“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションでは、4月24日(水)放送のeo光チャンネル「ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ」にて、ビオラルみのおキューズモール店が紹介されましたのでお知らせいたします。<番組名>eo光チャンネル「ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ」 <放送日時>2024年4月24日(水)17:45~※放送後1週間は番組Youtubeにてアーカイブ配信あり<撮影協力店舗>ビオラルみのおキューズモール店 アーカイブ配信はこちら!(ビオラルは34:29ごろより放映)ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ eo光チャンネル : 紹介商品・コーナー※すべてビオラルみのおキューズモール店で取り扱う商品です。一部商品は他店でも取り扱いがございます。※実際の売り場と写真に掲載している商品が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。■BIO-RALてんさい糖使用のぶどうグミ「愛媛県産ピオーネ」とてんさい糖を使用した、果汁本来の風味を味わえるグミ。着色料不使用。■BIO-RAL有機アガベシロップ原料に有機栽培の「ブルーアガベ」を100%使用した天然甘味料。血糖値の上昇を穏やかに低く抑える「低GI食品」でありながら、砂糖よりも甘さが強いため、使用量が抑えられカロリーオフにも役立ちます。■BIO-RAL平飼いたまごのマヨネーズBIO-RALの人気商品「こめ油」と有精卵の平飼いたまご、リンゴ酢を使用したこだわりのマヨネーズ。■蜂とオリーブ箕面市を含む自然豊かな北摂地域のさまざまな花から採れたはちみつを非加熱で瓶詰め。お好みの風味やお召し上がり方に合わせてお選びいただけます。■WILD YUZU箕面市の特産品である「実生ゆず」。農薬を使用せずに栽培したゆずが原料の「ゆずリキッド」「ゆず皮フリーズドライ」を取りそろえ。■Cafe Palette優しい甘みのある淡路島産玉ねぎを使用した野菜嫌いのお子様に少しでも野菜を食べられるように開発された「食べる玉ねぎドレッシング」各種をご提供。■有機ピーナッツ使用のピーナッツバター店内で専用のマシンで挽いてつくる、オーガニックのローストピーナッツのみを使用したピーナッツバター。■発酵弁当すべてのおかずに塩麹や味噌などの発酵調味料を使用。国産有機玄米が入ったヘルシーなお弁当。■有機トマトの手作りラザニア豚ひき肉、玉ねぎ、有機トマト缶を合わせたビオラルオリジナルソースとホワイトソースを交互に盛り付け焼き上げたラザニア。■有機農産物有機JAS規格に適合した、安全・安心な有機農産物を品ぞろえ。ビオラルみのおキューズモール店にぜひお越しください!※品切れの際はご容赦くださいませ。※画像はすべてイメージです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月25日6月1日(土)、6月15日(土) に落語家・柳亭こみちプロデュース『この落語、主役を女に変えてみた~こみち噺スペシャルII~』が開催される。「落語の登場人物を女性にしたらどうなるの?」と柳亭こみちが作り始めた「こみち噺」。『死神』のおじいさん風死神をおばあさんに変えたり、『そば清』の清兵衛さんを清子さんに変えたり、という風に古典落語の女性版=「こみち噺」をこれまで約30席作ってきた。昨年8月には、「こみち噺」をもっと広めたいとの思いから、ほかの女性落語家も交えた『この落語、主役を女に変えてみた~こみち噺スペシャル~』を開催。会場の日本橋社会教育会館は満員札止めとなった。今回の公演では、あらたに「こみち噺」を初めて男性演者が演じる「男子の部」も開催。「女子の部」は、今最も注目される若手講談師のひとり、田辺いちかが『井戸の茶碗~母と娘編~』、二ツ目・古今亭佑輔が『厩火事~お松とお崎~』、新二ツ目で、古典落語も新作落語も楽しく演じる鈴々舎美馬が『死神婆』を口演。「男子の部」は、柳家一門のエース柳家三三が『崇徳院~お嬢様編~』、上方落語の笑福亭べ瓶が『壺算~大阪のおばちゃん編~』を高座にかける。柳亭こみちは両日ともトリを務め、演目は当日の「お楽しみ」となっている。<公演情報>『この落語、主役を女に変えてみた~こみち噺スペシャルII~』「女子の部」6月1日(土)「男子の部」6月15日(土)会場:日本橋社会教育会館 8階ホール【演目】■女子の部(1日)田辺いちか『井戸の茶碗~母と娘編~』古今亭佑輔『厩火事~お松とお崎~』鈴々舎美馬『死神婆』柳亭こみち『お楽しみ』■男子の部(15日)柳家三三『崇徳院~お嬢様編~』笑福亭ベ瓶『壺算~大阪のおばちゃん編~』柳亭こみち『お楽しみ』【チケット料金】前売・当日ともに:3,500円※全席指定・税込■一般発売2月9日(金) 10:00~
2024年01月23日寄席演芸会をプロデュースする有限会社宮岡博英事務所(所在地:神奈川県横須賀市、代表:宮岡 博英)は、『究極のバレ噺6』を2024年1月20日に東京都台東区の浅草木馬亭で開催します。イベント詳細: 究極のバレ噺6 チラシ■究極のバレ噺6 開催の背景寄席の世界で艶笑ものを「バレ」と申しますが、これは「破礼」(礼を破る)に由来するとも言われております。艶笑落語=バレ噺をテーマに2019年1月に催しました第一回の「究極のバレ噺」は、この手の噺の愛好家は少なくないと見えまして、日本全国津々浦々からその世界の好事家が集い、熱気あふれる会場はお陰様で満員御礼となりました。もともと艶笑と言っても寄席で登場する噺は猥談やエロ噺からは程遠い粋で人間の偽らざる機微を扱った洒脱なものです。今回は紅灯の巷、廓噺特集です。■究極のバレ噺6について開口一番イントロダクションは故三遊亭圓楽師匠最後の弟子で、師匠没後は三遊亭萬橘門下に移った楽太さん。圓生を崇拝する若者で、将来が楽しみな存在。その次は、上方から桂八十八師匠をお招きします。前名の桂宗助の頃から師匠の桂米朝師匠の芸風をもっとも色濃く継承している名手。良い声、端正な佇まいはいわゆる安心して観ていられる芸です。米朝師匠が発掘した珍しいネタの『釜猫』を東京でご披露いただきます。立川龍志師匠には『付き馬』。吉原が舞台の江戸落語の典型的な廓噺です。自らに厳しい龍志師匠は「若い時分にやりましたが……」と躊躇われておりましたが、準備期間も十分ということで新たに磨きなおして久々に高座に掛けてくれることになりました。仲入りを挟みまして、活動弁士の鬼才坂本頼光先生。「サイレント映画で廓を描いたものって意外とないんだよなあ」とぼやかれましたが、必ずやあっと驚くものを見せてくれるでしょうと、そこまで信用しきっております。トリは三遊亭圓橘師匠。『木乃伊(ミイラ)取り』は三遊亭圓生十八番で吉原が舞台の廓噺。登場人物も多岐にわたり、人物の距離移動も多い難しいネタ。三遊亭の直系である圓橘師匠にとっては自家薬籠の作品です。ご期待ください。新年の艶笑いは是非当会へ、ところは吉原もほど近い浅草木馬亭でございます。お金を払って御来場のお客様だけがお楽しみいただける秘密の世界。ご期待下さい。ご来場をお待ちしております。三遊亭圓橘(主任)立川龍志桂八十八坂本頼光■開催概要イベント名: 究極のバレ噺6開催日時 : 2024年1月20日(土)午後1時開演、午後3時半終演予定会場 : 浅草木馬亭 (〒111-0032 東京都台東区浅草2-7-5)入場料 : 前売 3,500円(税込)、当日 4,000円(税込)定員 : 130名主催 : 有限会社宮岡博英事務所公式サイト: <お問い合わせとご予約>有限会社宮岡博英事務所 Tel : 046-876-9227email: hana-ni-awan@oct.email.ne.jp チケットぴあ:取扱い僅少《Pコード:522-915》 ■会社概要商号 : 有限会社宮岡博英事務所代表者 : 代表取締役 宮岡 博英所在地 : 〒238-0006 神奈川県横須賀市日の出町1-12-8A602設立 : 2002年8月事業内容: 演芸公演のプロデュースURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社宮岡博英事務所Tel : 046-876-9227email: hana-ni-awan@oct.email.ne.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月27日2023年10月2日(月)18:30、東京都北区王子の北とぴあつつじホールにて、『スペシャ寄席 其の四〜フラカン 全開の噺 編〜』が開催された。『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』配信チケット情報はこちら!()スペースシャワーTVによる落語と音楽のイベントで、今回で四度目の開催。出演はフラワーカンパニーズと桂雀太と笑福亭笑利。MCはFM802の樋口大喜が務めた。この『スペシャ寄席』が行われるのは、2021年7月19日大阪・umeda TRAD、2022年2月16日東京・北とぴあつつじホール、2022年8月28日『SWEET LOVE SHOWER 2022』GOOD VIBES エリア特設ステージに続き、これで4度目。樋口大喜これまでの3回は、弾き語りのアーティスト落語が共演する「語り×語り」のステージだったが、今回は初めてバンドの生演奏&生歌と落語の「語り」が共にステージに上がる、という企画になった。今回のスペシャ寄席にテーマがあるとするなら、「人間一生夢の如し」。人生というのは夢のように儚い、泥くさくて美しい、そういったテーマが今日はぴったりだと思う。この板の上一枚、泥くさく輝きを放つ、人間物語をぜひご堪能ください──樋口大喜は前説をそう締めくくり、トップの笑福亭笑利を呼び込んだ。笑福亭笑利フラカンの機材が並び、ミスター小西のドラムセットと竹安堅一のギターアンプの間に、赤い布で覆われた高座がしつらえられ、その右にはめくりが用意されたステージに、笑福亭笑利が登場。座布団一枚あればできる商売であるゆえに、とんでもないところで落語をやる羽目になることもある、たとえば──というマクラで、客席を「あっためる」を超えて「沸かせる」状態まで持っていってから、ネタに入る。演目は『いらち俥』。