韓国を代表する人気実力派俳優チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、さらにチュ・ジフンらが豪華共演を果たし、改めて韓国映画のスゴさを見せつけた『アシュラ』が、早くもBlu-ray&DVDでリリースされることになった。架空の街アンナムの刑事ドギョン(チョン・ウソン)は、街の利権を牛耳る市長ソンベ(ファン・ジョンミン)のために裏の仕事を引き受けていた。しかし、市長の逮捕に燃える検事チャイン(クァク・ドウォン)がドギョンを脅し、市長の不正の証拠を掴もうと画策。事態はドギョンを慕う部下の刑事ソンモ(チュ・ジフン)をも巻き込み、生き残りを賭けた欲と憎悪が剥き出しの闘争へとなだれ込んでいく――。『MUSA-武士-』のキム・ソンス監督が新たに切り開いた、『オールド・ボーイ』や『チェイサー』を超える韓国ノワールの新境地ともいえる本作。再開発の利権を巡り狂気に走る市長と、利用される刑事たち、そして彼らを執拗に追う検事たちが繰り広げる壮絶なサバイバルバトルを描いたノワールエンターテインメント。韓国では公開初日動員歴代No.1(※青少年鑑賞不可作品において)を記録した。破滅へと向かう男たちの儚さと哀愁を見事に描いた世界観には、『哭声/コクソン』の巨匠ナ・ホンジン監督も絶賛を贈り、日本の韓国映画ファンたちを唸らせた。また、韓国一級スターたちの演技合戦が繰り広げられたことも話題に。『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』などのチョン・ウソンが悪に染まった汚職刑事役を、これまでにない熱演で見せれば、『哭声/コクソン』や『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』などのファン・ジョンミンが権力にしがみつく狂気の市長を怪演、悪に転落する後輩刑事役を好演した『背徳の王宮』『私は王である!』などのチュ・ジフンが、悪人たちの地獄絵図を完成させていく。さらには、『泣く男』『新しき世界』の武術監督ホ・ミョンヘン、『グッド・バッド・ウィアード』『泣く男』など韓国を代表する撮影監督イ・モゲが集結しており、迫力のカーチェイスをはじめ、観る者を圧倒する壮絶かつ怒涛のアクションシーンは興奮必至。見どころ満載のノワール作品となっている。映像特典には、メイキング映像、オリジナル予告、日本版予告が収録され、初回限定特典として特製アウターケースが付属する予定。『アシュラ』Blu-ray、DVDは7月21日(金)より発売(レンタル同日スタート)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アシュラ 2012年9月29日より全国にて公開(C) ジョージ秋山/アシュラ製作委員会
2017年05月22日韓国を代表する人気俳優チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンが豪華共演を果たす『アシュラ』。このほど、“悪徳市長”を演じたファン・ジョンミンのアドリブ衝撃ショットがシネマカフェに到着した。架空の都市“アンナム市”を舞台に、悪徳市長と、その市長に利用される刑事とその後輩分、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描くノワールエンタテインメント。韓国で公開初週成績歴代NO.1を記録する大ヒットとなった。主演の刑事を務めるのは、『私の頭の中の消しゴム』(‘04)で日本中を切ない涙で包んだ、実力派チョン・ウソン。そして彼を利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長役に、日本でも好評を博した主演作『ベテラン』や國村隼が「青龍映画賞」男優助演賞を受賞した『哭声/コクソン』などのファン・ジョンミン。さらに悪徳市長の手下となり悪に侵されていくチョン・ウソンの後輩刑事役をドラマ「宮 -Love in Palace-」や『コンフェッション 友の告白』のチュ・ジフンが演じている。中でも、演じる役柄すべてがピッタリとハマり、その演技力の高さで海外からも多くの称賛を受けているのがファン・ジョンミン。本作では、私利私欲のためなら犯罪に手を染めることもいとわない強欲な市長パク・ソンベを、圧倒的な“悪”の象徴として、魅力たっぷりに演じている。しかも、本作で驚きのアドリブを披露しており、今回はその衝撃ショットを入手。なんと表情は怒りの形相ながら、ズボンどころかパンツまでも脱いでいるという、まさに奇行ともいえる1枚だ。このシーンは、都市開発の会議の最中、パク・ソンベが水を掛けられ、濡れたズボンを乾かすという場面。本来はパンツ姿の設定だったが、撮影当時、監督が「パク・ソンベは相手に対して礼儀を守ろうなんて気持ちのない、自分勝手な役のため、彼の本性が現れるシーンなのでパンツ姿になる」と説明したところ、「であればパンツまで脱いだほうがよりパク・ソンベらしい」と自ら提案。役作りの追求の末に誕生した、まさに脱帽ともいえる衝撃シーンができ上がっている。『アシュラ』は3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日『シークレット・サンシャイン』『メモリーズ 追憶の剣』など数多くのヒット映画に出演し、内外から高い評価を受けるチョン・ドヨンと、『トガニ 幼き瞳の告発』「コーヒープリンス1 号店」などで多くの日本女性たちの心を鷲掴みにした長身イケメン俳優コン・ユが贈る正統派ラブストーリー『男と女』。2月4日(土)からの日本公開を前に、2人がお互いについて語る特別インタビュー映像がシネマカフェに到着した。フィンランドのヘルシンキ。子どもたちの国際学校で出会ったサンミンとギホンは、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことに。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で、2人は自然と体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8か月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ合う。誰かの妻や夫として、自分自身の寂しさは忘れて生きてきた2人の男女が、お互いによって再び“男”と“女”に戻り…。それぞれ、過去の出演作でその実力をいかんなく発揮してきた2人が、待望の初共演となった本作。フィンランドの美しく輝く幻想的な雪原を背景に、誰かを深く愛するという最も原始的な感情の波と、その中に内在するドラマを追いながら、観る者の心の中にも愛を呼び覚ます究極のラブストーリーが、ついに日本上陸。今回公開となった映像は、初共演となったコン・ユとチョン・ドヨン、そして彼らの熱演を美しい映像の物語に仕上げたイ・ユンギ監督とキム・ドンヨン撮影監督のインタビューを収録。コン・ユは、ずっと憧れていたというチョン・ドヨンとの初共演への思い、ベッドシーンなどの撮影に緊張があったことを明かしつつ、初めて大人のラブストーリーに挑戦したことについて熱く語っている。一方、チョン・ドヨンやイ・ユンギ監督、キム・ドンヨン撮影監督は、それぞれから見た“俳優コン・ユ” の印象を激白。イ・ユンギ監督からはコン・ユの「“カッコよすぎる外見”が撮影前の不安要素だった」と冗談交じりに明らかにされる場面もあったが、それは実際に彼と会ってみて杞憂に終わったとも話している。初の恋愛映画に挑んだコン・ユが、ロマンスの女王としても名を馳せるチョン・ドヨンとともに贈る本作で、切ない大人の恋愛に酔いしれてみて。『男と女』は2月4日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:男と女 (2017) 2017年2月4日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開(C) 2016 showbox and bom film productions ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月01日チョン・ウソン、ファン・ジョンミンなど、韓国を代表する俳優たちが集結した『アシュラ』。本作で、チョン・ウソン演じる刑事を本当の兄のように慕う後輩を演じたチュ・ジフンが、これまでのイメージを一新するかのような野獣男“ヤジュメン”へと変貌を遂げる場面写真がシネマカフェに到着した。本作は、架空の都市“アンナム市”を舞台に悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描くノワールエンタテインメント。本作でチュ・ジフンが演じるのは、ハン・ドギョン(チョン・ウソン)への義理から悪徳市長(ファン・ジョンミン)の手下となり、悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役。今回解禁された写真は、ドラマ「宮~Love in Palace~」、映画『私は王である!』で王子様役を演じ、女子を虜にしてきたチュ・ジフンが変貌を遂げる3枚。純粋だった兄思いの可愛い弟分ソンモは、ドギョンの身代わりとして悪徳市長の手下になり、どんどんと悪に染まっていくことになる。1枚目には、悪に染まる前、ドギョンの隣ではにかむ笑顔がかわいいソンモの姿が!着慣れないスーツにウキウキしている様子がかわいらしくも見える萌えショットだ。しかし、2枚目、3枚目は悪に染まり、野獣男“ヤジュメン”へと変貌してしまった衝撃のちょいワル・ソンモに。髪型も高級スーツもビシっと着こなし、オトナの色気を漂わせ余裕さえ感じられるほど。可愛さを失い、冷たい視線を放つソンモには寂しい思いもありつつ、ドM女子にとっては垂涎モノかも。ソンモが悪人へと変貌する様子がはっきりと見て取れる写真を、ここから見比べてみて。『アシュラ』は3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アシュラ 2012年9月29日より全国にて公開(C) ジョージ秋山/アシュラ製作委員会
