“史上初の推理『推理作家ポー 最期の5日間』動画作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーを主人公にした映画『推理作家ポー 最期の5日間』が本日から日本公開され、11月1日(木)からは南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンを主人公にしたアクション大作『リンカーン/秘密の書』が日本公開される。ジャンルのまったく違う2作品だが、両作には意外な共通点があるようだ。公開中の『推理作家ポー…』は謎の死を遂げたポーの生涯にインスパイアされた製作たちが今も全貌が解明されていない彼の“最期の5日間”に迫るサスペンス。彼の小説を模倣する犯人との息つまる頭脳戦が見どころだ。一方、『リンカーン/秘密の書』は、奴隷解放に尽力したリンカーン大統領は実は、夜になるとヴァンパイアたちと戦っていた!という奇想天外なドラマを描くアクション作。ティム・バートンが製作総指揮を務めている。両作はまったくジャンルの違う作品だが、いずれも実在の人物の実際に起こった出来事をイマジネーションの源泉にしながら、予想もしなかった斬新なフィクションを描いている。そしてそれらはいずれも単なる“借りもの”ではなく、執筆に苦悩し、何度も不幸に見舞われながら執筆を続けた作家ポーと、どんな苦境にも負けることなく信念をかけて全身全霊で戦い抜いたリンカーンの“人生哲学”を、フィクションを用いることで伝えようとしている。ちなみにポーとリンカーンはどちらも1809年生まれの同年齢。ポーはボストンで、リンカーンはケンタッキーで生まれたが、ふたりは同時代にアメリカで暮らし、史料には「作家として国際的な人気を集めたポーが、ホワイトハウスに招かれた」という記述もあるという。ふたりが実際に出会っていたかどうかは不明だが、19世紀の初頭はアメリカという国家が大きく揺れ動き、多くの制度が整い始める一方で、社会は依然として不安定で、“闇”が人々の心に影をおとしていた。そんな時代を生きたポーとリンカーンが映画でどんな活躍を見せるのか気になるところだ。『推理作家ポー 最期の5日間』公開中(C)2011 Incentive Film Productions. LLC All Rights Reserved.『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2012 Twentieth Century Fox
2012年10月12日ティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』の映画公開を記念し、Q-pot.のデザイナーが限定アイテムをデザイン。ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアのみの限定販売となっており、12月初旬に販売開始となる。独特な世界観で映画ファンを魅了するティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』。監督が1984年に制作した短編アニメを、新たに3Dで長編化。ディズニー史上最も奇妙な「フランケンウィニー」の映画公開を記念して、「Frankenweenie Tシャツ」と「Frankenweenie パーカ」を日本とアメリカで限定販売する。「遊び心」と創造性に溢れた東京ファッションシーンを牽引するお菓子をモチーフにしたアクセサリーブランドQ-pot.のデザイナー ワカマツ タダアキがデザインを施し、今までにないディズニーの世界観を表現する。また、ティム・バートン監督本人が書き下ろしたメンズグラフィックTシャツの発売も決定。監督は、グラフィックTシャツを制作するにあたり、「ユニクロとの特別企画により、新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい。」とコメント。ティム・バートン監督ファンや、ディズニーファンにはたまらないアイテム展開となっている。【FrankenweenieTシャツ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:7色柄【Frankenweenieパーカ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥2,900柄数:2色柄ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアにて12月発売開始【FrankenweenieグラフィックTシャツ】サイズ:メンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:23柄ユニクロオンラインストアにて12月発売開始ユニクロ公式サイト:ディズニー映画『フランケンウィニー』2012年12月15日(土)3D/2D同時公開映画特設サイト:元の記事を読む
2012年10月06日“史上初の推理作家”とも言われるエドガー・アラン・ポーの命日(1849年10月7日)が近づいてきた。数々の傑作小説を世に残すも、 いまだにその死に多くの謎があるとされているポー。12日(金)からは映画『推理作家ポー 最期の5日間』が日本公開されるなど、 彼の存在とその最期は今も多くの人々を魅了しているようだ。その他の写真ポーは、1809年にアメリカのボストンで生まれた小説家・詩人で、『黒猫』『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』などの著作を次々と発表し、江戸川乱歩、スティーブン・キング、ティム・バートンら後世の芸術家たちに大きな影響を与えた。彼は若い頃から飲酒癖があり、そのことによるトラブルも少なくはなかったという。30代には妻の死から目を逸らすために酒量が増え、すさんだ生活を送るように。しかし、40歳になったポーは10代の時の恋人と再会して婚約。禁酒同盟にも加入し、結婚式の準備をすすめていた矢先に、ボルティモアで謎の死をとげた。彼は1849年10月3日に意識不明の状態で発見され、7日の早朝5時に病院で息を引き取っている。ちなみにポーがボルティモアに到着したのは9月29日のことで、意識不明で発見されるまでの5日間の足取りはいまだに謎のままだ。この“空白の5日間”については今も諸説があるようで、ライバル作家による暗殺や、政治トラブルに巻き込まれたなどの説が有名だ。またポーは息をひきとる寸前に“レイノルズ”という人物の名前を繰り返し口にしていたそうで、この人物が一体、誰を指すのかも、いまだに研究対象になっている。映画『推理作家ポー 最期の5日間』は、この“空白の5日間”を創作の出発点においたフィクションで、彼の小説を模倣して殺人を繰り返す犯人と頭脳バトルを描いている。また、映画のラストには創作者たちが想像した“ポーの最期の真相”が描かれており、死から160年以上経っても解けない謎に“解答案”を提示している。『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金) 全国ロードショー