俥屋、つまり人力車で急いで大阪駅まで行きたいが、一台目はボロい上に俥屋が病弱で遅くて話にならず、次に拾った俥は、一度走り出したら止まらなくて、危なっかしくて往生する、という噺である。後半、その止まらない俥屋が、このまま行ったら市電に衝突する──というあたりで、フラカンの4人がそっとステージに現れ、鈴木圭介がハープでその市電の汽笛を表すと、竹安堅一がボトルネックでアコースティック・ギターを奏で始め、続いてグレートマエカワのベースとミスター小西のキックが加わり──「夢の列車」という曲のイントロと、笑利の噺が、じわじわとミックスされていく。噺がクライマックス→オチを迎えると、笑利が去り、本格的に曲が始まり、フラカンの時間がスタート。2曲目は最新アルバムから「行ってきまーす」、そして先頃リリースされたばかりのニューシングルの2曲=「気持ちいい顔でお願いします」と「セミ・ロング」。落語からシームレスに始まったこともあり、オーディエンスは座ったままだが、腕を振り上げたり、ハンドクラップをしたりして、4人の演奏に応えている。「フラカン、北区、初登場じゃない?」「噺家さんと一緒にやるのも初めて。今日、決め事がけっこうあったから、こんなに緊張する『夢の列車』は初めてだった」などと、最初のMCで言い合うグレートマエカワと鈴木圭介。高校の時、落語研究クラブに入っていて、1年の最後に一席やらないといけなくて、『時そば』をやった、と圭介。「あんなきついことはなかった、今までの舞台でいちばん厳しかったです」とのこと。そこから「履歴書」と「この胸の中だけ」と、圭介がアコースティック・ギターを弾きながら歌う2曲を経て、MCに入ると笑福亭笑利を呼びこみ、改めて紹介する。笑利は紙切り芸ができる、ということで、この場で披露することになるが、「普段はソデで、太鼓と三味線で音を鳴らしてもらったりするんですけど、せっかくなんで──」というリクエストで、フラカンの4人がアドリブでジャンプ・ブルース調のインストを奏で始める(圭介はハープ)。笑利、それに乗せて、しゃべりながら紙切りを始めるが、バンドの音がどんどん大きくなってその声をかき消し、「でかいでかいでかい!」と演奏を止める。というふうに、演奏が紙切りを妨げて、笑利がつっこんで音を止める──というコラボコントを、このあとさらに二回繰り返した。しかも毎回違う曲調で。客席、大笑い&拍手。三度目のトライで完成した、笑利による切り絵は、「グレートマエカワの似顔絵」。見事な出来栄えで、客席、また大拍手、グレート本人も「最高、すごい!」と称賛する。その切り絵は終演後、ロビーに飾られ、観客みんな、帰り際に写真を撮っていた。なお、このブロック、決め事ゼロの完全アドリブだったそうで、グレート「スリリングだった! でも息ぴったりだったもんな、さすがだよ!」と、また笑利を称賛した。そのコーナーの途中で笑利が「お客さん、後半は立って盛り上がっていただければ」と、呼びかけたこともあって、そこからはオーディエンスみんな、立ち上がってライブを楽しむ。後半ブロックは「右脳と左脳」「人は人」「NUDE CORE ROCK’N ROLL」「三十三年寝太郎BOP」の4曲。ラストの「三十三年寝太郎BOP」の、最後の一音が消えないうちに、桂雀太がスッと高座に上がり、噺が始まる。自分や樋口大喜や笑福亭笑利などで始めた『CLUBHOUSE寄席』が当たって、スペースシャワーTVからこのイベントの話が来て、いろいろあって、今日のこの日を迎えている──と、まず、このイベントの成り立ちを説明する。そして「免疫力を高めるナチュラルキラー細胞は、笑うと活性化する」という導入のマクラで、何度も客に笑い声を上げさせてから披露したのは、江戸落語では『芝浜』の名で知られる、東でも西でも多くの大物噺家が得意にしてきた大ネタ、『夢の革財布』。「おもしろい」「笑わせる」で留まらない、「鬼気迫る」とはまさにこのこと、と言いたくなる、聴く者を噺の世界にぐいぐい引き込む大熱演で、ここにいる皆をがっちりつかんだ。その『夢の革財布』の後半のヤマ場で、もとの噺にはない「生きていてよかった」というセリフが織り込まれる。そして、下げを迎え、大きな拍手の中、雀太が頭を下げて高座を下りると、登場したフラワーカンパニーズが噺を締めるように「深夜高速」を演奏し始めた。噺家とミュージシャンが、落語と歌が共演する、というだけでなく、それぞれの表現が有機的に絡み合って新しい何かになる、本来の意味での「コラボレーション」を生み出していく、ということが、この『スペシャ寄席』が目指すところなのだろう。バンド編成での演奏だったことや、噺家とバンドの呼吸の合いっぷりが見事だったことなどが、すべていい方向に出て、過去最高の化学反応を起こしていたのが、この夜だったのではないか。「深夜高速」のあと、最後に来場者への挨拶として、出演者全員でのトークの時間がちょっと設けられた。そこで桂雀太はこう言った。「全国回れるんちゃうか?」笑福亭笑利は、それにかぶせてフラカンに言った。「ほな、最近買ったハイエース、乗してもうていいですか?」この日のステージの模様は、10月6日(金)18:00から、PIA LIVE STREAMで配信される。Text:兵庫慎司<イベント情報>『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』10月2日(月) 北とぴあつつじホール【出演】フラワーカンパニーズ、桂 雀太、笑福亭 笑利MC:樋口大喜(FM802 DJ)【チケット料金】配信視聴チケット:2,500円(税込)※販売は10月13日(金) 21:00まで、配信は10月13日(金) 23:59までチケット情報:()
2023年10月06日10月2日(月) に北とぴあつつじホールで開催される『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』の模様が、10月6日(金) 18時より配信されることが決定した。『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』チケット情報はこちら!()『スペシャ寄席』は、落語と弾き語りを交互に披露する今までにない斬新なスタイルで開催されてきたイベント。4回目となる今回は、34年以上のキャリアを誇る不動のロックンロールバンド・フラワーカンパニーズ、コトバを巧みに操る噺家・桂 雀太、笑福亭 笑利の3組が出演。スペシャ寄席初の試みとなる、弾き語りではなく通常ライブセットと落語の異種格闘技戦が実現する。MCは、スペシャ寄席でお馴染みの樋口大喜(FM802 DJ)が務める。また、開催直前を記念して、『スペシャ寄席 其の二』より笑福亭笑利落語とヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)弾き語りによる「冷めない夢」がYouTubeで期間限定公開された。『スペシャ寄席 其の二』※期間限定公開<イベント情報>『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』10月2日(月) 北とぴあつつじホールOPEN 17:30 / START 18:30【出演】フラワーカンパニーズ、桂 雀太、笑福亭 笑利MC:樋口大喜(FM802 DJ)【チケット料金】座席指定:6,000円(税込)配信視聴チケット:2,500円(税込)※配信期間は10月6日(金) 18:00~10月13日(金) 23:59までとなります。チケット情報:()
2023年09月07日『九雀の噺~in いたみ~』が2023年10月21日 (土)にAI・HALL(伊丹市立演劇ホール)(兵庫県伊丹市伊丹2丁目4-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて9月8日(金)9:00より発売開始です。カンフェティにて9月8日(金)9:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 「九雀の噺」が伊丹に帰ってくる!噺家・桂九雀が考案した、落語と、落語的手法を用いた芝居「噺劇(はなしげき)」が楽しめる「九雀の噺」を、伊丹で2年ぶり2回目の開催。今回も噺家・桂九雀の落語や、関西で活躍するベテラン俳優たちが出演する「噺劇」をお送りします!落語と噺劇の両方が楽しめる「九雀の噺」。にぎやかで楽しいひとときをどうぞお楽しみください。【番組】「落語」桂九寿玉「落語」桂九雀噺劇「転宅」《中入り》「落語」桂九ノ一噺劇「井戸の茶碗」(落語の演目は当日のお楽しみ)★噺劇(噺劇)とは「落語」と「演劇」の特性を活かし、落語の演目を芝居として上演する桂九雀の企画。2005年より継続的に開催されており、『文遣い』『芝浜』などの多くのレパートリーがある。多数の登場人物を一人で演じる落語とは異なり、噺劇では複数の役者が複数の登場人物を演じる。俳優は着物で演じ、使う小道具は扇子と手ぬぐいのみ。また、舞台装置や照明変化はなく、音楽・効果音は三味線・鳴り物の生演奏で行われる。公演概要令和5年度AI・HALL主催事業『九雀の噺~in いたみ~』公演日時:2023年10月21日 (土)13:30開場/14:00開演会場:AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)(兵庫県伊丹市伊丹2丁目4-1)■出演者嶋田典子、雪乃美玲、珠雲、国木田かっぱ、や乃えいじ、西田政彦桂九雀、桂九ノ一、桂九寿玉■スタッフお囃子:岡野鏡技術:エスエフシー宣伝美術:下東英夫■チケット料金全席指定:3,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月31日2023年の春も、鶴瓶噺の季節がやってくる。「日常で起こる本当の出来事が一番おもしろい」と語る男が、日々残しているメモからチョイスしていたのは285個の鶴瓶噺の素。2022年のエピソードからの厳選した数である。あらゆる出来事があっという間に過去になるスピード狂の時代に、笑福亭鶴瓶は焦らずゆったりと今日も自然体だ。2022年を振り返って、真っ先に思い浮かんだというキーワードも“らしい”ものだった。「2022年は……友達が増えました。『A-Studio+』とか『鶴瓶の家族に乾杯』といったテレビの仕事は、たくさんの人と出会うでしょ。すると、友達が増えていく。2022年はドラマや映画もあったから、そっちでもそうなんです。『しずかちゃんとパパ』というドラマでは、耳が聞こえない父親役で全編手話だったんですね。その現場では手話を教えてくれた人たちと仲よくなれてうれしかったんですけど、とにかく厳しかったんです、うちのマネージャーが。同時進行で映画の現場も入っていてヘトヘトなのに『手話、練習しましょう!』と。『いいけど、俺、死ぬよ』と小声で言いましたからね(笑)。じゃあ、映画の現場はどうだったかといえば、マイナス14℃で。極寒のなか、コートもなんもなしにタキシード1枚で逃げ惑うという役でした。自分でもよう生きてるなぁと思います(笑)」2022年を振り返って「友達が増えた」と真っ先に口にできる人生。そもそも、70歳をすぎて友達が増える人がいったいどれほどいるのか。漢字なら唯一無二、英語ではワン&オンリー。そんな芸人の冠番組ならぬ冠芸である鶴瓶噺に、弱点などあるのだろうか。「昔、落語のことを聞かれて『笑福亭鶴瓶<落語』と答えたことがあるんです。やっぱり、長い歴史と深い伝統がある落語という存在はとてつもなく大きい。でも、こっちは『笑福亭鶴瓶=鶴瓶噺』で完全にいっしょ。鶴瓶噺と僕はイコールなんです。だからこその強みもあるとは思うんですけど、落語と違って型がないでしょ?型のない芸って、続けないとダメなんです。仮に、型のない芸を無手勝流と呼ぶのならずっとやり続けているからこそ無手勝流であって、やめた途端に無手勝流とすら呼ばれなくなると思うんです。鶴瓶噺だって、今年が最後となったらその瞬間は笑ってもらえるかもですけど、すぐに色褪せてしまうはずですから」鶴瓶噺は、点ではなく線でこそ楽しみが増すのか。30年後の100歳での鶴瓶噺を想像しながらの2023年版は、必見にして必聴の予感がする。取材・文:唐澤和也