2017年01月07日チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンが豪華共演を果たしたノワールエンタテインメント『アシュラ』。このほど、韓国を代表する“野獣男”(ヤジュメン)の彼らが、本当の“修羅場”を見せる予告編が解禁となった。本作は、架空の都市“アンナム市”を舞台に、悪徳市長とその悪徳市長に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描く、悪人だらけのノワールエンターテインメント。主演を務めるのは、『私の頭の中の消しゴム』や『グッド・バッド・ウィアード』などで知られるチョン・ウソン。本作では、市長の悪事を処理しながら悪人の道に入り込んだ不正刑事ハン・ドギョンを熱演。そんな彼を利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長パク・ソンベ役には、韓国で記録的大ヒットとなり、日本でも好評を博した『ベテラン』のファン・ジョンミン。さらにドギョンへの義理から悪徳市長の手下となり悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役を、世の女性を虜にしてきたチュ・ジフンが演じる。メガホンを取るのは、『MUSA -武士-』のキム・ソンス。「日本よ、これが本当の修羅場だ!」とばかりに、男たちの哀愁、そして韓国ノワールの真骨頂を見せつけ、韓国史上最強にして美しき俳優陣が繰り広げる悪人たちの地獄絵図をスクリーンに焼きつける。届いた予告編は、イケメン俳優のチョン・ウソンが椅子に縛り付けられ、ボコボコに殴られるという痛々しいシーンから幕を開ける。ほかにも頭から血を流しながら車を運転したり、グラスを噛み砕いたりと、いままで見せたことのない、本能むき出しの凄まじい表情を見せる。日本でも一世を風靡した『私の頭の中の消しゴム』で献身的な夫を演じたイメージを本作では完全に打ち消している。さらに、「飼い犬が主人を噛むとはな」と言いながらファン・ジョンミン演じる悪徳市長がチョン・ウソンのこめかみにタバコを押し付ける容赦なき制裁も!誰もが従うことしかできない悪徳市長の支配力が垣間見えるシーンであり、その闇の奥深さをも映し出していく。そして、何と言っても見どころとなるのは、葬儀場での乱闘シーン。韓国映画史上最も多い血糊の量、さらには野獣男(ヤジュメン)たちのオンパレードと過激な暴れっぷりに心拍数は上がりっぱなし。本当の地獄と呼ぶに相応しい修羅場を、ここから目に焼きつけて。『アシュラ』は2017年3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日ドラマ「コーヒープリンス1 号店」や社会派作品『トガニ 幼き瞳の告発』などで多くの日本女性の心を鷲づかみにしたコン・ユが初の恋愛映画に挑戦し、チョン・ドヨンと共演する『男と女』が2017年2月4日(土)より公開される。本作から、雪に覆われたフィンランドで出会い、激しく惹かれ合う男と女の“恋のはじまり”をとらえた本編映像が解禁となった。フィンランドのヘルシンキ。子どもたちの国際学校で出会ったサンミンとギホンは、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことになる。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で2人は体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8か月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ、恋に落ちる――。『シークレット・サンシャイン』『メモリーズ 追憶の剣』など、数多くの話題作に出演し、ロマンスの女王としても名を馳せるチョン・ドヨンの正統派ラブストーリー復帰作となる本作。相手役を演じるのは、長身と爽やかなルックス、あふれ出る包容力で日本でも高い人気を博しながら、本作が初の恋愛映画となるコン・ユ。それぞれ過去の出演作で、リアルな演技を見せてきた実力派の2人が待望の初共演を果たす。このほど届いた映像は、フィンランドという異国の地、雪に囲まれた美しい情景を背景に、コン・ユとチョン・ドヨンが演じる“男と女”が、互いの名前も知らぬまま恋に落ちる瞬間のシーンを含んだ本編映像が3分間も!また、併せて30秒予告編も解禁となり、フィンランドシーンだけでなく、ソウルでの再会、そして切なすぎるすれ違いまでが描かれている。誰かの妻や夫として、自分自身の寂しさは忘れて生きてきた2人の男女が、お互いによって再び“男”と“女”に戻る――。フィンランドの美しく輝く幻想的な雪原を背景に、愛という最も原始的な感情の波と、その中に内在するドラマを追いながら、誰の心の中にもある愛の感情を呼び覚ましていく本作。豪華2大スターがこの冬に贈る、大人の正統派ラブストーリーに、まずはこちらから酔いしれてみて。『男と女』は2017年2月4日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』などのチョン・ウソン、『ベテラン』も記憶に新しいファン・ジョンミン、『コンフェッション 友の告白』のチュ・ジフンらスター俳優が集った、韓国のノワールエンタテインメント『アシュラ』が2017年3月4日(土)より日本公開されることが決定した。刑事のハン・ドギョン(チョン・ウソン)は、利権と成功のために各所で犯罪に手を染める悪徳市長のパク・ソンべ(ファン・ジョンミン)の“後始末”を対価に、金を受け取っている。末期がんの妻の治療費を言い訳に、金になることはなんでもするようになり、次々に悪事に手を染めるようになるドギョン。ドギョンの弱点を握る検事キム・チャイン(クァク・ドウォン)と検察捜査官ド・チャンハク(チョン・マンシク)は、ドギョンを脅迫して利用、パク市長の不正と犯罪容疑を明らかにしようとする。それぞれの利益と目的のために、ドギョンを追い詰める検察と悪徳市長。台風の目のようになってしまったドギョンは、自分を実の兄のように慕っている後輩の刑事ムン・ソンモ(チュ・ジフン)までも巻き込み、市長の手下にしてしまう。生き残るために血眼になった悪人たちの地獄の闘いは、修羅場と化し…。韓国を代表する実力派俳優が共演を果たし、韓国で公開初週成績歴代NO.1を記録した本作(※青少年観覧不可作品において)。架空の都市“アンナム市”を舞台に、悪徳市長と彼に利用される刑事、そして彼らの悪事を暴こうとする検事たちの駆け引きを描く、韓国映画の神髄のようなノワールエンタテインメントだ。主演を務めるのは、『私の頭の中の消しゴム』で韓国のみならず、日本中を切ない涙で包み、その年の韓国映画動員1位を記録することになったチョン・ウソン。本作では、病気の妻の治療費のため、市長の悪事を処理しながら悪人の道に入り込んでいく不正刑事ハン・ドギョンを熱演する。そんなハン・ドギョンを利用し、利権と成功のために犯罪に手を染める強欲な悪徳市長パク・ソンベ役には、去年、韓国で動員数1,300万人を越える記録的大ヒットとなり、日本でも好評を博した『ベテラン』などで知られる演技派ファン・ジョンミン。さらに、ドギョンへの義理から悪徳市長の手下となり、悪に侵されていく若き刑事ムン・ソンモ役には、ドラマ「宮 -Love in Palace-」以来、近作では『背徳の王宮』などで世の女性を虜にしてきたチュ・ジフンが演じる。メガホンを取るのは、キム・ソンス。『MUSA -武士-』など今回で実に4度目のタッグとなるチョン・ウソンを中心に、ファン・ジョンミンが怪演を見せた『新しき世界』を彷彿とさせる男たちの哀愁と、悪人たちの地獄絵図を映し出し、韓国ノワールの真骨頂を見せつける。いうならば、まるで韓国版『アウトレイジ』!登場人物全員が悪人!解禁となったメイン写真でも、ファン・ジョンミン演じるパク市長がチョン・ウソン演じるドギョンの首を締めつけている場面で、主従関係を表している。ファン・ジョンミンの横顔からは、悪徳市長の極悪っぷりが伝わってくるかのよう。“阿修羅”というタイトルの通り、善と悪が存在しない世界で繰り広げられる、強烈な俳優たちの熱演合戦に今後も注目していて。『アシュラ』は2017年3月4日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日15日に閉幕する第21回釜山国際映画祭(BIFF)。アジアを代表する映画祭として毎年拡大を続けてきたBIFFだが、今年は台風18号により海雲台ビーチの会場が大きく破損したり、韓国映画監督組合がボイコットを表明したためパク・チャヌクら大物監督が不参加となるなど、波乱の10日間だった。トラブルの発端は2年前、セウォル号沈没事故におけるパク・クネ政権の対応を批判する映画『ダイビング・ベル』の上映にまで遡る。与党側の釜山市長は上映中止を要請したが、イ・ヨングァン前執行委員長は表現の自由と映画祭の独立性を主張し上映を実施。これが原因となりイ・ヨングァン氏は今春解任され、さらには検挙までされてしまったのだ。これには韓国内外の映画人が反発。一時は開催さえ危ぶまれたが、“SUPPORT BIFF, SUPPORT MR. LEE”(釜山映画祭とイ・ヨングァン氏を支持しよう)が映画祭参加者の合い言葉となり、ベテラン女優ユン・ヨジョンが老娼婦を演じた『THE BACCHUS LADY』のような秀作も含め299本もの作品が上映され、イ・ビョンホン、チョン・ウソンらの大物俳優はレッドカーペット参加は見送ったものの、ファンとの対話の場には出席。また是枝裕和監督らアジアを代表する映画人が、映画祭の今後について語り合うなど実りもあった。現在、ハリウッド映画『マグニフィセント・セブン』がヒット中で、さらには『インサイダーズ/内部者たち』で今回、釜山日報映画賞の主演男優賞を受賞したイ・ビョンホンはオープントークに登場。「17年前に亡くなった父は映画好きで、僕が物心ついた頃からテレビの名作劇場を観ながら解説をしてくれたり、映画館に連れていってくれました。僕がハリウッド映画に出た姿を観たら、どんなに喜んだことでしょう。僕はいつも父に観てほしいと思いながら演じています。そして父と同じように、息子を映画館に連れて行きたい」と映画愛と父親への愛を語った。台湾のホウ・シャオシェン(『黒衣の刺客』)、韓国のイ・チャンドン(『ポエトリーアグネスの詩』)、日本の是枝裕和は「3人のマスター:アジア映画の連帯」と題したトーク・セッションに登場。イ・チャンドン監督は「今回の釜山市の対応は、イ・ヨングァン氏だけでなく、映画祭スタッフ、そして映画祭の参加者を傷つける結果となった。もっとヨングァン氏を、そして映画祭を讃えなくてはいけない。そして元の活気ある映画祭を取り戻さねば」と率直に問題に斬り込み、是枝監督は「僕は今回映画の上映はありませんが、ここで語るためだけにやって来ました。