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ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。モチコです。8月のお盆休みに義実家へ帰りました。義実家はすんなり行けても車で片道約4時間の距離。そのため当然お泊まりです。「ばあちゃんちいく!」と楽しみにしていたイチコでしたが…。義両親の目の前で「ばあちゃんちで寝ない! 帰る!」と騒ぐイチコ…。嫁としては気まずいことこの上ない! やめて~!1日目の夜に騒いだものの、すぐに義実家に慣れたイチコ。帰省中毎日出かけ、毎日おいしいものも食べ、毎日じいちゃんばあちゃんに甘えまくり、楽しい日々を過ごしました。義実家にいたがるイチコに「帰るよ!」と諭す私。まるでイチコとじいちゃんばあちゃんを引き離そうとする鬼嫁のよう…!イチコが「帰る」と騒いでも「帰らない」と騒いでも、嫁は気まずいですね…。とは言え、嫁とは思えないくらい私も義両親に甘えまくり、毎回食い倒れているので、イチコの帰りたくない気持ちはよくわかる!早くも次回の年末年始の帰省が楽しみです! ふふふ…。
2017年09月11日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。ぺぷりです。5歳の娘と2歳の息子と単身赴任中の夫との日々を描かせていただいています。■子どもとの添い寝で、寝違える日々突然ですが、私には夢があります。それは、ベッドで体を大の字に伸ばしてのびのび眠ることです。我が家の寝室では娘と息子と私の3人が寝るので(夫は別室)、シングル布団3つ並べて敷きます。私の布団を真ん中にして、左右に子どもたちの布団を配置しています。が、実際に使っているのはほぼ1つのシングル布団のみです。寝かしつけの時は、2人とも左右もしくは上にぴったりとくっついてきて眠ります。ただ、それでは私が寝られないので、子どもたちが眠りについたころにそれぞれの布団に運びます。しかし、なぜか30分もすればすぐに皆、真ん中のママ布団に集合しますが…(苦笑)。最近は子どもたちと一緒に寝落ちパターンが常なので、基本的に寝かしつけたポジション=朝までのポジションとなります。娘は地震が来ても起きないタイプなので、転がってきたところで多少転がし返しても大丈夫なのですが、息子は神経質タイプなので、少しでも触れようものならすぐに覚醒してしまいます。なので、子どもたちの隙間を縫って、無理な姿勢で寝るのが常です。寝違えは日常茶飯事で、起きても疲れが取れない日々が続いていました。そこである日、「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみたのです。■「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみた「今日だけはくっつきねんねをしないで寝かせて!」そう思っていたのですが…。■かわいい子どもたちの反応に、揺らぐココロ子どもたちのいじらしさに負けて、今日もくっついてねんねが止められません。体はつらいですが、いつかは嫌でも離れていってしまう子どもたち。将来一人のベッドでのびのび寝ながら、今の幸せな気持ちを思い出せるように、向こうからくっついてきてくれる今は、思う存分ぎゅうぎゅうくっついてねんねしようと思っています。もちろん、自分の体のケアも忘れずに…。
2017年09月08日こんにちは。tomekkoです。夏休みはいかがお過ごしでしたか? あっという間に8月も終盤ですね。とはいえまだまだ当分暑さは続きそう。今日はそんな夏の夜のちょっと怖い(?)体験をお伝えしようと思います。■これはもしや…!? ある夏の夜の怖い話え、全然怖くない? 淳二下手すぎ?いや〜霊体験とかしたことのないワタシにしてみたら、おなかにどおんどおんと打ち付ける衝撃、動きたくても動けない(だって12キロが乗ってるから)金縛り状態はかーなーりー怖かったです。目を開けるとクスクス笑いながら人の腹の上でバインバインしてる次男に、ホッとしたような、ゾッとしたような(笑)育児あるあるというか、夏の夜あるあるというか、親も子もなんとなく眠りが浅かったり寝苦しかったりして、ちょっと疲れが取れにくいよねー、というお話でした。本当によく寝る兄弟で、生後3ヶ月からほとんど夜間起きることのなかった次男ですら、さすがにこんな風に寝ぼけたり喉が渇いて起きてくるようになったので、ちょっとワタシも寝不足気味。授乳していた頃は当たり前だった3時間おきの睡眠サイクルも、しばらくやらないとつらくなっちゃうもんですね。毎日授乳や夜泣きで睡眠不足のママたち、本当にお疲れさまです!さて、夏の睡眠という点では、もう一つ男子ならではのあるあるが。■夏の休日の男子あるある平日は起こしても起こしてもなかなか起きてくれないのに、休日に限って早起き。これ育児あるあるですね。さらに男子は、夏の休日の朝は昨晩仕掛けに行ったカブトムシ・クワガタムシを捕るための罠を確認しに行くミッションで、自主的に早く起きてくるのです。あ、これ男子というか田舎あるあるですかね?我が家は山沿いにあるので、別にわざわざ仕掛けなくても自らやってきてくれるんですが、長男が欲しいノコギリクワガタのオスやカブトムシのオスに限っては、本人たちが慎重なのかそれとも見つけ次第持ってかれちゃうからなのか、全然見つけられないのです。それで今年は夫と長男が毎週末研究に研究を重ね、今度こそと強力な罠(発酵させたバナナなどの餌)を近所のクヌギの木に仕掛けに行くのですが、翌朝頑張って早起きして意気揚々と繰り出すも、空の虫かごをぶら下げて肩を落として帰ってきます。どうやら、虫より賢いリスさんに中身だけがっさり持ち去られている様子(笑)そして成果が得られないまま、「まあ、もういいかな…」と飽き始めている長男に対し「次はもっと良い罠を作ろうな!」と意地になっていく父ちゃん…。男のロマンもそろそろ潮時な、そんな夏の終わりにひぐらしの声を聴きながら冷ややかに見つめる母なのでした。
2017年08月29日2人育児、同時にいろいろなことが起こります。これは二太郎がまだ新生児、私も二児の母にデビューしたての頃のこと…。イチコのときはありえなかった、トイレ内授乳!2人目、そらたくましくもなりますね。こちらは最近のこと。同時にこんなことが起きました。2人とも同時にギャン泣きパニック! その激しいこと。もはや感動レベル。家の中だったのもあり、もう早く泣き止ませるなんて意識が吹っ飛びました。とりあえずこの惨状を動画に撮り、旦那と実家族に送り…。そして大事に取っておいて、いつか2人の結婚式で流してやろうと思ってます。ふふふ!