2023年03月24日2022年4月4日、『MBSらくごスペシャル 春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』がシアタードラマシティで初開催された。出演は次代の落語界の担い手と嘱望される東西の実力派3人。上方落語家の桂春蝶、桂吉弥と、江戸落語の春風亭一之輔が、それぞれ渾身の一席で満員のドラマシティを沸かせた。『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺 2023』チケット情報まずはトークコーナーからスタート。一之輔は「みんなありがとー!」とコンサートのような掛け声で盛り上げる。作り込まれた手描きの舞台美術にも「めちゃめちゃすごい」と吉弥は感激。春蝶も舞台美術に仕込まれた演出に感心している様子だ。トップバッターを務める吉弥は『愛宕山』を披露。「今日は2挺といって、三味線のお師匠さん二人に来てもらいました」と音曲効果の"はめもの”も豪華だと話す。マクラでは『愛宕山』の解説もし、桂吉朝に入門後、桂米朝の家に住みこみで修業していたころの芸者にまつわるエピソードなども明かした。本編では、春爛漫の京都・愛宕山の風情をたっぷり詰め込み、旦那や太鼓持ち、芸者たちなど登場人物を巧みに活写。にぎやかで華のある高座で盛り上げた。続いては春風亭一之輔が『青菜』を口演した。真夏のひと時を描いた『青菜』、一之輔のさっぱりした口調が暑さを吹き飛ばすようだ。優雅でずっしりとした存在感のある旦那に、やや品性が欠けるものの愛嬌たっぷりの植木屋、歯に衣着せぬ物言いで気風の良い植木屋の妻など、キャラクターを際立たせ、真夏の江戸の情景をシアタードラマシティに浮かび上がらせた。最後は春蝶で『浜野矩随』。事前の取材で春蝶は「(この噺には)自分がかつて二世として情けないと思ってきたことをオールインしてみた。そうすることによって、自分なりの『浜野矩随』になっていくのかなと思う」と話していたように、セリフの一つひとつに気を込める。亡くなった父を超えられない息子が苦悩を独白する場面では、子を思う母を切々と演じ、ぐっと引き込む。一方で、「私がこれをやりたいだけ」と好きな映画のオマージュも取り入れ、場を緩める。最後は、「母親の愛は深いものだと今は分かるような気がする。この一席だけはちょうどひと月前に亡くなった母に捧げたい」と締めくくった春蝶。大きな拍手に包まれて、幕を閉じた。第二回となる2023年は4月28日(金)、大阪市中央公会堂 大集会室にて。夜の部(18:00開演)が完売につき、追加公演として昼の部(13:45開演)の開催が決定した。さらに、昼の部の演目はそれぞれ、春蝶『二階ぞめき』、吉弥『親子酒』、一之輔『子別れ』に決定。夜の部は昼の部とは違う演目になるそうで、後日発表されるのでお楽しみに。追加公演のチケットは先行(抽選)受付中。取材・文/岩本
2023年02月28日真打とは落語や講談などで秀でた技量を持つ最高位をいう。『あかね噺』は、その真打を目指す桜咲朱音(おうさき・あかね)の奮闘を追う芸道マンガ。17歳にしてすでに6年修業を積んでいる朱音は、未熟なところもありつつ努力家で、今後どんなふうに才能を花開かせていくのかが楽しみだ。「女の子が落語家を目指すという設定は一見異色かもしれませんが、友情や師弟愛、努力や才能を武器に頂点へ駆け上がるのは『少年ジャンプ』的には王道。落語をめちゃくちゃカッコよく描きたいという気持ちがあったので、朱音も、りりしい表情の似合う感じにしよう、前髪やピアスで左右非対称にして落語をする時どちらを向いているか分かりやすくなるようにしよう、と決まっていきました」(作画・馬上鷹将さん)「メインテーマは、落語に魅せられた少女が真打という高みを目指す成長譚。最初は、ズバズバものを言う今より勝ち気な性格で構想していましたが、礼節を重んじる落語というジャンルの空気感を損なわないよう調整し、今のようなキャラクターになりました」(原作・末永裕樹さん)主人公の朱音はもちろん、彼女を取り巻く師匠や弟子たちそれぞれの個性が立っているのが、本作の面白さに大きく貢献している。「落語は、演者の人となりが芸に色濃く出る側面もあります。キャラクターを練る際は、それぞれのキャラなりの哲学や行動原理は何かなど、核になる部分を意識して作っていきます。キャラクターの言動や考え方については、実在する落語家の方のエッセンスを取り入れている部分もありますが、作画の馬上先生にキャラクターデザインそのもので『誰々っぽくしてほしい』と要望したことはありません。とはいえ、落語好きな方なら、誰がモデルなのかを予想しながら読むのも楽しいと思いますね」(末永さん)ちなみに、好きな噺家に、末永さんは春風亭一之輔や柳家花緑、馬上さんは三遊亭歌武蔵を挙げた。高座の場面がちょくちょく出てくるが、声と身振りの芸事をマンガで見事に表現しているのも読みどころ。寄席にいるような臨場感がある。「画(え)では勢いや緩急、表情の面白さを意識しますね。キャラクターの心情が伝わるように、フキダシの形や描き文字も、見やすさと迫力のバランスを工夫しています」(馬上さん)2巻では、朱音の「学生落語選手権大会」への挑戦が始まる。「朱音には一つの一門に縛られず広い世界を知って成長してほしいと願っています。今後も、歴史から現代の落語家たちがどんな活動をしているのかについてまでどんどん発信したいです」(末永さん)また、朱音の父親が破門された理由も大きな謎としてストーリーを牽引する。3巻以降に乞うご期待。末永裕樹 原作馬上鷹将 作画『あかね噺』2二ツ目だった朱音の父親は、理由も明かされずに師匠の兄弟子・阿良川一生に破門された。朱音は父の悲願だった真打になれるのか。待望の3巻は、10/4発売予定。集英社484円©末永裕樹・馬上鷹将/集英社すえなが・ゆうき1990年、熊本県生まれ。26歳で『週刊少年ジャンプ』原作者向け漫画賞「ストキンPro」に応募、準キングに。以後、原作者として活躍。もうえ・たかまさ1991年、東京都生まれ。2016年『週刊少年ジャンプ』にて「オレゴラッソ」で連載デビュー。’21年に同誌の読切作で末永氏と初タッグ。※『anan』2022年9月28日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年09月27日噺伝承の会主催、『鳴り物噺と寄席ばやしの会』が2022年10月8日 (土)に全生庵(東京都台東区谷中5丁目4-7)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式Twitter 寄席の三味線とお囃子の世界をご堪能いただきます。【公演内容】林家正雀「怪談乳房榎~十二社の瀧~」「親子茶屋」寄席囃子実演:太田その・柳沢きょう(解説:林家正雀)紙切り:林家楽一林家彦三「猫の皿」(笛:柳家花ごめ前座:金原亭駒平)開催概要『鳴り物噺と寄席ばやしの会』開催日時:2022年10月8日 (土)13時30分開場/14時開演会場:全生庵(東京都台東区谷中5丁目4-7)■出演者林家正雀 / 林家楽一 / 林家彦三 / 金原亭駒平 / 太田その / 柳沢きょう / 柳家花ごめ■スタッフ山口忍■チケット料金全席自由:3,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月08日鶴瓶噺の魅力を剣豪にたとえるなら、一見隙がありそうなのになぜか打ち込めない自然体ということ。「うぉりゃー」などと雄々しく叫ばずに「この間ね」と静かなトーンで、すっとしゃべり始める。「日常を描きたいんです」と語る笑福亭鶴瓶が、本番を2か月前に控えたこの日までにセレクトした噺の素は643個。まずは、噺の素との出会い方から話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ふだんから、おもしろいことがうまれろなんて一切考えたことがないんです。正月なんて家族と一緒にぼーっとしていたいし、1年の目標を立てたこともないし(笑)。でもね、なぜか出会ってしまうんですよ。正月のハワイのホテルでも、ものすごくかわいらしい赤ちゃんが気になって。隣りのお母さんもキレイな人で、ふっとその横を見たらボクシング4階級制覇王者の井岡(一翔)やったんですよ。彼とは仲がいいから言えるんですけど“お前が1番目立ってないわ”って(笑)。自分でも不思議なんですけど、なにかが起きる時って、こっちが自然にしているよなぁとは思います」興味深い鶴瓶の休日だが、鶴瓶噺のトピックスは有名人から大阪のおばちゃんまでと幅広いのが魅力。さらにラストは、しゃべりと映像のコラボで締めくくられる。「今回のラストは、落語の世界の師弟や弟子同士の関係性がテーマになりそうです。落語の世界って、人間国宝にもなられた桂米朝師匠が、ご自身の師匠から言われた言葉がすべてだと思うんですけど“芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前”ですから。なのに、いまの時代はパワハラってすぐに言われるでしょ?その言葉、落語家には無縁というか、ほっといてほしい(笑)。僕も師匠から怒られましたし、弟子には怒る。嵐の晩もあるから平和な1日がありがたいわけで、むしろ、思いっきり怒られたほうが向上するんです。うちにも怒られて1回クビになって戻した“べ瓶”という弟子がいます。戻す前は築地の市場に勤めたり観光バスの運転手をやったりしてたんですけど、そういう経験のおかげもあって、最近はかなりおもしろい。ただ、アホですけどね。関西弁で、最下位やビリのことを“べべ”と言うんですけど、“師匠、ひらがなで“べべ”ってどうですか?”なんて平気で言うんです。お前は誰の弟子やねんと。鶴瓶の瓶はいらんのかって(笑)」自然体で、すっとしゃべり始めてラストまで疾走する約2時間。剣豪的べしゃりの達人は、刀を抜く代わりに観客を笑顔にする。公演は4月1日(水)から5日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて、4月15日(水)から19日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。2月15日(土)午前10時より一般発売開始。取材・文:唐澤和也