2012年10月05日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』の手に汗握るバトルシーンを収録した特別動画がこのほど公開された。『リンカーン/秘密の書』新映像本作は、奴隷解放を訴え、南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、彼と恐るべきヴァンパイアの壮絶な戦いが描き出すアクション超大作だ。このほど公開されたのはベクマンベトフ監督が“死のワルツ”と呼ぶ壮絶なアクション・シーン。人間に成りすましたヴァンパイアたちがダンスパーティを装って人間たちを集めているという情報を入手したリンカーンが、数々のヴァンパイアを相手にひとりで立ち向かう場面だ。ベクマンベトフ監督のこれまでの作品同様、スローモーションや早回しが巧みに使われた映像で、巧妙に構成されたバトルシーンでありながら、観賞しているだけで時間の流れ方が少しずつ変化していくような、現実の1秒が1秒に感じられないような“異時間”映像だ。リンカーン役のベンジャミン・ウォーカーは、過酷なアクションを演じきるために30ポンド(約13.6キロ)の減量を行い、ハンターのテクニックを身につけるために数100時間にも及ぶ武器のトレーニングを積んだ。ちなみにハリウッド屈指のスタント・コーディネーターのミック・ロジャースとファイト・コディネーターのドン・リーが本作で目指したのは“見栄えのする香港スタイルの武術と、情け容赦ない殴り合いの融合”だそうで、本作ではまだ誰も観たことのない斬新なアクションが楽しめるようだ。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年10月05日12月に公開されるティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』の第二弾前売り鑑賞券が6日(土)から全国で発売され、劇中に登場する少しヘンテコで愛らしい“フラン犬”のスパーキーのぬいぐるみストラップが特典としてプレゼントされることが決定した。その他の写真本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせるも、その結果、街中のペットや動物たちが甦ってしまう大騒動を描く。スパーキーは、不幸な事故によって命を落とすも、実験によって“フラン犬”として甦ったヴィクター少年の相棒。事故にあった結果、身体はつぎはぎだらけで見た目も少しヘンテコだが、彼は自分が一度死んだことに気づいていないようで、その表情や行動はどこまでも愛らしく、公開後には大きな人気を集めそうなキャラクターだ。第二弾の特典は、ちっちゃな“スパーキー”ぬいぐるみ携帯ストラップと、全長40センチのおっきな“スパーキー”ぬいぐるみ抽選応募ハガキ。映画はもちろん、関連アイテムのクオリティも徹底的にこだわってきたディズニーらしく、その可愛さとマヌケさは予告編映像で観たスパーキーそのもの。ストラップは特典以外での販売の予定はないため、レアグッズになることが予想される。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年10月04日数々の傑作映画を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグで贈る『ダーク・シャドウ』。本作のブルーレイ&DVDの発売を記念してティム・バートン監督やクロエ・グレース・モレッツらキャスト陣が、本作の世界観を作り上げるうえで欠かせなかった「美術」について語ったコメント映像がひと足早くシネマカフェに到着!1966年から5年間にわたり放送され、カルト的人気を集めたドラマ「ダーク・シャドウズ」を基に、ジョニーやクロエを始め、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーターなど豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描き出す。本作でバーナバスの子孫一族が暮らす邸宅の内装について、キャロリン役のクロエが「柱の細かい彫刻まで丁寧に作ってあるの!壁の肖像画もすべて手描きなのよ!」と興奮気味に語れば、バートン監督も「例えセットでも、本物の質感を出すことが大事だ」と持論を展開する。美術スタッフたちがセッティングしている映像を見れば、バーナバス一族の暮らす邸宅が一朝一夕で完成したものではないことが分かるはず。エリザベス役のミシェルが「陰鬱だけど美しくて、現実味を感じるセットよ」と表現する“ティム・バートン”ワールド全開のセットは、本作を語る上で衣装や音楽と同じくらい欠かせない要素の一つ。キャスト陣のインタビューと共に作品の舞台裏が覗けるこちらの映像をぜひチェックしてみて!※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)』[Blu-ray]価格:5,980円(税込)『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』[DVD]価格:3,980円(税込)発売日:10月3日(水)※同日レンタル、オンデマンド配信開始発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月03日映画界最強コンビと謳われるジョニー・デップ×ティム・バートン監督による『ダーク・シャドウ』ブルーレイ&DVDセットのリリースを記念した特別試写会が行われ、スペシャルゲストとしてお笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が登壇した。その他の写真本作は、デップが白塗りメイクで初のヴァンパイア役に挑んだブラック・ファンタジー。魔女の呪いでヴァンパイアにされ、200年の眠りから醒めた主人公バーナバスが、落ちぶれた子孫たちを救うため、ハチャメチャな騒動を繰り広げる。今回発売されたブルーレイ&DVDセットには、来日時の映像のほか、スペシャルフォトブック、デップの生写真など、日本限定、初回限定ならではの豪華特典が満載。また、オンデマンド版も同時に配信されている。舞台上に姿を現した田中は、劇中のデップになりきったコスプレ姿。“最もジョニー・デップになってはいけないタレント”としてゲストに呼ばれたことを告げられると、「誰がどこで調べたの?『anan』?」と憤慨するも、会場の反応に「本当にすみません」と謝罪する場面も。「髪型はちょっと似てますよね。プールで泳ぐとあんなかんじになるもん」とデップ版バーナバス・コリンズとの共通点にはしゃいだ様子を見せた。田中自身、デップの大ファンということで、特に「白塗りのジョニーが好き」なのだとか。“白塗りジョニー映画”にはハズレがいないという話から、会場のスクリーンに『チャーリーとチョコレート工場』の出演シーンが映し出されると、「いいなー。楽だろうね、生活が。こっち地獄ですから」とうらやましそうにコメント。「今回の作品も、バーナバスに向けられた魔女の愛の恐ろしさがすごいよね。もう、あのくらい愛されたいね。僕なんて愛されなすぎて、愛に飢えちゃってますから」と心からの本音を語り、会場を沸かせた。最後には「楽しくて、笑える作品でもあるし、家族愛に感動できる部分も。何回も観て楽しめる作品です!」とPRし、トークイベントを締めくくった。『ダーク・シャドウ』ブルーレイ&DVD セット プレミアム・エディション発売中/レンタル&オンデマンド配信中初回限定生産5980円(3枚組)発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ取材・文・写真:渡部あきこ
2012年10月03日映画『ダーク・シャドウ』のブルーレイ&DVDの発売を記念して10月2日(火)、都内で行われた試写会にお笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志が劇中、ジョニー・デップが演じたバーナバスの白塗りメイクと衣裳で登場した。ティム・バートン監督&ジョニー・デップというハリウッドの黄金コンビによる本作。魔女の呪いでヴァンパイアとなり200年ぶりに蘇ったバーナバスが、すっかり落ちぶれてしまった一族の復興のために奮闘する姿をコミカルに描く本作。この日、集まった観客にはゲストの名前は伏せられ、「長身」で「スマート」な「テレビで見ない日はない人気者」という説明だけの状態でイベントがスタート。暗転ののちに白塗りに黒い衣裳、バーナバスの髪型の田中さんが「バーナバス・田中です!」とスポットライトを浴びて登場すると、客席からはため息と失笑、さらには「キモい!」などという声が上がった。思わぬ非・歓迎ムードに田中さんは「気持ち悪いじゃないですよ!何ですかその反応は?」と困惑気味。「苦情は受け付けません!文句はブログにでも書いといてください」と投げやりに語った。微妙な空気を意に介することなくイベントは進行。バーナバスの特徴的な前髪を指して「僕も前髪、よくああなるんですよ。共通点ありますね」と語り、「白塗りのジョニー・デップが大好きなんです。あのクネクネした動きをマネしたりしてます」、「遠目に見たら一瞬、分からないでしょ?」と必死でアピールするも、客席のファンの感情を逆なでしただけだったようで、頑なに首を横に振る観客、失笑する観客の姿が目立った。さらに見どころのシーンを尋ねられた田中さんが「ベッドシーンがいいのよ」と語ると、田中さんが“ベッドシーン”という言葉を発したことに嫌悪感、拒否反応を示す観客も!