2017年08月28日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。チッチママです。夏休みも残りわずかですね。皆さんはどんな夏を過ごしましたか?わが家は初めて娘のチッチを連れて花火大会へ行ってきました。さて、名残惜しい夏休みですが…。(むむ? 早く学校始まってくれ!! というママさんたちの声が聞こえる…!!)まだまだ夏らしさを感じたい方のために、今日はちょっぴり怖~いお話をご用意しました。あ、怖いのが苦手な方も大丈夫ですよ! どうぞこちらへっ。久しぶりに温かいご飯を、しかも座って食べられるー!!なんて思っていたのですが…。な…なんと…子育てあるある「温かいご飯が食べられない」を夏らしくホラーテイストで描いてみました。この日は泣き声ひとつ上げずに、ひっそりと目を覚ましたチッチ。目を覚ましてからしばらくは、私の背中をぼーっと見ていたのだと思います。そのまま娘のかわいい顔を眺めながら、ご飯3杯いただけば良かったな、なんて今となっては思います。
2017年08月23日こんにちは。tomekkoです。2〜3歳頃の子の親には試練の夏が来ましたね。そう、トイレトレーニング(略してトイトレ)に最適な時期!我が家は現在次男がまだ1歳台なので今年はスルーできそうですが、長男が2歳の頃はまだ会社勤めをしていたので、この時期ほんっとうに大変でした。今思い出しても涙が…いや、意外と過ぎてしまうと笑えてしまうネタが満載です。その頃はまだ絵日記を描いていなかったんですが、描いておけば良かったなぁ、と悔やまれる出来事があるので、せっかくだしここで披露させてください。(笑)もちろんこの後半狂乱で掃除し、洗えないラグに必死にエタノールを吹き付け、囲いを作って数日の間立ち入り禁止エリアとなりました…。しばらくトラウマだったし、その辺りにゴロンなんてしようもんならすっ飛んで行って抱き上げていたものです。18時過ぎに家に帰ってご飯にお風呂の準備…、そして20時台にはどうにか布団に入れなくては!! というバタバタの中、コレは本当に辛かった…。でもそれを翌朝の電車の中で思い出しながら、当時は文章でSNSに投稿していると、込み上げてくるのはなぜか笑いでした。育児の大変さって、こうして自分の中で笑いに変えることで昇華して、どうにかこうにかまた今日も頑張れるんですよね。そして周囲の反応にも、たくさん救われました。ただでさえ会社初の育休復帰社員として1人だけ時短で、自分主催の会議でも途中退席当たり前。いつも大事な時にはいない人になってしまうことへの申し訳なさに苛まれている中、当時の同僚にとってはあまり縁の無い子どものトラブルは迷惑でしか無いと思い込んでいたワタシ。でもこれが案外ちょっとしたエンターテインメントになっていたようで、育児のドタバタが会社での笑いのタネになっていたのはワタシとしてはかなり救いでした。今思えば「子どもが羽毛布団におねしょしたので遅れました」なんて遅刻理由、「向かい風が強かったので」レベルな気もしますが、それを笑って許してくれる上司や同僚には感謝してもしきれません。おうちでトイトレ三昧を経験するママも、わずかなおうち時間をおもらし処理に追われるママも、どちらも大変。でもきっと今この瞬間も、どこかの家で同じように叫んでいるママがいると思えば、ちょっとは気楽になれますね。この夏、我が家のトイトレ伝説を打ち立てるママたちへ、心からエールを送ります。
2017年08月15日イチコと二太郎のW予防接種。イチコは注射が大嫌い!事前に予防接種の大切さを伝えるも、全く心に響かず拒否拒否拒否! でした。でも予防接種は打たないといけない! そして二太郎も予防接種があるので、二太郎を抱っこした状態で何とかしないといけない!ママ友にも相談し、どうするか考えました。食い意地の張っているイチコ…。ケーキのおかげで行くところまでは了承を得ました。よしよし。さて当日…。こんな感じで何とかなりました。イチコの注射の間、二太郎は抱っこひもの中でイチコにつぶされていました。そして私がイチコを抱っこしていたため、二太郎は看護師さんに抱っこされ予防接種を終えました。たくましく生きて、第二子!病院の後はもちろんケーキ。イチコ、めっちゃええ顔で食べていましたが、イチコは知らない…来月も打つことを!私も今から憂鬱(ゆううつ)ですが、がんばります…。
2017年08月14日こんにちは、はじめまして。ぺぷりと申します。ありがたいことに、今回からウーマンエキサイトさんにて連載をさせていただけることになりました。どうぞよろしくお願いします。今回は第一回目ということで、我が家のメンバーをご紹介します。育児はとても大変ですが、それ以上の幸せをもたらしてくれます。でも、そんな日々の小さな幸せは、忙しい日々の中で忘れてしまいがち…。そんな、子どもとの「忘れたくない思い出」を、ここに書き記せたらなと思っています。今後もどうぞよろしくお願いします。
2017年08月04日はじめまして。tomekkoと申します。5歳の長男と、1歳4か月になる次男の母をしているアラフォーです。昔からのワタシを知っている人からは「男子2人の母ちゃんやってるなんて考えられない!」と言われるほど、インドアで男子っぽい世界に全くご縁のない人生を送ってきました。幸か不幸かそんな母に似て、おっとりマイペースな長男のおかげで、さほど男子あるあるを体験せずに過ごしてきましたが…今ようやく、もっちりなくせに活発な次男に翻弄され、体力を奪われる毎日を過ごしております。そんな我が家の様子を昨年から毎日手帳に絵日記を描いて、Instagramで公開していたところ、たくさんの共感の声をいただけるようになりました。そしてこの度、ご縁があってウーマンエキサイトで連載をさせていただくことに!今はフリーのライター・イラストレーターとして在宅を中心に活動しているのですが、以前は産休・育休から復帰して、結構バリバリなワーママをしていた期間もあります。そんなワーママ時代の苦労や、現在進行中の男子2人育児あるあるなどを描いていきたいと思っています。そしてこちらでは、ほとんど描いたことがない(汗)4コマ漫画にも挑戦させていただきます。家事・育児・お仕事の合間にのぞいていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