映画作りでは、自分のことよりも映画のために何が出来るかを考えないといけない。映画祭も同じで、20年後の映画祭のために何が出来るかを考えるのが大切」と語った。『ダゲレオタイプの女』の黒沢清監督は手形セレモニーに、女優で映画祭執行委員長のカン・スヨンと出席。「自分の作品に自分の肉体の痕跡を残したことがないのですが、その初めての機会が釜山で嬉しいです。新しい一歩になる気がします」と笑顔を見せた。ほかにも多くの映画人が、BIFFへの思い入れと支援を表明し、カン・スヨン執行委員長は映画祭の独立性を守ると誓った。来年のBIFFこそは、一点の曇りもない、映画の祝祭となることを望みたい。(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年10月15日第21回釜山国際映画祭(BIFF)が6日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台区の”映画の殿堂”で開幕した。日本からも『怒り』の渡辺謙、李相日監督、『シン・ゴジラ』の長谷川博己、樋口真嗣監督、『嫌な女』の黒木瞳監督、『ジムノペディに乱れる』の板尾創路、行定勲監督らがレッドカーペットに登場した。開幕式の司会は『監視者たち』で師弟を演じたソル・ギョングとハン・ヒョジュ(「トンイ」)の2人が務めた。今年映画デビューを果たした人気グループ「SHINee」のミンホが登場すると、レッドカーペット前に駆けつけたファンから大きな歓声があがった。ほかに、開幕作品『春夢』(原題)のハン・イェリとヤン・イクチュンをはじめ、名優アン・ソンギや、オ・ジホ、イエル(「ジニョプの道」)、パク・ソダム(『ベテラン』)、キム・ギドク監督らが出席。今年の釜山映画祭は波乱があった。セウォル号沈没事故でのパク・クネ政権の対応を批判するドキュメンタリー『ダイビング・ベル』の上映をめぐり、昨年から映画祭側と釜山市側が対立。映画祭の独立性を主張するイ・ヨングァン前執行委員長が事実上更迭されるなどしたため、一時は開催も危ぶまれた。なんとか開幕にこぎ着けたものの、釜山市側の対応を批判し、ボイコットする映画人も少なくはなかった。さらには猛威を振るった台風18号の影響で、映画祭開幕前夜には海雲台ビーチのBIFFステージが崩壊するなど大きな被害を受けた。とはいえ期間中、イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・イェジン、ユン・ヨジョンら韓国を代表するスターや、黒沢清監督、山下敦弘監督、蒼井優らのトークなど、さまざまなイベントが予定されている。釜山国際映画祭は15日まで。(text:Ayako Ishizu)
2016年10月07日「東方神起」のチャンミンが、煌びやかなステージの上で歌い、踊るアジアのトップスターの姿とは、ひと味もふた味も違った新たな魅力を魅せるファンタジー・ラブロマンス時代劇「夜を歩く士〈ソンビ〉」。俳優として、妻夫木聡主演の映画『黄金を抱いて翔べ』(’12)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した彼は、チョン・ウソン主演ドラマ「ATHENA-アテナ-」へのゲスト出演ほか、初主演ドラマ「パラダイス牧場」ではハマリ役のような御曹司、続く「Mimi」では抜群のルックスを持つ28歳の人気漫画家と初恋を経験する18歳の高校生を一人二役で演じるなど、説得力のある演技で、少しずつ、着実に実績を重ねてきた。そして、入隊前最後の作品となった本ドラマでは、朝鮮王朝の時代劇に初挑戦。口元にヒゲをたくわえ、韓服に身を包んだ姿を披露しながら、一見遊び人で、幼少期につらい過去を持ち、内なる闘志を胸に秘め、弓術に長ける…という萌えポイント満載の王の孫=“世孫”イ・ユンを熱演している。このキャラクターについて、チャンミンは、「イ・ユンは将来、朝鮮の王になる世孫です。王宮の中の権力争いを嫌い、また王である祖父との関係が悪く、王宮の外で放蕩三昧の生活を送っています。しかし、これは好きでそういう生活をしているというよりも、敵を油断させるために意図的に宮中での生活を避けているわけです。実に頭のいい、将来優れた王になれるキャラクターですね」と説明する。劇中では、遊び人として、軽妙で色気のある演技を魅せるチャンミン。男装して本売りをするヒロイン・ヤンソン(イ・ユビ)に、優しい笑顔で積極的にアプローチを仕掛けるお茶目な一面は注目しておきたいところだ。「僕と似ている点を探すなら、僕も若い友人と一緒に外で遊ぶのが好きですが、同時に、イ・ユンがカリスマ性を発揮して仕事をするように、僕も仕事に集中する両面性を持つ部分があります。そこが似ている部分として、あるいはイ・ユンに学びたい部分だといえると思います」とチャンミンは言う。確かにそのカリスマ性は、トップスターとしての彼の姿にも通じるものが。特に本作では、馬上からクールに弓を射るシーンの凛々しさも評判を呼んだ。「撮影が始まる前に乗馬練習をしたのですが、時間がなくて、あまりできませんでした。それで、馬に乗っている姿がぎこちないと、監督にも叱られました(笑)。撮影中にも、時間を見つけては乗馬の稽古を続けました。武術の練習も、時間を作ってアクション監督と一緒にアクションスクールに行き、一緒に練習に取り組みました」と、その裏側を明かす。「ユンは学問と同時に、武術にも長けた多芸多才なキャラクターです。カメラに不出来な姿が映し出される訳にはいかないと思って、自分なりに一生懸命にやりました。幸い、監督と撮影監督が素晴らしい映像をカメラで切り取っていただいて、感謝しています」と、謙遜しながらふり返っている。初めての時代劇には苦労が多かった様子だが、「この作品は真夏に撮影が行われたのですが、屋外のシーンの撮影の場合、分厚い衣装を着て、付け髭を付けて演技をしなければならないので、それが大変でした。汗だくになり、疲れも半端ではありません。そして、時代劇の台詞は、普段使わない言葉を使用するので、ぎこちなくなりがちですが、スタッフのみなさん、監督、先輩俳優のみなさんの助けもあり、無理なく無事に撮影を終えることができたと思います」と真摯にコメント。さらに、「世孫の衣装、王の衣装、それと同時に一般人に変装をするときの衣装まで、多くの衣装を着てみました。僕は個人的に、ユンのカリスマ性に満ちた姿がうかがえる、弓術場での狩りの服装が一番気に入っています」と語り、本人も弓のシーンはお気に入りとなっているようだ。そんな本作で主演を務めるのは、『王の男』「アラン使道伝」など、美しい容姿と圧倒的な演技で数多くの時代劇を大ヒットに導いてきたイ・ジュンギ。王朝を陰で支配する悪の吸血鬼クィ(イ・スヒョク)の陰謀によって吸血鬼となってしまった主人公ソンヨル(イ・ジュンギ)と、チャンミン演じるイ・ユンは、密かにクィを倒すことを画策する、いわば同じ宿命を背負った“同志”であり、ヤンソンをめぐる恋敵でもある。「イ・ジュンギさんは、まさに長兄としてリーダーシップを発揮しながら、ムードメーカーの役割も果たしていらっしゃいました。しかし、いったんカメラが回りはじめると、顔つきが一変し、役に入り込んで演技に没頭するところは、誰が見ても素晴らしい演技者の姿です。本当に俳優として学ぶ点が多いと思いました。また、ムードメーカーとして現場を盛り上げ、リードしていく姿にも、先輩であるイ・ジュンギさんに学ばなければと感じました」と、その姿勢にすっかり心酔した様子。一方、対立するクィを演じたイ・スヒョクについては、「そのイメージから、冷たくて暗くて言葉もあまりしゃべらない、静かで大人しい人だろうという先入観がありました」と、チャンミン。「しかし、実際に撮影現場を共にしてみると、意外に話もたくさんしますし、面白くてクールで男らしいんですよ。また、僕が悲惨な目に遭うシーンを撮らなければならないときは、僕のところにやってきて、どうすればより悲惨に見えるか、一緒に考えてくれました。積極的に僕の手助けをしてくれる同僚であり友人、学ぶことの多い同い年の俳優です。本当に一緒にいて楽しい、いい男だと思いました」と、劇中とは打って変わって仲を深めたことを明かす。撮影では「気に入った台詞や場面はとても多いのですが、なかでも記憶に残るものが2つあります」と言うチャンミン。「1つは、ヤンソンと2人で居酒屋に座り、済州島(耽羅)へと旅立つヤンソンを前に、独り言で自分の思いを吐露する場面です。自分の本心を隠して、ヤンソンにいたずらっぽく振る舞うシーンですね。あと1つは、それとは反対に、宮殿の中で世孫としてのカリスマ性あふれる姿が表現された場面です。弓道場で王に対して、『これが私が追っていた間者です』と告発するシーンですが、ユンの男らしさがよく表現されているかなと思いました。この2つの場面を選びたいですね」と語ってくれた。今後、兵役を経た2017年後半には「東方神起」としての活動再開も予想されているが、「また演技をする機会がありましたら、具体的な目標は何かというよりも、もっともっと演技がうまくなりたいですね」とチャンミン。「再び演技をする機会をいただけたら、自分の成長した姿、上手くなった姿をお見せしたいです。そして、尊敬する演技者の皆さんから学んだことを自分のものにして、さらに成長する演技者になる、これが僕の目標です」と、力強く思いを込める。最後に日本のファンへ、「僕がイ・ユン役を演じているドラマ『夜を歩く士』は、朝鮮時代にもしヴァンパイアがいたら、という想像から始まった物語です。宮廷の中で巻き起こる戦い、そして若い男女のロマンスなど、おもしろいストーリーに満ちたドラマですので、皆さんにたくさん愛していただけたらと思います」とメッセージを贈るチャンミン。謙虚で努力を惜しまず、さらなる成長を目指し続ける男は、やはり、人を惹きつけて離さない唯一無二のカリスマ性を放っている。「夜を歩く士〈ソンビ〉」DVD-SET1/Blu-ray SET1は発売中、DVD-SET2/Blu-ray SET2は9月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日「涙の女王」と呼ばれ韓流人気を牽引、日本にも多くのファンを持つチェ・ジウが、人気若手俳優のユ・アイン、カン・ハヌルらと共演した『ハッピーログイン』が10月に公開決定。10年ぶりに日本のスクリーンに帰ってくることになった。気難しく悪名高い売れっ子女性脚本家(イ・ミヨン)と、人気絶頂で天狗になっている韓流スター(ユ・アイン)。婚期を逃したお節介なシェフ(キム・ジュヒョク)と、詐欺に遭い家を失った独身アラフォーCA(チェ・ジウ)。