田中さんは白塗りで別人のようになったことで普段は口にできない言葉を発してしまったと釈明しつつ「ごめんね。オレはもう一生『ベッドシーン』という言葉は言わない…」と凹んだ様子で語っていた。一方で、劇中で展開する恋模様については「所詮はモテる男の物語」とモテ男への嫉妬を全開。自身のこれまでの交際経験が22歳のときと24歳のときの2回のみであることを明かし、「オレも呪われるくらい愛されたい!女性にボロボロにされたい!愛に飢えてるから」と悲痛な思いを口にした。報道陣から「もしも、ベッドシーンを演じるなら誰と?」と尋ねられると、グラビアアイドルの篠崎愛の名を挙げ「モノマネも上手いし、マジメだし好きになっちゃった」とガチンコで告白。あまりに好きで自身が作・演出を務める舞台にも出演オファーを出したそうだが「同じ舞台に(オードリーの)春日も出てるんですが、春日も愛ちゃんを好きになって告白してフラれていた」と暴露。春日さんがフラれたことを知っているだけに「(告白するのが)怖いです」と言いつつ、「ベッドシーンしたい!干からびるほど血を吸いたい!」と大声で文字通りのラブコールを送っていた。『ダーク・シャドウ』DVD&ブルーレイは10月3日(水)より発売。『ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』[DVD]価格:3,980円(税込)発売日:10月3日(水)※同日レンタル、オンデマンド配信開始発売元/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年10月02日女優の相武紗季が米アクション映画『リンカーン/秘密の書』の日本語吹替え版で声優を務めることになり、27日、都内のスタジオでアフレコ収録に臨んだ。相武が声を担当するのは、昼は大統領、夜はヴァンパイアハンターという2つの顔を持つ主人公を支える大統領夫人・メアリー役。相武は、「半生を演じたので、年齢を重ねるごとに声を演じ分けるのが大変でした。でもとても楽しめました」と満足そうに語っていた。その他の写真本作は、『ダーク・シャドウ』の大ヒットも記憶に新しいティム・バートンがプロデュースを手掛け、アンジェリーナ・ジョリー主演の『ウォンテッド』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ氏が監督を務めるアクション大作だ。奴隷解放を訴え、南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、恐るべきヴァンパイアとの戦いを壮大なスケールで描き出す。相武は「迫力ある作品だから、ぜひ劇場で観てほしいですね。演じる私もワクワクでした」と作品に太鼓判を押し、「秘密を抱えながら、信念を貫く姿は格好いい」と映画で描かれるリンカーン像にホレボレした様子。自身が演じたメアリーについても「芯があって、強い女性。きっと女性なら彼女の生き方に共感できるはず」とニッコリ。「ご自分が“夫人”になるのはいつ頃?」という意地悪な質問には、「あこがれはありますが、私自身、メアリーのような精神的に強い女性にはまだまだ及ばないので…」と笑顔で対応していた。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開取材・文・写真:内田 涼
2012年09月27日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『アリス・イン・ワンダーランド』を始め、ファンタジックな独自の世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。10月5日(現地時間)の全米公開に先駆け、9月24日にハリウッドのエル・キャピタン劇場にてワールド・プレミアが行われ、バートン監督と本作に声優として参加したウィノナ・ライダーが出席した。ディズニー作品史上、初となる全編“白黒3D”で描かれる本作。孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな愛が、街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジーだ。白黒の世界が特徴的な本作にちなんで会場の前には、レッド・カーペットならぬ“ホワイト・カーペット”が全長150メートルにもわたって敷かれ、来場したゲストたちはホワイト&ブラックのモノトーンファッションでドレスアップ!『フランケンウィニー』の世界さながらの奇妙でハイセンスな雰囲気に、詰めかけた200名を超えるバートン監督の熱狂的なファンたちは酔いしれた。バートン監督は、自身の少年時代の愛犬との思い出を原点とし、監督自身が最も撮りたかったと豪語する作品だけあって「長い間、多くのスタッフの手によって完成したことは、とても嬉しい!」と喜びを爆発させる。また、小さなパペット(模型の人形)を一つ一つ動かして映像を作り上げるストップモーション・アニメーションは、これまでも『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などで取り入れてきたが、今回は3Dを加えた革新的な映像で話題を呼んでいる。これについては「とてもエキサイティング!ストップ・モーションアニメと白黒3Dという要素が混ざり、いままで全く見たことのない映像が出来上がった」と本作に込めた情熱を熱く語った。さらに会場には、主人公・ヴィクターのクラスメイトであるエルザの吹替え吹替えを担当したウィノナ・ライダーもモノトーンファッションに身を包んで登場。バートン監督とは、『ビートルジュース』、『シザーハンズ』以来の仲で、本作への出演についても「監督にとって特別な思い入れのある作品に関われたことは、とても名誉なこと。仲のいい友人と一緒に仕事ができたことは素晴らしかった!」と目を輝かせていた。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年09月26日ユニクロは”ディズニー史上最も奇妙な3Dワンダーランド映画”の『フランケンウィニー』が12月15日に公開されるのに合わせ、限定グラフィックTシャツ「FrankenweenieグラフィックT」を発売する。映画『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督が、ユニークでファンタジックな世界観とイマジネーション豊かなビジュアルで描いた映画『フランケンウィニー』。この映画の公開を記念して作成された「FrankenweenieグラフィックTシャツ」は全23柄で、ティム・バートン監督本人が描き下ろした直筆画を使用したものも登場する。同Tシャツは、日本国内のユニクロ店舗だけでなく、海外13の国と地域のユニクロ店舗とユニクロオンラインストアで12月から順次発売予定。サイズはS / M / L / XLを用意、価格は1,500円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日12月に公開されるティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』と、ユニクロのブランド“UT”のコラボレーションTシャツが全世界で発売されることが決定した。その他の写真今回、発売されるコラボTシャツは、バートン監督が映画のメインキャラクターのスパーキーなどを書き下ろした直筆画を含む全23柄。ユニクロでは過去にバートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のコラボTシャツを発売しているが、限定Tシャツのためにバートン監督が自らデザインしたのは今回が初となる。ユニクロ広報担当者は「書き下ろしのイラストを使用させていただけることになり、ドキドキしながら到着を待ちました。実際に出来上がってきたイラストが期待以上で、歓声をあげながら受け取り、Tシャツへのデザインに進みました」と話し、発売初日は店舗前に行列が出来るほどの人気だった『アリス・イン・ワンダーランド』に続くコラボにも大きな期待を寄せているという。バートン監督は「新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい」とコメント。