2017年08月01日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。幽霊よりも何よりも夏休みが怖いです(白目)■「俺の暮らしに子どもが参加してきた」スタンスの夫世の中にはイクメンとか家事男とかなるハイスペック機能搭載夫が存在するらしいですね。残念ながら我が家の場合は、並み。ごく並の夫です。ノーマルハズバンド(英語にすな)。うちの夫。子どものことは並に愛してはいるけれど、子どもが生きがいとか、子どもが中心とかそんなことはなくて、あくまで俺の暮らしに途中から子どもが参加してきたというスタンス。子どもを産んでがらりと生活が変わった私とは違って、彼の生活はゆっくり変わってきました。そのせいか、いまだにこんな調子。■その1. 子どもの友だちの名前をいっこうに覚えない子どもの話をしてても、そもそも、どこの誰かが通じない!!子どもの友だちの名前をまっっったく覚えないので、いちいちどこの誰かを説明するところから始めないといけないんです!(イラっ)私:「いや、しゅう君っていっつも遊んでる近所の子じゃん。あなたも前一緒に遊んでたじゃん」夫:「あ? あぁ。あの子。しゅう君って言うのか」って、おいおいおい。しゅう君、初登場じゃないし! しょっちゅう出てくるキャラだし!!いい加減覚えてよ!! 何回聞くねん!!近所に住んでる友だちでこの調子なので、一昔前の友だちの話とかになるともう壊滅状態もいいところ。その子の事のみならず、私がどこでどういう経緯で出会った、どういうお友だちかっていうところからいちいち説明しないといけなくなるので、(そこまで話さないと夫の記憶の中で「あ、はいはい、あの子か」ってつながらない)これ、地味にイラっとするんですわ。いちいち話の腰折れるんです。私つながりの友だちのみならず、自分の友だちについても子どもの名前となるとまっったく覚えておらず、私が「○○さんちの△ちゃんがさ」って話しても、夫:「そんな名前やったっけ?」とか言ってきます。そんな名前だよっ! チッ!!私:「そんなに人の名前覚えられなくてどうやって仕事してんの?大丈夫!?」って聞いたら、夫:「仕事の上では名前覚えるの得意。わりとすぐ覚えられるし、間違わない」だって!!(白目)こうなるともはや、子どもの名前は覚える気がないとしかいいようがない。彼の脳みそ、仕事のことでいっぱいで子ども関連が入れる余地がないんだと思います。■その2. わが子の言葉がいっこうに聞き取れないうちの三男、現在3歳4ヶ月なんです。おしゃべりが上手でわりと早い段階でペラペラしゃべれてました。こないだ私と夫が電話してて、途中で三男がパパと話したいっていうから電話代わったんです。三男はその日の出来事を夫に報告しました。そして、ひとしきり報告し終わったあと、再び私に電話をかわりました。そんな夫の第一声。え。嘘やん。いまだに!? いまだにわからんのか!?えーーーーーー!!!!夫と子どもたち。常日頃一緒にいる時間が少ないから休みの日とかになると、長男、次男と小さいうちは何を言ってるのか夫には聞き取れない&聞き取れても意味がわからないことが多くて、そのたびに私は間に入って訳してきたんです。 通訳すること約7年。がしかし、現在の三男。さすがにわかるでしょ!?私には、こんなにも…!! こんなにもくっきりハッキリしゃっきりと聞き取れるのに、まだ夫には通じないんですね!!(衝撃)これ、何なんでしょうね?母親の私にはめっっちゃくちゃハッキリと聞こえるのに、父親の夫にはよく聞き取れないみたいで、たまに会話全然噛み合ってなくて、端から聞いてると訳わからんやり取りになってることありました。最近はさすがにこんなことは減ってきたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、まだダメなことが判明して驚きました。私からしたらどこが聞き取れないのかすらもわからないのですが、夫からしたらまだよくわからないそうです。その3. 自分の子どもたちなのに区別がつかない夫からしたら電話でしゃべってても声だけでは、次男なのか三男なのかが区別がつかないそうです。明らかに三男がしゃべってるのに、「あれ?いまの次男じゃなかった?」とか言ってくるので大丈夫かなって思います(こら)。そして、声だけでなく昔の写真を整理しても、夫がみると、 長男なのか三男なのかが見分けがつかないみたいです。自分の子なのに。見分けつかない…洗濯をたたんでも、次男の服なのか三男の服なのか区別がつけられず、どーーーーー考えてもサイズ的に次男の服なのは明らかなのに、本気で三男のものと混乱してるので、あまりの様に笑えます。子どもが中心の生活の私と、仕事が中心の生活の夫とでは、脳みその使う場所がちがうとしか思えません。うん。そういうことにしておきましょう。そんな彼でもゆっくりと数年遅れで成長してきているので、この調子でいけば子どもたちが成人するころには追いつくんじゃないでしょうか。(そのころには老化が始まっとるわ)
2017年07月27日皆さんこんにちは、チッチママです。今日は我が家の、朝の恒例行事をご紹介いたします!旦那さんの出勤前は必ず一緒に朝のニュース番組を見るのですが、中でも占いコーナーが始まると私も旦那さんもテレビに注目!もちろん自分の順位も内心ドキドキしながらチェックしていますが(小声)やはり娘の順位が気になります。そして最大の楽しみはここからです!!占いに対象年齢が存在するかは不明ですが、こんな小さな我が子に占いの内容を当てはめて聞いてみるととても面白いのです。生後4ヶ月の頃にも「口が災いして周囲との関係がギクシャクしそう」「今日の幸運のカギは、エビチリ☆」と言われてなんだか笑ってしまいました。ちなみに…占いに気分を左右されてしまう旦那さんもなかなか可愛らしくて好きです。