女性と付き合ったことのない劣等感を持つ天才作曲家(カン・ハヌル)、そして恋愛上級者でも仕事は初心者の新米ドラマプロデュサー(イ・ソム)。それぞれが華やかな世界で働きながらも、仕事に悩み、恋には奥手でいまひとつ人生上手くいかない男女6人。そんな彼らがSNSでつながり、「いいね!」をしていくうちに、本当の恋に変わっていくのだが…。本作は、CA、シェフ、人気俳優、作曲家など、華やかな世界で働きながらも、仕事にも恋にも不器用な男女6人が、ふとしたきっかけでSNSでつながったことから本当の恋に発展していく、大人のキュートなラブコメディ。後輩には追い抜かれ、詐欺に遭って家を失う独身CAをコミカルに演じるのは、ドラマ「冬のソナタ」や映画『連理の枝』で日本中を涙で濡らした「涙の女王」チェ・ジウ。これまでのイメージを一新、ちょっと抜けてる愛らしいキャラクターを演じてみせる。共演には、『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』など幅広い演技力と抜群のファッションセンスなどで人気絶頂のユ・アイン、『二十歳』「ミセン―未生―」など甘いマスクと繊細な演技で女性を虜にするカン・ハヌル、『ある会社員』など大人の色気を醸し出すイ・ミヨン、「プラハの恋人」『ビューティー・インサイド』など個性派俳優のキム・ジュヒョク、そして『愛のタリオ』でチョン・ウソンを相手に体を張った演技が話題となったイ・ソムと超豪華キャストが集結し、誰もが共感できる大人のキュートなラブコメディが誕生した。仕事はできるが、恋になると全く弱気で恋愛ベタな大人たち。最初は軽い気持ちの「いいね!」から、口ではなかなか出せない想いをSNSで伝えることから始まる本当の恋。イマドキの恋愛を描きながら、それぞれタイプの違うカップルたちに“あるある!”と共感できる等身大の物語は、この秋、勇気と元気とハッピーを与えてくれそうだ。『ハッピーログイン』は10月15日(土)より新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川ほか限定公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日『10人の泥棒たち』や『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンと、『新しき世界』のイ・ジョンジェ、『テロ、ライブ』のハ・ジョンウという人気俳優が共演し、韓国で歴代トップテンに入るほどの大ヒットを記録した『暗殺』。7月16日(土)に迫った日本公開を前に、「劇団☆新感線」主宰・いのうえひでのり、ラジオDJ・MCの古家正亨から本作についてコメントが到着、さらに撮影現場でのメイキングオフショットがシネマカフェにて解禁となった。1933年、杭州。日本統治からの祖国独立を目指す韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン(チョン・ジヒョン)、速射砲(チョ・ジヌン)、爆弾職人(チェ・ドクムン)の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長でありながら、日本政府の密偵であるヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)は、暗殺団を招集する一方、巨額の報酬で“ハワイ・ピストル”と呼ばれる殺し屋(ハ・ジョンウ)に彼らの殺害を依頼。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた…。本作は、アジアのトップスターが競演を果たした『10人の泥棒たち』で一躍ヒットメーカーに躍り出たチェ・ドンフン監督が、長年の構想を経て、「運命に対して揺るぎなく進む人々の“思い”というものをスクリーンに描きあげてみたかった」として完成させた意欲作。名もなきレジスタンスたちを軸に、さまざまな思惑と裏切りが錯綜する統治下の祖国を壮大なスケールでドラマチックに描き出し、昨年韓国で1,270万人を動員する大ヒットを記録、「青龍映画賞」作品賞ほか多数の映画賞を受賞した。時代に翻弄された人々を演じるのは、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウという日本でも大人気の豪華俳優陣。チョン・ジヒョンは「シナリオを読んでびっくりした。キャラクターが多様性にあふれ、シナリオが本当に面白かった」と監督の前作『10人の泥棒たち』に続く出演で、独立軍きってのスナイパー、アン・オギュン役を熱演。5kgの銃を持ってのワイヤーアクションも華麗にこなした。また、暗殺作戦のために暗殺団を呼び集める冷徹な臨時政府隊員ヨム・ソクチンに扮したイ・ジョンジェは、役作りのため2か月で15kgも減量して撮影に挑み、現場でもひとりで禁酒をして役作りをするほど、そのキャラクターにほれ込んだ。そして、数々の話題作に出演するハ・ジョンウは、「個人的にいつ自分に声をかけてくれるのだろうかと思っていた」というチェ・ドンフン監督と念願の初タッグ。暗殺団を殺そうとする謎の殺し屋“ハワイ・ピストル”をミステリアスに演じている。さらにベテラン俳優イ・ギョンヨンやヒット作への出演が相次ぐオ・ダルスほか、韓国屈指の演技派が脇を固めている。今回解禁となったメイキングカットでは、監督の横で銃をかまえるチョン・ジヒョンや、監督の演出を聞くハ・ジョンウの真剣な表情とともに、イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンのにこやかなカットなどが解禁。撮影時の雰囲気を垣間見ることができ、本編への期待が高まるオフショットとなっている。また、本作をいち早く鑑賞した「劇団☆新感線」主宰の演出家・いのうえ氏は「暗殺チーム・密偵・殺し屋、三つ巴の戦いと、陰謀・策略・裏切り、そして運命の悪戯がいり乱れて巡るスリリングなストーリー展開を、スピーディーなアクション満載でテンポよく見せていく。まさにエンタテイメントの“満漢全席”。いやあ本当に 面白かった。...そしてちょっとくやしい」と、作り手らしいジェラシーを交えながらも大絶賛。また、韓流ファンにはおなじみで、韓国大衆文化ジャーナリストとしても活躍する古家氏も「その“設定”に唖然とし、その“映像”に唸らされた。フィクションとして、ファンタジーとして、そしてアクション映画としては、面白い。この映画は、どう観るかで、その“価値”が変わってくるだろう」と熱いコメントを寄せている。『暗殺』は7月16日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月10日BSプレミアムの韓国ドラマ「イニョプの道」に主演するチョン・ユミが来日し、5月10日(火)に都内で会見を行った。15世紀初頭の朝鮮王朝を舞台に、王権をめぐる陰謀に巻き込まれ、良家の令嬢から使用人の身分に落とされたイニョプ(チョン・ユミ)が、一途に愛を貫く元婚約者ウンギ(キム・ドンウク)と、近くで見守る寡黙な使用人ムミョン(オ・ジホ)に支えられながら強かに生きるさまを描いた、愛と闘いの物語。チョンさんは2004年のドラマデビュー以来、数々の話題作に出演する32歳の人気女優。この日集まった多くの報道陣を前に「ヨロシクオネガイシマス」と笑顔を見せると、撮影や来日エピソードを語った。時代劇の経験はあるものの「わたしが現代を生きている女性なので、現代劇をやった方が感情的にやりやすいです。時代劇は歴史の流れや歴史上の大きな事件から引き起こされる感情さえも役に込めなければいけないので演じにくいかな」と語るチョンさん。クランクイン前から撮影が過酷になることは聞いていたそうで、中でも「初日に撮影した、首を紐で縛られて引きずられるシーンは辛かった」とふり返ると、「大変なシーンばかり(笑)」と肩をすくめる。しかし、共演者に助けられたようで、「『推奴(チュノ)』に出演したオさんは、時代劇のノウハウや使用人としての生き方をよく知っているので教えてもらいました」と冗談を交えて説明。キムさんとは同い年だそうで、「作品を通して友達になって、演技や役者について相談できる相手になりました」とうれしそうに話した。一泊二日の弾丸ツアーとなった今回の来日。昨日はあいにくの雨だったが「傘を買って、原宿と表参道を歩きました。すごく良かったです。焼肉も食べました」と楽しんだ様子。会見前に食べた弁当も「オイシイデスヨ~」と報告。とりわけ、日本食では納豆がお気に入りなようで、「買って帰ります」と笑みをこぼしていた。韓国ドラマ「イニョプの道」(全20回)は毎週日曜21時~BSプレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日アジアきっての国際派スター、イ・ビョンホンにカンヌ女優賞のチョン・ドヨン、さらに俳優としても活躍著しい「2PM」ジュノら豪華キャストが結集して贈る『メモリーズ 追憶の剣』。本作から、イ・ビョンホンとチョン・ドヨンという韓国を代表する美しい2人による、思わずうっとりしてしまう甘~いキスシーンを含む本編映像がシネマカフェに到着した。時は高麗末期。3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こすが、ユベクの裏切りにより計画は失敗。プンチョンは命を落とし、ウォルソはプンチョンの子と共に姿を消した。それから18年後、ユベクは国内で最も権力のある男になっていたが、ある日、武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけ、彼女のあとを追う。やがて、ばらばらになった3本の剣が再び揃うとき、真実が明かされる…。韓国映画史上最大スケールで描かれるソード・アクションと、豪華俳優陣による愛と復讐の物語で注目を集める本作。イ・ビョンホン演じるユベク(かつての名はドッキ)と、チョン・ドヨン演じるウォルソ(かつての名はソルラン)は、高麗時代の三大最強剣士のうちの2人にして、恋仲にあった。その後、ユベクがもう1人の最強剣士を裏切ることで、哀しく切ない運命を辿ることになった2人。解禁となった映像は、そんな2人の最も甘い瞬間を切り取ったラブシーンだ。お茶を点てることに長けていたウォルソが、ユベクに茶葉の芳醇な香りを伝えるため、手のひらに置いた茶葉を水に浸し、ユベクに「ほら」と差し出す。すると、ユベクはウォルソの手にある茶葉の香りを堪能しながらも、そのまま川の中で彼女を抱き寄せ、優しくキスをする…。