コラボTシャツは、日本を含む13の国と地域、ユニクロオンラインで12月上旬より発売される予定。本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせようとする姿を描く。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年09月20日1987年に全米公開され、そのあまりの人気にぶりから続編やTVシリーズも製作された『ロボコップ』がこのたび豪華キャスト陣で新たに生まれ変わることが決定!9月15日(現地時間)よりカナダ・トロントで『ロボコップ』(原題)の撮影がスタートした。海外メディアサイトでは新生ロボコップの撮影現場の様子も一部公開され、いままでのロボコップのイメージを一新した全身黒ずくめのスタイリッシュなコスチュームに注目が集まっている本作。主人公・ロボコップに抜擢されたのは『ドラゴン・タトゥーの女』や『デンジャラス・ラン』にも出演しているジョエル・キナマン。そのほかにも、現在明らかとなっているだけで、名優ゲイリー・オールドマンを始め、ティム・バートン版の“バットマン”で知られるマイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン、11月公開となるマドンナの監督作第2弾『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』の主演女優アビー・コーニッシュなど豪華キャスト陣が出演予定だ。監督はブラジル出身のジョゼ・パヂーリャ。懐かしのヒーローがスクリーンに復活するとあって、世界中から熱い視線を集めている本作。全米公開は2013年8月9日(現地時間)、日本公開は2013年夏休みを予定しており、来年夏の話題をさらう目玉にあることは間違いなさそうだ。『ロボコップ』(原題)は2013年夏、全国にて公開。© Album/AFLO■関連作品:ロボコップ (原題) 2013年夏、全国にて公開
2012年09月18日ウィノナ・ライダーが、新作アクション・スリラー『Homefront』(原題)で元暴走族を演じることが決定した。ゲイリー・フレダーがメガホンを取る同作は、シルヴェスター・スタローンが脚本を務めており、主演のジェイソン・ステイサムやジェームズ・フランコらの出演が既に決まっている。ウィノナはジェームズ扮する悪役のドラッグディーラーに加担する元暴走族役を演じ、期待の新人子役イザベラ・ヴィドヴィッチが主人公の娘役・キットを演じるという。同作はチャック・ローガンの小説を原作に、静かな町を求めて家族と共に引っ越してきた元麻薬取締局員フィル・ブローカー(ジェイソン・ステイサム)が、実は暴力と麻薬取引の巣くつとなっているその町で、ジェームズ扮するゲイターという有力者と対峙していく姿を描く。クランクインは9月24日(現地時間)よりニューオリンズで予定されており、ケヴィン・キング・テンプルトンやレネ・ベッソンらを含むスタローンの主演作『エクスペンダブルズ』と同じチームが製作を手がける予定。本作の撮影の前には、アンソニー・ブルーノ著「氷の処刑人」を映画化した作品でクリス・エヴァンスやマイケル・シャノンらと共演した『The Iceman』(原題)の撮影を終えたばかりのウィノナだが、今後はティム・バートン監督の最新アニメーション映画『フランケンウィニー』への出演も予定されている。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月21日『アリス・イン・ワンダーランド』や『ダーク・シャドウ』など独特のユーモアあふれるダークな世界観で映画ファンの心をとらえ続けるティム・バートン監督が、1984年に公開された自身の短編作品をモノクロ3Dアニメーションでリメイクした『フランケンウィニー』がこの冬、公開となる。このほど、モノクロの世界に広がる、不気味カワイイ魅力がたっぷりと詰まった本作の予告編映像が到着した。愛犬のスパーキーを不慮の事故で亡くし、悲しみに暮れていた天才科学少年のヴィクター。ある日、学校の化学の授業でひらめいた“禁断の実験”を行い、見事スパーキーを生き返らせるが、近所の住民はそんなスパーキーを「モンスターだ」と言って気味悪がり、次第に事態は大騒ぎへと発展していく…。ティム・バートン監督自身の少年時代の愛犬との思い出がヒントになったという本作。天才科学少年・ヴィクターと無邪気な“フラン犬”スパーキーの友情を軸にして、バートン作品ならではのダークな世界観と不思議なキャラクターたちが繰り広げる感動の物語に仕上がった。今回届いた映像を見ただけでも、不気味かわいいスパーキーの魅力が十分伝わってくるが、実は彼には様々な秘密が…。その一、まず彼は自分が“死んだこと”に気づいていない。感電ショックで蘇った彼は、首元から流れる電気で“元気”を充電するのだ。さらに、ツギハギだらけの体のため、水を飲むと噴水が現われたり、シッポを振るとポロッと取れてしまったり…見れば見るほど、スパーキーに愛着を感じずにはいられないはず。また、不気味な見た目ながら、永遠の親友であるヴィクターと無邪気にじゃれ合う姿は、いわゆる“犬映画”以上の感動をもたらす。しかし、禁断の実験で蘇るのはスパーキーだけでないことも発覚!ヴィクターの思いもよらぬところで、巨大な影が町を恐怖に陥れることに…。最新映像テクノロジーで実現した、初“白黒3D”の世界。誰も観たことのない心温まるドタバタ劇が、今年のクリスマスを賑やかにしてくれそうだ。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月16日『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』『ダーク・シャドウ』などを世におくりだしてきた鬼才ティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』の予告編映像がこのほど解禁になり、“フラン犬”ことスパーキーが動き回る映像が公開された。予告編本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基に描く3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、愛する相棒で、永遠の親友である犬スパーキーが事故によって命を落としたことを機に、マニアックな“科学の知識”を用いて、スパーキーを甦らせようとする姿を、モノクロームの味わいを活かしながら、デジタル3Dで描く。資料によると、ヴィクター少年によって甦った犬スパーキーは、自分が死んだことに気づいておらず、水を飲むとつぎはぎ部分から噴水があがり、シッポは振るとポロッと取れるらしい。しかし、首元から“元気”を充電して活動。ボルトから強烈な“感電ショック”を与えるという、犬には得がたい能力を身につけている。予告編映像ではまず、親友を失ったヴィクター少年が授業で“たとえ死んでいても筋肉は電気に反応する”という言葉を受け、スパーキーを甦らせようとする過程が描かれる。動き回るスパーキーは、見た目は決して普通とは言いがたいが、個性的なビジュアルと愛らしい動きが特徴。バートン監督はこれまでも『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などの作品で“普通ではないが魅力的”なキャラクターを描き、観客の共感と感動を集めてきたが、ヴィクター少年とスパーキーも、過去のバートン作品に劣らぬ名キャラクターになりそうだ。また、予告編後半では電気によって甦るのがスパーキーだけではないことも明かされており、劇中でどんな騒動が巻き起こるのかも気になるところだ。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年08月16日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』について、バートン、ベクマンベトフ監督、そして原作と脚本を手がけたセス・グレアム=スミスが語る特別動画がこのほど公開された。『リンカーン/秘密の書』特別映像本作は、奴隷解放を訴え、南北戦争を戦ったアメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、彼と恐るべきヴァンパイアの壮絶な戦いが描き出すアクション超大作だ。