2017年07月21日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3・次男年長・三男年少の3兄弟の母です。毎日大変ですが、辛いことこそ笑いに変えて頑張ってます(白目)!!■「ママと赤ちゃん」が集まる空間は独特長男の子育てが少し軌道に乗ってきた頃(6か月ぐらい)、子育て支援センターに遊びに行くことにしました。長男は11月生まれでしたので、寒い時期を家で引きこもって子育てし、あたたかくなった頃にようやく下界へ出始めたんですね。転勤先で出産・子育てし知り合いも友人もまったくいない環境で、私と長男二人だけの生活をするよりも、他の赤ちゃんと触れあえる場所に行ったほうがこの子のためにもいいんじゃないかと思ったのです。とうわけでさっそく出向いてみました。私自身、その場限りの人間関係を適当に乗りこなすのは苦にならない性格なので、見知らぬ人たちが集まる子育て支援センターに出向くのは、それほど敷居は高いことではありませんでした。が、「ママと赤ちゃん」が集まる空間というのは一種独特のものがあるということを、私はこの時初めて知ったのです。個人対個人ではなく、間に「赤ちゃん」という存在を挟むため、妙な距離感というか、緊張感というか手探り感があるんです。 特に第一子、初めての子育ての私にとっては、ママの世界における「流儀」をいろいろと学んだ場所でした。■その1. ひとこと目は「何か月ですか?」これ、ママになって覚えた挨拶です。最初、みんながみんなこうやって声をかけてきてくれるので驚きました。私、こんな風に会話を始めるだなんて知りませんでした。赤ちゃん時代のママにとっての挨拶は、「こんにちは」とか「おはようございます」じゃないんです。「何か月ですかぁ~?」なんです。「何か月ですか?」「あ、6か月です~」「じゃぁ同級生ですね~」「何か月ですか?」と聞き返すことも忘れずに。息子生後6か月。新米ママの私がママ界の挨拶を覚えた瞬間です(決して否定的な意味で言っているのではありませんよ。何か月ですか? と声をかけるだけで知らないママにも話しかける取っ掛かりができる魔法の挨拶だと思います)。■その2. 男の子か女の子かわからない場合は、とりあえず「女の子ですか?」これ、あるあるですね(汗)。赤ちゃん時代は基本顔だけ見て性別を判断できない場合がほとんどですしね、髪の毛も全然生えてませんからね(笑)。服の色で分かりやすくしておいてくれると助かるのですが、あやふやな場合は「女の子ですか?」男の子であったとしたら「かわいいからてっきり…!」とごまかすと、角がたたないということを学びました。■その3. 「人のもの取っちゃダメ」そして、今回は長男0歳代の時のお話ですので、0歳をメインにお話しておりますが、0歳代の赤ちゃんって自分の「さわってみたいなあ」「なめてみたいなあ」「どんな感触かなぁ」っていう欲求だけで遊びます。それが先に誰かが使っていたとか、自分のおもちゃじゃないとか、「順番を守る」や「誰の持ち物か」などといった定義は彼らにはまだ存在しません。ですが、その自由気ままな0歳代をお世話するママたちの世界にはこの定義が存在するものですから、非常にめんどくさいことになるんですね…。私、本音では、子育て支援センターという「みんなで使ってみんなで遊ぶ場所」に来ている以上、みんなで使ったらいいと思っています。取った取られたもいいっこなし。特に0歳の純粋でまっさらな赤ちゃんの世界に、大人の価値観を持ち込んで統制を取ろうとするのは好きではありません。ですが、大人の世界では建前というものが存在するのですね。長男がよその子が遊んでいる積み木に近寄っていったら、「こらこら、それ、○○くんが遊んでる積み木だよ~。勝手にとっちゃダメだよ~。貸してって言わないと~」とかなんとか言ったりして止めさせてました。貸してどころか、しゃべられすらしないのに(笑)。 まだバブバブですってば。本音では「それが気になったんだなぁ。ご自由にどうぞ~」って放っておきたいのですがそうもいかない。明らかに他のお母さんに「はーい。私、ちゃんと見てますよ~。しつけする意志ありますよ~」ってアピールをするために、「取っちゃダメよ~。じゅーんーばーん!」とかなんとか言ったりして。自分を自分で俯瞰(ふかん)して「滑稽だな」って思ってました。そして次に滑稽だなと思っていたのは、■その4. 取られるのはいいけど、取るのはダメ。よその子が長男の遊んでいたものを使おうとしたら「どうぞ。貸してあげなさい」って言うのに、長男がよその子が使っていたものを使おうとしたら、取っちゃダメよ! という。矛盾…。 男の子の世界ではプラレールでこの場面、しょっちゅうありましたね。レールをちょっと拝借したり、拝借されたり。本音では拝借しようがされようが子どもの世界だし、その先にとらないでよ! 貸してよ! って自己主張のぶつけ合いになったってそれはそれでいいじゃないかって思うのですが、親がそばにいるとそうもいきません。ぶつかり合う前にとにかく回避させなくちゃ…(汗)。いや、回避させないといけないんでしょうけどね…どこまで先回りするべきなのかわかんなくなるんですよね。なんのために来てんのかなって思う瞬間もありました。そして、0歳代から少し成長して、2歳とかになると今度はこの台詞。■その5. 「他の子が真似するといけないからやめなさい」はぁ…滑稽(笑)他の子が真似しようがそんなこと子どもからしたら知ったこっちゃない。きっと全然伝わらないと思います。けども、うちの子発信で余計なことを普及させてしまうと困るんです。はだしで遊びたいって言い出したら本音では「別にいいよ」って思うけど、よそのお母さんが「はだしダメダメ」とか言ってると、「あ、今うちがはだしになったら困らせちゃうかな」とか。気疲れ(笑)時おり、私は誰にむけて言い聞かせてるんだろうかって思う瞬間多々ありました。子どもにむけて言ってるんじゃなくて、向こう側の誰かに向けてしゃべってるんじゃないかと…。難しいんですけどね!「ルール」とか「マナー」っていう言葉があるのでね。しかし、やはり0歳代の赤ちゃんに教えようと思っても無理があるというかなんというか。0歳はネイチャーですから(笑)■ママ界をそつなくこなすには?一体こういうときはどうすればいいのか。 ママ界をそつなく歩くマニュアルが欲しい!! とさえ思っていました。私の理想としては、知らないママ同士でも、赤ちゃん同士のからみを、「やってるやってる(笑)」と笑い合えるぐらいの距離感がありがたかったんですが(たまにこういう方がいるとうれしかった)いろんな価値観、育て方をしているお母さんがいる場所なので、やっぱり極力、事前に回避、仲裁、統制を取るように努めました。そしてこの手の探りあいのようなものは、赤ちゃん時代に限らず、小学校に入るぐらいまでは続く世界という…。なんか…独特ですね(笑)ママの世界。パパだとこんなこと全然ないと思います(笑)
