォ監督と主演のチェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイーらアジアの若手人気俳優が一堂に会した。中国、台湾、日本、香港の4か国合作で、台湾近郊の町で出会った男女の淡い恋を描いた本作。フォ監督は国境を超えたタッグについて「同じ華人なので、言葉も食べる物も同じ、全く距離は感じなかった。みんなとても努力してくれて、あうんの呼吸でスムーズに撮影できました」と充実した様子で語った。監督と初めて組んだボーリンは「いままでで一番優しい監督。もしかしたら(主人公の心優しい青年)モウは若い頃の監督なのではないかと思いました」とコメント。さらにほかのキャストからも「とても童心があって、好奇心旺盛に接してくれた」(ヤオ)、「いつもみんなを誘っておいしい店に連れてってくれた」(トニー)と、監督の温かい人柄が明かされた。さらにズーイーから「なぜ、そんなにいい性格でいい映画を撮れるのか?」と賛辞を込めた質問が飛び出すと、監督は照れた様子で「褒めてくれるばかりでありがとう。役者は繊細だし、4人は可愛らしいのでとても怒ることはできない」と返し、「父親のように彼らを守ってきました」と笑みを見せた。キャスト陣も同世代とあって、すっかり打ち解けた仲の良い様子が終始伝わり、寡黙な音楽プロデューサーを演じたトムに至っては「僕も本当はみんなと遊びたかったが、染まらないようにするのが辛かった」とのこと。今回、中国からの参加となったヤオも「台湾の俳優さんと共演でき、監督からもたくさんのことを教わりました。自分にかなり近い素の部分を演技に活かせたと思います」と語り、チャン・ツィイー似と言われる美貌と存在感で、会場に華を添えた。さらに撮影のエピソードに話が及ぶと、キャスト陣からは口々に微笑ましいコメントが。特に話が尽きないのがフォ監督。撮影にあたり、本物の唐辛子を大量に何度も食べることになったボーリン、また真冬の外で見事な歌声を披露したヤンなど、それぞれの頑張りを無邪気に明かし、一同を和ませた。本作『台北に舞う雪〜Snowfall in Taipei』は同映画祭でワールドプレミアを開催したのち、2010年正月第2弾、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開される。東京国際映画祭2009特集■関連作品:台北に舞う雪〜Snowfall in Taipei 2010年正月第2弾、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
2009年10月19日ジャッキー・チェンがウィル・スミスの息子・ジェイデンとコンビを組み、80年代に大ヒットした『ベスト・キッド』のリメイク『Kung Fu Kid』(原題)に挑戦。11日より北京でクランク・インした。撮影開始に先立ち、中国映画界伝統の儀式が執り行われ、ジャッキーとジェイデン、ハラルド・ズワルト監督(『ピンクパンサー2』)、『Kung Fu Kid』のプロデューサーを務めるウィル・スミス、妻のジェイダと娘のウィロウも出席した。『ベスト・キッド』は内気なアメリカ人の少年が、日本の老人に空手を習い成長する物語で、シリーズ化されて4本製作されたヒット作。今回はアメリカと中国の合作となり、ジャッキーが演じるのは『ベスト・キッド』では日系二世のパット・モリタが演じた空手の達人・ミヤギにあたる役どころのミスター・ハン。彼のもとで修行を積む少年・ドレーをジェイデンが演じる。ジャッキーの公式サイト()内のブログによると、8日には既に北京入りしていたジェイデンの11回目の誕生会を開催したという。ブログでジャッキーは、撮影前に2か月ほど訓練したジェイデンの目を瞠る上達ぶりを絶賛、また、今回の企画は、ジャッキーとウィルが2年前に日本で同じレストランで会ったとき、ウィルから話を持ちかけられたものだと明かしている。映画の撮影は夏の北京で行われ、来年6月に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© China Foto Press/AFLO■関連作品:Kung Fu Kid (原題)
2009年07月14日