「リンカーンの人生を調べれば謎に満ちた男だったと分かる」と語るスミスは、“アメリカ大統領”と“ヴァンパイア・ハンター”というふたつの設定を結びつけることで、新たなキャラクターを想像しながら同時に、これまであまり知られてこなかったリンカーンの魅力を比喩的に描き出した。スミスは以前より「彼は由緒ある家の出身でもなければ、裕福でもなかった。幼い時に母を亡くし、愛する人を次々と失った。彼は教育もなく、ただ自分の強い心だけを武器に大統領になり、アメリカを救ったんだ」と語っていた。ベクマンベトフ監督も映像の中でこの設定を採用したことで「大統領になった男の人間的な側面を見れるんだ」と解説する。3人が本作を通じて描こうとしたのはリンカーンこそが“アメリカ初のスーパーヒーロー”ということだ。バートンはリンカーンを「バットマンやコミックの主人公のようなスーパーヒーローだ」と言い、ベクマンベトフ監督も「19世紀のバットマンだ。心の奥に秘めた強さがある」と付け加える。特別映像は3人が本作について、主人公リンカーンについてじっくりと語り合う様子と、マント、帽子、斧で“ヒーロー”となったリンカーンが闇の世界でアクロバティックなバトルを展開する映像で構成されている。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年08月09日いまなおSFホラーの金字塔としてと語り継がれる『遊星からの物体X』の前日譚を描く映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』が今週末より公開となる。この名作SFホラーの主演に抜擢されたのは、アメリカ出身のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。いま密かに注目を集めている新進女優である。考古生物学者・ケイトは偶然、氷の中で発見された、太古昔に沈んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立つが、“それ”はまだ生きていた。調査を進めるケイトたちが氷の中から解き放った物体は、自らの生存のために人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体。ケイトと観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、“それ”の恐怖と、誰が乗っ取られているのかすら分からない疑心暗鬼に巻き込まれていく――。ジョン・カーペンターがメガホンを握った前作『遊星からの物体X』はカート・ラッセルを筆頭に、男性のみのキャストであったが、本作では打って変わって女性が主人公に。考古学者として極寒の南極に派遣されるケイトこそその人物であり、彼女を演じるのが現在27歳のメアリー。実は彼女、『ダイ・ハード4.0』ではブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンの娘役を演じており、昨年公開された『スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団』では髪を紫色に染めた妖艶なヒロインを好演。ネクスト・ブレイク必至のハリウッド女優としていま注目を集めている。そのほかの代表作では、『ファイナル・デッドコースター』や『デス・プルーフ in グラインドハウス』などジャンルムービーにも積極的に参加しているメアリーだが、実は生粋のカーペンター作品ファンとのことで、本作に賭ける思いは人一倍強かったとか。「女性が主役ということで、作品の色も変わるはずよ。ケイトには知性があり、強い意志も持っている。極限の状況の中で女性の強さを描くことができるなんて滅多にないチャンスだわ。男性キャラクターが多い中でも強い意志を示すことができれば、キャラクターの厚みが増し、ケイトという女性を際立たせることができる」と自身の役を冷静にふり返る姿からは、ベテラン女優のような頼もしさすら感じられる。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の次にはティム・バートンが製作を務めるアクション・エンタテイメント超大作『リンカーン/秘密の書』の公開を控える彼女。同作ではベンジャミン・ウォーカー演じる第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの妻メアリー・トッドという重要な役どころに抜擢されている。ラブコメにSFホラーにアクションに…七変化を見せてきた彼女のこれからの活躍に要注目!『遊星からの物体X ファーストコンタクト』は8月4日(土)よりTOHOシネマズ日劇にて公開。■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox遊星からの物体X ファーストコンタクト 2012年8月4日よりTOHOシネマズ日劇にて公開© 2011 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2012年08月01日1849年10月7日、ひとりの作家が不可解な言葉を残してこの世を去った。ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。彼の最期の5日間を軸に、夭逝した若き天才作家の死にまつわる謎を解き明かす映画『推理作家ポー 最期の5日間』の日本公開が決定!そのスリリングでミステリアスな予告編と最新ポスタービジュアルが到着した。現在も謎に包まれている、ポーの死の真相と最期の日々。本作では史実を基にして、19世紀半ばのアメリカ・ボルティモアを舞台に、ポーと彼に魅せられた小説模倣犯の命を賭けた5日間の壮絶な戦いが描かれる。「アッシャー家の崩壊」、「モルグ街の殺人」など数多くの名作を世に残した彼の功績は、没後160年の年月を経たいまもなお語り継がれており、コナン・ドイルや江戸川乱歩、そしてティム・バートンなど、世界中の推理小説や映像エンターテインメント、果ては音楽にまで影響を与えている。そんな偉大なる作家・ポーを演じるのは、ミドルエイジの渋みを効かせるジョン・キューザック(『シャンハイ』)。彼と一緒に連続殺人鬼に挑む刑事・エメットには『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のアラミス役が記憶に新しい注目若手俳優ルーク・エヴァンス。『シャーロック・ホームズ』のホームズとワトソン博士に負けぬコンビネーションを見せる。さらに、ポーの美しき婚約者・エミリーを新進女優のアリス・イヴ(『メン・イン・ブラック3』)が演じる。今回、解禁となった予告編では、自身の著した推理小説になぞらえた殺人事件の連続、さらに恋人・エミリーを奪われ、翻弄されるポーの姿が!犯人を追い詰め激化するポーと犯人の息もつかせぬ攻防戦の一幕が確認できる。また、ポスターにはポー、エメット、エミリーの3人の後ろに飛び立った鳥の影が落ち、不吉な黒い羽が舞い散っているが、果たして黒い影は何を意味しているのか?「この謎を解けるか?」という、目に見えぬ犯人の声はまるで観客に向けられているかのよう。命を賭けた5日間の頭脳ゲームにあなたはついてこられるか!?『推理作家ポー 最期の5日間』10月12日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:推理作家ポー 最期の5日間 2012年10月12日より全国にて公開© 2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年07月27日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』の最新予告編がこのほど公開された。最新予告編本作は、セス・グレアム=スミスの著書『エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター』を作者自らが脚本化し、ベクマンベトフ監督が実写化したアクション作。アメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、彼と恐るべきヴァンパイアの壮絶な戦いが描き出される。リンカーンと言えば、奴隷解放を訴え、南北戦争を戦った大統領として今も人々に語り継がれている人物だ。