2017年07月13日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。「大変なことこそ笑いに変えて」をモットーに日々子育てに奮闘しています。■わが子には「やりたい習い事」がない!?みなさん、子どもの習い事ってどうしてますか?私自身は、自分でやりたい習い事を決めて、自分で「やりたい!」と言って通わせてもらった幼少期でした。私が通ったのはエレクトーン、ピアノ、習字、そろばん。どれもそこそこ習って中学生頃でやめてしまったのですが、今になってみたらこういった勉強以外の教養が役に立つ場面が多々あります。その経験があるので、自分の子どもにも習い事はさせてあげたいなって思っていました。子どもが「これやりたい!」っていうものがあればどんどん応援しようって思っていました。がしか~~~し、待てど暮らせどうちの息子たち、「これがやりたい!」って言ってきません。3人もいるのだから誰か一人ぐらいは言ってくるかなーと思ったんですが誰も言ってきません(あ、あれ?)別にいいんですよ。別にいいんですけど周囲を見渡してみれば3歳頃になると何かしら習い事始めたりするんですよね。そして、「え…うちも何かやったほうがいいのかな。」って急に焦り始めるんです。えぇ、もちろん私も流れに乗って習い事を探したましたとも。私、実は憧れがあるんです(恥)■母の憧れ、「ピアノ男子」みなさんも「子どもが産まれたらこれを習わせたい」って夢見ることありませんか?私の場合、なにか楽器をやらせたかったんですよね。特にピアノが弾ける男子!!ピアノ男子に憧れてうちの息子にも習わせたいなぁって思ってました(広く言えば楽器ならバイオリンでも太鼓でもなんでもいいです)。楽譜が読める、ピアノが弾けるって結構役に立つんですよね。私自身、保育士試験や幼稚園の行事で役にたちましたし、耳で聞いただけで音程を取れるのも結構役に立ちます。「これ、知ってる?」って即興でリコーダー吹けたりしますから(あ、役に立つレベルが低いって? 汗)そこでわが子をピアノ男子に育てるためには、まずは親である私がピアノを楽しそうに弾けばいいんじゃないかと思ったんですね。親が楽しむ姿を見せて子どもの関心をひこうと一時期ピアノを弾きまくっていました。がしか~~し、弾けども弾けども誰も寄ってこない!え。嘘やん。見てぇぇぇ!! 今、めっちゃママピアノ弾いてるよ~~~! ほらほら弾いてますよーー!!しーーーーーーん(無視)え・・・誰も興味なしー!!! カァカァ。こうなったらしょうがないと全員に直接「ピアノやってみない!?」と聞き、超絶技巧の動画を見せては「これ、格好いいと思わない!?」と聞きまくり、最終的には「ピアノ習おうよぉ~~」と懇願しましたが、3人:「べつに」「やだ」「やらない」カーーーーン!!!!息子が3人もいるのに…誰一人…ピアノ男子への夢…叶わず。ちーん。続いて、私がさせてみたかったのが「道」のつく競技。■男の中の男! 「柔道」なかでも柔道がさせてみたかったんですね。格好よくないですか!? ビターン! って倒してご飯モリモリモリィー! おかわりーーー!!! みたいな。(はあ?)男の中の男! って感じがして、うん、良いではないか!男たるもの柔道じゃ。と思い、さっそく道場に連れて行ったのですが、え。何しに来たん、これ。師匠が「おいで」と言っても、「なかなか良い体格じゃな」と言っても、「やらない」「やらない」の一点張り。一歩も畳の上に踏み入れず、ひたすら私の影に隠れて終わっただけでした。もぉぉぉ~~~!!(笑)親がやらせてみたい習い事をことごとく拒否する息子!理想どおりにはいきませんね~~(汗)■親が「レールを敷く」のは難しい…字が汚すぎるので書道に通わせようと思っても、断固拒否。スイミングスクールも一回連れていったことあるけど断固拒否。そろばんも私がお願いして通ってもらったけど一瞬でやめちゃいました。野球やサッカーなどもってのほか。ダンスもないない。なんやこれ。無気力か。長男があれいやこれいや言うもんで、次男も三男もそういうもんだと思って「これが習いたい」って一切言ってきません。私なんてやりたい習い事が多くて困ったぐらいなのに、自分の子どもが自分と違いすぎてとまどいます(これ、習い事に限らずよくあります。自分の子どもながら3人とも自分と違いすぎて、わが子というより、他人みたいな感じで不思議な感覚です)。他のお母さんたちが「うちはあれもやりたい、これもやりたいで絞らせるのが大変よ」なんて事をおっしゃっているのを聞くと、うらやましく思います。なかなか思ったようにはいかないですね(汗)親がレールを敷くって私にとっては逆にすごく難しい。でも、きっと息子が「やりたくない」っていう理由もあると思うんです。■無理やりやらせても続かない長男の場合は、ママと離れたくないとか(ほんっっとーーにヘタレ!!)みんなが出来るようになってるところに一人だけ出来ないまま入っていくのが嫌だとか。次男の場合は、そもそも話が面白くないとか、一人で行くのが嫌とか。三男は…なんとなく嫌なんだと思います(笑)本人たちがやりたくない理由をしっかり持ってる以上無理やりやらせることはできませんし、やったとしても長続きしないのは経験上よーくわかりました。習い事って「やりたい!」「うまくなりたい!」っていう意志がないと習っててもあんまり意味がありません。ですので、彼らが「これやりたい!」と言ってくるのをいまかいまかと待っているのですが、果たして来るのでしょうか。もうこのまま来ないかもしれません(笑)あーーあ。私の憧れのピアノ男子ぃ…誰か一人だけでもやってほしかったな…。