2020年02月14日温泉につかっているような多幸感のある鶴瓶噺は、観客に緊張感を与えない。ある日のライブでは「寝てていいよ」とさえ本人が言うほどの自由奔放さ。そんな鶴瓶噺のライブでは、選ばれるツッコミの言葉も自由で独特だ。ある後輩落語家に対して独特なツッコミの言葉を選んだそのココロから話を聞いた。【チケット情報はこちら】「長野に向かう電車の中で偶然会った人が“松喬さんって知ってますか?”と聞いてきたんですね。うちの後輩で、七代目笑福亭松喬という落語家ですと答えたら“今度、松喬さんの息子さんとうちの娘が結婚するんですよ”って。えぇっ!?て。そんな偶然、うれしいし驚くじゃないですか。それで、別の機会に松喬本人と会った時にその話をしたら、“あぁ、そうですか”ぐらいの薄っすい反応で、一切会話が弾まなくて。松喬はええやつです。落語もめちゃくちゃおもしろい。でもね、鶴瓶噺のライブではこうツッコまざるをえなかった。“ワクワクせぇや!”って(笑)」鶴瓶噺の原点は、「高校時代のツレとの雑談」。“青春っぽい”そのツッコミにも会場は大爆笑だったが、鶴瓶噺にまったくないのが“大御所っぽさ”。鶴瓶の口癖のひとつでもある「そんなんどうでもいい」が、そのことを代弁している。「まわりが気を使ってくれて、振り返ったらぎょうさん僕を見送ってくれるとか……そんなんどうでもいいんです。外で寒いのにずっと頭下げて見送ってくれるんですけど、全然うれしくなくて、だったら、うちのマネージャーみたいに接してもらえたほうがうれしくて。この間もね、NHKのアナウンサーの女の子に、僕のことを“痩せたでしょ?”と説明してくれていたんです。映画の役作りで8kgぐらい落としましたから。マネージャーは“昔みたいに紐パンをはかなくなりました”って。いや、言わんとしてることはわかる。スウェットのパンツとかってゴムじゃなくて紐でウエストを調整するやつもあるでしょ。でも、それを聞いた女の子は例のパンツだと思うじゃないですか。実際、“え?紐パンだったんですか?”ってすっごい驚かれて。違う違うと(笑)」鶴瓶噺には一切の大御所感がなく、むしろ男子校ノリの青春感が強い。語り部本人は芸能界の大御所のひとりだし、鶴瓶噺の歴史だけでも50年近くあることを考えるとちょっと脅威的ですらあるが、当の本人は「不思議なんやけど、なんで初対面の人が財産分与の話をしてくるんやろ?」と雑談を続けるのだった。「太田胃散 PRESENTS TSURUBE BANASHI2019」は4月10日(水)から14日(日)まで、大阪・サンケイホールブリーゼ、4月17日(水)から21日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演。チケットの一般発売は3月16日(土)午前10時より。取材・文:唐澤和也
2019年03月11日「8月15日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)で、MCの笑福亭鶴瓶さん(66)が“優さんがFカップだと弟の親太朗に聞いた”と暴露され、話題になっています」(芸能関係者)2児を出産後も、美しいスタイルを維持している山田優(34)。そんな彼女をFカップに変身させたのが、芸能人御用達の“豊胸エステ”なのだという。「彼女は昨年1月に第二子を出産していますが、産後の体型の変化に悩んでいたようです。特に気にしていたのがバストの悩み。そこで、今年の春ぐらいから都内の“豊胸エステ”に月2ペースで通い始めたんです」(美容誌ライター)本誌記者はさっそく同店で体験メニューを予約した。都心の駅から徒歩5分、マンションの1室がエステ店になっている。記者が受けたのは、50分2万5千円(税抜)の“育乳マッサージ”だ。部屋に案内されると、カウンセリングシートを記入し、まずは普段のブラジャーのつけ方を確認。それが終わると上半身裸になり、施術がスタート。施術台にうつ伏せになって、背中のコリをほぐしてもらう。次は通称、“肉剥がし”。背中に癒着している脂肪を剥がし、バストに脂肪を移動させるのだ。これが痛くて、記者の絶叫が止まらない!今度は仰向けになり、二の腕からバストにかけて乳腺とリンパのマッサージ。乳首と胸のふくらみが交差する天溪というツボを刺激するマッサージは、自分でもできるので宿題として出された。最後に特製の豊胸クリームを浸透させて、施術は無事終了。施術直後、正しい位置でブラジャーを付けてもらうと、貧乳の記者にも美しい谷間が!全体的にハリやボリュームが出て、バストの位置もグッと上がっている。超激痛に耐える価値はある!?
2018年08月31日一般の人々の何気ない行動に焦点をあて、それを題材に笑福亭鶴瓶とゲストが自由によもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」の5月8日深夜の放送回に、独特の個性を放つ俳優の大倉孝二が出演。大倉さんは鶴瓶さんとどんなトークを繰り広げたのか?劇団で舞台を中心に活躍、そこから映像にも進出、187cmという長身と独特の雰囲気で強い存在感を放ち、最近では『HERO』『秘密 THE TOP SECRET』などの映画から「カルテット」「アンナチュラル」といったドラマまで幅広く出演、いずれも大きな話題と注目を集めている大倉さん。鶴瓶さんと大倉さんの出会いが9年前の「A-Studio」の取材だったという話題から番組はスタート。旧車好きだという共通項を持ち、ボルボやチェロキーなど「四角い車が好き」という大倉さん、フォルクスワーゲンなど「丸い車が好き」という鶴瓶さんがそれぞれの愛車トークで盛り上がる。話題は収録時まだ未解決だった“愛媛県今治市の受刑者逃走事件”についてもおよび、鶴瓶さんから「島に潜伏してるとしたら何を食べてると思うか?」と問われ、大倉さんは「貝とかじゃないですかね。採って干して食べてるんじゃないか」と“持論”を展開。独特の発想にスタジオからは笑いが沸き起こる。その後も、カレー粉も使わずスパイスを炒ってイチからカレーを作るという“カレー好き”ぶりや、座布団を回し続けられるという“意外な特技”などを披露。舞台を見に行った際の“睡魔”対策にまつわる話題では観客が寝てしまっても「構わないです。それも含めてレジャーだと思ってもらえれば」とコメントするなど、大倉さんならではのトークを展開した。これに視聴者からは「大倉孝二やっぱ最高やわ」「大倉さん好きで舞台観に行ってたなー」などの声や、普段バラエティで見る機会が少ないこともあってか「素の大倉さん初めて拝見するかも」という反応。さらには「本気で全人類の中で一番タイプな顔…好き」まで様々な投稿がSNSをにぎわせていた。そんな大倉さんだが新作舞台「ニューレッスン」が6月21日(木)より公演となる。まだ内容については「何も決まってない」そうで、鶴瓶さんからは「何しに来てんねん」とツッコまれていたが、大倉さんとブルー&スカイの2人が作、演出を手がけ、いとうせいこうらが出演予定で東京では「CBGKシブゲキ!!」、大阪では「ABCホール」で上演。個性派俳優の独創性が存分に発揮されそうな本公演も楽しみだ。(笠緒)
2018年05月09日番組MCの笑福亭鶴瓶とゲストが自由なトークを繰り広げるトークバラエティ「チマタの噺」。その3月20日深夜の放送回に俳優の松坂桃李がゲスト出演。最新作『娼年』での濡れ場トークから友人の濱田岳の“秘話”まで様々なトークが展開された。トークは『娼年』の撮影に関する話題から。同作で会員制ボーイズクラブの“娼夫”を演じている松坂さん。役が役だけに撮影は「ずっと濡れ場ばっかり」だったといい「ほんとに濡れ場って大変、地獄のようで」と“ラブシーン”の過酷さをふり返った。鶴瓶さんも『後妻業の女』での大竹しのぶとのラブシーンをふり返り「一応さんまにも電話した」と大竹さんの元夫・明石家さんまに報告を入れたことなどを明かし、そこからトークは“前貼り”の話題へ。「大きなの貼られた」と話す鶴瓶さんに松坂さんは「自分で貼ったんじゃないんですか?」と驚きの表情。逆に鶴瓶さんはメイクさんに貼ってもらうものだと思っていたと答える。番組開始早々いきなりの“シモトーク”に視聴者からは「オープニングからすげーわ!」「濡れ場の話してるのに、なんて爽やかなの~」などの反応が寄せられる。そこから濡れ場トークは松坂さんの友人でもある俳優の濱田岳の話題に。濱田さんが『みなさん、さようなら』のラブシーンの撮影で胸を揉んだ瞬間、相手の女優の胸の柔らかさに思わずセリフが飛んでしまったというエピソードを明かす松坂さん。手振りを交え濱田さんの話題を話す松坂さんにSNS上では「濱田岳のエピソードを語る桃李が面白すぎ」「濱田岳ちゃんの話めっちゃ嬉しそうにするね」などの声が。濱田さんのほか、柳楽優弥、岡田将生らと親交が深いという松坂さん。特に柳楽さんは鶴瓶さんとも親交があり「飲みに行こうと電話をくれる」ほどの関係だとか。濱田さん、柳楽さんは結婚しており、柳楽さんから「早くこっちきなよ」と結婚を勧められるそう。鶴瓶さんから結婚願望について問われた松坂さんは「憧れます」と“結婚願望”を口にしていた。終始テンポ良く進んだ2人のトークに、視聴者からは「松坂桃李がトークの腕を上げた気がする」「トークスキルが素晴らしく、もっとたくさん聴きたかった」など俳優としてはもちろん、そのトーク力の進歩にも賞賛の声が集まっていた。松坂さん主演の映画『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(笠緒)