このほど公開された予告編もまずは史実通りに南北戦争の熾烈な戦いの中で己の信念を貫こうとするリンカーンの姿が描かれる。しかし、太陽が沈み、周囲が闇に包まれた瞬間から事態は一転、まだ誰も知らないリンカーンが姿を現す。これまで数々の豪快なアクションを描いてきたベクマンベトフ監督の新作らしく、ヴァンパイアハンターとして戦うリンカーンの姿は強烈だ。聖水で清めた斧でヴァンパイアをぶった斬り、走っている馬の脚を素手で掴んで放り投げ、爆走する蒸気機関車の屋根の上でアクロバティックな格闘を繰り広げる。予告は終始、ベクマンベトフ監督らしい“勢いあまったアクション”で埋め尽くされており、これまでにない映像とアクションの数々が堪能できる作品になることが予想される。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年07月19日『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』『ダーク・シャドウ』などを世におくりだしてきた鬼才ティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』の“スパーキー”ホルダー付き前売り鑑賞券が数量限定で21日(土)から発売されることが決定した。その他の写真本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基に描く3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、愛する相棒の犬スパーキーが事故によって命を落としたことを機に、マニアックな“科学の知識”を用いて、スパーキーを甦らせようとする姿を、モノクロームの味わいを活かしながら、デジタル3Dで描く。21日(土)に発売される前売り鑑賞券にはふたつの特典がつく。ひとつめの“スパーキー”ホルダーは、その名の通り、劇中に登場するスパーキーのキーホルダー。白黒だけでカラーリングされ、体はつぎはぎだらけながら、どこか愛らしいアイテムだ。そしてもうひとつの特典は、本作のスペシャルイベント参加応募ハガキ。本作は12月上旬にバートン監督の来日スペシャルイベントを予定しており、このハガキで応募すると抽選で招待される。また、本作では数量限定となる第2弾特典も企画している。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年07月13日ジョニー・デップがアメリカのFox TVで放映されているアニメ・シリーズ「Family Guy」(原題)に、カメオ出演することが明らかになった。「Family Guy」は、ロードアイランド州の架空の町に暮らす一家を主人公に、ゴシップから政治や宗教まで幅広くネタにする過激なブラック・ユーモアが売りのアニメシリーズ。ジョニーは、盟友のティム・バートンとの出会いの一作『シザーハンズ』(’90)で演じたエドワード役で登場する。番組の製作総指揮を務めるマーク・ヘントマンは「Entertainment Weekly」誌の取材に「収録のためブースに入った彼は、エドワードの声色をやるのはカメラの前で演じたとき以来だ、と話していました。でも、我々が『シザーハンズ』の映像を流すと、すぐに勘を取り戻せたようです。彼は素晴らしかった。私のオフィスの女性たちが群がるのにも、じっと耐えてくれましたしね」。ジョニーが登場するのは9月30日(現地時間)から始まる新シリーズだが、放映日は未定だという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:シザーハンズ 1991年7月より公開
2012年07月13日『サマーウォーズ』で国内外から高い評価を得た、細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』のワールド・プレミアが6月25日(現地時間)、芸術の都・パリで行われ、細田監督と声優を務めた宮崎あおいが登壇した。人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”と彼に恋をした大学生の花(宮崎さん)。2人は愛し合い、やがて2つの新しい命を授かる。姉の“雪”と弟の“雨”、人間とおおかみの2つの顔を持つ“おおかみこども”として生を受けた子供たちだったが、それを隠しながら家族4人、都会の片隅でひっそりと暮らしていた。だがある日突然、父である“おおかみおとこ”が命を落とし、花と雪と雨の3人は取り残されてしまう…。約500席にも及ぶパリ最大のシネコン「ユージーシー・シネサイト・レ・アール」で行われたプレミアイベントは満員御礼!上映前に舞台挨拶に登壇した細田監督は「世界に先駆けて、本作をフランスのみなさんにご覧いただけることを嬉しく思っています」といつものにこやかな笑顔で挨拶した。上映中は歓声が起きたり、後半では涙を拭う観客の姿も見られたが、一緒に会場で鑑賞した宮崎さんは「みなさんの感情表現がとても豊かで、こんなに笑うところがある映画なんだという新しい発見もあって、新鮮な気持ちで観ることができました」と、日本とは違う現地のリアクションに驚き、喜びを明かした。本編上映後には、「Bravo!(素晴らしい)」という賛辞と共に、2分間ものスタンディング・オベーションが送られた本作。細田監督はこれまでも『時をかける少女』で見られた時間を飛び越える能力など、現実世界にどこかファンタジックな要素を盛り込んできたが、本作では“おおかみこども”という独特のキャラクターの描写に挑戦。渾身の一作は、「ディズニーやピクサー作品とは一線を画すアニメーション映画だ!」、「大人も楽しめる複雑な物語を内包した映画的な映画」と、芸術には辛口コメントで知られるフランスのマスコミ陣からも絶賛でもって迎えられた。さらに、現地ではティム・バートンや宮崎駿など錚々たるクリエイターの個展を開催してきた「ギャラリー・アーリュディック」にて、本作を記念した「『おおかみこどもの雨と雪』細田守アートワーク展」がスタート。細田監督の過去2作品のDVD、フランス語版関連書籍など自慢のコレクションを手にした数多くの監督のファンたちがサインを求めて詰めかけていた。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年06月29日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』の特典付き前売券が明日30日(土)から全国で発売される。予告編本作は、セス・グレアム=スミスの著書『エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター』を作者自らが脚本化し、ベクマンベトフ監督が実写化したアクション作。アメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、彼と恐るべきヴァンパイアの壮絶な戦いが描き出される。昼は奴隷解放を訴える大統領、夜は復讐のために戦いを続けるハンターという“ふたつの顔”をもつ男が主人公ということにちなみ、前売り券を購入すると“3Dチェンジング・クリーナー”がプレゼントされる。これは、見る角度によって“大統領”と“ハンター”のリンカーンの画像が楽しめる携帯クリーナーで、携帯電話やスマートフォンに装着することができる。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年06月29日大ヒットを記録している『ダーク・シャドウ』を始め、独特の世界観で映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督が製作を務めた『リンカーン/秘密の書』のエンディング曲を「リンキン・パーク」が手がけることが決定!その注目の楽曲とは、日本で世界最速リリースとなる彼らの5作目アルバム「リヴィング・シングス」に収録される「パワーレス」。これに合わせて、このほど同曲のミュージック・トレーラーも解禁となった。第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン。誰もが知る偉大な功績の裏には、隠された秘密があった。昼は国民を導く大統領、夜はハンター。