(まだ言うか)ちなみにですが、私が親になってみてから自分の親に感謝したことは…やめたいって言った時にすぐやめさせてくれたことです。■一度始めたら最後までやらせるべき?これねぇ~、親になってわかりました。入るはよいよい、出るのは怖いんですよ。私、子どもが「やめたい」って言いだしたら「もうちょっと続けてみたら?」とか「せっかくここまで来たのに」とか口出ししちゃうと思うんですよね。実際止めたことありますし。でも、私自身はそれを言われた記憶がなくて、「やめたい」って言ったら母がすぐに「やめます~」って伝えに行ってくれました。お母さん、あのときはごめん!!(笑)しかも親になると、一度始めたものは最後までやり抜くべきだ! みたいなスポコン精神(?)が不安を煽るんですよね。簡単にやめてしまうような子では忍耐力が育たないんじゃないか~~みたいな。大丈夫!私、あちこちかじってどれも中途半端にしか成し得てないけれど、自分の好きなものはとことん頑張れる性格に育ってます。ちなみにうちの弟、意気地なしで体操教室入った瞬間速攻やめたんですが、現在普通に会社員してます(姉ながらに「もうやめんのかーい!! 大丈夫かこいつ」って思ってました 笑)まさに好きこそものの上手なれだと思います。うちの子たちにも早く「これが好き!」が見つかりますように!
2017年07月06日初めまして。この度ウーマンエキサイトで連載をさせて頂くこととなりました、チッチママと申します。まず始めに、簡単に家族の紹介をしたいと思います。2016年の6月生まれの娘、チッチ。お絵かきが好きでのんびり屋な私。クールで塩対応な旦那さん。3人で仲良く暮らしています。そしてこの塩対応な旦那さん。チッチに対してもなかなか「可愛い」と言ってくれないのです…。チッチのことを大切に想っているのも確かですし、「可愛い」と思っているのもわかります。ただ、それを言葉にするのが少し恥ずかしいようです。ちなみにまだチッチがお腹にいた時も…お腹の中にいる赤ちゃんにでさえ恥ずかしがる旦那さん。それにしても「おまえはだれだ。」って…あなたの子よ!!なにかと素直になれない旦那さんですが、それでも愛情が伝わってくるので私もチッチも旦那さんが大好きなのです。こんな感じで、我が家の様子をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年06月28日同じ材料、味付けなのに、盛り付けや食器、食べる場所を変えたりするだけでも、食べてくれることがありますが、毎食ちゃんと食べてくれないと、私もイライラしてきます。食にあまり興味がないのか、なかなか食事が進まない日々を過ごしているわが家ですが、そんな中、私が実践しているわが子への食事対応をご紹介したいと思います。 同じ材料でも器を変えただけで変化が!ある日の夕食でチキンライスを出したときのこと。チキンライスをお皿に入れただけでは、まったく食べてくれなかった娘。そのため、それでは困ると、大好きなキャラクターの型に入れて再び目の前に出してみると、飛びつくように食べ始め、すべて完食していました! 同じ材料、味付けなのに、型に入れるだけで食欲が出てくるとは驚きでした。また、野菜なども型抜きをしたほうが喜んで食べてくれたりと、普段はあまり盛り付けなどにこだわっていなかったので、私にとってはとても意外だった出来事でした。 食べる場所を変えると、気分も変わって…子どもと一緒にある日お皿を買いに行った日のことです。夕食のとき、子どもが選んだお皿に食事を盛り付けると、「自分で選んだ食器だから」とうれしそうに食べていました。 また、お昼ごはんはお弁当箱につめて公園やベランダで食べたり、寒い冬はリビングにレジャーシートを敷いたりするだけでも、いつもよりほんの少し食べる気持ちが盛り上げることができたと思います。場所を変えるだけで娘の気分も変わるようで、定期的に取り入れていきたいなと思いました。 自分自身の気持ちの余裕を持つために取り組んだこといろいろと試行錯誤をしながら食事に関して取り組んでいますが、やはり食事は毎食のことなので、負担が大きいのが現状です。そのため、毎食食べてくれないと、ついイライラしてしまいます。しかし、そこで私が子どもを怒り、子どもが泣くことはあっても、だからと言って決して食べるようにはなりません。そこで私は、そんなとき自分の気持ちを落ち着けるために歌を歌うことにしました。 「パクパクモグモグ、あーおいしい♪」など適当な歌ですが、子どもも気分が少し変わるのか、ひと口、ふた口と食べてくれることがあります。また、時々パパやお姉ちゃんがアーンして食べさせてあげると、素直に食べてくれることもあります。 1歳半健診のとき、栄養士さんから「一生食べないわけではないから、あまり思いつめないでね」と言われました。頭でわかっているものの、やはりもぐもぐとたくさん食べてくれるほうがうれしいです。早くそんな日が来ることを楽しみにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師松田玲子イラストレーター/まっふ村上八重美
2017年01月29日1歳~1歳半のころ、子どもが食べこぼしやなんでも手づかみ食べをするので、毎回離乳食の際はイライラしていました。そこで、離乳食期間の「手づかみ食べ」に疲れきっていたときに私が実践した、イライラ解消法をお伝えします。 手づかみでなぜ怒られるかわからない個人差はあれど、子どもが離乳食に慣れてくると始まる「手づかみ食べ」。スプーンやフォークを使って、食べる前段階と言われていますが、この時期の子どもにとっては、何が手づかみOKでNGなのかなんてわかりません。それなのに私は、食べこぼしやなんでも手づかみ食べすることにイライラ……。 ある日、「もう手づかみで食べたいなら、ぜーんぶ手づかみにしちゃえ!」と半ば開き直って「手づかみオンリー」のメニューにしてみました。すると、とってもうれしそうにもぐもぐ食べていました。こうしてわが家に「おてての日」ができました。 巻くだけ、乗せるだけ、並べるだけ! 手づかみメニューは、基本的におにぎりにコーンを乗せる、鮭を乗せる、刻んだ野菜を乗せるなど、極力簡単に作れる物にしました。おにぎりに具を入れずに乗せたのもそのためです。 飽きたらのり巻きにしてもいいし、おにぎりを食パンにしてもOK。見た目もきれいだし、小さいおにぎりやパンが並ぶことで、普段の食事との違いを感じることもできました。 「これはおてての日のごはんだっけ?」 手づかみメニューの日を作ってからは、普段の食事のときに「これは“おてての日”のごはんだっけ? どうすればいいかなぁ~?」と声かけすると、ハッとしたようにスプーンを握る日が増えてきました。 自分から「ぷーひ!(スプーンの日)」と言ってスプーンを握ってくれることもあり、少しずつ「手で食べてもいい」「食器を使って食べる」メニューの区別もついてきたようです。 初めて「おてての日」をおこなったとき、子どもがとてもうれしそうにしていて、私もラクチンで、イライラも減ったのでよかったです。 作画/Michika著者:中浦明子