2018年03月21日昨年のインタビューの「フリートークの本質とは?」との問いに「自由は不自由」と答えた笑福亭鶴瓶。25周年を迎える鶴瓶噺の舞台を控えた男に「では、鶴瓶噺の本質とは?」から話を聞いた。【チケット情報はこちら】「“自由は不自由”にもつながるかもしれませんが、“無意識が運命を決める”と感じています。もともとは『家族に乾杯』で決め事をするとおもしろくならないなぁと感じたからうまれた言葉なんですけど、鶴瓶噺も本当にそうで。たとえば、ある公演がウケたとすると、やっぱり鶴瓶噺はアトランダムがいいんだなぁと思う。自由に本当にあったことをしゃべろうと。でも、次の公演ではアトランダムにいこうと意識すること自体が、もうあかんのでしょう。ウケが弱くなる。禅問答のようでキリがないんですけど、それが鶴瓶噺だと思います」鶴瓶噺で紡がれるのは、本当にあったおもしろいこと。その「本当」には出会うことも再現することも作為があってはならないということなのか。まるで剣豪のような境地であり、簡単そうで難しいと想像するが、演者の内面はどうか。この25年間で喜怒哀楽が占める比率も変わってきたのだろうか?「最近は、どうなんやろうなぁ。でも“怒”はもう、あんまりないです。この間もね、僕は肩紐付きの小さなバッグを使っているんですけど、車椅子の方のタイヤにその紐が引っかかってしまって。その方には申し訳ないことしたなぁと思って、めっちゃ謝りましたけど、“どうすれば引っかかるの?”ってそのバッグには腹が立って(笑)。あとは、タクシーのナビ。高速に乗って、ある所で降ろしてもらおうとすると、いっつも反対側の出口に降ろしよるんです。“ここどこ?”っていっつもなる。ナビって衛星を打ち上げて宇宙のすごいところからがんばってるんでしょ?なのに、いっつも(笑)。あれは頭にくるんですけど、おかしいですね。いま振り返ったら、僕の最近の喜怒哀楽は怒ばっかりでした(笑)」2時間ノンストップ×公演数×25年。鶴瓶噺を四半世紀も積み重ねてきた男には、いわゆる表現者の孤独が「一切ない」と言う。でも、「朝、歯を磨いている時にうしろから“お前、ええ加減にせえよ!”と知らないおっさんに怒られたらめっちゃ怖い」と真顔で続けた。この独特な会話の変換感覚。怒を(笑)に変換するように、笑福亭鶴瓶は自分が感じる「おもろいってなんだ?」に純粋であり続けている。作為なく、無意識のうちに。「太田胃散 PRESENTS TSURUBEBANASHI2018」は4月11日(水)から15日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアター、4月18日(水) から22日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。チケットの一般発売は3月10日(土)午前10時より。取材・文:唐澤和也
2018年02月27日柳楽優弥(27)が1月16日、「チマタの噺」(テレビ東京系)に出演。中居正広(45)に「憧れている」と発言し、話題を呼んでいる。 MCを務める笑福亭鶴瓶(66)が「番宣も何もないのに出てくれたん?」と尋ねると、柳楽は「バラエティのスキルをあげていくことが課題で」と明かした。「難しいですよね。バラエティ番組って。だけど僕はMCとか目指してますから」と話し、鶴瓶を驚かせた。 さらに「僕は歌番組をやりたいです。中居さんのポジションみたいな」と告白。鶴瓶は「夢が中居正広や。全然タイプちゃうやん!」とツッコミを入れ、笑いを誘っていた。 柳楽は10日、KinKi Kidsの新曲「Topaz Love」のMVに出演していることが明らかとなったばかり。実は妻である豊田エリー(29)の影響でKinKi Kidsの大ファンであり、特に堂本剛(38)が「大好き」と公言している。堂本とは、昨年7月に公開された映画「銀魂」で“念願”の共演を果たした。その際にもインタビューで「色っぽいですよね。個性的で、天才っていうイメージもあって。だから好きです」と熱弁していた。 こういった柳楽のエピソードに、Twitterではジャニーズファンから共感の声が上がっている。 《柳楽くんジャニづいてる!》《ジャニーズに偏見なく好きなタイプの御人なのかな》《柳楽くん好感度が上がるくらいにはジャニ好きだよね》 これからの共演も楽しみだ!
2018年01月17日タレントのベッキー(33)が12日深夜、テレビ東京系『チマタの噺』に出演。バンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音(29)との不倫騒動後、メジャーリーガーのイチロー(44)から激励されたエピソードを明かした。 レギュラー番組やCM合わせて21本を失った不倫騒動後、同番組の司会の笑福亭鶴瓶(65)から誘われ食事会をしたというベッキー。そこにはベッキーを心配したイチローが駆けつけたといい、「イチローさん、師匠(鶴瓶)、私と関ジャニの2人で、すごい食事会でした。イチローさんって大スターすぎるし、会えないですよ。会わせてくださって本当に幸せでした」と振り返った。 これまでイチローとベッキーは面識がなかったそうだが、「ベッキーは今どうしてるのかな?大丈夫かな?と、とにかくイチローがベッキーに会いたいと言うから」と鶴瓶が食事会を開催したという。 ベッキーは鶴瓶の気遣いに感謝しながら「どんな感じで来るのかなって思っていたら、“オイッス!”って言われて。こんな感じなんだと思った。素敵な方でした」とイチローの気さくな対応に感動したと振り返った。
2017年12月13日笑福亭鶴瓶とゲストが自由によもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」の12月12日放送回にタレントのベッキーがゲスト出演。“あの騒動”後、大リーガー・イチローと食事会を開いたことや、現在“愛人役”のオファーが殺到していることなどを明かした。昨年初めの“不倫報道”で一時は休業状態に追い込まれたベッキーさん。騒動直後は「外に出られないのでじっとするしかなかった」と言い、外出できるようになっても「反省してないと思われるから」笑顔を見せないようにしていたという。「どこを切り取られるかわからない」恐怖を感じていたというベッキーさんだが、そんなベッキーさんを気遣ったのが中居正広だったのとか。中居さんは「記事は記事、ここ(自分とベッキーと)の関係性は変わらないと言ってくれた」そうで、自らも“騒動の渦中”にいながら「自分が大変なのに私のことも考えてくれた」中居さんに「どれだけ救われただろう」と感謝の言葉を述べるベッキーさんに、鶴瓶さんも「中居は優しい男」と応じた。また鶴瓶さんが“騒動”を心配していたイチローさんをベッキーさんと引き合わせて食事会を開催したことも明かされ、なぜか「関ジャニ∞」メンバーも加わった食事会に現れたイチローさんの気さくな雰囲気にベッキーさんは驚いたと当時をふり返った。「間違った恋をしてしまいました」と反省の弁を述べ「こういう経験をしたのなら、それを生かしたい」と語るベッキーさんに、鶴瓶さんが「ドラマでそういう役が来たらどうするの?」と質問すると。「実際そういうオファーが来ている。バリバリ来ていますね」とベッキーさんが“衝撃告白”。これには鶴瓶さんも「何やこの世界は!」と半分あきれ顔だった。この放送を見た視聴者からは「ほんとめちゃくちゃ記事になってたよね」「チマタの噺見ててやっぱベッキー好きだわってなってる」など好意的な反応のツイートが多数投稿されていたほか、「本当に優しい人だね中居くん」「鶴瓶さん、あたたかい」など鶴瓶さん、中居さんの人柄を讃える声も上がっていた。またベッキーさんの“衝撃告白”には「愛人役のオファー殺到してるらしい」「もうドラマきているのかい」などの反応も。“間違った恋”で傷ついた心を周囲の暖かい支援で救われたベッキーさんだが、今回の“騒動”を糧により成長した姿で今後更なる活躍を見せてくれることに期待したい。(笠緒)
2017年12月13日街行く人々の何気ない心温まる話やちょっと意外な話などから、番組MCの笑福亭鶴瓶とゲストが自由によもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」。12月12日(火)今夜の放送ではタレントのベッキーがゲストとして登場、鶴瓶さんに“あの騒動”の全てを語る。“おはガール”としてキュートな魅力を振りまき、「はなまるマーケット」「にじいろジーン」「モニタリング」「世界の果てまでイッテQ!」など数々のバラエティーで活躍。音楽アーティストとしても人気のベッキーさん。女優としても「のだめカンタービレ」シリーズやドラマ「ショムニ2013」、映画『エイトレンジャー』シリーズに出演。『ミュータント・タートルズ』や『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では吹き替え声優にも挑戦するなど多彩な活動をみせている。そんなベッキーさんが今夜「チマタの噺」のゲストとして“旧知の仲”でもある鶴瓶さんとトーク。“あの騒動”にまつわる一連の報道の真相から、鶴瓶さんの仲介で休業中にイチローと“密会”!?そこで見たイチローさんの意外過ぎる素顔など休業中の生活など“あの騒動”の全てを洗いざらい語るという。また中居正広との結婚説の真相や今後の芸能活動まで、昨年のネットニュースを騒がせたランキング1位だったというベッキーさんが鶴瓶さんだからこそ語った「ここだけの話」の数々は必見。現在Netflix、FODで配信中の「恋愛観察バラエティ あいのり : Asian Journey」やFODとdTVで配信の「LOVE or NOT♪」など、ネット番組にも活躍の場を広げ、さらなる進化を続けているベッキーさんの“いまの心境”が語られる「チマタの噺」は12月12日(火)今夜24:12~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2017年12月12日11月14日(火)今夜放送のテレビ東京系「チマタの噺」に俳優の瑛太がゲスト出演。先日公開された『ミックス。』も好調のなか最新作『光』の公開も控える瑛太さんが、芸能界の親友でもある番組MCの笑福亭鶴瓶と繰り広げる爆笑トークの内容とは!?モデルとして活動を開始し「WATER BOYS」『サマータイムマシン・ブルース』「のだめカンタービレ」などで注目を集めた瑛太さん。