本作では、友人や恋人、そして人生までも犠牲にしながら、人民のためにヴァンパイアとの壮絶な戦いを繰り広げた正義の男の物語を描く。『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督が、バートンとのタッグで挑んだ3Dアクション・エンタテインメント。今回、エンディング曲に抜擢されたリンキン・パークは洋楽ロック界では言わずと知れた売れっ子アーティスト。先日、6月27日(水)にリリースされるニューアルバム「リヴィング・シングス」のPRのために来日を果たし、「ミュージック・ステーション」への出演、翌日には「VMAジャパン2012」で圧巻のライヴパフォーマンスを見せ、日本を熱狂させた。ベクマンベトフ監督が製作を手がけたこのミュージック・トレーラーでも、迫力のパフォーマンスは健在。そのうえ彼らの楽曲に合わせ、主人公・リンカーンを演じるベンジャミン・ウォーカーやドミニク・クーパーが、ダンスを踊るかのようにヴァンパイアたちとの壮絶な死闘を繰り広げるシーンは必見!これまでも『トランスフォーマー』シリーズを通して楽曲提供を行うなど、映画とのコラボレーションはお手のもの(?)のリンキン・パークだが、実は、そのグループ名には本作のタイトルと深い繋がりが。かつて定期的に車で通りかかっていたサンタモニカの公園の名前に因み、彼らはグループ名を「LINCOLN PARK(リンカーン・パーク)」と命名しようとしたのだが、インターネットのドメイン名が抑えられていたことなどが原因で、結局、現在の「LINKIN PARK(リンキン・パーク)」に落ち着いたそう。そんな奇妙な縁から、今回のコラボの実現に繋がったようだ。『リンカーン/秘密の書』、そしてリンキン・パークの楽曲両方が楽しめるこちらの映像は、映画ファンも音楽ファンもぜひチェックしてほしいところ。『リンカーン/秘密の書』は11月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Fox
2012年06月26日第144回芥川賞受賞作に輝いた西村賢太の自伝的小説を森山未來主演で映画化した今夏注目の1本『苦役列車』。そのワールド・プレミアが現在開催中の第15回上海国際映画祭にて6月19日に行われ、森山さんと山下敦弘監督が舞台挨拶に登壇し、喝采を浴びた。稼いだ分だけ酒と風俗に金を遣い、読書が唯一の趣味という見事なダメ男・貫多の破天荒な青春を描く本作。森山さん演じる主人公・貫多の友人役の高良健吾やヒロインを演じる「AKB48」の前田敦子の出演でも話題を集めている。上海国際映画祭では先日、『鍵泥棒のメソッド』がコンペティション部門で上映され、主演の堺雅人と広末涼子が大歓声を浴び、そのあまりの人気ぶりに会場は一時混乱するほどの盛況ぶりを見せたが、『苦役列車』もそれに負けず劣らず上海の映画ファンたちの熱狂をもって迎えられ、森山さんと山下監督は登壇すると会場は大歓声に包まれた。同映画祭の「オフィシャル・セレクション」作品として、ティム・バートンやキム・キドクといった巨匠たちの作品と並んで上映されるということで、さぞや緊張の舞台挨拶になるかと思いきや、中国語で挨拶するなど余裕の表情を見せた森山さんと山下監督。森山さんは「北町貫多という男が、登場人物一人一人と出会っていき、不協和音が重なっていく、その山下ワールドの面白さが上海のお客さんにも伝わっていたと思う」と、観客たちの好感触に大満足の様子。山下監督も「上映を一緒に観ていて上海のお客さんの笑うところなど、反応がとても面白かった」と、日本人観客とのリアクションの違いを楽しんでいたよう。上映終了後、観客からは「この物語がこの後どうやって発展していくのかを上海の人たちにもう一度見せてほしいです」(20代・男性)といった続編を期待する声や「高良さんの大ファンです、格好良かった!」(20代・女性)と登壇した森山さんではなく高良さんへのラブコールが贈られた。『苦役列車』は7月14日(土)より全国にて公開。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年06月21日その人気を世界的なものにした『シザーハンズ』の公開から20余年、黄金のタッグと言われるティム・バートン監督作然り、作家性の強い作品に数多く出演しその存在感を確立、さらに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの爆発的ヒットで一層幅広いファンを獲得してきた、ジョニー・デップ。ハリウッドで随一の人気を誇る彼が自身の企画で映画化した『ラム・ダイアリー』が6月30日(土)より公開となる。この日本公開に先駆けて、6月9日(土)、ジョニーの49歳の誕生日を記念して、彼をこよなく愛する日本の女性ファンたちによるバースデイ・イベントが都内にて行われた。長きにわたり衰えることないジョニーの人気の秘密とは?ファンの声からその秘密を探ってみた。ジョニーが敬愛してやまない伝説のジャーナリスト、故ハンター・S・トンプソンの原作を基に、灼熱のプエルトリコを舞台にしたスリリングなラブロマンスを描いた、ジョニーの素顔が存分に楽しめる本作。バースデイ・イベントには都内近郊に住む女性を中心に、はるばる名古屋から足を運ぶ人も。先日のジョニーの来日時にゲットした直筆サイン入りグッズを始め、各々のお宝グッズを持ち寄って披露したり誕生日を祝して手作りのジョニー・グッズが配られたりと、熱心なファンぶりがうかがえた。また、店内にジョニーの映像が流れると悲鳴に似た歓声が沸いた。ジョニー・デップ49歳を記念して「JDB49」と称されたこのイベント、昨年「AKB48」とかけて「JDB48」なるパーティを開催したのをきっかけに、ファンコミュニティの間でスタートしたという。お宝グッズはもちろん、ファンにとって一番語りたいのはハリウッドスターの中でも1、2位を争うファンサービス精神を誇るジョニーとの“接触”体験。来日時に空港に駆けつけるのは当然、中には「大変なときは朝から晩まで空港で待ち、3食空港で食べた」、「プライベートジェットで来たときのために、トム・クルーズが来たときにシチュエーションを練習した」といった涙ぐましい(?)逸話も。ジョニーが20代の若かりし作品から50代を目前に迎えた現在まで、長きにわたり彼を追いかけてきたそんなファンたちにとっての彼の最大の魅力を聞いたところ、口々に出てきたのは「セクシー」、「エロカッコイイ」というキーワード。そのポイントは、声や目、タバコを吸う仕草などそれぞれ異なるが、それは年齢を重ねても変わらないよう。また昨年、シネマカフェでジョニー・デップ出演映画の中での人気投票を行った際には『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが圧倒的な人気を見せていたが、一番好きな作品を尋ねたところ、『シザーハンズ』(’90)が第1位に。次に『ナインスゲート』(’99)や『スリーピー・ホロウ』(’99)、『デッドマン』(’95)と、『パイレーツ』以前の90年代の彼の代表作が並んだ。中でもティム・バートン監督とのタッグ作はやはり不動の人気を得ており、「コスプレで白塗りの方が振り切ってる感があって、その下から彼の内面が見える気がする。それはティム・バートンだから見せられるものなのかも」という興味深い見解も。どこかミステリアスな雰囲気の中で、役柄を通して彼が見せる内面的な魅力もファンにとっては愛してやまない理由の一つのようだ。そんなジョニーが年齢を重ねた色気を放つ『ラム・ダイアリー』は、6月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。久しぶりに素顔をさらしている作品とあって、ファンにどう受け止められるのか、期待したいところ。■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年06月11日オープニングで華々しく1位登場を飾った『ダーク・シャドウ』。あらゆる二枚目キャラ、そしてスパイスの効いたキャラを自らのものにしてきた不動のトップスター、ジョニー・デップが、本作では恋焦がれた末に手に入れたヴァンパイア・バーバナス役でこれ以上ないハマリぶりを見せている。子供の頃から夢中になっていたオリジナルTVシリーズの映画化を実現するべく、自ら製作にも名を連ねた彼の意気込みが十二分に感じられる本作だが、実際の現場ではどんな顔を見せていたのだろうか?