彼らは2人とも、これまで韓国で権威のある映画賞「大鐘賞」「百想芸術大賞」「青龍賞」などを受賞してきただけでなく、ビョンホンは『RED リターンズ』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などハリウッド超大作に出演、名だたるハリウッドスターと肩を並べて大役を務め、ドヨンも『シークレット・サンシャイン』で2007年にカンヌ国際映画祭「女優賞」を受賞するなど、それぞれに“トップ・オブ・トップ”の地位を不動のものにしてきた。そんな円熟した2人が今回の映像で魅せる大人の艶々シーンは、その後、哀しく切ない運命が待ち受けているだけに、いっそう甘い瞬間となっている。さらに、このシーンの直後には “もっと大人な”ラブシーンも控えている(?)というから、劇場で確かめてみて。『メモリーズ 追憶の剣』は1月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日10月1日(現地時間)、第20回釜山国際映画祭が韓国・釜山市で開幕した。ハ・ジウォン、「KARA」のギュリ、ソン・イェジン、ムン・ソリ、イ・テラン、タン・ウェイらが華やかなドレスでレッドカーペットを飾った。中でも一番の盛り上がりを見せたのが、チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンという男性トップスターがサプライズでギャング風に一斉に登場したときで、雨の中集まったファンから大歓声があがった。このほか、「EXO」のスホ、イ・ジョンジェ、『無頼漢 渇いた罪』で共演したチョン・ドヨンとキム・ナムギル、名優アン・ソンギら韓国スターに加え、サイモン・ヤム、チャン・チェン、ジョニー・トー、ハーヴェイ・カイテル、ニューカレンツ部門の審査員を務めるナスターシャ・キンスキーら海外ゲストも数多く参加した。開幕式の司会は、韓国を代表する演技派俳優ソン・ガンホと、アフガニスタンの女優マリナ・ゴフバハーリが務め、オペラ歌手スミ・ジョーの華麗な歌声と花火が開幕を告げた。セレモニーでは、アジアを代表する映画製作者に贈られるアジアン・フィルムメイカー・オブ・ジ・イヤーとしてスタジオ・ジブリが表彰された。ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは作務衣姿で賞を受け取り、「日韓国交正常化50周年という記念の年に、選ばれたことに感謝します」と語ると、大きな拍手がわき上がった。BIFFの愛称で知られアジア最大規模の映画祭である釜山映画祭は昨年、釜山市長からの上映中止要請を振り切り、セウォル号沈没事件を告発するドキュメンタリー映画『ダイビング・ベル』を上映したことから、市長がイ・ヨングァン執行委員長に辞任を要求したり、予算削減を打ち出すなど対立。20周年を迎える今年はイ・ヨングァン委員長が共同委員長として、『シバジ』などのベテラン女優カン・スヨンを迎えたことで市側と和解、新たにスタートを切ることになった。ベネチア、モスクワをはじめ多くの映画祭で女優賞に輝くカン・スヨンは「映画祭は今後も政治的独立性を維持する」と宣言して、映画人からの尊敬を集めている。この日の釜山は朝から強風警報が出るほどの悪天候。そのため飛行機の欠航や遅延が相次ぎ、『ピンクとグレー』の中島裕翔、菅田将暉、行定勲監督らを始め、日本からのゲストの多くは到着が大幅に遅れ、残念ながら開幕式に参加ができなかった。映画祭は10日まで行われ、日本からも佐藤健、長澤まさみ、是枝裕和監督らが参加する予定だ。(photo / text:Ayako Ishizu)
2015年10月02日現在入隊中で、アジアのみならず世界中で高い人気を誇る「東方神起」ユンホと、若手イケメン俳優チョン・イルが豪華初共演を果たし話題を呼んだ超大型ファンタジーロマンス時代劇「夜警日誌」。本日8月5日(水)より本作のDVD&ブルーレイSET2がリリースされたのを記念し、本編からユンホとチョン・イルの男同士の友情シーンを特別編集したスペシャル映像が公開された。「トキメキ☆成均館スキャンダル」の制作会社と、「朱蒙」の監督が豪華タッグを組んだ本作は、ゴーストが見える超能力を持ったワケありの不良王子と、彼と宮廷を守るために戦う若き武士との男同士の友情と絆、そして男女のラブトライアングルを躍動感たっぷりに描き、壮大なスケール感と最高級の映像技術で人気を博したラブファンタジー・エンターテインメント作品。本作で、鬼神が見える自由奔放な王子リン役を演じるのは、ドラマ「太陽を抱く月」で日本でも一躍ファンが急増した俳優チョン・イル。そしてリンを守るクールな武官ムソク役をユンホが担当。今回公開された男同士の友情シーンでは、2人の熱演が堪能できる。正反対の性格をもつリンとムソクが、最初は対立しつつも、愛するものたちを守るため、鬼神退治に奮闘する姿は勇敢で男らしく、イケメン度は満点!これまでも、男たちの迫力あるアクションシーンや、胸ときめくロマンスシーンが公開されてきたが、今回の男たちの絆には萌えること必至。本作の魅了を本映像で感じてみて。「夜警日誌」のDVD&Blu-rayは7月2日(木)より順次リリース。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日アジアNo.1野獣アイドル「2PM」のジュノが映画初主演を務める『二十歳』。先日、ファン待望の日本公開日が11月28日(土)に決定。さらに、公開に先駆けてジャパン・プレミア上映会の開催が発表され、“俳優として”初めてジュノが来日し本イベントに登壇することが分かった。ジュノは、チョン・ウソン主演の大ヒット映画『監視者たち』でスクリーンデビュー。本作では漫画家志望の浪人生ドンウを好演した。共演者には、女たらしのフリーター・チホ役に「相続者たち」『チング 永遠の絆』のキム・ウビン、平凡な大学生ギョンジェ役を新作ドラマ「ミセン」(原題)で大ブレイクを果たしたカン・ハヌルと、いま最も有望株の若手俳優たちが集結。それぞれに悩みや煩悩を抱えながらも“絶対的信頼”で結ばれた男子3人組を演じる。アーティスト活動だけでなく、今後俳優業でも活躍が期待されるジュノだが、この度、“俳優として”初来日し、本作のジャパンプレミアム上映会に登壇することが決定。本イベントでは、本作の上映に加え、ジュノによるトークショーを予定。さらに、来場者には特典として『二十歳』ジャパンプレミアムメイキングDVDやA4クリファイル(5種)などのレアグッズが付いてくるという豪華仕様。俳優・ジュノの魅力をリアルに体験できる貴重な機会となるようだ。韓国映画史上最短期間で観客100万人を突破し、初週公開の興行ランキングでは『セッション』『キングスマン』などハリウッド大作を抑え堂々の1位に輝き、観客動員数300万人を記録した本作。日本でも話題作となること必至の本作を、ぜひ俳優・ジュノの魅力とともに堪能してほしい。『二十歳』ジャパンプレミアム上映会は9月23日(水・祝)、東京国際フォーラム ホールAにて開催。『二十歳』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日韓国放送時、全話連続で同時間帯視聴率第1位を独走した超大型ファンタジーロマンス時代劇「夜警日誌」。「太陽を抱く月」のチョン・イルと、「東方神起」ユンホの豪華初共演で話題の本作のBlu-ray&DVDリリースを記念して、巨額の製作費を投じて実現した大型アクション&VFXシーンが本編より公開された。「トキメキ☆成均館スキャンダル」の制作会社と、「朱蒙」の監督がタッグを組んだ本作。ゴーストが見える超能力を持ったワケありの不良王子と、彼と宮廷を守るために戦う若き武士との男同士の友情と絆、男女のラブトライアングルが描かれ、その躍動感と臨場感溢れるストーリー展開が人気を博している。今回公開された映像には、映画並みの大迫力のアクションシーンが満載!チョン・イルやユンホが、剣を片手に鬼神たちと戦うシーンもVFX技術を使用。最高級のクオリティで、よりリアルに、より壮大に描写された鬼神の表現は圧巻だ。さらに、ユンホのダンスのように華麗なアクションシーンや、チョン・イル演じる主人公リンが龍の鬼神と戦う場面など、本作の見所がぎゅっと詰まった映像に仕上がっている。想像を超える大迫力の龍の登場シーンには、驚くこと間違いなし。ラブストーリーだけじゃない本作の魅力が堪能できる本映像をぜひチェックしてみて。「夜警日誌」のDVD&Blu-rayは7月2日(木)より発売中。<「夜警日誌」ブルーレイ&DVD/リリース情報>DVD&Blu-ray SET1(Vol.1~5)発売日:7月2日(木)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET2 (Vol.6~11)発売日:8月5日(水)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET3 (Vol.12~19)発売日:9月2日(水)※同時レンタル開始価格:全SET 各16,800円+税発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(c)RaemongRaein(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日アジアNo.1野獣アイドル「2PM」のメンバーにして、『監視者たち』で華々しいスクリーンデビューを飾ったジュノが映画初主演を果たす、『二十歳』の日本公開が11月28日(土)に決定。ともに主演を務めた『チング 永遠の絆』のキム・ウビン、韓国で大ブレイク中のカン・ハヌルとともに、邦題と日本版ビジュアルを紹介する特別映像が到着した。いま最も有望株の若手俳優たちが、それぞれに悩みや煩悩を抱えながら “絶対的信頼”で結ばれた男子3人組の友情と恋を、コミカルかつユーモアたっぷりに描き出す本作。チョン・ウソン主演の『監視者たち』で映画デビューを飾ったジュノ(2PM)が、漫画家志望の浪人生ドンウに、「相続者たち」『チング 永遠の絆』で注目を集めたキム・ウビンが、女たらしのフリーター・チホ役に、新作ドラマ「ミセン」(原題)で大ブレイクを果たしたカン・ハヌルが、平凡な大学生ギョンジェ役を好演する。キム・ウビンが「友達のように過ごし、本物の友達になった」と語るほど、息の合った掛け合いを見せた本作は、韓国で公開されるや、『友へ チング』『建築学概論』を超え、韓国映画史上、最短で観客100万人を突破。初週の興行ランキングでは『セッション』『キングスマン』など、並み居る洋画大作を抑えて1位に輝き、公開後わずか29日目にして300万人を突破する快挙を成し遂げた。