2009年に公開された『余命1ヶ月の花嫁』などの大ヒットで人気俳優としての地位を確立すると、『まほろ駅前』シリーズ、『ワイルド7』「最高の離婚」など数々の映画やドラマで主演を務めるように。最近では2016年公開の『64 -ロクヨン-』前後編やドラマ「ハロー張りネズミ」などで演技派としてその実力が高く評価される俳優へと成長を遂げた。今回のゲスト、瑛太さんだが番組MCの鶴瓶さんとは親友…ということで、今回は2人だからこそ話せる本音トークが展開。鶴瓶さんを翻弄したという瑛太さんのイタズラの話題をはじめ、妻である木村カエラとの私生活に関する話題ではその関係に鶴瓶さんが嫉妬。さらには2人で飲み歩いた際のエピソードや話題の映画の裏話まで瑛太さんの意外な素顔が明らかになる。チマタの皆さんの日常VTRでは「嫁の愚痴が止まらない酔っぱらい」「屁が止まらないガサツな彼女とコワモテ彼氏」「よく喋る山男」など、今回もちょっと気になる人たちが登場するのでお楽しみに。そんな瑛太さん出演の映画『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。「舟を編む」で本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説を『まほろ駅前』シリーズなどで知られる大森立嗣監督が映画化。東京の離島で暮らす中学生の信之と輔。信之は恋人の美花を救うため男を殺すが、その夜、津波が島に襲いかかり全てを消滅させる。生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけ。それから25年後、島を出て妻子と共に良き父として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花のもとに、誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、2人の前にやってくる…という物語。信之役には井浦新、瑛太さんは輔を演じ、美花を長谷川京子が、その他、橋本マナミ、南果歩、平田満らも出演する。「チマタの噺」は11月14日(火)深夜0時12分~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2017年11月14日10月24日放送のテレビ東京系「チマタの噺」にタレントの壇蜜(36)が出演。“ワイルドすぎる”元カレについて語った。 「大阪の人で『てっちり(フグ鍋)、食べに行くぞ!』って。出てきた途端、てっちりだけガーッと食べて。『さあ、行くぞ!』って。『野菜は食べないの?』って思いました」と仰天エピソードを告白した壇蜜。さらには「脱いだ服はぜんぶ拾ってあげて……」「拾わないと怒られちゃうんです」など、ワイルドな彼にどこまでも尽くしてきた過去を明かした。 そんな元カレから、感謝のプレゼントをもらったこともあったという。だがそこでも強烈な秘話が待っていた。 「一度、商品券をプレゼントされました。白い紙に緑のボールペンで『支靜加(しずか=本名)ちゃん、誕生日おめでとう。これからも仲良くしよう』と書いてあって。その紙はよくみたら商品券のレシートでした」 これには司会の笑福亭鶴瓶(65)も苦笑い。だが実は、これまでも壇蜜は過去の壮絶な恋をうかがわせるようなコメントを出しているのだ。 「ホテルで会ってホテルで別れるじゃないですけど、そういう人が1人いるくらいがいい」「(理想のタイプは)怒鳴らない、殴らない、無理な借金をしない人」「付き合っていた人にまさかの土下座」 さらにかつては、緊縛写真家の息子との交際が報じられたことも……。折に触れて、誰もが驚くような恋愛遍歴を語ってきた壇蜜。今後も、さらなる仰天発言が飛び出しそうだ。
2017年10月28日街行く人々の何気ない心温まる話やちょっと意外な話などから、番組MCの笑福亭鶴瓶とゲストが自由によもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」が8月29日(火)今夜オンエアされ、声優の宮野真守がゲストとして登場。鶴瓶さんと様々なトークを展開する。アニメ版「DEATH NOTE」の夜神月役や映画版も公開された「機動戦士ガンダム00」の主人公・刹那・F・セイエイ役で一躍人気声優となった宮野さん。「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE」シリーズや水泳に青春をかける若者を描いた「Free!」、アイススケートをテーマにした「ユーリ!!! on ICE」など人気作にも出演しており、女性ファンを中心に絶大な支持を獲得。数々のアニメ作品はもちろん『ハリー・ポッター』シリーズやその新シリーズとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュート(エディ・レッドメイン)の吹き替えなど洋画でも活躍。ミュージカル「テニスの王子様」や帝国劇場で上演された「王家の紋章」イズミル王子役など舞台俳優としても活動。音楽アーティストとしても16作のシングルと6枚のアルバムを発表、日本武道館、横浜アリーナなどで単独公演を行うなどの実績を誇る。今回はそんな宮野さんを招いてのトーク。鶴瓶さんが面白いと認める声優である宮野さんが、どん底の子役時代から学生時代のやっちゃった話。好きな女性のタイプからアフレコ中の大失態やライブで披露した珍パフォーマンスなどの爆笑エピソード。さらには声優業界裏事情まで様々なトークを展開する。最近はNHK「おはよう日本」でナレーションを務めるなど、さらなる飛躍をみせる宮野さんが声優を務めている映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、『怪盗グルーのミニオン大脱走』の2作が現在公開中。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は夏休みのとある海辺の町を舞台に、花火大会の同じ1日を何度も繰り返す少女と少年の物語が展開する。母親の再婚のため転校することになった及川なずなを広瀬さんが演じるほか、なずなに思いを寄せる島田典道役を菅田将暉が、また2人のクラスメートの安曇祐介役を宮野さんが担当。『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二の原作を『バクマン。』の大根仁が脚本を手がけ『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之が総監督を務める。『怪盗グルーのミニオン大脱走』は大ヒット『怪盗グルー』シリーズの最新作。グルー役を鶴瓶さんが担当し、アントニオ役の宮野さんのほか、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一、山寺宏一ら豪華声優陣の共演も見どころだ。「チマタの噺」は8月29日(火)深夜0時12分~テレビ東京にて放送。(笠緒)
2017年08月29日タレントのビートたけしと笑福亭鶴瓶が、27日放送のテレビ東京系バラエティ番組『チマタの噺』(23:20~24:45/通常は毎週火曜24:12~)で1日限りのユニットを結成することが21日、わかった。同番組は、鶴瓶がスタジオにゲストを招き、街行く人々の話をきっかけに会話を展開するトーク番組。27日放送のSPでは、ゲストにビートたけしを迎え、スタジオを飛び出してトークを繰り広げる。2人はもともとたけしが組んでいたお笑いコンビ「ツービート」をもじった「ツルビート」を結成し、浅草フランス座演芸場東洋館の舞台に立つ。20代の頃、芸人見習いとしてフランス座でエレベーターボーイをしながら演芸場に立っていたたけし。今回は、その時以来のフランス座公演となる。また、スタジオでは”チマタの人”に今年気になった出来事を聞いたVTRを見ながら、2人が様々なニュースについて語りつくす。オリンピック、豊洲市場問題、東京都知事戦、アメリカ新大統領、芸能界不倫問題、薬物問題など2016年に世間を賑わせた数々のニュースに切り込む予定だ。たけしがフランスで受章した叙勲についても語られ、ナレーターには蛭子能収を起用する。
2016年12月21日笑福亭鶴瓶がゲストとよもやま話を繰り広げるトークバラエティー「チマタの噺」が、12月27日(火)23時20分からスペシャル番組を放送。ゲストは昨年続きビートたけしが出演。2人はスタジオを飛び出し、一日限りのユニット…その名も“ツービート”ならぬ、“ツルビート”を結成し、浅草の舞台に立ったことが分かった。本番組は、街行く人々の、何気ない日常の中にあるちょっと心温まる話や、ちょっと意外な話など、十人十色の人間模様を話のきっかけに、鶴瓶さんとゲストが自由にトークするバラエティー番組。スペシャルとなる12月27日の放送には、ゲストに鶴瓶さんと旧知の仲のビートたけしが登場。スタジオパートでは、チマタの人々に今年気になった出来事を聞くVTRをきっかけに、旧知の仲である2人が2016年に起きた、リオオリンピック~東京オリンピックや、豊洲市場、東京都知事、アメリカ新大統領、芸能界不倫問題、薬物問題、ビートたけしさんがフランスで叙勲など…様々なニュースについてズバリ直言!2人だけの密室空間で繰り広げられるギリギリトークは必見だ。また、VTRには今年世間を賑わせた人物(!?)が登場予定。さらに、2人はスタジオを飛び出して、一日限りのユニットを結成。その名も“ツービート”ならぬ、“ツルビート”。たけしさんと鶴瓶さんは、サプライズで浅草フランス座演芸場東洋館の舞台に立つという。たけしさんがフランス座演芸場の舞台に立ったのは、フランス座でエレベーターボーイをしながら演芸場に立っていた若手の頃以来、およそ40年ぶりとのこと。「チマタの噺 SP~たけし噺 2016~」は12月27日(火)23時20分~テレビ東京にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日4月11日(月)に東京・紀伊國屋ホールで上演される、噺・柳家喬太郎×ピアノ・佐山雅弘「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」。実はこのライブ、2011年12月に代官山のライブハウスで1日だけ上演された「森田さんライブ」から約4年半を経ての再演となる。その大元となるのは、柳家喬太郎と佐山雅弘が初共演した同年5月の舞台『ぼっちゃま』(作・鈴木聡)。