2016年12月27日子育てにはやらなくてはならないことがいっぱい! あれもこれもこなさないと、ちゃんと育てられないのでは、なんて不安になることもあるでしょう。そんながんばりすぎて疲れているママにおすすめの育児マンガをご紹介。世間的には「ダメ母」といわれることもある主人公たちですが、多くのママが共感できる要素があるはず。■『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社)『のだめカンタービレ』の作者、二ノ宮知子さんによる子育てファミリーエッセイ。一般的な育児マンガとの違いは、家事や育児のほとんどを二ノ宮さんの夫が担当していることです。それではママである二ノ宮さんは何をしているかといえば、人気作家らしくマンガの締め切りに追われる日々。「育児より仕事のほうが楽」とまで言ってしまうほど、一家の大黒柱として働いています。生活のほとんどを夫に任せっぱなしなわけで、子どもたちには「パパがいい」と言われてしまう始末。その都度、ママ業をがんばろうとするけれど、朝は起きられなかったりと、なかなかうまくいかないようで…。そんな失敗をしつつも、幸せそうに暮らす家族の姿にほっこりしてしまいます。子どもの成長に沿った笑える「あるある」ネタも盛りだくさん。でも、ママとしては主夫として奮闘するパパの姿にも共感してしまうかもしれません。■『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版)「毎日新聞」で連載中の育児マンガではありますが、作者である西原理恵子さんが連載中に離婚してしまうなど、波乱万丈な様子も描かれた作品です。「かあさん」は晩酌をしながら子どもを寝かしつけたり、運動会の日に寝坊して質素なお弁当しか作れなかったりと、決してほめられる子育てではないかもしれません。でも、大きくなった子どもたちを見て「食事なんか手作りすることなかった あんなに抱っこしてほしがってたのに もったいないことしちゃったなあ」と振り返るほど、子どもたちへの愛情はしっかり伝わってきます。そんな思いにホロリとしながらも、なぜか棒を集めてくる男子の習性など、笑えるエピソードも満載で、育児への勇気がもらえるはず。 ■『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社)妊娠から出産、そして4人の子の育児風景を描いたマンガ。主人公がシングルマザーを経て結婚、離婚、さらに再婚するなど、こちらもなかなかの波乱万丈っぷりです。1巻には妊娠から出産にかけての様子が詳しく描かれていて、プレママには参考になりそう。「おしるし」がきてから陣痛時の呼吸法、出産直後の様子などリアルに描かれています。豪快すぎる子育て法には賛否両論ありますが、この本を読んで母乳育児に挑戦した、子育てが楽になったと思う人もいるほど、長く愛されている作品です。■『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)妊娠したけどすぐには母性がわいてこない、妊婦の性欲問題、出産への恐怖、産後の夫婦関係など、他人には聞きづらい、言いづらいことが赤裸々につづられた異色作です。母親学級でママコミュニティに違和感を覚えるエピソードは、初めてママになったときに感じたことがある人もいるかもしれませんね。ほのぼのしたシーンはあまりないのですが、その分、幸せの裏に隠されたママの悩みがぶっちゃけられています。ママであることに疲れたときに読みたくなる1冊です。どの作品もママとしては異端児ともいえる女性が主人公ですが、ハッピーな面だけでなく、大変なことやドロドロしたことも描かれているので、育児に苦労してきたママたちから共感を集めています。「ダメなのは私だけじゃなかった!」と安心するもよし、「ありえない!」と笑い飛ばすもよし。育児マンガだからといって、共感できなくても大丈夫。ほかの人の育児風景を見ることで、ヒントが見つかるかもしれません。・ 『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社) ・ 『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版) ・ 『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社) ・ 『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)
2016年12月21日マンガに精通したコンシェルジュがあらゆるマンガのなかから100種類以上のドリンク案を考案し、厳選してメニュー化してます。「ダーリン、うちしあわせだっちゃ」(ラムコーク)「ラムコーク」は「ラム」というワードから、『うる星やつら』のラムちゃんのセリフをメニュー名に。数ある名セリフのなかからこのセリフを選んだ理由は「オーダーするときに楽しい気持ちになれるから」。ラムちゃんのようにかわいらしくオーダーするだけで、幸せな気持ちになれます。「キンキンに冷えてやがるっ……!」(ビール)ビールということもあり、一番人気のメニュー。オーダーするときにメニュー名を言う割合は5割程度とのことですが、こちらのメニューは「キンキンに冷えてやがる……!」と気持ちを込めてオーダーする方も多いとか。「キン肉マンの好物ココア」(ホットココア)もちろんソフトドリンクメニューも豊富。やさしい風味のホットココアは気持ちも心も癒します。「ラビットハウスのコーヒー」(ホットコーヒー)、「紅茶とは呼べないけど……でもやさしい味だわ」(紅茶)、「運命の果実を一緒に飲もう」(リンゴジュース)など、好きなセリフから選ぶのも一興です。※記載している情報は取材時の内容です取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:マンガサロン「トリガー」住所:東京都渋谷区渋谷 3-15-2 コンパルビル4F電話番号:03-6427-2248