監督は、大ヒット作『サニー 永遠の仲間たち』『タチャ-神の手-』などの脚色を手がけてきたイ・ビョンホン。また、キム・ウビン演じるチホと何度も別れを繰り返す彼女役に「イタズラなKiss~PlayfulKiss」のチョン・ソミン。ジュノ演じるドンウに猛アプローチを仕掛けてくる女子高生に、「九家(クガ)の書~千年に一度の恋~」のイ・ユビ。カン・ハヌル演じるギョンジェを翻弄する魔性の女子大生には、『サニー 永遠の仲間たち』の美少女ミン・ヒョリンがキャスティング。さらに、「オーロラ姫」のチョン・ジュヨンや、チャン・ヒョク主演の時代劇「輝いたり狂ったり」でブレイク中の新人イケメン俳優ナ・ジョンチャンがドンウの弟役で出演するなど、注目の若手俳優たちが一挙集結。今回到着したのは、日本での公開決定を記念して、邦題と日本版ポスターをジュノ&キム・ウビン&カン・ハヌルキャストの3名が発表する動画。「みなさんに素敵なお知らせをお伝えします」とキム・ウビン。「僕たちが出演している映画『二十歳』が、今年の秋、日本で公開が決定しました!」とカン・ハヌルが日本上陸を発表。続いて、ジュノが邦題を発表し、3人で盛り上がり、「キービジュアルの出来はどう?」と劇中さながらの息の合った仲良しぶりを披露している。『二十歳』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月28日アジア最大の短編映画の祭典『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』が6月15日に最終日を迎え授賞式が開催。イラン映画『キミのモノ』がグランプリを獲得した。その他の写真今年で17回目を迎える同映画祭は6月4日より渋谷、原宿、表参道、二子玉川、横浜などで12日間の日程で開催されてきた。コンペティション部門は作家の冲方丁、俳優で映画監督の奥田瑛二、映画作家の河瀬直美、俳優の要潤、女優の藤原紀香、韓国の人気俳優チョン・ウソンという豪華メンバーが審査員を務め、期間中に上映された85作品(応募総数は4559作品!)の中から、“インターナショナル部門”、“アジア インターナショナル部門”、“ジャパン部門”の優秀作品を選定。その3作品からさらに、グランプリが選ばれた。『キミのモノ』は手に入ることのない物を自分の物だと主張するふたりの少年の姿を描いた作品で、テヘランで映画制作を学んだイラン人監督のレザ・ファヒミ監督にとっては2作目のショートフィルムとなる。“アジア インターナショナル部門”に続き、最優秀賞にあたるグランプリの受賞を知らされたファヒミ監督は満面の笑みを浮かべ「夢を見ているよう。この作品に携わり、協力してくれたみなさん、そして子供たちに感謝したいです。撮影を行った7日間、私たちは子供の視線で世界を見ていました」と喜びと感謝を口にした。なお同作は来年の米アカデミー賞の短編部門のノミネート選考対象となる。審査員6名はいずれも子供の視点で現実を描いた同作を激賞。藤原は子供の所有欲を描きつつ「大人になっても所有や侵略が世界の平和を脅かしている。メッセージをダイレクトに感じました」と語り、海外映画祭常連の河瀬も「世界の縮図に思えて、刺激的で勉強させてもらいました」とうなずいた。“インターナショナル部門”優秀賞はチュニジア出身のロットフィ・アコー監督の『父親』、“ジャパン部門”優秀賞(東京都知事賞)は沖縄出身の岸本司監督の『こころ、おどる-Kerama Blue-』に贈られた。授賞式には音楽をテーマにした“ミュージックShort部門”にGLAYやKABA-BOONも来場。ネット上の投票でネスレアミューズ映画祭のアワードを受賞した園田俊郎監督がネスレ日本の支援を受けて制作した『恋する占女リータ!』もこの場でお披露目され、主演の浅見れいな、大和田健介、IVANらによる舞台あいさつも行われるなど、多彩なゲストに声援が送られた。取材・文・写真:黒豆 直樹
2015年06月17日「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015」が6月15日(月)に最終日を迎え、アワードセレモニーが開催。イラン映画『キミのモノ』がグランプリに輝いた。今年で17回目を迎える映画祭は12日間の日程で開催され、コンペティション部門だけで85作品が上映されたほか、各種イベントも行われるなど、アジア最大の短編映画祭にふさわしく大きな盛り上がりを見せた。ちなみに、コンペ部門の審査員を務めたのは、作家の冲方丁、俳優で映画監督の奥田瑛二、海外映画祭の常連監督である河瀬直美、俳優の要潤、人気韓国人俳優のチョン・ウソン、そして女優の藤原紀香と超豪華な顔ぶれ。中でもつい最近、歌舞伎役者の片岡愛之助との熱愛が報じられた藤原さん目当ての報道陣も数多く会場に詰めかけたが、藤原さんはチャイナドレス風の真っ赤なドレスでスリットから素足をのぞかせながら笑顔でレッドカーペットを歩いた。このほか、楽曲を元に製作される「ミュージックShort」部門に楽曲「疾走れ!ミライ」を提供した「GLAY」や「生きていく」を提供し、俳優業にも挑戦した「KANA-BOON」なども来場し、大きな盛り上がりを見せた。85作品の中から「インターナショナル部門」、「アジア インターナショナル部門」、「ジャパン部門」の3部門の優秀賞が選定され、その中からさらにグランプリが決定するが、子供の視点で物語を紡いだ、イラン人レザ・ファヒミ監督の手による『キミのモノ』が「アジア インターナショナル部門」優秀賞に続き、グランプリを獲得!ファヒミ監督は「夢を見ているよう。撮影を行った7日間は子供の視点で世界を見ていました」と喜びを口にした。審査員の中でも藤原さんは、子供たちがあらゆるものを“自分の物”であると主張するさまを描いた同作に触れ「子供の世界を描いていますが、大人になっても所有や侵略により、世界の平和が脅かされている。メッセージがダイレクトに伝わってきました」と称賛。他の審査員からも、現実や大人の世界を感じさせつつ、子供の視点で世界を描いた本作への絶賛の声が寄せられた。グランプリ受賞はならなかったものの、「インターナショナル部門」優秀賞はチュニジア出身のロットフィ・アコー監督の『父親』、「ジャパン部門」優秀賞(東京都知事賞)は沖縄出身の岸本司監督の『こころ、おどる-Kerama Blue-』が受賞した。映画祭の創設者であり代表を務める別所哲也はあと3年で迎える記念すべき20回に向け、さらなる飛躍を誓い、盛況の中で映画祭は閉幕した。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日日本でも人気の高い韓流スターで、開催中の「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015」にて審査員を務めているチョン・ウソンが、6月8日(月)、Intersect by Lexus TOKYOにて行われた映画祭代表の別所哲也とのトークセッションに出席した。トークセッションには多くのファンが詰めかけたが、ウソンさんが登場すると会場は歓声に包まれた。ウソンさんは「みなさんが長い時間、(会場前で)待っていたとうかがっています。ありがとうございます」と笑顔で挨拶した。客席からの「かわいい」という声には「いくつになってもそんな言葉を言っていただくのは嬉しいものですね」とはにかんだ。別所さんはかつて『サッド ムービー』でウソンさんが来日した際にインタビューをした経験もあるという。当時は30代だったウソンさんだが、現在は40代。別所さんに年齢を重ねての変化を問われると「いろいろと気づくことはありますね。30代で一人前になった気になって、全てに気付いたように思っていましたが、40になってやっと新たに気付くことがあるんだとわかりました。表現の深み、視野の広がりが出てくると思います」とも。いまでも激しいアクション作品に身を投じるが「これ以上年を取る前に、身体能力の限界を迎える前にやりたいという思いがある」とも明かした。今回の映画祭では、自身が監督を務めたショートフィルム「殺し屋」も上映されたが、監督を務めるということについて「私には映画しかできることはありません。小さいころから映画を見てきて、自然と俳優になりたいと思い、幸運にもなることができましたが、そこで自然と蓄積されてきたものがあり、その流れで『今度は監督をやりたい』と思ったんです」と振り返る。ショートフィルムは「短い時間の中でいかに描くかに妙義・神髄がある」と語り「商業映画にまみれる中で、チャレンジ精神が後退してしまう部分もありますが、それを維持するためにもチャレンジが大事。そのためにこうして短い作品を撮ることは非常に大事なことだと思っています」と心情を語った。今後、ショートフィルムのみならず、長編のメガホンにも意欲を見せるウソンさん。夏には俳優として新作の撮影も始まるそうで「『MUSA -武士-』のキム・ソンス監督の下で悪い警察官を演じます。これからもこうやって新しい役にどんどん挑戦していきたいです」と力強く語り、歓声を浴びた。別所さんは、“共演者”という立場でのウソンさんとのコラボレーションを熱望。「一緒に刑事ものなどでアクションもできたらいいですね」と語っていた。「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015」は6月15日(月)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日「太陽を抱く月」などで大ブレイク中の若手イケメン俳優、チョン・イルが、「東方神起」ユンホと豪華初共演を果たし、韓国放送時、全話連続で同時間帯視聴率第1位を独走した超大型ファンタジーロマンス時代劇「夜警日誌」。この度、7月2日(水)のDVD&ブルーレイリリースに先駆けて、本編スペシャルPVが公開。第1弾、第2弾の大好評を受け、第3弾では超豪華2本立てで公開された。「トキメキ☆成均館スキャンダル」の制作会社と「朱蒙(チュモン)」の監督が夢の豪華タッグを結成。架空の朝鮮時代を舞台に、ゴーストが見える超能力を持った自由奔放な不良王子(チョン・イル)と、彼と宮廷を守るために戦うクールな若きエリート武官(ユンホ)の友情と絆、そしてヒロインをめぐる恋や鬼神との戦いを、壮大なスケールとハイクオリティな映像美で描き出した本作。男女のラブトライアングルと躍動感あふれるストーリーが人気を博した。今回公開特された特別編集版PV第3弾は、龍神族の族長“サダム(キム・ソンオ)編”&夜警隊隊長“チョ・サンホン(ユン・テヨン)編”の豪華2本立て!