ライブでは原案・構成を鈴木が担当し、ステージには舞台の役柄である元太鼓持ちの古物商・榊原(喬太郎)と、ジャズピアニスト・森田(佐山)としてふたりが登場。日本の戦前から戦後の芸能史を榊原が喋り倒し、森田がピアノを弾く、というライブがそっと開かれたのだ。そんな幻ともいえる、落語ファンにもジャズファンにも、芸能ファンにもたまらないライブが再び上演される。「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」チケット情報佐山と鈴木の発案だったという初演。今回、再演する理由について佐山は「僕がずっとやりたかった」と話す。佐山「喬太郎さんは真打なので物真似とかしちゃいけないし、僕も(オスカー・)ピーターソンからいろんなスタイルができるけどそれは公ではできないわけ。自分の芸をしなくてはいけない。ところがこのライブでは、(役として)僕の勉強してきたものを大手を振って見せられる。ジャズファンだから、僕は。昔のジャズってよかったよねって自分で演奏できるってすごく嬉しいわけ。喬太郎さんもそうだと思う。『時蕎麦』をやろうが『芝浜』をやろうが喬太郎にしなきゃいけない宿命があるじゃないですか。ところが!このライブではその宿命に縛られない。ファンも喜ぶし、僕が一番喜ぶ(笑)。感動しますよ」喬太郎「榊原さんが話してるっていう設定があると喋りやすくなるんですよね。舞台の設定は戦後で、榊原は太鼓持ちを引退して古物商をしている役。私の大師匠にあたる先代の柳家小さん(5代目)は戦後真打になっているので、榊原は5代目小さんの真打の披露興行に行ったり、ひょっとすると楽屋に顔出したりしてるんだろうなってふと思ったときに、柳家喬太郎と榊原がすっと近づいて。その感覚がライブにもつながった気がします」今回の公演について聞いてみると「“日本芸能史”と非常にテーマ性があるような感じなんですけど、そういうおつもりで来られずに、僕らそういうつもりじゃやりませんからね。好きなことを演奏して好きなことを喋ってるだけなんです。そういう先輩とふたりでやるっていうライブなので。東京の桜が散り始めた時分に春の最後を楽しみに来てくれればいいんじゃないですかね」と喬太郎。「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」は4月11日(月)東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月11日4月11日(月)に東京・紀伊國屋ホールで上演される、噺・柳家喬太郎×ピアノ・佐山雅弘「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」。実はこのライブ、2011年12月に代官山のライブハウスで1日だけ上演された「森田さんライブ」から約4年半を経ての再演となる。その大元となるのは、柳家喬太郎と佐山雅弘が初共演した同年5月の舞台『ぼっちゃま』(作・鈴木聡)。ライブでは原案・構成を鈴木が担当し、ステージには舞台の役柄である元太鼓持ちの古物商・榊原(喬太郎)と、ジャズピアニスト・森田(佐山)としてふたりが登場。日本の戦前から戦後の芸能史を榊原が喋り倒し、森田がピアノを弾く、というライブがそっと開かれたのだ。そんな幻ともいえる、落語ファンにもジャズファンにも、芸能ファンにもたまらないライブが再び上演される。「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」チケット情報佐山と鈴木の発案だったという初演。今回、再演する理由について佐山は「僕がずっとやりたかった」と話す。佐山「喬太郎さんは真打なので物真似とかしちゃいけないし、僕も(オスカー・)ピーターソンからいろんなスタイルができるけどそれは公ではできないわけ。自分の芸をしなくてはいけない。ところがこのライブでは、(役として)僕の勉強してきたものを大手を振って見せられる。ジャズファンだから、僕は。昔のジャズってよかったよねって自分で演奏できるってすごく嬉しいわけ。喬太郎さんもそうだと思う。『時蕎麦』をやろうが『芝浜』をやろうが喬太郎にしなきゃいけない宿命があるじゃないですか。ところが!このライブではその宿命に縛られない。ファンも喜ぶし、僕が一番喜ぶ(笑)。感動しますよ」喬太郎「榊原さんが話してるっていう設定があると喋りやすくなるんですよね。舞台の設定は戦後で、榊原は太鼓持ちを引退して古物商をしている役。私の大師匠にあたる先代の柳家小さん(5代目)は戦後真打になっているので、榊原は5代目小さんの真打の披露興行に行ったり、ひょっとすると楽屋に顔出したりしてるんだろうなってふと思ったときに、柳家喬太郎と榊原がすっと近づいて。その感覚がライブにもつながった気がします」今回の公演について聞いてみると「“日本芸能史”と非常にテーマ性があるような感じなんですけど、そういうおつもりで来られずに、僕らそういうつもりじゃやりませんからね。好きなことを演奏して好きなことを喋ってるだけなんです。そういう先輩とふたりでやるっていうライブなので。東京の桜が散り始めた時分に春の最後を楽しみに来てくれればいいんじゃないですかね」と喬太郎。「ニッポン芸能史を生きた男・森田さんの愉快な一生」は4月11日(月)東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月11日2時間ノンストップの話芸である鶴瓶噺が、今年も開催される。昨年の公演終了後から1年間で積み重ねられた新ネタの素、その数はついに1000を超えた。年齢を重ねるごとに鶴瓶噺でしゃべりたいことが増えてきているという笑福亭鶴瓶に話を聞いた。「TSURUBE BANASHI 2016」チケット情報「鶴瓶噺は本当のことじゃないとおもしろくないと思って続けてきました。少し前の言葉で言えば盛らない。最近流行ってる言葉で言えば、ガチなことをしゃべる。だから日々起こったことをメモし続けているんですけど、一番最近のメモは”解約”でした。昨年の10月にフィットネスジムに入会したんですけど、いまに至るまで1日しか行っていなかった。もう辞めようかなと思ったんですけど、ああいう所って入会は簡単だけど退会はめんどくさそうでしょ。タイミングが悪かったのか、電話もずっとつながらない。それが今日になって電話がつながって事情を説明したら『あ、書類にサインしてもらえればすぐに解約できますよ』って、えらいあっさり解約できまして(笑)。不思議だったのは自分の気持ちでした。健康のためのはずなのに、入ったらそれで満足して行かなかった。誰からも強制されてたわけでもないのに、解約できたことですっとして気分もよくて。なのに、簡単に辞められるとわかったら辞めたことがちょっと惜しくなってきてる。どないやねんと(笑)」ちなみに、「解約」はインタビュー当日の出来事だというから、抜群の鮮度だ。しかも、鶴瓶噺の場合、その鮮度の意味するところが深い。昨年の同公演では、約40年前の盲腸のエピソードが、昨日の出来事のように語られた夜があり、会場の爆笑をさらっていた。採れたてという意味だけでなく、話術としてのフレッシュさが抜群なのだ。「最近、鶴瓶噺でしゃべりたいことが増えているような気がします。振り返ると、30代や40代はもちろん、50代だってあっと言う間にすぎて早かった。たぶん、60代も早いんでしょうけど、いままでの年代よりも丁寧に生きたいなぁと思うんです。そういう意味では、年齢を重ねることもおもしろいのかもしれない。この間、102歳の方とゴルフをしたんですけど、『鶴瓶さん、ちょっと腹が出てきたんです』と、その方が残念そうに言うんです。いや、102歳でおなかが出てももういいじゃないですかと(笑)。しかも、『鶴瓶さん、102歳でゴルフができる人を何人か集めてくれませんか?』と頼まれまして。いやいや、無理ですと(笑)」鶴瓶噺のクライマックスは、映像と話芸のコラボレーションで締めくくられる。笑福亭鶴瓶64歳。今年のラストネタは、10年来の付き合いとなる30代男性について語る予定だと言う。「太田胃散PRESENTS TSURUBE BANASHI2016」は4月13日(水)東京・世田谷パブリックシアターで開幕。その後4月21日(木)より大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演を行なう。取材・文:唐澤和也
2016年02月19日2011年から全国ツアーも始まった鶴瓶噺。約2時間のトークライブは、日替わりでしゃべることが変わるオリジナルな話芸だ。「昨年末に611個まで元ネタを絞ったのに、年が明けてまだまだ増えそう」と公演前の準備に余念のない笑福亭鶴瓶に話を聞いた。鶴瓶噺2015 チケット情報「今日ね、BSで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をやっていたんです。1985年の公開当時は映画館に見に行ったんですけど、それからもう30年かと。あの映画のパート2では1985年から30年後にタイムトラベルしたりもするわけで、それって今年かと。僕自身、今年の2月14日で芸歴44年目のスタートを切ったんですけど、30年前はむちゃくちゃ言うてたなぁって思います。『司会なんて嫌や!』とかね(笑)。いまの僕の持論は“相手のことを否定せずにみてあげると人間はみんなおもしろい”なんですけど、当時はそんな余裕もなかったんでしょう。自分よりネームバリューのある方をゲストに招いて、よく知りもしないのに仲のいいフリをしてその人の傘の下に入るのが嫌やった。とにかく、対等でいたかったんです」対等。30年たったいまも、逆の意味ではあるが、その意識は変わっていない。キャリアを重ねたいまも、若手芸人のネタで笑う高校生の気持ちをキャッチしていたいのだと言う。「とはいえ、この30年間での変化みたいなものもあるんです。たとえば、鶴瓶噺では、より日常の細かいことをしゃべりたくなってきていて。この間のは、落語会終わりで挨拶したり写真撮ったりしている時のこと。85歳のおじいちゃんが僕と写真を撮りたい言うて近づいてきたんですけど、ドーンこけてガーンとクリスタルの硬ったい角に頭をぶつけはって。“これは死んだな”と思ったほどの出来事やったんですけど、ちょとずつちょっとずつ、みんながその事故現場の中心からさがっていくんです。これは僕がなんとかせなあかんと思って『タオル持ってこい!』とか叫んだのに誰も動こうとしない。あとからわかったんですけど、倒れはった人の奥さんがその場にちゃんといてたと。でも、その奥さんが入院した時に旦那さんが一度もお見舞いに来なかったと。つまり、怒ってたから僕の言葉もあえて無視したんですって。そんな夫婦間の裏事情、こっちは知らんやん(笑)。だから、『ここの家族はどないなっとんねん!』と叫んだら、その場にいた全然関係ない人が『鶴瓶さん、地球はみな家族ですよ』って。やかましいわ、緊急事態になにをうまいこと言うてんねんって(笑)」結局、85歳のおじいちゃんは事なきを得るのだが、文字数の都合で“その後”が書けないのが残念だ。<本当にあったことが一番おもしろい>と、30年以上も前に確信し実践し続けた男だから引き寄せた奇跡のエピソード。ただし、あなたが訪れた鶴瓶噺でこのエピソードが語られるか否かはわからない。2時間ノンストップのその話芸は、観客の笑い声という名のグルーブによって、語られるエピソードが自在に変化していくことも魅力のひとつだからだ。東京公演は4月22日(水)より世田谷パブリックシアターにて。取材・文:唐澤和也