2016年11月05日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日日本が誇るポップカルチャー、マンガ。今や海外でもマンガブームだと言いますが、マンガを海外で出版するには、日本語のセリフを英語などに翻訳する必要があります。マンガの翻訳とは、一体どんな仕事なのでしょう。翻訳スクール「フェロー・アカデミー」にて、プロのマンガ翻訳家による公開講座を体験してきました。■アメリカのマンガ市場は少年マンガが中心講師は、米国留学、ソフトウェアエンジニアを経てマンガ翻訳家になり、今年で7年目という木村智子先生。「Tomo Kimura」という名前で翻訳されており、これまでに『スキップ・ビート!』、『NANA』、『黒執事』など、119冊のマンガの翻訳を手がけてきたそうです。まずは、アメリカのマンガ市場について解説がありました。へぇと思ったのは、日本では、少年マンガ、少女マンガのほか、青年マンガ、女性マンガなど幅広いジャンルのマンガが読まれていますが、アメリカでは、最初に出版されたのが少年マンガだったこともあり、現在でもマーケットの中心は『NARUTO』や『ONE PIECE』といった少年マンガだそうです。青年マンガ、女性マンガの市場はまだ広がっていないようで、例えば日本で大ヒットした『のだめカンタービレ』の英語版はヒットには至らず、巻の途中で出版が止まることもあるみたいです。■マンガ翻訳の演習。ガチャ、パシッなどの擬音は、どうやって訳す!?次は、いよいよマンガ翻訳の演習。マンガ翻訳の基本を説明した上で、事前に配布されていた課題(マンガ『黒執事』の中の数ページ)を、先生が一コマずつ英語に訳していってくれます。マンガを英語に翻訳する上での大きなポイントの一つが“擬音”の訳。マンガで多用される“ガチャ”、“バシッ”、“クル”といった擬音は、日本語に特有のもので、擬音の翻訳の仕方は出版社によって違うのですが、主に次の2つがあるそうです。・日本語の擬音をすべて英語に翻訳する場合。大抵の擬音は、英語では動詞になります。例)クル(振り向く音)→Fwipガチャ(ドアを開ける音)→Kachak・日本語の擬音はそのままにし、その擬音の近くの空白に、擬音の読み方と説明を挿入する場合例)クル→KURU(Fwip)ガチャ(ドアを開ける音)→GACHA(Kachak)■日本特有の敬語や文化をどう訳すかもポイントそのほか、日本語に特有の「さま」や「さん」といった敬称や「おそれながら……」といった敬語も特徴的で、状況やキャラクターに合わせて、例えば友達同士なら「さん」はとる、登場人物の関係性上どうしても必要なら「○○-sama」として最後に注釈を入れるなど、できる限り自然でリアルなセリフになるよう一つ一つ判断を下し、適切な英語に翻訳します。さらに、『黒執事』のような、19世紀のイギリスを舞台にした歴史物の場合、地名や歴史的な出来事を一つ一つ調べて確認しながら翻訳する必要があったり、神社でのお参りなど日本特有の文化・風習がマンガに登場する場合、翻訳家が英語で注釈を入れたりすることもあるそうです。マンガ好きにとっては夢のような仕事ですが、実際の作業内容を目の当たりにすると、細かい注意点がたくさんあってなかなか大変そう。英語力だけでなく、日本文化とアメリカ文化、両方に対する知識が必要とされる仕事です。■マンガ翻訳家の条件は「マンガが好きなこと」講座終了後、先生に、いくつか気になることを質問してみました。――アメリカにも、マンガ・アニメオタクの人たちが大勢いると聞きますが、日本のオタクとアメリカのオタクには何か違いが見られますか?「日本でマンガオタクと言うとちょっと恥ずかしいイメージがありますが、アメリカのオタクはもう少し明るくポジティブな気がします。例えば、アメリカで、いわゆるオタクの人が集まるイベントに行ったとき、みんながコスプレのまま堂々と会場の外に出て街を歩いたり、食事をしたりしていて驚きました」――マンガ翻訳の仕事は大変そうですが、先生のように続けていく秘訣(ひけつ)は?「この仕事をする人の第一の条件は、マンガが好きなことですね。作品に興味が持てないまま翻訳をしていても、編集者に見抜かれてしまいますし、最終的には読者にも伝わってしまいます。翻訳家自身が楽しみながら翻訳することが何より大切ですね」――マンガ翻訳家をしていて、得をしたことはありますか?「仕事上は、直接マンガ家の方に会う機会はないのですが、Twitterでコンタクトをとるうちにつながりができたり、イベントでお会いしたときに作品のマンガ翻訳をしていることを伝えると、サインをいただけたりすることも。一ファンとしても翻訳家としてもうれしい瞬間です」――ありがとうございました。アメリカを始めとした海外でのマンガ市場は、まだまだこれからも拡大しそうで、マンガ翻訳家の需要も高まりそうです。「マンガの知識、マンガへの愛には自信がある!」という人は、フェロー・アカデミーなどの翻訳学校で翻訳スキルを身に付けて、マンガ翻訳家を目指してみてもいいのではないでしょうか。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】翻訳学校「フェロー・アカデミー」で翻訳スキルを身につけてみる【コラム】ミステリー小説翻訳家に聞く、人を惹き付ける文章の秘訣とは?【コラム】きっと誰かに話したくなる、映画字幕の知られざる秘密とは?
2011年09月23日