龍神イムギを崇拝し、一族の復活と朝鮮征服を企む龍神族の族長・サダムを演じるのは、『アジョシ』の悪役で注目を集め、同年ドラマ「シークレット・ガーデン」の秘書役で一躍ブレイクしたキム・ソンオ。その演技力が高く評価されるキム・ソンオの目力と、熱演ぶりを本映像から感じ取ってみて。そして、元“夜警隊”隊長で、いまは身分を隠し鍛冶屋を営んでいるチョ・サンホン役を、ユン・テヨンが務める。イ・ビョンホン主演作「美しい彼女」で俳優デビューして以来、「太王四神記」ではペ・ヨンジュンと共演し日本でも高い人気を獲得。彼の迫力満点のアクションシーンと、鍛冶屋のシーンで見せる肉体美には、思わず目が釘付けになること間違いなし。チョン・イル×ユンホ(東方神起)の脇を固める豪華な実力派俳優2人のスペシャルムービーを見ながら、本作のリリースに備えたい。「夜警日誌」のDVD&Blu-rayは7月2日(木)よりリリース。<「夜警日誌」ブルーレイ&DVD/リリース情報>DVD&Blu-ray SET1(Vol.1~5)発売日:7月2日(木)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET2 (Vol.6~11)発売日:8月5日(水)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET3 (Vol.12~19)発売日:9月2日(水)※同時レンタル開始価格:全SET 各16,800円+税発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(c)RaemongRaein(text:cinemacafe.net)
2015年05月27日今年で17回目となる、米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下「SSFF&ASIA」)。6月4日(木)の開催に向けて、「オフィシャルコンペティショ」と地球環境問題をテーマにした「地球を救え!部門」の審査員が決定した。インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の3部門からなる「オフィシャルコンペティション」では、世界中から応募されたショートフィルムの中から、メッセージ性、エンターテイメント性の優れた選りすぐりの約100作品を上映。部門ごとに1作品を優秀賞として選定し、さらに各部門で優秀賞を受賞した3作品の中から出されるグランプリ作品は、第88回(2016年)の米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象作品となる。優秀賞とグランプリ作品を選出する審査員は全部で6名。「天地明察」で第7回本屋大賞などを受賞、直木賞にもノミネートされ岡田准一を主演に映画化もされた作家の冲方丁。俳優や映画監督として活躍する傍ら、画家としても個展を開く奥田瑛二。現在、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演中の俳優・要潤。最新作『あん』が開催中のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として上映された映画作家の河瀬直美。そして、『私の頭の中の消しゴム』や『愛のタリオ』など役者としても数多くの作品に出演し、最近ではプロデューサー業へと活躍の幅を広げているチョン・ウソン。さらに、俳優、声優、司会業のほか、京都国立博物館文化大使、赤十字広報特使を長年務めるなど、幅広い分野で活躍中の女優・藤原紀香。優秀賞、グランプリの発表は、6月15日(月)に渋谷ヒカリエ ヒカリエホールAにて開催されるアワードセレモニーにて行われる予定だ。そして、地球環境に関する様々なテーマの作品を、7か国11作品上映する「地球を救え!部門」の審査員を務めるのは、2009年『8ミリメートル』にて「SSFF&ASIA 2010」ミュージックShort部門にてPV部門優秀賞を受賞した映画監督にして漫画家の岩田ユキ。ドラマバラエティやCMで活躍するタレントの田中律子。市民ニュースサイト「8bitNews」の代表、堀潤。そして、日本語と英語をトゥギャザーした話術で人気なタレント業のほかに、富士山麓の清掃や地域のゴミ拾いをするなど環境活動にも積極的に取り組むタレントのルー大柴の、計4名。本部門の審査員4名は、6月4日(木)に表参道ヒルズ スペース オーにて開催されるオープニングセレモニーに登壇し、優秀賞(環境大臣賞)1作品を発表する予定となっている。また、各審査員たちが登壇するイベントも開催。6月6日(土)には、冲方氏を中心に、出版社やビデオメーカーのスタッフが集結した組織「冲方サミット」に、短編小説をWEBで公募し、大賞作品をショートフィルム化、ラジオ番組化するプロジェクト“ブックショート”が参戦。「マルドゥック・ スクランブル」、「天地明察」、「もらい泣き」の二次創作解禁企画について詳細が発表されるとのこと。また冲方氏と「SSFF&ASIA」代表・別所哲也とのスペシャル対談も実施。翌6月7日(日)には、韓国を代表する俳優のひとり、チョン・ウソンを迎え、彼の監督作品を上映、チョン氏のクリエイティブな側面に迫るトークイベントも開催される。上映とあわせて審査員たちによる各イベントでも「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」を楽しんでみて。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」は6月4日(木)~6月15日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日2012年、韓国で最高視聴率46.1%を記録した大ヒットドラマ「太陽を抱く月」や「黄金の虹」などに出演し大ブレイク中の若手イケメン俳優、チョン・イルが、「東方神起」のユンホと豪華共演を果たし話題となった超大型ファンタジーロマンス時代劇「夜警日誌」。このたび、7月2日(木)よりDVD&Blu-rayがリリースされるのを記念し、本編から特別編集されたスペシャルPVが公開、その第1弾が届いた。舞台は架空の朝鮮時代。ゴーストが見える超能力を持った自由奔放な不良王子と、彼と宮廷を守るために戦うクールな若きエリート武官の友情と絆、そしてヒロインをめぐる恋や鬼神との戦いを、壮大なスケールとハイクオリティな映像美で描き出し人気を博した本作。「トキメキ☆成均館スキャンダル」の制作会社と「朱蒙(チュモン)」の監督が豪華タッグを組み、韓国放送時、全話連続で同時間帯視聴率1位を独走し大ヒットを記録した。出演陣も豪華キャスト陣が名を連ね、主人公のイ・リン役を演じる「太陽を抱く月」のチョン・イルを筆頭に、クールな若きエリート武官、カン・ムソク役に「野王~愛と欲望の果て~」で主演を務めた「東方神起」ユンホ、イケメン2人をとりまくヒロインたちに、注目の新人女優コ・ソンヒとソ・イェジ。さらに「太王四神記」のユン・テヨンや「シークレット・ガーデン」のキム・ソンオ、ベテラン俳優イ・ジェヨンなど、個性豊かな豪華キャストが脇を固める。今回公開された、特別編集版PVは“月光大君イ・リン(チョン・イル)”編と題し、主人公イ・リンの魅力をギュっと詰め込んだ豪華映像。女の子の前では、屈託のない少年のような笑顔を見せ、ちょっと軽めのノリを持つ反面、鬼神の前ではその表情が一変。男らしく真剣な眼差しで敵を倒そうとする姿に女心が揺さぶられること間違いなしだ。アクション・スター並みの立ち振る舞いを見せるチョン・イルの俳優力も見所の本映像は、商品未収録のYoutubeのみの限定公開となっている。まずはこちらの映像から、本作のワクワク感と躍動感を感じてみて。「夜警日誌」のDVD&Blu-rayは7月2日(木)よりリリース。<「夜警日誌」ブルーレイ&DVD/リリース情報>DVD&Blu-ray SET1(Vol.1~5)発売日:7月2日(木)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET2 (Vol.6~11)発売日:8月5日(水)※同時レンタル開始DVD&Blu-ray SET3 (Vol.12~19)発売日:9月2日(水)※同時レンタル開始価格:全SET 各16,800円+税発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(c)RaemongRaein(text:cinemacafe.net)
2015年05月13日2014~2015年に韓国で公開され、大きな話題を呼んだチョン・ウソンの主演作、「SUPER JUNIOR」ドンヘ&「FTISAND」ソン・スンヒョンの映画デビュー作、そして“朝鮮版シャーロック・ホームズ”の続編の3作品を、「韓国映画セレクション 2015 SPRING」として、5月にシネマート六本木、シネマート心斎橋にて一挙公開することが決定した。まず、現在公開中『愛のタリオ』で濃厚なラブシーンとともに愛憎劇を演じたチョン・ウソンが一転、鍛え上げられた肉体と頭脳を駆使して、“囲碁”の勝負と復讐に命を懸ける『神の一手』。兄を助けるため、賭け囲碁に手を出したプロ棋士テソク(チョン・ウソン)は、賭け囲碁グループのサルス(イ・ボムス)による陰謀で兄を殺され、殺人の罪を着せられる。数年後出所したテソクは、体を鍛え上げ、囲碁のプロたちとチームを組み、兄の敵討ちを計画する――。また、ドンヘ(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)、ナム・ジヒョン(4Minute)ら韓国のトップアイドルがスクリーンデビューを果たす『レディアクション -4つの青春-』は、旬のアイドルたちの“いま”の輝きが詰まった青春オムニバス。「噂」「訓練所へ向かう道」「世間に信じられる者はなし」「プレイガール」の4話から、若者たちのみずみずしい“いま”を切り取っていく。さらに、“朝鮮版シャーロック・ホームズ”ともいわれるほど人気を博した前作から4年、名探偵コンビが再び活躍する待望の続編『朝鮮名探偵2 -失われた島の秘密-』も登場。王の寵愛を受けていたが、現在は島流しの身である名探偵キム・ミン(キム・ミョンミン)。朝鮮の経済を揺るがす偽造銀塊事件と妹を探す少女の依頼の両方を探るべく、相棒の商人ソピル(オ・ダルス)とともに島を脱出。海と空をも飛びまわり、謎の美女に翻弄されながらも事件の真相に迫っていく――。