2015年03月05日今回のファッション小噺は、映画における衣裳をクローズアップしてみました。衣裳というのは、物語の舞台となる場所、時代、そして人物そのものを映す鏡でもある重要アイテムのひとつ。そこで、そんな衣裳の“重要性”について、話題の日本映画『蘇りの血』を例に、考えてみることに。『蘇りの血』は、豊田利晃監督が『空中庭園』以来、4年ぶりに手がけたことで注目を集めている作品です。歌舞伎や浄瑠璃の演目にもなっている説話“小栗判官”をモチーフにした時代もの。ドラマー・中村達也、草刈麻有、渋川清彦、板尾創路、新井浩文ら個性派の競演も見ものです。そんな話題作の中で、もうひとりの登場人物であるかのように、映画を、そして俳優たちを支える衣裳。担当は、スタイリストとしてファッション誌、広告、映画、舞台とジャンルを問わず活躍している伊賀大介さん。時代ものの衣裳としては、『さくらん』、『真夜中の弥次さん喜多さん』で、すでに腕をふるっています。今回は、監督からどのような希望があり、どうやって制作していったのでしょう。「あまり具体的に“こうして、こうして”とかはありませんでした。話自体もいつの時代か分かんなくていい、というようなことでしたね。鎌倉時代とか、江戸時代のとかそういうのじゃないからと。だから、好きにデザインしてくれと。基本としては着物であることだけ。あとは自由に考えてみてくれという感じだったので、そうしました(笑)。伝統という部分もあまり意識しなかったですね。一応フォルムとして着物であることが大事だという前提があって、それを破らなければ別にいいやみたいな感じですかね。いきなりジーパンとか出てこない限り、まぁいいだろうという(笑)」。ロケ地は、下北半島の大自然の中。衣裳制作の途中には、ロケハンに同行し、イメージを膨らませていったのだとか。「そのときに自然がすごかったんです。だから、それに対抗するようなものじゃないと、と思った。劇中にもありますが、大木ばっかりなんで、こういう有機的なものを上手く取り入れて入っていくのがいいなぁというのがありました」。時代ものはこれまでも手がけてきたものの、本作で特に気を配った部分は一体感だったのだとか。「今回は登場人物たち全員が一個というような感じというか…。みんなでいっしょくたみたいな。『真夜中の野次さん喜多さん』はもう完全に漫画として作ったし、『さくらん』はとにかく突き抜けたビジュアルをという想いから作ってた感じ。今回は生きてる感じというか、そういうものが視点の中にハマるといいなというのがあった」。今回楽しかったのは、やはり現場でのやりとりだったのだそう。「部屋の中でシコシコ縫ったりしてても別にあんま面白くない。まぁ“俺だけが知っている”というのはあるんですけど、やっぱり役者さんが全部支度して、メイクもして服も着けて、美術もあってカメラが回ってみたいなものが全部揃った瞬間はやっぱ面白いですね」。映画の中でのスタイリスト、衣裳の役割はあくまでも、役者と監督が“こういうものを撮りたい”という想いを実現させるための“サポート装置”だと思っているという伊賀さん。映画では、俳優さんが衣裳を着て演技をしたり、激しい動きをしたりするけれど、そういう意味では、ファッション誌の撮影などとは大いに違いを感じているとか。「雑誌の仕事から、舞台、映画をやるようになったんですが、全部違う“次元”のものなんですよね。ファッション誌は“二次元”じゃないですか。前から見て、見える部分がきれいだったら後ろは安全ピンだらけでもいいっていう世界。でも舞台だと、ステージの上の役者に、“ここがちょっとほつれちゃってるから見せないように芝居してくれ”と言うことはないじゃないですか。何かあったとしても、その時のお客さんしか見ないという前提ですよね。つまり、絶対に同じものが無い。そういう意味では俺の中では、一番リアルなんで、舞台は“三次元”なんですよね。映画になると“四次元”というか。これは50年後の人が観るかもしんないじゃない。作っているときは、それがどんな動きをするかもまだ分からないし、また編集でも変えられたりするんですけど、やっぱり映画というのは時間を超えないと面白くないというか。もちろん時代考証もある程度は必要なんでしょうけれど、結局、今の生地で着物を作ったとしても江戸時代のものと比べられないし、絶対にどこかでミシンで縫ったものとかも入るし。そういうことよりは形が見えるスピード感みたいなものを重視したいなっていうのはあります。だけど、全部楽しいんです。二次元も三次元も四次元も」。今回は、主人公たちが水に浸かるシーンも登場する。「まぁ、そういうものは苦労ではありますけど(笑)、まぁ楽しい苦労ですかね。最初に衣裳を決める時点で、これは洗うとどうなのか?みたいなそういう検証はしますね」。物語の中でのお題や、監督からのリクエスト、そういった制限がある中で、クリエイティビティを発揮していくコツはあるのでしょうか。「それがあるから他が面白いというか。僕が監督で映画撮るわけじゃないんで。逆にルールがあることによって美術がフォローしてくれたりとか、いろんな部署が絡み合うところが映画の面白いところだと思うんですよね。“俳優部”っていう言い方があるじゃないですか。役者は役者で作品の為にあって、僕たちは衣裳やって、音楽は音楽で、編集は――と。あと、この映画の色のトーンを決める人、カラーリストにも仕事があって、みんなそれぞれスペシャリティを持って臨むわけじゃないですか。そこがやっぱ面白い。だから任された一点を研ぎ澄ますということがコツですかね。まぁ武器ですよね、それが。だけどそれが予想外にものすごく良く見えたりすることもあるから、また面白い。だから、“決め過ぎない”っていうのがコツですかね。“僕の作った衣裳は、絶対に常にこう見えてほしいからこうであってほしいんだ!”となると、ほかのみんなは困っちゃうじゃないですか?だけど役者の演技によっては、俺が想像してたものより全然良く見えたとか、照明さんがやってくれたことで良く見えたとか、そういうことって往々にしてあると思うんですよね。それがやっぱり、楽しいですね。仕事ってそういう制限があるもの。雑誌は雑誌で時間ないし。今日来て、いま服選んで、30分後に撮影して、もうそれで終わりという世界。そのスピード感みたいなものも、それはそれで面白い。何回も衣裳合わせして、段々似合ったものを作り上げていく過程をたどる映画の衣裳というのも面白いですし。どっちも面白いです」。ちなみに、普段、道行く人を見て「こんな服着せてみたい」とか「この人はこういう服似が合うな」とか、そういう職業病的な部分はあるのでしょうか。「こんな服を着せてみたいというのはあまりないですけど、道行く人を見るのはすごく面白いですよ。服を着ない人なんていないじゃないですか。だから、“面白いものが転がってるなー”って思いますよね。“僕が決めた事が絶対にいい!”とか思っているわけじゃないですし、ファッション雑誌をやる上でも。“こういうのカッコいいと思うよ”って思ってやっているだけですけど、例えばそのコーディネートを3万人ぐらいがやってて、銀座にその格好の人しかいなかったら怖いじゃないですか(笑)。だから、おばさんとかでもすごいグッと来るときがありますよ。アシスタントには、“芝居とか映画とかやりたいんなら、とにかく山手線に乗れ!山手線に限らず電車に乗った方がいい”と言います。山手線ってよく考えてみると、すごい不思議なシステムじゃないですか。基本130円とか払うだけで、箱が環状型に動いて、どこで降りてもいいという。あれで一周するだけでものすごく、いろいろな人の流れがある。そうゆうの見てると面白いですよ。“これが主婦なんだ”とか、“これが女子高校生なんだ”とか。服だけじゃなくていろんなことが見えちゃうところも面白い。ふと気づくと、“すごいな、全員ケータイいじってるじゃん!”とか。あとは、目の前のサラリーマンとか女子高生とか、俺みたいな格好の奴とか、全員が携帯を出しているとき、みんなのケータイの色が一緒とか、すごい不思議なことって結構いっぱいある。だから道ゆくことは楽しいですよ」。そういうことを、面白いと感じられるのはやはり職業病なのでしょうか。「職業と言うより、僕、結構なんでも面白がっちゃうんですよ。それは別に、自然とかでもいいんですけど、“いまの風、すげえな”とか。ロマンティック過ぎることじゃないですけど。例えば、夕日がやばいねとか、今日の東京タワーはカッコいいねとか、そういうのも全部一緒。テレビで見たオバマが格好いいねとか。あらゆることに興味がある。作りものでも本物でもね。小学生の群れとかも面白いです(笑)。さっき、車で甲州街道を走ってたら、すごかったんですよ、落ち葉が。ものすごい量の落ち葉がブワっと来てて。“これすごいな”って。こういうの、なかなか撮ろうと思っても撮れないじゃないですか、ちゃんとセッティングしようとしても。ものすごい人数の美術さんがいて、落ち葉があって、カメラがあって、風を吹かせないといけないっていう。だから、それは面白いなぁって思いますね、偶然な感じがね」。自らの言葉で、映画のこと、衣裳のこと、そして、スタイリストとしての自由な精神や発想法について、楽しく語ってくれた伊賀大介さん。彼が腕を振るった衣装が見られる『蘇りの血』で、その伸び伸びとした才能をぜひチェックしてみて!(text:June Makiguchi)■関連作品:蘇りの血 2009年12月19日よりユーロスペースほか全国にて公開© 「蘇りの血」製作委員会■関連記事:草刈正雄の愛娘、危うくマムシに襲われる羽目に!?『蘇りの血』公開記念イベント豊田利晃監督“ナチュラルハイ”で撮った復帰作がフィルメックスで喝采!
2009年12月18日