シネマカフェだけに届いたジョニーのコメントと彼を取り囲む美女たちの証言から、これぞ“超一流男”の魅力を検証!子供の頃から「バーバナス・コリンズというキャラクターに本当に執着していたんだ」と少年のように目を輝かせて、本作の製作のきっかけを明かすジョニー。「映画化するときには、キャラクターのもつ雰囲気を持ち込みたかったんだ。一方で、オリジナルのTVシリーズとタイトルは同じだけど、全く違う観点から描いているんだ。シリーズの見どころや世界観を描きながらも、そこにあるリアリティを表現しているしメロドラマとリアリティの境目を絶妙に描き出しているんだよ」と、1,200話以上にも及ぶTVドラマから生み出した、新生『ダーク・シャドウ』へのこだわりを見せる。200数十年前のお屋敷や衣裳にふんだんに見られるゴシック美から、バーバナスが眠りから覚めた後の70年代アメリカ(バーバナスはマクドナルドの前の工事現場から出現!)のレトロポップな衣裳や小物、そして音楽まで細部にわたるティム・バートン監督とジョニーのこだわりが観る者を楽しませてくれる。「200年間も閉じ込められていたお上品な男が1972年の世界に蘇ってくる。しかもそこは美的には人類史上最悪の時代だった。ところが、あの時代は子供も大人も、変なヤツも、トロール人形も、マクラメ編みのフクロウも、ラバランプも、ペット・ロックも受け入れてしまうような時代だったんだ。これは面白いだろうと思ったんだよ。このヴァンパイアが200年の眠りから19世紀後半の世界に蘇って、あの時代にクソ真面目に向き合う姿がね」と笑うジョニー。「このトーン、クオリティ、ユーモア、それに奇抜さはティムなしではあり得ない。彼は天才さ。フィルムメーカーという範囲を超えて作家性のある、真の意味のビジョナリーやアーティストだよ」と友への称賛も忘れない。周りをつい笑わせてしまう突飛な行動と言動をクソ真面目な顔でのけてしまうジョニー。顔面白塗りのヴァンパイア・メイクを作り上げるためには、毎日何時間も耐えなければならなかったが、それも当然のようにやってのけていたそう。彼のクールな顔の下にある情熱は、周りの女優たちをもたちまち夢中にさせた。「彼はとても熱心な人。それが彼の瞳にも表れているわ。静かにしていたかと思うと、まるで稲妻のように光る人なの。とても強烈よ。リスクも厭わない勇敢な人だわ」(エヴァ・グリーン)「私がいままで出会った中で世界一クールで謙虚な人よ。驚くほど優しい人だわ。しかも演技も文句なしで超一流よ」(クロエ・グレース・モレッツ)ミシェル・ファイファーに至っては「彼は現在活躍している役者の中でも最も才能のある人のひとりよ」と手放しでジョニーの才能を崇める。「私もずっと昔からファンで、いつか共演してみたいと思っていたの。まさか実現するとは思ってなかったからすごくラッキーな気分よ。彼は驚くほど共演者たちにも親切で、役作りも完璧で、とても協力的な人よ」。愛すべきわが子孫の繁栄のために大奮闘するバーバナスよろしく、俳優として、クリエイターとして、現場で絶大なリーダーシップを発揮していた様子のジョニー。ただひとり、彼と共演を重ねてきたヘレナ・ボナム=カーターは「ほとんどの場合、あの2人(ジョニーとバートン監督)が何を話しているのか、私にはさっぱり分からないのよ」と違った視点で明かす。「お互いのことを深く尊敬しているし、よく理解しているから。他人を過度に分析したりしないし、2人ともそんな必要はないのよ」。ときに猛烈に求愛されたり、ときに変人と思われつつも深く慕われたり…。多くの愛に包まれたバーバナスの愛されキャラは、そんなジョニーの少年らしい情熱と紳士的な優しさと愛があってこそ成り立っているようにも。まだ観ていない方はぜひ、この深い愛と共に稀代の“超一流男”の条件を読み取ってみて。『ダーク・シャドウ』は全国にて公開中。::ティム・バートン監督インタビュー::『ダーク・シャドウ』キャスト&監督独占会見レポート■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年05月31日日本はもとより、世界各国でも旋風を巻き起こしている人気漫画の実写映画化『るろうに剣心』。本作の主題歌をティーンから絶大な支持を集めているロックバンド「ONE OK ROCK」が担当することが決定した。明治という新しい時代の訪れと共に姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた伝説の剣客、緋村剣心のもとに訪れる新たな出会いと闘いを描いた本作。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史の指揮のもと、佐藤健ほか豪華キャストが顔を並べる。大人から子供まで人気を集めたTVアニメ版の「るろうに剣心」の放送時は、「JUDY AND MARY」の「そばかす」や川本真琴の「1/2」など、本作の主題歌に抜擢される曲はヒット曲のステイタスを得ていた。待望の実写映画化の主題歌に抜擢された「ONE OK ROCK」はエモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライヴパフォーマンスが若い世代に絶大な支持を集めており、昨年には全国各地の夏フェスを総なめにし、横浜アリーナや武道館クラスのライヴチケットも即日完売するほどの人気ぶり。実は、主演の佐藤さんとメンバーはプライベートでも親交が深いようで、今回の抜擢についてメンバーのTakaさんは「興奮と不安が入り乱れる思いでした。(映画を)観終わった瞬間にものすごいインスピレーションに駆られたことを覚えています」とコメント。本作のために書き下ろした主題歌「The Beginning」は「自分たちを200%表現できた楽曲になったと思ってます!」と胸を張る。一方、撮影中は同バンドの音楽を聴いて気持ちを盛り上げていたという佐藤さんは、「いままでに観たことのない映画の世界観に『ONE OK ROCK』の音楽が加わって、さらにドラマティックな作品に仕上がりました」と、本作に生み出されたさらなる深みを示唆する。同主題歌「The Beginning」は8月22日(水)よりシングルリリース。映画『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:奇才ティム・バートンが佐藤健にサインのおねだり!次回作オファーも?大人気漫画「るろうに剣心」の新たな物語がジャンプSQ.にて連載スタート!佐藤健演じる剣心が華麗に舞う!『るろうに剣心』最新特報映像が公開武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催原作者・和月伸宏の手で蘇る!「るろうに剣心」連載が13年ぶりに再スタート
2012年05月29日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』の予告編が公開され、豪快な3Dアクションの数々が披露されている。予告編本作は、セス・グレアム=スミスの著書『エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター』を作者自らが脚本化し、ベクマンベトフ監督が実写化したアクション作。アメリカ第16代大統領リンカーンに知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、彼と恐るべきヴァンパイアの壮絶な戦いが描き出される。南北戦争を戦い、後に“奴隷解放の父”と呼ばれたリンカーンが自らの命をかけて挑む秘密の戦い。それは、自身の母の命を奪い、奴隷制度を隠れみのに人々の命を狙うヴァンパイアを退治することだった。予告編では、清めた武器を手に、ヴァンパイアに立ち向かうリンカーンのバトルシーンが次々に登場。『ウォンテッド』のベクマンベトフ監督が手がける作品だけに、描かれるアクションはどれも“勢いあまった”と表現したくなるほど大胆で豪快でアクロバティック。予告編は2Dだが、本編は3D版の公開も決定しており、手に汗握るエンターテインメント大作に仕上がりそうだ。なお、本予告編は先週末より全国の劇場でも上映されている。『リンカーン/秘密の書』11月1日(木) 全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年05月28日