筋肉×頭脳アクション、アイドル×青春ドラマ、時代劇×推理ドラマと、現在の韓国映画界の潮流を代表するバラエティに富んだ3作品を、この春、一挙に楽しんでみては。「韓国映画セレクション 2015 SPRING」は5月9日(土)よりシネマート六本木、シネマート心斎橋にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月10日韓国の俳優、チョン・イルが、4月25日(土)に東京・メルパルクホールにて昨年6月以来となるファンイベント「Jung Il Woo Fan Meeting 2015 ~Rainbo‘Woo’~」(韓流ぴあ主催)を開催することになった。韓国フュージョン時代劇『夜警日誌』や『太陽を抱く月』に出演し、その存在感を遺憾なく発揮し、また、抜群のスタイルと、爽やかな笑顔で多くの女性ファンを虜にしているチョン・イル。来年、俳優生活10年目という節目を迎えるにあたり、今回のイベントでは、“俳優チョン・イルの軌跡”をフィーチャー。これまでの出演作や演じた役柄を軸にしたトークや、観客を交えたゲームを展開する予定。また、日本では初となる生バンドを従えての歌唱、さらに、ハイタッチ会も行うそうだ。年を追うごとに演技力に磨きをかけ、俳優としてのステータスを上げているチョン・イル。最も注目したい男の“現在地”を、イベントで一緒に確かめてみては?チケットは、3月14日(土)午前10時より発売される。なお、一般発売に先駆け、主催者先行抽選()を2月26日(木)午前11時から3月3日(火)午後11時59分まで受け付け、チケットぴあでは、先行先着「プリセール」()にて3月7日(土)午前10時より発売開始。
2015年02月18日来る2月14日(土)は、“バレンタインデー”。世の女子たちが1年で最も色めき立つこの一大イベントをはさんで、注目の恋愛映画が続々と公開される。“渋メン”にときめく大人の恋、ドキドキが止まらない愛欲サスペンス、人には言えない禁断の恋や、ピュアな心に涙する青春ラブストーリーまで、バレンタインデー直前に思わず恋がしたくなる、とっておきの恋愛映画をご紹介!▼大学教授のあふれ出る色気と甘いマスクに卒倒間違いなし!年上男性とのオトナな恋愛映画まずは、大人のラブを描いた2本。榮倉奈々、豊川悦司をダブル主演に迎え、向井理、安藤サクラらが共演する大人気コミックの映画化『娚の一生』(2月14日公開)は、豊川さん演じる52歳、独身の哲学科を教える大学教授・海江田醇が堪らない!仕事と恋愛に疲れ、人生に迷う榮倉さん演じる堂薗つぐみと、“床ドン”からの“足キス”な大人な恋愛を繰り広げる。困ったときにはさり気なく助けてくれる包容力、積極的にアプローチすることを躊躇しない強引さ、時に覗かせる少年っぽさ、言いたいことは関西弁でユーモアも交えてピシャリと言う…女性が思わず虜になってしまうような要素を兼ね備えた海江田教授には胸キュン必至だ。一方、『愛のタリオ』(2月7日公開)は、韓国のイケメン俳優チョン・ウソンが演じる大学教授ハッキュと、ウブな女子学生との許されない愛に始まり、昼ドラさながらの愛憎劇がエロティックに描かれていく愛欲サスペンス。都会的で洗練された甘いマスクのハッキュが愛に溺れていく様には、一瞬で虜に。なお今回、両作で魅力たっぷりな大人の男を演じた豊川さんと、チョン・ウソンの劇中カットがWEB初解禁。色気ダダ漏れの年上男性との胸キュン恋愛には、ドキドキが止まらない!▼世界各国で絶賛の嵐!ベストセラー小説を映画化した“異端”のラブストーリー2本また、ウブな女子大生といえば、ロンドン在住の主婦がネットに投稿した原作の官能恋愛小説が全世界1億部のベストセラーとなった映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2月14日公開)にも注目!平凡な女子大生アナスタシア(ダコタ・ジョンソン)が、億万長者として知られる大企業の若きCEOクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に学生新聞のためにインタビュー、それをきっかけに目くるめく禁断の官能世界へと堕ちていく。グレイ氏と交際する女性が守るべきルールを記した秘密保持契約書にサインしたアナは、グレイと通じ合うことになるのだが…。作家も女性、脚本家も女性、監督も女性という、女性が描く究極の刺激的ラブストーリーは、日米同時にバレンタインデー公開されることもあり、早くも話題沸騰中だ。同じくベストセラー小説の映画化といえば、全米で社会現象となるほど大ヒットを記録した『きっと、星のせいじゃない。』(2月20日公開)は、不治の病にかかった若い男女の恋をキュートに描き出していく。独自の感性をもったヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)に恋をしたオーガスタス(アンセル・エルゴート)。だが、ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れて距離を置こうとする。しかし、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮め、その作家に会うためオランダ・アムステルダムへと旅立つことに…。難病と闘いながらも恋する気持ちに正直に生きるフレッシュで純粋な青春ラブは、胸キュンの連続。この対照的な2つの恋愛映画には、恋したくなる気持ちがグンと高まる魔法が詰まっている。あなたは、大切な人とどの恋愛映画を観に行く?(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS愛のタリオ 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会きっと、星のせいじゃない。 2015年2月20日より全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX
2015年02月04日日本で公開された韓国映画史上No.1の大ヒットとなった『私の頭の中の消しゴム』で日本中を涙で包み、2014年公開の『監視者たち』では初の悪役にも挑んだチョン・ウソン。彼が自らの欲望のために破滅していく男をエロティックに演じ、韓国では“19禁”として物議を醸した『愛のタリオ』から、自身の役柄を「悪い男です」と語るコメント映像がシネマカフェにて解禁。併せて、メイキング画像も到着した。田舎町に突然現れた、都会的で洗練された大学教授ハッキュ(チョン・ウソン)。彼に憧れる純朴な少女ドク(イ・ソム)の初恋は、教師と生徒の禁断の愛の関係から、やがて不倫、裏切り、欲望、うそそして死が絡み合い、事態は想像を裏切る展開を見せていく――。本作は、日本にも多くの女性ファンを有するチョン・ウソンが、これまでのイメージを打ち破るかのように繊細でエロティックな役柄に挑み、韓国ではあまりの過激な描写に「青少年観覧不可(19禁)」となった愛欲サスペンス。盲目の父親の目を治すため海に飛び込み犠牲となる娘を描き、“孝行と美徳”の象徴とされる韓国民話「沈清伝」を、『南極日誌』『ヘンゼルとグレーテル』など、人間の根底に潜む欲望を描き続けるイム・ピルソン監督が、赤裸々な人間の愛と欲望の寓話として生まれ変わらせた。チョン・ウソンの相手役となる、純粋な少女から後に復讐の鬼と化す悪女・ドクには、モデル出身で独特の雰囲気を放つイ・ソム。また、物語をさらなる波乱に導くハッキュの娘チョンを『レッド・ファミリー』で好演を見せたパク・ソヨンが演じている。そんな本作の日本公開を前に届いたのが、今回の映像。チョン・ウソンは、本作のシナリオを読んだ当初、これまでとは違うキャラクターにとまどいながらも、“欲望に全てをかけ、運命の波乱を経験する男”である主人公役に魅力を感じ、ぜひ挑戦したいと思ったという。そんな難しい役どころだっただけに本作への思い入れも強く、映像中でも「ひと言で言うと悪い男です」と役柄を語りながら、「いままでにない新しい役柄に挑戦した俳優チョン・ウソンの姿をぜひ劇場で確かめて」と日本のファンへ向け、コメントを寄せている。『愛のタリオ』は2月7日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月27日アジア最大の映画の祭典、第19回釜山国際映画祭が10月2日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台の“映画の殿堂”で開幕した。今年の開幕式の司会は、日本の渡辺謙と、釜山出身の人気女優ムン・ソリ。渡辺さんはステージに登場すると、興奮気味に「プサン、チェゴ(最高)!」と大声で叫び、5,000人の大観衆を沸かせた。また、渡辺謙夫人の南果歩さんも『さよなら歌舞伎町』の出演者として会場入りしており、ムン・ソリが「謙さんの奥様のルーツは釜山なんです」と紹介した。国際派の2人は英語と韓国語を織り交ぜながら、セレモニーを盛り上げていた。さらにゲストとして、歌手の夏川りみが韓国の古典楽器を伴奏に「さとうきび畑」を歌うなど、日韓の文化による連帯を強く印象づけた。開幕式には、『真夜中の五分前』の三浦春馬、行定勲監督、チャン・シャオチュアン、リウ・シーシー、『ザ・テノール真実の物語』の伊勢谷友介、ユ・ジテ、『私の男』の浅野忠信と二階堂ふみらが出席。また、チョン・ウソン、ユ・ジテ、アン・ソンギ、パク・ヘイル、オム・ジョンファ、チャ・イェリョン、キム・ヒエ、ク・ヘソン、キム・ナムギル、イ・ヒョヌ、キム・ジョンフン、クララら多くの韓国スターに加え、イタリアの監督兼女優アーシア・アルジェント、オーストラリアの女優テリーサ・パーマーらが華やかに登場した。中でも今年のレッドカーペットで一番の人気を集めていたのが、中国の女優タン・ウェイ。先日、韓国のキム・テヨン監督と結婚したばかりのタン・ウェイが主演作『黄金時代』のアン・ホイ監督と共に姿を現すと、悲鳴にも似た大歓声があがり、タン・ウェイもそれに笑顔でこたえていた。オープニング作品は台湾のニウ・チェンザー監督の『軍中楽園』。1960年代末、中国との最前線だった金門島にあった国民党軍の慰安所を舞台にした人間ドラマで、イーサン・ルアン、チェン・ジェンビン、ワン・チエン、アイビー・チェンが監督と共に登壇した。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで、釜山のリゾートエリアである海雲台地区を中心に開催される。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月03日